JPH0932292A - 型枠板緊締金具セット - Google Patents

型枠板緊締金具セット

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JPH0932292A
JPH0932292A JP18188395A JP18188395A JPH0932292A JP H0932292 A JPH0932292 A JP H0932292A JP 18188395 A JP18188395 A JP 18188395A JP 18188395 A JP18188395 A JP 18188395A JP H0932292 A JPH0932292 A JP H0932292A
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JP
Japan
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wedge
metal fitting
pedestal
wedge groove
groove
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JP18188395A
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Inventor
Hiromi Arai
博海 荒井
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横架材6を受金具1上に安定した状態で仮保
持でき、受金具1上に横架材6を載せるだけで各クサビ
3をクサビ溝2内に自動的に差し込み得るようにし、受
金具1とクサビ3とを常に一体的に取り扱うことができ
るようにする。 【構成】 受金具1とクサビ3とで構成し、クサビ3
は、その下端部に形成した係止部33を受台部側クサビ
溝21の前端縁22に係止させた状態で後方に傾斜させ
且つクサビ3の後側端面32を横曲片側クサビ溝24の
後端縁25にもたれさせた状態で位置保持させ得るよう
にするとともに、横架材6を後方傾斜姿勢にあるクサビ
3の上方から受台部11上に載せることにより該横架材
6でクサビ3の前側端面31を押圧して該クサビ3の下
部側を後側に傾動せしめて係止部33を係止解除し得る
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、コンクリート型枠を
組立てる際に、各型枠板を緊締するために使用される型
枠板緊締金具セットに関し、特に型枠板の外面に配置さ
れる横架材を載置するための受金具と該受金具のクサビ
溝に打込まれるクサビとで構成したクサビ打込み式の型
枠板緊締金具セットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7には、従来の一般的な型枠
板組立構造が示されている。この従来の型枠板組立構造
では、受金具101と当て金107とクサビ103とを
1セットとする多数組の型枠板緊締金具セットを使用し
て、次のようにして組立てられる。まず、左右一対の型
枠板4(片方の型枠板だけ図示している)間に型枠板長
さ方向の同高さ位置に所定間隔(例えば500〜1000mm間
隔)を隔てて多数本のセパレータ5を介設する。尚、型
枠板4の高さが高い場合には、上下方向にも所定間隔を
隔てて複数箇所にセパレータ5が介設される。各セパレ
ータ5の枠板当接部材52には短ボルト53が連結され
ており、該各短ボルト53を型枠板4の板材41を貫通
してその外側に突出させる。尚、符号42は型枠板4の
外面に設けた縦桟木である。次に、該各短ボルト53
に、型枠板4の外側からそれぞれ受金具101,101
の係合部116を螺合により連結する。続いて、同高さ
に位置する複数の受金具101,101上に跨がって横
架材6を載置した後、略L形の当て金107,107を
受金具101,101の外端部から嵌合させ、さらに各
受金具101,101のクサビ溝102にそれぞれクサ
ビ103,103を差し込む。尚、クサビ103は当て
金107に鎖108で繋がれていて、当て金107を受
金具101に嵌合させる際には、クサビ103は符号1
