JPH09323948A - 光学活性アルコール化合物の製造方法 - Google Patents

光学活性アルコール化合物の製造方法

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JPH09323948A
JPH09323948A JP8160873A JP16087396A JPH09323948A JP H09323948 A JPH09323948 A JP H09323948A JP 8160873 A JP8160873 A JP 8160873A JP 16087396 A JP16087396 A JP 16087396A JP H09323948 A JPH09323948 A JP H09323948A
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JP8160873A
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Tadashi Sugakawa
忠志 菅河
Kenji Inoue
健二 井上
Kazunori Suga
和憲 菅
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/132Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group
    • C07C29/136Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH
    • C07C29/143Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of ketones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B2200/00Indexing scheme relating to specific properties of organic compounds
    • C07B2200/07Optical isomers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経済的且つ実用的にカルボニル化合物を不斉
還元して光学活性アルコール化合物を製造する方法を提
供する。 【解決手段】 下記一般式(1)で表されるプロキラル
なカルボニル化合物に、下記一般式(2)で表される光
学活性な有機アルミニウム化合物を作用させることによ
り不斉還元してなる下記一般式(3)で表される光学活
性アルコール化合物の製造方法。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロキラルなカル
ボニル化合物を、光学活性ジアリールオキシアルミニウ
ムアルコキシドを用いて不斉還元することにより、光学
活性アルコール化合物を製造する方法に関する。本発明
の製造方法により得られる光学活性アルコール化合物、
例えば、(R)−2−クロロ−1−(m−ヒドロキシフ
ェニル)エタノールは、医薬品の中間体として極めて重
要な化合物であり、本発明は医薬品製造中間体の製造方
法として極めて有用である。
【0002】
【従来の技術】従来、カルボニル化合物の実用的な還元
方法としては、例えば、メヤバインポンドルフ−バーレ
イ(Meerwein−Ponndorf−Varle
y)還元(MPV還元)、ジイソブチルアルミニウムハ
イドライド(DIBAH)を用いる還元等を挙げること
ができる。
【0003】MPV還元は、還元剤又は還元触媒として
Al(OiPr)3 等のアルミニウムトリアルコキシド
を用いてカルボニル化合物を還元する方法である。この
方法は、使用されるアルミニウムトリアルコキシドやイ
ソプロパノール等のアルコールが安価であり、経済的な
還元技術として、各種のケトンやアルデヒドの還元にし
ばしば利用されている(オーガニック・リアクションズ
(Organic Reactions)2巻、178
頁(1944年))。
【0004】しかし、MPV還元を用いて、カルボニル
化合物を不斉還元する技術としては、例えば、触媒の中
心金属としてアルミニウムを用い、光学活性アルコール
を不斉源かつ水素移動源として用いる方法が知られてい
るが、その光学純度は一般に低く、理論的に基質と当モ
ル量以上の不斉源を必要とする(アシンメトリック・オ
オガニック・リアクションズ(Asymmetric
Organic Reactions)プレンティスホ
ール社(Prentice−Hall Inc.)19
71年)。
【0005】他の不斉還元の技術としては、アルミニウ
ムのポリフィリン錯体を触媒とした(−)−イソボルネ
オールによる不斉還元(ジャーナル・オブ・オーガニッ
ク・ケミストリー(Journal of Organ
ic Chemistry)55巻、816頁、199
0年)や、ランタノイドの光学活性アルコール錯体を用
いた、イソプロパノールによる不斉還元(ジャーナル・
オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイアティー(Jou
rnal of American Chemical
Society)115巻、9800頁、1993
