JPH09328849A - 間仕切壁の施工方法 - Google Patents
間仕切壁の施工方法Info
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- JPH09328849A JPH09328849A JP14707996A JP14707996A JPH09328849A JP H09328849 A JPH09328849 A JP H09328849A JP 14707996 A JP14707996 A JP 14707996A JP 14707996 A JP14707996 A JP 14707996A JP H09328849 A JPH09328849 A JP H09328849A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 間仕切壁構成パネルの上端縁に沿って形成さ
れる目地又は間隙を縮小するとともに、間仕切壁構成パ
ネルのスライド距離を大幅に低減する間仕切壁構成パネ
ルの施工方法を提供する。 【解決手段】 床ランナは、複数の第1及び第2ランナ
部材15、30に分割される。各第2ランナ部材30の
全長Rは、パネル1の幅員と実質的に同一に設定され、
或いは、パネルの幅員よりも小さく設定される。第2ラ
ンナ部材30は、建込み工程及びスライド工程が完了し
たパネルの下方開口溝6に挿入され、パネルの開放側縁
から所定距離Lだけ突出する。新たに起立姿勢に建込ま
れたパネルは、天井ランナ20及び第2ランナ部材の突
出部分の案内にてスライドし、既に所定位置に配置され
たパネルに連接する。
れる目地又は間隙を縮小するとともに、間仕切壁構成パ
ネルのスライド距離を大幅に低減する間仕切壁構成パネ
ルの施工方法を提供する。 【解決手段】 床ランナは、複数の第1及び第2ランナ
部材15、30に分割される。各第2ランナ部材30の
全長Rは、パネル1の幅員と実質的に同一に設定され、
或いは、パネルの幅員よりも小さく設定される。第2ラ
ンナ部材30は、建込み工程及びスライド工程が完了し
たパネルの下方開口溝6に挿入され、パネルの開放側縁
から所定距離Lだけ突出する。新たに起立姿勢に建込ま
れたパネルは、天井ランナ20及び第2ランナ部材の突
出部分の案内にてスライドし、既に所定位置に配置され
たパネルに連接する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間仕切壁の施工方
法に関するものであり、より詳細には、一体的中空パネ
ルとして成形又は形成された間仕切壁構成パネルを床ラ
ンナに沿ってスライドさせる間仕切壁の施工方法に関す
るものである。
法に関するものであり、より詳細には、一体的中空パネ
ルとして成形又は形成された間仕切壁構成パネルを床ラ
ンナに沿ってスライドさせる間仕切壁の施工方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】石膏ボード又は珪酸カルシウム板等の建
築工事用内装ボードを軽鉄スタッド又は鋼製スタッドに
固定又は係止してなる所謂軸組構造の軽鉄間仕切壁が、
各種建築物又は工作物の間仕切壁として、広く実用に供
されている。この種の軸組構造の軽鉄間仕切壁では、間
柱を構成する鋼製スタッドは、壁芯上に所定間隔を隔て
て直立に整列配置され、鋼製スタッドの上端部及び下端
部は、天井ランナ及び床ランナに係止ないし保持され
る。間仕切壁の両側壁面を形成する内装ボードは、ビス
及び/又は接着剤によって鋼製スタッドの両側面に取付
けられる。これに対し、壁体の断熱性能、遮音性能、或
いは、施工性等を向上し得る構造形式の間仕切壁とし
て、間柱を省略可能な構成を有する所謂ノンスタッド構
造又はスタッドレス構造の間仕切壁が知られている。こ
の種の間仕切壁を構成する内装ボードは一般に、上下方
向に延在する一体成形リブ等の補強リブを裏面に備え、
自立可能な曲げ剛性、剪断剛性又は座屈剛性を有してお
り、内装ボードの上端縁及び下端縁は、天井ランナ及び
床ランナの各側に夫々固定又は係止される。また、解体
撤去工事の簡素化を図るとともに、間仕切壁構成部材の
移設又は再利用等を可能にする比較的簡易な間仕切壁構
成部材として、両側壁面を構成する内装ボードを補強リ
