JPH09327006A - 双方向対話型システム - Google Patents

双方向対話型システム

Info

Publication number
JPH09327006A
JPH09327006A JP8142934A JP14293496A JPH09327006A JP H09327006 A JPH09327006 A JP H09327006A JP 8142934 A JP8142934 A JP 8142934A JP 14293496 A JP14293496 A JP 14293496A JP H09327006 A JPH09327006 A JP H09327006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interlocutor
image
monitor
area
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8142934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3027983B2 (ja
Inventor
Toshiaki Kakii
俊昭 柿井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP8142934A priority Critical patent/JP3027983B2/ja
Publication of JPH09327006A publication Critical patent/JPH09327006A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3027983B2 publication Critical patent/JP3027983B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 離れた場所にいる対話者間の視線を一致させ
るとともに、対話者の映像以外に文字図形情報などを共
有情報または非共有情報に区別して処理する双方向対話
型システムを提供する。 【解決手段】 CCDカメラ5は会話者3を撮影し、モ
ニタTV1は伝送されて来た対話者像9を領域81内に
表示する。CCDカメラ5は、撮影する対話者およびモ
ニタTV1間における、画面内会話者像9の視線位置に
対する一定領域内に設置されている。また、カメラ5の
撮像方向は撮影する対話者の視線方向に向けられる。ま
た、領域82a、82bには非共有情報が表示され、領
域83には共有情報が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送手段を介して
対話者間の視線を一致させる機構を備えた双方向対話型
システムに関するものである。具体的には、相当距離離
れた医師と患者、カウンセラとクライアントの関係等の
ように、伝送手段を介して双方向対話を実現するカウン
セリング・システムであって、主として1対1の双方向
対話を志向したシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、教育、医療、心理学等の分野にお
いて行われているカウンセリングは、一般に対話者同士
が直接対面した状況において、両者間に親密な信頼関係
を築きながら行われる。しかしながら、自然災害、遠隔
地等の理由から、カウンセリングを必要とする者とカウ
ンセリングを行う技術を修得している者(カウンセラ)
とが同一の場所、時間を共有することが困難な状況も存
在する。そこで、通信技術の発達に伴い、遠隔の地にあ
る者同士によるカウンセリングを実現するシステムの必
要性が高まってきた。
【0003】通信技術を利用してこのようなカウンセリ
ング・システムを構築しようとする場合、従来の対面式
の方法と同様に対話者間で親密な関係及び理想的なカウ
ンセリング環境を築き上げるためには、まず該対話者間
の視線を一致させることが重要である。
【0004】そこで、従来、伝送路を介して対話者間の
視線を一致させる撮像装置として、第1に、特開昭62
−269128号公報(第1従来技術)に示されるもの
がある。この第1従来技術では、対話者と当該撮像装置
との間に設けられたハーフミラーが設けられており、こ
れにより、被写体となる対話者から発せられる光を当該
撮像装置と画像表示装置とに分離している。従って、こ
の第1従来技術の装置構成によれば、撮像装置は対話者
が見る画像表示装置の表示画面を避けた位置に配置され
た状態で、該撮像装置の入力光軸と対話者の視線とを一
致させている。
【0005】第2に、特開平4−213287号公報
(第2従来技術)には、光の反射/透過を切り替えるこ
とのできる特殊な表示装置を用い、この表示装置の後方
(この表示装置を介して対話者と反対側)に撮像装置を
配置した構成の撮像装置が開示されている。この装置構
成によれば、対話者の視線は表示装置従ってその後方で
あって、かつ対話者が見る表示装置の表示画面を避けた
位置に配置された撮像装置に向けられるので、会話者同
士の視線を一致させることが可能である。
【0006】第3に、特開平4−97663号公報(第
3従来技術)には、表示装置の上部に小型ミラーまたは
小型ハーフミラーを取り付け、このミラーに光軸が向い
た小型カメラで対話者を撮像する構成の撮像装置が開示
されている。この装置構成においては、ミラーで反射さ
れた対話者像は、該対話者が見る表示装置の表示画面を
避けた位置に配置された小型カメラに撮影される。よっ
て、会話者の視線の仰角は垂直方向における視線一致の
許容範囲である10°以内に抑えられ、会話者相互の視
線一致が図られている。
【0007】第4に、特開平4−279915号公報
(第4従来技術)には、異なる人物が、夫々相対する方
向から視認できる位置に展開配設される2つの表示画面
を備え、カウンセラがキー入力を操作しながら一方の表
示画面を、相談相手が他方の表示画面を見ることができ
るとともに、2つの画面に異なる対話形式の情報を表示
させる対話型ワークステーションが開示されている。こ
の装置構成によれば、カウンセラ側および相手側に夫々
必要な異なる情報を表示させることにより、相談相手対
話環境が中断されることなく、カウンセラ側の専用情報
を除く有効情報を容易に相手側に見せ、円滑なカウンセ
リングが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ハーフミラーで被写体
から光を分離する第1従来技術においては、表示装置の
画面サイズと同程度の大きさのハーフミラーが必要とな
る。必然的にこのような大きなハーフミラーを収容する
広いスペースが必要となってしまう。特に、画面サイズ
が40インチを越える場合には容易に製造することがで
きなくなる。また、ハーフミラーを利用しているので、
対話者像が表示される画面を避けた位置に設置された撮
像装置によって撮像される像は暗くなってしまい、理想
的なカウンセリング環境は実現できない。
【0009】次に、光の反射/透過を切り替える特殊な
表示装置を用いた第2従来技術は、既に量産導入されて
いる市販のTV装置等に組み込むことは不可能である。
このため、この原理を用いたシステムを実現しようとし
た場合、専用機の開発が必要とされ、装置価格は高いも
のになってしまう。また、対話者を撮像する撮像装置
は、上記特殊な表示装置を介して該対話者を撮像するよ
う配置されている。したがって、撮像された対話者像は
暗くなってしまい、理想的なカウンセリング環境は実現
できない。
【0010】さらに、反射ミラーと小型カメラとを組み
合わせた上記第3の従来技術は、該カメラを対話者が見
る表示画面を避けた位置に配置し、小型の反射ミラーを
介して対話者を撮像しているので、撮影される人物像は
暗くなってしまう。また、広い画角を得るには、反射ミ
ラーの大きさを小型カメラの大きさ以上にする必要があ
り、表示装置の人物像表示はこの大きな反射ミラーによ
って妨げられてしまう。また、撮影する人物の位置が変
化した場合、小型カメラの撮像方向は一定であるため、
これに追従することはできない。よって、対話者相互の
視線一致を常に確保することができない。
【0011】上述した従来技術1〜3に共通する構造的
特徴は、撮像装置(カメラを含む)を対話者が見る表示
画面(相手側の対話者の像が表示される画面)と該対話
者との間の空間を避けた位置に配置されている点であ
る。換言すれば、対話者間の視線を一致させるため、対
話者と撮像装置との間には反射ミラー、ハーフミラー、
特殊な表示装置を設置する必要がある。したがって、伝
送される相手側の対話者像は暗くなり理想的なカウンセ
リング環境は実現できない。
【0012】さらに、上述の第1から第3の従来技術
は、モニタ画面上での人物像といった画像の表示にのみ
着目した技術であり、通常の会話においても(特にカウ
ンセリングにおいて)必要となる文字情報や図形情報な
どのモニタ画面上への表示態様については考慮されてい
ない。
【0013】上記の第4従来技術では、文字情報や図形
情報などのモニタ画面上への表示態様についての考慮は
なされているが、同一のワークステーションを2人で使
用して対話すること前提とするものであり、遠隔地間で
の対話を実行することができない。
【0014】本発明は、上記を鑑みてなされたものであ
り、カウンセリング・システムとして、離れた場所にい
る対話者間の対話中の違和感を低減すべく、伝送手段を
介して対話者間の視線を一致させる機構を備えるととも
に、対話者の映像以外に文字図形情報などを共有情報ま
たは非共有情報に区別して処理する双方向対話型システ
ムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1対話者の
いる第1地点に設置された第1端末装置と、該第1地点
から相当距離離れた地点であって第2対話者のいる第2
地点に設置された第2端末装置と、該第1端末装置と該
第2端末装置の間において、少なくとも該第1対話者及
び第2対話者の画像・音声データを有する伝送情報の双
方向通信を可能にするための伝送手段を備えた双方向対
話型システムに関するものである。このシステムにおい
て、少なくとも第1端末装置は、(a)伝送手段を介し
て受信した、第2対話者の像をモニタ上に表示する表示
部であって、人物像の頭頂部近傍であって、撮像部が実
際に設置されている位置に対応した該人物像の一部分を
検出し、該検出された該人物像の一部分を固定した状態
で、該人物像全体の拡大あるいは縮小を行うとともに、
モニタ上の前記人物像が表示されている第1の領域以外
の第2の領域に、第2の端末装置にも同時に表示される
文字および図形の少なくともいずれかを表示し、モニタ
上の第1の領域または前記第2の領域以外の第3の領域
に、第2の端末装置には表示されない文字および図形の
少なくともいずれかを表示する表示制御部を備える表示
部と、(b)表示部のモニタ画面に対し、第1対話者の
位置を規定する位置規定手段と、(c)伝送手段を介し
て第2端末装置に、第1対話者の像の送信を可能にする
装置であって、該第1対話者を直接撮像する撮像部と、
該撮像部の撮像方向を直接該第1対話者に向けた状態
で、該第1対話者と前記モニタとの間の所定位置に該撮
像部を設定させるための支持機構とを有する撮像装置と
を備え、撮像部は、位置規定手段によって特定された第
1対話者からモニタまでの距離、および、該第1対話者
の視線と該第2対話者のモニタ像の視線とが一致したと
判断される所定の視差角、とによって定義される所定領
域内に設置されたことを特徴とする。
【0016】ここで、第1の領域の拡張または縮小に応
