JPH09321775A - ルート迂回方式 - Google Patents

ルート迂回方式

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JPH09321775A
JPH09321775A JP13831696A JP13831696A JPH09321775A JP H09321775 A JPH09321775 A JP H09321775A JP 13831696 A JP13831696 A JP 13831696A JP 13831696 A JP13831696 A JP 13831696A JP H09321775 A JPH09321775 A JP H09321775A
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detour
route
vcc
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switching
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Application number
JP13831696A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Okochi
信博 大河内
Masaharu Inafune
正春 稲船
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク異常時の修復による影響範囲を
最小限度に抑える。ルート切替え動作を高速にする。迂
回中も任意の品質を保証する。迂回に伴う誤接続を防止
する。 【解決手段】 本発明のルート迂回方式は、バーチャル
パスコネクション単位に障害や輻輳時の迂回ルートとな
る別のバーチャルパスコネクションを設定しておく。そ
して、迂回実行時は、迂回元のバーチャルパスコネクシ
ョンの両端の交換ノードにおいて、迂回元のバーチャル
パスに接続している複数のバーチャルチャネルコネクシ
ョンを、迂回先のバーチャルパスに接続替えする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ATM(Asynch
ronous Transfer Mode:非同期転送モード)ネットワー
クにおいて迂回ルートを設定したり迂回ルートに切り替
えたりするルート迂回方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ATMによるB−ISDN(Broadband
Aspects of ISDN :広帯域ISDN)ネットワークは、
バーチャルチャネル(以下、VCと略す)ネットワー
ク、バーチャルパス(以下、VPと略す)ネットワー
ク、及び、伝送媒体ネットワークに階層化され、各階層
に情報伝達路が提供される。
【0003】VCは、ユーザ要求に応じてオンデマンド
で設定、解放されるものであり、これに対して、VP
は、基本的にネットワーク内部において設計、保守、運
用などのオペレーションを容易にするために定義される
ものであり、通常はネットワーク管理システムなどから
半固定的に設定、解放される。VPは、サービスの識別
や専用線の対地識別、あるいはキャリア指定などに使用
され、また、交換機や伝送装置のスイッチ制御において
はクロスコネクトの単位となるVC束の識別に用いられ
る。
【0004】伝送路障害や過負荷などのネットワーク異
常に応じて、VPレベルで自律的に切替えを行なうよう
にすれば、ネットワーク異常からの回復(セルフヒーリ
ング)が容易に実現でき、信頼性の高いネットワークを
提供できるといわれている。
【0005】従来のATMネットワークにおける伝送路
又はVP障害時のルート切替え方法としては、特開平6
−37783号公報に記載されているように、バーチャ
ルチャネルコネクション(以下、VCCと略す)を設定
する際に、通常ルートでの交換接続と同時に、予備ルー
ト側の発着ノードを除く全てのノードにおいてもVC単
位の交換接続を設定しておき、ネットワーク障害時は、
障害ルートを使用しているVCCの発着ノードがそれぞ
れ予備ルートにVCCを接続替えすることにより、ルー
ト迂回を実現していた。
【0006】しかし、予め迂回ルートを設定するため
に、迂回VCCに必要な帯域を確保してしまうと、迂回
ルートの通常の帯域使用効率を低下させてしまうので、
迂回VCCには帯域を割り当てないなどの制限が必要で
あった。
【0007】また、VPレベルの高速なルート切替え方
法としては、特開平7−74747号公報に記載されて
いるように、ATM交換機のスイッチ内部に、出側選択
テーブルや障害ルート、バーチャルパス識別子(以下、
VPIと略す)などを表示するレジスタを設けて障害時
の切替え時間を短縮していた。但し、セルの出力方路を
VPレベルで切替えてしまう場合、切替え先のVPで元
々使用していたVCIと、切替えによって新たに切替先
VPに流れ込むVCIが重複する場合は誤接続となって
しまうが、この点について触れられた文献は見当たらな
かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の迂回ルート設定方式は、エンドエンドで通
常ルートと重複しない迂回ルートを設定することが前提
となっており、迂回ルート上の全てのノードで(リンク
バイリンクに)交換接続設定を行なうため、本来迂回が
不要な区間でもVPI、バーチャルチャネル識別子(以
下、VCIと略す)や帯域などの迂回用のリソースを考
慮することにより、ネットワーク設計が冗長になるとい
う課題があった。
【0009】また、予備ルートは帯域を割り当てないで
設定しておくため、迂回するVCCによっては、当該V
CCに本来要求されている品質が迂回中は保証できない
という課題があった。
【0010】さらに、迂回先又は迂回元の関係にある2
個のVP間で、異なるVCCが同時に同じVCIを使用
していた場合、当該ルートの両端のノードの切替え動作
にタイムラグがあるときや迂回中に、一方のノードが再
開してしまうと誤接続となってしまうという課題があっ
た。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明のルート迂回方式は、バーチャルパスコネク
