JPH09321789A - ルータが2重化されたネットワークシステムおよびルータが2重化されたネットワークシステムの障害対策方法 - Google Patents
ルータが2重化されたネットワークシステムおよびルータが2重化されたネットワークシステムの障害対策方法Info
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- JPH09321789A JPH09321789A JP8136854A JP13685496A JPH09321789A JP H09321789 A JPH09321789 A JP H09321789A JP 8136854 A JP8136854 A JP 8136854A JP 13685496 A JP13685496 A JP 13685496A JP H09321789 A JPH09321789 A JP H09321789A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ルータが2重化されたネットワークシステムに
おいて、現用のルータから予備用のルータに経路を切り
替えるときには、その切替時間をRIP使用時より短縮
し、ネットワークの可用性を向上させる。かつ、そのと
きに、計算機のCPUの負荷を増加させない。 【解決手段】2重化されたルータの一方を現用ルータ、
他の一方を予備用ルータとして、各々同一の論理アドレ
ス(IPアドレス)と異なった物理アドレス(MACア
ドレス)とを割り当て、ネットワーク上の計算機の通信
制御装置は、この論理アドレスと物理アドレスとを保持
する。そして、この通信制御装置が、ルータを介して他
の計算機と通信するときには、現用ルータの物理アドレ
スを用いて通信する。一方、現用ルータから、ARPレ
スポンスメッセージを求めて、送信されてこないときに
は、障害が発生したものとして、予備用ルータに切り替
えて通信する。
おいて、現用のルータから予備用のルータに経路を切り
替えるときには、その切替時間をRIP使用時より短縮
し、ネットワークの可用性を向上させる。かつ、そのと
きに、計算機のCPUの負荷を増加させない。 【解決手段】2重化されたルータの一方を現用ルータ、
他の一方を予備用ルータとして、各々同一の論理アドレ
ス(IPアドレス)と異なった物理アドレス(MACア
ドレス)とを割り当て、ネットワーク上の計算機の通信
制御装置は、この論理アドレスと物理アドレスとを保持
する。そして、この通信制御装置が、ルータを介して他
の計算機と通信するときには、現用ルータの物理アドレ
スを用いて通信する。一方、現用ルータから、ARPレ
スポンスメッセージを求めて、送信されてこないときに
は、障害が発生したものとして、予備用ルータに切り替
えて通信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルータが2重化さ
れたネットワークシステムおよびルータが2重化された
ネットワークシステムの障害対策方法に係り、ルータを
2重化して信頼性を高めるシステムであって、しかも、
無停止で運用する必要性のあるネットワークシステムに
用いて好適なネットワークシステムに関する。
れたネットワークシステムおよびルータが2重化された
ネットワークシステムの障害対策方法に係り、ルータを
2重化して信頼性を高めるシステムであって、しかも、
無停止で運用する必要性のあるネットワークシステムに
用いて好適なネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、異なるネットワークに接続する計
算機間で通信する場合に、ネットワーク間でデータを中
継し、経路選択する機器として、ルータを用いるケース
が増えてきている。
算機間で通信する場合に、ネットワーク間でデータを中
継し、経路選択する機器として、ルータを用いるケース
が増えてきている。
【0003】一般に、ルータが経路を選択するプロトコ
ル(「ルーティングプロトコル」といわれる)として
は、静的な情報としてルーティング情報を保持するスタ
ティックルーティングと、動的に情報を交換して、それ
に基づいてルーティングをおこなうダイナミックルーテ
ィングと言われる二種類の方法がある。
ル(「ルーティングプロトコル」といわれる)として
は、静的な情報としてルーティング情報を保持するスタ
ティックルーティングと、動的に情報を交換して、それ
に基づいてルーティングをおこなうダイナミックルーテ
ィングと言われる二種類の方法がある。
【0004】ところで、このようなルータで2つのネッ
トワークを接続する際に、1台のルータでネットワーク
間を接続している場合には、そのルータに障害が発生す
ると、ネットワーク間での通信ができなくなる。
トワークを接続する際に、1台のルータでネットワーク
間を接続している場合には、そのルータに障害が発生す
ると、ネットワーク間での通信ができなくなる。
【0005】このようなルータの障害に対し、ネットワ
ーク間の通信の信頼性を上げるためには、ネットワーク
間を2台のルータで接続し、通常は、一方のルータを介
して、ネットワーク間の通信をおこない、このルータに
障害が発生してメッセージの中継ができなくなった場合
には、他方のルータに経路を切り替えるという方法を取
る場合がある。
ーク間の通信の信頼性を上げるためには、ネットワーク
間を2台のルータで接続し、通常は、一方のルータを介
して、ネットワーク間の通信をおこない、このルータに
障害が発生してメッセージの中継ができなくなった場合
には、他方のルータに経路を切り替えるという方法を取
る場合がある。
【0006】このように、ルータを2重化しておいて障
害があるときに予備のルータを使おうとするときには、
ルーティングプロトコルとして、必然的にダイナミック
ルーティングを採用することになる。
害があるときに予備のルータを使おうとするときには、
ルーティングプロトコルとして、必然的にダイナミック
ルーティングを採用することになる。
【0007】このダイナミックルーティングの中で、代
表的なものとしては、RIP(Routing Information Pr
otocol)がある。RIPは、ネットワークシステムに接
続する各計算機とルータが互いに経路情報を交換し、交
換した経路情報から最短経路となる経路情報のみ取り出
し、保有するという経路制御方法を規定したプロトコル
であり、各計算機およびルータは、自分の持つ経路情報
より経路を選択してメッセージ通信をおこなう。なお、
RIPの規格は、インターネット関連組織の一つである
米国NIC(Network Information Center)が発行して
いるRFC(Request For Comments)1058に規定さ
れている。
表的なものとしては、RIP(Routing Information Pr
otocol)がある。RIPは、ネットワークシステムに接
続する各計算機とルータが互いに経路情報を交換し、交
換した経路情報から最短経路となる経路情報のみ取り出
し、保有するという経路制御方法を規定したプロトコル
であり、各計算機およびルータは、自分の持つ経路情報
より経路を選択してメッセージ通信をおこなう。なお、
RIPの規格は、インターネット関連組織の一つである
米国NIC(Network Information Center)が発行して
いるRFC(Request For Comments)1058に規定さ
れている。
【0008】RIPでは、ルータは、一周期(30秒)
ごとにネットワークに接続された他のルータに、RIP
メッセージと言う経路情報を配布している。そして、各
ルータは、最適な経路を選択し、ルーティングをおこな
っている。
ごとにネットワークに接続された他のルータに、RIP
メッセージと言う経路情報を配布している。そして、各
ルータは、最適な経路を選択し、ルーティングをおこな
っている。
【0009】ところが、ルータに障害が発生した場合で
あっても、RIPメッセージを受信してから、6周期
(180秒)は、その情報を保持して、正常時と変わり
のない動作をおこなう。したがって、予備のルータがあ
り、それと障害時に切り替えるようにしていても、最低
6周期(180秒)は、切り替えがおこなわれず、その
間、通信がおこなえなくなる。
あっても、RIPメッセージを受信してから、6周期
(180秒)は、その情報を保持して、正常時と変わり
のない動作をおこなう。したがって、予備のルータがあ
り、それと障害時に切り替えるようにしていても、最低
6周期(180秒)は、切り替えがおこなわれず、その
間、通信がおこなえなくなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術で述べた
RIPは、TCP/IPのダイナミックルーティングと
しては、現在まで、最も広く用いられてきたルーティン
グプロトコルである。しかしながら、ルータを2重化し
ていても、ルータに障害が発生してから経路を切り替る
までには、少なくとも180秒間かかり、その間は、通
信が途絶するという問題点があった。
RIPは、TCP/IPのダイナミックルーティングと
しては、現在まで、最も広く用いられてきたルーティン
グプロトコルである。しかしながら、ルータを2重化し
ていても、ルータに障害が発生してから経路を切り替る
までには、少なくとも180秒間かかり、その間は、通
信が途絶するという問題点があった。
【0011】このように、ルータに障害が発生してから
経路を切替をするまでの時間を、短縮し、通信が途絶す
る時間を短縮する方法としては、例えば、以下の方法が
考えられている。
経路を切替をするまでの時間を、短縮し、通信が途絶す
る時間を短縮する方法としては、例えば、以下の方法が
考えられている。
【0012】先ず、ネットワーク上にある全てのルータ
の論理アドレスと、そのルータを経由してたどり着くあ
て先ネットワークアドレス(ネットワーク全体で、一つ
のアドレスを対応させたもの)とを対応付けして、予め
計算機のメモリに登録しておく。1つのあて先ネットワ
ークに対しては、登録して有るルータの中から特定の1
台のルータを使用してメッセージを中継し、同時に、計
算機から、このルータあてに、RFC792で標準化さ
れているICMPエコーリクエストメッセージ(TCP
/IPでは、Pingというコマンドで定義されてい
る)を周期的に送信する。
の論理アドレスと、そのルータを経由してたどり着くあ
て先ネットワークアドレス(ネットワーク全体で、一つ
のアドレスを対応させたもの)とを対応付けして、予め
計算機のメモリに登録しておく。1つのあて先ネットワ
ークに対しては、登録して有るルータの中から特定の1
台のルータを使用してメッセージを中継し、同時に、計
算機から、このルータあてに、RFC792で標準化さ
れているICMPエコーリクエストメッセージ(TCP
/IPでは、Pingというコマンドで定義されてい
る)を周期的に送信する。
【0013】そして、そのルータより、ICMPエコー
リクエストメッセージに対するICMPエコーリプライ
メッセージが送信されてくるかを一定時間待ち、ICM
Pエコーリプライメッセージを受信しない場合、そのル
ータに障害が発生したと判断して、予めメモリに登録し
ておいた他のルータに中継ルータを切り替え、メッセー
ジの通信を継続する。
リクエストメッセージに対するICMPエコーリプライ
メッセージが送信されてくるかを一定時間待ち、ICM
Pエコーリプライメッセージを受信しない場合、そのル
ータに障害が発生したと判断して、予めメモリに登録し
ておいた他のルータに中継ルータを切り替え、メッセー
ジの通信を継続する。
【0014】この方法によれば、例えば、15秒おきに
ICMPエコーリクエストメッセージを送信し、送信
後、10秒間ICMPエコーリプライメッセージを待
つ。そして、10秒待ってもICMPエコーリプライメ
ッセージを受信しない場合には、ICMPエコーリクエ
ストメッセージを送ったルータに障害が発生したと判断
して、他のルータに中継ルータを切り替える。このよう
にすると、経路切替時間は、ルータ障害発生から、25
秒で終了することができる。
ICMPエコーリクエストメッセージを送信し、送信
後、10秒間ICMPエコーリプライメッセージを待
つ。そして、10秒待ってもICMPエコーリプライメ
ッセージを受信しない場合には、ICMPエコーリクエ
ストメッセージを送ったルータに障害が発生したと判断
して、他のルータに中継ルータを切り替える。このよう
にすると、経路切替時間は、ルータ障害発生から、25
秒で終了することができる。
【0015】しかしながら、この方法は、計算機のメモ
リ上に実装された通信プログラムをCPUが解釈実行す
る形態をとるために、計算機のCPUの負荷を増加させ
るという問題点があった。
リ上に実装された通信プログラムをCPUが解釈実行す
る形態をとるために、計算機のCPUの負荷を増加させ
るという問題点があった。
【0016】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、ルータが2重化されたネッ
トワークシステムにおいて、現用のルータから予備用の
ルータに経路を切り替えるときには、その切替時間をR
IP使用時より短縮し、ネットワークの可用性を向上さ
せ、かつ、計算機のCPUの負荷を増加させることのな
いルータが2重化されたネットワークシステムおよびル
ータが2重化されたネットワークシステムの障害対策方
法を提供することにある。
されたもので、その目的は、ルータが2重化されたネッ
トワークシステムにおいて、現用のルータから予備用の
ルータに経路を切り替えるときには、その切替時間をR
IP使用時より短縮し、ネットワークの可用性を向上さ
せ、かつ、計算機のCPUの負荷を増加させることのな
いルータが2重化されたネットワークシステムおよびル
ータが2重化されたネットワークシステムの障害対策方
法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のルータが2重化されたネットワークシステ
ムに係る発明の構成は、一つ以上のネットワークをルー
タを介して接続し、しかも、そのルータが2重化された
ネットワークシステムにおいて、前記ネットワークに接
続された計算機は、通信制御装置を有し、この計算機
は、各々有する通信制御装置によって通信し、また、前
記2重化されたルータは、一方を現用ルータ、他の一方
を予備用ルータとして、各々同一の論理アドレスと、異
なった物理アドレスとが割り当てられ、前記通信制御装
置は、前記2重化されたルータの論理アドレスと物理ア
ドレスとを保持する手段を有し、この通信制御装置が、
ルータを介して他の計算機と通信するときには、前記現
用ルータの物理アドレスを用いて通信し、2重化された
ルータに対して、周期的に論理アドレスから物理アドレ
スを求めるリクエストメッセージを送信し、その送信し
たリクエストメッセージの返答となるレスポンスメッセ
ージが、ルータから送信されてくるか否かを、2重化さ
れた各々のルータに対して監視し、ルータからレスポン
スメッセージが送信されてこないときには、そのルータ
に障害が発生したものとして、もし、前記現用ルータに
障害が発生したとされたときには、ルータを介して他の
計算機と通信するときに、前記予備用ルータの物理アド
レスを用いて通信するように切り替えるようにしたもの
である。
に、本発明のルータが2重化されたネットワークシステ
ムに係る発明の構成は、一つ以上のネットワークをルー
タを介して接続し、しかも、そのルータが2重化された
ネットワークシステムにおいて、前記ネットワークに接
続された計算機は、通信制御装置を有し、この計算機
は、各々有する通信制御装置によって通信し、また、前
記2重化されたルータは、一方を現用ルータ、他の一方
を予備用ルータとして、各々同一の論理アドレスと、異
なった物理アドレスとが割り当てられ、前記通信制御装
置は、前記2重化されたルータの論理アドレスと物理ア
ドレスとを保持する手段を有し、この通信制御装置が、
ルータを介して他の計算機と通信するときには、前記現
用ルータの物理アドレスを用いて通信し、2重化された
ルータに対して、周期的に論理アドレスから物理アドレ
スを求めるリクエストメッセージを送信し、その送信し
たリクエストメッセージの返答となるレスポンスメッセ
ージが、ルータから送信されてくるか否かを、2重化さ
れた各々のルータに対して監視し、ルータからレスポン
スメッセージが送信されてこないときには、そのルータ
に障害が発生したものとして、もし、前記現用ルータに
障害が発生したとされたときには、ルータを介して他の
計算機と通信するときに、前記予備用ルータの物理アド
レスを用いて通信するように切り替えるようにしたもの
である。
【0018】より詳しくは、上記ルータが2重化された
ネットワークシステムにおいて、前記通信制御装置が、
前記2重化されたルータに割り当てられる論理アドレス
と物理アドレスとを、計算機より受け取って、それらを
2重化されたルータの論理アドレスと物理アドレスとを
保持する手段に設定するようにしたものである。
ネットワークシステムにおいて、前記通信制御装置が、
前記2重化されたルータに割り当てられる論理アドレス
と物理アドレスとを、計算機より受け取って、それらを
2重化されたルータの論理アドレスと物理アドレスとを
保持する手段に設定するようにしたものである。
【0019】また別に詳しくは、ルータが2重化された
ネットワークシステムにおいて、前記通信制御装置が、
前記2重化されたルータに割り当てられる論理アドレス
と物理アドレスとを、2重化されたルータ各々に対して
送信される前記論理アドレスから物理アドレスを求める
リクエストメッセージの返答となるレスポンスメッセー
ジから得て、それらを2重化されたルータの論理アドレ
スと物理アドレスとを保持する手段に設定するようにし
たものである。
ネットワークシステムにおいて、前記通信制御装置が、
前記2重化されたルータに割り当てられる論理アドレス
と物理アドレスとを、2重化されたルータ各々に対して
送信される前記論理アドレスから物理アドレスを求める
リクエストメッセージの返答となるレスポンスメッセー
ジから得て、それらを2重化されたルータの論理アドレ
スと物理アドレスとを保持する手段に設定するようにし
たものである。
【0020】さらに詳しくは、上記ルータが2重化され
たネットワークシステムにおいて、前記現用ルータに障
害が発生されたときには、前記予備用ルータを新たな現
用ルータとし、現用ルータを取換えて、新たな予備用ル
ータとして、前記通信制御装置が、2重化されたルータ
の論理アドレスと物理アドレスとを保持する手段に、前
記新たな現用ルータと前記新たな予備用ルータとに割り
当てられる論理アドレスと物理アドレスとを、それぞれ
設定するようにしたものである。
たネットワークシステムにおいて、前記現用ルータに障
害が発生されたときには、前記予備用ルータを新たな現
用ルータとし、現用ルータを取換えて、新たな予備用ル
ータとして、前記通信制御装置が、2重化されたルータ
の論理アドレスと物理アドレスとを保持する手段に、前
記新たな現用ルータと前記新たな予備用ルータとに割り
当てられる論理アドレスと物理アドレスとを、それぞれ
設定するようにしたものである。
【0021】またより具体的に詳しくは、上記ルータが
2重化されたネットワークシステムにおいて、前記物理
アドレスが、MAC(Media Access Control)アドレス
であり、前記論理アドレスが、IP(Internet Protoco
l)アドレスであり、前記論理アドレスから、物理アド
レスを求めるリクエストメッセージが、ARP(Addres
s Resolution Protocol)リクエストメッセージで、そ
の返答となるレスポンスメッセージが、ARPレスポン
スメッセージであるようにしたものである。
2重化されたネットワークシステムにおいて、前記物理
アドレスが、MAC(Media Access Control)アドレス
であり、前記論理アドレスが、IP(Internet Protoco
l)アドレスであり、前記論理アドレスから、物理アド
レスを求めるリクエストメッセージが、ARP(Addres
s Resolution Protocol)リクエストメッセージで、そ
の返答となるレスポンスメッセージが、ARPレスポン
スメッセージであるようにしたものである。
【0022】上記目的を達成するために、本発明のルー
タが2重化されたネットワークシステムの障害対策方法
に係る発明の構成は、一つ以上のネットワークをルータ
を介して接続し、しかも、そのルータが2重化されたネ
ットワークシステムの障害対策方法において、前記ネッ
トワークに接続された計算機は、通信制御装置を有し、
この計算機は、各々有する通信制御装置によって通信
し、また、前記2重化されたルータは、一方を現用ルー
タ、他の一方を予備用ルータとして、各々同一の論理ア
ドレスと、異なった物理アドレスとが割り当てられ、前
記通信制御装置は、前記2重化されたルータの論理アド
レスと物理アドレスとを保持する手段を有し、この通信
制御装置が、ルータを介して他の計算機と通信するとき
には、前記現用ルータの物理アドレスを用いて通信し、
2重化されたルータに対して、周期的に論理アドレスか
ら物理アドレスを求めるリクエストメッセージを送信
し、その送信したリクエストメッセージの返答となるレ
スポンスメッセージが、ルータから送信されてくるか否
かを、2重化された各々のルータに対して監視し、ルー
タからレスポンスメッセージが送信されてこないときに
は、そのルータに障害が発生したものとして、もし、前
記現用ルータに障害が発生したとされたときには、ルー
タを介して他の計算機と通信するときに、前記予備用ル
ータの物理アドレスを用いて通信するように切り替える
ようにしたものである。
タが2重化されたネットワークシステムの障害対策方法
に係る発明の構成は、一つ以上のネットワークをルータ
を介して接続し、しかも、そのルータが2重化されたネ
ットワークシステムの障害対策方法において、前記ネッ
トワークに接続された計算機は、通信制御装置を有し、
この計算機は、各々有する通信制御装置によって通信
し、また、前記2重化されたルータは、一方を現用ルー
タ、他の一方を予備用ルータとして、各々同一の論理ア
ドレスと、異なった物理アドレスとが割り当てられ、前
記通信制御装置は、前記2重化されたルータの論理アド
レスと物理アドレスとを保持する手段を有し、この通信
制御装置が、ルータを介して他の計算機と通信するとき
には、前記現用ルータの物理アドレスを用いて通信し、
2重化されたルータに対して、周期的に論理アドレスか
ら物理アドレスを求めるリクエストメッセージを送信
し、その送信したリクエストメッセージの返答となるレ
スポンスメッセージが、ルータから送信されてくるか否
かを、2重化された各々のルータに対して監視し、ルー
タからレスポンスメッセージが送信されてこないときに
は、そのルータに障害が発生したものとして、もし、前
記現用ルータに障害が発生したとされたときには、ルー
タを介して他の計算機と通信するときに、前記予備用ル
ータの物理アドレスを用いて通信するように切り替える
ようにしたものである。
【0023】より詳しくは、上記ルータが2重化された
ネットワークシステムの障害対策方法において、前記通
信制御装置が、前記2重化されたルータに割り当てられ
る論理アドレスと物理アドレスとを、計算機より受け取
って、それらを2重化されたルータの論理アドレスと物
理アドレスとを保持する手段に設定するようにしたもの
である。
ネットワークシステムの障害対策方法において、前記通
信制御装置が、前記2重化されたルータに割り当てられ
る論理アドレスと物理アドレスとを、計算機より受け取
って、それらを2重化されたルータの論理アドレスと物
理アドレスとを保持する手段に設定するようにしたもの
である。
【0024】また別に詳しくは、ルータが2重化された
ネットワークシステムの障害対策方法において、前記通
信制御装置が、前記2重化されたルータに割り当てられ
る論理アドレスと物理アドレスとを、2重化されたルー
タ各々に対して送信される前記論理アドレスから物理ア
ドレスを求めるリクエストメッセージの返答となるレス
ポンスメッセージから得て、それらを2重化されたルー
タの論理アドレスと物理アドレスとを保持する手段に設
定するようにしたものである。
ネットワークシステムの障害対策方法において、前記通
信制御装置が、前記2重化されたルータに割り当てられ
る論理アドレスと物理アドレスとを、2重化されたルー
タ各々に対して送信される前記論理アドレスから物理ア
ドレスを求めるリクエストメッセージの返答となるレス
ポンスメッセージから得て、それらを2重化されたルー
タの論理アドレスと物理アドレスとを保持する手段に設
定するようにしたものである。
【0025】さらに詳しくは、ルータが2重化されたネ
ットワークシステムの障害対策方法において、前記現用
ルータに障害が発生されたときには、前記予備用ルータ
を新たな現用ルータとし、現用ルータを取換えて、新た
な予備用ルータとして、前記通信制御装置が、2重化さ
れたルータの論理アドレスと物理アドレスとを保持する
手段に、前記新たな現用ルータと前記新たな予備用ルー
タとに割り当てられる論理アドレスと物理アドレスと
を、それぞれ設定するようにしたものである。
ットワークシステムの障害対策方法において、前記現用
ルータに障害が発生されたときには、前記予備用ルータ
を新たな現用ルータとし、現用ルータを取換えて、新た
な予備用ルータとして、前記通信制御装置が、2重化さ
れたルータの論理アドレスと物理アドレスとを保持する
手段に、前記新たな現用ルータと前記新たな予備用ルー
タとに割り当てられる論理アドレスと物理アドレスと
を、それぞれ設定するようにしたものである。
【0026】より具体的に詳しくは、ルータが2重化さ
れたネットワークシステムの障害対策方法において、前
記物理アドレスが、MAC(Media Access Control)ア
ドレスであり、前記論理アドレスが、IP(Internet P
rotocol)アドレスであり、前記論理アドレスから、物
理アドレスを求めるリクエストメッセージが、ARP
(Address Resolution Protocol)リクエストメッセー
ジで、その返答となるレスポンスメッセージが、ARP
レスポンスメッセージであるようにしたものである。
れたネットワークシステムの障害対策方法において、前
記物理アドレスが、MAC(Media Access Control)ア
ドレスであり、前記論理アドレスが、IP(Internet P
rotocol)アドレスであり、前記論理アドレスから、物
理アドレスを求めるリクエストメッセージが、ARP
(Address Resolution Protocol)リクエストメッセー
ジで、その返答となるレスポンスメッセージが、ARP
レスポンスメッセージであるようにしたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る各実施形態
を、図1ないし図19を用いて説明する。
を、図1ないし図19を用いて説明する。
【0028】〔TCP/IPに関する一般的事項〕先
ず、本発明の実施形態の理解を容易にするために、図2
ないし図4を用いてTCP/IPの一般的事項について
簡単に説明する。最初に、図2を用いてIPアドレスの
概念から説明する。図2は、IPアドレスの各クラスの
形態を模式的に示した図である。
ず、本発明の実施形態の理解を容易にするために、図2
ないし図4を用いてTCP/IPの一般的事項について
簡単に説明する。最初に、図2を用いてIPアドレスの
概念から説明する。図2は、IPアドレスの各クラスの
形態を模式的に示した図である。
【0029】IPアドレスとは、TCP/IPの通信規
約において、通信に参加する計算機(TCP/IPの用
語では、「ホスト」という)などのエンテティ(「ノー
ド」ともいう)に割り当てられるネットワーク上で一意
的なアドレスである。
約において、通信に参加する計算機(TCP/IPの用
語では、「ホスト」という)などのエンテティ(「ノー
ド」ともいう)に割り当てられるネットワーク上で一意
的なアドレスである。
【0030】IPアドレスは、32ビットの整数で表現
され、図2(a)に示されているように、ネットワーク
IDとホストIDで構成されている。ネットワークID
は、ネットワークを識別するIDであり、ホストID
は、そのネットワーク上でホストを識別するIDであ
る。
され、図2(a)に示されているように、ネットワーク
IDとホストIDで構成されている。ネットワークID
は、ネットワークを識別するIDであり、ホストID
は、そのネットワーク上でホストを識別するIDであ
る。
【0031】このIPアドレスには、利用するネットワ
ークの形態によってクラスが設けられていて、図1には
その内でAクラスからCクラスまでが図示されている。
IPアドレスがどのクラスに属するかは、ネットワーク
IDの先頭ビットのパターンで識別するようになってい
る。
ークの形態によってクラスが設けられていて、図1には
その内でAクラスからCクラスまでが図示されている。
IPアドレスがどのクラスに属するかは、ネットワーク
IDの先頭ビットのパターンで識別するようになってい
る。
【0032】図からわかるように、Aクラスほどホスト
IDのビット数が大きくなっており、従って、大規模な
ネットワークで用いることになる。反対に、Cクラス
は、ホストIDは、8ビットしか持っていないため、小
規模なネットワーク向きであるといえる。
IDのビット数が大きくなっており、従って、大規模な
ネットワークで用いることになる。反対に、Cクラス
は、ホストIDは、8ビットしか持っていないため、小
規模なネットワーク向きであるといえる。
【0033】上記の様に、IPアドレスは、32ビット
のビット列であったが、これを表記するために、8ビッ
ト単位で区切ってそれを10進数で表わす、いわゆるオ
クテット表示が用いられるのが、一般的になっている。
例えば、2進数のビット列で、(10000010 0
0000001 00000100 0000100
0)と表わされるIPアドレスは、「130.1.4.