じて、第2の領域および第3の領域が連動して縮小また
は拡大することが好適である。
【0017】また、(i)第1の領域は、モニタ上の上
方かつ中央部に配置され、(ii)第2の領域は、モニタ
上の第1の領域の下方に配置され、(iii)第3の領域
は、モニタ上の第1の領域の側方に配置されることとす
ることができる。
【0018】第2の領域を第1の領域の下方に配置する
ことにより、共有情報部のエリアの確保形態として、全
画面の幅方向を最大限に活用することが可能となる。
【0019】また、伝送情報は対話者の画像及び音声の
他、文字・図形情報を有することが可能である。これに
より、伝送手段を介して受信した文字・図形情報に基づ
いて、相手側から伝達された第1の対話者および第2の
対話者で共有情報である文字または図形を、表示部の第
2の領域に表示することも可能になる。すなわち、画像
や音声のみならず、共有すべき文字や図形もあわせて表
示することにより、より対話の円滑化が図られる。
【0020】さらに、当該システムでは、マン・マシン
・インターフェースとして、文字図形入力装置を備え
る。この構成により、文字図形入力装置から文字図形入
力制御部を介して入力された文字または図形を表示部の
第2の領域または第3の領域に表示するとともに、第2
の領域に表示される文字または図形に応じた文字情報ま
たは図形情報を第2の端末装置へ向けて出力するが可能
となる。この結果、第1の対話者と第2の対話者とで共
有すべき情報を双方の端末装置で同時に表示することが
可能になるとともに、第2の対話者に知られたくない情
報を第1の対話者が専有することができる。なお、この
ような文字図形入力装置は、対話者のいる第1地点また
は第2地点のいずれか一方の端末装置にのみ設ける構成
としてもよい。
【0021】以上のように、当該システムが文字図形入
力装置を備えることにより、個人的なメモや、共有情報
としての文字や図形を交えての対話が行え、よりスムー
スな対話が可能となる。なお、このような文字図形入力
装置としては、キーボード装置、対話者の手元に配置さ
れたペン入力装置(タッチパネル)を採用することが可
能である。また、このようなキーボード装置とペン入力
装置との双方を備えることとして適宜選択可能とするこ
とにより、さらにスムースな対話が実現できる。さら
に、文字図形入力装置は、表示されている文字または図
形を指し示すポインタ位置を入力するポインティング・
デバイスを備えてもよい。ポインタによる位置指示によ
り、各時点での対話対象を特定することが可能となる。
なお、このような文字図形入力装置等を利用し、入力さ
れた対話者の音声を認識して文字情報に変換して表示す
ることにより、スムースな対話(あるいはカウンセリン
グ)の成立にとって有効である。
【0022】また、上記撮像装置は、少なくとも、該第
1対話者を撮像する撮像部と、該撮像部の撮像方向を直
接該第1対話者に向けた状態で、該第1対話者とモニタ
との間の所定位置に該撮像部を設定するための支持機構
とを備えている。特に、(1)撮像部は、位置規定手段に
よって規定された第1対話者とモニタ間の距離、及び
(2)該第1対話者の視線と該第2対話者のモニタ像の視
線とが一致したと判断される上述の視差角、これら(1)
及び(2)の要素によって定義される視線一致領域内であ
って、該第1対話者に対し第2対話者のモニタ像の一部
を遮る位置に設置されている。なお、第2端末装置も同
様な構成を備えてもよく、また、第1端末装置は該第2
端末装置を遠隔制御できる構成になっている。
【0023】さらに、各端末装置は、それぞれ対話者の
周りに配置される、外部音に対して遮断性を有する吸音
部材を備えることも可能である。こうした場合には、対
話内容が外部に漏れることに対する心理的障害が低減さ
れるとともに、音質が向上するので、気持ちの集中が可
能となり、より深い対話が可能となる。
【0024】以上のように、対話者とモニタ間の上述の
視線一致領域内にモニタ像の一部を遮るように、撮像部
を設置させて当該システムを構成したのは、対話者にと
って、該撮像部がモニタ上に表示された人物像の一部を
遮るように設置され場合であっても、該撮像部の大きさ
が一定以下に抑えられていれば、この撮像部の存在は双
方向対話にほとんど影響を与えないことを、発明者が実
験により確認したからである。
【0025】なお、上述の双方向対話型システムにおい
て、対話者(第1対話者)の視線とモニタ上に表示され
た人物(第2対話者)の像(モニタ像)の視線を一致さ
せる視差角は、該対話者の視線に対し、該対話者から見
てモニタ画面の左右方向が4.5°以下,真上方向が1
2°以下および真下方向が8°以下であることが好まし
い。さらに、この視差角は、該対話者の視線に対し、該
対話者から見てモニタ画面の左右方向および前記上下方
向がそれぞれ3°以下であることが、理想的な視線一致
状態を実現するためにより好ましい。
【0026】また、撮像部が設置される視線一致領域
は、撮影される対話者の視線より高い領域であることが
好適である。特に、発明者による実験の結果、対話者と
モニタとの間を遮る撮像部は、該対話者から見てモニタ
上に表示された人物像の頭頂部近傍が該撮像部の設置位
置として好ましいことが確認された。
【0027】位置規定手段によって特定された対話者か
らモニタまでの距離、及び、該対話者の視線と該モニタ
上に表示された人物像の視線とが一致したと判断される
所定の視差角、とによって定義される領域(視線一致領
域)内に、上記撮像部を設置する手段としては、第1
に、対話者とモニタ上の人物像の視線一致領域内に撮像
部自体を移動させる手段、第2に、モニタと対向する対
話者自身を移動させることにより、該対話者とモニタ上
の人物像の視線一致領域自体を移動させ、撮像部と該視
線一致領域の位置を相対的に変更する手段、第3に、モ
ニタ上の人物像を移動させ、同様に該モニタと対向する
対話者の視線とモニタ上の人物像の視線一致領域自体を
移動させる手段(なお、この第3の手段は後述する表示
制御部による画面分割時に人物像が表示される映像表示
領域を移動させるアルゴリズムとして有効である)があ
る。
【0028】上記第1の手段は、上記端末装置に、モニ
タ上に表示された人物像の、該モニタ上の位置を認識す
る処理ユニットを設けるとともに、上記撮像装置に、撮
像部の設置位置を、該処理ユニットによって位置認識さ
れた人物像に対し相対的に移動させる駆動機構を設ける
ことにより実現することができる。実施の形態として
は、各端末装置ごとにこの第1の手段を行う場合と、第
1端末装置の処理ユニットで第2対話者のモニタ像の位
置認識を行い、該処理ユニットが所定の制御信号を第2
端末装置に送信することにより、該第1端末装置で該第
2端末装置を遠隔制御する場合とがある。
【0029】また、第2の手段は、上記端末装置にモニ
タ上に表示された人物像の、該モニタ上の位置を認識す
る処理ユニットを設けるとともに、該処理ユニットによ
って位置認識された人物像の視線に対して撮影される対
話者の視線を調整する機構を上記位置規定手段に設ける
ことにより実現することができる。実施の形態として
は、各端末装置ごとにこの第1の手段を行う場合と、第
1端末装置の処理ユニットで第2対話者のモニタ像の位
置認識を行い、該処理ユニットが所定の制御信号を第2
端末装置に送信することにより、該第1端末装置で該第
2端末装置を遠隔制御する場合とがある。
【0030】さらに、上記第3の手段を実現するため、
上記端末装置はモニタ上に表示される人物像の表示位置
を調節する処理ユニットを備える。この処理ユニット
は、受信されモニタ上に表示された該人物像に基づい
て、撮像部が本来存在すべき該モニタ像上における仮想
位置を基準点として特定し、続けて、該撮像部が実際に
設置されている位置に対応するモニタ上の座標と、得ら
れた基準点のモニタ上の座標に基づいて、該モニタ上に
表示された人物像のずれを検出する。もし、この人物像
が本来表示されるべきモニタ上の表示位置からずれてい
ると判断した場合には、この基準点のモニタ上の座標を
始点とするとともに、撮像部の設置位置に対応するモニ
タ上の座標を終点としたベクトルを算出し、そして、得
られたベクトルに基づいて、ずれている人物像をモニタ
上で平行移動させる。実施の形態としては、対話者自身
のモニタ像に対して行う場合(対話開始前の初期設定)
と、第2対話者のモニタ像に対して行う場合がある。特
に、後述する表示制部による画面分割動作(表示される
人物像の拡大・縮小動作を含む)の際、人物像(第1対
話者あるいは第2対話者のモニタ像)の表示サイズが任
意に変更されると、該像を表示する領域は該モニタ画面
上の任意の位置に設定可能であるので、この任意に表示
サイズが変更された人物像と対話者間で視線一致させる
場合、この第3の手段は特に有効である。
【0031】なお、上記基準点は、受信されモニタ上に
表示された人物像の両方の目の、該モニタ上の各表示位
置をそれぞれ検出し、該両方の目の中央から該モニタの
上方に所定距離(例えば、10cm程度)離間した、モ
ニタ上の位置とする。また、この基準点は、受信されモ
ニタ上に表示された人物像を2値化して該人物像の輪郭
を検出し、該人物像の頭頂部に相当するモニタ上の位置
として特定するようにしてもよい。
【0032】撮像部を移動させる駆動機構は、対話者の
位置を一旦処理ユニットで認識し、該認識された対話者
の位置と撮像部の位置に基づいて、該撮像部の撮像方向
の角度を調整するよう構成してもよい。この駆動機構に
よる撮像部の角度調節により、該撮像部の撮像方向は上
記処理ユニットで位置認識された対話者の視線に自動的
に向けられる。さらに、撮像部を移動させる駆動機構
は、視線方向の平均一致を検出し、移動調心するにあた
って移動速度が所定値以下であり、視線方向の振れが所
定範囲内では調心動作を行わないように構成してもよい
(なお、この判断は処理ユニット等で行われる)。な
お、撮像部が移動すると該撮像部から出力される映像に
振れが生じるが、移動速度を制限するとともに移動を頻
繁に行わなわず必要最小限に押えることで違和感のある
ぶれの発生は避けられる。
【0033】ここで、撮像部を移動させる上述の駆動機
構は、対話者及び表示部間に位置する部材の一部が透明
な材料で形成されていることが好ましい。
【0034】次に、対話者の位置を規定する位置規定手
段は、表示部から所定距離離れて設置された高さ調整自
在の椅子(座高調節機構を備えた椅子)を含む。また、
対話者と表示部間に設けられたテーブルも位置規定手段
として機能する。当該システムでは、この位置規定手段
を利用し、撮影される対話者と表示部を0.5m以上5
m以下の距離だけ離している。このような構成とするの
は、上記位置規定手段により該対話者の前後左右の移動
が十分制限できるので、当該システムにおける対話者間
の視線一致には、該対話者の体格差等に起因する上下方
向の移動調整が最も有効だからである。
【0035】なお、当該システムに適応される撮像部
は、表示部とは独立していてもよい。また、表示部の一
部に支持機構により取り付けられてもよい。
【0036】この発明に係る双方向対話型システムは、
遠隔地にいる対話者間におけるカウンセリング・システ
ムを志向しているので、有用なカウンセリング・データ
の収集や理想的なカウセリング環境を実現するため、種
々の構成及び機能を備えている。
【0037】例えば、表示部における表示制御を行う表
示制御部は、該表示部に表示する映像を拡大・縮小する
機能を備えている。表示サイズは、対話者の心理的作用
に大きく影響するので、このお表示制御部でモニタ上に
おける映像表示領域の大きさを自由に設定することによ
り、対話の自由度が広がるとともに、快適な対話環境を
