JPH09324154A - 防湿粘着テープ - Google Patents
防湿粘着テープInfo
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- JPH09324154A JPH09324154A JP14194996A JP14194996A JPH09324154A JP H09324154 A JPH09324154 A JP H09324154A JP 14194996 A JP14194996 A JP 14194996A JP 14194996 A JP14194996 A JP 14194996A JP H09324154 A JPH09324154 A JP H09324154A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被着面積が少なかったり、被着面が木材のよ
うに比較的凹凸の大きな部分であったとしても、十分な
防湿性を発揮し得るだけでなく十分な粘着性を有する防
湿粘着テープを提供する。 【解決手段】 透湿度が30g/m2 ・24時間以下の
ポリオレフィン基材11の片面に、粘着剤層12を設け
てなり、少なくとも幅方向両端近傍の領域において、木
材に対する粘着力が0℃で2N/50mm以上とされて
いる防湿粘着テープ。
うに比較的凹凸の大きな部分であったとしても、十分な
防湿性を発揮し得るだけでなく十分な粘着性を有する防
湿粘着テープを提供する。 【解決手段】 透湿度が30g/m2 ・24時間以下の
ポリオレフィン基材11の片面に、粘着剤層12を設け
てなり、少なくとも幅方向両端近傍の領域において、木
材に対する粘着力が0℃で2N/50mm以上とされて
いる防湿粘着テープ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基材の片面に粘着
剤層を設けてなる防湿粘着テープに関し、より詳細に
は、例えば建築物の内外の温度差による結露の水分を断
熱材に浸透させないために用いられる住宅建材用防湿粘
着テープに関する。
剤層を設けてなる防湿粘着テープに関し、より詳細に
は、例えば建築物の内外の温度差による結露の水分を断
熱材に浸透させないために用いられる住宅建材用防湿粘
着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅では、断熱機能を持たせるために合
成樹脂発泡体やグラスウールなどからなる断熱材が壁の
内部に配置されている。すなわち、図1に略図的斜視図
で示すように、木枠1に囲まれた空間に合成樹脂発泡体
やグラスウールなどからなる断熱材2が配置されてい
る。また、上記木枠1内に収納された断熱材2は、図2
に断面図で示すように、別の木枠3,4で挟持され、外
壁材5に固定されている。この場合、木枠3,4の外表
面側には、それぞれ、防湿フィルム6及び透湿性もしく
は防湿性フィルム7が貼り付けられている。
成樹脂発泡体やグラスウールなどからなる断熱材が壁の
内部に配置されている。すなわち、図1に略図的斜視図
で示すように、木枠1に囲まれた空間に合成樹脂発泡体
やグラスウールなどからなる断熱材2が配置されてい
る。また、上記木枠1内に収納された断熱材2は、図2
に断面図で示すように、別の木枠3,4で挟持され、外
壁材5に固定されている。この場合、木枠3,4の外表
面側には、それぞれ、防湿フィルム6及び透湿性もしく
は防湿性フィルム7が貼り付けられている。
【0003】断熱材2は、建物内部の室温を保つために
用いられているものであるが、水分を含むとその断熱効
果が極端に低下することが知られている。従って、防湿
フィルム6により、断熱材2への水分の侵入を抑制して
いた。もっとも、外壁材5側においては、外壁材自身で
外部の雨などに起因する水分が遮断されるためさほど問
題とはならない。
用いられているものであるが、水分を含むとその断熱効
果が極端に低下することが知られている。従って、防湿
フィルム6により、断熱材2への水分の侵入を抑制して
いた。もっとも、外壁材5側においては、外壁材自身で
外部の雨などに起因する水分が遮断されるためさほど問
題とはならない。
【0004】しかしながら、建物内部と外部との温度差
により、室内側の壁面には結露が生じることがある。結
露が生じると、結露の水分が断熱材2に侵入し、断熱効
果を低下させる。そこで、上記防湿フィルム6が建物の
内壁に貼り合わされている。
により、室内側の壁面には結露が生じることがある。結
露が生じると、結露の水分が断熱材2に侵入し、断熱効
果を低下させる。そこで、上記防湿フィルム6が建物の
内壁に貼り合わされている。
【0005】なお、外壁材5側においては、内部に滞っ
た湿気を外部に逃がすために、フィルム7は透湿性を有
するように構成されることもある。なお、図1及び図2
に示した断熱材2を有する壁面の構造は、あくまでも一
例に過ぎず、従来より種々の方法で断熱材が壁面内に配
置されている。
た湿気を外部に逃がすために、フィルム7は透湿性を有
するように構成されることもある。なお、図1及び図2
に示した断熱材2を有する壁面の構造は、あくまでも一
例に過ぎず、従来より種々の方法で断熱材が壁面内に配
置されている。
【0006】ところで、従来、上記防湿フィルム6は、
断熱材2を施工した後に取り付けられていた。しかしな
がら、例えば図2に示した壁面を施工するに際し、断熱
材2及び木枠3,4を施工した後に、防湿フィルム6を
取り付ける場合、防湿フィルム6の施工作業が余分に必
要となり、工程が煩雑であるという問題があった。そこ
で、断熱材2と内側に配置される防湿材とを一体化し、
防湿材を断熱材2と同時に施工する方法が提案されてい
る(特開昭56−122452号公報、特開昭63−2
12543号公報など)。
断熱材2を施工した後に取り付けられていた。しかしな
がら、例えば図2に示した壁面を施工するに際し、断熱
材2及び木枠3,4を施工した後に、防湿フィルム6を
取り付ける場合、防湿フィルム6の施工作業が余分に必
要となり、工程が煩雑であるという問題があった。そこ
で、断熱材2と内側に配置される防湿材とを一体化し、
防湿材を断熱材2と同時に施工する方法が提案されてい
る(特開昭56−122452号公報、特開昭63−2
12543号公報など)。
【0007】例えば、特開昭56−122452号公報
には、断熱材をその両面から合成樹脂フィルムで被覆
し、2枚の合成樹脂フィルムの端縁部分を貼り合わせた
り、ステープルで断熱材にフィルムを固定したりし、少
なくとも一方の合成樹脂フィルムを防湿性とする方法が
開示されている。この方法では、少なくとも片面の合成
樹脂フィルムが防湿性を有するため、上記2枚の合成樹
脂フィルムが断熱材と一体化された構成を、少なくとも
防湿性を有する面を内面となるように施工することによ
り、断熱材と防湿材とを1度の工程で施工することが可
能とされている。
には、断熱材をその両面から合成樹脂フィルムで被覆
し、2枚の合成樹脂フィルムの端縁部分を貼り合わせた
り、ステープルで断熱材にフィルムを固定したりし、少
なくとも一方の合成樹脂フィルムを防湿性とする方法が
開示されている。この方法では、少なくとも片面の合成
樹脂フィルムが防湿性を有するため、上記2枚の合成樹
脂フィルムが断熱材と一体化された構成を、少なくとも
防湿性を有する面を内面となるように施工することによ
り、断熱材と防湿材とを1度の工程で施工することが可
能とされている。
【0008】また、断熱材に防湿フィルムを予め接着剤
で貼り合わせておき、防湿フィルムと断熱材とを1度の
工程で施工する方法も用いられている。さらに、特開平
7−26217号公報に開示されているように、断熱材
に合成樹脂フィルムを熱融着させることにより一体化さ
せる方法も提案されている。
で貼り合わせておき、防湿フィルムと断熱材とを1度の
工程で施工する方法も用いられている。さらに、特開平
7−26217号公報に開示されているように、断熱材
に合成樹脂フィルムを熱融着させることにより一体化さ
せる方法も提案されている。
【0009】しかしながら、特開昭56−122452
号公報や特開昭63−212543号公報に記載の方法
では、2枚の合成樹脂フィルムを端縁部分において貼り
合わせたり、ステープルを用いて固定したりする必要が
あるため、防湿フィルムと断熱材とを一体化する工程が
煩雑であった。
号公報や特開昭63−212543号公報に記載の方法
では、2枚の合成樹脂フィルムを端縁部分において貼り
合わせたり、ステープルを用いて固定したりする必要が
あるため、防湿フィルムと断熱材とを一体化する工程が
煩雑であった。
【0010】また、接着剤を用いて防湿フィルムを断熱
材に貼り合わせる方法では、接着剤に用いられている溶
剤の揮散により、作業環境が悪化し、かつ接着剤が反応
するまでに比較的長い時間を必要とする。
材に貼り合わせる方法では、接着剤に用いられている溶
剤の揮散により、作業環境が悪化し、かつ接着剤が反応
するまでに比較的長い時間を必要とする。
【0011】さらに、特開平7−26217号公報に記
載のように、断熱材に防湿フィルムを熱融着する方法で
は、熱融着のための装置が必要であり、かつ夏場と冬場
との気温の差などにより条件を一部変更しなければなら
ないなどの問題があった。加えて、熱融着時あるいは運
搬時の衝撃等により、防湿フィルムにピンホールが発生
し、防湿性が低下することもあった。
載のように、断熱材に防湿フィルムを熱融着する方法で
は、熱融着のための装置が必要であり、かつ夏場と冬場
との気温の差などにより条件を一部変更しなければなら
ないなどの問題があった。加えて、熱融着時あるいは運
搬時の衝撃等により、防湿フィルムにピンホールが発生
し、防湿性が低下することもあった。
【0012】そこで、従来の防湿フィルムと断熱材とを
一体化する種々の方法の欠点を解消するために、防湿材
として、防湿性フィルム基材の一面に粘着剤層を設けて
なる粘着テープ型のものを用いる方法も提案されてい
る。この場合、フィルム基材を防湿性を有する材料で構
成することにより防湿機能を果たし得るだけでなく、粘
着剤層の粘着力により断熱材を木枠などの外枠に仮固定
する機能も持たせることができる。
一体化する種々の方法の欠点を解消するために、防湿材
として、防湿性フィルム基材の一面に粘着剤層を設けて
なる粘着テープ型のものを用いる方法も提案されてい
る。この場合、フィルム基材を防湿性を有する材料で構
成することにより防湿機能を果たし得るだけでなく、粘
着剤層の粘着力により断熱材を木枠などの外枠に仮固定
する機能も持たせることができる。
【0013】しかしながら、上記のように断熱材を外枠
に仮固定する機能をも持たせた場合、防湿性フィルム基
材に粘着剤層を設けてなる粘着テープでは、粘着剤層が
断熱材と直接接着するだけでなく、外枠とも接着するこ
とになる。
に仮固定する機能をも持たせた場合、防湿性フィルム基
材に粘着剤層を設けてなる粘着テープでは、粘着剤層が
断熱材と直接接着するだけでなく、外枠とも接着するこ
とになる。
【0014】ところが、一般に、外枠は木材で構成され
ていることが多く、その被着面にはかなりの凹凸がある
のが普通である。また、住宅資材のコストダウンによ
り、外枠は、極限まで細くされていることがあり、この
ような場合、外枠の被着面積は非常に小さくなる。従っ
て、これらの種々の要因が相まって、従来の防湿粘着テ
ープでは、外枠に接着するのに十分な接着性を得ること
ができず、次工程まで断熱材を外枠に仮固定する性能を
発揮し得ない場合もあった。
ていることが多く、その被着面にはかなりの凹凸がある
のが普通である。また、住宅資材のコストダウンによ
り、外枠は、極限まで細くされていることがあり、この
ような場合、外枠の被着面積は非常に小さくなる。従っ
て、これらの種々の要因が相まって、従来の防湿粘着テ
ープでは、外枠に接着するのに十分な接着性を得ること
ができず、次工程まで断熱材を外枠に仮固定する性能を
発揮し得ない場合もあった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、被着
面にかなりの凹凸が存在したり、あるいは十分な被着面
積を確保し得ないような状況にあっても、防湿性と接着
性の双方の機能を十分に果たし得る防湿粘着テープを提
供することにある。
面にかなりの凹凸が存在したり、あるいは十分な被着面
積を確保し得ないような状況にあっても、防湿性と接着
性の双方の機能を十分に果たし得る防湿粘着テープを提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る防湿粘着テ
ープは、透湿度が30g/m2 ・24時間以下のポリオ
レフィン基材の片面に粘着剤層を設けてなり、少なくと
も幅方向両端近傍において前記粘着剤層の木材に対する
粘着力が0℃で2N/50mm以上であることを特徴と
し、それによって上記課題を達成するものである。
ープは、透湿度が30g/m2 ・24時間以下のポリオ
レフィン基材の片面に粘着剤層を設けてなり、少なくと
も幅方向両端近傍において前記粘着剤層の木材に対する
粘着力が0℃で2N/50mm以上であることを特徴と
し、それによって上記課題を達成するものである。
【0017】なお、本明細書において、防湿粘着テープ
の幅方向両端近傍の領域とは、対象となる木枠の形状や
寸法によっても異なるが、通常、幅方向端部から内側に
向かって10〜100mmの範囲の領域である。
の幅方向両端近傍の領域とは、対象となる木枠の形状や
寸法によっても異なるが、通常、幅方向端部から内側に
向かって10〜100mmの範囲の領域である。
【0018】以下、本発明の詳細を説明する。本発明に
係る防湿粘着テープでは、テープ基材として上記特定の
透湿度を有するポリオレフィン基材が用いられる。この
ポリオレフィン基材としては、ポリプロピレン、ポリエ
チレンなどの適宜のポリオレフィンからなるものを用い
ることができるが、長期間にわたり、結露による水分の
侵入を防止するには、その透湿度は30g/m2 ・24
時間以下、好ましくは、10g/m2 ・24時間以下と
される。透湿度が30g/m2 ・24時間を超えると、
住宅の立地条件にもよるが、5年〜10年で結露による
水分の吸湿が大きくなり、断熱材の防湿に用いた場合、
断熱材側に水分が侵入し、断熱効果が低下する。
係る防湿粘着テープでは、テープ基材として上記特定の
透湿度を有するポリオレフィン基材が用いられる。この
ポリオレフィン基材としては、ポリプロピレン、ポリエ
チレンなどの適宜のポリオレフィンからなるものを用い
ることができるが、長期間にわたり、結露による水分の
侵入を防止するには、その透湿度は30g/m2 ・24
時間以下、好ましくは、10g/m2 ・24時間以下と
される。透湿度が30g/m2 ・24時間を超えると、
住宅の立地条件にもよるが、5年〜10年で結露による
水分の吸湿が大きくなり、断熱材の防湿に用いた場合、
断熱材側に水分が侵入し、断熱効果が低下する。
【0019】また、粘着テープは機械を用いて貼付され
るため、長尺状のものであることが好ましい。さらに、
粘着テープの巻重体の幅は、住宅部材とほぼ同じである
ため、ポリオレフィン基材の厚みが厚くなり過ぎると重
量が増加し、専用の運搬機や取付け治具が必要となるこ
とがある。他方、ポリオレフィン基材の厚みが薄くなり
過ぎると、防湿粘着テープを製造するに際し、あるいは
貼付時に基材にシワが生じ易くなったり、加工適性が低
下したりする。従って、ポリオレフィン基材の厚みは、
好ましくは、20〜80μm程度とされる。
るため、長尺状のものであることが好ましい。さらに、
粘着テープの巻重体の幅は、住宅部材とほぼ同じである
ため、ポリオレフィン基材の厚みが厚くなり過ぎると重
量が増加し、専用の運搬機や取付け治具が必要となるこ
とがある。他方、ポリオレフィン基材の厚みが薄くなり
過ぎると、防湿粘着テープを製造するに際し、あるいは
貼付時に基材にシワが生じ易くなったり、加工適性が低
下したりする。従って、ポリオレフィン基材の厚みは、
好ましくは、20〜80μm程度とされる。
【0020】なお、上述したように、被着体の表面がか
なりの凹凸を有する木材であることが多いため、ポリオ
レフィン基材としては、腰が弱く、変形に対する追従性
が高いものが好ましいが、上述した透湿度を満たす範囲
で、コストと上記変形に対する追随性の双方を考慮して
ポリオレフィン基材の材質及び厚みを選定することが望
ましい。
なりの凹凸を有する木材であることが多いため、ポリオ
レフィン基材としては、腰が弱く、変形に対する追従性
が高いものが好ましいが、上述した透湿度を満たす範囲
で、コストと上記変形に対する追随性の双方を考慮して
ポリオレフィン基材の材質及び厚みを選定することが望
ましい。
【0021】なお、本発明における上記粘着テープ基材
としてのポリオレフィン基材には、必要に応じて、表面
に金属を蒸着したりすることにより、機械的強度向上等
を図ってもよい。
としてのポリオレフィン基材には、必要に応じて、表面
に金属を蒸着したりすることにより、機械的強度向上等
を図ってもよい。
【0022】本発明に係る防湿粘着テープでは、上記ポ
リオレフィン基材の片面に粘着剤層が設けられている
が、この粘着剤層を構成する粘着剤自体は、特に限定さ
れるものではない。もっとも、被着体が表面に凹凸を有
する木材であることが多いため、木材に接する幅方向両
端近傍部分は、前述したように、0℃において2N/5
0mm以上の粘着力を有することが必要である。幅方向
両端部分近傍において、粘着力が2N/50mm未満と
なると、冬期には、防湿粘着テープを貼付するラインを
用いたとしても、木材からなる被着体に十分接着し難く
なり、防湿粘着テープの幅方向端部において浮きが発生
し易くなる。このような浮きが発生すると、次工程のラ
インを停止しなければならないことになり、施工性が大
幅に低下する。
リオレフィン基材の片面に粘着剤層が設けられている
が、この粘着剤層を構成する粘着剤自体は、特に限定さ
れるものではない。もっとも、被着体が表面に凹凸を有
する木材であることが多いため、木材に接する幅方向両
端近傍部分は、前述したように、0℃において2N/5
0mm以上の粘着力を有することが必要である。幅方向
両端部分近傍において、粘着力が2N/50mm未満と
なると、冬期には、防湿粘着テープを貼付するラインを
用いたとしても、木材からなる被着体に十分接着し難く
なり、防湿粘着テープの幅方向端部において浮きが発生
し易くなる。このような浮きが発生すると、次工程のラ
インを停止しなければならないことになり、施工性が大
幅に低下する。
【0023】また、粘着剤を発泡させることが好まし
く、気泡を有する粘着剤層を構成した場合、木材表面の
ような凹凸を有する面に対する接着面積を増大させるこ
とができ、凹凸を有する被着面により確実に接着させる
ことができる。
く、気泡を有する粘着剤層を構成した場合、木材表面の
ような凹凸を有する面に対する接着面積を増大させるこ
とができ、凹凸を有する被着面により確実に接着させる
ことができる。
【0024】また、本発明に係る防湿粘着テープは、木
枠などの外枠に接着されるだけでなく、断熱材を仮固定
する機能も果たすものであることが望ましい。従って、
好ましくは、幅方向両端だけでなく、粘着剤層はポリオ
レフィン基材の幅方向全領域にわたって設けられている
ことが望ましい。
枠などの外枠に接着されるだけでなく、断熱材を仮固定
する機能も果たすものであることが望ましい。従って、
好ましくは、幅方向両端だけでなく、粘着剤層はポリオ
レフィン基材の幅方向全領域にわたって設けられている
ことが望ましい。
【0025】もっとも、本発明の防湿粘着テープにおい
て、粘着剤層を設ける領域や粘着剤層の構造については
種々変形し得る。これを、図3〜図5を参照して説明す
る。図3は、ポリオレフィン基材11の片面の全面に粘
着剤層12を設けた例を示し、この場合には、粘着剤層
12が、0℃で2N/50mm以上の粘着力を有するよ
うに構成される。
て、粘着剤層を設ける領域や粘着剤層の構造については
種々変形し得る。これを、図3〜図5を参照して説明す
る。図3は、ポリオレフィン基材11の片面の全面に粘
着剤層12を設けた例を示し、この場合には、粘着剤層
12が、0℃で2N/50mm以上の粘着力を有するよ
うに構成される。
【0026】図4は、本発明に係る防湿粘着テープの他
の例を示す断面図である。ここでは、ポリオレフィン基
材11の片面に、全面に粘着剤層13が形成されてお
り、該粘着剤層13上に、さらに幅方向両端近傍の領域
において粘着剤層14,15が形成されている。この場
合、粘着剤層14,15が、0℃で2N/50mm以上
の粘着力を有するように構成されることが必要である。
粘着剤層13の粘着力については、上記粘着力と同等で
あってもよく、あるいは該粘着力よりも低くとも高くと
もよい。
の例を示す断面図である。ここでは、ポリオレフィン基
材11の片面に、全面に粘着剤層13が形成されてお
り、該粘着剤層13上に、さらに幅方向両端近傍の領域
において粘着剤層14,15が形成されている。この場
合、粘着剤層14,15が、0℃で2N/50mm以上
の粘着力を有するように構成されることが必要である。
粘着剤層13の粘着力については、上記粘着力と同等で
あってもよく、あるいは該粘着力よりも低くとも高くと
もよい。
【0027】図5は、本発明に係る防湿粘着テープのさ
らに他の例を示す横断面図である。ここでは、基材11
の片面に、幅方向全領域に至るように粘着剤層16が形
成されており、さらに、粘着剤層16上に複数の粘着剤
層17,18,19,20が形成されている。粘着剤層
17〜20のうち、粘着剤層17及び粘着剤層20は、
防湿粘着テープの幅方向両端近傍の領域に形成されてお
り、従って、0℃で2N/50mm以上の粘着力を有す
るように構成される。他の粘着剤層16,18,19に
ついては、粘着剤層17,20と同等の粘着力を有する
ように構成してもよく、あるいは粘着剤層17,20と
粘着力が異なるように構成されていてもよい。もっと
も、好ましくは、粘着剤層18,19は、粘着剤層1
7,20と同一の粘着剤で構成することにより、粘着剤
層17〜20を形成する作業を容易に行うことができ
る。
らに他の例を示す横断面図である。ここでは、基材11
の片面に、幅方向全領域に至るように粘着剤層16が形
成されており、さらに、粘着剤層16上に複数の粘着剤
層17,18,19,20が形成されている。粘着剤層
17〜20のうち、粘着剤層17及び粘着剤層20は、
防湿粘着テープの幅方向両端近傍の領域に形成されてお
り、従って、0℃で2N/50mm以上の粘着力を有す
るように構成される。他の粘着剤層16,18,19に
ついては、粘着剤層17,20と同等の粘着力を有する
ように構成してもよく、あるいは粘着剤層17,20と
粘着力が異なるように構成されていてもよい。もっと
も、好ましくは、粘着剤層18,19は、粘着剤層1
7,20と同一の粘着剤で構成することにより、粘着剤
層17〜20を形成する作業を容易に行うことができ
る。
【0028】また、図4及び図5に示したように、幅方
向両端近傍の領域において、複数層の粘着剤層を形成し
た場合には、粘着剤層の全体としての厚みを厚くするこ
とができ、それによって木材などの凹凸の大きな被着面
に対する接着性を効果的に高め得る。
向両端近傍の領域において、複数層の粘着剤層を形成し
た場合には、粘着剤層の全体としての厚みを厚くするこ
とができ、それによって木材などの凹凸の大きな被着面
に対する接着性を効果的に高め得る。
【0029】また、図4及び図5に示したように、全面
に形成された粘着剤層13,16上に、部分的に粘着剤
層14,15,17〜20を形成した場合には、粘着テ
ープの幅方向全領域にわたって粘着剤層の厚みは厚くす
る必要はない。従って、コストを低減することができ、
しかも、凹凸の大きな被着面に接着される部分において
は十分な厚みの粘着剤層が形成されているため、木材等
の凹凸の大きな被着面に確実に接着し得る。すなわち、
必要な部分のみ粘着剤層の厚みが厚くされているため、
木材などの凹凸の大きな被着面に対する接着力を低下さ
せることなくコストを低減することができる。
に形成された粘着剤層13,16上に、部分的に粘着剤
層14,15,17〜20を形成した場合には、粘着テ
ープの幅方向全領域にわたって粘着剤層の厚みは厚くす
る必要はない。従って、コストを低減することができ、
しかも、凹凸の大きな被着面に接着される部分において
は十分な厚みの粘着剤層が形成されているため、木材等
の凹凸の大きな被着面に確実に接着し得る。すなわち、
必要な部分のみ粘着剤層の厚みが厚くされているため、
木材などの凹凸の大きな被着面に対する接着力を低下さ
せることなくコストを低減することができる。
【0030】また、粘着剤層の厚みについては、上述し
たポリオレフィン基材の厚みとも関連するが、全体とし
て20〜80μm程度であることが好ましい。粘着剤層
の厚みが20μm未満の場合には、凹凸を有する被着面
に対する十分な接着力を得ることができないことがあ
り、80μmを超えると、コストが高くなるだけでなく
全体の厚みバランスがとれなくなり、凹部でシワ入り等
が発生することがあるからである。
たポリオレフィン基材の厚みとも関連するが、全体とし
て20〜80μm程度であることが好ましい。粘着剤層
の厚みが20μm未満の場合には、凹凸を有する被着面
に対する十分な接着力を得ることができないことがあ
り、80μmを超えると、コストが高くなるだけでなく
全体の厚みバランスがとれなくなり、凹部でシワ入り等
が発生することがあるからである。
【0031】上述したように、本発明に係る防湿粘着テ
ープの粘着剤層を構成する粘着剤については、特に限定
されるものではないが、例えば、スチレン−イソプレン
−スチレンブロック共重合体系の粘着剤が基材に対する
粘着力を確保し易く、上記特定の粘着力を実現し得る配
合の一例を配合例1として示すと以下の通りである。
ープの粘着剤層を構成する粘着剤については、特に限定
されるものではないが、例えば、スチレン−イソプレン
−スチレンブロック共重合体系の粘着剤が基材に対する
粘着力を確保し易く、上記特定の粘着力を実現し得る配
合の一例を配合例1として示すと以下の通りである。
【0032】配合例1…スチレン−イソプレン−スチレ
ンブロック共重合体(シェル化学社製、商品名:カリフ
レックスTR1107)100重量部に、石油系粘着付
与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントンA−10
0)100重量部、プロセスオイル(シェル化学社製、
商品名:シェルフレックス371N)80重量部及び老
化防止剤(チバガイギー社製、商品名:イルガノックス
1010)2重量部を配合したもの。
ンブロック共重合体(シェル化学社製、商品名:カリフ
レックスTR1107)100重量部に、石油系粘着付
与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントンA−10
0)100重量部、プロセスオイル(シェル化学社製、
商品名:シェルフレックス371N)80重量部及び老
化防止剤(チバガイギー社製、商品名:イルガノックス
1010)2重量部を配合したもの。
【0033】また、図4及び図5に示したように、2N
/50mm以上の粘着力を有する粘着剤層14,15,
17,20の下地として形成される粘着剤層13,16
については、例えば、下記の配合例2,3のような配合
により構成することができる。
/50mm以上の粘着力を有する粘着剤層14,15,
17,20の下地として形成される粘着剤層13,16
については、例えば、下記の配合例2,3のような配合
により構成することができる。
【0034】配合例2…天然ゴム100重量部に、石油
系粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン
A−100)80重量部、プロセスオイル(シェル化学
社製、商品名:シェルフレックス371N)10重量部
及び老化防止剤(チバガイギー社製、商品名:イルガノ
ックス1010)2重量部を配合したもの。
系粘着付与樹脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントン
A−100)80重量部、プロセスオイル(シェル化学
社製、商品名:シェルフレックス371N)10重量部
及び老化防止剤(チバガイギー社製、商品名:イルガノ
ックス1010)2重量部を配合したもの。
【0035】配合例3…スチレン−イソプレン−スチレ
ン共重合体(シェル化学社製、商品名:カリフレックス
TR1107)100重量部に対し、石油系粘着付与樹
脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントンA−100)
130重量部、プロセスオイル(シェル化学社製、商品
名:シェルフレックス371N)50重量部及び老化防
止剤(チバガイギー社製、商品名:イルガノックス10
10)2重量部を配合したもの。
ン共重合体(シェル化学社製、商品名:カリフレックス
TR1107)100重量部に対し、石油系粘着付与樹
脂(日本ゼオン社製、商品名:クイントンA−100)
130重量部、プロセスオイル(シェル化学社製、商品
名:シェルフレックス371N)50重量部及び老化防
止剤(チバガイギー社製、商品名:イルガノックス10
10)2重量部を配合したもの。
【0036】また、上述したように、粘着剤層は発泡さ
れていることが好ましいが、この場合、粘着剤層を発泡
させるには、適宜の方法を採用することができ、熱分解
型発泡剤を用いる方法を好適に用いることができる。す
なわち、熱分解型発泡剤は、加熱により、窒素、二酸化
炭素、水蒸気などの分解ガスを生じ気泡を形成するもの
であるが、粘着剤組成に上記熱分解型発泡剤を混練して
おき加熱することにより、容易に所望の気泡を形成する
ことができる。この場合、気泡は、粘着剤中の総体積の
うち10〜40体積%を占めるように形成することが望
ましい。10体積%未満では、粗面に対する粘着力が低
下することがあり、40体積%以上では、全体としての
接着力が低下することがある。発泡剤を含有した粘着剤
の組成の一例を、以下に配合例4として挙げる。
れていることが好ましいが、この場合、粘着剤層を発泡
させるには、適宜の方法を採用することができ、熱分解
型発泡剤を用いる方法を好適に用いることができる。す
なわち、熱分解型発泡剤は、加熱により、窒素、二酸化
炭素、水蒸気などの分解ガスを生じ気泡を形成するもの
であるが、粘着剤組成に上記熱分解型発泡剤を混練して
おき加熱することにより、容易に所望の気泡を形成する
ことができる。この場合、気泡は、粘着剤中の総体積の
うち10〜40体積%を占めるように形成することが望
ましい。10体積%未満では、粗面に対する粘着力が低
下することがあり、40体積%以上では、全体としての
接着力が低下することがある。発泡剤を含有した粘着剤
の組成の一例を、以下に配合例4として挙げる。
【0037】配合例4…スチレン−イソプレン−スチレ
ン共重合体100重量部に、石油系粘着付与樹脂120
重量部、石油系オイル60重量部、老化防止剤2重量部
及び熱分解型発泡剤として、例えば大塚化学社製、商品
名:ユニフォームAZ−Lを0.5重量部配合したも
の。
ン共重合体100重量部に、石油系粘着付与樹脂120
重量部、石油系オイル60重量部、老化防止剤2重量部
及び熱分解型発泡剤として、例えば大塚化学社製、商品
名:ユニフォームAZ−Lを0.5重量部配合したも
の。
【0038】用途 本発明に係る防湿粘着テープは、幅方向両端において粗
面に対する接着力が十分な粘着剤層が設けられているた
め、前述した住宅における断熱材を施工する際に防湿粘
着テープとして好適に用い得るものであるが、車両内層
材において断熱材の内面側における結露を防止するため
の用途にも用いることができる。
面に対する接着力が十分な粘着剤層が設けられているた
め、前述した住宅における断熱材を施工する際に防湿粘
着テープとして好適に用い得るものであるが、車両内層
材において断熱材の内面側における結露を防止するため
の用途にも用いることができる。
【0039】作用 本発明に係る防湿粘着テープでは、透湿度が30g/m
2 ・24時間以下のポリオレフィン基材を用いて構成さ
れているため、内外の温度差による結露からの水分の透
過を確実に防止することができ、しかも、幅方向両端近
傍の領域において、0℃で2N/50mm以上の粘着力
を有するように構成されているため、例えば木枠のよう
に比較的凹凸の大きな被着面に対して確実に接着し得
る。
2 ・24時間以下のポリオレフィン基材を用いて構成さ
れているため、内外の温度差による結露からの水分の透
過を確実に防止することができ、しかも、幅方向両端近
傍の領域において、0℃で2N/50mm以上の粘着力
を有するように構成されているため、例えば木枠のよう
に比較的凹凸の大きな被着面に対して確実に接着し得
る。
【0040】
【実施例】以下、本発明の非限定的な実施例及び比較例
を挙げることにより、本発明を明らかにする。
を挙げることにより、本発明を明らかにする。
【0041】(実施例1)幅900mm、厚さ40μm
の延伸ポリプロピレンフィルムを基材として用い、該基
材の全面に下記の配合の粘着剤を40μmの厚みとなる
ように塗工し、実施例1の防湿粘着テープを作製した。
の延伸ポリプロピレンフィルムを基材として用い、該基
材の全面に下記の配合の粘着剤を40μmの厚みとなる
ように塗工し、実施例1の防湿粘着テープを作製した。
【0042】粘着剤の配合…スチレン−イソプレン−ス
チレン共重合体100重量部、石油系粘着付与樹脂10
0重量部、石油系オイル80重量部及び老化防止剤2重
量部。
チレン共重合体100重量部、石油系粘着付与樹脂10
0重量部、石油系オイル80重量部及び老化防止剤2重
量部。
【0043】(実施例2)幅900mm、厚さ40μm
の延伸ポリプロピレンフィルムをポリオレフィン基材と
して用い、この基材の片面の全面に下記の配合の粘着剤
Aを20μmの厚みに塗工した後、幅方向両端からそれ
ぞれ、80mmの領域に、下記の配合の発泡剤含有粘着
剤Bを30μmの厚みにさらに塗設し、実施例2の防湿
粘着テープを得た。
の延伸ポリプロピレンフィルムをポリオレフィン基材と
して用い、この基材の片面の全面に下記の配合の粘着剤
Aを20μmの厚みに塗工した後、幅方向両端からそれ
ぞれ、80mmの領域に、下記の配合の発泡剤含有粘着
剤Bを30μmの厚みにさらに塗設し、実施例2の防湿
粘着テープを得た。
【0044】粘着剤Aの配合…天然ゴム100重量
部、石油系粘着付与樹脂80重量部、石油系オイル10
重量部及び老化防止剤2重量部。 粘着剤Bの配合…スチレン−イソプレン−スチレン共
重合体100重量部、石油系粘着付与樹脂120重量
部、石油系オイル60重量部、老化防止剤2重量部及び
発泡剤(大塚化学社製、商品名:ユニフォームAZ−
L)0.3重量部。
部、石油系粘着付与樹脂80重量部、石油系オイル10
重量部及び老化防止剤2重量部。 粘着剤Bの配合…スチレン−イソプレン−スチレン共
重合体100重量部、石油系粘着付与樹脂120重量
部、石油系オイル60重量部、老化防止剤2重量部及び
発泡剤(大塚化学社製、商品名:ユニフォームAZ−
L)0.3重量部。
【0045】(実施例3)幅900mm、厚さ25μm
のポリエチレンテレフタレートフィルムを基材として用
い、実施例1で用いたのと同一の粘着剤を厚み25μm
となるように塗工し、実施例3の防湿粘着テープを作製
した。
のポリエチレンテレフタレートフィルムを基材として用
い、実施例1で用いたのと同一の粘着剤を厚み25μm
となるように塗工し、実施例3の防湿粘着テープを作製
した。
【0046】(比較例1)幅900mm、厚さ50μm
のスチレンフィルムを基材として用い、実施例1で用い
たのと同じ粘着剤を厚さ40μmとなるように塗工し、
比較例1の防湿粘着テープを得た。
のスチレンフィルムを基材として用い、実施例1で用い
たのと同じ粘着剤を厚さ40μmとなるように塗工し、
比較例1の防湿粘着テープを得た。
【0047】(比較例2)幅900mm、厚さ40μm
の延伸ポリプロピレンフィルムを基材として用い、実施
例2で用いた粘着剤Bを全面に厚さ40μmとなるよう
に塗工し、比較例2の防湿粘着テープを得た。
の延伸ポリプロピレンフィルムを基材として用い、実施
例2で用いた粘着剤Bを全面に厚さ40μmとなるよう
に塗工し、比較例2の防湿粘着テープを得た。
【0048】(評価方法) 対木材(ベニヤ板裏面)粘着力の測定…試料片として
平面形状が60×150mmの矩形のベニヤ板と、50
mm幅にスリットした防湿粘着テープを0℃の環境で4
時間以上放置する。次に、上記ベニヤ板の裏面に上記防
湿粘着テープを0℃において貼付し、裏面から2kgの
ゴムローラーを1往復させ圧着する。その他の条件につ
いては、JIS−Z−0237に基づき、180度粘着
力を測定した。この対木材粘着力が2N/50mm未満
であると、粘着テープが剥がれ易く、両端の浮きが発生
し、防湿性だけでなく工程のトラブルを引き起こす。
平面形状が60×150mmの矩形のベニヤ板と、50
mm幅にスリットした防湿粘着テープを0℃の環境で4
時間以上放置する。次に、上記ベニヤ板の裏面に上記防
湿粘着テープを0℃において貼付し、裏面から2kgの
ゴムローラーを1往復させ圧着する。その他の条件につ
いては、JIS−Z−0237に基づき、180度粘着
力を測定した。この対木材粘着力が2N/50mm未満
であると、粘着テープが剥がれ易く、両端の浮きが発生
し、防湿性だけでなく工程のトラブルを引き起こす。
【0049】透湿度…JIS−Z−0208の防湿包
装材料の透湿度試験法(カップ法)に準じて測定する。
一方の空気を相対湿度90%、他方を相対湿度30%と
した境界に試料としての基材を配置し、24時間経過後
に境界を通過する水蒸気の質量(g)を、その試料1m
2 当たりに換算した値を示す。透湿度試験は25℃及び
40℃の何れかで行われるが、実施例及び比較例では4
0℃にて透湿度を測定した。
装材料の透湿度試験法(カップ法)に準じて測定する。
一方の空気を相対湿度90%、他方を相対湿度30%と
した境界に試料としての基材を配置し、24時間経過後
に境界を通過する水蒸気の質量(g)を、その試料1m
2 当たりに換算した値を示す。透湿度試験は25℃及び
40℃の何れかで行われるが、実施例及び比較例では4
0℃にて透湿度を測定した。
【0050】工程内における端部剥がれトラブル…上
述したように、防湿粘着テープを用い、断熱材及び木枠
に接着する工程を実施し、幅方向両端近傍における粘着
不良によるトラブルの有無を確認した。下記の表1に示
す○印及び×印は、それぞれ、○…良好、×…端部剥が
れトラブルが発生したことを意味する。
述したように、防湿粘着テープを用い、断熱材及び木枠
に接着する工程を実施し、幅方向両端近傍における粘着
不良によるトラブルの有無を確認した。下記の表1に示
す○印及び×印は、それぞれ、○…良好、×…端部剥が
れトラブルが発生したことを意味する。
【0051】
【表1】
【0052】表1から明らかなように、比較例1では、
対木材粘着力に優れ、実際の工程における端部剥がれト
ラブルも発生しなかったが、透湿度が120g/m2 ・
24時間と高く、従って十分な防湿機能を果たし得ない
ことがわかる。
対木材粘着力に優れ、実際の工程における端部剥がれト
ラブルも発生しなかったが、透湿度が120g/m2 ・
24時間と高く、従って十分な防湿機能を果たし得ない
ことがわかる。
【0053】また、比較例2では、透湿度が5g/m2
・24時間と低く、十分な防湿機能を有するが、対木材
粘着力が1.5N/50mmと低く、従って実際の工程
に用いた場合、防湿粘着テープの幅方向両端近傍で剥が
れが発生し、ステープルを用いて打ち付けないと木枠に
固定することができなかった。従って、生産ラインを停
止しなければならなかった。
・24時間と低く、十分な防湿機能を有するが、対木材
粘着力が1.5N/50mmと低く、従って実際の工程
に用いた場合、防湿粘着テープの幅方向両端近傍で剥が
れが発生し、ステープルを用いて打ち付けないと木枠に
固定することができなかった。従って、生産ラインを停
止しなければならなかった。
【0054】これに対して、実施例1〜3では、ポリオ
レフィン基材の透湿度が25g/m 2 ・24時間以下と
低く十分な防湿機能を果たすことがわかる。加えて、対
木材粘着力も2.5N/50mm以上と高く、従って実
際に上記工程試験を行ったところ端部剥がれトラブルは
発生しなかった。
レフィン基材の透湿度が25g/m 2 ・24時間以下と
低く十分な防湿機能を果たすことがわかる。加えて、対
木材粘着力も2.5N/50mm以上と高く、従って実
際に上記工程試験を行ったところ端部剥がれトラブルは
発生しなかった。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る防湿粘着テ
ープでは、透湿度が30g/m2 ・24時間以下のポリ
オレフィン基材の片面に粘着剤層を設けてなり、少なく
とも幅方向両端近傍の領域において対木材粘着力が0℃
で2N/50mm以上とされているので、十分な防湿性
を有するだけでなく、木材に対する十分な粘着性能を有
する。
ープでは、透湿度が30g/m2 ・24時間以下のポリ
オレフィン基材の片面に粘着剤層を設けてなり、少なく
とも幅方向両端近傍の領域において対木材粘着力が0℃
で2N/50mm以上とされているので、十分な防湿性
を有するだけでなく、木材に対する十分な粘着性能を有
する。
【0056】従って、例えば、住宅における断熱材の結
露による断熱機能の低下を防止するために断熱材の内面
に貼り合わせるのに好適な防湿粘着テープを提供するこ
とができ、本発明に係る防湿粘着テープをこのような用
途に用いることにより、住宅の生産性向上に大きく寄与
することができる。
露による断熱機能の低下を防止するために断熱材の内面
に貼り合わせるのに好適な防湿粘着テープを提供するこ
とができ、本発明に係る防湿粘着テープをこのような用
途に用いることにより、住宅の生産性向上に大きく寄与
することができる。
【図1】従来の住宅建材における断熱材と木枠との関係
を示す略図的斜視図。
を示す略図的斜視図。
【図2】従来の住宅における壁面の構造を略図的に示す
断面図。
断面図。
【図3】本発明の防湿粘着テープの一例を示す横断面
図。
図。
【図4】本発明に係る防湿粘着テープの他の例を示す横
断面図。
断面図。
【図5】本発明の防湿粘着テープのさらに他の例を示す
横断面図。
横断面図。
11…ポリオレフィン基材 12〜20…粘着剤層
Claims (1)
- 【請求項1】 透湿度が30g/m2 ・24時間以下の
ポリオレフィン基材の片面に粘着剤層を設けてなり、少
なくとも幅方向両端近傍において前記粘着剤層の木材に
対する粘着力が0℃で2N/50mm以上であることを
特徴とする防湿粘着テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14194996A JPH09324154A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 防湿粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14194996A JPH09324154A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 防湿粘着テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09324154A true JPH09324154A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15303884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14194996A Pending JPH09324154A (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 防湿粘着テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09324154A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010007643A1 (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-21 | 株式会社高峰楽器製作所 | ギター用防湿フィルムおよびギターの防湿方法 |
| JP2017066237A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | ニチバン株式会社 | 被覆シーリング用粘着テープ又はシート |
-
1996
- 1996-06-04 JP JP14194996A patent/JPH09324154A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010007643A1 (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-21 | 株式会社高峰楽器製作所 | ギター用防湿フィルムおよびギターの防湿方法 |
| JP2017066237A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | ニチバン株式会社 | 被覆シーリング用粘着テープ又はシート |
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