JPH09324737A - 水力機械の軸封装置 - Google Patents
水力機械の軸封装置Info
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- JPH09324737A JPH09324737A JP8145465A JP14546596A JPH09324737A JP H09324737 A JPH09324737 A JP H09324737A JP 8145465 A JP8145465 A JP 8145465A JP 14546596 A JP14546596 A JP 14546596A JP H09324737 A JPH09324737 A JP H09324737A
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- sealing device
- seal
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】水力機械の軸封装置で、端面型の軸封構造であ
って、軸封装置を構成しているシールケースが長期間の
使用に対して安定した追従性を示し、長期間安定した密
封性能がえられる軸封装置を提供する。 【解決手段】シールケース4の外周側でOリング3の上
部、かつ、カバー11の内周側の隙間を囲むようにシー
ルケース4及びカバー11の上部に弾性を有する多孔質
部材9を配置した。
って、軸封装置を構成しているシールケースが長期間の
使用に対して安定した追従性を示し、長期間安定した密
封性能がえられる軸封装置を提供する。 【解決手段】シールケース4の外周側でOリング3の上
部、かつ、カバー11の内周側の隙間を囲むようにシー
ルケース4及びカバー11の上部に弾性を有する多孔質
部材9を配置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水車,ポンプ等の
水力機械の主軸部からの流体の漏れを防止する端面型セ
ラミック軸封装置に関する。
水力機械の主軸部からの流体の漏れを防止する端面型セ
ラミック軸封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水車,ポンプ等の水力機械では
図7に示されているように、回転軸1に直結されたイン
ペラ(図示せず)の近傍にケーシング12とケーシング
12を貫通する回転軸1とで構成される隙間から高圧濁
水が漏れることを防止するため、軸封装置が設置されて
いる。軸封装置の構造としては種々あるが、水力機械に
対しては実開昭58−12678 号公報や特開昭59−9367号公
報に端面型軸封装置が提案されている。図7は特開昭59
−9367号公報に示されている軸封装置である。同図に示
されているように軸封装置はフランジ8の外周を囲むケ
ーシング12とケーシング12の内側に位置し、シール
リング6を格納するシールケース4と、シールケース4
に取り付けられ、カバー11との対向面に設けられたO
リング3とシールケース4を押圧するコイルばね2とか
ら構成されている。
図7に示されているように、回転軸1に直結されたイン
ペラ(図示せず)の近傍にケーシング12とケーシング
12を貫通する回転軸1とで構成される隙間から高圧濁
水が漏れることを防止するため、軸封装置が設置されて
いる。軸封装置の構造としては種々あるが、水力機械に
対しては実開昭58−12678 号公報や特開昭59−9367号公
報に端面型軸封装置が提案されている。図7は特開昭59
−9367号公報に示されている軸封装置である。同図に示
されているように軸封装置はフランジ8の外周を囲むケ
ーシング12とケーシング12の内側に位置し、シール
リング6を格納するシールケース4と、シールケース4
に取り付けられ、カバー11との対向面に設けられたO
リング3とシールケース4を押圧するコイルばね2とか
ら構成されている。
【0003】このように構成された軸封装置では、フラ
ンジ8の面に押圧されたシールリング6及びシールケー
ス4に取り付けられたOリング3の部分で高圧流体を封
止している。
ンジ8の面に押圧されたシールリング6及びシールケー
ス4に取り付けられたOリング3の部分で高圧流体を封
止している。
【0004】この構造で漏洩した水は図中矢印方向に流
れる。漏洩した水はシール面隙間を通過した異物を含ん
