JPH09323847A - スリットロールの搬送方法及びスリットロール搬送用コンテナ並びにスリットロールの供給方法及び装置 - Google Patents

スリットロールの搬送方法及びスリットロール搬送用コンテナ並びにスリットロールの供給方法及び装置

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JPH09323847A
JPH09323847A JP14310696A JP14310696A JPH09323847A JP H09323847 A JPH09323847 A JP H09323847A JP 14310696 A JP14310696 A JP 14310696A JP 14310696 A JP14310696 A JP 14310696A JP H09323847 A JPH09323847 A JP H09323847A
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JP
Japan
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slit roll
slit
container
roll
shaft
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Application number
JP14310696A
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English (en)
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Minoru Araki
実 荒木
Susumu Sato
佐藤  進
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光性のあるウェブをロール状に巻いたスリ
ットロールを加工設備まで自動的に搬送し、かつ加工設
備に的確に供給する。 【解決手段】 巻込み加工設備15及びスリットロール
供給機50は暗室内に設置される。スリットロール22
はコンテナ9に複数本収納され、コンテナ9は自走式の
搬送車13で巻込み加工設備15に対して予め設定され
た供給位置Kに送られる。コンテナ9は搬送車13の周
壁32によって位置決めされる。巻込み加工設備15と
供給位置Kとから決まる所定の位置にスリットロール供
給機50が設置される。コンテナ9内のスリットロール
22は、巻芯22aが水平となるように整列される。ス
リットロール供給機50の受け渡し軸60が巻芯22a
の中央に設けられた軸挿通穴22bに挿通され、スリッ
トロール22を持ち上げる。ヘッド部57が旋回し、受
け渡し軸60が巻込み加工設備15に設けられた受取軸
53aと一直線となる。受け渡し軸60が軸方向に突出
し、その先端部分で保持したスリットロール22を受取
軸53aに移載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光性をもった幅
広のマスターロールから一定幅ごとに裁断されたスリッ
トロールを搬送し、あるいはスリットロールを次工程の
加工設備に供給する搬送・供給方法、さらにはその装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムや印画紙などの感光材料
は、まずシート状をした幅広の支持体に写真乳剤を塗
布,乾燥させてマスターロールを作った後、このマスタ
ーロールを引出しながら製品の種類に応じて一定幅にス
リット(裁断)して製造される。こうしてスリットされ
た感光材料は、次工程の加工設備に搬送され、製品の種
類に応じた長さに切断された後、遮光性を備えたフイル
ムカートリッジやペーパーマガジンなどの容器にロール
形態で収納され、あるいはブローニーフイルムなどでは
リールに巻きつけた後に遮光性の包装袋に封入される。
【0003】これらの感光材料は需要が大きいことから
大量生産される。そして、例えば写真フイルムについて
は、そのほとんどがフイルムカートリッジと組み合わさ
れ、最終的には写真フイルムカートリッジの形態で市場
に提供される。したがって製造工場では、効率的に写真
フイルムカートリッジを製造するために、スリットロー
ルの供給を受け、これを製品の種類に応じた長さの写真
フイルムに切断した後に所定のフイルムカートリッジに
巻き込むまでの工程を自動的に処理するための巻込み加
工設備が用いられている。
【0004】前記巻込み加工設備は、基本的に、スリッ
トロールの受入・供給装置、スリットロールから送出さ
れてくる長尺写真フイルムのエッジ部分に一定ピッチで
パーフォレーションを穿孔する穿孔装置、長尺写真フイ
ルムのエッジ部分に写真フイルムの種別やフレームナン
バーなどを表す文字,バーコードを潜像記録するサイド
プリント装置、長尺写真フイルムを製品の種類に応じた
長さの写真フイルムストリップに切断する切断装置、切
断された写真フイルムストリップをフイルムカートリッ
ジに巻き込むフイルム巻込み装置、そしてフイルムカー
トリッジの受入・供給装置とから構成されている。これ
らの装置は各々個別に設けられたプロセスコントローラ
によって駆動制御され、また各プロセスコントローラは
巻込み加工設備管理用コンピュータによって統括的に管
制されている。
【0005】上述した巻込み加工設備を効率的に稼働さ
せるためには、外部から供給されるスリットロール及び
フイルムカートリッジの受入・供給方式について工夫が
必要となる。特に、スリットロールは感光材料であるこ
とから、遮光性を維持しながら巻込み加工設備に供給し
なくてはならないため、様々な工夫が施されている。例
えば特開平6−266059号公報に記載された巻込み
加工設備は明室で稼働させることを前提とし、スリット
ロールの受入・供給装置部分が暗箱形態になっている。
そして、スリットロールは遮光性のコンテナに収納され
たままコンテナごと暗箱内に供給され、暗箱内でスリッ
トロールをコンテナから取り出して所定の供給位置に位
置決めするようにしてある。
【0006】また、スリットロールを巻込み加工設備に
供給する際には、1個のスリットロールを使い切った後
に、引続き次のスリットロールに対して継続的に加工を
続行してゆくことができるように、複数個のスリットロ
ールを収納したコンテナが巻込み加工設備に供給され、
新たなスリットロールが順次にコンテナから取り出され
所定の供給位置に自動的にセットされるようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、これま
では加工設備にスリットロールを供給した後には様々な
改良により製造の効率化が図られてはいるが、加工設備
にスリットロールを供給する方法についてはほとんど顧
慮されていない。前述したように、一本のマスターロー
ルからは複数のスリットロールが製造され、これらのス
リットロールは製造番号,乳剤番号などの識別ラベルを
付した状態で暗室内に保管され、生産計画に則って適宜
に加工設備に供給されることになるが、これまでは多く
人手によってスリットロールの供給作業が行われている
のが実情で、効率的な作業形態とは言い難い。
【0008】また、上記のような巻込み加工設備は、基
本的には設備管理用コンピュータの管制のもとで自動的
に稼働されるが、例えば供給するスリットロールが規定
外サイズのものであったり、あるいはトラブル発生やテ
スト稼働などの特殊なケースにおいても対応できるよう
に、手動あるいは半自動での稼働もできるようにしてお
くことが望ましい。このような状況下での稼働のために
は、特にスリットロールの受入・供給装置にオペレータ
が簡便にアクセスできるようにする必要があるが、例え
ば上記公報記載の加工設備ではスリットロールの受入・
供給装置が暗箱形態となっているため、オペレータが作
業しにくいという欠点がある。
【0009】上述したように、巻込み加工設備に複数の
スリットロールを供給するためにコンテナが利用されて
はいるが、上記公報記載の加工設備で用いられる専用コ
ンテナの場合、巻芯(コア)に支持軸を挿通することに
よって複数のスリットロールをコンテナ内に保持する構
造であるため、スリットロールの取り出し及び取り出し
のためには、スリットロールを軸方向に移動させなけれ
ばならない。したがって、スリットロールの移載のため
に軸方向のスペースを要するだけでなく、コンテナ内か
ら任意のスリットロールを取り出すことができない。さ
らに、コンテナ内でスリットロールが軸方向に移動しな
いような規制部材も必要となってコンテナの構造が複雑
になりやすい。
【0010】さらに、上記公報記載の巻込み加工設備で
は、スリットロールの受入・供給装置内に設けられた供
給ステーションにコンテナを位置決めした後、待機ステ
ーション,切替えステーション,取り出しステーショ
ン,排出ステーションと様々なステーションに搬送,位
置決めしなくてはならず、受入・供給装置の規模,スペ
ース,制御が複雑になる。しかも、この受入・供給装置
は暗箱形態となっているため、コンテナからスリットロ
ールを取り出して所定の供給位置にセットするための機
構を自動化せざるを得ず、また位置決め精度も要求され
ることから設備の複雑化,コストアップが避けられな
い。また、暗箱形態を採っていることから、その内部で
トラブルが発生したような場合には暗箱の一部を開放し
なくてはならず、これにより暗箱内のスリットロールが
曝光されて大幅なロスを発生させることにもなりかねな
い。
【0011】本発明は上記従来技術に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、スリットロールを的確かつ簡
便に加工設備に搬送・供給できるようにした搬送・供給
方法を提供することにあり、スリットロールとしては写
真フイルムに限らず、印画紙などその他の感光材料であ
