JPH0932261A - 免震床構造 - Google Patents
免震床構造Info
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- JPH0932261A JPH0932261A JP18037295A JP18037295A JPH0932261A JP H0932261 A JPH0932261 A JP H0932261A JP 18037295 A JP18037295 A JP 18037295A JP 18037295 A JP18037295 A JP 18037295A JP H0932261 A JPH0932261 A JP H0932261A
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の免震床構造は、コンピュータ室全体
を免震床構造にすると工事費用が高額になるばかりか工
事期間が長くなるといった課題を解決するものである。 【解決手段】 免震床構造8は、コンピュータ室1全体
を免震するのではなく、コンピュータ室1の床パネル5
の一部分のみを免震構造とするものであり、コンピュー
タ2の各機器の構成のうち地震により倒壊した場合のダ
メージが大きいCPU本体2aのみを免震するように構
成されている。この免震床構造8は、コンクリート床4
に敷設された固定ベース9と、固定ベース9の上方で水
平方向に移動可能に設けられた移動ベース10と、固定
ベース9に対し摺動可能に設けられて移動ベース10を
支持する4本の摺動支柱11と、移動ベース10の中心
が固定ベース9の中心と一致するように移動ベース10
を付勢する4本のコイルバネ12とよりなる免震ユニッ
ト13を床パネル5に埋設してなる。
を免震床構造にすると工事費用が高額になるばかりか工
事期間が長くなるといった課題を解決するものである。 【解決手段】 免震床構造8は、コンピュータ室1全体
を免震するのではなく、コンピュータ室1の床パネル5
の一部分のみを免震構造とするものであり、コンピュー
タ2の各機器の構成のうち地震により倒壊した場合のダ
メージが大きいCPU本体2aのみを免震するように構
成されている。この免震床構造8は、コンクリート床4
に敷設された固定ベース9と、固定ベース9の上方で水
平方向に移動可能に設けられた移動ベース10と、固定
ベース9に対し摺動可能に設けられて移動ベース10を
支持する4本の摺動支柱11と、移動ベース10の中心
が固定ベース9の中心と一致するように移動ベース10
を付勢する4本のコイルバネ12とよりなる免震ユニッ
ト13を床パネル5に埋設してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は免震床構造に係り、
特に構造物の床に免震床を容易に設置することができる
よう構成した免震床構造に関する。
特に構造物の床に免震床を容易に設置することができる
よう構成した免震床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に大型のコンピュータが設置される
コンピュータ室の床には、コンピュータの各機器が地震
発生時の振動により倒壊することを防止するため、免震
床構造が採用されている。
コンピュータ室の床には、コンピュータの各機器が地震
発生時の振動により倒壊することを防止するため、免震
床構造が採用されている。
【0003】この種の免震床構造では、ビルのコンクリ
ート床(下床)に対しコンピュータ機器が設置されるコ
ンピュータ室の床パネル(上床)を水平方向に移動可能
に設置すると共に、コンクリート床と床パネルとの間に
形成される空間内に床パネルを支持する鉄骨と、鉄骨を
コンクリート床に対し摺動自在に支持すると共に鉄骨及
び床パネルの相対移動を緩衝するためのダンパと、鉄骨
及び床パネルを移動前の位置に復帰させるように付勢す
る複数のコイルバネとが設けられている。
ート床(下床)に対しコンピュータ機器が設置されるコ
ンピュータ室の床パネル(上床)を水平方向に移動可能
に設置すると共に、コンクリート床と床パネルとの間に
形成される空間内に床パネルを支持する鉄骨と、鉄骨を
コンクリート床に対し摺動自在に支持すると共に鉄骨及
び床パネルの相対移動を緩衝するためのダンパと、鉄骨
及び床パネルを移動前の位置に復帰させるように付勢す
る複数のコイルバネとが設けられている。
【0004】また、上記ダンパ内には、オイルが充填さ
れ、且つ所定間隔で積重された複数の円板が設けられて
おり、振動による加速度が伝達されると複数の円板に対
しオイルの剪断力が作用して振動による加速度を減速す
るように構成されている。
れ、且つ所定間隔で積重された複数の円板が設けられて
おり、振動による加速度が伝達されると複数の円板に対
しオイルの剪断力が作用して振動による加速度を減速す
るように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の免震
床構造では、上記のようにコンピュータ室全体を免震床
構造にするため、床全体に床パネルを支持する鉄骨やダ
ンパやコイルバネ等を設置しなければならず、かなり大
掛かりな設置工事を要していた。そのため、従来は、免
震床構造を設置するための工事費用が高額になるばかり
か工事期間が長かった。
床構造では、上記のようにコンピュータ室全体を免震床
構造にするため、床全体に床パネルを支持する鉄骨やダ
ンパやコイルバネ等を設置しなければならず、かなり大
掛かりな設置工事を要していた。そのため、従来は、免
震床構造を設置するための工事費用が高額になるばかり
か工事期間が長かった。
【0006】さらに、上記のような免震床構造を採用す
る場合には、相当な重量に耐えるようにコンクリート床
の強度を高めておく必要があるため、ビルを建設する段
階から免震床構造が設置されるフロアを何処にするのか
検討してコンクリート床の強度を確保しなければならな
い。そのため、既に建設されているビルの床に免震床構
造を設置することが難しかった。
る場合には、相当な重量に耐えるようにコンクリート床
の強度を高めておく必要があるため、ビルを建設する段
階から免震床構造が設置されるフロアを何処にするのか
検討してコンクリート床の強度を確保しなければならな
い。そのため、既に建設されているビルの床に免震床構
造を設置することが難しかった。
【0007】また、従来はコンピュータ室全体を免震床
構造にしていたため、床パネル上には免震を必要とする
