JPH09322314A - 電気自動車電源制御装置 - Google Patents
電気自動車電源制御装置Info
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- JPH09322314A JPH09322314A JP8161096A JP16109696A JPH09322314A JP H09322314 A JPH09322314 A JP H09322314A JP 8161096 A JP8161096 A JP 8161096A JP 16109696 A JP16109696 A JP 16109696A JP H09322314 A JPH09322314 A JP H09322314A
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—ELECTRIC POWER NETWORKS; CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
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- H02J2105/30—Networks for supplying or distributing electric power characterised by their spatial reach or by the load the load networks being external to vehicles, i.e. exchanging power with vehicles
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッテリの他に大容量のキャパシタを具え、
回生時には主として該キャパシタを充電し、回生時以外
の時には該キャパシタまたは前記バッテリから車両駆動
モータに給電する電気自動車電源制御装置において、回
生時に電力損失少なくしかもバッテリ電圧より大なる電
圧まで充電し得るようにすることを課題とする。 【解決手段】 回生時には、回生電流は専用配線12を
通って直接キャパシタ1を充電する。片方向コンバータ
8は、キャパシタ1側からバッテリ4側へ向かって昇圧
または降圧動作させられるので、キャパシタ充電電圧は
バッテリ電圧以下とする必要はなくなる。回生電流が所
定値を超えると、片方向コンバータを動作させ、超えた
分はバッテリの充電に回す。そうすると、キャパシタで
の電力損失は大とはならない。キャパシタ1から給電す
る場合、片方向コンバータの出力電圧がバッテリ電圧程
度になるよう、キャパシタの電圧を昇圧または降圧して
給電する。
回生時には主として該キャパシタを充電し、回生時以外
の時には該キャパシタまたは前記バッテリから車両駆動
モータに給電する電気自動車電源制御装置において、回
生時に電力損失少なくしかもバッテリ電圧より大なる電
圧まで充電し得るようにすることを課題とする。 【解決手段】 回生時には、回生電流は専用配線12を
通って直接キャパシタ1を充電する。片方向コンバータ
8は、キャパシタ1側からバッテリ4側へ向かって昇圧
または降圧動作させられるので、キャパシタ充電電圧は
バッテリ電圧以下とする必要はなくなる。回生電流が所
定値を超えると、片方向コンバータを動作させ、超えた
分はバッテリの充電に回す。そうすると、キャパシタで
の電力損失は大とはならない。キャパシタ1から給電す
る場合、片方向コンバータの出力電圧がバッテリ電圧程
度になるよう、キャパシタの電圧を昇圧または降圧して
給電する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリの他に大容量
のキャパシタを具え、これらから電気自動車の車両駆動
モータに給電したり、あるいは車両駆動モータからこれ
らに回生充電したりする電気自動車電源制御装置に関す
るものである。
のキャパシタを具え、これらから電気自動車の車両駆動
モータに給電したり、あるいは車両駆動モータからこれ
らに回生充電したりする電気自動車電源制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車は車両駆動モータを駆動源と
しているが、その車両駆動モータに給電する電源とし
て、鉛蓄電池やニッケル・カドミウム電池等の二次電池
(バッテリ)を用いることが知られている。しかし、こ
のような二次電池は、放電するまでに走行できる距離が
比較的短く、また充電時間が長いという欠点がある。
しているが、その車両駆動モータに給電する電源とし
て、鉛蓄電池やニッケル・カドミウム電池等の二次電池
(バッテリ)を用いることが知られている。しかし、こ
のような二次電池は、放電するまでに走行できる距離が
比較的短く、また充電時間が長いという欠点がある。
【0003】一方、充電時間が短い蓄電手段としてはキ
ャパシタがあり、小型ながら大容量であるところの電気
二重層コンデンサを、電気自動車の電源として用いるこ
とが提案されている(例、実開平3−104002号公報)。
しかし、この場合には早く放電してしまい、短時間しか
走行できないので、道路上に充電ステーションを数多く
設置しておかなければならないという欠点がある。
ャパシタがあり、小型ながら大容量であるところの電気
二重層コンデンサを、電気自動車の電源として用いるこ
とが提案されている(例、実開平3−104002号公報)。
しかし、この場合には早く放電してしまい、短時間しか
走行できないので、道路上に充電ステーションを数多く
設置しておかなければならないという欠点がある。
【0004】そこで、上記のような欠点をなくすため、
蓄電手段としてバッテリと急速充電可能であるところの
キャパシタの両方を搭載し、車両の走行状態あるいはキ
ャパシタの充電状態等に基づいて、これらの蓄電手段か
ら車両駆動モータへの給電を制御したり、車両駆動モー
タから蓄電手段への回生充電を制御したりする電気自動
車電源制御装置が考えられている(例、特開平6− 864
07号公報)。
蓄電手段としてバッテリと急速充電可能であるところの
キャパシタの両方を搭載し、車両の走行状態あるいはキ
ャパシタの充電状態等に基づいて、これらの蓄電手段か
ら車両駆動モータへの給電を制御したり、車両駆動モー
タから蓄電手段への回生充電を制御したりする電気自動
車電源制御装置が考えられている(例、特開平6− 864
07号公報)。
【0005】このような電気自動車電源制御装置におい
て回生充電がなされる際、キャパシタの電圧がバッテリ
の電圧よりも大幅に低いと、キャパシタに過大な充電電
流が流れ込み、キャパシタを破壊してしまうことがあ
る。そこで、電圧差が所定値以上あれば充電電流を断続
して流し、所定値以下になれば充電電流を連続して流す
ように制御して、破壊を防止するようにしたものもある
(特開平6−276616号公報)。
て回生充電がなされる際、キャパシタの電圧がバッテリ
の電圧よりも大幅に低いと、キャパシタに過大な充電電
流が流れ込み、キャパシタを破壊してしまうことがあ
る。そこで、電圧差が所定値以上あれば充電電流を断続
して流し、所定値以下になれば充電電流を連続して流す
ように制御して、破壊を防止するようにしたものもある
(特開平6−276616号公報)。
【0006】また、加速に必要とする電力に変動があっ
たり、あるいは減速時に発生される回生電力に変動があ
ったりした場合、バッテリとキャパシタとの間で電力の
授受が発生することがあり、無用の電力損失を生ずるこ
とがあった。そこで、そのような電力の授受を防止する
ものも提案されている(例、特願平7−129116号)。
たり、あるいは減速時に発生される回生電力に変動があ
ったりした場合、バッテリとキャパシタとの間で電力の
授受が発生することがあり、無用の電力損失を生ずるこ
とがあった。そこで、そのような電力の授受を防止する
ものも提案されている(例、特願平7−129116号)。
【0007】図4は、そのような従来の電気自動車電源
制御装置のブロック図である。図4において、1はキャ
パシタ、2は双方向コンバータ、3はコンバータ制御
部、4はバッテリ、5は電流検出回路、6はインバー
タ、7は車両駆動モータ、20はキャパシタ、21はリ
アクトル、22はトランジスタ、23,24はダイオー
ド、25はトランジスタ、26はキャパシタ、27,2
