JPH09319904A - 料金収受システム及び料金徴収用車載機 - Google Patents

料金収受システム及び料金徴収用車載機

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JPH09319904A
JPH09319904A JP8138460A JP13846096A JPH09319904A JP H09319904 A JPH09319904 A JP H09319904A JP 8138460 A JP8138460 A JP 8138460A JP 13846096 A JP13846096 A JP 13846096A JP H09319904 A JPH09319904 A JP H09319904A
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JP
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information
charge
charging
parking
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JP8138460A
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Hideo Uehara
秀雄 上原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】GPSによって通行車両の位置標定を行ない、
これによって、有料道路の自動料金収受を確実に行な
う。 【解決手段】本車載機システムは、カーナビゲーション
システム21と、料金収受システム22の第1及び第2
の無線送受信システム31,32とが、お互いにインタ
フェース回路210,34で接続されており、お互いに
独立の機能分担をなしている。更に、カーナビゲーショ
ンシステム21には、走行車両に対して課金すべき条件
を記憶、読出す課金条件記憶作動部24がインタフェー
ス回路210,241で接続される。この課金条件記憶
作動部24は、有料道路の運営者が封印すべき箇所を示
している。また、上記無線通信システム31,32に
は、課金情報記憶部33がインタフェース回路331で
接続されており、本部分についても有料道路の運営者が
封印をすべき部分である事を示している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路等におけ
る料金収受システム及びこの料金収受システムに使用さ
れる料金徴収用車載機に関する。
【0002】
【従来の技術】有料道路の料金収受システムの一方法と
して、現在AFC(Automatic Fee Collection)システ
ムが提案されている。このシステムは、車両中に車載機
を搭載して、地上側の料金所には路上機を設置し、車載
機側と路上機側で、料金徴収に必要なデータの授受を行
なうものである。
【0003】本出願人は、キャッシュレスシステムを上
記AFCシステムに適用した場合の車載機に関する発明
を、既に特願昭56−96868号(特公平02−23
907号公報)、特願昭61−188324号(特公平
06−70804号公報)にて出願している。
【0004】これらの車載機は、図19(a),(b)
に示すように構成されている。同図において、1は料金
収受用端末機本体で、その表面には表示部2とキーパッ
ド3が設けられている。また、上面にはカード挿入口4
が形成され、裏面内部に送受信アンテナ5が内蔵されて
いる。上記表示部2は、有料道路の出入口あるいはその
途中に設置されている路上機から受信した情報及び上記
路上機へ送信すべき情報を表示するものである。キーパ
ッド3は、0〜9までのテンキー及び各種ファンクショ
ンキーからなり、利用者固有の暗証番号を入力するもの
である。カード挿入口4は、銀行カード、クレジットカ
ードなどのキャッシュレスとして使用されるICカード
が挿入可能となっている。送受信アンテナ5は、路上機
との間で無線通信手段によりデータ伝送を行なうための
ものである。
【0005】上記車載機は、コンパクトで製作する事が
可能であり、また、全ての車両に対して簡単な操作で取
付ける事が可能で、利用者の利便性を考えた場合、現状
においては最適なものであると判断される。特に、料金
収受システムにAFCシステムを適用するとしても、全
ての車両に対して、AECシステムを適用するわけでは
無いから、AFCシステムに適用する必要車両のみに、
上記の車載機を取付け、現金支払いを希望する車両につ
いては、これらの車載機を取付けなくても良いのである
から、利便性の面からも優れたものであるといえる。ま
た、上記のように、カード挿入口4は、汎用性のあるI
Cカードを着脱可能に設けられており、本ICカードを
銀行カード、クレジットカード、プリペイドカード等に
利用出来るのは勿論のこと、料金徴収以外のシステムに
適用することが出来るものである。
【0006】一方、昨今の自動車のエレクトロニクス化
技術を考えた場合、カーナビゲション市場が急拡大して
いる。新製品のラッシュに新規参入メーカが加わり、各
社のシェア獲得競争は、激化の一途をたどっている。こ
れの販売台数は、1995年には、50万台、2000
年には200万台に市場規模が拡大する予定であると予
想されている(日刊工業新聞1995年(平成7年)5
月22日号掲載)。200万台というのは、国内の全車
両の保有台数の20%である。
【0007】カーナビゲーションシステムは、現時点に
おいて自動車エレクトロニクスの1つの利用手段として
商品化されているのであるが、これには料金収受システ
ム等に利用可能なGPS(Global Positioning System
)が導入されている。現在、米国の軍事用にGPS衛
星が20数個打上げられているが、これによって、走行
車両の位置測定を行なうものである。
【0008】本出願人は、いち早く、これに着目してG
PS衛星を利用した料金収受システムに関する発明を既
に特願平06−235213号にて出願した。本出願の
主旨は、GPSによって通行車両の位置標定を行ない、
これによって、どの位置に通行車両が走行したかという
