JPH09314817A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

Info

Publication number
JPH09314817A
JPH09314817A JP16054996A JP16054996A JPH09314817A JP H09314817 A JPH09314817 A JP H09314817A JP 16054996 A JP16054996 A JP 16054996A JP 16054996 A JP16054996 A JP 16054996A JP H09314817 A JPH09314817 A JP H09314817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
printing
transfer cylinder
roller
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16054996A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyun Komoto
旬 小本
Masashi Iizuka
昌志 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Star Micronics Co Ltd
Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Star Micronics Co Ltd filed Critical Star Micronics Co Ltd
Priority to JP16054996A priority Critical patent/JPH09314817A/ja
Publication of JPH09314817A publication Critical patent/JPH09314817A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 版胴と転写胴を備える孔版印刷装置におい
て、クリーニング手段による転写胴の洗浄の必要性を判
別し、必要なときに転写胴の洗浄を行うことにより、印
刷品質の向上を図ることを可能にし、不必要な洗浄をな
くして装置の稼働率の向上、印刷に要する時間の短縮を
図ることを可能にする。 【解決手段】 転写胴に転写胴の外周面を洗浄するクリ
ーニング手段と、前に行われた印刷時における各種情報
を記録する情報記録手段と、上記情報記録手段に記録さ
れた情報に基づいて上記クリーニング手段による洗浄の
必要性の有無を判別してクリーニング手段による洗浄を
選択的に実行させる制御手段と、を具備したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、孔版印刷装置に係
り、特に、版胴と転写胴を備えるものにおいて、上記転
写胴にクリーニング手段を設け、該クリーニング手段に
よる洗浄の必要性の有無を判別し、不必要な洗浄をなく
して稼働率の向上を図るように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、製版した版原紙を巻回した版
胴を用いて印刷用紙に印刷を施す孔版印刷装置がある。
上記孔版印刷装置は一般事務所内で使用できる程操作が
簡単であり、いわゆる「複写機」と同じ感覚で使用する
ことができるという利点がある。そこで、従来の孔版印
刷装置の構成を図15を参照して説明する。まず、原稿
読取手段301があり、この原稿読取手段301は、ブ
ックタイプのイメージスキャナーユニットとして構成さ
れていて、印刷するための原稿を原稿セット面303の
所定位置にセットし、カバー305によってその原稿を
固定する。そして、図示しないイメージスキャナーを動
作させて原稿に示されているデータを印刷データとして
読み取っていく。
【0003】上記原稿読取手段301の下方位置には、
製版手段307が配置されている。すなわち、まず原紙
ローラ309があり、この原紙ローラ309には孔版原
紙(以下、原紙と略称する)311が巻回されている。
上記原紙ローラ309の図15中左側には、ラインサー
マルヘッド313とプラテンローラ315が対向・配置
されている。さらに、孔版原紙カッタ317、孔版原紙
送りローラ319、321が対向・配置されている。
又、版胴323が配置されていて、この版胴323を挟
んで図15中左側には、排版手段325が設置されてい
る。この排版手段325には、排版ボックス327が設
置されていて、この排版ボックス327の入口には排版
送りローラ329、331が対向・配置されている。
【0004】上記構成をなす製版手段307において
は、既に説明した原稿読取手段301によって読み取ら
れた印刷データに基づいて、ラインサーマルヘッド31
3に設けられた複数個の点状発熱体が選択的に発熱し、
それによって、原紙ローラ309より供給される原紙3
11に穿孔・製版を施す。すなわち、原紙311は、例
えば、不織布の一面側にPETフィルムを貼付けた構成
になっていて、上記PETフィルムの部分が上記点状発
熱体の発熱によって溶融して穿孔され、それによって、
製版が施されるものである。
【0005】上記穿孔・製版された原紙311は、プラ
テンローラ315、孔版原紙送りローラ319、321
によって、版胴323方向に搬送され、その先端が、版
胴323に設けられたクランプ機構333によってクラ
ンプされる。そして、版胴323が回転することによ
り、原紙311は版胴323の外周面に巻回されてい
く。そして、原紙311は予め設定されている長さのと
ころにおいて、原紙カッタ317によって切断されるこ
とになる。
【0006】一方、給紙手段335があり、この給紙手
段335は給紙台337を備えていて、この給紙台33
7上には、複数枚の印刷用紙339が積層された状態で
載置されている。又、上記印刷用紙339の上方であっ
て、版胴323側には、ピックアップローラ341、サ
バキローラ343が配置されている。上記サバキローラ
343の下方にはサバキ用パット345が配置されてい
る。上記サバキローラ343の版胴323側には、レジ
ストローラ347、349が対向・配置されている。そ
して、上記給紙台337は、図示しない駆動モータ及び
センサによって昇降可能に構成されていて、常時、最上
位の印刷用紙339をピックアップローラ341に接触
させるようにしている。そして、印刷用紙339を供給
する場合には、まず、ピックアップローラ341とサバ
キローラ343が図示しない駆動モータによって回転
し、最上位の印刷用紙339を送り出す。その際、仮
に、2枚以上の印刷用紙339が重送されたような場合
には、サバキローラ343とサバキ用パット345によ
って、重送された印刷用紙339を分離させる。尚、版
胴323内には印刷手段351が設けられているととも
に、版胴323の図15中下方には別の胴353が対向
配置されている。又、印刷用紙339の排出側には排紙
手段355と排紙ストッカ357が設置されている。
【0007】上記構成によると、データ読取手段301
によって印刷データを読み取り、それを製版手段307
に転送する。製版手段307は転送された印刷データに
基づいて、原紙311に穿孔・製版を施す。穿孔・製版
を施された原紙311は、版胴323に巻回される。一
方、給紙手段335より印刷用紙339が、版胴323
と胴353の間に供給され、そこを通過する間に、印刷
手段351によって印刷が施され、排紙手段355によ
って排紙ストッカ357内に排紙されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。一般的に、オフセット印刷
や凹版印刷においては、使用されるインクはそのまま空
気中に放置すると酸化重合により、又は、溶剤の蒸発に
よりインクが完全に固化してシリンダーやブランケット
胴等に付着してしまう。そのため、オフセット印刷や凹
版印刷においては、印刷終了後、直ちにシリンダーやブ
ランケット胴等を拭き取る必要がある。そして、その為
の各種提案がなされているとともに、作業そのものは専
門の印刷業者が行っている。これに対して、前述したよ
うな孔版印刷の場合には、原紙311を介して印刷用紙
339に直接インクを塗布していく方式であって、特
に、印刷画像を転写する転写胴を備えていないので、洗
浄そのものが不要であった。一方、図示した従来例とは
別に、上記転写胴を備えた孔版印刷装置が提案されてい
て、例えば、特開平6−48014号公報に示すような
ものがある。しかしながら、該特開平6−48014号
公報においては、転写胴の洗浄に関する提案は何らなさ
れていないものである。又、転写胴を備えるとともに転
写胴の洗浄を行うクリーニング手段を備えるものも提案
されており、そのようなものとして、例えば、特開平5
−318898号公報に示すものがある。この場合に
は、印刷が終了した時点でクリーニング手段による洗浄
を実施するようにしている。しかしながら、通常は、孔
版印刷装置の内部が見えない為に、印刷終了後に洗浄を
行っていることを忘れてしまって、そのまま電源をオフ
にしてしまうことが多い。その場合には、印刷後のクリ
ーニング手段による洗浄が行われない状態で装置が停止
してしまうことになる。この場合には、転写胴の洗浄が
行われない為に転写胴にインクが付着したままの状態に
なっていて、次の印刷時の印刷品質が低下してしまうこ
とになる。又、仮に、クリーニング手段による洗浄が行
われたとしても、次の印刷迄に長時間ある場合には、そ
の間に、転写胴に塵等が付着してしまうこともあり、そ
れによっても、印刷の品質が低下してしまうという問題
があった。このような問題に対しては、クリーニング手
段による洗浄を印刷を行う前に必ず行うことも考えられ
るが、クリーニング手段による洗浄を不必要に増やすこ
とは装置の稼働率を低下させてしまうことにもなり、
又、印刷に要する時間を長引かせてしまうことにもなっ
てしまう。
【0009】本発明はこのような点に基づいてなされた
もので、その目的とするところは、版胴と転写胴を備え
る孔版印刷装置において、クリーニング手段による転写
胴の洗浄の必要性を判別し、必要なときに転写胴の洗浄
を行うように構成することにより、印刷品質の向上を図
ることを可能にするとともに、不必要な洗浄をなくして
装置の稼働率の向上、印刷に要する時間の短縮を図るこ
とを可能にする孔版印刷装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による孔版印刷装置は、製版された原紙が巻回
される版胴と、上記版胴より印刷画像が転写される転写
胴と、を具備してなる孔版印刷装置において、上記転写
胴に転写胴の外周面を洗浄するクリーニング手段と、前
に行われた印刷時における各種情報を記録する情報記録
手段と、上記情報記録手段に記録された情報に基づいて
上記クリーニング手段による洗浄の必要性の有無を判別
してクリーニング手段による洗浄を選択的に実行させる
制御手段と、を具備したことを特徴とするものである。
その際、上記情報記録手段を不揮発性とし、前に行われ
た印刷からの経過時間を記録し、制御手段は装置全体の
初期化が行われたとき上記情報記録手段により記録され
ている経過時間に基づいて予め設定された所定時間が経
過しているか否かを判別し、経過している場合に上記ク
リーニング手段による洗浄を行わせることが考えられ
る。又、上記情報記録手段を不揮発性とし、前に行われ
た印刷が上記転写胴を用いない片面印刷か上記転写胴を
用いた両面印刷かを記録し、制御手段は装置全体の初期
化が行われたとき前の印刷から所定時間が経過していな
いと判別し、且つ、片面印刷であると判別された場合
に、上記クリーニング手段による洗浄を行わせないこと
が考えられる。又、上記情報記録手段を不揮発性とし、
洗浄回数を記録し、制御手段は装置全体の初期化が行わ
れたとき前の印刷から所定時間が経過していないと判別
し、且つ、両面印刷であると判別し且つ、所定回数の洗
浄が行われていると判別された場合に上記クリーニング
手段による洗浄を行わないようにすることが考えられ
る。さらに、上記情報記録手段を不揮発性とし、前に行
われた印刷が上記転写胴を用いない片面印刷か上記転写
胴を用いた両面印刷かを記録し、制御手段は前記印刷が
一旦終了した後、片面印刷か両面印刷かを判別し、片面
印刷であると判別された場合に、上記クリーニング手段
による洗浄を行わせないものとし、両面印刷であると判
別された場合に、上記クリーニング手段による洗浄を行
うものとすることが考えられる。
【0011】
【作用】すなわち、本願発明による孔版印刷装置の場合
には、記録手段によって前の印刷時の各種の情報を記録
しておき、その記録されている情報に基づいて、電源投
入時或いは印刷が一旦終了したときに、制御手段によっ
てクリーニング手段による洗浄の必要性の有無を判別
し、必要性がある場合にのみ洗浄を行わせるようにした
ものである。記録手段に記録する各種の情報としては、
例えば、前の印刷時からの経過時間、前の印刷が両面印
刷か片面印刷か、洗浄回数等であり、それらの情報に基
づいて、制御手段によってクリーニング手段による洗浄
の必要性の有無を判別して、必要性がある場合にのみ洗
浄を行わせるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図13を参照し
て、本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、本
実施の形態による孔版印刷装置の外観を示す図であり、
その内部構造は図2に模式的に示すようになっている。
本実施の形態による孔版印刷装置は、基本的に、2個の
版胴1、3(第1の版胴1と第2の版胴3)、これら2
個の版胴1、3の間に配置された転写胴5を備えてい
て、これら2個の版胴1、3と転写胴5の回りに、原稿
読取手段7、製版手段9、排版手段11、13、給紙手
段15、印刷手段17、19、排紙手段21、クリーニ
ング手段22等を配置した構成になっている。尚、上記
版胴1、3と転写胴5は全て同じ外径となっている。
【0013】以下、各部の構成を詳細に説明していく
と、まず、原稿読取手段7は、ブックタイプのイメージ
