JPH0932175A - 鉄筋トラスとコンクリートによる合成床版の構築工法 - Google Patents
鉄筋トラスとコンクリートによる合成床版の構築工法Info
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- JPH0932175A JPH0932175A JP20734595A JP20734595A JPH0932175A JP H0932175 A JPH0932175 A JP H0932175A JP 20734595 A JP20734595 A JP 20734595A JP 20734595 A JP20734595 A JP 20734595A JP H0932175 A JPH0932175 A JP H0932175A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄筋トラス上の薄鉄板と床版コンクリートと
の一体性をはかって構造部材として使用に耐える剛性の
ある床版を構築する。 【解決手段】 大梁1、1間に所定の間隔をもって複数
の鉄筋トラス10、10を架け、その上に鉄筋トラスと
直交する方向に凹凸のある薄鉄板2を敷き並べる。上弦
材側ラチス節点16の直上に当たる薄鉄板2の上面で、
かつ鉄筋トラス10の長手方向間隔をおいた3ヶ所以上
に接続金物3を配置して床版配筋4と当接させる。つい
で薄鉄板2を型枠として現場打ちコンクリート5を打設
して床版6を構築する。接続金物がシヤコネクタとなる
ので、鉄筋トラス上の薄鉄板と床版コンクリートとの一
体性を果たして累加強度を保持した床版が構築できる。
の一体性をはかって構造部材として使用に耐える剛性の
ある床版を構築する。 【解決手段】 大梁1、1間に所定の間隔をもって複数
の鉄筋トラス10、10を架け、その上に鉄筋トラスと
直交する方向に凹凸のある薄鉄板2を敷き並べる。上弦
材側ラチス節点16の直上に当たる薄鉄板2の上面で、
かつ鉄筋トラス10の長手方向間隔をおいた3ヶ所以上
に接続金物3を配置して床版配筋4と当接させる。つい
で薄鉄板2を型枠として現場打ちコンクリート5を打設
して床版6を構築する。接続金物がシヤコネクタとなる
ので、鉄筋トラス上の薄鉄板と床版コンクリートとの一
体性を果たして累加強度を保持した床版が構築できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大梁間に渡した本
設鉄筋トラスの上に薄鉄板を敷き並べた床版構築工法に
かかるもので、特に鉄筋トラス上の薄鉄板と床版コンク
リートとを一体化して剛性の大きな床版を構築する工法
に関する。
設鉄筋トラスの上に薄鉄板を敷き並べた床版構築工法に
かかるもので、特に鉄筋トラス上の薄鉄板と床版コンク
リートとを一体化して剛性の大きな床版を構築する工法
に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、特許第714364号、同
第773646号、同第823983号等により、鉄骨
造における床版工法として大スパンであっても小梁を設
けず、サポート、型枠取り外し作業なども不要な床版工
法を発明した。これらの発明は、大梁間に所定の間隔を
もって複数の鉄筋トラスを架けるとともに、隣接する鉄
筋トラスの上弦材または下弦材間に横座屈防止用の幅止
め筋を掛け止め、前記鉄筋トラスの上に薄鉄板を敷いて
床版配筋を設けたのち、薄鉄板を型枠として現場打ちコ
ンクリートを打設することからなるもので、通常のサポ
ート、型枠を不要にし、各階同時施工を可能にして工期
の短縮を達成できるものとなっている。
第773646号、同第823983号等により、鉄骨
造における床版工法として大スパンであっても小梁を設
けず、サポート、型枠取り外し作業なども不要な床版工
法を発明した。これらの発明は、大梁間に所定の間隔を
