JPH09314831A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents
インクジェット記録ヘッドInfo
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- JPH09314831A JPH09314831A JP15327796A JP15327796A JPH09314831A JP H09314831 A JPH09314831 A JP H09314831A JP 15327796 A JP15327796 A JP 15327796A JP 15327796 A JP15327796 A JP 15327796A JP H09314831 A JPH09314831 A JP H09314831A
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- head
- ink supply
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- recording head
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- Pending
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/10—Finger type piezoelectric elements
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、部品点数を低減することで簡単な
構造および作業で製造でき、且つ給電回路への接続工数
を低減することで製造単価の低減を図る。 【解決手段】 複数のインク噴射口にインクを供給する
インク流路9を、ヘッド本体2に2列形成する。その2
列のインク流路9の中央に、インク供給源に接続される
インク供給溝11を形成し、そのインク供給溝11から
各インク流路9に向け分岐溝12を形成する。また、イ
ンク供給溝11と分岐溝12を覆ってカバー部材18上
に、インクの噴出を制御するICチップ19およびヘッ
ド本体2に給電する信号線20Aを設ける。
構造および作業で製造でき、且つ給電回路への接続工数
を低減することで製造単価の低減を図る。 【解決手段】 複数のインク噴射口にインクを供給する
インク流路9を、ヘッド本体2に2列形成する。その2
列のインク流路9の中央に、インク供給源に接続される
インク供給溝11を形成し、そのインク供給溝11から
各インク流路9に向け分岐溝12を形成する。また、イ
ンク供給溝11と分岐溝12を覆ってカバー部材18上
に、インクの噴出を制御するICチップ19およびヘッ
ド本体2に給電する信号線20Aを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙にインクを噴
射して印字するインクジェット記録装置に係わり、特
に、インクを噴射する多数のインク噴射口(ノズル)を
有するインクジェット記録ヘッドに関する。
射して印字するインクジェット記録装置に係わり、特
に、インクを噴射する多数のインク噴射口(ノズル)を
有するインクジェット記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の通信装置やパーソ
ナルコンピュータ等の情報処理装置には、通常、文字や
図形からなるデータを視覚情報として記録するように、
これらのデータを用紙に印字可能な記録装置が接続され
ている。この記録装置には、インパクト方式や感熱方
式、インクジェット方式等の種々の印字方式が採用され
ているが、近年においては、静粛性に優れていると共に
各種材料の用紙に印字可能なインクジェット方式を採用
したインクジェット記録装置が多用されるようになって
いる。
ナルコンピュータ等の情報処理装置には、通常、文字や
図形からなるデータを視覚情報として記録するように、
これらのデータを用紙に印字可能な記録装置が接続され
ている。この記録装置には、インパクト方式や感熱方
式、インクジェット方式等の種々の印字方式が採用され
ているが、近年においては、静粛性に優れていると共に
各種材料の用紙に印字可能なインクジェット方式を採用
したインクジェット記録装置が多用されるようになって
いる。
【0003】上記のインクジェット記録装置は、インク
ジェット記録ヘッドを、主走査しながらインクカートリ
ッジからインクジェット記録ヘッドに供給されたインク
をインク噴射口(ノズル)から用紙に噴射させることに
より1バンド分の印字(記録)を行った後、この用紙を
1バンド幅だけ副走査するという印字処理を繰り返すこ
とにより用紙の全面に印字(記録)するようになってい
る。
ジェット記録ヘッドを、主走査しながらインクカートリ
ッジからインクジェット記録ヘッドに供給されたインク
をインク噴射口(ノズル)から用紙に噴射させることに
より1バンド分の印字(記録)を行った後、この用紙を
1バンド幅だけ副走査するという印字処理を繰り返すこ
とにより用紙の全面に印字(記録)するようになってい
る。
【0004】このように、インクジェット記録装置に用
いられる記録ヘッド200は、図5乃至図7に示すよう
に、圧電セラミック素子を有する2個の圧電基板101
を相互に接合した2個のブロック102からなるヘッド
本体100と、ノズルプレート103と、シールプレー
ト104および配線のためのフレキシブルテープ105
とを有して構成されている。図6と図7は2個のブロッ
クのうち一方のみを示す。ヘッド本体100の各ブロッ
ク102には、各圧電基板間101に亘って貫通する複
数の溝と複数の圧電側壁107…とが相互に並行するよ
うに交互に形成されており、複数の溝の1つおきのもの
がインク流路106…として使用される。各圧電基板1
01の相互に対向する圧電側壁107…は矢印方向Dに
分極されている。ヘッド本体100の各ブロック102
には、各インク流路106…が貫通する一端側に複数の
電極端子108…が形成されており、各電極端子108
…は、各インク流路106…を形成する圧電側壁107
…の一方の側面(インク流路でない側面)に形成された
電極109と電気的に接続されている。圧電側壁107
の他方の側面(インク流路側)に形成された電極109
aが接地側の電極108aに接続されている。これによ
り、電極109に給電されると各圧電側壁107…が駆
動して、各インク流路106…の容積を増大した後復元
させてインクの噴出を可能にするインク駆動手段112
を構成している。電極端子108,108aと電極10
9,109aはメッキ処理等で形成されている。
いられる記録ヘッド200は、図5乃至図7に示すよう
に、圧電セラミック素子を有する2個の圧電基板101
を相互に接合した2個のブロック102からなるヘッド
本体100と、ノズルプレート103と、シールプレー
ト104および配線のためのフレキシブルテープ105
とを有して構成されている。図6と図7は2個のブロッ
クのうち一方のみを示す。ヘッド本体100の各ブロッ
ク102には、各圧電基板間101に亘って貫通する複
数の溝と複数の圧電側壁107…とが相互に並行するよ
うに交互に形成されており、複数の溝の1つおきのもの
がインク流路106…として使用される。各圧電基板1
01の相互に対向する圧電側壁107…は矢印方向Dに
分極されている。ヘッド本体100の各ブロック102
には、各インク流路106…が貫通する一端側に複数の
電極端子108…が形成されており、各電極端子108
…は、各インク流路106…を形成する圧電側壁107
…の一方の側面(インク流路でない側面)に形成された
電極109と電気的に接続されている。圧電側壁107
の他方の側面(インク流路側)に形成された電極109
aが接地側の電極108aに接続されている。これによ
り、電極109に給電されると各圧電側壁107…が駆
動して、各インク流路106…の容積を増大した後復元
させてインクの噴出を可能にするインク駆動手段112
を構成している。電極端子108,108aと電極10
9,109aはメッキ処理等で形成されている。
【0005】ヘッド本体100の各電極端子108…が
形成された側には、ノズルプレート103が設けられて
いる。ノズルプレート103は、各インク流路106…
を液密状態で覆うようにしてヘッド本体100に固着さ
れていると共に、各ブロック102の各インク流路10
6…と連通するインク噴出口103aが形成されてい
る。また、ヘッド本体100のノズルプレート103に
対向する側には、シールプレート104が設けられてい
る。シールプレート104は、各インク流路106…を
液密状態で覆うようにしてヘッド本体100に固着され
ていると共に、ノズルプレート103の各ノズル噴出口
103aが開口する各インク流路106…に連通する複
数のインク供給孔104a…が形成されている。これに
より、各インク流路106…は、後述説明するインク供
給源からシールプレート104の各インク供給孔104
a…を通して供給されインクを各インク噴出口103a
から噴出させる。
形成された側には、ノズルプレート103が設けられて
いる。ノズルプレート103は、各インク流路106…
を液密状態で覆うようにしてヘッド本体100に固着さ
れていると共に、各ブロック102の各インク流路10
6…と連通するインク噴出口103aが形成されてい
る。また、ヘッド本体100のノズルプレート103に