スキャナーユニットとして構成されていて、印刷するた
めの原稿を原稿セット面23の所定位置にセットし、カ
バー25によってその原稿を固定する。そして、図示し
ないイメージスキャナーを動作させて原稿に示されてい
るデータを読み取っていく。或いは、シート状の原稿で
あれば、原稿トレイ24にシート状の原稿を載置し、図
示しない搬送手段によって原稿セット面23の所定位置
に搬送してセットを行ない、上記と同様にデータを読み
取っていく。
【0014】上記原稿読取手段1の下方位置には、既に
述べた製版手段9が配置されている。すなわち、まず原
紙ローラ27があり、この原紙ローラ27には原紙29
が巻回されている。上記原紙ローラ27の図2中左側に
は、ラインサーマルヘッド31とプラテンローラ35が
対向・配置されている。さらに、孔版原紙カッタ37、
孔版原紙送りローラ39、41が対向・配置されてい
る。又、上記版胴1を挟んで図2中左側には、既に述べ
た排版手段11が設置されていて、この排版手段11
は、排版ボックス43を備えていて、この排版ボックス
43の入口には排版送りローラ45、47が対向・配置
されている。
【0015】上記構成をなす製版手段9においては、既
に説明した原稿読取手段7によって読み取られた印刷デ
ータに基づいて、ラインサーマルヘッド31に設けられ
た複数個の点状発熱体が選択的に発熱し、それによっ
て、原紙ローラ27より供給される原紙29に穿孔・製
版を施す。すなわち、原紙29は、例えば、不織布の一
面側にPETフィルムを貼付けた構成になっていて、上
記PETフィルムの部分が上記点状発熱体の発熱によっ
て溶融して穿孔され、それによって、製版が施されるも
のである。
【0016】上記穿孔・製版された原紙29は、プラテ
ンローラ35、孔版原紙送りローラ39、41によっ
て、版胴1方向に搬送され、その先端が、版胴1に設け
られたクランプ機構49によってクランプされる。そし
て、版胴1が回転することにより、原紙29は版胴1の
外周面に巻回されていく。そして、予め設定されている
長さの所において、原紙カッタ37によって切断される
ことになる。尚、排版手段13については、上記排版手
段11と同様の構成になっているので、図中同一部分に
は同一符号を付して示しその説明は省略する。
【0017】次に、給紙手段15の構成について説明す
る。まず、給紙台51があり、この給紙台51上には、
複数枚の印刷用紙53が積層された状態で載置されてい
る。又、上記印刷用紙53の上方であって、転写胴5側
には、ピックアップローラ55、サバキローラ57が配
置されている。上記サバキローラ57の下方にはサバキ
用パット59が配置されている。上記サバキローラ57
の転写胴5側には、レジストローラ61、63が対向・
配置されている。そして、上記給紙台51は、図示しな
い駆動モータ及びセンサによって昇降可能に構成されて
いて、常時、最上位の印刷用紙53をピックアップロー
ラ55に接触させるようにしている。
【0018】そして、印刷用紙53を供給する場合に
は、まず、ピックアップローラ55とサバキローラ57
が図示しない駆動モータによって回転し、最上位の印刷
用紙53を送り出す。その際、仮に、2枚以上の印刷用
紙53が重送されたような場合には、サバキローラ57
とサバキ用パット59によって、重送された印刷用紙5
3を分離させる。つまり、サバキローラ57とサバキ用
パット59との間は1枚の印刷用紙53のみが通過でき
るように設定されている。よって、レジストローラ6
1、63側には1枚の印刷用紙53のみが供給されるこ
とになる。そして、供給された印刷用紙53の先端が、
上記レジストローラ61、63との接点位置まで到った
ところで、上記ピックアップローラ55とサバキローラ
57の回転駆動を一旦停止させて待機状態にする。そし
て、版胴1、3、転写胴5側の回転のタイミングに合わ
せて、給紙のタイミングに到ったところで、上記レジス
トローラ61、63を図示しない駆動モータによって回
転させ、印刷用紙53を版胴1と転写胴5の間に供給す
る。
【0019】ここで、版胴1、3、転写胴5の回転駆動
について説明すると、図3に示すように、まず、駆動モ
ータ65があり、この駆動モータ65の回転軸にはプー
リ67が固着されている。一方、転写ドラム5側にもプ
ーリ69が同軸に固着されていて、このプーリ69と上
記プーリ67にはベルト71が巻回されている。よっ
て、駆動モータ65が回転駆動することにより、プーリ
67、ベルト71、プーリ69を介して、転写胴5が図
3中矢印aで示す方向に回転することになる。又、転写
胴5にはギヤ73が同軸に固着されていて、このギヤ7
3にはギヤ75が噛合していて、このギヤ75にはギヤ
77が噛合している。そして、版胴1にはギヤ79が同
軸に固着されていて、このギヤ79が上記ギヤ77に噛
合している。よって、転写胴5が回転することにより、
ギヤ73、75、77、79を介して、版胴1が図3中
矢印bで示す方向に回転することになる。
【0020】同様に、上記ギヤ73にはギヤ81が噛合
していて、このギヤ81にはギヤ83が噛合している。
又、版胴3には、ギヤ85が同軸に固着されていて、こ
のギヤ85が上記ギヤ83に噛合している。よって、転
写胴5が回転することにより、ギヤ73、81、83、
85を介して、版胴3が、図3中矢印cで示す方向に回
転することになる。尚、上記駆動伝達機構に関しては、
あくまで一例を示すものであって、様々な回転伝達の構
成が考えられるものである。
【0021】次に、印刷手段17、19の構成について
説明する。尚、印刷手段17、19は同じ構成をなして
いるので、印刷手段17を例にとって説明していく。図
2、図4に示すように、版胴1内には、スキージーロー
ラ87、ドクターローラ89、リフトローラ91、リフ
トカム93、リフトレバー95、レバー戻しバネ97、
レバー検出センサー99が内蔵されている。又、図5に
示すように、版胴1内には、フレーム101、103が
内蔵されていて、別のフレーム105、107がアング
ル109にネジ111、113によって固定されてい
る。上記アングル109は、フレーム115、117の
間にネジ119、121によって固定されたレール12
3上を、ローラ125、127を介して、図5中左右方
向に移動可能に配置されている。
【0022】上記ドクターローラ89は、上記フレーム
101、103の間において、軸受部材129、131
によって、軸89a、89aを介して、回転可能に支持
されている。又、スキージーローラ87は、リフトレバ
ー95、95の間において、軸受部材133、135に
よって、軸87a、87aを介して、回転可能に支持さ
れている。又、上記ドクターローラ89とスキージーロ
ーラ87との接点部には、図示しないインク供給機構部
よりインク137が適宜供給されるようになっている。
【0023】そして、印刷待機時には、図4に示すよう
な状態になっていて、リフトカム93の凸面がリフトロ
ーラ91を押し上げていて、リフトレバー95がセンサ
ー99を遮蔽した状態になっている。一方、印刷時にお
いては、図6及び図7に示すように、まず、ギヤ139
が図示しない駆動モータによって回転され、それによっ