ション単位に障害や輻輳時の迂回ルートとなる別のバー
チャルパスコネクションを設定しておき、迂回実行時
は、迂回元のバーチャルパスコネクションの両端の交換
ノードにおいて、迂回元のバーチャルパスに接続してい
る複数のバーチャルチャネルコネクションを、迂回先の
バーチャルパスに接続替えすることを特徴とするもので
ある。
【0012】これにより、ネットワーク異常時の修復に
よる影響範囲を最小限度に抑えることができ、切替え動
作の高速化によるエンドユーザへのサービス性の向上が
期待でき、また、迂回中も任意の品質を保証することが
でき、かつまた迂回に伴う誤接続を防止可能にできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態 以下、本発明によるルート迂回方式の第1の実施形態を
図面を参照しながら詳述する。
【0014】この第1の実施形態のルート迂回方式は、
ネットワーク内の特定の対地間に、接続経路の異なる複
数のバーチャルパスコネクション(以下、VPCと略
す)を準備して、当該VPCを終端する両端のノードが
VPC単位に迂回先を設定でき、迂回中も任意の品質を
保証することができ、かつまた迂回に伴う誤接続を防止
可能にしたものである。
【0015】以下では、第1の実施形態のルート迂回方
式を、図2に示すATMネットワークの構成例を適宜用
いて説明する。
【0016】図2において、ATMネットワーク1は、
複数(図2の例では2個)の端末3m(mは1〜8のい
ずれか)を収容している複数(図2の例では4個)のA
TM交換ノード21、22、27及び28と、他の2個
のATM交換ノード間に介在してVC単位での交換処理
を行なう複数(図2の例では2個)のATM交換ノード
23及び26と、他の2個のATM交換ノード間に介在
してVP単位での交換処理を行なう複数(図2の例では
2個)のATM交換ノード24及び25とを備えてい
る。
【0017】ここで、ATMネットワーク1の保守形態
としては、保守コンソール(81、82)から直接AT
M交換ノード(23、26)を制御する形態や、保守コ
ンソール(81、82)から電話網などの既存の公衆網
9を経由して遠隔のATM交換ノード(24、25)を
制御する形態(遠隔保守)や、各ATM交換ノード2
1、…、28と管理情報を授受してネットワーク全体の
管理を実行するネットワーク管理システム4を設置し
て、全てのATM交換ノード21〜28を統合保守する
形態などがある。
【0018】この第1の実施形態の場合、いずれの保守
形態が採用されていても良いが、後述するように、VP
Cの両端となっているATM交換ノード23及び26に
は迂回ルートの情報が設定される。
【0019】また、各ATM交換ノード2n(nは1〜
8のいずれか)はハードウェア及びソフトウェアが融合
して構成されているものであるが、機能ブロック図で示
すと、例えば、図3に示すような構成を有する。
【0020】図3において、ATMスイッチ11がセル
を交換するものである。使用量パラメータ制御部14
は、コネクション受付制御部13からの帯域割当に応じ
て、流量監視部10が利用する使用量パラメータを制御
するものであり、流量監視部10は、その使用量パラメ
ータに基づいて、入力セルが申告値通りに到来している
などを監視し、流量が妥当なコネクションのセルを通過
させてATMスイッチ11に与えるものである。出力バ
ッファメモリ12は、ATMスイッチ11から出力され
たセルをバッファリングするものである。セル優先制御
部16は、コネクション受付制御部13からの品質目標
に応じて、出力バッファメモリ12からのセル送出速度
が各コネクションについて平滑になるようにしたり、バ
ッファメモリ12がオーバーフローするのを防止したり
するものである。ルーティング制御部15は、他のAT
M交換ノードなどとの連携により、ルートを決定したり
するものである。コネクション受付制御部13は、与え
られた呼設定制御情報(接続先、セル送出速度申告値、
要求品質など)と、内部で管理している接続情報やトラ
フィック情報(例えば出力バッファメモリから与えられ
る)などに基づいて、要求されたサービス条件でセルを
転送し得るかを確認し、確認できた場合に呼設定処理を
実行したりするものである。輻輳制御/リソース管理部
17は、コネクションの輻輳を回避したり、ネットワー
ク全体のリソース状態を管理したりするものである。
【0021】後述する図7〜図9に示すVCC管理デー
タは、コネクション受付制御部13に格納されており、
また、後述する図10、図11、図15及び図16など
に示す呼設定に関連する処理は、コネクション受付制御
部13が実行する。また、後述する図1に示すルート切
替処理は、輻輳制御/リソース管理部17が、コネクシ
ョン受付制御部13が管理しているVCC管理データな
どを利用して、実行する。
【0022】図4は、図2に示したATMネットワーク
1上に設定されたVCCの接続ルート例を示している。
【0023】図4(a)には、端末31と端末35との
間に当初から設定されたVCC9Aと、端末34と端末
38との間に当初から設定されたVCC9Bを示してい
る。VCC9Aは、ATM交換ノード21、23、2
4、26及び27を経由して接続されており、VCC9
Bは、ATM交換ノード22、23、25、26及び2
8を経由して接続されている。
【0024】ここで、ATM交換ノード23及び26間
には二つの中継ルート5Aと5Bが存在し、中継ルート
5A、5Bがそれぞれ、ATM交換ノード24又は25
を経由しており、これらのATM交換ノード24、25
はVP交換接続を行なっている。
【0025】図5は、ATM交換ノード23を例にVC
交換の様子を説明するための図である。ATM交換ノー
ド21及び23を結ぶ伝送路61の内部には、それぞれ
VPI71A、71Bで識別される二つのVPが存在
し、この内、VPI71BのVCI81で識別されるV
Cと、伝送路63内のVPI73B及びVCI83を有
するVCが交換されている。ATM交換ノード21、2
2、26、27、28においても、同様なVC交換が行
なわれる。
【0026】図6は、ATM交換ノード24を例にVP
交換の様子を説明するための図である。伝送路63内の
VPI73BのVPと、伝送路64内のVPI75Bの
