JPH09325073A - 赤外線カメラ - Google Patents
赤外線カメラInfo
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- JPH09325073A JPH09325073A JP8143086A JP14308696A JPH09325073A JP H09325073 A JPH09325073 A JP H09325073A JP 8143086 A JP8143086 A JP 8143086A JP 14308696 A JP14308696 A JP 14308696A JP H09325073 A JPH09325073 A JP H09325073A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボロメータアレイ型検出器を用いた赤外線カ
メラにおいて、検出器の温度制御を行わず、低コスト・
低消費電力のカメラを提供する。 【解決手段】 半導体基板上に作製した、赤外線を検知
するボロメータアレイに、赤外線を該ボロメータアレイ
に導く光学アセンブリ10と赤外線の入射を遮断するシ
ャッタ11を具備する赤外線カメラにおいて、該基板の
温度変化を検知する温度センサにより該基板の温度を検
知し、該基板の温度変化がある規定した値以上になった
ときに該シャッタ11を閉じ、ボロメータアレイの画像
信号のオフセット補正を行うものである。
メラにおいて、検出器の温度制御を行わず、低コスト・
低消費電力のカメラを提供する。 【解決手段】 半導体基板上に作製した、赤外線を検知
するボロメータアレイに、赤外線を該ボロメータアレイ
に導く光学アセンブリ10と赤外線の入射を遮断するシ
ャッタ11を具備する赤外線カメラにおいて、該基板の
温度変化を検知する温度センサにより該基板の温度を検
知し、該基板の温度変化がある規定した値以上になった
ときに該シャッタ11を閉じ、ボロメータアレイの画像
信号のオフセット補正を行うものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボロメータアレイ型
検出器を用いた赤外線ビデオカメラに関するものであ
る。
検出器を用いた赤外線ビデオカメラに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、赤外線による光学機器の利用が盛
んになっており、夜間の監視を温度計測などに活用され
ている。この応用の拡大に伴い、ボロメータ方式、サー
モパイル方式、あるいは焦電方式の熱型検出器による安
価な赤外線検出器の開発が要望されている。例えば特表
平7−509057号公報や特表平7−507867号
公報に記載されているように、検出器の各画素をブリッ
ジ構造で中空に浮かしたボロメータ方式の赤外線検出器
は近年注目されてきているもので、この画素をアレイ状
に配列することにより赤外線の画像を得ようとするもの
である。特表平7−508384号公報における赤外線
カメラはこのボロメータアレイ素子を使ったものであ
る。これらのボロメータアレイによる熱型検出器は、従
来からの量子型の赤外線画像の検出器と比較して、赤外
線検知部の冷却が不要であるため、低コストの赤外線検
出器として提供できる利点を有している。
んになっており、夜間の監視を温度計測などに活用され
ている。この応用の拡大に伴い、ボロメータ方式、サー
モパイル方式、あるいは焦電方式の熱型検出器による安
価な赤外線検出器の開発が要望されている。例えば特表
平7−509057号公報や特表平7−507867号
公報に記載されているように、検出器の各画素をブリッ
ジ構造で中空に浮かしたボロメータ方式の赤外線検出器
は近年注目されてきているもので、この画素をアレイ状
に配列することにより赤外線の画像を得ようとするもの
である。特表平7−508384号公報における赤外線
カメラはこのボロメータアレイ素子を使ったものであ
る。これらのボロメータアレイによる熱型検出器は、従
来からの量子型の赤外線画像の検出器と比較して、赤外
線検知部の冷却が不要であるため、低コストの赤外線検
出器として提供できる利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、ボロメータ型の
検出器は、受光部が吸収する入射赤外線を受光部の温度
変化に変え、この温度変化により生じた抵抗変化を信号
として検出するものであるから、受光部の温度がカメラ
や環境などの温度変化によって変動するとそれが画像信
号として検出される問題点がある。
検出器は、受光部が吸収する入射赤外線を受光部の温度
変化に変え、この温度変化により生じた抵抗変化を信号
として検出するものであるから、受光部の温度がカメラ
や環境などの温度変化によって変動するとそれが画像信
号として検出される問題点がある。
【0004】これを防止するために、特表平7−508
384号公報では、ボロメータアレイ素子の基板に温度
安定器を設け、温度を一定にするという工夫がとられて
いる。しかしながら、ボロメータアレイの素子温度を一
定にするための安定器は、通常、ペルチェ効果による小
型の熱電素子が用いられるが、この熱電素子は吸熱面と
発熱面での温度差が大きくなると、消費電力が増大する
だけでなく、ある温度差以上になると制御不能になると
いう問題点がある。この温度差の許容値をなるべく大き
くしようとすると、熱電素子のサイズや制御回路は大き
なものとなり、カメラの小型化や低コスト化の障害とな
るなどの問題点があった。
384号公報では、ボロメータアレイ素子の基板に温度
安定器を設け、温度を一定にするという工夫がとられて
いる。しかしながら、ボロメータアレイの素子温度を一
定にするための安定器は、通常、ペルチェ効果による小
型の熱電素子が用いられるが、この熱電素子は吸熱面と
発熱面での温度差が大きくなると、消費電力が増大する
だけでなく、ある温度差以上になると制御不能になると
いう問題点がある。この温度差の許容値をなるべく大き
くしようとすると、熱電素子のサイズや制御回路は大き
なものとなり、カメラの小型化や低コスト化の障害とな
るなどの問題点があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、ボロメータアレイ素子の温度制御
が不要のボロメータアレイ型検出器を用いた赤外線カメ
ラを提供しようとするものである。
