JPH09315939A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH09315939A
JPH09315939A JP15773196A JP15773196A JPH09315939A JP H09315939 A JPH09315939 A JP H09315939A JP 15773196 A JP15773196 A JP 15773196A JP 15773196 A JP15773196 A JP 15773196A JP H09315939 A JPH09315939 A JP H09315939A
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JP
Japan
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metal oxide
fine particle
oxide
parts
silica
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JP15773196A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kuroda
章裕 黒田
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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  • Cosmetics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】においがなく、撥水性に優れた微粒子金属酸化
物を配合した化粧料を提供すること。 【解決手段】R1 x Si(OR2)4-x(但し、R1は炭素
数4〜15のアルキル鎖であり、R2は炭素数1〜3の
直鎖または側鎖を持つアルキル鎖であり、Xは1〜3で
ある。)の一般式で示されるアルキルアルコキシシラン
を、平均一次粒子径として5〜100nmの範囲にある
シリカ処理微粒子金属酸化物に対して、それぞれの重量
比で1:99〜15:85の範囲内にある表面処理量に
て、表面処理した微粒子金属酸化物を配合した化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、においがなく、撥
水性に優れた微粒子金属酸化物を配合した化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アルキルアルコキシシラン処理微粒子酸
化チタンは、耐水性、感触に優れ、青白さを示しにくい
などの特徴を有する(特願平6−270475号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし,酸化チタンな
どの微粒子金属酸化物を、長鎖を有するアルキルアルコ
キシシランで表面処理した場合、シランの反応性が不十
分なため、表面処理後に独特のにおいが発生する問題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこでこの問題を解決す
べく鋭意検討した結果、長鎖アルキルアルコキシシラン
の反応性を向上させるため、事前に微粒子金属酸化物の
表面を表面水酸基に富むシリカで被覆し、これを長鎖ア
ルキルアルコキシシランにて表面処理するとき、シラン
の反応性が向上し、特異臭がなくなることを見いだし
た。
【0005】すなわち、本発明は、R1 XSi(OR2)
4-x(但し、R1は炭素数4〜15のアルキル鎖であり、
R2は炭素数1〜3の直鎖または側鎖を持つアルキル鎖
であり、Xは1〜3である。)の一般式で示されるアル
キルアルコキシシランを平均一次粒子径として5〜10
0nmの範囲にあるシリカ処理微粒子金属酸化物に対
し、それぞれの重量比で1:99〜15:85の範囲内
にある表面処理量にて表面処理した微粒子金属酸化物を
配合した化粧料に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の形態を詳説する。
本発明で言うアルキルアルコキシシランとしては、R1 X
Si(OR2)4-x(但し、R1は炭素数4〜15のアル
キル鎖であり、R2は炭素数1〜3の直鎖または側鎖を
持つアルキル鎖であり、Xは1〜3である。)の一般式
で示されるものを使用することができる。この内、R1
としては、炭素数8〜10が好ましく、また、R2とし
てはメチルまたはエチルが好ましい。
【0007】本発明で用いる微粒子金属酸化物として
は、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化セ
リウム、低次酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化コバ
ルト等が挙げられるが、紫外線防御効果を有する酸化チ
タン、酸化亜鉛、酸化セリウムが好ましい。微粒子金属
酸化物の形状としては、球状、棒状、針状、不定形状な
どが挙げられるが特に限定されない。また、結晶型も特
に限定されない。
【0008】本発明で用いる微粒子金属酸化物は、シリ
カで表面処理されていることが必要である。表面処理の
方法としては、従来公知の方法が用いられるが、例えば
珪酸ナトリウムなどの珪酸塩やクロロシラン、アルコキ
シシランなどを用いて湿式法にて処理する方法が挙げら
れる。表面処理量としては、微粒子金属酸化物に対して
二酸化珪素換算で0.3〜12重量%が好ましい。ま
た、シリカと同時にアルミナやジルコニア、セリア等の
処理を行うことも可能である。
【0009】本発明で用いるシリカ処理微粒子金属酸化
物としては、平均一次粒子径として5〜100nmの範
囲にあるものを用いることができる。平均一次粒子径の
測定方法には、走査型または透過型の電子顕微鏡を用い
ることができる。
【0010】本発明で用いるアルキルアルコキシシラン
のシリカ処理微粒子金属酸化物に対する処理量として
は、それぞれの重量比で1:99〜15:85の範囲に
あるものが用いられる。この範囲であれば、特異臭が少
なく、撥水性などの効果が同時に得られる。
【0011】本発明で用いるアルキルアルコキシシラン
のシリカ処理微粒子金属酸化物に対する処理方法として
は、例えばアルキルアルコキシシランを窒素、不活性ガ
ス、乾燥空気の一種などの雰囲気下で、シリカ処理微粒
子金属酸化物の有する表面水酸基と表面水を利用して粒
子表面で加熱反応させる気相法や、アルコール等の溶媒
中にアルキルアルコキシシランとシリカ処理微粒子金属
酸化物を投入し、少量の水分の存在下に反応させる湿式
法などが挙げられる。
【0012】いずれの方法も、シランが反応した後、6
0〜200℃の温度にて加熱処理を行うことが好まし
い。
【0013】本発明で用いる改質微粒子金属酸化物は、
事前に環状シリコーン、アルコール、油剤等に事前に分
散させてから使用することができる。分散の方法として
は、例えば特願平6−279931号公報にあるよう
に、ビーズミル等の湿式粉砕機を用いる方法が好まし
い。また、粉砕時には、改質微粒子金属酸化物、分散媒
体以外に界面活性剤や樹脂、その他の粉体等を同時に配
合しても構わない。そして、改質微粒子金属酸化物の分
散液中の濃度としては、分散液100重量部に対して1
〜60重量部が好ましい。
【0014】本発明の化粧料では、上記の改質微粒子金
属酸化物を化粧料100重量部あたり、0.1〜50重
量部の範囲で用いることが好ましく、さらに好ましくは
0.5〜30重量部の範囲で用いることが好ましい。こ
の範囲であれば、微粒子の持つ感触、青白さ等が目立ち
にくい。
【0015】本発明の化粧料では、上記成分以外に、通
常化粧料に用いられる油剤、粉体(顔料、色素、樹
脂)、フッ素化合物、樹脂、界面活性剤、粘剤、防腐
剤、香料、紫外線吸収剤(有機系、無機系を含む。UV
−A、Bのいずれに対応していても構わない)、保湿
剤、生理活性成分、塩類、溶媒、酸化防止剤、キレート
剤、中和剤、pH調整剤等の成分を同時に配合すること
ができる。
【0016】本発明の化粧料としては、ファンデーショ
ン、白粉、口紅、アイシャドウ、チーク、ネイルカラー
等のメイクアップ化粧料、乳液、ローション、クリー
ム、クレンジング、パック、サンスクリーン剤等の基礎
化粧料等が挙げられる。
【0017】
【実施例】以下、実施例及び比較例によって本発明を詳
細に説明する。尚、本発明で用いた評価方法は以下の通
り。
【0018】においの評価 パネラー3名にて試料のにおいを嗅ぎ、においの有無を
判定した。3名全員が無臭であると評価した場合をもっ
て「無臭」と評価した。
【0019】粉体試料の撥水性評価 粉末0.03gを濃度を変化させたエタノール水溶液の
入った試験管に入れ、超音波を30秒間照射した時の試
料の溶液への沈降状態を観察した。そして、試料が沈降
を始めたエタノール水溶液のエタノール容量濃度によ
り、表1の基準に従って評価を行った。
【0020】
【表1】
【0021】実施例1 シリカアルミナ処理微粒子酸化チタン(テイカ株式会社
製のMT−100SA、平均一次粒子径は20nm)1
00重量部にR1 XSi(OR2)4-x(但し、R1=C8H
17、R2=CH3、X=1)で示されるアルコキシシラン
10重量部を噴霧した後、窒素雰囲気下に120℃で8
時間、ゆるい撹拌下に加熱し、改質微粒子酸化チタンを
得た。次いで、空気循環下に100℃で5時間、ゆるい
撹拌下に加熱して脱臭を行った。
【0022】比較例1 未処理微粒子酸化チタン(デグサ株式会社製のP−2
5,平均一次粒子径は30nm)100重量部にR1 XS
i(OR2)4-x(但し、R1=C8H17、R2=CH3、X
=1)で示されるアルコキシシラン10重量部を噴霧し
た後、窒素雰囲気下に120℃で8時間、ゆるい撹拌下
に加熱し、改質微粒子酸化チタンを得た。次いで、空気
