JPH09324822A - トリポード型等速ジョイント - Google Patents
トリポード型等速ジョイントInfo
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- JPH09324822A JPH09324822A JP14036196A JP14036196A JPH09324822A JP H09324822 A JPH09324822 A JP H09324822A JP 14036196 A JP14036196 A JP 14036196A JP 14036196 A JP14036196 A JP 14036196A JP H09324822 A JPH09324822 A JP H09324822A
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- Japan
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- roller
- curvature
- radius
- outer peripheral
- constant velocity
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/202—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
- F16D3/205—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
- F16D3/2055—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ジョイント角を付した状態での回転力の伝達
時に、トラニオン8を介してトリポード5を固定した回
転軸に加わる軸方向の力を低減し、振動の発生を抑え
る。 【構成】 回転力の伝達時にローラ9の外周面は、アン
カ側のガイド面11に当接した状態のまま、揺動運動を
行なう。このガイド面11の幅方向中央部で上記ローラ
9の外周面が当接する中央転動面部12の曲率半径R2
を、ローラ9外周面の曲率半径R0 よりも十分に大きく
する。更に、この中央転動面部12の両側に、ローラ9
外周面の曲率半径R0 と同じかこの曲率半径R0 よりも
僅かに大きな曲率半径R1 、R1 を有する案内面部1
3、13を設ける。
時に、トラニオン8を介してトリポード5を固定した回
転軸に加わる軸方向の力を低減し、振動の発生を抑え
る。 【構成】 回転力の伝達時にローラ9の外周面は、アン
カ側のガイド面11に当接した状態のまま、揺動運動を
行なう。このガイド面11の幅方向中央部で上記ローラ
9の外周面が当接する中央転動面部12の曲率半径R2
を、ローラ9外周面の曲率半径R0 よりも十分に大きく
する。更に、この中央転動面部12の両側に、ローラ9
外周面の曲率半径R0 と同じかこの曲率半径R0 よりも
僅かに大きな曲率半径R1 、R1 を有する案内面部1
3、13を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るトリポード型等速
ジョイントは、例えば自動車の駆動系に組み込み、非直
線上に存在する回転軸同士の間で、回転力の伝達を行な
う場合に利用する。
ジョイントは、例えば自動車の駆動系に組み込み、非直
線上に存在する回転軸同士の間で、回転力の伝達を行な
う場合に利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車の駆動系に組み込む等速ジョイン
トの一種として従来から、トリポード型等速ジョイント
が広く使用されている。例えば特開昭63−18603
6号公報、同62−233522号公報には、図5〜6
に示す様なトリポード型の等速ジョイント1が記載され
ている。この等速ジョイント1は、駆動軸等、第一の回
転軸2の端部に固定される中空筒状のハウジング3と、
車輪側の回転軸等、第二の回転軸4の端部に固定される
トリポード5とから構成される。上記ハウジング3の内
周面で円周方向等間隔の3個所位置には凹部6、6を、
それぞれ上記内周面から上記ハウジング3の直径方向外
方に向けて形成している。
トの一種として従来から、トリポード型等速ジョイント
が広く使用されている。例えば特開昭63−18603
6号公報、同62−233522号公報には、図5〜6
に示す様なトリポード型の等速ジョイント1が記載され
ている。この等速ジョイント1は、駆動軸等、第一の回
転軸2の端部に固定される中空筒状のハウジング3と、
車輪側の回転軸等、第二の回転軸4の端部に固定される
トリポード5とから構成される。上記ハウジング3の内
周面で円周方向等間隔の3個所位置には凹部6、6を、
それぞれ上記内周面から上記ハウジング3の直径方向外
方に向けて形成している。
【0003】一方、第二の回転軸4の端部に固定される
トリポード5は、上記第二の回転軸4の端部に固定する
為のボス部7と、このボス部7の外周面で円周方向等間
隔の3個所位置に形成されたトラニオン8、8とから構
成される。それぞれが円柱状に形成されたこれら各トラ
ニオン8、8の周囲には、それぞれローラ9、9を、ニ
ードル軸受10を介して回転自在に、且つ軸方向に亙る
若干の変位自在に支持している。そして、これら各ロー
ラ9、9を上記ハウジング3内周面の凹部6、6に嵌合
させる事により、等速ジョイント1を構成している。
尚、上記各凹部6、6を構成するそれぞれ1対ずつのガ
イド面11、11は、それぞれ円筒凹面としている。
又、上記各ローラ9、9の外周面は、それぞれ球状凸面
としている。上記各ガイド面の曲率半径は、上記各ロー
ラの外周面の曲率半径よりも僅かに大きい。従って上記
各ローラ9、9は、上記各凹部6、6毎に1対ずつ設け
られたガイド面11、11同士の間に、転動及び揺動自
在に支持される。
トリポード5は、上記第二の回転軸4の端部に固定する
為のボス部7と、このボス部7の外周面で円周方向等間
隔の3個所位置に形成されたトラニオン8、8とから構
成される。それぞれが円柱状に形成されたこれら各トラ
ニオン8、8の周囲には、それぞれローラ9、9を、ニ
ードル軸受10を介して回転自在に、且つ軸方向に亙る
若干の変位自在に支持している。そして、これら各ロー
ラ9、9を上記ハウジング3内周面の凹部6、6に嵌合
させる事により、等速ジョイント1を構成している。
尚、上記各凹部6、6を構成するそれぞれ1対ずつのガ
イド面11、11は、それぞれ円筒凹面としている。
又、上記各ローラ9、9の外周面は、それぞれ球状凸面
としている。上記各ガイド面の曲率半径は、上記各ロー
ラの外周面の曲率半径よりも僅かに大きい。従って上記
各ローラ9、9は、上記各凹部6、6毎に1対ずつ設け
られたガイド面11、11同士の間に、転動及び揺動自
在に支持される。
【0004】上述の様に構成される等速ジョイント1の