事が判明する為、有料道路の自動料金収受を行なおうと
するものである。
【0009】以上、料金収受システムと、車両のナビゲ
ーションシステムとの関係について述べたが、今後の車
載機については、車両と一体化した車載機が主流になる
と目され、特にナビゲーションシステムが料金収受シス
テムに取り込んだシステムが最も発展性のあるシステム
であると考えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以下、ナビゲーション
システムを主としたシステムの可能性について詳述す
る。車両のナビゲーションシステム、及び本システムを
発展させたカーエレクトロニクスのインフラストラクチ
ャーが進み、更に、GPS衛星による位置測定システム
についても、一国の軍事用衛星に依存する時代では無く
なる事を見越し、将来の料金収受システム(現在計画さ
れているAFCシステム)をより発展させなければなら
ない。
【0011】これを実現させるには、図1に示すような
カーナビゲーションシステム21と、現状の料金収受シ
ステム22とを結合させる事、更に発展させて、図2に
示すように、カーナビゲーションシステム21と料金収
受システム22、更に、無線電話システム23とを結合
させたシステムを構築する必要がある。ここで、本シス
テムを実現させるには、次の2点が大きな課題としてあ
げられる。
【0012】1.上記システムは、完全に車両の部品の
一部として組み込まれたものとして考えられなければな
らない。 2.上記システムの中の一部は、料金収受システムの事
業運営体から提供され、しかも、部品の一部として組込
まれるべきものであるが、利用者が取外し、改ざん等が
出来ない封印されたものでなければならない。
【0013】次に、我が国の有料道路の状況を考慮すれ
ば、現在の供用区間は、6,000km弱(平成7年
度)であるが、最終的には、図6に示すように、我が国
の高速道路網の最終形態は、延べ延長が14,000k
mになり、道路間にループを形成する事になる。図6に
おいて、記号64で示す△印は、道路がループを形成し
ていることを示している。
【0014】このように全14,000kmの走行距離
になれば、道路間にループが生じ、距離に応じた料金徴
収が困難になることが一目瞭然である。現在、我が国に
は、図6に示すように4つのバリヤ、すなわち、与島バ
リヤ、山崎バリヤ、米原バリヤ、泉バリヤが設置され、
また計画されている。ここでは、現在道路間を乗継ぎす
る方式の料金徴収、すなわち、本地点を通過する時点
で、通行カードにスタンプ等を押圧して、通行車両が確
かに本地点を通過ししたという証明を行なったり、ま
た、乗継ぎ通行券を発行して運営する方式がとられてい
る。この方式も、延べ延長距離が14,000kmにな
れば、非常に多くの地点で、このような停止地点を設け
なければならず、また、それだけ料金所の設置場所もと
らなければならない。
【0015】3.そこで、有料道路が図6のようにルー
プ状に形成されても、対距離料金制の料金収受が円滑に
実行しなければならない事を考えた。GPS衛星を使用
した位置標定システムにおいては、一般のGPS衛星を
利用したのでは、測定位置精度に限界があるため、D−
GPS(Differentical GPS)を利用する必要があ
る。本方式は、後述するように車両の現在位置を数cm
の単位まで高精度で計測しようとするものである。
【0016】4.比較的狭い範囲での料金収受(道路課
金)システムを構築するには、本方式は必須の条件にな
る。また、ひいては、平面駐車場における駐車場管理シ
ステムを構築する事も可能とするものである。 5.最後に本システムの最も重要な課題である、既存の
料金システムと共存(Compatible)するシステムである
事を可能とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】以上述べた5つの課題を
解決する手段について順次述べる。すなわち、第1の課
題、すなわち下記の問題点を解決する手段について 1)車両のナビゲーションシステムと、現行の料金収受
システムとが完全に両立(Compatible)するシステムで
あって、しかも、このシステムが、車両の部品の一部と
して組み込まれており、上記システムの中で、料金収受
システムの事業運営体から提供されるものであって、し
かも、部品の一部として組み込まれ、かつ有料道路の利
用者が絶対に取外し、改ざん等が出来ないものでなけれ
ばならない。
【0018】この為に、図3に示すような車載機システ
ムを提案する。これはGPSシステムを適用したもので
ある。すなわち、本車載機システムは、カーナビゲーシ
ョンシステム21と、料金収受システム22の第1及び
第2の無線送受信システム31,32とが、お互いにイ
ンタフェース回路(I/F回路)210,34で接続さ
れており、お互いに独立の機能分担をなしている。更
に、カーナビゲーションシステム21には、走行車両に
対して課金すべき条件を記憶、読出す課金条件記憶作動
部24がインタフェース回路210,241で接続され
る。この課金条件記憶作動部24は、有料道路の運営者
が封印すべき箇所を示している。また、上記無線通信シ
ステム31,32には、課金情報記憶部33がインタフ
ェース回路331で接続されており、前述したように、
本部分についても有料道路の運営者が封印をすべき部分
である事を示している。
【0019】図4は、GPS衛星を使用しない場合の車
載機システムの例を示したものであり、図3とは有料道
路の異なることは、有料道路上に、ビーコン、あるいは
地中に埋設したセンサが存在し、これを受信検知する為
の位置情報受信回路を有することが、図3と異なり、ま
た、課金条件記憶作動部が存在しないという事である。
【0020】図5は、GPS衛星を使用するという事で
は、図3と同一なものであるが、一般のGPS衛星を使
用したのでは、測定位置精度に限界がある為、D−GP
S(Differentical GPS)を適用した例を示すもので
ある。これは、GPSの情報から位置を計算する時に生
じる誤差要因を、位置の分かっている定点観測データか
ら割り出し、その情報によってGPS情報の補正をし
て、車両の位置情報を算出する方式である。ここで取上
げた理由は、日本全国に行き渡っている高速道路網の料
