JPH09327551A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH09327551A
JPH09327551A JP15250896A JP15250896A JPH09327551A JP H09327551 A JPH09327551 A JP H09327551A JP 15250896 A JP15250896 A JP 15250896A JP 15250896 A JP15250896 A JP 15250896A JP H09327551 A JPH09327551 A JP H09327551A
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JP
Japan
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game
game ball
solenoid
ball
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JP15250896A
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English (en)
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Shoji Sato
昭治 佐藤
Shogo Tatsumi
正吾 巽
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Taiyo Elecs Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Elecs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分離入賞装置におけるソレノイドの作動予告
に伴う不具合を解消すること。 【解決手段】 CPU102は、特定遊技状態になると
(ステップ714)、ソレノイド91のオン状態に先だ
って、LED49c、LED49b、LED49aの順
に点灯し、ソレノイド91がオン状態になると同時に消
灯させる(ステップ715)。遊技者は、LED49a
〜49cの点灯状態によってソレノイド91のオン状態
を予測することができ、特定遊技状態中には好適なタイ
ミングを見計らって遊技球を打ち出すことができる。ま
た、特定遊技状態中でないときには、LED49a〜4
9cは消灯状態とされソレノイド91のオン状態を予告
しないから、好適なタイミングを見計らって始動口48
を狙って遊技球を発射することはできない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技盤面上に発射された遊技球が
特定入賞口に入球するか遊技盤面上の図柄表示装置に所
定の図柄が表示されたことに起因して特定遊技状態とな
り、この特定遊技状態中に始動口または通過口に遊技球
の入球があると可変入賞装置を開放あるいは拡大するこ
とにより遊技者に有利な状態とする弾球遊技機があり、
代表的なものとしては俗に「権利物」と呼ばれるものが
ある。
【0003】この種の弾球遊技機では、たとえば始動口
への入賞が短時間で連続すると、1回の可変入賞装置の
開放中に許容される可変入賞装置への入賞数(たとえば
10球)に至らない内に(1ラウンドが完全に消化され
ない内に)、次回の可変入賞装置の開放が開始される
(次ラウンドが開始される)ことがある。これは遊技者
にとって喜ばしいことではないので、始動口への短時間
での入賞の連続を防止するために、図6に示すような分
離入賞装置150が使用されていた。
【0004】この分離入賞装置150は、頂部に遊技球
通過させる切欠き151を有して図示されない遊技盤に
固定された環状の外縁部152、切欠き151に整合す
る凹陥部153を有し外縁部材152内を時計廻りに回
転する回転部材154、回転部材154の裏面側にて凹
陥部153の軌道に対応する位置に開口する流出口15
5等を備えており、流出口155は、遊技盤に装着され
ている入賞球樋に接続されている。また、図次は省略す
るが、遊技盤側には回転部材154を回転駆動するため
の駆動モータが設置されている。
【0005】この分離入賞装置150では、回転部材1
54の回転に応じて凹陥部153が切欠き151に対応
する位置になったときには、図6(a)に示すように、
先行する遊技球(先行遊技球)B1は切欠151から凹
陥部153へと落下できる。しかし、先行遊技球B1に
続いて後続の遊技球(後続遊技球)B2が切欠き151
に進入しても、凹陥部153は先行遊技球B1に占拠さ
れているので、後続遊技球B2は凹陥部153へは落下