8は電流検出回路である。キャパシタ20,26は、平
滑用である。
制御装置のブロック図である。図4において、1はキャ
パシタ、2は双方向コンバータ、3はコンバータ制御
部、4はバッテリ、5は電流検出回路、6はインバー
タ、7は車両駆動モータ、20はキャパシタ、21はリ
アクトル、22はトランジスタ、23,24はダイオー
ド、25はトランジスタ、26はキャパシタ、27,2
8は電流検出回路である。キャパシタ20,26は、平
滑用である。
【0008】キャパシタ1としては、例えば電気二重層
コンデンサが用いられ、車両駆動モータ7としては、交
流モータが用いられる。インバータ2は、車両駆動モー
タ7に給電する場合には(つまり力行時には)、各蓄電
手段からの直流電圧を交流に変換する。また、減速時
に、車両駆動モータ7が発電機動作をさせられた場合に
は(つまり回生時には)、その交流発電電圧を直流電圧
に変換する。
コンデンサが用いられ、車両駆動モータ7としては、交
流モータが用いられる。インバータ2は、車両駆動モー
タ7に給電する場合には(つまり力行時には)、各蓄電
手段からの直流電圧を交流に変換する。また、減速時
に、車両駆動モータ7が発電機動作をさせられた場合に
は(つまり回生時には)、その交流発電電圧を直流電圧
に変換する。
【0009】電流検出回路5は、インバータ6を流れる
電流の値および流れる方向を検出する。電流の方向によ
って、回生時か非回生時かを判定することが出来る。図
示するように、インバータ6の入力側に流れ込む方向を
マイナス方向とし、入力側から流れ出す方向をプラス方
向とすると、マイナス方向であれば非回生時であり、プ
ラス方向であれば回生時である。
電流の値および流れる方向を検出する。電流の方向によ
って、回生時か非回生時かを判定することが出来る。図
示するように、インバータ6の入力側に流れ込む方向を
マイナス方向とし、入力側から流れ出す方向をプラス方
向とすると、マイナス方向であれば非回生時であり、プ
ラス方向であれば回生時である。
【0010】双方向コンバータ2は、キャパシタ1から
バッテリ4の方向に向っては昇圧し、その逆の方向に向
っては降圧するよう制御されるコンバータであり、次の
ような公知の昇圧コンバータ,降圧コンバータを組み合
わせたものである。
バッテリ4の方向に向っては昇圧し、その逆の方向に向
っては降圧するよう制御されるコンバータであり、次の
ような公知の昇圧コンバータ,降圧コンバータを組み合
わせたものである。
【0011】図6は公知の昇圧コンバータであり、5
0,51は入力端子、52,56は平滑用のキャパシ
タ、53はリアクトル、54はスイッチング用のトラン
ジスタ、55は逆流阻止用のダイオード、57,58は
出力端子、Vi は入力電圧、Voは出力電圧、IL はリ
アクトルを流れる電流である。図7は図6の昇圧コンバ
ータの動作波形図であり、(a)はトランジスタ54の
オン,オフ期間、(b)は電流IL の変化、(c)は出
力電圧Vo の変化を示す。
0,51は入力端子、52,56は平滑用のキャパシ
タ、53はリアクトル、54はスイッチング用のトラン
ジスタ、55は逆流阻止用のダイオード、57,58は
出力端子、Vi は入力電圧、Voは出力電圧、IL はリ
アクトルを流れる電流である。図7は図6の昇圧コンバ
ータの動作波形図であり、(a)はトランジスタ54の
オン,オフ期間、(b)は電流IL の変化、(c)は出
力電圧Vo の変化を示す。
【0012】トランジスタ54がオンするとダイオード
55がオフとなり、入力端子50→リアクトル53→ト
ランジスタ54→入力端子51の経路で電流が流れ、リ
アクトル53に電磁エネルギーが蓄積される。その間、
出力端子57,58へは、キャパシタ56から放電され
る。トランジスタ54がオフするとダイオード55がオ
ンとなり、リアクトル53に蓄積されていた電磁エネル
ギーによって誘起された電圧と入力電圧Vi とが重畳さ
れ、入力端子50→リアクトル53→ダイオード55→
出力端子57,58およびキャパシタ56→入力端子5
1の経路で電流が流れる。従って、トランジスタ54の
オン期間をTON,オフ期間をTOFF とすれば、平均とし
ての出力電圧VO は、次式のようになる。 出力電圧(昇圧電圧)は、トランジスタ54のオン,オ
フの期間を適宜調節することにより変化させることが出
来る。
55がオフとなり、入力端子50→リアクトル53→ト
ランジスタ54→入力端子51の経路で電流が流れ、リ
アクトル53に電磁エネルギーが蓄積される。その間、
出力端子57,58へは、キャパシタ56から放電され
る。トランジスタ54がオフするとダイオード55がオ
ンとなり、リアクトル53に蓄積されていた電磁エネル
ギーによって誘起された電圧と入力電圧Vi とが重畳さ
れ、入力端子50→リアクトル53→ダイオード55→
出力端子57,58およびキャパシタ56→入力端子5
1の経路で電流が流れる。従って、トランジスタ54の
オン期間をTON,オフ期間をTOFF とすれば、平均とし
ての出力電圧VO は、次式のようになる。 出力電圧(昇圧電圧)は、トランジスタ54のオン,オ
フの期間を適宜調節することにより変化させることが出
来る。
【0013】図8は公知の降圧コンバータであり、7
0,71は入力端子、72,76は平滑用のキャパシ
タ、73はスイッチング用のトランジスタ、74はフラ
イホイール用のダイオード、75はリアクトル、77,
78は出力端子、Vi は入力電圧、Vo は出力電圧、I
L はリアクトルを流れる電流である。図9は図6の昇圧
コンバータの動作波形図であり、(a)はトランジスタ
73のオン,オフ期間、(b)は電流IL の変化、
(c)は出力電圧Vo の変化を示す。
0,71は入力端子、72,76は平滑用のキャパシ
タ、73はスイッチング用のトランジスタ、74はフラ
イホイール用のダイオード、75はリアクトル、77,
78は出力端子、Vi は入力電圧、Vo は出力電圧、I
L はリアクトルを流れる電流である。図9は図6の昇圧
コンバータの動作波形図であり、(a)はトランジスタ
73のオン,オフ期間、(b)は電流IL の変化、
(c)は出力電圧Vo の変化を示す。
【0014】トランジスタ73がオンするとダイオード
74がオフとなり、入力端子70→トランジスタ73→
リアクトル75→出力端子77,78およびキャパシタ
76→入力端子71の経路で電流が流れ、リアクトル7
5に電磁エネルギーが蓄積される。トランジスタ73が
オフすると、リアクトル75に蓄積されていた電磁エネ
ルギーによって誘起された電圧により、リアクトル75
→出力端子77,78およびキャパシタ76→ダイオー
ド74の経路で電流が流れる。従って、トランジスタ7
3のオン期間をTON,オフ期間をTOFF とすれば、平均
としての出力電圧VO は、次式のようになる。 出力電圧(降圧電圧)は、トランジスタ73のオン,オ
フの期間を適宜調節することにより変化させることが出
来る。
74がオフとなり、入力端子70→トランジスタ73→
リアクトル75→出力端子77,78およびキャパシタ
76→入力端子71の経路で電流が流れ、リアクトル7
5に電磁エネルギーが蓄積される。トランジスタ73が
オフすると、リアクトル75に蓄積されていた電磁エネ
ルギーによって誘起された電圧により、リアクトル75
→出力端子77,78およびキャパシタ76→ダイオー
ド74の経路で電流が流れる。従って、トランジスタ7
3のオン期間をTON,オフ期間をTOFF とすれば、平均
としての出力電圧VO は、次式のようになる。 出力電圧(降圧電圧)は、トランジスタ73のオン,オ
フの期間を適宜調節することにより変化させることが出
来る。
【0015】図4の双方向コンバータ2に戻るが、双方
向コンバータ2において、昇圧動作は、トランジスタ2
5をオフにしたまま、トランジスタ22をオン,オフす
ることによって行われる。降圧動作は、トランジスタ2
2をオフにしたまま、トランジスタ25をオン,オフす
ることによって行われる。電流検出回路5からの検出信
号の符号がプラスの時(回生時)は、降圧動作させら
れ、マイナスの時(非回生時)は昇圧動作させられる。
向コンバータ2において、昇圧動作は、トランジスタ2
5をオフにしたまま、トランジスタ22をオン,オフす
ることによって行われる。降圧動作は、トランジスタ2
2をオフにしたまま、トランジスタ25をオン,オフす
ることによって行われる。電流検出回路5からの検出信