実現することができる。なお、縮小された人物像(モニ
タ像)は上述された第3の視線一致手段によりモニタ上
の表示位置が調整されるので、第1対話者と第2対話者
間での視線一致状態が保持される。
【0038】次に、上述した位置規定手段としてのテー
ブルは、対話者と表示部との間に、一方の端が対話者に
面し、他方の端が表示部と略接するように配置される。
ここで、テーブルは、(1)対話者が椅子に座った状態で
胸部より上がテーブルより高くなる高さに設定される、
(2)対話者が立った状態で胸部より上がテーブルより高
くなる高さに設定されることとしてもよい。このような
構成により、テーブルを介した連続感が生じるので、相
手方との相対距離(心理的距離)がわからなくなること
によって生じる不安感を低減する。この場合、表示部と
テーブルとが接することが望ましいが、心理的障害とな
らない隙間(例えば、数10cm以下)があってもよ
い。
【0039】また、第1端末装置では、第1の領域に、
人物像に加えて、人物像に応じた人物の識別情報であ
る、氏名、識別番号、または固有情報が更に表示される
ことが好ましい。
【0040】人物像と、人物像に応じた識別情報であ
る、氏名、識別番号、または固有情報が同時に表示され
ると、初対面の対話相手であっても、名前などでの呼び
かけが容易となり、フレンドリな会話を構成しやすい。
また、氏名と顔を同時に見ることにより記憶もしやすく
なる。なお、ここでの固有情報としては、例えば、住
所、所属グループ、面談回数などがある。
【0041】また、第1端末装置では、第1の領域に、
人物像に加えて、表示されている人物像の人物との積算
対話時間または残存対話時間に応じた情報が更に表示さ
れることが好ましい。
【0042】積算対話時間または残存対話時間に応じた
情報(文字表示、棒グラフ表示など)が表示されること
により、限られた会話時間をチェックしながら対話を進
行することができる。
【0043】この結果、1対Nの片方向会話方式(講義
スタイル)と併用する、特定の人との1対1の双方向対
話(例えば、質疑応答など)時に、特定の人に偏らな
い、一定時間での対話管理が容易となる。
【0044】また、第1端末装置では、伝送されてきた
音声情報に基づく音声に加えて、第1の領域での人物像
の表示の開始、人物像の表示の終了、または他の人物像
への切換えに連動して効果音を更に出力されることが好
ましい。
【0045】ここで、効果音は、表示される人物像の人
物固有に選択されることが好適である。
【0046】第1の領域での人物像の表示の開始、人物
像の表示の終了、または他の人物像への切換えに連動し
て効果音が出力されることにより、こうした画面の変化
に連動して、まず、音声刺激が作用するので、無音状態
からいきなり画面が発生する場合よりも、心の準備時間
を形成することができる。効果音の出力時間は、一般に
は、2〜15秒で十分である。
【0047】また、終了時には、いきなり画像が消える
と淋しさが増大する場合がある。したがって、効果音と
ともに徐々に画面が終了すれば、心の準備時間を形成す
ることができる。
【0048】なお、効果音は、徐々に大きくする、また
は、小さくするなど、音量変化やリズム変化などを使い
分けるとよい。もちろん、曲の一部を使用してもよい。
【0049】さらに、効果音を人物ごとに使いわけれ
ば、効果音に個性を付加することができ、効果音を聴い
ただけで人物識別が可能となる。
【0050】また、第1端末装置は、伝送されてきた音
声情報に基づく音声に加えて、第1の領域における対話
中の人物との対話の残存時間が所定時間となると、対話
時間終了を予告する音声を出力したり、対話時間終了を
予告する画像を表示したりすることが好ましい。
【0051】対話終了のカウントダウンに対応する音声
出力や画像表示により時間制限のある対話終了をスムー
スに進行できる。特に、対話を打ち切りにくい場合であ
っても、カウントダウン表示とともに、例えば動物が木
に登って、カウントダウンに応じてリンゴを食べるな
ど、楽しい個性的なアニメーションを用いてビジュアル
化すると、対話者相互で受入れやすい。
【0052】また、第1端末装置は、対話対象の候補の
人物に関する情報を格納する格納装置を更に備えるとと
もに、第1の領域への人物像の表示の前、または、表示
の終了後に、前記格納装置に格納された該当人物に応じ
た情報を所定時間にわたって表示したり、音声出力した
りすることが好ましい。
【0053】人物像の表示の前後に、該当人物に応じた
情報を所定時間にわたって表示したり、音声出力したり
することにより、対話準備やマイルドな終了雰囲気の形
成が可能となる。こうれは、上記の効果音と組合せるこ
とが可能であるし、メッセージなどを取り込んでもよ
い。さらに、人物像に対応した個別のCMとしても作用
させることも可能であり、多種多様の雰囲気形成が可能
となる。
【0054】また、第1の領域において表示されている
人物像から他の人の人物像への切換えに連動して、第2
の領域および第3の領域のいずれか一方の表示を、他の
人に応じて切換えることが好ましい。
【0055】表示人物像に連動して、共有情報(第2の
領域)や非共有情報(第3の領域)を表示人物像に応じ
て自動表示することにより、これらの情報の検索などの
一部(少なくとも対話開始当初の検索)が不要となる。
特に、1対Nの片方向会話方式(講義スタイル)と併用
する、特定の人との1対1の双方向対話(例えば、質疑
応答など)時に有効である。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の双方向対話型システムの実施の形態を説明する。な
お、図面の説明にあたって同一の要素には同一の符号を
付し、重複する説明を省略する。
【0057】図1は、この発明に係る双方向対話型シス
テム全体を示す論理構成図である。このシステムは、A
地点(第1地点)にいる対話者3A(第1対話者)とB
地点(第2地点)にいる対話者3B(第2対話者)との
間で双方向対話を実現するシステムである。特に、この
システムは遠隔地にいる対話者間でも親密な信頼関係を
確立し綿密なコミュニケーションを実現するカウンセリ
ング・システムを志向したシステムであるので、少なく
とも一方の対話者として、教師、医師、心理学者などの
カウンセラを想定している。したがって、このシステム
はこれらカウンセラがカウンセリングを行うために必要
な情報、及び理想的なカウンセリング環境を提供できる
よう種々の機能及び構成を備える。
【0058】具体的には、A地点において、(a)対話
者3A(例えはカウンセラ)が座る椅子4Aと、(b)
対話者3Aが向かうテーブル2Aと、(c)伝送手段2
7を介して対話者間の視線を一致させるための機構を備
えた端末装置20Aとが設置される。一方、B地点に
は、(a)対話者3B(例えばカウンセリングを受ける
クライアント)が座る椅子4Bと、(b)対話者3Bが
向かうテーブル2Bと、(c)伝送手段27を介して対
話者間の視線を一致させるための機構を備えた端末装置
20Bとが設置される。ここで、伝送手段27は、A地
点の端末装置20AとB地点の端末装置20Bとの間で
画像情報及び音声情報を有する伝送情報の送受信を可能
にするため、大容量伝送を可能にする光ファイバ伝送路
31(主伝送路)及び衛星通信伝送路32(バックアッ
プ用伝送路)等を含む。なお、この伝送手段27は有
線、無線のいずれであってもよい。また、伝送手段は、
既に敷設された電話回線網等のネットワークを含み、さ
らに種々のデータベースを備えた電子掲示板システム
(BBS:Bulletin Board System)も含む。
【0059】A地点において、上述の椅子4Aは各対話
者3Aの位置を規定するために機能する。この椅子4A
は端末装置20Aの表示部21Aとの距離を一定に保つ
ために固定されるのが好ましい。しかし、該椅子4Aが
固定されていない場合であっても、テーブル2Aを対話
者3Aと表示部21Aに設置することによりこの椅子4
Aと表示部21Aとの距離を一定に保つことが可能にな
る(発明者の実験により、テーブル2Aの存在が対話者
3Aの心理的な距離の基準となる事実が確認された)。
なお、相手側の対話者3B(例えば、カウンセリングを
受ける者等)がいるB地点の端末装置20Bの構成も同
様である。
【0060】A地点において、端末装置20Aは、(1)
B地点の端末装置20Bから伝送手段27を介して伝送
されてきた伝送情報に基づいて対話者3Bの像などを表
示する、テーブル2Aの上に配置された、モニタTV1
Aを備えた表示部21Aと、(2)CCDカメラ5Aで撮
像された対話者3Aの像を画像情報として取り込み、B
地点の端末装置20Bへ向けて伝送するための撮像ユニ
ット6Aと、(3)B地点の端末装置20Bから伝送手段
27を介して伝送されてきた音声情報に基づいて対話者
3Bの音声を出力するための音声出力部23A(スピー
カ)と、(4)対話者3Aの音声を音声情報として集音
し、B地点の端末装置20Bへ向けて伝送するための音
声入力部24A(マイク)を備える。さらに、このシス
テムはカウンセリング・システムとしてより綿密なコミ
ュニケーションを実現するため、(5)対話者3Aが文字
や図形を入力し、入力された文字や図形を表示部21A
に表示するとともに、文字図形情報としてB地点の端末
装置20Bへ向けて伝送するための文字図形入力部25
A(キーボード、ポインティング・デバイス、タッチパ
ネルなどのインターフェース)と、(6)上記各構成要素
と伝送手段27との間に設けられ、信号処理および伝送
制御を行う処理部26Aとを備える。なお、B地点の端
末装置20Bも、上述したA地点の端末装置20Aと同
様に構成されている。
【0061】さらに、A地点及びB地点の端末装置20
A、20Bにおいて、撮像装置600A、600Bの構
成を説明する。なお、説明の都合上、A地点及びB地点
の各端末装置20A、20Bに共通する構成要素につい
て言及する場合には、例えば撮像装置600のように、
各地点を区別する文字A、Bを省略して説明する。ま
た、特に説明がされていない場合には、原則としてA地
点の端末装置20Aについて説明しているものとして、
共通する構成を有するB地点の端末装置20Bについて
は重複する説明は省略する。
【0062】この撮像装置600は、撮像部である超小
型CCDカメラ5(5A)、該CCDカメラ5を支持し
た状態で所定位置に設置するための支持機構10(第1
実施例を図2に示す)、及び該CCDカメラ5を制御す
るための撮像ユニット6(6A)とを備える。モニタT
V1(1A)はテーブル2(2A)の上に載置されてお
り、対話者3(3A)はこのモニタTV1から距離L
(m)離れて置かれた高さ調整機構40(40A)を備
えた椅子4(4A)に座っている。この距離L(LA)
は0.5m以上5m以下に設定される。撮影される対話
者3およびモニタTV1間には、外径φ20mm以下,
長さ約100mmの円筒状の超小型CCDカメラ5が設
けられている。また、このCCDカメラ5はその撮像方
向が撮影される対話者3に向けられるよう設置されてい
る。そしてカメラ5で撮像された対話者3の像は、画像
情報として撮像ユニット6から他方の対話者側に伝送さ
れる(伝送手段27を介してB地点の端末装置20Bに
伝送される)。なお、対話者によっては表示部21と該
対話者間の間隔が弱冠ずれる可能性もある。したがっ
て、このような状況にも対処すべく、CCDカメラ5は
焦点深度の深いものを選択するのが好ましい。
【0063】次に、超小型CCDカメラ5の具体的な設
置位置を図2を用いて説明する。
【0064】まず、撮像装置600の撮像ユニット6は
伝送されてきた他方の対話者の像を表示するための表示
部21上に設置される。この撮像ユニット6本体にはカ
メラ5によって撮影された対話者自身の像(カメラケー
ブル50を介して撮像ユニット6に取り込まれる)の表
示と、伝送されてきた他方の対話者3Bの像の表示を切
り換えるための、切り換えスイッチ6aの他、種々の調
節用スイッチ6bが設けられている。なお、スイッチ2
10はモニタTV1の電源をオン/オフする電源スイッ
チ等を含む。CCDカメラ5は、伝送されたきた他方の
対話者3Bの像9が表示されるモニタ画面8の前方の所
定位置に支持機構10(ロボット・アーム)によって設
置される。
【0065】モニタ画面8は、(1)モニタ画面8の上方
中央部を占める、対話の相手像を表示する領域81と、
(2)モニタ画面8の視認者のみが使用し、対話の相手に
は見せない非共有情報を表示する、領域81の左右側を
占める領域82a、82bと、(3)領域81および領域
82a、82bの下方を占める、モニタ画面8の視認者
および対話の相手との双方で共有する共有情報を表示す
る領域83とを備える。 領域83を領域81および領
域82a、82bの下方に配置することにより、共有情
報部のエリアの確保形態として、モニタ画面8の幅方向
を最大限に活用することが可能となる。なお、このモニ
タ画面8は40インチ程度の画面であることが好まし
い。
【0066】具体的には、CCDカメラ5はモニタ画面
8から前方w(cm)の位置であって、該モニタ画面8
に表示された対話者像9の頭部9a付近に配置される。
円筒状CCDカメラ5の中心軸は、点線で示す対話者像
9の目の位置の上方h(cm)の部位に位置している。
【0067】このように超小型のCCDカメラ5は、大
型モニタTV1の画面8に表示された対話者像9の目の
位置より上の頭部付近に位置しているため、双方向対話
に特別な支障は生じない。例えば、CCDカメラ5が画
面8に表示された対話者像9の目の位置(図中、点線で
示す位置)の上方h=約10(cm)に設けられ、モニ
タTV1および対話者3間の距離Lが約2.5(m)に
設定されているシステム構成の場合、視差角は2.3°
で十分検知限界の視差角3°を下回ることが可能である
(モニタ画面8とCCDカメラ5の間隔wが10(c
m)程度ある場合でも、視差角の変動には特に影響はな
い)。つまり、発明者は、実験の結果、視線一致時に相
手の目(モニタが面8に表示された他方の対話者3Bの
像の目)がはっきりと見えれば、その頭部辺りに超小型
のカメラ5が設けてあっても、モニタTV1の画面8が
大型であれば、双方向対話に支障はほとんどないことを
確認した。この画面8の大きさは、実験の結果、横35
cm,縦26cm程度以上の大きさがあれば良好な双方
向対話が実現できることが確認された。なお、相互の対
話者が知人同志であれば、画面の大きさは小さくとも心
理的な障害も少ない傾向を示す結果も得られており、画
面サイズに関しては用途に応じて使いわけるとよい。
【0068】表示部21は、モニタTVに代えて、フラ
ズマディスプレイや液晶ディスプレイを採用することが
できる。このような表示装置を利用する場合には、図3
に示すように、CCDカメラ200を表示装置のハウジ
ング210に予め組み込んだ構造が好ましい。図3の表
示装置はハウジング210で支持されたモニタ画面22
0の所定位置に貫通孔230が設けられており、該CC
Dカメラ200の先端部分を直接貫通させ、かつ該モニ
タ画面220の前方に該先端部分が位置する構造を備え
ている。
【0069】具体的な構造を図4に示す。この図4は図
3のX−X線に沿った表示装置の断面構造を示す図であ
る。図に示されたように、CCDカメラ200の鏡筒2
01にはハウジング210に取付可能にするため、球形
の突起部202が設けられている。鏡筒201内部には
撮像デバイス205と結像光学系203が組込まれてお
り、該撮像デバイス205によって検出された電気信号
は電子回路部206からカメラケーブル500を介して
外部のデータ処理部に送られる。また、該鏡筒201
は、結像光学系203を構成するレンズのうち少なくと
も1枚のレンズを該鏡筒201の軸方向に移動可能にす
る構造を備えており、当該CCDカメラ200のピント
は調節用ツマミ204によって行われる。
【0070】なお、この発明に係る双方向対話型システ
ムにおいては、撮像部であるカメラ200撮像デバイス
205の光電変換面208に垂直であって、該光電変換
面208を通る線5eと3対話者とのなす角は、上述の
視差角の範囲内である。この線分5eは該カメラ200
の撮像方向と略一致している。そして、表示部に取り付
けられたカメラ200は、該鏡筒201の所定部分を中
心に、図中矢印207で示された方向に該鏡筒201の
鏡筒軸(図中の線分5eに一致している)を移動させる
ことにより、該カメラ200の撮像方向(図中の線分5
eに一致している)を変えることができる。
【0071】以上のような構造を備えたCCDカメラ5
は、ハウジング210に直接取り付けられる把持部材2
40、250がCCDカメラ5の突起部202を把持す
ることにより取り付けられる。なお、該鏡筒201の突
起部202は球形であるので、CCDカメラ200の角
度は自由に変更することができ、これにより、該CCD
カメラ200の撮像方向5cを所望の方向に向けること
が可能となる。
【0072】次に、視差角について、図5を用いて説明
する。この明細書において、視差角とは、図5に示すよ
うに、モニタ画面8に表示された像9へ向けられた、撮
影される対話者3の視線と、CCDカメラ5へ向けられ
た、該対話者3の視線とがなす角度θを言う。換言すれ
ば、対話者3の視線に対するCCDカメラ5の設置位置
のずれ角を意味している。また、ここでいう視線一致と
は、昭和42年電気四学会連合大会(No.1998)
で報告されているように、CCDカメラ5の設置位置に
よる不自然さの許容限界以下を意味している。定量的に
は、視差角として、左右方向4.5°以下(像9の目の
中心Aに対し、該像9の両こめかみ側),真上方向12
°(像中心Aに対し、像9の頭部9b側),真下方向8
°(像中心Aに対し、像9の胴体側)以下を視線一致範
囲内としている。もちろん、この視差角は小さい方が良
く、左右上下方向3°以下が検知限界とされている。し
たがって、CCDカメラ5が設置可能な領域は、図6に
示された円錐領域である。なお、この円錐領域は、対話
者3の目30とモニタ画面8に表示された像9の中心点
A(この実施例では、像9の両目の中心を像9の中心点
Aとして定義している)とを結ぶ該対話者3の視線31
に対し、所定距離L(m)離れた時のモニタ画面8上の
視線一致領域9b、及び、該対話者3の目30の位置と
で規定される。
【0073】一方、CCDカメラ5をモニタ画面8に表
示されたB地点の対話者3Bの像9の目の位置(例え
ば、像中心A)に対する一定領域内であって、例えば、
像9の目の位置から上方約10cmに設置させる手段と
して、次の3つの手段がある。
【0074】第1の手段は、CCDカメラ5自体をモニ
タ画面8に対して移動させるものである。この第1の手
段を実現するため、モニタ画面8に表示された対話者3
(A地点及びB地点の対話者3A、3Bのいずれでもよ
い)の像9のモニタ画面8内における位置を画像認識処
理する撮像データ処理部60と、位置認識された像9に
対し、CCDカメラ5がモニタ画面8内の上記一定領域
に設置されるよう、該CCDカメラ5を移動させる駆動
機構が撮像ユニット6に設けられている。
【0075】第2の手段は、撮影される対話者3自身を
モニタ画面8に対して移動させるものである。この第2
の手段は、上記撮像データ処理部60で、モニタ画面8
に表示された対話者3自身の像9の、該モニタ画面8内
における位置を画像認識処理させるとともに、位置認識
された対話者3自身の像9に対して撮影される対話者3
自身の位置を調整する人物位置規定手段を設けることに
より実現できる。この人物位置規定手段としては、例え
ば、対話者3が座る椅子4が好ましい。また、各対話者
ごとの座面高さの調整は、この椅子4に設けられている
座高調節機構40を調節することにより可能である。な
ぜなら、椅子4の設置位置(モニタ画面8からの距離
等)は予め固定されるので、一旦対話者3が椅子4に座
ると、対話者3に対する左右方向の位置調整は不要にな
るからである。すなわち、対話者の位置を決めるための
不確定要素は、各対話者間の体格差に起因する上下方向
のずれのみであることから、各対話者ごとに座高調整を
行うことにより、充分第2の手段を実現することができ
る。
【0076】第3の手段は、モニタ画面8に表示される
対話者3(A地点及びB地点の対話者3A、3Bのいず
れでもよい)の像9を、予め設置位置が固定されたCC
Dカメラ5に対して相対的に移動させるものである。こ
の第3の手段は、上記各手段と同様に、まず、撮像ユニ
ット6に設けられた撮像データ処理部60により、モニ
タ画面8内における像9の位置を認識し、そして、この
像9の表示位置を移動させる必要がある。これにより、
相対的にCCDカメラ5を上記一定領域に存在させるこ
とができる。
【0077】次に、図7のフローチャートを用いてCC
Dカメラ5の初期設定動作(視線一致のための初期設定
動作)を説明する。なお、この設定動作を概念的に説明
するための図を図9に示す。
【0078】まず、対話者3は自分をCCDカメラ5に
撮影させ(ステップST1)、該CCDカメラ5によっ
て撮影された自己の像9を表示部21のモニタ画面8に
表示させる(ステップST2)。このとき、CCDカメ
ラ5の設置位置が対話者3の視線(対話者の目と像9の
中心点Aとを結ぶ線)と一致していると(視差角が0
゜)、該CCDカメラ5の存在が対話障害を引き起こ
す。
【0079】そこで、このCCDカメラ5を上方へΔh
だけ移動させ(ステップST3)、対話障害にならない
位置であって視線一致の許容領域内(例えば、図6に示
された領域)に該CCDカメラ5を設置し直す。すなわ
ち、該CCDカメラ5を対話者3から見て像9の頭髪部
分9bに重なるよう設置する。
【0080】以上のように、CCDカメラ5の設置位置
をΔhだけ移動させると、CCDカメラ5の撮像方向も
実際の対話者3に向けられなくなる。そこで、CCDカ
メラ5の移動に合わせて該CCDカメラ5の設置角度を
Δθだけ下方修正する(ステップST4)。このよう
に、対話者3とモニタ画面8との距離Lに対する移動量
Δhの関係から決定される視差角が3゜以内になるよ
う、CCDカメラ5の設置位置及び設定角度を予め調整
することにより、視線一致状態を保持できる。
【0081】具体的には、対話者3が身長の低い子供の
場合、椅子4の座高調節機構40により該子供の座高高
さを調節するとともに、CCDカメラ5の角度を下方に
修正し、さらに、モニタ画面8に表示されている像9そ
のものを移動させることが好ましい。
【0082】一方、モニタ画面8に表示される対話者3
(A地点及びB地点の対話者3A、3Bのいずれでもよ
い)の像9を移動させる動作を、図8のフローチャート
を用いて説明する。なお、図10は、この画像移動処理
を概念的に説明するための図である。また、この画像移
動処理は撮像ユニット6の撮像データ処理部60あるい
は処理ユニット26(表示制御部285)で行われる。
【0083】まず、受信した相手側対話者あるいは自己
の、モニタ画面8に表示された像9から基準点を特定す
る(ステップST5)。この基準点は像9の目の位置
(図中点線で示す)の中心(点A)から上方10cmの
点、あるいは2値化処理することにより容易に得られる
該像9の輪郭のうち、像9の頭頂部に相当する点(CC
Dカメラ5が本来存在すべき位置)とする。
【0084】続いて、現実のCCDカメラ5の設置位置
に相当する位置810を、モニタ画面8の絶対座標80
0から求め、すでに得られた基準点の位置820と該現
実の位置810とのずれ量が許容範囲内であるか否かを
判断する(ステップST6)。もし、この段階ですれ量
が許容範囲を超えていれば、像9の表示位置がずれてい
ると判断し、該基準点の座標820を始点とし、該現実
の位置810を終点とするベクトル830を算出する
(ステップST7)。そして、図10に示すように得ら
れたベクトル830に基づいて、ずれている像9を平行
移動させる(ステップST8)。
【0085】この発明では、伝送手段を介して対話者間
の視線を一致させる手段は、上述した第1から第3のど
の手段を用いても構わず、また、これら手段を組み合わ
せて用いても良い。双方向対話においては、対話者双方
の各椅子4のモニタTV1からの距離Lをある範囲に固
定し、上述した第2の手段によって各椅子4の高さを座
高調節機構40によって上下方向に調整すれば、モニタ
画面8内に表示される対話者3の像9の顔の位置はほぼ
一定領域内に存在することになる。なお、対話者ごとの
顔の大きさ、目の位置等の微調整が必要とされる範囲
は、実験の結果、数cm〜数10cm以内であることを
発明者は確認した。したがって、この微調整は、上述し
た第2の手段によってモニタ画面8に表示された対話者
3の像9の表示位置を移動させるのが有効である。この
表示移動により、椅子4の座高調節機構40の調整だけ
で対話者相互の視線一致を容易に図ることが可能とな
る。また、CCDカメラ5の側に複雑な移動メカニズム
や光学処理装置を設けなくても済む。上述した実施例で
は、CCDカメラ5の設置位置をモニタ画面8に表示さ
れた対話者3の像9の目の位置から上方10(cm)の
位置としたが、上記第3の手段による画像表示移動によ
れば、この距離hを容易に変更することができる。
【0086】この実施例の撮影装置600は、通常市販
されているTV装置に後付けすることが可能である。し
たがって、反射/透過を切り替える表示装置を用いる前
述した第2の従来技術のように専用機を開発する必要は
なく、安価に上述の撮影装置を実現することができる。
また、前述した第1および第3の従来技術のように特殊
なハーフミラーや反射ミラーなどの光学部品を一切必要
としない。よって、装置構成が簡略化されるとともに、
ミラーによって対話者像が暗くなるといったこともな
い。また、広い画角を得るためにミラーを大きくする結
果、画面表示が妨げられるといった問題も、以上説明し
た実施例による撮影装置では生じない。よって、この発
明に係る双方向対話型システムによれば、大きな画面の
画像表示装置を用いた双方向対話が容易に実現される。
【0087】次に、この発明に係る双方向対話型システ
ムにおける端末装置20A、20Bの論理構成図を、図
11を用いて説明する。なお、当該システムは、遠隔地
にいる対話者間における現実的なカウンセリングを実現
するシステムを志向しており、対話者間の視線を一致さ
せる機構の他、理想的なカウンセリング環境を実現する
ための種々の機能を備えている。また、以下に説明され
る構成はA地点及びB地点の端末装置のいずれにも共通
する構成である。
【0088】まず、この端末装置は、処理ユニット26
に撮像データ処理部60を含めた一体構成の装置であ
る。ここで、撮像データ処理部60はCCDカメラ5か
らの撮像データを取込み、所定の処理を行うデータ処理
部600aと、該CCDカメラ5の設定位置及び設定角
度を調節するための駆動機構600cを制御する駆動制
御部600bを備える。
【0089】この端末装置では、当初はモニタ画面8
を、図12に示すような既定の領域分割を行って表示を
行う。当初の画面8には、図12に示すようなレイアウ
トで、(1)モニタ画面8の上方中央部を占める、対話の
相手像を表示する、拡張/縮小可能な領域81と、(2)
モニタ画面8の視認者のみが使用し、対話の相手には見
せない非共有情報である視認者用のメモを表示する、領
域81の左側を占め、領域81の拡張/縮小に応じて縮
小/拡張するメモ板領域82aと、(3)モニタ画面8の
視認者のみが使用し、対話の相手には見せない非共有情
報である視認者用のデータ検索用情報を表示する、領域
81の右側を占め、領域81の拡張/縮小に応じて縮小
/拡張するデータ検索板領域82bと、(4)領域81お
よび領域82a、82bの下方を占め、領域81の拡張
/縮小に応じて縮小/拡張する、モニタ画面8の視認者
および対話の相手との双方で共有する共有情報を表示す
る領域83とを表示する。ここで、メモ板領域82aと
データ検索板領域82bとで非共有情報領域を構成す
る。
【0090】また、画面8の上方枠付近に、(4)画面8
の操作を指示するための操作表示の領域84を表示す
る。
【0091】この端末装置では、文字図形入力装置27
2からの入力情報または受信した伝送情報に応じて各領
域のレイアウトや表示内容が変化する。
【0092】一方の端末装置における領域81の拡張/
縮小に連動して、他方の端末装置においても領域81が
拡張/縮小する。
【0093】以下、対話中の双方の端末装置では、一方
の端末装置における領域81の拡張/縮小の発生は、伝
送情報として他方の端末に通知され、一方の端末装置に
おける領域81の画面8(8Aまたは8B)に対する相
対関係と同様の関係で、他方の端末装置の画面8(8B
または8A)に対話の相手像が表示されるものとする。
こうした対称型の構成は、特に一般のビジネスユースな
どに好適である。
【0094】なお、カウセンリングの用途の場合には、
カウンセラ側の端末でのみ能動的に領域81の拡張/縮
小が行えることが望ましいことがある。こうした場合に
は、カウセンラ側の端末装置からのみ、領域81の拡張
/縮小情報が伝送情報として伝送される構成とすること
になる。
【0095】図11に示すように、文字・図形入力装置
272は、キーボード装置、ポインティング・デバイ
ス、さらには、対話者の手元に配置されたペン入力装置
(タッチパネルとペン)を備える。また、キーボード装
置と該ペン入力装置との双方を備えることとして適宜選
択可能とすることもできる。
【0096】文字・図形入力装置272から入力された
情報は、文字・図形入力制御部286を介して、共有/
非共有判別部279に入力する。共有情報と判定された
場合には、入力情報が表示制御部285へ向けて出力さ
れるとともに、主送受信システム288または無線シス
テム287、および伝送手段27を介して、相手側の端
末装置へ向けて伝送される。一方、非共有情報と判定さ
れた場合には、入力情報が表示制御部285へ向けての
み出力される。
【0097】本実施形態の端末装置では、ポインティン
グ・デバイスで領域84を操作したり、領域81、領域
82a、領域82b、または領域83の選択や各領域内
の位置指定を行う。こうした、ポインティング・デバイ
スからの入力情報は、非共有情報として処理される。
【0098】ポインティング・デバイスで領域81を選
択すると、領域81の拡張/縮小が可能となる。拡張と
縮小との区別あるいは拡張率または縮小率の指定は、キ
ーボード装置またはペン入力装置で実施する。キーボー
ド装置またはペン入力装置からの入力情報による拡張/
縮小の指定に応じて、上述のようにして決定した基準点
を基準として、対話者間の視線を一致させつつ対話者像
の拡大/縮小を伴う、領域81の拡張/縮小を実施す
る。キーボード装置またはペン入力装置からの拡張/縮
小情報は、共有情報として処理され、対話の相手側端末
にも伝送される。相手側端末は拡張/縮小情報を受信す
ると、拡張/縮小情報に応じて、領域81の拡張/縮小
を実施する。
【0099】領域81の拡張/縮小にともなって、領域
82a、領域82b、および領域83が縮小/拡張され
る。図13は図12のレイアウトから領域81が拡張さ
れた場合の画面8のレイアウトを示し、図14は図12
のレイアウトから領域81が縮小された場合の画面8の
レイアウトを示す。
【0100】ポインティング・デバイスで領域82aを
選択すると、メモ板としての領域82aへのメモ情報の
書き込みが可能となる。この状態で、キーボード装置ま
たはペン入力装置から文字情報または図形情報を入力す
ると、非共有情報として処理され、表示制御部285を
介してモニタ1へ通知され、領域82aにメモ情報が表
示される。こうして、個人的にのみ使用されるメモを画
面8に表示することができる。
【0101】ポインティング・デバイスで領域82bを
選択すると、データ検索板としての領域82bでのデー
タ検索が可能となる。この状態で、キーボード装置また
はペン入力装置から検索指示を入力すると、非共有情報
として処理され、表示制御部285へ通知される。検索
指示は、領域82bに表示されるとともに、表示制御部
285によって解析され、表示情報データベース266
内が検索され、該当データが領域82bに表示される。
こうして、個人的にのみ使用されるデータを画面8に表
示することができる。
【0102】ポインティング・デバイスで領域83を選
択すると、共有情報板としての領域83への共有情報の
書き込みが可能となる。この状態で、キーボード装置ま
たはペン入力装置から文字情報または図形情報を入力す
ると、共有情報として処理され、表示制御部285を介
してモニタ1へ通知され、領域83に共有情報が表示さ
れるとともに、伝送手段を介して相手側端末装置へ共有
情報が伝送される。相手側端末は共有情報を受信する
と、共有情報を領域83に表示する。なお、領域83に
は、対話相手側の端末装置から受信した共有情報も表示
される。こうして、共有情報を対話者の双方で参照しな
がら、対話を進行することができる。
【0103】なお、領域82a、82b、83にはスク
ロール機能を付与することが好適である。図12におい
ては、各領域の右側の端部にスクロール指示部を用意し
ている。
【0104】文字や図形を交えてカウンセリングを行う
ことによりスムースな対話が可能となるが、こうした文
字・図形入力装置272として、対話者の選択により、
該対話者の音声を入力して認識し、文字情報に変換して
表示できることが、スムースな対話の成立にとって最も
好適である(この機能は主制御部273の制御の下、音
声・音響出力制御部282が行う)。
【0105】音声出力部23は、背景音楽(BGM)を
出力する機能284と、自動的に対話音量を検出して背
景音楽の出力音量を調節する音量調節機能283を備え
た音声・音響出力制御部282によって出力制御されて
いる。この音声・音響出力制御部282は、対話音量が
所定時間にわたって略零であることを検出すると、該検
出結果に基づいて、背景音楽の出力を開始、背景音楽の
音量の増大、または背景音楽の音量の減少を調整する。
またこの音声・音響出力制御部282は対話者3の音声
の聞き取りに支障を起こすことなく、該対話者3の心を
落ち着かせる背景音楽を、相手側の対話者の音声に重畳
させて出力することができる。特に、沈黙が継続した場
合に背景音楽を開始したり音量を変化させると対話者3
の緊張が解け、該対話者3をなごませることができるか
らである。
【0106】音声入力部24は、望遠マイクが好まし
い。一般にマイクは、テーブル付きや胸元に付けるもの
を採用することも可能であるが、テーブル付きマイクは
カウンセリングの際の意識障害になったりする場合があ
る。また、胸元マイクは、過って離席すると、コードが
壊れることがある。そこで、存在を意識しないですむ望
遠マイクを表示部21の上部に配置するか、該表示部2
1に組込んでおくことが好ましい。なお、対話者3の視
線は既に認識されているので、口元へ集音方向を向ける
ことにより指向性を高めることが可能になる。
【0107】図15は、図12の領域81の表示を高度
化した、モニタ画面8の表示例の説明図である。図15
に示すように、領域81には、第1の領域に、人物像8
11に加えて、表示された人物像に応じた人物の識別情
報812である、氏名および固有情報である住所が表示
される。また、積算対話時間および残存対話時間が棒グ
ラフ813として表示される。
【0108】識別情報812は、表示人物像811の人物
に応じて、表示情報データベース266に格納されたデ
ータあるいはキーボード装置から入力されたデータに基
づいて表示制御部285が表示する。
【0109】また、棒グラフ813は、主制御部273
での会話時間監視の結果に基づいて表示制御部285が
表示する。
【0110】人物像と人物像に応じた氏名や住所とが同
時に表示されると、初対面の対話相手であっても、名前
などでの呼びかけが容易となり、フレンドリな会話を構
成しやすい。また、氏名と顔を同時に見ることにより記
憶もしやすくなる。なお、表示人物の識別番号、所属グ
ループ、面談回数などを表示することも可能である。
【0111】積算対話時間または残存対話時間に応じた
情報(文字表示、棒グラフ表示など)が表示されること
により、限られた会話時間をチェックしながら対話を進
行することができる。この結果、1対Nの片方向会話方
式(講義スタイル)と併用する、特定の人との1対1の
双方向対話(例えば、質疑応答など)時に、特定の人に
偏らない、一定時間での対話管理が容易となる。
【0112】更に、第1の領域での人物像の表示の開
始、人物像の表示の終了、または他の人物像への切換え
に連動して効果音を出力することが好ましい。ここで、
効果音は、表示される人物像の人物固有に選択されるこ
とが好適である。
【0113】こうした効果音は、対話管理を行なう主制
御部273に指示に基づいて、音声・音響出力制御部2
84が出力する。
【0114】人物像の表示の開始、人物像の表示の終
了、または他の人物像への切換えに連動して効果音が出
力されることにより、こうした画面の変化に連動して、
まず、音声刺激が作用するので、無音状態からいきなり
画面が発生する場合よりも、心の準備時間を形成するこ
とができる。効果音の出力時間は、一般には、2〜15
秒で十分である。また、終了時には、いきなり画像が消
えると淋しさが増大する場合がある。したがって、効果
音とともに徐々に画面が終了すれば、心の準備時間を形
成することができる。
【0115】なお、効果音は、徐々に大きくする、また
は、小さくするなど、音量変化やリズム変化などを使い
分けるとよい。もちろん、曲の一部を使用してもよい。
【0116】さらに、効果音を人物ごとに使いわけれ
ば、効果音に個性を付加することができ、効果音を聴い
ただけで人物識別が可能となる。
【0117】また、対話中の人物との対話の残存時間が
所定時間となると、対話時間終了を予告する音声を出力
したり、対話時間終了を予告する画像を表示したりする
ことが好ましい。
【0118】終了予告の音声は、対話管理を行なう主制
御部273に指示に基づいて、音声・音響出力制御部2
84が出力する。また、終了予告の画像は、対話管理を
行なう主制御部273に指示に応じて、表示情報データ
ベース266に格納された表示データに基づいて表示制
御部285が表示出力する。
【0119】対話終了のカウントダウンに対応する音声
出力や画像表示により時間制限のある対話終了をスムー
スに進行できる。特に、対話を打ち切りにくい場合であ
っても、カウントダウン表示とともに、例えば動物が木
に登って、カウントダウンに応じてリンゴを食べるな
ど、楽しい個性的なアニメーションを用いてビジュアル
化すると、対話者相互で受入れやすい。
【0120】また、人物像の表示の前、または、表示の
終了後に、該当人物に応じた情報を所定時間にわたって
表示したり、音声出力したりすることが好ましい。
【0121】上記の表示は、対話管理を行なう主制御部
273に指示に応じて、表示情報データベース266に
格納された表示データに基づいて表示制御部285が表
示出力する。
【0122】また、上記の音声出力は、対話管理を行な
う主制御部273に指示に基づいて、音声・音響出力制
御部284が出力する。
【0123】人物像の表示の前後に、該当人物に応じた
情報を所定時間にわたって表示したり、音声出力したり
することにより、対話準備やマイルドな終了雰囲気の形
成が可能となる。こうれは、上記の効果音と組合せるこ
とが可能であるし、メッセージなどを取り込んでもよ
い。さらに、人物像に対応した個別のCMとしても作用
させることも可能であり、多種多様の雰囲気形成が可能
となる。
【0124】また、領域81において表示されている人
物像から他の人の人物像への切換えに連動して、領域8
2a、82bおよび領域83のいずれか一方の表示を、
他の人に応じて切換えることが好ましい。
【0125】こうした切換えは、対話管理を行なう主制
御部273に指示に応じて、表示情報データベース26
6に格納された表示データに基づいて表示制御部285
が行なう。
【0126】表示人物像811に連動して、共有情報
(領域83)や非共有情報(領域82a、82b)を表
示人物像に応じて自動表示することにより、これらの情
報の検索などの一部(少なくとも対話開始当初の検索)
が不要となる。特に、1対Nの片方向会話方式(講義ス
タイル)と併用する、特定の人との1対1の双方向対話
(例えば、質疑応答など)時に有効である。
【0127】図1では、伝送手段27として、互いに独
立な伝送路を2つ用意したが3以上であってもよい。ま
た、伝送路は、光ファイバ伝送路31や衛星通信伝送路
32の他に、同軸ケーブル伝送路や他の無線伝送路を使
用してもよい。
【0128】さらに、この発明に係る双方向対話型シス
テムは対話使用中の伝送路が故障した場合、それを検出
し、使用する伝送路を自動切換するバックアップ・シス
テムを備える。複数の伝送路で接続することにより、対
話中(あるいはカウンセリング中)における伝送路の故
障が発生した場合には、他の伝送路を使用して対話を継
続することができる。こうした場合、他の伝送路では少
なくとも音声の伝送を確保することが好ましい。一般
に、回線異常は、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、
または伝送装置の以上が原因と考えられるので、他の伝
送路は無線系としておくことが好ましい。
【0129】本発明は上記の実施形態に限定されるもの
ではなく、変形が可能である。たとえば、表示画面を印
刷する画像印刷装置(プリンタ270)、または、表示
画面情報を格納する格納手段(例えば、バックアップ用
D/B264等、ICカード等269)を更に備えて構
成することが可能である。格納手段としては、光カー
ド、ICカード、光ディスク、または光磁気ディスクが
使用できる。この場合、対話中の情報、特に対話中で使
用した文字や図形の情報の保存が可能となる。
【0130】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明の双
方向対話型システムによれば、対話の相手の表情を視線
を一致させて観察しながら、個人的な情報を相手に見せ
ない非共有情報として表示するとともに、共有すべき情
報を双方に表示して共有しながらの会話を可能とする統
合化コミュニケーションを対話者の夫々にとって1つの
画面内で成立させることができる。この結果、カウンセ
リングやマルチメディアコミュニケーションを円滑化し
て進行させることができるので、問題解決のための時間
の短縮化でき、更に、より創造的な解決や目標、あるい
はアプローチ手段を発見しやすくすることが可能とな
る。
【0131】また、心理的には、視線一致した対話者像
を見ながら同時に認識できる文字・図形情報刺激によ
り、人間の感情・感性的なコミュニケーションと、論理
的思考とが同時に機能しやすくなり、右脳・左脳の活性
バランスがとれ、より創造問題解決型のコミュニケーシ
ョンを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る双方向対話型システム全体を示
す論理構成図である。
【図2】図1の撮像装置を示す図であって、CCDカメ
ラ(撮像部)の所定位置への設置方法を説明するための
図である。
【図3】当該双方向対話型システムにおける端末装置の
他の例を示す図である。
【図4】図3に示された支持機構の、CCDカメラの取
り付け構造を示す図であって、図3のX−X線に沿った
断面図である。
【図5】視差角を説明するための図である。
【図6】CCDカメラが設置されるべき領域を示す図で
ある。
【図7】CCDカメラの初期設置動作を説明するための
フローチャートである。
【図8】モニタに表示された像を、対話者間で視線が一
致するよう移動させるための動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図9】図7のフローチャートで説明される、CCDカ
メラの初期設置動作を概念的に説明するための図であ
る。
【図10】図7のフローチャートで説明される、モニタ
に表示された像の移動動作を概念的に説明するための図
である。
【図11】図1に示された端末装置の全体構成を示す論
理ブロック図である。
【図12】図1のモニタによって表示される表示画面の
画面構成例を示す図である。
【図13】図12の領域81の拡張後のモニタによって
表示される表示画面の画面構成例を示す図である。
【図14】図12の領域81の縮小後のモニタによって
表示される表示画面の画面構成例を示す図である。
【図15】図1のモニタによって表示される表示画面の
画面構成例を示す図である。
【符号の説明】
1…モニタTV、2…テーブル、3…対話者、4…椅
子、5、200…撮像装置(CCDカメラ)、6…撮像
ユニット、8…画面、9…対話者像、10、110…支
持機構、20…端末装置、21…表示部、23…スピー
カ、24…マイク、25、272…文字図形入力装置、
26…処理ユニット、27…伝送手段、60…撮像デー
タ処理部、81…対話者像領域、82…非共有情報領
域、83…共有情報領域、84…操作用領域、271…
共有/非共有判別部、275対話処理部、281、60
0c…駆動機構、269…記録媒体、279…音声・音
響データ処理部、282…音声・音響出力制御部、28
5…表示制御部、600、601…撮像装置。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1対話者のいる第1地点に設置された
    第1端末装置と、該第1地点から相当距離離れた地点で
    あって第2対話者のいる第2地点に設置された第2端末
    装置と、該第1端末装置と該第2端末装置の間におい
    て、少なくとも該第1対話者及び第2対話者の画像デー
    タを有する伝送情報の双方向通信を可能にするための伝
    送手段を備えた双方向対話型システムにおいて、 少なくとも前記第1端末装置は、 前記伝送手段を介して受信した、前記第2対話者の像を
    モニタ上に表示する表示部であって、人物像の頭頂部近
    傍であって、前記撮像部が実際に設置されている位置に
    対応した該人物像の一部分を検出し、該検出された該人
    物像の一部分を固定した状態で、該人物像全体の拡大あ
    るいは縮小を行うとともに、前記モニタ上の前記人物像
    が表示されている第1の領域以外の第2の領域に、前記
    第2の端末装置にも同時に表示される文字および図形の
    少なくともいずれかを表示し、前記モニタ上の前記第1
    の領域または前記第2の領域以外の第3の領域に、前記
    第2の端末装置には表示されない文字および図形の少な
    くともいずれかを表示する表示制御部を備える表示部
    と、 前記表示部のモニタ画面に対し、前記第1対話者の位置
    を規定する位置規定手段と、 前記伝送手段を介して前記第2端末装置に、前記第1対
    話者の像の送信を可能にする装置であって、該第1対話
    者を直接撮像する撮像部と、該撮像部の撮像方向を直接
    該第1対話者に向けた状態で、該第1対話者と前記モニ
    タとの間の所定位置に該撮像部を設定させるための支持
    機構とを有する撮像装置とを備え、 前記撮像部は、前記位置規定手段によって特定された第
    1対話者からモニタまでの距離、および、該第1対話者
    の視線と該第2対話者のモニタ像の視線とが一致したと
    判断される所定の視差角、とによって定義される所定領
    域内に設置されたことを特徴とする双方向対話型システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第1の領域の拡張または縮小に応じ
    て、前記第2の領域および前記第3の領域を縮小または
    拡大する、ことを特徴とする請求項1記載の双方向対話
    型システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の端末装置における前記第1の
    領域の拡張または縮小に連動して、前記第2の端末にお
    ける第1の領域が拡張または縮小する、ことを特徴とす
    る請求項1記載の双方向対話型システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の領域は前記モニタ上の上方か
    つ中央部に配置され、前記第2の領域は前記モニタ上の
    前記第1の領域の下方に配置され、前記第3の領域は前
    記モニタ上の前記第1の領域の側方に配置される、こと
    を特徴とする請求項1記載の双方向対話型システム。
  5. 【請求項5】 前記伝送情報は、文字情報または図形情
    報を更に備え、伝送されて来た文字情報または図形情報
    に基づいて文字または図形は、前記表示部の前記第2の
    領域に表示されることを特徴とする請求項1記載の視線
    一致型対話システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の端末装置は、前記文字または
    前記図形を入力する文字図形入力装置を更に備え、前記
    文字図形入力装置から入力された前記文字または前記図
    形は、前記表示部の前記第2の領域または前記第3の領
    域に表示されるとともに、前記第2の領域に表示される
    前記文字または前記図形に応じた前記文字情報または前
    記図形情報を前記第2の端末装置へ向けて出力すること
    を特徴とする請求項1記載の視線一致型対話システム。
  7. 【請求項7】 前記文字図形入力装置は、前記第1の対
    話者の音声入力して認識し、文字情報に変換する音声認
    識装置、前記第1の対話者の手元に配置されたキーボー
    ド装置、および前記第1の対話者の手元に配置されたペ
    ン入力装置の少なくとも1つを備えることを特徴とする
    請求項6記載の視線一致型対話システム。
  8. 【請求項8】 前記文字図形入力装置は、表示されてい
    る画面の位置を指し示すポインタ位置を入力するポイン
    タ入力部を備えることを特徴とする請求項6の視線一致
    型対話システム。
  9. 【請求項9】 前記撮像部は、前記位置規定手段によっ
    て特定された前記距離と前記所定の視差角とによって定
    義される前記所定領域内であって、前記第1対話者から
    見て前記第2対話者のモニタ像の一部を遮る位置に設置
    されることを特徴とする請求項1記載の双方向対話型シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記第1対話者の視線と前記第2対話
    者のモニタ像の視線を一致させる前記視差角は、該第1
    対話者の視線に対し、該第1対話者から見てモニタ画面
    の左右方向が4.5°以下,真上方向が12°以下およ
    び真下方向が8°以下であることを特徴とする請求項1
    記載の双方向対話型システム。
  11. 【請求項11】 前記第1対話者の視線と前記第2対話
    者のモニタ像の視線を一致させる前記視差角は、該第1
    対話者の視線に対し、該第1対話者から見てモニタ画面
    の前記左右方向および前記上下方向がそれぞれ3°以下
    であることを特徴とする請求項10記載の双方向対話型
    システム。
  12. 【請求項12】 前記第1端末装置は、前記モニタ上に
    表示された前記第1対話者自身の像の、該モニタ上の位
    置を認識する処理ユニットを備え、 前記第1端末装置の撮像装置は、前記処理ユニットによ
    り位置認識された前記第1対話者に対して相対的に、前
    記撮像部の位置を移動させるか、あるいは該撮像部の撮
    像角度を変える駆動機構を備えることを特徴とする請求
    項1記載の双方向対話型システム。
  13. 【請求項13】 前記第2端末装置は、少なくとも、前
    記第2対話者を撮像する第2地点撮像部と、該第2地点
    撮像部の位置を移動させるか、あるいは該第2地点撮像
    部の撮像角度を変える第2地点駆動機構を備え、 前記第1端末装置の処理ユニットは、前記伝送手段を介
    して受信され前記モニタ上に表示された前記第2対話者
    の像の、該モニタ上の位置を認識し、該第2対話者に対
    して相対的に、前記第2地点撮像部の位置を移動させる
    か、あるいは該第2地点撮像部の撮像角度を変えるため
    の制御信号を、前記伝送手段を介して前記第2端末装置
    に送信することを特徴とする請求項12記載の双方向対
    話型システム。
  14. 【請求項14】 前記第1端末装置は、前記モニタ上に
    表示された前記第1対話者自身の像の、該モニタ上の位
    置を認識する処理ユニットを備え、 前記位置規定手段は、前記処理ユニットにより位置認識
    された前記第1対話者自身のモニタ像の目の位置に対し
    て撮影される前記第1対話者自身の目の位置を調整する
    機構を備えることを特徴とする請求項1記載の双方向対
    話型システム。
  15. 【請求項15】 前記第2端末装置は、少なくとも、前
    記第1対話者の像をモニタに表示する第2地点表示部
    と、前記第2対話者の位置を規定する手段であって、モ
    ニタ像の目の位置に対して該第2対話者の目の位置を調
    節する機構を備えた第2地点位置規定手段を備え、 前記第1端末装置の処理ユニットは、前記伝送手段を介
    して受信され前記モニタ上に表示された前記第2対話者
    の像の、該モニタ上の位置を認識し、該第2地点表示部
    のモニタ像の目の位置に対して、該第2対話者の目の位
    置を調節するための制御信号を、前記伝送手段を介して
    前記第2端末装置に送信することを特徴とする請求項1
    4記載の双方向対話型システム。
  16. 【請求項16】 前記撮像装置の支持機構は、前記撮像
    部を直接支持するための透明部材を備えることを特徴と
    する請求項1記載の双方向対話型システム。
  17. 【請求項17】 前記位置規定手段は、座高調節機構を
    備えた椅子であることを特徴とする請求項1記載の双方
    向対話型システム。
  18. 【請求項18】 前記位置規定手段は、前記第1対話者
    と前記表示部との間に設置された、所定の高さを持った
    テーブルであることを特徴とする請求項1記載の双方向
    対話型システム。
  19. 【請求項19】 前記位置規定手段は、その上に前記表
    示部が直接設置された、所定の高さを持ったテーブルで
    あることを特徴とする請求項1記載の双方向対話型シス
    テム。
  20. 【請求項20】 前記表示部は、該表示部の裏面から該
    表示部の前面のモニタ画面とを連絡する貫通孔を有し、
    前記撮像部は、その先端が前記表示部の貫通孔を貫通し
    該撮像部の先端が前記モニタ画面の前方に突出した状態
    で、前記支持機構により該表示部に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の双方向対話型システ
    ム。
  21. 【請求項21】 前記撮像部は、該撮像部の所定部位を
    中心に回転可能な状態で、前記支持機構により前記表示
    部に取り付けられており、これにより、該撮像部の撮像
    方向は所望の方向に変更されることを特徴とする請求項
    20記載の双方向対話型システム。
  22. 【請求項22】 前記第1端末装置は、さらに、前記表
    示部と前記撮像部との取付け角度を変える駆動機構を備
    えることを特徴とする請求項21記載の双方向対話型シ
    ステム。
  23. 【請求項23】 前記第1端末装置は、前記モニタ上に
    表示される前記第2対話者の像の表示位置を調節する処
    理ユニットを備え、この処理ユニットは、 前記伝送手段を介して受信されモニタ上に表示された前
    記第2対話者の像に基づいて、前記撮像部が本来存在す
    べき該モニタ像上における仮想位置を基準点として特定
    し、 前記撮像部が実際に設置されている位置に対応する前記
    モニタ上の座標と、前記得られた基準点の前記モニタ上
    の座標に基づいて、前記第2対話者のモニタ像のずれを
    検出し、 前記基準点の前記モニタ上の座標を始点とするととも
    に、前記撮像部の設置位置に対応する前記モニタ上の座
    標を終点としたベクトルを算出し、 得られた前記ベクトルに基づいて、前記第2対話者のモ
    ニタ像を平行移動させることを特徴とする請求項1記載
    の双方向対話型システム。
  24. 【請求項24】 前記処理ユニットは、前記伝送手段を
    介して受信され前記モニタ上に表示された前記第2対話
    者の像の両方の目の、該モニタ上の各表示位置をそれぞ
    れ検出し、該両方の目の中央から該モニタの上方に所定
    距離離間した、該モニタ上の位置を前記基準点として特
    定することを特徴とする請求項23記載の双方向対話型
    システム。
  25. 【請求項25】 前記処理ユニットは、前記伝送手段を
    介して受信され前記モニタ上に表示された前記第2対話
    者のモニタ像の頭頂部に相当する該モニタ上の位置を基
    準点として特定することを特徴とする請求項23記載の
    双方向対話型システム。
  26. 【請求項26】 前記第1端末装置は、前記第1の領域
    に、前記人物像に加えて、前記人物像に応じた人物の識
    別情報である、氏名、識別番号、または固有情報が更に
    表示する、表示制御部を更に備える、ことを特徴とする
    請求項1記載の双方向対話型システム。
  27. 【請求項27】 前記第1端末装置は、前記第1の領域
    に、前記人物像に加えて、表示されている人物像の人物
    との積算対話時間または残存対話時間に応じた情報が更
    に表示する表示制御部を更に備える、ことを特徴とする
    請求項1記載の双方向対話型システム。
  28. 【請求項28】 前記第1端末装置は、伝送されてきた
    音声情報に基づく音声に加えて、前記第1の領域での前
    記人物像の表示の開始、前記人物像の表示の終了、また
    は他の人物像への切換えに連動して効果音を更に出力す
    る音声出力制御部を更に備える、ことを特徴とする請求
    項1記載の双方向対話型システム。
  29. 【請求項29】 前記効果音は、表示される人物像の人
    物固有に選択される、ことを特徴とする請求項28記載
    の双方向対話型システム。
  30. 【請求項30】 前記第1端末装置は、伝送されてきた
    音声情報に基づく音声に加えて、前記第1の領域におけ
    る対話中の人物との対話の残存時間が所定時間となる
    と、対話時間終了を予告する音声を出力する音声出力制
    御部を更に備える、ことを特徴とする請求項1記載の双
    方向対話型システム。
  31. 【請求項31】 前記第1端末装置は、前記人物像に加
    えて、前記第1の領域における対話中の人物との対話の
    残存時間が所定時間となると、対話時間終了を予告する
    画像を表示する表示制御部を更に備える、ことを特徴と
    する請求項1記載の双方向対話型システム。
  32. 【請求項32】 前記第1端末装置は、対話対象の候補
    の人物に関する情報を格納する格納装置を更に備えると
    ともに、前記第1の領域への前記人物像の表示の前、ま
    たは、表示の終了後に、前記格納装置に格納された該当
    人物に応じた情報を所定時間にわたって表示する表示制
    御部を更に備える、ことを特徴とする請求項1記載の双
    方向対話型システム。
  33. 【請求項33】 前記第1端末装置は、対話対象の候補
    の人物に関する情報を格納する格納装置を更に備えると
    ともに、前記第1の領域への前記人物像の表示の前、ま
    たは、表示の終了後に、前記格納装置に格納された該当
    人物に応じた情報を所定時間にわたって音声出力する音
    声出力制御部を更に備える、ことを特徴とする請求項1
    記載の双方向対話型システム。
  34. 【請求項34】 前記第1の領域において表示されてい
    る人物像から他の人の人物像への切換えに連動して、前
    記第2の領域および前記第3の領域のいずれか一方の表
    示を、前記他の人に応じて切換える表示制御部を更に備
    える、ことを特徴とする請求項1記載の双方向対話型シ
    ステム。
JP8142934A 1996-06-05 1996-06-05 双方向対話型システム Expired - Fee Related JP3027983B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8142934A JP3027983B2 (ja) 1996-06-05 1996-06-05 双方向対話型システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8142934A JP3027983B2 (ja) 1996-06-05 1996-06-05 双方向対話型システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09327006A true JPH09327006A (ja) 1997-12-16
JP3027983B2 JP3027983B2 (ja) 2000-04-04

Family

ID=15327049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8142934A Expired - Fee Related JP3027983B2 (ja) 1996-06-05 1996-06-05 双方向対話型システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3027983B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002016895A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Toshiba Corp テレビ電話装置
JP2003259322A (ja) * 2002-03-01 2003-09-12 Sumitomo Electric Ind Ltd 画像表示方法、表示装置及び双方向対話型システム
WO2006135052A1 (ja) * 2005-06-17 2006-12-21 Mitsubishi Electric Corporation 画像受信装置
GB2453549A (en) * 2007-10-09 2009-04-15 Praise Pod Ltd Recording of an interaction between a counsellor and at least one remote subject
JP2009081881A (ja) * 2008-11-28 2009-04-16 Sony Corp 画像処理装置および方法、並びに記録媒体
JP2009254498A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Yaskawa Information Systems Co Ltd 診断・観察装置
JP2016144071A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 株式会社リコー 位置制御装置、プログラム、画像表示装置および画像表示方法
JP2023137374A (ja) * 2022-03-18 2023-09-29 セイコーエプソン株式会社 表示方法、表示システムおよびプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002016895A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Toshiba Corp テレビ電話装置
JP2003259322A (ja) * 2002-03-01 2003-09-12 Sumitomo Electric Ind Ltd 画像表示方法、表示装置及び双方向対話型システム
WO2006135052A1 (ja) * 2005-06-17 2006-12-21 Mitsubishi Electric Corporation 画像受信装置
GB2453549A (en) * 2007-10-09 2009-04-15 Praise Pod Ltd Recording of an interaction between a counsellor and at least one remote subject
JP2009254498A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Yaskawa Information Systems Co Ltd 診断・観察装置
JP2009081881A (ja) * 2008-11-28 2009-04-16 Sony Corp 画像処理装置および方法、並びに記録媒体
JP2016144071A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 株式会社リコー 位置制御装置、プログラム、画像表示装置および画像表示方法
JP2023137374A (ja) * 2022-03-18 2023-09-29 セイコーエプソン株式会社 表示方法、表示システムおよびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3027983B2 (ja) 2000-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6137526A (en) Two-way interactive system, terminal equipment and image pickup apparatus having mechanism for matching lines of sight between interlocutors through transmission means
US6975991B2 (en) Wearable display system with indicators of speakers
JP6017592B2 (ja) 携帯型ビデオ通信システム
JP2021073589A (ja) アイフィードバックによるコミュニケーションを可能にするシステム及び方法
US20080298571A1 (en) Residential video communication system
US10802290B2 (en) Display device assembly
US20060074624A1 (en) Sign language video presentation device , sign language video i/o device , and sign language interpretation system
US10979666B2 (en) Asymmetric video conferencing system and method
JP2003186593A (ja) マルチウィンドウ表示方法及びシステム
USRE38884E1 (en) Two-way interactive system, terminal equipment and image pickup apparatus having mechanism for matching lines of sight between interlocutors through transmission means
JP3027983B2 (ja) 双方向対話型システム
JP7189406B2 (ja) コミュニケーション装置及び遠隔コミュニケーションシステム
JP3074679B2 (ja) 双方向対話型システム
JP3074677B2 (ja) 伝送手段を介して対話者間の視線を一致させる機構を備えた双方向対話型システム
JPH09130768A (ja) 伝送手段を介して対話者間の視線を一致させる機構を備えた双方向対話型システム、端末装置、及び撮像装置
JP2970661B2 (ja) モニタ像の表示方法
JPH09107534A (ja) テレビ会議装置及びテレビ会議システム
JP2025122943A (ja) 通信端末、表示方法、プログラム、通信管理システム
JPH10290789A (ja) 双方向対話型システム
JP4329300B2 (ja) マルチウィンドウ表示方法
JP3074678B2 (ja) 端末装置
US20250211457A1 (en) Telepresence with a human avatar
US20240265639A1 (en) Information processing apparatus and method
JP4595397B2 (ja) 画像表示方法、端末装置、及び双方向対話システム
JP2006093864A (ja) 画像表示方法、端末装置、及び双方向対話型システム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130204

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees