JPH0932633A - 水冷式水平対向多気筒エンジンの冷却水通路 - Google Patents

水冷式水平対向多気筒エンジンの冷却水通路

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JPH0932633A
JPH0932633A JP17614095A JP17614095A JPH0932633A JP H0932633 A JPH0932633 A JP H0932633A JP 17614095 A JP17614095 A JP 17614095A JP 17614095 A JP17614095 A JP 17614095A JP H0932633 A JPH0932633 A JP H0932633A
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JP
Japan
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water
cylinder
water jacket
cooling water
cylinder head
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JP17614095A
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English (en)
Inventor
Kenji Harima
健司 播磨
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24—Cylinder heads
    • F02F1/42—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
    • F02F1/4214—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24—Cylinder heads
    • F02F1/242—Arrangement of spark plugs or injectors
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24—Cylinder heads
    • F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
    • F02F2001/247—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated in parallel with the cylinder axis

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シリンダヘッドのウォータジャケット内に、冷
却水の注水性が良く、空気の滞留も防止でき、鋳造性に
も優れたリブを設け、シリンダの冷却性能を向上させる
ことのできる水冷式水平対向多気筒エンジンの冷却水通
路を提供する。 【解決手段】水冷式水平対向多気筒エンジンにおいて、
シリンダヘッド4のウォータジャケット10内をシリン
ダ21,22の略中央で下ウォータジャケット10aと
上ウォータジャケット10bとに区画するリブ31,3
2,33を配設する。各リブ31,32,33には空気
がたまり易い部分に空気抜き通路35a,35b,35
c,35dが形成され、各シリンダ21,22の燃焼室
壁21a,22aとプラグホール壁23a,24aとに
沿って、冷却水が下ウォータジャケット10aから上ウ
ォータジャケット10bに速い流速で流通する小断面の
流通口34a,34b,34c,34dが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却水をシリンダ
ブロック下側のウォータジャケットからシリンダヘッド
のウォータジャケットを経てシリンダブロック上側のウ
ォータジャケットに流通させる水冷式水平対向多気筒エ
ンジンの冷却水通路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水冷式直列エンジンでは、冷却
水は、シリンダブロックのウォータジャケット内を、エ
ンジン前方から後方に向けて流れ、エンジン後方から
は、シリンダヘッドのウォータジャケット内をエンジン
前方に向けて流れるようになっており、このため冷却水
の全流量がシリンダヘッドの1つ1つの燃焼室壁面を通
過してウォータジャケット内を流れるようになってい
る。
【0003】これに対し、水冷式水平対向多気筒エンジ
ンでは、シリンダブロック下側のウォータジャケットか
らの冷却水をシリンダヘッドのウォータジャケットの下
側(排気ポート側)から上側(吸気ポート側)に流通さ
せ、複数のシリンダの燃焼室壁やプラグ回りを各バンク
毎に冷却して、シリンダブロック上側のウォータジャケ
ットに流通させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、水冷式水平
対向多気筒エンジンでは、水冷式直列エンジンと同じ流
量で冷却水を循環させると、シリンダヘッドのウォータ
ジャケット内での冷却水の流速は低くなり、冷却効果が
水冷式直列エンジンよりも悪くなるといった問題があ
る。一方、より多くの冷却水を循環させるために、大容
量の水ポンプを用いることが考えられるが、大容量の水
ポンプを用いると駆動損失が大きくなり性能が悪化する
とともに、コスト面においても不利になってしまう。
【0005】そこで、シリンダヘッドのウォータジャケ
ット内の必要な部位にリブを設けて流速を上げることが
考えられるが、このリブによって、冷却水通路に空気が
滞留したり、また、エンジンに初めて冷却水を注水する
際に、シリンダヘッドのウォータジャケット内の空気が
抜けない等の問題を生じる可能性がある。
【0006】例えば、特開昭61−149551号公報
には、シリンダヘッドの剛性を高めるためにウォータジ
ャケット内へアッパデッキから下方に延出して設けたリ
ブに、空気の滞留防止のために貫通孔を形成した技術が
示されている。この技術に示されるエンジンでは、冷却
水中の空気は、容易にリブの所定部分に集められるた
め、このリブの部分に貫通孔を形成することにより、簡
単に空気の滞留防止ができる。しかし、水冷式水平対向
多気筒エンジンでは、エンジンが水平に設けられ、冷却
水はシリンダヘッドのウォータジャケットの下側から上
側に流通するようになっているため、シリンダヘッドの
ウォータジャケット内にリブを形成した場合、空気の滞
留防止の孔の位置を決定することが難しい。
【0007】また、シリンダヘッドのウォータジャケッ
ト内にリブを設けた場合、シリンダヘッドは鋳物である
ので、鋳造に際してのガス抜きも考慮する必要がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、シリンダヘッドのウォータジャケット内に、冷却水
の注水性が良く、空気の滞留も防止でき、鋳造性にも優
れたリブを設け、特に大容量の水ポンプを用いることな
く冷却水を循環させ、循環する冷却水の有する冷却効果
を効率良く最大限に利用して、シリンダの冷却性能を向
上させることのできる水冷式水平対向多気筒エンジンの
冷却水通路を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1による水冷式水平対向多気筒エンジン
の冷却水通路は、シリンダブロック下側のウォータジャ
ケットからの冷却水をシリンダヘッドのウォータジャケ
ットの下側から上側に流通させ、シリンダブロック上側
のウォータジャケットに流通させる水冷式水平対向多気
筒エンジンの冷却水通路において、上記シリンダヘッド
の上記ウォータジャケット内を、各シリンダの略中央で
上側と下側とに区画するリブを上記各シリンダ間と上記
シリンダと上記ウォータジャケット壁面間にそれぞれ配
設し、冷却水が上記各シリンダの燃焼室壁面とプラグホ
ール壁面とに沿って上記ウォータジャケット内の下側か
ら上側に流通する流通口を上記各リブに形成するととも
に、上記各シリンダ間に配設する上記リブの両端側と、
上記シリンダと上記ウォータジャケット壁面間に配設す
る上記リブの上記ウォータジャケット壁面側とにそれぞ
れ壁面に沿って細長の空気抜き通路を形成したものであ
る。
【0010】上記構成において、上記シリンダブロック
下側のウォータジャケットからの冷却水は、上記シリン
ダヘッドのウォータジャケットの下側に流入し、上記各
リブに形成した上記各流通口と上記各細長の空気抜き通
路を通じて上記ウォータジャケットの上側に流通し、上
記シリンダブロック上側のウォータジャケットに流入す
る。循環される冷却水の大部分は、上記各流通口を通じ
て上記シリンダヘッドのウォータジャケットの下側から
上側に流通され、流路断面積が減少して上記各シリンダ
の燃焼室壁面とプラグホール壁面とに沿って流通させら
れるため、これら各流通口での流速が増加し、上記各シ
リンダの上記燃焼室壁面の冷却および上記プラグホール
壁面の冷却が効率良く行なわれる。一方、上記各細長の
空気抜き通路を通じて、上記シリンダヘッドのウォータ
ジャケットの下側から上側に流通する冷却水は、流量は
少量であるが速い流速で流通される。このため、上記各
シリンダ間に配設する上記リブの両端側と、上記シリン
ダと上記ウォータジャケット壁面間に配設する上記リブ
の上記ウォータジャケット壁面側とに空気が滞留するこ
とはない。また、エンジンに注水する際においても、空
気が滞留することはない。さらに、上記シリンダヘッド
を鋳造する際に、上記シリンダヘッドのウォータジャケ
ット内は、上記各リブが設けられ複雑になるが上記各細
長の空気抜き通路がガス抜き孔となり、鋳造の際のガス
抜きも確実に行われる。
【0011】次に、本発明の請求項2による水冷式水平
対向多気筒エンジンの冷却水通路は、請求項1記載の水
冷式水平対向多気筒エンジンの冷却水通路において、前
記流通口の前記燃焼室壁面の部分は、前記各シリンダの
燃焼室内部形状に合わせて形成したものである。
【0012】上記流通口の上記燃焼室壁面の部分は、前
記各シリンダの燃焼室内部形状に合わせて形成すること
により、前記燃焼室壁面が薄肉に形成されて、上記流通
口を流通する冷却水による冷却が効率良く行える。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の実施の形態
に係り、図1はシリンダヘッドの冷却水通路を説明する
図3のI−I断面図、図2は水冷式水平対向多気筒エン
ジンの冷却水通路を説明する概略図、図3はシリンダヘ
ッドの冷却水通路を説明する図1のIII−III断面
図である。
【0014】これらの図において、符号1は水冷式水平
対向4気筒エンジンであり、このエンジン1の左右のシ
リンダブロック2,3の外側に、図示しないヘッドガス
ケットを介してシリンダヘッド4,5が取り付けられて
いる。
【0015】上記シリンダブロック2,3の下側にはウ
ォータジャケット6,7が、上側にはウォータジャケッ
ト8,9が、それぞれ形成され、また、上記シリンダヘ
ッド4,5にはウォータジャケット10,11が形成さ
れている。
【0016】上記シリンダヘッド4の上記ウォータジャ
ケット10は、下側が連通孔12を介して上記シリンダ
ブロック2の下側ウォータジャケット6と、上側が連通
孔13を介して上記シリンダブロック2の上側ウォータ
ジャケット8と連通されている。
【0017】また、上記シリンダヘッド5の上記ウォー
タジャケット11は、下側が連通孔を介して上記シリン
ダブロック3の下側ウォータジャケット7と、上側が連
通孔を介して上記シリンダブロック3の上側ウォータジ
ャケット9と連通されている。
【0018】さらに、上記シリンダブロック2の下側ウ
ォータジャケット6は、ウォータポンプ14からの冷却
水通路15、および、上記シリンダブロック3の下側ウ
ォータジャケット7と接続されており、上記ウォータポ
ンプ14により上記冷却水通路15を通じて上記下側ウ
ォータジャケット6に流入された冷却水は、この下側ウ
ォータジャケット6から上記シリンダヘッド4の上記ウ
ォータジャケット10,上記シリンダブロック2の上側
ウォータジャケット8を経て下流側通路16に流通され
る一方、上記下側ウォータジャケット6から上記シリン
ダブロック3の下側ウォータジャケット7,上記シリン
ダヘッド5の上記ウォータジャケット11,上記シリン
ダブロック3の上側ウォータジャケット9を経て上記下
流側通路16に流通されるようになっている。
【0019】上記シリンダヘッド4には、2つのシリン
ダ21,22の燃焼室壁(燃焼室を形成する上部壁)2
1a,22aが、上記ウォータジャケット10に臨んで
水平に形成され、これら燃焼室壁21a,22aの略中
心には、スパークプラグを挿着するプラグホール23,
24がそれぞれ形成されている。
【0020】また、上記燃焼室壁21aには、2つの排
気バルブを挿通する排気バルブ挿通孔25,25と、2
つの吸気バルブを挿通する吸気バルブ挿通孔26,26
とが形成されており、上記燃焼室壁22aにも同様に、
2つの排気バルブ挿通孔27,27と、2つの吸気バル
ブ挿通孔28,28とが形成されている。
【0021】さらに、上記シリンダヘッド4の2つのシ
リンダ21,22間の上下にボルト孔29,29が設け
られ、また、上記シリンダヘッド4の4隅にボルト孔3
0,30,30,30が設けられて、このシリンダヘッ
ド4と上記シリンダブロック2とが結合されるようにな
っている。
【0022】また、上記プラグホール23,24は、プ
ラグホール壁23a,24aにより、上記各バルブ挿通
孔25,26,27,28は、それぞれバルブ挿通孔壁
25a,26a,27a,28aにより、上記ボルト孔
29は、ボルト孔壁29aにより上記ウォータジャケッ
ト10から隔離されている。
【0023】一方、上記プラグホール壁23aと上記プ
ラグホール壁24aとは水平なリブ31により連結さ
れ、さらに、上記プラグホール壁23a,24aから、
このウォータジャケット10を形成する壁面に向けて水
平にリブ32,33がそれぞれ延出され、このウォータ
ジャケット10内は、上記各リブ31,32,33によ
り、下ウォータジャケット10aと上ウォータジャケッ
ト10bとに区画されている。
【0024】上記リブ31の上記燃焼室壁21aに上記
プラグホール壁23aが設けられる角部と、上記燃焼室
壁22aに上記プラグホール壁24aが設けられる角部
には、それぞれ、上記下ウォータジャケット10aと上
記上ウォータジャケット10bとを連通する小断面積の
流通口34a,34bが形成されている。
【0025】また、上記リブ32の上記燃焼室壁21a
に上記プラグホール壁23aが設けられる角部には、小
断面積の流通口34cが形成され、上記リブ33の上記
燃焼室壁22aに上記プラグホール壁24aが設けられ
る角部には、小断面積の流通口34dが形成され、上記
下ウォータジャケット10aと上記上ウォータジャケッ
ト10bとが連通されている。
【0026】さらに、上記リブ31には、上記流通口3
4aから上記プラグホール壁23aに沿って細長の空気
抜き通路35aが形成され、上記流通口34bから上記
プラグホール壁24aに沿って細長の空気抜き通路35
bが形成されている。
【0027】上記流通口34a,34cの燃焼室壁21
aの部位はシリンダ21の燃焼室内部形状に合わせて形
成され、すなわち、シリンダ21の燃焼室壁21aは強
度的に必要な最小薄さで形成され、また、上記流通口3
4b,34dの燃焼室壁22aの部位もシリンダ22の
燃焼室内部形状に合わせて形成され、すなわち、シリン
ダ22の燃焼室壁22aは強度的に必要な最小薄さで形
成されている。
【0028】また、上記リブ32には、上記ウォータジ
ャケット10の壁4aに沿って、細長の空気抜き通路3
5cが形成され、上記リブ33には、上記ウォータジャ
ケット10の壁4bに沿って、細長の空気抜き通路35
dが形成されている。
【0029】上記ウォータジャケット10を形成する上
記ウォータジャケット壁4a,4b、および、上記ウォ
ータジャケット10と動弁機構室37との仕切り壁38
には、このシリンダヘッド4の鋳造後、栓により閉塞さ
れるガス抜き孔36a,36b,36cが形成されてい
る。
【0030】尚、前記シリンダヘッド5は、上記シリン
ダヘッド4と略同様に形成されている。
【0031】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、ウォータポンプ14により冷却水通路15を通じ
てシリンダブロック2の下側ウォータジャケット6に流
入された冷却水は、この下側ウォータジャケット6から
シリンダヘッド4に向かう流れと、この下側ウォータジ
ャケット6からシリンダブロック3の下側ウォータジャ
ケット7を流通しシリンダヘッド5に向かう流れとに分
かれる。以下、上記シリンダヘッド4と上記シリンダヘ
ッド5での冷却水の流通は略同様であるので、上記シリ
ンダヘッド4について詳細に説明する。
【0032】上記シリンダブロック2の下側ウォータジ
ャケット6からの冷却水は、連通孔12を通じて上記シ
リンダヘッド4のウォータジャケット10の下ウォータ
ジャケット10aに流入する。
【0033】この下ウォータジャケット10aに流入し
た冷却水は、そのほとんどの流量が、リブ31に形成さ
れている小断面積の流通口34a,34b、リブ32に
形成されている小断面積の流通口34c、リブ33に形
成されている小断面積の流通口34dを経て、上記ウォ
ータジャケット10の上ウォータジャケット10bに流
入する。
【0034】ここで、上記流通口34aから上記上ウォ
ータジャケット10bに流入する冷却水は、この流通口
34aが小断面積であるため、この流通口34aの位
置、すなわち、シリンダ21の燃焼室壁21aにプラグ
ホール壁23aが設けられる位置で流速が速められる。
同様に、上記流通口34bから上記上ウォータジャケッ
ト10bに流入する冷却水は、シリンダ22の燃焼室壁
22aにプラグホール壁24aが設けられる位置で流速
が速められ、また、上記流通口34cから上記上ウォー
タジャケット10bに流入する冷却水は、上記シリンダ
21の燃焼室壁21aに上記プラグホール壁23aが設
けられる位置で流速が速められ、上記流通口34dから
上記上ウォータジャケット10bに流入する冷却水は、
上記シリンダ22の燃焼室壁22aに上記プラグホール
壁24aが設けられる位置で流速が速められる。
【0035】このため、上記シリンダ21の燃焼室壁2
1a,上記シリンダ22の燃焼室壁22a,上記プラグ
ホール壁23a,上記プラグホール壁24aが、循環さ
れるほとんどの流量の冷却水により効率良く冷却され
る。
【0036】特に上記シリンダ21の燃焼室壁21a,
上記シリンダ22の燃焼室壁22aの冷却では、上記シ
リンダ21の燃焼室壁21a,上記シリンダ22の燃焼
室壁22aを薄肉に形成することにより、その冷却効率
がさらに高く行われる。
【0037】また、上記下ウォータジャケット10aに
流入した冷却水は、わずかな量ではあるが、リブ31に
形成されている空気抜き孔35a,35b、リブ32に
形成されている空気抜き孔35c、リブ33に形成され
ている空気抜き孔35dを経て、上記ウォータジャケッ
ト10の上ウォータジャケット10bに流入する。
【0038】このため、水平に配設される上記各リブ3
1,32,33の最も空気の滞留し易い壁面に沿った部
位が、冷却水の流通口となるため、空気が滞留すること
はない。また、エンジンに初めて注水する際にも、空気
だまりができることが防止される。
【0039】そして、上記上ウォータジャケット10b
から冷却水は、連通孔13を通り、上記シリンダブロッ
ク2の上側ウォータジャケット8に流入され、上記シリ
ンダ21,22の冷却を行って下流側通路16に流通さ
れる。
【0040】一方、上記シリンダブロック3の下側ウォ
ータジャケット7を流通しシリンダヘッド5に向かった
冷却水は、上記シリンダヘッド5に形成されているウォ
ータジャケット11内を、上記シリンダヘッド4のウォ
ータジャケット10内の流通と略同様に流通した後、上
記シリンダブロック3の上側ウォータジャケット9に流
入され、シリンダの冷却を行って上記下流側通路16に
流通される。
【0041】その後、上記シリンダブロック2の上側ウ
ォータジャケット8からの冷却水と上記シリンダブロッ
ク3の上側ウォータジャケット9からの冷却水は合流さ
れ再び循環される。
【0042】ところで、上記シリンダヘッド4(シリン
ダヘッド5も同様)を鋳造する場合、上記ウォータジャ
ケット10内で発生したガスは、上記各空気抜き孔35
a,35b,35c,35dを通って各ガス抜き孔36
a,36b,36cから外側に抜くことができるので、
上記各リブ31,32,33にガスが滞留して発生する
鋳巣等の鋳造不良が防止される。
【0043】このように、本発明の実施の形態によれ
ば、循環されるほとんどの冷却水を利用し、冷却に必要
な部分で冷却水の流速を増加させるように各リブを形成
したので、冷却の効率を高くでき、また、上記各リブに
空気抜き孔を形成したので、空気が滞留することもなく
エンジンへの注水性も向上し、シリンダヘッドの鋳造も
ガス抜きが容易に行える。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、水
冷式水平対向多気筒エンジンの冷却水通路において、シ
リンダヘッドのウォータジャケット内に、冷却水の注水
性が良く、空気の滞留も防止でき、鋳造性にも優れるよ
うにリブを設けたので、特に大容量の水ポンプを用いる
ことなく冷却水を循環させ、循環する冷却水の有する冷
却効果を効率良く最大限に利用して、シリンダの冷却性
能を向上させることが可能となる。また、流通口の燃焼
室壁面の部分は、各シリンダの燃焼室内部形状に合わせ
て形成することにより、燃焼室壁面が薄肉に形成され、
上記流通口を流通する冷却水による冷却が効率良く行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるシリンダヘッドの冷
却水通路を説明する図3のI−I断面図
【図2】本発明の実施の形態による水冷式水平対向多気
筒エンジンの冷却水通路を説明する概略図
【図3】本発明の実施の形態によるシリンダヘッドの冷
却水通路を説明する図1のIII−III断面図
【符号の説明】
1 水冷式水平対向4気筒エンジン 2,3 シリンダブロック 4,5 シリンダヘッド 4a,4b ウォータジャケット壁 6,7 下側ウォータジャケット 8,9 上側ウォータジャケット 10,11 ウォータジャケット 10a 下ウォータジャケット 10b 上ウォータジャケット 21,22 シリンダ 21a,22a 燃焼室壁 23a,24a プラグホール壁 31,32,33 リブ 34a,34b,34c,34d 流通口 35a,35b,35c,35d 空気抜き通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロック下側のウォータジャケ
    ットからの冷却水をシリンダヘッドのウォータジャケッ
    トの下側から上側に流通させ、シリンダブロック上側の
    ウォータジャケットに流通させる水冷式水平対向多気筒
    エンジンの冷却水通路において、 上記シリンダヘッドの上記ウォータジャケット内を、各
    シリンダの略中央で上側と下側とに区画するリブを上記
    各シリンダ間と上記シリンダと上記ウォータジャケット
    壁面間にそれぞれ配設し、冷却水が上記各シリンダの燃
    焼室壁面とプラグホール壁面とに沿って上記ウォータジ
    ャケット内の下側から上側に流通する流通口を上記各リ
    ブに形成するとともに、上記各シリンダ間に配設する上
    記リブの両端側と、上記シリンダと上記ウォータジャケ
    ット壁面間に配設する上記リブの上記ウォータジャケッ
    ト壁面側とにそれぞれ壁面に沿って細長の空気抜き通路
    を形成したことを特徴とする水冷式水平対向多気筒エン
    ジンの冷却水通路。
  2. 【請求項2】 前記流通口の前記燃焼室壁面の部分は、
    前記各シリンダの燃焼室内部形状に合わせて形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の水冷式水平対向多気筒エ
    ンジンの冷却水通路。
JP17614095A 1995-07-12 1995-07-12 水冷式水平対向多気筒エンジンの冷却水通路 Pending JPH0932633A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6981473B2 (en) 2003-02-06 2006-01-03 Honda Motor Co., Ltd. Cylinder head for an internal combustion engine
JP2013253586A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Fuji Heavy Ind Ltd エンジンの冷却装置
CN107956590A (zh) * 2017-11-28 2018-04-24 东风商用车有限公司 一种发动机冷却系统及其冷却方法

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