できない。
【0006】また、回転部材154の回転によって凹陥
部153が流出口155と連通する位置になると、図6
(b)に示すように先行遊技球B1は、凹陥部153か
ら流出口155に排出されるが、後続遊技球B2は回転
部材154によって切欠き151内に止められる。そし
て、回転部材154の回転が続いて次に凹陥部153と
切欠き151とが整合すると、後続遊技球B2は凹陥部
153に落下して、上述と同様に流出口155へ排出さ
れる。このようにして、遊技球が間欠的に流出口155
から排出され、入賞球として処理されるので、前述のよ
うな短時間での連続入賞はさけられる。
【0007】しかしながら、この分離入賞装置150で
は、回転部材154を常時回転させておくことが必要
で、弾球遊技機の稼動中は駆動モータを回転させ続けな
くてはならず遊技店の開店から閉店まで、駆動モータは
電力を消費し続けていた。また、駆動モータが高価であ
るという課題も有していた。
【0008】そこで本出願人は、これらの課題を決する
ものとして実用新案登録第3006439号に示される
「分離入賞装置」を提案した。この分離入賞装置160
は、図7に示すようにプラスチック製の前板161と背
板162とを備え、背板162を図示しない遊技盤表面
に接するように装着されている。また、これら前板16
1と背板162の間には遊技球通路165が形成されて
いる。
【0009】背板162の上端は欠落して切り欠き部1
63となっており、下方には開口164が貫設されてい
る。背板162の上方の切り欠き部163には上板16
6が、開口164には下板167が背板162の裏面側
から往復自在に挿通されている。
【0010】背板162の裏面には、これら上板166
及び下板167の間に位置して、軸ピン168が配設さ
れており、軸ピン168には両端にリンク部材172が
回動自在に嵌合されている。リンク部材172の一方の
端部は、上板166の後端に設けられた係合ピン173
と回動可能に係合し、他方の端部は下板167の中央部
に設けられた係合ピン174と回動可能に係合してい
る。また、下板167の後端にはU字状の係合部175
が設けられており、この係合部175はソレノイド17
6シャフト177の先端に設けられているフランジ17
8と係合されている。
【0011】このソレノイド176がオフ状態のときに
は、スプリング179の付勢力によってシャフト177
及びフランジ178は図7(a)に示すように突出した
状態になっており、この状態で下板167上には遊技球
は2個だけ貯留可能である。このような構成をした分離
入賞装置160においては、ソレノイド176がオフの
時に開口180から流入した先行遊技球B1及び後続遊
技球B2は下板167に乗った状態で貯留される(図7
(a)参照)。そしてソレノイド176がオン状態にな
ると、シャフト177及びフランジ178が後退し、フ
ランジ178と係合されている下板167は後退する。
これにより、先行遊技球B1は遊技球通路165を通過
して出口181から遊技盤側に至り、たとえば入賞球と
して処理される。また、このとき上板166はリンク部
材172の回転により前進するので後続遊技球B2は上
板166により落下を阻まれる(図7(b)参照)。
【0012】次にソレノイド176を再度オフにする
と、シャフト177及びフランジ178は突出する。す
ると、フランジ178と係合されている下板167は前
進し、リンク部材172の回転により上板166は後退
するので、後続遊技球B2は下板167の上に落下し貯
留される(図7(c)参照)。この時点で後続遊技球は
先行遊技球となり、この遊技球上に新たな後続遊技球が
貯留されると図7(a)に示す状態となる。
【0013】この分離入賞装置160は駆動源としてソ
レノイドを使用しているので、駆動モータを使用してい
る前述の分離入賞装置150とは異なり常時通電する必
要がなく、遊技球を保留または落下させる時のみ通電さ
せればよいので通電時間が短くて済む。したがって、分
離入賞装置の消費電力は節約されると共に、弾球遊技機
の1台毎の役物等に対する電力分配上での自由度が向上
するという効果を有していた。また、価格面においても
モータと比べソレノイドは安価になるという効果も有し
ていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで実用新案登録
第3006439号に示される分離入賞装置では、ソレ
ノイドがオフの時に下板上に先行遊技球及び後続遊技球
が貯留された時点からソレノイドがオン、すなわち下板
が後退し先行遊技球が落下入球するまでのタイミング
が、遊技者には容易には判断できなかった。
【0015】このため、遊技球が特定入賞口に入球した
り図柄表示装置に所定の図柄が表示されたりして、特定
の条件が成立してから始動口または通過口に遊技球の入
球があると可変入賞装置を遊技者に有利な状態とする、
いわゆる権利物と呼ばれる弾球遊技機において、始動口
または通過口としてこの分離入賞装置を使用すると、遊
技者が無駄な遊技球を発射してしまうおそれがあった。
【0016】すなわち、特定遊技状態中でいまだ可変入
賞装置が開放されていないときに、図7(a)に示され
るように先行遊技球及び後続遊技球が保留されている状
態から先行遊技球が落下入球する迄に時間的余裕がある
場合には、発射される遊技球は、可変入賞装置への入賞
は期待できず、かといって可変入賞装置の開放に役立つ
わけでもないから、無駄な球となってしまうことが考え
られた。
【0017】そこで、ソレノイドがオン状態となるのを
予告するための手段を設けることが考えられる。そうす
れば、図6に示される回転部材を有する分離入賞装置1
50と同様に、遊技者は、好適なタイミングを見計らっ
て遊技球を打ち出すことができるから、上述の不具合は
解消できる。
【0018】しかしながら、なお以下に述べる問題が残
っていた。普通、権利物における始動口や通過口は遊技
盤面の右側に配置され、権利の消化が速やかになされる
ことを狙って、比較的入球しやすくされていた。一方、
特定遊技状態を得るための、たとえば図柄変動のきっか
けとなる入賞口は遊技盤面の左側〜中央付近に配置され
ていた。
【0019】このため、特定遊技状態になるまでは遊技
盤面の中央付近〜左側を狙って遊技球を発射し、特定遊
技状態となってからは遊技盤面の右側を狙って遊技球を
発射するのが普通である。しかし、特定遊技状態になる
前となってからとで同様の予告パターンとした場合に
は、遊技者としては、予告パターンを見ただけでは可変
入賞装置を開かせるために始動口や通過口を狙うべきタ
イミングなのか否かを判断でき難かった。
【0020】また、上述のように始動口は比較的入球し
やすく、好適なタイミングを見計らって遊技球を発射す
ることが可能であることにより、特定遊技状態にないと
きに始動口を狙って遊技球を発射して効率的に賞球を得
ることも可能であった。本発明は、このような従来の分
離入賞装置におけるソレノイドの作動予告に伴う不具合
を解消することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の弾球遊技機は、遊技盤面上に発射された遊
技球が特定入賞口に入球するか遊技盤面上の図柄表示装
置に所定の図柄が表示されたことに起因して特定遊技状
態となり、該特定遊技状態中に始動口または通過口に遊
技球の入球があると可変入賞装置を遊技者に有利な状態
とする弾球遊技機において、遊技球を入球させる入球口
と遊技球を排出する排出口とを備え前記始動口または通
過口として設置される遊技球通路と、第1位置と第2位
置とに可逆的に変位し、前記第1位置にあるときには前
記入球口に入球した遊技球の前記遊技球通路の通過を阻
止し、前記第2位置に変位した際には前記第1位置で前
記遊技球通路の通過を阻止した遊技球の内で最も先行す
る遊技球だけに前記遊技球通路の通過を許す変位部材
と、オフ状態では該変位部材を前記第1位置としオン状
態では該変位部材を第2位置とするソレノイドと、前記
特定遊技状態中は該ソレノイドを所定時間毎に一定時間
オン状態とし、前記特定遊技状態中ではないときまたは
遊技中ではないときには前記ソレノイドをオフ状態とす
るか前記特定遊技状態中とは異なるタイミングでオン状
態とするソレノイド制御手段と、発光状態を変化させる
発光手段と、前記特定遊技状態中は前記発光手段を前記
ソレノイドのオン状態に先だって所定の発光状態とする
ことにより該ソレノイドのオン状態を予告させ、前記特
定遊技状態中ではないときまたは遊技中ではないときに
は前記発光手段の作動を停止させるか前記特定遊技状態
中とは異なる作動状態とする発光制御手段とを備えてい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】上記のように構成された弾球遊技
機では、遊技球通路は、遊技球を入球させる入球口と遊
技球を排出する排出口とを備えており、始動口または通
過口として設置される。
【0023】ソレノイドは、オフ状態では変位部材を第
1位置としオン状態では変位部材を第2位置とする。変
位部材は、第1位置にあるときには遊技球通路の入球口
に入球した遊技球の遊技球通路の通過を阻止する。そし
て変位部材が第2位置に変位した際には、第1位置にあ
るときに遊技球通路の通過を阻止されていた遊技球の内
で最も先行する遊技球だけに遊技球通路の通過を許す。
つまり、ソレノイドがオン状態になると、1球の遊技球
だけが遊技球通路を通過できる。
【0024】発光手段は発光状態を変化させるが、発光