金収受を行なうのとは別に、都市内の比較的狭い範囲で
の料金徴収(料金徴収というよりは、道路課金という方
が妥当である、というのは、都市内へ車両の進入を規制
したりする為に、使用する制度であるからである。)を
行なう必要からである。
【0021】なお、本方式の車載機については、後述す
るように、駐車場システム(特に平面駐車場に適してい
る。)にも適用される。以上の例が、図3、図4、図5
で示す車載機システムで実現可能であり、前記の発明が
解決しようとする課題の[1]及び[2]の解決手段を
提供するものである。
【0022】2)次に、前述したように、有料道路が図
6のようにループを形成しても、正常に料金徴収を行な
うのに、第1に、車載機システム中に課金条件記憶作動
部を設ける事である。ここには有料道路のいかなる地点
で課金を行なうべきかが記憶封印されており、車両が有
料道路を通過時に、自動的に課金を行なうものである。
【0023】以上の例が、図3、図4、図5で示す車載
機システムで実現可能であり、前記の発明が解決しよう
とする課題の[3]の解決手段を提供するものである。 3)次に、比較的小規模な地域での道路課金システムを
実現させる方法として、前述したように、D−GPS
(Differentical GPS)を使用した車載機システムを
導入することによって、都市部の道路課金システムを実
現させ、更に、駐車場における管理システムを実現させ
るのである。
【0024】以上の例が、図8に示す都市部の限定され
た地域に道路課金システムを導入した例であり、更に図
10、図11に示すように、平面駐車場に駐車場管理シ
ステムを導入した例を示し、前記の発明が解決しようと
する課題の[4]の解決手段を提供するものである。
【0025】4)最後に、既存の料金システムと共存
(Compatible)するシステムを最も重要な課題と考え、
車載機システムに、既存のAFCシステムによる無線送
受信システムを設けたところにある。
【0026】以上の例が、車載機においては、図3、図
4、図5に示すものであり、有料道路全体のシステムと
しては、図15が該当する。 (構成及び作用)以下、本発明の構成と作用について、
下記4点について順次説明する。
【0027】[1 料金収受装置] 「1.1 GPS衛星を使用し、位置標定を行なうシス
テム」図3は本発明のGPSを使用した位置標定を行な
うことが可能な車載機システムであり、図1の場合と同
様に、大きく分けて、カーナビゲーションシステム21
と料金徴収システム22との2種類に分類される。ま
た、カーナビゲーションシステム21を利用した課金条
件記憶作動部24と、料金徴収システム22中の課金情
報記憶部33については、図中に示しているように、有
料道路の運営者が、例えば、自動車メーカに供給して封
印すべき部分である事を示している。
【0028】本車載機システム中の料金徴収システム2
2中には、上記課金情報記憶部33の他に、第1無線送
受信部31、第2無線送受信部32が含まれる。第1無
線送受信部31は、一般にPassive 型の無線通信システ
ムを適用した車載機に使用されるものであり、後述す
る、既存のAFC(Automatic Fee Collection)システ
ムにおいて、料金所が存在する場合に、料金所で、料金
徴収データの授受を行なう為のものである。第1無線送
受信部31は、本通信部の制御を行なうCPU310、
システム及びデータ制御を行なう為のメモリ回路31
1、課金情報記憶部33に料金課金情報を書き込んだ
り、読み出したりする為の制御を行なうR/W回路31
2、料金所からの信号を増幅する増幅器313、料金所
の路上機からの信号を復調する復調器314、料金徴収
システムからの信号を変調する変調器315、無線の送
受信を切換える切換部316、後述する第2無線送受信
部32と現在記述している第1無線送受信システム31
との切換えを行なう切換部317、本料金収受システム
と路上機との無線交信を行なうアンテナ部318とで成
立っている。以上述べた第1無線送受信部31は、後述
する路上機と料金徴収を行なうのに必要なデータが、比
較的少ない場合に使用する為のものである。
【0029】次に述べる第2無線送受信部32は、本部
のシステム制御を行なうCPU320、システム、及び
データ制御を行なう為のメモリ回路321、課金情報記
憶部33に、料金課金情報を書き込んだり、読み出した
りする為の制御を行なうR/W回路322、料金所から
の信号を増幅する増幅器323、料金所の路上機からの
信号を復調する復調器324、料金徴収システムからの
信号を変調する変調器325、本変調を規定の発信周波
数で発信する発信器326、信号を増幅する増幅器32
7、料金課金情報を課金情報記憶部33に記憶したり、
本記憶部に記憶された情報を、路上機に送出したりする
為、動作を切換える作用を行なう切換部328から構成
される。以上述べた第2無線送受信部32は、後述する
路上機と料金徴収を行なうのに必要なデータが比較的多
い場合に使用する為のものである。
【0030】次に課金情報記憶部33について説明す
る。この課金情報記憶部33は、有料道路の運営者が封
印した状態で、例えば車両の製作者に提供すべきもので
あって、無線送受信部とデータへの授受を行なうインタ
フェース回路331、及び課金情報記憶部33の制御を
行なうメモリ回路332、及びその制御を行なうCPU
333で構成される。
【0031】次にカーナビゲーションシステム21につ
いて述べる。カーナビゲーションシステム21は、上記
料金収受システム31のインタフェース34に接続され
るインタフェース回路210を備え、このインタフェー
ス210に、受信アンテナ211を備えたGPS受信器
212、CD−ROMドライブ回路213、表示部21
4を備えた描画回路215、メモリ回路216、CPU
217、運行状況記録部218、アンテナ220を備え
た運行状況送受信部219が接続される。
【0032】上記CD−ROMドライブ回路213に内
蔵されるCD−ROMには、地図情報が記憶されてい
る。一方、GPS受信器212は、GPS衛星からの時
間信号を受信アンテナ211で受信して、当該車両への
通行位置標定を行なうものである。本位置標定された情
報は、インタフェース回路210を介して、CPU21
