JPH0931974A - 鉄筋コンクリート部材の鉄筋付着力補強構造 - Google Patents
鉄筋コンクリート部材の鉄筋付着力補強構造Info
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- JPH0931974A JPH0931974A JP18308395A JP18308395A JPH0931974A JP H0931974 A JPH0931974 A JP H0931974A JP 18308395 A JP18308395 A JP 18308395A JP 18308395 A JP18308395 A JP 18308395A JP H0931974 A JPH0931974 A JP H0931974A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋼板で被覆した鉄筋コンクリート部材につい
て、鉄筋の付着割裂強度を増し、部材全体としての耐力
を向上させる。 【解決手段】 外周を補強鋼板4としての角形鋼管で被
覆して鋼板被覆コンクリート部材1とする。相対する面
の補強鋼板4間を複数枚のスチフナー5で連結する。製
作においては、まず補強鋼板4の内側にスチフナーを溶
接等で接合し、補強鋼板4とスチフナー5で囲まれる内
側に主筋3を配筋した後、コンクリート2を打設し、養
生する。鉄筋コンクリート部分の配筋は主筋3のみと
し、せん断補強のための帯筋は配筋しない。補強鋼板4
は、内面にはずれ止めを有するものが望ましい。
て、鉄筋の付着割裂強度を増し、部材全体としての耐力
を向上させる。 【解決手段】 外周を補強鋼板4としての角形鋼管で被
覆して鋼板被覆コンクリート部材1とする。相対する面
の補強鋼板4間を複数枚のスチフナー5で連結する。製
作においては、まず補強鋼板4の内側にスチフナーを溶
接等で接合し、補強鋼板4とスチフナー5で囲まれる内
側に主筋3を配筋した後、コンクリート2を打設し、養
生する。鉄筋コンクリート部分の配筋は主筋3のみと
し、せん断補強のための帯筋は配筋しない。補強鋼板4
は、内面にはずれ止めを有するものが望ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、鋼板で被覆した
鉄筋コンクリート部材の鉄筋付着力補強構造に関するも
のである。
鉄筋コンクリート部材の鉄筋付着力補強構造に関するも
のである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】出願人等は、先に特願
平6−166678号において、主として中高層線路上
空利用建築物を対象とした力学性能に優れた鉄骨柱と杭
の接合部を提供することを目的として、鉄骨柱の下部を
杭頭部の鉄筋コンクリート内に埋め込んでなる鉄骨柱と
杭の接合部において、杭の外周全面または外周の一部を
外周補強鋼板で被覆し、鉄骨柱と外周補強鋼板間をスチ
フナー材でつないだ構造を提案している。
平6−166678号において、主として中高層線路上
空利用建築物を対象とした力学性能に優れた鉄骨柱と杭
の接合部を提供することを目的として、鉄骨柱の下部を
杭頭部の鉄筋コンクリート内に埋め込んでなる鉄骨柱と
杭の接合部において、杭の外周全面または外周の一部を
外周補強鋼板で被覆し、鉄骨柱と外周補強鋼板間をスチ
フナー材でつないだ構造を提案している。
【0003】その場合、外周補強鋼板により杭のコンク
リートを外側から拘束するとともに、鉄骨柱から複合杭
に伝達する曲げモーメントの一部を負担し、さらにパン
チングシヤー等が問題となるはしあき距離が短い部分に
ついて、鉄骨柱と外周補強鋼板間をスチフナー材でつな
ぐことで破壊耐力を増大させている。
リートを外側から拘束するとともに、鉄骨柱から複合杭
に伝達する曲げモーメントの一部を負担し、さらにパン
チングシヤー等が問題となるはしあき距離が短い部分に
ついて、鉄骨柱と外周補強鋼板間をスチフナー材でつな
ぐことで破壊耐力を増大させている。
【0004】しかし、その場合もコンクリート部分の主
筋の付着割裂破壊(主筋に対しコンクリートが剥離す
る)によって接合部が破壊する傾向があり、これに対し
外周を被覆する鋼板はその面外方向の曲げ剛性で抵抗す
るが、鋼板の幅厚比B/t(図4参照)が大きい場合、