03′で示すように当て金107から吊下げられてい
る。そして、各当て金107,107を各受金具10
1,101に嵌合させた後に各クサビ103,103を
1つづつ各クサビ溝102に差し込んでいく。次に、該
各クサビ103,103を順次ハンマーで打込んで、型
枠板4と横架材6と当て金107とを、セパレータ5の
枠板当接部材52とクサビ103間で緊締する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の型枠板緊締金具セットを使用して型枠板を緊締する
場合には、各セパレータ5側に連結された短ボルト53
にそれぞれ受金具101,101を連結して、同高さに
位置する各受金具101,101上に跨がって横架材6
を載せる。ところが、各受金具101,101に当て金
107,107を嵌合させるまでは、横架材6は該受金
具101,101上に単に載置されているだけなので不
安定となり、該横架材6が受金具101上から脱落する
危険があった。又、この従来の型枠板緊締金具セットを
使用する場合には、各受金具101,101上に横架材
6を載せた状態で該各受金具101,101にそれぞれ
当て金107,107を嵌合させ、その後、該各クサビ
103を受金具101のクサビ溝102に差し込む作業
が行われるが、多数個のクサビ103,103を順次1
つづつクサビ溝102に差し込む必要があるため、その
各クサビ103,103の差し込み作業が面倒となって
いた。さらに、この従来の型枠板緊締金具セットでは、
受金具101とクサビ103(当て金107に繋がれて
いる)とが分離されているので、受金具101又はクサ
ビ103の一方が紛失することがあり、そのときには型
枠板緊締金具セットを構成できなくなるという問題があ
った。
【0004】本願発明は、上記した従来の問題点に鑑
み、横架材を受金具上に安定した状態で仮保持でき、又
受金具上に横架材を載せるだけで各クサビをクサビ溝内
に自動的に差し込み得るようにし、さらに受金具とクサ
ビを常に一体的に取り扱うことができるようにした型枠
板緊締金具セットを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明の型枠板緊締金
具セットは、上記課題を解決するための手段として次の
構成を有している。尚、本願の型枠板緊締金具セットに
おいて、前側とは型枠板の外面に近接する側であり、後
側とは型枠板の外面から離間する側である。
【0006】本願請求項1の発明は、型枠板の外面に配
設される横架材を載置でき且つクサビ溝を設けた受金具
と、該受金具のクサビ溝に挿入されるクサビとで構成さ
れ、セパレータに連続して型枠板の外面側に突出された
係止部に受金具の前端部に形成した係合部を連結し、さ
らに受金具上に横架材を載せた状態で該横架材の外側か
らクサビ溝にクサビを打込むことにより、型枠板と横架
材とをセパレータの枠板当接部材とクサビ間で緊締し得
るようにした型枠板緊締金具セットにおいて、受金具
は、横架材を載置する受台部と該受台部の後端部におい
て上向きに突出する立上片と該立上片の上端から横向き
に延出する横曲片とをそれぞれ形成し、クサビ溝は、受
台部に形成した受台部側クサビ溝と横曲片に形成した横
曲片側クサビ溝とを有し、クサビの下端部に、受台部側
クサビ溝の前端縁に対して前後方向に係脱自在に係止さ
れる係止部を形成し、クサビは、係止部を受台部側クサ
ビ溝の前端縁に係止させた状態で後方に傾斜させ且つク
サビの後側端面を横曲片側クサビ溝の後端縁にもたれさ
せた状態で位置保持させ得るようにするとともに、横架
材を後方傾斜姿勢にあるクサビの上方から受台部上に載
せることにより該横架材でクサビの前側端面を押圧して
該クサビの下部側を後側に傾動せしめ得るようにしたこ
とを特徴としている。
【0007】型枠板の外面側に突出されるセパレータ側
の係合受部と、該係合受部に連結される受金具側の係合
部とは、該係合部を係合受部に対して係脱自在に連結せ
しめ得るものであれば、ネジ式のものあるいは掛止式の
もの等の適宜の手段を採用できる。クサビの下端部に形
成した係止部は、該係止部を受台部側クサビ溝の前端縁
に係止させた状態において、クサビが自重により鉛直下