コンピュータ機器だけでなく、免震の必要がない機器等
が載置されたり、あるいは通路なども免震構造となって
しまい無駄が多かった。そこで、本発明は上記問題を解
決した免震床構造を提供することを目的とする。
構造にしていたため、床パネル上には免震を必要とする
コンピュータ機器だけでなく、免震の必要がない機器等
が載置されたり、あるいは通路なども免震構造となって
しまい無駄が多かった。そこで、本発明は上記問題を解
決した免震床構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下に挙げるような特徴を有する。上記請
求項1の発明は、下床と上床とからなる床構造の一部分
を免震構造としたことを特徴とするものである。
め、本発明は以下に挙げるような特徴を有する。上記請
求項1の発明は、下床と上床とからなる床構造の一部分
を免震構造としたことを特徴とするものである。
【0009】従って、請求項1によれば、下床と上床と
からなる床構造の一部分を免震構造とすることにより、
免震の必要な部分のみを免震動作させることができ、し
かも床全体を免震構造にするよりも容易に設置すること
が可能になり、設置費用を安価に抑えられると共に短期
間に設置することができる。
からなる床構造の一部分を免震構造とすることにより、
免震の必要な部分のみを免震動作させることができ、し
かも床全体を免震構造にするよりも容易に設置すること
が可能になり、設置費用を安価に抑えられると共に短期
間に設置することができる。
【0010】また、請求項2の発明は、前記請求項1記
載の免震床構造であって、前記下床に設置される固定ベ
ースと、該固定ベースの上面に対向して設けられ、前記
固定ベースに対し相対移動する移動ベースと、前記固定
ベースに対し前記移動ベースを水平方向に移動可能に支
持する支柱と、前記移動ベースの中心が前記固定ベース
の中心に対向するように前記移動ベースを付勢する付勢
部材と、からなる免震ユニットを前記上床に埋設したこ
とを特徴とするものである。
載の免震床構造であって、前記下床に設置される固定ベ
ースと、該固定ベースの上面に対向して設けられ、前記
固定ベースに対し相対移動する移動ベースと、前記固定
ベースに対し前記移動ベースを水平方向に移動可能に支
持する支柱と、前記移動ベースの中心が前記固定ベース
の中心に対向するように前記移動ベースを付勢する付勢
部材と、からなる免震ユニットを前記上床に埋設したこ
とを特徴とするものである。
【0011】従って、請求項2によれば、固定ベース
と、移動ベースと、移動ベースを水平方向に移動可能に
支持する支柱と、移動ベースを付勢する付勢部材と、か
らなる免震ユニットを上床に埋設するため、構成の簡略
化及び軽量化が図られ、設置工事が容易に行える。
と、移動ベースと、移動ベースを水平方向に移動可能に
支持する支柱と、移動ベースを付勢する付勢部材と、か
らなる免震ユニットを上床に埋設するため、構成の簡略
化及び軽量化が図られ、設置工事が容易に行える。
【0012】また、請求項3の発明は、前記請求項1記
載の免震床構造であって、複数個の前記免震ユニットが
任意のパターンで前記床に埋設されたことを特徴とする
ものである。従って、請求項3によれば、複数個の免震
ユニットを任意のパターンで床に埋設するため、設置さ
れる室の間取りや載置される機器の大きさ、形状に合わ
せて免震ユニットの設置パターンを選択することができ
る。
載の免震床構造であって、複数個の前記免震ユニットが
任意のパターンで前記床に埋設されたことを特徴とする
ものである。従って、請求項3によれば、複数個の免震
ユニットを任意のパターンで床に埋設するため、設置さ
れる室の間取りや載置される機器の大きさ、形状に合わ
せて免震ユニットの設置パターンを選択することができ
る。
【0013】また、請求項4の発明は、前記複数の免震
ユニットは、隣接して設けられた免震ユニットの前記移
動ベース間が連結部材により連結されたことを特徴とす
るものである。従って、請求項4によれば、複数の免震
ユニットの移動ベース間が連結部材により連結されてい
るので、複数の免震ユニットが同時に免震動作すること
ができ、地震による振動を複数の免震ユニットに分散で
きるので、載置される機器が均等に配置されていない場
合でも免震効果を高めることができる。
ユニットは、隣接して設けられた免震ユニットの前記移
動ベース間が連結部材により連結されたことを特徴とす
るものである。従って、請求項4によれば、複数の免震
ユニットの移動ベース間が連結部材により連結されてい
るので、複数の免震ユニットが同時に免震動作すること
ができ、地震による振動を複数の免震ユニットに分散で
きるので、載置される機器が均等に配置されていない場
合でも免震効果を高めることができる。
【0014】また、請求項5の発明は、前記支柱の摺動
端部に低摩擦部材が設けられていることを特徴とするも
のである。従って、請求項5によれば、支柱の摺動端部
に低摩擦部材が設けられているので、固定ベースに対す
る移動ベースの相対移動がスムーズとなり、免震効果を
より一層高めることができる。
端部に低摩擦部材が設けられていることを特徴とするも
のである。従って、請求項5によれば、支柱の摺動端部
に低摩擦部材が設けられているので、固定ベースに対す
る移動ベースの相対移動がスムーズとなり、免震効果を
より一層高めることができる。
【0015】また、請求項6の発明は、前記移動ベース
が、前記上床に形成された開口部を塞ぐように設けられ
た床パネルを支持することを特徴とするものである。従
って、請求項6によれば、移動ベースが上床に形成され
た開口部を塞ぐように設けられた床パネルを支持するこ
とにより、付勢部材の応力が床パネルに作用することを
防止できると共に、床パネル上に載置された機器を安定
に支持することができる。
が、前記上床に形成された開口部を塞ぐように設けられ
た床パネルを支持することを特徴とするものである。従
って、請求項6によれば、移動ベースが上床に形成され
た開口部を塞ぐように設けられた床パネルを支持するこ
とにより、付勢部材の応力が床パネルに作用することを
防止できると共に、床パネル上に載置された機器を安定
に支持することができる。
【0016】また、請求項7の発明は、前記床パネル
が、縁部が前記上床の上面に摺動可能に当接し、前記移
動ベースの移動と共に摺動することを特徴とするもので
ある。従って、請求項7によれば、床パネルの縁部が上