ブ又は補強芯材にて一体的に接合又は連結してなる中空
構造又はハニカム構造の間仕切壁構成パネルが提案され
ている。かかる中空構造の間仕切壁構成パネルは、天井
ランナ又は床ランナと係合可能な上端部又は下端部を備
えており、パネルの上端部及び下端部は、天井ランナ及
び床ランナにて支持され、自立する。このように一体的
中空パネルとして成形された間仕切壁構成パネルは、天
井ランナ及び床ランナに対するパネル上端部及び下端部
の係止又は固定により、間仕切壁の両側の内装下地壁面
又は内装仕上壁面を形成するとともに、天井ランナ及び
床ランナに対するパネル上端部及びパネル下端部の解放
又は分解により、比較的容易に解体・撤去し得る。従っ
て、上記間仕切壁構成パネルは、間仕切壁の解体撤去工
事を大幅に簡素化し且つ間仕切壁構成部材の移設又は再
利用等を実現可能にするとともに、間仕切壁の施工工程
又は施工作業の簡素化、或いは、大幅な施工工期の短縮
を可能にするので、特定の用途の間仕切壁、例えば、短
期の設置及び解体・移設を要する展示会場又は仮設建築
物等の間仕切壁等の構成要素として、実用的に極めて有
利である。
築工事用内装ボードを軽鉄スタッド又は鋼製スタッドに
固定又は係止してなる所謂軸組構造の軽鉄間仕切壁が、
各種建築物又は工作物の間仕切壁として、広く実用に供
されている。この種の軸組構造の軽鉄間仕切壁では、間
柱を構成する鋼製スタッドは、壁芯上に所定間隔を隔て
て直立に整列配置され、鋼製スタッドの上端部及び下端
部は、天井ランナ及び床ランナに係止ないし保持され
る。間仕切壁の両側壁面を形成する内装ボードは、ビス
及び/又は接着剤によって鋼製スタッドの両側面に取付
けられる。これに対し、壁体の断熱性能、遮音性能、或
いは、施工性等を向上し得る構造形式の間仕切壁とし
て、間柱を省略可能な構成を有する所謂ノンスタッド構
造又はスタッドレス構造の間仕切壁が知られている。こ
の種の間仕切壁を構成する内装ボードは一般に、上下方
向に延在する一体成形リブ等の補強リブを裏面に備え、
自立可能な曲げ剛性、剪断剛性又は座屈剛性を有してお
り、内装ボードの上端縁及び下端縁は、天井ランナ及び
床ランナの各側に夫々固定又は係止される。また、解体
撤去工事の簡素化を図るとともに、間仕切壁構成部材の
移設又は再利用等を可能にする比較的簡易な間仕切壁構
成部材として、両側壁面を構成する内装ボードを補強リ
ブ又は補強芯材にて一体的に接合又は連結してなる中空
構造又はハニカム構造の間仕切壁構成パネルが提案され
ている。かかる中空構造の間仕切壁構成パネルは、天井
ランナ又は床ランナと係合可能な上端部又は下端部を備
えており、パネルの上端部及び下端部は、天井ランナ及
び床ランナにて支持され、自立する。このように一体的
中空パネルとして成形された間仕切壁構成パネルは、天
井ランナ及び床ランナに対するパネル上端部及び下端部
の係止又は固定により、間仕切壁の両側の内装下地壁面
又は内装仕上壁面を形成するとともに、天井ランナ及び
床ランナに対するパネル上端部及びパネル下端部の解放
又は分解により、比較的容易に解体・撤去し得る。従っ
て、上記間仕切壁構成パネルは、間仕切壁の解体撤去工
事を大幅に簡素化し且つ間仕切壁構成部材の移設又は再
利用等を実現可能にするとともに、間仕切壁の施工工程
又は施工作業の簡素化、或いは、大幅な施工工期の短縮
を可能にするので、特定の用途の間仕切壁、例えば、短
期の設置及び解体・移設を要する展示会場又は仮設建築
物等の間仕切壁等の構成要素として、実用的に極めて有
利である。
【0003】
【発明が解決しよとうする課題】しかしながら、実際の
施工において、間仕切壁の全長に亘って壁芯を中心に延
びる比較的長尺の天井ランナ及び床ランナは、間仕切壁
構成パネルの建込み前に天井下地及び床下地に固定され
る。従って、天井ランナ及び床ランナに対する上記間仕
切壁構成パネルの建込み又は取付け工程において、間仕
切壁構成パネルを壁芯の片側から取付け可能にすべく、
間仕切壁構成パネルの全長(全高)を天井高よりも若干
小さく設定し、天井高に対する上下方向の寸法的余裕、
パネルの逃げ寸法、或いは、パネルの上下変位可能な遊
び寸法等を施工上確保せざるを得ない。この結果、天井
廻り縁の取付け、或いは、シーリング処理等を要する目
地又は間隙が、間仕切壁構成パネルの上縁と天井仕上ボ