VPが交換されている。ATM交換ノード25において
も、同様なVP交換が行なわれる。
【0027】この第1の実施形態は、上述したように、
ネットワーク内の特定の対地間に接続経路の異なる複数
のVPCを準備して、当該VPCを終端する両端のノー
ドがVPC単位に迂回先を設定でき、迂回中も任意の品
質を保証することができ、かつまた迂回に伴う誤接続を
防止可能にしたものである。図2に示すATMネットワ
ーク1の場合、上述した中継ルート5A及び5Bが接続
経路の異なる複数のVPCに該当し、ATM交換ノード
23及び26がVPC単位に迂回先を設定しているノー
ドになっている。
【0028】そのため、これらATM交換ノード23及
び26が管理するVCC管理データは、従来とは異なっ
ている。
【0029】そこで、次にはVPCのを終端するATM
交換ノード(VC交換ノード)におけるVCC管理デー
タの構造を説明する。
【0030】ここで、一部ずつを重複して示す図7〜図
9は、ATM交換ノード(VC交換ノード)23におけ
るVCC管理データの構造を示すものである。なお、図
7〜図9は、図4(a)に示す中継ルート(VPC)5
Aを、ルート迂回時には、図4(b)に示すようにする
ためのVCC管理データを示している。
【0031】VCC管理データは、大きくは、ポート管
理表、VP管理表、VCC管理インデックスチェーン及
びVCC制御ブロックエリアから構成されている。
【0032】図7に示すポート管理表は、当該ATM交
換ノード(VC交換ノード)における各物理的伝送路
(ポート)に付与されているポート番号と、その物理的
伝送路(ポート)に係るVPの情報を格納しているVP
管理表のポインタとを対応付けて格納しているものであ
る。すなわち、ポート管理表をポート番号で索引するこ
とにより、VP管理表へのポインタが得られるようにな
されている。
【0033】図7及び図8に示すVP管理表は、ポート
単位に用意されている。各VP管理表は、そのVP管理
表のポートに係る1又は複数のVPの管理情報からなっ
ている。そして、VP管理表をVPI番号で索引するこ
とにより、そのVPIを有するVPの管理情報が得られ
るようになされている。VP管理情報には、そのVPの
状態(保留、ルート迂回中)、割当帯域や使用帯域等の
帯域情報、当該VP内に接続されている複数(図示のも
のは全て2個)のVCCについての管理インデックスチ
ェーンデータへのポインタ、及び、迂回先や迂回元や迂
回用帯域でなる迂回情報が含まれている。
【0034】迂回情報には、そのVPに迂回先がある場
合は、迂回先VPについてのポート番号とVPI番号が
設定されている。逆にそのVPを迂回先とする他のVP
があれ場合には、迂回情報には、迂回元VPについての
ポート番号とVPI番号が設定されている。図示の例で
は、ポートx、VPI73Bに係るVP情報の迂回先に
は、ポートy、VPI74Bに係るVPが設定されてお
り、逆に、ポートy、VPI74Bに係るVP情報の迂
回元には、ポートx、VPI73Bに係るVPが設定さ
れている。迂回情報における迂回用帯域は、当該VPが
迂回先として使用される場合の迂回VCCの帯域積算値
の許容上限、すなわち、各迂回VCCの帯域を保証でき
るための許容積算値が記述されている。
【0035】図8及び図9に示すVCC管理インデック
スチェーンは、VP内で使用中のVCI群でチューンを
構成したものであり、それぞれのチェーン要素(図示の
ものは2個)はVCC制御ブロックへのポインタとVC
Iとが設定されている。
【0036】図9に示すVCC制御ブロックエリアには
1又は複数のVCC制御ブロックの情報が記述されてい
る。各VCC制御ブロックは、VCC状態、呼の優先表
示、VCCの接続情報(発ポート番号、発VPI、発V
CI、着ポート番号、着VCI、着VPI)、トラフィ
ック属性(発→着トラフィック情報、着→発トラフィッ
ク情報)を保持している。
【0037】各制御ブロックは、図7〜図9から明らか
なように、VCCの発側のポート番号、VPI及びVC
Iから索引可能なだけでなく、着側のポート番号、VP
I及びVCIからも索引可能な構成となっている。
【0038】VPCを終端する他のATM交換ノード
(VC交換ノード)26においても、同様なVCC管理
データが保持されている。
【0039】ところで、上述した図4(b)に示すよう
にルートを迂回させる場合、VCC9Aはルート迂回に
よって切替えられるVCCであり、VCC9Bはルート
迂回によって後述するように保留されるVCCである。
図9のVCC制御ブロックの情報に示すように、各VC
交換ノードでは前者を優先呼、後者を一般呼として区別
して管理している(優先表示の欄参照)。
【0040】上述したVCC管理インデックスチェーン
の要素(以下、VCC管理表と呼ぶ)及びVCC制御ブ
ロックは、ATM交換ノードでのVCCの設定動作の中
で設定される。
【0041】そこで、以下では、VCC9A及びVCC
9BについてのATM交換ノード23における設定動作
を図10を用いて説明する。
【0042】VCCを新たに設定する場合は、接続する
発着のルート情報やセルレートや品質クラスなどのトラ
フィックパラメータ、及び、優先呼表示などが与えられ
ており、まず最初に、これら入力パラメータのチェック
を行なう(ステップC1)。入力パラメータに矛盾があ
れば、一連の設定動作を直ちに終了させる。
【0043】入力パラメータに矛盾がなければ、発側の
VCIを割り付けると共に帯域を割り付け(ステップC
2、C3)、また、着側のVCIを割り付けると共に帯
域を割り付ける(ステップC4、C5)。そして、割付
けが成功したならば、VCC管理表及びVCC制御情報
に設定した後(ステップC6)、ATMスイッチの接続
を行なう(ステップC7)。一方、各ステップC2、C
3、C4、C5の処理結果が失敗したときには、当該V
CCの設定要求は拒否されて(呼損となって)一連の処
理を終了する。
【0044】上述したステップC3の発側の帯域割付処
理及びステップC5の着側の帯域割付処理は同様な処理
であり、その詳細を図11のフローチャートで表すこと
ができる。以下、ステップC3又はC5の帯域割付処理
の詳細を図11を参照しながら説明する。
【0045】なお、この帯域割付処理に必要なパラメー
タとしては、ポート番号及びVPI、並びに、ステップ
