JPH0931963A - 地盤の改良工法 - Google Patents

地盤の改良工法

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JPH0931963A
JPH0931963A JP18292795A JP18292795A JPH0931963A JP H0931963 A JPH0931963 A JP H0931963A JP 18292795 A JP18292795 A JP 18292795A JP 18292795 A JP18292795 A JP 18292795A JP H0931963 A JPH0931963 A JP H0931963A
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JP
Japan
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water
carbon dioxide
dioxide gas
valve seat
valve
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JP18292795A
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English (en)
Inventor
Shoichi Kashima
昭一 鹿島
Mineo Murata
峰雄 村田
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NIPPON SOIL KOGYO KK
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NIPPON SOIL KOGYO KK
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】連続的に安定した炭酸水を得る。 【解決手段】炭酸ガスボンベからの炭酸ガスを液状態に
保持して液化炭酸ガスの状態で、水に対して合流接触さ
せるとともに、この合流接触部において、水の流路を直
線状となし、その流路の途中にこれと直交する液化炭酸
ガスの導入流路52を形成し、かつその導入流路52の
水流路への連通する部分に、水流路側に拡大する截頭円
錐形との弁座面51Aを形成し、弁座面51Aの形状と
実質的に同一の円錐形先端部53Aを有するニードル弁
53を、導入流路52に対して反対方向から水の流路を
貫通させて、円錐形先端部53Aを弁座面51Aに嵌合
させた状態で配設し、かつニードル弁53を弁座面51
Aに対する進入度合いを調整自在にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤の改良技術に
係り、特に液化二酸化炭素をその液状態を保持しなが
ら、他のグラウト成分と合流させるもので、たとえば液
化炭酸ガス(=液化二酸化炭素)と水とを混合させ炭酸
水を得て、その後この炭酸水と反応する材料たとえば水
ガラスと合流接触させ、注入管の吐出口から地盤に注入
し、地盤の安定化を図る工法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のグラウト注入工法としては、古
くは1液のグラウトを注入していたが、その後、改良さ
れて、2液硬化性グラウトの各液を、注入管の基端に設
けたY字管にて合流させる方法に代わり、その後、現在
では、注入管内部あるいは外部において両液を合流さ
せ、混合した後、周辺地盤に注入するものが主流となっ
ている。
【0003】この2液硬化性グラウトの種類としては、
種々のものが知られているが、地盤を汚さない点で、現
在は水ガラス(ケイ酸ソーダ)系のものが主流である。
この水ガラスに対して、反応剤としては、酸や酸塩等が
ある。
【0004】これに対して、水ガラスに対する反応剤と
して炭酸水を用いこれらの混合液を地盤に注入してその
安定化を図る方法は、例えば特開昭53-74709号工法等に
より公知である。
【0005】炭酸ガスは安価で無害であるなどの本質的