て、噛合しているギヤ141が回転する。リフトカム9
3は、上記ギヤ141に対して同軸に固着されているの
で、ギヤ141の回転によってリフトカム93も回転す
ることになる。そして、図4に示す状態から180°だ
け、リフトカム93が回転する。このリフトカム93の
回転によって、リフトローラ91に対する押上付勢が解
除されるので、リフトレバー95がレバー戻しバネ97
のバネ力によって回動し、それによって、スキージーロ
ーラ87が図6に示すように、図中下方に移動すること
になる。そてし、版胴1を転写胴5に押し付けるように
作用する。それと同時に、センサー99の遮蔽も解除さ
れる。このような状態で印刷が実施されることになる。
尚、既に述べたように、印刷手段19側についても同様
の構成になっており、同一部分には同一符号を付して示
しその説明は省略する。但し、版胴1側における印刷
は、版胴1と転写胴5との間に給紙手段15によって供
給される印刷用紙53の表面に対して行われるものであ
り、これに対して、版胴3側における印刷は転写胴5に
対して行われるものであり、その転写胴5に一旦転写さ
れた画像が上記印刷用紙53の裏面に印刷されるもので
ある。
【0024】次に、排紙手段21の構成を説明する。排
紙手段21は、印刷用紙分離爪143と、排紙ガイド1
45と、排紙台147と、排紙ストッパ149とから構
成されている。印刷された印刷用紙53は、転写ドラム
5に設けられた印刷用紙保持手段151がその先端を開
放することにより、上記用紙分離爪143によって、転
写ドラム5より剥がされる。剥がされた印刷用紙53
は、排紙ガイド145によってガイドされながら、排紙
ストッパ149に衝突するまで飛翔することになり、排
紙ストッパ149に衝突した後排紙台147上に積層さ
れていく。
【0025】次に、クリーニング手段22の構成につい
て説明する。まず、洗浄液タンク153があり、この洗
浄液タンク153には検知タンク154が連通した状態
で設置されている。上記検知タンク154内には、セン
サー155が設置されており、このセンサー155は投
光部155aと受光部155bとから構成されている。
又、略L字状をなすアクチュエータ157が軸部材15
9を中心にして回動自在に配置されていて、このアクチ
ュエータ157の一端にはフロート161が取り付けら
れているとともに、他端は上記センサー155の投光部
155aと受光部155bの間に出没可能に配置されて
いる。上記フロート161は、検知タンク155内に収
容されている洗浄液163の液面に浮上している。そし
て、洗浄液163の液面が低下してくると、フロート1
61もそれに伴って降下していき、それによって、アク
チュエータ157の他端がセンサー155の投光部15
5aと受光部155bの間に侵入して光を遮断する。そ
れによって、センサー155が液面の低下を検知するも
のである。これに対して、検知タンク155内の洗浄液
163が充分に有って、液面が上昇している場合には、
フロート161もそれに伴って上昇していて、それによ
って、アクチュエータ157の他端は、センサー155
の投光部155aと受光部155bの間から抜け出るこ
とになる。つまり、光の透過が許容されることになり、
センサー155による検出は行われない。
【0026】上記検知タンク154には、カートリッジ
ホルダー165にセットされる洗浄液カートリッジ16
7から洗浄液が供給される。上記カートリッジホルダ1
65と検知タンク154との間には洗浄液供給ポンプ1
69が介挿されている。そして、洗浄液カートリッジ1
67を、カートリッジホルダ165に逆向きにしてセッ
トする。それによって、カートリッジホルダ165側に
設けられた鋭利な突起171によって、洗浄液カートリ
ッジ167側の薄膜173が破られ、それによって、洗
浄液カートリッジ167内の洗浄液163が流出するこ
とになる。後は、洗浄液供給ポンプ169を起動するこ
とにより、洗浄液163を検知タンク154側に移送・
供給することになる。又、上記洗浄液供給ポンプ169
のオン・オフは、既に説明したセンサー155によって
制御される。つまり、センサー155によって検知タン
ク154内の洗浄液163の液面低下を検出したら、洗
浄液供給ポンプ169をオンにし、液面が上昇してきた
ら、これをオフにするものである。尚、洗浄液タンク1
53と検知タンク154は配管175を介して接続され
ていて、検知タンク154と洗浄液供給ポンプ169は
配管177を介して接続されていて、洗浄液供給ポンプ
169とカートリッジホルダー165は配管179を介
して接続されている。
【0027】一方、サブフレーム181があり、このサ
ブフレーム181は、ピン183によって、図示しない
メインフレームに対して、図8中矢印a’で示す方向に
回動可能に取り付けられている。上記サブフレーム18
1には、拭き取りローラーフレーム185が、ピン18
7を介して回動可能に取り付けられており、上記拭き取
りローラーフレーム185の先端にはゴム製の拭き取り
ローラ189が回転可能に取り付けられている。又、上
記サブフレーム181にはゴム製の押圧ローラ191が
回転可能に取り付けられている。又、上記サブフレーム
181には駆動軸195と従動軸193とピンチローラ
197が配置されていて、従動軸193側に巻回されて
いる洗浄布199は、上記押圧ローラ191、ピンチロ
ーラ197を介して、駆動軸195に巻き取られる構成
になっている。駆動軸195は、洗浄布199に張力を
与えて弛みを発生させることなく回転駆動する機構を備
えている。又、押圧ローラ191、拭き取りローラ18
9は、転写胴5に対して離接可能に構成されていて、図
8中、実線で示す位置と仮想線で示す位置との相対で移
動可能に構成されている。
【0028】又、メインフレームには、洗浄ローラーフ
レーム201が、ピン203を介して図8中矢印b’で
示す方向に回動可能に取り付けられている。上記洗浄ロ
ーラーフレーム201の先端部には、洗浄ローラ205
が回転可能に取り付けられており、この洗浄ローラ20
5の外周にはカムフォロア207が取り付けられてい
る。又、洗浄液タンク153内には、洗浄液補給ローラ
209、洗浄液供給ローラ211が配置されていて、洗
浄液タンク153内の洗浄液163を、洗浄液補給ロー
ラ209、洗浄液供給ローラ211を介して、上記洗浄
ローラ205に供給するように構成されている。又、洗
浄ローラーフレーム201の下端には駆動ピン213が
取り付けられていて、この駆動ピン213は、サブフレ
ーム181側に形成されたカム215に関係する構成に
なっている。尚、上記洗浄ローラーフレーム201は、
図示しない弾性部材の付勢力によって、図8中反時計方
向に常時付勢された状態にある。
【0029】又、駆動モータ217があり、この駆動モ
ータ217の出力軸217aにはギヤ219が固着され
ていて、このギヤ219にはギヤ221が噛合してい
る。又、上記ギヤ221にはサブフレーム181に固着
されたギヤ223が噛合している。そして、図示しない
制御装置による制御によって、駆動モータ217を回転
駆動することにより、上記ギヤ219、221、223