C1の入力パラメータのチェック処理の際に得られたV
CCの保証帯域及び優先呼種別である。
【0046】入力パラメータが示すVPの割当帯域と使
用帯域をVP管理表(図7、図8)から取り出し、入力
の保証帯域を使用帯域に加えても割当帯域をオーバーし
ないか否かを判断する(ステップE1)。オーバーする
場合は帯域割付失敗となる。オーバーしない場合には、
入力パラメータが示すVPに迂回先登録があるか否かを
判断し(ステップE2)、迂回先がない場合は後述する
ステップE6へ進む。迂回先がある場合にはさらに入力
パラメータの優先表示を、すなわち、優先呼か一般呼か
を判定する(ステップE3)。一般呼の場合には後述す
るステップE6へ進む。優先呼の場合には、迂回先VP
の割当帯域と迂回用帯域とを取り出し、迂回用帯域に保
証帯域を加えても迂回先VPの割当帯域をオーバーしな
いか否かを判定する(ステップE4)。オーバーする場
合は帯域割付失敗となる。オーバーしない場合には、迂
回先VPの迂回用帯域を更新し(ステップE5)、最後
に入力VPの使用帯域を更新する(ステップE6)。
【0047】以上のようにしてVCC設定動作を通じ
て、ルート迂回のための情報を含む図7〜図9に示すV
CC管理データが設定、更新される。
【0048】次に、ルート迂回動作を説明する。このよ
うなルート迂回動作は、VPCの両端に位置するATM
交換ノードが実行する。例えば、図5に示すルート5A
の伝送路63又はVP73Bの障害をATM交換ノード
23が検出した場合、障害が通報されて、保守者は、保
守コンソール81からルート5Aから5Bへの迂回開始
(VP73Bの切替え)をATM交換ノード23に指示
すると共に、当該ルートの相手側終端ノード26に対し
ても遠隔保守又はコンソールから迂回開始を指示する。
これにより、VPCを終端する両ATM交換ノード(2
3、26)がルートの迂回動作(ルート切替動作)を実
行する。
【0049】ここで、図1がルート切替動作の全体の処
理の流れを示すフローチャートであり、図12は、その
ステップA2の迂回先VCCの保留処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
【0050】ATM交換ノードは、切替え指示を受ける
と、障害発生(迂回の必要性)が指定されたVPに迂回
先登録が行なわれているか否かを判断する(ステップA
1)。これは、図7及び図8に示したVP管理表に迂回
先のポート番号とVPIが設定されているか否かを判断
することにより行ない、設定されていれば、次のステッ
プA2へ進む。なお、迂回先登録が行なわれていない場
合には、一連のルート切替動作を終了する。
【0051】迂回先登録が行なわれている場合には、前
ステップA1で得られた迂回先のVPを使用しているV
CCの保留処理を行なう(ステップA2)。このような
VCCの保留処理は、図12のフローチャートに示す流
れで実行される。
【0052】まず、迂回先のポート番号及びVPIで図
7及び図8に示すVP管理表を索引して、その迂回先V
P内のVCIを使用しているVCC群へのポインタを取
り出し(ステップB1)、以下の処理を、その迂回先V
Pの全てのVCCについて実行する。すなわち、インデ
ックスチェーンのリンクポインタがnullになるまで
(ステップB2)、チェーンの各要素に係るVCCに対
する処理を繰返し実行する。
【0053】現在対象となっているVCCの交換接続を
切断して、VCCの状態を保留に設定した後(ステップ
B3)、次のVCCを取り出す(ステップB4)。この
保留設定時には、該当するVCCの図9に示す制御情報
におけるVCC状態が書き直される。
【0054】以上のようにして、迂回先VPに今まで設
定されていたVCCを保留設定すると、次には、迂回元
のポート番号及びVPIで図7及び図8に示すVP管理
表を索引して、このVP内のVCIを使用しているVC
C群へのポインタを取り出し(ステップA3)、取出し
たリンクポインタがnullになるまで(ステップA
4)、以下の処理をVP内の全てのVCCについて実行
する。なお、全てのVCCに対する処理が終了したとき
には、一連のVCCの切替処理を終了する。
【0055】リンクポインタが指すVCCについての制
御情報(図9)を索引して、当該VCCが優先呼か一般
呼かを判断する(ステップA5)。一般呼ならば、後述
するステップA7へ進み、優先呼ならば迂回対象とし
て、制御情報における迂回元の発着のポート番号及びV
PIをそれぞれ、迂回先のポート番号及びVPIに変更
して接続替えを実行して、VCC状態を切替え中とする
(ステップA6)。このとき、発着のVCIは迂回元で
使用していた値をそのまま用いるものとする。
【0056】このようにして、あるVCCの接続替えが
完了すると、次のVCCをインデックスチェーンから取
り出す(ステップA7)。
【0057】このような取出動作によって取出したリン
クポインタがnullであると、上述したように、一連
のルート切替処理を終了する。
【0058】以下、以上のような図1及び図12に示し
たルート切替動作を、図4(b)に示すようにルートを
迂回させる場合として、ATM交換ノード23の動作で
具体的に説明する。なお、VPIなどは、図5に示した
番号を用いている。
【0059】ATM交換ノード23は、切替え指示を受
けると、障害発生が指定されたVP73Bに迂回先登録
が行なわれているか否かを判断する(ステップA1)。
ここでは、図7及び図8のポート番号xのVP管理表に
示すように、障害発生が指定されたVP73Bに迂回先
登録が設定されているので、迂回先VP74Bを使用し
ているVCCの保留処理に進む(ステップA2)。
【0060】このVCCの保留処理ではまず、迂回先の
ポート番号y及びVPI74Bで、図7及び図8に示す
VP管理表(ポート番号yの管理表)を索引して、索引
された迂回先VP内のVCIを使用しているVCC群へ
のポインタを取り出す(ステップB1)。ここでは、2
個のVCCが存在しており、これら2個のVCCについ
て保留状態への変更処理が実行される(ステップB
3)。例えば、一方のVCCであるVCC9Bについて
は、VCC9Bの交換接続を切断して、図9に示す下側
のVCC制御ブロック内のVCC状態を保留に設定す
る。
【0061】以上のようにして、迂回先VP74Bに今