7、メモリ回路216の動作によって運行状況記録部2
18に記録され、当該車両の位置情報が描画回路215
によって制御され、表示部214に表示される。なお、
当該車両の運行状況については、運行状況送受信部21
9にデータが送られ、車両外部に、当該車両の運行状況
が送られたり、外部からのデータがアンテナ220を介
して、運行状況送受信部219及びインタフェース回路
210を介して、描画回路215の作用により、表示部
214に表示される。
【0033】最後に、課金条件記憶作動部24について
述べる。この課金条件記憶作動部24は、前述したよう
に、有料道路の管理運営者が車両の製造者が封印して部
品として提供し得るものであり、インタフェース回路2
41とCD−ROMドライブ回路242により構成され
ている。CD−ROMドライブ回路242には、有料道
路の地図情報及び課金すべきポイントが記憶されたCD
−ROMが収納されている。上記課金条件記憶作動部2
4は、カーナビゲーションシステム21のインタフェー
ス回路210とインタフェース回路241が接続されて
おり、CD−ROMの記憶情報に基づいて、課金ポイン
トを通過する車両に対して料金の自動課金が行なわれ
る。
【0034】[1.2 GPSを使用しない、すなわ
ち、地上にサインポスト、あるいは地下に位置標定セン
サを設置し、車両が、サインポスト、あるいはセンサを
埋設した場所を通過した時点で、場所情報を車載機シス
テムに無線送信するシステム]本システムで使用される
車載機システムを図4に示す。基本的な構成は図3と同
じであるが、これと異なる点を図4に示す。図3と基本
的に異なる点は、図3に示す課金条件記憶作動部24が
存在しないということと、GPS受信器212の代わり
に、カーナビゲーションシステム21中に位置情報受信
回路41及び受信アンテナ42を有することである。
【0035】[2 料金収受の全体システム] 「2.1 GPS衛星を使用した車載機システム(図
3)によって、全く料金所を設けないで自動料金収受を
行なうシステム」図6は、これを示す図であって、道路
網中に課金ポイント(チェックポイント)65を設けて
いるが、本地点及び高速道路網の地図情報は、全て課金
条件記憶作動部24のCD−ROM中に記憶されてい
る。なお、図6において、67は車両、68は車両67
に搭載された車載機、69はGPSアンテナ、70は課
金データ受信アンテナである。
【0036】課金ポイント65が全く架空のものであっ
ても料金徴収が可能である。なお、図14に示すように
コントロールポイント15CについてはCD−ROM中
に記憶されているのであるが、料金所15Gについては
従来通り存在し、そこで、車載機の無線通信手段で料金
徴収を行なおうとすることも考えられる。図14で、料
金所15Gでは、従来と同様に、入口、出口が存在し、
車両検知センサ15L、アンテナ15H等で、車載機6
8の情報と、地上側の情報との情報交換を行なうもので
ある。図14において、コントロールセンタ15Aに
は、計算機システムが設けられており、ネットワークシ
ステム15Bを介してコントロールポイント15C及び
料金所15Gが接続される。この料金所15Gには、ア
ンテナ15H,15I、車両検知センサ15Lが設けら
れ、車両67に搭載されている車載機68との間の情報
交換により料金収受処理が行なわれる。
【0037】また、図15は、料金所が全く存在しない
場合の例について示したものである。 「2.2 GPS衛星を使用せず、位置標定センサ等を
地中に埋設し、車両がサインポスト、あるいはセンサを
埋設した場所を通過した時点で、場所情報を車載機シス
テムに無線送信するシステム」これについては、既に述
べたように、図4に示す車載機システムを使用する。
【0038】また、この場合も、「2.1」で述べたよ
うに、料金所が存在しなくても良いシステムが構成され
る。図15は、本システムの例であり、コントロールセ
ンタ15Aには、計算機システムが設けられており、ネ
ットワークシステム15Bを介してコントロールポイン
ト15Cに接続される。このコントロールポイント15
Cにおける地上側設備としては、例えばコントロールボ
ックス15Dと共に、車両検知センサ15E、アンテナ
15Fが設けられ、例えば地中に埋設される。
【0039】図16は、料金所15Gについては、従来
通り存在し、そこで車載機の無線通信手段で料金徴収を
行なおうとする事についての例を述べたものである。 [3 比較的小規模地域に道路課金システムを適用する
例] 「3.1 Differential GPSを利用する場合」D−
GPS(Differential GPS)による位置標定の方法
を用いれば、前述したように、車両の現在位置数cmの
単位まで計測可能であり、非常に高い位置計測精度を得
ることができる。
【0040】本方式を利用する事により、首記に示すよ
うな比較的小規模地域における道路課金システムの構築
が可能となる。図5はD−GPSを使用した場合の車載
機システムの例について述べたものであり、図3とは次
の点で異なる。
【0041】カーナビゲーションシステム21に設けら
れる52はGPS受信回路であり、複数の衛星からの時
間信号の受信により、当該車両の位置情報を行なうもの
である。53はD−GPS(Differential GPS)受
信回路で、D−GPSの基地局84(図8に示す)から
の補正された時間信号を受信して、位置補正回路51に
信号を送出する。位置補正回路51では、当該車両の位
置情報を数cmの単位まで詳細に標定し得るものであ
る。
【0042】図8は、D−GPSを搭載した車載機86
によって、都市高速道路に道路課金システムを導入した
例を示したものであり、84はD−GPSの基地局、8
7は基地局84のアンテナである。85はコントロール
ポイントを示しており、本ポイントは、料金課金条件記
憶CD部に記録されている。
【0043】「3.2 GPSを使用せず、地上のサイ
ンポスト、あるいは地下に位置検知センサを設置して、
車両が、本地点を通過した時点で課金するシステム」本
システムに利用される車載機は、図4に示す車載機シス
テムが利用され、図9に示すコントロールポイント91
には、コントロールボックス92、車両検知センサ9
3、アンテナ94が設けられており、車両検知センサ9
3、アンテナ94は、例えば、サインポスト等に設置さ
れたり、地中に埋設されたりするものである。
【0044】[4 駐車場管理システムに本発明の車載
機を利用する場合] 「4.1 D−GPS(Differential GPS)を使用
した駐車場管理システム」図10はD−GPSシステム
を適用した駐車場管理システム、図11は同駐車場管理
システムの制御ブロック図を示したものである。
【0045】図10及び図11において、10A〜10
CはGPS衛星、10Dは、D−GPSの基地局11A
のアンテナであり、本基地局11Aのから補正された位
置信号がアンテナ10Dより車両67のGPSアンテナ
69に送出されるものである。また、10Eは駐車位置
表示システム、11Bは車種別課金情報記憶部、11C
は料金精算機、11Dは路上機及びアンテナである。
【0046】「4.2 GPSによる位置標定を行なわ
ず、それぞれの駐車位置に埋設された位置検知センサで
行なう駐車場管理システム」図12は、平面駐車場に本
発明の車載機を利用した駐車場管理システム、図13は
同駐車場管理システムの制御ブロック図を示したもので
ある。
【0047】この駐車場管理システムは、平面駐車場の
各駐車位置に、検知センサ12Aを埋設したものであっ
て、図4に示す車載機システムが適用される。上記検知
センサ12Aの車両検知信号は、制御部13Aを介して
時間信号発生器を含む課金情報制御部13Bへ送られ、
ここで課金処理されて課金情報記録部13Cに記録され
る。課金情報記録部13Cに記録された課金情報は、駐
車場の出口付近に設けられた料金精算機13Dに送られ
る。現金及びプリペイドカード使用の場合は、この料金
精算機13Dにおいて使用料金が精算される。また、ク
レジットカード使用の場合は、料金精算機13Dに接続
された路上機及びアンテナ13Eを介して使用料金が精
算される。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。なお、車載機の構成、及び作用については既に記述
済みである為、下記4)の車載機の実施の形態を除い
て、1)〜3)の項目について順次説明する。
【0049】1)有料道路の料金収受システム(実施の
形態4件) 2)道路課金システム(実施の形態2件) 3)駐車場管理システム(実施の形態2件) 4)電話システムと結合した車載機システム(実施の形
態1件) [1 有料道路の料金収受システム]本実施の形態で
は、1)GPS衛星で位置標定し、料金徴収を行なうも
のに対して、(1)既存の料金所システムを全く無くす
方法、(2)既存の料金所システムと連動して行なう方
法について説明する。
【0050】「1.1 GPS衛星で位置標定し、料金
徴収を行なう方法(料金所なしの場合)(図3、及び図
6、図15)」図3の車載機システム中の、課金条件記
憶作動部24には、図6における地図情報と、チェック
ポイント(課金ポイント)65、あるいは必要に応じ
て、バリヤ情報66が記憶されている。これらの情報
は、図3においてはCD−ROMに記憶されている。
【0051】通行車両が、全国の有料道路を通行すれ
ば、CD−ROMに書き込まれている課金ポイントを通
過する時点で、GPS受信器212及びアンテナ211
から受信されたGPS衛星61〜63からの時間情報と
比較され、課金すべき位置であれば、CPU217の動
作において、カーナビゲーションシステム21のインタ
フェース回路210を経由して、料金徴収システム22
のインタフェース回路34を介して、メモリ回路321
に記憶されている料金計算情報と、CPU320の情報
において、R/W回路312の作用により課金情報記憶
部33のインタフェース回路331を経由し、CPU3
33の作用によって、メモリ回路332に当該車両の料
金徴収情報が記憶される。
【0052】メモリ回路332は、種々のものが考えら
れるが、現在普及しているICカードを使用するのが妥
当であると考えられる。このICカードとしては、プリ
ペイドカード方式、あるいはクレジットカード方式の料
金収受方法が可能である。
【0053】図15でコントロールポイントは、前述し
たCD−ROMに記憶されている課金ポイントと一致し
ても良いし、一致しなくても良い。有料道路中にコント
ロールポイント及びコントロールセンタが全く存在しな
くても良い。本システムは、有料道路の通行者の不正
(例えば車載機の改造)を防止する為に存在する為のも
のと考えて良い。
【0054】図3における第1無線送受信部31は、本
図には示さない特定地点で、課金情報記憶部の情報を地
上における無線通信設備に送受信する為の無線通信シス
テムである。第2無線送受信部32は、一般に広帯域で
データ伝送を送受信する為のものであり、例えば課金条
件記憶作動部24のCD−ROM(書換えを可能な場
合)の情報の書換えを行なったりする為のものである。
【0055】上記図3、図4、図5及び後述する図17
に示す車載機を車両に搭載した例を図18に示す。図1
8は車両の運転席部分を示したもので、例えばセンター
コンソール部分に車載機システム71が配設される。こ
の車載機システム71には、課金用カード挿入排出部7
2、課金情報表示部73、カーナビゲーション用CD−
ROM挿入部74が設けられる。そして、フロントガラ
ス75の面に例えば液晶表示等によるメッセージ表示部
76が設けられ、車載機システム71のメッセージ例え
ばガイドメッセージ、目標物の名称等が表示されるよう
になっている。また、77はドライバー78の腕等に装
着される携帯電話機(腕時計型)である。
【0056】「1.2 GPS衛星で位置標定を行なう
場合(料金所有りの場合)(図3、図6、図14、図1
6)」上記「1.1」と異なるところは、図16におい
て、料金所15Gが存在することである。課金条件記憶
作動部24のCD−ROMに記憶されている課金条件に
ついては、全く同じであるが、既存の有料道路の料金所
の出入口には、車両検知センサ15L、及びアンテナ1
5Hが存在する。
【0057】この為、当該車両が度の位置を通過したか
という情報のみがメモリ回路332に書き込まれてお
り、料金所の出口で、車載機内の第1無線送受信部3
1、第2無線送受信部32によって地上側のアンテナ1
5I、15Hによってデータ伝送、及び料金課金が行な