対向する側には、シールプレート104が設けられてい
る。シールプレート104は、各インク流路106…を
液密状態で覆うようにしてヘッド本体100に固着され
ていると共に、ノズルプレート103の各ノズル噴出口
103aが開口する各インク流路106…に連通する複
数のインク供給孔104a…が形成されている。これに
より、各インク流路106…は、後述説明するインク供
給源からシールプレート104の各インク供給孔104
a…を通して供給されインクを各インク噴出口103a
から噴出させる。
【0006】そして、各ブロック102の各インク駆動
手段112…には、複数の給電線110…を有する一対
のフレキシブルテープ105が接続されている。一対の
テープ105の一端は、一方の接続シート105Aをヘ
ッド本体100の各側面を覆う状態で配置されており、
各給電配線110…が各ブロック102に形成された各
電極端子10,108aに半田付等により接続されてい
る。また、テープ105の他端は、後述説明する給電回
路に接続されている。
手段112…には、複数の給電線110…を有する一対
のフレキシブルテープ105が接続されている。一対の
テープ105の一端は、一方の接続シート105Aをヘ
ッド本体100の各側面を覆う状態で配置されており、
各給電配線110…が各ブロック102に形成された各
電極端子10,108aに半田付等により接続されてい
る。また、テープ105の他端は、後述説明する給電回
路に接続されている。
【0007】このように構成されるインクジェット記録
ヘッド200は、図8に示すように、インク供給源を有
する記録ヘッド機構21に含まれている。記録ヘッド機
構21は、カートリッジ保持部材31と、カートリッジ
保持部材31に設けられたインク供給部材37(マニホ
ールド)と、カートリッジ保持部材31に着脱可能に設
けられたインク供給源となるインクカートリッジ30と
を有している。そして、インクヘット記録ヘッド200
は、インク供給部材37の前部に形成された中空状部に
ヘッド本体100のシールプレート104側から組付け
られていると共に、インク供給部材37の外周とヘッド
本体100の外周とに亘って樹脂製の接着剤115によ
り接合されている。これにより、インクジェット記録ヘ
ッド200は、インク供給部材37と接着剤115とで
シールプレート104を液密状態に覆うようにされてい
る。尚、インクジェット記録ヘッド1とインクカートリ
ッジ30とは、カートリッジ保持部材37を介して着脱
可能にされている。
ヘッド200は、図8に示すように、インク供給源を有
する記録ヘッド機構21に含まれている。記録ヘッド機
構21は、カートリッジ保持部材31と、カートリッジ
保持部材31に設けられたインク供給部材37(マニホ
ールド)と、カートリッジ保持部材31に着脱可能に設
けられたインク供給源となるインクカートリッジ30と
を有している。そして、インクヘット記録ヘッド200
は、インク供給部材37の前部に形成された中空状部に
ヘッド本体100のシールプレート104側から組付け
られていると共に、インク供給部材37の外周とヘッド
本体100の外周とに亘って樹脂製の接着剤115によ
り接合されている。これにより、インクジェット記録ヘ
ッド200は、インク供給部材37と接着剤115とで
シールプレート104を液密状態に覆うようにされてい
る。尚、インクジェット記録ヘッド1とインクカートリ
ッジ30とは、カートリッジ保持部材37を介して着脱
可能にされている。
【0008】上記のインクカートリッジ30の内部に
は、インクを含むように連続気泡を有したフォーム35
が装填されている。また、インクカートリッジ30の前
面壁30aの下部には、インク供給口30aが形成され
ており、インク供給口30aにはインク供給部材37が
シール部材39を介して液密状態で嵌合されている。ま
た、インク供給部材37には、インクカートリッジ30
の内部に連通するインク導入路37aが形成されてい
る。これにより、インクジェット記録ヘッド200に
は、インク導入路37a、インクジェット記録ヘッド2
00とインク供給部材37の前部とに間に区画されるイ
ンク導入溝37bを通して、インクカートリッジ30の
インクが各駆動チャンネルに対応するインク流路106
…に導入されるようになっている。
は、インクを含むように連続気泡を有したフォーム35
が装填されている。また、インクカートリッジ30の前
面壁30aの下部には、インク供給口30aが形成され
ており、インク供給口30aにはインク供給部材37が
シール部材39を介して液密状態で嵌合されている。ま
た、インク供給部材37には、インクカートリッジ30
の内部に連通するインク導入路37aが形成されてい
る。これにより、インクジェット記録ヘッド200に
は、インク導入路37a、インクジェット記録ヘッド2
00とインク供給部材37の前部とに間に区画されるイ
ンク導入溝37bを通して、インクカートリッジ30の
インクが各駆動チャンネルに対応するインク流路106
…に導入されるようになっている。
【0009】また、インクジェット記録ヘッド200の
インク供給部材37への組付けに際して、一対のフレキ
シブルテープ105は、カートリッジ保持部材31の下
方側に延びるようにされており、カートリッジ保持部材
31の下側に固定されたICチップ116を含む回路を
配したプリント基板117(ヘッド駆動部117)と、
テープ105の各給電線110とを、個別に半田付け等
により接続している。ヘッド駆動部117は、図示しな
いプリンタ・コントローラから出力される記録データ
(印字データ)を一時的に記憶した後、上記プリンタ・
コントローラからの記録タイミング信号が入力された時
に、記録データ(印字データ)に対応する各インク駆動
手段112…に電力を各給電線110を通して出力し、
各インク噴出口17aからインクを噴出させるものであ
る。
インク供給部材37への組付けに際して、一対のフレキ
シブルテープ105は、カートリッジ保持部材31の下
方側に延びるようにされており、カートリッジ保持部材
31の下側に固定されたICチップ116を含む回路を
配したプリント基板117(ヘッド駆動部117)と、
テープ105の各給電線110とを、個別に半田付け等
により接続している。ヘッド駆動部117は、図示しな
いプリンタ・コントローラから出力される記録データ
(印字データ)を一時的に記憶した後、上記プリンタ・
コントローラからの記録タイミング信号が入力された時
に、記録データ(印字データ)に対応する各インク駆動
手段112…に電力を各給電線110を通して出力し、
各インク噴出口17aからインクを噴出させるものであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術におけるインクジェット記録ヘッドでは、ヘッド本体
100に形成されたインク流路106…にインクカート
リッジ30(インク供給源)からインクを供給するため
に、ヘッド本体100のシールプレート104側から中
空状部を有するインク供給部材37(マニホールド)を
接着剤115等により液密に装着し、そのインク供給部
材37から供給されるインクを各インク流路106…
(各インク駆動手段112)にシールプレート104の
各インク供給孔104aを通して接続するという煩雑な
作業が必要とっていた。
術におけるインクジェット記録ヘッドでは、ヘッド本体
100に形成されたインク流路106…にインクカート
リッジ30(インク供給源)からインクを供給するため
に、ヘッド本体100のシールプレート104側から中
空状部を有するインク供給部材37(マニホールド)を
接着剤115等により液密に装着し、そのインク供給部
材37から供給されるインクを各インク流路106…
(各インク駆動手段112)にシールプレート104の
各インク供給孔104aを通して接続するという煩雑な
作業が必要とっていた。
【0011】また、ヘッド本体100の各インク流路1
06…間の使用しない溝にインクを供給しないためと、
各インク流路106…にインクを供給するためのシール
プレート104と、ヘッド本体2の各インク駆動手段1
12とヘッド駆動部117とを接続するフレキシブルテ
ープ105とを個別に配する必要があり、インクジェッ
ト記録ヘッドを構成する部品点数が増加して不経済であ
り、これらの各部材104,115を個別にヘッド本体
100に固着、接続する作業も必要であった。
06…間の使用しない溝にインクを供給しないためと、
各インク流路106…にインクを供給するためのシール
プレート104と、ヘッド本体2の各インク駆動手段1
12とヘッド駆動部117とを接続するフレキシブルテ
ープ105とを個別に配する必要があり、インクジェッ
ト記録ヘッドを構成する部品点数が増加して不経済であ
り、これらの各部材104,115を個別にヘッド本体
100に固着、接続する作業も必要であった。
【0012】更に、フレキシブルテープ105には、各
インク駆動手段112に給電する多数の給電線110が
形成されており、これら多数の給電線110を、個別に
給電回路となるインク駆動部117に半田付等により接
続するとその接続工数が多くかかり、製造価格の増加を
招いていた。
インク駆動手段112に給電する多数の給電線110が
形成されており、これら多数の給電線110を、個別に
給電回路となるインク駆動部117に半田付等により接
続するとその接続工数が多くかかり、製造価格の増加を
招いていた。
