JPH09326610A - マイクロ波集積回路 - Google Patents
マイクロ波集積回路Info
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- JPH09326610A JPH09326610A JP8144004A JP14400496A JPH09326610A JP H09326610 A JPH09326610 A JP H09326610A JP 8144004 A JP8144004 A JP 8144004A JP 14400496 A JP14400496 A JP 14400496A JP H09326610 A JPH09326610 A JP H09326610A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01P5/00—Coupling devices of the waveguide type
- H01P5/02—Coupling devices of the waveguide type with invariable factor of coupling
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Abstract
計時間の短縮,および設計の高精度化を図りつつ、回路
の小型化を実現することができるマイクロ波集積回路を
提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明のマイクロ波集積回路は、回路設
計時における電磁界解析の単位領域となる整合回路を、
分布定数線路を用いたT分岐回路により構成してなるも
のである。
Description
分布定数線路を用いたマイクロ波集積回路に関し、特
に、電磁界解析による回路の設計時間の短縮,および設
計の高精度化を図りつつ回路の小型化を実現することの
できるマイクロ波集積回路に関するものである。
示す平面図である。このマイクロ波集積回路は、チップ
の基板1に2個のFET2,MIMキャパシタ3,ヴィ
アホール4を備えた2段増幅器であり、FET2,MI
Mキャパシタ3,ヴィアホール4は分布定数線路5によ
り構成される整合回路によって接続されている。このマ
イクロ波集積回路は、回路の設計時の性能と実際の性能
とが大きく異なることがないようにするため、線路5が
FET2,MIMキャパシタ3,ヴィアホール4等にな
るべく接近しないように配置されており、そのチップサ
イズとしては、2.1×3.0mm2 である。
いたマイクロ波集積回路の小型化を行う場合、線路、M
IMキャパシタ、ヴィアホール等のエレメント同士が接
近することになる。このとき、エレメント同士は影響し
合い、初期の設計結果と実際の特性とが許容できないず
れを生じる場合がある。したがって、分布定数線路を用
いたマイクロ波集積回路の小型化を行う場合、線路等の
接近による影響を十分に考慮して回路設計を行う必要が
ある。
パターンレイアウトに大きく依存する。通常、マイクロ
波集積回路の設計を行なう場合、最終的な回路のシミュ
レーションはレイアウトに基づいて行なわれ、その方法
は大きく分けて二通りある。一つは回路を、回路シミュ
レータが持つモデルの組み合わせにより表現してシミュ
レーションする方法であり、もう一つは受動素子部につ
いて電磁界解析を行なって、その結果として得られるS
パラメータを組み合わせて全体性能を知る方法である。
なお、電磁界解析とは、マクスウェル方程式を解くこと
により回路特性を知る解析方法であり、例えば、モーメ
ント法などがある。
小型化に関し、上記二つの方法を比較すると、前者では
回路シミュレータが持つモデルの種類あるいはその精度
が限られるため、シミュレーションによる精度が得られ
にくい。また、通常、この方法を用いた場合のパターン
レイアウトでは、各エレメントが相互に影響を及ぼさな
いように配置されるため、チップサイズは比較的大きく
なってしまい、回路の小型化には適していない。
分割された領域でそれぞれ電磁界解析を行なうため、上
記の回路シミュレータによる場合のようにモデルについ
て制限を受けない点で回路の小型化には有利である。
域で電磁界解析を行う場合には、解析時間が非常に長く
なるという問題があった。加えて、この場合、解析領域
が広いため電磁界解析により得られた特性から目標とす
る性能を実現するのに設計したレイアウトをどのように
パターン修正(最適化)すればよいのかが得られないと
いう問題があった。
た場合には、分割した領域間の影響が考慮できなくなる
ため結果として設計時の性能が得られず、高精度設計の
実現が困難となるという問題があった。
ものであり、回路設計を電磁界解析により行う場合に、
設計時間の短縮,および設計の高精度化を図りつつ、回
路の小型化を実現することができるマイクロ波集積回路
を提供することを目的とするものである。
波集積回路は、回路設計時における電磁界解析の単位領
域となる整合回路を、分布定数線路を用いたT分岐回路
により構成してなることを特徴とする。
記のマイクロ波集積回路において、T分岐回路は、T分
岐に準ずる形状とみなすことが可能な1本,または2本
の分布定数線路により構成してなることを特徴とする。
記のマイクロ波集積回路において、T分岐回路は、その
一部をクランク状に形成してなる分布定数線路を備えた
ことを特徴とする。
記のマイクロ波集積回路において、T分岐回路は、その
全部をクランク状に形成してなる分布定数線路を備えた
ことを特徴とする。
記のマイクロ波集積回路において、T分岐回路を構成す
る分布定数線路は、その線路長,線路幅,および線路間
隔が、該分布定数線路の最小線路幅の整数倍にしてなる
ことを特徴とする。
本の分布定数線路をコ字状に折り曲げて形成される2つ
の平行部分のうちの一方を、クランク状に形成してなる
整合回路を備えたことを特徴とする。
本の分布定数線路が接近して形成される各平行部分のう
ちの一方を、クランク状に形成してなる整合回路を備え
たことを特徴とする。
イクロ波集積回路上に形成されるエレメントと接近して
形成される分布定数線路を、クランク状に形成してなる
整合回路を備えたことを特徴とする。
本の分布定数線路をコ字状に折り曲げて形成される2つ
の平行部分の両方を、クランク状に形成してなる整合回
路を備えたことを特徴とする。
本の分布定数線路が接近して形成される各平行部分の両
方を、クランク状に形成してなる整合回路を備えたこと
を特徴とする。
マイクロ波集積回路の平面図を示している。この実施の
形態1のマイクロ波集積回路は、チップの基板1に2個
のFET2,MIMキャパシタ3,ヴィアホール4を備
えた2段増幅器を構成するものである。そして、FET
2,MIMキャパシタ3,ヴィアホール4などの各素子
は、整合回路によって接続されており、この整合回路
は、分布定数線路5を用いたT分岐回路により構成され
ている。
れたT分岐回路のスケマティック図を示している。この
図2においてT分岐回路の入出力ポートは三つあり、そ
れぞれport1,port2,port3で示してあ
り、長方形部分は分布定数線路5を示してある。
ロ波集積回路の回路設計について説明する。図3は、T
分岐回路により構成した整合回路を用いた場合の回路設
計フローを示している。図に示すように、回路設計は、
基本設計、レイアウト、最適化の順に行われる。すなわ
ち、はじめに目標性能を実現するための基本設計を行
う。つぎに基本設計に基づき小型化を考えたレイアウト
を行う。レイアウト後、各線路について電磁界解析を行
う。つぎに電磁界解析によって得られたSパラメータを
用いて回路全体の性能を計算する。この計算結果と基本
設計結果との比較を行い、許容できない差が生じた場
合、各線路の実効的な長さをフィッティングにより推定
する。つまり、基本設計の線路長を実現するために必要
な入力寸法を各線路について求め再レイアウトを行い、
そしてさらに電磁界解析を行う。このようなレイアウ
ト、電磁界解析は目標性能が得られるまで繰り返され
る。
を用いて解析されるが、分布定数線路の特性は基板の厚
み,材料や、線路の幅,長さ,厚み,材料などにより決
定される。通常、回路の設計においては線路幅、線路長
のみをパラメータとし、他は固定する場合がほとんどで
ある。また、解析時間短縮等のために回路をいくつかに
分割する必要が生じるが、このとき、分割数を多くした
場合、分割領域間の影響が考慮できなくなり、高精度設
計のためには各領域の間隔を広げることになり、結果と
して回路サイズは大きくなる。一方、分割数を少なくし
た場合解析時間が長くなると同時に電磁界解析により得
られた特性から目標とする性能へのパターン修正(最適
化)が困難となる。したがって、分割領域を決定するた
めには(1) 回路の小型、(2) 設計精度、(3) 設計時間の
3点を考慮する必要がある。
を構成する2段増幅器の設計例を示したものである。ま
ず、図4(a) に示すように、基本設計に基づいたレイア
ウトが行われる。ここでは上記2段増幅器の等価回路を
示し、その整合回路としてのT分岐回路の一部について
実際に小型化を考慮してレイアウトを行なった例をaに
示す。このとき、等価回路で得られたRF特性とレイア
ウトされたパターンのRF特性は、線路結合や線路の接
近に伴う影響などにより一致しない。そこで、レイアウ
トされたパターンのRF特性を等価回路の特性に近づけ
るためにレイアウトの最適化を行なう必要がある。
させた各線路の電磁界解析と解析結果へのフィッティン
グが行われる。ここでは、レイアウトされたパタ−ンの
実効的な線路幅Wem、線路長Pemの推定がなされる。
線路幅を使い目標性能を実現するための実効的な線路長
が決定される。ここでは、図4(b) で示す電磁界解析と
解析結果へのフィッティングの過程で得られた実効的な
線路幅Wemを用い、基本設計の等価回路(図4(a) で示
した等価回路)が示すRF特性を実現するための線路長
P’の推定を行っている。
長の決定と再レイアウトが行われる。ここでは、図4
(b) で示す「電磁界解析と解析結果へのフィッティン
グ」、および同図(c) で示す「実効的な線路幅を使い目
標性能を実現するための実効的な線路長を決定する」の
過程で得られた線路長の比Pn ’/Pem(n-1) ,および
現在のレイアウト上の線路長Pn-1 から次に入力する線
路長Pn を決定する。以上の過程は、回路全体の特性が
目標性能を満足するまで繰り返される。
クロ波集積回路のチップサイズとしては、1.8×2.
4mm2 であり、図16に示す従来のもの(チップ面積
2.1×3.0mm2 )と比べてチップ面積を約30%
減少させることができた。
回路は、電磁界解析の単位領域となる整合回路をT分岐
回路により構成しているので、回路の小型化を図った場
合、回路の設計において電磁界解析の分割領域をT分岐
回路単位にすることができる。そのため、この実施の形
態1のマイクロ波集積回路によれば、設計時間が短縮さ
れるとともに、T分岐回路単位で目標性能を考慮して高
精度な設計が可能となり、設計時間の短縮および設計の
高精度化を図りつつ回路の小型化を実現することができ
る。
を結合したT分岐回路となっていない部分もあるが、設
計上はT分岐に準ずる形状と見なすことが可能である。
例えば、図5は、T分岐と見なし得るパターン例を示
す。同図(a) の左側に示すような1本の線路51につい
ては、同図(c) に示すT分岐回路のport1,por
t2に接続する線路52,53の線路長をゼロとするこ
とにより、同図(a) の右側に示すように、線路51と,
線路長ゼロの線路52’,53’とからなるT分岐回路
とみなすことが可能である。また、同図(b) の左側に示
すような2本の線路51,52については、同図(c) に
示すT分岐回路のport2に接続する線路53の線路
長をゼロとすることにより、同図(b) の右側に示すよう
に、線路51,52と,線路長ゼロの線路53’とから
なるT分岐回路とみなすことが可能である。
態2におけるマイクロ波集積回路に備えられたT分岐回
路のレイアウト図を示す。この実施の形態2のマイクロ
波集積回路は、図1に示す上記実施の形態1のマイクロ
波集積回路において、T分岐回路の一部をクランク状に
形成してなる分布定数線路を備えたものである。このT
分岐回路は、形状の異なる3つの線路51,52,53
からなり、具体的には、直線状の線路53と、クランク
状に形成された線路51と、コ字状に折り曲げて形成し
た平行部の一方をクランク状に形成された線路52とを
結合させたものである。
るクランク状の線路とは、コ字状に形成された部分を1
つ以上備えた線路をいい、この実施の形態2のみならず
他の実施の形態においても同様の意味に解釈される。
性に与える影響について、以下に説明する。図7は、シ
ミュレーションを行なった線路の各パターンを示すもの
である。図において、Wは線路幅、Sは線路間隔を示
す。同図(a) の左側に示す線路51Lは、直線状の線路
をコ字状に折り曲げたものである。この線路51Lの回
路特性としては折り曲げて形成された平行部分の線路間
隔Sを変化させたときの実効的な線路長を知ることが目
的である。また、同図(b) の左側に示す線路52Lは、
線路を折り曲げて形成される2つの平行部分のうちの一
方をクランク状に形成したものであり、同図(c) の左側
に示す線路53Lは、線路を折り曲げて形成される2つ
の平行部分の両方をクランク状に形成したものである。
そして、これらの線路52L,53Lの回路特性として
は、いずれも折り曲げられた線路の間隔を40μmとし
たときの実効的な線路長を知ることが目的である。
れぞれ示す線路51R,52R,53Rは、電磁界解析
によるシミュレーションによってその左側にそれぞれ示
す線路51L,52L,53Lの実効的な線路長を知る
ための基準となるものである。
パターンの線路の接近による影響に関する電磁界解析の
結果を示すグラフである。
ンにより得られた実効的な線路長についての結果を示
す。なお、グラフの横軸は折り曲げられた線路の間隔S
(μm)を表し,縦軸は線路同士の接近による影響を無
視できる線路(図7に示す線路51R,52R,53
R)の通過位相∠S210 に対する各間隔を持つ線路(図
7に示す線路51L,52L,53L)の通過位相∠S
21の比(∠S21/∠S210)を表している。この図8(a)
のグラフを参照して、図7(a) に示す,直線状の線路
51L(グラフ中△印で示すもの)については線路間隔
Sが狭くなるに従い線路の通過位相の比(∠S21/∠S
210 )が小さくなり、実効的な線路長が短くなること示
す。そして、線路間隔Sが40μmのときは線路51L
の通過位相の比(∠S21/∠S210 )が約0.8になる
ことがわかる。図7(b) に示す,直線状とクランク状の
線路からなる線路52L(グラフ中○印で示す)につい
てみると線路間隔40μmのときは線路52Lの通過位
相の比(∠S21/∠S210 )が約0.86になる。ま
た、図7(c) に示す,クランク状の線路53L(グラフ
中□印で示す)についてみると線路間隔40μmのとき
は線路の通過位相の比(∠S21/∠S210 )が約0.9
となる。以上の結果より、直線状の線路51L(図7
(a) に示すもの)に比べて2つの平行部分の一方または
両方がクランク状の線路52L,53L(図7(b) ,
(c) に示すもの)の方が線路の接近による実効的な線路
長への影響が小さいことがわかる。
レーションにより得られた実効的な線路幅についての結
果を示す。なお、グラフの横軸は折り曲げられた線路の
間隔Sを表し,縦軸は線路同士の接近による影響を無視
できる線路(図7に示す線路51R,52R,53R)
の線路幅W0 に対する各間隔を持つ線路(図7に示す線
路51L,52L,53L)の実効的な幅Wの比(W/
W0 )で表されている。図7(a) の直線状の線路51L
については線路間隔Sが狭くなるに従い線路幅の比(W
/W0 )が大きくなり、実効的な線路幅が広くなること
を示す。そして、線路間隔Sが40μmでは線路幅の比
(W/W0 )が約1.16となり、その実効的な線路幅
が約16%増加することがわかる。一方、図7(b) ,
(c) に示す,2つの平行部分の一方または両方がクラン
ク状の線路52L,53Lについては、線路間隔Sが4
0μmのとき線路幅の比(W/W0 )がほぼ1であり、
実効的な線路幅に変化がないことがわかる。
るいは両方をクランク状とすることにより、実効的な線
路長については接近による影響を小さくすることがで
き、かつ、実効的な線路幅についてはその影響を無視で
きるレベルにまで小さくすることができると考えられ
る。
いて、定性的に説明する。図9は、折り曲げた線路にお
ける電流密度の分布図を示す。図において線路の黒塗部
分は電流が最も集中している部分を示している。同図
(a) は、コ字状に折り曲げた直線状線路の電流密度の分
布を示す。この直線状の線路を流れる電流は、図に示す
ように線路の黒塗部分に集中している。すなわち、直線
状の線路を流れる電流は、通常、線路の両端に集中する
が、このように折り曲げた線路では、折り曲げられた部
分の内隅に沿って電流密度が集中することとなる。その
ため、コ字状に折り曲げた線路の2つの平行部分はその
内側に沿って電流が集中することとなり、各線路を流れ
る電流は非常に接近して、その結果、回路特性に大きな
影響を与えることとなる。
れた線路の2つの平行部分の一方をクランク状に形成す
ることにより、クランク状線路における電流密度は、折
り曲げられた部分の内側に集中する。その結果、この線
路に流れる電流は図9(a) に示す直線状の線路に比べて
接近しないため線路の接近によって回路特性に与える影
響を緩和することができることとなる。
ンク状線路を用いた場合、次の利点がある。 (1)電磁界解析のため分割された領域間のアイソレー
ションを高めることが可能となり、設計の高精度化ある
いは精度を維持したままパターンをより接近させること
ができる。 (2)電磁界解析のため分割された領域内においてはパ
ラメータを線路長のみとすることが可能となり、設計時
間を短縮すること、あるいはパターンをより接近させる
ことができる。
イクロ波集積回路によれば、T分岐回路の一部をクラン
ク状に形成してなる分布定数線路を備えるので、回路の
設計時間の短縮,および高精度設計を図りつつ、回路の
小型化を実現することができる。
は、実施の形態2のように、T分岐回路の一部をクラン
ク状に形成した分布定数線を備えるもののみならず、T
分岐回路の全部をクランク状に形成してなる分布定数線
路を備えたものであってもよい。
形態3におけるマイクロ波集積回路を構成するT分岐回
路のレイアウト図を示す。この実施の形態3におけるマ
イクロ波集積回路は、図1に示す実施の形態1のマイク
ロ波集積回路において、T分岐回路を構成する分布定数
線路5は、その線路長L,線路幅W,および線路間隔S
が、該分布定数線路の最小線路幅の整数倍にしてなるも
のである。図10において等間隔にされた複数の縦横線
における各交点は線路のレイアウト時におけるグリッド
となるものであるが、これらは電磁界解析を行なう場合
のメッシュMに相当する。この電磁界解析を行うには、
図10に示すように、線路5の各パターンの外形が全て
上述のグリッド上に載るようにメッシュ切りを行う必要
がある。このことは、線路5の線路長L、線路幅W、お
よび線路間隔Sがばらばらである場合は、より細かくメ
ッシュ切りを行う必要があることを意味する。
ためには、線路5の各パターンの外形が、荒いグリッド
上に載るようにレイアウトすることが有効となる。一
方、解析精度の観点からはメッシュMを細かくすればす
るほど高精度な解析を行えるが、その反面、解析時間が
長くなる。しかしながら、解析精度は、あくまでも導体
に対する問題であるため、精度を考えた電磁界解析にお
けるメッシュ切りにおいても時間と精度を考え合わせた
最適のメッシュ数を選択する必要がある。
回路によれば、T分岐回路を構成する分布定数線路は、
その線路長,線路幅,および線路間隔が、該分布定数線
路の最小線路幅の整数倍にしてなるので、電磁界解析に
おけるメッシュ切りを最小線路幅で行えるため、電磁界
解析の解析時間の短縮,および解析の高精度化を容易に
図ることができる。
おけるマイクロ波集積回路に備えられた分布定数線路5
4の平面図を示したものである。この実施の形態4にお
けるマイクロ波集積回路は、図11に示すような1本の
分布定数線路をコ字状に折り曲げて形成される2つの平
行部分のうちの一方を、クランク状に形成してなる線路
54からなる整合回路を備えたものである。
回路によれば、線路54を構成するクランク状線路にお
ける電流密度の分布は、折り曲げられた線路の内側に集
中するため(図9(b) 参照。)、線路同士の接近に伴っ
て線路特性に与える影響を小さくすることが可能とな
り、設計上各線路を接近させたレイアウトを採用するこ
とができ、その結果として、マイクロ波集積回路の小型
化を実現することができる。
おけるマイクロ波集積回路に備えられた分布定数線路5
5の平面図を示したものである。この実施の形態5にお
けるマイクロ波集積回路は、図12に示すような2本の
線路が接近してできる各平行部分のうちの一方をクラン
ク状とした線路55からなる整合回路を備えたものであ
る。
回路によれば、分布定数線路55のうちのクランク状線
路における電流分布は、折り曲げられた線路の内側に集
中するため(図9(b) 参照。)、線路の接近に伴って線
路特性に与える影響を小さくすることが可能となり、設
計上各線路を接近させたレイアウトを採用することがで
き、その結果としてマイクロ波集積回路の小型化を実現
することができる。
おけるマイクロ波集積回路に備えられた分布定数線路5
6の平面図を示したものである。この実施の形態6にお
けるマイクロ波集積回路は、図13に示すような線路と
MIMキャパシタ、ヴィアホール等のマイクロ波集積回
路上に形成されるエレメントが接近した場合に、クラン
ク状の線路56からなる整合回路を備えたものである。
によれば、分布定数線路56をクランク形状とすること
により、クランク状線路56における電流分布は、折り
曲げられた線路の内側に集中するため(図9(b) 参
照。)、線路の接近に伴って線路特性に与える影響を小
さくすることが可能となり、設計上各線路を接近させた
レイアウトを採用することができ、その結果としてマイ
クロ波集積回路の小型化を実現することができる。
おけるマイクロ波集積回路に備えられた分布定数線路5
7の平面図を示したものである。この実施の形態7にお
けるマイクロ波集積回路は、図14に示すような1本の
分布定数線路をコ字状に折曲げたときにできる2つの平
行部分の両方をクランク状とした線路57からなる整合
回路を備えたものである。
回路によれば、分布定数線路57をクランク形状とする
ことにより、該クランク状線路57における電流分布
は、折り曲げられた線路の内側に集中するため(図9
(b) 参照。)、線路の接近に伴って線路特性に与える影
響を小さくすることが可能となり、設計上各線路を接近
させたレイアウトを採用することができ、その結果とし
て、マイクロ波集積回路の小型化を実現することができ
る。
おけるマイクロ波集積回路に備えられた分布定数線路5
8の平面図を示したものである。この実施の形態8にお
けるマイクロ波集積回路は、図15に示すような2本の
線路を接近したときにできる各平行部分の両方をクラン
ク状とした線路58からなる整合回路を備えたものであ
る。
回路によれば、分布定数線路をクランク形状とすること
により、クランク状線路58における電流分布は、折り
曲げられた線路の内側に集中するため(図9(b) 参
照。)、線路の接近に伴って線路特性に与える影響を小
さくすることが可能となり、設計上各線路を接近させた
レイアウトを採用することができ、その結果としてマイ
クロ波集積回路の小型化を実現することができる。
れば、回路設計時における電磁界解析の単位領域となる
整合回路を、分布定数線路を用いたT分岐回路により構
成してなるので、電磁界解析の設計時間の短縮,および
設計の高精度化を図りつつ回路の小型化を実現すること
ができるという効果がある。
ば、上記マイクロ波集積回路において、T分岐回路は、
T分岐に準ずる形状とみなすことが可能な1本,または
2本の分布定数線路により構成してなるので、上記同様
の効果がある。
ば、上記マイクロ波集積回路において、T分岐回路は、
その一部をクランク状に形成してなる分布定数線路を備
えるので、このように線路をクランク状にすることで周
辺パターンからの影響を小さくすることができ、回路設
計を高精度かつ容易に行えるとともに回路の小型化を実
現することができるという効果がある。
ば、上記マイクロ波集積回路において、T分岐回路は、
その全部をクランク状に形成してなる分布定数線路を備
えるので、上記の場合と同様に回路の小型化を実現する
ことができるという効果がある。
ば、上記マイクロ波集積回路において、T分岐回路を構
成する分布定数線路は、その線路長,線路幅,および線
路間隔が、該分布定数線路の最小線路幅の整数倍にして
なるので、電磁界解析の解析時間を短縮することができ
るとともに解析の高精度化を図ることができるという効
果がある。
ば、1本の分布定数線路をコ字状に折り曲げて形成され
る2つの平行部分のうちの一方を、クランク状に形成し
てなる整合回路を備えるので、周辺パターンからの影響
を小さくすることができ、小型化回路の設計を高精度か
つ容易に行うことができるという効果がある。
ば、2本の分布定数線路が接近して形成される各平行部
分のうちの一方を、クランク状に形成してなる整合回路
を備えるので、上記の場合と同様に小型化回路の設計を
高精度かつ容易に行うことができるという効果がある。
ば、マイクロ波集積回路上に形成されるエレメントと接
近して形成される分布定数線路を、クランク状に形成し
てなる整合回路を備えるので、上記の場合と同様に小型
化回路の設計を高精度かつ容易に行うことができるとい
う効果がある。
ば、1本の分布定数線路をコ字状に折り曲げて形成され
る2つの平行部分の両方を、クランク状に形成してなる
整合回路を備えるので、上記の場合と同様に小型化回路
の設計を高精度かつ容易に行うことができるという効果
がある。
ば、2本の分布定数線路が接近して形成される各平行部
分の両方を、クランク状に形成してなる整合回路を備え
るので、上記の場合と同様に小型化回路の設計を高精度
かつ容易に行うことができるという効果がある。
平面図である。
備えたT分岐回路を示すスケマティック図である。
回路設計フロー図である。
設計例を示すフロー図である。
T分岐回路とみなし得るパターン例を示すスケマティッ
ク図である。
備えたT分岐回路の平面図である。
路特性の影響を解析するために用いた各線路の平面図で
ある。
近による線路特性の影響の解析結果を示すグラフであ
る。
おける電流密度の分布図である。
に備えたT分岐回路のレイアウト図である。
に備えた分布定数線路の平面図である。
に備えた分布定数線路の平面図である。
に備えた分布定数線路の平面図である。
に備えた分布定数線路の平面図である。
に備えた分布定数線路等の平面図である。
る。
タ、4 ヴィアホール、5,51,52,53,54,
55,56,57,58,51L,51R,52L,5
2R,53L,53R,52’,53’ 分布定数線
路、n 繰り返し数、P 入力線路長、Pem レイアウ
トされた線路の実効的な長さ、Wem レイアウトされた
線路の実効的な幅、P’ Wemを用いて性能を得るため
の線路長、L線路長、M メッシュ、S 線路間隔、W
線路幅。
Claims (10)
- 【請求項1】 回路設計時における電磁界解析の単位領
域となる整合回路を、分布定数線路を用いたT分岐回路
により構成してなることを特徴とするマイクロ波集積回
路。 - 【請求項2】 請求項1に記載のマイクロ波集積回路に
おいて、 上記T分岐回路は、T分岐に準ずる形状とみなすことが
可能な1本,または2本の分布定数線路により構成して
なることを特徴とするマイクロ波集積回路。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のマイクロ波集
積回路において、 上記T分岐回路は、その一部をクランク状に形成してな
る分布定数線路を備えたことを特徴とするマイクロ波集
積回路。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載のマイクロ波集
積回路において、 上記T分岐回路は、その全部をクランク状に形成してな
る分布定数線路を備えたことを特徴とするマイクロ波集
積回路。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のマ
イクロ波集積回路において、 上記T分岐回路を構成する分布定数線路は、その線路
長,線路幅,および線路間隔が、該分布定数線路の最小
線路幅の整数倍にしてなることを特徴とするマイクロ波
集積回路。 - 【請求項6】 1本の分布定数線路をコ字状に折り曲げ
て形成される2つの平行部分のうちの一方を、クランク
状に形成してなる整合回路を備えたことを特徴とするマ
イクロ波集積回路。 - 【請求項7】 2本の分布定数線路が接近して形成され
る各平行部分のうちの一方を、クランク状に形成してな
る整合回路を備えたことを特徴とするマイクロ波集積回
路。 - 【請求項8】 マイクロ波集積回路上に形成されるエレ
メントと接近して形成される分布定数線路を、クランク
状に形成してなる整合回路を備えたことを特徴とするマ
イクロ波集積回路。 - 【請求項9】 1本の分布定数線路をコ字状に折り曲げ
て形成される2つの平行部分の両方を、クランク状に形
成してなる整合回路を備えたことを特徴とするマイクロ
波集積回路。 - 【請求項10】 2本の分布定数線路が接近して形成さ
れる各平行部分の両方を、クランク状に形成してなる整
合回路を備えたことを特徴とするマイクロ波集積回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8144004A JPH09326610A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | マイクロ波集積回路 |
| US08/766,098 US5812033A (en) | 1996-06-06 | 1996-12-16 | Microwave integrated circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8144004A JPH09326610A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | マイクロ波集積回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09326610A true JPH09326610A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15352083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8144004A Pending JPH09326610A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | マイクロ波集積回路 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5812033A (ja) |
| JP (1) | JPH09326610A (ja) |
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-
1996
- 1996-06-06 JP JP8144004A patent/JPH09326610A/ja active Pending
- 1996-12-16 US US08/766,098 patent/US5812033A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5812033A (en) | 1998-09-22 |
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