JPH093203A - 水溶性ポリマーの水系分散液 - Google Patents

水溶性ポリマーの水系分散液

Info

Publication number
JPH093203A
JPH093203A JP17942395A JP17942395A JPH093203A JP H093203 A JPH093203 A JP H093203A JP 17942395 A JP17942395 A JP 17942395A JP 17942395 A JP17942395 A JP 17942395A JP H093203 A JPH093203 A JP H093203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
soluble polymer
aqueous dispersion
polymer
soluble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17942395A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Murano
正幸 村野
Shigeru Sato
茂 佐藤
Shoji Matsushima
尚司 松島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP17942395A priority Critical patent/JPH093203A/ja
Publication of JPH093203A publication Critical patent/JPH093203A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】水溶性ポリマー、水溶性の無機塩、非水溶性の
無機微粒子及び水を含むことを特徴とする水溶性ポリマ
ーの水系分散液。 【効果】本発明の水溶性ポリマーの水系分散液は、低粘
度で良好な流動性を保ち、水で希釈すると再び均一なポ
リマーの水溶液となる。水溶性ポリマーがカチオン性ポ
リマーである本発明の水系分散液は、ハンドリング性、
経済性、安全性に優れ、汚泥の凝集脱水剤、紙用添加剤
として好適に用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水溶性ポリマーの水系
分散液に関する。さらに詳しくは、本発明は、汚泥の凝
集脱水剤、紙用添加剤などとして用いられる水溶性ポリ
マーの安定な水系分散液に関するものであり、油中水型
エマルションポリマーのように油を使用することなく、
液状であって取り扱いの際に粉塵の発生がない、自動
化、省力化の点でハンドリング性に優れた水溶性ポリマ
ーの水系分散液に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、汚泥の凝集脱水剤や紙用添加剤な
どに、カチオン性ポリマーなどの水溶性ポリマーが多量
に使用されている。このような水溶性ポリマーは、一般
に高分子量のものが要求され、特に解離基が導入され電
解質化されているものは、水中で電離基相互間の静電的
反発が生じて高分子鎖が大きく広がるために、低濃度の
水溶液であっても高粘度となりやすい。水溶液の粘度が
高くなると、ポンプ送りが不可能になるなど、取り扱い
にさまざまな困難を生じるため、水溶性ポリマーであっ
ても、粉末の形態で商品化され、取り扱われることが多
かった。しかし、粉末形態の商品にも、取り扱いの際に
粉塵が発生するなどの安全性の問題や、使用に先だって
溶解する必要があり、時間と手間がかかるなどの問題が
ある。このために、水溶性ポリマーの取り扱いの容易な
液状品が要求され、さまざまな提案がなされている。例
えば、水溶性ポリマーを油中水型エマルションとするこ
とで、取り扱い性が向上し、作業上の自動化、省力化が
可能となるが、鉱物油を使用するために、臭気や安全性
の点で、また地球環境保護の観点で改善が求められてい
る。水系の液状品についても開発されてきているが、分
散性が悪いものや溶液粘度が高いものなど、安定性、作
業性の点で取り扱いにくいものが多い。また、ポリマー
をベンジル基により疎水修飾した、粘度が低く分散性の
優れた液状品が商品化されているが、ベンジル基が安全
性の面で問題となる可能性もある。さらに、特開平2−
105809号公報には、ベンジルアンモニウム系カチ
オン性モノマーを多価塩水溶液中で重合することによる
水溶性ポリマーの水系分散液の製造方法が提案されてい
る。しかし、ベンジルアンモニウム系カチオン性モノマ
ーを含む重合体は、分子量を大きくしにくく、カチオン
当量値も大きくできない。そのため、凝集剤、汚泥脱水
剤、紙用添加剤などの適用範囲が狭くなっている。本発
明者らは、先に、アミジン構造又はアミン構造を有する
カチオン性ポリマーを、無機塩、水溶性ポリマー及び界
面活性剤を含む水中に分散した組成物を提案した。この
水系分散液組成物は、油を使用せず、粘度が低く取り扱
いの容易な、作業性に優れた水系分散液であるが、なお
汎用性のある水溶性ポリマーの高濃度分散液の開発が望
まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高濃度であ