床の上面に摺動可能に当接し、移動ベースの移動と共に
摺動することにより、床パネルが邪魔にならないように
敷設することができると共に、床パネルが免震動作を妨
げないように構成できる。
が、縁部が前記上床の上面に摺動可能に当接し、前記移
動ベースの移動と共に摺動することを特徴とするもので
ある。従って、請求項7によれば、床パネルの縁部が上
床の上面に摺動可能に当接し、移動ベースの移動と共に
摺動することにより、床パネルが邪魔にならないように
敷設することができると共に、床パネルが免震動作を妨
げないように構成できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明になる免
震床構造の一実施例を説明する。尚、図1は免震床構造
が設置された状態を示す斜視図、図2は免震床構造を拡
大して示す斜視図である。
震床構造の一実施例を説明する。尚、図1は免震床構造
が設置された状態を示す斜視図、図2は免震床構造を拡
大して示す斜視図である。
【0018】コンピュータ室1には、コンピュータ2を
構成するCPU本体2a、通信制御装置2b、磁気ディ
スク装置2c及び端末装置3等が設置されている。コン
ピュータ室1の床構造は、コンクリート床(下床)4の
上方に正方形状の床パネル(上床)5を敷設してなる。
構成するCPU本体2a、通信制御装置2b、磁気ディ
スク装置2c及び端末装置3等が設置されている。コン
ピュータ室1の床構造は、コンクリート床(下床)4の
上方に正方形状の床パネル(上床)5を敷設してなる。
【0019】各床パネル5は、コンクリート床4に起立
して設けられた支持脚6により支持されている。また、
支持脚6は各床パネル5が同一高さとなるように高さ調
整できると共に、互いに隣接する各床パネル5間の突き
合わせ部分を支持するように配設されている。
して設けられた支持脚6により支持されている。また、
支持脚6は各床パネル5が同一高さとなるように高さ調
整できると共に、互いに隣接する各床パネル5間の突き
合わせ部分を支持するように配設されている。
【0020】コンクリート床4と床パネル5との間に
は、所定の高さ位置の空間7が形成されており、この空
間7にはコンピュータ2の各機器及び端末装置3から引
き出された各ケーブル類(図示せず)が挿通されてい
る。本実施例では、コンピュータ2の各機器のうち免震
が最も必要なCPU本体2aのみが免震床構造8に載置
されている。この免震床構造8は、コンピュータ室1全
体を免震するのではなく、コンピュータ室1の床パネル
5の一部分のみを免震構造とするものであり、コンピュ
ータ2の各機器の構成のうち地震により倒壊した場合の
ダメージが大きいCPU本体2aのみを免震するように
設置されている。
は、所定の高さ位置の空間7が形成されており、この空
間7にはコンピュータ2の各機器及び端末装置3から引
き出された各ケーブル類(図示せず)が挿通されてい
る。本実施例では、コンピュータ2の各機器のうち免震
が最も必要なCPU本体2aのみが免震床構造8に載置
されている。この免震床構造8は、コンピュータ室1全
体を免震するのではなく、コンピュータ室1の床パネル
5の一部分のみを免震構造とするものであり、コンピュ
ータ2の各機器の構成のうち地震により倒壊した場合の
ダメージが大きいCPU本体2aのみを免震するように
設置されている。
【0021】ここで、免震床構造8の構成について説明
する。尚、図3は床パネルを外した状態の免震床構造を
示す平面図、図4は免震床構造8の側面図、図5は免震
ユニット13の構成を説明するための側面図である。免
震床構造8は、大略、コンクリート床4に敷設された固
定ベース9と、固定ベース9の上方で水平方向に移動可
能に設けられた移動ベース10と、固定ベース9に対し
摺動可能に設けられて移動ベース10を支持する4本の
摺動支柱11と、移動ベース10の中心が固定ベース9
の中心と一致するように移動ベース10を付勢する4本
のコイルバネ(付勢部材)12とよりなる免震ユニット
13を床パネル5に埋設してなる。そして、移動ベース
10には、正方形状の免震床パネル14を支持するため
のパネル支柱15が起立している。
する。尚、図3は床パネルを外した状態の免震床構造を
示す平面図、図4は免震床構造8の側面図、図5は免震
ユニット13の構成を説明するための側面図である。免
震床構造8は、大略、コンクリート床4に敷設された固
定ベース9と、固定ベース9の上方で水平方向に移動可
能に設けられた移動ベース10と、固定ベース9に対し
摺動可能に設けられて移動ベース10を支持する4本の
摺動支柱11と、移動ベース10の中心が固定ベース9
の中心と一致するように移動ベース10を付勢する4本
のコイルバネ(付勢部材)12とよりなる免震ユニット
13を床パネル5に埋設してなる。そして、移動ベース
10には、正方形状の免震床パネル14を支持するため
のパネル支柱15が起立している。
【0022】固定ベース9は、鉄板9aの下面にゴム製
の摩擦板(図示せず)が貼着されており、この摩擦板が
コンクリート床4に直接載置されるため、コンクリート
床4との摩擦により移動不可状態に係止される。従っ
て、固定ベース9は、コンクリート床4に固定するため
のアンカボルト等を使用せずに済み、コンクリート床4
に載置するだけなので、簡単に設置することができる。
の摩擦板(図示せず)が貼着されており、この摩擦板が
コンクリート床4に直接載置されるため、コンクリート
床4との摩擦により移動不可状態に係止される。従っ
て、固定ベース9は、コンクリート床4に固定するため
のアンカボルト等を使用せずに済み、コンクリート床4
に載置するだけなので、簡単に設置することができる。
【0023】また、固定ベース9は、上方からみると正
方形であり、鉄板9aの上面に平滑な摺動板9bが一体
に設けられている。本実施例では、1個の免震ユニット
13に対して4枚の固定ベース9が敷設されており、各
摺動板9bが4枚の固定ベース9の四隅に位置するよう
に設けられている。
方形であり、鉄板9aの上面に平滑な摺動板9bが一体
に設けられている。本実施例では、1個の免震ユニット
13に対して4枚の固定ベース9が敷設されており、各
摺動板9bが4枚の固定ベース9の四隅に位置するよう
に設けられている。
【0024】また、4枚の固定ベース9の中心近傍に
は、各コイルバネ12の一端を掛止するための掛止ピン
16が起立されている。そして、各コイルバネ12の他