でいる。そのため、前記シールケース4の外周側でOリ
ングの上部かつカバー11の内周側で構成される隙間に
異物が侵入し、堆積する。長期間運転しない場合は堆積
した異物が乾燥し固まる。また、Oリング3の対向面も
乾燥し、摺動の際Oリング3の摩擦力が増大しシールケ
ース4の動きが悪くなる。
れる。漏洩した水はシール面隙間を通過した異物を含ん
でいる。そのため、前記シールケース4の外周側でOリ
ングの上部かつカバー11の内周側で構成される隙間に
異物が侵入し、堆積する。長期間運転しない場合は堆積
した異物が乾燥し固まる。また、Oリング3の対向面も
乾燥し、摺動の際Oリング3の摩擦力が増大しシールケ
ース4の動きが悪くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、特開昭59
−9367号公報に示すような軸封装置では、乾燥した堆積
物によりシールケース4の上下方向の動きが拘束され、
主軸1の動きに対して追従性が悪くなり、安定した密封
性能が得られない欠点がある。そこで、異物の侵入を防
止する密閉容器を取り付けることが考えられるが、密閉
容器をつけて圧力が逃げないようにすると、Oリング3
が損傷し高圧水が漏れた場合シールケース4の上面に高
圧水がまわってシールケース4を強く押しつけることに
なり、シールリングを焼損させる恐れがある。一方、特
開平2−154869 号公報ではシールケース4の上部に遮蔽
板を設けて異物の侵入を防止しているが、遮蔽板の上に
異物が堆積するので、堆積した異物がアンバランスウェ
イトとなりシールケース4にモーメント力が作用し、シ
ール面が片当たり損傷する可能性もある。
−9367号公報に示すような軸封装置では、乾燥した堆積
物によりシールケース4の上下方向の動きが拘束され、
主軸1の動きに対して追従性が悪くなり、安定した密封
性能が得られない欠点がある。そこで、異物の侵入を防
止する密閉容器を取り付けることが考えられるが、密閉
容器をつけて圧力が逃げないようにすると、Oリング3
が損傷し高圧水が漏れた場合シールケース4の上面に高
圧水がまわってシールケース4を強く押しつけることに
なり、シールリングを焼損させる恐れがある。一方、特
開平2−154869 号公報ではシールケース4の上部に遮蔽
板を設けて異物の侵入を防止しているが、遮蔽板の上に
異物が堆積するので、堆積した異物がアンバランスウェ
イトとなりシールケース4にモーメント力が作用し、シ
ール面が片当たり損傷する可能性もある。
【0006】本発明の目的は、軸封装置を構成している
シールケース4が長期間の使用に対して安定した追従性
を示し、長期間安定した密封性能が得られる水力機械の
軸封装置を提供することにある。
シールケース4が長期間の使用に対して安定した追従性
を示し、長期間安定した密封性能が得られる水力機械の
軸封装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では前記装置に前記シールケースの外周側で
Oリングの上部かつカバーの内周側で構成される隙間に
異物の侵入を防止し、さらに潤滑水を保持する手段を構
成した。
め、本発明では前記装置に前記シールケースの外周側で
Oリングの上部かつカバーの内周側で構成される隙間に
異物の侵入を防止し、さらに潤滑水を保持する手段を構
成した。
【0008】すなわち、主軸1にフランジ8を有し、こ
のフランジ8にシートリング7を格納したケース5bを
固定し、この主軸1とフランジ8を囲むようにポンプケ
ーシング12aを取り付け、ポンプケーシング12aと
主軸1とで構成される隙間にカバー11とシールリング
6を装着したケース5aおよびOリング3を取り付けた
シールケース4とを配置し、シールリング6をシートリ
ング7の面に押圧して流体の漏れを防止する端面形の軸
封装置で、装置にシールケース4の外周側でOリング3
の上部かつカバー11の内周側で構成される隙間を囲む
ようにシールケース4及びカバー11の上部に配置した
弾性を有する多孔質部材9で構成したことを特徴とする
水力機械の軸封装置。
のフランジ8にシートリング7を格納したケース5bを
固定し、この主軸1とフランジ8を囲むようにポンプケ
ーシング12aを取り付け、ポンプケーシング12aと
主軸1とで構成される隙間にカバー11とシールリング
6を装着したケース5aおよびOリング3を取り付けた
シールケース4とを配置し、シールリング6をシートリ
ング7の面に押圧して流体の漏れを防止する端面形の軸
封装置で、装置にシールケース4の外周側でOリング3
の上部かつカバー11の内周側で構成される隙間を囲む
ようにシールケース4及びカバー11の上部に配置した
弾性を有する多孔質部材9で構成したことを特徴とする
水力機械の軸封装置。
【0009】本発明の軸封装置では、弾性を有する多孔
質部材9がフィルタの機能を発揮するので、シールケー
ス4の外周側でOリング3の上部かつカバー11の内周
側で構成される隙間に異物が侵入堆積しなくなる。ま
た、弾性を有する多孔質部材9は保水性を有するのでO
リング3の潤滑水として機能し安定した摺動が得られ
る。そのため、シールケース4がフランジ8の動きに良
く追従し、長期間安定した密封性能が得られる。一方、
弾性を有する多孔質部材9に対しては漏水時に自動給水
される。一度貯水された潤滑水は蒸発面積が小さいので
殆ど蒸発しないので長時間保持される。そのため、外部
からの給水をしなくても長時間安定した性能が得られ
る。
質部材9がフィルタの機能を発揮するので、シールケー
ス4の外周側でOリング3の上部かつカバー11の内周
側で構成される隙間に異物が侵入堆積しなくなる。ま
た、弾性を有する多孔質部材9は保水性を有するのでO
リング3の潤滑水として機能し安定した摺動が得られ
る。そのため、シールケース4がフランジ8の動きに良
く追従し、長期間安定した密封性能が得られる。一方、
弾性を有する多孔質部材9に対しては漏水時に自動給水
される。一度貯水された潤滑水は蒸発面積が小さいので
殆ど蒸発しないので長時間保持される。そのため、外部
からの給水をしなくても長時間安定した性能が得られ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。本発明の実施例のポンプ用軸封装置は、
シール材料がセラミックスからなるポンプ用軸封装置
(以下、セラミック軸封装置と呼称)であり、排水ポン
プに搭載するものである。すなわち、本発明の実施例で
は、ポンプ用軸封装置のシール材料としてセラミックス
を使用したが、シール材料がセラミックスのみに特に限
定されるものではない。
いて説明する。本発明の実施例のポンプ用軸封装置は、
シール材料がセラミックスからなるポンプ用軸封装置
(以下、セラミック軸封装置と呼称)であり、排水ポン
プに搭載するものである。すなわち、本発明の実施例で
は、ポンプ用軸封装置のシール材料としてセラミックス
を使用したが、シール材料がセラミックスのみに特に限
定されるものではない。
【0011】図1は本発明の一実施例の軸封装置の縦断
面図である。図中、軸封装置16は主軸1とポンプケー
シング12aとの隙間からの流体の漏れを防止する装置
であり、主軸1に固定されたフランジ8、フランジ8の
上面にシートリング7を格納固定したケース5bを固定
し、このシートリング7にシールリング6が押圧され、
シールリング6はシールケース4に着脱できるようにケ
ース5aに格納され、ボルト(図示せず)で固定されて
いる。また、主軸1とフランジ8を囲むようにポンプケ
ーシング12aを取り付け、ポンプケーシング12aに
はカバー11が取り付けられ、シールケース4とカバー
11の隙間を封止するOリング3を備えている。また、
2はコイルばねでシールリング6をシートリング7に押
圧するために設置されている。そして、シールケース4
の外周側でOリング3の上部かつカバー11の内周側で
構成される隙間に異物の侵入を防止し、さらに潤滑水を
保持する手段を構成した。
面図である。図中、軸封装置16は主軸1とポンプケー
シング12aとの隙間からの流体の漏れを防止する装置
であり、主軸1に固定されたフランジ8、フランジ8の
上面にシートリング7を格納固定したケース5bを固定
し、このシートリング7にシールリング6が押圧され、
シールリング6はシールケース4に着脱できるようにケ
ース5aに格納され、ボルト(図示せず)で固定されて
いる。また、主軸1とフランジ8を囲むようにポンプケ
ーシング12aを取り付け、ポンプケーシング12aに
はカバー11が取り付けられ、シールケース4とカバー
11の隙間を封止するOリング3を備えている。また、
2はコイルばねでシールリング6をシートリング7に押
圧するために設置されている。そして、シールケース4
の外周側でOリング3の上部かつカバー11の内周側で
構成される隙間に異物の侵入を防止し、さらに潤滑水を