号の符号がプラスの時(回生時)は、降圧動作させら
れ、マイナスの時(非回生時)は昇圧動作させられる。
【0016】回生時に降圧する理由は、次の通りであ
る。インバータ6からの回生電圧でキャパシタ1を充電
する場合、仮に双方向コンバータ2が無くて直接キャパ
シタ1を充電するとすれば、キャパシタ1の両端電圧が
低い間は過大な充電電流が流れると共に、バッテリ4か
らも電流が流れ出して充電しようとする。そうすると、
インバータ6の直流側電圧は低下し、他の電気負荷(図
示せず)への給電電圧も低下してしまう。そこで、バッ
テリ4との間に双方向コンバータ2を介在させ、インバ
ータ6の直流側電圧は低下させることなく、キャパシタ
1に印加する電圧は充電可能で且つ充電電流を過大とし
ない電圧に降圧する。降圧の程度(降圧比)は、キャパ
シタ1の充電電圧が上昇して来るにつれ、少なくされ
る。
る。インバータ6からの回生電圧でキャパシタ1を充電
する場合、仮に双方向コンバータ2が無くて直接キャパ
シタ1を充電するとすれば、キャパシタ1の両端電圧が
低い間は過大な充電電流が流れると共に、バッテリ4か
らも電流が流れ出して充電しようとする。そうすると、
インバータ6の直流側電圧は低下し、他の電気負荷(図
示せず)への給電電圧も低下してしまう。そこで、バッ
テリ4との間に双方向コンバータ2を介在させ、インバ
ータ6の直流側電圧は低下させることなく、キャパシタ
1に印加する電圧は充電可能で且つ充電電流を過大とし
ない電圧に降圧する。降圧の程度(降圧比)は、キャパ
シタ1の充電電圧が上昇して来るにつれ、少なくされ
る。
【0017】充電されているキャパシタ1から給電する
場合に昇圧する理由は、バッテリ4よりもやや高い電圧
にしなければ、給電できないからである。キャパシタ1
の放電が進むにつれて、キャパシタ1の電圧は低下す
る。そのように低下しても、なおキャパシタ1から給電
が続けられるようにするためには、依然としてバッテリ
電圧よりも高い電圧に昇圧しなければならない。従っ
て、昇圧の程度(昇圧比)は放電が進むにつれて次第に
大としてゆく必要がある。
場合に昇圧する理由は、バッテリ4よりもやや高い電圧
にしなければ、給電できないからである。キャパシタ1
の放電が進むにつれて、キャパシタ1の電圧は低下す
る。そのように低下しても、なおキャパシタ1から給電
が続けられるようにするためには、依然としてバッテリ
電圧よりも高い電圧に昇圧しなければならない。従っ
て、昇圧の程度(昇圧比)は放電が進むにつれて次第に
大としてゆく必要がある。
【0018】コンバータ制御部3は、双方向コンバータ
2の昇圧,降圧動作を制御する。電流検出回路27,2
8は、双方向コンバータ2の入力側,出力側に流れる電
流を検出してコンバータ制御部3に知らせ、キャパシタ
1とバッテリ4間に無用の電流が流れないよう、双方向
コンバータ2に流れる電流を制御する。なお、過大電流
が検出された場合には、動作停止等の保護措置を講じさ
せる。
2の昇圧,降圧動作を制御する。電流検出回路27,2
8は、双方向コンバータ2の入力側,出力側に流れる電
流を検出してコンバータ制御部3に知らせ、キャパシタ
1とバッテリ4間に無用の電流が流れないよう、双方向
コンバータ2に流れる電流を制御する。なお、過大電流
が検出された場合には、動作停止等の保護措置を講じさ
せる。
【0019】即ち、加速時にはインバータ6へ電流を供
給する必要があるが、要求される電流が規定電流以下で
あればバッテリ4からのみ供給し、それ以上要求される
場合には、不足分の電流をキャパシタ1から供給するよ
う、キャパシタ1の電圧を昇圧する。そのようにする
と、キャパシタ1からバッテリ4へ電流が流れ込むこと
はない。また、減速時(回生時)には、インバータ6か
らの回生電流が規定電流以下であればバッテリ4へのみ
回生し、それ以上あれば、余剰分の電流だけキャパシタ
1へ流れてゆくよう降圧する。
給する必要があるが、要求される電流が規定電流以下で
あればバッテリ4からのみ供給し、それ以上要求される
場合には、不足分の電流をキャパシタ1から供給するよ
う、キャパシタ1の電圧を昇圧する。そのようにする
と、キャパシタ1からバッテリ4へ電流が流れ込むこと
はない。また、減速時(回生時)には、インバータ6か
らの回生電流が規定電流以下であればバッテリ4へのみ
回生し、それ以上あれば、余剰分の電流だけキャパシタ
1へ流れてゆくよう降圧する。
【0020】
(問題点)しかしながら、前記した従来の電気自動車電
源制御装置には、次のような問題点があった。第1の問
題点は、キャパシタ1に充電された電荷をより多く放電
させようとすればするほど、双方向コンバータ2の昇圧
能力をより一層大にしておかなければならず、コンバー
タの重量,コストが大になるという点である。第2の問
題点は、キャパシタ1への回生は双方向コンバータ2の
降圧動作によって行われるので、キャパシタ1への回生
電力は双方向コンバータ2の降圧動作時容量により制限
されるし、キャパシタの充電電圧もバッテリ電圧以下に
制限されるという点である。第3の問題点は、キャパシ
タ1に流れる電流は充電時でも放電時でも必ず双方向コ
ンバータ2を通過する構成となっているので、通過する
度にそこで幾らかの電力が失われ、エネルギーの伝達効
率が悪いという点である。
源制御装置には、次のような問題点があった。第1の問
題点は、キャパシタ1に充電された電荷をより多く放電
させようとすればするほど、双方向コンバータ2の昇圧
能力をより一層大にしておかなければならず、コンバー
タの重量,コストが大になるという点である。第2の問
題点は、キャパシタ1への回生は双方向コンバータ2の
降圧動作によって行われるので、キャパシタ1への回生
電力は双方向コンバータ2の降圧動作時容量により制限
されるし、キャパシタの充電電圧もバッテリ電圧以下に
制限されるという点である。第3の問題点は、キャパシ
タ1に流れる電流は充電時でも放電時でも必ず双方向コ
ンバータ2を通過する構成となっているので、通過する
度にそこで幾らかの電力が失われ、エネルギーの伝達効
率が悪いという点である。
【0021】(問題点の説明)まず、第1の問題点につ
いて説明する。キャパシタ1の電圧は、充分に回生充電
されていれば、バッテリ4の電圧と略同じにされてい
る。力行時になって放電を開始すれば、放電の進行と共
にキャパシタ電圧は低下するが、低下した電圧をバッテ
リ4の電圧程度に双方向コンバータ2が昇圧することに
より、放電が続行される。双方向コンバータ2がバッテ
リ電圧程度にまで昇圧し得る最も低い電圧が、キャパシ
タ1を放電させ得る下限電圧である。昇圧能力が小であ
ると、キャパシタ電圧が一寸低下するまでしか放電させ
ることが出来ず、キャパシタ1が利用できる電圧範囲は
狭い。キャパシタ電圧が相当低下するまで放電電荷を取
り出そうとするなら、昇圧能力を大にしておく必要があ
る。そうすると、双方向コンバータ2の重量,コストが
大になる。
いて説明する。キャパシタ1の電圧は、充分に回生充電
されていれば、バッテリ4の電圧と略同じにされてい
る。力行時になって放電を開始すれば、放電の進行と共
にキャパシタ電圧は低下するが、低下した電圧をバッテ
リ4の電圧程度に双方向コンバータ2が昇圧することに
より、放電が続行される。双方向コンバータ2がバッテ
リ電圧程度にまで昇圧し得る最も低い電圧が、キャパシ
タ1を放電させ得る下限電圧である。昇圧能力が小であ
ると、キャパシタ電圧が一寸低下するまでしか放電させ
ることが出来ず、キャパシタ1が利用できる電圧範囲は
狭い。キャパシタ電圧が相当低下するまで放電電荷を取
り出そうとするなら、昇圧能力を大にしておく必要があ
る。そうすると、双方向コンバータ2の重量,コストが
大になる。
【0022】次に、第2の問題点について説明する。キ
ャパシタ1への回生電力は、双方向コンバータ2の降圧
動作によってキャパシタ1へ伝達される。そのため、双
方向コンバータ2の降圧動作時容量分だけの電力しかキ
ャパシタ1へ伝達されず、それ以外の電力はバッテリ4
の充電に回されることになる。従って、キャパシタ1に
はまだ電力を回生できる余裕があっても、回生されな
い。また、バッテリ電圧に相当する電圧を降圧してキャ
パシタ1に充電しているから、常に バッテリ電圧>キャパシタ電圧 という関係になっている。つまり、キャパシタ1の電圧
の上限はバッテリ電圧である。なお、下限は、前記した