8」と表記される。本明細書でも、以下このオクテット
表示を用いることにする。
のビット列であったが、これを表記するために、8ビッ
ト単位で区切ってそれを10進数で表わす、いわゆるオ
クテット表示が用いられるのが、一般的になっている。
例えば、2進数のビット列で、(10000010 0
0000001 00000100 0000100
0)と表わされるIPアドレスは、「130.1.4.
8」と表記される。本明細書でも、以下このオクテット
表示を用いることにする。
【0034】また、一つのネットワークをIPアドレス
で識別したいときには、これをネットワークアドレスて
呼び、IPアドレスの内のホストIDを0として表記す
ることにする。例えば、上記の例の「130.1.4.
8」は、Bクラスに属するので、下位16ビットがホス
トIDとなり、ネットワークアドレスは、「130.
1.0.0」となる。
で識別したいときには、これをネットワークアドレスて
呼び、IPアドレスの内のホストIDを0として表記す
ることにする。例えば、上記の例の「130.1.4.
8」は、Bクラスに属するので、下位16ビットがホス
トIDとなり、ネットワークアドレスは、「130.
1.0.0」となる。
【0035】次に、MACアドレスについて説明する。
【0036】上記のIPアドレスは、各ノードに割り振
られるアドレスであったが、このIPアドレスよりも、
より低位な立場から、割り振られる48ビットのアドレ
スが、MAC(Media Access Control)アドレスであ
る。したがって、比較して、IPアドレスは、論理的ア
ドレスであり、MACアドレスは、物理的アドレスであ
るということができる。
られるアドレスであったが、このIPアドレスよりも、
より低位な立場から、割り振られる48ビットのアドレ
スが、MAC(Media Access Control)アドレスであ
る。したがって、比較して、IPアドレスは、論理的ア
ドレスであり、MACアドレスは、物理的アドレスであ
るということができる。
【0037】さて、通信プロトコルを説明するための著
名なモデルとして、OSI(Open Systems Interconnec
tion)参照モデルがある。ここでは、図3を用いて、こ
のOSI参照モデルによるTCP/IPでの通信規約と
上記のIPアドレスとMACアドレスの関係について概
説することにしよう。図3は、OSI参照モデルとTC
P/IPの通信プロトコルの関係を示す模式図である。
名なモデルとして、OSI(Open Systems Interconnec
tion)参照モデルがある。ここでは、図3を用いて、こ
のOSI参照モデルによるTCP/IPでの通信規約と
上記のIPアドレスとMACアドレスの関係について概
説することにしよう。図3は、OSI参照モデルとTC
P/IPの通信プロトコルの関係を示す模式図である。
【0038】OSI参照モデルは、図3(a)に示され
る様に通信機能を階層的にモデルとして表わしたもので
あり、下位になるほどより物理的な機能を担う層であ
り、上位は、より論理的な機能を担う層である。このモ
デルの各層は、特定のサービスを上位層に提供し、特定
のサービスを下位層より受け取る。
る様に通信機能を階層的にモデルとして表わしたもので
あり、下位になるほどより物理的な機能を担う層であ
り、上位は、より論理的な機能を担う層である。このモ
デルの各層は、特定のサービスを上位層に提供し、特定
のサービスを下位層より受け取る。
【0039】このOSI参照モデルを、TCP/IPの
通信規約にあてはめると、図3(b)に示されるように
なる。OSI参照モデルで、第5層から第7層に該当す
るのが、上位層に属するTelnet(仮想端末機
能)、FTP(ファイル転送)などの通信サービスであ
る。
通信規約にあてはめると、図3(b)に示されるように
なる。OSI参照モデルで、第5層から第7層に該当す
るのが、上位層に属するTelnet(仮想端末機
能)、FTP(ファイル転送)などの通信サービスであ
る。
【0040】その下が、第4層のトランスポート層のプ
ロトコルで、TCP(TransmitionControl Protocol)
とUDP(User Datagram Protocol)という通信プロト
コルである。また、その下は、第3層のネットワーク層
のプロトコルは、IPプロトコルである。(この層をT
CP/IPの用語で、インターネット層ということがあ
る。) 最下層は、電気的な規格や物理的な通信路の確立に関す
るものであり、代表的な規格としては、イーサネット
(Erthenet)がある。(この層をTCP/IPの用語
で、ネットワーク・インターフェース層ということがあ
る。)本明細書の説明でも、イーサネットで通信をおこ
なうものとして説明する。
ロトコルで、TCP(TransmitionControl Protocol)
とUDP(User Datagram Protocol)という通信プロト
コルである。また、その下は、第3層のネットワーク層
のプロトコルは、IPプロトコルである。(この層をT
CP/IPの用語で、インターネット層ということがあ
る。) 最下層は、電気的な規格や物理的な通信路の確立に関す
るものであり、代表的な規格としては、イーサネット
(Erthenet)がある。(この層をTCP/IPの用語
で、ネットワーク・インターフェース層ということがあ
る。)本明細書の説明でも、イーサネットで通信をおこ
なうものとして説明する。
【0041】さて、実際に通信が行われる場合の仕組み
について説明すると、図3(c)に示されるように、送
信のときに、下位層にデータを渡して、下位層では、そ
の層のヘッダ情報を付け、逆に、受信のときには、その
層のヘッダを解析して、上位層に渡すようになってい
る。
について説明すると、図3(c)に示されるように、送
信のときに、下位層にデータを渡して、下位層では、そ
の層のヘッダ情報を付け、逆に、受信のときには、その
層のヘッダを解析して、上位層に渡すようになってい
る。
【0042】具体的にいうと、最下層では、通信の対象
は、イーサネットフレームを受け取る。先頭には、イー
サネットヘッダがあり、あて先のMACアドレスと送信
元のMACアドレスとそのフレームのタイプを示すフレ
ームタイプが含まれている。その後は、この層からみた
ときのイーサネットデータとなる。一つ上の層のIPプ
ロトコルでは、下の層のイーサネットデータを、この層
では、IPデータグラムといい、IPヘッダとIPデー
タとからなる。そして、IPヘッダには、あて先のIP
アドレスと送信元のIPアドレスとプロトコルのタイプ
を示すプロトコルタイプとが含まれている。
は、イーサネットフレームを受け取る。先頭には、イー
サネットヘッダがあり、あて先のMACアドレスと送信
元のMACアドレスとそのフレームのタイプを示すフレ
ームタイプが含まれている。その後は、この層からみた
ときのイーサネットデータとなる。一つ上の層のIPプ
ロトコルでは、下の層のイーサネットデータを、この層
では、IPデータグラムといい、IPヘッダとIPデー
タとからなる。そして、IPヘッダには、あて先のIP
アドレスと送信元のIPアドレスとプロトコルのタイプ
を示すプロトコルタイプとが含まれている。
【0043】同様に、その上の層のTCPプロトコルで
は、IPデータは、TCPヘッダとTCPデータとから
なる。
は、IPデータは、TCPヘッダとTCPデータとから
なる。
【0044】この様に、各層ではその層のヘッダの処理
をおこなうようように、仕様が定められていて、通信の
一貫性と各層での処理のモジュール化が図られている。
をおこなうようように、仕様が定められていて、通信の
一貫性と各層での処理のモジュール化が図られている。
【0045】次に、図4を用いてARP(Address Reso
lution Protocol)プロトコルについて説明しよう。図
4は、ARPの仕組みを説明する模式図である。
lution Protocol)プロトコルについて説明しよう。図
4は、ARPの仕組みを説明する模式図である。
【0046】既に述べたように、TCP/IPの下位の
ネットワーク・インターフェース層では、通信のノード
のアドレスをMACアドレスとして、その上位にあたる
インターネット層では、IPアドレスとして認識する。
そして、IPアドレスによって相手を指定して通信をお
こなう際にも、イーサネットフレームを組み立てるの
で、MACアドレスとIPアドレスの両者が必要であ
る。ところが、通常、通信に参加するホストは、相手の
IPアドレスを認識していても、MACアドレスを認識
していない。そのために、IPアドレスからMACアド
レスを知るためのプロトコルが、ARPである。このA
RPに使われるメッセージには、ARPリクエストメッ
セージとARPレスポンスメッセージの二種類が有る。
ネットワーク・インターフェース層では、通信のノード
のアドレスをMACアドレスとして、その上位にあたる
インターネット層では、IPアドレスとして認識する。
そして、IPアドレスによって相手を指定して通信をお
こなう際にも、イーサネットフレームを組み立てるの
で、MACアドレスとIPアドレスの両者が必要であ
る。ところが、通常、通信に参加するホストは、相手の
IPアドレスを認識していても、MACアドレスを認識
していない。そのために、IPアドレスからMACアド
レスを知るためのプロトコルが、ARPである。このA
RPに使われるメッセージには、ARPリクエストメッ
セージとARPレスポンスメッセージの二種類が有る。
【0047】ここで、図4に示されるネットワーク構成
のシステムがあったとする。
のシステムがあったとする。
【0048】(1)ノードAがノードCと通信をおこな
いたいとする。CのIPアドレスは、160.160.
0.3なので、あて先のIPアドレスは、160.16
0.0.3である。
いたいとする。CのIPアドレスは、160.160.
0.3なので、あて先のIPアドレスは、160.16
0.0.3である。
【0049】(2)ノードAは、先ず、ノードBのMA
Cアドレスを入手するために、ARPリクエストメッセ
ージをネットワーク上にブロードキャストする。このメ
ッセージの中には、ターゲットとなるIPアドレスであ
る160.160.0.3が含まれている。
Cアドレスを入手するために、ARPリクエストメッセ
ージをネットワーク上にブロードキャストする。このメ
ッセージの中には、ターゲットとなるIPアドレスであ
る160.160.0.3が含まれている。
【0050】(3)同一セグメント(ここでは、ルータ
を越えない上の部分)上のノードであるノードB、ノー
ドC、ルータは、ブロードキャストされたメッセージを
受け取り、その内容を解析する。
を越えない上の部分)上のノードであるノードB、ノー
ドC、ルータは、ブロードキャストされたメッセージを
受け取り、その内容を解析する。
【0051】(4)ノードBは、ターゲットとなるIP
アドレスである160.160.0.3と自分のアドレ
スは、一致しないのでなにもしない。ルータも同様であ
る。
アドレスである160.160.0.3と自分のアドレ
スは、一致しないのでなにもしない。ルータも同様であ
る。
【0052】ノードCは、ターゲットとなるIPアドレ
スである160.160.0.3と自分のアドレスが一
致するので、ARPレスポンスメッセージをノードAに
返送する。このARPレスポンスメッセージには、ノー
ドBのMACアドレス0900.0420.1111が
含まれている。
スである160.160.0.3と自分のアドレスが一
致するので、ARPレスポンスメッセージをノードAに
返送する。このARPレスポンスメッセージには、ノー
ドBのMACアドレス0900.0420.1111が
含まれている。
【0053】(5)ノードAは、返送されたARPレス
ポンスメッセージによって、あて先のノードBのMAC
アドレスを知ることができる。
ポンスメッセージによって、あて先のノードBのMAC
アドレスを知ることができる。
【0054】上記の説明では、ルータもARPリクエス
トメッセージを受け取る対象になっている。ルータも、
両端にIPアドレスとMACアドレスを一対づつ持ち、
該当するときには、ARPレスポンスメッセージを返す
ことがあるのに注意しておこう。これは、ルータを越え
た通信をおこなう場合には、ルータのMACアドレスを
知る必要があるからである。
トメッセージを受け取る対象になっている。ルータも、
両端にIPアドレスとMACアドレスを一対づつ持ち、
該当するときには、ARPレスポンスメッセージを返す
ことがあるのに注意しておこう。これは、ルータを越え
た通信をおこなう場合には、ルータのMACアドレスを
知る必要があるからである。
【0055】〔実施形態1〕以下、本発明に係る第一の
実施形態を図1、図5ないし図11を用いて説明する。
実施形態を図1、図5ないし図11を用いて説明する。
【0056】(I)ネットワーク構成とIPアドレスお
よびMACアドレスの割当て 先ず、図5を用いて本発明の第一の実施形態に係るネッ
トワーク構成とIPアドレスおよびMACアドレスの割
当てについて説明する。図5は、本発明の一実施形態に
係るネットワークシステムの構成を表わす模式図であ
る。
よびMACアドレスの割当て 先ず、図5を用いて本発明の第一の実施形態に係るネッ
トワーク構成とIPアドレスおよびMACアドレスの割
当てについて説明する。図5は、本発明の一実施形態に
係るネットワークシステムの構成を表わす模式図であ
る。
【0057】本実施形態では、ネットワーク・インター
フェース層の通信規格としては、イーサネットを使用し
た場合を考え、その上位層のプロトコルとして、各ホス
トは、TCP/IPでメッセージ通信をおこなうものと
する。
フェース層の通信規格としては、イーサネットを使用し
た場合を考え、その上位層のプロトコルとして、各ホス
トは、TCP/IPでメッセージ通信をおこなうものと
する。
【0058】このネットワークシステムは、図5に示さ
れるように伝送路Aと伝送路Bが、ルータαとルータβ
を介して接続されている。そして、伝送路Aには、計算
機a1、計算機a2、…、計算機amが接続されてい
る。一方の伝送路Bには、計算機b1、計算機b2、
…、計算機bnが接続されている。またここで、伝送路
A側のネットワークをセグメントA、伝送路B側のネッ
トワークをセグメントBともいうことにする。
れるように伝送路Aと伝送路Bが、ルータαとルータβ
を介して接続されている。そして、伝送路Aには、計算
機a1、計算機a2、…、計算機amが接続されてい
る。一方の伝送路Bには、計算機b1、計算機b2、
…、計算機bnが接続されている。またここで、伝送路
A側のネットワークをセグメントA、伝送路B側のネッ
トワークをセグメントBともいうことにする。
【0059】各計算機は、CPU12、メモリ13、通
信制御装置11で構成されていて、これらの各要素がシ
ステムバス14で接続されている。
信制御装置11で構成されていて、これらの各要素がシ
ステムバス14で接続されている。
【0060】さてここで、セグメントA側のネットワー
クアドレスを、160.160.0.0とし、セグメン
トB側のネットワークアドレスを、160.161.
0.0としよう。
クアドレスを、160.160.0.0とし、セグメン
トB側のネットワークアドレスを、160.161.
0.0としよう。
【0061】そして、各計算機には、以下の表1のよう
にIPアドレスとMACアドレスを割り当てるものとす
る。
にIPアドレスとMACアドレスを割り当てるものとす
る。
【0062】
【表1】
【0063】また、ルータは、接続されたネットワーク
の端子(これを、「インタフェース」という)ごとにI
PアドレスとMACアドレスを有している。IPアドレ
スを割り当てるときには、セグメントA側のインタフェ
ースには、セグメントAのネットワークアドレスを有す
るIPアドレスを、セグメントB側のインターフェース
には、セグメントB側のネットワークアドレスを有する
IPアドレスをそれぞれ割り当てる。
の端子(これを、「インタフェース」という)ごとにI
PアドレスとMACアドレスを有している。IPアドレ
スを割り当てるときには、セグメントA側のインタフェ
ースには、セグメントAのネットワークアドレスを有す
るIPアドレスを、セグメントB側のインターフェース
には、セグメントB側のネットワークアドレスを有する
IPアドレスをそれぞれ割り当てる。
【0064】ルータα,βのIPアドレスとMACアド
レスは、それぞれ以下の表2のようになる。
レスは、それぞれ以下の表2のようになる。
【0065】
【表2】
【0066】ここで、上の表2に示されるように、ルー
タαとルータβの各インターフェースのIPアドレスの
割当てを同じものにしていることに注意しておく。
タαとルータβの各インターフェースのIPアドレスの
割当てを同じものにしていることに注意しておく。
【0067】(II)本実施形態におけるARPの動作 次に、図5ないし図9を用いて本実施形態におけるAR
Pの動作について説明する。図6は、本発明の一実施形
態に係るネットワークシステムで、計算機a1からAR
Pリクエストメッセージが発せられたときの模式図であ
る。図7は、本発明の一実施形態に係るネットワークシ
ステムで、計算機a2からARPレスポンスメッセージ
が発せられたときの模式図である。図8は、ルーティン
グテーブルの一例を示す模式図である。図9は、ARP
テーブルの一例を示す模式図である。
Pの動作について説明する。図6は、本発明の一実施形
態に係るネットワークシステムで、計算機a1からAR
Pリクエストメッセージが発せられたときの模式図であ
る。図7は、本発明の一実施形態に係るネットワークシ
ステムで、計算機a2からARPレスポンスメッセージ
が発せられたときの模式図である。図8は、ルーティン
グテーブルの一例を示す模式図である。図9は、ARP
テーブルの一例を示す模式図である。
【0068】ARPプロトコルの一般的な仕組みについ
ては、既に説明したが、本発明の実施形態を理解するた
めに、より詳細に説明することにする。
ては、既に説明したが、本発明の実施形態を理解するた
めに、より詳細に説明することにする。
【0069】各計算機a1〜am,b1〜bnは、メモ
リ13上にルーティングテーブルRTTとARPテーブ
ルARPTを有している。
リ13上にルーティングテーブルRTTとARPテーブ
ルARPTを有している。
【0070】本実施形態の係るネットワークは、図5に
示されるネットワーク構成で、表1および表2に示した
ようにIPアドレスとMACアドレスが割り当てられて
いるものとする。
示されるネットワーク構成で、表1および表2に示した
ようにIPアドレスとMACアドレスが割り当てられて
いるものとする。
【0071】図8に示されるように、ルーティングテー
ブルRTTは、あて先ネットワークアドレスRTT1と
中継ルータのIPアドレスRTT2で構成されている。
ブルRTTは、あて先ネットワークアドレスRTT1と
中継ルータのIPアドレスRTT2で構成されている。
【0072】このルーティングテーブルの意味は、あて
先ネットワークアドレスRTT1を持つIPアドレスへ
のメッセージは、中継ルータのIPアドレスRTT2に
示されるIPアドレスを持つルータに送信するというこ
とである。
先ネットワークアドレスRTT1を持つIPアドレスへ
のメッセージは、中継ルータのIPアドレスRTT2に
示されるIPアドレスを持つルータに送信するというこ
とである。
【0073】例えば、計算機a1が、ルーティングテー
ブルRTTに、図8に示される値を持っているとする
と、計算機a1は、ネットワークアドレスとして、16
0.161.0.0を持つIPアドレスあてへのメッセ
ージは、IPアドレス160.また、図9に示されるよ
うに、ARPテーブルARPTは、IPアドレスとMA
Cアドレスとを対にして構成したものであり、IPアド
レスとMACアドレスの変換表であるといえる。
ブルRTTに、図8に示される値を持っているとする
と、計算機a1は、ネットワークアドレスとして、16
0.161.0.0を持つIPアドレスあてへのメッセ
ージは、IPアドレス160.また、図9に示されるよ
うに、ARPテーブルARPTは、IPアドレスとMA
Cアドレスとを対にして構成したものであり、IPアド
レスとMACアドレスの変換表であるといえる。
【0074】例えば、図9に示される値でいうと、IP
アドレスARPT11は、160.160.0.3で、
MACアドレスARPT12は、3なので、IPアドレ
ス160.160.0.3を有するホスト(実際には、
計算機の通信制御装置11が、MACアドレスを保持し
ている)のMACアドレスは、3であるということがわ
かる。
アドレスARPT11は、160.160.0.3で、
MACアドレスARPT12は、3なので、IPアドレ
ス160.160.0.3を有するホスト(実際には、
計算機の通信制御装置11が、MACアドレスを保持し
ている)のMACアドレスは、3であるということがわ
かる。
【0075】このARPTテーブルを用いて、計算機a
1が、IPアドレス160.160.0.3のホストへ
メッセージを送信することにしよう。
1が、IPアドレス160.160.0.3のホストへ
メッセージを送信することにしよう。
【0076】このとき、先ず、計算機a1は、送信元I
Pアドレスが160.160.0.3のIPデータグラ
ムを作成する。そして、ARPテーブルを参照して、I
Pアドレス160.160.0.3に対応するMACア
ドレス3を取り出す。次に、このあてMACアドレス3
と送信するIPデータグラムとをメモリ13に格納し
て、通信制御装置11に送信起動をかける。送信起動を
受けた通信制御装置11は、メモリ13から、あて先M
ACアドレスと送信IPデータグラムとを取り込み、イ
ーサネットフレームを作成し、伝送路Aを介して作成し
たそのイーサネットフレームを計算機a3に送信する。
Pアドレスが160.160.0.3のIPデータグラ
ムを作成する。そして、ARPテーブルを参照して、I
Pアドレス160.160.0.3に対応するMACア
ドレス3を取り出す。次に、このあてMACアドレス3
と送信するIPデータグラムとをメモリ13に格納し
て、通信制御装置11に送信起動をかける。送信起動を
受けた通信制御装置11は、メモリ13から、あて先M
ACアドレスと送信IPデータグラムとを取り込み、イ
ーサネットフレームを作成し、伝送路Aを介して作成し
たそのイーサネットフレームを計算機a3に送信する。
【0077】このように例えば、計算機a1からIPア
ドレスにより他のホストに送信する場合に、ARPテー
ブルに該当するMACアドレスがあるときは良いが、該
当するMACアドレスが存在しないときには、既に述べ
たようにARPプロトコルによってMACアドレスを求
めることになる。
ドレスにより他のホストに送信する場合に、ARPテー
ブルに該当するMACアドレスがあるときは良いが、該
当するMACアドレスが存在しないときには、既に述べ
たようにARPプロトコルによってMACアドレスを求
めることになる。
【0078】例えば、計算機a1が計算機a2と通信し
たいとしよう。計算機a2のIPアドレスは、160.