方向にずり落ちないように構成される。例えば、該係止
部として、クサビの下端部においてそれぞれ横向き前方
に小幅突出させた上突起と下突起間に凹部を形成したも
のを使用し、該凹部に受台部側クサビ溝の前端縁を嵌入
させることによってクサビが下方に落ちないようにし得
るものを採用できる。又、この係止部は、その係止状態
においてクサビの下部側を後方に傾動させることによ
り、容易に係止解除し得るものである。尚、この請求項
1の型枠板緊締金具セットでは、受金具とクサビとが分
離し得る構造であっても差し支えない。
【0008】又、本願請求項2の発明は、型枠板の外面
に配設される横架材を載置でき且つクサビ溝を設けた受
金具と、該受金具のクサビ溝に挿入されるクサビとで構
成され、セパレータに連続して型枠板の外面側に突出さ
れた係合受部に受金具の前端部に形成した係合部を連結
し、さらに受金具上に横架材を載せた状態で該横架材の
外側からクサビ溝にクサビを打込むことにより、型枠板
と横架材とをセパレータの枠板当接部材とクサビ間で緊
締し得るようにした型枠板緊締金具セットにおいて、受
金具は、横架材を載置する受台部と該受台部の後端部に
おいて上向きに突出する立上片と該立上片の上端から横
向きに延出する横曲片とをそれぞれ形成し、クサビ溝
は、受台部に形成した受台部側クサビ溝と横曲片に形成
した横曲片側クサビ溝とを有し、クサビの下端部に、受
台部側クサビ溝の前端縁の下面に係止される係止突起を
形成し、クサビは、係止突起を受台部側クサビ溝の前端
縁下面に係止させた状態で後方に傾斜させ且つクサビの
後側端面を横曲片側クサビ溝の後端縁にもたれさせた状
態で該クサビの重力バランスにより位置保持させ得るよ
うにするとともに、横架材を後方傾斜姿勢にあるクサビ
の上方から受台部上に載せることにより該横架材でクサ
ビの前側端面を押圧して該クサビの下部側を後側に傾動
せしめ得るようにしたことを特徴としている。
【0009】この請求項2の型枠板緊締金具セットで
は、クサビの下端部に形成した係止突起は、クサビをク
サビ溝内に挿入させた状態で、受台部側クサビ溝の前端
縁にその下面側から単に係合し得るものでよい。
【0010】さらに、本願請求項3の発明は、上記請求
項1又は2の型枠板緊締金具セットにおいて、クサビ
に、該クサビ打込み時の進入方向と同方向に長い長穴を
形成し、クサビをクサビ溝に挿入させた状態で受金具側
から長穴内にピンを挿通させたことを特徴としている。
【0011】
【作用】本願各発明の型枠板緊締金具セットは、1枚の
型枠板に対して、該型枠板の同高さ位置に間隔を隔てて
少なくとも2セット使用される。型枠板には、所定間隔
をもって複数個の小孔が形成されており、該各小孔から
それぞれ各セパレータに連続する係合受部を型枠板の外
面側に突出させている。
【0012】そして、本願請求項1の発明の型枠板緊締
金具セットを使用する場合には、受金具の前端部に形成
した係合部を型枠板の外面側に突出する係合受部に連結
して、受金具を型枠板の外面にセットする。尚、この係
合受部は、型枠板の同高さ位置に少なくとも2つはあ
り、それぞれの係合受部に受金具が連結される。そし
て、クサビが受金具に対して分離されたものである場合
には、受金具を型枠板の外面に連結する前、あるいは連
結した後にクサビを受金具のクサビ溝にセットする。こ
のとき、クサビの下端部に形成している係止部を受台部
側クサビ溝の前端縁に係止させた状態で、クサビの後側
端面を横曲片側クサビ溝の後端縁にもたれさせるように
する。この状態では、クサビが後方に傾斜する姿勢で、
クサビ下端部の係止部が受台部側クサビ溝の前端縁に係
止されているので、該クサビがその姿勢(後方傾斜姿
勢)で位置保持される。この状態から、同高さ位置にあ
る各受金具の受台部上に横架材を載せると、該横架材で
後方傾斜姿勢にある各クサビの前側端面を同時に押圧
し、該各クサビの下部側が、横曲片側クサビ溝の後端縁
に接触している部分を中心にして同時に且つ自動的に後
方に傾動するようになる。すると、各クサビの下端部の
係止部が受台部側クサビ溝の前端縁から係止解除され、
横架材が各受金具の受台部上に載置された状態では、各
クサビがクサビ溝(受台部側クサビ溝及び横曲片側クサ
ビ溝)内でほぼ鉛直姿勢となる。又、受金具には、受台
部の後端部に立上片が形成されているので、横架材を受
台部上に仮保持させたときに、立上片によって横架材が
後方に外れるのを防止するようになる。尚、横架材を受
台部上に載置した後、クサビの上部をハンマーで打込む
と、型枠板と横架材とがセパレータの枠板当接部材とク
サビ間で強固に緊締されるようになる。
【0013】又、本願請求項2の発明の型枠板緊締金具
セットでは、クサビの下端部に形成した係止突起を受台
部側クサビ溝の前端縁下面に係止させた状態で、該クサ
ビを後方傾斜させてクサビの後側端面を横曲片側クサビ
溝の後端縁にもたれさせると、クサビの重心が横曲片側
クサビ溝の後端縁(クサビの後側端面が接触している部
分)の直上方より後側に変位するようになり、クサビの
重力バランスにより該クサビが後方傾斜姿勢のままで位
置保持されるようになる。尚、この請求項2の場合も、
型枠板緊締金具セットを型枠板の外面にセットした状態
で、受金具の受台部上部に横架材を落とし込むと、上記
請求項1の場合と同様に、各側のクサビが自動的に傾動
せしめられてそれぞれほぼ鉛直姿勢となる。
【0014】さらに、本願請求項3の発明では、請求項
1又は2の型枠板緊締金具セットにおいて、クサビにク
サビ打込時の進入方向と同方向に向けて長穴を形成し、
受金具側から長穴にピンを挿通させているので、クサビ
がクサビ溝内に挿入された状態で該クサビと受金具とが
分離不能に一体化される。又、このようにクサビと受金
具とをピンで一体化させたものでも、クサビ打込時に
は、長穴がピンに対して移動するので、クサビ打込み操
作に支障がない。
【0015】
【発明の効果】このように、本願の各請求項の発明で
は、受金具に立上片を形成しているので、横架材を受台
部上に仮保持させたときに、該立上片によって横架材が
脱落するのを防止できる。又、クサビを受金具に対して
後方傾斜姿勢でセットした状態で、同高さにある複数の
受金具の受台部上に横架材を載せるだけで、各クサビを
同時にほぼ鉛直姿勢まで傾動させることができ、各クサ
ビを各クサビ溝内に1つづつ差し込むという作業が不要
となって型枠の組立作業が短時間で且つ容易に行えると
いう効果がある。
【0016】又、本願請求項3の発明では、クサビをク
サビ溝に挿入した状態で、ピンにより抜け出し不能にし
ているので、受金具とクサビとを一体的に取り扱うこと
ができ、受金具とクサビのいずれか一方だけを紛失する
ことがなくなるとともに、取り扱いが容易となる。又、
このように受金具とクサビとをピンで一体化させたもの
でも、クサビに形成した長穴によってクサビ打込み時に
支障が生じることがないという効果がある。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本願発明の実施
例を説明すると、図1〜図4には本願発明の第1実施
例、図5には同第2実施例の型枠板緊締金具セットが示
されている。
【0018】まず、本願各実施例の共通事項について説
明すると、この型枠板緊締金具セットは、図4に示すよ
うに、左右一対の型枠板4,4をセパレータ5の長さ間
隔を隔ててそれぞれ緊締するためのものである。そし
て、この型枠板緊締金具セットは、型枠板4の外面側に
配置される横架材6を支持する受金具1と、該受金具1
上に載せた横架材6を介して型枠板4を緊締するクサビ
3とを有している。尚、横架材6は、図示例では四角鋼
管を使用しているが、丸鋼管でもよい。
【0019】他方、セパレータ5の両端部には、それぞ
れ枠板当接部材52,52が設けられている。又、該枠
板当接部材52には、それぞれ外方に向けて突出する短
ボルト53が連結されている。左右の各短ボルト53,
53は、それぞれ型枠板4,4の板材41を貫通して該
板材41外に突出され、そのとき各枠板当接部材52,
52が各側の板材41,41の内面に当接して、両型枠
板4,4間の間隔を保持し得るようになっている。符号
42は板材41の外面に固定された縦桟木である。尚、
セパレータ5は、各型枠板4,4間において同高さ位置
に所定間隔を隔てて多数本介設される。又、型枠板4の
高さが高い場合には、セパレータ5を上下に所定間隔を
もって複数段介設される。
【0020】型枠板4の板材41外面から外方に突出し
ている各短ボルト53には、雌ネジ体54が螺合され
る。この雌ネジ体54は、受金具1の係合部16(後述
する)を係脱自在に連結させる係合受部50となるもの
である。この雌ネジ体54には、大径部55となるナッ
トの前端部に所定長さL(図2参照)の小径部56を形
成している。この小径部56の長さLは、後述するよう
に受金具1の前側に形成された垂下片12の厚さT(図
2参照)よりごく僅かに大きくなるように形成されてい
る。尚、該長さLは3〜5mm程度が適当である。このよ
うに、板材41の外側から、短ボルト53に雌ネジ体5
4を螺合させると、該板材41をセパレータ5の枠板当
接部材52と雌ネジ体54とで挟持して仮保持できる。
又、雌ネジ体54を螺合した状態では、小径部56の前
面が板材41の外面に当接して、板材41の外面と雌ネ
ジ体54の大径部55前端との間に上記長さLの小径部
56が介在することになる。尚、この実施例では、係合
受部50として雌ネジ体54を使用しているが、他の実
施例では該係合受部50は、受金具1側の係合部16を
係脱自在に連結し得るものであれば適宜のもの(例えば
短ボルト53の先端部に大径の頭部を一体形成したも
の)を採用できる。
【0021】前記受金具1は、前後方向(型枠板4に近
接・離間する方向)に所定長さを有する受台部11と、
該受台部11の前端部において下方に折曲した垂下片1
2と、受台部11の後端部において上向きに突出する立
上片13と、該立上片13の上端から横向き後方に延出
する横曲片14とを一体成形して構成されている。尚、
この実施例では、該受金具1は1枚ものの細長鋼板を折
曲して形成されており、該細長鋼板の幅方向側縁部に補
強リブ15,15を折曲形成したり、あるいは幅方向中
間部に筋状の折曲部を設けて、長さ方向の撓曲強度を強
くしている。
【0022】受金具1の垂下片12には、前記係合受部
50となる雌ネジ体54に連結し得る係合部16が形成
されている。この係合部16は、雌ネジ体54の大径部
55を挿通せしめ得る大径穴17と該大径穴17の上部
側に連続する小径穴18とを有している。小径穴18の
左右間隔は、雌ネジ体54の小径部56の外径よりごく
僅かに広く且つ大径部55の外径より小さい幅に形成さ
れている。又、この係合部16を形成している垂下片1
2の厚さT(図2)は、雌ネジ体54の小径部56の長
さLよりごく僅かに小さくなっている。
【0023】そして、受金具1は、係合受部50(雌ネ
ジ体54)の外側から、係合部16の大径穴17部分を
雌ネジ体54の大径部55に嵌合させて垂下片12の前
面を板材41外面に当接させ、その状態で受金具1全体
を下方にずらして、小径穴18部分を雌ネジ体54の小
径部56の外側に嵌合させることにより、該係合受部5
0に連結させることができる。即ち、受金具1側の小径
穴18の縁部が係合受部50側の大径部55の前面に係
止される。尚、受金具1を係合受部50に連結させた状
態では、垂下片12の前面が板材41の外面に衝合して
いるので、受金具1を安定した姿勢で維持させることが
できる。
【0024】受金具1には、クサビ3を挿入するための
クサビ溝2が形成されている。このクサビ溝2は、受台
部11部分に形成した受台部側クサビ溝21と横曲片1
4及び立上片13部分に跨がって形成された横曲片側ク
サビ溝24とを有している。受台部側クサビ溝21の前
後長さは、かなりの長さを有している。又、受台部側ク
サビ溝21の後端縁23と横曲片側クサビ溝24の後端
縁25とは、受金具1の受台部11が水平姿勢のときに
クサビ3をクサビ溝2内に鉛直姿勢で挿入した状態にお
いて、該クサビ3の後側端面32が上記各クサビ溝後端
縁23,25に衝合するように位置決めされている。
【0025】クサビ3は、鋼板材をプレス成形で形成さ
れる。このクサビ3は、緊締作用時において型枠板4と
平行になる前側端面31と前方に下降傾斜する後側端面
32とを有している。又、クサビ3には、後側端面32
と平行に長尺の長穴34が形成されている。この長穴3
4の下端部には、後側端面32側に向けて変向する短い
横向穴35が連続して形成されている。そして、このク
サビ3を受金具1のクサビ溝2内に挿入した状態で、横
