JPH09327171A - 昇降圧型チョッパの駆動方法 - Google Patents
昇降圧型チョッパの駆動方法Info
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- JPH09327171A JPH09327171A JP22025396A JP22025396A JPH09327171A JP H09327171 A JPH09327171 A JP H09327171A JP 22025396 A JP22025396 A JP 22025396A JP 22025396 A JP22025396 A JP 22025396A JP H09327171 A JPH09327171 A JP H09327171A
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- unit
- chopper
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- choke coil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】昇降圧型チョッパにおける入出力の電力変換効
率を良好にする。 【解決手段】入力側に直流電源を接続したトランジスタ
と該トランジスタの出力側にダイオードとチョークコイ
ルを接続してなる降圧部と、前記チョークコイルと、前
記チョークコイルの出力端を入力側とするトランジスタ
と、該トランジスタの出力側に接続されたダイオードと
コンデンサからなる昇圧部とで構成された昇降圧型チョ
ッパにおいて、前記各トランジスタの動作を制御する駆
動部の動作を独立させ、入力電圧の変化に応じて前記降
圧部と昇圧部の降圧動作または昇圧動作に必要のない側
の回路動作を停止させるようにした。
率を良好にする。 【解決手段】入力側に直流電源を接続したトランジスタ
と該トランジスタの出力側にダイオードとチョークコイ
ルを接続してなる降圧部と、前記チョークコイルと、前
記チョークコイルの出力端を入力側とするトランジスタ
と、該トランジスタの出力側に接続されたダイオードと
コンデンサからなる昇圧部とで構成された昇降圧型チョ
ッパにおいて、前記各トランジスタの動作を制御する駆
動部の動作を独立させ、入力電圧の変化に応じて前記降
圧部と昇圧部の降圧動作または昇圧動作に必要のない側
の回路動作を停止させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は各種の電子機器の電
源装置に用いられる昇降圧型チョッパに関するものであ
る。
源装置に用いられる昇降圧型チョッパに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の多様化、IC(半導体
集積回路)等の半導体装置の多様化に伴って直流電源の
電源電圧と異なる直流出力電圧を得なければならないこ
とがあり、このような場合、DC−DCコンバータが用
いられている。上記DC−DCコンバータにおいて、直
流電源電圧より低い直流出力電圧を得る場合は降圧型チ
ョッパが用いられ、逆に直流電源電圧より高い直流出力
電圧を得る場合は昇圧型チョッパが用いられており、ま
た、直流電源電圧がある範囲で変化し、直流出力電圧が
前記電源電圧の変化の範囲内の一定値に設定される場合
には前記降圧型チョッパと昇圧型チョッパの機能を兼ね
備えた昇降圧型チョッパが用いられている。
集積回路)等の半導体装置の多様化に伴って直流電源の
電源電圧と異なる直流出力電圧を得なければならないこ
とがあり、このような場合、DC−DCコンバータが用
いられている。上記DC−DCコンバータにおいて、直
流電源電圧より低い直流出力電圧を得る場合は降圧型チ
ョッパが用いられ、逆に直流電源電圧より高い直流出力
電圧を得る場合は昇圧型チョッパが用いられており、ま
た、直流電源電圧がある範囲で変化し、直流出力電圧が
前記電源電圧の変化の範囲内の一定値に設定される場合
には前記降圧型チョッパと昇圧型チョッパの機能を兼ね
備えた昇降圧型チョッパが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の昇降圧型チョッ
パは、図5に示すように、エミッタを直流電圧源21に