低荷重域で主筋のコンクリート付着割裂破壊が生じる。
筋の付着割裂破壊(主筋に対しコンクリートが剥離す
る)によって接合部が破壊する傾向があり、これに対し
外周を被覆する鋼板はその面外方向の曲げ剛性で抵抗す
るが、鋼板の幅厚比B/t(図4参照)が大きい場合、
低荷重域で主筋のコンクリート付着割裂破壊が生じる。
【0005】したがって、接合部の保有耐力設計を達成
するためには付着割裂強度を増加させる必要がある。
するためには付着割裂強度を増加させる必要がある。
【0006】また、例えば、森下他;「鋼管で被覆補強
されたコンクリートと異形鉄筋の間の付着性状」、コン
クリート工学年次論文報告集9−2、1987年(以
下、文献1という)には、鉄筋コンクリート短柱を鋼管
で被覆補強した場合の鋼管補強短柱の復元力特性につい
て、コンクリートと異形鉄筋との付着性状が検討されて
おり、そこにはコンクリート断面外周を角形鋼管で被覆
補強した鉄筋付着試験から、角形鋼管で被覆補強してい
ない(すなわち鉄筋コンクリート断面のみの)場合に比
べ、鉄筋の付着割裂傷強度が高くなることが報告されて
いる。
されたコンクリートと異形鉄筋の間の付着性状」、コン
クリート工学年次論文報告集9−2、1987年(以
下、文献1という)には、鉄筋コンクリート短柱を鋼管
で被覆補強した場合の鋼管補強短柱の復元力特性につい
て、コンクリートと異形鉄筋との付着性状が検討されて
おり、そこにはコンクリート断面外周を角形鋼管で被覆
補強した鉄筋付着試験から、角形鋼管で被覆補強してい
ない(すなわち鉄筋コンクリート断面のみの)場合に比
べ、鉄筋の付着割裂傷強度が高くなることが報告されて
いる。
【0007】鉄筋コンクリート断面部分については、材
軸方向の主筋と主筋の周りを取り巻くせん断補強筋とし
ての帯筋を配筋するのが普通であるが、外周を鋼板で補
強し、せん断補強を省略した鉄筋コンクリート部材は、
上述のように鋼板の幅厚比B/tが大きい場合、主筋の
コンクリート付着割裂破壊が生じやすい。
軸方向の主筋と主筋の周りを取り巻くせん断補強筋とし
ての帯筋を配筋するのが普通であるが、外周を鋼板で補
強し、せん断補強を省略した鉄筋コンクリート部材は、
上述のように鋼板の幅厚比B/tが大きい場合、主筋の
コンクリート付着割裂破壊が生じやすい。
【0008】本願発明は、上述のような背景のもとに、
鋼板で被覆した鉄筋コンクリート部材について、鉄筋の
付着割裂強度を増すことで、部材全体としての耐力の向
上を図ったものである。
鋼板で被覆した鉄筋コンクリート部材について、鉄筋の
付着割裂強度を増すことで、部材全体としての耐力の向
上を図ったものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明の鉄筋コンクリ
ート部材の鉄筋付着力補強構造は、鉄筋コンクリート部
材の外周の全面または一部を鋼板で被覆し、相対する面
の鋼板間をコンクリート断面内に配したスチフナーで連
結してあることを特徴とするものである。
ート部材の鉄筋付着力補強構造は、鉄筋コンクリート部
材の外周の全面または一部を鋼板で被覆し、相対する面
の鋼板間をコンクリート断面内に配したスチフナーで連
結してあることを特徴とするものである。
【0010】主な用途としては、前述した特願平6−1
66678号の場合と同様の既存の鉄道線路敷の上空に
跨る中高層線路上空利用建築物、河川、道路の上空に跨
る建築物における鉄骨柱と鋼板で被覆補強した鉄筋コン
クリート杭の接合部があるが、これらに限定されず、広
く土木、建築構造物における鋼板被覆鉄筋コンクリート
部材に適用可能である。
66678号の場合と同様の既存の鉄道線路敷の上空に
跨る中高層線路上空利用建築物、河川、道路の上空に跨
る建築物における鉄骨柱と鋼板で被覆補強した鉄筋コン
クリート杭の接合部があるが、これらに限定されず、広
く土木、建築構造物における鋼板被覆鉄筋コンクリート
部材に適用可能である。
【0011】主筋の付着割裂破壊は、主筋に対しコンク
リートが剥離することにより生じるが、本願発明では、
鉄筋コンクリート部材の外周を被覆する鋼板がその面外
方向の曲げ剛性で抵抗し、相対する面の鋼板間を連結す
るスチフナーが鋼板の曲げ剛性を高め、付着割裂破壊を
抑制している。
リートが剥離することにより生じるが、本願発明では、
鉄筋コンクリート部材の外周を被覆する鋼板がその面外
方向の曲げ剛性で抵抗し、相対する面の鋼板間を連結す
るスチフナーが鋼板の曲げ剛性を高め、付着割裂破壊を
抑制している。
【0012】スチフナーとしては、通常、鋼板が用いら
れるが、その他、溝形鋼や山形鋼等の形鋼あるいはラチ
ス材等でもよい。スチフナーの配置については、鉄筋コ
ンクリート部材の全長にわたって設ける場合と、一部の
区間にのみ設ける場合とが考えられる。
れるが、その他、溝形鋼や山形鋼等の形鋼あるいはラチ
ス材等でもよい。スチフナーの配置については、鉄筋コ
ンクリート部材の全長にわたって設ける場合と、一部の
区間にのみ設ける場合とが考えられる。
【0013】請求項2は、鉄筋コンクリート部材につい
て、主筋を取り巻くせん断補強のための帯筋を省略する
場合を限定したものである。
て、主筋を取り巻くせん断補強のための帯筋を省略する
場合を限定したものである。
【0014】本願発明の補強構造の特徴として、上述の
ように主筋の付着割裂破壊が、外周を被覆する鋼板およ
び相対する面の鋼板間を連結するスチフナーによって抑
制されており、面倒な配筋作業を必要とする帯筋の省略
が可能である。
ように主筋の付着割裂破壊が、外周を被覆する鋼板およ
び相対する面の鋼板間を連結するスチフナーによって抑
制されており、面倒な配筋作業を必要とする帯筋の省略
が可能である。
【0015】請求項3は、外周を被覆補強する鋼板につ
いて、内面にはコンクリートとのずれ止め(すべり止
め)を設けてある場合を限定したものである。ずれ止め
としては内面に突起を有する突起付き鋼板(圧延成形に
よる縞鋼板等)を用いたり、スタッドジベル等のシヤコ
ネクターを溶植する等して、コンクリートとの一体化を
図ることができる。
いて、内面にはコンクリートとのずれ止め(すべり止
め)を設けてある場合を限定したものである。ずれ止め
としては内面に突起を有する突起付き鋼板(圧延成形に
よる縞鋼板等)を用いたり、スタッドジベル等のシヤコ
ネクターを溶植する等して、コンクリートとの一体化を
図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、それぞれ本願発明
の補強構造の一実施形態を示したものである。
の補強構造の一実施形態を示したものである。
【0017】図1は、コンクリート2の外周を補強鋼板
4で被覆した外鋼板被覆コンクリート部材1が偏平な断
面形状を有する場合であり、部材断面の弱軸方向に相対
する補強鋼板4間を鋼板からなる2枚のスチフナー5で
連結している。
4で被覆した外鋼板被覆コンクリート部材1が偏平な断
面形状を有する場合であり、部材断面の弱軸方向に相対
する補強鋼板4間を鋼板からなる2枚のスチフナー5で
連結している。
【0018】外周補強鋼板4としては、偏平な断面形状
を有する角形鋼管等を用いることができ、内面にずれ止
めを有するものが望ましい。
を有する角形鋼管等を用いることができ、内面にずれ止
めを有するものが望ましい。
【0019】このような外鋼板被覆コンクリート部材1
は、例えば外周補強鋼板4としての角形鋼管の内面にス
チフナー5を溶接し、補強鋼板4とスチフナー5で囲ま
れる内側に主筋3を配筋した後、コンクリート2を打設
し、養生するといった工程で製造される。
は、例えば外周補強鋼板4としての角形鋼管の内面にス
チフナー5を溶接し、補強鋼板4とスチフナー5で囲ま
れる内側に主筋3を配筋した後、コンクリート2を打設
し、養生するといった工程で製造される。
【0020】また、角形鋼管の内面へのスチフナー5の
溶接が難しい場合は、平板状の補強鋼板4とスチフナー
5を、順次、溶接等で組み立てていってもよい。
溶接が難しい場合は、平板状の補強鋼板4とスチフナー
5を、順次、溶接等で組み立てていってもよい。
【0021】図示した例では鉄筋コンクリート部分の帯
筋を省略している(配筋していない)が、スチフナー5
の存在により帯筋以上の付着割裂破壊抑制効果が得られ
る。また、鉄筋については、主筋3のみの配筋であるた
め、配筋作業が大幅に簡略化される。
筋を省略している(配筋していない)が、スチフナー5
の存在により帯筋以上の付着割裂破壊抑制効果が得られ
る。また、鉄筋については、主筋3のみの配筋であるた