めになされたもので、ボロメータアレイ素子の温度制御
が不要のボロメータアレイ型検出器を用いた赤外線カメ
ラを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の赤外線カメラは、
半導体基板上に作製した、赤外線を検知するボロメータ
アレイに、赤外線を該ボロメータアレイに導く光学アセ
ンブリと赤外線の入射を遮断するシャッタとを具備する
カメラにおいて、該基板の温度変化を検知する温度セン
サにより該基板の温度を検知し、該基板の温度変化があ
る規定した値以上になったときに該シャッタを閉じ、ボ
ロメータアレイの画像信号のオフセット補正を行うもの
である。
半導体基板上に作製した、赤外線を検知するボロメータ
アレイに、赤外線を該ボロメータアレイに導く光学アセ
ンブリと赤外線の入射を遮断するシャッタとを具備する
カメラにおいて、該基板の温度変化を検知する温度セン
サにより該基板の温度を検知し、該基板の温度変化があ
る規定した値以上になったときに該シャッタを閉じ、ボ
ロメータアレイの画像信号のオフセット補正を行うもの
である。
【0007】また、第2の赤外線カメラは、半導体基板
上に作製した、赤外線を検知するボロメータアレイが、
2次元的に配列したボロメータアレイであり、2次元の
行と列にそれぞれトランジスタスイッチを接続し、該ト
ランジスタスイッチを開閉することによりボロメータア
レイの各ボロメータピクセルにバイアス電圧を走査させ
る水平走査回路と垂直走査回路を備え、該ピクセルの受
光部は基板と熱的に絶縁され、該受光部に赤外線が照射
したことによる温度変化によって該ピクセルのボロメー
タの抵抗が変化し、該抵抗値の変化を、該バイアス電圧
を印加することにより読み取る際に、該ボロメータと直
列に接続する負荷抵抗に、該ボロメータと同じ抵抗値で
かつ同じ温度変化をする抵抗を用いることを特徴とする
ものである。
上に作製した、赤外線を検知するボロメータアレイが、
2次元的に配列したボロメータアレイであり、2次元の
行と列にそれぞれトランジスタスイッチを接続し、該ト
ランジスタスイッチを開閉することによりボロメータア
レイの各ボロメータピクセルにバイアス電圧を走査させ
る水平走査回路と垂直走査回路を備え、該ピクセルの受
光部は基板と熱的に絶縁され、該受光部に赤外線が照射
したことによる温度変化によって該ピクセルのボロメー
タの抵抗が変化し、該抵抗値の変化を、該バイアス電圧
を印加することにより読み取る際に、該ボロメータと直
列に接続する負荷抵抗に、該ボロメータと同じ抵抗値で
かつ同じ温度変化をする抵抗を用いることを特徴とする
ものである。
【0008】第3の赤外線カメラにおいては、ボロメー
タの温度変化を検知する温度センサが、ボロメータアレ
イを作製する基板上に配置することを特徴とするもので
ある。
タの温度変化を検知する温度センサが、ボロメータアレ
イを作製する基板上に配置することを特徴とするもので
ある。
【0009】また、第4の赤外線カメラにおいては、半
導体基板上に作製した、赤外線を検知するボロメータア
レイが、2次元的に配列したボロメータアレイであり、
2次元の行と列にそれぞれトランジスタスイッチを接続
し、該トランジスタスイッチを開閉することによりボロ
メータアレイの各ボロメータピクセルにバイアス電圧を
走査させる水平走査回路と垂直走査回路をそれぞれ備
え、該ピクセルの受光部は基板と熱的に絶縁され、該受
光部に赤外線が照射したことによる温度変化によって該
ピクセルのボロメータの抵抗が変化し、該抵抗の変化を
該バイアス電圧を印加することにより読み取る際に、該
ボロメータと直列に接続する負荷抵抗に、該ボロメータ
と同じ抵抗値でかつ同じ温度変化をする抵抗を用いるこ
とを特徴とし、さらに赤外線を該ボロメータアレイに導
く光学アセンブリと赤外線の入射を遮断するシャッタ
と、赤外線の画像をモニタできる画像出力装置と、赤外
線の画像をモニタしながら画像信号のオフセット補正を
行うことができる入力スイッチとを設けたことを特徴と
するものである。
導体基板上に作製した、赤外線を検知するボロメータア
レイが、2次元的に配列したボロメータアレイであり、
2次元の行と列にそれぞれトランジスタスイッチを接続
し、該トランジスタスイッチを開閉することによりボロ
メータアレイの各ボロメータピクセルにバイアス電圧を
走査させる水平走査回路と垂直走査回路をそれぞれ備
え、該ピクセルの受光部は基板と熱的に絶縁され、該受
光部に赤外線が照射したことによる温度変化によって該
ピクセルのボロメータの抵抗が変化し、該抵抗の変化を
該バイアス電圧を印加することにより読み取る際に、該
ボロメータと直列に接続する負荷抵抗に、該ボロメータ
と同じ抵抗値でかつ同じ温度変化をする抵抗を用いるこ
とを特徴とし、さらに赤外線を該ボロメータアレイに導
く光学アセンブリと赤外線の入射を遮断するシャッタ
と、赤外線の画像をモニタできる画像出力装置と、赤外
線の画像をモニタしながら画像信号のオフセット補正を
行うことができる入力スイッチとを設けたことを特徴と
するものである。
【0010】
実施の形態1.まず本発明の実施の形態1について以下
に詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態1に関す
る赤外線カメラ1のブロック図である。この実施の形態
1の赤外線カメラ1では、まずレンズや反射鏡などの光
学アセンブリ10を通して、被写体からの赤外線をボロ
メータアレイ素子の受光面上に結像させる。ボロメータ
アレイ素子は、図2に示したパッケージ13の中に組み
込まれており、被写体からの赤外線は、赤外線を透過す
るウィンドウ41を通してボロメータ素子42に照射さ
れる。該パッケージ13はウィンドウ41、素子を囲む
壁44とベースプレート45によって素子42が配置さ
れる空間は密封されるようになっている。該パッケージ
13の密封後は排気穴46から排気管47を通して真空
引きされ、排気管47を塞ぐことによって該空間は真空
が保たれるようになる。また該空間内の、ボロメータ素
子42の近いところにサーミスタ式の温度センサ43を
配置し、該温度センサ43により、該基板の温度変化を
感知するようにする。温度センサ43及びボロメータ素
子42の外部への信号取り出しは、パッド48がパッケ
ージ外側の端子に繋がっているため、パッド48に接続
することにより外部との導通が図られる。
に詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態1に関す
る赤外線カメラ1のブロック図である。この実施の形態
1の赤外線カメラ1では、まずレンズや反射鏡などの光
学アセンブリ10を通して、被写体からの赤外線をボロ
メータアレイ素子の受光面上に結像させる。ボロメータ
アレイ素子は、図2に示したパッケージ13の中に組み
込まれており、被写体からの赤外線は、赤外線を透過す
るウィンドウ41を通してボロメータ素子42に照射さ
れる。該パッケージ13はウィンドウ41、素子を囲む
壁44とベースプレート45によって素子42が配置さ
れる空間は密封されるようになっている。該パッケージ
13の密封後は排気穴46から排気管47を通して真空
引きされ、排気管47を塞ぐことによって該空間は真空
が保たれるようになる。また該空間内の、ボロメータ素
子42の近いところにサーミスタ式の温度センサ43を
配置し、該温度センサ43により、該基板の温度変化を
感知するようにする。温度センサ43及びボロメータ素
子42の外部への信号取り出しは、パッド48がパッケ
ージ外側の端子に繋がっているため、パッド48に接続
することにより外部との導通が図られる。
【0011】ボロメータ素子42の各ピクセルの構造は
図3で示される。半導体基板31の上に誘電体材料によ
るマイクロブリッジ構造32により、2本の支持脚で赤
外線の受光部を上方に持ち上げる。赤外線の受光部には
ボロメータ材料35がフィルム状に置かれ、さらに保護
膜36として誘電体材料をボロメータ上にコーティング
する。マイクロブリッジ構造により受光部の下部は空洞
33となるため、真空パッケージにより該ボロメータ素
子42の周囲および空洞33を真空とすることによっ
て、受光面の熱絶縁性が高くなり、該受光部に照射した
赤外線は、受光部温度を効果的に上昇させることができ
る。この温度変化により該ボロメータ材料35の抵抗値
が変わり、配線34を通してバイアス電圧が負荷され、
基板回路に接続される。
図3で示される。半導体基板31の上に誘電体材料によ
るマイクロブリッジ構造32により、2本の支持脚で赤
外線の受光部を上方に持ち上げる。赤外線の受光部には
ボロメータ材料35がフィルム状に置かれ、さらに保護
膜36として誘電体材料をボロメータ上にコーティング
する。マイクロブリッジ構造により受光部の下部は空洞
33となるため、真空パッケージにより該ボロメータ素
子42の周囲および空洞33を真空とすることによっ
て、受光面の熱絶縁性が高くなり、該受光部に照射した
赤外線は、受光部温度を効果的に上昇させることができ
る。この温度変化により該ボロメータ材料35の抵抗値
が変わり、配線34を通してバイアス電圧が負荷され、
基板回路に接続される。
【0012】このカメラ1の動作については、まずカメ
ラの動作スタート時にオフセット補正を行うことから始
まる。オフセット補正というのは、ある一様な温度の物
体を見たときに、本来各ピクセルからの信号が、ボロメ
ータ材料の特性のばらつき等により一様になっていない
ものを、あるレベル(オフセットレベル)に揃える機能
をいう。こうすることにより、ボロメータに抵抗値など
の特性のばらつきがあっても、一様なものを撮像したと
きには一様な出力の画像となる。オフセット補正の動作
は、タイミング発生回路16がまずシャッタ閉の指示を
シャッタ制御回路26に出す。シャッタ制御回路26は
シャッタ開閉モータ12を動作させ、シャッタ11を閉
じる。次にタイミング発生回路16はスイッチ21をメ
モリ22の入力側に切換え、アレイ信号増幅回路19、
アナログ/デジタル(A/D)変換回路20を経てきた
赤外線画像信号をメモリ22に蓄える。ここで蓄えられ
る画像信号はシャッタ11の表面の赤外線画像である。
メモリ22の蓄積が完了するとタイミング発生回路16
はシャッタ11を開けるように指令し、オフセット補正
は完了する。またスイッチ21はタイミング発生回路1
6によりメモリ22側から信号減算回路23側に切り換
えられる。シャッタ11が開くと被写体の赤外線画像信
号は、アレイ信号増幅回路19、A/D変換回路20を
経て、信号減算回路23により、メモリ22に蓄えられ
ている信号で減じられる。こうすることにより赤外線画
像信号はシャッタ表面の一様な画像を基準とした出力に
変換される。変換された信号はスキャンコンバータ24
によりテレビラインの信号に変換され、さらにデジタル
/アナログ(D/A)変換回路25によりアナログ信号
に変換され出力となる。
ラの動作スタート時にオフセット補正を行うことから始
まる。オフセット補正というのは、ある一様な温度の物
体を見たときに、本来各ピクセルからの信号が、ボロメ
ータ材料の特性のばらつき等により一様になっていない
ものを、あるレベル(オフセットレベル)に揃える機能
をいう。こうすることにより、ボロメータに抵抗値など
の特性のばらつきがあっても、一様なものを撮像したと
きには一様な出力の画像となる。オフセット補正の動作
は、タイミング発生回路16がまずシャッタ閉の指示を
シャッタ制御回路26に出す。シャッタ制御回路26は
シャッタ開閉モータ12を動作させ、シャッタ11を閉
じる。次にタイミング発生回路16はスイッチ21をメ
モリ22の入力側に切換え、アレイ信号増幅回路19、
アナログ/デジタル(A/D)変換回路20を経てきた
赤外線画像信号をメモリ22に蓄える。ここで蓄えられ
る画像信号はシャッタ11の表面の赤外線画像である。
メモリ22の蓄積が完了するとタイミング発生回路16
はシャッタ11を開けるように指令し、オフセット補正
は完了する。またスイッチ21はタイミング発生回路1
6によりメモリ22側から信号減算回路23側に切り換
えられる。シャッタ11が開くと被写体の赤外線画像信
号は、アレイ信号増幅回路19、A/D変換回路20を
経て、信号減算回路23により、メモリ22に蓄えられ
ている信号で減じられる。こうすることにより赤外線画
像信号はシャッタ表面の一様な画像を基準とした出力に
変換される。変換された信号はスキャンコンバータ24
によりテレビラインの信号に変換され、さらにデジタル
/アナログ(D/A)変換回路25によりアナログ信号
に変換され出力となる。
【0013】ここで、カメラ内の温度変動によりボロメ
ータ素子42の基板温度が変化すると、各画素のボロメ
ータの抵抗が変わるので、たとえ被写体の赤外線放射が
同じであっても信号の変化(温度ドリフト)となって現
れる。そこで、真空パッケージ内の温度センサ43の信
号を読み取り、温度センサ信号増幅回路14により増幅
し、温度信号を比較回路15に導く。比較回路15では
基準電圧源17から発せられる基準温度信号と温度信号
を比較し、ある定められた温度差が発生すると、タイミ
ング発生回路16とオフセット補正の指令を与え、前記
オフセット補正の動作を繰り返す。こうすることによ
り、ボロメータアレイ素子の温度ドリフトは一定温度範
囲に抑えることができる。
ータ素子42の基板温度が変化すると、各画素のボロメ
ータの抵抗が変わるので、たとえ被写体の赤外線放射が
同じであっても信号の変化(温度ドリフト)となって現
れる。そこで、真空パッケージ内の温度センサ43の信
号を読み取り、温度センサ信号増幅回路14により増幅
し、温度信号を比較回路15に導く。比較回路15では
基準電圧源17から発せられる基準温度信号と温度信号
を比較し、ある定められた温度差が発生すると、タイミ
ング発生回路16とオフセット補正の指令を与え、前記
オフセット補正の動作を繰り返す。こうすることによ
り、ボロメータアレイ素子の温度ドリフトは一定温度範
囲に抑えることができる。
【0014】実施の形態2.本発明の実施の形態2を以
下に詳細に説明する。実施の形態2では、実施の形態1
の赤外線カメラのボロメータ素子42を、図4に示した
回路に基づいて作製したものを採用している。バイアス
電圧を走査する回路として、電界効果トランジスタ(F
ET)を用いた。この回路は、水平走査回路85と垂直
走査回路86により、水平FETスイッチ83と垂直F
ETスイッチ84を順次スイッチングし、バイアス電圧
入力端子88に負荷したバイアス電圧を各ピクセルの赤
外線検知用ボロメータ81に印加する。該ボロメータ8
1の抵抗変化は負荷抵抗間の電圧変化に変わるから、こ
れをアンプ87に入力し、信号出力端子89から信号と
して取り出す。なお、画素分離用ダイオード82は、F
ETスイッチ83,84により選択されたピクセルか
ら、それ以外のピクセルへのバイアス電流の流れを遮断
するためのものである。実施の形態2の素子の特徴は、
アンプ87手前の各ピクセルのボロメータと直列に接続
する負荷抵抗として、各画素の赤外線検知用ボロメータ
81と同じ抵抗値でかつ同じ温度変化の負荷抵抗用ボロ
メータ90と、垂直トランジスタ(FET)スイッチ8
4および画素分離用ダイオード82および水平トランジ
スタ(FET)スイッチ83の和と同じ抵抗値である疑
似抵抗91とを直列につないだことである。なお、負荷
抵抗用ボロメータ90は基板上に、マイクロブリッジ構
造を用いることなしに直接配置し、基板と常に同じ温度
となるようにした。こうすることにより、基板温度の変
動により赤外線検知用ボロメータ81の抵抗値が変化し
ても、同時に負荷抵抗用ボロメータ90の抵抗も同じよ
うに変化するので、アンプ87に入力する基板温度の変
動による電位変化は相殺される。仮にボロメータの特性
と疑似抵抗の抵抗値が完全に同じであるなら、どんなに
基板温度が変化しても温度ドリフトは発生しないことに
なるが、実際には画素間や画素・負荷抵抗間でボロメー
タ特性にばらつきや差が生じるので、温度ドリフトを完
全に抑制することはできない。なお、各ピクセルのボロ
メータ81と同じ抵抗値でかつ同じ温度変化となる特性
の負荷抵抗用ボロメータを得るためには、ボロメータを
基板上に形成する過程で両方を同時に形成すればよい。
実際には製造過程のある段階で半導体基板上にボロメー
タのフィルムを一様に成膜し、続くエッチング工程で各
ピクセルのボロメータと負荷抵抗用ボロメータが同時に
形成することになる。
下に詳細に説明する。実施の形態2では、実施の形態1
の赤外線カメラのボロメータ素子42を、図4に示した
回路に基づいて作製したものを採用している。バイアス
電圧を走査する回路として、電界効果トランジスタ(F
ET)を用いた。この回路は、水平走査回路85と垂直
走査回路86により、水平FETスイッチ83と垂直F
ETスイッチ84を順次スイッチングし、バイアス電圧
入力端子88に負荷したバイアス電圧を各ピクセルの赤
外線検知用ボロメータ81に印加する。該ボロメータ8
1の抵抗変化は負荷抵抗間の電圧変化に変わるから、こ
れをアンプ87に入力し、信号出力端子89から信号と
して取り出す。なお、画素分離用ダイオード82は、F
ETスイッチ83,84により選択されたピクセルか
ら、それ以外のピクセルへのバイアス電流の流れを遮断
するためのものである。実施の形態2の素子の特徴は、
アンプ87手前の各ピクセルのボロメータと直列に接続
する負荷抵抗として、各画素の赤外線検知用ボロメータ
81と同じ抵抗値でかつ同じ温度変化の負荷抵抗用ボロ
メータ90と、垂直トランジスタ(FET)スイッチ8
4および画素分離用ダイオード82および水平トランジ
スタ(FET)スイッチ83の和と同じ抵抗値である疑
似抵抗91とを直列につないだことである。なお、負荷
抵抗用ボロメータ90は基板上に、マイクロブリッジ構
造を用いることなしに直接配置し、基板と常に同じ温度
となるようにした。こうすることにより、基板温度の変
動により赤外線検知用ボロメータ81の抵抗値が変化し
ても、同時に負荷抵抗用ボロメータ90の抵抗も同じよ
うに変化するので、アンプ87に入力する基板温度の変
動による電位変化は相殺される。仮にボロメータの特性
と疑似抵抗の抵抗値が完全に同じであるなら、どんなに
基板温度が変化しても温度ドリフトは発生しないことに
なるが、実際には画素間や画素・負荷抵抗間でボロメー
タ特性にばらつきや差が生じるので、温度ドリフトを完
全に抑制することはできない。なお、各ピクセルのボロ
メータ81と同じ抵抗値でかつ同じ温度変化となる特性
の負荷抵抗用ボロメータを得るためには、ボロメータを
基板上に形成する過程で両方を同時に形成すればよい。
実際には製造過程のある段階で半導体基板上にボロメー
タのフィルムを一様に成膜し、続くエッチング工程で各
ピクセルのボロメータと負荷抵抗用ボロメータが同時に
形成することになる。
【0015】ここで、一般に該ボロメータ81の抵抗値
は画素分離用ダイオード82およびトランジスタスイッ
チ83,84の抵抗値より十分に大きいので、ある程度
の温度ドリフトを許容するなら疑似抵抗91を省いても
よい。
は画素分離用ダイオード82およびトランジスタスイッ
チ83,84の抵抗値より十分に大きいので、ある程度
の温度ドリフトを許容するなら疑似抵抗91を省いても
よい。
【0016】このような素子を使うことにより、実施の
形態1で記した許容温度範囲を大きくとることができる
ので、実施の形態1と比較してオフセット補正の頻度は
格段に小さくなる。
形態1で記した許容温度範囲を大きくとることができる
ので、実施の形態1と比較してオフセット補正の頻度は
格段に小さくなる。
【0017】実施の形態3.本発明の実施の形態3の赤
外線カメラについて以下に詳細に説明する。実施の形態
3の赤外線カメラは、実施の形態1の赤外線カメラの基
板の温度センサを基板上に形成し、温度変化を検知する
ものである。具体的には、実施の形態2で記した負荷抵
抗用ボロメータと同じものを、同様の方法によって基板
温度検知用として基板上に配置すればよい。こうするこ
とにより、基板の温度がより正確に測れるので、オフセ
ット補正を行う温度変化のタイミングがより正確にとれ
ることになる。なお、本発明の形態は、実施の形態2に
おいても適用できることはいうまでもない。
外線カメラについて以下に詳細に説明する。実施の形態
3の赤外線カメラは、実施の形態1の赤外線カメラの基
板の温度センサを基板上に形成し、温度変化を検知する
ものである。具体的には、実施の形態2で記した負荷抵
抗用ボロメータと同じものを、同様の方法によって基板
温度検知用として基板上に配置すればよい。こうするこ
とにより、基板の温度がより正確に測れるので、オフセ
ット補正を行う温度変化のタイミングがより正確にとれ
ることになる。なお、本発明の形態は、実施の形態2に
おいても適用できることはいうまでもない。
【0018】実施の形態4.本発明の実施の形態4の赤
外線カメラについて以下に詳細に説明する。図5は実施
の形態4の赤外線カメラの外観説明図を示した。本発明
の特徴は、ボロメータアレイとして実施の形態2で用い
た温度ドリフトを低減したものを使い、オフセット補正
の実施時期としては、実際に赤外線画像をモニタし、そ
の必要が生じた際に手動によりオフセット補正のスイッ
チを操作してオフセット補正を行うものである。具体的
には、ベルト65に手を通すことによりカメラ3を保持
し、ビューファインダフード64から赤外画像を表示し
ているビューファインダを覗くことにより画像をモニタ
し、オフセット補正の必要が生じた際にはカメラ3上部
のオフセット補正スイッチ62を押してオフセット補正
を実施する。
外線カメラについて以下に詳細に説明する。図5は実施
の形態4の赤外線カメラの外観説明図を示した。本発明
の特徴は、ボロメータアレイとして実施の形態2で用い
た温度ドリフトを低減したものを使い、オフセット補正
の実施時期としては、実際に赤外線画像をモニタし、そ
の必要が生じた際に手動によりオフセット補正のスイッ
チを操作してオフセット補正を行うものである。具体的
には、ベルト65に手を通すことによりカメラ3を保持
し、ビューファインダフード64から赤外画像を表示し
ているビューファインダを覗くことにより画像をモニタ
し、オフセット補正の必要が生じた際にはカメラ3上部
のオフセット補正スイッチ62を押してオフセット補正
を実施する。
【0019】なお、実施の形態4の赤外線カメラ3は携
帯型の赤外線カメラであり、カメラ上部にはオフセット
補正スイッチ62の他に電源スイッチ63がおかれ、ま
たカメラ内部には電源としてバッテリが組み込まれてい
る。
帯型の赤外線カメラであり、カメラ上部にはオフセット
補正スイッチ62の他に電源スイッチ63がおかれ、ま
たカメラ内部には電源としてバッテリが組み込まれてい
る。
【0020】図6は実施の形態4のブロック図を示し
た。実施の形態1と異なる部分は、まずボロメータアレ
イ素子42の温度モニタを行っていないことである。す
なわち、真空パッケージ13内の温度センサは不要とな
る。また、オフセット補正の実施時期は、ビューファイ
ンダ内の画像出力装置51により赤外画像をモニタし、
オフセット補正が必要な時期に、オフセット補正入力装
置50によりタイミング発生回路16にオフセット動作
の指令信号を与える。以下、タイミング発生回路16は
実施の形態1と同様にオフセット補正を行う。
た。実施の形態1と異なる部分は、まずボロメータアレ
イ素子42の温度モニタを行っていないことである。す
なわち、真空パッケージ13内の温度センサは不要とな
る。また、オフセット補正の実施時期は、ビューファイ
ンダ内の画像出力装置51により赤外画像をモニタし、
オフセット補正が必要な時期に、オフセット補正入力装
置50によりタイミング発生回路16にオフセット動作
の指令信号を与える。以下、タイミング発生回路16は
実施の形態1と同様にオフセット補正を行う。
【0021】この発明の形態4においては、手動により
オフセット補正操作を行うため、操作が繁雑になるとい
う問題点があるが、実施の形態2による温度ドリフトの
低減を行ったボロメータアレイを使っているため、オフ
セット補正の頻度は小さく十分使用に耐えるものであ
る。また、基板の温度制御回路や温度モニタ回路などは
不要なので、消費電力が小さいだけでなく回路基板の小
型化が図れている。
オフセット補正操作を行うため、操作が繁雑になるとい
う問題点があるが、実施の形態2による温度ドリフトの
低減を行ったボロメータアレイを使っているため、オフ
セット補正の頻度は小さく十分使用に耐えるものであ
る。また、基板の温度制御回路や温度モニタ回路などは
不要なので、消費電力が小さいだけでなく回路基板の小
型化が図れている。
【0022】実施の形態5.本発明の実施の形態5の赤
外線カメラについて以下に詳細に説明する。図7は実施
の形態5の赤外線カメラの外観図を示したものである。
本発明の特徴は、被写体からの赤外線を、赤外線レンズ
70によりカメラ本体71の中のボロメータアレイ素子
の受光面に結像し、ボロメータアレイとしては実施の形
態2で説明した温度ドリフトを低減したものを使い、カ
メラ本体71から離れた位置にあるテレビモニタ72に
より赤外線画像をモニタし、オフセット補正の必要が生
じた際には、テレビモニタ72の近傍に置かれた操作ス
イッチ73によりオフセット補正を行うものである。す
なわち、実施の形態4が携帯型の赤外線カメラであるの
に対して、実施の形態5はケーブル74により遠隔操作
を可能とした固定式カメラとなっている。
外線カメラについて以下に詳細に説明する。図7は実施
の形態5の赤外線カメラの外観図を示したものである。
本発明の特徴は、被写体からの赤外線を、赤外線レンズ
70によりカメラ本体71の中のボロメータアレイ素子
の受光面に結像し、ボロメータアレイとしては実施の形
態2で説明した温度ドリフトを低減したものを使い、カ
メラ本体71から離れた位置にあるテレビモニタ72に
より赤外線画像をモニタし、オフセット補正の必要が生
じた際には、テレビモニタ72の近傍に置かれた操作ス
イッチ73によりオフセット補正を行うものである。す
なわち、実施の形態4が携帯型の赤外線カメラであるの
に対して、実施の形態5はケーブル74により遠隔操作
を可能とした固定式カメラとなっている。
【0023】実施の形態5のブロック図は、実施の形態
4のブロック図である図7と全く同じである。この発明
の形態5においては、手動によりオフセット補正操作を
行うため、操作が繁雑になるという問題点があるが、実
施の形態2による温度ドリフトの低減を行ったボロメー
タアレイを使っているため、オフセット補正の頻度は小
さく十分使用に耐えるものである。また、基板の温度制
御回路や温度モニタ回路などは不要なので、消費電力が
小さいだけでなく回路基板の小型化が図れている。
4のブロック図である図7と全く同じである。この発明
の形態5においては、手動によりオフセット補正操作を
行うため、操作が繁雑になるという問題点があるが、実
施の形態2による温度ドリフトの低減を行ったボロメー
タアレイを使っているため、オフセット補正の頻度は小
さく十分使用に耐えるものである。また、基板の温度制
御回路や温度モニタ回路などは不要なので、消費電力が
小さいだけでなく回路基板の小型化が図れている。
【0024】
【発明の効果】本発明による赤外線カメラによれば、半
導体基板上に作製した赤外線を検知するボロメータアレ
イに、赤外線を該ボロメータアレイに導く光学アセンブ
リと赤外線の入射を遮断するシャッタとを具備するカメ
ラにおいて、該基板の温度変化を検知する温度センサに
より該基板の温度を検知し、該基板の温度変化がある規
定した値以上になると自動的に該シャッタが閉じ、ボロ
メータアレイの出力信号のオフセット補正を行うように
したので、基板の温度がオフセット補正を必要とするま
でに変動した場合は、自動的にオフセットがかかるの
で、素子温度の制御の不要なボロメータカメラとなる効
果がある。
導体基板上に作製した赤外線を検知するボロメータアレ
イに、赤外線を該ボロメータアレイに導く光学アセンブ
リと赤外線の入射を遮断するシャッタとを具備するカメ
ラにおいて、該基板の温度変化を検知する温度センサに
より該基板の温度を検知し、該基板の温度変化がある規
定した値以上になると自動的に該シャッタが閉じ、ボロ
メータアレイの出力信号のオフセット補正を行うように
したので、基板の温度がオフセット補正を必要とするま
でに変動した場合は、自動的にオフセットがかかるの
で、素子温度の制御の不要なボロメータカメラとなる効
果がある。
【0025】また、前記ボロメータアレイが、2次元的
に配列したボロメータアレイであり、行と列にそれぞれ
トランジスタスイッチを接続し、該トランジスタスイッ
チを開閉することによりボロメータアレイの各ボロメー
タピクセルにバイアス電圧を走査させる水平走査回路と
垂直走査回路をそれぞれ備え、該ピクセルは基板と熱的
に絶縁され、該ピクセルに赤外線が照射したことによる
温度変化によって該ピクセルのボロメータが抵抗変化
し、該抵抗変化を該バイアス電圧を印加して読み取る際
に、該ボロメータと直列に接続する負荷抵抗に、該ボロ
メータと同じ抵抗値でかつ同じ温度変化をする抵抗を用
いているため、温度ドリフトが低減でき、オフセット補
正の頻度が小さいカメラが得られる効果がある。
に配列したボロメータアレイであり、行と列にそれぞれ
トランジスタスイッチを接続し、該トランジスタスイッ
チを開閉することによりボロメータアレイの各ボロメー
タピクセルにバイアス電圧を走査させる水平走査回路と
垂直走査回路をそれぞれ備え、該ピクセルは基板と熱的
に絶縁され、該ピクセルに赤外線が照射したことによる
温度変化によって該ピクセルのボロメータが抵抗変化
し、該抵抗変化を該バイアス電圧を印加して読み取る際
に、該ボロメータと直列に接続する負荷抵抗に、該ボロ
メータと同じ抵抗値でかつ同じ温度変化をする抵抗を用
いているため、温度ドリフトが低減でき、オフセット補
正の頻度が小さいカメラが得られる効果がある。
【0026】また、前記ボロメータの温度変化を検知す
る温度センサが、ボロメータアレイを形成する基板上に
配置されるので、該基板の温度変化が正確に読み取るこ
とができ、オフセット補正を行うタイミングを正確に行
える効果がある。
る温度センサが、ボロメータアレイを形成する基板上に
配置されるので、該基板の温度変化が正確に読み取るこ
とができ、オフセット補正を行うタイミングを正確に行
える効果がある。
【0027】半導体基板上に作製した赤外線を検知する
ボロメータアレイが、2次元的に配列したボロメータア
レイであり、行と列にそれぞれトランジスタスイッチを
接続し、該トランジスタスイッチを開閉することにより
ボロメータアレイの各ボロメータピクセルにバイアス電
圧を走査させる水平走査回路と垂直走査回路をそれぞれ
備え、該ピクセルは基板と熱的に絶縁され、該ピクセル
に赤外線が照射したことによる温度変化によって該ピク
セルのボロメータが抵抗変化し、該抵抗変化を該バイア
ス電圧を印加して読み取る際に、該ボロメータと直列に
接続する負荷抵抗に、該ボロメータと同じ抵抗値でかつ
同じ温度変化をする抵抗を用いることを特徴とし、赤外
線を該ボロメータアレイに導く光学アセンブリと赤外線
の入射を遮断するシャッタと、赤外線の画像をモニタで
きる画像出力装置と、赤外線の画像をモニタしながら画
像信号のオフセット補正が行うことができる入力スイッ
チを設けたので、オフセット補正の頻度が少なく、しか
も赤外画像をモニタしながら、該補正が必要なときはい
つでも実施できる赤外線カメラとなる。
ボロメータアレイが、2次元的に配列したボロメータア
レイであり、行と列にそれぞれトランジスタスイッチを
接続し、該トランジスタスイッチを開閉することにより
ボロメータアレイの各ボロメータピクセルにバイアス電
圧を走査させる水平走査回路と垂直走査回路をそれぞれ
備え、該ピクセルは基板と熱的に絶縁され、該ピクセル
に赤外線が照射したことによる温度変化によって該ピク
セルのボロメータが抵抗変化し、該抵抗変化を該バイア
ス電圧を印加して読み取る際に、該ボロメータと直列に
接続する負荷抵抗に、該ボロメータと同じ抵抗値でかつ
同じ温度変化をする抵抗を用いることを特徴とし、赤外
線を該ボロメータアレイに導く光学アセンブリと赤外線
の入射を遮断するシャッタと、赤外線の画像をモニタで
きる画像出力装置と、赤外線の画像をモニタしながら画
像信号のオフセット補正が行うことができる入力スイッ
チを設けたので、オフセット補正の頻度が少なく、しか
も赤外画像をモニタしながら、該補正が必要なときはい
つでも実施できる赤外線カメラとなる。
【図1】 本発明の赤外線カメラの実施の形態1を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】 本発明の赤外線カメラの実施の形態1で用い
たボロメータアレイ素子を組み込むためのパッケージを
示す図である。
たボロメータアレイ素子を組み込むためのパッケージを
示す図である。
【図3】 本発明の赤外線カメラの実施の形態1に用い
たボロメータアレイ素子の受光部の断面説明図である。
たボロメータアレイ素子の受光部の断面説明図である。
【図4】 本発明の赤外線カメラの実施の形態2に用い
たボロメータアレイ素子の回路を示す図である。
たボロメータアレイ素子の回路を示す図である。
【図5】 本発明の赤外線カメラの実施の形態4におけ
る外観図である。
る外観図である。
【図6】 本発明の赤外線カメラの実施の形態4を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図7】 本発明の赤外線カメラの実施の形態5におけ
る外観図である。
る外観図である。
1 赤外線カメラ、2 赤外線カメラ、3 赤外線カメ
ラ、10 光学アセンブリ、11 シャッタ、12 シ
ャッタ開閉モータ、13 パッケージ、14温度センサ
信号増幅回路、15 比較回路、16 タイミング発生
回路、17基準電圧源、18 ドライバ回路、19 ア
レイ信号増幅回路、20 A/D変換回路、21 スイ
ッチ、22 メモリ、23 信号減算回路、24 スキ
ャンコンバータ、25 D/A変換回路、26 シャッ
タ制御回路、31 半導体基板、32 マイクロブリッ
ジ構造、33 空洞、34 配線、35 ボロメータ材
料、36 保護膜、41 ウィンドウ、42 ボロメー
タ素子、43 温度センサ、44 壁、45 ベースプ
レート、46 排気穴、47 排気管、48パッド、5
0 オフセット補正入力装置、51 画像出力装置、6
1 赤外線窓、62 オフセット補正スイッチ、63
電源スイッチ、64 ビューファインダフード、65
ベルト、70 赤外線レンズ、71 カメラ本体、72
テレビモニタ、73 操作スイッチ、74 ケーブ
ル、81 赤外線検知用ボロメータ、82 画素分離用
ダイオード、83 水平FETスイッチ、84 垂直F
ETスイッチ、85 水平走査回路、86 垂直走査回
路、87 アンプ、88バイアス入力端子、89 信号
出力端子、90 負荷抵抗用ボロメータ、91疑似抵
抗。
ラ、10 光学アセンブリ、11 シャッタ、12 シ
ャッタ開閉モータ、13 パッケージ、14温度センサ
信号増幅回路、15 比較回路、16 タイミング発生
回路、17基準電圧源、18 ドライバ回路、19 ア
レイ信号増幅回路、20 A/D変換回路、21 スイ
ッチ、22 メモリ、23 信号減算回路、24 スキ
ャンコンバータ、25 D/A変換回路、26 シャッ
タ制御回路、31 半導体基板、32 マイクロブリッ
ジ構造、33 空洞、34 配線、35 ボロメータ材
料、36 保護膜、41 ウィンドウ、42 ボロメー
タ素子、43 温度センサ、44 壁、45 ベースプ
レート、46 排気穴、47 排気管、48パッド、5
0 オフセット補正入力装置、51 画像出力装置、6
1 赤外線窓、62 オフセット補正スイッチ、63
電源スイッチ、64 ビューファインダフード、65
ベルト、70 赤外線レンズ、71 カメラ本体、72
テレビモニタ、73 操作スイッチ、74 ケーブ
ル、81 赤外線検知用ボロメータ、82 画素分離用
ダイオード、83 水平FETスイッチ、84 垂直F
ETスイッチ、85 水平走査回路、86 垂直走査回
路、87 アンプ、88バイアス入力端子、89 信号
出力端子、90 負荷抵抗用ボロメータ、91疑似抵
抗。
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板上に作製した、赤外線を検知
するボロメータアレイに、赤外線を上記ボロメータアレ
イに導く光学アセンブリと赤外線の入射を遮断するシャ
ッタとを具備する赤外線カメラにおいて、上記基板の温
度変化を検知する温度センサと、上記温度センサにより
検出された上記基板の温度変化がある規定した値以上に
なったときに、上記ボロメータアレイの画像信号のオフ
セット補正を行う手段とを具備したことを特徴とする赤
外線カメラ。 - 【請求項2】 半導体基板上に作製した、赤外線を検知
するボロメータアレイが、2次元的に配列したボロメー
タアレイであり、2次元の行と列にそれぞれトランジス
タスイッチを接続し、上記トランジスタスイッチを開閉
することによりボロメータアレイの各ピクセルにバイア
ス電圧を走査させる水平走査回路と垂直走査回路を備
え、上記ピクセルの受光部は基板と熱的に絶縁され、上
記受光部に赤外線が照射したことによる温度変化によっ
て上記ピクセルのボロメータが抵抗変化し、上記抵抗変
化を上記バイアス電圧を加えて読み取る際に、上記ボロ
メータと直列に接続する負荷抵抗に、上記ボロメータと
同じ抵抗値でかつ同じ温度変化をする抵抗を用いること
を特徴とする請求項1記載の赤外線カメラ。 - 【請求項3】 温度センサを、ボロメータアレイを作製
する半導体基板上に配置することを特徴とする請求項1
又は2記載の赤外線カメラ。 - 【請求項4】 半導体基板上に作製した、赤外線を検知
するボロメータアレイが、2次元的に配列したボロメー
タアレイであり、2次元の行と列にそれぞれトランジス
タスイッチを接続し、上記トランジスタスイッチを開閉
することによりボロメータアレイの各ボロメータピクセ
ルにバイアス電圧を走査させる水平走査回路と垂直走査
回路をそれぞれ備え、上記ピクセルは基板と熱的に絶縁
され、上記ピクセルに赤外線が照射したことによる温度
変化によって上記ピクセルのボロメータが抵抗変化し、
上記抵抗変化を該バイアス電圧を加えて読み取る際に、
上記ボロメータと直列に接続する負荷抵抗に、上記ボロ
メータと同じ抵抗値でかつ同じ温度変化をする抵抗を用
い、さらに赤外線を上記ボロメータアレイに導く光学ア
センブリと赤外線の入射を遮断するシャッタと、赤外線
の画像をモニタできる画像出力装置と、赤外線の画像を
モニタしながら画像信号のオフセット補正を行うための
入力スイッチとを設けたことを特徴とする赤外線カメ
ラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8143086A JPH09325073A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 赤外線カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8143086A JPH09325073A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 赤外線カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09325073A true JPH09325073A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15330594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8143086A Pending JPH09325073A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 赤外線カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09325073A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000088644A (ja) * | 1998-09-10 | 2000-03-31 | Mitsubishi Electric Corp | 赤外線カメラ |
| EP1051031A1 (en) * | 1999-05-07 | 2000-11-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Infrared camera and infrared camera system |
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-
1996
- 1996-06-05 JP JP8143086A patent/JPH09325073A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8562776B2 (en) | 2008-12-05 | 2013-10-22 | Bae Systems Information And Electronics Systems Integration Inc. | Fast electrostatic shutter and method of achieving offset compensation in infrared video imagers using fast shutters |
| US20100141768A1 (en) * | 2008-12-05 | 2010-06-10 | Bae Systems Information & Electronic Systems Integration, Inc. | Fast electrostatic shutter and method of achieving offset compensation in infrared video imagers using fast shutters |
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| GB2481092A (en) * | 2010-06-07 | 2011-12-14 | Dra Ger Safety Ag & Co Kgaa | Thermal imaging camera having a fast electromechanical shutter arrangement |
| US8360664B2 (en) | 2010-06-07 | 2013-01-29 | Dräger Safety AG & Co. KGaA | Thermal imaging camera with a fast electromechanical shutter device |
| GB2481092B (en) * | 2010-06-07 | 2013-02-13 | Dra Ger Safety Ag & Co Kgaa | Thermal imaging camera having a fast electromechanical shutter arrangement |
| JP2011252921A (ja) * | 2011-08-02 | 2011-12-15 | Flir Systems Ab | 携帯用赤外線カメラ |
| JP2013143580A (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-22 | Secom Co Ltd | 画像監視装置 |
| JP2023552465A (ja) * | 2020-12-08 | 2023-12-15 | ユー エレクトロニクス シーオー. エルティディ. | シャッタを用いた対象体の温度補正装置、方法及びコンピュータで読み出し可能な記録媒体 |
| US12510415B2 (en) | 2020-12-08 | 2025-12-30 | U Electronics Co., Ltd. | Apparatus, method, and computer-readable recording medium for correcting temperature of object using shutter |
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