ード又は天井仕上材との間に常に形成されてしまう。ま
た、このような目地又は間隙の幅寸法(高さ寸法)を低
減し、或いは、かかる目地又は間隙を実質的に消滅し得
る工法として、少なくとも間仕切壁構成パネルの幅員に
相当する長さに亘って床ランナを部分的に切除し、該切
除領域において間仕切壁構成パネルを壁芯上に芯合せ又
は整合するとともに、パネル上端部を天井ランナに係合
させる施工方式が提案されている。しかしながら、かか
る施工方式によれば、間仕切壁構成パネルを床ランナ及
び天井ランナの案内にて床ランナ切除領域から所望のパ
ネル設置位置までスライド又は摺動させなければならな
い。このような比較的長い距離に亘る間仕切壁構成パネ
ルのスライド運動又は横移動は、床ランナの変位、或い
は、床下地の微妙な不陸による影響を受け易く、この結
果、間仕切壁構成パネルの取付け作業又は建込み作業が
煩雑化するばかりでなく、間仕切壁構成パネルの歪み、
捩り又は損傷等が生起し易い。
施工において、間仕切壁の全長に亘って壁芯を中心に延
びる比較的長尺の天井ランナ及び床ランナは、間仕切壁
構成パネルの建込み前に天井下地及び床下地に固定され
る。従って、天井ランナ及び床ランナに対する上記間仕
切壁構成パネルの建込み又は取付け工程において、間仕
切壁構成パネルを壁芯の片側から取付け可能にすべく、
間仕切壁構成パネルの全長(全高)を天井高よりも若干
小さく設定し、天井高に対する上下方向の寸法的余裕、
パネルの逃げ寸法、或いは、パネルの上下変位可能な遊
び寸法等を施工上確保せざるを得ない。この結果、天井
廻り縁の取付け、或いは、シーリング処理等を要する目
地又は間隙が、間仕切壁構成パネルの上縁と天井仕上ボ
ード又は天井仕上材との間に常に形成されてしまう。ま
た、このような目地又は間隙の幅寸法(高さ寸法)を低
減し、或いは、かかる目地又は間隙を実質的に消滅し得
る工法として、少なくとも間仕切壁構成パネルの幅員に
相当する長さに亘って床ランナを部分的に切除し、該切
除領域において間仕切壁構成パネルを壁芯上に芯合せ又
は整合するとともに、パネル上端部を天井ランナに係合
させる施工方式が提案されている。しかしながら、かか
る施工方式によれば、間仕切壁構成パネルを床ランナ及
び天井ランナの案内にて床ランナ切除領域から所望のパ
ネル設置位置までスライド又は摺動させなければならな
い。このような比較的長い距離に亘る間仕切壁構成パネ
ルのスライド運動又は横移動は、床ランナの変位、或い
は、床下地の微妙な不陸による影響を受け易く、この結
果、間仕切壁構成パネルの取付け作業又は建込み作業が
煩雑化するばかりでなく、間仕切壁構成パネルの歪み、
捩り又は損傷等が生起し易い。
【0004】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、一体的パネルとし
て成形又は形成された間仕切壁構成パネルを壁芯に沿っ
てスライドさせる間仕切壁の施工方法において、間仕切
壁構成パネルの上端縁に沿って形成される目地又は間隙
の幅寸法を低減し、或いは、かかる目地又は間隙の形成
を実質的に解消するとともに、間仕切壁構成パネルのス
ライド距離又は横移動距離を大幅に低減することができ
る間仕切壁構成パネルの施工方法を提供することにあ
る。本発明は又、上記間仕切壁の施工方法において、間
仕切壁構成パネルのスライド運動に対する床下地の不陸
又は床ランナの変位等の影響を実質的に回避し、施工作
業を簡素化するとともに、間仕切壁構成パネルの歪み、
捩り又は損傷等を防止し得る間仕切壁の施工方法を提供
することを目的とする。
のであり、その目的とするところは、一体的パネルとし
て成形又は形成された間仕切壁構成パネルを壁芯に沿っ
てスライドさせる間仕切壁の施工方法において、間仕切
壁構成パネルの上端縁に沿って形成される目地又は間隙
の幅寸法を低減し、或いは、かかる目地又は間隙の形成
を実質的に解消するとともに、間仕切壁構成パネルのス
ライド距離又は横移動距離を大幅に低減することができ
る間仕切壁構成パネルの施工方法を提供することにあ
る。本発明は又、上記間仕切壁の施工方法において、間
仕切壁構成パネルのスライド運動に対する床下地の不陸
又は床ランナの変位等の影響を実質的に回避し、施工作