年)が知られているが、これら技術では、不斉源や、金
属触媒が高価であるという問題を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、経済的且つ実用的にカルボニル化合物を不斉還元し
て光学活性アルコール化合物を製造する方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光学活性アルコ
ール化合物の製造方法は、下記一般式(1);
【0008】
【化14】
【0009】(式中、R1 、R2 は、異なって、炭素数
1〜20の置換若しくは無置換のアルキル基、炭素数7
〜30の置換若しくは無置換のアラルキル基、炭素数6
〜30の置換若しくは無置換のアリール基、炭素数1〜
20の置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、
又は、シアノ基を表す。ただし、R1 及びR2 のうち少
なくとも一方は、置換若しくは無置換のアルキル基、置
換若しくは無置換のアラルキル基、又は、置換若しくは
無置換のアリール基を表す。また、R1 、R2 が一緒に
なって環を形成していてもよい。)で表されるプロキラ
ルなカルボニル化合物を、下記一般式(2);
【0010】
【化15】
【0011】(式中、R3 は、炭素数1〜20の置換若
しくは無置換のアルキル基、又は、炭素数7〜30の置
換若しくは無置換のアラルキル基を表す。R4 、R5
6 、R7 、R8 、R9 、R10、R11は、同一又は異な
って、炭素数1〜20の置換若しくは無置換のアルキル
基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換のアラルキル
基、炭素数6〜30の置換若しくは無置換のアリール
基、置換若しくは無置換のシリル基、置換若しくは無置
換のアミノ基、炭素数1〜20の置換若しくは無置換の
アルコキシ基、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシ
カルボニル基、置換若しくは無置換のリン原子、置換若
しくは無置換の硫黄原子、ハロゲン原子、又は、水素原
子を表す。また、R4 、R5 、R6 、R7 、R8
9 、R10、R11は、互いに一緒になって置換若しくは
無置換の縮合環を形成していてもよい。)で表される光
学活性な有機アルミニウム化合物を作用させることによ
り不斉還元して、下記一般式(3);
【0012】
【化16】
【0013】(式中、R1 、R2 は、前記と同じ。)で
表される光学活性アルコール化合物を得るものである。
以下に本発明を詳述する。
【0014】本発明においては、一般式(1)における
上記R1 、R2 は、必ず異なるものを意味し、本発明の
製造方法によって得られるアルコール化合物は、これに
より必ず不斉炭素を有することとなる。
【0015】上記R1 、R2 は、炭素数1〜20の置換
若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜30の置換若
しくは無置換のアラルキル基、炭素数6〜30の置換若
しくは無置換のアリール基、炭素数1〜20の置換若し
くは無置換のアルコキシカルボニル基、又は、シアノ基
を表す。ただし、R1 及びR2 のうち少なくとも一方は
置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換
のアラルキル基、又は、置換若しくは無置換のアリール
基を表す。また、R1 、R2 が一緒になって環を形成し
ていてもよい。
【0016】上記置換基としては特に限定されず、例え
ば、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、アミノ
基、ヒドロキシ基、アルコキシル基、シアノ基、ニトロ
基、スルフィニル基、スルフォニル基、アルキルチオ基
等を挙げることができる。また、これらの置換基が、二
つ以上置換している場合も含む。
【0017】上記炭素数1〜20の置換又は無置換のア
ルキル基としては特に限定されず、例えば、メチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イ
ソブチル基、シクロヘキシル基、クロロメチル基、ジク
ロロメチル基、トリクロロメチル基、カーボメトキシメ
チル基、シアノメチル基、ニトロメチル基等を挙げるこ
とができる。
【0018】上記炭素数7〜30の置換又は無置換のア
ラルキル基としては特に限定されず、例えば、ベンジル
基、フェニルプロピル基、フェニルエチル基、p−メト
キシベンジル基、p−ヒドロキシベンジル基等を挙げる
ことができる。
【0019】上記炭素数6〜30の置換又は無置換のア
リール基としては特に限定されず、例えば、フェニル
基、p−ヒドロキシフェニル基、p−クロロフェニル
基、p−ニトロフェニル基、ナフチル基等を挙げること
ができる。
【0020】上記炭素数1〜20のアルコキシカルボニ
ル基としては、例えば、メトキシカルボニル基、エトキ
シカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、t−ブ
トキシカルボニル基等を挙げることができる。
【0021】上記一般式(1)で表されるカルボニル化
合物としては特に限定されず、例えば、アセトフェノ
ン、プロピオフェノン、シクロヘキサノン、アセト酢酸
エチル、ベンゾイル蟻酸エチル、4−クロロアセト酢酸
エチル、2,2,2−トリクロロアセトフェノン、ベン
ゾイルシアニド等のケトンを挙げることができる。
【0022】上記R3 は、炭素数1〜20の置換若しく
は無置換のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは
無置換のアラルキル基を表し、例えば、イソプロピル
基、ベンズヒドリル基、シクロヘキシル基、2,4−ジ
メチル−3−ペンチル基、t−ブチル基、エチル基等を
挙げることができる。より好ましくは、イソプロピル
基、ベンズヒドリル基である。
【0023】上記R4 、R5 、R6 、R7 、R8
9 、R10、R11は、同一又は異なって、炭素数1〜2
0の置換若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜30
の置換若しくは無置換のアラルキル基、炭素数6〜30
の置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置
換のシリル基、置換若しくは無置換のアミノ基、炭素数
1〜20の置換若しくは無置換のアルコキシル基、シア
ノ基、炭素数1〜20のアルコキシカルボニル基、置換
若しくは無置換のリン原子、置換若しくは無置換の硫黄
原子、ハロゲン原子、又は、水素原子を表す。また、R
4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10、R11は、互
いに一緒になって置換若しくは無置換の縮合環を形成し
ていてもよい。
【0024】上記炭素数1〜20の置換又は無置換のア
ルキル基としては特に限定されず、例えば、メチル基、
エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、t−ブチ
ル基等を挙げることができる。
【0025】上記炭素数7〜30の置換又は無置換のア
ラルキル基としては特に限定されず、例えば、ベンジル
基、フェニルプロピル基、α−フェニルエチル基、p−
メトキシベンジル基、ジフェニルエチル基等を挙げるこ
とができる。
【0026】上記炭素数6〜30の置換又は無置換のア
リール基としては特に限定されず、例えば、フェニル
基、p−ヒドロキシフェニル基、p−クロロフェニル
基、p−ニトロフェニル基、ナフチル基等を挙げること
ができる。
【0027】上記一般式(2)で表される化合物として
は特に限定されないが、好ましくは下記一般式(4);
【0028】
【化17】
【0029】(式中R3 は、前記と同じ。R12、R13
14、R15は、水素原子、炭素数1〜20の置換若しく
は無置換のアルキル基、炭素数6〜30の置換若しくは
無置換のアリール基、炭素数7〜30の置換若しくは無
置換のアラルキル基、置換若しくは無置換のシリル基、
置換若しくは無置換のアミノ基、炭素数1〜20の置換
若しくは無置換のアルコキシル基、シアノ基、炭素数1
〜20のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換
のリン原子、置換若しくは無置換の硫黄原子、又は、ハ
ロゲン原子を表す。)で表される光学活性な(R)−ビ
ナフチルアルコール誘導体又は(S)−ビナフチルアル
コール誘導体である。
【0030】上記R12、R13、R14、R15における炭素
数1〜20の置換若しくは無置換のアルキル基としては
特に限定されず、例えば、メチル基、エチル基、イソプ
ロピル基、t−ブチル基等を挙げることができる。
【0031】上記R12、R13、R14、R15における炭素
数7〜30の置換若しくは無置換のアラルキル基として
は特に限定されず、例えば、ベンジル基、フェニルプロ
ピル基、α−フェニルエチル基、p−メトキシベンジル
基、ジフェニルエチル基等を挙げることができる。
【0032】上記R12、R13、R14、R15における炭素
数6〜30の置換若しくは無置換のアリール基としては
特に限定されず、例えば、フェニル基、p−ヒドロキシ
フェニル基、p−クロロフェニル基、p−ニトロフェニ
ル基、ナフチル基等を挙げることができる。
【0033】上記置換若しくは無置換のシリル基として
は特に限定されず、例えば、トリメチルシリル基、t−
ブチルジメチルシリル基等を挙げることができる。上記
置換若しくは無置換のアミノ基としては特に限定され
ず、例えば、ジメチルアミノ基、ジベンジルアミノ基、
N−フタロイルアミノ基等を挙げることができる。
【0034】上記炭素数1〜20の置換若しくは無置換
のアルコキシル基としては特に限定されず、例えば、メ
トキシ基、エトキシ基、フェノキシ基等を挙げることが
できる。上記炭素数1〜20の置換若しくは無置換のア
ルコキシカルボニル基としては特に限定されず、例え
ば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、t
−ブトキシカルボニル基等を挙げることができる。
【0035】上記置換若しくは無置換のリン原子として
は特に限定されず、例えば、ジフェニルフォスフィノ
基、ジメチルフォスフィノ基等を挙げることができる。
上記置換若しくは無置換の硫黄原子としては特に限定さ
れず、例えば、メチルチオ基、フェニルチオ基、メチル
スルフォニル基、フェニルスルフォニル基等を挙げるこ
とができる。上記ハロゲン原子としては特に限定され
ず、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素
原子等を挙げることができる。上記一般式(4)で表さ
れる化合物の代表的具体例としては、例えば、下記の化
合物等を挙げることができる。
【0036】
【化18】
【0037】本反応は、下記一般式(5); R3 OH (5) (式中R3 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換の
アルキル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換のア
ラルキル基、又は、炭素数6〜30の置換若しくは無置
換のアリール基を表す。)で表されるアルコール化合物
の存在下に行うことが好ましく、上記R3 の例として
は、上記一般式(4)で表される化合物におけるR3
同一のものを挙げることができる。
【0038】上記一般式(5)で表されるアルコール化
合物としては特に限定されず、例えば、イソプロパノー
ル、ベンズヒドロール、シクロヘキサノール、2,4−
ジメチル−3−ペンタノール、エタノール等を挙げるこ
とができる。より好ましくはイソプロパノール、ベンズ
ヒドロールである。
【0039】また、本反応は、下記一般式(6);
【0040】
【化19】
【0041】(式中、R16、R17、R18は、同一又は異
なって、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数7〜30
のアラルキル基、炭素数6〜30のアリール基、炭素数
1〜20のアルコキシル基、又は、水素原子を表す。)
で表されるアルミニウム化合物と、下記一般式(7);
【0042】
【化20】
【0043】(式中、R4 、R5 、R6 、R7 、R8
9 、R10、R11は、前記と同じ。)で表される光学活
性ビスアルコール誘導体、及び下記一般式(5); R3 OH (5) (式中R3 は、前記と同じ。)で表されるアルコール化
合物を作用させることにより調製した還元剤を作用させ
て行うこともできる。
【0044】上記R16、R17、R18における炭素数1〜
20のアルキル基としては特に限定されず、例えば、イ
ソブチル基、エチル基、シクロヘキシル基、メチル基等
を挙げることができるが、好ましくは、イソブチル基で
ある。
【0045】上記R16、R17、R18における炭素数7〜
30のアラルキル基としては特に限定されず、例えば、
2−フェニルプロピル基、2,2−ジフェニルエチル
基、ベンジル基等を挙げることができる。
【0046】上記R16、R17、R18における炭素数6〜
30のアリール基としては特に限定されず、例えば、フ
ェニル基、p−メトキシフェニル基等を挙げることがで
きる。上記R16、R17、R18における炭素数1〜20の
アルコキシル基としては特に限定されず、例えば、イソ
プロポキシ基、エトキシ基等を挙げることができる。
【0047】上記一般式(6)で表される化合物の具体
例としては、例えば、ジイソブチルアルミニウムハイド
ライド(DIBAH)、トリイソブチルアルミニウム、
アルミニウムトリイソプロポキシド、トリエチルアルミ
ニウム、アルミニウムハイドライド等を挙げることがで
き、より好ましくはジイソブチルアルミニウムハイドラ
イド(DIBAH)、トリイソブチルアルミニウム、ア
ルミニウムトリイソプロポキシドである。
【0048】上記一般式(7)で表される化合物におけ
るR4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10、R11
しては、上記一般式(2)で表される化合物におけるも
のと同様の例を挙げることができる。
【0049】上記一般式(7)で表される化合物の具体
例としては、例えば、光学活性な(S)−1,1′−ビ
−2−ナフトール、(R)−1,1′−ビ−2−ナフト
ール、(R)−6,6′−ジブロモ−1,1′−ビ−2
−ナフトール、(S)−6,6′−ジブロモ−1,1′
−ビ−2−ナフトール等を挙げることができる。
【0050】上記一般式(2)又は上記一般式(4)で
表される化合物の調製方法としては特に限定されず、種
々の方法を利用することができる。本発明の製造方法を
適用することができる基質としては、上記一般式(1)
で表される化合物等を挙げることができるが、例えば、
下記一般式(8)で表されるプロキラルなα−ハロケト
ン誘導体等を挙げることができる。
【0051】
【化21】
【0052】式中、R1 は前記と同じ。X1 、X2 、X
3 は、同一又は異なって、ハロゲン原子、炭素数1〜2
0の置換若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜30
の置換若しくは無置換のアラルキル基、炭素数6〜30
の置換若しくは無置換のアリール基、又は、水素原子を
表し、X1 、X2 、X3 のうち少なくとも一つはハロゲ
ン原子である。
【0053】上記X1 、X2 、X3 におけるハロゲン原
子としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子等を挙げることができる。上記一般式
(8)で表される化合物の具体例としては、例えば、フ
ェナシルクロライド、m−クロロフェナシルクロライ
ド、4−クロロアセト酢酸エチル、2,2,2−トリク
ロロアセトフェノン、2,2−ジクロロアセトフェノン
等を挙げることができる。
【0054】本発明の光学活性アルコール化合物の製造
方法は、例えば、以下のようにして行うことができる。
まず、上記一般式(6)で表されるアルミニウム化合物
と、上記一般式(7)で表される光学活性ビアリール誘
導体とを反応させた後、更に上記一般式(5)で表され
るアルコール化合物と反応させることにより、例えば、
上記一般式(2)で表される還元剤の溶液を調製する。
得られた溶液に基質であるカルボニル化合物を添加して
攪拌することにより還元を行い、通常の手法により後処
理、単離等を行うことにより、還元生成物のアルコール
化合物を取得することができる。上記反応の反応溶媒と
しては特に限定されず、ヘキサン、トルエン、テトラヒ
ドロフラン、ジメトキシエタン等を挙げることができ
る。
【0055】上記一般式(6)で表されるアルミニウム
化合物の添加量としては特に限定されず、上記一般式
(1)で表されるカルボニル化合物に対して0.001
〜5モル当量を用いることができるが、経済性、反応速
度の面から、0.01〜1モル当量が好ましい。
【0056】上記一般式(7)で表される光学活性ビア
リール誘導体の添加量としては、上記一般式(6)で表
されるアルミニウム化合物に対して1〜5モル当量がよ
く、好ましくは、1〜1.2モル当量である。
【0057】上記一般式(5)で表されるアルコール化
合物の添加量としては、上記一般式(6)で表されるア
ルミニウム化合物に対して1当量以上であれば特に限定
されず、好ましくは1〜50当量、より好ましくは、1
〜10当量である。
【0058】上記一般式(6)で表されるアルミニウム
化合物と、上記一般式(7)で表される光学活性ビアリ
ール誘導体及び上記一般式(5)で表されるアルコール
化合物の反応は、例えば、上記一般式(6)で表される
アルミニウム化合物のトルエン溶液、ヘキサン溶液、テ
トラヒドロフラン溶液等に、上記一般式(7)で表され
る光学活性ビアリール誘導体及び上記一般式(5)で表
されるアルコール化合物を、順次添加した後、攪拌する
ことより行うことができる。上記反応の反応溶媒として
は、上記した溶媒以外に、例えば、酢酸エチル、アセト
ニトリル、塩化メチレン等を使用することができる。
【0059】上記反応における添加条件としては特に限
定されず、例えば、それぞれ−20〜60℃、より好ま
しくは、0〜40℃で行われることが好ましい。攪拌条
件としては特に限定されず、例えば、0〜30℃で0.
5〜10時間行われることが好ましい。上記還元剤の調
製方法は、上記方法に限定されず、上記一般式(2)で
表される化合物を調製できる種々の方法を利用すること
ができる。ついで反応系に上記一般式(1)で表される
カルボニル化合物を添加し、攪拌することにより、上記
一般式(1)で表されるカルボニル化合物の還元を行
う。還元温度は0〜100℃が好ましく、より好ましく
は10〜60℃である。
【0060】本発明の製造方法によって得られる光学活
性アルコール化合物としては、例えば、以下のもの等を
挙げることができる。 (S)−2−クロロ−1−フェニルエタノール、(S)
−2−クロロ−1−(m−クロロフェニル)エタノー
ル、(R)−2−クロロ−1−(m−クロロフェニル)
エタノール。
【0061】
【実施例】以下に実施例を揚げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるもの
ではない。
【0062】実施例1 (S)−2−クロロ−1−フェ
ニルエタノールの製造 トリイソブチルアルミニウムのヘキサン溶液(1.0
M)0.5ml(0.5mmol)に室温で(R)−
1,1′−ビ−2−ナフトール143mg(0.5mm
ol)とトルエン10mlからなるスラリー溶液を添加
し、室温で30分攪拌した。そこに2−プロパノール
1.52ml(20mmol)を添加し、更に室温で3
0分攪拌した。そこにフェナシルクロリド1.55g
(10mmol)を添加し、室温でさらに20時間攪拌
した後、1N塩酸2mlと水20mlを添加して加水分
解した。酢酸エチルで抽出後、濃縮し、1.739gの
オイル状物を得た。得られたオイルをシリカゲルのカラ
ムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル)により
精製することにより、1.159g(7.4mmol、
74%収率)の2−クロロ−1−フェニルエタノールを
得た。これをHPLC光学分割カラムを用いて光学純度
を分析した結果、67.2%eeで(S)−2−クロロ
−1−フェニルエタノールが優先的に生成していること
が判った。
【0063】実施例2 (S)−2−クロロ−1−フェ
ニルエタノールの製造 実施例1と同様に反応還元剤を調製した後、フェナシル
クロリド1.55g(10mmol)を添加して50℃
で2時間攪拌した。1N塩酸2mlと水20mlを添加
して加水分解し、酢酸エチルで抽出後、濃縮し、得られ
たオイル状物を、HPLCにて分析した。 2−クロロ−1−フェニルエタノール:収率96.3% (S)−2−クロロ−1−フェニルエタノール:光学収
率63.2%ee
【0064】実施例3 (S)−2−クロロ−1−フェ
ニルエタノールの製造 トリイソブチルアルミニウムのヘキサン溶液(1.0
M)0.5ml(0.5mmol)に室温で(R)−
1,1′−ビ−2−ナフトール143mg(0.5mm
ol)とトルエン10mlからなるスラリー溶液を添加
し、室温で30分攪拌した。そこにベンズヒドロール
1.84g(20mmol)を添加し、更に室温で30
分攪拌した。そこにフェナシルクロリド1.55g(1
0mmol)を添加し、室温でさらに2時間攪拌した
後、実施例2と同様に後処理、分析した。 2−クロロ−1−フェニルエタノール:収率93.0% (S)−2−クロロ−1−フェニルエタノール:光学収
率71.5%ee
【0065】実施例4 (S)−2−クロロ−1−フェ
ニルエタノールの製造 ジイソブチルアルミニウムハイドライドのトルエン溶液
(1.0M)0.5ml(0.5mmol)を室温で
(R)−1,1′−ビ−2−ナフトール143mg
(0.5mmol)とトルエン10mlからなるスラリ
ー溶液に添加し、室温で1時間攪拌した。そこに2−プ
ロパノール1.52ml(20mmol)を添加し、更
に室温で30分攪拌した。そこにフェナシルクロリド
1.55g(10mmol)を添加し、50℃で4時間
攪拌した後1N塩酸6mlと水20mlを添加して加水
分解した。酢酸エチルで抽出後、濃縮し、得られたオイ
ル状物を実施例2と同様に後処理、分析した。 2−クロロ−1−フェニルエタノール:収率91.2% (S)−2−クロロ−1−フェニルエタノール:光学収
率65%ee
【0066】実施例5 (S)−2−クロロ−1−フェ
ニルエタノールの製造 アルミニウムトリイソプロポキシド102mg(0.5
mmol)を室温で(R)−1,1′−ビ−2−ナフト
ール143mg(0.5mmol)とトルエン10ml
からなるスラリー溶液に添加し、室温で20分、50℃
で1時間攪拌した。そこに2−プロパノール1.52m
l(20mmol)を添加し、更に室温で30分攪拌し
た。そこにフェナシルクロリド1.55g(10mmo
l)を添加し、50度で4時間攪拌した後、1N塩酸2
mlと水20mlを添加して加水分解した。酢酸エチル
で抽出後、濃縮し、得られたオイル状物を実施例2と同
様に後処理、分析した。 2−クロロ−1−フェニルエタノール:収率66.2% (S)−2−クロロ−1−フェニルエタノール:光学収
率62%ee
【0067】実施例6 (S)−2−クロロ−1−(m
−クロロフェニル)エタノールの製造 トリイソブチルアルミニウムのヘキサン溶液(1.0
M)0.5ml(0.5mmol)を室温で(R)−
1,1′−ビ−2−ナフトール143mg(0.5mm
ol)とトルエン10mlからなるスラリー溶液に添加
し、室温で30分攪拌した。そこにベンズヒドロール
1.84g(20mmol)を添加し、更に室温で30
分攪拌した。そこにm−クロロフェナシルクロリド1.
89g(10mmol)を添加し、室温でさらに4時間
攪拌した後、1N塩酸2mlと水20mlを添加して加
水分解した。酢酸エチルで抽出後、濃縮し、4.135
gのオイル状物を得た。得られたオイルをシリカゲルの
カラムクロマトグラプイー(ヘキサン/酢酸エチル)に
より精製することにより、1.44g(7.5mmo
l,75%収率)の2−クロロ−1−(m−クロロフェ
ニル)エタノールを得た。これをHPLC光学分割カラ
ムを用いて光学純度を分析した結果、77.0%eeで
(S)−2−クロロ−1−(m−クロロフェニル)エタ
ノールが優先的に生成していることが判った。
【0068】実施例7 (S)−2−クロロ−1−(m
−クロロフェニル)エタノールの製造 トリイソブチルアルミニウムのヘキサン溶液(1.0
M)0.5ml(0.5mmol)を室温で(R)−
1,1′−ビ−2−ナフトール143mg(0.5mm
ol)とトルエン10mlからなるスラリー溶液に添加
し、室温で30分攪拌した。そこに2−プロパノール
1.52ml(20mmol)を添加し、更に室温で3
0分攪拌した。そこにm−クロロフェナシルクロリド
1.89g(10mmol)を添加し、50℃でさらに
4時間攪拌した後、1N塩酸2mlと水20mlを添加
して加水分解した。酢酸エチルで抽出後、濃縮し、2.
424gのオイル状物を得た。得られたオイルをHPL
Cにて分析した。 2−クロロ−1−(m−クロロフェニル)エタノール:
収率78.4% (S)−2−クロロ−1−(m−クロロフェニル)エタ
ノール:光学収率63.3%ee
【0069】実施例8 (R)−2−クロロ−1−(m
−クロロフェニル)エタノールの製造 トリイソブチルアルミニウムのヘキサン溶液(1.0
M)0.5ml(0.5mmol)を室温で(S)−
1,1′−ビ−2−ナフトール143mg(0.5mm
ol)とトルエン10mlからなるスラリー溶液に添加
し、室温で30分攪拌した。そこに2−プロパノール
1.52ml(20mmol)を添加し、更に室温で3
0分攪拌した。そこにm−クロロフェナシルクロリド
1.89g(10mmol)を添加し、50℃でさらに
4時間攪拌した後、1N塩酸2mlと水20mlを添加
して加水分解した。酢酸エチルで抽出後、濃縮し、2.
310gのオイル状物を得た。得られたオイルをHPL
Cにて分析した。 2−クロロ−1−(m−クロロフェニル)エタノール:
収率75.3% (R)−2−クロロ−1−(m−クロロフェニル)エタ
ノール:光学収率62.0%ee
【0070】
【発明の効果】本発明は上述の構成よりなるので、経済
的、実用的に、医薬品合成中間体として有用な光学活性
アルコール化合物を製造することができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1); 【化1】 (式中、R1 、R2 は、異なって、炭素数1〜20の置
    換若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜30の置換
    若しくは無置換のアラルキル基、炭素数6〜30の置換
    若しくは無置換のアリール基、炭素数1〜20の置換若
    しくは無置換のアルコキシカルボニル基、又は、シアノ
    基を表す。ただし、R1 及びR2 のうち少なくとも一方
    は、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無
    置換のアラルキル基、又は、置換若しくは無置換のアリ
    ール基を表す。また、R1 、R2 が一緒になって環を形
    成していてもよい。)で表されるプロキラルなカルボニ
    ル化合物に、下記一般式(2); 【化2】 (式中、R3 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、又は、炭素数7〜30の置換若しくは無
    置換のアラルキル基を表す。R4 、R5 、R6 、R7
    8 、R9 、R10、R11は、同一又は異なって、炭素数
    1〜20の置換若しくは無置換のアルキル基、炭素数7
    〜30の置換若しくは無置換のアラルキル基、炭素数6
    〜30の置換若しくは無置換のアリール基、置換若しく
    は無置換のシリル基、置換若しくは無置換のアミノ基、
    炭素数1〜20の置換若しくは無置換のアルコキシル
    基、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシカルボニル
    基、置換若しくは無置換のリン原子、置換若しくは無置
    換の硫黄原子、ハロゲン原子、又は、水素原子を表す。
    また、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10、R
    11は、互いに一緒になって置換若しくは無置換の縮合環
    を形成していてもよい。)で表される光学活性な有機ア
    ルミニウム化合物を作用させることにより不斉還元する
    ことを特徴とする下記一般式(3); 【化3】 (式中、R1 、R2 は前記と同じ。)で表される光学活
    性アルコール化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 一般式(2)で表される有機アルミニウ
    ム化合物が、下記一般式(4); 【化4】 (式中、R3 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、又は、炭素数7〜30の置換若しくは無
    置換のアラルキル基を表す。R12、R13、R14、R
    15は、水素原子、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、炭素数6〜30の置換若しくは無置換の
    アリール基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換のア
    ラルキル基、置換若しくは無置換のシリル基、置換若し
    くは無置換のアミノ基、炭素数1〜20の置換若しくは
    無置換のアルコキシル基、シアノ基、炭素数1〜20の
    アルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のリン原
    子、置換若しくは無置換の硫黄原子、又は、ハロゲン原
    子を表す。)で表される光学活性な(R)−ビナフチル
    アルコール誘導体又は(S)−ビナフチルアルコール誘
    導体である請求項1記載の光学活性アルコール化合物の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 還元反応を、下記一般式(5); R3 OH (5) (式中、R3 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、又は、炭素数7〜30の置換若しくは無
    置換のアラルキル基を表す。)で表されるアルコール化
    合物の存在下に行うことを特徴とする請求項1記載の光
    学活性アルコール化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】 一般式(5)で表されるヒドロキシ化合
    物が、イソプロパノール又はベンズヒドロールである請
    求項3記載の光学活性アルコール化合物の製造方法。
  5. 【請求項5】 下記一般式(1); 【化5】 (式中、R1 、R2 は、異なって、炭素数1〜20の置
    換若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜30の置換
    若しくは無置換のアラルキル基、炭素数6〜30の置換
    若しくは無置換のアリール基、炭素数1〜20の置換若
    しくは無置換のアルコキシカルボニル基、又は、シアノ
    基を表す。ただし、R1 及びR2 のうち少なくとも一方
    は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換のアルキル
    基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換のアラルキル
    基、又は、炭素数6〜30の置換若しくは無置換のアリ
    ール基を表す。また、R1 、R2 は互いに一緒になって
    置換若しくは無置換の環を形成していてもよい。)で表
    されるプロキラルなカルボニル化合物を、不斉還元して
    一般式(3); 【化6】 (式中、R1 、R2 は前記と同じ。)で表される光学活
    性アルコール化合物を製造する方法であって、前記一般
    式(1)で表されるカルボニル化合物に、下記一般式
    (6); 【化7】 (式中、R16、R17、R18は、同一又は異なって、炭素
    数1〜20のアルキル基、炭素数7〜30のアラルキル
    基、炭素数6〜30のアリール基、炭素数1〜20のア
    ルコキシル基、又は、水素原子を表す。)で表されるア
    ルミニウム化合物と、下記一般式(7); 【化8】 (式中、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10
    11は、同一又は異なって、炭素数1〜20の置換若し
    くは無置換のアルキル基、炭素数7〜30の置換若しく
    は無置換のアラルキル基、炭素数6〜30の置換若しく
    は無置換のアリール基、置換若しくは無置換のシリル
    基、置換若しくは無置換のアミノ基、炭素数1〜20の
    置換若しくは無置換のアルコキシル基、シアノ基、炭素
    数1〜20のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無
    置換のリン原子、置換若しくは無置換の硫黄原子、ハロ
    ゲン原子又は水素原子を表す。また、R4 、R5
    6 、R7、R8 、R9 、R10、R11は、互いに一緒に
    なって置換若しくは無置換の縮合環を形成していてもよ
    い。)で表される光学活性ビスアルコール誘導体、並び
    に、一般式(5); R3 OH (5) (式中、R3 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、又は、炭素数7〜30の置換若しくは無
    置換のアラルキル基を表す。)で表されるアルコール化
    合物を作用させることにより調製した還元剤を作用させ
    ることを特徴とする光学活性アルコール化合物の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 一般式(6)で表されるアルミニウム化
    合物が、トリイソブチルアルミニウム、ジイソブチルア
    ルミニウムハイドライド、又は、アルミニウムトリイソ
    プロポキシドであり、一般式(5)で表されるアルコー
    ル化合物が、イソプロパノール、又は、ベンズヒドロー
    ルである請求項5記載の光学活性アルコール化合物の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 一般式(1)で表されるプロキラルなカ
    ルボニル化合物が、下記一般式(8); 【化9】 (式中、R1 は前記と同じ。X1 、X2 、X3 は、同一
    又は異なって、ハロゲン原子、炭素数1〜20の置換若
    しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜30の置換若し
    くは無置換のアラルキル基、炭素数6〜30の置換若し
    くは無置換のアリール基、又は、水素原子を表し、
    1 、X2 、X3 のうち少なくとも一つはハロゲン原子
    である。)で表されるプロキラルなカルボニル化合物で
    あり、一般式(3)で表される光学活性アルコール化合
    物が、下記一般式(9); 【化10】 (式中、R1 、X1 、X2 、X3 は、前記と同じ。)で
    表される光学活性なハロヒドリン誘導体である請求項
    1、2、3、4、5又は6記載の光学活性アルコール化
    合物の製造方法。
  8. 【請求項8】 下記一般式(1) 【化11】 (式中、R1 、R2 は、異なって、炭素数1〜20の置
    換若しくは無置換のアルキル基、炭素数7〜30の置換
    若しくは無置換のアラルキル基、炭素数6〜30の置換
    若しくは無置換のアリール基、炭素数1〜20の置換若
    しくは無置換のアルコキシカルボニル基、又は、シアノ
    基を表す。ただし、R1 及びR2 のうち少なくとも一方
    は、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無
    置換のアラルキル基、又は、置換若しくは無置換のアリ
    ール基を表す。また、R1 、R2 が一緒になって環を形
    成していてもよい。)で表されるプロキラルなカルボニ
    ル化合物を不斉還元して、下記一般式(3); 【化12】 (式中、R1 、R2 は前記と同じ。)で表される光学活
    性アルコール化合物を製造する場合における、下記一般
    式(2); 【化13】 (式中、R3 は、炭素数1〜20の置換若しくは無置換
    のアルキル基、又は、炭素数7〜30の置換若しくは無
    置換のアラルキル基を表す。R4 、R5 、R6 、R7
    8 、R9 、R10、R11は、同一又は異なって、炭素数
    1〜20の置換若しくは無置換のアルキル基、炭素数7
    〜30の置換若しくは無置換のアラルキル基、炭素数6
    〜30の置換若しくは無置換のアリール基、置換若しく
    は無置換のシリル基、置換若しくは無置換のアミノ基、
    炭素数1〜20の置換若しくは無置換のアルコキシル
    基、シアノ基、炭素数1〜20のアルコキシカルボニル
    基、置換若しくは無置換のリン原子、置換若しくは無置
    換の硫黄原子、ハロゲン原子、又は、水素原子を表す。
    また、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10、R
    11は、互いに一緒になって置換若しくは無置換の縮合環
    を形成していてもよい。)で表される光学活性有機アル
    ミニウム化合物の前記不斉還元のための使用。
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