っても低粘度を保ち、自動化、省力化の点で取り扱い性
に優れた、水溶性ポリマーの安定な水系分散液を提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、水溶性ポリマー
を無機塩及び無機微粒子を含む水中に分散することによ
り、安定性に優れ、取り扱いの容易な水系分散液が得ら
れることを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明は、(1)水溶性ポリ
マー、水溶性の無機塩、非水溶性の無機微粒子及び水を
含むことを特徴とする水溶性ポリマーの水系分散液、及
び、(2)非水溶性の無機微粒子が、酸化ケイ素の微粒
子である第(1)項記載の水溶性ポリマーの水系分散液、
を提供するものである。さらに、本発明の好ましい態様
として、(3)水溶性ポリマーの含有量が10〜50重
量%であり、水溶性の無機塩の含有量が10〜40重量
%であり、非水溶性の無機微粒子の含有量が0.5〜2
0重量%である第(1)〜(2)項記載の水溶性ポリマーの
水系分散液、(4)水溶性ポリマーがポリアクリルアミ
ドである第(1)〜(3)項記載の水溶性ポリマーの水系分
散液、(5)水溶性ポリマーが、カチオン性ポリマーで
ある第(1)〜(3)項記載の水溶性ポリマーの水系分散
液、(6)カチオン性ポリマーが下記一般式[1]で表
されるアミジン単位又は下記一般式[2]で表されるア
ミン単位を有する第(5)項記載の水溶性ポリマーの水系
分散液、
【化1】 (ただし、式中、R1及びR2は水素又はメチル基であ
り、X-は塩形成性イオンである。) (7)水溶性ポリマーが、アニオン性ポリマーである第
(1)〜(3)項記載の水溶性ポリマーの水系分散液、
(8)アニオン性ポリマーが、カルボン酸単位を有する
第(7)項記載の水溶性ポリマーの水系分散液、を挙げる
ことができる。
【0005】本発明に用いる水溶性ポリマーは、常温で
水に溶解するポリマーであれば特に制限なく使用するこ
とができる。このような水溶性ポリマーとしては、例え
ば、デンプン、グルコマンナン、アルギン酸ナトリウ
ム、アラビアガム、グアガム、キサンタンガム、ランザ
ンガム、プルラン、デキストラン、ゼラチン、カゼイン
などの天然水溶性ポリマー、メチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、カルボキシメチルデンプン、カチオン化デンプンな
どの半合成水溶性ポリマーのほか、各種の合成水溶性ポ
リマーを用いることができる。合成水溶性ポリマーとし
ては、例えば、N−ビニルカルボン酸アミドとアクリロ
ニトリルとのコポリマーを加水分解することによって得
られるアミジン単位を含有するカチオン性ポリマー、N
−ビニルカルボン酸アミドのホモポリマー又はN−ビニ
ルカルボン酸アミドを必須成分とするコポリマーを加水
分解することによって得られるビニルアミン単位を有す
るカチオン性ポリマー、N,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレートの塩酸塩、硝酸塩、酢酸塩、塩化
メチル四級化物、臭化メチル四級化物、ヨウ化メチル四
級化物、ヨウ化エチル四級化物、塩化ベンジル四級化物
などと(メタ)アクリルアミドとの共重合により得られ
るカチオン性ポリマー、N,N−ジメチルアミノプロピ
ル(メタ)アクリルアミドの塩酸塩、硝酸塩、酢酸塩、
塩化メチル四級化物、臭化メチル四級化物、ヨウ化メチ
ル四級化物、ヨウ化エチル四級化物、塩化ベンジル四級
化物などと(メタ)アクリルアミドとの共重合により得
られるカチオン性ポリマー、ジメチルジアリルアンモニ
ウムクロライドとアクリルアミドの共重合により得られ
るカチオン性ポリマー、N,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレートの三級塩又は四級アンモニウム塩
のホモポリマー、ジメチルジアリルアンモニウムクロラ
イドのホモポリマー、ポリエチレンイミン、ポリ(メ
タ)アクリルアミド、ポリ(N−ビニルピロリドン)、
ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、
ポリ(N−置換アクリルアミド)、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルエーテルなどのノニオン性ポリマー、ポ
リ(メタ)アクリル酸及びそのアルカリ金属塩、ポリビ
ニルスルホン酸、ポリ(2−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸)、ポリスチレンスルホン酸など
のアニオン性ポリマーなどを挙げることができる。
【0006】さらに、本発明に用いる合成水溶性ポリマ
ーにおいては、ポリマーの水溶性を失わない範囲におい
て、他の共重合可能なビニルモノマーを共重合すること
ができる。このような共重合可能なビニルモノマーとし
ては、例えば、(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメ
チル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メ