制御手段は、特定遊技状態中は発光手段をソレノイドの
オン状態に先だって所定の発光状態とすることによりソ
レノイドのオン状態を予告させ、特定遊技状態中ではな
いときまたは遊技中ではないときには発光手段の作動を
停止させるか特定遊技状態中とは異なる作動状態とす
る。
【0025】つまり、特定遊技状態中には、ソレノイド
のオン状態を予告することにより、無駄な発射を控えさ
せることができ、特定遊技状態中と特定遊技状態中では
ないときまたは遊技中ではないときとで、発光手段の作
動状態を変化させることで、遊技者に対して、可変入賞
装置を開かせるために始動口や通過口を狙うべきタイミ
ングにある(特定遊技状態中である)か否かを通知でき
る。
【0026】また、特定遊技状態中ではないときには発
光手段の作動を停止させたり、ソレノイドのオン状態の
予告とは無関係な発光状態とすることで、特定遊技状態
にないときに好適なタイミングで始動口を狙って遊技球
を発射して効率的に賞球を得ることを困難にする。
【0027】さらに、遊技中ではないときには発光手段
の作動を停止すれば、節電効果もある。上述の発光手段
の制御だけでも課題の解決は可能であるが、さらにソレ
ノイド制御手段により、特定遊技状態中はソレノイドを
所定時間毎に一定時間オン状態とし、特定遊技状態中で
はないときまたは遊技中ではないときにはソレノイドを
オフ状態とするか特定遊技状態中とは異なるタイミング
でオン状態とすると、特定遊技状態中は、始動口または
通過口への入球(ソレノイドのオン)が可変入賞装置の
閉鎖時になるようにして、1回の開放中に許容される可
変入賞装置への入賞数(たとえば10球)に至らない内
に(1ラウンドが完全に消化されない内に)、次回の可
変入賞装置の開放が開始される(次ラウンドが開始され
る)ような、遊技者の不利益を回避し、特定遊技状態中
ではないときに好適なタイミングで始動口を狙って遊技
球を発射して効率的に賞球を得ることを困難にするうえ
でいっそう効果的である。
【0028】
【具体例】本発明の具体例により発明の実施の形態をさ
らに詳しく説明する。図1に示すように、弾球遊技機と
してのパチンコ機1の遊技盤3の中央上部には、一対の
開閉部材4、4によって構成されるチューリップ部材
(以下、単にチューリップという)6を有する特定入賞
口(普通電動役物)8が設けられている。この特定入賞
口8は、図示のようにチューリップ6が閉じられた状態
では、その上方に配された3本1組の障害釘10によっ
て遊技球の入賞を阻止される構造である。しかし、開閉
部材4、4が、周知のように左右に揺動変位して、チュ
ーリップ6が開かれた際には、遊技球が、開閉部材4、
4によって案内されて、特定入賞口8に入賞可能とな
る。
【0029】特定入賞口8の左右には、それぞれ1基の
ランプ付風車12、12が配され、特定入賞口8のほぼ
直下には、中央ゲート14が設けられている。この中央
ゲート14は、遊技球が上方から下方へと、その内部を
通過可能である。後述するように、本具体例では、中央
ゲート14を遊技球が通過すると、特定入賞口8を開放
するための開放条件が成立したことになる。
【0030】中央ゲート14の下方には、中央入賞口1
6が設けられており、中央入賞口16の直下には図柄表
示装置24が設置されている。図柄表示装置24は、3
桁の数字図柄を表示可能で、たとえば[333」、[7
77]のように3桁の数字が揃えば当たりの表示であ
る。
【0031】この図柄表示装置24に隣接して風車2
6、26が設置され、図柄表示装置24の下方には、下
入賞口28が設けられている。また、下入賞口28の両
側には、左下入賞口30および右下入賞口32が設けら
れている。さらに、下入賞口28の下方には、飾板34
が設置されており、その裏側にアウト穴(図示しない)
が設けられている。
【0032】図柄表示装置24の図示左側には、遊技球
を特別領域38(図1には示さない。図2参照)または
普通領域40(図1には示さない。図2参照)のどちら
かに振分ける振分装置42が設けられている。この振分
装置42の表面には、いわゆるラウンド数を表示するた
めのデジタル表示装置44が付設されている。なお、振
分装置42の流入通路55は図示しない経路によって特
定入賞口8と接続されており、特定入賞口8に入賞した
遊技球は流入通路55から振分装置42に流入する構成
である。つまり流入通路55は、図2に示される受け入
れ通路43に接続されている。
【0033】図2に示すように、受け入れ通路43に続
く通路は、2方向に分岐して、一方は特別領域38に、
他方は普通領域40に通じている。この分岐部には、半
円状の球受け45aを有する振分部材45が配されてい
る。振分部材45の中心部分にはシャフト47が連結さ