な利点があるが、炭酸ガスを水に吸収させて炭酸水を製
造し、この炭酸水を、水ガラスと反応させる場合、炭酸
水をいかに製造するかにつき問題点があるため、一部実
用化されているのみであり、その工法の確立が急務とな
っている。
【0006】この反応は、次式で示される。
【0007】 2H+ +CO3 2- +Na2O・nSiO2 → Na2CO3 +H2O +nSiO2 …(1) Na2O・nSiO2 +2H2CO3 → nSiO2 +2NaHC03 +H2O …(2) したがって、炭酸水と水ガラスとを混合して注入する
と、シリカと炭酸ソーダとを地盤中に生成させ、地盤中
の弱い部分を強化できる。
【0008】本発明者らは、炭酸水を製造する場合にお
いて、特開昭62-228516 号および特開昭63-11712号にお
いて、充填反応塔内にガス状炭酸ガスを充満させている
中に水ガラスをスプレー噴霧するとで炭酸水を製造する
とともに、ボンベからの液化二酸化炭素が冬場において
も充填反応塔に入る段階では十分気化しているように、
ボンベと充填反応塔との間に気化器を設けることを開示
した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】なるほど、前記公報記
載の設備にて炭酸水を製造できるとしても、注入量に見
合った炭酸水を製造するために大きな充填反応塔が必要
であるとともに、その塔への炭酸ガス供給量および水の
供給量を、注入量に対応して塔内の炭酸水レベル(液
位)を適切に管理しないと、炭酸水の炭酸濃度が大きく
変動してしまい、水ガラス等の炭酸水と反応する材料と
の反応性が変動してしまい、所要強度の固結体が得られ
ないことがある。
【0010】また、二酸化炭素がガスであると、充填反
応塔への供給量を調整する流量調整弁の精度誤差が比較
的大きく、性格な流量コントロールが難しいことも、上
記問題を一層顕在化させている。
【0011】そこで、本発明の関係者は、連続的一定濃
度の炭酸水を、難しいまたは微妙な制御を要することな
く、容易に製造でき、もって所要強度の固結体を安定し
て得ることができるとともに、設備にコンパクト化をも
図ることができる地盤の改良工法として、先に特開平2-
204520号として、二酸化炭素を液状態で水と混合し、そ
の後、その炭酸水に対して前記二酸化炭素と反応する材
料とを合流接触させながら地盤中に注入する、液化炭酸
ガスを得る「直接法」に基づく地盤改良工法を先に提案
した。
【0012】しかし、炭酸ガスボンベからの炭酸ガスを
液状態に保持して液化炭酸ガスの状態で、水に対して合
流接触させる手段として、同公報の第7図に示されてい
るニードル弁では、弁座が角張っているために、次記の
欠点が顕著に現れ、現実に実用化に困難をきわめた。
【0013】すなわち、第1に、ニードル弁の先端部の
弁座からの離間量により、液化炭酸ガス量を調整して炭
酸水の濃度を制御しようとするものであるが、弁座が角
張っているために、かつ液化炭酸ガスの圧力が高いため
に、わずかなニードル弁の移動量によって大きく液化炭
酸ガス流量が変動してしまい、その微調整が困難であ
る。第2に、弁座の特に角部においてニードル弁が凍結
してしまうことがしばしば現れることである。この原因
は、弁座が角部まで液化炭酸ガスが臨んでおり、これが
一気に水の流路に圧力が開放される状態となるためであ
ると考えられる。
【0014】第3に、高い圧力の液化炭酸ガスに抗して
ニードル弁を全閉することが困難であり、流路の水をそ
のまま穿孔用の水として圧送する場合において、液化炭
酸ガス経路に逆流する可能性がある。第4に、これらの
原因が重なって連続的に安定した炭酸水を得ることが困
難であった。
【0015】したがって、本発明の主たる課題は、連続
的に安定した炭酸水を得ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、二酸化炭素を液状態で水と混合し、その
後、その炭酸水に対して前記二酸化炭素と反応する材料
とを合流接触させながら地盤中に注入する地盤の改良工
法において、炭酸ガスボンベからの炭酸ガスを液状態の