タ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリ
ルアミド、スチレン、メチル(メタ)アクリレート、酢
酸ビニル、アクリロニトリル、N−ビニルピロリドン等
のノニオン性モノマー、(メタ)アクリル酸、マレイン
酸、フマル酸若しくはそれらのアルカリ金属塩、ビニル
スルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸、スチレンスルホン酸若しくはそれらのアル
カリ金属塩などのアニオン性モノマー、N,N−ジメチ
ルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチ
ルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドの三級塩若し
くは四級アンモニウム塩などのカチオン性モノマーなど
を挙げることができる。本発明の水溶性ポリマーの水系
分散液においては、1種の水溶性ポリマーを単独で使用
することができ、また、混合により水溶性を失わない限
りにおいて、2種以上の水溶性ポリマーを混合して使用
することができる。水溶性ポリマーの含有量は10〜5
0重量%であることが好ましく、10〜30重量%であ
ることがより好ましい。水溶性ポリマーの含有量が10
重量%未満であると、水系分散液中の水溶性ポリマーの
濃度が低く、所要量の水溶性ポリマーを得るために必要
な水系分散液の量が多くなる。水溶性ポリマーの含有量
が50重量%を超えると、水系分散液中の水溶性ポリマ
ーの粒子が凝集しやすく、水系分散液の安定性が低下す
るおそれがある。
【0007】本発明において使用する水溶性の無機塩
は、所望の濃度までの水溶性を有する無機塩であれば特
に制限なく使用することができる。このような無機塩と
しては、例えば、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸
マグネシウム、硝酸カルシウム、硝酸アンモニウムなど
の硝酸塩、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネ
シウム、硫酸アンモニウム、硫酸水素ナトリウム、硫酸
水素カリウム、硫酸水素アンモニウムなどの硫酸塩、リ
ン酸カリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カ
リウム、リン酸ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、
リン酸二水素ナトリウム、リン酸アンモニウムなどのリ
ン酸塩、塩化ナトリウム、塩化カリウム、臭化ナトリウ
ム、臭化カリウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウな
どのハロゲン化物を挙げることができる。本発明の水溶
性ポリマーの水系分散液においては、1種の水溶性の無
機塩を単独で使用することができ、2種以上の水溶性の
無機塩を混合して使用することができる。水への溶解度
が比較的小さい無機塩を使用するときは、カチオン成分
若しくはアニオン成分のいずれか一方又は両方が異なる
2種以上の無機塩を併用することにより、水中の無機塩
含有量を高めることができる。水溶性の無機塩の含有量
は10〜40重量%であることが好ましく、20〜40
重量%であることがより好ましい。水溶性の無機塩の含
有量が10重量%未満であると、水系分散液中の水溶性
ポリマーの粒子が凝集しやすく、水系分散液の安定性が
低下するおそれがある。粘度が低く、安定な水溶性ポリ
マーの水系分散液を得るためには、水溶性の無機塩の含
有量が40重量%あれば十分であり、通常は40重量%
を超える水溶性の無機塩は不要である。
【0008】本発明に使用する非水溶性の無機微粒子に
は特に制限はなく、例えば、タルク、炭酸カルシウム、
ガラスパウダー、酸化ケイ素、クレー、カオリン、硫酸
バリウム、ウォラストナイト、雲母、酸化チタン、カー
ボンブラック、ケイソウ土、水酸化マグネシウム、各種
の金属粉末などの微粒子を使用することができる。これ
らの非水溶性の無機微粒子の中で、酸化ケイ素の微粒子
を特に好適に使用することができる。本発明の水溶性ポ
リマーの水系分散液においては、1種の非水溶性の無機
微粒子を単独で使用することができ、2種以上の非水溶
性の無機微粒子を混合して使用することができる。非水
溶性の無機微粒子の含有量は0.5〜20重量%である
ことが好ましく、1〜5重量%であることがより好まし
い。非水溶性の無機微粒子の含有量が0.5重量%未満
であると、水系分散液中の水溶性ポリマーの粒子が凝集
しやすく、水系分散液の安定性が低下するおそれがあ
る。粘度が低く、安定な水溶性ポリマーの水系分散液を
得るためには、非水溶性の無機微粒子の含有量が20重
量%あれば十分であり、通常は20重量%を超える非水
溶性の無機微粒子は不要である。本発明の水溶性ポリマ
ーの水系分散液においては、必要に応じて界面活性剤を
添加することができる。添加する界面活性剤には特に制
限はなく、例えば、脂肪酸セッケン、アルキルベンゼン
スルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィン
スルホン酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−(2−スル
ホ)エチル−N−メチルアルカンアミドの塩、2−スル
ホコハク酸ジアルキルの塩、アルキルナフタレンスルホ
ン酸塩などのアニオン性界面活性剤、アルキルトリメチ
ルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩などのカチ
オン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、フェニルポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リエチレングリコール脂肪酸エステル、多価アルコール
脂肪酸エステル、N,N−ジ(アルカノール)アルカン
アミドなどのノニオン性界面活性剤、ベタイン、スルホ
ベタインなどの両性界面活性剤などを挙げることができ
る。本発明の水溶性ポリマーの水系分散液には、1種の
界面活性剤を単独で添加することができ、アニオン性界
面活性剤とノニオン性界面活性剤又はカチオン性界面活
性剤とノニオン性界面活性剤を混合して添加することが
できる。界面活性剤の添加量は0〜10重量%であるこ
とが好ましい。本発明の水系分散液に界面活性剤を添加
することにより、水溶性ポリマーの分散性が向上する。
【0009】本発明の水溶性ポリマーの水系分散液の製
造方法には特に制限はなく、水溶性ポリマー、水溶性の
無機塩及び非水溶性の無機微粒子を任意の順序で水とな
り混合することによって製造することができる。例え
ば、無機塩の水溶液を調製し、その中へ非水溶性の無機
微粒子を分散せしめたのち、粉末状の水溶性ポリマーを
添加し撹拌することにより製造することができる。ま
た、水溶性ポリマーの水溶液に、水溶性の無機塩を添加
して溶解したのち、非水溶性の無機微粒子を添加するこ
とによって製造することができる。あるいは、水溶性ポ
リマー、水溶性の無機塩及び非水溶性の無機微粒子を乾
燥状態で混合したのち、同時に水に添加して撹拌するこ
とによって製造することができる。さらに、非水溶性の
無機微粒子を分散した水溶性の無機塩の水溶液の中で、
水溶性ポリマーを形成するモノマーを重合することによ
って製造することができる。本発明の水溶性ポリマーの
水系分散液においては、無機塩の存在下において水溶性
ポリマー分子が塩析効果によって収縮し析出して、水系
分散液を形成する。本発明の水溶性ポリマーの水系分散
液を水により希釈すると、水溶性ポリマーは再び水に溶
解する。酸化ケイ素などの非水溶性の無機微粒子は、析
出した水溶性ポリマーの粒子表面に吸着され、水溶性ポ
リマーの粒子同士が凝集して巨大粒子となることを防
ぎ、水系分散液の安定性を高める。界面活性剤も同様
に、析出した水溶性ポリマーの粒子の表面に吸着して、
水系分散液の安定性を向上するものと考えられる。
【0010】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。なお、実施例及び比較例中、水
溶性ポリマーの固有粘度は、1N塩化ナトリウム水溶液
を溶媒として30℃で測定した値である。 実施例1 100mlビーカーに水23.5g及び硫酸アンモニウム
15gを入れて均一に溶解し、さらにシリカ[シオノギ
製薬(株)、カープレックス80]1.5gを加えて分散
せしめた。この混合液を撹拌しながら、固有粘度が20
dl/gのポリアクリルアミドの粉末10gを添加し、そ
のまま30分間撹拌を続けた。流動状のスラリーが得ら
れ、その粘度は750cPであった。 実施例2 硫酸アンモニウム15gの代わりに硝酸ナトリウム15
gを用いた以外は、実施例1と全く同じ操作を繰り返し
た。流動状のスラリーが得られ、その粘度は910cP
であった。 比較例1 100mlビーカーに水40gを入れ、撹拌しながら実施
例1で用いたものと同じポリアクリルアミドの粉末10
gを添加し、そのまま30分間撹拌を続けた。透明なゲ
ル状物が得られ、その粘度は200,000cPであっ
た。 比較例2 100mlビーカーに水25g及び硫酸アンモニウム15
gを入れて均一に溶解し、この溶液を撹拌しながら、実
施例1で用いたものと同じポリアクリルアミドの粉末1
0gを添加し、そのまま30分間撹拌を続けた。液中で
ポリマー粒子同士が凝集し、沈殿した。この液の粘度を
測定したところ、250cPであった。 比較例3 硫酸アンモニウム15gの代わりに硝酸ナトリウム15
gを用いた以外は、比較例2と全く同じ操作を繰り返し
た。液中でポリマー粒子同士が凝集し、沈殿した。この
液の粘度を測定したところ、250cPであった。 比較例4 100mlビーカーに水38g及び実施例1で用いたもの
と同じシリカ2gを入れて分散し、この液を撹拌しなが
ら、実施例1で用いたものと同じポリアクリルアミドの
粉末10gを添加し、そのまま30分間撹拌を続けた。
白濁したゲル状物が得られ、その粘度は240,000
cPであった。 実施例3 ポリアクリルアミド10gの代わりに、固有粘度が21
dl/gのN,N−ジメチルアミノエチルアクリレートの
塩化メチル四級化物とアクリルアミドのモル比35/6
5のコポリマー10gを用いた以外は、実施例1と全く
同じ操作を繰り返した。流動状のスラリーが得られ、そ
の粘度は620cPであった。 実施例4 硫酸アンモニウム15gの代わりに硝酸ナトリウム15
gを用いた以外は、実施例3と全く同じ操作を繰り返し
た。流動状のスラリーが得られ、その粘度は720cP
であった。 比較例5 ポリアクリルアミド10gの代わりに、実施例3で用い
たものと同じN,N−ジメチルアミノエチルアクリレー
トの塩化メチル四級化物とアクリルアミドのコポリマー
10gを用いた以外は、比較例1と全く同じ操作を繰り
返した。透明なゲル状物が得られ、その粘度は240,
000cPであった。 比較例6 ポリアクリルアミド10gの代わりに、実施例3で用い
たものと同じN,N−ジメチルアミノエチルアクリレー
トの四級化物とアクリルアミドのコポリマー10gを用
いた以外は、比較例2と全く同じ操作を繰り返した。液
中でポリマー粒子同士が凝集し、沈殿した。この液の粘
度を測定したところ、220cPであった。 比較例7 ポリアクリルアミド10gの代わりに、実施例3で用い
たものと同じN,N−ジメチルアミノエチルアクリレー
トの四級化物とアクリルアミドのコポリマー10gを用
いた以外は、比較例3と全く同じ操作を繰り返した。液
中でポリマー粒子同士が凝集し、沈殿した。この液の粘
度を測定したところ、270cPであった。 比較例8 ポリアクリルアミド10gの代わりに、実施例3で用い
たものと同じN,N−ジメチルアミノエチルアクリレー
トの塩化メチル四級化物とアクリルアミドのコポリマー
10gを用いた以外は、比較例4と全く同じ操作を繰り
返した。白濁したゲル状物が得られ、その粘度は25
0,000cPであった。 実施例5 ポリアクリルアミド10gの代わりに、固有粘度が20
dl/gのアクリル酸ナトリウムとアクリルアミドのモル
比32/68のコポリマー10gを用いた以外は、実施
例1と全く同じ操作を繰り返した。流動状のスラリーが
得られ、その粘度は1,000cPであった。 実施例6 硫酸アンモニウム15gの代わりに硝酸ナトリウム15
gを用いた以外は、実施例5と全く同じ操作を繰り返し
た。流動状のスラリーが得られ、その粘度は1,300
cPであった。 比較例9 ポリアクリルアミド10gの代わりに、実施例5で用い
たものと同じアクリル酸ナトリウムとアクリルアミドの
コポリマー10gを用いた以外は、比較例1と全く同じ
操作を繰り返した。透明なゲル状物が得られ、その粘度
は270,000cPであった。 比較例10 ポリアクリルアミド10gの代わりに、実施例5で用い
たものと同じアクリル酸ナトリウムとアクリルアミドの
コポリマー10gを用いた以外は、比較例2と全く同じ
操作を繰り返した。液中でポリマー粒子同士が凝集し、
沈殿した。この液の粘度を測定したところ、210cP
であった。 比較例11 ポリアクリルアミド10gの代わりに、実施例5で用い
たものと同じアクリル酸ナトリウムとアクリルアミドの
コポリマー10gを用いた以外は、比較例3と全く同じ
操作を繰り返した。液中でポリマー粒子同士が凝集し、
沈殿した。この液の粘度を測定したところ、240cP
であった。 比較例12 ポリアクリルアミド10gの代わりに、実施例5で用い
たものと同じアクリル酸ナトリウムとアクリルアミドの
コポリマー10gを用いた以外は、比較例4と全く同じ
操作を繰り返した。白濁したゲル状物が得られ、その粘
度は290,000cPであった。実施例1〜6及び比
較例1〜12の結果をまとめて第1表に示す。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】
【表3】
【0014】第1表に示した結果に見られるように、実
施例1〜6の本発明の水溶性ポリマーの水系分散液は、
すべて良好な流動状態を保つ低粘度のスラリーであるの
に対して、水溶性の無機塩を含有しない比較例1、4、
5、8、9及び12の組成物はすべて極めて高粘度のゲ
ル状物となり、また、シリカを含有しない比較例2、
3、6、7、10及び11では、すべて水溶性ポリマー
の粒子が凝集し沈殿して安定な水系分散液が得られなか
った。
【0015】
【発明の効果】本発明の水溶性ポリマーの水系分散液
は、低粘度で良好な流動性を保ち、水で希釈すると再び
均一なポリマーの水溶液となる。水溶性ポリマーがカチ
オン性ポリマーである本発明の水系分散液は、ハンドリ
ング性、経済性、安全性に優れ、汚泥の凝集脱水剤、紙
用添加剤として好適に用いることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶性ポリマー、水溶性の無機塩、非水溶
    性の無機微粒子及び水を含むことを特徴とする水溶性ポ
    リマーの水系分散液。
  2. 【請求項2】非水溶性の無機微粒子が、酸化ケイ素の微
    粒子である請求項1記載の水溶性ポリマーの水系分散
    液。
JP17942395A 1995-06-22 1995-06-22 水溶性ポリマーの水系分散液 Pending JPH093203A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17942395A JPH093203A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 水溶性ポリマーの水系分散液

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17942395A JPH093203A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 水溶性ポリマーの水系分散液

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH093203A true JPH093203A (ja) 1997-01-07

Family

ID=16065607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17942395A Pending JPH093203A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 水溶性ポリマーの水系分散液

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH093203A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4921902A (en) Hydrophobie associative composition containing a polymer of a water-soluble monomer and an amphiphilic monomer
CA1238132A (en) Aqueous polymer dispersions
US7700702B2 (en) High molecular weight associative amphoteric polymers and uses thereof
US4940763A (en) Water soluble polymers
RU2203914C2 (ru) Полимерные композиции, способ их получения и использование
AU599615B2 (en) Hydrophobe associative composition containing a polymer of water-soluble monomer and an amphiphilic monomer
CA1338094C (en) Method of maintaining flowability of acrylic polymer dispersion
JPS6242731A (ja) 分散剤
EP0057875A2 (en) Water-dispersible hydrophobic thickening agent
EP0376200B1 (en) Aqueous suspension of carboxymethylcellulose
KR101322386B1 (ko) 고 이온 강도 염 용액을 위한 증점제로서 고분자 전해질착체
EP0137728B1 (en) Water-in-oil emulsions having improved low temperature properties
US3759861A (en) Ic or amphoteric surface active agent polymer complex of a carboxy containing polymer and a nonionic cation
JPH0238131B2 (ja)
JP3866764B2 (ja) セルロースエーテルの水中懸濁物を製造するための方法および、懸濁物の製造において使用するに適した乾燥混合物
JPH06329866A (ja) カチオン性ポリマーの高濃度水溶液組成物
KR100424550B1 (ko) 수성펄프현탁액으로부터종이또는판지제품을제조하는방법
WO1997046606A1 (en) Non-aqueous slurries of water soluble polymers
WO1995030705A1 (en) Aqueous suspension of a cellulose ether, method for the production thereof, and composition
JPH093203A (ja) 水溶性ポリマーの水系分散液
US5034062A (en) Use of acid-containing anionic emulsion copolymers as calcined clay slurry stabilizers
JPH04356509A (ja) 水溶性カチオン系重合体の製造方法
GB2146260A (en) Water-in-oil emulsions comprising an inverting surfactant
JP3538822B2 (ja) カチオン性ポリマーの水系分散液組成物
JP2010215867A (ja) 水溶性高分子組成物