【0013】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、部品点数を低減することで簡単な構
造および作業で製造でき、且つ給電回路への接続工数を
低減することで製造単価の低減を図ることのできるイン
クジェット記録ヘッドを提供することにある。
になされたもので、部品点数を低減することで簡単な構
造および作業で製造でき、且つ給電回路への接続工数を
低減することで製造単価の低減を図ることのできるイン
クジェット記録ヘッドを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のインクジェット記録ヘッドでは、請求項1
においては、ヘッド本体の一面に開口した複数のインク
噴出口と、前記ヘッド本体に形成され、前記各インク噴
出口にインクを供給するインク流路をそれぞれ有する複
数のインク駆動手段と、前記ヘッド本体の他面に形成さ
れ、インク供給源に接続されたインク供給溝と、前記ヘ
ッド本体の他面に形成され、前記インク供給溝から各イ
ンク流路にインクを供給する複数の分岐溝と、前記ヘッ
ド本体の他面に固着され、前記インク供給溝と前記各分
岐溝とを液密状態で覆うカバー部材とを備えてなること
を特徴とするものである。これにより、カバー部材で液
密状態で覆われたインク供給溝にインク供給源を接続す
るという簡単な構成で、インク供給源から各インク駆動
手段にインクを供給することができ、従来のように、各
インク噴射口に対向するヘッド本体の他面にインク供給
源と接続する中空状のインク供給部材を液密に装着し、
そのインク供給部材内のインク供給通路を複数のインク
駆動手段のインク流路に接続するという煩雑な作業がな
くなる。
め、本発明のインクジェット記録ヘッドでは、請求項1
においては、ヘッド本体の一面に開口した複数のインク
噴出口と、前記ヘッド本体に形成され、前記各インク噴
出口にインクを供給するインク流路をそれぞれ有する複
数のインク駆動手段と、前記ヘッド本体の他面に形成さ
れ、インク供給源に接続されたインク供給溝と、前記ヘ
ッド本体の他面に形成され、前記インク供給溝から各イ
ンク流路にインクを供給する複数の分岐溝と、前記ヘッ
ド本体の他面に固着され、前記インク供給溝と前記各分
岐溝とを液密状態で覆うカバー部材とを備えてなること
を特徴とするものである。これにより、カバー部材で液
密状態で覆われたインク供給溝にインク供給源を接続す
るという簡単な構成で、インク供給源から各インク駆動
手段にインクを供給することができ、従来のように、各
インク噴射口に対向するヘッド本体の他面にインク供給
源と接続する中空状のインク供給部材を液密に装着し、
そのインク供給部材内のインク供給通路を複数のインク
駆動手段のインク流路に接続するという煩雑な作業がな
くなる。
【0015】請求項2においては、請求項1記載のもの
に、前記インク流路は、前記ヘッド本体を貫通して形成
され、前記インク供給溝と前記各分岐溝は、前記各イン
ク噴出口とは反対側の前記ヘッド本体の面に形成されて
いることを特徴とするものである。これにより、ヘッド
本体に複数のインク流路を貫通して形成して、その一端
にインク噴出口を、他端にインク供給溝と分岐溝をそれ
ぞれ形成することで、容易に製作することができる。さ
らに、インク供給源から各インク流路への通路の構成が
簡単になることから、インク供給源からインク供給溝と
各分岐溝を介して、各インク噴出口にに連通する各イン
ク流路に十分なインクを充填することができる。よっ
て、各インク駆動手段の駆動によりインク噴出口からイ
ンクが噴出されても、十分に充填されたインク供給によ
りインク噴出不良等を阻止できる。
に、前記インク流路は、前記ヘッド本体を貫通して形成
され、前記インク供給溝と前記各分岐溝は、前記各イン
ク噴出口とは反対側の前記ヘッド本体の面に形成されて
いることを特徴とするものである。これにより、ヘッド
本体に複数のインク流路を貫通して形成して、その一端
にインク噴出口を、他端にインク供給溝と分岐溝をそれ
ぞれ形成することで、容易に製作することができる。さ
らに、インク供給源から各インク流路への通路の構成が
簡単になることから、インク供給源からインク供給溝と
各分岐溝を介して、各インク噴出口にに連通する各イン
ク流路に十分なインクを充填することができる。よっ
て、各インク駆動手段の駆動によりインク噴出口からイ
ンクが噴出されても、十分に充填されたインク供給によ
りインク噴出不良等を阻止できる。
【0016】請求項3においては、請求項1又は請求項
2記載のものに、前記各インク流路は、前記インク供給
溝を挟んで2列に形成されていることを特徴とするもの
である。これにより、多数のインク噴出口を高密度に配
列できる。また、各インク流路をインク供給溝を挟んで
2列に形成して、インク供給溝にインク供給源からイン
クを供給すると、各分岐溝から各インク流路(各インク
駆動手段)に略均等にインクを配分できる。さらに、上
述のように各インク流路を2列に形成すると、各列のヘ
ッド本体の強度を向上して、各インク駆動手段の駆動で
各インク噴出口からインクが噴出されてもその圧力によ
る変形の影響を少なくすることができる。
2記載のものに、前記各インク流路は、前記インク供給
溝を挟んで2列に形成されていることを特徴とするもの
である。これにより、多数のインク噴出口を高密度に配
列できる。また、各インク流路をインク供給溝を挟んで
2列に形成して、インク供給溝にインク供給源からイン
クを供給すると、各分岐溝から各インク流路(各インク
駆動手段)に略均等にインクを配分できる。さらに、上
述のように各インク流路を2列に形成すると、各列のヘ
ッド本体の強度を向上して、各インク駆動手段の駆動で
各インク噴出口からインクが噴出されてもその圧力によ
る変形の影響を少なくすることができる。
【0017】請求項4においては、請求項3記載のもの
に、前記ヘッド本体は、前記2列に形成された各インク
流路を有する2個のブロックからなり、前記インク供給
溝は、前記各列間の両ブロックに亘って形成されている
ことを特徴とするものである。これにより、各ブロック
毎に各インク流路と、インク供給溝とを形成した後、こ
れらの各インク流路が2列に形成されるように相互に接
合することで、ヘッド本体を構成できるので、ヘッド本
体の製造が簡単になる。
に、前記ヘッド本体は、前記2列に形成された各インク
流路を有する2個のブロックからなり、前記インク供給
溝は、前記各列間の両ブロックに亘って形成されている
ことを特徴とするものである。これにより、各ブロック
毎に各インク流路と、インク供給溝とを形成した後、こ
れらの各インク流路が2列に形成されるように相互に接
合することで、ヘッド本体を構成できるので、ヘッド本
体の製造が簡単になる。
【0018】請求項5においては、請求項1記載のもの
に、前記カバー部材は、前記各インク駆動手段に給電す
る給電回路を有していることを特徴とするものである。
これにより、カバー部材に給電回路を配置しているの
で、従来のように、インクジェット記録ヘッドに対して
別途に、給電回路を設ける必要がなくなる。また、給電
回路を有するカバー部材を用いることで、給電回路を各
インク駆動手段毎に配線するという煩雑な作業がなくな
る。さらに、カバー部材はインク供給溝内のインクに接
触して冷却されるので、給電回路からの発熱をカバー部
材を通して放熱することができる。
に、前記カバー部材は、前記各インク駆動手段に給電す
る給電回路を有していることを特徴とするものである。
これにより、カバー部材に給電回路を配置しているの
で、従来のように、インクジェット記録ヘッドに対して
別途に、給電回路を設ける必要がなくなる。また、給電
回路を有するカバー部材を用いることで、給電回路を各
インク駆動手段毎に配線するという煩雑な作業がなくな
る。さらに、カバー部材はインク供給溝内のインクに接
触して冷却されるので、給電回路からの発熱をカバー部
材を通して放熱することができる。
【0019】請求項6においては、請求項5記載のもの
に、 前記ヘッド本体は、前記各インク駆動手段に接続
された端子を有し、前記カバー部材は、前記ヘッド本体
の端子と接続可能で前記給電回路に接続された端子を有
することを特徴とするものである。これにより、カバー
部材は、ヘッド本体の他面に形成されたインク供給溝と
各分岐溝とを液密状態で覆うカバー機能と、給電回路と
各インク駆動手段とを接続する配線機能を兼ね備えてい
るので、従来のように、個別にカバー機能を有する部材
と、配線機構を有する部材を用いる必要がなく、インク
ジェット記録ヘッドを構成する部品点数を低減でき、且
つ安価に製造できる。また、予め給電回路と各端子間を
接続したカバー部材を用いることで、インクジェット記
録ヘッドの組立に際して、給電回路を各インク駆動手段
とを接続するとういう煩雑な作業がなくなり、カバー部
材の端子をヘッド本体の端子に接続させるだけで、各イ
ンク駆動手段への給電が可能となる。
に、 前記ヘッド本体は、前記各インク駆動手段に接続
された端子を有し、前記カバー部材は、前記ヘッド本体
の端子と接続可能で前記給電回路に接続された端子を有
することを特徴とするものである。これにより、カバー
部材は、ヘッド本体の他面に形成されたインク供給溝と
各分岐溝とを液密状態で覆うカバー機能と、給電回路と
各インク駆動手段とを接続する配線機能を兼ね備えてい
るので、従来のように、個別にカバー機能を有する部材
と、配線機構を有する部材を用いる必要がなく、インク