液化炭酸ガスの状態で、水に対して合流接触させるとと
もに、この合流接触部において、水の流路を直線状とな
し、その流路の途中にこれと直交する液化炭酸ガスの導
入流路を形成し、かつその導入流路の前記水流路への連
通する部分に、前記水流路側に拡大する截頭円錐形の弁
座面を形成し、前記弁座面の形状と実質的に同一の円錐
形先端部を有するニードル弁を、前記導入流路に対して
反対方向から水の流路を貫通させて、前記円錐形先端部
を前記弁座面に嵌合させた状態で配設し、かつニードル
弁を前記弁座面に対する進入度合いを調整自在にし、水
に対して、前記弁座面と円錐形先端部との間から流出し
た液化炭酸ガスを合流接触させることを特徴とするもの
である。
【0017】この場合において、水との合流接触部に至
るまで、炭酸ガスボンベからの炭酸ガスを液状態に保持
するにあたり、炭酸ガスボンベからの炭酸ガスの管路
を、ブラインを収容した冷却槽中を通し、かつ冷凍機に
より、前記ブラインを冷却し、前記合流接触部に至る手
前において、温度を0℃以下、かつ圧力を40kgf/cm
2 以上に保持するのが望ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、二酸化炭素を液状態で
水と混合し、その後、その炭酸水に対して前記二酸化炭
素と反応する材料とを合流接触させながら地盤中に注入
する。
【0019】特に、本発明では、炭酸ガスボンベからの
炭酸ガスを液の液化炭酸ガスの状態で、水に対して合流
接触させる際に、この合流接触部において、水の流路を
直線状となし、その流路の途中にこれと直交する液化炭
酸ガスの導入流路を形成し、かつその導入流路の前記水
流路への連通する部分に、前記水流路側に拡大する截頭
円錐形との弁座面を形成し、前記弁座面の形状と実質的
に同一の円錐形先端部を有するニードル弁を、前記導入
流路に対して反対方向から水の流路を貫通させて、前記
円錐形先端部を前記弁座面に嵌合させた状態で配設し、
かつニードル弁を前記弁座面に対する進入度合いを調整
自在にし、水に対して、前記弁座面と円錐形先端部との
間から流出した液化炭酸ガスを合流接触させる。
【0020】かかる弁装置によれば、液化炭酸ガスは、
截頭円錐形弁座面と実質的に同形状の円錐形先端部との
間から水流路に流出する。したがって、液化炭酸ガスは
截頭円錐形弁座面と円錐形先端部との狭い間隙(以下
「流出間隙」ともいう)からある時間を確保しながら水
流路に流出するので、凍結が防止される。この理由は定
かではないが、液化炭酸ガスが、従来例のように、弁座
の角部から無定形に一気に流出する場合と異なり、横断
面リング状の流れが円錐形に延ばした流れをもって水流
路に流出することと、流出間隙では液化炭酸ガスの流れ
が完全に形成されるために、流出間隙内には水が流入し
ないためであると考えられる。
【0021】流出間隙の間隙量は、ニードル弁の移動に
より調整できる。ニードル弁の移動により、その移動量
に対する流出間隙の間隙量の変化は小さいので、液化炭
酸ガスの流量を微調整でき、したがって、炭酸水の濃度
を微調整できる。
【0022】流出間隙は液化炭酸ガスの流出抵抗とな
る。したがって、炭酸ガスボンベ側からの圧力を保圧す
る機能を有する。この保圧機能によれば、液化炭酸ガス
の流量を微調整したとしても、液化炭酸ガス側の圧力の
方が支配的であるために圧力変動は殆ど生じないので、
確実に液化炭酸ガス側の圧力をほぼ一定に保持でき、液
化炭酸ガスの液化状態を確保できる。
【0023】ニードル弁は、円錐形弁座面と円錐形先端
部との摺り合せ構造によるために、全閉が可能である。
したがって、水のみを注入管に圧送するときにおいて、
その水が液化炭酸ガス側に流入することはない。
【0024】なお、本発明は、炭酸水を製造するにあた
り、ガス状二酸化炭素と水とを接触させて炭酸水を製造
するのではなく、液化炭酸ガスを液の状態で水と接触さ
せ、所要濃度の炭酸水を製造するので、液化炭酸ガスと
水との混合性は、同じ液の状態で合流させるため、きわ
めて優れ、かつ合流点に至るまでの液化炭酸ガス量と水
量とはそれぞれ流量を容易にコントロールでき、かつ水
量に対する液化炭酸ガス量を変えることで、炭酸水濃度
