JPH0932667A - エアクリーナ装置 - Google Patents
エアクリーナ装置Info
- Publication number
- JPH0932667A JPH0932667A JP18370995A JP18370995A JPH0932667A JP H0932667 A JPH0932667 A JP H0932667A JP 18370995 A JP18370995 A JP 18370995A JP 18370995 A JP18370995 A JP 18370995A JP H0932667 A JPH0932667 A JP H0932667A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- air
- case
- engine
- cleaner device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアクリーナ装置としての本来の機能を損な
うことなく、しかも装置の大型化を招来することなく、
エアクリーナ本体に吸気騒音を低減させる機能を具備せ
しめることができ、これに応じて音響管(レゾネータ)
の省略やエンジンの吸気通路の短尺化を図ることができ
るような構成のエアクリーナ装置を提供する。 【解決手段】 空気導入管3からエアクリーナケース5
内に導入された空気をエアクリーナケース5に内蔵され
たエレメント6に通すことにより清浄化して空気導出管
4からエンジンに供給するエアクリーナ装置1におい
て、空気流通用の貫通孔14,15が形成された振動板
7a,7bをエアクリーナケース5内に配設する。
うことなく、しかも装置の大型化を招来することなく、
エアクリーナ本体に吸気騒音を低減させる機能を具備せ
しめることができ、これに応じて音響管(レゾネータ)
の省略やエンジンの吸気通路の短尺化を図ることができ
るような構成のエアクリーナ装置を提供する。 【解決手段】 空気導入管3からエアクリーナケース5
内に導入された空気をエアクリーナケース5に内蔵され
たエレメント6に通すことにより清浄化して空気導出管
4からエンジンに供給するエアクリーナ装置1におい
て、空気流通用の貫通孔14,15が形成された振動板
7a,7bをエアクリーナケース5内に配設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気導入管からエ
アクリーナケース内に導入された空気を前記エアクリー
ナケースに内蔵されたエレメントに通すことにより清浄
化して空気導出管からエンジンに供給するエアクリーナ
装置に関し、例えば四輪自動車やオートバイ等に使用さ
れる消音機能付きのエアクリーナ装置に関するものであ
る。
アクリーナケース内に導入された空気を前記エアクリー
ナケースに内蔵されたエレメントに通すことにより清浄
化して空気導出管からエンジンに供給するエアクリーナ
装置に関し、例えば四輪自動車やオートバイ等に使用さ
れる消音機能付きのエアクリーナ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンの吸気装置には、空気
中に含まれる微細な土砂の粉末等の異物を除去して清浄
化された空気をエンジンに供給するためにエアクリーナ
が使用されるのが通常である。
中に含まれる微細な土砂の粉末等の異物を除去して清浄
化された空気をエンジンに供給するためにエアクリーナ
が使用されるのが通常である。
【0003】図10及び図11は自動車のエンジンルー
ム内に配設される従来のエアクリーナ装置30を示すも
のであって、同図において、31はエアクリーナ本体、
32は空気導入管、33は空気導出管、34はレゾネー
タと呼ばれる音響管である。上述のエアクリーナ本体3
1は、図11に示すように、アッパケース35aとロア
ケース35bとから成るエアクリーナケース35と、こ
のエアクリーナケース35に内蔵されたリング形状のエ
レメント(フィルター)36とにより構成されている。
ム内に配設される従来のエアクリーナ装置30を示すも
のであって、同図において、31はエアクリーナ本体、
32は空気導入管、33は空気導出管、34はレゾネー
タと呼ばれる音響管である。上述のエアクリーナ本体3
1は、図11に示すように、アッパケース35aとロア
ケース35bとから成るエアクリーナケース35と、こ
のエアクリーナケース35に内蔵されたリング形状のエ
レメント(フィルター)36とにより構成されている。
【0004】なお、エアクリーナケース35内における
エレメント36の保持は次のようにしてなされている。
すなわち、アッパケース35aとロアケース35bとの
合わせ部に配設されるシールゴム37に、エレメント3
6の側面に設けられた突片38が差し込まれた状態とな
され、この状態の下で、エレメント36がエアクリーナ
ケース35のほぼ中央箇所に保持されている。
エレメント36の保持は次のようにしてなされている。
すなわち、アッパケース35aとロアケース35bとの
合わせ部に配設されるシールゴム37に、エレメント3
6の側面に設けられた突片38が差し込まれた状態とな
され、この状態の下で、エレメント36がエアクリーナ
ケース35のほぼ中央箇所に保持されている。
【0005】また、従来では、エアクリーナ装置30の
吸気通路を構成する空気導入管32の途中箇所に、この
空気導入管32とは別部材の音響管34が付設されてお
り、エンジンで発生した騒音をこの音響管34の働き
(内部の気柱共鳴によって或る特定の周波数で音のエネ
ルギーを減衰させる働き)により低減せしめるようにし
ているのが実状である。
吸気通路を構成する空気導入管32の途中箇所に、この
空気導入管32とは別部材の音響管34が付設されてお
り、エンジンで発生した騒音をこの音響管34の働き
(内部の気柱共鳴によって或る特定の周波数で音のエネ
ルギーを減衰させる働き)により低減せしめるようにし
ているのが実状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のエアクリーナ装置30では、充分な消音効果
を得るために音響管(レゾネータ)34の寸法を大きく
する必要がある。このため、限られたエンジンルームの
中で音響管34の設置スペースを確保するのが難しいの
が実状である。しかも、音響管34は狭い隙間に押し込
まれて配置されることが多いため、その組付けが面倒で
ある。さらに、音響管34は大きな部材であるため、コ
スト面でも不利である。
如き従来のエアクリーナ装置30では、充分な消音効果
を得るために音響管(レゾネータ)34の寸法を大きく
する必要がある。このため、限られたエンジンルームの
中で音響管34の設置スペースを確保するのが難しいの
が実状である。しかも、音響管34は狭い隙間に押し込
まれて配置されることが多いため、その組付けが面倒で
ある。さらに、音響管34は大きな部材であるため、コ
スト面でも不利である。
【0007】また、音響管34を配設する必要があるた
めエアクリーナ装置30の吸気通路の取りまわしが複雑
となり、これに伴って通気抵抗が増大して出力が低下す
る不具合を生じるおそれがある。
めエアクリーナ装置30の吸気通路の取りまわしが複雑
となり、これに伴って通気抵抗が増大して出力が低下す
る不具合を生じるおそれがある。
【0008】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、エアクリーナ装置として
の本来の機能を損なうことなく、しかも装置の大型化を
招来することなく、エアクリーナ本体に吸気騒音を低減
させる機能を具備せしめることができ、これに応じて音
響管(レゾネータ)の省略やエンジンの吸気通路の短尺
化を図ることができるような構成のエアクリーナ装置を
提供することにある。
たものであって、その目的は、エアクリーナ装置として
の本来の機能を損なうことなく、しかも装置の大型化を
招来することなく、エアクリーナ本体に吸気騒音を低減
させる機能を具備せしめることができ、これに応じて音
響管(レゾネータ)の省略やエンジンの吸気通路の短尺
化を図ることができるような構成のエアクリーナ装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、空気導入管からエアクリーナケース
内に導入された空気を前記エアクリーナケースに内蔵さ
れたエレメントに通すことにより清浄化して空気導出管
からエンジンに供給するエアクリーナ装置において、空
気流通用の貫通孔が形成された振動板を前記エアクリー
ナケース内に配設するようにしている。
めに、本発明では、空気導入管からエアクリーナケース
内に導入された空気を前記エアクリーナケースに内蔵さ
れたエレメントに通すことにより清浄化して空気導出管
からエンジンに供給するエアクリーナ装置において、空
気流通用の貫通孔が形成された振動板を前記エアクリー
ナケース内に配設するようにしている。
【0010】また、本発明では、前記振動板を弾性部材
を介して前記エレメント又はエアクリーナケースに取付
けるようにしている。
を介して前記エレメント又はエアクリーナケースに取付
けるようにしている。
【0011】また、本発明では、前記振動板に重り部材
を取付けるようにしている。
を取付けるようにしている。
【0012】また、本発明では、貫通孔を有する筒状屈
曲部を前記振動板に屈曲成形し、前記筒状屈曲部を共鳴
用の音響管として機能させるように構成している。
曲部を前記振動板に屈曲成形し、前記筒状屈曲部を共鳴
用の音響管として機能させるように構成している。
【0013】
【作用】エンジンで発生した空気の振動(脈動)が振動
板にて音エネルギーから振動エネルギーに変換されて消
音効果が発揮される。さらに、振動板には複数の貫通孔
が形成されているため、これらの貫通孔を出入りする空
気の流れが激しくなると、空気流の乱れによって振動板
の振動が吸収され、この効果によって消音機能がさらに
効果的に発揮されることとなる。また、振動板を弾性部
材を介してエレメント又はエアクリーナケースに取付け
ることにより、或いはエレメントに重り部材を取付ける
ことにより、エレメントの振動に関する固有振動数が低
くなり、或る特定の周波数でエレメントの振動の振幅が
大きくなってより一層良好な消音機能が発揮される。
板にて音エネルギーから振動エネルギーに変換されて消
音効果が発揮される。さらに、振動板には複数の貫通孔
が形成されているため、これらの貫通孔を出入りする空
気の流れが激しくなると、空気流の乱れによって振動板
の振動が吸収され、この効果によって消音機能がさらに
効果的に発揮されることとなる。また、振動板を弾性部
材を介してエレメント又はエアクリーナケースに取付け
ることにより、或いはエレメントに重り部材を取付ける
ことにより、エレメントの振動に関する固有振動数が低
くなり、或る特定の周波数でエレメントの振動の振幅が
大きくなってより一層良好な消音機能が発揮される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
1〜図8を参照して説明する。
1〜図8を参照して説明する。
【0015】図1は四輪自動車のエンジンルーム内に収
納配置される本発明のエアクリーナ装置1を示すもので
あって、このエアクリーナ装置1は、エンジン吸気用の
空気を清浄化するエアクリーナ本体2と、エアクリーナ
本体2に外部の空気を取り入れる空気導入管(インレッ
トパイプ)3と、エアクリーナ本体2から清浄化された
空気をエンジンに供給する空気導出管(アウトレットパ
イプ)4とで構成されている。
納配置される本発明のエアクリーナ装置1を示すもので
あって、このエアクリーナ装置1は、エンジン吸気用の
空気を清浄化するエアクリーナ本体2と、エアクリーナ
本体2に外部の空気を取り入れる空気導入管(インレッ
トパイプ)3と、エアクリーナ本体2から清浄化された
空気をエンジンに供給する空気導出管(アウトレットパ
イプ)4とで構成されている。
【0016】上述のエアクリーナ本体2は、図2に示す
ように、アッパケース5aとロアケース5bとを互いに
組み付けて成るエアクリーナケース5と、このエアクリ
ーナケース5の内部に収容されて支持されたリング形状
のエレメント6(フレーム6aの内部にフィルター6b
を内蔵して成る空気清浄用部材)と、エアクリーナケー
ス5の内部であってフィルター6bの上下両面に対して
間隔を隔てて対向する箇所に配設された上下一対の振動
板7a,7bとをそれぞれ具備している。
ように、アッパケース5aとロアケース5bとを互いに
組み付けて成るエアクリーナケース5と、このエアクリ
ーナケース5の内部に収容されて支持されたリング形状
のエレメント6(フレーム6aの内部にフィルター6b
を内蔵して成る空気清浄用部材)と、エアクリーナケー
ス5の内部であってフィルター6bの上下両面に対して
間隔を隔てて対向する箇所に配設された上下一対の振動
板7a,7bとをそれぞれ具備している。
【0017】前記アッパケース5aとロアケース5bと
の合わせ部にはこれらの間にケース密閉用のシールゴム
8が全周に亘って挾持された状態で配置されており、こ
のシールゴム8を介してエレメント6が支持されてい
る。さらに具体的に述べると、エレメント6のフレーム
6aの外周部に一体成形された突片9がシールゴム8の
凹部10内に全周において嵌合された状態で挾持されて
おり、これによりエレメント6がエアクリーナケース5
の内面に対して間隔を隔てた中央箇所に支持されてい
る。
の合わせ部にはこれらの間にケース密閉用のシールゴム
8が全周に亘って挾持された状態で配置されており、こ
のシールゴム8を介してエレメント6が支持されてい
る。さらに具体的に述べると、エレメント6のフレーム
6aの外周部に一体成形された突片9がシールゴム8の
凹部10内に全周において嵌合された状態で挾持されて
おり、これによりエレメント6がエアクリーナケース5
の内面に対して間隔を隔てた中央箇所に支持されてい
る。
【0018】かくして、空気導入管3を通して吸入され
る空気(外気)はエアクリーナケース5の周壁部に設け
られた吸入口(図示せず)を介してエアクリーナケース
5の内部空間11に導入され、しかる後にフレーム6a
の外周部を介してエレメント6のフィルター6bに導か
れ、次いでエアクリーナケース5の排出口12及びエン
ジンの吸気通路を順次介してエンジンに供給されるよう
に構成されている。
る空気(外気)はエアクリーナケース5の周壁部に設け
られた吸入口(図示せず)を介してエアクリーナケース
5の内部空間11に導入され、しかる後にフレーム6a
の外周部を介してエレメント6のフィルター6bに導か
れ、次いでエアクリーナケース5の排出口12及びエン
ジンの吸気通路を順次介してエンジンに供給されるよう
に構成されている。
【0019】また、本例においては、エレメント6のフ
レーム6aの外周部を構成する部分には、エレメント6
の上下両側箇所に空気流通用の貫通孔14,15をそれ
ぞれ有する振動板7a,7bが取付けられている。本例
の振動板7a,7bは平坦状の金属板やゴム膜等から成
りかつ複数の空気流通用の貫通孔14,15を適宜間隔
に形成した部材であって、フィルター6bに対して間隔
を隔てた位置においてこのフィルター6bの上下両部に
おいて互いにほぼ平行に対向配置されている。従って、
これらの振動板7a,7bはエレメント6の一部として
一体に組み込まれており、フレーム6aと一対の振動板
7a,7bとで囲まれた領域内に前記フィルター6bが
収容配置されている。かくして、エアクリーナケース5
内へのエレメント6の収容配置に伴って、前記一対の振
動板7a,7bもエアクリーナケース5内の所定箇所に
配設されるようになっている。
レーム6aの外周部を構成する部分には、エレメント6
の上下両側箇所に空気流通用の貫通孔14,15をそれ
ぞれ有する振動板7a,7bが取付けられている。本例
の振動板7a,7bは平坦状の金属板やゴム膜等から成
りかつ複数の空気流通用の貫通孔14,15を適宜間隔
に形成した部材であって、フィルター6bに対して間隔
を隔てた位置においてこのフィルター6bの上下両部に
おいて互いにほぼ平行に対向配置されている。従って、
これらの振動板7a,7bはエレメント6の一部として
一体に組み込まれており、フレーム6aと一対の振動板
7a,7bとで囲まれた領域内に前記フィルター6bが
収容配置されている。かくして、エアクリーナケース5
内へのエレメント6の収容配置に伴って、前記一対の振
動板7a,7bもエアクリーナケース5内の所定箇所に
配設されるようになっている。
【0020】このような構成のエアクリーナ装置1は、
次のように機能する。まず、エンジンで発生した空気の
振動(脈動)がエンジンの吸気通路を通してエアクリー
ナケース5の内部空間11に達して振動板7a,7bに
作用すると、これに応じてこれらの振動板7a,7bが
エレメント6の上下両部においてそれぞれ振動する。こ
の際、空気の振動すなわち音エネルギーが振動エネルギ
ーに変換される。そして、これらの振動板7a,7bに
は既述の如く貫通孔14,15がそれぞれ設けられてい
るので、これらの貫通孔14,15を通しての空気の出
入りが激しくなると空気流の乱れによって振動板7a,
7bの振動が吸収され、空気の脈動が減衰される。さら
に、振動板7a,7b自体の構造減衰もあり、振動板7
a,7bの振動が抑制される。このため、振動エネルギ
ーが低減されてエンジンの吸気騒音が減衰され、充分な
消音作用がなされることとなる。
次のように機能する。まず、エンジンで発生した空気の
振動(脈動)がエンジンの吸気通路を通してエアクリー
ナケース5の内部空間11に達して振動板7a,7bに
作用すると、これに応じてこれらの振動板7a,7bが
エレメント6の上下両部においてそれぞれ振動する。こ
の際、空気の振動すなわち音エネルギーが振動エネルギ
ーに変換される。そして、これらの振動板7a,7bに
は既述の如く貫通孔14,15がそれぞれ設けられてい
るので、これらの貫通孔14,15を通しての空気の出
入りが激しくなると空気流の乱れによって振動板7a,
7bの振動が吸収され、空気の脈動が減衰される。さら
に、振動板7a,7b自体の構造減衰もあり、振動板7
a,7bの振動が抑制される。このため、振動エネルギ
ーが低減されてエンジンの吸気騒音が減衰され、充分な
消音作用がなされることとなる。
【0021】従って、本例によれば、エアクリーナ本体
2自体に消音機能を持たせているので、別部材の大型の
音響管を空気導入管3に連結するのを省略することがで
きると共に、エンジンの吸気通路の短尺化を図ることも
可能となる。
2自体に消音機能を持たせているので、別部材の大型の
音響管を空気導入管3に連結するのを省略することがで
きると共に、エンジンの吸気通路の短尺化を図ることも
可能となる。
【0022】また、図3は本発明の第2実施例を示すも
のであって、本例においてはエアクリーナ装置1のエレ
メント6に振動板7a,7bが弾性部材であるマウント
ゴム19,20をそれぞれ介して取付けられると共に、
これらの振動板7a,7bに重り部材21,22がそれ
ぞれ一体に取付けられるようになっている。さらに具体
的に述べると、エレメント6のフレーム6aにはその外
周の上下両端縁にリング状のマウントゴム19,20が
固着され、前記振動板7a,7bの周端に屈曲成形され
た脚部7c,7dが前記マウントゴム19,20の外周
面にそれぞれ固着されている。従って、上下一対の振動
板7a,7bはマウントゴム19,20を介してエレメ
ント6にフローティング状態で支持されている。さら
に、上方の振動板7aにはその上面のほぼ中央箇所に重
り部材21が一体に組付けられ、下方の振動板7bには
その下面のほぼ中央箇所に重り部材22が一体に組付け
られている。
のであって、本例においてはエアクリーナ装置1のエレ
メント6に振動板7a,7bが弾性部材であるマウント
ゴム19,20をそれぞれ介して取付けられると共に、
これらの振動板7a,7bに重り部材21,22がそれ
ぞれ一体に取付けられるようになっている。さらに具体
的に述べると、エレメント6のフレーム6aにはその外
周の上下両端縁にリング状のマウントゴム19,20が
固着され、前記振動板7a,7bの周端に屈曲成形され
た脚部7c,7dが前記マウントゴム19,20の外周
面にそれぞれ固着されている。従って、上下一対の振動
板7a,7bはマウントゴム19,20を介してエレメ
ント6にフローティング状態で支持されている。さら
に、上方の振動板7aにはその上面のほぼ中央箇所に重
り部材21が一体に組付けられ、下方の振動板7bには
その下面のほぼ中央箇所に重り部材22が一体に組付け
られている。
【0023】このような構成の場合には、吸気騒音に対
する消音作用は既述の実施例の場合と基本的には同一で
あるが、本例によれば前記重り部材21,22の存在に
より振動板7a,7bの固有振動数が低くなり、或る特
定の周波数で振動板7a,7bの振動の振幅が大きくな
ってより一層良好な消音効果が発揮される。すなわち、
前記重り部材21,22を配設することにより消音の周
波数特性が変化し、低周波の空気の脈動が低減されて消
音される。一方、振動板7a,7bは既述の如くマウン
トゴム19,20にてフローティングされた状態で弾性
的に支持されているので、振動板7a,7bの振動は前
記マウントゴム19,20によって効果的に吸収され
る。すなわち、吸気騒音となる音エネルギーが振動板7
a,7bにて振動エルギーに変換されてからマウントゴ
ム19,20に吸収されるため、吸気騒音の発生が防止
され、充分な消音機能が発揮される。なお、この消音効
果の程度は、マ 3.0トゴム19,20の弾性の程度に依
存し、これらをより柔らかなものとすることにより一層
大きくなる。
する消音作用は既述の実施例の場合と基本的には同一で
あるが、本例によれば前記重り部材21,22の存在に
より振動板7a,7bの固有振動数が低くなり、或る特
定の周波数で振動板7a,7bの振動の振幅が大きくな
ってより一層良好な消音効果が発揮される。すなわち、
前記重り部材21,22を配設することにより消音の周
波数特性が変化し、低周波の空気の脈動が低減されて消
音される。一方、振動板7a,7bは既述の如くマウン
トゴム19,20にてフローティングされた状態で弾性
的に支持されているので、振動板7a,7bの振動は前
記マウントゴム19,20によって効果的に吸収され
る。すなわち、吸気騒音となる音エネルギーが振動板7
a,7bにて振動エルギーに変換されてからマウントゴ
ム19,20に吸収されるため、吸気騒音の発生が防止
され、充分な消音機能が発揮される。なお、この消音効
果の程度は、マ 3.0トゴム19,20の弾性の程度に依
存し、これらをより柔らかなものとすることにより一層
大きくなる。
【0024】また、図4は本発明の第3実施例を示すも
のであって、本例は振動板7a,7bの脚部7c,7d
を図4及に示すように断面L字状に屈曲成形してそれら
の先端屈曲部23,24をエレメント6の突片9の上下
両部にそれぞれ配置した状態でこれらをまとめてシール
ゴム8の凹部10内に差し込んで保持するように構成し
たものである。このような構成を採用した場合にも、既
述の実施例と同様の消音機能を発揮させることができ
る。
のであって、本例は振動板7a,7bの脚部7c,7d
を図4及に示すように断面L字状に屈曲成形してそれら
の先端屈曲部23,24をエレメント6の突片9の上下
両部にそれぞれ配置した状態でこれらをまとめてシール
ゴム8の凹部10内に差し込んで保持するように構成し
たものである。このような構成を採用した場合にも、既
述の実施例と同様の消音機能を発揮させることができ
る。
【0025】なお、図5に示すように前記突片9及び先
端屈曲部23,24を各々単独でシールゴム8の3つの
凹部10,25,26にそれぞれ嵌合させることにより
エレメント6及び振動板7a,7bの支持を行うように
しても良く、或いは、図6に示す如く、前記突片9をシ
ールゴム8の凹部10内に嵌合し、前記先端屈曲部23
をシールゴム8とアッパケース5aとの間に、そして前
記先端屈曲部24をシールゴム8とロアケース5bとの
間に挾持させることによりエレメント6及び振動板7
a,7bの支持を行うようにしても良い。
端屈曲部23,24を各々単独でシールゴム8の3つの
凹部10,25,26にそれぞれ嵌合させることにより
エレメント6及び振動板7a,7bの支持を行うように
しても良く、或いは、図6に示す如く、前記突片9をシ
ールゴム8の凹部10内に嵌合し、前記先端屈曲部23
をシールゴム8とアッパケース5aとの間に、そして前
記先端屈曲部24をシールゴム8とロアケース5bとの
間に挾持させることによりエレメント6及び振動板7
a,7bの支持を行うようにしても良い。
【0026】また、図9は本発明の第4実施例を示すも
のであって、本例は中央貫通孔50,51を有する筒状
屈曲部52,53を振動板7a,7bにそれぞれ屈曲成
形し、これらの筒状屈曲部52,53を共鳴用の音響管
として機能させるようにしたものである。このような構
成を採用すれば、振動板7a,7bが音響管として機能
するため、エアクリーナ本体2自体が消音機能を具備す
ることとなる。
のであって、本例は中央貫通孔50,51を有する筒状
屈曲部52,53を振動板7a,7bにそれぞれ屈曲成
形し、これらの筒状屈曲部52,53を共鳴用の音響管
として機能させるようにしたものである。このような構
成を採用すれば、振動板7a,7bが音響管として機能
するため、エアクリーナ本体2自体が消音機能を具備す
ることとなる。
【0027】以上、本発明の実施例につき述べたが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能で
ある。例えば、既述の実施例では上下一対の振動板7
a,7bを用いるようにしたが、図7に示すようにエレ
メント6の下方のみに振動板7bを配設するようにして
も良く、さらに図示を省略したがエレメント6の上方の
みに振動板7aを配設するようにしても良い。
発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能で
ある。例えば、既述の実施例では上下一対の振動板7
a,7bを用いるようにしたが、図7に示すようにエレ
メント6の下方のみに振動板7bを配設するようにして
も良く、さらに図示を省略したがエレメント6の上方の
みに振動板7aを配設するようにしても良い。
【0028】また、図8に示すように、1つの比較的大
きな空気流通用の貫通孔28aを有する振動板28をエ
レメント6の下方箇所に配設し、この振動板28の貫通
孔28aをエアクリーナケース5の排出口12に対応配
置するようにしても良い。さらに、この場合には、中央
貫通孔29aを有するリング状の重り部材29を振動板
28上の前記貫通孔28aに対応する箇所に載置するこ
とにより、特定の周波数の脈動を重点的に減衰させるこ
とも可能である。
きな空気流通用の貫通孔28aを有する振動板28をエ
レメント6の下方箇所に配設し、この振動板28の貫通
孔28aをエアクリーナケース5の排出口12に対応配
置するようにしても良い。さらに、この場合には、中央
貫通孔29aを有するリング状の重り部材29を振動板
28上の前記貫通孔28aに対応する箇所に載置するこ
とにより、特定の周波数の脈動を重点的に減衰させるこ
とも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、空気流通用の貫
通孔が形成された振動板を前記エアクリーナケース内に
配設するようにしたものであるから、エンジンで発生し
た空気の振動(脈動)がエンジンの吸気通路を通してエ
アクリーナケースの内部空間に達するのに応じて振動板
が振動して音エネルギーが振動エネルギーに変換される
と共に、前記空気流通用の貫通孔を介しての空気の出入
りに伴って生じる空気流の乱れにて振動板の振動が減衰
されることとなる。その結果、エンジンの吸気騒音が効
果的に低減されて消音されるため、エアクリーナ本体に
消音機能を持たせることができる。
通孔が形成された振動板を前記エアクリーナケース内に
配設するようにしたものであるから、エンジンで発生し
た空気の振動(脈動)がエンジンの吸気通路を通してエ
アクリーナケースの内部空間に達するのに応じて振動板
が振動して音エネルギーが振動エネルギーに変換される
と共に、前記空気流通用の貫通孔を介しての空気の出入
りに伴って生じる空気流の乱れにて振動板の振動が減衰
されることとなる。その結果、エンジンの吸気騒音が効
果的に低減されて消音されるため、エアクリーナ本体に
消音機能を持たせることができる。
【0030】その一方、エアクリーナケースの内部空間
の容積は比較的大きいため、上述のように空気流通用の
貫通孔を有する振動板から成る消音機構を内蔵するよう
にしても、エンジンへの吸入空気の流入抵抗は大きくな
ることがないので、エアクリーナ装置としての本来の機
能を損なうことなく、エアクリーナ本体に吸気騒音を低
減させる機能(消音機能)を具備せしめることができ
る。従って、本発明によれば、消音機構がエアクリーナ
本体に内蔵されているので別部材の音響管(レゾネー
タ)の省略が可能でありかつエンジンの吸気通路の長さ
の短縮も可能となるため、エアクリーナ装置の配設空間
の省スペース化を図ることができる。しかも、上述の消
音機構は小型で簡単な構造で済むため、エアクリーナ装
置の製造を容易に行うことができると共にエアクリーナ
装置の製造費も低廉で済ますことが可能である。
の容積は比較的大きいため、上述のように空気流通用の
貫通孔を有する振動板から成る消音機構を内蔵するよう
にしても、エンジンへの吸入空気の流入抵抗は大きくな
ることがないので、エアクリーナ装置としての本来の機
能を損なうことなく、エアクリーナ本体に吸気騒音を低
減させる機能(消音機能)を具備せしめることができ
る。従って、本発明によれば、消音機構がエアクリーナ
本体に内蔵されているので別部材の音響管(レゾネー
タ)の省略が可能でありかつエンジンの吸気通路の長さ
の短縮も可能となるため、エアクリーナ装置の配設空間
の省スペース化を図ることができる。しかも、上述の消
音機構は小型で簡単な構造で済むため、エアクリーナ装
置の製造を容易に行うことができると共にエアクリーナ
装置の製造費も低廉で済ますことが可能である。
【0031】さらに、本発明の場合には、エレメントの
取外しを容易に行うことができる構成であるため、従来
の汎用機種との互換性があり、その点でも有利である。
取外しを容易に行うことができる構成であるため、従来
の汎用機種との互換性があり、その点でも有利である。
【0032】また、振動板を弾性部材を介してエレメン
ト又はエアクリーナケースに取付けることにより、或い
は振動板に重り部材を取付けることにより、エレメント
の振動に関する固有振動数が低くなり、或る特定の周波
数でエレメントの振動の振幅が大きくなるため、より一
層良好な消音効果を発揮させることができる。
ト又はエアクリーナケースに取付けることにより、或い
は振動板に重り部材を取付けることにより、エレメント
の振動に関する固有振動数が低くなり、或る特定の周波
数でエレメントの振動の振幅が大きくなるため、より一
層良好な消音効果を発揮させることができる。
【図1】本発明の適用対象となるエアクリーナ装置の斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すエアクリーナ本体の
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示すエアクリーナ本体の
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示すエアクリーナ本体の
断面図である。
断面図である。
【図5】振動板の支持部の変形例を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図6】振動板の別の支持部の変形例を示す拡大断面図
である。
である。
【図7】本発明の変形例を示すエアクリーナ本体の断面
図である。
図である。
【図8】本発明の別の変形例を示すエアクリーナ本体の
断面図である。
断面図である。
【図9】本発明の第4実施例を示すエアクリーナ本体の
断面図である。
断面図である。
【図10】従来のエアクリーナ装置の斜視図である。
【図11】従来のエアクリーナ装置のエアクリーナ本体
の断面図である。
の断面図である。
1 エアクリーナ装置 2 エアクリーナ本体 3 空気導入管 4 空気導出管 5 エアクリーナケース 5a アッパケース 5b ロアケース 6 エレメント 7a,7b,28 振動板 8 シールゴム 11 エアクリーナケースの内部空間 12 排出口 14,15,28a 空気流通用の貫通孔 19,20 マウントゴム 21,22,29 重り部材 50,51 中央貫通孔 52,53 筒状屈曲部
Claims (4)
- 【請求項1】 空気導入管からエアクリーナケース内に
導入された空気を前記エアクリーナケースに内蔵された
エレメントに通すことにより清浄化して空気導出管から
エンジンに供給するエアクリーナ装置において、空気流
通用の貫通孔が形成された振動板を前記エアクリーナケ
ース内に配設したことを特徴とするエアクリーナ装置。 - 【請求項2】 前記振動板を弾性部材を介して前記エレ
メント又はエアクリーナケースに取付けるようにしたこ
とを特徴とする請求項1に記載のエアクリーナ装置。 - 【請求項3】 前記振動板に重り部材を取付けるように
したことを特徴とする請求項1又は2に記載のエアクリ
ーナ装置。 - 【請求項4】 貫通孔を有する筒状屈曲部を前記振動板
に屈曲成形し、前記筒状屈曲部を共鳴用の音響管として
機能させるように構成したことを特徴とする請求項1に
記載のエアクリーナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18370995A JPH0932667A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | エアクリーナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18370995A JPH0932667A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | エアクリーナ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0932667A true JPH0932667A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16140591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18370995A Pending JPH0932667A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | エアクリーナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0932667A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010071245A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Honda Motor Co Ltd | 車両用吸気装置 |
| CN107781070A (zh) * | 2016-08-29 | 2018-03-09 | 长城汽车股份有限公司 | 空气滤清器及发动机总成 |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP18370995A patent/JPH0932667A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010071245A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Honda Motor Co Ltd | 車両用吸気装置 |
| US8167968B2 (en) | 2008-09-19 | 2012-05-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Air cleaner housing and intake system for an engine, and vehicle incorporating same |
| CN107781070A (zh) * | 2016-08-29 | 2018-03-09 | 长城汽车股份有限公司 | 空气滤清器及发动机总成 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101086241B (zh) | 增强进气声的装置和方法 | |
| JP2009222011A (ja) | 吸気音発生装置 | |
| JP2006125381A (ja) | 共鳴器 | |
| JP4240168B2 (ja) | 消音装置 | |
| JP2008008253A (ja) | 消音ダクト | |
| US8900356B2 (en) | Filter assembly with sound attenuation member and related method of manufacture | |
| US6852151B2 (en) | Air cleaner and resonator assembly | |
| JP2008025473A (ja) | 騒音低減装置 | |
| JPH0932667A (ja) | エアクリーナ装置 | |
| JPS6216551Y2 (ja) | ||
| JP2780840B2 (ja) | 送風装置 | |
| JPH1162743A (ja) | 吸気消音装置 | |
| JP2002061543A (ja) | エアクリーナ装置 | |
| JPH0932669A (ja) | エアクリーナ装置 | |
| JPH0932666A (ja) | エアクリーナ装置 | |
| JPH0932668A (ja) | エアクリーナ装置 | |
| CN214698279U (zh) | 泵装置 | |
| JP2003161217A (ja) | 吸気装置 | |
| KR101384525B1 (ko) | 인테이크호스 | |
| JP3528979B2 (ja) | 消音装置 | |
| JP2003035223A (ja) | 吸気装置 | |
| JP3591003B2 (ja) | エンジンの吸気構造 | |
| CN118653936A (zh) | 一种降噪进气管及车辆 | |
| JP3605488B2 (ja) | エアクリーナ | |
| CN223359277U (zh) | 一种新型消声式空滤器总成 |