160.0.2であり、このIPアドレスが計算機a1
のARPテーブルから検索できなかったとする。このと
きに、図6に示されるように計算機a1の通信制御装置
11は、ARPリクエストメッセージをネットワーク上
(ただし、セグメントAのみ)にブロードキャストし、
IPアドレス160.160.0.2に対応するMAC
アドレスを、各ホストに問い合わせる。
たいとしよう。計算機a2のIPアドレスは、160.
160.0.2であり、このIPアドレスが計算機a1
のARPテーブルから検索できなかったとする。このと
きに、図6に示されるように計算機a1の通信制御装置
11は、ARPリクエストメッセージをネットワーク上
(ただし、セグメントAのみ)にブロードキャストし、
IPアドレス160.160.0.2に対応するMAC
アドレスを、各ホストに問い合わせる。
【0079】各ホストは、このARPリクエストメッセ
ージを受け取って解析し、自らのIPアドレスと異なる
ときには、なにもおこなわない。計算機a2は、ARP
リクエストメッセージのターゲットとなるIPアドレス
160.160.0.2を持つので、図7に示されるよ
うに、自らのMACアドレスである2を書き込んだAR
Pレスポンスメッセージを返信する。ARPレスポンス
メッセージのあて先のIPアドレスは、ARPリクエス
トメッセージの送信元IPアドレスになるので、当然、
ARPレスポンスメッセージのあて先は、計算機a1で
ある。
ージを受け取って解析し、自らのIPアドレスと異なる
ときには、なにもおこなわない。計算機a2は、ARP
リクエストメッセージのターゲットとなるIPアドレス
160.160.0.2を持つので、図7に示されるよ
うに、自らのMACアドレスである2を書き込んだAR
Pレスポンスメッセージを返信する。ARPレスポンス
メッセージのあて先のIPアドレスは、ARPリクエス
トメッセージの送信元IPアドレスになるので、当然、
ARPレスポンスメッセージのあて先は、計算機a1で
ある。
【0080】計算機a1は、ARPレスポンスメッセー
ジを受信すると、受信したARPレスポンスメッセージ
に書き込まれたさがしていたMACアドレス(計算機a
2の通信制御装置のMACアドレスである2)を読み込
んで、自分のARPテーブルにIPアドレス160.1
60.0.2に対応付けして登録し、その後、必要なら
ば、そのMACアドレスを用いてイーサネットフレーム
を組み立てて通信をおこなう。
ジを受信すると、受信したARPレスポンスメッセージ
に書き込まれたさがしていたMACアドレス(計算機a
2の通信制御装置のMACアドレスである2)を読み込
んで、自分のARPテーブルにIPアドレス160.1
60.0.2に対応付けして登録し、その後、必要なら
ば、そのMACアドレスを用いてイーサネットフレーム
を組み立てて通信をおこなう。
【0081】(III)本実施形態におけるネットワーク
システムの動作 次に、上記の前提事項を基にして、図1および図10を
用いて本実施形態に係るネットワークシステムの動作に
ついて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るネ
ットワークシステムの要部拡大図である。
システムの動作 次に、上記の前提事項を基にして、図1および図10を
用いて本実施形態に係るネットワークシステムの動作に
ついて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るネ
ットワークシステムの要部拡大図である。
【0082】本発明の特徴は、ルータが二重化されてい
るところに起因する。ルータを二重化しておき、一方を
現用とし他方を予備用として、障害がおこったときに切
り替えようとするものである。
るところに起因する。ルータを二重化しておき、一方を
現用とし他方を予備用として、障害がおこったときに切
り替えようとするものである。
【0083】既に、図5により本発明に係るネットワー
クシステムの構成を示したが、このうちでルータαを現
用ルータ、ルータβを予備用ルータとする。また、誤解
の恐れのないときは、現用ルータα、予備用ルータβと
も表記することにする。
クシステムの構成を示したが、このうちでルータαを現
用ルータ、ルータβを予備用ルータとする。また、誤解
の恐れのないときは、現用ルータα、予備用ルータβと
も表記することにする。
【0084】したがって、通常、セグメントAとセグメ
ントBの中継ルータとしては、現用ルータαが使われ、
このルータになんらかの障害がおこったときには、予備
用ルータβが使われることになる。
ントBの中継ルータとしては、現用ルータαが使われ、
このルータになんらかの障害がおこったときには、予備
用ルータβが使われることになる。
【0085】(III-1)通信制御装置内に保持されるテ
ーブル 図1に示されるように、通信制御装置11は、内部メモ
リ118有していて、その中には、2重化ルータ管理テ
ーブルDRTT、IPアドレス格納テーブルIPAT、
MACアドレス格納テーブルMACATを保持してい
る。また、通常、MACアドレス格納テーブルMACA
Tは、ROM(Read Only Memory)114に保持され
る。
ーブル 図1に示されるように、通信制御装置11は、内部メモ
リ118有していて、その中には、2重化ルータ管理テ
ーブルDRTT、IPアドレス格納テーブルIPAT、
MACアドレス格納テーブルMACATを保持してい
る。また、通常、MACアドレス格納テーブルMACA
Tは、ROM(Read Only Memory)114に保持され
る。
【0086】これらのIPアドレス格納テーブルIPA
Tは、計算機a1の自らのIPアドレス160.16
0.0.1を格納している。一方、MACアドレス格納
テーブルMACATは、計算機a1の通信制御装置のM
ACアドレスである1を格納している。
Tは、計算機a1の自らのIPアドレス160.16
0.0.1を格納している。一方、MACアドレス格納
テーブルMACATは、計算機a1の通信制御装置のM
ACアドレスである1を格納している。
【0087】ここで、図10を用いて2重化ルータ管理
テーブルDRTTの構成について説明する。図10は、
2重化ルータ管理テーブルDRTTの構成を示す模式図
である。
テーブルDRTTの構成について説明する。図10は、
2重化ルータ管理テーブルDRTTの構成を示す模式図
である。
【0088】2重化ルータ管理テーブルDRTTは、2
重化されたルータを取扱うためのもので、その構成の主
要なものとしては、IPアドレス格納エリアDRTT1
とそれに対応する現用ルータに関する情報を格納する現
用ルータ管理エリアDRTT2と予備用ルータに関する
情報を格納する予備用ルータ管理エリアDRTT3があ
る。
重化されたルータを取扱うためのもので、その構成の主
要なものとしては、IPアドレス格納エリアDRTT1
とそれに対応する現用ルータに関する情報を格納する現
用ルータ管理エリアDRTT2と予備用ルータに関する
情報を格納する予備用ルータ管理エリアDRTT3があ
る。
【0089】ここで、現用ルータ管理エリアDRTT2
を例に採り説明しよう。予備用ルータ管理エリアDRT
T3は、以下の説明で「現用ルータ」というところを
「予備用ルータ」と読み変えれば良い。
を例に採り説明しよう。予備用ルータ管理エリアDRT
T3は、以下の説明で「現用ルータ」というところを
「予備用ルータ」と読み変えれば良い。
【0090】現用ルータMACアドレスDRTT21
は、このホストからのあて先となる現用ルータに割り当
てられているMACアドレスが格納される。
は、このホストからのあて先となる現用ルータに割り当
てられているMACアドレスが格納される。
【0091】現用ルータアドレス登録ビットDRTT2
3は、現用ルータMACアドレスDRTT21に現用ル
ータのMACアドレスが登録されているか否かを示すビ
ットであり、このエリアに現用ルータMACアドレスが
登録済のときは1であり、未登録の場合は0である。
3は、現用ルータMACアドレスDRTT21に現用ル
ータのMACアドレスが登録されているか否かを示すビ
ットであり、このエリアに現用ルータMACアドレスが
登録済のときは1であり、未登録の場合は0である。
【0092】現用ルータARPレスポンス受信管理ビッ
トDRTT24は、現用ルータからARPレスポンスメ
ッセージの受信を管理するためのビットであり、現用ル
ータからの受信待ち状態の場合は1であり、現用ルータ
からのARPレスポンスメッセージを受信済の場合は0
である。現用ルータ障害表示ビットDRTT25は、現
用ルータに障害が検知されたか否かをしめすためのビッ
トであり、現用ルータの障害を検知すると1とし、検知
してないときは0とする。
トDRTT24は、現用ルータからARPレスポンスメ
ッセージの受信を管理するためのビットであり、現用ル
ータからの受信待ち状態の場合は1であり、現用ルータ
からのARPレスポンスメッセージを受信済の場合は0
である。現用ルータ障害表示ビットDRTT25は、現
用ルータに障害が検知されたか否かをしめすためのビッ
トであり、現用ルータの障害を検知すると1とし、検知
してないときは0とする。
【0093】さて、この計算機a1は、セグメントAに
属しているので、ルータαとルータβのセグメントA側
のインターフェースを通じてルーティングされる。した
がって、2重化ルータ管理テーブルDRTTのIPアド
レスを登録するエリアであるIPアドレスDRTT1に
は、160.160.1.1が格納され、現用ルータの
MACアドレスを登録するエリアである現用MACアド
レスDRTT21には、m+n+1、また、予備用ルー
タのMACアドレスを登録するエリアである予備用MA
CアドレスDRTT31には、m+n+3をそれぞれ格
納する。
属しているので、ルータαとルータβのセグメントA側
のインターフェースを通じてルーティングされる。した
がって、2重化ルータ管理テーブルDRTTのIPアド
レスを登録するエリアであるIPアドレスDRTT1に
は、160.160.1.1が格納され、現用ルータの
MACアドレスを登録するエリアである現用MACアド
レスDRTT21には、m+n+1、また、予備用ルー
タのMACアドレスを登録するエリアである予備用MA
CアドレスDRTT31には、m+n+3をそれぞれ格
納する。
【0094】なお、一般に、現用ルータα、予備用ルー
タβのIPアドレスとMACアドレスおよび計算機a1
のIPアドレスは、システム管理者が予めシステムの稼
働前に、システム情報として設定しておく。
タβのIPアドレスとMACアドレスおよび計算機a1
のIPアドレスは、システム管理者が予めシステムの稼
働前に、システム情報として設定しておく。
【0095】そして、計算機a1は、その立ち上げの処
理時に、それらを取りだして、通信制御装置11の内部
メモリ118にある2重化ルータ管理テーブルDRTT
とIPアドレス格納テーブルIPATに登録する。
理時に、それらを取りだして、通信制御装置11の内部
メモリ118にある2重化ルータ管理テーブルDRTT
とIPアドレス格納テーブルIPATに登録する。
【0096】(III-2)通常のデータ送信のルーティン
グ 通信制御装置11は、CPU12から通信起動を受ける
と、ルーティングのために現用ルータαを用いる。例え
ば、ルータを越えて、セグメントBのネットワークに属
する計算機b1に対して通信をおこないたいとする。計
算機b1のIPアドレスは、160.161.0.1で
あった。このとき、図4に示したように、イーサネット
フレームの先頭のあて先MACアドレスには、2重化ル
ータ管理テーブルDRTTに格納された現用ルータαの
MACアドレスm+n+1を用いる。また、データとな
るIPデータグラムのあて先IPアドレスには、計算機
b1のIPアドレス160.161.0.1をセットす
る。
グ 通信制御装置11は、CPU12から通信起動を受ける
と、ルーティングのために現用ルータαを用いる。例え
ば、ルータを越えて、セグメントBのネットワークに属
する計算機b1に対して通信をおこないたいとする。計
算機b1のIPアドレスは、160.161.0.1で
あった。このとき、図4に示したように、イーサネット
フレームの先頭のあて先MACアドレスには、2重化ル
ータ管理テーブルDRTTに格納された現用ルータαの
MACアドレスm+n+1を用いる。また、データとな
るIPデータグラムのあて先IPアドレスには、計算機
b1のIPアドレス160.161.0.1をセットす
る。
【0097】現用ルータαは、送信されたイーサネット
フレームのあて先を見て、自分あてのイーサネットフレ
ームであることを知り、そのIPデータグラムを解析す
る。IPデータグラムに属するあて先IPアドレスを見
て、セグメントBにデータを流せば良いことが分かるの
で、このデータをセグメントBに流すことになる。
フレームのあて先を見て、自分あてのイーサネットフレ
ームであることを知り、そのIPデータグラムを解析す
る。IPデータグラムに属するあて先IPアドレスを見
て、セグメントBにデータを流せば良いことが分かるの
で、このデータをセグメントBに流すことになる。
【0098】(III-3)ARPリクエストメッセージの
送信 通信制御装置11は、内部にタイマを持ち、一定周期T
q毎に、現用ルータαと予備用ルータβにARPリクエ
ストメッセージを送信する。
送信 通信制御装置11は、内部にタイマを持ち、一定周期T
q毎に、現用ルータαと予備用ルータβにARPリクエ
ストメッセージを送信する。
【0099】ARPメッセージのフォーマットは、主要
なエリアとして、送信元MACアドレス、送信元IPア
ドレス、あて先MACアドレス、あて先IPアドレスを
格納するエリアがある。
なエリアとして、送信元MACアドレス、送信元IPア
ドレス、あて先MACアドレス、あて先IPアドレスを
格納するエリアがある。
【0100】ARPリクエストメッセージは、あて先M
ACアドレスのエリアに、求めたいIPアドレスを有す
るノードのMACアドレスが格納される。ここでは、現
用ルータαに対しては、通信制御装置11の内部メモリ
118に格納されたDRTTのMACアドレスm+n+
1を用いて、また、予備用ルータβには、MACアドレ
スm+n+3を用いて、それぞれにARPリクエストメ
ッセージが発せられることになる。
ACアドレスのエリアに、求めたいIPアドレスを有す
るノードのMACアドレスが格納される。ここでは、現
用ルータαに対しては、通信制御装置11の内部メモリ
118に格納されたDRTTのMACアドレスm+n+
1を用いて、また、予備用ルータβには、MACアドレ
スm+n+3を用いて、それぞれにARPリクエストメ
ッセージが発せられることになる。
【0101】(III-4)ARPレスポンスメッセージの
受信と障害対策 通信制御装置11は、現用ルータαと予備用ルータβと
にARPリクエストメッセージを送信後、送信したAR
Pリクエストメッセージの返答となる現用ルータαと予
備用ルータβからのARPレスポンスメッセージの受信
をタイマ監視する。
受信と障害対策 通信制御装置11は、現用ルータαと予備用ルータβと
にARPリクエストメッセージを送信後、送信したAR
Pリクエストメッセージの返答となる現用ルータαと予
備用ルータβからのARPレスポンスメッセージの受信
をタイマ監視する。
【0102】監視タイマがタイムアウトする前に、周期
Tqおきに送信されるARPリクエストメッセージに対
し、現用ルータαからARPレスポンスメッセージを受
信し続けてる間は、計算機b1〜計算機bnあてにデー
タを送信するときには、現用ルータαのMACアドレス
を用いて現用ルータαに(III-2)に示したようにして
データを送信する。
Tqおきに送信されるARPリクエストメッセージに対
し、現用ルータαからARPレスポンスメッセージを受
信し続けてる間は、計算機b1〜計算機bnあてにデー
タを送信するときには、現用ルータαのMACアドレス
を用いて現用ルータαに(III-2)に示したようにして
データを送信する。
【0103】周期Tqおきに送信されるARPリクエス
トメッセージに対し、現用ルータαからARPレスポン
スメッセージの返信がなく、ARPレスポンスメッセー
ジ受信を監視するタイマがタイムアウトしたとする。
トメッセージに対し、現用ルータαからARPレスポン
スメッセージの返信がなく、ARPレスポンスメッセー
ジ受信を監視するタイマがタイムアウトしたとする。
【0104】そのときには、現用ルータαに何らかの障
害が起こったものと判断し、セグメントBの計算機b1
〜計算機bn2にデータを送信するときには、予備用ル
ータβのMACアドレスであるm+n+3を用いて、こ
れをあて先MACアドレスとしてイーサネットフレーム
を作成して、伝送路Aに流すようにする。すなわち、こ
の操作は、現用ルータαから予備用ルータβへの通信経
路を切り替えたことに該当する。
害が起こったものと判断し、セグメントBの計算機b1
〜計算機bn2にデータを送信するときには、予備用ル
ータβのMACアドレスであるm+n+3を用いて、こ
れをあて先MACアドレスとしてイーサネットフレーム
を作成して、伝送路Aに流すようにする。すなわち、こ
の操作は、現用ルータαから予備用ルータβへの通信経
路を切り替えたことに該当する。
【0105】このようにして、予備用ルータβに通信経
路を切替えた後も、通信制御装置11は、現用ルータα
と予備用ルータβあてのARPリクエストメッセージの
周期的な送信は継続する。
路を切替えた後も、通信制御装置11は、現用ルータα
と予備用ルータβあてのARPリクエストメッセージの
周期的な送信は継続する。
【0106】その後に出されたARPリクエストメッセ
ージに対して、監視タイマがタイムアウトする前に、現
用ルータαからARPレスポンスメッセージの返信を受
信したときには、現用ルータαの障害は、一時的であっ
たかまたは、回復したと判断して、再びメッセージの中
継ルータを予備用ルータ54から現用ルータ53へ切り
替える。すなわち、現用ルータαあてのMACアドレス
をあて先アドレスとして、イーサネットフレームを作っ
てセグメントBの計算機b1〜bnと交信する。それ以
降は、再び障害が起こらない限り、通信制御装置11
は、再び現用ルータαを中継ルータとしてデータを送信
することになる。
ージに対して、監視タイマがタイムアウトする前に、現
用ルータαからARPレスポンスメッセージの返信を受
信したときには、現用ルータαの障害は、一時的であっ
たかまたは、回復したと判断して、再びメッセージの中
継ルータを予備用ルータ54から現用ルータ53へ切り
替える。すなわち、現用ルータαあてのMACアドレス
をあて先アドレスとして、イーサネットフレームを作っ
てセグメントBの計算機b1〜bnと交信する。それ以
降は、再び障害が起こらない限り、通信制御装置11
は、再び現用ルータαを中継ルータとしてデータを送信
することになる。
【0107】一定回数のARPリクエストメッセージを
送っても、ARPレスポンスメッセージが返ってこない
ときには、そのルータは、回復不可能であると判断し
て、ネットワークの管理サーバのコンソールなどに表示
して、システム管理者に連絡して、障害のあったルータ
を取り換えるなどの対策をおこなうようにする。
送っても、ARPレスポンスメッセージが返ってこない
ときには、そのルータは、回復不可能であると判断し
て、ネットワークの管理サーバのコンソールなどに表示
して、システム管理者に連絡して、障害のあったルータ
を取り換えるなどの対策をおこなうようにする。
【0108】(IV)本実施形態に係る通信制御装置の構
成と動作 本発明のネットワークシステムとしての動作は、以上に
説明した通りであるが、以下では、図11を用いて上記
動作を実現するための通信制御装置の構成と動作をより
詳細に説明していこう。図11は、本発明の一実施形態
に係る通信制御装置の構成を表すブロック図である。
成と動作 本発明のネットワークシステムとしての動作は、以上に
説明した通りであるが、以下では、図11を用いて上記
動作を実現するための通信制御装置の構成と動作をより
詳細に説明していこう。図11は、本発明の一実施形態
に係る通信制御装置の構成を表すブロック図である。
【0109】(IV-1)通信制御装置11の構成と一般的
動作 ネットワークに接続される計算機は、通信制御装置を用
いて接続するのが一般的である。通常良く用いられるの
は、計算機の拡張スロットに増設するタイプで、LAN
アダプタ、イーサネットアダプタ、LANボード、ネッ
トワークインターフェースカード(NIC)などと呼ば
れる。また、CPUと同じボードに実装されることもあ
る。
動作 ネットワークに接続される計算機は、通信制御装置を用
いて接続するのが一般的である。通常良く用いられるの
は、計算機の拡張スロットに増設するタイプで、LAN
アダプタ、イーサネットアダプタ、LANボード、ネッ
トワークインターフェースカード(NIC)などと呼ば
れる。また、CPUと同じボードに実装されることもあ
る。
【0110】本実施形態に係る通信制御装置11は、イ
ンテリジェント型を想定としており、それ自身MPU
(Micro processing Unit)111を有している。この
MPUは、ROM114に格納されたプログラムに従っ
て動作する。また、ROM114には、通信制御装置1
1の動作プログラムの外に、この通信制御装置に割りあ
てられたMACアドレスを格納するMACアドレス格納
テーブルMATを保持している。
ンテリジェント型を想定としており、それ自身MPU
(Micro processing Unit)111を有している。この
MPUは、ROM114に格納されたプログラムに従っ
て動作する。また、ROM114には、通信制御装置1
1の動作プログラムの外に、この通信制御装置に割りあ
てられたMACアドレスを格納するMACアドレス格納
テーブルMATを保持している。
【0111】伝送回路115は、CSMA/CD(Carr
ier Sense Multiple Access with Collision Detectio
n)方式によりトランシーバ15を介して共通伝送路A
にイーネットフレームを伝送する。
ier Sense Multiple Access with Collision Detectio
n)方式によりトランシーバ15を介して共通伝送路A
にイーネットフレームを伝送する。
【0112】内部メモリ118には、2重化ルータ管理
テーブルDRTTと自計算機に割り付けられたIPアド
レスを格納するIPアドレス格納テーブルIPATがあ
り、この通信制御装置11が起動されるときに、CPU
12は、信号線S1よりバススケジューラ116へ内部
バス119の使用を要求して、バススケジューラ116
から信号線S2より内部バス119の使用許可を受け
る。内部バスの使用許可を受けると、CPU12は、信
号線S11によってメモリ118を書き込み許可状態に
する。そして、システムバス14とインタフェース11
7と内部バス119を介して、2重化ルータのIPアド
レスおよび現用ルータと予備用ルータのMACアドレス
を2重化ルータ管理テーブルDRTT内のIPアドレス
登録エリアとMACアドレス登録エリアにそれぞれ書き
込む。また、IPアドレス格納テーブルIPATに自計
算機に割りあてられたIPアドレスを書き込む。
テーブルDRTTと自計算機に割り付けられたIPアド
レスを格納するIPアドレス格納テーブルIPATがあ
り、この通信制御装置11が起動されるときに、CPU
12は、信号線S1よりバススケジューラ116へ内部
バス119の使用を要求して、バススケジューラ116
から信号線S2より内部バス119の使用許可を受け
る。内部バスの使用許可を受けると、CPU12は、信
号線S11によってメモリ118を書き込み許可状態に
する。そして、システムバス14とインタフェース11
7と内部バス119を介して、2重化ルータのIPアド
レスおよび現用ルータと予備用ルータのMACアドレス
を2重化ルータ管理テーブルDRTT内のIPアドレス
登録エリアとMACアドレス登録エリアにそれぞれ書き
込む。また、IPアドレス格納テーブルIPATに自計
算機に割りあてられたIPアドレスを書き込む。
【0113】(IV-2)通信制御装置11のデータ送信動
作 次に、本実施形態の通信制御装置11のデータの送信動
作について説明しよう。
作 次に、本実施形態の通信制御装置11のデータの送信動
作について説明しよう。
【0114】最初に、セグメントBに属する計算機b1
〜計算機bnにメッセージを送信する場合を説明する。
CPU12は、共通伝送路Bに接続される計算機b2〜
計算機bnに送信するメッセージが有ると、IPデータ
グラムを作成する。IPデータグラムは、IPヘッダと
それ以外のデータ部分で構成されている。IPヘッダに
は、あて先IPアドレス、送信元IPアドレスおよびそ
の他の管理情報が含まれている。
〜計算機bnにメッセージを送信する場合を説明する。
CPU12は、共通伝送路Bに接続される計算機b2〜
計算機bnに送信するメッセージが有ると、IPデータ
グラムを作成する。IPデータグラムは、IPヘッダと
それ以外のデータ部分で構成されている。IPヘッダに
は、あて先IPアドレス、送信元IPアドレスおよびそ
の他の管理情報が含まれている。
【0115】すなわち、CPU12は、送信したいメッ
セージをデータ部713に書き込み、IPヘッダには、
あて先のIPアドレス、自らのIPアドレスである送信
元IPアドレスおよびその他の必要な管理情報をセット
する。
セージをデータ部713に書き込み、IPヘッダには、
あて先のIPアドレス、自らのIPアドレスである送信
元IPアドレスおよびその他の必要な管理情報をセット
する。
【0116】CPU12は、IPデータグラムを送信を
するときは、送信するIPデータグラムと送信先のMA
Cアドレスをメモリ13に書き込み、信号線S9によっ
て、通信制御装置内のMPU111に送信要求をする。
ここで、送信元のMACアドレスは、R8に示したIP
アドレスからARPテーブルARPTを検索することに
よって得ることができる。
するときは、送信するIPデータグラムと送信先のMA
Cアドレスをメモリ13に書き込み、信号線S9によっ
て、通信制御装置内のMPU111に送信要求をする。
ここで、送信元のMACアドレスは、R8に示したIP
アドレスからARPテーブルARPTを検索することに
よって得ることができる。
【0117】信号線S9によって送信要求を受けたMP
U111は、信号線S4によりバススケジューラ116
にシステムバス114の使用権を要求する。MPU11
1は、信号線S3によってバススケジューラ116から
システムバス14の使用許可を受ける。そして、内部バ
ス119とインタフェース117とシステムバス14を
介して、メモリ13より送信するIPデータグラムと送
信先MACアドレスを内部メモリ118に取り込み、イ
ーサネットフレームを作成する。IPデータグラムとイ
ーサネットフレームの関係は、既に図3により示した通
りである。
U111は、信号線S4によりバススケジューラ116
にシステムバス114の使用権を要求する。MPU11
1は、信号線S3によってバススケジューラ116から
システムバス14の使用許可を受ける。そして、内部バ
ス119とインタフェース117とシステムバス14を
介して、メモリ13より送信するIPデータグラムと送
信先MACアドレスを内部メモリ118に取り込み、イ
ーサネットフレームを作成する。IPデータグラムとイ
ーサネットフレームの関係は、既に図3により示した通
りである。
【0118】MPU111はイーサネットフレームを作
成すると、内部メモリ118に作成したイーサネットフ
レームを格納し、信号線S5によって伝送回路115に
送信要求をする。伝送回路115は、信号線S5により
送信要求を受けると、内部メモリ118から送信するイ
ーサネットフレームを取り出しトランシーバ15を介し
て、共通伝送路Bにイーサネットフレームを送信する。
成すると、内部メモリ118に作成したイーサネットフ
レームを格納し、信号線S5によって伝送回路115に
送信要求をする。伝送回路115は、信号線S5により
送信要求を受けると、内部メモリ118から送信するイ
ーサネットフレームを取り出しトランシーバ15を介し
て、共通伝送路Bにイーサネットフレームを送信する。
【0119】さて、上記の処理は、イーサネットフレー
ムを伝送路に送信する場合の一般的な処理であったが、
次に、セグメントAの計算機a1からセグメントBの計
算機b1に対してデータを送信する場合のようなルータ
を越えてデータ送信を行う場合についての特有の処理に
ついて説明しよう。
ムを伝送路に送信する場合の一般的な処理であったが、
次に、セグメントAの計算機a1からセグメントBの計
算機b1に対してデータを送信する場合のようなルータ
を越えてデータ送信を行う場合についての特有の処理に
ついて説明しよう。
【0120】このようなときは、CPU12は、送信し
たいメッセージをIPデータグラムのデータ部に書き込
み、あて先IPアドレスにメッセージを送信するあて先
計算機のIPアドレスを書き込んだIPデータグラムを
作成し、信号線S10によってMPU111に送信要求
をする。それとともに、そのIPデータグラムの送信先
は、セグメントBに属するホストであることをMPU1
11に通知する。MPU111は、セグメントBに属す
るホストへの送信要求を受けると、メモリ13より送信
するIPデータグラムをインタフェース117を介し
て、メモリ13より取り出す。そして、図1に示される
2重化ルータ管理テーブルDRTTを参照して、現用ル
ータの通信障害を検知していない場合は、現用ルータの
MACアドレスを取り出して、イーサネットフレームの
あて先アドレスに書き込む。
たいメッセージをIPデータグラムのデータ部に書き込
み、あて先IPアドレスにメッセージを送信するあて先
計算機のIPアドレスを書き込んだIPデータグラムを
作成し、信号線S10によってMPU111に送信要求
をする。それとともに、そのIPデータグラムの送信先
は、セグメントBに属するホストであることをMPU1
11に通知する。MPU111は、セグメントBに属す
るホストへの送信要求を受けると、メモリ13より送信
するIPデータグラムをインタフェース117を介し
て、メモリ13より取り出す。そして、図1に示される
2重化ルータ管理テーブルDRTTを参照して、現用ル
ータの通信障害を検知していない場合は、現用ルータの
MACアドレスを取り出して、イーサネットフレームの
あて先アドレスに書き込む。
【0121】これに反して、現用ルータの障害を検知し
ていて、かつ予備用ルータの通信障害を検知していない
場合は、予備用ルータのMACアドレスを取りだして、
イーサネットフレームのあて先アドレスに書き込む。
ていて、かつ予備用ルータの通信障害を検知していない
場合は、予備用ルータのMACアドレスを取りだして、
イーサネットフレームのあて先アドレスに書き込む。
【0122】そして、メモリ13から取れ出したIPデ
ータグラムをイーサネットフレームのデータ部25に書
き込む。MPU111は、このようにしてイーサネット
フレームを作成した後に、信号線S5によって伝送回路
115に送信起動する。送信起動を受けた伝送回路11
5は、そのイーサネットフレームをトランシーバ15を
介して共通伝送路Aに送信する。送信されたイーサネッ
トフレームのあて先は、中継ルータのMACアドレスが
書き込まれているので、指定された中継ルータが、それ
を受信して、共通伝送路B介して、セグメントBに属す
るあて先計算機まで送信される。
ータグラムをイーサネットフレームのデータ部25に書
き込む。MPU111は、このようにしてイーサネット
フレームを作成した後に、信号線S5によって伝送回路
115に送信起動する。送信起動を受けた伝送回路11
5は、そのイーサネットフレームをトランシーバ15を
介して共通伝送路Aに送信する。送信されたイーサネッ
トフレームのあて先は、中継ルータのMACアドレスが
書き込まれているので、指定された中継ルータが、それ
を受信して、共通伝送路B介して、セグメントBに属す
るあて先計算機まで送信される。
【0123】(IV-3)通信制御装置11の2重化したル
ータの障害検出動作 次に、本実施形態に係る通信制御装置11が、周期Tq
おきにARPリクエストフレームを伝送路上に送信し
て、2重化したルータの障害を検出する動作について説
明しよう。
ータの障害検出動作 次に、本実施形態に係る通信制御装置11が、周期Tq
おきにARPリクエストフレームを伝送路上に送信し
て、2重化したルータの障害を検出する動作について説
明しよう。
【0124】(IV-3-1)ARPリクエストメッセージの
送信 ARPリクエスト送信タイマ1121は、周期Tq毎に
MPU111に信号線S7−1より割り込みをいれる。
S7−1より割り込みを受けたMPU111は、ARP
リクエストメッセージを作成する。
送信 ARPリクエスト送信タイマ1121は、周期Tq毎に
MPU111に信号線S7−1より割り込みをいれる。
S7−1より割り込みを受けたMPU111は、ARP
リクエストメッセージを作成する。
【0125】そのときに、送信元MACアドレスには、
ROM114内のMACアドレス格納テーブルMACT
を参照して、自らの通信制御装置に割り当てられたMA
Cアドレス1を格納する。また、送信元IPアドレスに
は、内部メモリ118内のIPアドレス格納エリアIP
Aを参照して、自らに割り当てられたIPアドレス16
0.160.0.1を格納する。
ROM114内のMACアドレス格納テーブルMACT
を参照して、自らの通信制御装置に割り当てられたMA
Cアドレス1を格納する。また、送信元IPアドレスに
は、内部メモリ118内のIPアドレス格納エリアIP
Aを参照して、自らに割り当てられたIPアドレス16
0.160.0.1を格納する。
【0126】一方、現用ルータαに対するARPリクエ
ストメッセージのときも、予備用ルータに対するARP
リクエストメッセージのときも、あて先IPアドレスに
は、内部メモリ118内の2重化ルータ管理テーブルD
RTTのIPアドレス登録エリアを参照して、2重化ル
ータに割り当てられたIPアドレス160.160.
1.1を、それぞれ書き込んだARPリクエストメッセ
ージを作成する。
ストメッセージのときも、予備用ルータに対するARP
リクエストメッセージのときも、あて先IPアドレスに
は、内部メモリ118内の2重化ルータ管理テーブルD
RTTのIPアドレス登録エリアを参照して、2重化ル
ータに割り当てられたIPアドレス160.160.
1.1を、それぞれ書き込んだARPリクエストメッセ
ージを作成する。
【0127】そして、イーサネットフレームを作るため
に、ARPリクエストメッセージをイーサネットフレー
ムのデータ部に格納する。イーサネットフレームのヘッ
ダ部には、送信元MACアドレス、あて先MACアドレ
スその他の管理情報を格納する。送信元MACアドレス
は、ROM114に保持されたMACアドレス格納テー
ブルMATに格納されたMACアドレス1である。あて
先MACアドレスは、2重化ルータ管理テーブルDRT
Tに格納されている値を用いる。本実施形態では、現用
ルータαに対するイーサネットフレームのあて先MAC
アドレスとして、m+n+1、予備用ルータβに対する
イーサネットフレームのあて先MACアドレスとして、
m+n+3が用いられる。
に、ARPリクエストメッセージをイーサネットフレー
ムのデータ部に格納する。イーサネットフレームのヘッ
ダ部には、送信元MACアドレス、あて先MACアドレ
スその他の管理情報を格納する。送信元MACアドレス
は、ROM114に保持されたMACアドレス格納テー
ブルMATに格納されたMACアドレス1である。あて
先MACアドレスは、2重化ルータ管理テーブルDRT
Tに格納されている値を用いる。本実施形態では、現用
ルータαに対するイーサネットフレームのあて先MAC
アドレスとして、m+n+1、予備用ルータβに対する
イーサネットフレームのあて先MACアドレスとして、
m+n+3が用いられる。
【0128】そして、組み立てたイーサネットフレーム
を、伝送回路115とトランシーバ15と共通伝送路A
を介して、現用ルータαと予備用ルータβにそれぞれ送
信する。それと同時に、ARPレスポンス受信監視タイ
マ1122を信号線S7−4によって起動する。これに
よって、ARPレスポンス受信監視タイマ1122は、
現用ルータαと予備用ルータβから送信されるARPレ
スポンスメッセージの受信を待つことになる。
を、伝送回路115とトランシーバ15と共通伝送路A
を介して、現用ルータαと予備用ルータβにそれぞれ送
信する。それと同時に、ARPレスポンス受信監視タイ
マ1122を信号線S7−4によって起動する。これに
よって、ARPレスポンス受信監視タイマ1122は、
現用ルータαと予備用ルータβから送信されるARPレ
スポンスメッセージの受信を待つことになる。
【0129】(IV-3-2)ARPレスポンスメッセージの
受信 次に、この通信制御装置11がイーサネットフレームを
受信するときの動作について説明しよう。
受信 次に、この通信制御装置11がイーサネットフレームを
受信するときの動作について説明しよう。
【0130】伝送回路115は、共通伝送路51とトラ
ンシーバ15を介してイーサネットフレームを受信する
と、信号線S6より受信割り込みをMPU111に入
れ、受信したイーサネットフレームを内部メモリ118
に格納する。
ンシーバ15を介してイーサネットフレームを受信する
と、信号線S6より受信割り込みをMPU111に入
れ、受信したイーサネットフレームを内部メモリ118
に格納する。
【0131】さて、イーサネットフレームのヘッダ部の
管理情報の中には、フレームタイプを格納するエリアが
あり、そのフレームのタイプを判別することができる。
したがって、このフレームタイプを読み取ることによっ
て、受信したイーサネットフレームのデータ部がARP
メッセージであるか否かの判断をすることができる。
管理情報の中には、フレームタイプを格納するエリアが
あり、そのフレームのタイプを判別することができる。
したがって、このフレームタイプを読み取ることによっ
て、受信したイーサネットフレームのデータ部がARP
メッセージであるか否かの判断をすることができる。
【0132】受信割り込みを受けたMPU111が、内
部メモリ118に格納されたイーサネットフレームのフ
レームタイプを読み取って、これがARPメッセージで
ないと判断したとき、受信したイーサネットフレームの
データ部をインタフェース117を介してメモリ13に
書き込んで、信号線S10によってCPU12にメッセ
ージを受信したことを通知する。
部メモリ118に格納されたイーサネットフレームのフ
レームタイプを読み取って、これがARPメッセージで
ないと判断したとき、受信したイーサネットフレームの
データ部をインタフェース117を介してメモリ13に
書き込んで、信号線S10によってCPU12にメッセ
ージを受信したことを通知する。
【0133】受信割り込みを受けたMPU111が、内
部メモリ118に格納されたイーサネットフレームのフ
レームタイプを読み取って、これをARPメッセージと
判断したとき、先ず、MPU111は、データ部に書き
込まれたARPメッセージの送信元IPアドレスを参照
して、そのARPメッセージがどこから送られてきたか
を判断する。
部メモリ118に格納されたイーサネットフレームのフ
レームタイプを読み取って、これをARPメッセージと
判断したとき、先ず、MPU111は、データ部に書き
込まれたARPメッセージの送信元IPアドレスを参照
して、そのARPメッセージがどこから送られてきたか
を判断する。
【0134】送信元IPアドレスが、2重化ルータに割
り当てられているIPアドレス160.160.1.1
であるときは、それは、現用ルータαから来たものか予
備用ルータβからきたものかのいずれかである。
り当てられているIPアドレス160.160.1.1
であるときは、それは、現用ルータαから来たものか予
備用ルータβからきたものかのいずれかである。
【0135】そのときには、イーサネットフレームのヘ
ッダ部の送信元MACアドレスによって現用ルータαか
らのARPレスポンスメッセージであるか予備用ルータ
βからのARPレスポンスメッセージであるかを判断す
ることができる。
ッダ部の送信元MACアドレスによって現用ルータαか
らのARPレスポンスメッセージであるか予備用ルータ
βからのARPレスポンスメッセージであるかを判断す
ることができる。
【0136】それが、現用ルータαからのARPレスポ
ンスメッセージであったときは、図10で説明した2重
化ルータ管理テーブルDRTTの現用ルータARPレス
ポンス受信管理ビットDRT24を1にする。
ンスメッセージであったときは、図10で説明した2重
化ルータ管理テーブルDRTTの現用ルータARPレス
ポンス受信管理ビットDRT24を1にする。
【0137】しかる後に、予備用ルータARPレスポン
ス受信管理ビットDRT34を参照して、予備用ルータ
からのARPレスポンスメッセージを受信済と判断した
ときには、信号線S7−3によってARPレスポンス受
信監視タイマ1122を停止させる。予備用ルータから
のARPレスポンスを受信していないと判断されたとき
には、ARPレスポンス受信監視監視タイマ1122を
停止せずに、受信処理を終了する。
ス受信管理ビットDRT34を参照して、予備用ルータ
からのARPレスポンスメッセージを受信済と判断した
ときには、信号線S7−3によってARPレスポンス受
信監視タイマ1122を停止させる。予備用ルータから
のARPレスポンスを受信していないと判断されたとき
には、ARPレスポンス受信監視監視タイマ1122を
停止せずに、受信処理を終了する。
【0138】一方、それが予備用ルータβからのARP
レスポンスメッセージであったときは、図10で説明し
た2重化ルータ管理テーブルDRTTの予備用ルータA
RPレスポンス受信管理ビットDRT34を1にする。
レスポンスメッセージであったときは、図10で説明し
た2重化ルータ管理テーブルDRTTの予備用ルータA
RPレスポンス受信管理ビットDRT34を1にする。
【0139】しかる後に、現用ルータARPレスポンス
受信管理ビットDRT24を参照して、現用ルータから
のARPレスポンスメッセージを受信済と判断したとき
には、信号線S7−3によってARPレスポンス受信監
視タイマ1122を停止させる。現用ルータからのAR
Pレスポンスを受信していないと判断されたときには、
ARPレスポンス受信監視タイマ1122を停止せず
に、受信処理を終了する。
受信管理ビットDRT24を参照して、現用ルータから
のARPレスポンスメッセージを受信済と判断したとき
には、信号線S7−3によってARPレスポンス受信監
視タイマ1122を停止させる。現用ルータからのAR
Pレスポンスを受信していないと判断されたときには、
ARPレスポンス受信監視タイマ1122を停止せず
に、受信処理を終了する。
【0140】すなわち、現用ルータ、予備用ルータの両
方からのARPレスポンスメッセージが来たときにの
み、ARPレスポンス受信監視タイマ1122がはじめ
て停止されるわけである。
方からのARPレスポンスメッセージが来たときにの
み、ARPレスポンス受信監視タイマ1122がはじめ
て停止されるわけである。
【0141】受信したARPレスポンスメッセージの送
信元IPアドレスが2重化ルータに割り当てられている
IPアドレス以外のときは、2重化ルータに関する処理
とは無関係である。このときには、受信したARPメッ
セージをインターフェース117を介して、メモリ13
に書き込み、その後に信号線S10によってCPU12
に受信割り込みをいれて、ARPレスポンスメッセージ
を受信したことを知らせることになる。
信元IPアドレスが2重化ルータに割り当てられている
IPアドレス以外のときは、2重化ルータに関する処理
とは無関係である。このときには、受信したARPメッ
セージをインターフェース117を介して、メモリ13
に書き込み、その後に信号線S10によってCPU12
に受信割り込みをいれて、ARPレスポンスメッセージ
を受信したことを知らせることになる。
【0142】(IV-3-3)ARPレスポンス受信監視タイ
マ1122のタイムアウト時の処理 上記の様に、通信制御装置11は、ARPリクエストメ
ッセージを送信後、ARPレスポンス受信監視タイマ1
122によって、ARPレスポンスメッセージを監視し
ているが、決められた時間内に、現用ルータまたは予備
用ルータのいずれか一方でも、ARPレスポンスメッセ
ージが受信されなかったときには、ARPレスポンス受
信監視タイマ1122は、タイムアウト処理をおこすこ
とになる。すなわち、その受信しなかった方に該当する
ルータに何らかの障害がおこったものと判断するわけで
ある。
マ1122のタイムアウト時の処理 上記の様に、通信制御装置11は、ARPリクエストメ
ッセージを送信後、ARPレスポンス受信監視タイマ1
122によって、ARPレスポンスメッセージを監視し
ているが、決められた時間内に、現用ルータまたは予備
用ルータのいずれか一方でも、ARPレスポンスメッセ
ージが受信されなかったときには、ARPレスポンス受
信監視タイマ1122は、タイムアウト処理をおこすこ
とになる。すなわち、その受信しなかった方に該当する
ルータに何らかの障害がおこったものと判断するわけで
ある。
【0143】ARPレスポンス受信監視タイマ1122
がタイムアウトすると、このARPレスポンス受信監視
タイマ1122は、信号線S7−2よりMPU111に
割り込みをいれる。割り込みを受けたMPU111は、
2重化ルータ管理テーブルDRTTの現用ルータARP
レスポンス受信管理ビットDRTT24と予備用ルータ
ARPレスポンス受信管理ビットDRTT34の値を調
べる。
がタイムアウトすると、このARPレスポンス受信監視
タイマ1122は、信号線S7−2よりMPU111に
割り込みをいれる。割り込みを受けたMPU111は、
2重化ルータ管理テーブルDRTTの現用ルータARP
レスポンス受信管理ビットDRTT24と予備用ルータ
ARPレスポンス受信管理ビットDRTT34の値を調
べる。
【0144】このビットのいずれかが未受信であること
を示す0であるときには、そのルータに障害がおこった
わけであるから、現用ルータARPレスポンス受信管理
ビットDRTT24が0であるときには、現用ルータ障
害表示ビットDRTT25を1にし、予備用ルータAR
Pレスポンス受信管理ビットDRTT34が0であると
きには、予備用ルータ障害表示ビットDRTT35を1
とする。そして、いずれかのルータに障害が発生したこ
とをCPU12に通知する。
を示す0であるときには、そのルータに障害がおこった
わけであるから、現用ルータARPレスポンス受信管理
ビットDRTT24が0であるときには、現用ルータ障
害表示ビットDRTT25を1にし、予備用ルータAR
Pレスポンス受信管理ビットDRTT34が0であると
きには、予備用ルータ障害表示ビットDRTT35を1
とする。そして、いずれかのルータに障害が発生したこ
とをCPU12に通知する。
【0145】そして、既に(III)で述べたように、C
PU12は、現用ルータに障害がおこっていて、予備用
ルータに障害がおこっていないときには、ルータの切替
処理をおこない、それ以降は、予備用ルータで通信をお
こなうことになる。
PU12は、現用ルータに障害がおこっていて、予備用
ルータに障害がおこっていないときには、ルータの切替
処理をおこない、それ以降は、予備用ルータで通信をお
こなうことになる。
【0146】MPU111は、このようにルータに障害
が発生したことを検知した後も、タイマ1122より割
り込みが発生する度に、現用系ルータと予備用ルータに
ARPレスポンスメッセージの送信を続ける。
が発生したことを検知した後も、タイマ1122より割
り込みが発生する度に、現用系ルータと予備用ルータに
ARPレスポンスメッセージの送信を続ける。
【0147】そして、ARPレスポンス受信監視タイマ
がタイムアウトする前に、障害発生中のルータからAR
Pレスポンスメッセージを受信すると、障害が回復した
と認識して、当該ルータの障害表示ビットをクリアす
る。
がタイムアウトする前に、障害発生中のルータからAR
Pレスポンスメッセージを受信すると、障害が回復した
と認識して、当該ルータの障害表示ビットをクリアす
る。
【0148】(V)本実施形態の2重化ルータを用いる
利点 本実施形態に係る2重化ルータを用いたネットワークシ
ステムで、例えばTqを10秒、ARPリクエスト受信
タイマのタイムアウト時間を5秒と設定すると、現用ル
ータ53に障害が発生してから、予備用ルータ54に切
り替えの時間が15秒程度できることになる。
利点 本実施形態に係る2重化ルータを用いたネットワークシ
ステムで、例えばTqを10秒、ARPリクエスト受信
タイマのタイムアウト時間を5秒と設定すると、現用ル
ータ53に障害が発生してから、予備用ルータ54に切
り替えの時間が15秒程度できることになる。
【0149】これは、通常のRIPルーティングを用い
るシステムに比べて、ネットワーク上で通信がおこなえ
なくなる時間を大幅に短縮することができる。
るシステムに比べて、ネットワーク上で通信がおこなえ
なくなる時間を大幅に短縮することができる。
【0150】なおかつ、ルータへ周期TqでARPレス
ポンスメッセージを送信すること、および、ルータから
のARPリクエストメッセージの受信監視は通信制御装
置11がおこなうので、CPU12に処理負荷をかけず
にルータの切り替え制御をおこなうことができる。
ポンスメッセージを送信すること、および、ルータから
のARPリクエストメッセージの受信監視は通信制御装
置11がおこなうので、CPU12に処理負荷をかけず
にルータの切り替え制御をおこなうことができる。
【0151】〔実施形態2〕以下、本発明に係る第二の
実施形態を、図12ないし図19を用いて説明する。
実施形態を、図12ないし図19を用いて説明する。
【0152】第一の実施形態で、ARPメッセージを用
いてルータの障害を検出して、ルータを切り替えてネッ
トワークシステムの安全性を図る技術について説明し
た。ルータに障害があり、復旧が不可能なときには、第
一の実施形態でも述べたようにその障害のあったルータ
を交換する。このときには、ルータのMACアドレスが
変わるので、ホスト側にある2重化ルータ管理テーブル
DRTTの内容も書き変えなければならない。したがっ
て、通常、システム管理者が各ホストの持つ2重化ルー
タ管理テーブルDRTTの内容を再設定することにな
る。これは、ネットワークに接続されているホストの数
が多いと、システム管理者にとって過大な負担となる。
また、場合によっては、計算機上でしていた作業を一時
中断しなければならないかも知れない。
いてルータの障害を検出して、ルータを切り替えてネッ
トワークシステムの安全性を図る技術について説明し
た。ルータに障害があり、復旧が不可能なときには、第
一の実施形態でも述べたようにその障害のあったルータ
を交換する。このときには、ルータのMACアドレスが
変わるので、ホスト側にある2重化ルータ管理テーブル
DRTTの内容も書き変えなければならない。したがっ
て、通常、システム管理者が各ホストの持つ2重化ルー
タ管理テーブルDRTTの内容を再設定することにな
る。これは、ネットワークに接続されているホストの数
が多いと、システム管理者にとって過大な負担となる。
また、場合によっては、計算機上でしていた作業を一時
中断しなければならないかも知れない。
【0153】本実施形態は、実施形態1をベースとしな
がらも、システムを稼働状態のままで、このような作業
をできるだけ自動化しようとするものである。すなわ
ち、実施形態1のネットワークシステムの構成におい
て、ホスト側からARPリクエストメッセージを送信
し、ルータ側からのARPレスポンスメッセージによっ
て、ルータが交換されたのを認識したときには、自らの
2重化ルータ管理テーブルDRTTに、返答されてきた
新しく交換されたルータのMACアドレスを登録しよう
とするものである。
がらも、システムを稼働状態のままで、このような作業
をできるだけ自動化しようとするものである。すなわ
ち、実施形態1のネットワークシステムの構成におい
て、ホスト側からARPリクエストメッセージを送信
し、ルータ側からのARPレスポンスメッセージによっ
て、ルータが交換されたのを認識したときには、自らの
2重化ルータ管理テーブルDRTTに、返答されてきた
新しく交換されたルータのMACアドレスを登録しよう
とするものである。
【0154】(I)本実施形態に係るネットワークシス
テムの動作 本実施形態の説明では、フローチャートによってネット
ワークシステムの動作を追っていくことにしよう。
テムの動作 本実施形態の説明では、フローチャートによってネット
ワークシステムの動作を追っていくことにしよう。
【0155】先ず、図12を用いて本実施形態に係る通
信制御装置11の動作の概略を説明する。図12は、本
発明の一実施形態に係る通信制御装置11の動作の概略
を示した模式図である。
信制御装置11の動作の概略を説明する。図12は、本
発明の一実施形態に係る通信制御装置11の動作の概略
を示した模式図である。
【0156】図11に示した通信制御装置の動作は、大
別してイーサネットフレーム送信処理S0とイーサネッ
トフレーム受信処理S1がある。
別してイーサネットフレーム送信処理S0とイーサネッ
トフレーム受信処理S1がある。
【0157】イーサネットフレーム送信処理(S0)で
は、ARPリクエストメッセージを送信するとき(S0
1)と、その他のイーサネットフレームを送信するとき
(S02)がある。このイーサネットフレームを送信す
るとき(S0)の処理は、(I-1)で詳細に説明する。
は、ARPリクエストメッセージを送信するとき(S0
1)と、その他のイーサネットフレームを送信するとき
(S02)がある。このイーサネットフレームを送信す
るとき(S0)の処理は、(I-1)で詳細に説明する。
【0158】ARPリクエストメッセージを送信したと
きには、図10に示したARPレスポンス受信監視タイ
マ1122が、ARPレスポンスメッセージを待ち受け
る。そして、一定時間内に通信制御装置がARPレスポ
ンス受信タイマ送信されなかったときには、タイムアウ
ト処理を実行することになる。このタイムアウト時の処
理については、(I-3)で詳細に説明する。
きには、図10に示したARPレスポンス受信監視タイ
マ1122が、ARPレスポンスメッセージを待ち受け
る。そして、一定時間内に通信制御装置がARPレスポ
ンス受信タイマ送信されなかったときには、タイムアウ
ト処理を実行することになる。このタイムアウト時の処
理については、(I-3)で詳細に説明する。
【0159】イーサネットフレーム受信処理(S1)で
は、ARPレスポンスメッセージを受信するとき(S1
1)と、その他のイーサネットフレームを受信するとき
(S12)がある。このイーサネットフレームを受信す
るとき(S1)の処理は、(I-2)で詳細に説明する。
は、ARPレスポンスメッセージを受信するとき(S1
1)と、その他のイーサネットフレームを受信するとき
(S12)がある。このイーサネットフレームを受信す
るとき(S1)の処理は、(I-2)で詳細に説明する。
【0160】(I-1)イーサネットフレーム送信処理 先ず、図13および図14の順を追ってイーサネットフ
レームを送信するときの通信制御装置11の動作につい
て説明しよう。図13は、通信制御装置11内のMPU
111がイーサネットフレームを送信するときの動作を
示すフローチャートである。図14は、2重化ルータへ
ARPリクエストメッセージを送信するときの処理を示
すフローチャートである。
レームを送信するときの通信制御装置11の動作につい
て説明しよう。図13は、通信制御装置11内のMPU
111がイーサネットフレームを送信するときの動作を
示すフローチャートである。図14は、2重化ルータへ
ARPリクエストメッセージを送信するときの処理を示
すフローチャートである。
【0161】既に説明したように、イーサネットフレー
ムのヘッド部には、フレームタイプのエリアがあり、そ
の値を設定することにより、ARPメッセージか、それ
以外のイーサネットフレームかを識別するようになって
いる。
ムのヘッド部には、フレームタイプのエリアがあり、そ
の値を設定することにより、ARPメッセージか、それ
以外のイーサネットフレームかを識別するようになって
いる。
【0162】CPU12は、送信するメッセージがある
場合は、送信するメッセージとあて先MACアドレスと
上記送信したいイーサネットフレームのフレームタイプ
に従ったの値とをメモリ13に用意して、信号線S11
によってMPU111に送信起動をかける。
場合は、送信するメッセージとあて先MACアドレスと
上記送信したいイーサネットフレームのフレームタイプ
に従ったの値とをメモリ13に用意して、信号線S11
によってMPU111に送信起動をかける。
【0163】ここで、CPU12が、メモリ13に用意
するメッセージは、ARPメッセージかそれ以外のIP
データグラムのどちらかである。
するメッセージは、ARPメッセージかそれ以外のIP
データグラムのどちらかである。
【0164】送信起動を受けたMPU111は、メモリ
13より送信メッセージとあて先MACアドレスとフレ
ームタイプ値を取り込み、以下のようにイーサネットフ
レーム送信処理をおこなう。
13より送信メッセージとあて先MACアドレスとフレ
ームタイプ値を取り込み、以下のようにイーサネットフ
レーム送信処理をおこなう。
【0165】先ず、MPU111は、メモリ13から取
り込んだフレームタイプの値を参照して、送信データが
ARPメッセージかそれ以外かを判定する(S21−
1)。
り込んだフレームタイプの値を参照して、送信データが
ARPメッセージかそれ以外かを判定する(S21−
1)。
【0166】ARPメッセージ以外の場合は、メモリ1
3より取り込んだメッセージとあて先MACアドレスと
フレームタイプよりイーサネットフレームを作成して
(S21−7)、伝送回路115に信号線S5により送
信要求をする(S21−8)。
3より取り込んだメッセージとあて先MACアドレスと
フレームタイプよりイーサネットフレームを作成して
(S21−7)、伝送回路115に信号線S5により送
信要求をする(S21−8)。
【0167】そして、送信要求を受けた伝送回路は、ト
ランシーバ15と共通伝送路51を介してイーサネット
フレームを送信することになる。
ランシーバ15と共通伝送路51を介してイーサネット
フレームを送信することになる。
【0168】一方、フレームタイプからARPメッセー
ジであると判定されたときには(S21−2)、さら
に、ARPメッセージの中の情報を見て、ARPリクエ
ストメッセージであるか否かを調べる(S21−3)。
ジであると判定されたときには(S21−2)、さら
に、ARPメッセージの中の情報を見て、ARPリクエ
ストメッセージであるか否かを調べる(S21−3)。
【0169】そのメッセージがARPリクエストメッセ
ージであるときは、次に、ARPメッセージの中のあて
先IPアドレスを見て、それと2重化ルータ管理テーブ
ルDRTTに格納されているIPアドレスと比較して、
あて先が2重化ルータ(実施形態1で説明した現用ルー
タまたは予備用ルータのいずれか)と判ったときは(S
21−3)、S21−4に行く。
ージであるときは、次に、ARPメッセージの中のあて
先IPアドレスを見て、それと2重化ルータ管理テーブ
ルDRTTに格納されているIPアドレスと比較して、
あて先が2重化ルータ(実施形態1で説明した現用ルー
タまたは予備用ルータのいずれか)と判ったときは(S
21−3)、S21−4に行く。
【0170】ARPメッセージが、ARPリクエストで
はないか、そのあて先が、2重化ルータではないとき
は、通常通りに、イーサネットフレームを作成し(S2
1−7)、それを送信する(S21−8)。
はないか、そのあて先が、2重化ルータではないとき
は、通常通りに、イーサネットフレームを作成し(S2
1−7)、それを送信する(S21−8)。
【0171】あて先が、2重化ルータであると判定され
たときには、2重化ルータ管理テーブルDRTTの現用
アドレス登録ビットDRTT23を調べて、現用ルータ
アドレスが登録されているか否かを調べる(S21−
4)。
たときには、2重化ルータ管理テーブルDRTTの現用
アドレス登録ビットDRTT23を調べて、現用ルータ
アドレスが登録されているか否かを調べる(S21−
4)。
【0172】現用ルータアドレスが登録されていないと
きは、現用ルータのMACアドレスを知るためにARP
リクエストメッセージを送信する必要があるので、やは
り、イーサネットフレームを組立て(S21−7)、送
信する(S21−8)。
きは、現用ルータのMACアドレスを知るためにARP
リクエストメッセージを送信する必要があるので、やは
り、イーサネットフレームを組立て(S21−7)、送
信する(S21−8)。
【0173】現用ルータアドレスが登録されているとき
には、現用ルータのMACアドレスを知るためには、A
RPリクエストメッセージを出す必要がなく、この通信
制御装置11内で、現用ルータMACアドレスの値を用
いてARPレスポンスメッセージを作成し(S21−
5)、作成したARPメッセージをCPU12に伝え
る。
には、現用ルータのMACアドレスを知るためには、A
RPリクエストメッセージを出す必要がなく、この通信
制御装置11内で、現用ルータMACアドレスの値を用
いてARPレスポンスメッセージを作成し(S21−
5)、作成したARPメッセージをCPU12に伝え
る。
【0174】本実施形態の通信制御装置11も、実施形
態1と同様に、2重化ルータに対して、一定の周期Tq
で、ARPリクエストメッセージを送信している。次
に、この処理を図14によって説明しよう。
態1と同様に、2重化ルータに対して、一定の周期Tq
で、ARPリクエストメッセージを送信している。次
に、この処理を図14によって説明しよう。
【0175】図11に示されるARPリクエスト送信タ
イマ113は、タイムカウントして、一定時間ごとに信
号線S8−1によって、MPU111に割り込みを入れ
る。この処理は、この割込み受けておこなわれるもので
ある。この割込みが来ると、MPU111は、2重化ル
ータ管理テーブルDRTTのIPアドレスが格納された
エリアであるIPアドレスDRTT1の値を、あて先I
PアドレスとしたARPリクエストメッセージを作成す
る(S18−1)。
イマ113は、タイムカウントして、一定時間ごとに信
号線S8−1によって、MPU111に割り込みを入れ
る。この処理は、この割込み受けておこなわれるもので
ある。この割込みが来ると、MPU111は、2重化ル
ータ管理テーブルDRTTのIPアドレスが格納された
エリアであるIPアドレスDRTT1の値を、あて先I
PアドレスとしたARPリクエストメッセージを作成す
る(S18−1)。
【0176】そして、2重化ルータ管理テーブル13の
現用ルータMACアドレス登録ビットDRTT12と予
備用ルータMACアドレス登録ビットを調べて(S18
−2,S18−3)、両者の内いずれかでも登録されて
いないときには、ARPリクエストメッセージをブロー
ドキャストする(S18−9)。
現用ルータMACアドレス登録ビットDRTT12と予
備用ルータMACアドレス登録ビットを調べて(S18
−2,S18−3)、両者の内いずれかでも登録されて
いないときには、ARPリクエストメッセージをブロー
ドキャストする(S18−9)。
【0177】ARPリクエストメッセージのIPアドレ
スは、2重化ルータ管理テーブルDRTTに格納された
IPアドレスであるため、このメッセージに関してレス
ポンスを返すと予想されるのは、2重化ルータ(現用ル
ータと予備用ルータの両方)である。したがって、2重
化ルータ管理テーブルDRTTの現用ルータARPレス
ポンス受信管理ビットDRTT24を受信待ちを意味す
る1にし(S18−10)、同様に、予備用ルータAR
Pレスポンス受信管理ビットDRTT34を受信待ちを
意味する1にする(S18−10)。
スは、2重化ルータ管理テーブルDRTTに格納された
IPアドレスであるため、このメッセージに関してレス
ポンスを返すと予想されるのは、2重化ルータ(現用ル
ータと予備用ルータの両方)である。したがって、2重
化ルータ管理テーブルDRTTの現用ルータARPレス
ポンス受信管理ビットDRTT24を受信待ちを意味す
る1にし(S18−10)、同様に、予備用ルータAR
Pレスポンス受信管理ビットDRTT34を受信待ちを
意味する1にする(S18−10)。
【0178】そして、そのイーサネットフレームを伝送
路に送信後に、2重化ルータARPレスポンス受信監視
タイマ1122を起動して(S18−8)、ARPレス
ポンスメッセージが、現用ルータと予備用ルータの両方
から来るまでタイマをカウントさせる。
路に送信後に、2重化ルータARPレスポンス受信監視
タイマ1122を起動して(S18−8)、ARPレス
ポンスメッセージが、現用ルータと予備用ルータの両方
から来るまでタイマをカウントさせる。
【0179】2重化ルータ管理テーブルDRTTに現用
ルータのMACアドレスと予備用ルータのMACアドレ
スが共に登録されているときにも、現用ルータと予備用
ルータに対して、ARPリクエストメッセージを送信す
る。これは、MACアドレスは、分かっているので、I
PアドレスからMACアドレスを知るという意味ではな
く、ARPレスポンスメッセージを返すか否かによって
そのルータに障害があるか否かを判定しようとするもの
である。
ルータのMACアドレスと予備用ルータのMACアドレ
スが共に登録されているときにも、現用ルータと予備用
ルータに対して、ARPリクエストメッセージを送信す
る。これは、MACアドレスは、分かっているので、I
PアドレスからMACアドレスを知るという意味ではな
く、ARPレスポンスメッセージを返すか否かによって
そのルータに障害があるか否かを判定しようとするもの
である。
【0180】したがって、このときにも現用ルータあて
には、現用ルータMACアドレスをセットしたイーサネ
ットフレームを作成し、送信する(S18−4)。そし
て、2重化ルータ管理テーブルDRTTの現用ルータA
RPレスポンス受信管理ビットDRTT24を受信待ち
を意味する1にする(S18−5)。
には、現用ルータMACアドレスをセットしたイーサネ
ットフレームを作成し、送信する(S18−4)。そし
て、2重化ルータ管理テーブルDRTTの現用ルータA
RPレスポンス受信管理ビットDRTT24を受信待ち
を意味する1にする(S18−5)。
【0181】同様に、予備用ルータあてに、予備用ルー
タMACアドレスをセットしたイーサネットフレームを
作成し、送信する(S18−4)。そして、2重化ルー
タ管理テーブルDRTTの予備用ルータARPレスポン
ス受信管理ビットDRTT34を受信待ちを意味する1
にする(S18−5)。
タMACアドレスをセットしたイーサネットフレームを
作成し、送信する(S18−4)。そして、2重化ルー
タ管理テーブルDRTTの予備用ルータARPレスポン
ス受信管理ビットDRTT34を受信待ちを意味する1
にする(S18−5)。
【0182】このときにも、2重化ルータARPレスポ
ンス受信監視タイマ122を起動する(S18−8)。
そして、現用ルータと予備用ルータからARPレスポン
スメッセージが返ってくるタイムをカウントする。
ンス受信監視タイマ122を起動する(S18−8)。
そして、現用ルータと予備用ルータからARPレスポン
スメッセージが返ってくるタイムをカウントする。
【0183】(I-2)イーサネットフレーム受信処理 次に、図15の順を追ってイーサネットフレームを受信
するときの通信制御装置11の動作について説明しよ
う。図15は、通信制御装置11内のMPU111がイ
ーサネットフレームを受信するときの動作を示すフロー
チャートである。
するときの通信制御装置11の動作について説明しよ
う。図15は、通信制御装置11内のMPU111がイ
ーサネットフレームを受信するときの動作を示すフロー
チャートである。
【0184】伝送回路115は、トランシーバ15から
イーサネットフレームを受信すると、受信したフレーム
を内部メモリ118に格納して、信号線S6によってM
PU111に受信割り込みをいれる。
イーサネットフレームを受信すると、受信したフレーム
を内部メモリ118に格納して、信号線S6によってM
PU111に受信割り込みをいれる。
【0185】受信割り込みを受けたMPU111は、受
信処理をスタートして、以下のような処理をおこなって
いく。
信処理をスタートして、以下のような処理をおこなって
いく。
【0186】先ず、MPU111は、内部メモリ118
に格納された受信フレームのフレームタイプを参照し
て、それがARPメッセージのイーサネットフレームか
否かを判定する(S19−1)。それがARPメッセー
ジのイーサネットフレームでなかった場合には、受信し
たイーサネットフレームのデータ部25をインタフェー
ス117を介してメモリ13に書き込み、信号線S10
によってCPU12にメッセージ受信割り込みをいれて
処理を終了する(S19−16)。
に格納された受信フレームのフレームタイプを参照し
て、それがARPメッセージのイーサネットフレームか
否かを判定する(S19−1)。それがARPメッセー
ジのイーサネットフレームでなかった場合には、受信し
たイーサネットフレームのデータ部25をインタフェー
ス117を介してメモリ13に書き込み、信号線S10
によってCPU12にメッセージ受信割り込みをいれて
処理を終了する(S19−16)。
【0187】受信したイーサネットフレームがARPメ
ッセージのフレームの場合は、さらに、ARPメッセー
ジの中の情報を見て、それがARPレスポンスメッセー
ジであるか否かを調べる(S19−2)。
ッセージのフレームの場合は、さらに、ARPメッセー
ジの中の情報を見て、それがARPレスポンスメッセー
ジであるか否かを調べる(S19−2)。
【0188】そのメッセージがARPレスポンスメッセ
ージであるときは、次に、ARPメッセージの中の送信
元IPアドレスを見て、それと二重化ルータ管理テーブ
ルDRTTに格納されているIPアドレスと比較して、
送信元が2重化ルータ(実施形態1で説明した現用ルー
タまたは予備用ルータのいずれか)と判ったときは(S
19−3)、S19−4に行く。
ージであるときは、次に、ARPメッセージの中の送信
元IPアドレスを見て、それと二重化ルータ管理テーブ
ルDRTTに格納されているIPアドレスと比較して、
送信元が2重化ルータ(実施形態1で説明した現用ルー
タまたは予備用ルータのいずれか)と判ったときは(S
19−3)、S19−4に行く。
【0189】ARPメッセージが、ARPレスポンスで
はないか、その送信元が、2重化ルータではないとき
は、通常通りに、CPU12にイーサネットフレームを
受信したことを通知する(S19−16)。
はないか、その送信元が、2重化ルータではないとき
は、通常通りに、CPU12にイーサネットフレームを
受信したことを通知する(S19−16)。
【0190】送信元が、2重化ルータであると判定され
たときには、2重化ルータ管理テーブルDRTTの現用
アドレス登録ビットDRTT23を調べて、現用ルータ
アドレスが登録されているか否かを調べる(S19−
4)。
たときには、2重化ルータ管理テーブルDRTTの現用
アドレス登録ビットDRTT23を調べて、現用ルータ
アドレスが登録されているか否かを調べる(S19−
4)。
【0191】現用ルータアドレスが登録されていないと
きは、現用ルータのMACアドレスを登録する必要があ
るので、送信されてきたARPレスポンスメッセージの
送信元の現用ルータのMACアドレスを、2重化ルータ
管理テーブルDRTTの現用ルータMACアドレスDR
TT21に登録する(S19−5)。
きは、現用ルータのMACアドレスを登録する必要があ
るので、送信されてきたARPレスポンスメッセージの
送信元の現用ルータのMACアドレスを、2重化ルータ
管理テーブルDRTTの現用ルータMACアドレスDR
TT21に登録する(S19−5)。
【0192】そして、2重化ルータ管理テーブルDRT
Tの現用アドレス登録ビットDRTT23を登録済みで
あることを意味する1にする(S19−6)。
Tの現用アドレス登録ビットDRTT23を登録済みで
あることを意味する1にする(S19−6)。
【0193】その後に、通信制御装置11は、CPU1
2にARPレスポンスメッセージを受信したことを通知
する(S19−20)。
2にARPレスポンスメッセージを受信したことを通知
する(S19−20)。
【0194】次に、MPU1111は、2重化ルータ管
理テーブルDRTTの予備用ルータ受信管理ビットDR
TT34を見て、予備用ルータのARPレスポンスメッ
セージの受信待ち状態になっているか否かを調べる(S
19−7)。
理テーブルDRTTの予備用ルータ受信管理ビットDR
TT34を見て、予備用ルータのARPレスポンスメッ
セージの受信待ち状態になっているか否かを調べる(S
19−7)。
【0195】予備用ルータのARPレスポンスメッセー
ジを既に受信しているときには、これで、現用ルータと
予備用ルータのARPレスポンスメッセージを共に受信
したことになるので、2重化ルータARPレスポンス受
信監視タイマ1122を停止する(S19−8)。予備
用ルータのARPレスポンスメッセージを受信していな
いときには、なにもおこなわずに、次に、予備用ルータ
からのARPレスポンスメッセージを待つことになる。
ジを既に受信しているときには、これで、現用ルータと
予備用ルータのARPレスポンスメッセージを共に受信
したことになるので、2重化ルータARPレスポンス受
信監視タイマ1122を停止する(S19−8)。予備
用ルータのARPレスポンスメッセージを受信していな
いときには、なにもおこなわずに、次に、予備用ルータ
からのARPレスポンスメッセージを待つことになる。
【0196】さて少し戻って、S19−4で、送信元
が、2重化ルータであると判定されたときに、2重化ル
ータ管理テーブルDRTTの現用アドレス登録ビットD
RTT23を調べて、現用ルータのMACアドレスが登
録されていたとしよう。
が、2重化ルータであると判定されたときに、2重化ル
ータ管理テーブルDRTTの現用アドレス登録ビットD
RTT23を調べて、現用ルータのMACアドレスが登
録されていたとしよう。
【0197】このとき、受信したARPレスポンスメッ
セージの送信元のMACアドレスが、現用ルータのもの
であるときには、現用ルータのちMACアドレスを登録
する必要はなく、現用ルータからARPレスポンスメッ
セージが返ってきたことを示すために、2重化ルータ管
理テーブルDRTTの現用ルータ受信管理ビットを、受
信済みであることを示す1にする(S19−10)。
セージの送信元のMACアドレスが、現用ルータのもの
であるときには、現用ルータのちMACアドレスを登録
する必要はなく、現用ルータからARPレスポンスメッ
セージが返ってきたことを示すために、2重化ルータ管
理テーブルDRTTの現用ルータ受信管理ビットを、受
信済みであることを示す1にする(S19−10)。
【0198】一方、受信したARPレスポンスメッセー
ジの送信元のMACアドレスが、現用ルータのものでな
いときは、送信元は、予備用ルータである。このときに
は、先ず、2重化ルータ管理テーブルDRTTの予備用
アドレス登録ビットDRTT33を調べて、予備用ルー
タのMACアドレスが登録されているかを調べる(S1
9−11)。
ジの送信元のMACアドレスが、現用ルータのものでな
いときは、送信元は、予備用ルータである。このときに
は、先ず、2重化ルータ管理テーブルDRTTの予備用
アドレス登録ビットDRTT33を調べて、予備用ルー
タのMACアドレスが登録されているかを調べる(S1
9−11)。
【0199】予備用ルータのMACアドレスが登録され
ているときに、受信したARPレスポンスメッセージの
送信元MACアドレスが、2重化ルータ管理テーブルD
RTTの予備用ルータMACアドレスDRTT31と一
致するか否かを調べる(S19−12)。
ているときに、受信したARPレスポンスメッセージの
送信元MACアドレスが、2重化ルータ管理テーブルD
RTTの予備用ルータMACアドレスDRTT31と一
致するか否かを調べる(S19−12)。
【0200】一致したときには、これ以外なにもするこ
とがないので、予備用ルータからARPレスポンスメッ
セージが返ってきたことを示すために、2重化ルータ管
理テーブルDRTTの予備用ルータ受信管理ビットDR
TT34を、受信済みであることを示す1にする(S1
9−13)。
とがないので、予備用ルータからARPレスポンスメッ
セージが返ってきたことを示すために、2重化ルータ管
理テーブルDRTTの予備用ルータ受信管理ビットDR
TT34を、受信済みであることを示す1にする(S1
9−13)。
【0201】また、このときには、予備用ルータからA
RPレスポンスメッセージが返ってきたので、予備用ル
ータには、障害がおこっていないか、過去におこっても
回復したことを示している。したがって、2重化ルータ
管理テーブルDRTTの予備用ルータ障害表示ビットD
RTT35を調べ(S19−14)、2重化ルータ管理
テーブルDRTTの予備用ルータ障害表示ビットDRT
T35が、1になっているときには、これを0にする
(S19−19)。
RPレスポンスメッセージが返ってきたので、予備用ル
ータには、障害がおこっていないか、過去におこっても
回復したことを示している。したがって、2重化ルータ
管理テーブルDRTTの予備用ルータ障害表示ビットD
RTT35を調べ(S19−14)、2重化ルータ管理
テーブルDRTTの予備用ルータ障害表示ビットDRT
T35が、1になっているときには、これを0にする
(S19−19)。
【0202】次に、MPU1111は、2重化ルータ管
理テーブルDRTTの現用ルータ受信管理ビットDRT
T24を見て、現用ルータのARPレスポンスの受信待
ち状態か否かを調べる(S19−15)。
理テーブルDRTTの現用ルータ受信管理ビットDRT
T24を見て、現用ルータのARPレスポンスの受信待
ち状態か否かを調べる(S19−15)。
【0203】現用ルータのARPレスポンスメッセージ
を既に受信しているときには、これで、現用ルータと予
備用ルータのARPレスポンスメッセージを共に受信し
たことになるので、2重化ルータARPレスポンス受信
監視タイマ1122を停止する(S19−8)。
を既に受信しているときには、これで、現用ルータと予
備用ルータのARPレスポンスメッセージを共に受信し
たことになるので、2重化ルータARPレスポンス受信
監視タイマ1122を停止する(S19−8)。
【0204】S19−12で、ARPレスポンスメッセ
ージのMACアドレスと2重化ルータのMACアドレス
が一致しないとする。このときは、予備用ルータが更新
され、MACアドレスが新しくなったことを示してい
る。したがって、ARPレスポンスに含まれる送信元M
ACアドレスを新しい予備用ルータMACアドレスとし
て、2重化ルータ管理テーブルDRTTの予備用ルータ
MACアドレスDRTT31に登録し(S19−1
8)、予備用ルータからARPレスポンスメッセージが
返ってきたことを示すために、2重化ルータ管理テーブ
ルDRTTの予備用ルータ受信管理ビットDRTT34
を、受信済みであることを示す1にする(S19−1
3)。
ージのMACアドレスと2重化ルータのMACアドレス
が一致しないとする。このときは、予備用ルータが更新
され、MACアドレスが新しくなったことを示してい
る。したがって、ARPレスポンスに含まれる送信元M
ACアドレスを新しい予備用ルータMACアドレスとし
て、2重化ルータ管理テーブルDRTTの予備用ルータ
MACアドレスDRTT31に登録し(S19−1
8)、予備用ルータからARPレスポンスメッセージが
返ってきたことを示すために、2重化ルータ管理テーブ
ルDRTTの予備用ルータ受信管理ビットDRTT34
を、受信済みであることを示す1にする(S19−1
3)。
【0205】これ以降の予備用ルータの障害に関する2
重化ルータ管理テーブルDRTTの予備用ルータ障害表
示ビットDRTT35に対する処理(S19−14,S
19−19)と、2重化ルータARPレスポンス受信監
視タイマ1122に関する処理(S19−15,S19
−8)は、上記と同様である。
重化ルータ管理テーブルDRTTの予備用ルータ障害表
示ビットDRTT35に対する処理(S19−14,S
19−19)と、2重化ルータARPレスポンス受信監
視タイマ1122に関する処理(S19−15,S19
−8)は、上記と同様である。
【0206】(I-3)ARPレスポンス受信監視タイマ
のタイムアウト時の処理 次に、図16の順を追ってARPレスポンス受信監視タ
イマのタイムアウト時の処理について説明しよう。
のタイムアウト時の処理 次に、図16の順を追ってARPレスポンス受信監視タ
イマのタイムアウト時の処理について説明しよう。
【0207】図16は、通信制御装置11内のARPレ
スポンス受信監視タイマ1122のタイムアウト時の処
理を示すフローチャートである。
スポンス受信監視タイマ1122のタイムアウト時の処
理を示すフローチャートである。
【0208】上述のように、通信制御装置11内から、
一定周期ごとに現用ルータと予備用ルータそれぞれに対
して、ARPリクエストメッセージ送信されるわけであ
るが、この返答となるARPレスポンスメッセージが、
いずれかのルータから返ってこないときがある。このと
きには、ARPレスポンス受信監視タイマは、タイムア
ウトして、以下の処理をおこなうことになる。
一定周期ごとに現用ルータと予備用ルータそれぞれに対
して、ARPリクエストメッセージ送信されるわけであ
るが、この返答となるARPレスポンスメッセージが、
いずれかのルータから返ってこないときがある。このと
きには、ARPレスポンス受信監視タイマは、タイムア
ウトして、以下の処理をおこなうことになる。
【0209】2重化ルータARPレスポンス受信監視タ
イマ1122がタイムアウトすると、信号線S7−2に
よってMPU111に割り込みをいれる。MPU111
は、信号線S7−2により割り込みを受けると、2重化
ルータに対するARPレスポンス受信監視タイマのタイ
ムアウト処理を開始することになる。
イマ1122がタイムアウトすると、信号線S7−2に
よってMPU111に割り込みをいれる。MPU111
は、信号線S7−2により割り込みを受けると、2重化
ルータに対するARPレスポンス受信監視タイマのタイ
ムアウト処理を開始することになる。
【0210】先ず、2重化ルータ管理テーブルDRTT
の現用ルータアドレス登録ビットDRTT23を参照
し、現用ルータのMACアドレスが登録されているかを
調べる(S20−1)。
の現用ルータアドレス登録ビットDRTT23を参照
し、現用ルータのMACアドレスが登録されているかを
調べる(S20−1)。
【0211】現用ルータのMACアドレスが登録されて
いない場合には、最初から、システムには、ルータは、
存在していないと考えられる。したがって、このときに
は、2重化ルータ管理テーブルDRTTの予備用ルータ
ARPレスポンス受信管理ビットDRTT34を0に
し、予備用ルータのARPレスポンス受信待ちを解除し
(S20−5)、2重化ルータ管理テーブルDRTTの
現用ルータARPレスポンス受信管理ビットDRTT2
4を0にし、のARPレスポンス受信待ちを解除して
(S20−6)、この処理を終了する。
いない場合には、最初から、システムには、ルータは、
存在していないと考えられる。したがって、このときに
は、2重化ルータ管理テーブルDRTTの予備用ルータ
ARPレスポンス受信管理ビットDRTT34を0に
し、予備用ルータのARPレスポンス受信待ちを解除し
(S20−5)、2重化ルータ管理テーブルDRTTの
現用ルータARPレスポンス受信管理ビットDRTT2
4を0にし、のARPレスポンス受信待ちを解除して
(S20−6)、この処理を終了する。
【0212】一方、現用ルータのMACアドレスが登録
されている場合には、次に、2重化ルータ管理テーブル
DRTTの現用ルータARPレスポンス受信管理ビット
DRTT24を参照し、現用ルータのARPレスポンス
受信待ちの状態になっているか否かを調べる(S20−
2)。
されている場合には、次に、2重化ルータ管理テーブル
DRTTの現用ルータARPレスポンス受信管理ビット
DRTT24を参照し、現用ルータのARPレスポンス
受信待ちの状態になっているか否かを調べる(S20−
2)。
【0213】現用ルータのARPレスポンスが受信待ち
のときには、S20−9に行く。
のときには、S20−9に行く。
【0214】現用ルータのARPレスポンスが受信待ち
でないときには、次に、2重化ルータ管理テーブルDR
TTの予備用ルータアドレス登録ビットDRTT33を
参照し、予備用ルータのMACアドレスが登録されてい
るか否かを調べる(S20−3)。
でないときには、次に、2重化ルータ管理テーブルDR
TTの予備用ルータアドレス登録ビットDRTT33を
参照し、予備用ルータのMACアドレスが登録されてい
るか否かを調べる(S20−3)。
【0215】予備用ルータのMACアドレスが登録され
ていないときは、予備用ルータがシステムに存在してい
ないと考えられるので、このときには、予備用ルータA
RPレスポンス受信待ちの状態を解除し(S20−
5)、現用ルータARPレスポンス受信待ちの状態も解
除して(S20−6)、処理を終了する。
ていないときは、予備用ルータがシステムに存在してい
ないと考えられるので、このときには、予備用ルータA
RPレスポンス受信待ちの状態を解除し(S20−
5)、現用ルータARPレスポンス受信待ちの状態も解
除して(S20−6)、処理を終了する。
【0216】予備用ルータのMACアドレスが登録され
ているときには、次は、予備用ルータARPレスポンス
受信管理ビットDRTT34を参照して、予備用ルータ
ARPレスポンスの受信待ち状態であるか否かを調べる
(S20−4)。
ているときには、次は、予備用ルータARPレスポンス
受信管理ビットDRTT34を参照して、予備用ルータ
ARPレスポンスの受信待ち状態であるか否かを調べる
(S20−4)。
【0217】予備用ルータから、ARPレスポンスメッ
セージを受け取っているときには、ARPレスポンス受
信待ち状態でないので処理は終了する。
セージを受け取っているときには、ARPレスポンス受
信待ち状態でないので処理は終了する。
【0218】ARPレスポンス受信待ち状態のときに
は、ARPレスポンスメッセージが来ていないというこ
となので、予備用ルータに障害が起こっていることにな
る。そのときには、予備ルータ障害表示ビットDRTT
35を参照し、現在、その値が予備用ルータの障害をあ
らわす1になっているか否かを調べ(S20−7)、1
になっていないときには、障害をあらわす1に書き変え
る(S20−8)。
は、ARPレスポンスメッセージが来ていないというこ
となので、予備用ルータに障害が起こっていることにな
る。そのときには、予備ルータ障害表示ビットDRTT
35を参照し、現在、その値が予備用ルータの障害をあ
らわす1になっているか否かを調べ(S20−7)、1
になっていないときには、障害をあらわす1に書き変え
る(S20−8)。
【0219】その後、予備用ルータと現用ルータの受信
待ちを共に解除して、処理を終了する(S20−5,S
20−6)。
待ちを共に解除して、処理を終了する(S20−5,S
20−6)。
【0220】フローチャートには示していないが、この
ときには、通信制御装置から、予備用ルータに障害がお
こったことをCPU12に連絡して、CPU12に制御
が戻ったときにネットワークの管理プログラムによっ
て、予備用ルータに障害が発生したことを表示装置に表
示することも可能である。
ときには、通信制御装置から、予備用ルータに障害がお
こったことをCPU12に連絡して、CPU12に制御
が戻ったときにネットワークの管理プログラムによっ
て、予備用ルータに障害が発生したことを表示装置に表
示することも可能である。
【0221】少し戻って、S20−2で、現用ルータ
が、ARPレスポンスの受信待ちになっていたとしよ
う。
が、ARPレスポンスの受信待ちになっていたとしよ
う。
【0222】そのときには、次に、2重化ルータ管理テ
ーブルDRTTの予備用ルータアドレス登録ビットDR
TT33を参照して、予備用ルータMACアドレスが登
録されているか否かを調べる(S20−9)。
ーブルDRTTの予備用ルータアドレス登録ビットDR
TT33を参照して、予備用ルータMACアドレスが登
録されているか否かを調べる(S20−9)。
【0223】予備用ルータ登録アドレスが登録されてい
ないときには、現用ルータに障害があり、代わりになる
予備用ルータも使える状態でないことを意味している。
したがって、このときには、2重化ルータ管理テーブル
DRTTの現用ルータ障害表示ビットDRTT25を障
害が発生したことを示す1にして、現用ルータに障害が
発生したことをCPU12に通知する(S20−1
7)。通知を受けたCPU12は、表示装置に障害が発
生したことを表示する、あるいは、ネットワークの履歴
にこのことを書き出すなどの対策を取ることになる。
ないときには、現用ルータに障害があり、代わりになる
予備用ルータも使える状態でないことを意味している。
したがって、このときには、2重化ルータ管理テーブル
DRTTの現用ルータ障害表示ビットDRTT25を障
害が発生したことを示す1にして、現用ルータに障害が
発生したことをCPU12に通知する(S20−1
7)。通知を受けたCPU12は、表示装置に障害が発
生したことを表示する、あるいは、ネットワークの履歴
にこのことを書き出すなどの対策を取ることになる。
【0224】またこのあと、予備用ルータと現用ルータ
のARPレスポンスの受信解除待ちにする(S20−
5,S20−6)のは、上記と同様である。
のARPレスポンスの受信解除待ちにする(S20−
5,S20−6)のは、上記と同様である。
【0225】一方、予備用ルータ登録アドレスが登録さ
れているときには、次に、2重化ルータ管理テーブルD
RTTの予備用ルータARPレスポンス受信管理ビット
DRTT34を参照して、予備用ルータが受信待ち状態
であるか否かを調べる(S20−11)。
れているときには、次に、2重化ルータ管理テーブルD
RTTの予備用ルータARPレスポンス受信管理ビット
DRTT34を参照して、予備用ルータが受信待ち状態
であるか否かを調べる(S20−11)。
【0226】予備用ルータが受信待ちのときは、現用ル
ータと予備用ルータともに障害がおこったことを意味す
るので、2重化ルータ管理テーブルDRTTの現用ルー
タ障害表示ビットDRTT25と予備用ルータ障害表示
ビットDRTT35を、共に障害がおこったことを示す
1にする(S20−17)。
ータと予備用ルータともに障害がおこったことを意味す
るので、2重化ルータ管理テーブルDRTTの現用ルー
タ障害表示ビットDRTT25と予備用ルータ障害表示
ビットDRTT35を、共に障害がおこったことを示す
1にする(S20−17)。
【0227】そして、2重化ルータの共に障害が起こっ
たことをCPU12に通知する(S20−17)。CP
U12は、上述の如く、表示装置への表示、通信履歴の
採取などの適切な障害対策を取るようにしておかなけれ
ばならない。
たことをCPU12に通知する(S20−17)。CP
U12は、上述の如く、表示装置への表示、通信履歴の
採取などの適切な障害対策を取るようにしておかなけれ
ばならない。
【0228】そして、このあとも予備用ルータと現用ル
ータのARPレスポンスの受信解除待ちにする(S20
−5,S20−6)のは、上記と同様である。
ータのARPレスポンスの受信解除待ちにする(S20
−5,S20−6)のは、上記と同様である。
【0229】予備用ルータARPレスポンスが受信待ち
でないときには、予備用ルータからはARPレスポンス
が返ってきているので、現在の状況は、現用ルータに障
害が起こり、予備用ルータは、使用可能であることを意
味している。
でないときには、予備用ルータからはARPレスポンス
が返ってきているので、現在の状況は、現用ルータに障
害が起こり、予備用ルータは、使用可能であることを意
味している。
【0230】このときには、予備用ルータを現用ルータ
とするために、2重化ルータ管理テーブルDRTTの現
用ルータの管理エリアと予備用ルータの管理エリアの値
を、そっくり交換する(S20−11)。
とするために、2重化ルータ管理テーブルDRTTの現
用ルータの管理エリアと予備用ルータの管理エリアの値
を、そっくり交換する(S20−11)。
【0231】そうすれば、障害がおこっているのは、予
備用ルータということになるので、2重化ルータ管理テ
ーブルDRTTの予備用ルータ障害表示ビットDRTT
35を障害がおこってことを意味する1にする(S20
−12)。
備用ルータということになるので、2重化ルータ管理テ
ーブルDRTTの予備用ルータ障害表示ビットDRTT
35を障害がおこってことを意味する1にする(S20
−12)。
【0232】また、現用ルータと予備用ルータを入れ替
えたので、そのことをCPU12に通知して、CPU1
2側の管理情報を書き変える必要が有る。
えたので、そのことをCPU12に通知して、CPU1
2側の管理情報を書き変える必要が有る。
【0233】そのために、2重化ルータのIPアドレス
と新しく現用ルータとなったルータのMACアドレスか
ら、ARPレスポンスメッセージを組み立てて(S20
−13)、ARPレスポンスメッセージをCPU12に
割込みによって伝える(S20−14)。
と新しく現用ルータとなったルータのMACアドレスか
ら、ARPレスポンスメッセージを組み立てて(S20
−13)、ARPレスポンスメッセージをCPU12に
割込みによって伝える(S20−14)。
【0234】これによって、CPU12は、2重化ルー
タに関する管理情報を書き換え、また、必要ならば、ネ
ットワーク管理プログラムに従い必要な処置をとること
ができる。
タに関する管理情報を書き換え、また、必要ならば、ネ
ットワーク管理プログラムに従い必要な処置をとること
ができる。
【0235】そして、最後に、このあとも予備用ルータ
と現用ルータのARPレスポンスの受信解除待ちにする
(S20−5,S20−6)のは、上記と同様である。
と現用ルータのARPレスポンスの受信解除待ちにする
(S20−5,S20−6)のは、上記と同様である。
【0236】(II)本実施形態のネットワークシステム
の動作に対する評価 本実施形態は、ルータを2重化して、ネットワークシス
テムの安全性を高めようとするものである。本実施形態
によれば、現用ルータがダウンしても、予備用ルータに
切り替えることにより、ネットワークシステム全体とし
ては、通常の稼働が可能である。結局、ネットワークシ
ステム全体として、稼働しなくなるのは、現用ルータと
予備用ルータともにダウンした場合であり、そのような
場合は、極めて稀であろう。
の動作に対する評価 本実施形態は、ルータを2重化して、ネットワークシス
テムの安全性を高めようとするものである。本実施形態
によれば、現用ルータがダウンしても、予備用ルータに
切り替えることにより、ネットワークシステム全体とし
ては、通常の稼働が可能である。結局、ネットワークシ
ステム全体として、稼働しなくなるのは、現用ルータと
予備用ルータともにダウンした場合であり、そのような
場合は、極めて稀であろう。
【0237】また、障害のあったルータをシステムを稼
働させながら交換する、いわゆるホットスワップも可能
であり、現用ルータと予備用ルータの管理情報の切り替
えも、自動的におこなっているので、システムを停止す
る必要もなく、コンソールからの新たな設定も不要であ
る。
働させながら交換する、いわゆるホットスワップも可能
であり、現用ルータと予備用ルータの管理情報の切り替
えも、自動的におこなっているので、システムを停止す
る必要もなく、コンソールからの新たな設定も不要であ
る。
【0238】このように、本実施形態に係るルータが2
重化されたネットワークシステムでは、ネットワークシ
ステムの可用性、信頼性共に向上させることが可能にな
る。
重化されたネットワークシステムでは、ネットワークシ
ステムの可用性、信頼性共に向上させることが可能にな
る。
【0239】(III)本実施形態の具体的な構成とデー
タに基づいたネットワークシステムの動作 上述の(I)においては、本実施形態に係るネットワー
クシステムの動作についてフローチャートに基づいて説
明した。ここでは、具体的なネットワークシステムの構
成とデータに基づいて、図5、図17ないし図19を用
いて説明する。図5は、既に説明したように、本発明の
一実施形態に係るネットワークシステムの構成図であっ
たが、本実施形態でも、第一の実施形態と同様の構成と
し、同じIPアドレスとMACアドレスを用いるので、
これを適宜参照することにしよう。図17は、2重化ル
ータ管理テーブルDRTTに具体的データを設定したと
きの模式図である(その一)。図18は、2重化ルータ
管理テーブルDRTTに具体的データを設定したときの
模式図であり(その二)、特に、現用ルータと予備用ル
ータの管理情報を入れ替えて設定する場合を示してい
る。図19は、2重化ルータ管理テーブルDRTTに具
体的データを設定したときの模式図である(その三)。
タに基づいたネットワークシステムの動作 上述の(I)においては、本実施形態に係るネットワー
クシステムの動作についてフローチャートに基づいて説
明した。ここでは、具体的なネットワークシステムの構
成とデータに基づいて、図5、図17ないし図19を用
いて説明する。図5は、既に説明したように、本発明の
一実施形態に係るネットワークシステムの構成図であっ
たが、本実施形態でも、第一の実施形態と同様の構成と
し、同じIPアドレスとMACアドレスを用いるので、
これを適宜参照することにしよう。図17は、2重化ル
ータ管理テーブルDRTTに具体的データを設定したと
きの模式図である(その一)。図18は、2重化ルータ
管理テーブルDRTTに具体的データを設定したときの
模式図であり(その二)、特に、現用ルータと予備用ル
ータの管理情報を入れ替えて設定する場合を示してい
る。図19は、2重化ルータ管理テーブルDRTTに具
体的データを設定したときの模式図である(その三)。
【0240】以下の説明としては、図5に示される現用
ルータαに障害が発生して、ルータと交換して、新しく
交換したルータを、新たに予備用ルータとするときをモ
デルケースとして採り上げることにしよう。この新しい
ルータのMACアドレスは、当然、障害を発生させたル
ータとは異なるMACアドレスを持っている。
ルータαに障害が発生して、ルータと交換して、新しく
交換したルータを、新たに予備用ルータとするときをモ
デルケースとして採り上げることにしよう。この新しい
ルータのMACアドレスは、当然、障害を発生させたル
ータとは異なるMACアドレスを持っている。
【0241】また、第一の実施形態の表1と表2に示し
たように、ネットワークシステムに接続された各計算機
とルータには、IPアドレスとMACアドレスが割り当
てられている。
たように、ネットワークシステムに接続された各計算機
とルータには、IPアドレスとMACアドレスが割り当
てられている。
【0242】いま、計算機a2〜am,b1〜bnとル
ータα,βが既に起動済の状態であったとし、計算機a
1を立ちあげようとしたとする。
ータα,βが既に起動済の状態であったとし、計算機a
1を立ちあげようとしたとする。
【0243】先ず、計算機a1が起動されると、図11
に示されるCPU12は、立ち上げ処理で、図11に示
されたメモリ13に有るルーティングテーブルRTT
に、計算機のユーザが、予め設定しておくシステム情報
から、「ネットワークアドレスが、160.161.
0.0あてのメッセージは、IPアドレス160.16
0.1.1へ送信する」という情報を読み出し、それを
ルーティングテーブルRTTに設定する。CPU12
は、立ち上げ処理では、ARPテーブルのIPアドレス
とMACアドレスは未設定のままとしておく。
に示されるCPU12は、立ち上げ処理で、図11に示
されたメモリ13に有るルーティングテーブルRTT
に、計算機のユーザが、予め設定しておくシステム情報
から、「ネットワークアドレスが、160.161.
0.0あてのメッセージは、IPアドレス160.16
0.1.1へ送信する」という情報を読み出し、それを
ルーティングテーブルRTTに設定する。CPU12
は、立ち上げ処理では、ARPテーブルのIPアドレス
とMACアドレスは未設定のままとしておく。
【0244】次に、CPU12は、通信制御装置11を
起動する。通信制御装置11の起動時に、CPU12
は、システム管理者が予め設定しておくシステム情報か
ら読み出して、通信制御装置11の内部メモリ118に
有る二重化ルータ管理テーブルの2重化ルータ管理テー
ブルDRTTのIPアドレス登録エリアであるIPアド
レスDRTT1に設定する。この値は、具体的には、図
17に示されるようにルータα、ルータβの共通伝送路
A側のインタフェースに割り当てられたIPアドレス1
60.160.1.1である。
起動する。通信制御装置11の起動時に、CPU12
は、システム管理者が予め設定しておくシステム情報か
ら読み出して、通信制御装置11の内部メモリ118に
有る二重化ルータ管理テーブルの2重化ルータ管理テー
ブルDRTTのIPアドレス登録エリアであるIPアド
レスDRTT1に設定する。この値は、具体的には、図
17に示されるようにルータα、ルータβの共通伝送路
A側のインタフェースに割り当てられたIPアドレス1
60.160.1.1である。
【0245】2重化ルータ管理テーブルDRTT内の現
用ルータMACアドレスDRTT21と予備用ルータM
ACアドレスDRTT31は、未登録であり、現用ルー
タアドレス登録ビットDRTT23と予備用MACルー
タアドレス登録ビットDRTT33は、それぞれのMA
Cアドレスが未登録であることを示す0になっている。
用ルータMACアドレスDRTT21と予備用ルータM
ACアドレスDRTT31は、未登録であり、現用ルー
タアドレス登録ビットDRTT23と予備用MACルー
タアドレス登録ビットDRTT33は、それぞれのMA
Cアドレスが未登録であることを示す0になっている。
【0246】また、現用ルータARPレスポンス受信待
ちビットDRTT24と予備用ルータARPレスポンス
受信待ちビットDRTT34は、受信待ち解除状態を示
す0であり、現用ルータ障害表示ビットDRTT25と
予備用ルータ障害表示ビットDRTT35は障害を検知
していない状態を示す0である。
ちビットDRTT24と予備用ルータARPレスポンス
受信待ちビットDRTT34は、受信待ち解除状態を示
す0であり、現用ルータ障害表示ビットDRTT25と
予備用ルータ障害表示ビットDRTT35は障害を検知
していない状態を示す0である。
【0247】通信制御装置11が立ち上がると、図11
に示される水晶発振器113は、信号線S8−1とS8
−2よりカウントアップ信号を出力する。そして、この
カウントアップ信号を受けたARPリクエスト送信タイ
マ1121はカウントアップを続け、ARPリクエスト
送信周期として定められたTqまでカウントすると、信
号線S7−1よりMPU111に割り込みを入れる。割
込みを入れた後は、カウント値を0にリセットして、再
度Tqまでカウントを始める。
に示される水晶発振器113は、信号線S8−1とS8
−2よりカウントアップ信号を出力する。そして、この
カウントアップ信号を受けたARPリクエスト送信タイ
マ1121はカウントアップを続け、ARPリクエスト
送信周期として定められたTqまでカウントすると、信
号線S7−1よりMPU111に割り込みを入れる。割
込みを入れた後は、カウント値を0にリセットして、再
度Tqまでカウントを始める。
【0248】このARPリクエスト送信周期Tqは、ネ
ットワークシステム全体が要求する信頼性や性能などの
ファクターを考慮して定めることができる。本実施形態
では、例えば、Tqは10秒としたとする。
ットワークシステム全体が要求する信頼性や性能などの
ファクターを考慮して定めることができる。本実施形態
では、例えば、Tqは10秒としたとする。
【0249】さて、S8−1より割り込みを受けたMP
U111は、既に説明した図14のフローチャートに従
い、2重化ルータのIPアドレス160.160.1.
1に対応するMACアドレスを問い合わせるARPリク
エストメッセージを、ネットワーク上に送信する。
U111は、既に説明した図14のフローチャートに従
い、2重化ルータのIPアドレス160.160.1.
1に対応するMACアドレスを問い合わせるARPリク
エストメッセージを、ネットワーク上に送信する。
【0250】通信制御装置11が起動した直後の図17
に示した値の2重化ルータ管理テーブルでは、現用ルー
タ、予備用ルータともMACアドレスが未登録なので、
最初のARPリクエストメッセージは、イーサネットブ
ロードキャストで送信されることになる。
に示した値の2重化ルータ管理テーブルでは、現用ルー
タ、予備用ルータともMACアドレスが未登録なので、
最初のARPリクエストメッセージは、イーサネットブ
ロードキャストで送信されることになる。
【0251】ブロードキャストで送信されたARPリク
エストメッセージは、共通伝送路Aに接続する計算機a
2〜amとルータαとルータβが受信する。そして、既
に説明したようなARPプロトコルの原理に従って、問
いあわせたIPアドレス160.160.1.1を持つ
ルータαとルータβのみがそれぞれのMACアドレスm
+n+1とm+n+3を返答とするARPレスポンスメ
ッセージのイーサネットフレームを作成して、計算機a
1に送信する。
エストメッセージは、共通伝送路Aに接続する計算機a
2〜amとルータαとルータβが受信する。そして、既
に説明したようなARPプロトコルの原理に従って、問
いあわせたIPアドレス160.160.1.1を持つ
ルータαとルータβのみがそれぞれのMACアドレスm
+n+1とm+n+3を返答とするARPレスポンスメ
ッセージのイーサネットフレームを作成して、計算機a
1に送信する。
【0252】通信制御装置11が、そのARPレスポン
スメッセージを受信すると、MPU111は、既に説明
した図15のフローチャートに従うと、先に受信したA
RPレスポンスメッセージの送信元ルータを現用ルータ
として、MACアドレスが登録され、後から受信したA
RPレスポンスメッセージの送信元ルータは、予備用ル
ータとされる(図15のS19−4,S19−5,S1
9−9,S19−11,S19−18等参照)。
スメッセージを受信すると、MPU111は、既に説明
した図15のフローチャートに従うと、先に受信したA
RPレスポンスメッセージの送信元ルータを現用ルータ
として、MACアドレスが登録され、後から受信したA
RPレスポンスメッセージの送信元ルータは、予備用ル
ータとされる(図15のS19−4,S19−5,S1
9−9,S19−11,S19−18等参照)。
【0253】本実施形態では、ルータαから送信された
ARPレスポンスメッセージを先に受信し、後からルー
タβのARPレスポンスメッセージを受信したとしよ
う。
ARPレスポンスメッセージを先に受信し、後からルー
タβのARPレスポンスメッセージを受信したとしよ
う。
【0254】ARPレスポンスメッセージのイーサネッ
トフレームを、ルータαから共通伝送路Aを介して伝送
回路115が受信すると、伝送回路115は、受信フレ
ームを内部メモリ118に書き込み後、MPU111に
フレーム受信割り込みを信号線S6によって入れること
になる。
トフレームを、ルータαから共通伝送路Aを介して伝送
回路115が受信すると、伝送回路115は、受信フレ
ームを内部メモリ118に書き込み後、MPU111に
フレーム受信割り込みを信号線S6によって入れること
になる。
【0255】信号線S6より割り込みを受けたMPU1
11は、内部メモリ118より受信フレームを取り込
み、既に説明したように図15のフローチャートに従っ
て、ARPレスポンスメッセージに書かれたルータαの
MACアドレスm+n+1を、2重化ルータ管理テーブ
ルDRTTの現用ルータMACアドレスDRTT21に
書き込み、現用ルータMACアドレス登録ビットDRT
T23を登録済を示す1にする。
11は、内部メモリ118より受信フレームを取り込
み、既に説明したように図15のフローチャートに従っ
て、ARPレスポンスメッセージに書かれたルータαの
MACアドレスm+n+1を、2重化ルータ管理テーブ
ルDRTTの現用ルータMACアドレスDRTT21に
書き込み、現用ルータMACアドレス登録ビットDRT
T23を登録済を示す1にする。
【0256】同様に、ルータβからのARPレスポンス
メッセージを受信した場合は、図15のフローチャート
に従い、予備用ルータMACアドレス登録エリアDRT
T31に、ARPレスポンスメッセージに書かれたルー
タβのMACアドレスm+n+3を書き込み、予備用ル
ータMACアドレス登録ビットDRTT33を登録済を
示す1にする。
メッセージを受信した場合は、図15のフローチャート
に従い、予備用ルータMACアドレス登録エリアDRT
T31に、ARPレスポンスメッセージに書かれたルー
タβのMACアドレスm+n+3を書き込み、予備用ル
ータMACアドレス登録ビットDRTT33を登録済を
示す1にする。
【0257】このようにして、2重化ルータ管理テーブ
ルは、図18(a)に示すように値が設定される。
ルは、図18(a)に示すように値が設定される。
【0258】これ以降は、MPU111は、ARPリク
エスト送信タイマがタイムアウトする度毎に、図14の
フローチャートに従い、2重化ルータ管理テーブルに登
録された現用MACアドレスm+n+1と予備用MAC
アドレスm+n+3をあて先MACアドレスとしたAR
Pリクエストメッセージを、それぞれ現用ルータαと予
備用ルータβに送信する。このようにして、各々のルー
タからARPレスポンスメッセージが返ってくるかをみ
ることにより、各々のルータが正常に動作していか否か
を確認することができる。
エスト送信タイマがタイムアウトする度毎に、図14の
フローチャートに従い、2重化ルータ管理テーブルに登
録された現用MACアドレスm+n+1と予備用MAC
アドレスm+n+3をあて先MACアドレスとしたAR
Pリクエストメッセージを、それぞれ現用ルータαと予
備用ルータβに送信する。このようにして、各々のルー
タからARPレスポンスメッセージが返ってくるかをみ
ることにより、各々のルータが正常に動作していか否か
を確認することができる。
【0259】さてここで、計算機a1が現用ルータαを
介して共通伝送路Bに接続する計算機、例えば、IPア
ドレスが160.161.0.1である計算機b1にメ
ッセージを送信する時の通信制御装置の動作について説
明しよう。
介して共通伝送路Bに接続する計算機、例えば、IPア
ドレスが160.161.0.1である計算機b1にメ
ッセージを送信する時の通信制御装置の動作について説
明しよう。
【0260】CPU12は、立ち上げ処理終了後、ユー
ザーからメッセージ通信の要求があると、あて先計算機
の有するIPアドレスをあて先としたIPデータグラム
を作成する。
ザーからメッセージ通信の要求があると、あて先計算機
の有するIPアドレスをあて先としたIPデータグラム
を作成する。
【0261】そして、CPU12は、計算機a1の属す
るセグメントAのネットワークアドレス160.16
0.0.0と異なるネットワークIDを有するIPアド
レスが、あて先のIPアドレスであった場合には、ルー
ティングテーブルRTTを参照して、中継先IPアドレ
スを取り込む必要がある。
るセグメントAのネットワークアドレス160.16
0.0.0と異なるネットワークIDを有するIPアド
レスが、あて先のIPアドレスであった場合には、ルー
ティングテーブルRTTを参照して、中継先IPアドレ
スを取り込む必要がある。
【0262】この場合、計算機a1は、あて先IPアド
レスが160.161.0.1であるIPデータグラム
を作成する。また、あて先IPアドレス160.16
1.0.1が、計算機a1のセグメントのネットワーク
アドレス160.160.0.0とは異なっているた
め、ルーティングテーブルRTTを参照して、中継先ル
ータのIPアドレス160.160.1.1を獲得す
る。
レスが160.161.0.1であるIPデータグラム
を作成する。また、あて先IPアドレス160.16
1.0.1が、計算機a1のセグメントのネットワーク
アドレス160.160.0.0とは異なっているた
め、ルーティングテーブルRTTを参照して、中継先ル
ータのIPアドレス160.160.1.1を獲得す
る。
【0263】次に、CPU512は、ARPテーブルA
RPTを参照して、IPアドレス160.160.1.
1に対応するMACアドレスを獲得しようとする。とこ
ろが、計算機a1が立ち上げ処理終了直後では、ARP
テーブルARPTには、未登録状態なので、計算機b1
のMACアドレスも当然登録されていない。
RPTを参照して、IPアドレス160.160.1.
1に対応するMACアドレスを獲得しようとする。とこ
ろが、計算機a1が立ち上げ処理終了直後では、ARP
テーブルARPTには、未登録状態なので、計算機b1
のMACアドレスも当然登録されていない。
【0264】したがって、CPU12は、IPアドレス
160.160.1.1に対応するMACアドレスを問
い合わせるARPリクエストメッセージを作成して、信
号線S11によってMPU111に送信割り込みをいれ
て、送信させることになる。
160.160.1.1に対応するMACアドレスを問
い合わせるARPリクエストメッセージを作成して、信
号線S11によってMPU111に送信割り込みをいれ
て、送信させることになる。
【0265】2重化ルータのIPアドレス160.16
0.1.1へのARPメッセージは、図13に示される
ように2重化ルータ管理テーブルDRTTに現用MAC
アドレスが登録済の場合は、MPU111は、2重化ル
ータ管理テーブルのエリア現用MACアドレスDRTT
21に格納されたMACアドレスを返答とするARPレ
スポンスメッセージを作成して、それを信号線S10に
よってCPU12に通知する(S21−5,S21−
6)。このARPレスポンスメッセージの、送信元IP
アドレスを2重化ルータのIPアドレス160.16
0.0.0である。
0.1.1へのARPメッセージは、図13に示される
ように2重化ルータ管理テーブルDRTTに現用MAC
アドレスが登録済の場合は、MPU111は、2重化ル
ータ管理テーブルのエリア現用MACアドレスDRTT
21に格納されたMACアドレスを返答とするARPレ
スポンスメッセージを作成して、それを信号線S10に
よってCPU12に通知する(S21−5,S21−
6)。このARPレスポンスメッセージの、送信元IP
アドレスを2重化ルータのIPアドレス160.16
0.0.0である。
【0266】ARPレスポンスメッセージを受け取った
CPU112は、そのメッセージに書き込まれた、IP
アドレスとMACアドレスをARPテーブルARPTに
登録する。
CPU112は、そのメッセージに書き込まれた、IP
アドレスとMACアドレスをARPテーブルARPTに
登録する。
【0267】ここで、送信待ちになっているIPデータ
グラムのMACアドレスを、再度ARPテーブルを参照
して、中継先IPアドレス160.160.1.1に対
応するMACアドレスを獲得することができる。
グラムのMACアドレスを、再度ARPテーブルを参照
して、中継先IPアドレス160.160.1.1に対
応するMACアドレスを獲得することができる。
【0268】そして、CPU12は、IPデータグラム
と上記のようにして得られたあて先MACアドレスをメ
モリ14に用意して、MPU111に送信割り込みを入
れる。
と上記のようにして得られたあて先MACアドレスをメ
モリ14に用意して、MPU111に送信割り込みを入
れる。
【0269】送信割り込みを受けたMPU111は、M
ACアドレスが現用ルータαであり、IPデータグラム
をデータ部に書き込んだイーサネットフレームを現用ル
ータαに送信する。
ACアドレスが現用ルータαであり、IPデータグラム
をデータ部に書き込んだイーサネットフレームを現用ル
ータαに送信する。
【0270】次に、現用ルータαに障害が発生したとし
よう。
よう。
【0271】現用ルータαに障害が発生すると、通信制
御装置11から現用ルータおよび予備用ルータあてに周
期Tq(10秒)毎に送信されるARPリクエストメッ
セージに対し、現用ルータαからARPレスポンスメッ
セージが送信されなくなる。
御装置11から現用ルータおよび予備用ルータあてに周
期Tq(10秒)毎に送信されるARPリクエストメッ
セージに対し、現用ルータαからARPレスポンスメッ
セージが送信されなくなる。
【0272】それによって、ARPレスポンスメッセー
ジ受信監視タイマ1122がタイムアウトし、MPU1
11は、信号線S7−2によって割り込みを受けて、図
16のフローチャートに従ってタイムアウト処理を開始
することになる。
ジ受信監視タイマ1122がタイムアウトし、MPU1
11は、信号線S7−2によって割り込みを受けて、図
16のフローチャートに従ってタイムアウト処理を開始
することになる。
【0273】図16に示されるように現用ルータαに障
害が発生したときには、予備用ルータβに障害がない限
り、予備用ルータβを新たな現用ルータとして、2重化
ルータ管理テーブルDRTTに登録しようとするもので
ある(S20−11)。
害が発生したときには、予備用ルータβに障害がない限
り、予備用ルータβを新たな現用ルータとして、2重化
ルータ管理テーブルDRTTに登録しようとするもので
ある(S20−11)。
【0274】図18(b)に示すされるように、予備用
ルータを現用ルータとしてしたときには、MACアドレ
スm+n+3を有するルータβが新たな現用ルータとし
て登録されることになる。
ルータを現用ルータとしてしたときには、MACアドレ
スm+n+3を有するルータβが新たな現用ルータとし
て登録されることになる。
【0275】また、図16のフローチャートに示される
ように、予備用ルータMACアドレス登録エリアDRT
T31に旧現用ルータαのMACアドレスm+n+1が
書き込まれ、かつ、予備用ルータ障害表示ビットDRT
T33に障害発生を示す1が登録されることになる。
ように、予備用ルータMACアドレス登録エリアDRT
T31に旧現用ルータαのMACアドレスm+n+1が
書き込まれ、かつ、予備用ルータ障害表示ビットDRT
T33に障害発生を示す1が登録されることになる。
【0276】予備用ルータと現用ルータのMACアドレ
スを入れ替えると、MPU111は、新たな現用ルータ
βのMACアドレスを、送信元アドレスm+n+3に、
2重化ルータのIPアドレス160.160.1.1を
送信元アドレスにそれぞれ書き込んだARPレスポンス
メッセージを作成し、信号線S10よりCPU12に受
信割り込みを入れる。受信割り込みを受けたCPU12
は、MPU111より受け取ったARPレスポンスメッ
セージより送信元MACアドレスと送信元IPアドレス
を取り出し、ARPテーブルARPTに登録済のIPア
ドレス160.160.1.1に対応するMACアドレ
スをm+n+1をm+n+3に書き替える。 このよう
にすれば、以降は、IPアドレス160.160.1.
1あてに送信されるIPデータグラムは、MACアドレ
スm+n+3を有するルータβへ送信されることにな
る。
スを入れ替えると、MPU111は、新たな現用ルータ
βのMACアドレスを、送信元アドレスm+n+3に、
2重化ルータのIPアドレス160.160.1.1を
送信元アドレスにそれぞれ書き込んだARPレスポンス
メッセージを作成し、信号線S10よりCPU12に受
信割り込みを入れる。受信割り込みを受けたCPU12
は、MPU111より受け取ったARPレスポンスメッ
セージより送信元MACアドレスと送信元IPアドレス
を取り出し、ARPテーブルARPTに登録済のIPア
ドレス160.160.1.1に対応するMACアドレ
スをm+n+1をm+n+3に書き替える。 このよう
にすれば、以降は、IPアドレス160.160.1.
1あてに送信されるIPデータグラムは、MACアドレ
スm+n+3を有するルータβへ送信されることにな
る。
【0277】また、予備用ルータ回障害表示ビットが、
障害が発生したことを示す1になっているとする。
障害が発生したことを示す1になっているとする。
【0278】ここで、ARPリクエストメッセージ送信
タイマ1122がタイムアウトし、MPU111が、予
備用ルータαに対し、図14のフローチャートに従いA
RPリクエストメッセージを送信するものとする(S1
8−6等)。
タイマ1122がタイムアウトし、MPU111が、予
備用ルータαに対し、図14のフローチャートに従いA
RPリクエストメッセージを送信するものとする(S1
8−6等)。
【0279】そして、このARPリクエストメッセージ
に対して、障害が発生して現用ルータから予備用ルータ
になったルータαから、ARPレスポンスメッセージを
再び受信すると、MPU111は、図15のフローチャ
ートに示される受信処理に従い、予備用ルータ障害表示
ビットの障害発生状態を解除(S19−19)して、0
にする。かくしてこれ以降は、ルータαは予備用ルータ
としてネットワーク上で待機することになる。
に対して、障害が発生して現用ルータから予備用ルータ
になったルータαから、ARPレスポンスメッセージを
再び受信すると、MPU111は、図15のフローチャ
ートに示される受信処理に従い、予備用ルータ障害表示
ビットの障害発生状態を解除(S19−19)して、0
にする。かくしてこれ以降は、ルータαは予備用ルータ
としてネットワーク上で待機することになる。
【0280】さて、上記のようにルータαを現用ルー
タ、ルータβを予備用ルータとして2重化管理テーブル
DRTTに登録し、現用ルータαに障害が発生して、予
備用ルータβが新たな現用ルータとなり、旧現用ルータ
αを新たなルータγと交換したものとしよう。
タ、ルータβを予備用ルータとして2重化管理テーブル
DRTTに登録し、現用ルータαに障害が発生して、予
備用ルータβが新たな現用ルータとなり、旧現用ルータ
αを新たなルータγと交換したものとしよう。
【0281】ルータγの、共通伝送路A側のインタフェ
ースのMACアドレスは、m+n+5、共通伝送路B側
のインタフェースのMACアドレスは、m+n+6であ
ったとする。
ースのMACアドレスは、m+n+5、共通伝送路B側
のインタフェースのMACアドレスは、m+n+6であ
ったとする。
【0282】また、ルータγに割り当てられるIPアド
レスは、ルータαに割り当てられていたIPアドレスと
同一に設定し、共通伝送路A側のインタフェースのIP
アドレスは160.160.1.1、共通伝送路B側の
インタフェースのIPアドレスは160.161.1.
1とする。
レスは、ルータαに割り当てられていたIPアドレスと
同一に設定し、共通伝送路A側のインタフェースのIP
アドレスは160.160.1.1、共通伝送路B側の
インタフェースのIPアドレスは160.161.1.
1とする。
【0283】ルータαに障害が発生した直後の通信制御
装置11の有する2重化ルータ管理テーブルDRTTは
図18(b)の様になっている。
装置11の有する2重化ルータ管理テーブルDRTTは
図18(b)の様になっている。
【0284】ルータαを取り外し、ルータγを新たに共
通伝送路Aと共通伝送路Bに接続すると、通信制御装置
11が送信するARPリクエストメッセージに対して、
ルータβとルータγがARPレスポンスメッセージを伝
送制御装置11に送信する。通信制御装置11がルータ
γからのARPレスポンスメッセージを受信すると、M
PU111は、図15のフローチャートに従って受信処
理をおこない、ルータγのMACアドレスを予備用ルー
タMACアドレス登録エリアDRTT31に登録する
(S19−12,S19−18)。この結果2重化ルー
タ管理テーブルDRTTの有する値は、図19に示され
るようになる。
通伝送路Aと共通伝送路Bに接続すると、通信制御装置
11が送信するARPリクエストメッセージに対して、
ルータβとルータγがARPレスポンスメッセージを伝
送制御装置11に送信する。通信制御装置11がルータ
γからのARPレスポンスメッセージを受信すると、M
PU111は、図15のフローチャートに従って受信処
理をおこない、ルータγのMACアドレスを予備用ルー
タMACアドレス登録エリアDRTT31に登録する
(S19−12,S19−18)。この結果2重化ルー
タ管理テーブルDRTTの有する値は、図19に示され
るようになる。
【0285】これ以降は、ルータγは、予備用ルータと
して使用可能になり、現用ルータ障害時までネットワー
ク上で待機することになる。
して使用可能になり、現用ルータ障害時までネットワー
ク上で待機することになる。
【0286】以上のように、本実施形の通信制御装置を
用いれば、ルータの一方に障害があっても、ネットワー
クシステムの稼働をとめることなく運用することがで
き、システムの情報も再設定する必要もない。
用いれば、ルータの一方に障害があっても、ネットワー
クシステムの稼働をとめることなく運用することがで
き、システムの情報も再設定する必要もない。
【0287】
【発明の効果】本発明によれば、ルータが2重化された
ネットワークシステムにおいて、現用のルータから予備
用のルータに経路を切り替えるときには、その切替時間
をRIP使用時より短縮し、ネットワークの可用性を向
上させ、かつ、計算機のCPUの負荷を増加させること
のないルータが2重化されたネットワークシステムおよ
びルータが2重化されたネットワークシステムの障害対
策方法を提供することができる。
ネットワークシステムにおいて、現用のルータから予備
用のルータに経路を切り替えるときには、その切替時間
をRIP使用時より短縮し、ネットワークの可用性を向
上させ、かつ、計算機のCPUの負荷を増加させること
のないルータが2重化されたネットワークシステムおよ
びルータが2重化されたネットワークシステムの障害対
策方法を提供することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るネットワークシステ
ムの要部拡大図である。
ムの要部拡大図である。
【図2】IPアドレスの各クラスの形態を模式的に示し
た図である。
た図である。
【図3】OSI参照モデルとTCP/IPの通信プロト
コルの関係を示す模式図である。
コルの関係を示す模式図である。
【図4】ARPの仕組みを説明する模式図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るネットワークシステ
ムの構成を表わす模式図である。
ムの構成を表わす模式図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るネットワークシステ
ムで、計算機a1からARPリクエストメッセージが発
せられたときの模式図である。
ムで、計算機a1からARPリクエストメッセージが発
せられたときの模式図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るネットワークシステ
ムで、計算機a2からARPレスポンスメッセージが発
せられたときの模式図である。
ムで、計算機a2からARPレスポンスメッセージが発
せられたときの模式図である。
【図8】ルーティングテーブルの一例を示す模式図であ
る。
る。
【図9】ARPテーブルの一例を示す模式図である。
【図10】2重化ルータ管理テーブルDRTTの構成を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図11】本発明の一実施形態に係る通信制御装置の構
成を表すブロック図である。
成を表すブロック図である。
【図12】本発明の一実施形態に係る通信制御装置11
の動作の概略を示した模式図である。
の動作の概略を示した模式図である。
【図13】通信制御装置11内のMPU111がイーサ
ネットフレームを送信するときの動作を示すフローチャ
ートである。
ネットフレームを送信するときの動作を示すフローチャ
ートである。
【図14】2重化ルータへARPリクエストメッセージ
を送信するときの処理を示すフローチャートである。
を送信するときの処理を示すフローチャートである。
【図15】通信制御装置11内のMPU111がイーサ
ネットフレームを受信するときの動作を示すフローチャ
ートである。
ネットフレームを受信するときの動作を示すフローチャ
ートである。
【図16】通信制御装置11内のARPレスポンス受信
監視タイマ1122のタイムアウト時の処理を示すフロ
ーチャートである。
監視タイマ1122のタイムアウト時の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図17】2重化ルータ管理テーブルDRTTに具体的
データを設定したときの模式図である(その一)。
データを設定したときの模式図である(その一)。
【図18】2重化ルータ管理テーブルDRTTに具体的
データを設定したときの模式図であり(その二)、特
に、現用ルータと予備用ルータの管理情報を入れ替えて
設定する場合を示している。
データを設定したときの模式図であり(その二)、特
に、現用ルータと予備用ルータの管理情報を入れ替えて
設定する場合を示している。
【図19】2重化ルータ管理テーブルDRTTに具体的
データを設定したときの模式図である(その三)。
データを設定したときの模式図である(その三)。
a1〜am,b1〜bn…計算機、A,B…共通伝送
路、α,β,γ…ルータ、11…通信制御装置、12…
CPU、13…メモリ、14…システムバス、DRTT
…2重化ルータ管理テーブル、IPAT…IPアドレス
格納テーブル、11MAT…MACアドレス管理テーブ
ル、111…MPU、1121…ARPリクエストメッ
セージ送信タイマ、1122…ARPレスポンスメッセ
ージ受信タイマ、113…水晶発振器、114…RO
M、115…伝送回路、116…バススケジューラ、1
17…バスインタフェース、118…内部メモリ、15
…トランシーバ、DRTT2…現用ルータ管理エリア、
DRTT3…予備用ルータ管理エリア、DRTT21…
現用ルータMACアドレス、DRTT23…現用ルータ
MACアドレス登録ビット、DRTT24…現用ルータ
受信待ちビット、DRTT25…現用ルータ障害表示ビ
ット、DRTT31…予備用ルータMACアドレス登録
エリア、DRTT33…予備用ルータMACアドレス登
録ビット、DRTT34…予備用ルータ受信待ちビッ
ト、DRTT35…予備用ルータ障害表示ビット、RT
T…ルーティングテーブル、RT1…あて先ネットワー
クアドレス、RT2…中継先IPアドレス、ARPT…
ARPテーブル、ARPT1〜ARPTk…ARPテー
ブルの各エントリ、ARPT11〜ARPTk1…IP
アドレス、ARPT12〜ARPTk2…MACアドレ
ス。
路、α,β,γ…ルータ、11…通信制御装置、12…
CPU、13…メモリ、14…システムバス、DRTT
…2重化ルータ管理テーブル、IPAT…IPアドレス
格納テーブル、11MAT…MACアドレス管理テーブ
ル、111…MPU、1121…ARPリクエストメッ
セージ送信タイマ、1122…ARPレスポンスメッセ
ージ受信タイマ、113…水晶発振器、114…RO
M、115…伝送回路、116…バススケジューラ、1
17…バスインタフェース、118…内部メモリ、15
…トランシーバ、DRTT2…現用ルータ管理エリア、
DRTT3…予備用ルータ管理エリア、DRTT21…
現用ルータMACアドレス、DRTT23…現用ルータ
MACアドレス登録ビット、DRTT24…現用ルータ
受信待ちビット、DRTT25…現用ルータ障害表示ビ
ット、DRTT31…予備用ルータMACアドレス登録
エリア、DRTT33…予備用ルータMACアドレス登
録ビット、DRTT34…予備用ルータ受信待ちビッ
ト、DRTT35…予備用ルータ障害表示ビット、RT
T…ルーティングテーブル、RT1…あて先ネットワー
クアドレス、RT2…中継先IPアドレス、ARPT…
ARPテーブル、ARPT1〜ARPTk…ARPテー
ブルの各エントリ、ARPT11〜ARPTk1…IP
アドレス、ARPT12〜ARPTk2…MACアドレ
ス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹治 雅行 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 丸山 久幸 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 井上 博文 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内
Claims (10)
- 【請求項1】 一つ以上のネットワークをルータを介し
て接続し、しかも、そのルータが2重化されたネットワ
ークシステムにおいて、 前記ネットワークに接続された計算機は、通信制御装置
を有し、 この計算機は、各々有する通信制御装置によって通信
し、 また、前記2重化されたルータは、一方を現用ルータ、
他の一方を予備用ルータとして、 各々同一の論理アドレスと、異なった物理アドレスとが
割り当てられ、 前記通信制御装置は、 前記2重化されたルータの論理アドレスと物理アドレス
とを保持する手段を有し、 この通信制御装置が、 ルータを介して他の計算機と通信するときには、前記現
用ルータの物理アドレスを用いて通信し、 2重化されたルータに対して、周期的に論理アドレスか
ら物理アドレスを求めるリクエストメッセージを送信
し、 その送信したリクエストメッセージの返答となるレスポ
ンスメッセージが、ルータから送信されてくるか否か
を、2重化された各々のルータに対して監視し、 ルータからレスポンスメッセージが送信されてこないと
きには、そのルータに障害が発生したものとして、 もし、前記現用ルータに障害が発生したとされたときに
は、 ルータを介して他の計算機と通信するときに、前記予備
用ルータの物理アドレスを用いて通信するように切り替
えることを特徴とするルータが2重化されたネットワー
クシステム。 - 【請求項2】 前記通信制御装置が、 前記2重化されたルータに割り当てられる論理アドレス
と物理アドレスとを、計算機より受け取って、 それらを2重化されたルータの論理アドレスと物理アド
レスとを保持する手段に設定することを特徴とする請求
項1記載のルータが2重化されたネットワークシステ
ム。 - 【請求項3】 前記通信制御装置が、 前記2重化されたルータに割り当てられる論理アドレス
と物理アドレスとを、2重化されたルータ各々に対して
送信される前記論理アドレスから物理アドレスを求める
リクエストメッセージの返答となるレスポンスメッセー
ジから得て、 それらを2重化されたルータの論理アドレスと物理アド
レスとを保持する手段に設定することを特徴とする請求
項1記載のルータが2重化されたネットワークシステ
ム。 - 【請求項4】 前記現用ルータに障害が発生されたとき
には、 前記予備用ルータを新たな現用ルータとし、 現用ルータを取換えて、新たな予備用ルータとして、 前記通信制御装置が、 2重化されたルータの論理アドレスと物理アドレスとを
保持する手段に、 前記新たな現用ルータと前記新たな予備用ルータとに割
り当てられる論理アドレスと物理アドレスとを、それぞ
れ設定することを特徴とする請求項1ないし請求項3記
載のいずれかのルータが2重化されたネットワークシス
テム。 - 【請求項5】 前記物理アドレスが、MAC(Media Ac
cess Control)アドレスであり、 前記論理アドレスが、IP(Internet Protocol)アド
レスであり、 前記論理アドレスから、物理アドレスを求めるリクエス
トメッセージが、ARP(Address Resolution Protoco
l)リクエストメッセージで、その返答となるレスポン
スメッセージが、ARPレスポンスメッセージであるこ
とを特徴とする請求項1ないし請求項4記載のいずれか
のルータが2重化されたネットワークシステム。 - 【請求項6】 一つ以上のネットワークをルータを介し
て接続し、しかも、そのルータが2重化されたネットワ
ークシステムの障害対策方法において、 前記ネットワークに接続された計算機は、通信制御装置
を有し、 この計算機は、各々有する通信制御装置によって通信
し、 また、前記2重化されたルータは、一方を現用ルータ、
他の一方を予備用ルータとして、 各々同一の論理アドレスと、異なった物理アドレスとが
割り当てられ、 前記通信制御装置は、 前記2重化されたルータの論理アドレスと物理アドレス
とを保持する手段を有し、 この通信制御装置が、 ルータを介して他の計算機と通信するときには、前記現
用ルータの物理アドレスを用いて通信し、 2重化されたルータに対して、周期的に論理アドレスか
ら物理アドレスを求めるリクエストメッセージを送信
し、 その送信したリクエストメッセージの返答となるレスポ
ンスメッセージが、ルータから送信されてくるか否か
を、2重化された各々のルータに対して監視し、 ルータからレスポンスメッセージが送信されてこないと
きには、そのルータに障害が発生したものとして、 もし、前記現用ルータに障害が発生したとされたときに
は、 ルータを介して他の計算機と通信するときに、前記予備
用ルータの物理アドレスを用いて通信するように切り替
えることを特徴とするルータが2重化されたネットワー
クシステムの障害対策方法。 - 【請求項7】 前記通信制御装置が、 前記2重化されたルータに割り当てられる論理アドレス
と物理アドレスとを、計算機より受け取って、 それらを2重化されたルータの論理アドレスと物理アド
レスとを保持する手段に設定することを特徴とする請求
項6記載のルータが2重化されたネットワークシステム
の障害対策方法。 - 【請求項8】 前記通信制御装置が、 前記2重化されたルータに割り当てられる論理アドレス
と物理アドレスとを、2重化されたルータ各々に対して
送信される前記論理アドレスから物理アドレスを求める
リクエストメッセージの返答となるレスポンスメッセー
ジから得て、 それらを2重化されたルータの論理アドレスと物理アド
レスとを保持する手段に設定することを特徴とする請求
項6記載のルータが2重化されたネットワークシステム
の障害対策方法。 - 【請求項9】 前記現用ルータに障害が発生されたとき
には、 前記予備用ルータを新たな現用ルータとし、 現用ルータを取換えて、新たな予備用ルータとして、 前記通信制御装置が、 2重化されたルータの論理アドレスと物理アドレスとを
保持する手段に、 前記新たな現用ルータと前記新たな予備用ルータとに割
り当てられる論理アドレスと物理アドレスとを、それぞ
れ設定することを特徴とする請求項6ないし請求項8記
載のいずれかのルータが2重化されたネットワークシス
テムの障害対策方法。 - 【請求項10】 前記物理アドレスが、MAC(Media
Access Control)アドレスであり、 前記論理アドレスが、IP(Internet Protocol)アド
レスであり、 前記論理アドレスから、物理アドレスを求めるリクエス
トメッセージが、ARP(Address Resolution Protoco
l)リクエストメッセージで、その返答となるレスポン
スメッセージが、ARPレスポンスメッセージであるこ
とを特徴とする請求項6ないし請求項9記載のいずれか
のルータが2重化されたネットワークシステムの障害対
策方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8136854A JPH09321789A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | ルータが2重化されたネットワークシステムおよびルータが2重化されたネットワークシステムの障害対策方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8136854A JPH09321789A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | ルータが2重化されたネットワークシステムおよびルータが2重化されたネットワークシステムの障害対策方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09321789A true JPH09321789A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15185067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8136854A Pending JPH09321789A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | ルータが2重化されたネットワークシステムおよびルータが2重化されたネットワークシステムの障害対策方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09321789A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-05-30 JP JP8136854A patent/JPH09321789A/ja active Pending
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