JPH09326331A - (Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法およびそれを用いた薄膜コンデンサ - Google Patents
(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法およびそれを用いた薄膜コンデンサInfo
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- JPH09326331A JPH09326331A JP8142535A JP14253596A JPH09326331A JP H09326331 A JPH09326331 A JP H09326331A JP 8142535 A JP8142535 A JP 8142535A JP 14253596 A JP14253596 A JP 14253596A JP H09326331 A JPH09326331 A JP H09326331A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 (100)面に優先配向したペロブスカイト
型結晶構造の高誘電率(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法およ
びそれを用いた薄膜コンデンサを提供する。 【解決手段】 (Ba,Sr)TiO3薄膜を構成する
元素を含む化合物の蒸気を原料ガスとし、反応ガスとし
ての酸素との混合ガスをプラズマ中で分解および化学反
応させ、下地基板上に上記薄膜を形成する。
型結晶構造の高誘電率(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法およ
びそれを用いた薄膜コンデンサを提供する。 【解決手段】 (Ba,Sr)TiO3薄膜を構成する
元素を含む化合物の蒸気を原料ガスとし、反応ガスとし
ての酸素との混合ガスをプラズマ中で分解および化学反
応させ、下地基板上に上記薄膜を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大容量薄膜コンデン
サに用いられる高誘電率(Ba,Sr)TiO3膜の製
造方法およびそれを用いた薄膜コンデンサに関する。
サに用いられる高誘電率(Ba,Sr)TiO3膜の製
造方法およびそれを用いた薄膜コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】チタン酸バリウム(BaTiO3)セラ
ミクスとチタン酸ストロンチウム(SrTiO3)セラ
ミクスの固溶体である(Ba,Sr)TiO3セラミク
スは、高い抵抗率・誘電率をもつため、セラミクス・フ
ィルタやコンデンサ材料など幅広く利用されている。
ミクスとチタン酸ストロンチウム(SrTiO3)セラ
ミクスの固溶体である(Ba,Sr)TiO3セラミク
スは、高い抵抗率・誘電率をもつため、セラミクス・フ
ィルタやコンデンサ材料など幅広く利用されている。
【0003】近年、電子部品の小型軽量化の動きが強ま
る中で、(Ba,Sr)TiO3などの比誘電率の大き
な材料を薄膜化することにより、小型大容量のコンデン
サなどを作製することが可能となることから、真空蒸着
法、スパッタ法、液体有機金属原料を用いたCVD法、
ゾル−ゲル法により薄膜化の研究がなされている(宮下
洋一:エレクトロニク・セラミクス、1993年7月
号、23〜29ページ)。(Ba,Sr)TiO3にお
いて、その固溶体の成分であるBaTiO3が、室温で
正方晶ペロブスカイト型結晶構造のa軸すなわち<10
0>方向に大きな誘電率を有することから、(Ba,S
r)TiO3薄膜を基板表面に対して(100)面に結
晶配向させることができれば、小型大容量のコンデンサ
の実現が可能となると考えられる。
る中で、(Ba,Sr)TiO3などの比誘電率の大き
な材料を薄膜化することにより、小型大容量のコンデン
サなどを作製することが可能となることから、真空蒸着
法、スパッタ法、液体有機金属原料を用いたCVD法、
ゾル−ゲル法により薄膜化の研究がなされている(宮下
洋一:エレクトロニク・セラミクス、1993年7月
号、23〜29ページ)。(Ba,Sr)TiO3にお
いて、その固溶体の成分であるBaTiO3が、室温で
正方晶ペロブスカイト型結晶構造のa軸すなわち<10
0>方向に大きな誘電率を有することから、(Ba,S
r)TiO3薄膜を基板表面に対して(100)面に結
晶配向させることができれば、小型大容量のコンデンサ
の実現が可能となると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら真空蒸着
法やスパッタ法を用いた場合、下地基板としてMgOな
どの単結晶基板上を用いることにより結晶配向性を示す
(Ba,Sr)TiO3薄膜が製造可能であるが、基板
が高価であることや、大面積に均一に製造することが困
難なこと、および成膜速度が遅いことから短時間で製造
できないなどといった課題がある。また、上記CVD法
やゾル−ゲル法を用いた場合には、大面積に均一に、し
かも短時間で(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造が可能
であるが、結晶配向性を示す(Ba,Sr)TiO3薄
膜が得られないといった課題がある。
法やスパッタ法を用いた場合、下地基板としてMgOな
どの単結晶基板上を用いることにより結晶配向性を示す
(Ba,Sr)TiO3薄膜が製造可能であるが、基板
が高価であることや、大面積に均一に製造することが困
難なこと、および成膜速度が遅いことから短時間で製造
できないなどといった課題がある。また、上記CVD法
やゾル−ゲル法を用いた場合には、大面積に均一に、し
かも短時間で(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造が可能
であるが、結晶配向性を示す(Ba,Sr)TiO3薄
膜が得られないといった課題がある。
【0005】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するために、高い誘電率を有する(100)に優先配
向した(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法およびそ
れを用いた薄膜コンデンサを提供することを目的とす
る。
決するために、高い誘電率を有する(100)に優先配
向した(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法およびそ
れを用いた薄膜コンデンサを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方
法は、バリウムを含む化合物とストロンチウムを含む化
合物とチタンを含む化合物の混合蒸気を原料ガスとし、
排気手段を有する反応チャンバー内に設けた基板ホルダ
ーと電極との間に、前記基板ホルダーに対して所定の傾
斜角を持たせて配置した原料ガス供給手段によって、前
記原料ガスとキャリアガスおよび反応ガスを導入し、前
記基板ホルダーと電極の間に電力を供給してプラズマを
発生させ、前記基板ホルダーに保持した所定温度の基板
上に酸化物薄膜を形成することを特徴とする(Ba,S
r)TiO3薄膜の製造方法であって、前記原料ガスの
供給が前記基板ホルダーの一部の領域であり、しかも前
記基板ホルダーを回転させながら膜形成を行うことを特
徴とする。
め、本発明に係る(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方
法は、バリウムを含む化合物とストロンチウムを含む化
合物とチタンを含む化合物の混合蒸気を原料ガスとし、
排気手段を有する反応チャンバー内に設けた基板ホルダ
ーと電極との間に、前記基板ホルダーに対して所定の傾
斜角を持たせて配置した原料ガス供給手段によって、前
記原料ガスとキャリアガスおよび反応ガスを導入し、前
記基板ホルダーと電極の間に電力を供給してプラズマを
発生させ、前記基板ホルダーに保持した所定温度の基板
上に酸化物薄膜を形成することを特徴とする(Ba,S
r)TiO3薄膜の製造方法であって、前記原料ガスの
供給が前記基板ホルダーの一部の領域であり、しかも前
記基板ホルダーを回転させながら膜形成を行うことを特
徴とする。
【0007】また本発明に係る薄膜コンデンサは、電極
としての基板または基板上に形成した電極薄膜上に、前
記基板または電極薄膜表面に対して垂直方向にペロブス
カイト型結晶構造の(100)面に優先配向した(B
a,Sr)TiO3薄膜を上述した製造方法で形成し、
さらにその上に電極薄膜を形成した構成を有することを
特徴とする。
としての基板または基板上に形成した電極薄膜上に、前
記基板または電極薄膜表面に対して垂直方向にペロブス
カイト型結晶構造の(100)面に優先配向した(B
a,Sr)TiO3薄膜を上述した製造方法で形成し、
さらにその上に電極薄膜を形成した構成を有することを
特徴とする。
【0008】また、前記構成においては、バリウムを含
む化合物が、β−ジケトン金属錯体であることが好まし
い。
む化合物が、β−ジケトン金属錯体であることが好まし
い。
【0009】また、前記構成においては、ストロンチウ
ムを含む化合物が、β−ジケトン金属錯体であることが
好ましい。
ムを含む化合物が、β−ジケトン金属錯体であることが
好ましい。
【0010】また、前記構成においては、チタンを含む
化合物が、β−ジケトン金属錯体または金属アルコキシ
ドであることが好ましい。
化合物が、β−ジケトン金属錯体または金属アルコキシ
ドであることが好ましい。
【0011】また、前記構成においては、基板ホルダー
に対する原料ガス供給手段の傾斜角が5〜60度である
ことが好ましい。
に対する原料ガス供給手段の傾斜角が5〜60度である
ことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を説明す
る。図1は、本発明に係る(Ba,Sr)TiO3薄膜
の製造装置を示す断面図である。
る。図1は、本発明に係る(Ba,Sr)TiO3薄膜
の製造装置を示す断面図である。
【0013】図1に示すように、反応チャンバー1内に
は、基板ホルダー4が回転自在に設けられている。そし
て、この基板ホルダー4には、基板加熱ヒータ2が内蔵
されているとともに、その下面に基板3を保持すること
ができるようにされている。
は、基板ホルダー4が回転自在に設けられている。そし
て、この基板ホルダー4には、基板加熱ヒータ2が内蔵
されているとともに、その下面に基板3を保持すること
ができるようにされている。
【0014】ここで、基板ホルダー4は設置され、電極
を兼ねている。また、反応チャンバー1内には、基板ホ
ルダー4に対向して電極5が設けられている。また、反
応チャンバー1の側壁には、反応チャンバー1内を低圧
状態にする為に排気手段6が設けられている。基板ホル
ダー4と電極5との間に形成されるプラズマ放電領域7
内には、基板ホルダー4に対して所定の角度θを持たせ
た状態で原料ガス供給手段8が設けられている。なお、
図1中、9は、基板ホルダー4を回転させるための回転
機構、10は電極5に電力を供給するための高周波電源
(13.56MHz)、11は電極5と反応チャンバー
1とを絶縁するための絶縁体である。
を兼ねている。また、反応チャンバー1内には、基板ホ
ルダー4に対向して電極5が設けられている。また、反
応チャンバー1の側壁には、反応チャンバー1内を低圧
状態にする為に排気手段6が設けられている。基板ホル
ダー4と電極5との間に形成されるプラズマ放電領域7
内には、基板ホルダー4に対して所定の角度θを持たせ
た状態で原料ガス供給手段8が設けられている。なお、
図1中、9は、基板ホルダー4を回転させるための回転
機構、10は電極5に電力を供給するための高周波電源
(13.56MHz)、11は電極5と反応チャンバー
1とを絶縁するための絶縁体である。
【0015】以下、上記のように構成された作製装置を
用いて(Ba,Sr)TiO3薄膜を製造する方法につ
いて説明する。まず、反応チャンバー1内を排気手段6
によって排気し、反応チャンバー1内を低圧状態にす
る。次いで、基板加熱用ヒータ2によって基板3を加熱
し、基板ホルダー4を回転させながら、(Ba,Sr)
TiO3薄膜を形成するための原料ガスおよび酸素を、
原料ガス供給手段8によって反応チャンバー1内に供給
する。この状態で基板ホルダー4と電極5との間に電力
を供給すれば、プラズマ放電が起きる。これにより、基
板3の上に(100)面に優先配向した(Ba,Sr)
TiO3薄膜を形成することができる。
用いて(Ba,Sr)TiO3薄膜を製造する方法につ
いて説明する。まず、反応チャンバー1内を排気手段6
によって排気し、反応チャンバー1内を低圧状態にす
る。次いで、基板加熱用ヒータ2によって基板3を加熱
し、基板ホルダー4を回転させながら、(Ba,Sr)
TiO3薄膜を形成するための原料ガスおよび酸素を、
原料ガス供給手段8によって反応チャンバー1内に供給
する。この状態で基板ホルダー4と電極5との間に電力
を供給すれば、プラズマ放電が起きる。これにより、基
板3の上に(100)面に優先配向した(Ba,Sr)
TiO3薄膜を形成することができる。
【0016】また図1に示したように、原料ガス供給手
段8を基板ホルダー4と電極5との間(プラズマ放電領
域7内)に設け、さらに基板ホルダー4に対して所定の
傾斜角θを持たせた状態とすることにより、基板3の上
で原料ガスの流れを容易に層流とすることができ、さら
に基板ホルダーを回転させるようにしたことにより、大
面積に均一に高品質の(100)面に優先配向した(B
a,Sr)TiO3薄膜を形成することができる。これ
は、原料ガス供給手段8をプラズマ放電領域7内、すな
わち基板3の近傍に設けることにより、蒸気圧の低い原
料ガスを用いた場合においても、基板3の上に原料ガス
を大量に到達させることができるからである。
段8を基板ホルダー4と電極5との間(プラズマ放電領
域7内)に設け、さらに基板ホルダー4に対して所定の
傾斜角θを持たせた状態とすることにより、基板3の上
で原料ガスの流れを容易に層流とすることができ、さら
に基板ホルダーを回転させるようにしたことにより、大
面積に均一に高品質の(100)面に優先配向した(B
a,Sr)TiO3薄膜を形成することができる。これ
は、原料ガス供給手段8をプラズマ放電領域7内、すな
わち基板3の近傍に設けることにより、蒸気圧の低い原
料ガスを用いた場合においても、基板3の上に原料ガス
を大量に到達させることができるからである。
【0017】次に成膜の原理について説明する。図2
は、基板ホルダー4周りの斜視図(ただし基板3は省略
している)である。図3はプラズマ放電領域7の近傍の
断面図である。図2、図3に示すように、基板ホルダー
4に対して所定の傾斜角θをもって設置された原料ガス
供給手段8から原料ガスや酸素を供給すると、基板3が
原料ガスおよび酸素と接触する領域12において成膜が
行われ、基板3が原料ガスを接触しない領域13におい
ては膜がアニールされる。これを繰り返しながら成膜す
れば、大面積に均一に成膜できることが可能となるばか
りでなく、高堆積速度で成膜した場合においてもカーボ
ンなどの不純物が混入しない高品質の(100)面に優
先配向した(Ba,Sr)TiO3薄膜を製造すること
ができる。
は、基板ホルダー4周りの斜視図(ただし基板3は省略
している)である。図3はプラズマ放電領域7の近傍の
断面図である。図2、図3に示すように、基板ホルダー
4に対して所定の傾斜角θをもって設置された原料ガス
供給手段8から原料ガスや酸素を供給すると、基板3が
原料ガスおよび酸素と接触する領域12において成膜が
行われ、基板3が原料ガスを接触しない領域13におい
ては膜がアニールされる。これを繰り返しながら成膜す
れば、大面積に均一に成膜できることが可能となるばか
りでなく、高堆積速度で成膜した場合においてもカーボ
ンなどの不純物が混入しない高品質の(100)面に優
先配向した(Ba,Sr)TiO3薄膜を製造すること
ができる。
【0018】以下に、本発明の製造方法により、種種の
組成の(Ba,Sr)TiO3薄膜を製造する方法につ
いて具体的に説明する。
組成の(Ba,Sr)TiO3薄膜を製造する方法につ
いて具体的に説明する。
【0019】(実施例1)図4は本発明に係る強誘電体
薄膜の製造方法の実施例に用いた(Ba,Sr)TiO
3薄膜作製装置の断面図である。
薄膜の製造方法の実施例に用いた(Ba,Sr)TiO
3薄膜作製装置の断面図である。
【0020】図4に示す(Ba,Sr)TiO3薄膜作
製装置は、図1に示した(Ba,Sr)TiO3薄膜作
製装置の原料ガス供給手段8に、バルブ14を介して酸
素ボンベ15を連結し、バルブ16、17、18を介し
て気化器19、20、21を連結したものである。さら
に、バルブ22、23、24を介して窒素ガスボンベ2
5が連結されている。ここで、気化器19、20、21
内には、出発原料26、27、28が入っている。その
他の構成は、発明の実施の形態に示したので説明は省略
する。尚、基板ホルダー4および電極5の直径はそれぞ
れ400mmであり、基板ホルダー4の下面には直径が
6インチのSi基板3が4枚保持されている。
製装置は、図1に示した(Ba,Sr)TiO3薄膜作
製装置の原料ガス供給手段8に、バルブ14を介して酸
素ボンベ15を連結し、バルブ16、17、18を介し
て気化器19、20、21を連結したものである。さら
に、バルブ22、23、24を介して窒素ガスボンベ2
5が連結されている。ここで、気化器19、20、21
内には、出発原料26、27、28が入っている。その
他の構成は、発明の実施の形態に示したので説明は省略
する。尚、基板ホルダー4および電極5の直径はそれぞ
れ400mmであり、基板ホルダー4の下面には直径が
6インチのSi基板3が4枚保持されている。
【0021】図4において、出発原料には、バリウムジ
ピバロイルメタン(Ba(DPM)2、DPM=C11H19O2)、
ストロンチウムジピバロイルメタン(Sr(DP
M)2)、チタンジピバロイルメタン(Ti(DP
M)4)、もちいた。気化器19、20、21にそれぞ
れ鉛ジピバロイルメタン(出発原料26)、ストロンチ
ウムジピバロイルメタン(出発原料27)、チタンジピ
バロイルメタン(出発原料28)を入れ、それぞれを2
40℃、215℃、165℃に加熱保持した。また、基
板ホルダー4と原料ガス供給手段8との傾斜角(θ)は
15゜に設定した。また、反応チャンバー内は、排気手
段によって1Torrに減圧されている。また、基板と
しては表面にスパッタ法によりチタン膜(100nm)を
形成し、その上に電極としての白金膜(300nm)を形
成したSiウエハを用い、基板加熱用ヒータ2によって
540℃に加熱した。
ピバロイルメタン(Ba(DPM)2、DPM=C11H19O2)、
ストロンチウムジピバロイルメタン(Sr(DP
M)2)、チタンジピバロイルメタン(Ti(DP
M)4)、もちいた。気化器19、20、21にそれぞ
れ鉛ジピバロイルメタン(出発原料26)、ストロンチ
ウムジピバロイルメタン(出発原料27)、チタンジピ
バロイルメタン(出発原料28)を入れ、それぞれを2
40℃、215℃、165℃に加熱保持した。また、基
板ホルダー4と原料ガス供給手段8との傾斜角(θ)は
15゜に設定した。また、反応チャンバー内は、排気手
段によって1Torrに減圧されている。また、基板と
しては表面にスパッタ法によりチタン膜(100nm)を
形成し、その上に電極としての白金膜(300nm)を形
成したSiウエハを用い、基板加熱用ヒータ2によって
540℃に加熱した。
【0022】まず、バルブ22、23、24を開き、窒
素ガスボンベ25からキャリアガスとして窒素ガスを、
気化器16、17、18にそれぞれ流量20、15、1
0sccmで供給した。次いで、バルブ16、17、18を
開き、鉛ジピバロイルメタンとチタンジピバロイルメタ
ンとジルコンジピバロイルメタンの蒸気を、窒素ガスと
ともに原料ガス供給手段8より反応チャンバー1内に供
給した。さらにバルブ14を開き反応ガスとしての酸素
ガスを酸素ボンベ15から流量25sccmで原料ガス供給
手段8より反応チャンバー1内に供給した。これによ
り、原料ガス、窒素ガスおよび酸素ガスからなる混合ガ
スが反応チャンバー1内に導入され、プラズマを発生さ
せた(rfパワー:0.9W/cm2)。30分間反応させ
た結果、基板3の上に酸化物薄膜が形成された。なお、
このときの基板3の回転数は90回転/分とした。その
後、基板を室温付近まで冷却し、反応チャンバー1から
取り出した。
素ガスボンベ25からキャリアガスとして窒素ガスを、
気化器16、17、18にそれぞれ流量20、15、1
0sccmで供給した。次いで、バルブ16、17、18を
開き、鉛ジピバロイルメタンとチタンジピバロイルメタ
ンとジルコンジピバロイルメタンの蒸気を、窒素ガスと
ともに原料ガス供給手段8より反応チャンバー1内に供
給した。さらにバルブ14を開き反応ガスとしての酸素
ガスを酸素ボンベ15から流量25sccmで原料ガス供給
手段8より反応チャンバー1内に供給した。これによ
り、原料ガス、窒素ガスおよび酸素ガスからなる混合ガ
スが反応チャンバー1内に導入され、プラズマを発生さ
せた(rfパワー:0.9W/cm2)。30分間反応させ
た結果、基板3の上に酸化物薄膜が形成された。なお、
このときの基板3の回転数は90回転/分とした。その
後、基板を室温付近まで冷却し、反応チャンバー1から
取り出した。
【0023】得られた薄膜の結晶構造をX線回折により
調べた結果、ペロブスカイト型結晶構造をしていた。ま
た、(100)面に優先配向していた。
調べた結果、ペロブスカイト型結晶構造をしていた。ま
た、(100)面に優先配向していた。
【0024】また、膜厚、膜構造および組成を走査型電
子顕微鏡(SEM)およびプラズマ質量分析法により解
析した。膜厚は1.8μmで、堆積速度は60nm/m
inであった。また膜は柱状構造をしていた。粒径は
0.3μmであった。膜組成はBa0.70Sr0.30TiO
3で、その他の不純物は検出されなかった。また膜はが
れやクラックも見られなかった。
子顕微鏡(SEM)およびプラズマ質量分析法により解
析した。膜厚は1.8μmで、堆積速度は60nm/m
inであった。また膜は柱状構造をしていた。粒径は
0.3μmであった。膜組成はBa0.70Sr0.30TiO
3で、その他の不純物は検出されなかった。また膜はが
れやクラックも見られなかった。
【0025】次に、上部電極として白金膜をスパッタ法
により200nm形成することにより薄膜コンデンサを作
製した。周波数1kHzでの比誘電率および誘電損失を
測定した。その結果、比誘電率は2400、誘電損失は
0.04であった。また、絶縁抵抗は109・cm以上
で、直流破壊電圧は2.2MV/cmであった。下記
(表1)の2行目に、本具体例1における製造条件と解
析結果を示す。
により200nm形成することにより薄膜コンデンサを作
製した。周波数1kHzでの比誘電率および誘電損失を
測定した。その結果、比誘電率は2400、誘電損失は
0.04であった。また、絶縁抵抗は109・cm以上
で、直流破壊電圧は2.2MV/cmであった。下記
(表1)の2行目に、本具体例1における製造条件と解
析結果を示す。
【0026】
【表1】
【0027】なお、6インチのSi基板上において、膜
厚分布は3%以内であり、膜組成や誘電特性のばらつき
も3%以内であった。
厚分布は3%以内であり、膜組成や誘電特性のばらつき
も3%以内であった。
【0028】(実施例2)上記実施例1において、一部
の製造条件を変更して、基板3の上に(Ba,Sr)T
iO3薄膜および薄膜コンデンサを作製した。すなわ
ち、出発原料に、Ba(DPM)2、Sr(DPM)2、
チタニウムテトライソプロポキシド(Ti(O-i-C3
H7)4)をもちい、気化器19、20、21にそれぞれ
Ba(DPM)2、Sr(DPM)2、チタニウムテトラ
イソプロポキシドを入れ、気化温度とキャリアガス流量
をそれぞれ245℃と30sccm、230℃と25sccm、
25℃と30sccmとした。そして酸素流量を40sccmと
し、基板ホルダー4と原料ガス供給手段8との傾斜角
(基板−ノズル角度θ)を5゜に設定した。基板3の温
度は595℃に、基板回転数は4回転/分にした。rf
パワーは0.5W/cm2、成膜時の真空度は0.5T
orr、成膜時間は15分である。そして、基板3の上
に酸化物薄膜を作製した。その結果、下記(表1)の第
3行目に示すように(100)面に優先配向したBa
0.50Sr0.50O3膜が得られた。その他の不純物は検出
されなかった。膜はがれやクラックは見られなかった。
堆積速度は27nm/minであった。
の製造条件を変更して、基板3の上に(Ba,Sr)T
iO3薄膜および薄膜コンデンサを作製した。すなわ
ち、出発原料に、Ba(DPM)2、Sr(DPM)2、
チタニウムテトライソプロポキシド(Ti(O-i-C3
H7)4)をもちい、気化器19、20、21にそれぞれ
Ba(DPM)2、Sr(DPM)2、チタニウムテトラ
イソプロポキシドを入れ、気化温度とキャリアガス流量
をそれぞれ245℃と30sccm、230℃と25sccm、
25℃と30sccmとした。そして酸素流量を40sccmと
し、基板ホルダー4と原料ガス供給手段8との傾斜角
(基板−ノズル角度θ)を5゜に設定した。基板3の温
度は595℃に、基板回転数は4回転/分にした。rf
パワーは0.5W/cm2、成膜時の真空度は0.5T
orr、成膜時間は15分である。そして、基板3の上
に酸化物薄膜を作製した。その結果、下記(表1)の第
3行目に示すように(100)面に優先配向したBa
0.50Sr0.50O3膜が得られた。その他の不純物は検出
されなかった。膜はがれやクラックは見られなかった。
堆積速度は27nm/minであった。
【0029】なお本実施例においても、膜厚分布は3%
以内であり、膜組成や誘電特性のばらつきも3%以内で
あった。
以内であり、膜組成や誘電特性のばらつきも3%以内で
あった。
【0030】(実施例3)上記実施例1において、一部
の製造条件を変更して、基板3の上に(Ba,Sr)T
iO3薄膜および薄膜コンデンサを作製した。すなわ
ち、出発原料に、Ba(DPM)2、Ba(DPM)2、
チタニウムテトラエトキシド(Ti(OC2H5)4)を
もちい、気化器19、20、21にそれぞれBa(DP
M)2、Sr(DPM)2、チタニウムテトラエトキシド
を入れ、気化温度とキャリアガス流量をそれぞれ240
℃と15sccm、218℃と10sccm、24℃と10sccm
とした。そして酸素流量を30sccmとし、基板ホルダー
4と原料ガス供給手段8との傾斜角(基板−ノズル角度
θ)を30゜に設定した。基板3の温度は470℃に、
基板回転数は1000回転/分にした。rfパワーは
0.7W/cm2、成膜時の真空度は1.0Torr、
成膜時間は60分である。そして、基板3の上に酸化物
薄膜を作製した。その結果、下記(表1)の第3行目に
示すようにBa0. 95Sr0.05O3膜が得られた。その他
の不純物は検出されなかった。膜はがれやクラックは見
られなかった。堆積速度は75nm/minであった。
の製造条件を変更して、基板3の上に(Ba,Sr)T
iO3薄膜および薄膜コンデンサを作製した。すなわ
ち、出発原料に、Ba(DPM)2、Ba(DPM)2、
チタニウムテトラエトキシド(Ti(OC2H5)4)を
もちい、気化器19、20、21にそれぞれBa(DP
M)2、Sr(DPM)2、チタニウムテトラエトキシド
を入れ、気化温度とキャリアガス流量をそれぞれ240
℃と15sccm、218℃と10sccm、24℃と10sccm
とした。そして酸素流量を30sccmとし、基板ホルダー
4と原料ガス供給手段8との傾斜角(基板−ノズル角度
θ)を30゜に設定した。基板3の温度は470℃に、
基板回転数は1000回転/分にした。rfパワーは
0.7W/cm2、成膜時の真空度は1.0Torr、
成膜時間は60分である。そして、基板3の上に酸化物
薄膜を作製した。その結果、下記(表1)の第3行目に
示すようにBa0. 95Sr0.05O3膜が得られた。その他
の不純物は検出されなかった。膜はがれやクラックは見
られなかった。堆積速度は75nm/minであった。
【0031】なお本実施例においても、膜厚分布は3%
以内であり、膜組成や誘電特性のばらつきも3%以内で
あった。
以内であり、膜組成や誘電特性のばらつきも3%以内で
あった。
【0032】(実施例4)上記実施例1において、一部
の製造条件を変更して、基板3の上に(Ba,Sr)T
iO3薄膜および薄膜コンデンサを作製した。すなわ
ち、出発原料に、Ba(DPM)2、Ba(DPM)2、
チタニウムテトラ−n−エトキシド(Ti(O−n−C
4H9)4)をもちい、気化器19、20、21にそれぞ
れBa(DPM)2、Ba(DPM)2、チタニウムテト
ラ−n−エトキシドを入れ、気化温度とキャリアガス流
量をそれぞれ235℃と15sccm、240℃と10scc
m、38℃と6sccmとした。そして酸素流量を8sccmと
し、基板ホルダー4と原料ガス供給手段8との傾斜角
(基板−ノズル角度θ)を60゜に設定した。基板3の
温度は520℃に、基板回転数は120回転/分にし
た。rfパワーは0.8W/cm2、成膜時の真空度は
0.08Torr、成膜時間は60分である。そして、
基板3の上に酸化物薄膜を作製した。その結果、下記
(表1)の第3行目に示すように(100)面に優先配
向したBa0.30Sr0.70O3膜が得られた。その他の不
純物は検出されなかった。膜はがれやクラックは見られ
なかった。堆積速度は47nm/minであった。
の製造条件を変更して、基板3の上に(Ba,Sr)T
iO3薄膜および薄膜コンデンサを作製した。すなわ
ち、出発原料に、Ba(DPM)2、Ba(DPM)2、
チタニウムテトラ−n−エトキシド(Ti(O−n−C
4H9)4)をもちい、気化器19、20、21にそれぞ
れBa(DPM)2、Ba(DPM)2、チタニウムテト
ラ−n−エトキシドを入れ、気化温度とキャリアガス流
量をそれぞれ235℃と15sccm、240℃と10scc
m、38℃と6sccmとした。そして酸素流量を8sccmと
し、基板ホルダー4と原料ガス供給手段8との傾斜角
(基板−ノズル角度θ)を60゜に設定した。基板3の
温度は520℃に、基板回転数は120回転/分にし
た。rfパワーは0.8W/cm2、成膜時の真空度は
0.08Torr、成膜時間は60分である。そして、
基板3の上に酸化物薄膜を作製した。その結果、下記
(表1)の第3行目に示すように(100)面に優先配
向したBa0.30Sr0.70O3膜が得られた。その他の不
純物は検出されなかった。膜はがれやクラックは見られ
なかった。堆積速度は47nm/minであった。
【0033】なお、本実施例においても、膜厚分布は3
%以内であり、膜組成や誘電特性のばらつきも3%以内
であった。
%以内であり、膜組成や誘電特性のばらつきも3%以内
であった。
【0034】なお、本発明において、基板ホルダー4に
対する原料ガス供給手段8の傾斜角θを5゜より小さく
しても、表1に示したのと同様に優れた特性を示す(1
00)面に優先配向した(Ba,Sr)TiO3薄膜を
得ることができるが、堆積速度が非常に小さくなった。
また、基板ホルダー4に対する原料ガス供給手段8の傾
斜角θを60゜より大きくすると、高い誘電率を有する
(100)面に優先配向した(Ba,Sr)TiO3薄
膜が大面積で得られにくかった。
対する原料ガス供給手段8の傾斜角θを5゜より小さく
しても、表1に示したのと同様に優れた特性を示す(1
00)面に優先配向した(Ba,Sr)TiO3薄膜を
得ることができるが、堆積速度が非常に小さくなった。
また、基板ホルダー4に対する原料ガス供給手段8の傾
斜角θを60゜より大きくすると、高い誘電率を有する
(100)面に優先配向した(Ba,Sr)TiO3薄
膜が大面積で得られにくかった。
【0035】なお、本発明における実施例においては、
反応ガスに酸素を用いたが、酸素の代わりにN2O、H2
O、O3を用いた場合においても、表1に示すような、
高い誘電率を有する(100)面に優先配向した(B
a,Sr)TiO3薄膜が得られた。
反応ガスに酸素を用いたが、酸素の代わりにN2O、H2
O、O3を用いた場合においても、表1に示すような、
高い誘電率を有する(100)面に優先配向した(B
a,Sr)TiO3薄膜が得られた。
【0036】なお、本発明における実施例においては、
下部および上部電極薄膜をスパッタ法により作製した
が、スパッタ法の代わりに、真空蒸着法、イオンプレー
ティング法、MBE法、電気メッキ法、無電界メッキ
法、CVD法など様々な方法での形成が可能であった。
下部および上部電極薄膜をスパッタ法により作製した
が、スパッタ法の代わりに、真空蒸着法、イオンプレー
ティング法、MBE法、電気メッキ法、無電界メッキ
法、CVD法など様々な方法での形成が可能であった。
【0037】なお、本発明における実施例においては、
下地電極としてPt薄膜を用いたが、Pt薄膜の代わり
に、Al、Ti、Cr、Fe、Co、Ni、Cu、R
u、Rh、Pd、Ag,In、Sn、Sb、Hf、T
a、W、Re、Os、Ir、Auなどの金属あるいはそ
の化合物および酸化物の薄膜または基板も下地電極とし
て使用可能であった。
下地電極としてPt薄膜を用いたが、Pt薄膜の代わり
に、Al、Ti、Cr、Fe、Co、Ni、Cu、R
u、Rh、Pd、Ag,In、Sn、Sb、Hf、T
a、W、Re、Os、Ir、Auなどの金属あるいはそ
の化合物および酸化物の薄膜または基板も下地電極とし
て使用可能であった。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る(B
a,Sr)TiO3薄膜の製造方法によれば、バリウム
を含む化合物とストロンチウムを含む化合物とチタンを
含む化合物の混合蒸気を原料ガスとし、排気手段を有す
る反応チャンバー内に設けた基板ホルダーと電極との間
に、前記基板ホルダーに対して所定の傾斜角を持たせて
配置した原料ガス供給手段によって、前記原料ガスとキ
ャリアガスおよび反応ガスを導入し、前記基板ホルダー
と電極の間に電力を供給してプラズマを発生させ、前記
基板ホルダーに保持した所定温度の基板上に酸化物薄膜
を形成することを特徴とする(Ba,Sr)TiO3薄
膜の製造方法であって、前記原料ガスの供給が前記基板
ホルダーの一部の領域であり、しかも前記基板ホルダー
を回転させながら膜形成を行うようにしたことにより、
大面積に均一にしかも高堆積速度で高い誘電率を有する
(100)面に優先配向した(Ba,Sr)TiO3薄
膜を得ることができる。
a,Sr)TiO3薄膜の製造方法によれば、バリウム
を含む化合物とストロンチウムを含む化合物とチタンを
含む化合物の混合蒸気を原料ガスとし、排気手段を有す
る反応チャンバー内に設けた基板ホルダーと電極との間
に、前記基板ホルダーに対して所定の傾斜角を持たせて
配置した原料ガス供給手段によって、前記原料ガスとキ
ャリアガスおよび反応ガスを導入し、前記基板ホルダー
と電極の間に電力を供給してプラズマを発生させ、前記
基板ホルダーに保持した所定温度の基板上に酸化物薄膜
を形成することを特徴とする(Ba,Sr)TiO3薄
膜の製造方法であって、前記原料ガスの供給が前記基板
ホルダーの一部の領域であり、しかも前記基板ホルダー
を回転させながら膜形成を行うようにしたことにより、
大面積に均一にしかも高堆積速度で高い誘電率を有する
(100)面に優先配向した(Ba,Sr)TiO3薄
膜を得ることができる。
【0039】また、コンデンサの誘電体材料に、上記製
造方法により作製した、高い誘電率を有する(100)
面に優先配向した(Ba,Sr)TiO3薄膜を用いる
ことにより、安価で小型大容量の薄膜コンデンサの実現
が可能となる。
造方法により作製した、高い誘電率を有する(100)
面に優先配向した(Ba,Sr)TiO3薄膜を用いる
ことにより、安価で小型大容量の薄膜コンデンサの実現
が可能となる。
【図1】本発明に係る(Ba,Sr)TiO3薄膜作製
装置の断面図
装置の断面図
【図2】本発明に係る(Ba,Sr)TiO3薄膜作製
装置の基板ホルダー周りの斜視図
装置の基板ホルダー周りの斜視図
【図3】本発明にかかる(Ba,Sr)TiO3薄膜作
製装置の実施例を示す断面図
製装置の実施例を示す断面図
【図4】本発明の一実施例の(Ba,Sr)TiO3薄
膜作製装置の断面図
膜作製装置の断面図
1 反応チャンバー 2 基板加熱用ヒーター 3 基板 4 基板ホルダ− 5 電極 6 排気手段 7 プラズマ放電域 8 原料ガス供給手段 9 回転機構 10 高周波電源 11 絶縁体 12 成膜領域 13 アニール領域 14 酸素供給バルブ 15 酸素ボンベ 16,17,18 原料ガス供給バルブ 19,20,21 気化器 22,23,24 キャリアガス供給バルブ 25 酸素ボンベ 26,27,28 出発原料 θ 傾斜角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01G 4/12 400 H01G 4/12 400 // C30B 25/14 C30B 25/14
Claims (9)
- 【請求項1】バリウム含む化合物とストロンチウムを含
む化合物とチタンを含む化合物の混合蒸気を原料ガスと
し、排気手段を有する反応チャンバー内に設けた基板ホ
ルダー上に、前記基板ホルダーに対して所定の傾斜角を
持たせて配置した原料ガス供給手段によって、前記原料
ガスとキャリアガスおよび反応ガスを導入し、前記基板
ホルダーと電極の間に電力を供給してプラズマを発生さ
せ、前記基板ホルダーに保持した所定温度の基板上にペ
ロブスカイト型結晶構造の酸化物薄膜を形成することを
特徴とする(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法。 - 【請求項2】原料ガスの供給を基板ホルダーの一部の領
域とし、さらに前記基板ホルダーを回転させることによ
り酸化物薄膜の形成とアニールを繰り返しながらペロブ
スカイト型結晶構造の酸化物薄膜を製造することを特徴
とする請求項1記載の(Ba,Sr)TiO3薄膜の製
造方法。 - 【請求項3】ペロブスカイト型結晶構造の酸化物薄膜
が、結晶学的に基板表面に対して垂直方向に(100)
面に優先配向していることを特徴とする請求項1に記載
の(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法。 - 【請求項4】バリウムを含む化合物が、β−ジケトン金
属錯体であることを特徴とする請求項1記載の(Ba,
Sr)TiO3薄膜の製造方法。 - 【請求項5】ストロンチウムを含む化合物が、β−ジケ
トン金属錯体であることを特徴とする請求項1記載の
(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法。 - 【請求項6】チタンを含む化合物が、β−ジケトン金属
錯体または金属アルコキシドであることを特徴とする請
求項1記載の(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法。 - 【請求項7】基板ホルダーに対する原料ガス供給手段の
傾斜角が5〜60度である請求項1記載の(Ba,S
r)TiO3薄膜の製造方法。 - 【請求項8】電極としての基板または基板上に形成した
電極薄膜上に、前記基板または電極薄膜表面に対して垂
直方向にペロブスカイト型結晶構造の(100)面に優
先配向した(Ba,Sr)TiO3薄膜を形成し、さら
にその上に電極薄膜を形成した構成を有する薄膜コンデ
ンサ。 - 【請求項9】ペロブスカイト型結晶構造の(100)面
に優先配向した(Ba,Sr)TiO3薄膜を、請求項
1に記載の(Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法によ
り作製することを特徴とする請求項8に記載の薄膜コン
デンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8142535A JPH09326331A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | (Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法およびそれを用いた薄膜コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8142535A JPH09326331A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | (Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法およびそれを用いた薄膜コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09326331A true JPH09326331A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15317623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8142535A Pending JPH09326331A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | (Ba,Sr)TiO3薄膜の製造方法およびそれを用いた薄膜コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09326331A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008028381A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-02-07 | Tdk Corp | 金属酸化物膜の製造方法、積層体、及び、電子デバイス |
| CN102808164A (zh) * | 2011-05-31 | 2012-12-05 | 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 | 腔室装置和具有该腔室装置的基片处理设备 |
| US8557352B2 (en) | 2006-06-20 | 2013-10-15 | Tdk Corporation | Method of making a metal oxide film, laminates and electronic devices |
| JP2018181614A (ja) * | 2017-04-13 | 2018-11-15 | トヨタ自動車株式会社 | リチウムイオン二次電池用正極材料 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP8142535A patent/JPH09326331A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008028381A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-02-07 | Tdk Corp | 金属酸化物膜の製造方法、積層体、及び、電子デバイス |
| US8557352B2 (en) | 2006-06-20 | 2013-10-15 | Tdk Corporation | Method of making a metal oxide film, laminates and electronic devices |
| CN102808164A (zh) * | 2011-05-31 | 2012-12-05 | 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 | 腔室装置和具有该腔室装置的基片处理设备 |
| JP2018181614A (ja) * | 2017-04-13 | 2018-11-15 | トヨタ自動車株式会社 | リチウムイオン二次電池用正極材料 |
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