JPH09322586A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH09322586A
JPH09322586A JP8157587A JP15758796A JPH09322586A JP H09322586 A JPH09322586 A JP H09322586A JP 8157587 A JP8157587 A JP 8157587A JP 15758796 A JP15758796 A JP 15758796A JP H09322586 A JPH09322586 A JP H09322586A
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秀敏 西尾
Masahiro Tanaka
正浩 田中
Tomohiro Takano
智宏 高野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室外ファンをDCブラシレスモータで駆動す
る構成であって、直流電源を作動させずにモータ駆動部
を保護することを可能とし、また機器のより一層の省エ
ネルギーを図る。 【解決手段】 直流電源1は、出力端間に平滑コンデン
サ1aを備える。圧縮機用モータ5を駆動する第1ドラ
イブ回路3の正負の電源供給路3a、3bと、室外ファ
ン用のDCブラシレスモータ6を駆動する第2ドライブ
回路4の正負の電源供給路4a、4bと、制御部7に電
源を供給するスイッチング電源2の入力側とを、直流電
源1の出力端に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DCブラシレス
モータによって室外ファンを駆動する空気調和機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の運転効率を改善するため、
ファン駆動用モータを従来の誘導モータからDCブラシ
レスモータへと転換することが行われている。特にセパ
レート形空気調和機においては、すでに室内ファンの多
くがDCブラシレスモータによって駆動されるようにな
り、これに引き続くようにして室外ファンのDCブラシ
レスモータ化が図られている。
【0003】ところが室外ファンの駆動モータとしてD
Cブラシレスモータを用いた場合、逆風等の外力によっ
て室外ファンが強制的に駆動されるとモータの回転によ
って発電を生じるため、これによってモータドライブ回
路のパワートランジスタ等が破壊されるおそれがある。
そこでこのような問題を解決するために、モータドライ
ブ回路に印加されている直流電圧を検知し、これが一定
値以上であればDCブラシレスモータとモータドライブ
回路との間をリレー等によって遮断することが従来より
行われている(例えば特開昭63−103621号公
報)。
【0004】図4は、上記従来の空気調和機のモータド
ライブに関する基本構成を示している。同図において3
8は交流電源であり、この交流電源38にはフィルタ3
9を介して第1直流電源31の入力側と第2直流電源4
1の入力側とが接続されている。そして上記第1直流電
源31の出力端には、圧縮機用モータ35を駆動する第
1ドライブ回路33の正負の電源供給路33a、33b
と、室外ファン用のDCブラシレスモータ36を駆動す
る第2ドライブ回路34の正負の電源供給路34a、3
4bとが接続されている。一方、上記第2直流電源41
の出力端には、スイッチング電源32の入力側が接続さ
れている。このスイッチング電源32は、マイクロコン
ピュータの機能を含む制御部37に電源を供給するもの
である。また同図において40はリレーであり、これは
DCブラシレスモータ36と第2ドライブ回路34との
間を開閉するものである。そしてこれらのリレー40、
第1ドライブ回路33及び第2ドライブ回路34は、上
記制御部37によって制御されるようになっている。さ
らに同図において31aは第1直流電源31の出力端間
に設けられた平滑コンデンサであり、また41aは第2
直流電源41に設けられた同様の平滑コンデンサであ
る。
【0005】上記従来の空気調和機では、第2ドライブ
回路34の正負の電源供給路34a、34b間の電圧を
検出し、これが一定値を超えると、制御部37がリレー
40を一定時間OFFする。このようにすることによっ
て、逆風等の外力によるDCブラシレスモータ36の回
転で生じた過大電流が、第1ドライブ回路33あるいは
第2ドライブ回路34に流れてパワートランジスタ等が
破壊されるのを防止できるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の空気調和機では、ドライブ回路33、34を保護する
ためには制御部37を作動させておく必要があるため、
