JPH0932506A - 蒸気タービンの車室冷却装置 - Google Patents
蒸気タービンの車室冷却装置Info
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- JPH0932506A JPH0932506A JP18266395A JP18266395A JPH0932506A JP H0932506 A JPH0932506 A JP H0932506A JP 18266395 A JP18266395 A JP 18266395A JP 18266395 A JP18266395 A JP 18266395A JP H0932506 A JPH0932506 A JP H0932506A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タービン車室の蒸気入口車室を冷却するため
の低温冷却蒸気の流量を自動制御可能として、蒸気ター
ビンの運転状態に適応した冷却蒸気を得ることにより、
車室の過熱やタービンの出力低下等の不具合の発生を防
止する。 【解決手段】 タービン車室の蒸気入口部を、遮熱用の
サーマルシールドにより、蒸気入口に連通される蒸気入
口車室と翼列入口に連通されるタービン入口車室とに区
画して構成される蒸気タービンにおいて、上記蒸気入口
車室に同入口車室内圧力よりも高圧の所定圧力まで膨張
せしめられた低温の冷却蒸気を導く冷却蒸気管路と、同
蒸気管路の通路面積を調整する流量制御弁とを備え、蒸
気入口車室への冷却蒸気量を高精度で以って制御可能に
する。
の低温冷却蒸気の流量を自動制御可能として、蒸気ター
ビンの運転状態に適応した冷却蒸気を得ることにより、
車室の過熱やタービンの出力低下等の不具合の発生を防
止する。 【解決手段】 タービン車室の蒸気入口部を、遮熱用の
サーマルシールドにより、蒸気入口に連通される蒸気入
口車室と翼列入口に連通されるタービン入口車室とに区
画して構成される蒸気タービンにおいて、上記蒸気入口
車室に同入口車室内圧力よりも高圧の所定圧力まで膨張
せしめられた低温の冷却蒸気を導く冷却蒸気管路と、同
蒸気管路の通路面積を調整する流量制御弁とを備え、蒸
気入口車室への冷却蒸気量を高精度で以って制御可能に
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸気タービン、特に
再熱式蒸気タービンにおいて、蒸気入口部に遮熱用のサ
ーマルシールドが設けられたタービン車室を冷却する冷
却装置に関する。
再熱式蒸気タービンにおいて、蒸気入口部に遮熱用のサ
ーマルシールドが設けられたタービン車室を冷却する冷
却装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】高圧排気後の蒸気をボ
イラに還流し、ボイラにて再加熱して中圧段タービンに
導く再熱式蒸気タービンにおいては、中圧タービン車室
の蒸気入口部が高温になるため、同蒸気入口部にサーマ
ルシールドを設置して中圧段タービン翼列への熱負荷を
軽減するようになっている。
イラに還流し、ボイラにて再加熱して中圧段タービンに
導く再熱式蒸気タービンにおいては、中圧タービン車室
の蒸気入口部が高温になるため、同蒸気入口部にサーマ
ルシールドを設置して中圧段タービン翼列への熱負荷を
軽減するようになっている。
【0003】かかるサーマルシールドを備えた再熱式蒸
気タービンの従来の1例が図2に示されている。図2に
おいて、16はタービンロータ、10はタービンの外側
車室、17は内側車室、20は高圧段翼列、30は中圧
段翼列、8は高圧タービンの主蒸気入口、19は高圧タ
ービンの高圧排気口、9は中圧タービンの再熱蒸気入
口、21は中圧排気口である。
気タービンの従来の1例が図2に示されている。図2に
おいて、16はタービンロータ、10はタービンの外側
車室、17は内側車室、20は高圧段翼列、30は中圧
段翼列、8は高圧タービンの主蒸気入口、19は高圧タ
ービンの高圧排気口、9は中圧タービンの再熱蒸気入
口、21は中圧排気口である。
【0004】5は中圧タービンの再熱蒸気入口部に設け
られた遮熱用のサーマルシールドであり、環状の耐熱金
属板から構成され、タービン車室の再熱蒸気入口部は同
サーマルシールドにより蒸気入口9に連通される蒸気入
口車室11と中圧段翼列30入口に連通されるタービン
入口車室7とに区画形成される。
られた遮熱用のサーマルシールドであり、環状の耐熱金
属板から構成され、タービン車室の再熱蒸気入口部は同
サーマルシールドにより蒸気入口9に連通される蒸気入
口車室11と中圧段翼列30入口に連通されるタービン
入口車室7とに区画形成される。
【0005】12は上記外部車室10に穿設された冷却
蒸気孔であり、高圧排気室18内の低温蒸気が同冷却蒸
気孔12を経て蒸気入口車室11内に流され、この低温
蒸気により同部が冷却せしめられる。
蒸気孔であり、高圧排気室18内の低温蒸気が同冷却蒸
気孔12を経て蒸気入口車室11内に流され、この低温
蒸気により同部が冷却せしめられる。
【0006】上記冷却蒸気孔12に導かれる冷却蒸気量
は、同蒸気孔12の通路面積と、高圧排気室18から中
圧の再熱蒸気入口までの圧力損失によって一義的に決ま
り、流量の調整はできない。
は、同蒸気孔12の通路面積と、高圧排気室18から中
圧の再熱蒸気入口までの圧力損失によって一義的に決ま
り、流量の調整はできない。
【0007】このため、上記冷却蒸気量が過大になる
と、中圧タービン入口の蒸気が過冷却となり、中圧入口
の蒸気熱量が減少し、所要の中圧タービン出力が得られ
なくなる。一方、低負荷運転時においては、高圧排気室
18と中圧タービンの再熱蒸気入口部(蒸気入口室1
1)との圧力差が小さくなるため、充分な冷却蒸気量が
得られず、タービン車室が高温となり、熱応力が過大と
なって車室の変形、クラック発生、シール部のシール不
良等の不具合発生の要因となる。
と、中圧タービン入口の蒸気が過冷却となり、中圧入口
の蒸気熱量が減少し、所要の中圧タービン出力が得られ
なくなる。一方、低負荷運転時においては、高圧排気室
18と中圧タービンの再熱蒸気入口部(蒸気入口室1
1)との圧力差が小さくなるため、充分な冷却蒸気量が
得られず、タービン車室が高温となり、熱応力が過大と
なって車室の変形、クラック発生、シール部のシール不
良等の不具合発生の要因となる。
【0008】本発明の目的は、タービン車室の蒸気入口
車室を冷却するための低温冷却蒸気の流量を自動制御可
能として、蒸気タービンの運転状態に適応した冷却蒸気
を得ることにより、車室の過熱やタービンの出力低下等
の不具合の発生を防止することにある。
車室を冷却するための低温冷却蒸気の流量を自動制御可
能として、蒸気タービンの運転状態に適応した冷却蒸気
を得ることにより、車室の過熱やタービンの出力低下等
の不具合の発生を防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するもので、その要旨とする手段は、タービン車室の
蒸気入口部を、遮熱用のサーマルシールドにより、蒸気
入口に連通される蒸気入口車室と翼列入口に連通される
タービン入口車室とに区画して構成される蒸気タービン
において、上記蒸気入口車室に同入口車室内圧力よりも
高圧の所定圧力まで膨張せしめられた低温の冷却蒸気を
導く冷却蒸気管路と、同蒸気管路の流量を調整する流量
制御弁とを備えたタービン車室の冷却装置にある。
決するもので、その要旨とする手段は、タービン車室の
蒸気入口部を、遮熱用のサーマルシールドにより、蒸気
入口に連通される蒸気入口車室と翼列入口に連通される
タービン入口車室とに区画して構成される蒸気タービン
において、上記蒸気入口車室に同入口車室内圧力よりも
高圧の所定圧力まで膨張せしめられた低温の冷却蒸気を
導く冷却蒸気管路と、同蒸気管路の流量を調整する流量
制御弁とを備えたタービン車室の冷却装置にある。
【0010】本発明は上記のように構成されているの
で、蒸気タービンの運転中、蒸気入口車室内よりも高圧
でかつ低温状態にある冷却蒸気が冷却蒸気管路を経て常
時円滑に蒸気入口車室に導入され、サーマルシールドに
よりタービン入口車室と区切られた蒸気入口車室内を冷
却する。
で、蒸気タービンの運転中、蒸気入口車室内よりも高圧
でかつ低温状態にある冷却蒸気が冷却蒸気管路を経て常
時円滑に蒸気入口車室に導入され、サーマルシールドに
よりタービン入口車室と区切られた蒸気入口車室内を冷
却する。
【0011】この際において、冷却蒸気管路内の蒸気流
量は流量制御弁の開度により調整されるので、運転状態
に適応した冷却蒸気量が蒸気入口車室内に導入され、蒸
気入口車室内は適温に維持される。
量は流量制御弁の開度により調整されるので、運転状態
に適応した冷却蒸気量が蒸気入口車室内に導入され、蒸
気入口車室内は適温に維持される。
【0012】また、上記手段に加えて、上記タービン車
室のメタル温度を検出する温度検出器と、同温度検出器
からのメタル温度検出信号に基づき上記流量制御弁の開
度を調整する制御装置とを備えたことも本発明の手段の
1つである。
室のメタル温度を検出する温度検出器と、同温度検出器
からのメタル温度検出信号に基づき上記流量制御弁の開
度を調整する制御装置とを備えたことも本発明の手段の
1つである。
【0013】かかる手段によれば、制御装置によりター
ビン車室のメタル温度に応じて流量制御弁の開度が自動
的に調整され、タービン車室温度が上記の場合よりもさ
らに精度良く、適温に保持され、タービン入口蒸気の過
冷や過熱による不具合の発生が防止される。
ビン車室のメタル温度に応じて流量制御弁の開度が自動
的に調整され、タービン車室温度が上記の場合よりもさ
らに精度良く、適温に保持され、タービン入口蒸気の過
冷や過熱による不具合の発生が防止される。
【0014】また、上記冷却蒸気管路が、複数箇所の低
温蒸気採取部と上記蒸気入口に車室とを接続する複数本
の管路から構成され、これら各管路に上記流量制御弁が
設けられてなることも本発明の1つの手段である。
温蒸気採取部と上記蒸気入口に車室とを接続する複数本
の管路から構成され、これら各管路に上記流量制御弁が
設けられてなることも本発明の1つの手段である。
【0015】かかる手段によれば、流量制御弁を選択的
に開閉あるいは開度調整することにより、蒸気圧力の異
なる冷却蒸気の採取元の変更が可能となり、蒸気入口車
室内への冷却蒸気の供給が円滑に行われるとともに、蒸
気入口車室内における蒸気温度の制御も容易にできる。
に開閉あるいは開度調整することにより、蒸気圧力の異
なる冷却蒸気の採取元の変更が可能となり、蒸気入口車
室内への冷却蒸気の供給が円滑に行われるとともに、蒸
気入口車室内における蒸気温度の制御も容易にできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を詳細に説明する。図1には本発明の実施形態に係
るサーマルシールドを備えた再熱式蒸気タービンの高・
中圧段のロータ軸心に沿う要部断面図が示されている。
形態を詳細に説明する。図1には本発明の実施形態に係
るサーマルシールドを備えた再熱式蒸気タービンの高・
中圧段のロータ軸心に沿う要部断面図が示されている。
【0017】図1において、16はタービンロータ、2
0は高圧タービンの高圧段翼列、30は中圧タービンの
中圧段翼列、10はタービンの外側車室、17は内部車
室、8は高圧タービンの主蒸気入口、19は高圧排気
口、9は中圧タービンの再熱蒸気入口、21は中圧排気
口である。
0は高圧タービンの高圧段翼列、30は中圧タービンの
中圧段翼列、10はタービンの外側車室、17は内部車
室、8は高圧タービンの主蒸気入口、19は高圧排気
口、9は中圧タービンの再熱蒸気入口、21は中圧排気
口である。
【0018】5は中圧タービンの再熱蒸気入口部に設け
られた遮熱用のサーマルシールドであり、環状の耐熱金
属板から構成される。このサーマルシールド5によっ
て、タービン車室の再熱蒸気入口部は、再熱蒸気入口9
に連通される外周側の環状の蒸気入口車室11と中圧段
翼列30入口に連通されるタービン入口車室7とに区画
され、両車室11と7とは円周方向に複数箇所設けられ
た連絡路(図示せず)を介してのみ連通されることとな
る。
られた遮熱用のサーマルシールドであり、環状の耐熱金
属板から構成される。このサーマルシールド5によっ
て、タービン車室の再熱蒸気入口部は、再熱蒸気入口9
に連通される外周側の環状の蒸気入口車室11と中圧段
翼列30入口に連通されるタービン入口車室7とに区画
され、両車室11と7とは円周方向に複数箇所設けられ
た連絡路(図示せず)を介してのみ連通されることとな
る。
【0019】1は上記高圧排気室18と蒸気入口車室1
1とを接続する第1冷却蒸気管、2は高圧段翼列20の
高圧中間段6の蒸気通路と蒸気入口車室11とを接続す
る第2冷却蒸気管であり、上記蒸気入口車室11には、
異なる圧力の冷却蒸気即ち、第1冷却蒸気管1を介して
高圧排気室18内の蒸気の一部が、第2冷却蒸気管2を
介して上記高圧排気室18よりも高圧の高圧中間段6の
蒸気の一部が夫々導入されることとなる。
1とを接続する第1冷却蒸気管、2は高圧段翼列20の
高圧中間段6の蒸気通路と蒸気入口車室11とを接続す
る第2冷却蒸気管であり、上記蒸気入口車室11には、
異なる圧力の冷却蒸気即ち、第1冷却蒸気管1を介して
高圧排気室18内の蒸気の一部が、第2冷却蒸気管2を
介して上記高圧排気室18よりも高圧の高圧中間段6の
蒸気の一部が夫々導入されることとなる。
【0020】31,32は、夫々上記第1の冷却蒸気管
路1及び第2の冷却蒸気管路2に設けられ、これらの管
路1,2の通路面積を調整する流量制御弁である。
路1及び第2の冷却蒸気管路2に設けられ、これらの管
路1,2の通路面積を調整する流量制御弁である。
【0021】15は上記流量制御弁31,32に接続さ
れ、同流量制御弁31,32に、これらの開度を調整す
る弁操作信号を出力する制御装置であり、同制御装置1
5には、車室メタル温度検出器4にて検出されたタービ
ン車室の温度即ち、蒸気入口車室11に面した外部車室
10の壁面の温度TE が入力される。
れ、同流量制御弁31,32に、これらの開度を調整す
る弁操作信号を出力する制御装置であり、同制御装置1
5には、車室メタル温度検出器4にて検出されたタービ
ン車室の温度即ち、蒸気入口車室11に面した外部車室
10の壁面の温度TE が入力される。
【0022】上記のように構成されたタービン車室の冷
却装置を備えた再熱式蒸気タービンの運転時において、
高圧タービンで膨張仕事をなし、高圧排気室18及び高
圧排気口19を経てボイラに還流され、ボイラにて再加
熱された再熱蒸気は、中圧タービンの再熱蒸気入口9か
ら蒸気入口車室11内に導入される。
却装置を備えた再熱式蒸気タービンの運転時において、
高圧タービンで膨張仕事をなし、高圧排気室18及び高
圧排気口19を経てボイラに還流され、ボイラにて再加
熱された再熱蒸気は、中圧タービンの再熱蒸気入口9か
ら蒸気入口車室11内に導入される。
【0023】環状の蒸気入口車室11内の蒸気は、後述
する第1・第2冷却蒸気管1,2から導入される冷却蒸
気の注入により所定温度まで冷却せしめられた後、サー
マルシールド5と外部車室10との間に形成される連絡
路(図示せず)を通ってタービン入口車室7に入り、こ
こで静圧が高められた後、中圧段翼列30を流れて膨張
仕事をなし、中圧排気口21からタービン外に排出され
る。
する第1・第2冷却蒸気管1,2から導入される冷却蒸
気の注入により所定温度まで冷却せしめられた後、サー
マルシールド5と外部車室10との間に形成される連絡
路(図示せず)を通ってタービン入口車室7に入り、こ
こで静圧が高められた後、中圧段翼列30を流れて膨張
仕事をなし、中圧排気口21からタービン外に排出され
る。
【0024】この場合、サーマルシールド5によって、
蒸気入口車室11に流入する蒸気によるタービン入口車
室7内及びこれに臨む部材の熱衝撃による破損が防止さ
れる。
蒸気入口車室11に流入する蒸気によるタービン入口車
室7内及びこれに臨む部材の熱衝撃による破損が防止さ
れる。
【0025】上記第1冷却蒸気管1には、中圧タービン
の蒸気入口車室11内の圧力よりも高圧でかつ低温まで
膨張せしめられた高圧排気室18内の蒸気の一部が抽出
されて導入され、冷却蒸気として蒸気入口車室11へ送
られる。
の蒸気入口車室11内の圧力よりも高圧でかつ低温まで
膨張せしめられた高圧排気室18内の蒸気の一部が抽出
されて導入され、冷却蒸気として蒸気入口車室11へ送
られる。
【0026】また、上記第2冷却上記管1には上記高圧
排気室18よりもさらに高圧で、かつ上記中圧タービン
の蒸気入口車室11内よりも低温の高圧中間段の蒸気の
一部が導入され、冷却蒸気として上記蒸気入口車室11
へと送られる。
排気室18よりもさらに高圧で、かつ上記中圧タービン
の蒸気入口車室11内よりも低温の高圧中間段の蒸気の
一部が導入され、冷却蒸気として上記蒸気入口車室11
へと送られる。
【0027】従って、上記中圧タービンの蒸気入口車室
11には異なる圧力、温度をもった2種類の冷却蒸気が
送給可能となり、各冷却蒸気管路1,2に介装された流
量調整弁31,32の夫々の開度を調節することによっ
て蒸気入口車室11内に送給する冷却蒸気の採取先を選
定し、これによって冷却蒸気の温度及び圧力を制御する
ことができる。
11には異なる圧力、温度をもった2種類の冷却蒸気が
送給可能となり、各冷却蒸気管路1,2に介装された流
量調整弁31,32の夫々の開度を調節することによっ
て蒸気入口車室11内に送給する冷却蒸気の採取先を選
定し、これによって冷却蒸気の温度及び圧力を制御する
