JPH09324581A - ウィンドガラスの挟持有無検出装置 - Google Patents
ウィンドガラスの挟持有無検出装置Info
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- JPH09324581A JPH09324581A JP8141482A JP14148296A JPH09324581A JP H09324581 A JPH09324581 A JP H09324581A JP 8141482 A JP8141482 A JP 8141482A JP 14148296 A JP14148296 A JP 14148296A JP H09324581 A JPH09324581 A JP H09324581A
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Abstract
電源電圧が何らかの要因で一時的な急激な変動が生じて
も何かが挟持されていると誤検出することがないウィン
ドガラスの挟持有無検出装置を提供する。 【解決手段】処理回路2は、モータMの回転速度に相対
したパルス周期T0 のパルス信号S3を入力し、その時
々のパルス信号S3のパルス周期T0 と平均パルス周期
PO とで周期差分値△Sを求めるとともに、その時々の
平均パルス周期PO から挟持判定のための基本しきい値
POSを演算する。又、該処理回路2は、基本しきい値P
OSをバッテリBTからの電源電圧Bの変動に応じて補正
する。そして、該処理回路2は、周期差分値△Sと基本
しきい値POSとを比較し、ウィンドガラスの閉動作時に
おいて該ガラスにものが挟持されたかどうかを判定し、
挟持されている時には駆動回路5を介してモータMを反
転駆動させる。
Description
挟持有無検出装置に係り、詳しくは閉まるウインドガラ
スに物等が挟持されたときその挟持を検出し挟持された
物等をその挟持状態から解放するウィンドガラスの挟持
有無検出装置に関するものである。
窓開閉スイッチを操作することによりウィンドガラスが
開閉するようになっている。詳述すると、例えば窓が全
開状態にあるとき、窓閉スイッチを操作すると、ウィン
ドガラスを上下動させるモータに対して電源を供給する
とともに該ガラスが閉まる方向に回転させる。そして、
該ガラスが完全に閉まると、モータに供給する電源を停
止させ該ガラスの閉動作は終了する。この電源供給の停
止は、例えばガラスが閉まることにより該モータの負荷
が大きくなりその負荷電流が所定以上になったら該ガラ
スが閉まったものと判定して電源の供給を停止するよう
になっている。
まれ防止機能が備えられたものがある。この挟まれ防止
機能は、ウィンドガラスが閉動作を行っている途中にお
いて、該ガラスに例えば物が挟まってそれ以上の閉動作
が不能となったとき、その挟まったことを検出して該ガ
ラスを開く方向に開動作させて挟まった物を解放させる
ようにしたものである。
持有無検出という)には、パルス検知方式がある。この
パルス検知方式は、ウィンドガラスを開閉するモータの
回転速度を検出し、その回転速度の比例した周期のパル
ス信号を生成することによって行われる。一般に、モー
タの回転速度が速いとパルス周期は短く、反対に遅いと
パルス周期は長くなる。このパルス周期の変動を利用し
て以下のように挟持有無検出が行われる。
ラスを閉める方向に閉動作させているとき、その時々に
出力されるパルス周期は一定となる。そして、今出力さ
れた実パルスのパルス周期T0 と、その今出力されたパ
ルスより数えてN−1個前までの各パルスのパルス周期
T1 〜TN-1 とを合計し、その合計値をNで割る。
T1 +・・・+TN-1)/N)を求める。従って、パル
ス周期が常に一定ならば、平均パルス周期P0 も一定と
なる。
に対して予め定めた係数をかけた値を基本しきい値とし
てのしきい値POS(=a×P0 ;但し係数aは0<a<
1である)として求める。このしきい値POSは、その時
々における挟持有無を決定するための基準値となるもの
である。
0 とそのパルス周期T0 を含む平均パルス周期P0 との
周期差分値△S(=T0 −P0 )を求める。この求めた
周期差分値△Sとその時に求められた前記しきい値POS
とを比較する。そして、その時の周期差分値△Sがその
時のしきい値POSより大きいとき何かがが挟まったと判
断する。反対にその時の周期差分値△Sがその時のしき
い値POS以下のときは何も挟まっていないと判断する。
何も物等が挟まれない時の、実パルスのパルス周期T0
、平均パルス周期PO、しきい値POS及び周期差分値△
Sの推移を示す。尚、Bはモータに供給するバッテリの
電圧である。従って、図4において、周期差分値△Sは
しきい値POS以下になっていることがわかる。尚、この
とき、前記しきい値POS(=a×P0 )を決める係数a
の値によって判定の感度がきまる。つまり、係数aが小
さいほど、図4に示すしいき値POSの特性曲線は、差分
値△Sの特性曲線に近づくためである。
電源を供給するバッテリの電圧Bが定常的に変化、例え
ば、バッテリの電圧Bが消費されてゆっくりと低下して
いく場合、その低下は、その時々のパルスのパルス周期
に反映し平均パルス周期POに反映する。そして、しき
い値POSにも反映する。従って、バッテリの電圧Bが定
常的に、即ちゆっくり変化しても挟持有無検出に支障を
きたさない。
を行っている時に、例えばエアコンが作動して図5に示
すようにバッテリの電圧Bが一時的に急激に低下した場
合に問題が生ずる。つまり、一時的に電圧Bが低下する
と、モータの回転速度は直ちに反映されて低下する。そ
して、この速度の低下は、その時のパルスのパルス周期
T0 に大きく反映され長くなる。一方、平均パルス周期
PO は、N個の平均であるためパルス周期T0 に比べて
大きく反映しない。従って、その時のパルス周期T0 と
平均パルス周期PO との周期差分値△Sは、大きな値に
なる。
ス周期PO と同様に大きく反映しない。その結果、周期
差分値△Sがしきい値POSより一瞬大きくなり、何かが
挟持されていると間違って判断してしまう問題があっ
た。
たものであって、その目的はウィンドガラスを駆動する
モータに供給される電源電圧が何らかの要因で一時的な
急激な変動が生じても何かが挟持されていると誤検出す
ることがないウィンドガラスの挟持有無検出装置を提供
することにある。
ンドガラスを開閉動作させるモータに対して正逆転駆動
させるためのバッテリからの電源電圧を供給する駆動回
路と、前記モータの回転速度に相対したパルス周期のパ
ルス信号を入力し、その時々のパルス信号のパルス周期
を求め、予め定めた過去の複数個のパルス周期とで平均
パルス周期を求め、その平均パルス周期とその時のパル
ス周期とで周期差分値を求める周期差分値演算手段と、
前記その時々の平均パルス周期から挟持判定のための基
本しきい値を演算する基本しきい値演算手段と、前記周
期差分値と前記基本しきい値とを比較し、ウィンドガラ
スの閉動作時において該ガラスにものが挟持されたかど
うかを判定し、挟持されている時には前記駆動回路を介
して前記モータを反転駆動させる判定手段ととからなる
ウィンドガラスの挟持有無検出装置において、前記基本
しきい値を前記バッテリからの電源電圧の変動に応じて
補正する補正手段を備えたことをその要旨とする。
動作させるモータに対して正逆転駆動させるためのバッ
テリからの電源電圧を供給する駆動回路と、前記モータ
の回転速度に相対したパルス周期のパルス信号を入力
し、その時々のパルス信号のパルス周期を求め、予め定
めた過去の複数個のパルス周期とで平均パルス周期を求
め、その平均パルス周期とその時のパルス周期とで周期
差分値を求める周期差分値演算手段と、前記その時々の
平均パルス周期から挟持判定のための基本しきい値を演
算する基本しきい値演算手段と、前記周期差分値と前記
基本しきい値とを比較し、ウィンドガラスの閉動作時に
おいて該ガラスにものが挟持されたかどうかを判定し、
挟持されている時には前記駆動回路を介して前記モータ
を反転駆動させる判定手段ととからなるウィンドガラス
の挟持有無検出装置において、前記バッテリからの電源
電圧の変動を検出し予め定めた変動かどうかを判定する
電圧変動検出手段と、前記電圧変動検出手段が変動を検
出したとき、前記基本しきい値をその変動に応じて補正
する補正手段とを備えたことをその要旨とする。
ンドガラスの挟持有無検出装置において、前記電圧変動
検出手段が、前記バッテリの電源電圧のその時々の値を
検出し、その時々の値と過去の値とで電圧変動差分値を
求める電圧変動差分値演算手段と、前記その時々に求め
られた電圧変動差分値を順次加算し、変動加算値を求め
る変動電圧演算手段と、前記変動加算値と予め定めた電
圧変動を判定するための変動基準値とを比較して電圧変
動の有無を判定する電圧変動判定手段とからなり、前記
補正手段が、その変動に基づくパルス信号のパルス周期
の変動を補償するための予め定められた補正値と、その
補正値と前記基本しきい値とで新たな変動しきい値を演
算する第2のしきい値演算手段とからなる。
ンドガラスの挟持有無検出装置において、前記補正値
が、前記変動加算値の値に対応した値であり、前記第2
のしきい値演算手段が、前記基本しきい値にその補正値
を加算するものである。
しきい値をバッテリからの電源電圧の変動に応じて補正
する。その結果、電源電圧の変動に相対してパルス信号
のパルス周期の変動に基づく周期差分値も変動するが基
本しきい値も補正されるため、判定手段は電源電圧が変
動しても誤検出をしない。
段がバッテリからの電源電圧の変動を検出すると、補正
手段は基本しきい値をその変動に応じて補正する。その
結果、電源電圧の変動に相対してパルス信号のパルス周
期の変動に基づく周期差分値も変動するが基本しきい値
も補正されるため、判定手段は電源電圧が変動しても誤
検出をしない。
演算手段が、その時々の値と過去の値とで電圧変動周期
差分値を求めると、電圧変動差分値演算手段はその時々
に求められた電圧変動差分値を順次加算して変動加算値
を求める。電圧変動判定手段はその変動加算値と予め定
めた電圧変動を判定するための変動基準値とを比較して
電圧変動の有無を判定する。一方、第2のしきい値演算
手段は変動に基づくパルス信号のパルス周期の変動を補
償するための予め定められた補正値と基本しきい値とで
新たな変動しきい値を演算する。
算値の値に対応した値となるため、第2のしきい値演算
手段は基本しきい値にその補正値を加算することにな
る。その結果、電圧変動の大きさに相対して変動しきい
値も変更されるため、判定手段は電源電圧が変動しても
誤検出しない。
挟持有無検出装置をパワーウィンド装置に具体化した一
実施の形態について説明する。
成を示す。周期差分値演算手段、基本しきい値演算手
段、判定手段、電圧変動検出手段、補正手段、電圧変動
差分値演算手段、電圧変動判定手段、変動電圧演算手
段、及び、第2のしきい値演算手段としての処理回路2
は、定電圧回路3から5ボルトの動作電源を入力する。
定電圧回路3は、ダイオードDを介してバッテリBTか
ら12ボルトの電源電圧Bを入力し、5ボルトの動作電
源を生成する。A/Dコンバータ4は、前記ダイオード
Dを介して前記バッテリBTの電源電圧Bを入力する。
A/Dコンバータ4は、このその時々の電源電圧Bの電
圧値をデジタル変換して電圧信号S1として前記処理回
路2に出力する。
ッチSWCLの一端は、前記処理回路2に接続され、両ス
イッチSWOP,SWCLの他端は接地されている。そし
て、このスイッチSWOP,SWCLのオン・オフ操作に基
づいて処理回路2はオン・オフ信号を入力する。駆動回
路5は、前記バッテリBTからの電源電圧Bが供給され
ている。駆動回路5は、その出力端子X1,X2間に開
閉用モータMを接続している。開閉用モータMは、ウィ
ンドガラスを開閉させるモータである。開閉用モータM
は、正転するとウィンドガラスを開く方向(下動)に作
動させ、逆転するとそのガラスを閉める方向(上動)に
作動させる。又、駆動回路5は、処理回路2からの駆動
制御信号S2を入力する。そして、駆動回路5は、この
駆動制御信号S2に基づいて前記モータMに対して前記
電源電圧Bの供給又は停止を行うとともに正転又は逆転
を行わせる。
作されそのオン信号が処理回路2に入力されると、処理
回路2はこのオン信号に応答して駆動回路5に対して電
源電圧Bを印加してモータMを正転させるための駆動制
御信号S2(以下、これを正転制御信号S2OPという)
出力する。駆動回路2は、この正転制御信号S2OPに応
答して開閉用モータMを正転駆動させる。一方、閉動作
用スイッチSWCLがオン操作されそのオン信号が処理回
路2に入力されると、処理回路2はこのオン信号に応答
して駆動回路5に対して電源電圧Bを印加してモータM
を逆転させるための駆動制御信号S2(以下、これを逆
転制御信号S2CLという)出力する。駆動回路2は、こ
の逆転制御信号S2CLに応答して開閉用モータMを逆転
駆動させる。
ータMに設けられ、該モータMの回転速度に比例してオ
ン・オフ動作を行う。回転速度検出スイッチ6は、一端
が端子X3を介してパルス生成回路7に接続され、他端
が接地されている。パルス生成回路7は、前記検出スイ
ッチ6のオン・オフ動作に応答して該回転速度に比例し
たパルス周期T0 のパルス信号S3を前記処理回路2に
出力する。即ち、パルス生成回路7は、モータMの回転
速度が速くなるとそれに比例した短いパルス周期T0 の
パルス信号S3を処理回路2に出力する。従って、反対
にモータの回転速度が遅くなると、処理回路2にはそれ
に比例してパルス周期T0 が長くなるパルス信号S3が
入力される。
信号S4を入力する。発振回路8は、本実施の形態では
パルス周期が8msのパルス信号S4を出力する。処理
回路2は、このパルス信号S4に応答して前記A/Dコ
ンバータ4からの電圧信号S1を入力するとともにパル
ス生成回路7からパルス信号S3に基づいて挟持有無検
出処理動作を行うようになっている。
動作について説明する。該処理動作は、大きく分けて変
動処理モードと、通常処理モードの2つに分かれる。変
動処理モードは、通常処理モードにおいて電源電圧Bが
急激に電圧変動した旨の判定がなされたときに実行する
モードである。通常処理モードは、初期状態のとき、通
常処理モードにおいて電源電圧Bが急激に電圧変動して
いない旨の判定がなされているとき、変動処理モードに
おいて、後記する変動加算値Vsum が0、又は、その変
動処理モードが予め定めた時間を経過したときに実行す
るモードである。そして、処理回路2に内蔵されたフラ
グ(処理モードフラグという)が「1」のとき変動処理
モードに、「0」のとき通常モードになる。[通常処理
モード]通常処理モードには、変動電圧演算処理、電圧
変動判定処理及び通常挟持判定処理がある。そして、処
理回路2は処理モードフラグが「0」であって前記発振
回路8からのパルス信号S4に応答してまず変動電圧演
算判定処理を実行する。
推移を演算する処理である。
号S4を入力するたび毎にA/Dコンバータ4の電圧信
号S1に基づいてその時々のバッテリBTの電源電圧B
を演算する。そして、今演算したその時の電源電圧Bの
電圧値VO と、一つ前に演算した一つ前(8ms前)の
電源電圧Bの電圧値V1 との電圧変動差分値△V(=V
1 −V0 )を求める。この電圧変動差分値△Vと、過去
のその時々に求めた各電圧変動差分値△Vとの間で求め
た一つ前の変動加算値Vsum とから新たな変動加算値V
sum を求める。
時間(例えば通常処理モードになった時)における電源
電圧Bの電圧値を基準値としてその時々における基準値
に対する変動値である。即ち、本実施の形態では、時間
が経過するに従って電源電圧BTの電圧値が下がり続け
ると、電圧変動差分値△Vは正の値になるので変動加算
値Vsum は正の大きな値になっていく。詳述すると以下
のようにして変動加算値Vsum が求められる。 (1)電圧変動差分値△Vが正のとき(電源電圧Bが低
下したとき)、 Vsum ←Vsum +△V 即ち、一つ前に求めた変動加算値Vsum に新たな変動差
分値△Vを加算する。 (2)電圧変動値△Vが0のとき(電源電圧Bに変動が
ないとき)、 Vsum ←Vsum 即ち、一つ前の変動加算値Vsum がそのまま新たな変動
加算値Vsum となる。 (3)電圧変動差分値△Vが負のとき(電源電圧Bが上
昇したとき)、 Vsum ←0 即ち、変動加算値Vsum はゼロの値になる。上記の条件
でその時々に変動加算値Vsum が求められると、処理回
路2は電圧変動判定処理に移る。図2は、変動加算値V
sum の推移を説明するための図である。尚、図2中に示
す電源電圧Bの下降値、上昇値、及び、変動加算値Vsu
m は、アナログ値に対応したディジタル値で示されてい
る。
供給されるバッテリBTの電源電圧BTが何らかの要因
で急激な一時的変動が生じたかどうか否かを判定する処
理である。
m が変動基準値VREを以上かどうか判定する。この変動
基準値VREは、予め定めた値であってバッテリBTの電
源電圧Bの変動が該変動基準値VRE以上の変動は、何ら
かの要因で生じる急激な一時的変動であって、モータM
の回転速度に支障をきたし挟持有無検出に影響を与え始
める値に設定されている。そして、変動基準値VREは試
験又は実験により求められ処理回路2に記憶されていて
本実施の形態では0.4ボルトとしている。
準値VRE以上になった時、一つ前の時において求められ
た電圧変動差分値△Vが正の値(一つ前から電源電圧B
が下降していた)かどうか判定する。つまり、16ms
連続して電源電圧Bが低下し更新された変動加算値Vsu
m が変動基準値VRE以上になった時、処理回路2は、急
激な電圧変動が生じたと判定する。これは、ノイズ等の
影響を回避し確実な判定を行うためである。又、処理回
路2は、変動加算値Vsum が変動基準値VRE未満の時、
処理回路2は、急激な電圧変動が生じていないと判定す
る。
判定すると、処理モードフラグを「1」にして後記する
変動処理モードにし、変動処理モードの変動挟持判定処
理を実行する。一方、処理回路2は、変動が生じていな
いと判定すると、通常挟持判定処理を行う。
ガラスが閉動作中に物等が挟まったかどうかを判定する
処理である。
た同様な方法で判定が行われる。簡単に説明すると、処
理回路2は、逆回転しているモータMに基づくパルス生
成回路7からのパルス信号S3を入力する。
ルス周期T0 と、その今出力されたパルスより数えてN
−1個前までの各パルスのパルス周期T1 〜TN-1 とか
ら、平均パルス周期P0 (=(T0 +T1 +・・・+T
N-1)/N)を求める。
に対して予め定めた係数をかけた値を基本しきい値とし
てのしきい値POS(=a×P0 ;但し係数aは0<a<
1である)として求める。
とそのパルス周期T0 を含む平均パルス周期P0 との周
期差分値△S(=T0 −P0 )を求める。この求めた周
期差分値△Sとその時に求められた前記しきい値POSと
を比較する。その時の周期差分値△Sがその時のしきい
値POSより大きいとき何かがが挟まったと判断する。反
対にその時の周期差分値△Sがその時のしきい値POS以
下のときは何も挟まっていないと判断する。
回路5にモータMを正転、即ちウィンドガラスを直ちに
開方向に作動させて挟まれた物等を該ガラスから解放す
る。又、挟まれていないと判断した時、処理回路2は該
ガラスが全閉になるまで上記した処理を繰り返す。 [変動処理モード]変動処理モードには、変動電圧演算
処理、電圧変動判定処理及び変動挟持判定処理がある。
そして、処理回路2は処理モードフラグが「1」であっ
て前記発振回路8からのパルス信号S4に応答してまず
変動電圧演算判定処理を実行する。
推移を演算する処理である。
号S4を入力するたび毎にA/Dコンバータ4の電圧信
号S1に基づいてその時々のバッテリBTの電源電圧B
を演算する。そして、前記した通常処理モードと同様に
電圧変動差分値△V(=V1−V0 )を求める。この電
圧変動差分値△Vと、過去のその時々に求めた各電圧変
動差分値△Vとの間で求めた一つ前の変動加算値Vsum
とから新たな変動加算値Vsum を求める。この変動加算
値Vsum の演算は前記通常処理モードと相違して以下の
ように演算する。 (1)電圧変動差分値△Vが正のとき(電源電圧Bが低
下したとき)、 Vsum ←Vsum +△V 即ち、一つ前に求めた変動加算値Vsum に新たな変動差
分値△Vを加算する。 (2)電圧変動値△Vが0のとき(電源電圧Bに変動が
ないとき)、 Vsum ←Vsum 即ち、一つ前の変動加算値Vsum がそのまま新たな変動
加算値Vsum となる。 (3)電圧変動差分値△Vが負のとき(電源電圧Bが上
昇したとき)、△Vが−0.3ボルト以下の時、 Vsum ←Vsum +△V 即ち、一つ前に求めた変動加算値Vsum に新たな変動差
分値△Vを加算する。
さい時、 Vsum ←Vsum −0.1 即ち、電圧変動差分値△Vが小さいため誤差と考え、一
つ前の変動加算値Vsumに誤差分の−0.1ボルトを加
算した値を新たな変動加算値Vsum となる。
相違して変動処理モードを続行するか通常処理モードに
復帰すべきか否かを判定する処理である。
sum がゼロになったかどうか判定する。そして、変動加
算値Vsum がゼロのとき、処理回路2は急激な電圧変動
が終了したと判断して処理モードフラグを「0」にして
前記通常処理モードに移り、以後、通常処理モードを実
行する。
き、処理回路2は、次に該変動処理モードに設定されて
からが予め定めた時間経過したかどうか判断する。この
予め定めた時間TS は以下のように設定されている。
分を2倍し、その値に50ms加算した値である。つま
り、この時間TS 経過しても、物等がガラスに挟まれて
いないことが判定されていることは、急激な電圧変動が
終了して物等が挟まれていない判断すべきと考えによる
ものである。そして、本実施の形態ではこの時間TS は
予め処理回路2に記憶されている。又、この時間TS の
計時は、処理回路2に内蔵されたタイマによって計時さ
れる。
ると、処理回路2は急激な電圧変動が終了したと判断し
て処理モードフラグを「0」にして前記通常処理モード
に移り、以後、通常処理モードを実行する。一方、時間
TS が経過していないと判断すると、処理回路2は変動
挟持判定処理を行う。
激な変動を生じている時)においてウィンドガラスが閉
動作中に物等が挟まったかどうかを判定する処理であ
る。
にその時のしきい値POSを求める。次に、そのしきい値
POSと補正値PSSとでその時の変動しきい値PFOS を以
下のように求める。
きい値POSに対応する変動処理モードにおけるしきい値
である。従って、この変動処理モード時においてこの変
動しきい値PFOS と前記周期差分値△S(=T0 −P0
)との比較に基づいて挟持判定がなされる。
て開閉用モータMの回転速度が変動し、その回転速度の
変動に基づいてパルス生成回路7から出力されるパルス
信号S3のパルス周期T0 の変動を吸収するものであ
る。つまり、電源電圧Bの急激な一時的下降に対してモ
ータMの回転速度が落ち、パルス信号S3のパルス周期
T0 が急激に長くなり、処理回路2は前記周期差分値△
S(=T0 −P0 )との比較する上で誤判定することに
なる。そこで、電源電圧Bの低下に相対してパルス周期
T0 が長くなるのをみこして、その長くなる分の値を補
正値PSSとしている。従って、補正値PSSは、電源電圧
Bの値によって相違する。そこで本実施の形態では、補
正値PSSは、その時々の変動加算値Vsum よってその値
が図3に示すように予め決められている。この補正値P
SSのデータは予め試験等で求められ処理回路2に記憶さ
れている。
SSは変動加算値Vsum の値が大きくなるにつれて、0.
5、1、……8.5、11msと段階的に大きな値にな
っている。従って、変動電圧演算判定処理で演算したそ
の時の変動加算値Vsum から、補正値PSSが求められ
る。
理回路2は今出力されたパルス信号S3のパルス周期T
0 と、その今出力されたパルスより数えてN−1個前ま
での各パルスのパルス周期T1 〜TN-1 とから、平均パ
ルス周期P0 を求める。処理回路2はその求めた平均パ
ルス周期P0 と前記補正値PSSを加算しその加算値に対
して予め定めた係数aをかけて変動しきい値PFOS を求
める。
回路2は、通常処理モードと同様に周期差分値△S(=
T0 −P0 )を求める。処理回路2は、この求めた周期
差分値△Sとその時に求められた前記変動しきい値PFO
S とを比較する。その時の周期差分値△Sがその時の変
動しきい値PFOS より大きいとき何かがが挟まったと判
断する。反対にその時の周期差分値△Sがその時の変動
しきい値PFOS 以下のときは何も挟まっていないと判断
する。
回路5にモータMを正転、即ちウィンドガラスを直ちに
開方向に作動させて挟まれた物等を該ガラスから解放す
る。又、挟まれていないと判断した時、処理回路2は該
ガラスが全閉になるまで上記した処理を繰り返す。
ンド装置1の作用を説明する。全開のウィンドガラスを
全閉にすべく、閉動用スイッチSWCLをオン操作する
と、そのオン信号に応答して処理回路2はモータMを逆
転させて該ガラスを閉動作させるための駆動回路5に駆
動制御信号S2を出力する。このモータMの駆動ととも
に、処理回路2は挟持有無検出処理動作を実行する。こ
の時スタート時であって初期状態なので、処理回路2は
処理モードフラグが「0」で通常モードになっている。
電圧信号S1及びパルス生成回路7からのパルス信号S
3を入力し、電圧変動差分値△V、変動加算値Vsum 、
パルス周期T0 、平均パルス周期P0 、しきい値POS、
及び、周期差分値△Sを求める。つまり、処理回路2
は、その変動加算値Vsum と変動基準値VREとを比較し
て、電源電圧Bの急激な電圧変動が生じたかどうか判定
する。
は、従来のようにパルス周期T0 、平均パルス周期P0
、しきい値POS、及び、周期差分値△Sから処理回路
2は通常処理モードにおける挟持の有無を判定する。
時、処理回路2は変動加算値Vsumから補正値PSSを求
め、この補正値PSSと平均パルス周期P0から変動しき
い値PFOSを求める。そして、処理回路2はこの変動し
きい値PFOS と周期差分値△Sとから変動処理モード時
における挟持有無の判定を行う。
が挟持されていると判定すると、モータMを正転駆動さ
せてウィンドガラスを開動作させ直ちに挟まれた状態か
ら物等を解放させる。
ド装置1の特徴を以下に記載する。 (1)処理回路2は、バッテリBTの電源電圧Bの変動
に相対してパルス生成回路7からのパルス信号S3の平
均パルス周期P0 の変動に基づく周期差分値△Sも変動
するがしきい値POSも補正するので、ウィンドガラスを
駆動するモータMに供給される電源電圧Bが何らかの要
因で一時的な急激な変動が生じても何かが挟持されてい
ると誤検出することがない。
電圧Bが急激に変動している時、変動加算値Vsum から
補正値PSSを求め、この補正値PSSと平均パルス周期P
0から変動しきい値PFOSを求めるようにしたことで、確
実に変動処理モード時における挟持有無の判定を行うこ
とができる。
電圧Bの変動に基づいて通常処理モード又は変動処理モ
ードに切り換え、通常処理モードでは、従来のしきい値
P0Sを用いて判定し、変動処理モードでは、変動しきい
値PFOS を用いて挟持有無の判定を行うようにしたこと
で従来のウィンドガラスの挟持有無検出装置を大幅に変
更することなく実施ができる。
く、その場合にも同様の作用及び効果が得られる。 (1)上記実施の形態では、処理回路2は、バッテリB
Tの電源電圧Bの変動に基づいて通常処理モード又は変
動処理モードに切り換え、通常処理モードでは、従来の
しきい値P0Sを用いて判定し、変動処理モードでは、変
動しきい値PFOS を用いて挟持有無の判定を行うように
したが、両モードにおいて、変動しきい値PFOS によっ
て挟持有無の検出を行うようにしてもよい。
パルス信号S3のパルス周期T0 と、そのパルス周期T
0 を含む平均パルス周期P0 とによって周期差分値△S
を求め、この求めた周期差分値△Sとしきい値POS又は
変動しきい値PFOS とを比較して挟持有無の検出を行う
ようにしたが、その時々の周期差分値△Sを予め定めた
数で加算した周期差分和を求め、この周期差分和としき
い値POS又は変動しきい値PFOS とを比較して挟持有無
の検出を行うようようにしてもよい。尚、しきい値POS
又は変動しきい値PFOS は、この周期差分和に基づいて
適宜変更する。
上記計算式によって求めるようにしたが、その計算式の
数値はこの限りでなく、適宜変更してもよい。 (4)上記実施の形態では、補正値PSSは、図3に示す
ような数値としたが、この数値に限らず適宜変更しても
よい。
して電源電圧Bが低下し更新された変動加算値Vsum が
変動基準値VRE以上になった時、処理回路2は、急激な
電圧変動が生じたと判定するようにしたが、この時間
(16ms)に限らず適宜変更してもよい。
ドにおいて、変動しきい値PFOS を上記に示した計算式
にしきい値POSと補正値PSSを代入することによってを
求めるようにしたが、これに限定されず適宜変更しても
よい。
の変動に相対してパルス信号のパルス周期の変動に基づ
く周期差分値も変動するが基本しきい値も補正されるた
め、ウィンドガラスを駆動するモータに供給される電源
電圧が何らかの要因で一時的な急激な変動が生じても何
かが挟持されていると誤検出することがない。
さに相対して変動しきい値も変更されるため、ウィンド
ガラスを駆動するモータに供給される電源電圧が何らか
の要因で一時的な急激な変動が生じても何かが挟持され
ていると誤検出することがない。
電気的構成図。
す図。
手段、電圧変動検出手段、補正手段、電圧変動差分値演
算手段、電圧変動判定手段、変動電圧演算手段、及び、
第2のしきい値演算手段としての処理回路、5…駆動回
路、B…電源電圧、BT…バッテリ、M…モータ、PFO
S …変動しきい値、PO …平均パルス周期、POS…基本
しきい値としてのしきい値、PSS…補正値、S3…パル
ス信号、△S…周期差分値、T0 〜TN …パルス周期、
V0 …時々の値、V1 …過去の値、△V…電圧変動差分
値、Vsum …変動加算値、VRE…変動基準値。
Claims (4)
- 【請求項1】 ウィンドガラスを開閉動作させるモータ
(M)に対して正逆転駆動させるためのバッテリ(B
T)からの電源電圧(B)を供給する駆動回路(5)
と、 前記モータ(M)の回転速度に相対したパルス周期(T
0 )のパルス信号(S3)を入力し、その時々のパルス
信号(S3)のパルス周期(T0 )を求め、予め定めた
過去の複数個のパルス周期(T1 〜TN )とで平均パル
ス周期(PO )を求め、その平均パルス周期(PO )と
その時のパルス周期(T0 )とで周期差分値(△S)を
求める周期差分値演算手段(2)と、 前記その時々の平均パルス周期(PO )から挟持判定の
ための基本しきい値(POS)を演算する基本しきい値演
算手段(2)と、 前記周期差分値(△S)と前記基本しきい値(POS)と
を比較し、ウィンドガラスの閉動作時において該ガラス
にものが挟持されたかどうかを判定し、挟持されている
時には前記駆動回路(5)を介して前記モータ(M)を
反転駆動させる判定手段(2)ととからなるウィンドガ
ラスの挟持有無検出装置において、 前記基本しきい値(POS)を前記バッテリ(BT)から
の電源電圧(B)の変動に応じて補正する補正手段
(2)を備えたウィンドガラスの挟持有無検出装置。 - 【請求項2】 ウィンドガラスを開閉動作させるモータ
(M)に対して正逆転駆動させるためのバッテリ(B
T)からの電源電圧(B)を供給する駆動回路(5)
と、 前記モータ(M)の回転速度に相対したパルス周期(T
0 )のパルス信号(S3)を入力し、その時々のパルス
信号(S3)のパルス周期(T0 )を求め、予め定めた
過去の複数個のパルス周期(T1 〜TN )とで平均パル
ス周期(PO )を求め、その平均パルス周期(PO )と
その時のパルス周期(T0 )とで周期差分値(△S)を
求める周期差分値演算手段(2)と、 前記その時々の平均パルス周期(PO )から挟持判定の
ための基本しきい値(POS)を演算する基本しきい値演
算手段(2)と、 前記周期差分値(△S)と前記基本しきい値(POS)と
を比較し、ウィンドガラスの閉動作時において該ガラス
にものが挟持されたかどうかを判定し、挟持されている
時には前記駆動回路(5)を介して前記モータ(M)を
反転駆動させる判定手段(2)ととからなるウィンドガ
ラスの挟持有無検出装置において、 前記バッテリ(BT)からの電源電圧(B)の変動を検
出し予め定めた変動かどうかを判定する電圧変動検出手
段(2)と、 前記電圧変動検出手段が変動を検出したとき、前記基本
しきい値(POS)をその変動に応じて補正する補正手段
(2)とを備えたウィンドガラスの挟持有無検出装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のウィンドガラスの挟持
有無検出装置において、 前記電圧変動検出手段は、 前記バッテリ(BT)の電源電圧(B)のその時々の値
(V0 )を検出し、その時々の値(V0 )と過去の値
(V1 )とで電圧変動差分値(△V)を求める電圧変動
差分値演算手段(2)と、 前記その時々に求められた電圧変動差分値(△V)を順
次加算し、変動加算値(Vsum )を求める変動電圧演算
手段(2)と、 前記変動加算値(Vsum )と予め定めた電圧変動を判定
するための変動基準値(VRE)とを比較して電圧変動の
有無を判定する電圧変動判定手段(2)とからなり、 前記補正手段は、 その変動に基づくパルス信号(S3)のパルス周期(T
0 )の変動を補償するための予め定められた補正値(P
SS)とその補正値(PSS)と前記基本しきい値(POS)
とで新たな変動しきい値(PFOS )を演算する第2のし
きい値演算手段(2)とからなるウィンドガラスの挟持
有無検出装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載のウィンドガラスの挟持
有無検出装置において、 前記補正値(PSS)は、前記変動加算値(Vsum )の値
に対応した値であり、前記第2のしきい値演算手段
(2)は、前記基本しきい値(POS)にその補正値(P
SS)を加算するものであるウィンドガラスの挟持有無検
出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14148296A JP3355277B2 (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | ウィンドガラスの挟持有無検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14148296A JP3355277B2 (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | ウィンドガラスの挟持有無検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09324581A true JPH09324581A (ja) | 1997-12-16 |
| JP3355277B2 JP3355277B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=15292935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14148296A Expired - Lifetime JP3355277B2 (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | ウィンドガラスの挟持有無検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3355277B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000087645A (ja) * | 1998-09-09 | 2000-03-28 | Toyo Denso Co Ltd | パワーウインド装置 |
| JP2000248834A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-12 | Toyo Denso Co Ltd | パワーウインド装置 |
| JP2002147113A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-05-22 | Aisin Seiki Co Ltd | 開閉体の挟み込み検知装置 |
| JP2002168049A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-06-11 | Tokai Rika Co Ltd | ウインドウガラスの挟み込み有無検出装置 |
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-
1996
- 1996-06-04 JP JP14148296A patent/JP3355277B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
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| CN114482767B (zh) * | 2021-12-24 | 2024-03-08 | 苏州琪埔维半导体有限公司 | 一种纹波防夹车窗的防夹力检测方法及系统 |
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|---|---|
| JP3355277B2 (ja) | 2002-12-09 |
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