使用時、例えば第一の回転軸2が回転するとこの回転力
は、ハウジング3から、ローラ9、9、ニードル軸受1
0、トラニオン8、8を介して、トリポード5のボス部
7に伝わる。そして、このボス部7を端部に固定した第
二の回転軸4を回転させる。又、第一の回転軸2の中心
軸と第二の回転軸4の中心軸とが不一致の場合(等速ジ
ョイント1にジョイント角が存在した場合)には、これ
ら両回転軸2、4の回転に伴って上記各トラニオン8、
8が、上記各凹部6、6のガイド面11、11に対し
て、図5〜6に示す様にトリポード5を中心として揺動
する方向に変位する。この際、上記各トラニオン8、8
の周囲に支承されたローラ9、9が、上記各凹部6、6
のガイド面上を転動すると共に、上記各トラニオン8、
8の軸方向に変位する。これらの動きにより、周知の様
に、第一、第二の両回転軸2、4同士の間での等速性が
確保される。
使用時、例えば第一の回転軸2が回転するとこの回転力
は、ハウジング3から、ローラ9、9、ニードル軸受1
0、トラニオン8、8を介して、トリポード5のボス部
7に伝わる。そして、このボス部7を端部に固定した第
二の回転軸4を回転させる。又、第一の回転軸2の中心
軸と第二の回転軸4の中心軸とが不一致の場合(等速ジ
ョイント1にジョイント角が存在した場合)には、これ
ら両回転軸2、4の回転に伴って上記各トラニオン8、
8が、上記各凹部6、6のガイド面11、11に対し
て、図5〜6に示す様にトリポード5を中心として揺動
する方向に変位する。この際、上記各トラニオン8、8
の周囲に支承されたローラ9、9が、上記各凹部6、6
のガイド面上を転動すると共に、上記各トラニオン8、
8の軸方向に変位する。これらの動きにより、周知の様
に、第一、第二の両回転軸2、4同士の間での等速性が
確保される。
【0005】上述の様に構成され作用する等速ジョイン
ト1の場合、ジョイント角が存在する状態で第一、第二
の回転軸2、4を回転させると、上記各ローラ9、9
は、上記各ガイド面11、11に沿ってハウジング3の
軸方向に向きを変えながら移動し、しかもトラニオン
8、8の軸方向に変位する。即ち、ジョイント角が存在
する状態で、上記ボス部7を中心として上記各トラニオ
ン8、8が揺動する際には、上記各ローラ9、9は、図
6の矢印αで示す様に、上記ハウジング3の軸方向だけ
でなく直径方向にも変位する傾向となる。但し、上記各
ガイド面11、11円筒凹面であり、上記各ローラ9、
9の外周面は球状凸面である為、これら各ローラ9、9
が上記ハウジング3の直径方向に変位する事は殆どな
い。
ト1の場合、ジョイント角が存在する状態で第一、第二
の回転軸2、4を回転させると、上記各ローラ9、9
は、上記各ガイド面11、11に沿ってハウジング3の
軸方向に向きを変えながら移動し、しかもトラニオン
8、8の軸方向に変位する。即ち、ジョイント角が存在
する状態で、上記ボス部7を中心として上記各トラニオ
ン8、8が揺動する際には、上記各ローラ9、9は、図
6の矢印αで示す様に、上記ハウジング3の軸方向だけ
でなく直径方向にも変位する傾向となる。但し、上記各
ガイド面11、11円筒凹面であり、上記各ローラ9、
9の外周面は球状凸面である為、これら各ローラ9、9
が上記ハウジング3の直径方向に変位する事は殆どな
い。
【0006】従って、図5〜6図に示した従来構造のト
リポード型等速ジョイントを、ジョイント角を付した状
態で運転した場合に上記各ローラ9は、図7に示す様
に、ガイド面11に対し傾斜した状態で、このガイド面
11の長さ方向に変位する。この結果、上記各ローラ9
は、当該ローラ9を支承しているトラニオン8に対し
て、このトラニオン8の軸方向に変位する傾向となる。
そして、この変位に伴って、上記トラニオン8及びボス
部を介して上記第二の回転軸4に、軸方向に亙る力が加
わる。この力が大きくなると、上記トリポードの運転に
伴ってジャダーと呼ばれる不快な振動が発生し、乗員に
不快感を与える。即ち、上記力が大きくなる程、上記振
動が発生し易くなり、発生する振動も大きくなる。
リポード型等速ジョイントを、ジョイント角を付した状
態で運転した場合に上記各ローラ9は、図7に示す様
に、ガイド面11に対し傾斜した状態で、このガイド面
11の長さ方向に変位する。この結果、上記各ローラ9
は、当該ローラ9を支承しているトラニオン8に対し
て、このトラニオン8の軸方向に変位する傾向となる。
そして、この変位に伴って、上記トラニオン8及びボス
部を介して上記第二の回転軸4に、軸方向に亙る力が加
わる。この力が大きくなると、上記トリポードの運転に
伴ってジャダーと呼ばれる不快な振動が発生し、乗員に
不快感を与える。即ち、上記力が大きくなる程、上記振
動が発生し易くなり、発生する振動も大きくなる。
【0007】図5〜6に示した従来構造のトリポード型
等速ジョイントの運転時に、上記各トラニオン8に加わ
る軸方向の力による接触点の位置関係を、図8により説
明する。この図8で、R0 はローラ9の外周面を構成す
る球面の曲率半径、R1 はガイド面の断面の曲率半径、
(R1 −R0 )は、これら両曲率半径の差である。この
差(R1 −R0 )は、実際の場合には僅かであり、図8
には、明瞭化の為、誇張して描いている。又、Rは、上
記ローラ9が中立位置に存在する場合に於ける、このロ
ーラ9の外周面とガイド面11とが接触する接触点であ
る。又、γS は、上記ローラ9の外周面とガイド面11
との接触角を表している。この接触角γS とは、上記ロ
ーラ9が非中立状態にある場合にこのローラ9の外周面
がガイド面11に接触する接触点Sと上記ガイド面11
の断面の曲率の中心点OS とを結ぶ直線イと、上記中立
状態での接触点Rと上記中心点OS とを結ぶ直線ロとの
交差角度である。又、△は、上記ローラ9及びこのロー
ラ9の外周面の曲率の中心点の変位量である。即ち、上
記接触角がγS である場合に上記ローラ9の外周面の曲
率の中心点は、中立位置の場合に存在するO1 からO
1 ″に移動する。幾何学的に明らかな通り、これら両中
心点O1 、O1 ″は何れも、上記ガイド面の断面の曲率
の中心点OS を中心とし、半径が(R1 −R0 )である
円弧上に存在する。又、点OS 、O1 ″、Sは同一直線
イ上に、点OS 、O1 、Rは、それぞれ同一直線ロ上
に、それぞれ存在する。上記変位量△は、上記トラニオ
ン8の軸方向に亙る、これら両中心点O1 、O1 ″同士
の距離であって、自動車に組み込まれる実際のトリポー
ド型等速ジョイントの場合には、0.02mm程度であ
る。又、θ0 をジョイント角{=第一、第二の回転軸
2、4(図5〜6参照)同士の交差角度。本発明を説明
する為の図3参照。}とし、θをトラニオンが中立位置
から傾斜した角度(図3参照)である作動角とする。
等速ジョイントの運転時に、上記各トラニオン8に加わ
る軸方向の力による接触点の位置関係を、図8により説
明する。この図8で、R0 はローラ9の外周面を構成す