端は摺動支柱11に掛止されており、4枚の固定ベース
9に対して対角方向に放射状に延在するように配設され
ている。
は、各コイルバネ12の一端を掛止するための掛止ピン
16が起立されている。そして、各コイルバネ12の他
端は摺動支柱11に掛止されており、4枚の固定ベース
9に対して対角方向に放射状に延在するように配設され
ている。
【0025】上記掛止ピン16は固定ベース9に固着さ
れているので、コイルバネ12は掛止ピン16を中心に
伸縮することができる。そのため、各摺動支柱11は放
射状に配設された4本のコイルバネ12により4枚の固
定ベース9の中心に向かって付勢されている。
れているので、コイルバネ12は掛止ピン16を中心に
伸縮することができる。そのため、各摺動支柱11は放
射状に配設された4本のコイルバネ12により4枚の固
定ベース9の中心に向かって付勢されている。
【0026】移動ベース10は、断面が四角形状とされ
た鉄製の梁10a〜10dにより矩形状に構成されてお
り、中央には補強部材10eが横架されている。この移
動ベース10の四隅には各摺動支柱11が設けられてい
る。また、移動ベース10の各梁10a〜10dの端部
及び中間と、補強部材10eの中間の上面側には、免震
床パネル14を支持するためのパネル支柱15が起立し
ている。このように、移動ベース10が床パネル5に形
成された開口部を塞ぐように設けられた免震床パネル1
4を支持することにより、コイルバネ12の応力が免震
床パネル14に直接作用することを防止できると共に、
免震床パネル14上に載置された機器を安定に支持する
ことができる。
た鉄製の梁10a〜10dにより矩形状に構成されてお
り、中央には補強部材10eが横架されている。この移
動ベース10の四隅には各摺動支柱11が設けられてい
る。また、移動ベース10の各梁10a〜10dの端部
及び中間と、補強部材10eの中間の上面側には、免震
床パネル14を支持するためのパネル支柱15が起立し
ている。このように、移動ベース10が床パネル5に形
成された開口部を塞ぐように設けられた免震床パネル1
4を支持することにより、コイルバネ12の応力が免震
床パネル14に直接作用することを防止できると共に、
免震床パネル14上に載置された機器を安定に支持する
ことができる。
【0027】パネル支柱15は、免震床パネル14の下
面に形成された凹部14aに嵌合して免震床パネル14
を係止する係止部15aが設けられている。この係止部
15aは、上方からみると十字状の溝により形成された
4個の突部よりなり、免震床パネル14の縁部が十字状
の溝に嵌合することにより凹部14aに嵌合するように
取り付けられる。
面に形成された凹部14aに嵌合して免震床パネル14
を係止する係止部15aが設けられている。この係止部
15aは、上方からみると十字状の溝により形成された
4個の突部よりなり、免震床パネル14の縁部が十字状
の溝に嵌合することにより凹部14aに嵌合するように
取り付けられる。
【0028】そのため、免震床パネル14は、パネル支
柱15の上端に設けられた係止部15aにより係止され
て取付位置が規制されると共に、パネル支柱15からの
脱落が防止される。尚、免震床パネル14は、床パネル
5とほぼ同じ大きさに形成されており、本実施例では、
1個の免震ユニット13に対して4枚の免震床パネル1
4が支持されるように構成されている。
柱15の上端に設けられた係止部15aにより係止され
て取付位置が規制されると共に、パネル支柱15からの
脱落が防止される。尚、免震床パネル14は、床パネル
5とほぼ同じ大きさに形成されており、本実施例では、
1個の免震ユニット13に対して4枚の免震床パネル1
4が支持されるように構成されている。
【0029】このように、免震ユニット13は4枚の免
震床パネル14を支持する大きさであるので、比較的コ
ンパクトな構成であり、設置工事を容易に行うことがで
きる。また、免震床パネル14の周囲には、床パネル5
の上面に載置されて免震床パネル14と共に免震動作す
る際、床パネル5上を摺動する摺動パネル17が配設さ
れている。この摺動パネル17も上記免震床パネル14
と同様にパネル支柱15の係止部15aに係止された状
態で支持されるように取り付けられる。
震床パネル14を支持する大きさであるので、比較的コ
ンパクトな構成であり、設置工事を容易に行うことがで
きる。また、免震床パネル14の周囲には、床パネル5
の上面に載置されて免震床パネル14と共に免震動作す
る際、床パネル5上を摺動する摺動パネル17が配設さ
れている。この摺動パネル17も上記免震床パネル14
と同様にパネル支柱15の係止部15aに係止された状
態で支持されるように取り付けられる。
【0030】そして、摺動パネル17により床パネル5
と免震床パネル14との間が閉塞されて床パネル5の上
方から免震ユニット13が見えないようになっている。
また、摺動パネル17は通行の邪魔にならないように薄
い板状に形成されており、地震発生時に免震動作する場
合でも、薄い板状部分が床パネル5上を摺動するだけな
ので、安全である。
と免震床パネル14との間が閉塞されて床パネル5の上
方から免震ユニット13が見えないようになっている。
また、摺動パネル17は通行の邪魔にならないように薄
い板状に形成されており、地震発生時に免震動作する場
合でも、薄い板状部分が床パネル5上を摺動するだけな
ので、安全である。
【0031】また、パネル支柱15は、高さ調整ができ
るように中間部分がねじ構造となっており、外周に形成
されたナット部15bを工具により回すことにより上下
方向に伸縮させて係止部15aを昇降させることができ
る。そのため、免震ユニット13を設置した後、床パネ
ル5に合わせて免震床パネル14及び摺動パネル17の
高さ位置を調整することができる。
るように中間部分がねじ構造となっており、外周に形成
されたナット部15bを工具により回すことにより上下
方向に伸縮させて係止部15aを昇降させることができ
る。そのため、免震ユニット13を設置した後、床パネ
ル5に合わせて免震床パネル14及び摺動パネル17の
高さ位置を調整することができる。
【0032】図6は摺動支柱11及びコイルバネ12の
取り付け状態を拡大して示す側面図である。摺動支柱1
1は、移動ベース10の四隅に設けられたブラケット1
0fに設けられた円筒状のブッシュ18のねじ孔18a
に螺合されている。また、ブラケット10fから下方に
突出する摺動支柱11の突出長さは、上端に設けられた
四角形状の係合部11aに工具を係合させて回動させる
ことによりねじ孔18aに対するねじ込み量が調整され
て所定の突出長さに調整される。そして、摺動支柱11
は突出長さ調整後、ナット19が締めつけられて固定さ
れる。
取り付け状態を拡大して示す側面図である。摺動支柱1
1は、移動ベース10の四隅に設けられたブラケット1
0fに設けられた円筒状のブッシュ18のねじ孔18a
に螺合されている。また、ブラケット10fから下方に
突出する摺動支柱11の突出長さは、上端に設けられた
四角形状の係合部11aに工具を係合させて回動させる
ことによりねじ孔18aに対するねじ込み量が調整され
て所定の突出長さに調整される。そして、摺動支柱11
は突出長さ調整後、ナット19が締めつけられて固定さ
れる。
【0033】また、摺動支柱11の下端凹部には、円板
状に形成された低摩擦部材20が固着されている。この
低摩擦部材20は、例えば含有アセタール樹脂により形
成されており、固定ベース9の摺動板9bに当接するよ
うに取り付けられている。摺動支柱11は低摩擦部材2
0を介して固定ベース9の摺動板9bに摺動可能に設け
られているので、地震発生により水平方向の加速度が印
加されると、低摩擦部材20が固定ベース9の摺動板9
b上を低摩擦で摺動する。そのため、摺動支柱11に支
持された移動ベース10は、摺動支柱11が摺動してす
ると共に放射状に配設された4本のコイルバネ12のバ
ネ力と地震により印加され力とが釣り合う方向に移動
し、固定ベース9に対して免震動作する。そして、地震
により加速度がゼロになると、移動ベース10は、4本
のコイルバネ12のバネ力により動作前の位置に復帰す
る。これにより、免震床パネル14上に設置されたCP
U本体2aが地震で倒壊することを防止できる。
状に形成された低摩擦部材20が固着されている。この
低摩擦部材20は、例えば含有アセタール樹脂により形
成されており、固定ベース9の摺動板9bに当接するよ
うに取り付けられている。摺動支柱11は低摩擦部材2
0を介して固定ベース9の摺動板9bに摺動可能に設け
られているので、地震発生により水平方向の加速度が印
加されると、低摩擦部材20が固定ベース9の摺動板9
b上を低摩擦で摺動する。そのため、摺動支柱11に支
持された移動ベース10は、摺動支柱11が摺動してす
ると共に放射状に配設された4本のコイルバネ12のバ
ネ力と地震により印加され力とが釣り合う方向に移動
し、固定ベース9に対して免震動作する。そして、地震
により加速度がゼロになると、移動ベース10は、4本
のコイルバネ12のバネ力により動作前の位置に復帰す
る。これにより、免震床パネル14上に設置されたCP
U本体2aが地震で倒壊することを防止できる。
【0034】尚、上記円板状の低摩擦部材20の代わり
に単数又は複数のボールベアリングを摺動支柱11の下
端に設けるようにしても良いのは勿論である。このよう
に、免震床構造8は、コンピュータ室1の一部分を免震
する構成であるので、工事費用が安価に済むと共に、工
事期間が短くなり、短期間に設置することができる。ま
た、免震床構造8は、コンパクトな構成であるので、免
震される機器の大きさに応じた床面積を免震させること
が可能であり、既に建設されているビルに設置すること
もできる。
に単数又は複数のボールベアリングを摺動支柱11の下
端に設けるようにしても良いのは勿論である。このよう
に、免震床構造8は、コンピュータ室1の一部分を免震
する構成であるので、工事費用が安価に済むと共に、工
事期間が短くなり、短期間に設置することができる。ま
た、免震床構造8は、コンパクトな構成であるので、免
震される機器の大きさに応じた床面積を免震させること
が可能であり、既に建設されているビルに設置すること
もできる。
【0035】尚、本実施例では、CPU本体2aのみが
免震床構造8に設置される場合を一例として挙げている
が、CPU本体2a以外の他の機器を免震できるよう
に、各機器毎に免震床構造8を設けるようにしても良い
の勿論である。上記のように構成された免震ユニット1
3は単独で使用することもできるが、コンピュータ室1
の間取りや載置される機器の大きさ、形状等に応じて複
数個連結させることができる。
免震床構造8に設置される場合を一例として挙げている
が、CPU本体2a以外の他の機器を免震できるよう
に、各機器毎に免震床構造8を設けるようにしても良い
の勿論である。上記のように構成された免震ユニット1
3は単独で使用することもできるが、コンピュータ室1
の間取りや載置される機器の大きさ、形状等に応じて複
数個連結させることができる。
【0036】次に、複数の免震ユニット13を連結して
使用する場合につき説明する。尚、図7は4個の免震ユ
ニット13を組み合わせた場合の免震床構造21の平面
図、図8は免震ユニット13間を連結した状態を説明す
るため一の免震ユニット13を拡大して示す平面図、図
8は免震ユニット13間を連結した状態を説明するため
の側面図である。
使用する場合につき説明する。尚、図7は4個の免震ユ
ニット13を組み合わせた場合の免震床構造21の平面
図、図8は免震ユニット13間を連結した状態を説明す
るため一の免震ユニット13を拡大して示す平面図、図
8は免震ユニット13間を連結した状態を説明するため
の側面図である。
【0037】免震床構造21は、4個の免震ユニット1
3を正方形状に配設した構成であり、各免震ユニット1
3の移動ベース10は、一対の連結ロッド22を介して
隣接された免震ユニット13の移動ベース10に連結さ
れている。本実施例では、各免震ユニット13の移動ベ
ース10同士が平行に配設された一対の連結ロッド22
によりX,Y方向で相互に連結されている。
3を正方形状に配設した構成であり、各免震ユニット1
3の移動ベース10は、一対の連結ロッド22を介して
隣接された免震ユニット13の移動ベース10に連結さ
れている。本実施例では、各免震ユニット13の移動ベ
ース10同士が平行に配設された一対の連結ロッド22
によりX,Y方向で相互に連結されている。
【0038】そのため、4個の免震ユニット13は、同
時に免震動作ができると共に、各免震ユニット13の移
動ベース10が同一方向に同一距離だけ摺動することが
できる。従って、4個の免震ユニット13は、夫々が分
割された構成であるが、連結ロッド22により1個の免
震床構造として機能するように構成されている。