を容易かつ迅速に変更でき、もって水ガラス等の二酸化
炭素と反応する材料との反応性を変更しながら、所望の
ゲルタイムをもったグラウトを容易に得ることができ
る。したがって、ゲルタイムを瞬結と緩結との間で逐次
変えるいわゆる複合注入工法に有効に利用できる。
【0025】他方、本発明に係る弁装置として、液化炭
酸ガスと水との混合性に優れるため、それらの合流に当
り、簡易な装置で足り、したがって、従来のように、大
きな充填反応塔を設けて設備が大型化することを解消で
きるとともに、その塔の液レベルの微妙なコントロール
が不要となり、設備費の低減も図ることができる。
【0026】以下本発明を図面を参照しながら具体例に
よりさらに詳説する。
【0027】図1は本発明装置の概要図で、1は液化炭
酸ガス源としての炭酸ガスボンベで、ここから流出する
液化炭酸ガスは、好ましくは本発明の液状保持手段とし
ての冷凍機2により冷却されながら、濃度調整機3によ
り、本発明に係る弁装置4に導かれる。
【0028】一方、水は水貯槽5から注入ポンプ6の水
圧送部6Aにより弁装置4に導かれ、この弁装置4にお
いて、液化炭酸ガスと合流接触混合され、炭酸水となっ
て、注入管7内に導かれる。
【0029】水ガラスは、その水ガラス貯槽8から、保
温ヒータ9および保圧ポンプ10を通って、向流混合器
11、たとえば単純なT字チーズに導かれ、この向流混
合器11に導かれた水貯槽5からの水と向流的に合流し
ながら、所定の濃度の水ガラス水溶液として、必要によ
り設けられるラインミキサー12を通って、注入ポンプ
6の水ガラス圧送部6Bにより注入管7内に導かれる。
13は流量計である。
【0030】注入管7は基端にスイベル7Aを有し、主
要部を示す図2のように、基端側は独立した、たとえば
同心状に設けた外管71と内管72とで、外流路と内流
路を構成してあり、内管72の先端開口にはこれを塞ぐ
ようにスプリングにより付勢された第1保圧弁14が設
けられ、内流路を通る炭酸水はそれ自体の圧力により第
1保圧弁14を開放しながら吐出し、外流路および逆止
弁73を通って流入する水ガラス水溶液と合流するよう
になっている。
【0031】合流後は、ある程度長い(好適には1m以
上)反応管路部72にて反応が進行するようになってお
り、その後、スプリングにより付勢された第2保圧弁1
5を開放しながら吐出し、先端開口から地盤内に流出す
るようになっている。
【0032】図3および図4に、炭酸ガスボンベ1から
の液化炭酸ガスを確実に液状態に保持するための冷却保
持手段および濃度調整機3の詳細が図示されている。
【0033】20は冷却槽であり、全体を断熱材で保冷
された保冷密閉構造とされ、その内部にブライン21が
収容されている。ブライン21内には、螺旋状に巻回さ
れた炭酸ガス導管22と冷媒導管23が配置されてい
る。冷凍機2で冷却された冷媒は、ドライヤー24、電
磁弁25および膨張弁26を通って冷媒導管23を巡回
しながら、冷凍機2に戻るように構成されている。ブラ
イン21の温度は、温度検出器27により検出され、温
度コントローラ28により電磁弁25の開度を調整する
ことにより0℃以下の所定の温度に制御されている。
【0034】炭酸ガス導管22を通って流入した液化炭
酸ガスは、炭酸ガス導管22を巡回する過程でブライン
21により伝熱冷却され、0℃以下に保持されることに
より気化が防止されて、常時液状態とされている。
【0035】29はブライン21の流動化用攪拌機、3
0はブライン21の上下限コントロールする液面コント
ローラである。
【0036】特に図4に詳細が示されているように、プ
ランジャー型の濃度調整機3が配置されている。濃度調
整機3は、その本体3Aが冷却槽20の上に大気に開放
して設置されている。冷却槽20の上部開閉蓋20Aを
貫通して、ガイド筒32Aおよびこれと連結された副ガ
イド筒32Bが貫通しており、その下部に流路ブロック
33が連結され一体化されている。
【0037】流路ブロック33には、これを貫通する流
路が形成されており、その入口に吸引弁34を内蔵する
吸引弁ケースが、出口に吐出弁35を内蔵する吐出弁ケ