まで設定されていた全2個のVCC(一方はVCC9
B)に対する保留設定を終了すると、次には、迂回元V
P73Bのポート番号x及びVPIで図7及び図8に示
すVP管理表を索引して、この迂回元VP内のVCIを
使用しているVCC群へのポインタを取り出す(ステッ
プA3)。ここでは、2個のVCCが存在しており、こ
れら2個のVCCについてそれぞれ、以下の処理が順次
実行される。
【0062】各VCCについての処理は同様であるの
で、以下では、VCC9Aについての処理を説明する。
インデックスチェーンのリンクポインタが指すVCC
(9Aとする)についての制御情報(図9の上側の制御
ブロックの情報)を索引して、当該VCC9Aが優先呼
か一般呼かを判断する(ステップA5)。このVCC9
Aは、優先呼であるので、迂回対象として、迂回元の発
着のポート番号及びVPIをそれぞれ、迂回先のポート
番号及びVPIに変更して接続替えを実行して、VCC
状態を切替え中とする(ステップA6)。この例の場
合、変更処理によっても発ポート番号及び発VPIはそ
れぞれm、71Bが維持され、着ポート番号はxからy
に変更され、着VPIは73Bから74Bに変更され
る。なお、発着VCIは迂回元で使用していた値81、
83をそのまま用いる。
【0063】図13は、ATM交換ノード23におい
て、以上の切替え動作が実行された状態を示している。
図13に点線で示されるVCC9Bは保留されており、
セルが流れない状態であることを示している。VCC9
Aは、この図13に示すように、図5に示す状態から切
り替えられている。
【0064】迂回ルート(VPC)の相手側の終端ノー
ド26においても、同様な切替え動作を実行することに
より、図4(b)に示される接続状態となり、迂回対象
VCC9Aはエンドエンドの通信を継続することができ
る。
【0065】なお、この対象となっているVPCの中間
に位置する中継ノードとしてのATM交換ノード24、
25は、VP交換を行なっているため、ルート切替えに
伴う接続処理は不要である。また、その他のATM交換
ノード21、22、27、28も、以上のようなルート
切替動作には一切影響は受けない。
【0066】このように、迂回ルートの両端のATM交
換ノードがVP単位の切替え動作を行なうことによっ
て、他のノードには影響を与えることなく、複数のVC
Cを迅速に迂回させることができる。
【0067】迂回要因となった障害が復旧すると、保守
者は保守コンソール81からルート5Aの迂回解除(V
P73Bの切戻し)をATM交換ノード23に指示する
と共に、当該ルートの相手側終端ノード26に対しても
遠隔保守又はコンソール81から迂回解除を指示する。
【0068】この切戻しの手順は、切替えの手順を逆に
実行するものである。フローチャートの図示は省略する
が、まず、全ての迂回中のVCCを迂回先ポート、VP
Iから元のポート、VPIで接続替えを実行してVCC
状態を切替え中から通常状態に戻す。次に、迂回先VP
で保留されている全てのVCCを再接続してVCC状態
を保留状態から通常状態に戻す。
【0069】以上の切戻し手順を迂回ルートの両端のA
TM交換ノードが実行することにより、全てのVCCが
元の接続状態に復旧することができる。
【0070】図14は、VPCの両端のATM交換ノー
ドの動作に基づくルート迂回及び切戻しに伴って、VC
C接続状態が変化する様子を示した状態遷移図である。
【0071】状態1は通常の状態である。この状態1に
おいて、VPCxの迂回先としてVPCyがATM交換
ノードA及びATM交換ノードBに予め登録されてい
る。端末Aと端末Xを接続するVCCと、端末Bと端末
Yを接続するVCCが、VPCx及びVPCyにおいて
それぞれ同一のVCInを使用していると仮定する。
【0072】ルート切替は、上述のように、対象ルート
の両端のATM交換ノードで、VP切替動作より行なう
が、VCC単位に切替え動作を完全に同期して行なうわ
けではなく、ATM交換ノード間で接続状態が過渡的に
不一致になる状態2が存在する。図14の状態2は、端
末Aの送信したセルはATM交換ノードAで迂回先VP
CyのVCInに変換されて出力されるが、受信側のA
TM交換ノードBにおいて、それを宛先端末ではない端
末Yに届けてしまうため、誤接続が発生してしまうこと
を示している。
【0073】両端のATM交換ノードが共に切替えを完
了すると迂回が成立する(状態3)。この状態3から元
の状態(状態1)に切り戻す場合や、迂回中に一方のA
TM交換ノードが再開することにより初期設定されてし
まうと、状態2に遷移することになる。
【0074】このような誤接続現象(状態2)は、迂回
元VPと迂回先VPが、同時に同一のVCIを使用する
ことを許容した場合に発生する問題である。
【0075】ここでは、これを許容しないように、上述
した図10のステップC2及びC4におけるVCI割付
処理を工夫している。以下、このようなVCI割付処理
の詳細を、図15及び図16に示すフローチャートを参
照しながら説明する。
【0076】なお、このVCI割付処理においては、ポ
ート番号及びVPIが少なくとも与えられていることを
要し、また、VCIが与えられていても良い。上述した
図10について説明したように、ポート番号及びVPI
は、入力パラメータとして与えられているものである。
【0077】VCI割付処理に入るとまず、入力にVC
Iの指定があるか否かを判断し(ステップD1)、VC
Iの指定の有無で処理分岐を行なう。
【0078】VCIが指定されている場合、入力された
ポート番号及びVPIで示されるVPに、迂回先登録又
は迂回元登録(被迂回登録)がなされているか否かを、
図7及び図8で示したVP管理表を参照して判定し(ス
テップD2、D3)、迂回登録(迂回先登録及び迂回元
登録を含めた概念を迂回登録と呼ぶ)が行なわれている
VPならば、指定VCIが、入力VPにおいて使用され
ておらず、しかも、迂回先又は迂回元のどちらにおいて
も使用されていないことを確認する(ステップD4)。
この確認結果が真ならば割付け成功であり、結果が偽な
らば割付け失敗となって一連のVCI割付処理を終了す
る。
【0079】また、入力されたVPが迂回登録が行なわ
れていないVPならば、指定VCIが入力VP内で使用
されていないことを確認する(ステップD5)。この確