め、配筋作業が大幅に簡略化される。
【0022】図2は、図1の例に対し、スチフナー5の
枚数を3枚に増やし、主筋3の本数を減らした場合であ
る。
枚数を3枚に増やし、主筋3の本数を減らした場合であ
る。
【0023】図3は、外鋼板被覆コンクリート部材1の
断面形状が正方形の場合であり、スチフナー5を直交す
る2方向に取り付け、外周補強鋼板4とスチフナー5で
囲まれる部分に主筋3を配筋し、コンクリート2を打設
した場合である。
断面形状が正方形の場合であり、スチフナー5を直交す
る2方向に取り付け、外周補強鋼板4とスチフナー5で
囲まれる部分に主筋3を配筋し、コンクリート2を打設
した場合である。
【0024】図4は、本願発明の原理を示したもので、
本願発明における鉄筋付着力補強構造は、割裂力に対
し、外周を被覆している鋼板4の曲げ剛性(E・I)
(ここで、Eはヤング係数、Iは断面2次モーメント)
で抵抗し、鋼板4の曲げ変形量(δv )を抑制すること
によって、付着力を高めることができる。
本願発明における鉄筋付着力補強構造は、割裂力に対
し、外周を被覆している鋼板4の曲げ剛性(E・I)
(ここで、Eはヤング係数、Iは断面2次モーメント)
で抵抗し、鋼板4の曲げ変形量(δv )を抑制すること
によって、付着力を高めることができる。
【0025】また、鋼板4の曲げ変形量(δv )は、外
周を被覆している鋼板4の幅厚比(B/t)に依存する
ため、幅厚比(B/t)を小さくする(割裂力sに対す
る拘束力を増す)と付着割裂強度は増す結果となる。
周を被覆している鋼板4の幅厚比(B/t)に依存する
ため、幅厚比(B/t)を小さくする(割裂力sに対す
る拘束力を増す)と付着割裂強度は増す結果となる。
【0026】以上から、幅厚比(B/t)を小さくする
手段として、例えば図1〜図3のような形で、スチフナ
ー5を外周を被覆している鋼板4に取り付けることで、
実質的に幅厚比(B/t)を小さくすることができ、付
着力を補強することができる。
手段として、例えば図1〜図3のような形で、スチフナ
ー5を外周を被覆している鋼板4に取り付けることで、
実質的に幅厚比(B/t)を小さくすることができ、付
着力を補強することができる。
【0027】図5は、1柱1杭基礎構造に適用した場合
の先願である特願平6−166678号の構造(ケース
1)と本願発明の補強構造(ケース2)の付着試験に用
いた供試体10(縮小模型)の説明図であり、(a) は右
半分がケース1の鉛直断面、左半分がケース2の側面、
(b) は右半分がケース1の鉛直断面、左半分がケース2
の正面、(c) はケース1の鉄骨柱18と杭11の接合部
の水平断面、(d) はケース2の鉄骨柱18と杭11の接
合部の水平断面を示している。
の先願である特願平6−166678号の構造(ケース
1)と本願発明の補強構造(ケース2)の付着試験に用
いた供試体10(縮小模型)の説明図であり、(a) は右
半分がケース1の鉛直断面、左半分がケース2の側面、
(b) は右半分がケース1の鉛直断面、左半分がケース2
の正面、(c) はケース1の鉄骨柱18と杭11の接合部
の水平断面、(d) はケース2の鉄骨柱18と杭11の接
合部の水平断面を示している。
【0028】ケース1は、特願平6−166678号の
構造に相当するものであり、外周補強鋼板14を有する
杭11部分については、鉄骨柱18と外周補強鋼板14
との間をスチフナー17で連結し、その両側については
鉄筋コンクリート構造の通常の配筋方法である主筋13
と帯筋16からなる配筋を行っている。
構造に相当するものであり、外周補強鋼板14を有する
杭11部分については、鉄骨柱18と外周補強鋼板14
との間をスチフナー17で連結し、その両側については
鉄筋コンクリート構造の通常の配筋方法である主筋13
と帯筋16からなる配筋を行っている。
【0029】ケース2は、本願発明の構造に相当するも
のであり、弱軸方向について、間隔をおいてスチフナー
15で相対する鋼板14どうしを連結し、外周補強鋼板
14によるコンクリート12の拘束効果を高め、主筋1
3の付着割裂破壊を抑制する構造となっている。また、
帯筋16は用いていない。
のであり、弱軸方向について、間隔をおいてスチフナー
15で相対する鋼板14どうしを連結し、外周補強鋼板
14によるコンクリート12の拘束効果を高め、主筋1
3の付着割裂破壊を抑制する構造となっている。また、
帯筋16は用いていない。
【0030】図6は、図5の供試体10についての付着
試験結果の一つとして、柱頭水平力Qと柱頭水平変形量
δT の関係を示したものである。
試験結果の一つとして、柱頭水平力Qと柱頭水平変形量
δT の関係を示したものである。
【0031】ケース1では主筋13が降伏し、接合部天
端位置で鉄骨柱18が曲げ降伏した後、全体の主筋13
が付着割裂破壊して最大耐力が決まり、ケース2ではス
チフナー15間の一部主筋13のみ付着割裂破壊し、柱
頭水平変形量が200mmに達した時点で実験を終了し
た。
端位置で鉄骨柱18が曲げ降伏した後、全体の主筋13
が付着割裂破壊して最大耐力が決まり、ケース2ではス
チフナー15間の一部主筋13のみ付着割裂破壊し、柱
頭水平変形量が200mmに達した時点で実験を終了し
た。
【0032】また、図中、破線で示したものは、付着割
裂破壊を拘束しない場合の計算値である。
裂破壊を拘束しない場合の計算値である。
【0033】これらから、本願発明における付着割裂破
壊の抑制効果が確認された。
壊の抑制効果が確認された。
【0034】
【発明の効果】 鉄筋コンクリート部材の外周を鋼板で被覆し、相対
する面の鋼板をスチフナーで接合したことで、容易に鉄
筋のコンクリート付着力が補強でき、結果として部材耐
力、じん性の向上が図れる。
する面の鋼板をスチフナーで接合したことで、容易に鉄
筋のコンクリート付着力が補強でき、結果として部材耐
力、じん性の向上が図れる。
【0035】 スチフナーはあらかじめ工場で外周の
鋼板と一体化することで、現場作業が容易となり、また
帯筋の省略により配筋作業が大幅に簡略化される。
鋼板と一体化することで、現場作業が容易となり、また
帯筋の省略により配筋作業が大幅に簡略化される。
【0036】 外周補強鋼板によるコンクリートの拘
束により、コンクリート部分の耐力が増し、さらに外周
補強鋼板の内面にずれ止めを設けることで、外周補強鋼
板とコンクリートとの間に付着力が生じ、コンクリート
の拘束効果が増す。
束により、コンクリート部分の耐力が増し、さらに外周
補強鋼板の内面にずれ止めを設けることで、外周補強鋼
板とコンクリートとの間に付着力が生じ、コンクリート
の拘束効果が増す。
【図1】 本願発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】 本願発明の他の実施形態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】 本願発明のさらに他の実施形態を示す断面図
である。
である。
【図4】 本願発明の補強構造の作用に関する説明図で
ある。
ある。
【図5】 1柱1杭基礎構造に適用した場合の本願発明
の補強構造と、先願である特願平6−166678号の
構造の付着試験に用いた供試体の説明図である。
の補強構造と、先願である特願平6−166678号の
構造の付着試験に用いた供試体の説明図である。
【図6】 付着試験結果を柱頭水平力と柱頭水平変形量
との関係で比較したグラフである。
との関係で比較したグラフである。
1…鋼板被覆コンクリート部材、2…コンクリート、3
…主筋、4…外周補強鋼板、5…スチフナー、10…供
試体、11…杭部分、12…コンクリート、13…主
筋、14…外周補強鋼板、15…スチフナー、16…帯
筋、17…スチフナー、18…鉄骨柱、19…固定用フ
ーチング部
…主筋、4…外周補強鋼板、5…スチフナー、10…供
試体、11…杭部分、12…コンクリート、13…主
筋、14…外周補強鋼板、15…スチフナー、16…帯
筋、17…スチフナー、18…鉄骨柱、19…固定用フ
ーチング部
フロントページの続き (72)発明者 石橋 輝樹 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 蓮田 常雄 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 宍戸 唯一 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金 属工業株式会社内 (72)発明者 高田 啓一 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金 属工業株式会社内 (72)発明者 原田 昭穂 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 吉田 映 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄筋コンクリート部材の外周の全面また
は一部を鋼板で被覆し、相対する面の鋼板間をコンクリ
ート断面内に配したスチフナーで連結してあることを特
徴とする鉄筋コンクリート部材の鉄筋付着力補強構造。 - 【請求項2】 前記鉄筋コンクリート部材について、主
筋を取り巻くせん断補強のための帯筋を設けない請求項
1記載の鉄筋コンクリート部材の鉄筋付着力補強構造。 - 【請求項3】 前記鋼板の内面にはコンクリートとのず
れ止めを設けてある請求項1または2記載の鉄筋コンク
リート部材の鉄筋付着力補強構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07183083A JP3129636B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 鉄筋コンクリート部材の鉄筋付着力補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07183083A JP3129636B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 鉄筋コンクリート部材の鉄筋付着力補強構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0931974A true JPH0931974A (ja) | 1997-02-04 |
| JP3129636B2 JP3129636B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=16129472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07183083A Expired - Fee Related JP3129636B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 鉄筋コンクリート部材の鉄筋付着力補強構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3129636B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103590397A (zh) * | 2012-08-13 | 2014-02-19 | 上海中技桩业股份有限公司 | 一种部分预应力部分非预应力混凝土空心方桩 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3712521B1 (en) | 2019-03-19 | 2023-01-18 | LG Electronics Inc. | Air purifier and air purifying system |
| CN111720908B (zh) | 2019-03-19 | 2022-04-01 | Lg电子株式会社 | 空气净化器、空气净化系统以及控制空气净化系统的方法 |
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1995
- 1995-07-19 JP JP07183083A patent/JP3129636B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN103590397A (zh) * | 2012-08-13 | 2014-02-19 | 上海中技桩业股份有限公司 | 一种部分预应力部分非预应力混凝土空心方桩 |
| CN103590397B (zh) * | 2012-08-13 | 2016-03-30 | 上海中技桩业股份有限公司 | 一种部分预应力部分非预应力混凝土空心方桩 |
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