を介して、サブフレーム181を矢印a’方向に回動さ
せるものである。尚、図1において、片面印刷スタート
スイッチ241、両面印刷スタートスイッチ243、表
版交換スイッチ245、裏版交換スイッチ247、洗浄
液切れランプ249、洗浄布切れランプ251、ブザー
253、LED255、印刷枚数設定スイッチ257が
夫々配置されているとともに、表示画面259、テンキ
ー261が設けられている。又、図示しない制御手段に
おいては、不揮発性メモリと計時タイマが内蔵されてい
て、該不揮発性メモリには洗浄回数と前回の印刷が両面
印刷か片面印刷かが記録されているようになっており、
又、計時タイマには前回の印刷終了からの経過時間が記
録されるようになっている。
【0030】以上の構成を基に、両面印刷を行う場合の
作用を説明する。まず、印刷用紙53の表面に印刷する
ための原稿を原稿セット面23上にセットして、カバー
25によってカバーをし、その状態で、図示しないイメ
ージスキャナによって原稿を読み取る。読み取った印刷
データは電気信号に変換されて製版手段9のラインサー
マルヘッド31に転送される。一方、原紙ロール27か
らは原紙29が供給れ、その原紙29に対して、ライン
サーマルヘッド31により穿孔・製版を施す。穿孔・製
版された原紙29は、ローラ39、41によって版胴1
方向に搬送され、版胴1のクランプ機構49によって吸
着・保持される。後は、版胴1が回転することにより、
穿孔・製版された原紙29が版胴1の外周に巻回され、
表面に付着しているインクによって吸着・保持される。
【0031】次に、印刷用紙53の裏面に印刷するため
の原稿を原稿セット面23上にセットして、カバー25
によってカバーをし、その状態で、図示しないイメージ
スキャナによって原稿を読み取る。読み取った印刷デー
タは電気信号に変換されて製版手段9のラインサーマル
ヘッド31に転送される。一方、原紙ロール27からは
原紙29が供給され、その原紙29に対して、ラインサ
ーマルヘッド31により穿孔・製版を施す。穿孔・製版
された原紙29は、ローラ39、41によって版胴1方
向に搬送され、版胴1のクランプ機構49によって吸着
・保持される。ここまでは表面印刷用の場合と同じであ
るが、そこから、上記穿孔・製版された原紙29を、転
写胴5を介して、別の版胴3に受渡して巻回することに
なる。つまり、版胴1のクランプ機構49によって保持
された原紙29は、転写胴5の静電吸着プレート217
に受け渡され、次いで、版胴3のクランプ機構49に受
け渡されることになり、後は、版胴3の外周面に巻回さ
れることになる。尚、版胴1、転写胴5、版胴3は外径
が等しく、同期して回転駆動される構成になっており、
よって、夫々のクランプ機構49、静電吸着機構21
7、クランプ機構49を受渡し可能な位置に配置するこ
とにより、上記受渡し動作が可能になるものである。
【0032】次に、印刷動作について説明する。まず、
給紙手段15より印刷用紙53が版胴1と転写胴5の間
に供給される。供給された印刷用紙53は、その先端を
印刷用紙保持手段151の複数個の爪195によって、
ブランケット173との間に挟持されて保持される。そ
して、印刷用紙53は版胴1と転写胴5の間を通過して
いき、その際、印刷用紙53の表面側には版胴1側より
印刷手段17によって印刷が施され、一方、印刷用紙5
3の裏面側には版胴3より一旦転写胴5側に転写された
画像が印刷されることになる。そして、印刷を施された
印刷用紙53は、所定のタイミングで印刷用紙保持手段
151の保持が解除され、排紙手段21を介して、排紙
されることになる。
【0033】次に、クリーニング手段22による洗浄動
作を説明する。まず、洗浄を行わない場合には、洗浄ロ
ーラ205、拭き取りローラ189、押圧ローラ191
は共に転写胴5より離間した状態にある。又、その時、
サブフレーム181は、洗浄ローラーフレーム201側
の駆動ピン213が、図8中符号213’で示す位置に
くるように回動している。次に、洗浄を行う場合には、
図示しない制御装置より、駆動モータ217に制御信号
が入力され、駆動モータ217が起動する。それによっ
て、サブフレーム181を、図8中反時計方向に所定量
だけ回動させる。このサブフレーム181の回動によ
り、拭き取りローラ189、押圧ローラ191は転写胴
5に接触せず、洗浄ローラ205のみを転写胴5に接触
させた状態とする(第1ポジション)。すなわち、サブ
フレーム181のカム215が駆動ピン213を駆動さ
せ(駆動ピン213が図8中符号213”で示す位置に
位置する)、洗浄ローラーフレーム201を、ピン20
3を中心にして、図8中反時計方向に回動させる。それ
によって、洗浄ローラ205は転写胴5に圧接されると
ともに、洗浄液供給ローラ209に圧接され、その結
果、洗浄液供給ローラ209が洗浄液補給ローラ211
に圧接される。つまり、転写胴5、洗浄ローラ205、
洗浄液供給ローラ209、洗浄液補給ローラ211が全
て接触する状態となり、洗浄ローラ205は回転してい
る転写胴5によって回転駆動されることになる。そし
て、洗浄液タンク153内の洗浄液163が、洗浄液補
給ローラ211、洗浄液供給ローラ209、洗浄ローラ
205を介して、転写胴5の外周面に塗布されることに
なる。転写胴5に洗浄液163が塗布されることによ
り、転写胴5の外周面に付着してるインクが希釈され柔
らかい状態、すなわち、拭き取られ易い状態となる。
【0034】次に、一定時間経過後に、駆動モータ21
7を駆動させて、サブフレーム181をさらに図8中反
時計方向に回動させて、拭き取りローラ189、押圧ロ
ーラ191が転写胴5に圧接される状態まで持ち上げる
(第2ポジション)。その際、カム215と駆動ピン2
13の関係により(駆動ピン213が図8中実線で示す
位置に位置する)、洗浄ローラーフレーム201は、図
8中、反時計方向への回転駆動が解除され、図示しない
弾性部材の付勢力に抗して、所定量だけ時計方向に回転
し、それによって、洗浄ローラ205は転写胴5より離
間することになる。そして、拭き取りローラ189は転
写胴5に圧接されるとともに、洗浄布199を介してピ
ンチローラ197にも圧接されることになる。それによ
って、転写胴5の回転が、拭き取りローラ189を介し
てピンチローラ197にも伝達され、それによって、洗
浄布199を定量送りするための押付力が発生すること
になる。そして、拭き取りローラ189によって拭き取
られたインクは、駆動軸195側に巻き取られていく洗
浄布199に移し取られていく。それによって、転写胴
5に対する粗拭きがなされる。又、押圧ローラ191
は、洗浄布199を介して転写胴5に圧接されており、
それによって、洗浄布199による仕上げ拭きがなされ
る。尚、拭き取りローラ189によって拭き取られたイ
ンクは、上記仕上げ拭きを行った後の洗浄布199に移
されるものである。
【0035】又、前述したように、洗浄ローラ205に
はカムフォロア207が取り付けられており、又、拭き
取りローラ189、押圧ローラ191にも、同様のカム
フォロア225、227が取り付けられている。一方、
転写胴5側には所定位置にカム229が設置されてい
て、例えば、転写胴5の凹部231が洗浄位置に来たと
き、上記各カムフォロア207、225、227とカム
229との関係によって、洗浄ローラ205、拭き取り
ローラ189、押圧ローラ191が、転写胴5側の凹部
231内に入り込むことがないように規制している。そ
れによって、転写胴5側に余分な洗浄液163が入り込
むことを防止している。そして、一定時間拭き取りロー
ラ189、押圧ローラ191による洗浄が成された後、
洗浄ローラ205が転写胴5の非洗浄部に到ったところ
で、転写胴5の回転を停止させ、駆動モータ217を逆
方向に回転駆動する。それによって、拭き取りローラ1
89、押圧ローラ191は転写胴5より離間し、一方、
洗浄ローラ205は再度転写胴5に圧接される(駆動ピ
ン213が図8中符号213”で示す位置に位置す
る)。これで一回目の洗浄工程は終了し、同様の工程を
もう一度繰り返し、洗浄漏れを防ぐ。その後、元の位置
に復帰する。つまり、拭き取りローラ189、押圧ロー
ラ191、洗浄ローラ205の全てが、転写胴5より離
間した状態となる(駆動ピン213が図8中符号21
3’で示す位置に位置する)。
【0036】次に、上記のようなクリーニング手段21
による洗浄を行うタイミングについて説明する。図9及
び図10はメインプログラムを示すフローチャートであ
り、その中に、印刷サブルーチンと洗浄サブルーチンが
入っていて、それら印刷サブルーチンと洗浄サブルーチ
ンを、図11及び図12、図13に夫々示す。まず、図
9及び図10に示すメインプログラムに沿って説明する
と、ステップS21において、電源の再投入或いは初期
化(いわゆるリセット)装置により装置全体の初期化を
行う。次に、ステップS22に移行して、不揮発性メモ
リのデータの読み取りを行う。ここで読み取るデータと
は、洗浄回数と、前回の印刷が片面印刷であったか両面
印刷であったかを示すデータである。次に、計時タイマ
ーのデータの読み取りを行う(ステップS23)。この
データとは前回の印刷終了からの経過時間を示すデータ
である。
【0037】次に、ステップS24に移行して、前回の
印刷から24時間以上経過しているか否かを判別する。
前回の印刷から24時間以上経過している場合には、図
10に示すステップS25に移行して洗浄を行う。これ
に対して、24時間以上経過していない場合には、ステ
ップS26に移行して、前回の印刷が片面か否かを判別
する。片面の場合には、図10に示すステップS27に
移行する。片面ではない場合には、ステップS28に移
行して、洗浄回数が2回以上であるか否かを判別する。
2回以上である場合には、上記ステップS27に移行
し、2回以上でない場合には、上記ステップS25に移
行して洗浄を行う。つまり、印刷を開始する前提とし
て、前回の印刷から所定時間(この実施の形態の場合は
24時間)以上経過しているか否かを判別し、経過して
いる場合には必ず洗浄を行うものである。又、所定時間
を経過していない場合においては、前回の印刷が片面か
否かを判別し、片面であった場合には洗浄を省略するも
のである。又、前回の印刷が両面であった場合におい
て、洗浄回数が所定回数(この実施の形態の場合には2
回)以上行われているか否かを判別し、2回以上行われ
ていない場合にのみ洗浄を行うものである。
【0038】次に、ステップS27においては、片面印
刷スタートスイッチ241のオン・オフの判別が行わ
れ、オンである場合にはステップS29に移行して、印
刷枚数を読み込む。次に、ステップS30に移行して、
印刷枚数が「0」であるか否かを判別し、「0」でない
場合にステップS31に移行して、印刷モードを片面印
刷とする。そして、ステップS32に移行して印刷を行
ない、ステップS33に移行して、次の印刷の印刷モー
ドの判別が行われる。これに対して、ステップS27に
おいて、片面印刷ではないと判別された場合には、ステ
ップS34に移行して、両面印刷スタートスイッチ24
3のオン・オフが判別される。オンの場合には、ステッ
プS35に移行して、片面の場合と同様に、印刷枚数を
読み込む。次に、ステップS36に移行して、印刷枚数
が「0」であるか否かを判別し、「0」でない場合にス
テップS37に移行して、印刷モードを両面印刷とす
る。そして、ステップS32に移行して印刷を行ない、
ステップS33に移行して、次の印刷の印刷モードの判
別が行われる。
【0039】ステップS34において、両面印刷スター
トスイッチ243がオフの場合には、ステップS38に
移行して、表版交換スイッチ245のオン・オフが判別
される。オンの場合には、ステップS39に移行して原
稿読み込みが行われ、次いで、画像反転(ステップS4
0)、表版胴排版(ステップS41)、製版(ステップ
S42)、表版胴に着版(ステップS43)が実行され
る。又、ステップS38において、表版交換スイッチ2
45がオフの場合には、ステップS44に移行して、裏
版交換スイッチ247のオン・オフが判別される。オン
の場合には、ステップS45に移行して、原稿読み込み
が行われ、次いで、裏版胴排版(ステップS46)、製
版(ステップS47)、裏版胴に着版(ステップS4
8)が実行される。
【0040】次に、図11及び図12を参照して、ステ
ップS25の洗浄について説明する。まず、ステップS
51において、洗浄液不足の確認を行う。洗浄液不足の
場合には、洗浄液切れランプ249が「オン」となる
(ステツプS52)。洗浄液が不足していない場合に
は、ステップS53に移行して、上記洗浄液切れランプ
249が「オフ」となる。次に、ステップS54に移行
して、洗浄布切れの判別がなされる。洗浄布切れの場合
には布切れランプ251が「オン」となる(ステップS
55)。これに対して、洗浄布切れではない場合には、
ステップS56に移行して、布切れランプ251が「オ
フ」となる。次いで、ステップS57に移行して、ブザ
ー253が鳴動するとともにLED255が点滅する。
次に、ステツプS58に移行して、洗浄回数を初期設定
し、次いで、転写胴5が回転を開始する(ステップS5
9)。そして、回転量の計測を開始し(ステップS6
0)、洗浄ポジションを第1ポジションに至らす(ステ
ップS61)。
【0041】次に、図12に移行して、ステップS62
となり、洗浄液不足を確認する。洗浄液不足でない場合
には、転写胴5を2回転し(ステップS63)、回転量
の計測を開始し(ステップS64)、洗浄ユニットを第
2ポジションに至らす(ステップS65)。次に、ステ
ップS66に移行して、洗浄布切れを判別し、洗浄布切
れでない場合には、転写胴5が2回転したか否かを判別
し(ステップS67)、2回転している場合には、不揮
発性メモリ内の洗浄回数を1回分加算する(ステップS
68)。次に、ステップS69に移行して、洗浄回数が
2回か否かを判別し、2回の場合にはステップS70に
移行して、洗浄ユニットを待機位置に戻す。そして、ブ
ザー253、LED255を停止させる(ステップS7
1)。
【0042】これに対して、ステップS62において、
洗浄液不足の場合には、ステップS72に移行して、洗
浄ユニットを待機位置に戻す。次いで、ステップS73