循環下に100℃で5時間、ゆるい撹拌下に加熱して脱
臭を行った。
【0023】比較例2 アルミナ処理微粒子酸化チタン(石原産業株式会社製の
TTO−55A、平均一次粒子径は35nm)100重
量部をイソプロピルアルコール1000重量部に分散さ
せ、ここに、R1 XSi(OR2)4-x(但し、R1=C8H
17、R2=CH3、X=1)で示されるアルコキシシラン
10重量部を加えた。精製水50重量部を強撹拌下にゆ
っくりと加えた後、系全体を減圧下に加熱し、溶媒を除
去した。ついで、ミキサーを用いて粉砕を行った後、空
気循環下に100℃で5時間、ゆるい撹拌下に加熱して
改質微粒子酸化チタンを得た。
【0024】比較例3 未処理微粒子酸化チタン(P−25)をもって比較品と
した。
【0025】実施例2 下記の処方にて、サンスクリーン剤を作成した。
【0026】 成分A 実施例1の改質微粒子酸化チタン 12部 ジメチコン コポリオール(信越化学工業製 KF−6017) 3部 パラソルMCX(有機系紫外線吸収剤) 8部 スクワラン 1部 オクタメチルシクロテトラシロキサン 20部 シリコーンビーズ(平均一次粒子径4.5μm) 2部 成分B エタノール 4部 精製水 50部
【0027】成分Aの混合物をペイントコンディショナ
ーを用いて分散した後、成分Bを加えてさらにディスパ
ーを用いて分散した後、容器に充填して製品とした。得
られた製品は、紫外線防御効果、透明感に優れており、
青白さがなかった。
【0028】実施例3 下記の処方にて、サンスクリーン剤を作成した。
【0029】 成分A 実施例1の改質微粒子酸化チタン 6部 微粒子酸化亜鉛 8部 ポリオキシエチレン・トリフルオロプロピル共変性シリコーン (HLB値=4) 3部 ジメチルポリシロキサン 1部 オクタメチルシクロテトラシロキサン 25部 フッ素化シリコーン樹脂 5部 球状ウレタンビーズ(平均一次粒子径8μm) 2部 成分B 精製水 50部
【0030】成分Aの混合物をペイントコンディショナ
ーを用いて分散した後、成分Bを加えてさらにディスパ
ーを用いて分散した後、容器に充填して製品とした。得
られた製品は、紫外線防御効果、透明感に優れており、
青白さがなかった。
【0031】比較例4 実施例2に於いて、実施例1の改質微粒子酸化チタンの
かわりに比較例1の改質微粒子酸化チタンを用いた他は
全て同様にしてサンスクリーン剤を得た。
【0032】比較例5 実施例2に於いて、実施例1の改質微粒子酸化チタンの
かわりに比較例2の改質微粒子酸化チタンを用いた他は
全て同様にしてサンスクリーン剤を得た。
【0033】比較例6 実施例2に於いて、実施例1の改質微粒子酸化チタンの
かわりに比較例3の微粒子酸化チタンを用いた他は全て
同様にしてサンスクリーン剤を得た。
【0034】以上の実施例で得られた改質微粒子金属酸
化物およびその配合化粧品を比較例で得られた対応する
金属酸化物およびその配合化粧品とを比較した。その結
果を表2、3に示す。なお、微粒子金属酸化物が酸化亜
鉛または酸化セリウムの場合も同様の結果が得られた。
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】実施例で得た改質微粒子金属酸化物ではい
ずれも特異臭が認められなかった。また、本発明の改質
微粒子金属酸化物を配合した化粧品はにおいがないと同
時に、撥水性を有していることが確認された。
【0038】
【発明の効果】以上のことから、本発明は、においがな
く、撥水性に優れた微粒子金属酸化物を配合した化粧料
を提供することは明かである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09C 1/36 PAV C09C 1/36 PAV PAW PAW 3/06 3/06 PBT PBT 3/12 PCH 3/12 PCH

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R1 XSi(OR2)4-x(但し、R1は炭
    素数4〜15のアルキル鎖であり、R2は炭素数1〜3
    の直鎖または側鎖を持つアルキル鎖であり、Xは1〜3
    である。)の一般式で示されるアルキルアルコキシシラ
    ンを平均一次粒子径として5〜100nmの範囲にある
    シリカ処理微粒子金属酸化物に対し、それぞれの重量比
    で1:99〜15:85の範囲内にある表面処理量にて
    表面処理した微粒子金属酸化物を配合した化粧料。
  2. 【請求項2】 微粒子金属酸化物が酸化チタン、酸化亜
    鉛、酸化セリウムから選ばれることを特徴とする請求項
    1に記載の化粧料。
JP15773196A 1996-05-28 1996-05-28 化粧料 Pending JPH09315939A (ja)

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