曲片14の両側辺部に形成した補強リブ15,15から
ピン30を長穴34内に挿通させて、クサビ3と受金具
1とを一体化させている。従って、クサビ3は受金具1
のクサビ溝2から完全に抜け出すことはない。
【0026】次に、図1〜図4に示す第1実施例の個別
構成について説明すると、この第1実施例のものでは、
クサビ3の下端部に、受台部側クサビ溝21の前端縁2
2に係脱自在に係止される係止部33が形成されてい
る。この係止部33は、この実施例では、クサビ3の前
側端面31の下端部において、前方に小幅突出する上下
2つの突起33a,33bを形成している。この上突起
33aと下突起33bとの間には、受台部側クサビ溝2
1の前端縁22の厚さよりやや大きい上下間隔の凹部3
3cが形成されている。
【0027】そして、クサビ3は、クサビ溝2内に挿入
した状態において、図1又は図2に示すように、係止部
33の凹部33cを受台部側クサビ溝21の前端縁22
に嵌合させた状態で後方に傾斜させて、該クサビ3の後
側端面32を横曲片側クサビ溝24の後端縁25にもた
れさせることにより、その後方傾斜姿勢のままで位置保
持させることができるようになっいる。即ち、クサビ3
をクサビ溝2内において上記後方傾斜姿勢で挿入させた
状態では、該クサビ3が自重によって下動しようとして
も、係止部33の上突起33aが受台部側クサビ溝21
の前端縁22の上面に載せられているので、下動するこ
とができず、しかもクサビ3の重力バランスによって該
クサビ3の下部側が前方に傾動しようとしても凹部33
cの奥面が衝合して移動できないようになっている。
尚、クサビ3の後方傾斜姿勢状態では、長穴34の下端
の横向穴35が受金具1側のピン30に嵌合している。
【0028】又、このクサビ3は、図3に示すように、
後方傾斜姿勢(実線図示姿勢)において、上方から横架
材6を受台部11上に挿入することにより、該横架材6
でクサビ3の前側端面31を下方に押圧し、それによっ
てクサビ3の下部側が横曲片側クサビ溝24の後端縁2
5部分を中心として後方に回動せしめられる。このと
き、クサビ3の係止部33は、受台部側クサビ溝21の
前端縁22から自動的に外され、横架材6が符号6′で
示すように受台部11上に載置されたときには、クサビ
が符号3′で示すようにほぼ鉛直姿勢まで変位するよう
になり、さらにピン30が横向穴35から長穴34部分
に対応するようになる。
【0029】上記第1実施例の型枠板緊締金具セットの
使用方法を説明すると、この型枠板緊締金具セットは、
受金具1の前端部に形成した係合部16を型枠板4の外
面側に突出する係合受部50に連結して、受金具1を型
枠板4の外面にセットする。尚、この係合受部50は、
型枠板4の同高さ位置に少なくとも2つはあり、それぞ
れの係合受部50に受金具1が連結される。そして、こ
のとき、図3に実線図示するように、クサビ3の下端部
に形成している係止部33を受台部側クサビ溝21の前
端縁22に係止させた状態で、クサビ3の後側端面32
を横曲片側クサビ溝24の後端縁25にもたれさせるよ
うにする。この状態では、クサビ3が後方に傾斜する姿
勢で、クサビ下端部の係止部33が受台部側クサビ溝2
1の前端縁22に係止されているので、該クサビ3がそ
の姿勢(後方傾斜姿勢)で位置保持される。
【0030】この状態から、図3に示すように、同高さ
位置にある各受金具1の受台部11上に横架材6を載せ
ると、該横架材6で後方傾斜姿勢にあるクサビ3の前側
端面31を押圧し、該クサビ3の下部側が、横曲片側ク
サビ溝24の後端縁25に接触している部分を中心にし
て自動的に後方に傾動せしめられるようになる。する
と、クサビ3の下端部の係止部33が受台部側クサビ溝
21の前端縁22から係止解除され、横架材6が符号
6′で示すように受金具1の受台部11上に載置された
状態では、クサビが符号3′で示すようにクサビ溝2内
でほぼ鉛直姿勢となる。
【0031】又、受金具1には、受台部11の後端部に
立上片13が形成されているので、横架材6を受台部1
1上に載せたときに、立上片13によって横架材6が後
方に外れ落ちるのを防止するようになる。さらに、クサ
ビ3にクサビ打込時の進入方向と同方向に向けて長穴3