常に交流電源38を接続して第2直流電源41を作動さ
せ、スイッチング電源32から制御部37に電源を供給
し続けなければならない。従ってこれが機器の省エネル
ギー化を阻害するという問題があった。またリレー40
のシーケンスにより、交流電源38を接続していないと
きにはリレー40を常にOFFにしておくことも考えら
れるが、このようにすると逆風等の外力によるDCブラ
シレスモータ36の回転で生じた発電電力は何ら有効に
活用されず、放置されたままとなる。しかしながら機器
のさらなる省エネルギーを図りたいという要求に応える
ためには、このような逆風等の外力によって生じた発電
電力をも有効に利用する必要がある。
【0007】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、室外ファンを
DCブラシレスモータで駆動する構成であって、直流電
源を作動させずにモータ駆動部を保護することを可能と
し、また機器のより一層の省エネルギーを図ることが可
能な空気調和機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機は、出力側に平滑コンデンサ1aが設けられた直流
電源1と、圧縮機を駆動する圧縮機用モータ5と、この
圧縮機用モータ5に流れるモータ電流を制御する半導体
スイッチング素子群を備えた圧縮機用モータ駆動部3
と、室外ファンを駆動するファン用DCブラシレスモー
タ6と、このファン用DCブラシレスモータ6に流れる
モータ電流を制御する半導体スイッチング素子群を備え
たファン用モータ駆動部4と、上記圧縮機用モータ駆動
部3を制御する制御部7と、この制御部7用のスイッチ
ング電源2とを備え、上記圧縮機用モータ駆動部3に備
えられた半導体スイッチング素子群に接続された正負の
電源供給路3a、3bと、ファン用モータ駆動部4に備
えられた半導体スイッチング素子群に接続された正負の
電源供給路4a、4bとを、上記直流電源1の出力側に
接続した空気調和機において、上記スイッチング電源2
は、その入力側を上記直流電源1の出力側に接続してい
ることを特徴としている。
【0009】上記請求項1の空気調和機では、逆風等の
外力によるDCブラシレスモータ6の回転で生じ平滑コ
ンデンサ1aに蓄電された電荷は、スイッチング電源2
にて放電される。従って直流電源1を作動させることな
くモータ駆動部3、4を保護することが可能となる。
【0010】また請求項2の空気調和機は、上記制御部
7は、上記直流電源1が作動中であるか否かを判別し、
作動中でないと判断したときには、圧縮機用モータ5に
対しこれを回転させずに通電がなされるよう上記圧縮機
用モータ駆動部3を制御することを特徴としている。
【0011】上記請求項2の空気調和機では、逆風等の
外力によるDCブラシレスモータ6の回転で生じた電力
によって、圧縮機の予熱を行うことが可能となる。
【0012】さらに請求項3の空気調和機は、上記スイ
ッチング電源2の入力端に蓄電コンデンサ2aを設けた
ことを特徴としている。
【0013】上記請求項3の空気調和機では、逆風等の
外力によるDCブラシレスモータ6の回転で生じた電力
を、蓄電コンデンサ2aにも蓄積しておくことができ
る。従って、平滑コンデンサ1aの容量にかかわらず、
直流電流1が作動中でない場合にも制御部7に必要な動
作を確実に行わせることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次にこの発明の空気調和機の具体
的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
【0015】図1は、上記空気調和機のモータドライブ
に関する基本構成を示している。同図において8は交流
電源であり、この交流電源8にはフィルタ9を介して直
流電源1の入力側が接続されている。この直流電源1
は、ダイオードをブリッジ結線して成る整流器1bと、
その出力側に接続された比較的大容量の平滑コンデンサ
1aとを備えて構成されたものである。また同図におい
て5は圧縮機用のモータであり、3は、上記圧縮機用モ
ータ5を駆動する第1ドライブ回路(圧縮機用モータ駆
動部)である。この第1ドライブ回路3は、図2にその
回路図を示すように、6個のパワートランジスタ(半導
体スイッチング素子)Tua、Tub、Tva、Tv
b、Twa、Twbを正電源供給路(平滑コンデンサ1
aの+側)3aと負電源供給路(平滑コンデンサ1aの
−側)3bとの間に備えている。そして後述する制御部
7からの指令に基づき、これらの各パワートランジスタ
をON─OFFして圧縮機用モータ5のU相コイルC
u、V相コイルCv及びW相コイルCwに流れる電流を
制御するものである。なお同図に示す10は帰還ダイオ
ードである。
【0016】さらに、上記図1において4は、室外ファ
ン用のDCブラシレスモータ6を駆動する第2ドライブ
回路(ファン用モータ駆動部)である。この第2ドライ
ブ回路4は、図示はしないが上記第1ドライブ回路3と
略同様の構成を成し、正負の電源供給路4a、4b間に
設けたパワートランジスタ群を制御部7の指令に基づい
てON─OFFして、上記DCブラシレスモータ6に流
れるモータ電流を制御するものである。また同図におい
て2は、制御部7に電源を供給するスイッチング電源で
あり、その入力端には蓄電コンデンサ2aが設けられて
いる。そして以上のうち第1ドライブ回路3の正負の電
源供給路3a、3b、第2ドライブ回路4の正負の電源
供給路4a、4b及びスイッチング電源2の入力側が、
上記直流電源1の出力端に接続されている。
【0017】次に上記制御部(マイクロコンピュータ
等)7による制御について説明する。この制御部7は、
マイクロコンピュータ等によって構成されたものであ
り、上記スイッチング電源2から電源の供給を開始され
ると、図3にそのフローチャートを示すルーチンを実行
する。そしてこのルーチンの実行を開始すると、まずス
テップS1において交流電源8が印加されているか否か
を判断する。この判断は、例えば上記直流電源1の入力
端電圧を検知し、この検知した電圧値Vdに基づいて行
うことができるが、他の方法を用いてもよいのは勿論で
ある。ところで上述のように制御部7はスイッチング電
源2から電源を供給され、このスイッチング電源2の入
力側は直流電源1の出力端に接続されている。従ってス
テップS1では、直流電源1が作動中、すなわち交流電
源8が印加されていると判断されるのが通常である。そ
してこのようにステップS1で交流電源8が印加されて
いると判断されると、次にステップS2に進む。このス
テップS2では、空気調和機全体の制御装置(図示せ
ず)からの指令に従って、圧縮機用モータ5及びファン
用DCブラシレスモータ6の回転制御を行う。この回転
制御は、圧縮機用モータ5に対しては第1ドライブ回路
3に回転数指令Cfを出力することにより、またファン
用DCブラシレスモータ6に対しては、入力したDCブ
ラシレスモータ6の回転数信号Dsに応じて第2ドライ
ブ回路4に回転数指令Dfを出力することにより行って
いる。そして以上の制御が終わると再びステップS1に
戻り、以後、交流電源8の印加の監視と、上記制御装置
の指令に従ったドライブ回路3、4の制御とを続行す
る。
【0018】一方、ステップS1で交流電源8が印加さ
れていないと判断されたときには、次にステップS3へ
と進む。このとき交流電源8が印加されていないのに制
御部7が動作するのは、逆風等の外力によるDCブラシ
レスモータ6の回転で生じた電荷がコンデンサ1a、2
aに蓄電され、蓄電されたこれらのコンデンサ1a、2
aが、スイッチング電源2に対する直流電源として機能
するからである。従って上記コンデンサ1a、2aはま
た、第1ドライブ回路3に対する直流電源としても機能
することになる。そこで上記ステップS3では、第1ド
ライブ回路3を制御して、圧縮機用モータ5に欠相運転
をさせている。すなわち、圧縮機用モータ5は三相モー
タであるから通常はU相コイルCu、V相コイルCv及
びW相コイルCwのそれぞれにU相波形、V相波形、W
相波形を与えて回転駆動するのであるが、このような圧
縮機用モータ5に対し、例えばV相コイルCvとW相コ
イルCwとの双方にV相波形を与えることにより、W相
波形を欠相させて回転させずに通電を行うのである。そ
してこのような欠相運転をさせるための指令を上記第1
ドライブ回路3に出力した後は、再びステップS1に戻
って交流電源8の印加を監視する。
【0019】上記のように構成され制御される空気調和
機では、スイッチング電源2の入力側を、平滑コンデン
サ1aが設けられた直流電源1の出力端に接続してい
る。従って逆風等の外力によるDCブラシレスモータ6
の回転で生じてコンデンサ1aに蓄電される電荷を、上
記スイッチング電源2で、少なくともスイッチングトラ
ンジスタやスイッチングトランス等によってスイッチン
グ動作を行うのに必要とされる分だけは放電することが
できる。このときに制御部7が何らかの動作をすること
は必要とされないので、交流電源8を印加することな
く、ドライブ回路3、4を保護することができる。従っ
てこれにより機器の省エネルギーを図ることができる。
【0020】また上記の場合に、平滑コンデンサ1aに
ある程度の電荷が蓄電されて制御部7が作動するように
なると、圧縮機用モータ5に上記平滑コンデンサ1aを
直流電源とする欠相運転を行わせている。従って特に冬
季等においては、逆風等の外力によるDCブラシレスモ
ータ6の回転で生じた電力を有効に利用して、圧縮機の
予熱を行うことができる。従って速暖性の優れた空気調
和機の省エネルギーを図ることができる。
【0021】さらに上記においてはスイッチング電源2
の入力端にも蓄電コンデンサ2aを設けている。そのた
め平滑コンデンサ1aの容量にかかわらず、制御部7に
所定の動作を確実に行わせることができる。
【0022】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。上記においては、直流電源1が停止してい
る際におけるドライブ回路3、4の保護について説明し
たが、さらに第2ドライブ回路4と室外ファン用のDC
ブラシレスモータ6との間にリレーを設け、従来例で説
明した空気調和機と同様の制御によって、直流電源1の
作動中におけるドライブ回路3、4の保護を行うように
してもよい。
【0023】また上記では、圧縮機用モータ5に対し、
そのV相コイルCvとW相コイルCwとの双方にV相波
形を与えて欠相運転を行うようにしたが、これは、第1
ドライブ回路3によって例えばW相コイルCwの一端を
開放端とする欠相運転を行うようにしてもよい。また欠
相させるのは上記のようなW相波形に限らず、U相波形
でもV相波形でもよいのは勿論である。
【0024】
【発明の効果】上記請求項1の空気調和機では、直流電
源を作動させることなく、モータ駆動部を保護すること
ができるので、モータ駆動部を確実に保護しつつ、機器
の省エネルギー化を図ることが可能となる。
【0025】また請求項2の空気調和機では、逆風等の
外力によって生じた電力によって圧縮機の予熱を行うこ
とができるので、省エネルギー化とモータ駆動部の保護
とを図りつつ、さらに冬季等における速暖性の向上をも
図ることが可能となる。
【0026】さらに請求項3の空気調和機では、モータ
駆動部の保護と省エネルギー化とを一層確実とすること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和機の一実施形態におけるモ
ータドライブに関する基本構成図である。
【図2】上記空気調和機の第1ドライブ回路の回路図で
ある。
【図3】上記空気調和機の制御部が行う制御ルーチンを
示すフローチャートである。
【図4】従来例の空気調和機におけるモータドライブに
関する基本構成図である。
【符号の説明】
1 直流電源 1a 平滑コンデンサ 2 スイッチング電源 2a 蓄電コンデンサ 3 第1ドライブ回路 3a 正電源供給路(平滑コンデンサの+側) 3b 負電源供給路(平滑コンデンサの−側) 4 第2ドライブ回路 4a 正電源供給路(蓄電コンデンサの+側) 4b 負電源供給路(蓄電コンデンサの−側) 5 圧縮機用モータ 6 DCブラシレスモータ 7 制御部(マイクロコンピュータ等)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力側に平滑コンデンサ(1a)が設け
    られた直流電源(1)と、圧縮機を駆動する圧縮機用モ
    ータ(5)と、この圧縮機用モータ(5)に流れるモー
    タ電流を制御する半導体スイッチング素子群を備えた圧
    縮機用モータ駆動部(3)と、室外ファンを駆動するフ
    ァン用DCブラシレスモータ(6)と、このファン用D
    Cブラシレスモータ(6)に流れるモータ電流を制御す
    る半導体スイッチング素子群を備えたファン用モータ駆
    動部(4)と、上記圧縮機用モータ駆動部(3)を制御
    する制御部(7)と、この制御部(7)用のスイッチン
    グ電源(2)とを備え、上記圧縮機用モータ駆動部
    (3)に備えられた半導体スイッチング素子群に接続さ
    れた正負の電源供給路(3a)(3b)と、ファン用モ
    ータ駆動部(4)に備えられた半導体スイッチング素子
    群に接続された正負の電源供給路(4a)(4b)と
    を、上記直流電源(1)の出力側に接続した空気調和機
    において、上記スイッチング電源(2)は、その入力側
    を上記直流電源(1)の出力側に接続していることを特
    徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記制御部(7)は、上記直流電源
    (1)が作動中であるか否かを判別し、作動中でないと
    判断したときには、圧縮機用モータ(5)に対しこれを
    回転させずに通電がなされるよう上記圧縮機用モータ駆
    動部(3)を制御することを特徴とする請求項1の空気
    調和機。
  3. 【請求項3】 上記スイッチング電源(2)の入力端に
    蓄電コンデンサ(2a)を設けたことを特徴とする請求
    項2の空気調和機。
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