ように双方向コンバータ2の昇圧能力によって決定され
る電圧である。この上限と下限との間の電圧範囲が、結
局、キャパシタ1の利用電圧範囲ということになるが、
利用電圧範囲の上限がバッテリ電圧という値に制限さ
れ、利用電圧範囲が狭くされていた。
ャパシタ1への回生電力は、双方向コンバータ2の降圧
動作によってキャパシタ1へ伝達される。そのため、双
方向コンバータ2の降圧動作時容量分だけの電力しかキ
ャパシタ1へ伝達されず、それ以外の電力はバッテリ4
の充電に回されることになる。従って、キャパシタ1に
はまだ電力を回生できる余裕があっても、回生されな
い。また、バッテリ電圧に相当する電圧を降圧してキャ
パシタ1に充電しているから、常に バッテリ電圧>キャパシタ電圧 という関係になっている。つまり、キャパシタ1の電圧
の上限はバッテリ電圧である。なお、下限は、前記した
ように双方向コンバータ2の昇圧能力によって決定され
る電圧である。この上限と下限との間の電圧範囲が、結
局、キャパシタ1の利用電圧範囲ということになるが、
利用電圧範囲の上限がバッテリ電圧という値に制限さ
れ、利用電圧範囲が狭くされていた。
【0023】最後に、第3の問題点について説明する。
キャパシタ1が充電される場合、降圧動作している双方
向コンバータ2を通ってキャパシタ1に充電電流が流れ
るわけであるが、この時、双方向コンバータ2でも電力
損失があるし、キャパシタ1でも内部抵抗による電力損
失がある。キャパシタ1から放電する場合には、キャパ
シタ1からの放電電流は昇圧動作している双方向コンバ
ータ2を通って流れ出るわけであるから、やはり、キャ
パシタ1および双方向コンバータ2で電力損失が生ず
る。
キャパシタ1が充電される場合、降圧動作している双方
向コンバータ2を通ってキャパシタ1に充電電流が流れ
るわけであるが、この時、双方向コンバータ2でも電力
損失があるし、キャパシタ1でも内部抵抗による電力損
失がある。キャパシタ1から放電する場合には、キャパ
シタ1からの放電電流は昇圧動作している双方向コンバ
ータ2を通って流れ出るわけであるから、やはり、キャ
パシタ1および双方向コンバータ2で電力損失が生ず
る。
【0024】上記のように電力損失が発生するから、充
電時または放電時のエネルギー伝達効率は、電流が流れ
る各段階のエネルギー伝達効率の積となる。例えば、充
電時のエネルギー伝達効率は、双方向コンバータ2の効
率が80%,キャパシタ1の効率が90%ならば、72
%となる。回生電力蓄積用のキャパシタおよびその充電
経路,放電経路を設け、減速時にキャパシタに回生した
エネルギーを加速時に利用するシステムを、仮に「キャ
パシタシステム」と言うことにすれば、キャパシタシス
テムでのエネルギー伝達効率(以下、「キャパシタシス
テム効率」と言う)は、充電時の効率と放電時の効率の
積である。
電時または放電時のエネルギー伝達効率は、電流が流れ
る各段階のエネルギー伝達効率の積となる。例えば、充
電時のエネルギー伝達効率は、双方向コンバータ2の効
率が80%,キャパシタ1の効率が90%ならば、72
%となる。回生電力蓄積用のキャパシタおよびその充電
経路,放電経路を設け、減速時にキャパシタに回生した
エネルギーを加速時に利用するシステムを、仮に「キャ
パシタシステム」と言うことにすれば、キャパシタシス
テムでのエネルギー伝達効率(以下、「キャパシタシス
テム効率」と言う)は、充電時の効率と放電時の効率の
積である。
【0025】ところで、キャパシタ充放電効率(即ち、
キャパシタ自体の充電効率あるいは放電効率)は、電流
値が大になるほど低下することが知られている。図5
は、キャパシタ充放電効率を示す図である。横軸はキャ
パシタ電流IC (即ち、充電電流あるいは放電電流)、
縦軸はキャパシタ充放電効率である。キャパシタ電流I
C が大になるほど、キャパシタ充放電効率は低下してい
る。キャパシタ電流がIC1の時のキャパシタ放電効率は
η1 であるが、IC1より大なるキャパシタ電流IC2の時
のキャパシタ放電効率は、η1 より低いη2 となってい
る。
キャパシタ自体の充電効率あるいは放電効率)は、電流
値が大になるほど低下することが知られている。図5
は、キャパシタ充放電効率を示す図である。横軸はキャ
パシタ電流IC (即ち、充電電流あるいは放電電流)、
縦軸はキャパシタ充放電効率である。キャパシタ電流I
C が大になるほど、キャパシタ充放電効率は低下してい
る。キャパシタ電流がIC1の時のキャパシタ放電効率は
η1 であるが、IC1より大なるキャパシタ電流IC2の時
のキャパシタ放電効率は、η1 より低いη2 となってい
る。
【0026】キャパシタ1の放電をあまりに低い電圧ま
で行うと、次に充電する場合、当初に流れ込む充電電流
は大となり、キャパシタ充電効率は悪くなる。そこで、
キャパシタ充電効率が悪くならないようにと、充電電流
値を小さい値に制限すると、キャパシタへの回生電力が
少なくなってしまう。本発明は、以上のような問題点を
解決することを課題とするものである。
で行うと、次に充電する場合、当初に流れ込む充電電流
は大となり、キャパシタ充電効率は悪くなる。そこで、
キャパシタ充電効率が悪くならないようにと、充電電流
値を小さい値に制限すると、キャパシタへの回生電力が
少なくなってしまう。本発明は、以上のような問題点を
解決することを課題とするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、車両駆動モータの電源手段としてのバ
ッテリおよびキャパシタを具え、回生時には主として該
キャパシタを充電し、回生時以外の時には該キャパシタ
または前記バッテリから前記車両駆動モータに給電する
電気自動車電源制御装置において、前記キャパシタと前
記バッテリとの間に接続され、キャパシタ側からバッテ
リ側へ向かってのみ昇圧あるいは降圧動作させられる片
方向コンバータと、前記車両駆動モータへの電流の向き
により回生時か否かを検出する回生時検出手段と、一端
が前記キャパシタおよび前記片方向コンバータの入力側
に接続され、回生電流を専用に流す回生電流専用配線
と、回生時には前記車両駆動モータ側と前記回生電流専
用配線の他端とを接続し、回生時以外の時には前記車両
駆動モータ側と前記バッテリとを接続する切換手段と、
回生電流が予め定めたキャパシタ充電電流制限値を超え
ると、その超える分の電流で前記バッテリを充電するよ
う前記片方向コンバータを制御し、回生時以外の時には
前記バッテリに先駆けて前記キャパシタより前記車両駆
動モータに給電するよう前記片方向コンバータを制御す
るコンバータ制御手段とを具えることとした。
め、本発明では、車両駆動モータの電源手段としてのバ
ッテリおよびキャパシタを具え、回生時には主として該
キャパシタを充電し、回生時以外の時には該キャパシタ
または前記バッテリから前記車両駆動モータに給電する
電気自動車電源制御装置において、前記キャパシタと前
記バッテリとの間に接続され、キャパシタ側からバッテ
リ側へ向かってのみ昇圧あるいは降圧動作させられる片
方向コンバータと、前記車両駆動モータへの電流の向き
により回生時か否かを検出する回生時検出手段と、一端
が前記キャパシタおよび前記片方向コンバータの入力側
に接続され、回生電流を専用に流す回生電流専用配線
と、回生時には前記車両駆動モータ側と前記回生電流専
用配線の他端とを接続し、回生時以外の時には前記車両
駆動モータ側と前記バッテリとを接続する切換手段と、
回生電流が予め定めたキャパシタ充電電流制限値を超え
ると、その超える分の電流で前記バッテリを充電するよ
う前記片方向コンバータを制御し、回生時以外の時には
前記バッテリに先駆けて前記キャパシタより前記車両駆
動モータに給電するよう前記片方向コンバータを制御す
るコンバータ制御手段とを具えることとした。
【0028】(解決する動作の概要)車両駆動モータの
回生時には、回生電流は回生電流専用配線を通って直接
キャパシタを充電するので、コンバータを介して流して
いた従来例のように、コンバータでロスしたりコンバー
タ容量の制約を受けたりすることがなく、多くの電力を
回生することが出来る。そして、回生エネルギーが大の
場合には、車両用バッテリの電圧より高い電圧に充電さ
れる。
回生時には、回生電流は回生電流専用配線を通って直接
キャパシタを充電するので、コンバータを介して流して
いた従来例のように、コンバータでロスしたりコンバー
タ容量の制約を受けたりすることがなく、多くの電力を
回生することが出来る。そして、回生エネルギーが大の
場合には、車両用バッテリの電圧より高い電圧に充電さ
れる。
【0029】充電電流が過大であるとキャパシタでの電
力損失が多くなるので、充電電流は予め定めたキャパシ
タ充電電流制限値(例えば、図5で効率が90%の電流
ICT)以下に制限する。それを超える分の電流は、片方
向コンバータを動作させてバッテリの充電に回すので、
キャパシタでの電力損失は抑制され、回生効率が良好と
なる。回生時以外の時には、片方向コンバータの出力電
圧がバッテリ電圧程度になるよう、キャパシタの電圧を
昇圧または降圧し、まずキャパシタから給電する。その
後、バッテリから給電する。キャパシタから給電する場
合、一方向に昇圧,降圧の両方ができる片方向コンバー
タを経て給電するので、キャパシタ充電電圧はバッテリ
電圧より高くなっていても構わなくなり(つまり、キャ
パシタの利用電圧範囲が拡大され)、キャパシタに多く
の電気量を回収することが出来るようになる。
力損失が多くなるので、充電電流は予め定めたキャパシ
タ充電電流制限値(例えば、図5で効率が90%の電流
ICT)以下に制限する。それを超える分の電流は、片方
向コンバータを動作させてバッテリの充電に回すので、
キャパシタでの電力損失は抑制され、回生効率が良好と
なる。回生時以外の時には、片方向コンバータの出力電
圧がバッテリ電圧程度になるよう、キャパシタの電圧を
昇圧または降圧し、まずキャパシタから給電する。その
後、バッテリから給電する。キャパシタから給電する場
合、一方向に昇圧,降圧の両方ができる片方向コンバー
タを経て給電するので、キャパシタ充電電圧はバッテリ
電圧より高くなっていても構わなくなり(つまり、キャ
パシタの利用電圧範囲が拡大され)、キャパシタに多く
の電気量を回収することが出来るようになる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の電気自動車電源制御装置
のブロック図である。符号は図4のものに対応し、8は
片方向コンバータ、9は電圧検出回路、10はコンバー
タ制御部、11は切換リレー、11−1は切換リレーコ
イル、11−2は切換リレー接点、11A,11Bは固
定接点、12は回生電流専用配線、20はキャパシタ、
21はリアクトル、22はトランジスタ、23,24は
ダイオード、25はトランジスタ、26はキャパシタ、
27,28は電流検出回路、80はキャパシタ、82は
トランジスタ、83はダイオード、84はリアクトル、
85はトランジスタ、86はダイオード、88はキャパ
シタ、89,90は電流検出回路である。キャパシタ8
0,88は平滑用であり、電流検出回路89,90は片
方向コンバータ8の入力電流,出力電流の検出用である
(I3 ,I2 は、それぞれの検出信号である。)。図4
と同じ符号のものは同様のものなので、それらの説明は
省略する。
に説明する。図1は、本発明の電気自動車電源制御装置
のブロック図である。符号は図4のものに対応し、8は
片方向コンバータ、9は電圧検出回路、10はコンバー
タ制御部、11は切換リレー、11−1は切換リレーコ
イル、11−2は切換リレー接点、11A,11Bは固
定接点、12は回生電流専用配線、20はキャパシタ、
21はリアクトル、22はトランジスタ、23,24は
ダイオード、25はトランジスタ、26はキャパシタ、
27,28は電流検出回路、80はキャパシタ、82は
トランジスタ、83はダイオード、84はリアクトル、
85はトランジスタ、86はダイオード、88はキャパ
シタ、89,90は電流検出回路である。キャパシタ8
0,88は平滑用であり、電流検出回路89,90は片
方向コンバータ8の入力電流,出力電流の検出用である
(I3 ,I2 は、それぞれの検出信号である。)。図4
と同じ符号のものは同様のものなので、それらの説明は
省略する。
【0031】片方向コンバータ8は、キャパシタ1とバ
ッテリ4との間に介在させられ、キャパシタ1の側から
バッテリ4の側に向かって(つまり、片方向で)、必要
に応じて昇圧および降圧することが出来るコンバータで
ある。線路に直列にダイオード86が接続されているた
め、バッテリ4側からキャパシタ1側へ電流が流れよう
としても阻止される。キャパシタ1の電圧がバッテリ4
の電圧より高い場合に動作させる時には降圧動作をさ
せ、低い場合に動作させる時には昇圧動作をさせる。
ッテリ4との間に介在させられ、キャパシタ1の側から
バッテリ4の側に向かって(つまり、片方向で)、必要
に応じて昇圧および降圧することが出来るコンバータで
ある。線路に直列にダイオード86が接続されているた
め、バッテリ4側からキャパシタ1側へ電流が流れよう
としても阻止される。キャパシタ1の電圧がバッテリ4
の電圧より高い場合に動作させる時には降圧動作をさ
せ、低い場合に動作させる時には昇圧動作をさせる。
【0032】片方向コンバータ8の構成は、リアクトル
とスイッチング素子とを主体とし、スイッチング素子の
オン,オフによって昇圧なり,降圧なりをする公知のコ
ンバータ(図6,図8を参照のこと)を応用して構成し
たものである。トランジスタ82は降圧制御をするスイ
ッチング素子であり、トランジスタ85は昇圧制御をす
るスイッチング素子である。それらの制御は、コンバー
タ制御部10から出される制御信号S1 ,S2 によって
行われる。制御信号S1 ,S2 は、一方がONであれば
他方がOFFである同期信号とされる。
とスイッチング素子とを主体とし、スイッチング素子の
オン,オフによって昇圧なり,降圧なりをする公知のコ
ンバータ(図6,図8を参照のこと)を応用して構成し
たものである。トランジスタ82は降圧制御をするスイ
ッチング素子であり、トランジスタ85は昇圧制御をす
るスイッチング素子である。それらの制御は、コンバー
タ制御部10から出される制御信号S1 ,S2 によって
行われる。制御信号S1 ,S2 は、一方がONであれば
他方がOFFである同期信号とされる。
【0033】制御信号S1 ,S2 は、片方向コンバータ
8を動作させたい場合にのみ生成,供給される。制御信
号S1 ,S2 が供給された時、もし片方向コンバータ8
の入力側電圧(=キャパシタ電圧)の方が出力側電圧
(=バッテリ電圧)より大の場合には、自ずと降圧制御
となる。また、制御信号S1 ,S2 が供給された時、も
し片方向コンバータ8の入力側電圧(=キャパシタ電
圧)の方が出力側電圧(=バッテリ電圧)より小の場合
には、自ずと昇圧制御となる。つまり、次のような関係
となる。 キャパシタ電圧>バッテリ電圧 → 降圧制御 キャパシタ電圧<バッテリ電圧 → 昇圧制御
8を動作させたい場合にのみ生成,供給される。制御信
号S1 ,S2 が供給された時、もし片方向コンバータ8
の入力側電圧(=キャパシタ電圧)の方が出力側電圧
(=バッテリ電圧)より大の場合には、自ずと降圧制御
となる。また、制御信号S1 ,S2 が供給された時、も
し片方向コンバータ8の入力側電圧(=キャパシタ電
圧)の方が出力側電圧(=バッテリ電圧)より小の場合
には、自ずと昇圧制御となる。つまり、次のような関係
となる。 キャパシタ電圧>バッテリ電圧 → 降圧制御 キャパシタ電圧<バッテリ電圧 → 昇圧制御
【0034】このような制御となるのは、次のような理
由による。一般に、昇圧コンバータに「入力側電圧≧出
力側電圧」となるような電圧を接続しておいて昇圧制御
しようとしても、コンバータの出力電圧は入力電圧に等
しい電圧となる。逆に、降圧コンバータに「入力側電圧
≦出力側電圧」となるような電圧を接続しておいて降圧
制御しようとしても、コンバータの出力電圧は入力電圧
に等しい電圧となる。従って、片方向コンバータ8は、
制御信号S1 ,S2 が供給された時の入力側電圧と出力
側電圧の大小関係により、降圧制御をするか昇圧制御を
するかが、自ずと決められることになる。
由による。一般に、昇圧コンバータに「入力側電圧≧出
力側電圧」となるような電圧を接続しておいて昇圧制御
しようとしても、コンバータの出力電圧は入力電圧に等
しい電圧となる。逆に、降圧コンバータに「入力側電圧
≦出力側電圧」となるような電圧を接続しておいて降圧
制御しようとしても、コンバータの出力電圧は入力電圧
に等しい電圧となる。従って、片方向コンバータ8は、
制御信号S1 ,S2 が供給された時の入力側電圧と出力
側電圧の大小関係により、降圧制御をするか昇圧制御を
するかが、自ずと決められることになる。
【0035】電流検出回路5(その検出信号をI1 とす
る)とバッテリ4との間に、切換リレー11を接続す
る。切換リレー11の固定接点11Aは回生電流専用配
線12を経てキャパシタ1および片方向コンバータ8の
入力側に接続され、固定接点11Bはバッテリ4および
片方向コンバータ8の出力側に接続される。切換リレー
コイル11−1には電流検出回路5の検出信号が与えら
れ、回生時以外は切換リレー接点11−2を固定接点1
1Bにオンし、回生時には固定接点11Aにオンする。
る)とバッテリ4との間に、切換リレー11を接続す
る。切換リレー11の固定接点11Aは回生電流専用配
線12を経てキャパシタ1および片方向コンバータ8の
入力側に接続され、固定接点11Bはバッテリ4および
片方向コンバータ8の出力側に接続される。切換リレー
コイル11−1には電流検出回路5の検出信号が与えら
れ、回生時以外は切換リレー接点11−2を固定接点1
1Bにオンし、回生時には固定接点11Aにオンする。
【0036】従って、力行時の電流は固定接点11Bを
通ってインバータ6に供給され、回生時の電流は固定接
点11Aを通ってキャパシタ1へ流れる。切換リレー1
1を設けた理由は、キャパシタ1とバッテリ4との間で
電力の授受がされないようにするためである。即ち、バ
ッテリ4の電圧がキャパシタ1の電圧より高い時、バッ
テリ4→回生電流専用配線12→キャパシタ1へと電流
が流れるのを防止し、逆にキャパシタ1の電圧がバッテ
リ4の電圧より高い時、キャパシタ1→回生電流専用配
線12→バッテリ4へと電流が流れるのを防止する。電
圧検出回路9は、片方向コンバータ8の出力側の電圧を
検出する(検出信号をVとする)。
通ってインバータ6に供給され、回生時の電流は固定接
点11Aを通ってキャパシタ1へ流れる。切換リレー1
1を設けた理由は、キャパシタ1とバッテリ4との間で
電力の授受がされないようにするためである。即ち、バ
ッテリ4の電圧がキャパシタ1の電圧より高い時、バッ
テリ4→回生電流専用配線12→キャパシタ1へと電流
が流れるのを防止し、逆にキャパシタ1の電圧がバッテ
リ4の電圧より高い時、キャパシタ1→回生電流専用配
線12→バッテリ4へと電流が流れるのを防止する。電
圧検出回路9は、片方向コンバータ8の出力側の電圧を
検出する(検出信号をVとする)。
【0037】ここで、図1の電気自動車電源制御装置の
動作の概要を説明しておく。回生時には、切換リレー接
点11−2が固定接点11Aにオンされ、回生電流は回
生電流専用配線12を流れて直接キャパシタ1を充電す
る。充電時のキャパシタ1での内部損失が大とならない
よう、充電電流が予め定めた制限値以上であると、片方
向コンバータ8を動作させて余剰電流でバッテリ4を充
電する。非回生時には、切換リレー接点11−2が固定
接点11Bにオンされ、車両駆動モータ7が必要とする
電流を、まずキャパシタ1から給電する。キャパシタ1
の電圧がバッテリの電圧より大の時は、片方向コンバー
タ8を降圧動作させ、小の時は昇圧動作させて給電す
る。
動作の概要を説明しておく。回生時には、切換リレー接
点11−2が固定接点11Aにオンされ、回生電流は回
生電流専用配線12を流れて直接キャパシタ1を充電す
る。充電時のキャパシタ1での内部損失が大とならない
よう、充電電流が予め定めた制限値以上であると、片方
向コンバータ8を動作させて余剰電流でバッテリ4を充
電する。非回生時には、切換リレー接点11−2が固定
接点11Bにオンされ、車両駆動モータ7が必要とする
電流を、まずキャパシタ1から給電する。キャパシタ1
の電圧がバッテリの電圧より大の時は、片方向コンバー
タ8を降圧動作させ、小の時は昇圧動作させて給電す
る。
【0038】図2は、本発明の電気自動車電源制御装置
に使用されているコンバータ制御部10の回路構成の1
例を示す図である。図2において、符号は図1のものに
対応し、100は切換リレー、100−1は切換リレー
コイル、100−2は切換リレー接点、100A,10
0Bは固定接点、101は増幅器、102はスイッチン
グレギュレータIC、103〜105はダイオード、1
06〜108は増幅器である。
に使用されているコンバータ制御部10の回路構成の1
例を示す図である。図2において、符号は図1のものに
対応し、100は切換リレー、100−1は切換リレー
コイル、100−2は切換リレー接点、100A,10
0Bは固定接点、101は増幅器、102はスイッチン
グレギュレータIC、103〜105はダイオード、1
06〜108は増幅器である。
【0039】増幅器101,106,107の出力端子
は、優先回路(複数の入力のうち、最大の入力1つだけ
を出力する回路)を構成するダイオード103〜105
を介して、スイッチングレギュレータIC102に接続
される。スイッチングレギュレータIC102は内部で
基準三角波を発生しており、それと入力信号とより、同
期したオン,オフ制御信号S1 およびS2 を生成する。
制御信号S1 (降圧用)およびS2 (昇圧用)を生成す
るか否かは、後で述べるように、片方向コンバータ8を
動作させることが要求されているか否かによって決めら
れる。要求されていなければ、S1 ,S2 は生成されな
い。
は、優先回路(複数の入力のうち、最大の入力1つだけ
を出力する回路)を構成するダイオード103〜105
を介して、スイッチングレギュレータIC102に接続
される。スイッチングレギュレータIC102は内部で
基準三角波を発生しており、それと入力信号とより、同
期したオン,オフ制御信号S1 およびS2 を生成する。
制御信号S1 (降圧用)およびS2 (昇圧用)を生成す
るか否かは、後で述べるように、片方向コンバータ8を
動作させることが要求されているか否かによって決めら
れる。要求されていなければ、S1 ,S2 は生成されな
い。
【0040】Vr1,Vr2,Vr3は、増幅器101,10
7,108での比較基準値とする基準電圧であり、それ
ぞれ次のような値である。 Vr1=回生時以外の時において電流検出回路89の検出
信号I3 (片方向コンバータ8の入力電流)と比較する
電圧 Vr2=片方向コンバータ出力電圧検出信号Vと比較する
電圧(略バッテリ電圧) Vr3=キャパシタ充電電流制限値に相当する電圧 但し、キャパシタ充電電流制限値とは、キャパシタでの
内部損失の率が所定以上とならないよう定めた充電電流
のことであり、例えば、キャパシタの内部損失の率が1
0%以上とならない充電電流値(言い換えると、図5で
キャパシタ充電効率が90%以下とならない電流ICT)
と、定めることが出来る。
7,108での比較基準値とする基準電圧であり、それ
ぞれ次のような値である。 Vr1=回生時以外の時において電流検出回路89の検出
信号I3 (片方向コンバータ8の入力電流)と比較する
電圧 Vr2=片方向コンバータ出力電圧検出信号Vと比較する
電圧(略バッテリ電圧) Vr3=キャパシタ充電電流制限値に相当する電圧 但し、キャパシタ充電電流制限値とは、キャパシタでの
内部損失の率が所定以上とならないよう定めた充電電流
のことであり、例えば、キャパシタの内部損失の率が1
0%以上とならない充電電流値(言い換えると、図5で
キャパシタ充電効率が90%以下とならない電流ICT)
と、定めることが出来る。
【0041】(増幅器101の出力による制御…片方向
コンバータ8への入力電流制御)切換リレーコイル10
0−1は、図1の切換リレーコイル11−1と同様、電
流検出回路5の検出信号が与えられ、切換リレー接点1
00−2を回生時には固定接点100Aにオンし、回生
時以外は固定接点100Bにオンする。固定接点100
Bには基準電圧Vr1が与えられ、固定接点100Aには
増幅器108の出力が与えられる。
コンバータ8への入力電流制御)切換リレーコイル10
0−1は、図1の切換リレーコイル11−1と同様、電
流検出回路5の検出信号が与えられ、切換リレー接点1
00−2を回生時には固定接点100Aにオンし、回生
時以外は固定接点100Bにオンする。固定接点100
Bには基準電圧Vr1が与えられ、固定接点100Aには
増幅器108の出力が与えられる。
【0042】増幅器108の出力は、インバータ電流の
検出信号I1 とキャパシタ充電電流制限値に相当する基
準電圧Vr3との差である。従って、回生時には、この差
と電流検出回路89を流れる片方向コンバータ入力電流
I3 とが増幅器101で比較され、該電流I3 がインバ
ータ電流とキャパシタ充電電流制限値との差になるよう
に、片方向コンバータ8が制御される。非回生時に片方
向コンバータ8の入力側に流れる電流は、力行のために
キャパシタ1から供給される電流であるが、これが過大
となると回路に悪影響を与えたり、キャパシタ1での内
部損失が大となる(→キャパシタ効率が低下)。そこ
で、過電流とならないよう制限をしておく必要がある。
基準電圧Vr1は、この過電流制限動作をさせるために設
定される。過電流制限値は、例えば、キャパシタ充電電
流制限値と同じ値に設定することが出来る。
検出信号I1 とキャパシタ充電電流制限値に相当する基
準電圧Vr3との差である。従って、回生時には、この差
と電流検出回路89を流れる片方向コンバータ入力電流
I3 とが増幅器101で比較され、該電流I3 がインバ
ータ電流とキャパシタ充電電流制限値との差になるよう
に、片方向コンバータ8が制御される。非回生時に片方
向コンバータ8の入力側に流れる電流は、力行のために
キャパシタ1から供給される電流であるが、これが過大
となると回路に悪影響を与えたり、キャパシタ1での内
部損失が大となる(→キャパシタ効率が低下)。そこ
で、過電流とならないよう制限をしておく必要がある。
基準電圧Vr1は、この過電流制限動作をさせるために設
定される。過電流制限値は、例えば、キャパシタ充電電
流制限値と同じ値に設定することが出来る。
【0043】(増幅器106の出力による制御…片方向
コンバータ8の出力電流制御)本発明では、力行時には
必要とされる電力をまずキャパシタ1から全面的に供給
し、そこから供給できなくなったらバッテリ4から供給
するという供給の仕方をする。増幅器106はキャパシ
タ1からの供給を行う場合の制御に関係している。増幅
器106は、インバータ6へ向かう電流I1 と片方向コ
ンバータ8の出力電流I2 との差を出力し、差が0にな
るように(I1 =I2 となるように)片方向コンバータ
8を制御する。そうすると、インバータ6への電流は全
てキャパシタ1からの放電電流で賄われることになる。
コンバータ8の出力電流制御)本発明では、力行時には
必要とされる電力をまずキャパシタ1から全面的に供給
し、そこから供給できなくなったらバッテリ4から供給
するという供給の仕方をする。増幅器106はキャパシ
タ1からの供給を行う場合の制御に関係している。増幅
器106は、インバータ6へ向かう電流I1 と片方向コ
ンバータ8の出力電流I2 との差を出力し、差が0にな
るように(I1 =I2 となるように)片方向コンバータ
8を制御する。そうすると、インバータ6への電流は全
てキャパシタ1からの放電電流で賄われることになる。
【0044】(増幅器107の出力による制御…片方向
コンバータ8の出力電圧制御)増幅器107は、電圧検
出回路9からの検出電圧信号Vと基準電圧Vr2との差を
出力する。この差で片方向コンバータ8を制御する時に
は、片方向コンバータ8の出力電圧が、バッテリ電圧と
略等しい一定値に制御される。
コンバータ8の出力電圧制御)増幅器107は、電圧検
出回路9からの検出電圧信号Vと基準電圧Vr2との差を
出力する。この差で片方向コンバータ8を制御する時に
は、片方向コンバータ8の出力電圧が、バッテリ電圧と
略等しい一定値に制御される。
【0045】次に、本発明の電気自動車電源制御装置の
動作を詳細に説明する。図3は、本発明の電気自動車電
源制御装置の動作を説明するフローチャートである。 ステップ1…回生状態となったか否かを検出する。この
検出は、電流検出回路5からの検出信号の符号が、プラ
スであるかマイナスであるかによって行う。既に述べた
ように、インバータ6の入力側から流れ出て来る方向を
プラス,流れ込む方向をマイナスと定めているので、プ
ラスとなった時に回生状態となったと判断する。
動作を詳細に説明する。図3は、本発明の電気自動車電
源制御装置の動作を説明するフローチャートである。 ステップ1…回生状態となったか否かを検出する。この
検出は、電流検出回路5からの検出信号の符号が、プラ
スであるかマイナスであるかによって行う。既に述べた
ように、インバータ6の入力側から流れ出て来る方向を
プラス,流れ込む方向をマイナスと定めているので、プ
ラスとなった時に回生状態となったと判断する。
【0046】ステップ2…回生状態となれば、切換リレ
ー11を固定接点11A側にオンするよう切り換える。
これは、電流検出回路5で検出されるインバータ電流の
符号が、プラスになったことを利用して行う。固定接点
11A側に切り換えることにより、インバータ6から流
れ出て来るインバータ電流(つまり回生電流)は、全て
回生電流専用配線12の方へ流れて行く。 ステップ3…回生電流が、予め定めているキャパシタ充
電電流制限値以下か否かを調べる。
ー11を固定接点11A側にオンするよう切り換える。
これは、電流検出回路5で検出されるインバータ電流の
符号が、プラスになったことを利用して行う。固定接点
11A側に切り換えることにより、インバータ6から流
れ出て来るインバータ電流(つまり回生電流)は、全て
回生電流専用配線12の方へ流れて行く。 ステップ3…回生電流が、予め定めているキャパシタ充
電電流制限値以下か否かを調べる。
【0047】ステップ4…回生電流がキャパシタ充電電
流制限値以下の場合には、片方向コンバータ8は動作さ
せない。即ち、片方向コンバータ8はオフに保ち、バッ
テリ4の方へ向かっては電流を流さない。従って、回生
電流専用配線12を通って来る回生電流は全てキャパシ
タ1に流れ、キャパシタ1を充電するのに使われる。こ
の充電経路には、コンバータ等は介在していないから、
損失は少ない。
流制限値以下の場合には、片方向コンバータ8は動作さ
せない。即ち、片方向コンバータ8はオフに保ち、バッ
テリ4の方へ向かっては電流を流さない。従って、回生
電流専用配線12を通って来る回生電流は全てキャパシ
タ1に流れ、キャパシタ1を充電するのに使われる。こ
の充電経路には、コンバータ等は介在していないから、
損失は少ない。
【0048】ステップ5…回生時のインバータ電流がキ
ャパシタ充電電流制限値より大の場合には、片方向コン
バータ8を動作させる。そして、キャパシタ充電電流制
限値を超える分(超過電流分、I1 −ICT)だけ、片方
向コンバータ8を通って流し、バッテリ4を充電する。
具体的には、片方向コンバータ8への入力電流I3 は前
記超過電流分となるよう制御される(図2において、増
幅器108の出力を基準電圧として用いた時の増幅器1
01による制御)。
ャパシタ充電電流制限値より大の場合には、片方向コン
バータ8を動作させる。そして、キャパシタ充電電流制
限値を超える分(超過電流分、I1 −ICT)だけ、片方
向コンバータ8を通って流し、バッテリ4を充電する。
具体的には、片方向コンバータ8への入力電流I3 は前
記超過電流分となるよう制御される(図2において、増
幅器108の出力を基準電圧として用いた時の増幅器1
01による制御)。
【0049】ステップ6…ステップ1で回生状態ではな
いと判断された時(電流検出回路5で検出されるインバ
ータ電流の符号がマイナスの時)には、切換リレー11
を固定接点11B側にオンするよう切り換える。インバ
ータ6を経て車両駆動モータ7へ供給すべき電流は、固
定接点11Bを通って供給されることになる。
いと判断された時(電流検出回路5で検出されるインバ
ータ電流の符号がマイナスの時)には、切換リレー11
を固定接点11B側にオンするよう切り換える。インバ
ータ6を経て車両駆動モータ7へ供給すべき電流は、固
定接点11Bを通って供給されることになる。
【0050】ステップ7…回生状態でない時に要求され
る電流は、まずキャパシタ1を放電させて供給し、その
後、バッテリ4を放電させて供給する。そのため、イン
バータ電流I1 と片方向コンバータ8の出力電流I
2 (=キャパシタ1からの放電電流)とが等しくなるよ
う、片方向コンバータ8を制御する(図2の増幅器10
6による制御)。もし片方向コンバータ8の出力電流
が、要求されるインバータ電流より大とされると、余剰
分はバッテリ4へ流れてゆき、無用の電力授受を行い、
ロスを生じるからである。なお、要求されるインバータ
電流I1 が片方向コンバータ8の容量限度を超える値で
あった場合には、不足分はバッテリ4から供給される。
また、キャパシタ1を優先的に放電させる理由は、キャ
パシタはバッテリに比べて急速充電が出来るので、キャ
パシタが多く放電していれば回生時に多くのエネルギー
が回収可能となるからである。
る電流は、まずキャパシタ1を放電させて供給し、その
後、バッテリ4を放電させて供給する。そのため、イン
バータ電流I1 と片方向コンバータ8の出力電流I
2 (=キャパシタ1からの放電電流)とが等しくなるよ
う、片方向コンバータ8を制御する(図2の増幅器10
6による制御)。もし片方向コンバータ8の出力電流
が、要求されるインバータ電流より大とされると、余剰
分はバッテリ4へ流れてゆき、無用の電力授受を行い、
ロスを生じるからである。なお、要求されるインバータ
電流I1 が片方向コンバータ8の容量限度を超える値で
あった場合には、不足分はバッテリ4から供給される。
また、キャパシタ1を優先的に放電させる理由は、キャ
パシタはバッテリに比べて急速充電が出来るので、キャ
パシタが多く放電していれば回生時に多くのエネルギー
が回収可能となるからである。
【0051】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の電気自動車電
源制御装置によれば、回生電流は専用配線を通じて直接
キャパシタへ流すので、コンバータを介して流していた
従来例のように、コンバータでロスしたり充電量がコン
バータ容量の制約を受けたりすることがなくなる。ま
た、回生時のキャパシタ充電電流は所定値以下に保ち、
それを超える分の電流は片方向コンバータを経てバッテ
リの充電に回すので、キャパシタでの電力損失が抑制さ
れ、回生効率が良好となる。更に、キャパシタから給電
する場合、一方向に昇圧,降圧の両方ができる片方向コ
ンバータを経て給電するので、キャパシタ充電電圧はバ
ッテリ電圧より高くなっていても構わなくなり(つま
り、キャパシタの利用電圧範囲が拡大され)、キャパシ
タに多くの電気量を回収することが出来るようになる。
源制御装置によれば、回生電流は専用配線を通じて直接
キャパシタへ流すので、コンバータを介して流していた
従来例のように、コンバータでロスしたり充電量がコン
バータ容量の制約を受けたりすることがなくなる。ま
た、回生時のキャパシタ充電電流は所定値以下に保ち、
それを超える分の電流は片方向コンバータを経てバッテ
リの充電に回すので、キャパシタでの電力損失が抑制さ
れ、回生効率が良好となる。更に、キャパシタから給電
する場合、一方向に昇圧,降圧の両方ができる片方向コ
ンバータを経て給電するので、キャパシタ充電電圧はバ
ッテリ電圧より高くなっていても構わなくなり(つま
り、キャパシタの利用電圧範囲が拡大され)、キャパシ
タに多くの電気量を回収することが出来るようになる。
【図1】 本発明の電気自動車電源制御装置のブロック
図
図
【図2】 本発明の電気自動車電源制御装置に使用され
ているコンバータ制御部の回路構成の1例を示す図
ているコンバータ制御部の回路構成の1例を示す図
【図3】 本発明の電気自動車電源制御装置の動作を説
明するフローチャート
明するフローチャート
【図4】 従来の電気自動車電源制御装置のブロック図
【図5】 キャパシタ充放電効率を示す図
【図6】 昇圧コンバータを示す図
【図7】 昇圧コンバータの動作波形図
【図8】 降圧コンバータを示す図
【図9】 降圧コンバータの動作波形図
1…キャパシタ、2…双方向コンバータ、3…コンバー
タ制御部、4…バッテリ、5…電流検出回路、6…イン
バータ、7…車両駆動モータ、8…片方向コンバータ、
9…電圧検出回路、10…コンバータ制御部、11…切
換リレー、11−1…切換リレーコイル、11−2…切
換リレー接点、11A,11B…固定接点、12…回生
電流専用配線、20…キャパシタ、21…リアクトル、
22…トランジスタ、23,24…ダイオード、25…
トランジスタ、26…キャパシタ、27,28…電流検
出回路、80…キャパシタ、82…トランジスタ、83
…ダイオード、84…リアクトル、85…トランジス
タ、86,88…キャパシタ、89,90…電流検出回
路、100…切換リレー、100−1…切換リレーコイ
ル、100−2…切換リレー接点、100A,100B
…固定接点、101…増幅器、102…スイッチングレ
ギュレータIC、103〜105…ダイオード、106
〜108…増幅器
タ制御部、4…バッテリ、5…電流検出回路、6…イン
バータ、7…車両駆動モータ、8…片方向コンバータ、
9…電圧検出回路、10…コンバータ制御部、11…切
換リレー、11−1…切換リレーコイル、11−2…切
換リレー接点、11A,11B…固定接点、12…回生
電流専用配線、20…キャパシタ、21…リアクトル、
22…トランジスタ、23,24…ダイオード、25…
トランジスタ、26…キャパシタ、27,28…電流検
出回路、80…キャパシタ、82…トランジスタ、83
…ダイオード、84…リアクトル、85…トランジス
タ、86,88…キャパシタ、89,90…電流検出回
路、100…切換リレー、100−1…切換リレーコイ
ル、100−2…切換リレー接点、100A,100B
…固定接点、101…増幅器、102…スイッチングレ
ギュレータIC、103〜105…ダイオード、106
〜108…増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 7/00 H02J 7/00 L H02M 3/155 H H02M 3/155 H01G 9/00 301Z
Claims (1)
- 【請求項1】 車両駆動モータの電源手段としてのバッ
テリおよびキャパシタを具え、回生時には主として該キ
ャパシタを充電し、回生時以外の時には該キャパシタま
たは前記バッテリから前記車両駆動モータに給電する電
気自動車電源制御装置において、前記キャパシタと前記
バッテリとの間に接続され、キャパシタ側からバッテリ
側へ向かってのみ昇圧あるいは降圧動作させられる片方
向コンバータと、前記車両駆動モータへの電流の向きに
より回生時か否かを検出する回生時検出手段と、一端が
前記キャパシタおよび前記片方向コンバータの入力側に
接続され、回生電流を専用に流す回生電流専用配線と、
回生時には前記車両駆動モータ側と前記回生電流専用配
線の他端とを接続し、回生時以外の時には前記車両駆動
モータ側と前記バッテリとを接続する切換手段と、回生
電流が予め定めたキャパシタ充電電流制限値を超える
と、その超える分の電流で前記バッテリを充電するよう
前記片方向コンバータを制御し、回生時以外の時には前
記バッテリに先駆けて前記キャパシタより前記車両駆動
モータに給電するよう前記片方向コンバータを制御する
コンバータ制御手段とを具えたことを特徴とする電気自
動車電源制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8161096A JPH09322314A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 電気自動車電源制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8161096A JPH09322314A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 電気自動車電源制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09322314A true JPH09322314A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15728537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8161096A Pending JPH09322314A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 電気自動車電源制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09322314A (ja) |
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