る球面の曲率半径、R1 はガイド面の断面の曲率半径、
(R1 −R0 )は、これら両曲率半径の差である。この
差(R1 −R0 )は、実際の場合には僅かであり、図8
には、明瞭化の為、誇張して描いている。又、Rは、上
記ローラ9が中立位置に存在する場合に於ける、このロ
ーラ9の外周面とガイド面11とが接触する接触点であ
る。又、γS は、上記ローラ9の外周面とガイド面11
との接触角を表している。この接触角γS とは、上記ロ
ーラ9が非中立状態にある場合にこのローラ9の外周面
がガイド面11に接触する接触点Sと上記ガイド面11
の断面の曲率の中心点OS とを結ぶ直線イと、上記中立
状態での接触点Rと上記中心点OS とを結ぶ直線ロとの
交差角度である。又、△は、上記ローラ9及びこのロー
ラ9の外周面の曲率の中心点の変位量である。即ち、上
記接触角がγS である場合に上記ローラ9の外周面の曲
率の中心点は、中立位置の場合に存在するO1 からO
1 ″に移動する。幾何学的に明らかな通り、これら両中
心点O1 、O1 ″は何れも、上記ガイド面の断面の曲率
の中心点OS を中心とし、半径が(R1 −R0 )である
円弧上に存在する。又、点OS 、O1 ″、Sは同一直線
イ上に、点OS 、O1 、Rは、それぞれ同一直線ロ上
に、それぞれ存在する。上記変位量△は、上記トラニオ
ン8の軸方向に亙る、これら両中心点O1 、O1 ″同士
の距離であって、自動車に組み込まれる実際のトリポー
ド型等速ジョイントの場合には、0.02mm程度であ
る。又、θ0 をジョイント角{=第一、第二の回転軸
2、4(図5〜6参照)同士の交差角度。本発明を説明
する為の図3参照。}とし、θをトラニオンが中立位置
から傾斜した角度(図3参照)である作動角とする。
【0008】図5〜6に示す様に、トリポード型等速ジ
ョイントを、θ0 なるジョイント角を付した状態で運転
した場合にローラ9はアンカ側(回転力の伝達時に、こ
の回転力に基づいて各ローラの外周面が押し付けられる
側)のガイド面11上を、本発明を説明する為の図3に
示す様に、トリポードの中心点OJ を中心とする円弧運
動を行なう傾向となる。従って、上記ローラ9が転動し
ようとする方向と円筒凹面状のガイド面11の方向との
ずれである斜交角度は、作動角θの変化に伴って刻々と
変化し、作動角θが大きくなる程、上記斜交角度が大き
くなる。但し、上記ガイド面11が円筒凹面状に形成さ
れているので、上記ローラ9は上記トリポードの中心点
OJ を中心とする円弧運動を行なえない。即ち、このロ
ーラ9は、1対のガイド面11、11とローラ9の外周
面との間の隙間(遊び)により、上記トラニオン8の軸
方向に、△変位するだけである。そして、この△分の変
位に伴って、上記ローラ9の外周面とガイド面11との
接触点が、中立位置である接触点Rから、接触点Sに移
動し、上記ローラ9の外周面とガイド面11との接触角
がγS となる。前述した図8から明らかな通り、この接
触角γS は、上記変位量△が小さい場合でも相当に大き
くなる。
ョイントを、θ0 なるジョイント角を付した状態で運転
した場合にローラ9はアンカ側(回転力の伝達時に、こ
の回転力に基づいて各ローラの外周面が押し付けられる
側)のガイド面11上を、本発明を説明する為の図3に
示す様に、トリポードの中心点OJ を中心とする円弧運
動を行なう傾向となる。従って、上記ローラ9が転動し
ようとする方向と円筒凹面状のガイド面11の方向との
ずれである斜交角度は、作動角θの変化に伴って刻々と
変化し、作動角θが大きくなる程、上記斜交角度が大き
くなる。但し、上記ガイド面11が円筒凹面状に形成さ
れているので、上記ローラ9は上記トリポードの中心点
OJ を中心とする円弧運動を行なえない。即ち、このロ
ーラ9は、1対のガイド面11、11とローラ9の外周
面との間の隙間(遊び)により、上記トラニオン8の軸
方向に、△変位するだけである。そして、この△分の変
位に伴って、上記ローラ9の外周面とガイド面11との
接触点が、中立位置である接触点Rから、接触点Sに移
動し、上記ローラ9の外周面とガイド面11との接触角
がγS となる。前述した図8から明らかな通り、この接
触角γS は、上記変位量△が小さい場合でも相当に大き
くなる。
【0009】又、トリポード型等速ジョイントの運転時
に於ける、この様な接触角γS 並びにこの接触角γS に
結び付く変位△は、次の様にして定まる。上記ローラ9
は上記トラニオン8に、ニードル軸受10(図6参照)
を介して回転自在に、且つ、このトラニオン8の軸方向
に亙る変位自在に支持している。但し、トリポード型等
速ジョイントによる回転力の伝達時には、上記ニードル
軸受に大きなラジアル荷重が加わっているので、このニ
ードル軸受を構成する複数のニードルの転動面と上記ト
ラニオン8の外周面及び上記ローラ9の内周面との間に
は、或る程度大きな摩擦力が作用する。従って、上記ロ
ーラ9をトラニオン8の軸方向に変位させる為には、こ
の摩擦力に打ち勝つ必要がある。一方、上記ローラ9を
トラニオン8の軸方向に変位させようとする力は、上記
ガイド面11に乗り上げたローラ9の外周面が、このガ
イド面11の幅方向中央部に滑り落ちようとする事によ
り発生する。従って、上記接触角γS 及び変位△は、上
記摩擦力とローラ9の外周面がガイド面11の幅方向中
央部に滑り落ちようとする力とが釣り合う状態に維持さ
れる。
に於ける、この様な接触角γS 並びにこの接触角γS に
結び付く変位△は、次の様にして定まる。上記ローラ9
は上記トラニオン8に、ニードル軸受10(図6参照)
を介して回転自在に、且つ、このトラニオン8の軸方向
に亙る変位自在に支持している。但し、トリポード型等
速ジョイントによる回転力の伝達時には、上記ニードル
軸受に大きなラジアル荷重が加わっているので、このニ
ードル軸受を構成する複数のニードルの転動面と上記ト
ラニオン8の外周面及び上記ローラ9の内周面との間に
は、或る程度大きな摩擦力が作用する。従って、上記ロ
ーラ9をトラニオン8の軸方向に変位させる為には、こ
の摩擦力に打ち勝つ必要がある。一方、上記ローラ9を
トラニオン8の軸方向に変位させようとする力は、上記
ガイド面11に乗り上げたローラ9の外周面が、このガ
イド面11の幅方向中央部に滑り落ちようとする事によ
り発生する。従って、上記接触角γS 及び変位△は、上
記摩擦力とローラ9の外周面がガイド面11の幅方向中
央部に滑り落ちようとする力とが釣り合う状態に維持さ
れる。
【0010】この様にして定まる接触角γS と前記斜交
角度とにより、上記ローラ9が当該接点位置で上記ガイ
ド面11を幅方向端部に向けてせり上がろうとする角度
を、せり上がり角βとする。このせり上がり角βが大き
い程、上記ローラ9からトラニオン8を介して第二の回
転軸4に加わる、この第二の回転軸4の軸方向に亙る力
が大きくなる。そして、このせり上がり角βは、次の