われるものである。
【0058】「1.3 GPSを使用しない料金徴収シ
ステム(料金所無しの場合)(図4、図7、図15)」
図4は、本システムに利用する車載機システムであり、
図7に示すように、有料道路の要所要所でコントロール
ポイント7が設定されており、本位置には、図15に示
すように、コントロールボックス15D、車両検知セン
サ15E、アンテナ15Fが設置されており、通行車両
に対して、図4に示す車載機システムのカーナビゲーシ
ョンシステム21の位置情報受信回路41、アンテナ4
2を経由して、当該車両の位置情報がインタフェース回
路210を経由し、本インタフェース210に接続され
る料金収受システム22のインタフェース34に伝送さ
れ、CPU320とメモリ回路321の作用により、R
/W回路322を経由し、課金情報記憶部33のインタ
フェース回路331を経由し、CPU333の作用によ
り、メモリ回路332に記録される。課金情報記憶部3
3におけるICカードは、プリペイドカード方式、ある
いはクレジットカード方式の料金収受方法を可能とする
ものである。
【0059】「1.4 GPS衛星を使用しない料金収
受システム(料金所有りの場合)(図4、図7、図1
6)」上記「1.3」と異なるところは、図16におい
て、料金所15Gが存在することである。コントロール
ポイント15Cでは、コントロールボックス15D、車
両検知センサ15E、アンテナ15Fが存在し、それら
の作用により、コントロールポイント15Cの位置情報
が図4で示すカーナビゲーションシステム21の位置情
報受信回路41、アンテナ42の作用により、本情報
は、インタフェース回路210を経由し、インタフェー
ス回路210に接続する料金徴収システム22のインタ
フェース回路34を経由し、CPU320及びメモリ回
路321の作用により、課金情報記憶部33のインタフ
ェース回路331を経由し、CPU333の作用によ
り、本車両の通過位置情報がメモリ回路332に達す
る。
【0060】料金所の出口で、車載機内の第1無線送受
信部31、第2無線送受信部32によって、地上側のア
ンテナ15H、15Iを介してデータの伝送及び料金課
金が行なわれるものである。
【0061】[2 道路課金システム] 「2.1 Differential GPSシステムを使用する場
合(図5、及び図8)」本システムに使用する車載機シ
ステムは、図5に示すような構成となっており、図3と
異なるところは、GPS受信回路52、D−GPS受信
回路53及び受信アンテナ54、55を含んでいる点で
ある。また、位置補正回路51によって当該車両の正確
な位置標定を行なうものである。
【0062】図8においてコントロールポイント85
は、図5の課金条件記憶作動部24に記憶されており、
通行車両が本コントロールポイント85を通過した時点
で、GPS衛星81、82、83から送信された信号を
前述したGPS受信回路52及び受信アンテナ55によ
って当該車両の位置が標定される。また、基地局84か
らのアンテナ11によって、送信された補正時間信号
は、受信アンテナ54で受信され、同時にD−GPS受
信回路53によって受信され、位置補正回路51によっ
て、正確な位置が標定され、当該車両が確かに、本位置
を通過したという事が確認される。
【0063】「2.2 GPSを使用しない道路課金シ
ステム(図4、図9)」本システムに利用する車載機シ
ステムは、図4に示すようなものであり、カーナビゲー
ションシステム21には、位置情報受信回路41、アン
テナ42が設置されており、図9に示すコントロールポ
イント91を通過時点で、コントロールボックス92、
車両検知センサ93、アンテナ94の動作により、当該
車両が確かにコントロールポイント91を通過した時点
で本ポイントの情報が、図4に示すカーナビゲーション
システム21、位置情報受信回路41にデータ伝送さ
れ、インタフェース回路210を介して、料金徴収シス
テム22のインタフェース回路34、CPU320、メ
モリ回路321の作動により、R/W回路322は、当
該車両の通過したコントロールポイントの情報が、課金
情報記憶部33のインタフェース回路331に達し、C
PU333の作用により、メモリ回路332に格納され
る。
【0064】[3 駐車場管理システム] 「3.1 Differential GPSシステムを利用する場
合(図5、図10、図11)」本システムに利用される
車載機システムは、図5に示すものが使用される。図1
0に示す平面駐車場内の駐車ポイントの情報は、課金条
件記憶作動部24、CD−ROM内に記憶されている。
図10に示す駐車場内の一部に車両67が駐車すれば、
GPS衛星10A、10B、10Cからの時間信号を、
車両67のGPSアンテナ69で受信する。
【0065】図5において、GPSアンテナ55で受信
された信号は、GPS受信回路52で位置標定がなされ
る。同時に、GPS衛星10A、10B、10Cからの
時間信号は、駐車場内の基地局11Aで受信され、補正
された時間信号が車両67のGPSアンテナ69に受信
される。図5において、受信アンテナ54で受信された
信号はD−GPS受信回路53で受信され、位置補正回
路51に送られて補正される。この信号はインタフェー
ス回路210を経由して、課金条件記憶作動部24のイ
ンタフェース回路241に達し、CD−ROMドライブ
回路242によって、当該車両67がどの駐車位置に停
止したかが標定される。本位置情報は、インタフェース
回路210を経由して、料金徴収システム22のインタ
フェース回路34を経由し、CPU320、メモリ回路
321の動作により、R/W回路322を経由して、課
金情報記憶部33のインタフェース回路331を介し、
CPU333の動作により、メモリ回路332に、当該
車両の駐車位置情報とメモリ情報とが記録される。
【0066】次に、本システムの駐車場における精算方
法について記述する。図11において、基地局11Aに
接続される車種別課金情報記録部11Bによって、当該
車両の車種料金が計算され、料金精算機11Cで精算処
理される。本処理は、当該車両が、現金車及びプリペイ
ドカード処理を実施したい場合に行なわれるものであっ
て、本車両が若し、クレジットカード等のように、後処
理を行ないたい場合には、車載機システムの料金徴収シ
ステム22内の第1無線送受信部31と路上機及びアン
テナ11Dとのデータ交信によって料金精算処理が行な
われる。
【0067】「3.2 GPSを使用しない場合(図
4、図12、図13)」本システムに利用される車載機
システムは、図4に示すものが使用される。通行車両
が、図12に示す平面駐車場の特定位置に駐車すれば、
本位置に埋設されている車両検知センサ12Aが車両を
検知し、制御部13Aが当該車両の駐車位置を標定す
る。本情報によって、課金情報制御部13Bによって当
該車両の駐車時間と駐車位置情報によって通行料金が課
金され、その課金情報は、課金情報記憶部13Cに一時
記憶されて料金精算機13Dに送られる。
【0068】一方、図4における車載機システムにおい
ては、車両検知センサ12Aに付属する駐車位置に埋設
されているアンテナからの駐車位置信号がカーナビゲー
ションシステム21の車載アンテナ42に受信され、位
置情報受信回路41で受信される本信号は、インタフェ
ース回路210に接続される料金徴収システム22のイ
ンタフェース回路34に達し、CPU320、メモリ回
路321を介して、R/W回路322を経由し、課金情
報記憶部33のインタフェース回路331を介し、CP
U333の動作によりメモリ回路332に当該車両の駐
車位置情報とメモリ情報とが記録される。
【0069】当該車両が、現金車及びプリペイドカード
処理を実施したい場合は、料金精算機13Dで行ない、
本車両が、若し、クレジットカード等のような後処理を
行ないたい場合には、車載機システムの料金徴収システ
ム22内の第1無線送受信部31と路上機及びアンテナ
13Eによって料金精算処理が行なわれる。
【0070】[4 電話システムと統合した車載機シス
テム(図2及び図17)]携帯電話の普及により、図2
のように、カーナビゲーションシステム21、料金徴収
システム22及び無線電話システム23を統合した車載
機システムと結合させる事は必要である。
【0071】図17の車載機システムが、図3、図4、
図5に示す車載機システムと異なるところは、無線電話
システム23が料金徴収システム22に無線結合され
て、料金徴収情報が無線電話システム23に取り込まれ
るという事である。この無線電話システム23は、当然
電話会社、あるいは有料道路の運営者が封印すべき箇所
を示すものである。なお、第2無線送受信部32には、
R/W回路312,322に接続した変復調器329が
設けられ、アンテナ330を介して無線電話システム2
3との間で情報交換が行なわれる。
【0072】このシステムを採用する事により、無線電
話システム23からキー信号を送出して車載機システム
を動作させる事が可能となる。すなわち、本キーに暗証
番号を使用すれば、特定者のみが当該車両の車載機シス
テムを作動させる事が可能となる。更に、料金課金機能
は電話機能と連動させる事が可能であり、既存の電話シ
ステムを利用して料金課金する事も可能となる。
【0073】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 1.車載機システム 従来の車載機では、車両の特別な部分に、取付け(貼付
け、はさみ込み等)をする為に、車載機特にアンテナの
位置関係が変わったりして料金徴収の信頼性がなくなる
が、本車載機システムでは、車両に固定して取付ける
為、料金収受の信頼性が向上する。また、車両のエレク
トロシステムと料金収受システムとの統合を考えると
き、カーナビゲーションシステムと統合させるのが最も
自然な考えであり、車両の機能設計、デザイン設計を行
なうのに最も適している。更に、車載機システムに携帯
電話システムを結合することは今後の車両エレクトロニ
クスの技術トレンドを先取りしたものであると考えられ
る。
【0074】2.有料道路の料金収受システム 1)GPS衛星を使用した車載機システムを使う場合、
及び使わない場合、双方において、本発明の車載機を使
用すれば有料道路が、図6のように伸延してループを形
成した場合においても、対距離制(走行距離に応じた料
金徴収を行なう事)の料金徴収が可能になる。 2)本発明の車載機システムを使用する事により、有料
道路をノンストップ、かつ既存の料金所が存在しない料
金徴収が可能となる。 3)本発明の車載機システムを使用する事により、既存
の料金徴収システム(AFC:Automatic Fee Collecti
on)と共存させる事も可能である。 4)図4の車載機システムを使用すれば、前述したよう
に、既存の料金所が存在しない料金徴収も可能であり、
また、上記既存の料金徴収システム(AFCシステム)
と共存させる事も可能である。 5)車載機中に課金条件記憶作動部(図3(24))を
設ける事により、GPS衛星を使用した車載機システム
を使用すれば、既存の料金所システムを全廃する事も可
能である。 6)図3の第2無線送受信部32は、広域の無線通信を
行なう事が可能であり、本システムと書き換え可能なC
D−ROMとを使用すれば、基地局からの料金徴収条件
(車種別料金額、料金徴収ポイントの変更等)を自動的
に行なう事が可能である。
【0075】3.道路課金システム 1)都市部の比較的限定された地点で、Differential
GPSシステムを使用した車載機システムの利用によ
り、地上設備を軽減させる事が可能となる。すなわち、
車載機を持っていない車両だけ、ナンバプレートを撮影
して所定の料金額を徴収すれば良い。 2)Differential GPSシステムを使用する事によ
り、正確な位置標定が可能になる。 4.駐車場システム Differential GPSシステムを使用した車載機システ
ムの利用により、駐車場内の在庫センサ等の設備が不要
になり、駐車場システムの地上設備が少なくなる。 5.その他 本発明の車載機システムの適用により、有料道路の料金
収受システム、道路課金システム、駐車場管理システム
全てを統合したシステム構築が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載機の概念図。
【図2】本発明に係る他の車載機の概念図。
【図3】本発明の「1.1」、「1.2」の実施の形態
に係る車載機システムの構成図。
【図4】本発明の「1.3」、「1.4」、「2.
2」、「3.2」の実施の形態に係る車載機システムの
構成図。
【図5】本発明の「2.1」、「3.1」の実施の形態
に係る車載機システムの構成図。
【図6】本発明の「1.1」、「1.2」の実施の形態
に係る高速道路網の形態に関する説明図。
【図7】本発明の「1.3」の実施の形態に係る高速道
路網の形態に関する説明図。
【図8】本発明の「2.1」の実施の形態に係る都市高
速道路に道路課金システムを適用した例を示す図。
【図9】本発明の「2.2」の実施の形態に係る都市高
速道路に道路課金システムを適用した例を示す図。
【図10】本発明の「3.1」の実施の形態に係る平面
駐車場と車載機を適用した駐車場管理システムの説明
図。
【図11】本発明の「3.1」の実施の形態に係る駐車
場管理システムの制御ブロック図。
【図12】本発明の「3.2」の実施の形態に係る平面
駐車場に本発明の車載機を利用した駐車場管理システム
の説明図。
【図13】本発明の「3.2」の実施の形態に係る駐車
場管理システムの制御ブロック図。
【図14】本発明の「1.2」の実施の形態に係る有料
道路の制御ブロック図。
【図15】本発明の「1.1」の実施の形態に係る有料
道路の制御ブロック図。
【図16】本発明の「1.2」の実施の形態に係る有料
道路の制御ブロック図。
【図17】本発明の電話システムと統合した実施形態を
示す車載機システムの構成図。
【図18】本発明の図3、図4、図5、図17に係る車
載機が車両に搭載されている状態を示す図。
【図19】従来タイプの車載機の構成図。
【符号の説明】
10A〜10C GPS衛星 10D アンテナ 10E 駐車位置表示システム 11A 基地局 11B 車種別課金情報記憶部 11C 料金精算機 11D 路上機及びアンテナ 21 カーナビゲーションシステム 210 インタフェース回路 211 受信アンテナ 212 GPS受信器 22 料金収受システム 23 無線電話システム 24 課金条件記憶作動部 241 インタフェース回路 31 第1無線送受信部 32 第2無線送受信部 33 課金情報記憶部 61〜63、81〜83 GPS衛星 65 課金ポイント(チェックポイント) 67 車両 68 車載機 69 GPSアンテナ 70 課金データ受信アンテナ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS衛星を利用して車両の位置標定を
    行なう機能を備えた車載機において、課金条件が記憶さ
    れている課金条件記憶作動部と、この課金条件記憶作動
    部に記憶されている課金条件と上記車両の位置情報に基
    づいて課金処理を行なう手段とを具備したことを特徴と
    する料金徴収用車載機。
  2. 【請求項2】 GPS衛星を利用して車両の位置標定を
    行なう機能を備えた車載機において、上記車両の走行位
    置情報、課金条件が記憶されている課金条件記憶作動部
    と、地上の料金収受設備との間で無線通信により情報交
    換を行なう無線通信手段とを具備し、上記課金条件記憶
    作動部の記憶情報と情報を搭載されている無線通信手段
    により地上の料金収受設備と情報を交換して料金徴収処
    理を行なうことを特徴とする料金徴収用車載機。
  3. 【請求項3】 課金条件記憶作動部の記憶内容を無線通
    信手段により書換え可能に構成したことを特徴とする請
    求項1記載の料金徴収用車載機。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の料金徴収用
    車載機において、GPSとして、Differential GPS
    システムを導入し、位置標定をより正確に行なうことを
    特徴とする料金徴収用車載機。
  5. 【請求項5】 GPS衛星を利用して車両の位置標定を
    行なう機能を備えた車載機において、上記車両の課金情
    報を記憶する課金情報記憶部と、地上の料金収受設備と
    の間で無線通信により情報交換を行なう無線通信手段
    と、道路の特定ポイントに設置された情報を受信し、車
    両走行情報あるいは料金徴収情報として上記課金情報記
    憶部に一時記憶する手段とを具備し、上記課金情報記憶
    部の記憶情報と地上の料金収受設備の情報とを上記無線
    通信手段により交換して料金徴収処理を行なうことを特
    徴とする料金徴収用車載機。
  6. 【請求項6】 GPS衛星を利用して位置標定を行なう
    車載器を車両に搭載して車両走行に伴う料金収受を行な
    う料金収受システムにおいて、車両の課金情報を記憶す
    る課金情報記憶部及び無線通信手段を備え、道路の特定
    ポイントに設置された地上側設備の送信情報を上記無線
    通信手段により受信し、車両走行情報あるいは料金徴収
    情報として上記課金情報記憶部に一時記憶し、この記憶
    情報に基づいて料金収受処理を行なうことを特徴とする
    料金収受システム。
  7. 【請求項7】 GPS衛星を利用して位置標定を行なう
    車載器を車両に搭載し、該車載機と駐車場の料金精算機
    との間で情報を交換して駐車料金計算及び在車管理を行
    なう駐車場管理システムにおいて、出庫時に上記車載機
    と駐車場の料金精算機との間で無線通信により情報を交
    換し、車載機により標定した駐車位置と、計測した駐車
    時間及び予め記憶している課金情報に基づいて駐車料金
    計算及び在車管理を行なうことを特徴とする駐車場管理
    システム。
  8. 【請求項8】 外部からの位置信号を受信して位置標定
    を行なう車載機を車両に搭載し、該車載機と駐車場の料
    金精算機との間で情報を交換して駐車料金計算及び在車
    管理を行なう駐車場管理システムにおいて、各駐車エリ
    アに在車センサを設けて駐車位置を標定し、出庫時に上
    記車載機と駐車場の料金精算機との間で無線通信により
    情報を交換し、上記在車センサにより標定した駐車位置
    と、計測した駐車時間及び予め記憶している課金情報に
    基づいて駐車料金計算及び在車管理を行なうことを特徴
    とする駐車場管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし5の何れか記載の料金徴
    収用車載機を使用し、無線電話機より本人特定の暗証番
    号を上記車載機に送信し、この暗証番号をキーとして当
    該車載機を稼動させる事を特徴とする車載機システム。
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