ースが取り付けられている。吸引弁34には炭酸ガス導
管22が連通しており、吐出弁35はストップ弁36を
介して、弁装置4に連通している。
【0038】濃度調整機本体3Aは、冷却槽31上に架
台を介して立設された運動ガイドブロック37内の円筒
空間内に主軸38が同軸に設けられ、この主軸38に偏
心カム39がキーにより一体的に回転するようになって
いる。偏心カム39の周囲にはベアリング40が設けら
れている。主軸38は、インバータ付駆動モータ41に
連結され、回転されるようになっており、その回転に伴
って、偏心カム39が偏心回転することにより、スプリ
ング41に反対方向に付勢されたプランジャー42を図
4において上下動させるように構成されている。
【0039】プランジャー42は外径が異なる上部のガ
イド部と下部のプランジャー本体部とを有し、プランジ
ャー本体部の上下部において、それぞれこれを取り巻く
部材との間がシールされている。この上下シール間に
は、油加圧潤滑装置43からの潤滑油が、加圧状態で供
給されており、これによって、ブライン21からの伝熱
冷却凍結により摺動が困難となることを防止している。
【0040】プランジャー42の昇降に伴って、炭酸ガ
スを吸引弁34を通して導入して、吐出弁35を通して
弁装置4に導く。このときの液化炭酸ガスの弁装置4へ
の送液量は、図6に示すようにプランジャー42の上下
ストローク数に正比例することが実験から明確となっ
た。したがって、駆動モータ41の回転数をこれに付属
するインバータにより可変とすることにより、目的の弁
装置4への液化炭酸ガスの送液量を得ることができる。
その結果、弁装置4において、注入ポンプ6により設定
される所定量の水に対する液化炭酸ガスの送液量を適宜
選択でき、もって弁装置4の出側での炭酸水濃度をコン
トロールできる。
【0041】弁装置4の詳細が図5に図示されている。
弁装置4は、ほぼ十字形をなした合流管路部51を有
し、その一字方向に水が直線的に流れるようになってい
る。この水の流れ方向に対して、直交的に液化炭酸ガス
の導入流路52が形成され、かつその導入流路52の水
流路への連通する部分に、水流路への連通側に拡大する
截頭円錐形との弁座面51Aが形成されている。
【0042】また、弁座面51Aの形状と実質的に同一
の円錐形先端部53Aを有するニードル弁53が、合流
管路部51を貫通して配置されている。ニードル弁53
は、導入流路52に対して反対方向から水流路を貫通し
ており、その円錐形先端部53Aを弁座面51Aに嵌合
させてある。
【0043】合流管路部51には、保持筒54が一体化
され、この保持筒54を座とするスプリング55により
ニードル弁53を導入流路52側に付勢している。保持
筒54には、支持ブラケット56が一体化され、この支
持ブラケット56にレバー57が回転自在に軸支されて
いる。レバー57に形成された長孔には、ニードル弁5
3の頭部に設けられたピン58と嵌合している。これに
よって、レバー57を上下に揺動させることにより、ニ
ードル弁53を、特にその円錐形先端部53Aの弁座面
51Aに対する進入度合いを調整自在にしてある。レバ
ー57の位置は、図示しない固定手段により、微調整が
可能となっている。ニードル弁53の位置調整に際して
は、たとえばその頭部と保持筒54とを螺合して、スク
リュー方式で位置決めすることも可能である。
【0044】かくして、弁装置4において、水に対し
て、弁座面51Aと円錐形先端部53Aとの間から流出
した液化炭酸ガスを合流接触させることができ、合流接
触させて得られる炭酸水は、スイベル7Aの入口から注
入管7内の第1保圧弁14へと導かれる。
【0045】ここで、弁装置4についてさらに説明する
と、弁座面51Aを形成する部分が水の流れに対して交
差するように突出している。この突出部分は、水温が伝
熱されて、液化炭酸ガスの温度に対して加温するように
機能するので、より凍結を防止する機能を示す。
【0046】一方、再び図1に戻ると、水ガラスは、そ
の水ガラス(原液)貯槽8から、保温ヒータ9および保
圧ポンプ10を通って、向流混合器11に導かれる。通
常、水ガラスは、貯槽内において、水と混合させて50
%の水ガラス水溶液として調合した後に、注入ポンプに
より送液する。しかし、これでは水ガラスの攪拌混合貯
液槽が必要となり、かつ常時作り置きが必要となる。し
かるに、上述例で示すように、水ガラスの原液を向流混
合器11において水と合流接触させて水ガラス水溶液を
生成させることきにより、水ガラスの攪拌混合貯液槽を
不要とした。
【0047】一般に、水ガラスはその温度による粘度お
よび比重の依存性がきわめて大きい。したがって、向流
混合器11に流入する水ガラスの量が不安定となる。そ
こで、向流混合器11に流入する前において、保温ヒー
タ9により季節および昼夜に関係なく、一定の温度に保
持するようにしてある。また、水ガラスはある程度高い
粘度を示すので、保圧ポンプ10により圧送することに
より、向流混合器11に流入する粘度が低い水の量と同
一化させてある。
【0048】注入ポンプ6の水ガラス圧送部6Bの吸引
力により、水および水ガラスの原液が向流混合器11に
流入し、等量で向流的に合流接触するので、流れの中で
50%の水ガラス水溶液を容易に得ることかできる。符
号の60は除塵用フィルター、61は返送路である。
【0049】図示の注入ポンプ6は、水圧送部6Aと水
ガラス圧送部6Bとが同期して作動するように連動構造
としてある。この注入ポンプ6としては、ギアポンプま
たはスクリューポンプが好適である。
【0050】一方、濃度調整機3はプランジャー型の構
造である。したがって、単に、ひとつのプランジャーで
あると、脈動に基づく液化炭酸ガスの送液量に経時的な
変動がある。
【0051】そこで、濃度調整機3のプランジャーとし
ては、少なくとも3本設け、これらのプランジャー42
の作動タイミングも等しい間隔で異ならせることが最適
である。これを実施するためには、一つの主軸38に対
して、偏心方向が相互に異なる偏心カム39,39…を
設け、平行的に設けたプランジャー42,42…に対し
て上下動のタイミングをずらせばよい。各吐出弁35か
ら圧送された液化炭酸ガスは合流させた後に弁装置4に
導く。これによって、液化炭酸ガスの送液量の経時的変
化がほとんど無くなり、炭酸水濃度を均一に保持でき、
炭酸水と水ガラス水溶液とを実質的に等量で合流混合で
き、均質な炭酸グラウトを注入管7から吐出させること
ができる。
【0052】
【実施例】上述の設備により、関東地区の地下水位が高
いN値が30以上の砂礫層の水田地帯で、現場実験し
た。注入条件は、JIS4号相当の水ガラスの原液を向
流混合器で温度15℃の水と合流させて50%の水ガラ
ス水溶液を得て、弁装置により液化炭酸ガスと合流接触
させた。炭酸水の濃度は3%である。
【0053】炭酸水と水ガラス水溶液は、それぞれ10
リットル/分で注入管に送液し、注入管内において等量
混合させた。
【0054】第1保圧弁での圧力は25kgf/cm2 、反
応部の通過時間は約1.5秒、第2保圧弁での圧力は5
kgf/cm2 である。注入管の先端からは、白濁した炭酸
グラウトとなるが、3〜5秒後、透明なゲルとなった。
また、白濁した炭酸グラウトの吐出を水中で放出させて
も、気泡として分離することはなく、安定した均質な炭
酸グラウトであることが認められた。
【0055】前記現場の実験では、優れた改良効果が得
られ、特に浸透性の優れたものとなった。さらに、設備
が前記の溶解塔方式の場合に比較して、1/5程度に小
型化された。
【0056】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、連続的に
安定した炭酸水を得ることができるとともに、前述の問
題点が一挙に解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】設備全体の系統図である。
【図2】注入管の要部の概略縦断面図である。
【図3】設備の要部の系統図である。
【図4】濃度調整機の断面図である。
【図5】弁装置の縦断面図である。
【図6】プランジャーのストローク数と液化炭酸ガスの
送液量との相関グラフである。
【符号の説明】
1…液化炭酸ガスボンベ、2…冷凍機、3…濃度調整