保持する手段を構成した。
【0012】すなわち、シールケース4の外周側でOリ
ング3の上部かつカバー11の内周側で構成される隙間
を囲むようにシールケース4及びカバー11の上部に弾
性を有する多孔質部材9を配置した。弾性を有する多孔
質部材9の下面はシールケース4の上面と接着剤により
密着固定されている。接着剤は常温硬化型が望ましい。
ここでは、シートリング7及びシールリング6の材料を
セラミックス(炭化珪素)にしている。
ング3の上部かつカバー11の内周側で構成される隙間
を囲むようにシールケース4及びカバー11の上部に弾
性を有する多孔質部材9を配置した。弾性を有する多孔
質部材9の下面はシールケース4の上面と接着剤により
密着固定されている。接着剤は常温硬化型が望ましい。
ここでは、シートリング7及びシールリング6の材料を
セラミックス(炭化珪素)にしている。
【0013】軸封装置で、揚水時はシール面の外周側か
ら内周側に流体が通過し漏れる。漏水した流体は主軸1
の外周面とシールケース4内周面とで構成される隙間を
上昇し弾性を有する多孔質部材9の内周面に達する。そ
の後は弾性を有する多孔質部材9を固定している位置決
め部材10の上面を外周側に流れる。そのため、土砂粒
子も漏水した流体といっしょに運ばれ、シールケース4
の外周側でOリング3の上部かつカバー11の内周側で
構成される隙間に土砂等の異物が堆積しない。弾性を有
する多孔質部材9は容易に変形するので、シールケース
4の動きを全く拘束するものではなく安定した動きが得
られる。揚水が終了するとポンプケーシング12a内の
水は落水するが、揚水時に弾性を有する多孔質部材9に
貯水される。
ら内周側に流体が通過し漏れる。漏水した流体は主軸1
の外周面とシールケース4内周面とで構成される隙間を
上昇し弾性を有する多孔質部材9の内周面に達する。そ
の後は弾性を有する多孔質部材9を固定している位置決
め部材10の上面を外周側に流れる。そのため、土砂粒
子も漏水した流体といっしょに運ばれ、シールケース4
の外周側でOリング3の上部かつカバー11の内周側で
構成される隙間に土砂等の異物が堆積しない。弾性を有
する多孔質部材9は容易に変形するので、シールケース
4の動きを全く拘束するものではなく安定した動きが得
られる。揚水が終了するとポンプケーシング12a内の
水は落水するが、揚水時に弾性を有する多孔質部材9に
貯水される。
【0014】本発明の軸封装置では、弾性を有する多孔
質部材9がフィルタの機能を発揮するので、シールケー
ス4の外周側でOリング3の上部かつカバー11の内周
側で構成される隙間に異物が侵入堆積しなくなる。ま
た、弾性を有する多孔質部材9は保水性を有するので貯
水した揚水液がOリング3の潤滑水として機能し安定し
た摺動が得られる。また、Oリング3の摩擦力はドライ
潤滑条件に比較し水潤滑状態にすると摩擦力が一桁低下
することが実験で確認されている。そのため、シールケ
ース4がフランジ8の動きに良く追従し、長期間安定し
た密封性能が得られる。一方、弾性を有する多孔質部材
9に対しては漏水時に自動給水される。一度貯水された
潤滑水は蒸発面積が小さいので殆ど蒸発しないので長時
間保持される。そのため、外部からの給水をしなくても
長時間安定した性能が得られる。
質部材9がフィルタの機能を発揮するので、シールケー
ス4の外周側でOリング3の上部かつカバー11の内周
側で構成される隙間に異物が侵入堆積しなくなる。ま
た、弾性を有する多孔質部材9は保水性を有するので貯
水した揚水液がOリング3の潤滑水として機能し安定し
た摺動が得られる。また、Oリング3の摩擦力はドライ
潤滑条件に比較し水潤滑状態にすると摩擦力が一桁低下
することが実験で確認されている。そのため、シールケ
ース4がフランジ8の動きに良く追従し、長期間安定し
た密封性能が得られる。一方、弾性を有する多孔質部材
9に対しては漏水時に自動給水される。一度貯水された
潤滑水は蒸発面積が小さいので殆ど蒸発しないので長時
間保持される。そのため、外部からの給水をしなくても
長時間安定した性能が得られる。
【0015】上述のような軸封装置の構成により、弾性
を有する多孔質部材9は水を良く通過させるので、Oリ
ング3が損傷し高圧水が漏れた場合でも容易に圧力が低
下しシールケース4を異常な力で押しつけることがな
く、焼損が確実に防止される。また、位置決め部材10
の上面に異物が堆積するが、シールケース4の押しつけ
力としては全く作用いないため、モーメント力によるシ
ール面の片当たりがなくなり損傷が確実に防止される。
を有する多孔質部材9は水を良く通過させるので、Oリ
ング3が損傷し高圧水が漏れた場合でも容易に圧力が低
下しシールケース4を異常な力で押しつけることがな
く、焼損が確実に防止される。また、位置決め部材10
の上面に異物が堆積するが、シールケース4の押しつけ
力としては全く作用いないため、モーメント力によるシ
ール面の片当たりがなくなり損傷が確実に防止される。
【0016】本発明の第2実施例を、図2を用いて説明
する。図2は、本実施例の軸封装置の縦断面図である。
本実施例は第1実施例と構造的にはほぼ同じであるが、
異なる点は、本実施例では、シールケース4の外周側で
Oリング3の上部かつカバー11の内周側で構成される
隙間に潤滑用のグリース13を封入し、さらにシールケ
ース4及びカバー11の上部に弾性を有する多孔質部材
9を配置したことである。ここで、Oリング3の潤滑剤
としてグリース13を使用しているので、水より粘性が
高く摩擦力を低減できる。
する。図2は、本実施例の軸封装置の縦断面図である。
本実施例は第1実施例と構造的にはほぼ同じであるが、
異なる点は、本実施例では、シールケース4の外周側で
Oリング3の上部かつカバー11の内周側で構成される
隙間に潤滑用のグリース13を封入し、さらにシールケ
ース4及びカバー11の上部に弾性を有する多孔質部材
9を配置したことである。ここで、Oリング3の潤滑剤
としてグリース13を使用しているので、水より粘性が
高く摩擦力を低減できる。
【0017】本発明の第3実施例を、図3を用いて説明
する。図3は、本実施例の軸封装置の縦断面図である。
本実施例は第2実施例と構造的にはほぼ同じであるが、
異なる点は、本実施例では、シールケース4の外周側で
Oリング3の上部及び下部かつカバー11の内周側で構
成される隙間に潤滑用のグリース13を封入し、Oリン
グ3の上部と下部の両方に弾性を有する多孔質部材9を
配置したことである。このような構成により、Oリング
部の潤滑作用が改善され、長時間に亘ってシールケース
の追従性が確実に維持される。
する。図3は、本実施例の軸封装置の縦断面図である。
本実施例は第2実施例と構造的にはほぼ同じであるが、
異なる点は、本実施例では、シールケース4の外周側で
Oリング3の上部及び下部かつカバー11の内周側で構
成される隙間に潤滑用のグリース13を封入し、Oリン
グ3の上部と下部の両方に弾性を有する多孔質部材9を
配置したことである。このような構成により、Oリング
部の潤滑作用が改善され、長時間に亘ってシールケース
の追従性が確実に維持される。
【0018】本発明の第4実施例を、図4を用いて説明
する。図4は、本実施例の軸封装置の縦断面図である。
本実施例は第1実施例と構造的にはほぼ同じであるが、
異なる点は、本実施例では、シールケース4の外周側で
Oリング3の上部かつカバー11の内周側で構成される
隙間を囲むようにシールケース4及びカバー11の上部
に配置した弾性を有する多孔質部材9の下面側に周方向
の溝14を設けたことである。
する。図4は、本実施例の軸封装置の縦断面図である。
本実施例は第1実施例と構造的にはほぼ同じであるが、
異なる点は、本実施例では、シールケース4の外周側で
Oリング3の上部かつカバー11の内周側で構成される
隙間を囲むようにシールケース4及びカバー11の上部
に配置した弾性を有する多孔質部材9の下面側に周方向
の溝14を設けたことである。
【0019】このような構成により、シールケースの上
下動に対する変形力が小さく押えられる効果がある。
下動に対する変形力が小さく押えられる効果がある。
【0020】本発明の第5実施例を、図5を用いて説明
する。図5は、本実施例の軸封装置の縦断面図である。
本実施例は第2実施例と構造的にはほぼ同じであるが、
異なる点は、本実施例では、シールケース4の外周側で
Oリング3の上部かつカバー11の内周側で構成される
隙間を囲むようにシールケース4及びカバー11の上部
に配置した弾性を有する多孔質部材9を厚さ方向に粗密
9a,9bの2層構造としたことである。
する。図5は、本実施例の軸封装置の縦断面図である。
本実施例は第2実施例と構造的にはほぼ同じであるが、
異なる点は、本実施例では、シールケース4の外周側で
Oリング3の上部かつカバー11の内周側で構成される
隙間を囲むようにシールケース4及びカバー11の上部
に配置した弾性を有する多孔質部材9を厚さ方向に粗密
9a,9bの2層構造としたことである。
【0021】このように多孔質部材を厚さ方向に粗密の
2層構造とし、密層側をOリング側に設置することで、
密層の側のOリング側に潤滑水を集めることが可能とな
り、蒸発減量を減少させる効果がある。
2層構造とし、密層側をOリング側に設置することで、
密層の側のOリング側に潤滑水を集めることが可能とな
り、蒸発減量を減少させる効果がある。
【0022】本発明の第6実施例を、図6を用いて説明
する。図6は、本実施例の軸封装置の縦断面図である。
本実施例は第2実施例と構造的にはほぼ同じであるが、
異なる点は、本実施例では、シールケース4の外周側で
Oリング3の上部かつカバー11の内周側で構成される
隙間を囲むようにシールケース4及びカバー11の上部
に配置した弾性を有する多孔質部材9の位置決め部材1
0aを無数の穴10bがある鋼板としたことである。
する。図6は、本実施例の軸封装置の縦断面図である。
本実施例は第2実施例と構造的にはほぼ同じであるが、
異なる点は、本実施例では、シールケース4の外周側で
Oリング3の上部かつカバー11の内周側で構成される
隙間を囲むようにシールケース4及びカバー11の上部
に配置した弾性を有する多孔質部材9の位置決め部材1
0aを無数の穴10bがある鋼板としたことである。
【0023】このように構成にすることで、多孔質部材
に対する給水効果が得られるので、保水機能が長時間に
亘って維持でき、シールケース4の追従性が安定する。
に対する給水効果が得られるので、保水機能が長時間に
亘って維持でき、シールケース4の追従性が安定する。
【0024】本発明の第8実施例を、図8を用いて説明
する。図8は、本実施例の軸封装置を搭載した排水ポン
プの構成を示す断面図である。排水ポンプは変速機15
を介して駆動される主軸1と主軸1の下端に固定された
羽根17および羽根17の上に取り付けられる軸封装置
16で構成されている。なお、軸封装置16は、前述の
第1実施例と殆ど同一構造形状のものである。
する。図8は、本実施例の軸封装置を搭載した排水ポン
プの構成を示す断面図である。排水ポンプは変速機15
を介して駆動される主軸1と主軸1の下端に固定された
羽根17および羽根17の上に取り付けられる軸封装置
16で構成されている。なお、軸封装置16は、前述の
第1実施例と殆ど同一構造形状のものである。
【0025】ここでは、本実施例の軸封装置を搭載した
排水ポンプの構成について断面図を示したが、水車の場
合もほぼ同じ構成となる。
排水ポンプの構成について断面図を示したが、水車の場
合もほぼ同じ構成となる。
【0026】本発明の実施例では、シールリング,シー
トリング材料として、セラミックスを使用した場合であ
るが、どちらも超硬合金等の高硬度材料、又は一方を超
硬合金等の高硬度材料にし超硬合金とセラミックスの組
合せを用いた場合でも、同様の作用効果を得ることがで
きる。
トリング材料として、セラミックスを使用した場合であ
るが、どちらも超硬合金等の高硬度材料、又は一方を超
硬合金等の高硬度材料にし超硬合金とセラミックスの組
合せを用いた場合でも、同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0027】なお、以上の説明では、軸封装置のシール
材料としてセラミックスを使用した場合について説明し
てきた(勿論セラミックスシール材が最も適している)
が、シール材料がセラミックスの場合のみに限定される
ものではなく、他の材料であっても何等差し支えないこ
とは勿論である。
材料としてセラミックスを使用した場合について説明し
てきた(勿論セラミックスシール材が最も適している)
が、シール材料がセラミックスの場合のみに限定される
ものではなく、他の材料であっても何等差し支えないこ
とは勿論である。
【0028】本実施例によれば、次の効果が得られる。
すなわち (1)弾性を有する多孔質部材がフィルタの機能を示す
ので、シールケースの外周側でOリングの上部かつカバ
ーの内周側で構成される隙間に異物が侵入堆積するのを
防止する。また、多孔質部材が保水性を有するのでOリ
ングの潤滑水として機能し安定した摺動が得られる。そ
のため、シールケースの追従性が改善され、長期間安定
した密封性能が発揮される。
すなわち (1)弾性を有する多孔質部材がフィルタの機能を示す
ので、シールケースの外周側でOリングの上部かつカバ
ーの内周側で構成される隙間に異物が侵入堆積するのを
防止する。また、多孔質部材が保水性を有するのでOリ
ングの潤滑水として機能し安定した摺動が得られる。そ
のため、シールケースの追従性が改善され、長期間安定
した密封性能が発揮される。
【0029】(2)弾性を有する多孔質部材は水を良く
通過させるので、Oリングが損傷し高圧水が漏れた場合
でも容易に圧力が低下しシールケースを異常な力で押し
つけることがなく、シールリングの焼損が確実に防止で
きる。
通過させるので、Oリングが損傷し高圧水が漏れた場合
でも容易に圧力が低下しシールケースを異常な力で押し
つけることがなく、シールリングの焼損が確実に防止で
きる。
【0030】(3)位置決め部材の上面に異物が堆積す
るが、シールケースの押しつけ力としては全く作用しな
いため、モーメント力によるシール面の片当たりを防止
できる。
るが、シールケースの押しつけ力としては全く作用しな
いため、モーメント力によるシール面の片当たりを防止
できる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、軸封装置を構成してい
るシールケースが良好な追従性を示すので長期間の使用
に対して、安定した密封性能を得ることができる。
るシールケースが良好な追従性を示すので長期間の使用
に対して、安定した密封性能を得ることができる。
【図1】本発明の水力機械の軸封装置の一実施例を示す
断面図。
断面図。
【図2】本発明の水力機械の軸封装置の第二の実施例を
示す断面図。
示す断面図。
【図3】本発明の水力機械の軸封装置の第三の実施例を
示す断面図。
示す断面図。
【図4】本発明の水力機械の軸封装置の第四の実施例を
示す断面図。
示す断面図。
【図5】本発明の水力機械の軸封装置の第五の実施例を
示す断面図。
示す断面図。
【図6】本発明の水力機械の軸封装置の第六の実施例を
示す断面図。
示す断面図。
【図7】従来の水力機械の軸封装置の実施例を示す断面
図。
図。
【図8】従来の排水ポンプ用軸封装置を備えた排水ポン
プを示す断面図。
プを示す断面図。
1…主軸、2…コイルばね、3…Oリング、4…シール
ケース、5a,5b…ケース、6…シールリング、7…
シートリング、8…フランジ、9…多孔質部材、10…
位置決め部材、12a…ポンプケーシング。
ケース、5a,5b…ケース、6…シールリング、7…
シートリング、8…フランジ、9…多孔質部材、10…
位置決め部材、12a…ポンプケーシング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長澤 重信 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内
Claims (8)
- 【請求項1】主軸にフランジを有し、前記フランジにシ
ートリングを格納したケースを固定し、前記主軸と前記
フランジを囲むようにポンプケーシングを取り付け、前
記ポンプケーシングと前記主軸とで構成される隙間にカ
バーとシールリングを装着したケースおよびOリングを
取り付けたシールケースとを配置し、前記シールリング
を前記シートリング面に押圧して流体の漏れを防止する
端面形の軸封装置において、前記シールケースの外周側
で前記Oリングの上部かつ前記カバーの内周側で構成さ
れる隙間に異物の侵入を防止し、潤滑水を保持する手段
を備えたことを特徴とする水力機械の軸封装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記シールケースの外
周側で前記Oリングの上部かつ前記カバーの内周側で構
成される隙間に異物の侵入を防止し、潤滑水を保持する
手段が前記隙間を囲むように前記シールケース及び前記
カバーの上部に配置した弾性を有する多孔質部材で構成
した水力機械の軸封装置。 - 【請求項3】主軸にフランジを有し、前記フランジにシ
ートリングを格納したケースを固定し、前記主軸と前記
フランジを囲むようにポンプケーシングを取り付け、前
記ポンプケーシングと前記主軸とで構成される隙間にカ
バーとシールリングを装着したケースおよびOリングを
取り付けたシールケースとを配置し、前記シールリング
を前記シートリング面に押圧して流体の漏れを防止する
端面形の軸封装置において、前記シールケースの外周側
で前記Oリングの上部かつカバーの内周側で構成される
隙間に潤滑剤を入れ、前記隙間を囲むように前記シール
ケース及び前記カバーの上部に配置した弾性を有する多
孔質部材で構成したことを特徴とする水力機械の軸封装
置。 - 【請求項4】主軸にフランジを有し、前記フランジにシ
ートリングを格納したケースを固定し、前記主軸と前記
フランジを囲むようにポンプケーシングを取り付け、前
記ポンプケーシングと前記主軸とで構成される隙間にカ
バーとシールリングを装着したケースおよびOリングを
取り付けたシールケースとを配置し、前記シールリング
を前記シートリング面に押圧して流体の漏れを防止する
端面形の軸封装置において、前記シールケースの外周側
でかつ前記カバーの内周側で、さらに前記Oリングを囲
むように、弾性を有する多孔質部材を配置したことを特
徴とする水力機械の軸封装置。 - 【請求項5】請求項2,3または4において、前記弾性
を有する多孔質部材を粗密の2層構造で構成した水力機
械の軸封装置。 - 【請求項6】請求項2,3または4において、前記弾性
を有する多孔質部材の下面側の周方向に溝を設けた水力
機械の軸封装置。 - 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6のいず
れかに記載の水力機械の軸封装置を搭載した排水ポン
プ。 - 【請求項8】請求項1,2,3,4,5または6のいず
れかに記載の水力機械の軸封装置を搭載した水車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8145465A JPH09324737A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 水力機械の軸封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8145465A JPH09324737A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 水力機械の軸封装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09324737A true JPH09324737A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15385875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8145465A Pending JPH09324737A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 水力機械の軸封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09324737A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010009835A1 (de) * | 2008-07-22 | 2010-01-28 | Burgmann Industries Gmbh & Co. Kg | Gleitringdichtungsanordnung mit filterelement |
-
1996
- 1996-06-07 JP JP8145465A patent/JPH09324737A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010009835A1 (de) * | 2008-07-22 | 2010-01-28 | Burgmann Industries Gmbh & Co. Kg | Gleitringdichtungsanordnung mit filterelement |
| JP2011528779A (ja) * | 2008-07-22 | 2011-11-24 | イーグルブルクマン ジャーマニー ゲセルシャフト ミト ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | フィルタ部材を有するメカニカルシールアセンブリ |
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