っても等しく適用可能である。また、第2の目的は、上
記搬送・供給のために改良されたコンテナを用いること
にあり、このコンテナは自走式の搬送車を利用して搬送
される。
【0012】さらに本発明は、複数のスリットロールを
収納したコンテナから的確かつ簡便に指定された任意の
スリットロールを取り出し、加工設備内の所定のセット
位置に供給できるようにした供給方法・装置を提供する
ことを目的とする。そして、規定サイズ外のスリットロ
ールを供給する必要があるとき、あるいはトラブルなど
が発生した折には、スリットロールを曝光させることな
くオペレータが簡便に対応できるようにすることも目的
の一つである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するにあたり、スリットロールを収納した光密なコンテ
ナをコンテナ貯蔵庫に用意しておき、床面に敷設された
信号ケーブルをトレースしながら移動する自走式の搬送
車にコンテナ貯蔵庫内の所定のコンテナを載置し、搬送
車の移動を制御することによって前記加工設備のスリッ
トロール受入・供給装置にコンテナごとスリットロール
を移送するようにしたものである。加工設備に効率的に
スリットロールを供給するために、スリットロールは巻
芯の軸を水平にしてコンテナ内に収納される。また、同
一コンテナ内には共通のマスターロールから裁断された
複数のスリットロールを収納し、同じ製造履歴のスリッ
トロールについてはコンテナ単位で連続的に加工してゆ
くのが有効である。
【0014】スリットロール搬送用コンテナは、コンテ
ナ本体に複数のスリットロールの下側外周面を受ける円
筒状の受け面が設けられるとともに、スリットロールの
幅に対応した間隔でコンテナ本体内に垂直に並置されス
リットロールの軸方向への移動を規制する仕切板とを備
えており、スリットロールの巻芯の軸を水平に保った状
態で複数本のスリットロールを収納する構造となってい
る。また、仕切板にはスリットロールの取り出し方向に
伸ばした切欠きが形成され、前記カバーの開放により前
記切欠きを通してスリットロールの巻芯に設けられた軸
挿通穴がコンテナ本体外部まで露呈される。
【0015】コンテナに収納されたスリットロールを加
工設備に供給するには、少なくとも前記スリットロール
受入部を含む加工設備の一部を暗室内に設置しておき、
この暗室内であってスリットロール受入部から空間的に
離された所定の供給位置にスリットロールを収納したコ
ンテナを搬入して位置決めし、ロボットハンドの作動に
より前記コンテナからスリットロールを取り出してスリ
ットロール受入部に供給する方法が採られる。コンテナ
の搬入位置を加工設備から離した位置に設定することに
よって、マニュアル作業でもコンテナからスリットロー
ルを取り出して加工設備に供給することができるように
なり、全自動だけでなく、半自動あるいはマニュアル作
業でもスリットロールの供給が可能となり、巻径が標準
外であるスリットロールについても簡便に対応すること
ができるようになる。しかもこれらは暗室内に設置され
ているから、加工設備のスリットロール受入部やロボッ
トハンドにオペレータが直接これらにアクセスして点
検,操作することもでき、トラブル対策も簡便になる。
【0016】上記暗室は、その中でオペレータが効率的
に作業を行うことができる広さとなっており、また暗室
内にはスリットロールに光カブリを発生させない赤外光
を発する照明灯が設けられ、この照明灯の点灯下では赤
外スコープを着用することによってオペレータの自由な
作業が保証される。また、暗室内にオペレータが出入す
る際に、明室からの外光が暗室内に入ることがないよう
に、暗室は準備室を介して明室に連絡され、明室と準備
室との間、準備室と暗室との間にはそれぞれ遮光性を有
する第1,第2ドアが設けられる。これらの第1,第2
ドアは、その両方が同時に開かれることはない。また、
オペレータの作業時には暗室内ではスリットロールを感
光させることがない赤外灯が点灯され、広い視野のもと
で作業を行うことができる。
【0017】ロボットハンドでスリットロールをコンテ
ナから取り出すにあたっては、スリットロールをコンテ
ナ内に巻芯を水平にした状態で収納しておき、ロボット
ハンドに設けられた受け渡し軸をスリットロールの巻芯
に水平方向から軸方向に移動させ、受け渡し軸を巻芯中
央の軸挿通穴に嵌め込むのが簡便である。受け渡し軸に
スリットロールを保持させた後には、受け渡し軸はスリ
ットロールをコンテナから取り出すように移動し、受取
軸と一直線となる位置に達してから軸方向に突出してス
リットロールを受取軸に移載する。
【0018】受け渡し軸を軸挿通穴に的確に挿通するた
めに、受け渡し軸の先端にフォトセンサー,タッチセン
サー,近接センサー,磁気センサーなどからなるセンサ
ーを組み込み、これらのセンサーからの検知信号を監視
して軸挿通穴を自動的に探って軸合わせが行われる。受
け渡し軸を巻芯の端面に沿って移動させる過程で前記セ
ンサーからの信号を監視し、この信号に基づいて巻芯中
央部に形成された軸挿通穴の中心を探ることができる。
【0019】加工設備側のスリットロール受入部に2つ
の受取軸を設置し、これらの受取軸の一方をスリットロ
ールの受入位置と受入後のスリットロールからウェブを
引き出して加工設備内に供給する供給位置との間で交互
に移動させる構成にしておくことによって、スリットロ
ール供給装置は、スリットロールの受入位置に移動して
きた受取軸に対してのみコンテナから取り出したスリッ
トロールを移載すればよく、スリットロールの供給位置
を一定に保つことができるようになる。この場合、受け
渡し軸が前記受取軸にスリットロールを移載する前に、
該受取軸に残されたスリットロールの巻芯を受け取るた
めの巻芯回収軸をスリットロール供給装置に併設してお
くのが効果的である。
【0020】
【発明の実施の形態】感光材料として写真フイルムを対
象とした製造ラインの概略を図1に示す。スリッタ設備
2及びコンテナ貯蔵庫3はそれぞれの移載装置4,5と
ともに暗室6内に設置され、スリッタ設備管理コンピュ
ータ7,コンテナ貯蔵庫管理コンピュータ8によってそ
の稼働が制御されており、また稼働の過程で得られた種
々の情報はそれぞれの管理コンピュータ7,8にフィー
ドバックされる。
【0021】スリッタ設備2にはマスターロール10が
供給される。マスターロール10は、PET(ポリエチ
レンテレフタレート)などの支持体に写真乳剤を塗布,
乾燥させたウェブをロール状にしたもので、巻芯あるい
はウェブの先端部には製造日時や追番、塗布された乳剤
の乳剤番号を表す文字を記した識別ラベルが貼付されて
いる。また、これらの情報を光学的に自動読み取りする
ことができるように、識別ラベルにはバーコード表示部
も設けられている。なお、バーコード表示部の代わりに
磁気記録部を設け、磁気的にこれらの情報を自動読み取
りすることも可能である。マスターロール10は暗室6
内に搬入するまでは光密性の容器内に遮光状態に保たれ
ている。
【0022】スリッタ設備2は、搬入されたマスターロ
ール10を製品の種類に応じた一定幅にスリット(裁
断)する。スリットされた長尺写真フイルムはそれぞれ
長尺のまま各々巻芯に巻きつけられスリットロールとな
る。スリッタ設備2にはマスターロール10に貼付され
た識別ラベルから情報読み取りを行うバーコードリーダ
と、スリットロールの各々にスリットロール識別ラベル
を貼付するラベル貼付機が設けられている。スリットロ
ール識別ラベルにはスリットロールID番号が文字及び
バーコードとして記されており、マスターロール10の
識別ラベルから読み取った情報をスリットロールID番
号と対応させておくことによって、スリットロールごと
に乳剤番号を特定することができる。これらの対応づけ
情報はスリッタ設備管理コンピュータ7に入力された
後、さらに生産情報管理コンピュータ12にフィードバ
ックされる。
【0023】スリットロールは移載装置4によりコンテ
ナ9に収納される。コンテナ9の構造については後述す
るが、コンテナ9はスリットロールを複数本並べて光密
に収納する機能をもっており、1個のコンテナ9の中に
は全て共通のマスターロール10からスリットされたス
リットロールが収納される。スリットロールを収納した
コンテナ9はコンテナ貯蔵庫3に搬入される。コンテナ
の個々にはコンテナID番号を付した識別ラベルが貼付
されており、コンテナ貯蔵庫3に保管する際には、コン
テナ貯蔵庫3内の保管位置番号とコンテナID番号との
対応づけが行われ、その情報はコンテナ貯蔵庫管理コン
ピュータ8に入力され、さらに生産情報管理コンピュー
タ12にフィードバックされる。したがって、保管位置
番号を指定することにより所望のコンテナ9を取り出す
ことができ、結果的には所望のスリットロールID番号
が付されたスリットロールを取り出すことができる。
【0024】移載装置5はスリットロールを収納したコ
ンテナ9をコンテナ貯蔵庫3から取り出し、あるいは空
になって戻ってきたコンテナ9をコンテナ貯蔵庫3に返
す作用を行う。図中、破線で表したラインはコンテナの
移動経路を表している。コンテナ9は自走式の搬送車1
3に載置して搬送される。移載装置5によってコンテナ
貯蔵庫3から取り出され、搬送車に載置されたコンテナ
9は搬送経路13aにしたがって巻込み加工設備15ま
で搬送される。
【0025】巻込み加工設備15は部分的に暗室16内
に設置され、スリットロールの供給を受けてパーフォレ
ーションの穿孔、サイドプリント、定尺切断、フイルム
カートリッジへの巻込みの各工程を行う。また、巻込み
加工設備15には暗室16外から空のフイルムカートリ
ッジの供給が行われ、写真フイルム巻込み後の製品も暗
室16外に搬出される。巻込み加工設備15で行われる
各工程は巻込み加工設備管理コンピュータ18によって
制御され、さらに各工程内での品質検査で得られる情報
や、異常発生などの情報は巻込み加工設備管理コンピュ
ータ18を経て生産情報管理コンピュータ12に送られ
る。
【0026】図2にコンテナ9の構造を示す。コンテナ
9は、コンテナ本体20とその一辺にヒンジ機構により
開閉自在に軸着されたカバー21とを備えている。コン
テナ本体20の内部には、スリットロール22の幅より
もわずかに広い間隔を開けて複数の仕切板23が固定さ
れ、仕切板23によってスリットロール22が横方向
(軸方向)に移動しないように規制される。また、コン
テナ本体20の底面内壁に形成されたスリットロール2
2の受面24は凹面になっており、スリットロール22
がコンテナ本体20内で転動しないようにしてある。好
ましくは受面24の表面にビロードなどの柔軟なシート
素材を貼りつけ、スリットロール22の外周面に擦り傷
などが入るのを防ぐのがよい。
【0027】仕切板23の上辺には切欠き23aが形成
されている。この切欠き23aは、スリットロール22
を軸方向から見込んだときに、スリットロール22の巻
芯22aを見通すことができるような大きさ及び形状に
してある。特に、切欠き23aの深さは、小径のスリッ
トロール22が収納されたとき、さらには巻芯22aだ
けが受面24に残ったときにでも巻芯22aの軸挿通穴
22bを軸方向から見通すことができるように充分に深
くなっている。また、コンテナ本体20の底面外壁は、
床面に安定して置くことができるように平坦面になって
いる他、仕切板23に直交する向きに一対の凹部25を
延長してある。この凹部25には、コンテナ9を搬送車
13に積み下ろしするときにフォークリフトのフォーク
26が通される。
【0028】カバー21には識別ラベル27が貼付さ
れ、これにはコンテナID番号が記されている。コンテ
ナID番号は、目視可能な文字や数字での表示の他に、
自動読み取り可能なバーコード形態でも表されている。
なお、自動読み取りのためには、バーコードの代わりに
磁気情報としてコンテナID番号を表示しておけば、磁
気ヘッドでの読み取りが可能となる。
【0029】コンテナ本体20とカバー21との合わせ
目にはそれぞれ溝20aと凸状21aとが形成されてい
る。溝20aの両側には黒色顔料を含有したスポンジ2
9が貼付けられ、カバー21を閉じたときには凸状21
aが溝20aに嵌まり込み、またスポンジ29がカバー
21の端面に圧着してコンテナ9の内部は完全な遮光状
態に保たれる。
【0030】図4に自走式の搬送車13を示す。搬送車
13は、コンテナ9の平面形状に対応させた荷台30
と、その底面に取り付けた4個の車輪31とからなり、
前側の一対の車輪31は駆動輪となっている。荷台30
には周壁32が設けられ、移載時にコンテナ9の位置決
めを行う。周壁32の上面には荷台30に向かって傾斜
した誘い面32aが形成されており、フォークリフトで
コンテナ9を荷台30に載置するときに、5〜10mm
程度のガタがあってもコンテナ9は荷台30に正しく載
置される。なお、荷台30にコンテナ9を移載するとき
にフォーク26を出入させるために、後端側の周壁32
に一対の切欠き32bが形成されている。また、前面壁
33の内部には駆動制御部が内蔵され、駆動輪の駆動を
制御することによって、搬送車13の移動が制御され
る。
【0031】前面壁33の底面に一対の受信器34a,
34bが組み込まれている。これらの受信器34a,3
4bは、搬送車13が移動する床面35に埋設された一
対のケーブル36a,36bから搬送車13の移動制御
用の信号を受信する。それぞれのケーブル36a,36
bには生産情報管理コンピュータ12から高周波信号が
送られ、その一方には軌道トレース用の信号が、他方に
は搬送車13の行き先制御用の信号が送信される。ケー
ブル36a,36bからの信号は、同時に複数台の搬送
車13によって受信されることがあるため、行き先制御
用の信号中には搬送車ID番号も含まれ、一定の周期で
繰り返し送信される。したがって、行き先制御用の信号
は搬送車ID番号が合致した搬送車13によってのみ有
効に受信される。
【0032】なお、搬送車13の行き先制御用の信号は
空中を通して無線で送ることも可能であり、この場合に
は床面35には軌道トレース用のケーブル36aだけを
埋設すればよい。さらに、ケーブル36aに代え、床面
35の表面に特定の色調あるいは模様を施した軌道帯を
設け、これを搬送車13に組み込んだフォトセンサやC
CDカメラで光学的に読み取りながら搬送車13が軌道
トレースを行うようにすることもでき、もちろん磁気的
な軌道トレースも可能である。
【0033】コンテナ貯蔵庫3からコンテナ9を取り出
し、移載装置5で搬送車13に載置した時点で、コンテ
ナID番号と搬送車ID番号との対応がとられる。この
対応づけデータは、コンテナ貯蔵庫管理コンピュータ8
を経て生産情報管理コンピュータ12に送られる。これ
により、生産情報管理コンピュータ12は搬送車ID番
号にしたがって所望の搬送車13を所望の行き先に移動
させることができる。また、生産情報管理コンピュータ
12は搬送車ID番号−コンテナID番号−スリットロ
ールID番号の対応づけデータも保存しているから、任
意の時点で特定のスリットロール22がどこにあるのか
を確認することができる。もちろん、搬送車13からコ
ンテナ9を下ろしたときにも、その旨を表すデータが生
産情報管理コンピュータ12に送信される。
【0034】搬送車13の前面壁33には障害物検知用
のセンサ37が組み込まれ、その進行方向に障害物があ
ったときには搬送車13は緊急停止して警報を発する。
センサ37にはCCDカメラやフォトセンサなどの光学
センサの他、超音波センサを利用することが可能であ
る。
【0035】搬送車13は生産情報管理コンピュータ1
2からの指令を受けて所定の位置に移動され停止する
が、特に機械的な位置決めガイドを使用しなくても2〜
3mm程度の停止位置精度を得ることができる。さら
に、その停止位置精度を高めるために搬送車13の移動
先にはフロントガイド40を設けておくのがよい。フロ
ントガイド40に搬送車13を当接させることによって
搬送車13の進行方向での位置決めが行われる。また、
幅方向での位置決めを行うためには、入口側に誘い面を
形成した一対の幅方向ガイドを設け、これらの間に搬送
車13を入り込ませればよい。
【0036】図5に巻込み加工設備15が設置された暗
室16を概略的に示す。暗室16は隔壁16aによって
準備室41,加工室42に区画され、それぞれ遮光用の
ドア41a,42aが設けられている。これらのドア4
1a,41bを開閉することによって、加工室42内を
遮光状態に維持しながら搬送車13を明室から出入させ
ることができ、またオペレータも加工室42に出入する
ことができる。
【0037】準備室41及び加工室42には赤外灯4
4,45が設けられている。これらの赤外灯44,45
はオペレータが加工室42内に入って作業をするときに
限って使用される。準備室41の赤外灯44は、明室側
のスイッチ47の操作により点灯,消灯させることがで
きる。加工室42内の赤外灯45は自動的に点灯され、
加工室42内のスイッチ48の操作により消灯させるこ
とができる。なお、表示ランプ49は、暗室16内にオ
ペレータが在室しているか否かを表示する。
【0038】これらの赤外灯44,45は加工室42内
のスリットロール22が感光しにくい波長域の光で照明
を行う。例えばスリットロールがカラー印画紙ロールで
ある場合には750nm以上の波長、カラーネガフイル
ムロールである場合には850nm以上の波長の照明光
を用いるのがよい。こうした赤外光の照明下では、肉眼
のままでは作業が困難であるため、オペレータは赤外ス
コープ(暗視鏡)を着用して作業を行う。赤外スコープ
は750nm〜850nm以上の波長域で撮像を行うC
CDカメラと、このCCDカメラの撮像信号により画像
表示を行う小型モニターとからなり、オペレータが眼鏡
形態で簡単に着用することができる。なお、スリットロ
ールが他の感光材料、例えば白黒写真フイルムロール,
白黒印画紙ロール,印刷用感材ロールなどであるときに
は、それぞれ感光しにくい波長域の照明光を発する赤外
ランプ44,45が用いられる。
【0039】点検や作業のためにオペレータが加工室4
2に入るときには、明室側からスイッチ47を操作して
準備室41内の赤外灯44を点灯させる。これにより表
示ランプ49が点灯し、暗室16内にオペレータが入っ
ていることを表す在室表示が行われる。同時に、ドア4
2aが閉止状態にあることが確認された上で、ドア41
aの閉止ロックが解除される。ドア41aを開けてオペ
レータが準備室41に入ったことが準備室41内に設け
られた超音波センサー,赤外光センサーなどの在室セン
サーで識別され、さらにドア41aが確実に閉じられ閉
止ロックが作動したことを条件にドア42aの閉止ロッ
クが解除される。ドア42aを開けてオペレータが加工
室42内に入ったことが加工室42内の在室センサーで
識別され、さらにドア42aが閉じられると赤外灯45
が点灯する。後は赤外スコープで観察しながらオペレー
タは加工室42内で自由に作業を行うことができる。
【0040】加工室42から出るときには、オペレータ
はまず加工室42内のスイッチ48を操作して赤外灯4
5を消灯する。そして、ドア42aを開けてオペレータ
が準備室41に入ると、準備室41の在室センサーによ
ってオペレータの入室が検知され、かつドア42aが閉
じられたことを条件にドア41aの閉止ロックが解除さ
れる。後は、ドア41aを開いて明室に出ることがで
き、スイッチ47を操作して赤外灯44及び表示ランプ
49を消灯すればよい。なお、加工室42と明室との間
ではインターホンで連絡をとることができるようにして
あり、オペレータが加工室42から緊急に退室するとき
には、明室側からドア41a,42aの閉止ロックを解
除することができるようになっている。
【0041】以上のように、オペレータが準備室41を
通って加工室42に出入りする際、各々のドア41a,
42aが同時に開かれることはないため、加工室42内
に搬入されたスリットロール22を外光に曝すことを確
実に防ぐことができる。また、巻込み加工設備15を広
い加工室42内に設置してあるから、トラブル発生時な
どにはオペレータが加工室42に入って迅速な対応をと
ることができる。搬送車13が加工室42内に出入する
ときには赤外灯44,45は点灯されることはないが、
ドア41a,42aの作動はオペレータが出入するとき
と全く同様に行われる。ただし、搬送車13がドア41
a,42aの前に移動してきたことは、別設のセンサー
によって検知されるようになっている。
【0042】巻込み加工設備15にスリットロール22
を供給する際には、搬送車13は破線で示す搬送経路1
3aにしたがって加工室42に搬入され、供給位置Kで
停止する。この供給位置Kは、スリットロール供給機5
0との位置関係によって決められており、巻込み加工設
備15から空間的に離れた位置に設定されることが特徴
の一となっている。一方、このスリットロール供給機5
0も巻込み加工設備15から分離した所定の位置に設置
されている。なお、符号Mは準備室41内で搬送車13
が待機するときの待機位置を示す。このように、コンテ
ナ9の搬入位置と巻込み加工設備15とを分離しておく
ことにより、スリットロール供給機50を停止させてお
いてオペレータがマニュアル操作でスリットロール22
の供給作業を行うこともできるようになり、試運転や少
量品の加工などに対しても半自動あるいはマニュアル運
転により、適宜の対応をとることができる他、巻込み加
工設備15やスリットロール供給機50に個々に発生し
たトラブルに対しても簡便かつ迅速な対処をとることが
できる。
【0043】なお、スリットロール供給機50を利用し
て全自動運転する場合には、スリットロール供給機50
は巻込み加工設備15と同期運転されることになる。し
たがって、両者間を電気的に接続したり、あるいはエア
ーシリンダ配管で接続したりすることもあり得る。この
ため、スリットロール供給機50については、例えば巻
込み加工設備15に設けた枠体などを利用してこれに連
結固定し、同時に両者間で必要な電気的な接続や配管の
接続を行うようにしてもよい。これによって、巻込み加
工設備15に対するスリットロール供給機50の位置決
めも簡便に行うことができる。
【0044】図6に巻込み加工設備のスリットロール受
入部の構造とスリットロール供給機50の外観を示す。
なお、コンテナ9のカバー21については図示を省略し
てある。スリットロール受入部は、巻込み加工設備15
の側面に設けられた軸52aを中心に180°往復回転
されるターレット板52と、ターレット板52に固定さ
れた円板状の一対の受け板53,54と、各々の受け板
53,54の中心に回転自在に設けられた受取軸53
a,54aとからなる。図示の状態では、受け板53が
スリットロールの受け位置にあり、受け板54がスリッ
トロール22からウェブ状に引き出した長尺写真フイル
ムを巻込み加工設備15内に送る引き出し位置にある。
【0045】スリットロール供給機50は、台座56
と、その上方に設けられたヘッド部57とからなり、床
あるいは天井に埋め込み配線した信号線により、巻込み
加工設備15とともに巻込み加工設備管理コンピュータ
18によって作動制御される。台座56は、巻込み加工
設備15のスリットロール受入部の位置と、搬送車13
の供給位置Kとの両方の位置を考慮して巻込み加工設備
15から離して設置される。台座56の内部にはヘッド
部57を昇降,回転させるためのエアシリンダ機構及び
制御ユニットが内蔵され、また台座56の底面には垂直
方向での位置調整機構が設けられている。ヘッド部57
は、軸58を中心に図示した位置と、この位置から反時
計方向に90°回動した位置との間で回動される。さら
に、このヘッド部57は軸58内に組み込まれた昇降機
構により垂直方向に移動自在となっている。ヘッド部5
7には、受け渡し軸60と移載筒61とがそれぞれ個別
に軸方向に進退自在に組み込まれており、このスリット
ロール供給機50は受け渡し軸60をアクチュエータと
するロボットハンドとなっている。
【0046】図7に拡大して示すように受け渡し軸60
の先端は先細になっており、先端から見込んだときの垂
直線上、かつ受け渡し軸60の外周に近接して一対の反
射型のフォトセンサー63a,63bが埋設されてい
る。これらのフォトセンサー63a,63bは、写真フ
イルムに感光しない赤外光を投光してその反射光を検知
する。そして、これらのフォトセンサー63a,63b
の垂直線方向での間隔Dは、スリットロール22の巻芯
22aに設けられた軸挿通穴22b内径をD1とすると
き、D1−Dの値を10mm以下にしておくことが望ま
しい。
【0047】受け渡し軸60の先端側外周を4等分する
位置にホールドキー64が設けられている。これらのホ
ールドキー64は、常態では図示のように受け渡し軸6
0の外周面から引っ込んだ位置にあり、台座56に内蔵
された制御ユニットからホールド信号が出力されたとき
には、これに応答して受け渡し軸60の外周から突出す
る。また、移載筒61はホールドキー64が引っ込んだ
位置にあるときに受け渡し軸60の外周に沿って軸方向
に突出する。
【0048】図8に巻込み加工設備15のスリットロー
ル受入部の構造を概略的に示す。受取軸53aの外径寸
法は前記受け渡し軸60の外径寸法と一致しており、そ
の先端にはテーパ状に窪んだザグリ部65が形成されて
いる。ザグリ部65のテーパ形状は、受け渡し軸60の
先端に形成された先細テーパ形状に対応する。受取軸5
3aの外周の4個所には、受け渡し軸60と同様にホー
ルドキー66が組み込まれ、巻込み加工設備15側から
出力されるホールド信号を受けると受取軸53aの外周
から突出する。
【0049】受取軸53aに接近し、受取軸53aと平
行に一対の押し出しピン67を突出させるために、受け
板53及びターレット板52にそれぞれ一対の穴68,
69が設けられている。これらの押し出しピン67は巻
込み加工設備15側からの信号によって、エアシリンダ
装置の駆動により図示位置から左方に突出する。なお、
これらの受取軸53a,53bの各々は、巻込み加工設
備15側のモータによって駆動することができるように
なっている。
【0050】上記スリットロール供給機50により、ス
リットロール22を巻込み加工設備15のスリットロー
ル受入部に供給する際の作用について説明する。図6に
示すように、複数のスリットロール22を収納したコン
テナ9は搬送車13によって加工室42内に搬入され
る。スリットロール供給機50に設けたフロントガイド
40によって搬送車13が供給位置Kで位置決めして停
止される。加工室42内に設置された開扉装置(図示省
略)によってコンテナ9のカバー21が自動的に開放さ
れる。
【0051】加工対象となるスリットロール22が写真
フイルムであることは予め生産情報管理コンピュータ1
2を介して巻込み加工設備管理コンピュータ18に入力
されているから、巻込み加工設備15及びスリットロー
ル供給機50はこの入力情報に対応した初期位置に準備
されている。この初期位置にあっては、受け渡し軸60
は図6に示すように搬送車13の供給位置Kに指向して
おり、上面から見込んだときにスリットロール22の軸
挿通穴22bの中心軸線と一致している。ただし、受け
渡し軸60の高さ位置は、図9に示すように軸挿通穴2
2bの中心軸線よりもわずかに低く設定されている。
【0052】コンテナ9のカバー21が開放されると、
スリットロール供給機50は移載筒61とともに受け渡
し軸60を軸方向に距離Lだけ突出させる。この突出距
離Lは、受け渡し軸60の先端部に組み込まれたフォト
センサ63a,63bが巻芯22aを検出し得る位置に
よって決められる。したがって、図9において最も左側
に収納されたスリットロール22がすでに無かった場合
には、左から2番目のスリットロール22に対して同様
の検出ができるように突出距離Lが調節される。コンテ
ナ9内にはスリットロール22がほぼ一定のピッチで収
納されており、またスリットロール22が何本取り出さ
れたかはスリットロール供給機50の作動回数によって
把握することができるから、受け渡し軸60の突出距離
Lはその都度自動的に調節することができる。
【0053】次に、スリットロール供給機50は受け渡
し軸60を垂直上方に移動させながら巻芯22aの探り
を行う。図10に示すように、最初の状態では、フォト
センサ63aは巻芯22aの端面からの反射光を受け、
またフォトセンサ63bはスリットロール22の端面か
らの反射光を受けているので、各フォトセンサはいずれ
もハイレベルの検知信号を出力している。受け渡し軸6
0が上昇してゆくと、フォトセンサ63aは軸挿通穴2
2bに指向するので反射光を受光しなくなり、フォトセ
ンサ63a,63bからの検知信号は「ローレベル・ハ
イレベル」の組み合わせとなる。さらに受け渡し軸60
が上昇すると、フォトセンサ63a,63bは両方とも
軸挿通穴22bに指向するため、検知信号の組み合わせ
は「ローレベル・ローレベル」となる。この時点で受け
渡し駆動軸60の上昇が停止され、受け渡し軸60は軸
挿通穴22bに正対して軸合わせが完了する。
【0054】次に、スリットロール供給機50は移載筒
61とともに受け渡し軸60を軸方向に移動させる。こ
のときの移動量は、受け渡し軸60の先端の先細部が巻
芯22aから突出する移動量となっている。この移動量
の制御は、初期位置からの突出距離L,スリットロール
22の幅,先端先細部の長さなどを考慮して予め決める
ことも可能であるが、赤外光を投光してその反射光を検
知するセンサをフォトセンサ63aと同様な位置に併設
しておき、先端の先細部が巻芯22aから突出したこと
を光電的に検知することも可能である。
【0055】受け渡し軸60が突出して巻芯22aの軸
挿通穴22bに挿通されると、エアシリンダ装置により
ホールドキー64が突出する。ホールドキー64は巻芯
22aを内側から押圧してスリットロール22を受け渡
し軸60に固定する。この押圧力はエアシリンダ装置の
空気圧で調節することができ、巻芯22a及びこれに巻
かれたスリットロール22に変形を与えない程度にして
ある。
【0056】こうしてスリットロール22を保持した
後、受け渡し軸60は再度上昇され、巻込み加工設備1
5の受取軸53aと同じ高さ位置まで持ち上げられる。
これにより、スリットロール22はコンテナ9から完全
に脱した状態となる。引続きスリットロール供給機50
は、図6においてヘッド部57を軸58を中心に反時計
方向に90°回動させる。この結果、受け渡し軸60と
受取軸53aとは一直線状に整列し、スリットロール2
2の姿勢も90°回動する。
【0057】次に、スリットロール供給機50のエアシ
リンダ装置が作動し、受け渡し軸60はゆっくりと軸方
向に突出する。そして、受け渡し軸60の先端の先細部
が受取軸53aの先端に形成されたザグリ部65に嵌ま
り込み、受け渡し軸60と受取軸53aとは一連に連結
される。なお、このときの突出長はスリットロール供給
機50側だけでも制御することができるが、より確実に
検知するためには、受け渡し軸60あるいは受取軸53
aの先端にタッチセンサ,近接センサ,フォトセンサな
どを組み込んでおいてもよい。また、スリットロール供
給機50は予め上記2軸の連絡が的確に行われるような
位置に据え付けされているが、上記のように先端先細部
とザグリ部65との係合を利用することによって、容易
に軸合わせを行うことができる。
【0058】受け渡し軸60と受取軸53aとが連絡さ
れると、受け渡し軸60のホールドキー64が引っ込ん
だ後、移載筒61が突出する。これによりスリットロー
ル22の巻芯22aが押され、スリットロール22は受
け渡し軸60から受取軸53aへと移載される。移載筒
61が所定ストローク突出すると、受取軸53aに組み
込まれたホールドキー66が突出し、スリットロール2
2を受取軸53a上にホールドする。そして、移載筒6
1が元の位置に戻り、受け渡し軸60とともに軸方向に
後退してスリットロール22の供給が完了する。
【0059】以上の説明から分るとおり、スリットロー
ル供給機50はコンテナ9からスリットロール22を取
り出して受取軸53aに供給するように動作するが、受
け渡し軸60を巻芯22aの軸挿通穴22bに挿通して
保持した後、受け渡し軸60を受取軸53aと一直線に
させるまでの間の移動及び旋回の順序に関しては、必ず
しも上記の順序でなくてもよい。例えば、受け渡し軸6
0を軸挿通穴22bに挿通してスリットロール22を保
持した後、受け渡し軸60を受取軸53aと同じ高さま
で上昇させ、次に旋回させて受け渡し軸60を受取軸5
3aと一直線上の位置に移動させてもよい。
【0060】さらに、巻込み加工設備15の受取軸53
aに対して受け渡し軸60が対面するようにスリットロ
ール供給機50を設置し、この両者間にスリットロール
22の軸挿通穴22bが平行になるようにコンテナ9を
搬入して位置決めしておけば、受け渡し軸60を軸挿通
穴22bに挿通した後、受け渡し軸60を上昇させるだ
けで受取軸53aと一直線になるように移動させること
ができるから、受け渡し軸60に旋回動作を行わせなく
てもスリットロール22の移載を行うことができる。
【0061】また、受け渡し軸60と軸挿通穴22bと
の軸合わせを行うために一対のフォトセンサー63a,
63bが用いられているが、巻芯22a及び軸挿通穴2
2bの径は既知であるから、受け渡し軸60の先端中心
部に一個のフォトセンサーを設けるだけでも両者間の軸
合わせを行うことができる。例えば、受け渡し軸60を
巻芯22aの端面に沿って上昇させてゆく過程で、フォ
トセンサーが巻芯端面からの反射光を受光しなくなった
瞬間は、受け渡し軸60の中心が軸挿通穴22bの縁に
指向した状態を意味している。したがって、その時点か
ら受け渡し軸60を軸挿通穴22bの内径の半分の移動
量だけ移動されたことを検出して上昇を停止させても受
け渡し軸60と軸挿通穴22bとの軸合わせを行うこと
が可能となる。
【0062】以上のようにして巻込み加工設備15にス
リットロール22が供給されると、ターレット板52が
図6において反時計方向に回動する。これによりスリッ
トロール22を引き出し位置に送られる。引き出し位置
にスリットロール22が送られると、巻込み加工設備1
5内に設けられたニップローラ,ダンサローラなどから
なるのウェブ送り装置が作動し、スリットロール22か
ら長尺写真フイルムを引き出し、加工位置に順次に搬送
して加工が行われる。なお、長尺写真フイルムの引き出
しに応じて受取軸53aが回転する。
【0063】ターレット板52の回転により受取軸53
aとともにスリットロール22が引き出し位置に送られ
ると同時に、他方の受取軸54aが次のスリットロール
の受け位置に移動してくる。受取軸53aに供給したス
リットロール22が最初のものであるときには他方の受
取軸54aは空のままであり、したがって最初のスリッ
トロール22を使い切るまではそのままの状態となって
いる。
【0064】一方、巻込み加工設備15が既に稼働状態
にあった場合には、受取軸54aには前回使用したスリ
ットロール22の巻芯22aが残されている。この巻芯
22aは次のようにして取り外される。巻芯22aを残
した受取軸54aがターレット板52の回転によりスリ
ットロールの受け位置に移動すると、受取軸54aに対
して一直線上となる位置で待機していた受け渡し軸60
を軸方向に突出し、その先端先細部が受取軸54aのザ
グリ部65に嵌入する。そして、図8に示すホールドキ
ー66が引っ込んで巻芯22aの保持を解除した後、一
対の押し出しピン67が穴69,68を通って突出し、
受取軸54a上の巻芯22aを受け渡し軸60に移載す
る。
【0065】巻芯22aが受け渡し軸60に移載される
と、ホールドキー64が突出して巻芯22aを受け渡し
軸60にホールドする。スリットロール供給機50は、
ヘッド部57をスリットロール22を供給するときと逆
の移動過程にしたがって駆動する。受け渡し軸60は巻
芯22aを保持してコンテナ9の上方に移動した後、こ
の巻芯22aを取り出した位置、すなわち巻込み加工設
備15に前回供給したスリットロール22の取り出し位
置の上方に巻芯22aがくるように軸方向の位置調節が
行われる。
【0066】続いて受け渡し軸60が図9に示す高さ位
置まで下降した後、ホールドキー64が巻芯22aの保
持を解き、移載筒61が前進して巻芯22aを受け渡し
軸60から押し出す。これにより、巻芯22aは仕切板
23で区画された元の位置に落下して回収される。巻芯
22aは受面24に載置されるが、受け渡し軸60が新
たなスリットロール22を取り出すときに巻芯22aの
探りを開始する位置よりも低い位置に置かれるため、セ
ンサー63a,63bによって空の巻芯22aが検知さ
れることはない。
【0067】なお、巻芯22aを回収するために、スリ
ットロール供給機50に巻芯回収軸を設けておいてもよ
い。巻芯回収軸は、例えば受け渡し軸60の直下にこれ
と平行に突出して設けることができる。そして、受け渡
し軸60と同様に先端に先細部分を設けてこれを受取軸
53aのザグリ部に合致させた後、押し出しピン67の
突出により空の巻芯22aを巻芯回収軸に移載すればよ
い。また、巻込み加工設備15に受取軸53aから空の
巻芯22aを外して保持しておくチャック機構を設け、
このチャック機構に向けて巻芯回収軸を突出させて巻芯
22aの移載を行うこともできる。さらに、巻芯回収軸
に移載された巻芯22aについては、一個一個コンテナ
9に戻す代わりに、複数個の巻芯22aをそのまま巻芯
回収軸に串刺し状態にして溜めてゆき、これらを一括し
てコンテナ9あるいは別の回収ボックス等で回収するよ
うにしてもよい。
【0068】空の巻芯22aの回収は、必ずしもコンテ
ナや回収ボックスに依らない。例えば、受け渡し軸60
あるいは巻芯回収軸をコンテナ9の上を通り越して巻芯
排出位置まで回動させた後、移載筒61の突出等により
巻芯22aを落下させる。この落下位置にシュートの受
け口を設置し、落下した巻芯はシュートを通って加工室
42から明室に送られ、そこに置かれた回収ボックスで
回収される。この場合、加工室42に外光が入ることが
ないように、シュートには適宜の遮光カーテン,シャッ
タ等が設けられる。さらに、受取軸53aの下に前記シ
ュートの受け口を設置しておけば、受取軸53aから外
した巻芯22aをそのまま受け口に落下させて排出する
こともできる。回収された巻芯22aは、再びスリッタ
設備に送って再使用することも可能である。
【0069】以上の説明では、スリットロール22を一
個ずつコンテナから取り出して巻込み加工設備15に供
給するようにしてあるが、受け渡し軸60を長くしてお
くことによって、コンテナ9内に収納された複数のスリ
ットロール22を串刺し状態にして全数取り出すことも
可能である。この場合には、受け渡し軸60を供給待機
位置に旋回させておいて、巻込み加工設備15からのス
リットロール要求信号を受けるごとに一個ずつ受取軸5
3a,54aに順次に新たなスリットロール22を供給
する。使用済みの巻芯22aについては、受取軸53
a,54bから押し出しピン67で落下させ、前述した
ようなシュートで排出すればよい。
【0070】さらに、上記のように長くした受け渡し軸
60を用いることにより、コンテナ9内に収納された複
数のスリットロール22を端から順次にではなく、端か
ら2個目以降のいずれのスリットロール22でも巻込み
加工設備15に供給することができる。例えば、端から
5番目のスリットロール22を巻込み加工設備15に供
給するときには、受け渡し軸60を5番目のスリットロ
ール22まで突出させて端から5個までのスリトロール
22を串刺し状態にして取り出し、受け渡し軸60の最
も先端側にある5番目のスリットロール22を巻込み加
工設備15に移載した後に、残りのスリットロール22
をコンテナ9に戻せばよい。これにより、コンテナ9内
のどの位置にあるスリットロールでも巻込み加工設備1
5に供給することができ、結果的にコンテナ9内に並ん
で収納された複数のスリットロール22を任意の順番で
供給することも可能となる。
【0071】標準の巻径のスリットロール22を対象と
する場合には、上述した工程により自動的に巻込み加工
設備15にスリットロール22を供給することができる
が、例えば少量生産などでは巻径が標準に達しないスリ
ットロール22を対象とすることもあり得る。この場
合、図9に示す巻芯探りの開始時における受け渡し軸6
0の初期位置を低く設定し直すことで、ある程度の範囲
内では対処が可能であるが、スリットロール22の巻径
がさらに小さくなった場合には、スリットロール22を
受け渡し軸60に保持させるまでをマニュアル操作で行
うこともできる。これは、スリットロール供給機50を
巻込み加工設備15と分離して設置し、各々を巻込み加
工設備管理コンピュータ18で個別に制御できるように
したことによるものである。
【0072】加工室42に搬入されたコンテナ9のスリ
ットロール22が全て使用されると、巻込み加工設備管
理コンピュータ18から生産情報管理コンピュータ12
にその旨の情報が入力される。生産情報管理コンピュー
タ12は搬送車13に帰還命令を送り、搬送車13は帰
還経路13bにしたがって移載装置5まで戻され、コン
テナ9はコンテナ貯蔵庫3内の所定の位置に戻される。
こうしたコンテナ9の移動経過は、コンテナ貯蔵庫管理
コンピュータ8,生産情報管理コンピュータ12によっ
てコンテナID番号に基づいて管理されているから、以
後は再び移載装置4によりスリッタ設備2にコンテナ9
を送ってスリットロール22の収納を行えばよい。な
お、空の巻芯22aについては移載装置5からコンテナ
貯蔵庫3にコンテナ9を送る際に排除すればよい。
【0073】図11に巻込み加工設備15の一部を概略
的に示す。前述したターレット板52は、巻込み加工設
備15に内蔵されたプロセスコントローラ70からの指
令によってモータ71が駆動されたときに180°回動
する。モータ71は180°の範囲で正転,逆転を交互
に繰り返し、受取軸53a,53bをスリットロールの
受け位置と引き出し位置との間で移動させる。
【0074】スリットロール供給機50によって、最初
に受取軸53aにスリットロール22が移載されると、
ターレット板52が180°回動し、そのスリットロー
ル22を引き出し位置に移動させる。同時に、他方の受
取軸54がスリットロールの受け位置に移動してくるか
ら、スリットロール供給機50は次のスリットロール2
2をコンテナ9から取り出して、受取軸54aに移載す
る。以後は、引き出し位置側のスリットロール22を使
い切った時点でターレット板52が180°回動され、
スリットロールの受け位置に移動してきた受取軸から空
の巻芯22aの取り出し後、新たなスリットロール22
がその受取軸に移載される。なお、空の巻芯22aの取
り外し及び新たなスリットロールの移載が行われる間で
は、すでに引き出し位置に送られたスリットロールから
は長尺写真フイルム77が引き出され、所定の加工が施
される。
【0075】引き出し位置に送られたスリットロール2
2を使い切ったことは、スリットロール22の外周面に
赤外光を投光し、その反射光を受光する反射型のフォト
センサー72によって検知される。すなわち、スリット
ロール22を構成している長尺写真フイルム表面の反射
率と巻芯22aの外周面からの反射率とは相違があるた
め、これらからの反射光の大小によってスリットロール
22の有無を識別することができる。さらに、同様のフ
ォトセンサー73は長尺写真フイルムの後端を検知す
る。そしてフォトセンサー72,72が、それぞれ巻芯
22a,長尺写真フイルム77の後端を検知した時点で
ターレット板52が180°回動する。
【0076】スリットロール22の最外周には長尺写真
フイルム77の先端がきているが、スリットロール22
の搬送時,移載時にこの先端がバタつくと取り扱いが面
倒であるため、スリッタ設備2には端末テープ貼付け器
が内蔵されており、長尺写真フイルム77の先端をスリ
ットロール22の最外周にテープ止めする。この端末テ
ープを剥離するために端末テープ剥離機75が用いられ
る。端末テープ剥離機75は、プロセスコントローラ7
0からの指令により、新たなスリットロール22が受取
軸に移載された時点で端末テープを剥離する。このとき
には、受取軸はそれぞれのモータ76a,76bによっ
て回転される。
【0077】新たに引き出し位置に送られてきたスリッ
トロール22から、ニップローラ80によって長尺写真
フイルム77が先端から引き出され、その先端が接合機
78に送り込まれると、すでに巻込み加工設備15内に
送られている長尺写真フイルム77の後端に接合され
る。このように新たなスリットロール22から引き出し
た長尺写真フイルム77の先端を、その前に送り込まれ
た長尺写真フイルム77の後端に順次に接合してゆくこ
とによって、巻込み加工設備15内の搬送系を簡単にし
て連続的な稼働を行うことができる。プロセスコントロ
ーラ79は、フォトセンサ73からの信号に基づき、す
でに使用されている長尺写真フイルム77の後端,新た
な長尺写真フイルム77の先端をトラッキングし、適切
なタイミングで接合機78を作動させる。
【0078】接合機78の下流にはバッファ81,穿孔
機82が順次に設けられており、プロセスコントローラ
83からの制御信号を受けて長尺写真フイルム77にパ
ーフォレーションの穿孔を行う。なお、長尺写真フイル
ム77の後端と先端とを接合した部分については穿孔が
省略され、後述する切断器によって除去される。穿孔機
82が穿孔を行うときには長尺写真フイルム77を停止
させておく必要があるためにバッファ81が利用され、
穿孔機82の上流側では長尺写真フイルム77を連続的
に搬送することができる。なお、長尺写真フイルム77
の搬送経路内に設置された測長ローラ81aからの信号
はプロセスコントローラ83に入力され、モータ85は
高精度に長尺写真フイルム77の搬送を制御してパーフ
ォレーションの穿孔位置がずれたり、あるいは後述する
サイドプリントのプリント位置にずれが生じたりするこ
とを防ぐ。
【0079】上記プロセスコントローラ70,79,8
3は、巻込み加工設備15内で行われる複数の工程をそ
れぞれ的確に制御しあるいは監視するために用いられて
おり、これらは巻込み加工設備管理コンピュータ18に
よって管制される。同様に、スリットロール供給機50
はプロセスコントローラ84によって作動制御され、プ
ロセスコントローラ84もまた巻込み加工設備管理コン
ピュータ18の管制下に置かれている。
【0080】次に、図12を参照して上記穿孔機82以
降の巻込み加工設備15の概略を説明する。モータ85
の駆動により搬送経路内に設置された適宜の送りローラ
が回転し、穿孔機82を通った長尺写真フイルム77は
引続きプリントドラム88に送られる。プリントドラム
88で支持された長尺写真フイルム77の乳剤面に対面
してプリントヘッド89が設けられている。プリントヘ
ッド89は、プロセスコントローラ90の指令にしたが
って、長尺写真フイルム77のエッジ部分にフレーム番
号,品種情報,ISO情報,メーカー名などを文字及び
バーコードパターンで潜像記録する。
【0081】プリントドラム88にはロータリーエンコ
ーダ91が併設され、サイドプリントを行う際には長尺
写真フイルム77の搬送長が計測され、プロセスコント
ローラ90にフィードバックされる。なお、プリントヘ
ッド89及びプロセスコントローラ90を含むサイドプ
リント装置の具体例としては特開平6−130548号
公報記載のものがある。この装置は、写真フイルム一本
毎に、桁数が多くそれぞれ異なったフイルムID番号を
プリントする際に、高速処理を実現する上で有効なもの
である。
【0082】サイドプリントが行われた長尺写真フイル
ム77は切断装置92に送られる。切断装置92は可動
刃と固定刃とからなり、プロセスコントローラ90から
の指令によって撮影規定枚数に応じた長さに長尺写真フ
イルム77を切断して、撮影可能コマ数に応じた所定の
長さの写真フイルムストリップにする。なお、ロータリ
ーエンコーダ91からの測長信号はプロセスコントロー
ラ90を経てプロセスコントローラ83にも送信され、
切断装置92の作動時にはモータ85が一時的に停止さ
れる。切断装置92は、長尺写真フイルム77の切断と
同時に、切り離された写真フイルムストリップの後端の
加工と、次に作成される写真フイルムストリップの先端
の加工を行う。また、後端の加工時には写真フイルムス
トリップの後端をフイルムカートリッジ内のスプールに
固定するための係止穴等が形成される。
【0083】第1フィードローラ対93と第2フィード
ローラ対94との間には、上部ガイド板95aと下部可
動ガイド板95bとからなるフイルムシュートが設けら
れている。この下部可動ガイド板95bは2枚のフラッ
プからなり、写真フイルムストリップの送り方向と平行
な回動軸を中心に開閉自在であり、フイルムループ室9
6の入口ドアとして機能する。そして、写真フイルムス
トリップの送り方向の先端が第2フィードローラ対94
まで達した後に下部可動ガイド板95bが開放され、写
真フイルムストリップはフイルムループ室96内にルー
プ状に収納される。フイルムループ室96内にはループ
センサ(図示省略)が設けられており、一定のフイルム
ループが形成されたことを検知する。
【0084】第2フィードローラ対94は、モータ97
で駆動される。この第2フィードローラ対94の下流に
は、赤外光を利用した反射型の第1フォトセンサ98が
設けられている。また、この第1フォトセンサ98より
も更に下流には、同様の第2フォトセンサ99が設けら
れている。これらの第1,第2フォトセンサ98,99
は、写真フイルムストリップからの反射光を検知したと
きに「L」レベル、反射光を検知しないときに「H」レ
ベルの出力信号をプロセスコントローラ100に入力す
る。プロセスコントローラ100は、第1,第2フォト
センサ98,99の各々の出力信号がそれぞれ「L」レ
ベルから「H」レベルに反転したときに、写真フイルム
ストリップの終端がその位置を通過したことを識別す
る。
【0085】プロセスコントローラ100はさらにイン
サータ101の作動を制御する。インサータ101は、
写真フイルムストリップの後端を巻込み位置(ST1)
で待機しているカートリッジケース102のフイルム出
入口から挿入し、カートリッジケース内のスプールに係
止する。プロセスコントローラ100は、さらにモータ
103の駆動を制御する。このモータ103は、巻込み
位置にセットされたカートリッジケース102のスプー
ルを巻込み方向に駆動するためのもので、スプールに写
真フイルムストリップの後端が係止された後、フイルム
ループ室96内に一定のフイルムループが形成されたと
きに高速で駆動される。
【0086】そして、スプールを高速駆動して写真フイ
ルムストリップをカートリッジケース102に巻き込ん
でゆく過程で、第1フォトセンサ98が写真フイルムス
トリップの終端の通過を検知した時点でモータ103の
駆動が低速駆動に切り換えられる。さらに第2フォトセ
ンサ99が写真フイルムストリップの終端通過を検知し
た時点から、予め設定された回転数だけモータ103を
低速回転させた後に、モータ103を停止させる。この
回転数は、第2フォトセンサ99の位置から、後述する
ターレットにセットされたカートリッジケース102内
に、写真フイルムストリップを終端まで全て巻き込むの
に必要なスプールの回転数となっている。なお、第2フ
ォトセンサ99が写真フイルムストリップの終端通過を
検出した後、この終端がカートリッジケース内に巻き込
まれるまでの時間を基準にしてモータ103の停止制御
を行ってもよい。
【0087】また、第1フォトセンサ98と第2フォト
センサ99との間には、フイルム通路105が形成され
ている。このフイルム通路105を構成する下側ガイド
板はプロセスコントローラ100の指令によって作動す
る振り分け板の機能を有し、欠陥のある写真フイルムス
トリップあるいはフイルム断片が搬送されてきたときに
開放してこれをシュート106に排出させる。
【0088】ターレット108は軸108aを中心に回
動自在で、プロセスコントローラ110によって制御さ
れるモータ111により180度づつ間欠回転する。こ
のターレット108には、図示のようにカートリッジケ
ースを保持する2個のカートリッジホルダが設けられて
いる。第2ステーション(ST2)の位置は、カートリ
ッジケース組立機で作られた空のカートリッジケース1
02の装着と、写真フイルムストリップが巻き込まれ、
製品となる写真フイルムカートリッジの取り出しとが行
われる着脱ステーションとなっており、これらの着脱
は、プロセスコントローラ110の管制のもとで着脱機
構112によって行われる。
【0089】第1ステーション(ST1)でのフイルム
巻込みが終了すると、遮光蓋駆動軸(図示省略)が作動
してカートリッジケース102に組み込まれた遮光蓋を
閉じる。これによりカートリッジケース102内は光密
に保たれ、以後はこの写真フイルムカートリッジを明室
に取り出しても写真フイルムストリップが曝光されるこ
とはない。その後、モータ111の駆動によりターレッ
ト108が180°回転し、製品となる写真フイルムカ
ートリッジが第2ステーションに、空のカートリッジケ
ース102が第1ステーションに移動する。カートリッ
ジケース102が第1ステーションに移動すると、モー
タ103によって駆動されるスプール駆動軸(図示省
略)がカートリッジケース102のスプールに係合し、
スプールが一定の回転位置に位置決めされる。同時に、
カートリッジケース102に組み込まれた遮光蓋には開
閉軸が嵌合する。
【0090】なお、遮光蓋は開放状態のまま第2ステー
ションに供給されており、第1ステーションにおいても
そのまま開き状態となっている。そして前述したよう
に、インサータ101が作動し、新たに第1ステーショ
ンに送られてきたカートリッジケース102のスプール
に写真フイルムストリップの後端が係止され、同様にフ
イルム巻込み処理が行われる。写真フイルムストリップ
が巻き込まれた写真フイルムカートリッジが第2ステー
ションに移動してくると、プロセスコントローラ110
によって着脱機構112が作動して写真フイルムカート
リッジを取り出して良品スタッカ114に移載する。そ
の後、着脱機構112は供給スタッカ115から空のカ
ートリッジケース102を取り出して第2ステーション
のカートリッジホルダに装着する。なお、上述した巻込
み工程中で不良が発生した場合には、その写真フイルム
カートリッジは着脱機構112によって排除シュート1
16に排出される。
【0091】上記巻込み加工設備15で製造される写真
フイルムカートリッジは、AdvancedPhoto System で知
られるもので、スプールの回転によって写真フイルムの
送り出しができるようにしたものである。この写真フイ
ルムカートリッジには一個一個個別のカートリッジID
番号が付され、さらに内部に収納された写真フイルムス
トリップにも前記サイドプリント装置によって、カート
リッジID番号に対応したフイルムID番号が付されて
いる。したがって、ターレット108に供給するカート
リッジケース102からカートリッジID番号を読み取
り、そのフイルムカートリッジ102に巻き込まれる写
真フイルムストリップに対してどのようなフイルムID
番号が付されたのかを照合する必要がある。
【0092】このため、ターレット108の第2ステー
ションの近傍にカートリッジID番号読み取り用のバー
コードリーダを設けておき、空のカートリッジケース1
02を供給したとき、及び写真フイルムストリップを巻
き込んだ後にカートリッジID番号を読み取り、プロセ
スコントローラ90から送信されてきたフイルムID番
号との照合が行われるようにしてある。
【0093】以上、図示した実施形態にしたがって本発
明について説明してきたが、本発明は長尺写真フイルム
をロール形態にしたスリットロールだけでなく、その他
の感光材料にも等しく適用可能である。もちろん、加工
設備としては感光材料の種類及び加工工程に応じて適宜
なものが用いられる。なお、加工室42内には搬送車1
3ごとコンテナ9を搬入し、全てのスリットロール22
が使用されるまでの間はそのままにしてあるが、加工室
42内で搬送車13からコンテナ9を降ろし、搬送車1
3だけは明室に退去させることも可能である。
【0094】また、受け渡し軸60にはフォトセンサー
63a,63bを垂直線上に並べて組み込んであるが、
これは巻芯探りを行うときに受け渡し軸60を垂直方向
に移動させながら行うためであり、このときの受け渡し
軸69の移動方向を水平方向にしたときにはこれらのセ
ンサーは水平に並べるのがよい。さらに、受け渡し軸6
0に3個以上のフォトセンサーを組み込んでおけば、い
ずれの方向から受け渡し軸60を移動させても的確に巻
芯22aの軸挿通穴22bを検知することが可能とな
る。
【0095】さらに、加工室42内に複数台の巻込み加
工設備15を設置し、一台のスリットロール供給機50
を用いてこれらの巻込み加工設備に順次にスリットロー
ル22を供給してゆくことも可能である。この場合に
は、スリトロール供給機50を取り囲むように各々の巻
込み加工設備のスリットロール受入部を配置し、巻込み
加工設備管理コンピュータ18により複数の巻込み加工
設備の稼働を統括的に監視しながらスリットロール供給
機50を作動させればよい。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、加工対象となるスリッ
トロールを光密なコンテナに収納し、これを自走式の搬
送車で加工設備まで誘導して送るようにしてあるから、
加工設備,スリットロールの製造設備を工場内で自由に
レイアウトしてもスリットロールを目的とする位置まで
自動的かつ効率的に搬送することができる。また、コン
テナを搬送車に位置決めして載置しておくことによっ
て、加工設備に対して搬送車を位置決めするだけでスリ
ットロールの位置を正確に決めることができ、搬送車か
らコンテナを降ろすことなくスリットロールの供給が可
能となる。
【0097】コンテナ本体と遮光用のカバーとからコン
テナを構成し、コンテナ本体にスリットロールの下側外
周面を受ける円筒状の受面を設け、かつスリットロール
の軸方向への移動を仕切板で規制する構造にしてあるた
め、コンテナ搬送時にスリットロールが転動あるいは軸
方向に移動することがない。さらに、標準巻径のスリッ
トロールについては、これを複数個まとめてコンテナに
収納した場合でも各々の巻芯の軸が水平にそろうため、
巻芯の端面を外部に露呈させる切欠きを仕切板に形成し
ておくことによって、巻芯の軸挿通穴に受け渡し軸を挿
通してスリットロールを取り出すことが容易となる。し
かも、受け渡し軸に複数本のスリットロールを保持させ
る形態で利用することによって、任意の位置にあるスリ
ットロールを加工設備に供給することも可能となる。
【0098】さらに、スリットロール受入部を含む加工
設備の一部を暗室内に設置し、かつ加工設備から空間的
に離した位置にロボットハンドを設置しておき、ロボッ
トハンドを作動させることによってコンテナからスリッ
トロールを取り出して加工設備のスリットロール受入部
に供給する方法を採っているため、加工設備とロボット
ハンドとを個別に取り扱うことが可能となり、全自動稼
働だけでなく、半自動やマニュアル操作でもそれぞれを
稼働させることができる。しかも、これらは広い暗室の
中に設置されているから、オペレータがその中に入って
自由に作業を行うことができ、トラブルに対する処置も
簡便に行うことができる。そして、上記暗室と明室とを
準備室を介して連絡し、それぞれの境界に遮光性を有す
るドアを設置しておき、これらが同時に開放されること
がないようにしてあるため、オペレータが暗室に出入す
る際に明室からの光によって不用意にスリットロールに
光カブリを生じさせることもない。
【0099】上記スリットロール受入部に2つの受取軸
を設けておき、これらの受取軸をスリットロールの受け
位置と加工設備内にスリットロールから引き出されたウ
ェブを送り込む引き出し位置との間で交互に移動させる
ようにすると、ロボットハンドでスリットロールを供給
する位置を一定不変にすることが可能となり、ロボット
ハンドの制御を簡単にすることができる。
【0100】コンテナからスリットロールを取り出して
加工設備に供給するスリットロール供給装置に受け渡し
軸を設け、この受け渡し軸をスリットロールの巻芯に設
けられた軸挿通穴に挿通してスリットロールを保持する
ようにしてあるから、受け渡し軸を上下方向に移動さ
せ、また軸方向に進退させ、さらには旋回させることに
よってスリットロールを任意の位置に送ることができ
る。また、受け渡し軸の先端部にセンサーを組み込み、
これによりスリットロール巻芯の軸挿通穴を探るように
したから、両者間の軸合わせを確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した製造ライン全体の概略図であ
る。
【図2】コンテナの外観図である。
【図3】コンテナ本体とカバーとの合わせ目を示す部分
断面図である。
【図4】搬送車の外観図である。
【図5】巻込み加工設備及び暗室の概略図である。
【図6】スリットロール供給機及び巻込み加工設備のス
リットロール受入部を示す外観図である。
【図7】スリットロール供給機の受け渡し軸先端の外観
図である。
【図8】スリットロール受入部の受取軸近傍の部分断面
図である。
【図9】受け渡し軸の作用説明図である。
【図10】受け渡し軸による巻芯探り時の作用説明図で
ある。
【図11】巻込み加工設備のスリットロール受入部側の
部分概略図である。
【図12】巻込み加工設備の穿孔機以降の部分概略図で
ある。
【符号の説明】
3 コンテナ貯蔵庫 9 コンテナ 13 搬送車 15 巻込み加工設備 16 暗室 20 コンテナ本体 21 カバー 22 スリットロール 22a 巻芯 22b 軸挿通穴 23 仕切板 30 荷台 32 周壁 36a,36b ケーブル 41 準備室 42 加工室 50 スリットロール供給機 57 ヘッド部 60 受け渡し軸 61 移載筒 52 ターレット板 53,54 受け板 53a,53b 受取軸 64 ホールドキー 63a,63b フォトセンサ 66 ホールドキー 67 押し出しピン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の種類に対応して一定幅に裁断され
    た感光性のスリットロールの供給を受け、スリットロー
    ルからウェブを引き出しながら加工を行う加工設備にス
    リットロールを搬送する方法において、 スリットロールを光密に収納したコンテナを自走式の搬
    送車に載置し、この搬送車を前記加工設備まで誘導する
    ことによって、コンテナごとスリットロールを加工設備
    に搬送することを特徴とするスリットロールの搬送方
    法。
  2. 【請求項2】 前記コンテナは搬送車に位置決めして載
    置され、搬送車の停止位置を決めることによって、前記
    加工設備に対してスリットロールの位置決めを行うこと
    を特徴とする請求項1記載のスリットロールの搬送方
    法。
  3. 【請求項3】 コンテナ本体と、その上部を開閉自在に
    覆い閉止時には内部を光密に保つカバーとからなり、感
    光性をもつ一本のマスターロールから一定幅に裁断され
    た複数本のスリットロールを光密に収納してこれらのス
    リットロールを次工程の加工設備まで搬送する際に用い
    られるスリットロール搬送用コンテナにおいて、 前記コンテナ本体に設けられ各々のスリットロールの下
    側外周面を受ける円筒状の受け面と、スリットロールの
    幅に対応した間隔でコンテナ本体内に垂直に並置されス
    リットロールの軸方向への移動を規制する仕切板とを備
    え、各々の巻芯の軸挿通穴を水平に保った状態で複数本
    のスリットロールを収納することを特徴とするスリット
    ロール搬送用コンテナ。
  4. 【請求項4】 前記仕切板には巻芯の取り出し方向に伸
    ばした切欠きが形成され、前記カバーの開放により前記
    切欠きを通してスリットロールの巻芯に設けられた軸挿
    通穴がコンテナ本体外部まで露呈されることを特徴とす
    る請求項3記載のスリットロール搬送用コンテナ。
  5. 【請求項5】 感光性のスリットロールからウェブを引
    き出しながら加工を行う加工設備に設けられたスリット
    ロール受入部にスリットロールを供給する方法におい
    て、 少なくとも前記スリットロール受入部を含む加工設備の
    一部を暗室内に設置しておき、前記暗室内であってスリ
    ットロール受入部から空間的に離された所定の位置にス
    リットロールを収納したコンテナを搬入して位置決め
    し、ロボットハンドの作動により前記コンテナからスリ
    ットロールを取り出してスリットロール受入部に供給す
    るようにしたことを特徴とするスリットロールの供給方
    法。
  6. 【請求項6】 前記スリットロールはコンテナ内に巻芯
    を水平にした状態で収納されるとともに、前記ロボット
    ハンドは前記巻芯の中央に設けられた軸挿通穴に挿通さ
    れる受け渡し軸を含み、この受け渡し軸は前記軸挿通穴
    に挿通された後に上昇してスリットロールをコンテナか
    ら取り出し、受取軸と一直線となる位置まで移動してか
    ら軸方向に突出してスリットロールを受取軸に移載する
    ことを特徴とする請求項5記載のスリットロールの供給
    方法。
  7. 【請求項7】 前記受取軸はスリットロールの移載完了
    後に移動し、スリットロールを加工設備に設定されたウ
    ェブ引き出し位置に送ることを特徴とする請求項6記載
    のスリットロールの供給方法。
  8. 【請求項8】 前記暗室はオペレータが入って作業でき
    る広さを有し、暗室内には前記スリットロールに光カブ
    リを発生させない赤外光を発する照明灯が設けられ、こ
    の照明灯の点灯下で、赤外スコープを着用したオペレー
    タが前記ロボットハンドに代わって作業できるようにし
    たことを特徴とする請求項5記載のスリットロールの供
    給方法。
  9. 【請求項9】 前記暗室は遮光された準備室を介して明
    室に連絡されるとともに、明室と準備室との間及び準備
    室と暗室との間にはそれぞれ遮光性を有する開閉自在な
    第1及び第2ドアが設けられており、明室側に設けられ
    たスイッチが操作されたときに第2ドアが閉止されてい
    ることを条件に第1ドアの閉止ロックが解除されるとと
    もに暗室内の前記照明灯及び準備室内に設けられた赤外
    光を発する照明灯とが点灯され、オペレータが準備室に
    入ったことが検知され第1ドアの閉止が行われたときに
    第2ドアの閉止ロックを解除してオペレータが暗室に入
    ることを許容し、オペレータが暗室から退出するときに
    は、暗室側に設けられたスイッチを操作したときに第1
    ドアが閉止されていることを条件に第2ドアの閉止ロッ
    クが解除され、オペレータが暗室から準備室に入ったこ
    とが検知され第2ドアの閉止が行われたときに第1ドア
    の閉止ロックを解除してオペレータが明室に出ることを
    許容するようにしたことを特徴とする請求項8記載のス
    リットロールの供給方法。
  10. 【請求項10】 感光性のスリットロールからウェブを
    引き出しながら加工を行う加工設備のスリットロール受
    入部とともに暗室に設置して用いられ、暗室内に搬入さ
    れたコンテナからスリットロールを取り出して前記スリ
    ットロール受入部に供給するスリットロール供給装置に
    おいて、 コンテナ内に収納されたスリットロールの巻芯に水平に
    挿通される受け渡し軸を備えるとともに、この受け渡し
    軸の先端には巻芯の中央に設けられた軸挿通穴を検知す
    るセンサーが設けられていることを特徴とするスリット
    ロール供給装置。
  11. 【請求項11】 前記センサーは、受け渡し軸が巻芯の
    端面に沿って移動する過程で軸挿通穴の中心を検出した
    ときに受け渡し軸の移動が停止されることを特徴とする
    請求項10記載のスリットロール供給装置。
  12. 【請求項12】 感光性をもつスリットロールからウェ
    ブを引き出しながら加工を行う加工設備に設けられ、ス
    リットロールの受入位置と受入後のスリットロールから
    ウェブを引き出す引き出し位置との間で交互に移動する
    2つの受取軸を有するスリットロール受入部の近傍に設
    置されるスリットロール供給装置において、 前記スリットロール供給装置は、スリットロールの受入
    位置に移動してきた受取軸に対してコンテナから取り出
    したスリットロールを移載することを特徴とするスリッ
    トロール供給装置。
  13. 【請求項13】 前記受け渡し軸と平行に突出し、前記
    受取軸から外された使用済みスリットロールの巻芯が移
    載される巻芯回収軸を備えたことを特徴とする請求項1
    2記載のスリットロール供給装置。
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