機、4…弁装置、5…水貯槽、6…注入ポンプ、7…注
入管、8…水ガラス貯槽、11…向流混合器、14…第
1保圧弁、15…第2保圧弁、20…冷却槽、42…プ
ランジャー、51A…弁座面、52…導入流路、43…
ニードル弁、53A…円錐形先端部、57…レバー。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、二酸化炭素を液状態で水と混合し、その
後、その炭酸水に対して前記二酸化炭素と反応する材料
とを合流接触させながら地盤中に注入する地盤の改良工
法において、炭酸ガスボンベからの炭酸ガスを液状態の
液化炭酸ガスの状態で、水に対して合流接触させるとと
もに、この合流接触部において、水の流路を直線状とな
し、その流路の途中にこれと交差する液化炭酸ガスの導
入流路を形成し、かつその導入流路の前記水流路への連
通する部分に、前記水流路側に拡大する截頭円錐形の弁
座面を形成し、前記弁座面の形状と実質的に同一の円錐
形先端部を有するニードル弁を、前記導入流路に対して
反対方向から水の流路を貫通させて、前記円錐形先端部
を前記弁座面に嵌合させた状態で配設し、かつニードル
弁を前記弁座面に対する進入度合いを調整自在にし、水
に対して、前記弁座面と円錐形先端部との間から流出し
た液化炭酸ガスを合流接触させることを特徴とするもの
である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】特に、本発明では、炭酸ガスボンベからの
炭酸ガスを液の液化炭酸ガスの状態で、水に対して合流
接触させる際に、この合流接触部において、水の流路を
直線状となし、その流路の途中にこれと交差する液化炭
酸ガスの導入流路を形成し、かつその導入流路の前記水
流路への連通する部分に、前記水流路側に拡大する截頭
円錐形との弁座面を形成し、前記弁座面の形状と実質的
に同一の円錐形先端部を有するニードル弁を、前記導入
流路に対して反対方向から水の流路を貫通させて、前記
円錐形先端部を前記弁座面に嵌合させた状態で配設し、
かつニードル弁を前記弁座面に対する進入度合いを調整
自在にし、水に対して、前記弁座面と円錐形先端部との
間から流出した液化炭酸ガスを合流接触させる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二酸化炭素を液状態で水と混合し、その
    後、その炭酸水に対して前記二酸化炭素と反応する材料
    とを合流接触させながら地盤中に注入する地盤の改良工
    法において、 炭酸ガスボンベからの炭酸ガスを液状態の液化炭酸ガス
    の状態で、水に対して合流接触させるとともに、 この合流接触部において、水の流路を直線状となし、そ
    の流路の途中にこれと直交する液化炭酸ガスの導入流路
    を形成し、かつその導入流路の前記水流路への連通する
    部分に、前記水流路側に拡大する截頭円錐形の弁座面を
    形成し、 前記弁座面の形状と実質的に同一の円錐形先端部を有す
    るニードル弁を、前記導入流路に対して反対方向から水
    の流路を貫通させて、前記円錐形先端部を前記弁座面に
    嵌合させた状態で配設し、かつニードル弁を前記弁座面
    に対する進入度合いを調整自在にし、 水に対して、前記弁座面と円錐形先端部との間から流出
    した液化炭酸ガスを合流接触させることを特徴とする地
    盤の改良工法。
  2. 【請求項2】水との合流接触部に至るまで、炭酸ガスボ
    ンベからの炭酸ガスを液状態に保持するにあたり、炭酸
    ガスボンベからの炭酸ガスの管路を、ブラインを収容し
    た冷却槽中を通し、かつ冷凍機により、前記ブラインを
    冷却し、前記合流接触部に至る手前において、温度を0
    ℃以下、かつ圧力を40kgf/cm2 以上に保持する請求
    項1記載の地盤の改良工法。
JP18292795A 1995-07-19 1995-07-19 地盤の改良工法 Pending JPH0931963A (ja)

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