接続したトランジスタ22と、一端を前記トランジスタ
22のコレクタに接続し、他端を接地したダイオード2
3と、一端をトランジスタ22のコレクタに接続し、他
端をトランジスタ25のコレクタに接続したチョークコ
イル24とで構成される降圧部26と、前記チョークコ
イル24と、エミッタを接地したトランジスタ25と前
記トランジスタ25のコレクタと接地間に直列に接続し
たダイオード27とコンデンサ28とで構成した昇圧部
29と、前記降圧部26と昇圧部29のトランジスタ2
2および25の各々のベースに接続された制御部30と
で構成されており、降圧部26および昇圧部29のトラ
ンジスタ22および25はそれぞれ制御部30によって
同期して動作するようにしてある。このように、従来の
昇降圧型チョッパにおいては、降圧部26と昇圧部29
とが常に同時に動作しているため入出力の電力変換効率
が非常に悪い欠点がある。今、降圧部および昇圧部の個
々の電力変換効率をそれぞれηd,ηuとし、チョッパ
全体の総合電力変換効率をηoとすれば、ηoはηdお
よびηuのそれぞれの積、即ち、ηo=ηd×ηuとし
て表すことができる。ここで、ηd=ηuとした場合、
ηoはηo=ηd2=ηu2となり、√ηo=ηd=η
uとなる。即ち、ηoはηdまたはηuの1/2乗に低
下する。従って、ηd≠ηuの場合、総合電力変換効率
ηoを高くするためには、降圧部の電力変換効率ηdと
昇圧部の電力変換効率ηuがそれぞれ√ηo≦ηdで、
かつ、√ηo≦ηuの条件を同時に満足する必要があ
る。しかし、上記構成で降圧部26または昇圧部29は
直流電源21の電圧変化に対して出力電圧を一定に保つ
ように動作するが、上述したように降圧部26と昇圧部
29のトランジスタ22と25が共に動作しているため
常に一方の損失が他方に影響を与えることになり、上記
の条件を満足するのは困難であった。
パは、図5に示すように、エミッタを直流電圧源21に
接続したトランジスタ22と、一端を前記トランジスタ
22のコレクタに接続し、他端を接地したダイオード2
3と、一端をトランジスタ22のコレクタに接続し、他
端をトランジスタ25のコレクタに接続したチョークコ
イル24とで構成される降圧部26と、前記チョークコ
イル24と、エミッタを接地したトランジスタ25と前
記トランジスタ25のコレクタと接地間に直列に接続し
たダイオード27とコンデンサ28とで構成した昇圧部
29と、前記降圧部26と昇圧部29のトランジスタ2
2および25の各々のベースに接続された制御部30と
で構成されており、降圧部26および昇圧部29のトラ
ンジスタ22および25はそれぞれ制御部30によって
同期して動作するようにしてある。このように、従来の
昇降圧型チョッパにおいては、降圧部26と昇圧部29
とが常に同時に動作しているため入出力の電力変換効率
が非常に悪い欠点がある。今、降圧部および昇圧部の個
々の電力変換効率をそれぞれηd,ηuとし、チョッパ
全体の総合電力変換効率をηoとすれば、ηoはηdお
よびηuのそれぞれの積、即ち、ηo=ηd×ηuとし
て表すことができる。ここで、ηd=ηuとした場合、
ηoはηo=ηd2=ηu2となり、√ηo=ηd=η
uとなる。即ち、ηoはηdまたはηuの1/2乗に低
下する。従って、ηd≠ηuの場合、総合電力変換効率
ηoを高くするためには、降圧部の電力変換効率ηdと
昇圧部の電力変換効率ηuがそれぞれ√ηo≦ηdで、
かつ、√ηo≦ηuの条件を同時に満足する必要があ
る。しかし、上記構成で降圧部26または昇圧部29は
直流電源21の電圧変化に対して出力電圧を一定に保つ
ように動作するが、上述したように降圧部26と昇圧部
29のトランジスタ22と25が共に動作しているため
常に一方の損失が他方に影響を与えることになり、上記
の条件を満足するのは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の欠
点を除去し、電力変換効率の良好な昇降圧型チョッパを
得るため、直流電源の電圧変化に対応して降圧部または
昇圧部の何れか一方のみを動作させ、または、直流電源
の電圧変化に対応して降圧部と昇圧部を同時に停止させ
ることにより、常に高い電力変換効率を得るようにした
ものである。
点を除去し、電力変換効率の良好な昇降圧型チョッパを