ことができる。
【0028】一方、車室メタル温度検出器4にて検出さ
れた蒸気入口車室11に臨むタービン車室(外側車室1
0)の内壁面のメタル温度TE は、制御装置15に入力
される。同制御装置15は、上記メタル温度TE の検出
信号を受けて、流量制御弁31,32の開度を演算し、
メタル温度TE が許容温度範囲、即ち、蒸気入口車室1
1内が過冷却とならずかつ過熱されないように設定され
た温度範囲になるように上記流量制御弁31,32の開
度を制御する。
れた蒸気入口車室11に臨むタービン車室(外側車室1
0)の内壁面のメタル温度TE は、制御装置15に入力
される。同制御装置15は、上記メタル温度TE の検出
信号を受けて、流量制御弁31,32の開度を演算し、
メタル温度TE が許容温度範囲、即ち、蒸気入口車室1
1内が過冷却とならずかつ過熱されないように設定され
た温度範囲になるように上記流量制御弁31,32の開
度を制御する。
【0029】これにより、蒸気入口車室11内への冷却
蒸気は、常時運転状態に適応しかつ車室メタル温度が最
適範囲内になるように供給され、蒸気入口車室11内の
蒸気温度は最適範囲内に維持されることとなる。
蒸気は、常時運転状態に適応しかつ車室メタル温度が最
適範囲内になるように供給され、蒸気入口車室11内の
蒸気温度は最適範囲内に維持されることとなる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、蒸気タービンの運転
中、蒸気入口車室内よりも高圧でかつ低温状態にある冷
却蒸気が冷却蒸気管路を経て蒸気入口に車室に導入する
ので、常時円滑に冷却蒸気を蒸気入口車室内に導入でき
るとともに、冷却蒸気管路内の蒸気流量は流量制御弁の
開度により調整されるので、タービンの運転状態に適応
した冷却蒸気量が蒸気入口車室内に導入され、蒸気入口
車室内を常時適温に維持することができる。
中、蒸気入口車室内よりも高圧でかつ低温状態にある冷
却蒸気が冷却蒸気管路を経て蒸気入口に車室に導入する
ので、常時円滑に冷却蒸気を蒸気入口車室内に導入でき
るとともに、冷却蒸気管路内の蒸気流量は流量制御弁の
開度により調整されるので、タービンの運転状態に適応
した冷却蒸気量が蒸気入口車室内に導入され、蒸気入口
車室内を常時適温に維持することができる。
【0031】これにより、タービン車室の局部的な高温
化によるタービン軸方向温度差の増大が抑制され、これ
による熱応力を低減することができるとともに、蒸気入
口車室内の過冷が防止され、これによる出力低下も防止
することができる。
化によるタービン軸方向温度差の増大が抑制され、これ
による熱応力を低減することができるとともに、蒸気入
口車室内の過冷が防止され、これによる出力低下も防止
することができる。
【0032】また請求項2の発明によれば上記に加え
て、制御装置によりタービン車室のメタル温度に応じて
流量制御弁の開度が自動的に調整され、タービン車室温
度が上記の場合よりもさらに精度良く適温に保持され、
タービン入口蒸気の過冷や過熱による不具合の発生が防
止されるという効果を奏することができる。
て、制御装置によりタービン車室のメタル温度に応じて
流量制御弁の開度が自動的に調整され、タービン車室温
度が上記の場合よりもさらに精度良く適温に保持され、
タービン入口蒸気の過冷や過熱による不具合の発生が防
止されるという効果を奏することができる。
【0033】さらに請求項3の発明によれば、流量制御
弁を選択的に開閉あるいは開度調整することにより、蒸
気圧力・温度の異なる冷却蒸気の採取元の変更が可能と
なり、蒸気入口車室内への冷却蒸気の供給が円滑に行わ
れるとともに、蒸気入口車室内における蒸気温度の制御
が容易にできるという効果も重畳される。
弁を選択的に開閉あるいは開度調整することにより、蒸
気圧力・温度の異なる冷却蒸気の採取元の変更が可能と
なり、蒸気入口車室内への冷却蒸気の供給が円滑に行わ
れるとともに、蒸気入口車室内における蒸気温度の制御
が容易にできるという効果も重畳される。
【図1】本発明の実施形態に係る再熱式蒸気タービンの
車室冷却装置のタービンロータ軸心線に沿う要部断面
図。
車室冷却装置のタービンロータ軸心線に沿う要部断面
図。
【図2】従来の再熱式蒸気タービンの高・中圧部を示す
図1応当図。
図1応当図。
1 第1冷却蒸気管 2 第2冷却蒸気管 4 車室メタル温度検出器 5 サーマルシールド 6 高圧中間段 7 タービン入口車室 9 再熱蒸気入口 10 外側車室 11 蒸気入口車室 15 制御装置 18 高圧排気室 20 高圧段翼列 30 中圧段翼列 31 流量制御弁 32 流量制御弁
Claims (3)
- 【請求項1】 タービン車室の蒸気入口部を、遮熱用の
サーマルシールドにより、蒸気入口に連通される蒸気入
口車室と翼列入口に連通されるタービン入口車室とに区
画して構成される蒸気タービンにおいて、上記蒸気入口
車室に同入口車室内圧力よりも高圧の所定圧力まで膨張
せしめられた低温の冷却蒸気を導く冷却蒸気管路と、同
蒸気管路の流量を調整する流量制御弁とを備えたことを
特徴とする蒸気タービンの車室冷却装置。 - 【請求項2】 上記タービン車室のメタル温度を検出す
る温度検出器と、同温度検出器からのメタル温度検出信
号に基づき上記流量制御弁の開度を調整する制御装置と
を追設してなる請求項1記載の蒸気タービンの車室冷却
装置。 - 【請求項3】 上記冷却蒸気管路が、複数箇所の低温蒸
気採取部と上記蒸気入口車室とを接続する複数本の管路
から構成され、これら各管路に上記流量制御弁が設けら
れてなる請求項1及び2記載の蒸気タービンの車室冷却
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18266395A JPH0932506A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 蒸気タービンの車室冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18266395A JPH0932506A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 蒸気タービンの車室冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0932506A true JPH0932506A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16122266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18266395A Pending JPH0932506A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 蒸気タービンの車室冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0932506A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7651318B2 (en) | 2006-04-28 | 2010-01-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Steam turbine |
| US7658073B2 (en) | 2007-07-24 | 2010-02-09 | General Electric Company | Turbine systems and methods for using internal leakage flow for cooling |
| JP2012122390A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ターボ回転機械及びその運転方法 |
| CN104047645A (zh) * | 2014-04-24 | 2014-09-17 | 山东青能动力股份有限公司 | 进、补汽室渐缩蜗壳式前汽缸 |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP18266395A patent/JPH0932506A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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| CN104047645A (zh) * | 2014-04-24 | 2014-09-17 | 山东青能动力股份有限公司 | 进、补汽室渐缩蜗壳式前汽缸 |
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