(1)式で表される。 β=sin-1 〔 sin{ tan-1( tanθ/ cosγS )}・ sinγS 〕−−(1) この(1)式に基づいて、図5〜8に示す様な従来構造
の場合のせり上がり角度βを、作動角θ=16°、γS
=15°の条件で求めると、β≒4.224°となる。
この値は、トリポード型等速ジョイントの運転時に発生
する振動を抑える面からは、小さいとは言えない。
角度とにより、上記ローラ9が当該接点位置で上記ガイ
ド面11を幅方向端部に向けてせり上がろうとする角度
を、せり上がり角βとする。このせり上がり角βが大き
い程、上記ローラ9からトラニオン8を介して第二の回
転軸4に加わる、この第二の回転軸4の軸方向に亙る力
が大きくなる。そして、このせり上がり角βは、次の
(1)式で表される。 β=sin-1 〔 sin{ tan-1( tanθ/ cosγS )}・ sinγS 〕−−(1) この(1)式に基づいて、図5〜8に示す様な従来構造
の場合のせり上がり角度βを、作動角θ=16°、γS
=15°の条件で求めると、β≒4.224°となる。
この値は、トリポード型等速ジョイントの運転時に発生
する振動を抑える面からは、小さいとは言えない。
【0011】上述の様な原因で発生する振動を抑える為
の技術として、特開昭61−116126号公報には、
各ローラの外周面を構成する球面の曲率半径に比べて、
これら各ローラの外周面が当接するガイド面の断面の曲
率半径を十分に大きくする技術が記載されている。とこ
ろが、この公報に記載された技術の場合には、上記各ロ
ーラがトラニオンの軸方向に変位した場合に、これら各
ローラの外周面が、アンカ側のガイド面だけでなく、反
アンカ側(回転力の伝達時に各ローラの外周面が押し付
けられない側)のガイド面にも当接する。この様に上記
各ローラの外周面が、アンカ側と反アンカ側との両方の
ガイド面に当接(2点接触)すると、これら各ローラが
回転する事に対する抵抗が大きくなり、著しい場合には
これら各ローラがハウジング内でロックする(回転不能
になる)。
の技術として、特開昭61−116126号公報には、
各ローラの外周面を構成する球面の曲率半径に比べて、
これら各ローラの外周面が当接するガイド面の断面の曲
率半径を十分に大きくする技術が記載されている。とこ
ろが、この公報に記載された技術の場合には、上記各ロ
ーラがトラニオンの軸方向に変位した場合に、これら各
ローラの外周面が、アンカ側のガイド面だけでなく、反
アンカ側(回転力の伝達時に各ローラの外周面が押し付
けられない側)のガイド面にも当接する。この様に上記
各ローラの外周面が、アンカ側と反アンカ側との両方の
ガイド面に当接(2点接触)すると、これら各ローラが
回転する事に対する抵抗が大きくなり、著しい場合には
これら各ローラがハウジング内でロックする(回転不能
になる)。
【0012】上記各ローラの外径に比べて互いに対向す
る1対のガイド面同士の間隔を十分に大きくすれば、上
記各ローラがガイド面に2点接触する事を防止して、上
記ロックの発生を防止できる。ところが、この様に各ロ
ーラの外径と1対のガイド面同士の間隔との差を大きく
すると、トリポード型等速ジョイントの回転方向に亙る
遊び(バックラッシュ)が大きくなる。そして、例えば
加速状態からエンジンブレーキによる減速状態に移行す
る場合、或はその逆の場合に、トリポード型等速ジョイ
ント内部で発生する打音が大きくなり、乗員に不快感を
与える等の問題を発生する。
る1対のガイド面同士の間隔を十分に大きくすれば、上
記各ローラがガイド面に2点接触する事を防止して、上
記ロックの発生を防止できる。ところが、この様に各ロ
ーラの外径と1対のガイド面同士の間隔との差を大きく
すると、トリポード型等速ジョイントの回転方向に亙る
遊び(バックラッシュ)が大きくなる。そして、例えば
加速状態からエンジンブレーキによる減速状態に移行す
る場合、或はその逆の場合に、トリポード型等速ジョイ
ント内部で発生する打音が大きくなり、乗員に不快感を
与える等の問題を発生する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の様な
事情に鑑みて、バックラッシュを大きくしなくても、大
きなジョイント角を付した状態で運転した場合に不快な
振動を発生する事がない、トリポード型等速ジョイント
を提供すべく、発明したものである。
事情に鑑みて、バックラッシュを大きくしなくても、大
きなジョイント角を付した状態で運転した場合に不快な
振動を発生する事がない、トリポード型等速ジョイント
を提供すべく、発明したものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のトリポード型等
速ジョイントは、前述した従来のトリポード型等速ジョ
イントと同様に、第一の回転軸の端部に固定される、軸
方向一端側が開口した中空筒状のハウジングと、このハ
ウジングの内周面に円周方向に亙って等間隔に形成され
た3個の凹部と、これら各凹部の内面で互いに対向する
部分に、それぞれ上記ハウジングの軸方向に亙って、各
凹部毎に1対ずつ形成された、円筒凹面状のガイド面
と、上記3個の凹部内に進入する3本のトラニオンを外
周面に円周方向に亙って等間隔に固設し、第二の回転軸
の端部に固定されるトリポードと、それぞれ上記各トラ
ニオンの外周面に回転自在に、且つ各トラニオンの軸方
向に亙る若干の変位を自在に支持された、それぞれの外
周面が球状凸面である3個のローラとを備える。
速ジョイントは、前述した従来のトリポード型等速ジョ
イントと同様に、第一の回転軸の端部に固定される、軸
方向一端側が開口した中空筒状のハウジングと、このハ
ウジングの内周面に円周方向に亙って等間隔に形成され
た3個の凹部と、これら各凹部の内面で互いに対向する
部分に、それぞれ上記ハウジングの軸方向に亙って、各
凹部毎に1対ずつ形成された、円筒凹面状のガイド面
と、上記3個の凹部内に進入する3本のトラニオンを外
周面に円周方向に亙って等間隔に固設し、第二の回転軸
の端部に固定されるトリポードと、それぞれ上記各トラ
ニオンの外周面に回転自在に、且つ各トラニオンの軸方
向に亙る若干の変位を自在に支持された、それぞれの外
周面が球状凸面である3個のローラとを備える。
【0015】特に、本発明のトリポード型等速ジョイン
トに於いては、少なくともアンカ側のガイド面は、中央
転動面部と1対の案内面部とを備える。このうちの中央
転動面部は、上記各ガイド面の幅方向中央部分に設けら
れて、上記各ローラの外周面の曲率半径よりも十分に大
きな曲率半径を有する。又、上記1対の案内面部は、上
記各ガイド面の幅方向両側部分に設けられ、それぞれが
上記各ローラの外周面の曲率半径と同等若しくはこの曲
率半径よりも僅かに大きな曲率半径を有する。そして、
上記中央転動面部の幅方向両端縁と上記各案内面部の端
縁とを滑らかに連続させている。
トに於いては、少なくともアンカ側のガイド面は、中央
転動面部と1対の案内面部とを備える。このうちの中央
転動面部は、上記各ガイド面の幅方向中央部分に設けら
れて、上記各ローラの外周面の曲率半径よりも十分に大
きな曲率半径を有する。又、上記1対の案内面部は、上
記各ガイド面の幅方向両側部分に設けられ、それぞれが
上記各ローラの外周面の曲率半径と同等若しくはこの曲
率半径よりも僅かに大きな曲率半径を有する。そして、
上記中央転動面部の幅方向両端縁と上記各案内面部の端
縁とを滑らかに連続させている。
【0016】
【作用】上述の様に構成される本発明のトリポード型等
速ジョイントが、第一の回転軸の端部に固定されるハウ
ジングと第二の回転軸の端部に固定されるトリポードと
の間で回転力の伝達を行なう際の作用自体は、前述した
従来の、或は先発明のトリポード型等速ジョイントの場
合と同様である。
速ジョイントが、第一の回転軸の端部に固定されるハウ
ジングと第二の回転軸の端部に固定されるトリポードと
の間で回転力の伝達を行なう際の作用自体は、前述した
従来の、或は先発明のトリポード型等速ジョイントの場
合と同様である。
【0017】特に、本発明のトリポード型等速ジョイン
トは、ガイド面の幅方向中央部分に設けた中央転動部の
曲率半径をローラの外周面の曲率半径よりも十分に大き
くしているので、回転力伝達に伴って上記ローラがガイ
ド面にせり上がる程度が抑えられる(せり上がり角度が
小さくなる)。この結果、上記ローラを支承しているト
ラニオンを介して、トリポードを固定した第二の回転軸
に軸方向に亙って加わる力を小さくして、トリポード型
等速ジョイントの運転時に発生する振動を抑制できる。
トは、ガイド面の幅方向中央部分に設けた中央転動部の
曲率半径をローラの外周面の曲率半径よりも十分に大き
くしているので、回転力伝達に伴って上記ローラがガイ
ド面にせり上がる程度が抑えられる(せり上がり角度が
小さくなる)。この結果、上記ローラを支承しているト
ラニオンを介して、トリポードを固定した第二の回転軸
に軸方向に亙って加わる力を小さくして、トリポード型
等速ジョイントの運転時に発生する振動を抑制できる。
【0018】更に、本発明のトリポード型等速ジョイン
トの場合には、上記中央転動部の幅方向両側に、上記各
ローラの外周面の曲率半径と同等若しくはこの曲率半径
よりも僅かに大きな曲率半径を有する案内面部を設けて
いるので、これら各案内面部が、上記トラニオンに対す
る上記ローラの軸方向変位を規制する。従って、このロ
ーラがトラニオンの軸方向に亙って過剰に変位する事が
防止される。この結果、各凹部毎に1対ずつ設けたガイ
ド面同士の間隔を徒に大きくしなくても、上記ローラの
外周面が反アンカ側のガイド面に当接する事を防止でき
て、バックラッシュの発生を抑えられる。
トの場合には、上記中央転動部の幅方向両側に、上記各
ローラの外周面の曲率半径と同等若しくはこの曲率半径
よりも僅かに大きな曲率半径を有する案内面部を設けて
いるので、これら各案内面部が、上記トラニオンに対す
る上記ローラの軸方向変位を規制する。従って、このロ
ーラがトラニオンの軸方向に亙って過剰に変位する事が
防止される。この結果、各凹部毎に1対ずつ設けたガイ
ド面同士の間隔を徒に大きくしなくても、上記ローラの
外周面が反アンカ側のガイド面に当接する事を防止でき
て、バックラッシュの発生を抑えられる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、ジョイン
ト角を付した状態での回転力伝達時に、トリポード型等
速ジョイントを構成するハウジング3に設けたガイド面
11とローラ9の外周面との間に作用する摩擦力、並び
にトラニオンの軸方向に加わる力を低減する為に、上記
ガイド面11の形状を工夫した点にある。その他の部分
の構造及び作用に就いては、前述の図5〜6に示した従
来構造と同様である為、同等部分に関する図示及び説明
は、省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を
中心に説明する。尚、上記ローラ9はトラニオン8の周
囲に、ニードル軸受10により、回転及び軸方向に亙る
若干の変位自在に支持している。上記ニードル軸受10
を構成する複数のニードル14、14は、係止リング1
5と止め輪16とにより、上記ローラ9の内側から抜け
出ない様にしている。
の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、ジョイン
ト角を付した状態での回転力伝達時に、トリポード型等
速ジョイントを構成するハウジング3に設けたガイド面
11とローラ9の外周面との間に作用する摩擦力、並び
にトラニオンの軸方向に加わる力を低減する為に、上記
ガイド面11の形状を工夫した点にある。その他の部分
の構造及び作用に就いては、前述の図5〜6に示した従
来構造と同様である為、同等部分に関する図示及び説明
は、省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を
中心に説明する。尚、上記ローラ9はトラニオン8の周
囲に、ニードル軸受10により、回転及び軸方向に亙る
若干の変位自在に支持している。上記ニードル軸受10
を構成する複数のニードル14、14は、係止リング1
5と止め輪16とにより、上記ローラ9の内側から抜け
出ない様にしている。
【0020】本発明のトリポード型等速ジョイントを構
成する為、ハウジング3内周面の3個所位置に形成した
凹部6に、互いに対向する状態でそれぞれ1対ずつ形成
した各ガイド面11、11は、それぞれ1個の中央転動
面部12と、1対の案内面部13、13とを備える。こ
のうちの中央転動面部12は、上記各ガイド面11、1
1の幅方向(図1〜2の左右方向、図3の上下方向)中
央部分である、図1〜2の点P、Q間に設けている。そ
して、この中央転動面部12の曲率半径R2 は、ローラ
9の外周面の曲率半径R0 よりも十分に大きく(R2 ≫
R0 )している。尚、この中央転動面部12は、少なく
とも自動車の前進時にアンカ側となるガイド面11に形
成すれば足りる。但し、左右の駆動輪に組み付けるトリ
ポード型等速ジョイントで、ハウジング3の部品の共用
化を図る為には、両方のガイド面11、11を同形状と
する事が好ましい。
成する為、ハウジング3内周面の3個所位置に形成した
凹部6に、互いに対向する状態でそれぞれ1対ずつ形成
した各ガイド面11、11は、それぞれ1個の中央転動
面部12と、1対の案内面部13、13とを備える。こ
のうちの中央転動面部12は、上記各ガイド面11、1
1の幅方向(図1〜2の左右方向、図3の上下方向)中
央部分である、図1〜2の点P、Q間に設けている。そ
して、この中央転動面部12の曲率半径R2 は、ローラ
9の外周面の曲率半径R0 よりも十分に大きく(R2 ≫
R0 )している。尚、この中央転動面部12は、少なく
とも自動車の前進時にアンカ側となるガイド面11に形
成すれば足りる。但し、左右の駆動輪に組み付けるトリ
ポード型等速ジョイントで、ハウジング3の部品の共用
化を図る為には、両方のガイド面11、11を同形状と
する事が好ましい。
【0021】この様な中央転動面部12の幅寸法B0
は、トリポード型等速ジョイントを介して互いに連結さ
れる第一、第二の回転軸2、4(図5〜6参照)の交差
角度を最大とした状態で回転力の伝達を行なう場合で
の、上記各ガイド面11、11の幅方向に亙るトラニオ
ン8の軌跡の変位量にほぼ一致させている。即ち、トリ
ポード型等速ジョイントをジョイント角を付した状態で
運転した場合にトラニオン8上の1点(トリポード5の
P.C.D.に相当)がガイド面11上に描く軌跡は、
図3に太実線aで示す様に、トリポードの中心点OJ を
中心とする円弧よりも小さな曲率半径の円弧となる(太
実線aで示した軌跡は、トリポード中心の偏心運動によ
るトラニオンのストローク運動と揺動旋回運動とを合成
したものである)。この様な円弧運動を行なうトラニオ
ン8に対して、ローラ9がトラニオン8の軸方向に相対
変位しない場合には、上記ローラ9の外周面とアンカ側
のガイド面11との当接位置は、同図にB1 で示した範
囲内で、このガイド面11の幅方向に変位する。
は、トリポード型等速ジョイントを介して互いに連結さ
れる第一、第二の回転軸2、4(図5〜6参照)の交差
角度を最大とした状態で回転力の伝達を行なう場合で
の、上記各ガイド面11、11の幅方向に亙るトラニオ
ン8の軌跡の変位量にほぼ一致させている。即ち、トリ
ポード型等速ジョイントをジョイント角を付した状態で
運転した場合にトラニオン8上の1点(トリポード5の
P.C.D.に相当)がガイド面11上に描く軌跡は、
図3に太実線aで示す様に、トリポードの中心点OJ を
中心とする円弧よりも小さな曲率半径の円弧となる(太
実線aで示した軌跡は、トリポード中心の偏心運動によ
るトラニオンのストローク運動と揺動旋回運動とを合成
したものである)。この様な円弧運動を行なうトラニオ
ン8に対して、ローラ9がトラニオン8の軸方向に相対
変位しない場合には、上記ローラ9の外周面とアンカ側
のガイド面11との当接位置は、同図にB1 で示した範
囲内で、このガイド面11の幅方向に変位する。
【0022】又、上記1対の案内面部13、13は、上
記各ガイド面11、11の幅方向両側部分に設けてい
る。そして、これら各案内面部13、13の曲率半径R
1 、R1 は、それぞれ上記ローラ9の外周面の曲率半径
R0 と同じか、或はこの曲率半径R0 よりも僅かに大き
く(R1 ≧R0 )している。そして、上記中央転動面部
12の幅方向両端縁と、上記各案内面部12、12の端
縁とを、前記点P、Q部分で、滑らかに連続させてい
る。
記各ガイド面11、11の幅方向両側部分に設けてい
る。そして、これら各案内面部13、13の曲率半径R
1 、R1 は、それぞれ上記ローラ9の外周面の曲率半径
R0 と同じか、或はこの曲率半径R0 よりも僅かに大き
く(R1 ≧R0 )している。そして、上記中央転動面部
12の幅方向両端縁と、上記各案内面部12、12の端
縁とを、前記点P、Q部分で、滑らかに連続させてい
る。
【0023】尚、上記各案内面部13、13の曲率半径
の中心点O1 、O1 ´は、上記トラニオン8のほぼ中心
軸上で、上記ローラ9の外周面の曲率半径の中心点OS
を軸方向両側から挟む位置に存在する。一方、上記中央
転動面部12の曲率半径の中心点O2 は、上記ローラ9
の外周面の曲率半径の中心点OS 部分で上記トラニオン
8の中心軸に直交する仮想平面上に存在する。
の中心点O1 、O1 ´は、上記トラニオン8のほぼ中心
軸上で、上記ローラ9の外周面の曲率半径の中心点OS
を軸方向両側から挟む位置に存在する。一方、上記中央
転動面部12の曲率半径の中心点O2 は、上記ローラ9
の外周面の曲率半径の中心点OS 部分で上記トラニオン
8の中心軸に直交する仮想平面上に存在する。
【0024】上述の様に本発明のトリポード型等速ジョ
イントは、ガイド面11の幅方向中央部分に設けた中央
転動部12の曲率半径R2 を、ローラ9の外周面の曲率
半径R0 よりも十分に大きくしているので、回転力伝達
に伴って上記ローラ9がガイド面11の中央部から、内
径が小さい幅方向端部に向けにせり上がる程度が抑えら
れる(せり上がり角度が小さくなる)。この結果、上記
ローラ9を支承しているトラニオン8に軸方向に亙って
加わる力を小さくして、トリポード型等速ジョイントの
運転時に発生する振動を抑制できる。
イントは、ガイド面11の幅方向中央部分に設けた中央
転動部12の曲率半径R2 を、ローラ9の外周面の曲率
半径R0 よりも十分に大きくしているので、回転力伝達
に伴って上記ローラ9がガイド面11の中央部から、内
径が小さい幅方向端部に向けにせり上がる程度が抑えら
れる(せり上がり角度が小さくなる)。この結果、上記
ローラ9を支承しているトラニオン8に軸方向に亙って
加わる力を小さくして、トリポード型等速ジョイントの
運転時に発生する振動を抑制できる。
【0025】例えば、上記ローラ9の外周面の曲率半径
R0 を17.5mmとし、中央転動部12の曲率半径R2
を、ローラ9の外周面の曲率半径R0 の1.5倍である
26.25mmとし、中央転動部12の幅寸法B0 を2mm
とすると、接触角γS は、γS = sin-1(B0 /2R
2 )≒2.183°となる。このγS の値を、せり上が
り角βを求める為の前記(1)式に代入すると、β≒
0.602°となる。尚、作動角θは、前述した従来構
造の場合と同様に16°とした。
R0 を17.5mmとし、中央転動部12の曲率半径R2
を、ローラ9の外周面の曲率半径R0 の1.5倍である
26.25mmとし、中央転動部12の幅寸法B0 を2mm
とすると、接触角γS は、γS = sin-1(B0 /2R
2 )≒2.183°となる。このγS の値を、せり上が
り角βを求める為の前記(1)式に代入すると、β≒
0.602°となる。尚、作動角θは、前述した従来構
造の場合と同様に16°とした。
【0026】この様に、本発明のトリポード型等速ジョ
イントによれば、トリポード型等速ジョイントの運転時
に各トラニオン8を介して第二の回転軸4(図5〜6)
の軸方向に加わる力に結び付く、せり上がり角度βを小
さく抑える事ができる。この為、上記軸方向に加わる力
を小さくして、トリポード型等速ジョイントの運転時に
発生する振動を抑制できる。
イントによれば、トリポード型等速ジョイントの運転時
に各トラニオン8を介して第二の回転軸4(図5〜6)
の軸方向に加わる力に結び付く、せり上がり角度βを小
さく抑える事ができる。この為、上記軸方向に加わる力
を小さくして、トリポード型等速ジョイントの運転時に
発生する振動を抑制できる。
【0027】しかも、本発明のトリポード型等速ジョイ
ントの場合には、上記中央転動部12の幅方向両側に、
それぞれが上記ローラ9の外周面の曲率半径R0 と同じ
か、この曲率半径R0 よりも僅かに大きな曲率半径R
1 、R1 を有する1対の案内面部13、13を設けてい
るので、これら各案内面部13、13が、上記トラニオ
ン8に対する上記ローラ9の軸方向変位を規制する。従
って、このローラ9がトラニオン8の軸方向に亙って過
剰に変位する事が防止される。この結果、各凹部6毎に
1対ずつ設けたガイド面11、11同士の間隔を徒に大
きくしなくても、上記ローラ9の外周面が反アンカ側の
ガイド面11に当接する事を防止できる。従って、バッ
クラッシュを小さく抑えても、前述した特開昭61−1
16126号公報に記載された発明の様に、ローラ9が
凹部6の内面に2点で接触する事がなくなる。
ントの場合には、上記中央転動部12の幅方向両側に、
それぞれが上記ローラ9の外周面の曲率半径R0 と同じ
か、この曲率半径R0 よりも僅かに大きな曲率半径R
1 、R1 を有する1対の案内面部13、13を設けてい
るので、これら各案内面部13、13が、上記トラニオ
ン8に対する上記ローラ9の軸方向変位を規制する。従
って、このローラ9がトラニオン8の軸方向に亙って過
剰に変位する事が防止される。この結果、各凹部6毎に
1対ずつ設けたガイド面11、11同士の間隔を徒に大
きくしなくても、上記ローラ9の外周面が反アンカ側の
ガイド面11に当接する事を防止できる。従って、バッ
クラッシュを小さく抑えても、前述した特開昭61−1
16126号公報に記載された発明の様に、ローラ9が
凹部6の内面に2点で接触する事がなくなる。
【0028】即ち、トラニオン8の軸方向に関するロー
ラ9の位置は、低負荷若しくは無負荷状態でトリポード
型等速ジョイントの運転時にローラ9に加わる遠心力等
により、このローラ9が上記トラニオン8に対して摺動
し、正規位置からずれる可能性がある。本発明のトリポ
ード型等速ジョイントの場合には、この様にローラ9の
位置が正規位置からずれた場合でも、トリポード型等速
ジョイントが1回転する間に、ローラ9を正規位置に戻
す力が作用する。即ち、ローラ9の位置が正規位置から
ずれると、このローラ9の外周面が、上記1対の案内面
部13、13のうちの何れかの案内面部13に当接す
る。そして、当該案内面部13により上記ローラ9が、
正規位置に押し戻される。従って、上記ローラ9の位置
が正規位置からずれたままになる事はない。尚、上記案
内面部13がローラ9を正規位置に押し戻す際には、こ
のローラ9からトラニオン8を介して第二の回転軸4
(図5〜6)に、比較的大きな軸方向の力が加わる。但
し、この力は連続的に加わる事はないので、他の部分の
共振を引き起こす様な振動に結び付く事はない。
ラ9の位置は、低負荷若しくは無負荷状態でトリポード
型等速ジョイントの運転時にローラ9に加わる遠心力等
により、このローラ9が上記トラニオン8に対して摺動
し、正規位置からずれる可能性がある。本発明のトリポ
ード型等速ジョイントの場合には、この様にローラ9の
位置が正規位置からずれた場合でも、トリポード型等速
ジョイントが1回転する間に、ローラ9を正規位置に戻
す力が作用する。即ち、ローラ9の位置が正規位置から
ずれると、このローラ9の外周面が、上記1対の案内面
部13、13のうちの何れかの案内面部13に当接す
る。そして、当該案内面部13により上記ローラ9が、
正規位置に押し戻される。従って、上記ローラ9の位置
が正規位置からずれたままになる事はない。尚、上記案
内面部13がローラ9を正規位置に押し戻す際には、こ
のローラ9からトラニオン8を介して第二の回転軸4
(図5〜6)に、比較的大きな軸方向の力が加わる。但
し、この力は連続的に加わる事はないので、他の部分の
共振を引き起こす様な振動に結び付く事はない。
【0029】次に、図4は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合には、ガイド面11の幅方
向中央部に存在する中央転動面12の曲率半径を無限大
としている。従って、本例の場合には、上記中央転動面
12は平坦面である。この様に中央転動面12を平坦面
とした事に伴い、前記(1)式で求められる接触角γS
は0°となる。従って、せり上がり角βも0°となる。
例を示している。本例の場合には、ガイド面11の幅方
向中央部に存在する中央転動面12の曲率半径を無限大
としている。従って、本例の場合には、上記中央転動面
12は平坦面である。この様に中央転動面12を平坦面
とした事に伴い、前記(1)式で求められる接触角γS
は0°となる。従って、せり上がり角βも0°となる。
【0030】この様に、トリポード型等速ジョイントの
運転時にトラニオン8に加わる軸方向の力を小さく抑え
る為には、上記中央転動面12の曲率半径R2 を大きく
する事が好ましい。但し、この中央転動面12の曲率半
径R2 を大きくすると、この中央転動面12とローラ9
の外周面との接触面積が狭くなり、大きなトルクを伝達
する場合には、これら両面の耐久性を確保する事が難し
くなる。これに対して、上記中央転動面12の曲率半径
をローラ9の外周面の曲率半径R0 に近づければ、接触
面積の増大による耐久性確保を図れる反面、トリポード
型等速ジョイントの運転時にトラニオン8に加わる軸方
向の力が大きくなり、振動が発生し易くなる。そこで、
上記中央転動面12の曲率半径R2 は、伝達すべきトル
クの大きさ等、トリポード型等速ジョイントの使用状況
を勘案しつつ設計的に規制する。尚、好ましくは、中央
転動面部12の曲率半径R2 を、上記ローラ9の外周面
の曲率半径R0 の1.5倍以上とする。
運転時にトラニオン8に加わる軸方向の力を小さく抑え
る為には、上記中央転動面12の曲率半径R2 を大きく
する事が好ましい。但し、この中央転動面12の曲率半
径R2 を大きくすると、この中央転動面12とローラ9
の外周面との接触面積が狭くなり、大きなトルクを伝達
する場合には、これら両面の耐久性を確保する事が難し
くなる。これに対して、上記中央転動面12の曲率半径
をローラ9の外周面の曲率半径R0 に近づければ、接触
面積の増大による耐久性確保を図れる反面、トリポード
型等速ジョイントの運転時にトラニオン8に加わる軸方
向の力が大きくなり、振動が発生し易くなる。そこで、
上記中央転動面12の曲率半径R2 は、伝達すべきトル
クの大きさ等、トリポード型等速ジョイントの使用状況
を勘案しつつ設計的に規制する。尚、好ましくは、中央
転動面部12の曲率半径R2 を、上記ローラ9の外周面
の曲率半径R0 の1.5倍以上とする。
【0031】
【発明の効果】本発明のトリポード型等速ジョイント
は、以上に述べた通り構成され作用するので、内部で発
生する摩擦に基づく動力損失の低減を図り、伝達効率の
向上を図ると共に、動力伝達時に発生する振動の低減に
も寄与できる。又、運転時に発生する摩擦熱も抑える事
ができる。しかも、ハウジングの形状を一部変更するの
みで足り、他の部品は従来と同じものを使用できる為、
コストアップとなる事がない。
は、以上に述べた通り構成され作用するので、内部で発
生する摩擦に基づく動力損失の低減を図り、伝達効率の
向上を図ると共に、動力伝達時に発生する振動の低減に
も寄与できる。又、運転時に発生する摩擦熱も抑える事
ができる。しかも、ハウジングの形状を一部変更するの
みで足り、他の部品は従来と同じものを使用できる為、
コストアップとなる事がない。
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す部分切断正
面図。
面図。
【図2】ガイド面とローラの外周面との接触状態を、一
部の部品を省略して示す、図1の部分拡大図。
部の部品を省略して示す、図1の部分拡大図。
【図3】ガイド面上のローラの軌跡を示す、図2の上方
から見た図。
から見た図。
【図4】本発明の実施の形態の第2例を示す、図2と同
様の図。
様の図。
【図5】従来のトリポード型等速ジョイントの1例を示
す略斜視図。
す略斜視図。
【図6】図5のA−A断面図。
【図7】ジョイント角を付した状態に於けるローラとガ
イド面との関係を示す部分斜視図。
イド面との関係を示す部分斜視図。
【図8】従来構造に於けるガイド面とローラの外周面と
の接触状態を示す、図2と同様の図。
の接触状態を示す、図2と同様の図。
1 等速ジョイント 2 第一の回転軸 3 ハウジング 4 第二の回転軸 5 トリポード 6 凹部 7 ボス部 8 トラニオン 9 ローラ 10 ニードル軸受 11 ガイド面 12 中央転動面部 13 案内面部 14 ニードル 15 係止リング 16 止め輪
Claims (3)
- 【請求項1】 第一の回転軸の端部に固定される、軸方
向一端側が開口した中空筒状のハウジングと、このハウ
ジングの内周面に円周方向に亙って等間隔に形成された
3個の凹部と、これら各凹部の内面で互いに対向する部
分に、それぞれ上記ハウジングの軸方向に亙って、各凹
部毎に1対ずつ形成された、円筒凹面状のガイド面と、
上記3個の凹部内に進入する3本のトラニオンを外周面
に円周方向に亙って等間隔に固設し、第二の回転軸の端
部に固定されるトリポードと、それぞれ上記各トラニオ
ンの外周面に回転自在に、且つ各トラニオンの軸方向に
亙る若干の変位を自在に支持された、それぞれの外周面
が球状凸面である3個のローラとを備えたトリポード型
等速ジョイントに於いて、少なくともアンカ側のガイド
面は、幅方向中央部分に上記各ローラの外周面の曲率半
径よりも十分に大きな曲率半径を有する中央転動面部
を、幅方向両側部分にそれぞれが上記各ローラの外周面
の曲率半径と同等若しくはこの曲率半径よりも僅かに大
きな曲率半径を有する1対の案内面部を、それぞれ備
え、上記中央転動面部の幅方向両端縁と上記各案内面部
の端縁とを滑らかに連続させたものである事を特徴とす
るトリポード型等速ジョイント。 - 【請求項2】 中央転動面部の幅寸法を、第一、第二の
回転軸の交差角度を最大とした状態で回転力の伝達を行
なう場合での、ガイド面の幅方向に亙るローラの変位量
にほぼ一致させた、請求項1に記載したトリポード型等
速ジョイント。 - 【請求項3】 中央転動面部の曲率半径が無限大で、こ
の中央転動面部が平坦面である、請求項1又は請求項2
に記載したトリポード型等速ジョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14036196A JPH09324822A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | トリポード型等速ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14036196A JPH09324822A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | トリポード型等速ジョイント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09324822A true JPH09324822A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15267044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14036196A Pending JPH09324822A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | トリポード型等速ジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09324822A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100397375B1 (ko) * | 2001-04-23 | 2003-09-17 | 박미숙 | 가변접촉식 트라이포드 등속조인트 |
| EP1533535A1 (en) * | 2003-11-14 | 2005-05-25 | Ntn Corporation | Tripod type constant velocity universal joint |
| KR100881675B1 (ko) * | 2000-05-22 | 2009-02-06 | 엔티엔 가부시키가이샤 | 트라이포드 등속 유니버설 조인트 |
| JP2012007644A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Jtekt Corp | 摺動式トリポード型等速ジョイント |
-
1996
- 1996-06-03 JP JP14036196A patent/JPH09324822A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100881675B1 (ko) * | 2000-05-22 | 2009-02-06 | 엔티엔 가부시키가이샤 | 트라이포드 등속 유니버설 조인트 |
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| US7121950B2 (en) | 2003-11-14 | 2006-10-17 | Ntn Corporation | Tripod type constant velocity universal joint |
| CN100370162C (zh) * | 2003-11-14 | 2008-02-20 | Ntn株式会社 | 三脚架式等速万向节 |
| JP2012007644A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Jtekt Corp | 摺動式トリポード型等速ジョイント |
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