ジェット記録ヘッドを構成する部品点数を低減でき、且
つ安価に製造できる。また、予め給電回路と各端子間を
接続したカバー部材を用いることで、インクジェット記
録ヘッドの組立に際して、給電回路を各インク駆動手段
とを接続するとういう煩雑な作業がなくなり、カバー部
材の端子をヘッド本体の端子に接続させるだけで、各イ
ンク駆動手段への給電が可能となる。
【0020】請求項7においては、請求項6記載のもの
に、前記各インク流路は、前記インク供給溝を挟んで2
列に形成され、前記ヘッド本体は、前記インク供給溝が
形成された他面に直交する2側面にそれぞれ前記端子を
有し、前記カバー部材は、前記ヘッド本体の他面を覆っ
て前記2側面側に屈曲自在とされた可撓性のシール材か
ら構成されていると共に、前記インク供給溝に対向する
部分に前記給電回路を、前記ヘッド本体の各端子に対向
する両端に端子を有していることを特徴とするものであ
る。これにより、可撓性のシール材で構成されたカバー
部材を、ヘッド本体の形状に合わせて屈曲することで、
インク供給溝と各分岐溝とを液密状態で覆いつつ、ヘッ
ド本体の端子とカバー部材の端子とを接続させるだけ
で、各インク駆動手段に給電することができるので、イ
ンクジェット記録ヘッドを構成する部品点数の低減を図
りつつ、容易な作業でインクジェット記録ヘッドを製造
できる。また、カバー本体をヘッド本体に固着した際
に、給電回路がインク供給溝に対向させることで、イン
ク供給溝を流れるインクにより給電回路の発熱を吸収で
きるので、給電回路の寿命を長くできて経済的なものと
なる。
に、前記各インク流路は、前記インク供給溝を挟んで2
列に形成され、前記ヘッド本体は、前記インク供給溝が
形成された他面に直交する2側面にそれぞれ前記端子を
有し、前記カバー部材は、前記ヘッド本体の他面を覆っ
て前記2側面側に屈曲自在とされた可撓性のシール材か
ら構成されていると共に、前記インク供給溝に対向する
部分に前記給電回路を、前記ヘッド本体の各端子に対向
する両端に端子を有していることを特徴とするものであ
る。これにより、可撓性のシール材で構成されたカバー
部材を、ヘッド本体の形状に合わせて屈曲することで、
インク供給溝と各分岐溝とを液密状態で覆いつつ、ヘッ
ド本体の端子とカバー部材の端子とを接続させるだけ
で、各インク駆動手段に給電することができるので、イ
ンクジェット記録ヘッドを構成する部品点数の低減を図
りつつ、容易な作業でインクジェット記録ヘッドを製造
できる。また、カバー本体をヘッド本体に固着した際
に、給電回路がインク供給溝に対向させることで、イン
ク供給溝を流れるインクにより給電回路の発熱を吸収で
きるので、給電回路の寿命を長くできて経済的なものと
なる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
るインクジェット記録ヘッドについて、図面を参照して
説明する。
るインクジェット記録ヘッドについて、図面を参照して
説明する。
【0022】図1および図2において、インクジェット
記録ヘッド1(以下、単に「記録ヘッド1」という。)
は、複数のインク駆動手段15を有するヘッド本体2、
ノズルプレート17、およびカバー部材18を有して構
成されている。
記録ヘッド1(以下、単に「記録ヘッド1」という。)
は、複数のインク駆動手段15を有するヘッド本体2、
ノズルプレート17、およびカバー部材18を有して構
成されている。
【0023】ヘッド本体2は、2つのブロック部3,4
から成っている。各ブロック3,4部は、それぞれ接着
剤等で相互に接合された圧電セラミックからなる矩形状
の圧電基板5,6を有している。各圧電基板5,6は、
ダイシング加工等の切削加工により互いに平行となるよ
うに圧電基板5,6に形成された複数の圧電側壁7…と
凹溝8…とを交互に有しており、各凹溝8…は各圧電基
板5,6の一端面6Aとこれに対向する他端面6B間を
貫通している。そして、各ブロック部3,4は、圧電基
板5の各凹溝8…と圧電基板6の各凹溝8…とを対向さ
せつつ各圧電側壁7…の相互を突き合わせ、接着剤等で
接合することで形成されるもので、複数の凹溝8…のう
ち1つおきのもので、複数のインク流路9…を形成して
いる。また、各インク流路9…を構成する各圧電側壁7
…は、圧電基板5の圧電側壁7…と圧電基板6の圧電側
壁7…とで矢印A方向に分極されている。
から成っている。各ブロック3,4部は、それぞれ接着
剤等で相互に接合された圧電セラミックからなる矩形状
の圧電基板5,6を有している。各圧電基板5,6は、
ダイシング加工等の切削加工により互いに平行となるよ
うに圧電基板5,6に形成された複数の圧電側壁7…と
凹溝8…とを交互に有しており、各凹溝8…は各圧電基
板5,6の一端面6Aとこれに対向する他端面6B間を
貫通している。そして、各ブロック部3,4は、圧電基
板5の各凹溝8…と圧電基板6の各凹溝8…とを対向さ
せつつ各圧電側壁7…の相互を突き合わせ、接着剤等で
接合することで形成されるもので、複数の凹溝8…のう
ち1つおきのもので、複数のインク流路9…を形成して
いる。また、各インク流路9…を構成する各圧電側壁7
…は、圧電基板5の圧電側壁7…と圧電基板6の圧電側
壁7…とで矢印A方向に分極されている。
【0024】各ブロック部3,4は、これらに形成され
た各インク流路9…を相互に並列に配しつつ、各圧電基
板6,6側を接着剤等で接合することで、1つのヘッド
本体2を構成している。そして、ヘッド本体2には、各
ブロック部3,4の接合面10を境にして、ヘッド本体
2の表面2Aと裏面2B間に貫通する複数のインク流路
9…からなるインク流路列a,bが2列形成されるよう
になっている。ヘッド本体2には、各インク流路列aと
b間に位置してヘッド本体2の裏面2Bに開口するイン
ク供給溝11が形成され、インク供給溝11は、裏面2
Bに直交するヘッド本体2の第1側面2Cに開口して、
この第1側面2Cに対向する第2側面2D側の近傍まで
延びている。また、各インク流路列a,bのインク流路
9…は、複数の分岐溝12…を介してインク供給溝11
に連通している。
た各インク流路9…を相互に並列に配しつつ、各圧電基
板6,6側を接着剤等で接合することで、1つのヘッド
本体2を構成している。そして、ヘッド本体2には、各
ブロック部3,4の接合面10を境にして、ヘッド本体
2の表面2Aと裏面2B間に貫通する複数のインク流路
9…からなるインク流路列a,bが2列形成されるよう
になっている。ヘッド本体2には、各インク流路列aと
b間に位置してヘッド本体2の裏面2Bに開口するイン
ク供給溝11が形成され、インク供給溝11は、裏面2
Bに直交するヘッド本体2の第1側面2Cに開口して、
この第1側面2Cに対向する第2側面2D側の近傍まで
延びている。また、各インク流路列a,bのインク流路
9…は、複数の分岐溝12…を介してインク供給溝11
に連通している。
【0025】各分岐溝12…は、各インク流路列a,b
を構成する各インク流路9…をインク供給溝11に連通
するように、ヘッド本体2の裏面2Bに開口して形成さ
れいる。ところで、ヘッド本体2の裏面2Cに形成され
るインク供給溝11と各分岐溝12とは、例えば、ブロ
ック部3,4を形成する前に(ブロック部3,4に形成
した後でも良い。)、ダイシング加工等の切削加工によ
り各圧電基板6,6の各凹溝8…の延在方向に直交して
延び、且つ一端面6Aとこれに直交する側端面6Cに開
口する断面L字状の溝13(インク供給溝11の一部を
構成する溝13)と、各凹溝8…の延在方向およびL字
状の溝13の延在方向の各々に直交して延びてL字状の
溝13と上述に説明した各インク流路9…を形成する各
凹溝8…とを連通する各分岐溝12…を形成した後に、
上述の如くブロック部3,4とすると共に、ブロック部
3,4の相互を各圧電基板6,6のL字状の溝13,1
3でインク供給溝11を形成しつつ接合することで、ヘ
ッド本体2を構成するようにされている。
を構成する各インク流路9…をインク供給溝11に連通
するように、ヘッド本体2の裏面2Bに開口して形成さ
れいる。ところで、ヘッド本体2の裏面2Cに形成され
るインク供給溝11と各分岐溝12とは、例えば、ブロ
ック部3,4を形成する前に(ブロック部3,4に形成
した後でも良い。)、ダイシング加工等の切削加工によ
り各圧電基板6,6の各凹溝8…の延在方向に直交して
延び、且つ一端面6Aとこれに直交する側端面6Cに開
口する断面L字状の溝13(インク供給溝11の一部を
構成する溝13)と、各凹溝8…の延在方向およびL字
状の溝13の延在方向の各々に直交して延びてL字状の
溝13と上述に説明した各インク流路9…を形成する各
凹溝8…とを連通する各分岐溝12…を形成した後に、
上述の如くブロック部3,4とすると共に、ブロック部
3,4の相互を各圧電基板6,6のL字状の溝13,1
3でインク供給溝11を形成しつつ接合することで、ヘ
ッド本体2を構成するようにされている。
【0026】また、各圧電側壁7…の両側面には、図3
に示すように、電極14…および14Bが例えばメッキ
処理により各インク流路9…の延在方向に亘って形成さ
れているが、インク供給溝11に各分岐溝12…を通し
て連通されない凹溝8…は、その凹溝8…の底で各電極
14…を独立させるようにメッキが削り取られている部
分14A…を有している。また、本発明においては、各
インク流路9…を有しつつ、電極14…と分極された各
圧電基板5,6の圧電側壁7…とでインク駆動手段15
(ヘッドアクチュエータ)を構成しており、各インク駆
動手段15への給電により駆動して、各駆動チャンネル
Aの容積を増大した後復元させて、各インク流路9…内
のインクを加圧してノズルプレート17から噴出させる
ものである。
に示すように、電極14…および14Bが例えばメッキ
処理により各インク流路9…の延在方向に亘って形成さ
れているが、インク供給溝11に各分岐溝12…を通し
て連通されない凹溝8…は、その凹溝8…の底で各電極
14…を独立させるようにメッキが削り取られている部
分14A…を有している。また、本発明においては、各
インク流路9…を有しつつ、電極14…と分極された各
圧電基板5,6の圧電側壁7…とでインク駆動手段15
(ヘッドアクチュエータ)を構成しており、各インク駆
動手段15への給電により駆動して、各駆動チャンネル
Aの容積を増大した後復元させて、各インク流路9…内
のインクを加圧してノズルプレート17から噴出させる
ものである。
【0027】更に、ヘッド本体2には、この第1、第2
側面2C,2Dに直交する第3側面2E,第4側面2F
の各々に、各インク流路列a,bのインク流路9…の数
に対応する複数の電極端子16A…が形成されている。
各電極端子16A…は、ヘッド本体2の表面2Aから電
極14…に接続されている。また、第3,4側面2E,
2Fの各々に形成された接地電極端子16Cは、電極1
4Bに接続されている。尚、ヘッド本体2に形成される
各電極端子16A…,16Cは、各電極14,14Bと
ともにメッキ処理により形成された後、ダイシング加工
等の切削加工によりそれぞれ分断形成されるものであ
る。
側面2C,2Dに直交する第3側面2E,第4側面2F
の各々に、各インク流路列a,bのインク流路9…の数
に対応する複数の電極端子16A…が形成されている。
各電極端子16A…は、ヘッド本体2の表面2Aから電
極14…に接続されている。また、第3,4側面2E,
2Fの各々に形成された接地電極端子16Cは、電極1
4Bに接続されている。尚、ヘッド本体2に形成される
各電極端子16A…,16Cは、各電極14,14Bと
ともにメッキ処理により形成された後、ダイシング加工
等の切削加工によりそれぞれ分断形成されるものであ
る。
【0028】そして、ノズルプレート17は、ヘッド本
体2の表面2Aに各インク流路列a,bの凹溝8を密閉
するように貼設されており、各インク流路9…に開口す
るインク噴出口17a…(ノズル)が複数形成されてい
る。
体2の表面2Aに各インク流路列a,bの凹溝8を密閉
するように貼設されており、各インク流路9…に開口す
るインク噴出口17a…(ノズル)が複数形成されてい
る。
【0029】また、カバー部材18は、絶縁性、及び可
撓性に優れたフィルム素材(例えば、ポリイミド等から
なるもの)を用いて、ヘッド本体2の第3側面2E、裏
面2Bおよび第4側面2Fに亘って覆える長さを有する
接続シート部18Aと、この接続シート部18Aの中心
からこれに直交して延びる接続シート部18BとでT字
形状にされたシート材であって、接続シート部18Aの
両端側にはヘッド本体2の各側面2E,2Fの各々に形
成された電極端子16A…,16Cに接続自在とされた
複数の電極端子16B…が設けられている。接続シート
部18Aの中央部には予め給電回路の機能を有するIC
チップ19が組み込まれている。また、各端子16B…
とICチップ19とは、接続シート部18A内に配線さ
れた複数の給電線20Aで接続されいると共に、ICチ
ップ19は接続シート部18B内に配線され、制御信号
や電力等を入力する複数の制御信号線20Bに接続され
ている。尚、通常、接続シート部18B内に配線される
制御信号線20Bの本数は、接続シート部18Aに配線
される給電線20Aの本数より少ないものとなってい
る。
撓性に優れたフィルム素材(例えば、ポリイミド等から
なるもの)を用いて、ヘッド本体2の第3側面2E、裏
面2Bおよび第4側面2Fに亘って覆える長さを有する
接続シート部18Aと、この接続シート部18Aの中心
からこれに直交して延びる接続シート部18BとでT字
形状にされたシート材であって、接続シート部18Aの
両端側にはヘッド本体2の各側面2E,2Fの各々に形
成された電極端子16A…,16Cに接続自在とされた
複数の電極端子16B…が設けられている。接続シート
部18Aの中央部には予め給電回路の機能を有するIC
チップ19が組み込まれている。また、各端子16B…
とICチップ19とは、接続シート部18A内に配線さ
れた複数の給電線20Aで接続されいると共に、ICチ
ップ19は接続シート部18B内に配線され、制御信号
や電力等を入力する複数の制御信号線20Bに接続され
ている。尚、通常、接続シート部18B内に配線される
制御信号線20Bの本数は、接続シート部18Aに配線
される給電線20Aの本数より少ないものとなってい
る。
【0030】そして、カバー部材18は、ICチップ1
9を外側に配するようにして接続シート部19Aをコ字
形状に屈曲した後に、ヘッド本体2の裏面2B側から各
インク流路9、インク供給溝11及び各分岐溝12とを
液密状態で覆いつつ、ICチップ19をインク供給溝1
1に対向する状態でヘッド本体2の裏面2Bに接着剤等
により固着されると共に、ヘッド本体2の各側面2E,
2Fを覆う状態で接続シート部18Aの両端に設けられ
た各電極端子16B…をヘッド本体2の各電極端子16
A…,16Cに接続されて、ヘッド本体2、ノズルプレ
ート17と共にインクジェット記録ヘッド1を構成す
る。尚、カバー部材18の各電極端子16Bとヘッド本
体2の各電極端子16A,16Cとの接続は、半田付等
の簡単な作業で行われる。
9を外側に配するようにして接続シート部19Aをコ字
形状に屈曲した後に、ヘッド本体2の裏面2B側から各
インク流路9、インク供給溝11及び各分岐溝12とを
液密状態で覆いつつ、ICチップ19をインク供給溝1
1に対向する状態でヘッド本体2の裏面2Bに接着剤等
により固着されると共に、ヘッド本体2の各側面2E,
2Fを覆う状態で接続シート部18Aの両端に設けられ
た各電極端子16B…をヘッド本体2の各電極端子16
A…,16Cに接続されて、ヘッド本体2、ノズルプレ
ート17と共にインクジェット記録ヘッド1を構成す
る。尚、カバー部材18の各電極端子16Bとヘッド本
体2の各電極端子16A,16Cとの接続は、半田付等
の簡単な作業で行われる。
【0031】このように、ヘッド本体2、ノズルプレー
ト17及びカバー部材18のみで構成されるインクジェ
ット記録ヘッド1は、各圧電基板5,6にインク流路9
を貫通して形成し、さらに、インク供給溝11、各分岐
溝12および各電極端子16A…を形成した後に、各ブ
ロック部3,4を形成してこれら相互を接合することで
ヘッド本体2を構成するようにしているので、ヘッド本
体2の製造が容易に行える。よって、後述説明するイン
ク供給源(図4に示すインクカートリッジ30)からイ
ンク供給溝11と各分岐溝12とを介して、各インク流
路9…への通路の構成が簡単になることから、その各イ
ンク流路9…に十分なインクを充填できるので、各イン
ク駆動手段15の駆動により各インク噴出口17a…か
らインクが噴出されても、十分に充填されたインク供給
によりインク噴出不良等を阻止できる。
ト17及びカバー部材18のみで構成されるインクジェ
ット記録ヘッド1は、各圧電基板5,6にインク流路9
を貫通して形成し、さらに、インク供給溝11、各分岐
溝12および各電極端子16A…を形成した後に、各ブ
ロック部3,4を形成してこれら相互を接合することで
ヘッド本体2を構成するようにしているので、ヘッド本
体2の製造が容易に行える。よって、後述説明するイン
ク供給源(図4に示すインクカートリッジ30)からイ
ンク供給溝11と各分岐溝12とを介して、各インク流
路9…への通路の構成が簡単になることから、その各イ
ンク流路9…に十分なインクを充填できるので、各イン
ク駆動手段15の駆動により各インク噴出口17a…か
らインクが噴出されても、十分に充填されたインク供給
によりインク噴出不良等を阻止できる。
【0032】また、各インク流路9…を、ヘッド本体2
のインク供給溝11を挟んで両側に2列に形成すると、
多数のインク噴出口を高密度に配列できながら、しかも
圧電側壁7の厚さを大きくし、各インク流路列a,bを
なすブロック部3,4の強度を向上して、各インク駆動
手段15…の駆動で各インク噴出口17a…からインク
が噴出されてもその圧力による変形の影響を少なくでき
る。また、インク供給源から供給されるインクをインク
供給溝11と各分岐溝12を介して、各駆動チャンネル
Aに対応するインク流路9…に略均等に配分できる。
のインク供給溝11を挟んで両側に2列に形成すると、
多数のインク噴出口を高密度に配列できながら、しかも
圧電側壁7の厚さを大きくし、各インク流路列a,bを
なすブロック部3,4の強度を向上して、各インク駆動
手段15…の駆動で各インク噴出口17a…からインク
が噴出されてもその圧力による変形の影響を少なくでき
る。また、インク供給源から供給されるインクをインク
供給溝11と各分岐溝12を介して、各駆動チャンネル
Aに対応するインク流路9…に略均等に配分できる。
【0033】更に、カバー部材18はヘッド本体2の裏
面2Bに固着するだけで、各インク流路9…、インク供
給溝11および各分岐溝12を液密状態で閉塞するカバ
ー機能と、給電回路の機能を有するICチップ19とヘ
ッド本体2の各電極端子14B(各インク駆動手段1
5)を接続する配線機能を兼ね備えることになり、従来
のように、個別にヘッド本体の各インク流路9…の開口
側を閉塞するカバー機構を有する部材(図6に示すシー
ルプレート104)と、給電回路と各インク駆動手段と
を接続する配線機能を有する部材(図6に示すフレキシ
ブルテープ105)とを用いる必要がなく、インクジェ
ット記録ヘッド1を構成する部品点数の低減を図って、
安価に製造できる。
面2Bに固着するだけで、各インク流路9…、インク供
給溝11および各分岐溝12を液密状態で閉塞するカバ
ー機能と、給電回路の機能を有するICチップ19とヘ
ッド本体2の各電極端子14B(各インク駆動手段1
5)を接続する配線機能を兼ね備えることになり、従来
のように、個別にヘッド本体の各インク流路9…の開口
側を閉塞するカバー機構を有する部材(図6に示すシー
ルプレート104)と、給電回路と各インク駆動手段と
を接続する配線機能を有する部材(図6に示すフレキシ
ブルテープ105)とを用いる必要がなく、インクジェ
ット記録ヘッド1を構成する部品点数の低減を図って、
安価に製造できる。
【0034】また、カバー部材18は、インク供給源か
らインク供給溝11に供給されるインクに接触して冷却
されるので、インク供給溝11に対向するように配置さ
れたICチップ19からの発熱をカバー部材18を通し
て放熱することから、ICチップ19の寿命を長くして
経済的なものとなる。
らインク供給溝11に供給されるインクに接触して冷却
されるので、インク供給溝11に対向するように配置さ
れたICチップ19からの発熱をカバー部材18を通し
て放熱することから、ICチップ19の寿命を長くして
経済的なものとなる。
【0035】上記のように構成される記録ヘッド1は、
図4に示すように、記録ヘッド機構21に含まれてい
る。記録ヘッド機構21は、カートリッジ保持部材31
と、カートリッジ保持部材31に設けられたインク供給
部材37と、カートリッジ保持部材31に着脱可能に設
けられたインク供給源となるインクカートリッジ30と
を有している。そして、インク供給部材37の前部には
記録ヘッド1が、カバー部材18のICチップ19側か
らヘッド本体2の一部を嵌入することで組付けられてい
る。尚、記録ヘッド1とインクカートリッジ30とは、
カートリッジ保持部材37を介して着脱可能にされてい
る。
図4に示すように、記録ヘッド機構21に含まれてい
る。記録ヘッド機構21は、カートリッジ保持部材31
と、カートリッジ保持部材31に設けられたインク供給
部材37と、カートリッジ保持部材31に着脱可能に設
けられたインク供給源となるインクカートリッジ30と
を有している。そして、インク供給部材37の前部には
記録ヘッド1が、カバー部材18のICチップ19側か
らヘッド本体2の一部を嵌入することで組付けられてい
る。尚、記録ヘッド1とインクカートリッジ30とは、
カートリッジ保持部材37を介して着脱可能にされてい
る。
【0036】上記のインクカートリッジ30の内部に
は、インクを含むように連続気泡を有したフォーム35
が装填されている。また、インクカートリッジ30の前
面壁30aの下部には、インク供給口30aが形成され
ており、インク供給口30aには上述のインク供給部材
37がシール部材39を介して液密状態で嵌合されてい
る。そして、インク供給部材37には、インクカートリ
ッジ30の内部に連通するインク導入路37aが形成さ
れいる。そして、インク導入路37aは、ヘッド本体2
の第1側面2Cに開口するインク供給溝11と接続され
て、接着剤等で外部に対して液密状態に固着される。こ
れにより、インク流路9…とインクカートリッジ30内
とを連通状態にして、インクカートリッジ30からイン
ク導入路37a、インク供給溝11および各分岐溝12
を通してインクを全駆動チャンネルAに対応する各イン
ク流路9…内に供給するものである。
は、インクを含むように連続気泡を有したフォーム35
が装填されている。また、インクカートリッジ30の前
面壁30aの下部には、インク供給口30aが形成され
ており、インク供給口30aには上述のインク供給部材
37がシール部材39を介して液密状態で嵌合されてい
る。そして、インク供給部材37には、インクカートリ
ッジ30の内部に連通するインク導入路37aが形成さ
れいる。そして、インク導入路37aは、ヘッド本体2
の第1側面2Cに開口するインク供給溝11と接続され
て、接着剤等で外部に対して液密状態に固着される。こ
れにより、インク流路9…とインクカートリッジ30内
とを連通状態にして、インクカートリッジ30からイン
ク導入路37a、インク供給溝11および各分岐溝12
を通してインクを全駆動チャンネルAに対応する各イン
ク流路9…内に供給するものである。
【0037】また、記録ヘッド1のインク供給部材37
への組付けに際して、カバー部材18の接続シート部1
8Bは、カートリッジ保持部材31の下方側に延びるよ
うにされており、カートリッジ保持部材31の下側に固
定された基板38に固定されている。接続シート部18
Bの先端の端子部は、図示しないコネクタを介してプリ
ンタ・コントローラに接続されている。ICチップ19
は、プリンタ・コントローラから出力される記録データ
(印字データ)を一時的に記憶した後、上記プリンタ・
コントローラからの記録タイミング信号が入力された時
に、記録データ(印字データ)に対応する各インク駆動
手段15…に給電を行うための制御信号等を出力し、各
インク噴出口17aからインクを噴出させる。
への組付けに際して、カバー部材18の接続シート部1
8Bは、カートリッジ保持部材31の下方側に延びるよ
うにされており、カートリッジ保持部材31の下側に固
定された基板38に固定されている。接続シート部18
Bの先端の端子部は、図示しないコネクタを介してプリ
ンタ・コントローラに接続されている。ICチップ19
は、プリンタ・コントローラから出力される記録データ
(印字データ)を一時的に記憶した後、上記プリンタ・
コントローラからの記録タイミング信号が入力された時
に、記録データ(印字データ)に対応する各インク駆動
手段15…に給電を行うための制御信号等を出力し、各
インク噴出口17aからインクを噴出させる。
【0038】このように、本発明のインクジェット記録
ヘッド1は、カバー部材18でヘッド本体2に形成され
たインク供給溝11及び各分岐溝12等を液密状態で覆
うようにヘッド本体2の裏面2Bに固着すると、ヘッド
本体2の第1側面2Cに開口するインク供給溝11にイ
ンク供給部材37を液密状態で接続するという簡単な構
造で、インクカートリッジ30(インク供給源)から、
インク導入孔37a、インク供給溝11および各分岐溝
12を通して各インク駆動手段15…(各インク流路9
…)にインクを供給することができ、従来のように、ヘ
ッド本体の他面にインクカートリッジと接続する中空状
のインク供給部材を液密に装着し、そのインク供給部材
内のインク供給通路を各インク駆動手段のインク流路に
接続するという煩雑な作業がなくなる。
ヘッド1は、カバー部材18でヘッド本体2に形成され
たインク供給溝11及び各分岐溝12等を液密状態で覆
うようにヘッド本体2の裏面2Bに固着すると、ヘッド
本体2の第1側面2Cに開口するインク供給溝11にイ
ンク供給部材37を液密状態で接続するという簡単な構
造で、インクカートリッジ30(インク供給源)から、
インク導入孔37a、インク供給溝11および各分岐溝
12を通して各インク駆動手段15…(各インク流路9
…)にインクを供給することができ、従来のように、ヘ
ッド本体の他面にインクカートリッジと接続する中空状
のインク供給部材を液密に装着し、そのインク供給部材
内のインク供給通路を各インク駆動手段のインク流路に
接続するという煩雑な作業がなくなる。
【0039】また、基板38は、ICチップ19に制御
信号等を入力するための制御信号線20Bを固定するだ
けで済むので、従来のように、給電回路となる基板と各
インク駆動手段15…とを、その各インク駆動手段15
毎に半田付等により直接に接続する必要がない。よっ
て、半田付による接続工数が低減される。
信号等を入力するための制御信号線20Bを固定するだ
けで済むので、従来のように、給電回路となる基板と各
インク駆動手段15…とを、その各インク駆動手段15
毎に半田付等により直接に接続する必要がない。よっ
て、半田付による接続工数が低減される。
【0040】
【発明の効果】このように本発明のインクジェット記録
ヘッドによれば、請求項1では、ヘッド本体の一面に開
口した複数のインク噴出口と、前記ヘッド本体に形成さ
れ、前記各インク噴出口にインクを供給するインク流路
をそれぞれ有する複数のインク駆動手段と、前記ヘッド
本体の他面に形成され、インク供給源に接続されたイン
ク供給溝と、前記ヘッド本体の他面に形成され、前記イ
ンク供給溝から各インク流路にインクを供給する複数の
分岐溝と、前記ヘッド本体の他面に固着され、前記イン
ク供給溝と前記各分岐溝とを液密状態で覆うカバー部材
とを備えてなることを特徴とするものである。これによ
り、カバー部材で液密状態で覆われたインク供給溝にイ
ンク供給源を接続するという簡単な構成で、インク供給
源から各インク駆動手段にインクを供給することがで
き、従来のように、各インク噴射口に対向するヘッド本
体の他面にインク供給源と接続する中空状のインク供給
部材を液密に装着し、そのインク供給部材内のインク供
給通路を複数のインク駆動手段のインク流路に接続する
という煩雑な作業がなくなる。
ヘッドによれば、請求項1では、ヘッド本体の一面に開
口した複数のインク噴出口と、前記ヘッド本体に形成さ
れ、前記各インク噴出口にインクを供給するインク流路
をそれぞれ有する複数のインク駆動手段と、前記ヘッド
本体の他面に形成され、インク供給源に接続されたイン
ク供給溝と、前記ヘッド本体の他面に形成され、前記イ
ンク供給溝から各インク流路にインクを供給する複数の
分岐溝と、前記ヘッド本体の他面に固着され、前記イン
ク供給溝と前記各分岐溝とを液密状態で覆うカバー部材
とを備えてなることを特徴とするものである。これによ
り、カバー部材で液密状態で覆われたインク供給溝にイ
ンク供給源を接続するという簡単な構成で、インク供給
源から各インク駆動手段にインクを供給することがで
き、従来のように、各インク噴射口に対向するヘッド本
体の他面にインク供給源と接続する中空状のインク供給
部材を液密に装着し、そのインク供給部材内のインク供
給通路を複数のインク駆動手段のインク流路に接続する
という煩雑な作業がなくなる。
【0041】請求項2では、請求項1記載のものに、前
記インク流路は、前記ヘッド本体を貫通して形成され、
前記インク供給溝と前記各分岐溝は、前記各インク噴出
口とは反対側の前記ヘッド本体の面に形成されているこ
とを特徴とするものである。これにより、請求項1の効
果に加えて、ヘッド本体に複数のインク流路を貫通して
形成して、その一端にインク噴出口を、他端にインク供
給溝と分岐溝をそれぞれ形成することで、容易に製作す
ることができる。さらに、インク供給源から各インク流
路への通路の構成が簡単になることから、インク供給源
からインク供給溝と各分岐溝を介して、各インク噴出口
にに連通する各インク流路に十分なインクを充填するこ
とができる。よって、各インク駆動手段の駆動によりイ
ンク噴出口からインクが噴出されても、十分に充填され
たインク供給によりインク噴出不良等を阻止できる。
記インク流路は、前記ヘッド本体を貫通して形成され、
前記インク供給溝と前記各分岐溝は、前記各インク噴出
口とは反対側の前記ヘッド本体の面に形成されているこ
とを特徴とするものである。これにより、請求項1の効
果に加えて、ヘッド本体に複数のインク流路を貫通して
形成して、その一端にインク噴出口を、他端にインク供
給溝と分岐溝をそれぞれ形成することで、容易に製作す
ることができる。さらに、インク供給源から各インク流
路への通路の構成が簡単になることから、インク供給源
からインク供給溝と各分岐溝を介して、各インク噴出口
にに連通する各インク流路に十分なインクを充填するこ
とができる。よって、各インク駆動手段の駆動によりイ
ンク噴出口からインクが噴出されても、十分に充填され
たインク供給によりインク噴出不良等を阻止できる。
【0042】請求項3では、請求項1又は請求項2記載
のものに、前記各インク流路は、前記インク供給溝を挟
んで2列に形成されていることを特徴とするものであ
る。これにより、請求項1又は請求項2の効果に加え
て、多数のインク噴出口を高密度に配列できる。また、
各インク流路をインク供給溝を挟んで2列に形成して、
インク供給溝にインク供給源からインクを供給すると、
各分岐溝から各インク流路(各インク駆動手段)に略均
等にインクを配分できる。さらに、上述のように各イン
ク流路を2列に形成すると、各列のヘッド本体の強度を
向上して、各インク駆動手段の駆動で各インク噴出口か
らインクが噴出されてもその圧力による変形の影響を少
なくすることができる。
のものに、前記各インク流路は、前記インク供給溝を挟
んで2列に形成されていることを特徴とするものであ
る。これにより、請求項1又は請求項2の効果に加え
て、多数のインク噴出口を高密度に配列できる。また、
各インク流路をインク供給溝を挟んで2列に形成して、
インク供給溝にインク供給源からインクを供給すると、
各分岐溝から各インク流路(各インク駆動手段)に略均
等にインクを配分できる。さらに、上述のように各イン
ク流路を2列に形成すると、各列のヘッド本体の強度を
向上して、各インク駆動手段の駆動で各インク噴出口か
らインクが噴出されてもその圧力による変形の影響を少
なくすることができる。
【0043】請求項4では、請求項3記載のものに、前
記ヘッド本体は、前記2列に形成された各インク流路を
有する2個のブロックからなり、前記インク供給溝は、
前記各列間の両ブロックに亘って形成されていることを
特徴とするものである。これにより、請求項3の効果に
加えて、各ブロック毎に各インク流路と、インク供給溝
とを形成した後、これらの各インク流路が2列に形成さ
れるように相互に接合することで、ヘッド本体を構成で
きるので、ヘッド本体の製造が簡単になる。
記ヘッド本体は、前記2列に形成された各インク流路を
有する2個のブロックからなり、前記インク供給溝は、
前記各列間の両ブロックに亘って形成されていることを
特徴とするものである。これにより、請求項3の効果に
加えて、各ブロック毎に各インク流路と、インク供給溝
とを形成した後、これらの各インク流路が2列に形成さ
れるように相互に接合することで、ヘッド本体を構成で
きるので、ヘッド本体の製造が簡単になる。
【0044】請求項5では、請求項1記載のものに、前
記カバー部材は、前記各インク駆動手段に給電する給電
回路を有していることを特徴とするものである。これに
より、請求項1の効果に加えて、カバー部材に給電回路
を配置しているので、従来のように、記録ヘッドに対し
て別途に、給電回路を設ける必要がなくなる。また、給
電回路を有するカバー部材を用いることで、給電回路を
各インク駆動手段毎に配線するという煩雑な作業がなく
なる。さらに、カバー部材はインク供給溝内のインクに
接触して冷却されるので、給電回路からの発熱をカバー
部材を通して放熱することができる。
記カバー部材は、前記各インク駆動手段に給電する給電
回路を有していることを特徴とするものである。これに
より、請求項1の効果に加えて、カバー部材に給電回路
を配置しているので、従来のように、記録ヘッドに対し
て別途に、給電回路を設ける必要がなくなる。また、給
電回路を有するカバー部材を用いることで、給電回路を
各インク駆動手段毎に配線するという煩雑な作業がなく
なる。さらに、カバー部材はインク供給溝内のインクに
接触して冷却されるので、給電回路からの発熱をカバー
部材を通して放熱することができる。
【0045】請求項6においては、請求項5記載のもの
に、 前記ヘッド本体は、前記各インク駆動手段に接続
された端子を有し、前記カバー部材は、前記ヘッド本体
の端子と接続可能で前記給電回路に接続された端子を有
することを特徴とするものである。これにより、請求項
5の効果に加えて、カバー部材は、ヘッド本体の他面に
形成されたインク供給溝と各分岐溝とを液密状態で覆う
カバー機能と、給電回路と各インク駆動手段とを接続す
る配線機能を兼ね備えているので、従来のように、個別
にカバー機能を有する部材と、配線機構を有する部材を
用いる必要がなく、インクジェット記録ヘッドを構成す
る部品点数を低減でき、且つ安価に製造できる。また、
予め給電回路と各端子間を接続したカバー部材を用いる
ことで、インクジェット記録ヘッドの組立に際して、給
電回路を各インク駆動手段とを接続するとういう煩雑な
作業がなくなり、カバー部材の端子をヘッド本体の端子
に接続させるだけで、各インク駆動手段への給電が可能
となる。
に、 前記ヘッド本体は、前記各インク駆動手段に接続
された端子を有し、前記カバー部材は、前記ヘッド本体
の端子と接続可能で前記給電回路に接続された端子を有
することを特徴とするものである。これにより、請求項
5の効果に加えて、カバー部材は、ヘッド本体の他面に
形成されたインク供給溝と各分岐溝とを液密状態で覆う
カバー機能と、給電回路と各インク駆動手段とを接続す
る配線機能を兼ね備えているので、従来のように、個別
にカバー機能を有する部材と、配線機構を有する部材を
用いる必要がなく、インクジェット記録ヘッドを構成す
る部品点数を低減でき、且つ安価に製造できる。また、
予め給電回路と各端子間を接続したカバー部材を用いる
ことで、インクジェット記録ヘッドの組立に際して、給
電回路を各インク駆動手段とを接続するとういう煩雑な
作業がなくなり、カバー部材の端子をヘッド本体の端子
に接続させるだけで、各インク駆動手段への給電が可能
となる。
【0046】請求項7では、請求項6記載のものに、前
記各インク流路は、前記インク供給溝を挟んで2列に形
成され、前記ヘッド本体は、前記インク供給溝が形成さ
れた他面に直交する2側面にそれぞれ前記端子を有し、
前記カバー部材は、前記ヘッド本体の他面を覆って前記
2側面側に屈曲自在とされた可撓性のシール材から構成
されていると共に、前記インク供給溝に対向する部分に
前記給電回路を、前記ヘッド本体の各端子に対向する両
端に端子を有していることを特徴とするものである。こ
れにより、請求項6の効果に加えて、可撓性のシール材
で構成されたカバー部材を、ヘッド本体の形状に合わせ
て屈曲することで、インク供給溝と各分岐溝とを液密状
態で覆いつつ、ヘッド本体の端子とカバー部材の端子と
を接続させるだけで、各インク駆動手段に給電すること
ができるので、インクジェット記録ヘッドを構成する部
品点数の低減を図りつつ、容易な作業でインクジェット
記録ヘッドを製造できる。また、カバー本体をヘッド本
体に固着した際に、給電回路がインク供給溝に対向させ
ることで、インク供給溝を流れるインクにより給電回路
の発熱を吸収できるので、給電回路の寿命を長くできて
経済的なものとなる。
記各インク流路は、前記インク供給溝を挟んで2列に形
成され、前記ヘッド本体は、前記インク供給溝が形成さ
れた他面に直交する2側面にそれぞれ前記端子を有し、
前記カバー部材は、前記ヘッド本体の他面を覆って前記
2側面側に屈曲自在とされた可撓性のシール材から構成
されていると共に、前記インク供給溝に対向する部分に
前記給電回路を、前記ヘッド本体の各端子に対向する両
端に端子を有していることを特徴とするものである。こ
れにより、請求項6の効果に加えて、可撓性のシール材
で構成されたカバー部材を、ヘッド本体の形状に合わせ
て屈曲することで、インク供給溝と各分岐溝とを液密状
態で覆いつつ、ヘッド本体の端子とカバー部材の端子と
を接続させるだけで、各インク駆動手段に給電すること
ができるので、インクジェット記録ヘッドを構成する部
品点数の低減を図りつつ、容易な作業でインクジェット
記録ヘッドを製造できる。また、カバー本体をヘッド本
体に固着した際に、給電回路がインク供給溝に対向させ
ることで、インク供給溝を流れるインクにより給電回路
の発熱を吸収できるので、給電回路の寿命を長くできて
経済的なものとなる。
【図1】本発明のインクジェット記録ヘッドの構成を示
す裏面斜視図である。
す裏面斜視図である。
【図2】本発明のインクジェット記録ヘッドの構成を示
す表面斜視図である。
す表面斜視図である。
【図3】図1におけるB−B矢視図である。
【図4】本発明のインクジェット記録ヘッドが用いられ
る記録ヘッド機構の構成を示す断面図である。
る記録ヘッド機構の構成を示す断面図である。
【図5】従来技術のインクジェット記録ヘッドの構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】従来技術のインクジェット記録ヘッドの構成を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図7】図6におけるC−C矢視図である。
【図8】従来技術のインクジェット記録ヘッドが用いら
れる記録ヘッド機構の構成を示す断面図である。
れる記録ヘッド機構の構成を示す断面図である。
2 ヘッド本体 2A 表面(一面) 2B 裏面(他面) 2E 第3側面 2F 第4側面 3,4 ブロック 9 インク流路 11 インク供給溝 12 分岐溝 16A,16B 電極端子 15 インク駆動手段 17a インク噴出口 18 カバー部材 19 ICチップ(給電回路) 30 インクカートリッジ(インク供給源)
Claims (7)
- 【請求項1】 ヘッド本体の一面に開口した複数のイン
ク噴出口と、 前記ヘッド本体に形成され、前記各インク噴出口にイン
クを供給するインク流路をそれぞれ有する複数のインク
駆動手段と、 前記ヘッド本体の他面に形成され、インク供給源に接続
されたインク供給溝と、 前記ヘッド本体の他面に形成され、前記インク供給溝か
ら各インク流路にインクを供給する複数の分岐溝と、 前記ヘッド本体の他面に固着され、前記インク供給溝と
前記各分岐溝とを液密状態で覆うカバー部材と、を備え
てなることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項2】 前記インク流路は、前記ヘッド本体を貫
通して形成され、 前記インク供給溝と前記各分岐溝は、前記各インク噴出
口とは反対側の前記ヘッド本体の面に形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録ヘッ
ド。 - 【請求項3】 前記各インク流路は、前記インク供給溝
を挟んで2列に形成されていることを特徴とする請求項
1又は請求項2記載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項4】 前記ヘッド本体は、前記2列に形成され
た各インク流路を有する2個のブロックからなり、 前記インク供給溝は、前記各列間の両ブロックに亘って
形成されていることを特徴とする請求項3記載のインク
ジェット記録ヘッド。 - 【請求項5】 前記カバー部材は、前記各インク駆動手
段に給電する給電回路を有していることを特徴とする請
求項1記載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項6】 前記ヘッド本体は、前記各インク駆動手
段に接続された端子を有し、 前記カバー部材は、前記ヘッド本体の端子と接続可能で
前記給電回路に接続された端子を有することを特徴とす
る請求項5記載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項7】 前記各インク流路は、前記インク供給溝
を挟んで2列に形成され、 前記ヘッド本体は、前記インク供給溝が形成された他面
に直交する2側面にそれぞれ前記端子を有し、 前記カバー部材は、前記ヘッド本体の他面を覆って前記
2側面側に屈曲自在とされた可撓性のシール材から構成
されていると共に、前記インク供給溝に対向する部分に
前記給電回路を、前記ヘッド本体の各端子に対向する両
端に端子を有していることを特徴とする請求項6記載の
インクジェット記録ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15327796A JPH09314831A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | インクジェット記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15327796A JPH09314831A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | インクジェット記録ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09314831A true JPH09314831A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15558958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15327796A Pending JPH09314831A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | インクジェット記録ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09314831A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001310467A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-06 | Kyocera Corp | インクジェットヘッド |
| US7681996B2 (en) | 2005-12-28 | 2010-03-23 | Fujifilm Corporation | Liquid ejection head, method of manufacturing liquid ejection head, and image forming apparatus |
| US7819502B2 (en) | 2006-03-13 | 2010-10-26 | Fujifilm Corporation | Liquid ejection head and image forming apparatus |
| JP2011000888A (ja) * | 1999-10-05 | 2011-01-06 | Fujifilm Dimatix Inc | シール付き圧電式インクジェットモジュール |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP15327796A patent/JPH09314831A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011000888A (ja) * | 1999-10-05 | 2011-01-06 | Fujifilm Dimatix Inc | シール付き圧電式インクジェットモジュール |
| JP2001310467A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-06 | Kyocera Corp | インクジェットヘッド |
| US7681996B2 (en) | 2005-12-28 | 2010-03-23 | Fujifilm Corporation | Liquid ejection head, method of manufacturing liquid ejection head, and image forming apparatus |
| US7819502B2 (en) | 2006-03-13 | 2010-10-26 | Fujifilm Corporation | Liquid ejection head and image forming apparatus |
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