業を簡素化するとともに、間仕切壁構成パネルの歪み、
捩り又は損傷等を防止し得る間仕切壁の施工方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明は、両側に内装壁面を有する一体的
パネルとして形成された間仕切壁構成パネルを床ランナ
に沿ってスライドさせ、連続的な壁体を形成する間仕切
壁の施工方法において、前記間仕切壁構成パネルの全幅
に亘って延びる下方開口溝を該パネルの下端縁に形成
し、前記床ランナを複数のランナ構成部材に分割し、該
ランナ構成部材の全長は夫々、前記間仕切壁構成パネル
の幅員と実質的に同一又は該幅員よりも小さく設定さ
れ、所定位置に位置決めされた第1の間仕切壁構成パネ
ルの下方開口溝に前記ランナ構成部材を挿入し、該ラン
ナ構成部材を該第1パネルの開放側縁から所定距離突出
せしめ、前記ランナ構成部材の突出方向前方の開放領域
にて第2の間仕切壁構成パネルを建込み、該第2パネル
の下方開口溝を前記ランナ構成部材の突出部分に係合さ
せ、該ランナ構成部材の案内にて前記第2パネルをスラ
イドさせ、前記第1パネルに連接することを特徴とする
間仕切壁の施工方法を提供する。
するために、本発明は、両側に内装壁面を有する一体的
パネルとして形成された間仕切壁構成パネルを床ランナ
に沿ってスライドさせ、連続的な壁体を形成する間仕切
壁の施工方法において、前記間仕切壁構成パネルの全幅
に亘って延びる下方開口溝を該パネルの下端縁に形成
し、前記床ランナを複数のランナ構成部材に分割し、該
ランナ構成部材の全長は夫々、前記間仕切壁構成パネル
の幅員と実質的に同一又は該幅員よりも小さく設定さ
れ、所定位置に位置決めされた第1の間仕切壁構成パネ
ルの下方開口溝に前記ランナ構成部材を挿入し、該ラン
ナ構成部材を該第1パネルの開放側縁から所定距離突出
せしめ、前記ランナ構成部材の突出方向前方の開放領域
にて第2の間仕切壁構成パネルを建込み、該第2パネル
の下方開口溝を前記ランナ構成部材の突出部分に係合さ
せ、該ランナ構成部材の案内にて前記第2パネルをスラ
イドさせ、前記第1パネルに連接することを特徴とする
間仕切壁の施工方法を提供する。
【0006】本発明は更に、両側に内装壁面を有する一
体的パネルとして形成された間仕切壁構成パネルを床ラ
ンナに沿ってスライドさせ、連続的な壁体を形成する間
仕切壁の施工方法において、前記間仕切壁構成パネルの
全幅に亘って延びる下方開口溝を該パネルの下端縁に形
成し、壁芯に沿って間隔を隔てて床下地上に配置された
複数の硬化材料によって前記床ランナを形成し、該硬化
材料の全長は夫々、前記間仕切壁構成パネルの幅員と実
質的に同一又は該幅員よりも小さく設定され、所定位置
に位置決めされた第1の間仕切壁構成パネルの下方開口
溝に対して、変形可能な未硬化状態の前記硬化材料を導
入し、該硬化材料を壁芯に沿って該第1パネルの開放側
縁から所定距離突出せしめ、前記硬化材料の突出方向前
方の開放領域にて第2の間仕切壁構成パネルを建込み、
該第2パネルの下方開口溝を前記硬化材料の突出部分に
係合させるとともに、前記第2パネルを前記第1パネル
に向かってスライドさせ、該第1及び第2パネル同士を
相互連接することを特徴とする間仕切壁の施工方法を提
供する。
体的パネルとして形成された間仕切壁構成パネルを床ラ
ンナに沿ってスライドさせ、連続的な壁体を形成する間
仕切壁の施工方法において、前記間仕切壁構成パネルの
全幅に亘って延びる下方開口溝を該パネルの下端縁に形
成し、壁芯に沿って間隔を隔てて床下地上に配置された
複数の硬化材料によって前記床ランナを形成し、該硬化
材料の全長は夫々、前記間仕切壁構成パネルの幅員と実
質的に同一又は該幅員よりも小さく設定され、所定位置
に位置決めされた第1の間仕切壁構成パネルの下方開口
溝に対して、変形可能な未硬化状態の前記硬化材料を導
入し、該硬化材料を壁芯に沿って該第1パネルの開放側
縁から所定距離突出せしめ、前記硬化材料の突出方向前
方の開放領域にて第2の間仕切壁構成パネルを建込み、
該第2パネルの下方開口溝を前記硬化材料の突出部分に
係合させるとともに、前記第2パネルを前記第1パネル
に向かってスライドさせ、該第1及び第2パネル同士を
相互連接することを特徴とする間仕切壁の施工方法を提
供する。
【0007】上記間仕切壁の施工方法によれば、長尺の