得るため、直流電源の電圧変化に対応して降圧部または
昇圧部の何れか一方のみを動作させ、または、直流電源
の電圧変化に対応して降圧部と昇圧部を同時に停止させ
ることにより、常に高い電力変換効率を得るようにした
ものである。
【0005】
【実施の形態】入力側に直流電源を接続したトランジス
タと該トランジスタの出力側にダイオードとチョークコ
イルを接続してなる降圧部と、前記チョークコイルと、
前記チョークコイルの出力端を入力側とするトランジス
タと、該トランジスタの出力側に接続されたダイオード
とコンデンサからなる昇圧部とで構成された昇降圧型チ
ョッパにおいて、前記各トランジスタの動作を制御する
駆動部の動作を独立させ、入力電圧の変化に応じて前記
降圧部と昇圧部の降圧動作または昇圧動作に必要のない
側の回路動作を停止させるようにしたものである。
タと該トランジスタの出力側にダイオードとチョークコ
イルを接続してなる降圧部と、前記チョークコイルと、
前記チョークコイルの出力端を入力側とするトランジス
タと、該トランジスタの出力側に接続されたダイオード
とコンデンサからなる昇圧部とで構成された昇降圧型チ
ョッパにおいて、前記各トランジスタの動作を制御する
駆動部の動作を独立させ、入力電圧の変化に応じて前記
降圧部と昇圧部の降圧動作または昇圧動作に必要のない
側の回路動作を停止させるようにしたものである。
【0006】
【実施例】図1は本発明の昇降圧型チョッパの実施例回
路図で、1は直流電圧源、2はエミッタを直流電源1に
接続し、コレクタにダイオード3の一端とチョークコイ
ル4の一端を接続したトランジスタで、前記ダイオード
3の他端は接地され、また、チョークコイル4の他端は
トランジスタ5のコレクタに接続されている。6は前記
トランジスタ2と、ダイオード3、およびチョークコイ
ル4とで構成された降圧部、9は昇圧部で、前記チョー
クコイル4と、エミッタを接地したトランジスタ5と前
記トランジスタ5のコレクタと接地間に直列に接続した
ダイオード7およびコンデンサ8とで構成されている。
10,11はトランジスタ2および5のスイッチング動
作を制御する駆動部で、前記降圧部6のトランジスタ2
と昇圧部9のトランジスタ5の各々のベースに接続され
ており、各トランジスタは前記駆動部10,11によっ
てそれぞれ独立して動作するようにしてある。
路図で、1は直流電圧源、2はエミッタを直流電源1に
接続し、コレクタにダイオード3の一端とチョークコイ
ル4の一端を接続したトランジスタで、前記ダイオード
3の他端は接地され、また、チョークコイル4の他端は
トランジスタ5のコレクタに接続されている。6は前記
トランジスタ2と、ダイオード3、およびチョークコイ
ル4とで構成された降圧部、9は昇圧部で、前記チョー
クコイル4と、エミッタを接地したトランジスタ5と前
記トランジスタ5のコレクタと接地間に直列に接続した
ダイオード7およびコンデンサ8とで構成されている。
10,11はトランジスタ2および5のスイッチング動
作を制御する駆動部で、前記降圧部6のトランジスタ2
と昇圧部9のトランジスタ5の各々のベースに接続され
ており、各トランジスタは前記駆動部10,11によっ
てそれぞれ独立して動作するようにしてある。
【0007】この構成で出力電圧の基準値をVo,入力
電圧をViとしたとき、出力電圧が入力電圧より低い場
合(Vi>Vo)は、駆動部11により昇圧部9のみが
動作し、このとき降圧部6は停止している。また、出力
電圧が入力電圧より高い場合(Vi<Vo)は、駆動部
10により降圧部6のみが動作し、昇圧部9は動作を停
止している。また、入力電圧と出力電圧が等しいとき
(Vi=Vo)は、駆動部10,11は、降圧部6およ
び昇圧部9の動作が共に停止するように作用する。
電圧をViとしたとき、出力電圧が入力電圧より低い場
合(Vi>Vo)は、駆動部11により昇圧部9のみが
動作し、このとき降圧部6は停止している。また、出力
電圧が入力電圧より高い場合(Vi<Vo)は、駆動部
10により降圧部6のみが動作し、昇圧部9は動作を停
止している。また、入力電圧と出力電圧が等しいとき
(Vi=Vo)は、駆動部10,11は、降圧部6およ
び昇圧部9の動作が共に停止するように作用する。
【0008】
【効果】図2は出力電圧の基準値を3.3ボルトとした
ときの入力電圧Vinの変化に対する出力電圧および電
力変換効率の変化を実験により測定した測定結果を示
し、図2(a)は従来の昇降圧型チョッパのもので、V
oaは出力電圧を、ηoaは電力変換効率を表してい
る。図2(b)は本発明昇降圧型チョッパのものでVo
bは出力電圧を、ηobは電力変換効率を表している。
図3は前記図2(a)および図2(b)における電力変
換効率ηoa,ηobを比較するための図、図4は同じ
く出力電圧Voa,Vobを比較するための図である。
なお、図3および図4において、区間Aは本発明昇降圧
型チョッパの昇圧部のみが動作している区間、区間Bは
降圧部および昇圧部が同時に停止している区間、区間C
は降圧部のみが動作している区間で、区間Bにおいては
出力電圧Vobが限りなく基準値に近づき、また、この
区間では電力変換効率ηobも上昇している。これに対
して、従来のものは電力変換効率ηoaは入力電圧が出
力電圧の基準値付近で最大となるが入力電圧の上昇とと
もに減少する。上述のように、本発明においては、降圧
部と昇圧部の各トランジスタの動作を制御する駆動部の
動作を独立させ、入力電圧の変化に応じて前記降圧部と
昇圧部の降圧動作または昇圧動作に必要のない側の回路
動作を停止させるようにしたから電力損失が少なく、降
圧部と昇圧部でそれぞれ単独に設定した値に近い電力変
換効率を得ることができ、したがって、熱損失も小さく
できるから装置を小型化することができる利点がある。
ときの入力電圧Vinの変化に対する出力電圧および電
力変換効率の変化を実験により測定した測定結果を示
し、図2(a)は従来の昇降圧型チョッパのもので、V
oaは出力電圧を、ηoaは電力変換効率を表してい
る。図2(b)は本発明昇降圧型チョッパのものでVo
bは出力電圧を、ηobは電力変換効率を表している。
図3は前記図2(a)および図2(b)における電力変
換効率ηoa,ηobを比較するための図、図4は同じ
く出力電圧Voa,Vobを比較するための図である。
なお、図3および図4において、区間Aは本発明昇降圧
型チョッパの昇圧部のみが動作している区間、区間Bは
降圧部および昇圧部が同時に停止している区間、区間C
は降圧部のみが動作している区間で、区間Bにおいては
出力電圧Vobが限りなく基準値に近づき、また、この
区間では電力変換効率ηobも上昇している。これに対
して、従来のものは電力変換効率ηoaは入力電圧が出
力電圧の基準値付近で最大となるが入力電圧の上昇とと
もに減少する。上述のように、本発明においては、降圧
部と昇圧部の各トランジスタの動作を制御する駆動部の
動作を独立させ、入力電圧の変化に応じて前記降圧部と
昇圧部の降圧動作または昇圧動作に必要のない側の回路
動作を停止させるようにしたから電力損失が少なく、降
圧部と昇圧部でそれぞれ単独に設定した値に近い電力変
換効率を得ることができ、したがって、熱損失も小さく
できるから装置を小型化することができる利点がある。
図1は本発明昇降圧型チョッパの実施例回路図、図2
(a)および図2(b)は従来の昇降圧型チョッパと本
発明昇降圧型チョッパの特性を比較するための測定値、
図3は電力変換効率を比較した図、図4は出力電圧を比
較した図、図5は従来の昇降圧型チョッパの回路図
(a)および図2(b)は従来の昇降圧型チョッパと本
発明昇降圧型チョッパの特性を比較するための測定値、
図3は電力変換効率を比較した図、図4は出力電圧を比
較した図、図5は従来の昇降圧型チョッパの回路図
1・・・直流電圧源 2,5・・・トランジスタ 3,7・・・ダイオード 4・・・チョークコイル 6・・・降圧部 8・・・コンデンサ 9・・・昇圧部 10,11・・・駆動部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図6】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 昇降圧型チョッパの駆動方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は各種の電子機器の電
源装置に用いられる昇降圧型チョッパに関するものであ
る。
源装置に用いられる昇降圧型チョッパに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の多様化、IC(半導体
集積回路)等の半導体装置の多様化に伴って直流電源の
電源電圧と異なる直流出力電圧を得なければならないこ
とがあり、このような場合、DC−DCコンバータが用
いられている。上記DC−DCコンバータにおいて、直
流電源電圧より低い直流出力電圧を得る場合は降圧型チ
ョッパが用いられ、逆に直流電源電圧より高い直流出力
電圧を得る場合は昇圧型チョッパが用いられており、ま
た、直流電源電圧がある範囲で変化し、直流出力電圧が
前記電源電圧の変化の範囲内の一定値に設定される場合
には前記降圧型チョッパと昇圧型チョッパの機能を兼ね
備えた昇降圧型チョッパが用いられている。
集積回路)等の半導体装置の多様化に伴って直流電源の
電源電圧と異なる直流出力電圧を得なければならないこ
とがあり、このような場合、DC−DCコンバータが用
いられている。上記DC−DCコンバータにおいて、直
流電源電圧より低い直流出力電圧を得る場合は降圧型チ
ョッパが用いられ、逆に直流電源電圧より高い直流出力
電圧を得る場合は昇圧型チョッパが用いられており、ま
た、直流電源電圧がある範囲で変化し、直流出力電圧が
前記電源電圧の変化の範囲内の一定値に設定される場合
には前記降圧型チョッパと昇圧型チョッパの機能を兼ね
備えた昇降圧型チョッパが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の昇降圧型チョッ
パは、図6に示すように、エミッタを直流電圧源21に
接続したトランジスタ22と、一端を前記トランジスタ
22のコレクタに接続し、他端を接地したダイオード2
3と、一端をトランジスタ22のコレクタに接続し、他
端をトランジスタ25のコレクタに接続したチョークコ
イル24とで構成される降圧部26と、前記チョークコ
イル24と、エミッタを接地したトランジスタ25と前
記トランジスタ25のコレクタと接地間に直列に接続し
たダイオード27とコンデンサ28とで構成した昇圧部
29と、前記降圧部26と昇圧部29のトランジスタ2
2および25の各々のベースに接続された制御部30と
で構成されており、降圧部26および昇圧部29のトラ
ンジスタ22および25はそれぞれ制御部30によつて
同期して動作するようにしてある。このように、従来の
昇降圧型チョッパにおいては、降圧部26と昇圧部29
とが常に同時に動作しているため入出力の電力変換効率
が非常に悪い欠点がある。今、降圧部および昇圧部の個
々の電力変換効率をそれぞれηd,ηuとし、チョッパ
全体の総合電力変換効率をηoとすれば、ηoはηdお
よびηuのそれぞれの積、即ち、ηo=ηd×ηuとし
て表すことができる。ここで、ηd=ηuとした場合、
ηoはηo=ηd2=ηu2となり、√ηo=ηd=η
uとなる。即ち、ηoはηdまたはηuの1/2乗に低
下する。従って、ηd≠ηuの場合、総合電力変換効率
ηoを高くするためには、降圧部の電力変換効率ηdと
昇圧部の電力変換効率ηuがそれぞれ√ηo≦ηdで、
かつ、√ηo≦ηuの条件を同時に満足する必要があ
る。しかし、上記構成で降圧部26または昇圧部29は
直流電源21の電圧変化に対して出力電圧を一定に保つ
ように動作するが、上述したように降圧部26と昇圧部
29のトランジスタ22と25が共に動作しているため
常に一方の損失が他方に影響を与えることになり、上記
の条件を満足するのは困難であった。
パは、図6に示すように、エミッタを直流電圧源21に
接続したトランジスタ22と、一端を前記トランジスタ
22のコレクタに接続し、他端を接地したダイオード2
3と、一端をトランジスタ22のコレクタに接続し、他
端をトランジスタ25のコレクタに接続したチョークコ
イル24とで構成される降圧部26と、前記チョークコ
イル24と、エミッタを接地したトランジスタ25と前
記トランジスタ25のコレクタと接地間に直列に接続し
たダイオード27とコンデンサ28とで構成した昇圧部
29と、前記降圧部26と昇圧部29のトランジスタ2
2および25の各々のベースに接続された制御部30と
で構成されており、降圧部26および昇圧部29のトラ
ンジスタ22および25はそれぞれ制御部30によつて
同期して動作するようにしてある。このように、従来の
昇降圧型チョッパにおいては、降圧部26と昇圧部29
とが常に同時に動作しているため入出力の電力変換効率
が非常に悪い欠点がある。今、降圧部および昇圧部の個
々の電力変換効率をそれぞれηd,ηuとし、チョッパ
全体の総合電力変換効率をηoとすれば、ηoはηdお
よびηuのそれぞれの積、即ち、ηo=ηd×ηuとし
て表すことができる。ここで、ηd=ηuとした場合、
ηoはηo=ηd2=ηu2となり、√ηo=ηd=η
uとなる。即ち、ηoはηdまたはηuの1/2乗に低
下する。従って、ηd≠ηuの場合、総合電力変換効率
ηoを高くするためには、降圧部の電力変換効率ηdと
昇圧部の電力変換効率ηuがそれぞれ√ηo≦ηdで、
かつ、√ηo≦ηuの条件を同時に満足する必要があ
る。しかし、上記構成で降圧部26または昇圧部29は
直流電源21の電圧変化に対して出力電圧を一定に保つ
ように動作するが、上述したように降圧部26と昇圧部
29のトランジスタ22と25が共に動作しているため
常に一方の損失が他方に影響を与えることになり、上記
の条件を満足するのは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の欠
点を除去し、電力変換効率の良好な昇降圧型チョッパを
得るため、直流電源の電圧変化に対応して降圧部または
昇圧部の何れか一方のみを動作させ、または、直流電源
の電圧変化に対応して降圧部と昇圧部を同時に停止させ
ることにより、常に高い電力変換効率を得るようにした
ものである。
点を除去し、電力変換効率の良好な昇降圧型チョッパを
得るため、直流電源の電圧変化に対応して降圧部または
昇圧部の何れか一方のみを動作させ、または、直流電源
の電圧変化に対応して降圧部と昇圧部を同時に停止させ
ることにより、常に高い電力変換効率を得るようにした
ものである。
【0005】
【実施の形態】入力側に直流電源を接続したトランジス
タと該トランジスタの出力側にダイオードとチョークコ
イルを接続してなる降圧部と、前記チョークコイルと、
前記チョークコイルの出力端を入力側とするトランジス
タと、該トランジスタの出力側に接続されたダイオード
とコンデンサからなる昇圧部とで構成された昇降圧型チ
ョッパにおいて、前記各トランジスタの動作を制御する
駆動部の動作を独立させ、入力電圧の変化に応じて前記
降圧部と昇圧部の降圧動作または昇圧動作に必要のない
側の回路動作を停止させるようにしたものである。
タと該トランジスタの出力側にダイオードとチョークコ
イルを接続してなる降圧部と、前記チョークコイルと、
前記チョークコイルの出力端を入力側とするトランジス
タと、該トランジスタの出力側に接続されたダイオード
とコンデンサからなる昇圧部とで構成された昇降圧型チ
ョッパにおいて、前記各トランジスタの動作を制御する
駆動部の動作を独立させ、入力電圧の変化に応じて前記
降圧部と昇圧部の降圧動作または昇圧動作に必要のない
側の回路動作を停止させるようにしたものである。
【0006】
【実施例】図1は本発明の昇降圧型チョッパの実施例回
路図で、1は直流電圧源、2はエミッタを直流電源1に
接続し、コレクタにダイオード3の一端とチョークコイ
ル4の一端を接続したトランジスタで、前記ダイオード
3の他端は接地され、また、チョークコイル4の他端は
トランジスタ5のコレクタに接続されている。6は前記
トランジスタ2と、ダイオード3、およびチョークコイ
ル4とで構成された降圧部、9は昇圧部で、前記チョー
クコイル4と、エミッタを接地したトランジスタ5と前
記トランジスタ5のコレクタと接地間に直列に接続した
ダイオード7およびコンデンサ8とで構成されている。
10,11はトランジスタ2および5のスイッチング動
作を制御する駆動部で、前記降圧部6のトランジスタ2
と昇圧部9のトランジスタ5の各々のベースに接続され
ており、各トランジスタは前記駆動部10,11によっ
てそれぞれ独立して動作するようにしてある。
路図で、1は直流電圧源、2はエミッタを直流電源1に
接続し、コレクタにダイオード3の一端とチョークコイ
ル4の一端を接続したトランジスタで、前記ダイオード
3の他端は接地され、また、チョークコイル4の他端は
トランジスタ5のコレクタに接続されている。6は前記
トランジスタ2と、ダイオード3、およびチョークコイ
ル4とで構成された降圧部、9は昇圧部で、前記チョー
クコイル4と、エミッタを接地したトランジスタ5と前
記トランジスタ5のコレクタと接地間に直列に接続した
ダイオード7およびコンデンサ8とで構成されている。
10,11はトランジスタ2および5のスイッチング動
作を制御する駆動部で、前記降圧部6のトランジスタ2
と昇圧部9のトランジスタ5の各々のベースに接続され
ており、各トランジスタは前記駆動部10,11によっ
てそれぞれ独立して動作するようにしてある。
【0007】この構成で出力電圧の基準値をVo,入力
電圧をViとしたとき、出力電圧が入力電圧より低い場
合(Vi>Vo)は、駆動部11により昇圧部9のみが
動作し、このとき降圧部6は停止している。また、出力
電圧が入力電圧より高い場合(Vi<Vo)は、駆動部
10により降圧部6のみが動作し、昇圧部9は動作を停
止している。また、入力電圧と出力電圧が等しいとき
(Vi=Vo)は、駆動部10,11は、降圧部6およ
び昇圧部9の動作が共に停止するように作用する。
電圧をViとしたとき、出力電圧が入力電圧より低い場
合(Vi>Vo)は、駆動部11により昇圧部9のみが
動作し、このとき降圧部6は停止している。また、出力
電圧が入力電圧より高い場合(Vi<Vo)は、駆動部
10により降圧部6のみが動作し、昇圧部9は動作を停
止している。また、入力電圧と出力電圧が等しいとき
(Vi=Vo)は、駆動部10,11は、降圧部6およ
び昇圧部9の動作が共に停止するように作用する。
【0008】
【効果】図2および図3は出力電圧の基準値を3.3ボ
ルトとしたときの入力電圧Vinの変化に対する出力電
圧および電力変換効率の変化を実験により測定した測定
結果を示し、図2は従来の昇降圧型チョッパのもので、
Voaは出力電圧を、ηoaは電力変換効率を表してい
る。図3は本発明昇降圧型チョッパのものでVobは出
力電圧を、ηobは電力変換効率を表している。図4は
前記図2および図3における電力変換効率ηoa,ηo
bを比較するための図、図5は同じく出力電圧Voa,
Vobを比較するための図である。なお、図4および図
5において、区間Aは本発明昇降圧型チョッパの昇圧部
のみが動作している区間、区間Bは降圧部および昇圧部
が同時に停止している区間、区間Cは降圧部のみが動作
している区間で、区間Bにおいては出力電圧Vobが限
りなく基準値に近づき、また、この区間では電力変換効
率ηobも上昇している。これに対して、従来のものは
電力変換効率ηoaは入力電圧が出力電圧の基準値付近
で最大となるが入力電圧の上昇とともに減少する。上述
のように、本発明においては、降圧部と昇圧部の各トラ
ンジスタの動作を制御する駆動部の動作を独立させ、入
力電圧の変化に応じて前記降圧部と昇圧部の降圧動作ま
たは昇圧動作に必要のない側の回路動作を停止させるよ
うにしたから電力損失が少なく、降圧部と昇圧部でそれ
ぞれ単独に設定した値に近い電力変換効率を得ることが
でき、したがって、熱損失も小さくできるから装置を小
型化することができる利点がある。
ルトとしたときの入力電圧Vinの変化に対する出力電
圧および電力変換効率の変化を実験により測定した測定
結果を示し、図2は従来の昇降圧型チョッパのもので、
Voaは出力電圧を、ηoaは電力変換効率を表してい
る。図3は本発明昇降圧型チョッパのものでVobは出
力電圧を、ηobは電力変換効率を表している。図4は
前記図2および図3における電力変換効率ηoa,ηo
bを比較するための図、図5は同じく出力電圧Voa,
Vobを比較するための図である。なお、図4および図
5において、区間Aは本発明昇降圧型チョッパの昇圧部
のみが動作している区間、区間Bは降圧部および昇圧部
が同時に停止している区間、区間Cは降圧部のみが動作
している区間で、区間Bにおいては出力電圧Vobが限
りなく基準値に近づき、また、この区間では電力変換効
率ηobも上昇している。これに対して、従来のものは
電力変換効率ηoaは入力電圧が出力電圧の基準値付近
で最大となるが入力電圧の上昇とともに減少する。上述
のように、本発明においては、降圧部と昇圧部の各トラ
ンジスタの動作を制御する駆動部の動作を独立させ、入
力電圧の変化に応じて前記降圧部と昇圧部の降圧動作ま
たは昇圧動作に必要のない側の回路動作を停止させるよ
うにしたから電力損失が少なく、降圧部と昇圧部でそれ
ぞれ単独に設定した値に近い電力変換効率を得ることが
でき、したがって、熱損失も小さくできるから装置を小
型化することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明昇降圧型チョッパの実施例回路図、
【図2】は従来の昇降圧型チョッパにおける出力電圧と
電力変換効率の測定値を示す図、
電力変換効率の測定値を示す図、
【図3】は本発明の昇降圧型チョッパにおける出力電圧
と電力変換効率の測定値を示す図、
と電力変換効率の測定値を示す図、
【図4】は従来の昇降圧型チョッパと本発明昇降圧型チ
ョッパにおける電力変換効率を比較するための図
ョッパにおける電力変換効率を比較するための図
【図5】は従来の昇降圧型チョッパと本発明昇降圧型チ
ョッパにおける出力電圧を比較するための図
ョッパにおける出力電圧を比較するための図
【図6】は従来の昇降圧型チョッパの回路図、
【符号の説明】 1・・・直流電圧源 2,5・・・トランジスタ 3,7・・・ダイオード 4・・・チョークコイル 6・・・降圧部 8・・・コンデンサ 9・・・昇圧部 10,11・・・駆動部
Claims (1)
- 【請求項1】 トランジスタの入力側に直流電源を接続
し、出力側にダイオードとチョークコイルを接続してな
る降圧部と、入力側が前記チョークコイルと直列に接続
されたトランジスタと、該トランジスタの出力側に接続
されたダイオードとコンデンサからなる昇圧部と、前記
各トランジスタの動作を制御する駆動部で構成される昇
降圧型チョッパにおいて、各トランジスタを別々に駆動
させ、入力電圧に応じて前記降圧部と昇圧部の降圧また
は昇圧動作に必要のない側の回路動作を停止させるよう
にしたことを特徴とする昇降圧型チョッパの駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22025396A JPH09327171A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 昇降圧型チョッパの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22025396A JPH09327171A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 昇降圧型チョッパの駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09327171A true JPH09327171A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=16748298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22025396A Pending JPH09327171A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 昇降圧型チョッパの駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09327171A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005045943A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 昇降圧dc−dcコンバータ |
| JP2017022804A (ja) * | 2015-07-07 | 2017-01-26 | キヤノン株式会社 | 送電装置及びその制御方法 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP22025396A patent/JPH09327171A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005045943A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 昇降圧dc−dcコンバータ |
| JP2017022804A (ja) * | 2015-07-07 | 2017-01-26 | キヤノン株式会社 | 送電装置及びその制御方法 |
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