もって複数の鉄筋トラスを架けるとともに、隣接する鉄
筋トラスの上弦材または下弦材間に横座屈防止用の幅止
め筋を掛け止め、前記鉄筋トラスの上に薄鉄板を敷いて
床版配筋を設けたのち、薄鉄板を型枠として現場打ちコ
ンクリートを打設することからなるもので、通常のサポ
ート、型枠を不要にし、各階同時施工を可能にして工期
の短縮を達成できるものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記各発明では、工期
を短縮することが可能であるが、薄鉄板の上に適当の間
隔で木製、プラスチックス製の枕材を配置しただけなの
で、鉄筋トラス上の薄鉄板と床版コンクリートとの一体
性に難点があって構造物、特に重荷重床構造としの強度
に欠けることもあった。本発明は、鉄筋トラス上の薄鉄
板と床版コンクリートとの一体性をはかって累加強度を
保持させ、構造部材として使用に耐える剛性のある床版
を構築することを目的とする。
を短縮することが可能であるが、薄鉄板の上に適当の間
隔で木製、プラスチックス製の枕材を配置しただけなの
で、鉄筋トラス上の薄鉄板と床版コンクリートとの一体
性に難点があって構造物、特に重荷重床構造としの強度
に欠けることもあった。本発明は、鉄筋トラス上の薄鉄
板と床版コンクリートとの一体性をはかって累加強度を
保持させ、構造部材として使用に耐える剛性のある床版
を構築することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1の合成床版の構築工法は、大梁間
に所定の間隔をもって、複数の本設鉄筋トラスを架け;
前記鉄筋トラスの上に薄鉄板を敷き並べるとともに、鉄
筋トラスの上弦材直上に当たる薄鉄板の上面適宜箇所に
コンクリートと一体化せしめる接続金物を固着し;該接
続金物を床版配筋に当接させたのち薄鉄板を型枠として
コンクリートを打設することからなる。請求項2は、大
梁間に所定の間隔をもって、アングル形材、T形材、幅
狭の平板または丸鋼棒2本並びを上弦材とする複数の本
設鉄筋トラスを架け;前記鉄筋トラスの上に鉄筋トラス
と直交する方向に凹凸のある薄鉄板を敷き;次いで上弦
材側ラチス節点の直上に当たる薄鉄板の上面で、鉄筋ト
ラスの両端近く及び中央を含む適宜箇所に接続金物を先
付け又は後付けによって固着し;該接続金物を床版配筋
に定着させたのち薄鉄板を型枠としてコンクリートを打
設することからなる。
め、本発明の請求項1の合成床版の構築工法は、大梁間
に所定の間隔をもって、複数の本設鉄筋トラスを架け;
前記鉄筋トラスの上に薄鉄板を敷き並べるとともに、鉄
筋トラスの上弦材直上に当たる薄鉄板の上面適宜箇所に
コンクリートと一体化せしめる接続金物を固着し;該接
続金物を床版配筋に当接させたのち薄鉄板を型枠として
コンクリートを打設することからなる。請求項2は、大
梁間に所定の間隔をもって、アングル形材、T形材、幅
狭の平板または丸鋼棒2本並びを上弦材とする複数の本
設鉄筋トラスを架け;前記鉄筋トラスの上に鉄筋トラス
と直交する方向に凹凸のある薄鉄板を敷き;次いで上弦
材側ラチス節点の直上に当たる薄鉄板の上面で、鉄筋ト
ラスの両端近く及び中央を含む適宜箇所に接続金物を先
付け又は後付けによって固着し;該接続金物を床版配筋
に定着させたのち薄鉄板を型枠としてコンクリートを打
設することからなる。
【0005】又、請求項3は、大梁間に所定の間隔をも
って複数の本設鉄筋トラスを架けるとともに、鉄筋トラ
スの上に薄鉄板を敷き;前記鉄筋トラスの上弦材の直上
に当たる薄鉄板の上面で、かつ鉄筋トラスの長手方向に
間隔をおいた適宜箇所にコンクリートと一体化せしめる
接続金物を固着し;該接続金物を床版配筋に定着させた
のち薄鉄板を型枠としてコンクリートを打設して床版を
構築する一方;前記鉄筋トラスの下弦材に吊り木を設け
て防錆ならびに耐火処理を施した天井を張設することか
らなる。接続金物は、スタッドボルト、鉄筋シヤーコネ
クタなど鉄筋トラスとコンクリートとの一体性をはかる
金物が使用される。
って複数の本設鉄筋トラスを架けるとともに、鉄筋トラ
スの上に薄鉄板を敷き;前記鉄筋トラスの上弦材の直上
に当たる薄鉄板の上面で、かつ鉄筋トラスの長手方向に
間隔をおいた適宜箇所にコンクリートと一体化せしめる
接続金物を固着し;該接続金物を床版配筋に定着させた
のち薄鉄板を型枠としてコンクリートを打設して床版を
構築する一方;前記鉄筋トラスの下弦材に吊り木を設け
て防錆ならびに耐火処理を施した天井を張設することか
らなる。接続金物は、スタッドボルト、鉄筋シヤーコネ
クタなど鉄筋トラスとコンクリートとの一体性をはかる
金物が使用される。
【0006】大梁間に所定の間隔を保持された本設複数
の鉄筋トラスを架け、その上に凹凸のある薄鉄板を敷き
並べ、所定箇所にスタッドボルトのような接続金物を定
着し床版配筋と当接させたのち、薄鉄板を型枠として現
場打ちコンクリートを打設して床版を構築する。アング
ル形材、T形材または幅狭の平板等を上弦材とする鉄筋
トラスを架けた場合には、上弦材の直上に当たる薄鉄板
の上面で、鉄筋トラスの長手方向に間隔をおいた数ヶ所
に接続金物を固着する。丸鋼棒2本並びのものを上弦材
とした鉄筋トラスを用いる場合には、鉄筋トラスと直交
する方向に凹凸のある薄鉄板を敷く。次いで上弦材側ラ
チス節点の直上に当たる薄鉄板の上面に接続金物を固着
するが、上弦材側のすべてのラチス節点の上におく必要
はなく、通常のスパンの鉄筋トラスの場合、スパン方向
に間隔をおいて3ヶ所以上の上弦材側ラチス節点の直上
に固着する。接続金物がシヤコネクタの要素となるの
で、鉄筋トラス上の薄鉄板と床版コンクリートとの一体
性を果たして累加強度を保持した合成床版が構築でき
る。
の鉄筋トラスを架け、その上に凹凸のある薄鉄板を敷き
並べ、所定箇所にスタッドボルトのような接続金物を定
着し床版配筋と当接させたのち、薄鉄板を型枠として現
場打ちコンクリートを打設して床版を構築する。アング
ル形材、T形材または幅狭の平板等を上弦材とする鉄筋
トラスを架けた場合には、上弦材の直上に当たる薄鉄板
の上面で、鉄筋トラスの長手方向に間隔をおいた数ヶ所
に接続金物を固着する。丸鋼棒2本並びのものを上弦材
とした鉄筋トラスを用いる場合には、鉄筋トラスと直交
する方向に凹凸のある薄鉄板を敷く。次いで上弦材側ラ
チス節点の直上に当たる薄鉄板の上面に接続金物を固着
するが、上弦材側のすべてのラチス節点の上におく必要
はなく、通常のスパンの鉄筋トラスの場合、スパン方向
に間隔をおいて3ヶ所以上の上弦材側ラチス節点の直上
に固着する。接続金物がシヤコネクタの要素となるの
で、鉄筋トラス上の薄鉄板と床版コンクリートとの一体
性を果たして累加強度を保持した合成床版が構築でき
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面に基づいて本発明を具体
的に説明する。図1は本発明の1実施態様の一部破断斜
視図、図2は縦断側面図である。図示のように、大梁
1、1間に幅止め筋15で互いに所定の間隔(例えば6
0cmピッチ)を保持された複数の本設鉄筋トラス1
0、10を架け、その上に小波亜鉛鍍鉄板、コルゲート
板のごとく凹凸のある薄鉄板2を敷き、所定箇所にスタ
ッドボルトのごとき接続金物3、3を配置し床版配筋4
と定着させたのち、薄鉄板2を型枠として現場打ちコン
クリート5を打設して床版6を構築する。
的に説明する。図1は本発明の1実施態様の一部破断斜
視図、図2は縦断側面図である。図示のように、大梁
1、1間に幅止め筋15で互いに所定の間隔(例えば6
0cmピッチ)を保持された複数の本設鉄筋トラス1
0、10を架け、その上に小波亜鉛鍍鉄板、コルゲート
板のごとく凹凸のある薄鉄板2を敷き、所定箇所にスタ
ッドボルトのごとき接続金物3、3を配置し床版配筋4
と定着させたのち、薄鉄板2を型枠として現場打ちコン
クリート5を打設して床版6を構築する。
【0008】鉄筋トラス10は、2本のアングル形材を
向かい合わせた上弦材11、11と1本の丸鋼棒による
下弦材12との間にラチス13を固着したトラス梁で、
その両端のプレート14、14を大梁に架ける(図
2)。アングル形材、T形材または幅狭の平板等を上弦
材とする鉄筋トラスを架けた場合には、上弦材の直上に
当たる薄鉄板の上面で、鉄筋トラスの長手方向に間隔を
おいた数ヶ所に接続金物を固着する。丸鋼棒2本並びの
ものを上弦材とした鉄筋トラスを用いる場合(図示省
略)には、鉄筋トラスと直交する方向に凹凸のある薄鉄
板を敷く。次いで上弦材側ラチス節点の直上に当たる薄
鉄板の上面に接続金物を固着するが、上弦材側のすべて
のラチス節点の上におく必要はなく、通常のスパンの鉄
筋トラスの場合、スパン方向に間隔をおいて3ヶ所以上
の上弦材側ラチス節点の直上に固着する。
向かい合わせた上弦材11、11と1本の丸鋼棒による
下弦材12との間にラチス13を固着したトラス梁で、
その両端のプレート14、14を大梁に架ける(図
2)。アングル形材、T形材または幅狭の平板等を上弦
材とする鉄筋トラスを架けた場合には、上弦材の直上に
当たる薄鉄板の上面で、鉄筋トラスの長手方向に間隔を
おいた数ヶ所に接続金物を固着する。丸鋼棒2本並びの
ものを上弦材とした鉄筋トラスを用いる場合(図示省
略)には、鉄筋トラスと直交する方向に凹凸のある薄鉄
板を敷く。次いで上弦材側ラチス節点の直上に当たる薄
鉄板の上面に接続金物を固着するが、上弦材側のすべて
のラチス節点の上におく必要はなく、通常のスパンの鉄
筋トラスの場合、スパン方向に間隔をおいて3ヶ所以上
の上弦材側ラチス節点の直上に固着する。
【0009】また、接続金物3は、鉄筋トラス10の上
弦材側ラチス節点16の直上に当たる薄鉄板2の上面に
配置する。ただし、上弦材側のすべてのラチス節点の上
に配置する必要はなく、通常のスパンの鉄筋トラス10
において間隔をおいて適宜箇所、例えば鉄筋トラスの両
端近く及び中央を含む3ヶ所以上の上弦材側ラチス節点
16の直上に配置する(図2)。接続金物3がシヤコネ
クタの要素となるので、鉄筋トラス上の薄鉄板2と床版
コンクリート5との一体性を果たして累加強度を保持し
た合成床版が構築できる。
弦材側ラチス節点16の直上に当たる薄鉄板2の上面に
配置する。ただし、上弦材側のすべてのラチス節点の上
に配置する必要はなく、通常のスパンの鉄筋トラス10
において間隔をおいて適宜箇所、例えば鉄筋トラスの両
端近く及び中央を含む3ヶ所以上の上弦材側ラチス節点
16の直上に配置する(図2)。接続金物3がシヤコネ
クタの要素となるので、鉄筋トラス上の薄鉄板2と床版
コンクリート5との一体性を果たして累加強度を保持し
た合成床版が構築できる。
【0010】図4は第2実施態様の縦断側面図である。
前記のように、接続金物3の上面を床版配筋4と当接さ
せたのち薄鉄板2を型枠としてコンクリート5を打設
し、構造部材として使用しうる床版6を構築する一方、
前記鉄筋トラス2の下弦材12に吊り木7を用いて防錆
ならびに耐火処理(耐火材料を張る)を施した天井8を
張設する。
前記のように、接続金物3の上面を床版配筋4と当接さ
せたのち薄鉄板2を型枠としてコンクリート5を打設
し、構造部材として使用しうる床版6を構築する一方、
前記鉄筋トラス2の下弦材12に吊り木7を用いて防錆
ならびに耐火処理(耐火材料を張る)を施した天井8を
張設する。
【0011】
【実施例】図5は、上記床版の載荷荷重−中央変位関係
線図(RC、トラス試験体)を示す。図5中、太細2種
の実線は、型枠をサポートで支保する在来工法によって
造ったコンクリート床版(スラブ厚さ15cm)の試験
体で、載荷荷重6〜7 P/2(tonf)のとき最大の中央変位
40〜68mmを示す。これに対し、本発明の床版試験
体は、点線のスラブ厚さ10cmものでは載荷荷重4.
2 P/2(tonf)のとき最大の中央変位10〜20mmと
なり、鎖線のスラブ厚さ、15cmのものでは載荷荷重
6〜7P/2(tonf)のとき最大の中央変位13〜18mm
を示すにすぎない。
線図(RC、トラス試験体)を示す。図5中、太細2種
の実線は、型枠をサポートで支保する在来工法によって
造ったコンクリート床版(スラブ厚さ15cm)の試験
体で、載荷荷重6〜7 P/2(tonf)のとき最大の中央変位
40〜68mmを示す。これに対し、本発明の床版試験
体は、点線のスラブ厚さ10cmものでは載荷荷重4.
2 P/2(tonf)のとき最大の中央変位10〜20mmと
なり、鎖線のスラブ厚さ、15cmのものでは載荷荷重
6〜7P/2(tonf)のとき最大の中央変位13〜18mm
を示すにすぎない。
【0012】なお、薄鉄板2は、型枠板面方向の強度が
大きいため、特別な支保工を設けることなくコンクリー
ト硬化時のふくれを防いで床版を造成することができ
る。図示例では、凹凸方向が鉄筋トラス10と直交する
ように小波亜鉛鍍薄鉄板2を敷き並べてあるが、凹凸方
向と鉄筋トラス10とが平行するように薄鉄板2を配置
してもよい(図示省略)。なお、薄鉄板2は、例えば厚
さ0.4 〜1.2mm、波高さ25〜50mm、板幅
650〜700mmの板を用いる場合をしめしたが、薄
鉄板は、図示のごとき波形に限らず、山形ないし台形の
キーストンプレート、平坦部に定間隔の細溝を形成させ
たアイデッキ、逆山形溝を形成させたりしたフラットデ
ッキタイプのものを用いてもよい。
大きいため、特別な支保工を設けることなくコンクリー
ト硬化時のふくれを防いで床版を造成することができ
る。図示例では、凹凸方向が鉄筋トラス10と直交する
ように小波亜鉛鍍薄鉄板2を敷き並べてあるが、凹凸方
向と鉄筋トラス10とが平行するように薄鉄板2を配置
してもよい(図示省略)。なお、薄鉄板2は、例えば厚
さ0.4 〜1.2mm、波高さ25〜50mm、板幅
650〜700mmの板を用いる場合をしめしたが、薄
鉄板は、図示のごとき波形に限らず、山形ないし台形の
キーストンプレート、平坦部に定間隔の細溝を形成させ
たアイデッキ、逆山形溝を形成させたりしたフラットデ
ッキタイプのものを用いてもよい。
【0013】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、大梁間
に渡した本設鉄筋トラスの上に凹凸のある薄鉄板を敷き
並べたのち、鉄筋トラスの上弦材側ラチス節点の直上に
当たる薄鉄板の上面で、かつ鉄筋トラスのスパン方向数
ヶ所にスタッドボルトのような接続金物を配置して床版
配筋と当接させ、ついで薄鉄板を型枠としてコンクリー
トを打設することからなるので、通常のサポート、型枠
を不要にし、各階同時施工を可能にして工期の短縮を達
成できるとともに、接続金物がシヤコネクタの要素とな
るので、鉄筋トラス上の薄鉄板と床版コンクリートとの
一体性を果たして累加強度を保持し、構造部材として使
用しうる剛性の大きな床版が構築できる。また、接続金
物を床版配筋と当接させたのち薄鉄板を型枠として現場
打ちコンクリートを打設し、構造部材として使用しうる
床版を造成する一方、前記鉄筋トラスの下弦材に吊り木
を用いて防錆処理ならびに耐火処理または耐火材料張り
を施した天井を張設する場合は、天井を含めた室内の耐
火内装仕上げを容易に行うことができる。
に渡した本設鉄筋トラスの上に凹凸のある薄鉄板を敷き
並べたのち、鉄筋トラスの上弦材側ラチス節点の直上に
当たる薄鉄板の上面で、かつ鉄筋トラスのスパン方向数
ヶ所にスタッドボルトのような接続金物を配置して床版
配筋と当接させ、ついで薄鉄板を型枠としてコンクリー
トを打設することからなるので、通常のサポート、型枠
を不要にし、各階同時施工を可能にして工期の短縮を達
成できるとともに、接続金物がシヤコネクタの要素とな
るので、鉄筋トラス上の薄鉄板と床版コンクリートとの
一体性を果たして累加強度を保持し、構造部材として使
用しうる剛性の大きな床版が構築できる。また、接続金
物を床版配筋と当接させたのち薄鉄板を型枠として現場
打ちコンクリートを打設し、構造部材として使用しうる
床版を造成する一方、前記鉄筋トラスの下弦材に吊り木
を用いて防錆処理ならびに耐火処理または耐火材料張り
を施した天井を張設する場合は、天井を含めた室内の耐
火内装仕上げを容易に行うことができる。
【図1】 本発明の第1実施態様の一部破断斜視図であ
る。
る。
【図2】 図1のA−A線における縦断側面図である。
【図3】 図2の横断断面図である。
【図4】 本発明の第2実施態様の縦断側面図である。
【図5】 本発明による床版の載荷荷重−中央変位関係
を示す線図である。
を示す線図である。
1 大梁 2 薄鉄板 3 接続金物(スタッドボルト) 4 床版配筋 5 現場打ちコンクリート 6 床版 7 吊り木 8 天井 10 鉄筋トラス 11 上弦材 12 下弦材 13 ラチス 14 プレート 16 ラチス節点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 友永 久雄 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 佐野 武 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 小関 三郎 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 新居 義邦 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 渡辺 義郎 東京都品川区東五反田3丁目5番8号
Claims (4)
- 【請求項1】 大梁間に所定の間隔をもって複数の本設
鉄筋トラスを架け、 前記本設鉄筋トラスの上に薄鉄板を敷き並べるととも
に、本設鉄筋トラスの上弦材直上に当たる薄鉄板の上面
にコンクリートと一体化せしめる接続金物を固着したの
ちコンクリートを打設する、 ことからなる合成床版の構築工法。 - 【請求項2】 大梁間に所定の間隔をもって、アングル
形材、T形材、幅狭の平板または丸鋼棒2本並びを上弦
材とする複数の本設鉄筋トラスを架け、 前記鉄筋トラスの上に鉄筋トラスと直交する方向に凹凸
のある薄鉄板を敷き、 次いで上弦材側ラチス節点の直上に当たる薄鉄板の上面
で、鉄筋トラスの両端近く及び中央を含む適宜箇所にコ
ンクリートと一体化せしめる接続金物を先付け又は後付
けによって固着し、接続金物を床版配筋に定着させたの
ち薄鉄板を型枠としてコンクリートを打設する、 ことからなる合成床版の構築工法。 - 【請求項3】 大梁間に所定の間隔をもって複数の本設
鉄筋トラスを架け、 前記鉄筋トラスの上に薄鉄板を敷き並べるとともに、鉄
筋トラスの上弦材の直上に当たる薄鉄板の上面で、かつ
鉄筋トラスの長手方向に間隔をおいた適宜箇所にコンク
リートと一体化せしめる接続金物を固着し、 該接続金物を床版配筋と定着させたのち薄鉄板を型枠と
してコンクリートを打設して床版を造成する一方、 前記鉄筋トラスの下弦材に吊り木を設けて防錆ならびに
耐火処理を施した天井を張設することからなる合成床版
の構築工法。 - 【請求項4】 接続金物は、スタッドボルト、鉄筋シヤ
ーコネクタなど鉄筋トラスとコンクリートとの一体性を
はかる金物である請求項1ないし3のひとつの項に記載
の合成床版構築工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20734595A JPH0932175A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 鉄筋トラスとコンクリートによる合成床版の構築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20734595A JPH0932175A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 鉄筋トラスとコンクリートによる合成床版の構築工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0932175A true JPH0932175A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16538205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20734595A Withdrawn JPH0932175A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 鉄筋トラスとコンクリートによる合成床版の構築工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0932175A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010522294A (ja) * | 2007-03-27 | 2010-07-01 | オーストラリアン チューブ ミルズ ピーティーワイ リミテッド | 複合及び支持構造 |
| CN114000630A (zh) * | 2021-10-25 | 2022-02-01 | 广西装配式装修有限公司 | 一种轻量化装配式预制楼板及其制作方法 |
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1995
- 1995-07-24 JP JP20734595A patent/JPH0932175A/ja not_active Withdrawn
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