れており、このシャフト47を回転することによって、
振分部材45を時計廻り(矢印R方向)および反時計廻
り(矢印L方向)に回転させることができる。つまり、
受け入れ通路43から落下してきた遊技球を、球受け4
5aで一旦保持し、振分部材45を時計廻りに回転させ
ればこの遊技球を普通領域40に進ませ、振分部材45
を反時計廻りに回転させればこの遊技球を特別領域38
に進ませることができる。すなわち、遊技球を特別領域
38または普通領域40に振分けることができる。
【0034】一方、図1に示すように、遊技盤3の右半
部では、振分装置42に対置する位置に、俗にアタッカ
ーと呼ばれる構造の大入賞口46が設けられている。大
入賞口46の上方には、3個のLED49a、49b、
49cを有する始動口48が設けられている。
【0035】図3に示すように、始動口48では、プラ
スチック製の前板62と遊技盤3(図3には示さない)
の前面に接している背板63との間に遊技球通路65が
形成されており、遊技球通路65の上端は遊技盤3の前
面側で開口して入球口67となり、下端は遊技盤3の裏
面側に向かって開口して排出口69となっている。
【0036】背板63には上下に並んだ長方形の開口7
1、73が貫設され、上方の開口71には上板75が、
下方の開口73には下板77が背板63の裏面側から往
復自在に挿通されている。背板63の裏面には、これら
上板75及び下板77の間に位置して、先端部に軸ピン
79を備えるサポート81が固定されている。この軸ピ
ン79にはリンク部材83が回動自在に遊嵌されてお
り、リンク部材83の両端は上板75の後端に設けられ
た係合突起85および下板77の中央部に設けられた係
合突起87に対して回動可能に係合している。また、下
板77の後端にはU字状の係合部89が設けられてお
り、この係合部89はソレノイド91のシャフト93の
先端に設けられているフランジ95と係合されている。
【0037】このソレノイド91がオフ状態のときに
は、スプリング97の付勢力によってシャフト93及び
フランジ95は図3に示すように突出した状態になって
おり、この状態で下板77は遊技球通路65内に突出
し、入球口67側から排出口69側への遊技球の落下を
阻止する。ここで落下を阻止された遊技球は下板77上
に2球まで貯留され、それらの存在により3球目以後は
入球口67から流入できない。また、ソレノイド91が
オン状態になると、シャフト93およびフランジ95が
スプリング97の不勢力に抗して後退するので、上板7
5が遊技球通路65内に突出し下板77は遊技球通路6
5から退避する。これにより、下板77の直上にあった
遊技球は排出口69へと落下するが、その遊技球の上に
あった遊技球は上板75によって落下を阻まれる。さら
に、次にソレノイド91がオフ状態になると、上板75
および下板77は図3に示される状態に復帰し、上板7
5上にあった遊技球が下板77上に落下する。
【0038】このように、ソレノイド91がオフ状態/
オン状態に切り替わる毎に、1個の遊技球だけが排出口
69側への通過を許される。この動作自体は、従来例と
して図7に示した分離入賞装置160と同様である。こ
の始動口48の動作はパチンコ機1の背面側に装備され
ている中央制御装置100(装備状態の図示は略)によ
って制御される。中央制御装置100は、周知のCPU
102、ROM106、RAM104、外部入力回路1
08、外部出力回路110等をバス112で相互に接続
したマイクロコンピュータとして構成されており、始動
口48のLED49a、49b、49cおよびソレノイ
ド91が、外部出力回路110に接続されている。また
外部出力回路110には、特定入賞口8に内蔵されるソ
レノイド(図示略)、図柄表示装置24、大入賞口46
を開閉するためのソレノイド114、振分装置42のモ
ータ116等が接続されている。一方、外部入力回路1
08には、中央ゲート14の遊技球の通過を検出するた
めのセンサ118、大入賞口46への入賞を検出するセ
ンサ120、他の入賞口への入賞を検出するためのセン
サ(図示略)やパチンコ機1の各部に接地されているセ
ンサやスイッチ類も接続されており、これらからの信号
が入力される。
【0039】こうした構成により、CPU102は、外
部入力回路108を介してセンサやスイッチ類からの各
種の信号を取得でき、外部出力回路110を介して信号
を送出して図柄表示装置24、ソレノイド91、11
4、モータ116等の動作を制御することができる。
【0040】次に、このパチンコ機1の動作について、
中央制御装置100のCPU102が実行する制御処理
に従って説明する。図4に示すように、パチンコ機1の
電源が投入されて稼動開始となると、中央制御装置10
0のCPU102は、各部の初期化等の初期設定処理を
実行する(ステップ701)。特に本発明に関わる部分
としては、始動口48のLED49a〜49cを消灯状
態とし、ソレノイド91を20秒毎に約1秒間だけオン
状態とするため設定処理がある。したがって、パチンコ
機1の起動直後では、LED49a〜49cは消灯して
いて、20秒毎に約1秒間だけソレノイド91がオン状
態となる。
【0041】次に、CPU102は、中央ゲート14の
センサ118からの通過信号を待つ(ステップ70
2)。この通過信号の入力があれば、中央ゲート14を
遊技球が通過したことになる。センサ118からの通過
信号があれば、CPU102はステップ704に進ん
で、特定入賞口8のソレノイドを励磁させチューリップ
6を駆動させることにより特定入賞口8を所定時間(た
とえば約1秒)開放させる。
【0042】ステップ704の処理に続いて、CPU1
02は、振分装置42の流入球センサ101の出力に基
づいて、遊技球が受け入れ通路43から球受け45a上
に落下したかを判定する(ステップ706)。所定の時
間内に受け入れ通路43からの遊技球の落下が判定され
なければ、CPU102は、ステップ707に進んで、
特定入賞口8が閉鎖されたか判定する。特定入賞口8が
未閉鎖(開放中)であれば、CPU102は、ステップ
706に回帰する。
【0043】また、ステップ707で特定入賞口8が閉
鎖されていたならば、CPU102は、特定入賞口8の
閉鎖から所定の時間(特定入賞口8に入賞した遊技球が
流入球センサ101に到着するのに十分な時間、例えば
1秒程度)が経過したかを判定し(ステップ708)、
タイムアップであれば(ステップ708:YES)、ス
テップ702に回帰する。
【0044】一方、ステップ708でタイムアップでな
ければ、CPU102はステップ706に戻って、受け
入れ通路43から球受け45aへの遊技球の落下を待
つ。ステップ706で、受け入れ通路43から球受け4
5aへの遊技球の落下があったと判定した場合には(ス
テップ706:YES)、CPU102は、内蔵する判
定用のカウンタ(図示は略)のカウント値を読み込ん
で、あらかじめ設定されている当たり値との照合により
当たり外れを判定する(ステップ709)。
【0045】続いて、CPU102は、000〜999
を繰り返してカウントしている表示決定用のカウンタ
(図示は略)のカウント値に基づいて図柄表示装置24
に表示させる図柄を決定する(ステップ710)。具体
的には、ステップ709の判定が当たりの場合、CPU
102は、表示決定用のカウンタのカウント値の下1桁
に対応して0〜9のいずれかの数字を決定することによ
り、たとえば[333]、[777]といった当たり表
示用の配列を決定する。また、ステップ709の判定が
外れであれば、表示決定用のカウンタのカウント値をそ
のまま外れ表示用の配列として決定する。ただし、この
中には111、333等当たり表示となる配列があるか
ら、そのような場合には1桁目を+1して、112、3
34のような配列を決定する。
【0046】次に、CPU102は、ステップ710で
決定した3桁の図柄を、図柄表示装置24に送出して、
適宜選択される変動パターンで変動表示してから3桁を
静止表示することを指示する(ステップ711)。図柄
表示装置24は、この指示を受けて3桁を変動表示して
から静止表示するので、遊技者は、当たりまたははずれ
を認識できる。
【0047】続いてCPU102は、図柄表示装置24
に表示された(実際には、ステップ710で決定した)
図柄に応じて、振分装置42の稼動を制御する(ステッ
プ712)。詳しくは、図柄表示装置24に表示された
図柄が[333]、[777]等の当たり表示であれ
ば、CPU102は、振分部材45を図2に示される矢
印L方向(反時計廻り)にほぼ1/2回転させるべく、
振分装置42のモータを制御する。これにより、球受け
45aに保持されていた遊技球を特別領域38側に進ま
せる。また、図柄表示装置24に表示された図柄が外れ
の表示であれば、CPU102は、振分部材45を図2
に示される矢印R方向(時計廻り)にほぼ1/2回転さ
せるべく振分装置42のモータを制御する。これによ
り、球受け45aに保持されていた遊技球を普通領域4
0側に進ませる。このようにして、遊技球が、特別領域
38側または普通領域40側に振分けられる。
【0048】ステップ712の処理に続いて、CPU1
02は、特別領域38側に設置されているセンサからの
信号によって、遊技球が特別領域38を通過したことを
確認したなら(ステップ713)、特定遊技状態に移行
する(ステップ714)。この特定遊技状態は、第3種
始動口付パチンコ機における特定遊技状態として周知の
内容と同様である。これを簡単に説明すると、特定遊技
状態中に遊技球が始動口48に入賞すると、CPU10
2は、大入賞口46のソレノイド114を励磁させ、大
入賞口46を開放させる。そして大入賞口46のセンサ
120からの信号により大入賞口46に10個の遊技球
が入賞したことが検出されるか、開放時間が約9.7秒
になると、CPU102は、ソレノイド114を消磁さ
せて、大入賞口46を閉鎖させる。さらに、CPU10
2は、始動口48に遊技球が入賞する毎に上述と同様の
制御を繰り返し、始動口48への入賞が合計16個に達
して、それに続く大入賞口46の開放が終了したなら、
特定遊技状態が終了する。
【0049】本具体例においては、CPU102は、特
定遊技状態への移行(ステップ714)に続いて、始動
口48の状態を予告動作状態にさせる(ステップ71
5)。詳しくは、図5に示すように、ソレノイド91を
1000ミリ秒間励磁させてから8400ミリ秒間消磁
させることを繰り返し、ソレノイド91のオンから31
00ミリ秒後にLED49cを点灯させ、同様に520
0ミリ秒後にLED49bを、7300ミリ秒後にLE
D49aを点灯させ、さらに次にソレノイド91をオン
にするのと同期してLED49a、49b、49cを一
斉に消灯させる。
【0050】つまり、ソレノイド91のオン状態になる
のに先だって、LED49c、LED49b、LED4
9aの順に点灯し、ソレノイド91がオン状態になって
下板77が後退するのに合わせてLED49a〜49c
が消灯することが繰り返される。このため、遊技者は、
LED49a〜49cの点灯状態によってソレノイド9
1がオン状態になるのを予測することができ、特定遊技
状態中には好適なタイミングを見計らって遊技球を打ち
出すことができる。
【0051】そして、CPU102は、特定遊技状態の
終了を待って(ステップ716:YES)、ソレノイド
91の動作およびLED49a〜49cの点滅パターン
を普通動作に設定し直す(ステップ717)。この普通
動作状態は、初期設定された状態と同じで、始動口48
のLED49a〜49cを消灯状態とし、ソレノイド9
1を20秒毎に約1秒間だけオン状態とする動作であ
る。
【0052】特定遊技状態中はLED49a〜49cは
ソレノイド91のオン状態を予告し、特定遊技状態にな
いときにはこれを予告しないから、遊技者としては、L
ED49a〜49cの点滅パターンを見ただけで、大入
賞口46を開かせるために始動口48を狙うべきタイミ
ングなのか否かを判断できる。
【0053】また、特別遊技中ではないときには、LE
D49a〜49cはソレノイド91のオン状態を予告し
ない(消灯している)から、特定遊技状態でないときに
始動口48を狙って、好適なタイミングを見計らって遊
技球を発射することはできない。
【0054】CPU102は、次のステップ718で
は、振分用モータを稼動させ振分部材45をほぼ1/2
回転させる。これにより、振分部材45は、図2に示さ
れる位置に復帰する。次に、CPU102は、ステップ
706に回帰する。そして、ここで遊技球の受け入れ通
路43からの落下が検出されたなら、再度ステップ70
9〜ステップ718の処理を繰り返す。つまり、受け入
れ通路43に通ずる経路内に遊技球が存在すれば、これ
らの遊技球がなくなるまで、ステップ709〜ステップ
718の処理が繰り返される。
【0055】また、ステップ706で遊技球の受け入れ
通路43からの落下が検出されなければ、CPU102
はステップ707に進むが、例えば特定遊技に要する時
間は特定入賞口8の1回の開放時間(約0.5秒または
約4秒)よりも格段に長いので、特定入賞口8は既に閉
鎖されている。このためCPU102は、ステップ70
8に進むが、特定入賞口8の閉鎖からも長時間を経過し
ているから、タイムアップとなり、ステップ702に回
帰することになる。この後、再び上述した処理が繰り返
される。
【0056】以上のように、このパチンコ機1において
は、特定遊技状態中には下板77が後退する(始動口4
8に入った遊技球が通過を許される)タイミングが予告
されるので、遊技者が無駄な遊技球を発射することはな
くなる。しかも、特定遊技状態中とそうでないときとで
は、下板77の後退のタイミングを異ならせ予告パター
ンも異ならせている(点滅する/点滅しない)ので、遊
技者としては、LED49a〜49cの点滅パターンを
見ただけで、大入賞口46を開かせるために始動口48
を狙うべきタイミングなのか否かを判断できる。また、
特定遊技状態でないときに始動口48を狙って、好適な
タイミングを見計らって遊技球を発射することはできな
い。
【0057】なお、ソレノイド91のオン状態の予告に
当たって、音声などを併用することも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の弾球
遊技機によれば、特定遊技状態中には、ソレノイドのオ
ン状態を予告することにより、無駄な発射を控えさせる
ことができ、特定遊技状態中と特定遊技状態中ではない
ときまたは遊技中ではないときとで、発光手段の作動状
態を変化させることで、遊技者に対して、可変入賞装置
を開かせるために始動口や通過口を狙うべきタイミング
にある(特定遊技状態中である)か否かを通知できる。
【0059】また、特定遊技状態中ではないときには発
光手段の作動を停止させたり、ソレノイドのオン状態の
予告とは無関係な発光状態とすることで、特定遊技状態
にないときに好適なタイミングで始動口を狙って遊技球
を発射して効率的に賞球を得ることを困難にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 具体例のパチンコ機の正面図である。
【図2】 具体例のパチンコ機に装着されている振分装
置の内部構造の説明図である。
【図3】 具体例のパチンコ機の電気的な構成を説明す
るブロック図である。
【図4】 具体例のパチンコ機のCPUが実行する処理
のフローチャートである。
【図5】 具体例のパチンコ機における特別遊技中のソ
レノイドとLEDのオン、オフのタイミングチャートで
ある。
【図6】 回転体を備える従来の分離入賞装置の説明図
であり、図6(a)は回転体が受球した状態の説明図、
図6(b)は遊技球を排出する状態の説明図である。
【図7】 ソレノイドを備える従来の分離入賞装置の説
明図であり、図7(a)はソレノイドがオフのときの説
明図、図7(b)はソレノイドをオンにしたときの説明
図、図7(c)は再度ソレノイドをオフにしたときの説
明図である。
【符号の説明】
1・・・パチンコ機(弾球遊技機)、3・・・遊技盤、
8・・・特定入賞口、14・・・中央ゲート、16・・
・中央入賞口、24・・・図柄表示装置、38・・・特
別領域、40・・・普通領域、42・・・振分装置、4
6・・・大入賞口(可変入賞装置)、48・・・始動
口、49a〜49c・・・LED(発光手段)、65・
・・遊技球通路、67・・・入球口、69・・・排出
口、75・・・上板(変位部材)、77・・・下板(変
位部材)、83・・・リンク部材(変位部材)、91・
・・ソレノイド、100・・・中央制御装置(ソレノイ
ド制御手段、発光制御手段)、102・・・CPU(ソ
レノイド制御手段、発光制御手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面上に発射された遊技球が特定入
    賞口に入球するか遊技盤面上の図柄表示装置に所定の図
    柄が表示されたことに起因して特定遊技状態となり、該
    特定遊技状態中に始動口または通過口に遊技球の入球が
    あると可変入賞装置を遊技者に有利な状態とする弾球遊
    技機において、 遊技球を入球させる入球口と遊技球を排出する排出口と
    を備え前記始動口または通過口として設置される遊技球
    通路と、 第1位置と第2位置とに可逆的に変位し、前記第1位置
    にあるときには前記入球口に入球した遊技球の前記遊技
    球通路の通過を阻止し、前記第2位置に変位した際には
    前記第1位置で前記遊技球通路の通過を阻止した遊技球
    の内で最も先行する遊技球だけに前記遊技球通路の通過
    を許す変位部材と、 オフ状態では該変位部材を前記第1位置としオン状態で
    は該変位部材を第2位置とするソレノイドと、 前記特定遊技状態中は該ソレノイドを所定時間毎に一定
    時間オン状態とし、前記特定遊技状態中ではないときま
    たは遊技中ではないときには前記ソレノイドをオフ状態
    とするか前記特定遊技状態中とは異なるタイミングでオ
    ン状態とするソレノイド制御手段と、 発光状態を変化させる発光手段と、 前記特定遊技状態中は前記発光手段を前記ソレノイドの
    オン状態に先だって所定の発光状態とすることにより該
    ソレノイドのオン状態を予告させ、前記特定遊技状態中
    ではないときまたは遊技中ではないときには前記発光手
    段の作動を停止させるか前記特定遊技状態中とは異なる
    作動状態とする発光制御手段とを備えたことを特徴とす
    る弾球遊技機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010240124A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

Cited By (1)

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