4を形成し、受金具1側から該長穴34にピン30を挿
通させているので、クサビ3がクサビ溝2内に挿入され
た状態で該クサビ3と受金具1とが分離不能に一体化さ
れる。尚、このようにクサビ3と受金具1とをピン30
で一体化させたものでも、クサビ打込時には、長穴34
がピン30に対して移動するので、クサビ打込み操作に
支障がない。
【0032】尚、横架材6を受台部11上に載置した
後、クサビ3の上部をハンマーで打込むと、図4に示す
ように型枠板4と横架材6とがセパレータ5の枠板当接
部材52とクサビ3間で強固に緊締されるようになる。
【0033】図5に示す第2実施例の型枠板緊締金具セ
ットは、クサビ3の下端部に形成している係止部の変形
例を示している。この第2実施例では、クサビ3の下端
部に、受台部側クサビ溝21の前端縁22の下面に係止
される係止突起37を形成している。この係止突起37
は、クサビ3の前側端面31の下端部において、前方に
小幅だけ突出させている。即ち、第1実施例のクサビ3
の係止部33における下突起33bがないものと同構造
となっている。又、この第2実施例の型枠板緊締金具セ
ットでは、クサビ3の係止突起37を受台部側クサビ溝
21の前端縁22の下面に下方から係止させた状態で後
方に傾斜させ且つクサビ3の後側端面32を横曲片側ク
サビ溝24の後端縁25にもたれさせた状態で該クサビ
3の重力バランスにより、そのままの姿勢で位置保持さ
せ得るようにしている。即ち、クサビ3をクサビ溝2内
で後方傾斜させた状態では、クサビ3の重心が横曲片側
クサビ溝24の後端縁25(クサビの後側端面32が接
触している部分)の直上方より後側に変位するようにな
り、クサビ3の重力バランスにより該クサビ3が後方傾
斜姿勢のままで位置保持されるようになる。尚、この第
2実施例の場合も、型枠板緊締金具セットを型枠板1の
外面にセットした状態で、受金具1の受台部11上部に
横架材6を落とし込むと、第1実施例の場合と同様に、
各側のクサビ3が自動的に傾動せしめられて符号3′で
示すようにそれぞれほぼ鉛直姿勢となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施例にかかる型枠板緊締金具
セットの斜視図である。
【図2】図1の型枠板緊締金具セットの中央部縦断面図
である。
【図3】図2からの状態変化図である。
【図4】図3からの状態変化図である。
【図5】本願発明の第2実施例にかかる型枠板緊締金具
セットの図3相当図である。
【図6】従来の型枠板緊締金具セットの使用状態を示す
縦断面図である。
【図7】図6の右側面図である。
【符号の説明】
1は受金具、2はクサビ溝、3はクサビ、4は型枠板、
5はセパレータ、6は横架材、11は受台部、12は垂
下片、13は立上片、14は横曲片、16は係合部、2
1は受台部側クサビ溝、22は前端縁、24は横曲片側
クサビ溝、25は後端縁、30はピン、31は前側端
面、32は後側端面、33は係止部、34は長穴、50
は係合受部、52は枠板当接部材、53は短ボルト、5
4は雌ネジ体である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠板(4)の外面に配設される横架材
    (6)を載置でき且つクサビ溝(2)を設けた受金具
    (1)と、該受金具(1)のクサビ溝(2)に挿入され
    るクサビ(3)とで構成され、セパレータ(5)に連続
    して前記型枠板(4)の外面側に突出された係合受部
    (50)に前記受金具(1)の前端部に形成した係合部
    (16)を連結し、さらに前記受金具(1)上に前記横
    架材(6)を載せた状態で該横架材(6)の外側からク
    サビ溝(2)にクサビ(3)を打込むことにより、型枠
    板(4)と横架材(6)とをセパレータ(5)の枠板当
    接部材(52)とクサビ(3)間で緊締し得るようにし
    た型枠板緊締金具セットであって、 前記受金具(1)は、横架材(6)を載置する受台部
    (11)と該受台部(11)の後端部において上向きに
    突出する立上片(13)と該立上片(13)の上端から
    横向きに延出する横曲片(14)とをそれぞれ形成し、 前記クサビ溝(2)は、前記受台部(11)に形成した
    受台部側クサビ溝(21)と前記横曲片(14)に形成
    した横曲片側クサビ溝(24)とを有し、 前記クサビ(3)の下端部に、前記受台部側クサビ溝
    (21)の前端縁(22)に係止される係止部(33)
    を形成し、 前記クサビ(3)は、前記係止部(33)を前記受台部
    側クサビ溝(21)の前端縁(22)に係止させた状態
    で後方に傾斜させ且つクサビ(3)の後側端面(32)
    を前記横曲片側クサビ溝(24)の後端縁(25)にも
    たれさせた状態で位置保持させ得るようにするととも
    に、前記横架材(6)を後方傾斜姿勢にあるクサビ
    (3)の上方から受台部(11)上に載せることにより
    該横架材(6)でクサビ(3)の前側端面(31)を押
    圧して該クサビ(3)の下部側を後側に傾動せしめ得る
    ようにした、 ことを特徴とする型枠板緊締金具セット。
  2. 【請求項2】 型枠板(4)の外面に配設される横架材
    (6)を載置でき且つクサビ溝(2)を設けた受金具
    (1)と、該受金具(1)のクサビ溝(2)に挿入され
    るクサビ(3)とで構成され、セパレータ(5)に連続
    して前記型枠板(4)の外面側に突出された係合受部
    (50)に前記受金具(1)の前端部に形成した係合部
    (16)を連結し、さらに前記受金具(1)上に前記横
    架材(6)を載せた状態で該横架材(6)の外側からク
    サビ溝(2)にクサビ(3)を打込むことにより、型枠
    板(4)と横架材(6)とをセパレータ(5)の枠板当
    接部材(52)とクサビ(3)間で緊締し得るようにし
    た型枠板緊締金具セットであって、 前記受金具(1)は、横架材(6)を載置する受台部
    (11)と該受台部(11)の後端部において上向きに
    突出する立上片(13)と該立上片(13)の上端から
    横向きに延出する横曲片(14)とをそれぞれ形成し、 前記クサビ溝(2)は、前記受台部(11)に形成した
    受台部側クサビ溝(21)と前記横曲片(14)に形成
    した横曲片側クサビ溝(24)とを有し、 前記クサビ(3)の下端部に、前記受台部側クサビ溝
    (21)の前端縁(22)の下面に係止される係止突起
    (37)を形成し、 前記クサビ(3)は、前記係止突起(37)を前記受台
    部側クサビ溝(21)の前端縁(22)下面に係止させ
    た状態で後方に傾斜させ且つクサビ(3)の後側端面
    (32)を前記横曲片側クサビ溝(24)の後端縁(2
    5)にもたれさせた状態で該クサビ(3)の重力バラン
    スにより位置保持させ得るようにするとともに、前記横
    架材(6)を後方傾斜姿勢にあるクサビ(3)の上方か
    ら受台部(11)上に載せることにより該横架材(6)
    でクサビ(3)の前側端面(31)を押圧して該クサビ
    (3)の下部側を後側に傾動せしめ得るようにした、 ことを特徴とする型枠板緊締金具セット。
  3. 【請求項3】 上記請求項1又は2の型枠板緊締金具セ
    ットにおいて、前記クサビ(3)に、該クサビ打込み時
    の進入方向と同方向に長い長穴(34)を形成し、前記
    クサビ(3)をクサビ溝(2)に挿入させた状態で前記
    受金具(1)側から前記長穴(34)内にピン(30)
    を挿通させたことを特徴とする型枠板緊締金具セット。
JP18188395A 1995-07-18 1995-07-18 型枠板緊締金具セット Pending JPH0932292A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT413723B (de) * 2001-11-19 2006-05-15 System Albanese Distanzhalterkeil

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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