認結果が真ならば割付け成功であり、結果が偽ならば割
付け失敗となって一連のVCI割付処理を終了する。
【0080】入力でVPについてVCIが指定されてい
ない場合には、VCI指定時と同様に、入力パラメータ
の示すVPに迂回先登録又は迂回元登録がなされている
か否かを判定し(ステップD6、D7)、迂回登録が行
なわれているVPならば、入力VP、及び、迂回登録V
P(迂回先VP又は迂回元VP)のどちらも使用してい
ないVCIを探索し(ステップD8)、該当するVCI
があれば割付けを行なうことにより割付け成功とし、V
CIが空いてなければ割付け失敗となって一連のVCI
割付処理を終了する。
【0081】また、入力VPがVCIが指定されたもの
でなく、しかも迂回登録が行なわれていないVPなら
ば、入力VP内で空きのVCIがあればそれを割り付け
て割付け成功であり、なければ割付け失敗となる(ステ
ップD9)。
【0082】以上のようなVPIの割付処理により、迂
回先VPと迂回元VPで同一のVCIが割り当てられる
ことを未然に防止している。言い換えると、図14にお
ける誤接続状態2が生じることを、以上のようなVCI
の割付処理により未然に防止している。
【0083】第1の実施形態によれば、ルート迂回に伴
う切替え動作は、迂回元ルートのVPを終端する二つの
ATM交換ノードにおいてのみ実行すれば良く、ネット
ワーク異常時の修復による影響範囲を最小限度に抑える
ことができる。これにより、切替え動作の高速化による
エンドユーザへのサービス性の向上が期待できる。
【0084】また、第1の実施形態によれば、迂回のた
めのリソースの確保は、迂回ルート上のATM交換ノー
ドにおいてのみ考慮すれば良いので、ネットワーク設計
の最適化をはかることができる。
【0085】さらに、第1の実施形態によれば、私設網
を構築する際に、中継線にキャリアを提供する専用線サ
ービスや公衆網のサービスを利用して遠隔の事業所間を
接続する場合などにおいて、ルートの異なる複数のVP
Cを設定(契約)しておけば、VPC内部のVCCの増
減の度に新たにキャリアのサービスを要求する必要はな
く、ユーザが任意に迂回ルート設計を行なえるなどのメ
リットがある。
【0086】さらにまた、第1の実施形態によれば、優
先呼については、VCCを設定する際に、予めルート迂
回時に迂回先のVP内で帯域が確保できることを確認し
ていること、迂回による切替え時に迂回先VPの全ての
VCCを保留して迂回先VPの帯域を全て迂回VCCで
使用できることにより、優先呼の帯域は迂回中も保証す
ることができる。
【0087】また、第1の実施形態によれば、迂回元の
VPと迂回先のVPが、同時に同一のVCIを使用しな
いことが保証されるため、切替えの過渡状態や、迂回中
の再開による誤接続を防止でき、これによってネットワ
ーク異常時においてもユーザ通信の秘匿性を維持する効
果がある。
【0088】さらに、第1の実施形態によれば、切替え
動作において誤接続を考慮する必要がなくなるので、各
ノードは自ノードの切替え処理に専念すれば良い(VC
C単位にノード間の切替え同期をとる必要がない)た
め、ルート迂回を高速に実行できる。
【0089】(B)第2の実施形態 次に、本発明によるルート迂回方式の第2の実施形態を
図面を参照しながら詳述する。
【0090】第2の実施形態のルート迂回方式は、迂回
先VPに設定されているVCCを迂回中にも保留する必
要がないようにした点が、第1の実施形態のルート迂回
方式と異なっている。具体的には、VCC設定時におけ
る発側及び着側の帯域割付処理とVP切替時の処理と
が、第1の実施形態と異なっている。
【0091】図17は、この第2の実施形態のVCC設
定時における発側又は着側の帯域割付処理(図10のス
テップC3及びC5参照)の詳細を示したフローチャー
トであり、第1の実施形態に係る上述した図11に対応
する図面であり、同一の処理ステップには同一符号を付
して示している。なお、第2の実施形態におけるVCC
設定時の処理の全体の流れは、上述した第1の実施形態
に係る図10に示す通りであり、そのうちの発側及び着
側の帯域割付処理の具体的処理が第1の実施形態と異な
っている。
【0092】入力パラメータが示すVPの割当帯域と使
用帯域をVP管理表(図7、図8)から取り出し、入力
の保証帯域を使用帯域に加えても割当帯域をオーバーし
ないことを確認した後(ステップE1)、入力パラメー
タが示すVPに迂回先登録があるか否かを判断する(ス
テップE2)処理の流れは、第1の実施形態と同様であ
る。
【0093】しかし、迂回先登録がない場合の以降の処
理が第1の実施形態とは異なっている。迂回先登録がな
い場合には、さらに、入力されたVPに、当該VPを迂
回先とする被迂回登録があるか否かを判定する(ステッ
プE7)。被迂回登録がない場合には、入力VPの使用
帯域を更新し(ステップE6)、割付成功となる。被迂
回登録がある場合には、さらに、入力されたVCCの保
証帯域がnullであるか否かを判定する(ステップE
8)。VCCの保証帯域がnullの場合には、すなわ
ち、帯域を保証しないVCCであるならば、帯域割付成
功とし、帯域を保証するVCCならば帯域割付失敗とす
る。
【0094】このようにして、第2の実施形態において
は、迂回先VPに係るVCCとしては、保証帯域がnu
llのVCCだけを設定するようにしている。
【0095】図18は、第2の実施形態におけるルート
切替処理を示すフローチャートであり、第1の実施形態
に係る図1に対応する図面であり、図1との同一処理ス
テップには、同一符号を付して示している。
【0096】図18及び図1の比較から明らかなよう
に、第2の実施形態においては、迂回先VCCの保留処
理(図1のステップA2参照)を実行しないようにして
いる。このように迂回先VCCの保留処理を実行しない
で迂回先VCCの接続を継続するようにしても、上述し
た発側又は着側の帯域割付処理において、保証帯域がn
ullのVCCだけを迂回先VCCとしているので、ル
ート迂回が迂回先VCCの帯域を圧迫することはない。
【0097】この第2の実施形態によっても、ルート迂
回に伴う切替え動作は、迂回元ルートのVPを終端する
二つのATM交換ノードにおいてのみ実行すれば良く、
ネットワーク異常時の修復による影響範囲を最小限度に
抑えることができる。また、迂回のためのリソースの確
保は、迂回ルート上のATM交換ノードにおいてのみ考
慮すれば良いので、ネットワーク設計の最適化をはかる
ことができる。さらに、私設網を構築する際に、中継線
にキャリアを提供する専用線サービスや公衆網のサービ
スを利用して遠隔の事業所間を接続する場合などにおい
て、ルートの異なる複数のVPCを設定(契約)してお
けば、VPC内部のVCCの増減の度に新たにキャリア
のサービスを要求する必要はなく、ユーザが任意に迂回
ルート設計を行なえるなどのメリットがある。
【0098】また、第2の実施形態によっても、迂回元
のVPと迂回先のVPが、同時に同一のVCIを使用し
ないことが保証されるため、切替えの過渡状態や、迂回
中の再開による誤接続を防止でき、これによってネット
ワーク異常時においてもユーザ通信の秘匿性を維持する
効果がある。さらに、切替え動作において誤接続を考慮
する必要がなくなるので、各ノードは自ノードの切替え
処理に専念すれば良い(VCC単位にノード間の切替え
同期をとる必要がない)ため、ルート迂回を高速に実行
できる。
【0099】また、第2の実施形態によれば、第1の実
施形態とは異なり、迂回先のVPは帯域を保証しないV
CCのみ使用しているため迂回時にそれらのVCCを保
留しなくても、迂回VCCの帯域を圧迫することなしに
通信状態を維持することができる。
【0100】(C)第3の実施形態 次に、本発明によるルート迂回方式の第3の実施形態を
図面を参照しながら詳述する。
【0101】第3の実施形態は、迂回ルートの切替起動
や切戻し起動などをネットワーク管理システムが行なう
ようにしたものである。すなわち、保守者が保守端末
(81、82)から起動する第1及び第2の実施形態と
は異なっている。
【0102】ネットワーク管理システム(図2符号4参
照)は、周知のように、ネットワークを構成する複数の
ATM交換ノードや、ATM交換ノード間の伝送路(回
線)などを一元的に管理するシステムであり、通信機能
を備えた情報処理システム構成でなっている。ネットワ
ーク管理システムは、管理対象の状態を周期的にATM
交換ノードから収集するか、ATM交換ノードからの状
態変化の通知を受けることによって、管理対象の状態を
取得するようになされている。
【0103】ネットワーク管理システムにおいては、管
理対象を、ディスプレイ画面上のシンボルとして表示し
て保守者に管理対象の状態を知得させるようにしてい
る。管理対象を、例えば画面上のシンボルの色や形状な
どに対応付けて、状態変化がリアルタイムに保守者に分
かるらせるようになっている。
【0104】ここで、ATM交換ノード間をつなぐVP
Cもまたネットワーク管理システムの管理対象であって
画面上に表示される。図19及び図20は、ネットワー
ク内のVPC構成とその状態を表示した画面例を示した
ものであり、図19は普通の状態の表示画面例であり、
図20はルート迂回中の状態の表示画面例である。
【0105】図19及び図20において、四角形のシン
ボル10a〜10dはATM交換ノードを表し、実線は
ATM交換ノード間を結ぶ正常状態のVPC11a及び
11bを表している。VPC11aはノード10cを中
継点とするルートであり、VPC11dはノード10b
を中継点とするルートである。
【0106】VPC11a及び11bは迂回の関係にあ
って、VPC11aが障害となったときに、VPC11
bに迂回を行なった場合の画面表示例が図20である。
VPC11aの一点破線はこのVPC11aが迂回中で
あることを示している。
【0107】この第3の実施形態においては、ネットワ
ーク管理システムは、このような迂回の有無だけを表示
するだけでなく、ルート迂回の起動などを行なう。
【0108】図21は、迂回動作に関するVPC状態遷
移の制御を、ATM交換ノードとネットワーク管理シス
テムの連係動作で実現する際のシーケンス図であり、図
19及び図20に対応しているものである。
【0109】ATM交換ノード10aがVPC11aの
障害を検出すると、ネットワーク管理システムにそのこ
とを通知し(手順F1)、ネットワーク管理システムは
VPC11aの障害状態を表示すると共に(手順F
2)、VPC11aの両端のATM交換ノード10a及
び10dにVPC11aの切替指示を自動的に発行する
(手順F3)。このとき、各ATM交換ノード10a、
10dはそれぞれ、独立に、第1の実施形態で説明した
ルート切替処理を実行し、VPC11aから11bへの
切替処理が完了すると応答を返し(手順F4)、その結
果によって、ネットワーク管理システムはVPC11a
の迂回状態を表示する(手順F5)。
【0110】また、ATM交換ノード10a又は10d
がVPC11aの復旧を検出すると、ネットワーク管理
システムにこのことを通知し(手順F6)、ネットワー
ク管理システムはVPC11aの迂回復旧状態を表示す
ることにより(手順F7)、保守者に迂回切戻しの判断
を促す。
【0111】保守者が切り戻しを要求すると(手順F
8)、ネットワーク管理システムはVPC11aの両端
のATM交換ノード10a及び10dにVPCの切戻し
指示を行なう(手順F9)。このとき、各ATM交換ノ
ード10a及び10bはそれぞれ、VPC11bからV
PC11aへの切戻し処理を実行し、切戻し処理が完了
すると応答をネットワーク管理システムに返送し(手順
F10)、その結果によって、ネットワーク管理システ
ムはVPC11aが正常状態に戻ったことを表示する
(手順F11)。
【0112】この第3の実施形態においても、ルートの
切替方法自体は、第1の実施形態と同様であるので、第
1の実施形態の効果を奏することができる。
【0113】これに加えて、この第3の実施形態によれ
ば、ネットワーク管理システムが、VPCの状態変化に
応じて、自動的にVPCを終端するATM交換ノードに
切替えを指示するようにしたので、障害発生時の迅速な
対応が可能となる。
【0114】(D)他の実施形態 図2に示したATMネットワークの構成例は一例であ
り、これより複雑なネットワーク構成に本発明を適用で
きることは勿論である。また、本発明は、VP及びVC
の階層化を有するネットワークに広く適用することがで
きる。
【0115】また、上記実施形態においては、迂回先の
VPCを1個のみ登録しておくものを示したが、2以上
のVPCを登録しておくようにしても良い。この場合に
おいて、迂回元VPのVCCを複数の迂回先VPに振り
分けるようにしても良い。
【0116】
【発明の効果】以上のように、本発明のルート迂回方式
によれば、バーチャルパスコネクション単位に障害や輻
輳時の迂回ルートとなる別のバーチャルパスコネクショ
ンを設定しておき、迂回実行時は、迂回元のバーチャル
パスコネクションの両端の交換ノードにおいて、迂回元
のバーチャルパスに接続している複数のバーチャルチャ
ネルコネクションを、迂回先のバーチャルパスに接続替
えするので、ネットワーク異常時の修復による影響範囲
を最小限度に抑えることができ、切替え動作の高速化に
よるエンドユーザへのサービス性の向上が期待でき、ま
た、迂回中も任意の品質を保証することができ、かつま
た迂回に伴う誤接続を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のルート切替処理を示すフロー
チャートである。
【図2】第1の実施形態の説明用のATMネットワーク
の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のATM交換ノードの内部構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】第1の実施形態のルート迂回例を示す説明図で
ある。
【図5】第1の実施形態のATM交換ノード23での交
換の様子を示す図面である。
【図6】第1の実施形態のATM交換ノード24での交
換の様子を示す図面である。
【図7】第1の実施形態のVCC管理データの構造の説
明図(その1)である。
【図8】第1の実施形態のVCC管理データの構造の説
明図(その2)である。
【図9】第1の実施形態のVCC管理データの構造の説
明図(その3)である。
【図10】第1の実施形態のVCC設定処理を示すフロ
ーチャートである。
【図11】図10の帯域割付処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図12】図1の迂回先VCCの保留処理の詳細を示す
フローチャートである。
【図13】第1の実施形態のATM交換ノード23での
迂回中状態を示す図面である。
【図14】単純なVPC切替による迂回では誤接続が生
じることの説明図である。
【図15】図10のVCI割付処理の詳細を示すフロー
チャート(その1)である。
【図16】図10のVCI割付処理の詳細を示すフロー
チャート(その2)である。
【図17】第2の実施形態の帯域割付処理の詳細を示す
フローチャートである。
【図18】第2の実施形態のルート切替処理を示すフロ
ーチャートである。
【図19】第3の実施形態のネットワーク管理システム
での表示画面例を示す図面(その1)である。
【図20】第3の実施形態のネットワーク管理システム
での表示画面例を示す図面(その2)である。
【図21】第3の実施形態での迂回時のネットワーク各
部でのシーケンス図である。
【符号の説明】
1…ATMネットワーク、4…ネットワーク管理システ
ム、21〜28…ATM交換ノード、31〜38…端
末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 11/04 L

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーチャルパスコネクション単位に障害
    や輻輳時の迂回ルートとなる別のバーチャルパスコネク
    ションを設定しておき、迂回実行時は、迂回元のバーチ
    ャルパスコネクションの両端の交換ノードにおいて、迂
    回元のバーチャルパスに接続している複数のバーチャル
    チャネルコネクションを、迂回先のバーチャルパスに接
    続替えすることを特徴とするルート迂回方式。
  2. 【請求項2】 迂回対象のバーチャルチャネルコネクシ
    ョンは、迂回中に迂回先の帯域が確保できることを予め
    確認して設定しておき、迂回先のバーチャルパスに設定
    されていたバーチャルチャネルコネクションを迂回中は
    保留して、迂回バーチャルチャネルコネクションのため
    に帯域を提供することを特徴とする請求項1に記載のル
    ート迂回方式。
  3. 【請求項3】 迂回先のバーチャルパスには、帯域を保
    証しないバーチャルチャネルコネクションにのみ使用さ
    せることを特徴とする請求項1に記載のルート迂回方
    式。
  4. 【請求項4】 迂回元と迂回先との関係にある二つのバ
    ーチャルパス内で、同時に同一のバーチャルチャネル識
    別子を使用しないように、バーチャルチャネル識別子を
    割り当てておくことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のルート迂回方式。
  5. 【請求項5】 ネットワーク管理システムが、バーチャ
    ルパスコネクションの状態変化に応じて、自動的にバー
    チャルパスコネクションを終端する交換ノードに迂回を
    指示することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載のルート迂回方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000059374A (ja) * 1998-08-06 2000-02-25 Fujitsu Ltd Atm網のpvcのリルーティング方法および網管理システム
JP2003524937A (ja) * 1999-05-20 2003-08-19 モトローラ・インコーポレイテッド 通信ネットワーク方法および装置

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JP2000059374A (ja) * 1998-08-06 2000-02-25 Fujitsu Ltd Atm網のpvcのリルーティング方法および網管理システム
JP2003524937A (ja) * 1999-05-20 2003-08-19 モトローラ・インコーポレイテッド 通信ネットワーク方法および装置

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