時に免震動作ができると共に、各免震ユニット13の移
動ベース10が同一方向に同一距離だけ摺動することが
できる。従って、4個の免震ユニット13は、夫々が分
割された構成であるが、連結ロッド22により1個の免
震床構造として機能するように構成されている。
【0039】すなわち、地震発生により振動がコンクリ
ート床4に伝達されると、各免震ユニット13の移動ベ
ース10が一体的に免震動作すると共に、4個の免震ユ
ニット13により支持された25枚の免震床パネル14
及びその周囲に配設された摺動パネル17が1枚の床と
して床パネル5に対して相対的に摺動する。
ート床4に伝達されると、各免震ユニット13の移動ベ
ース10が一体的に免震動作すると共に、4個の免震ユ
ニット13により支持された25枚の免震床パネル14
及びその周囲に配設された摺動パネル17が1枚の床と
して床パネル5に対して相対的に摺動する。
【0040】そのため、免震床パネル14上に設置され
た各機器は、各免震ユニット13の免震動作により地震
による倒壊を防止される。このように、複数の免震ユニ
ット13を任意にパターンで配設することにより、広い
床面積を免震床構造とすることが可能であり、あるいは
広い部屋の複数箇所に免震ユニット13を適宜配設する
ことも可能である。従って、複数の免震ユニット13の
組み合わせ方は、免震床構造21が設置される現場の状
況に応じて様々な組み合わせを設定することができる。
た各機器は、各免震ユニット13の免震動作により地震
による倒壊を防止される。このように、複数の免震ユニ
ット13を任意にパターンで配設することにより、広い
床面積を免震床構造とすることが可能であり、あるいは
広い部屋の複数箇所に免震ユニット13を適宜配設する
ことも可能である。従って、複数の免震ユニット13の
組み合わせ方は、免震床構造21が設置される現場の状
況に応じて様々な組み合わせを設定することができる。
【0041】また、各免震ユニット13間には、一対の
連結ロッド22が横架されているので、常に一定幅の空
間が存在しており、この空間をケーブル類の配設スペー
スとして有効利用することができる。すなわち、免震ユ
ニット13間の空間となる連結ロッド22とコンクリー
ト床4との間に免震される機器以外の機器に接続される
ケーブル類等を配設することにより、各免震ユニット1
3が免震動作をしてもこれらのケーブル類が移動ベース
10に接することがなく、免震動作によるケーブル類の
破損が防止される。
連結ロッド22が横架されているので、常に一定幅の空
間が存在しており、この空間をケーブル類の配設スペー
スとして有効利用することができる。すなわち、免震ユ
ニット13間の空間となる連結ロッド22とコンクリー
ト床4との間に免震される機器以外の機器に接続される
ケーブル類等を配設することにより、各免震ユニット1
3が免震動作をしてもこれらのケーブル類が移動ベース
10に接することがなく、免震動作によるケーブル類の
破損が防止される。
【0042】特に既設の建物内に複数の免震ユニット1
3を設置する場合、既に床下に配設されているケーブル
類を連結ロッド22とコンクリート床4との間を通すよ
うにして各ケーブル類に移動を最小限にして改造工事費
を安価に抑えることができる。また、床下に配設される
各種ケーブル類が連結ロッド22の下方に配設されるこ
とにより、移動ベース10及び摺動支柱11、コイルバ
ネ12の免震動作が妨げられることも防止できる。
3を設置する場合、既に床下に配設されているケーブル
類を連結ロッド22とコンクリート床4との間を通すよ
うにして各ケーブル類に移動を最小限にして改造工事費
を安価に抑えることができる。また、床下に配設される
各種ケーブル類が連結ロッド22の下方に配設されるこ
とにより、移動ベース10及び摺動支柱11、コイルバ
ネ12の免震動作が妨げられることも防止できる。
【0043】例えば、図10に示されるように2個の免
震ユニット13の移動ベース10間を連結させて1個の
免震床構造22を構成させても良いし、あるいは図11
に示されるように3個の免震ユニット13を鉤型に配置
して3個の免震ユニット13の移動ベース10間を連結
させて1個の免震床構造23を構成させるようにしても
良い。
震ユニット13の移動ベース10間を連結させて1個の
免震床構造22を構成させても良いし、あるいは図11
に示されるように3個の免震ユニット13を鉤型に配置
して3個の免震ユニット13の移動ベース10間を連結
させて1個の免震床構造23を構成させるようにしても
良い。
【0044】尚、上記実施例では、移動ベース10の上
面に起立したパネル支柱15により免震床パネル14を
支持する構成としたが、これに限らず、移動ベース10
の上面に免震床パネル14を直接載置する構成としても
良い。その場合、パネル支柱15が削除された分、免震
床構造の高さ寸法を短くすることができるので、免震床
構造を薄型化することが可能になる。
面に起立したパネル支柱15により免震床パネル14を
支持する構成としたが、これに限らず、移動ベース10
の上面に免震床パネル14を直接載置する構成としても
良い。その場合、パネル支柱15が削除された分、免震
床構造の高さ寸法を短くすることができるので、免震床
構造を薄型化することが可能になる。
【0045】また、上記実施例では、パネル支柱15に
より免震床パネル14の高さ位置を調整することができ
るようにしたが、このパネル支柱15の代わりにダンパ
を配設しても良い。その場合、免震床パネル14が移動
ベース10と免震床パネル14との間に介在するダンパ
により支持されるため、上下方向の振動がダンパにより
吸収される。そのため、直下型地震が発生した場合でも
免震床パネル14に上下方向の振動が伝播することを防
止する床構造を制作できる。
より免震床パネル14の高さ位置を調整することができ
るようにしたが、このパネル支柱15の代わりにダンパ
を配設しても良い。その場合、免震床パネル14が移動
ベース10と免震床パネル14との間に介在するダンパ
により支持されるため、上下方向の振動がダンパにより
吸収される。そのため、直下型地震が発生した場合でも
免震床パネル14に上下方向の振動が伝播することを防
止する床構造を制作できる。
【0046】また、移動ベース10の上面に平滑な板を
設置すると共に、パネル支柱15の下端に低摩擦部材を
設けるようにしてパネル支柱15が移動ベース10に設
けられた板の上を摺動する構成としても良い。その場
合、移動ベース10が固定ベース9上を水平方向に滑動
することができると共に、免震床パネル14が移動ベー
ス10に対しても水平方向に滑動することができるの
で、より免震効果を高めることができる。
設置すると共に、パネル支柱15の下端に低摩擦部材を
設けるようにしてパネル支柱15が移動ベース10に設
けられた板の上を摺動する構成としても良い。その場
合、移動ベース10が固定ベース9上を水平方向に滑動
することができると共に、免震床パネル14が移動ベー
ス10に対しても水平方向に滑動することができるの
で、より免震効果を高めることができる。
【0047】例えば、摺動支柱11を付勢するコイルバ
ネ12よりもパネル支柱15を付勢するバネ定数を大き
く設定することにより移動ベース10と免震床パネル1
4を地震の大きさに応じて段階的に免震動作させること
ができ、例えば中規模の地震が発生したときは移動ベー
ス10が免震動作して大規模の地震が発生したときは移
動ベース10が免震動作すると共に免震床パネル14が
移動ベース10に対して免震動作させることができる。
ネ12よりもパネル支柱15を付勢するバネ定数を大き
く設定することにより移動ベース10と免震床パネル1
4を地震の大きさに応じて段階的に免震動作させること
ができ、例えば中規模の地震が発生したときは移動ベー
ス10が免震動作して大規模の地震が発生したときは移
動ベース10が免震動作すると共に免震床パネル14が
移動ベース10に対して免震動作させることができる。
【0048】
【発明の効果】上述の如く、請求項1によれば、下床と
上床とからなる床構造の一部分を免震構造とすることに
より、免震の必要な部分のみを免震動作させることがで
き、床全体を免震構造にするよりも容易に設置すること
が可能になり、設置費用を安価に抑えられると共に短期
間に設置することができる。しかもコンパクトな構成と
することができるので、既に建設済みのビルにも容易に
設置工事が行うことができる。
上床とからなる床構造の一部分を免震構造とすることに
より、免震の必要な部分のみを免震動作させることがで
き、床全体を免震構造にするよりも容易に設置すること
が可能になり、設置費用を安価に抑えられると共に短期
間に設置することができる。しかもコンパクトな構成と
することができるので、既に建設済みのビルにも容易に
設置工事が行うことができる。
【0049】また、請求項2によれば、固定ベースと、
移動ベースと、移動ベースを水平方向に移動可能に支持
する支柱と、移動ベースを付勢する付勢部材と、からな
る免震ユニットを上床に埋設するため、構成の簡略化及
び軽量化が図られ、設置工事が容易に行える。
移動ベースと、移動ベースを水平方向に移動可能に支持
する支柱と、移動ベースを付勢する付勢部材と、からな
る免震ユニットを上床に埋設するため、構成の簡略化及
び軽量化が図られ、設置工事が容易に行える。
【0050】また、請求項3によれば、複数個の免震ユ
ニットを任意のパターンで床に埋設するため、設置され
る室の間取りや載置される機器の大きさ、形状に合わせ
て免震ユニットの設置パターンを適宜選択することがで
き、そのとき状況に応じた組み合わで設置することがで
きる。
ニットを任意のパターンで床に埋設するため、設置され
る室の間取りや載置される機器の大きさ、形状に合わせ
て免震ユニットの設置パターンを適宜選択することがで
き、そのとき状況に応じた組み合わで設置することがで
きる。
【0051】また、請求項4によれば、複数の免震ユニ
ットの移動ベース間が連結部材により連結されているの
で、複数の免震ユニットが同時に免震動作することがで
き、地震による振動を複数の免震ユニットに分散できる
ので、載置される機器が均等に配置されていない場合で
も免震効果を高めることができる。
ットの移動ベース間が連結部材により連結されているの
で、複数の免震ユニットが同時に免震動作することがで
き、地震による振動を複数の免震ユニットに分散できる
ので、載置される機器が均等に配置されていない場合で
も免震効果を高めることができる。
【0052】また、請求項5によれば、支柱の摺動端部
に低摩擦部材が設けられているので、固定ベースに対す
る移動ベースの相対移動がスムーズとなり、免震効果を
より一層高めることができる。また、請求項6によれ
ば、移動ベースが上床に形成された開口部を塞ぐように
設けられた床パネルを支持することにより、付勢部材の
応力が床パネルに作用することを防止できると共に、床
パネル上に載置された機器を安定に支持することができ
る。
に低摩擦部材が設けられているので、固定ベースに対す
る移動ベースの相対移動がスムーズとなり、免震効果を
より一層高めることができる。また、請求項6によれ
ば、移動ベースが上床に形成された開口部を塞ぐように
設けられた床パネルを支持することにより、付勢部材の
応力が床パネルに作用することを防止できると共に、床
パネル上に載置された機器を安定に支持することができ
る。
【0053】また、請求項7によれば、床パネルの縁部
が上床の上面に摺動可能に当接し、移動ベースの移動と
共に摺動することにより、床パネルが邪魔にならないよ
うに敷設することができると共に、床パネルが免震動作
を妨げないように構成できる。
が上床の上面に摺動可能に当接し、移動ベースの移動と
共に摺動することにより、床パネルが邪魔にならないよ
うに敷設することができると共に、床パネルが免震動作
を妨げないように構成できる。
【図1】本発明になる免震床構造の一実施例が設置され
た状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
【図2】免震床構造を拡大して示す斜視図である。
【図3】床パネルを外した状態の免震床構造を示す平面
図である。
図である。
【図4】免震床構造の側面図である。
【図5】免震ユニットの構成を説明するための側面図で
ある。
ある。
【図6】摺動支柱及びコイルバネの取り付け状態を拡大
して示す側面図である。
して示す側面図である。
【図7】4個の免震ユニットを組み合わせた場合の免震
床構造の平面図である。
床構造の平面図である。
【図8】免震ユニット間を連結した状態を説明するため
一の免震ユニットを拡大して示す平面図である。
一の免震ユニットを拡大して示す平面図である。
【図9】免震ユニット間を連結した状態を説明するため
の側面図である。
の側面図である。
【図10】2個の免震ユニットを連結させた場合の免震
床構造の平面図である。
床構造の平面図である。
【図11】3個の免震ユニットを鉤型に配置して連結さ
せた場合の免震床構造の平面図である。
せた場合の免震床構造の平面図である。
1 コンピュータ室 2 コンピュータ 4 コンクリート床 5 床パネル 6 支持脚 8,21,22,23 免震床構造 9 固定ベース 10 移動ベース 11 摺動支柱 12 コイルバネ 13 免震ユニット 14 免震床パネル 15 パネル支柱 16 掛止ピン 20 低摩擦部材
Claims (7)
- 【請求項1】 下床と上床とからなる床構造の一部分を
免震構造としたことを特徴とする免震床構造。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の免震床構造であっ
て、 前記下床に設置される固定ベースと、 該固定ベースの上面に対向して設けられ、前記固定ベー
スに対し相対移動する移動ベースと、 前記固定ベースに対し前記移動ベースを水平方向に移動
可能に支持する支柱と、 前記移動ベースの中心が前記固定ベースの中心に対向す
るように前記移動ベースを付勢する付勢部材と、 からなる免震ユニットを前記上床に埋設したことを特徴
とする免震床構造。 - 【請求項3】 前記請求項1記載の免震床構造であっ
て、 複数個の前記免震ユニットが任意のパターンで前記床に
埋設されたことを特徴とする請求項2の免震床構造。 - 【請求項4】 前記複数の免震ユニットは、隣接して設
けられた免震ユニットの前記移動ベース間が連結部材に
より連結されたことを特徴とする請求項3の免震床構
造。 - 【請求項5】 前記支柱は、摺動端部に低摩擦部材が設
けられていることを特徴とする請求項2の免震床構造。 - 【請求項6】 前記移動ベースは、前記上床に形成され
た開口部を塞ぐように設けられた床パネルを支持するこ
とを特徴とする請求項2の免震床構造。 - 【請求項7】 前記床パネルは、縁部が前記上床の上面
に摺動可能に当接し、前記移動ベースの移動と共に摺動
することを特徴とする請求項6の免震床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18037295A JPH0932261A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 免震床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18037295A JPH0932261A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 免震床構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0932261A true JPH0932261A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16082096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18037295A Pending JPH0932261A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 免震床構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0932261A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007230739A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Asyst Shinko Inc | ストッカ |
| JP2008106583A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 床免震システム |
| JP2010257474A (ja) * | 2010-06-10 | 2010-11-11 | Hitachi Cable Ltd | データセンタ |
| CN101956447A (zh) * | 2009-07-15 | 2011-01-26 | 株式会社金泽制作所 | 底板及底板组件 |
| WO2014174604A1 (ja) * | 2013-04-24 | 2014-10-30 | 株式会社日立システムズ | コンテナ型データセンター |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP18037295A patent/JPH0932261A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007230739A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Asyst Shinko Inc | ストッカ |
| JP2008106583A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 床免震システム |
| CN101956447A (zh) * | 2009-07-15 | 2011-01-26 | 株式会社金泽制作所 | 底板及底板组件 |
| JP2011021451A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Kanazawa Seisakusho:Kk | フロアパネル及びフロアパネルアセンブリ |
| CN101956447B (zh) * | 2009-07-15 | 2014-06-11 | 株式会社金泽制作所 | 底板及底板组件 |
| JP2010257474A (ja) * | 2010-06-10 | 2010-11-11 | Hitachi Cable Ltd | データセンタ |
| WO2014174604A1 (ja) * | 2013-04-24 | 2014-10-30 | 株式会社日立システムズ | コンテナ型データセンター |
| US9572279B2 (en) | 2013-04-24 | 2017-02-14 | Hitachi Systems, Ltd. | Container-type data center |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |