JPH09315901A - 酸化カルシウムによる切り花の鮮度保持剤 - Google Patents
酸化カルシウムによる切り花の鮮度保持剤Info
- Publication number
- JPH09315901A JPH09315901A JP18430396A JP18430396A JPH09315901A JP H09315901 A JPH09315901 A JP H09315901A JP 18430396 A JP18430396 A JP 18430396A JP 18430396 A JP18430396 A JP 18430396A JP H09315901 A JPH09315901 A JP H09315901A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agent
- water
- cut flower
- calcium oxide
- freshness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 薬害の発生、残留毒性の懸念なく、環境汚染
のない切り花の鮮度保持剤を低価格で生産者に提供す
る。 【解決手段】 毒性のない貝殻を原料として高温炉で焼
成した物質で、酸化カルシウムであるため安全性に優
れ、人畜無害である貝殻を原料とするので製造する場合
にもコストを下げることができ、生産者に低価格で提供
できる。
のない切り花の鮮度保持剤を低価格で生産者に提供す
る。 【解決手段】 毒性のない貝殻を原料として高温炉で焼
成した物質で、酸化カルシウムであるため安全性に優
れ、人畜無害である貝殻を原料とするので製造する場合
にもコストを下げることができ、生産者に低価格で提供
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、最近、特に花卉類の栽
培が盛んになり、北海道等では東京を中心とする消費地
に長時間かけて発送するケースが増大し、そこで収穫後
も鮮度を長時間維持し品質を損なうことなく、生産者か
ら消費者の手元に渡るように、然も低価格で、毒性がな
く、安全で花の種類に差別なく長時間鮮度の保持を可能
とする鮮度保持剤に関するものである。
培が盛んになり、北海道等では東京を中心とする消費地
に長時間かけて発送するケースが増大し、そこで収穫後
も鮮度を長時間維持し品質を損なうことなく、生産者か
ら消費者の手元に渡るように、然も低価格で、毒性がな
く、安全で花の種類に差別なく長時間鮮度の保持を可能
とする鮮度保持剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の鮮度保持剤の中には硝酸銀をはじ
め、銀製剤が使用され、市販されている切り花鮮度保持
剤の説明書には、残余水溶液廃棄の際は、毒性なので中
和した後廃棄するように、との注意が記されているが、
使用者は手間がかかるのでその儘廃棄してしまうことが
多く、また、切り花鮮度保持剤の内容の成分表示の無い
ものが殆どで、薬害の発生や環境汚染が指摘されてい
る。然も毎日の作業で接触する業務者や、家庭内におい
ては幼児などへの安全性にも問題がある。
め、銀製剤が使用され、市販されている切り花鮮度保持
剤の説明書には、残余水溶液廃棄の際は、毒性なので中
和した後廃棄するように、との注意が記されているが、
使用者は手間がかかるのでその儘廃棄してしまうことが
多く、また、切り花鮮度保持剤の内容の成分表示の無い
ものが殆どで、薬害の発生や環境汚染が指摘されてい
る。然も毎日の作業で接触する業務者や、家庭内におい
ては幼児などへの安全性にも問題がある。
【0003】しかし、高価な原料を使用する従来の鮮度
保持剤と比較して、本発明の鮮度保持剤は、漁村に廃棄
してある貝殻を原料とするため、低価格で生産者に提供
できるので、生産者のコストの面に於いては大きな効果
をもたらすものである。
保持剤と比較して、本発明の鮮度保持剤は、漁村に廃棄
してある貝殻を原料とするため、低価格で生産者に提供
できるので、生産者のコストの面に於いては大きな効果
をもたらすものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、薬害の発生
や環境汚染のない、切り花の鮮度保持剤を製造する課題
と、低価格で生産者に提供することにある。
や環境汚染のない、切り花の鮮度保持剤を製造する課題
と、低価格で生産者に提供することにある。
【0005】本発明は人畜無害で薬害の発生もない、切
り花鮮度保持剤を製造するため、天然の貝殻を原料とし
て、高温炉で1400℃の焼成を行ない、微粉砕機で粉
砕した貝殻の粉末を、かき貝、ほたて貝の2件を北海道
立工業試験場に分析試験を依頼し、工試成績第1853
号の試験結果は別紙
り花鮮度保持剤を製造するため、天然の貝殻を原料とし
て、高温炉で1400℃の焼成を行ない、微粉砕機で粉
砕した貝殻の粉末を、かき貝、ほたて貝の2件を北海道
立工業試験場に分析試験を依頼し、工試成績第1853
号の試験結果は別紙
【提出物件の目録】に記載の通りである。
【0006】これらの粉末を水中に入れることによって
電離作用し、カルシウムイオンが生成し、アルカリイオ
ン水となる。本発明の切り花鮮度保持剤として効果を発
揮することができる溶液を造るために、実験の結果、こ
の物質の0.3グラムを1リットルの水に入れ攪拌する
と、アルカリイオン水11〜13の溶液となり、これが人畜
無害の切り花鮮度保持剤であり、この分量が効果大であ
る。
電離作用し、カルシウムイオンが生成し、アルカリイオ
ン水となる。本発明の切り花鮮度保持剤として効果を発
揮することができる溶液を造るために、実験の結果、こ
の物質の0.3グラムを1リットルの水に入れ攪拌する
と、アルカリイオン水11〜13の溶液となり、これが人畜
無害の切り花鮮度保持剤であり、この分量が効果大であ
る。
【0007】切り花の凋落の主要原因は、水の腐敗によ
るもので、。微生物の多量繁殖の結果、切り花の導管に
侵入した細菌類、特に糸状菌によって導管が閉塞され、
水の吸収ができなくなるためである。アルカリイオン水
は、バクテリアや黴の繁殖による導管閉塞を防ぐための
殺菌剤の役割を果たすので、長時間、切り花の鮮度を保
つことができる。
るもので、。微生物の多量繁殖の結果、切り花の導管に
侵入した細菌類、特に糸状菌によって導管が閉塞され、
水の吸収ができなくなるためである。アルカリイオン水
は、バクテリアや黴の繁殖による導管閉塞を防ぐための
殺菌剤の役割を果たすので、長時間、切り花の鮮度を保
つことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の鮮度保持剤と水道水、市
販の現在生産者が使用している鮮度保持剤にそれぞれ各
種の切り花をいけて、経過日数後の健全花数を調査し、
それぞれの花の鮮度を観察し、保持日数の結果を表に示
した。
販の現在生産者が使用している鮮度保持剤にそれぞれ各
種の切り花をいけて、経過日数後の健全花数を調査し、
それぞれの花の鮮度を観察し、保持日数の結果を表に示
した。
【0009】
【表1】
【0010】観察する花は3種類で イ.ファストラブ
ロ.デルフィニウムフオカリイデン ハ.デルフィニ
ウムスペースファンダージ 水道水 従来の保持
剤本発明の切り花鮮度保持剤に花をいけて、花の鮮度
保持状態を観察した。その結果、表1に示したように
イ.の花の場合は水道水では9日目で萎れ、下を向い
た状態であったが、従来の保持剤では12日間、本
発明の保持剤では17日間維持することができた。
ロ.デルフィニウムフオカリイデン ハ.デルフィニ
ウムスペースファンダージ 水道水 従来の保持
剤本発明の切り花鮮度保持剤に花をいけて、花の鮮度
保持状態を観察した。その結果、表1に示したように
イ.の花の場合は水道水では9日目で萎れ、下を向い
た状態であったが、従来の保持剤では12日間、本
発明の保持剤では17日間維持することができた。
【0011】ロ.の花の場合は水道水では9日目で萎
れ、従来の保持剤では11日間、本発明の保持剤で
は15日間維持することができた。
れ、従来の保持剤では11日間、本発明の保持剤で
は15日間維持することができた。
【0012】ハ.の花の場合は水道水では9日目で萎
れ、従来の保持剤では11日間、本発明の保持剤で
は15日間維持することができた。
れ、従来の保持剤では11日間、本発明の保持剤で
は15日間維持することができた。
【0013】以上のように、本発明の鮮度保持剤は水替
えをすることなく、長時間鮮度を保つことが出来た。
えをすることなく、長時間鮮度を保つことが出来た。
【0014】
【発明の効果】本発明の提供によって、切り花の鮮度保
持が数日長くなり、流通範囲の拡大、商品価値の増大
等、花卉類の生産者に薬害の発生の懸念なく、環境汚染
のない効果をもたらす貝殻の活用から、コストの安い製
品ができ、低価格で生産者に提供できるため、産業上大
きな貢献ができ、効果は大である。
持が数日長くなり、流通範囲の拡大、商品価値の増大
等、花卉類の生産者に薬害の発生の懸念なく、環境汚染
のない効果をもたらす貝殻の活用から、コストの安い製
品ができ、低価格で生産者に提供できるため、産業上大
きな貢献ができ、効果は大である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】これらの粉末を水中に入れることによって
電離作用し、カルシウムイオンが生成し、アルカリイオ
ン水となる。本発明の切り花鮮度保持剤として効果を発
揮することができる溶液を造るために、実験の結果、こ
の物質の0.3グラムを1リットルの水に入れ攪拌する
と、アルカリイオン水PH11〜13の溶液となり、こ
れが人畜無害の切り花鮮度保持剤であり、この分量が効
果大である。
電離作用し、カルシウムイオンが生成し、アルカリイオ
ン水となる。本発明の切り花鮮度保持剤として効果を発
揮することができる溶液を造るために、実験の結果、こ
の物質の0.3グラムを1リットルの水に入れ攪拌する
と、アルカリイオン水PH11〜13の溶液となり、こ
れが人畜無害の切り花鮮度保持剤であり、この分量が効
果大である。
Claims (1)
- 【請求項1】 天然の貝殻を高温焼成し、微粉砕機で粉
砕した酸化カルシウムの粉末を水中に入れ攪拌すること
によって、電離作用によりカルシウムイオンが生成し、
アルカリイオン水となる、この水溶液から成ることを特
徴とする酸化カルシウムによる切り花の鮮度保持剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18430396A JPH09315901A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 酸化カルシウムによる切り花の鮮度保持剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18430396A JPH09315901A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 酸化カルシウムによる切り花の鮮度保持剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09315901A true JPH09315901A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=16150982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18430396A Pending JPH09315901A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 酸化カルシウムによる切り花の鮮度保持剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09315901A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010079435A (ko) * | 2000-07-21 | 2001-08-22 | 김수병 | 신선도보존제 |
| WO2001067866A1 (en) * | 2000-03-13 | 2001-09-20 | Surfcera Co., Ltd. | Antibacterial agent comprising shell, method for purifying water by using the antibacterial agent and method for washing farm product by using the antibacterial agent |
| US6365193B1 (en) | 1999-08-30 | 2002-04-02 | Surfcera Co., Ltd. | Anti-bacteria agent made from shell, and methods for purifying and desalinating water and for washing agricultural products with use thereof |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP18430396A patent/JPH09315901A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6365193B1 (en) | 1999-08-30 | 2002-04-02 | Surfcera Co., Ltd. | Anti-bacteria agent made from shell, and methods for purifying and desalinating water and for washing agricultural products with use thereof |
| US6488978B2 (en) | 1999-08-30 | 2002-12-03 | Surfcera Co., Ltd. | Anti-bacteria agent made from shell, and methods for purifying and desalinating water and for washing agricultural products with use thereof |
| US6863829B2 (en) | 1999-08-30 | 2005-03-08 | Surfcera Co., Ltd. | Anti-bacteria agent made from shell, and methods for purifying and desalinating water and for washing agricultural products with use thereof |
| WO2001067866A1 (en) * | 2000-03-13 | 2001-09-20 | Surfcera Co., Ltd. | Antibacterial agent comprising shell, method for purifying water by using the antibacterial agent and method for washing farm product by using the antibacterial agent |
| KR20010079435A (ko) * | 2000-07-21 | 2001-08-22 | 김수병 | 신선도보존제 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU657826B2 (en) | Bactericide and method of retaining freshness of food | |
| Ssemanda et al. | Indicator microorganisms in fresh vegetables from “farm to fork” in Rwanda | |
| CN102718247A (zh) | 钙粉及其制备方法 | |
| JPWO1993011670A1 (ja) | 殺菌剤及び食品の鮮度保持方法 | |
| Bodvarsson | Alimentary studies of seven common soil-inhabiting Collembola of Southern Sweden | |
| Swinscoe et al. | The microbial safety of seaweed as a feed component for black soldier fly (Hermetia illucens) larvae | |
| Akwuobu et al. | Fungal contaminants of smoke-dried fish sold in open markets in Makurdi, Benue state, north-central Nigeria | |
| Feliciano et al. | Efficacy of sanitized ice in reducing bacterial load on fish fillet and in the water collected from the melted ice | |
| JPH09315901A (ja) | 酸化カルシウムによる切り花の鮮度保持剤 | |
| Latifasari et al. | Edible coating application of Kecombrang leaves to reduce gourami sausage damage | |
| Daramola et al. | Estimation of bacteria and fungi in smoked catfish (Clarias gariepinus) available in Ota markets | |
| CN102240060A (zh) | 食品保鲜剂及保鲜香肠 | |
| Botelho et al. | Toxicity of herbicides on Escherichia coli growth | |
| Vásquez García et al. | Microbiological quality of shellfish and evaluation of compact dry EC for detecting total coliforms and Escherichia coli | |
| Oyelese et al. | Microbial load (bacteria, coliform and mould count/flora) of some common hot smoked freshwater fish species using different packaging materials | |
| Voloshina et al. | Detection of causes of defects in the cooked sausage production | |
| JP3801569B2 (ja) | 抗菌剤水溶液 | |
| JP2000342236A (ja) | 食品用水成殺菌剤 | |
| Gupta et al. | Studies on the effect of feeding some freshwater fishes with Scenedesmus obliquus (Turpin) Kuetzing | |
| CN108294011B (zh) | 一种含氯溴异氰尿酸和春雷霉素的可溶性片剂及其制备方法 | |
| Hasnudi et al. | Addition of andaliman to shelf life of beef nugget | |
| Abiala et al. | Myco-deterioration of Smoke-Dried African Catfish (Clarias gariepinus) Stored at Ambient Temperature | |
| Kotiuk et al. | Microbiological Criteria for Ensuring the Safety of Mustard | |
| Babayo et al. | INSECT INFESTATION AND BACTERIAL LOAD OF SMOKED DRIED CATFISH (Clarias gariepinus) IN SELECTED MARKETS OF BAUCHI LOCAL GOVERNMENT, BAUCHI-STATE | |
| KR20010020063A (ko) | 항균 및 항곰팡이성을 가지는 식물재배용 배양토 제조방법 및 |