に移行して、転写胴5の回転を停止させて、ステップS
51に戻る。又、ステップS69において、洗浄回数が
2回に至っていない場合には、ステップS60に戻る。
【0043】次に、図13を参照して、印刷について説
明する。まず、ステップS74において、印刷モードの
判別がなされる。両面印刷の場合には、ステップS75
に移行して、洗浄回数を「0」にセットする。そして、
設定枚数の両面印刷を行う(ステップS76)。尚、印
刷枚数の設定は、印刷枚数設定スイッチ257により行
う。そして、ステップS77において、計時タイマを
「0」にセットして終了する。又、ステップS74にお
いて、片面印刷であると判別された場合には、ステップ
S78に移行して、設定枚数の片面印刷を行うことにな
る。
【0044】以上本実施の形態によると次のような効果
を奏することができる。まず、転写胴5を洗浄するクリ
ーニング手段22と、それを選択的に実行させる制御手
段を設けたことにより、転写胴5に対して、所望のタイ
ミングで洗浄を施すことが可能となり、それによって、
転写胴5を備えた孔版印刷装置において、印刷品質の向
上を図ることができるようになった。又、クリーニング
手段22によって、装置全体の初期化が行われた直後に
洗浄を選択実施するように構成したので、印刷の品質を
確実に向上させることが可能となる。特に、印刷終了
後、次の印刷迄長時間ある場合であって、その間に転写
胴5に塵が付着してしまうようなことがあっても、次の
印刷の前に必ず洗浄を行うので、そのような塵の付着に
よって印刷品質が低下することはないものである。又、
装置全体の初期化が行われた後印刷を行うに際して、洗
浄の完了状態を示す洗浄回数が所定回数行われているか
否かを判別し、必ず、所定回数行われた状態で印刷する
ようにしているので、上記効果をより高めることができ
る。又、装置全体の初期化が行われた後前回の印刷から
所定時間経過しておらず、且つ、前回の印刷が転写胴を
用いない片面印刷であった場合には、洗浄を省略するよ
うにしているので、不必要な洗浄を省略して、装置の稼
働率を高めることができる。又、印刷が一旦終了し、印
刷が転写胴を用いた両面印刷であった場合には、洗浄を
行ない、転写胴を用いない片面印刷であった場合には、
不必要な洗浄を省略して、印刷に要する時間の短縮を図
ることができる。
【0045】次に、図14を参照して、本発明の第2の
実施の形態を説明する。すなわち、前記第1の実施の形
態においては、印刷用紙53の裏面側の印刷に関しての
み、転写胴5を使用して印刷するようにしたものを例に
とって説明したが、図14に示すように、二つの転写胴
5、5を設置して、印刷用紙53の表面側の印刷につい
ても、転写胴5を介して印刷するように構成してもよ
い。この場合には、転写胴5の数が増える点において、
装置の大型化にはなるが、各転写胴のクリーニング手
段、制御手段について同様の制御を行えば、印刷用紙5
3の表面側及び裏面側の印刷品質のバラツキを解消し稼
働率の向上を計る上であ大きな効果がある。
【0046】尚、本発明は前記第1及び第2の実施の形
態に限定されるものではない。まず、孔版印刷装置自体
の構成は前記第1及び第2の実施の形態のものに限定さ
れず、要は、転写胴を備えているものにおいて、クリー
ニング手段を設け、そのクリーニング手段を選択的に実
行させるように構成すればよい。又、前記各実施の形態
の場合には、両面印刷を行う孔版印刷装置を例にとって
説明したが、片面印刷のみを行うものであって、転写胴
を備える孔版印刷装置であっても、同様に、適用可能で
ある。又、クリーニング手段自体の構成としては様々な
構成のものが考えられる。又、前の印刷からの経過時間
に関する設定、洗浄の完了を示す洗浄回数の設定に関し
ても任意に設定すれば良い。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による孔版印
刷装置よると、転写胴を備えるものにおいて、該転写胴
の外周面を洗浄するクリーニング手段を設け、そのクリ
ーニング手段を選択的に実行させるように構成したの
で、印刷の品質を確実に向上させることが可能となる。
又、その際、記録手段に前の印刷時の各種情報を記録
し、その情報に基づいて、制御手段によりクリーニング
手段による洗浄の必要性の有無を判別するようにしてい
るので、不必要な洗浄を省き、必要な洗浄のみを実行さ
せることができ、それによって、装置本来の稼働率の向
上、印刷に要する時間が長引くことを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、孔版印
刷装置の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、孔版印
刷装置の内部構成の概略を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、孔版印
刷装置の内部構成の概略及び版胴と転写胴を回転させる
回転伝達機構の構成を示す側面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、版胴内
部の構成を被印刷時の印刷手段の構成を中心にして示す
側面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で、版胴内
部の構成であって印刷手段を中心にして示す断面図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で、版胴内
部の構成を印刷時の印刷手段の構成を中心にして示す側
面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示す図で、印刷手
段のリフトカムの回転動作を示す側面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態を示す図で、クリー
ニング手段の構成を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態を示す図で、メイン
プログラムの内容を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施の形態を示す図で、メイ
ンプログラムの内容を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施の形態を示す図で、洗浄
サブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施の形態を示す図で、洗浄
サブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第1の実施の形態を示す図で、印刷
サブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第2の実施の形態を示す図で、転写
胴を2個設けた場合の孔版印刷装置の要部のみを模式的
に示す側面図である。
【図15】従来例を示す図で孔版印刷装置の要部を模式
的に示す側面図である。
【符号の説明】
1 版胴 3 版胴 5 転写胴 22 クリーニング手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製版された原紙が巻回される版胴と、上
    記版胴より印刷画像が転写される転写胴と、を具備して
    なる孔版印刷装置において、上記転写胴に転写胴の外周
    面を洗浄するクリーニング手段と、前に行われた印刷時
    における各種情報を記録する情報記録手段と、上記情報
    記録手段に記録された情報に基づいて上記クリーニング
    手段による洗浄の必要性の有無を判別してクリーニング
    手段による洗浄を選択的に実行させる制御手段と、を具
    備したことを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の孔版印刷装置において、
    上記情報記録手段は不揮発性であり前に行われた印刷か
    らの経過時間を記録し、制御手段は装置全体の初期化が
    行われたとき上記情報記録手段により記録されている経
    過時間に基づいて予め設定された所定時間が経過してい
    るか否かを判別し、経過している場合に上記クリーニン
    グ手段による洗浄を行わせるものであることを特徴とす
    る孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の孔版印刷装置において、
    上記情報記録手段は不揮発性であり前に行われた印刷が
    上記転写胴を用いない片面印刷か上記転写胴を用いた両
    面印刷かを記録し、制御手段は装置全体の初期化が行わ
    れたとき前の印刷から所定時間が経過していないと判別
    し、且つ、片面印刷であると判別された場合に、上記ク
    リーニング手段による洗浄を行わせないことを特徴とす
    る孔版印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の孔版印刷装置において、
    上記情報記録手段は不揮発性であり洗浄回数を記録し、
    制御手段は装置全体の初期化が行われたとき前の印刷か
    ら所定時間が経過していないと判別し、且つ、両面印刷
    であると判別し且つ、所定回数の洗浄が行われていると
    判別された場合に上記クリーニング手段による洗浄を行
    わないことを特徴とする孔版印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の孔版印刷装置において、
    上記情報記録手段は不揮発性であり、前に行われた印刷
    が上記転写胴を用いない片面印刷か上記転写胴を用いた
    両面印刷かを記録し、制御手段は前記印刷が一旦終了し
    た後、片面印刷か両面印刷かを判別し、片面印刷である
    と判別された場合に、上記クリーニング手段による洗浄
    を行わせないものとし、両面印刷であると判別された場
    合に、上記クリーニング手段による洗浄を行うものであ
    ることを特徴とする孔版印刷装置。
JP16054996A 1996-05-31 1996-05-31 孔版印刷装置 Pending JPH09314817A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16054996A JPH09314817A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 孔版印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16054996A JPH09314817A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 孔版印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09314817A true JPH09314817A (ja) 1997-12-09

Family

ID=15717400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16054996A Pending JPH09314817A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 孔版印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09314817A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004009618A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 印刷機における印刷中断後の印刷再開方法
JP2011524796A (ja) * 2008-05-06 2011-09-08 グラコ ミネソタ インコーポレーテッド 洗浄液カートリッジ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004009618A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 印刷機における印刷中断後の印刷再開方法
JP2011524796A (ja) * 2008-05-06 2011-09-08 グラコ ミネソタ インコーポレーテッド 洗浄液カートリッジ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09314817A (ja) 孔版印刷装置
JP3210808B2 (ja) 孔版印刷装置及びそれに用いられる吸着部材
JP4099050B2 (ja) 両面印刷装置
JPH09314816A (ja) 孔版印刷装置
JP3311541B2 (ja) 孔版印刷方法及び孔版印刷装置
JP2004026373A (ja) 両面印刷装置
JP3691592B2 (ja) 孔版印刷装置
JP4672874B2 (ja) 孔版印刷装置
JP3027537B2 (ja) 孔版印刷装置
JP3732571B2 (ja) 孔版印刷装置
JP4750311B2 (ja) 印刷装置における排版装置
JP2006131375A (ja) 排紙搬送装置・孔版印刷装置
JP3913529B2 (ja) 多色印刷装置
JPH11129599A (ja) 孔版印刷方法
JP2004130610A (ja) 印刷装置における給版装置および印刷装置の給版方法
JPH09142003A (ja) 孔版印刷方法及び装置
JP5272222B2 (ja) 印刷装置
JP2009143076A (ja) 孔版印刷装置
JP4532650B2 (ja) 版付け装置
JP2859683B2 (ja) 謄写印刷機による印刷方法
JP2002086874A (ja) 印刷装置
JP2004148668A (ja) 孔版印刷装置
JP2004130611A (ja) 印刷装置の給版方法および印刷装置における給版装置
JPH1148594A (ja) 孔版印刷装置
JP2006130752A (ja) 両面印刷装置