床ランナを予め床下地上に固定せずに、パネル建込み工
程、パネル・スライド工程、更には、ランナ挿入工程又
は硬化材料導入工程からなる実質的に3段階の工程を反
復実施することより、順送り方式に間仕切壁全体を施工
することができる。従って、間仕切壁構成パネルの建込
み工程を上記ランナ構成部材又は硬化材料の突出端に隣
接して実施し得るので、引き続く間仕切壁構成パネルの
スライド距離又は横移動距離を実質的にランナ構成部材
又は硬化材料の突出距離の範囲内に制限ないし限定する
ことができる。また、長尺の床ランナを設けずにパネル
の建込み工程又は起立工程を実行し得るので、パネルの
全長(全高)を天井高と実質的に一致させ、壁面と天井
面との接続領域における目地又は間隙等の形成を回避す
ることができる。しかも、上記施工方法によれば、床ラ
ンナは、比較的短い全長を有するランナ構成部材又は硬
化材料に分割されるので、床下地の表面の不陸又は床ラ
ンナ自体の変位・変形等による床ランナの変位、歪み又
は捩り等を格別に考慮することなく、パネルのスライド
工程を実施し得るとともに、スライド工程におけるパネ
ルの歪み、捩り又は損傷等を確実に防止することができ
る。
床ランナを予め床下地上に固定せずに、パネル建込み工
程、パネル・スライド工程、更には、ランナ挿入工程又
は硬化材料導入工程からなる実質的に3段階の工程を反
復実施することより、順送り方式に間仕切壁全体を施工
することができる。従って、間仕切壁構成パネルの建込
み工程を上記ランナ構成部材又は硬化材料の突出端に隣
接して実施し得るので、引き続く間仕切壁構成パネルの
スライド距離又は横移動距離を実質的にランナ構成部材
又は硬化材料の突出距離の範囲内に制限ないし限定する
ことができる。また、長尺の床ランナを設けずにパネル
の建込み工程又は起立工程を実行し得るので、パネルの
全長(全高)を天井高と実質的に一致させ、壁面と天井
面との接続領域における目地又は間隙等の形成を回避す
ることができる。しかも、上記施工方法によれば、床ラ
ンナは、比較的短い全長を有するランナ構成部材又は硬
化材料に分割されるので、床下地の表面の不陸又は床ラ
ンナ自体の変位・変形等による床ランナの変位、歪み又
は捩り等を格別に考慮することなく、パネルのスライド
工程を実施し得るとともに、スライド工程におけるパネ
ルの歪み、捩り又は損傷等を確実に防止することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態におい
て、上記間仕切壁は、壁芯に沿って延在する天井ランナ
を有し、上記間仕切壁構成パネルは、天井ランナを受入
れ可能な上方開口溝を上端縁に備え、該天井ランナの案
内により壁芯に沿ってスライド運動する。好ましくは、
上記間仕切壁構成パネルは、両側の壁面構成ボード、中
実又は中空の芯材および内部中空領域を有する中空パネ
ル又はハニカム状パネルからなり、上下方向に延びる突
出部又は突条が、パネルの一方の側縁から突出し、該突
出部又は突条を受入れ可能な引込み部、溝又は凹部が、
パネルの他方の側縁に形成される。更に好ましくは、上
記突出部は、上下方向に延びる中実の芯材の突出部分か
らなり、上記引込み部は、上下方向に延びる中実の芯材
の引込み領域からなる。或る実施形態において、パネル
の剛性を向上させる中間補強芯材がパネルの中空領域に
配設される。他の好適な実施形態において、上記間仕切
壁構成パネルは、両側の壁面構成ボードを相互連結する
変形可能な連結部材を備える。連結部材は、折り畳み可
能又は屈曲可能な連結板により構成され、パネルの全体
厚は、所望により圧縮される。本発明の好ましい実施形
態において、上記間仕切壁構成パネルの幅員は、450
mm乃至900mmに設定され、更に好ましくは、600mm
程度に設定され、また、間仕切壁構成パネルの全長(全
高)は、2100mm乃至3000mmに設定され、更に好
ましくは、2400mm乃至2700mm程度に設定され
る。本発明の好ましい実施形態において、上記ランナ構
成部材は、一般に使用される軽鉄床ランナ部材の切断
片、例えば、所定長に切断された溝形軽鉄部材からな
り、上記硬化材料は、左官工事又はGL工法等の湿式工
法にて使用される石膏系接着材又はセメント系硬化材料
からなる。
て、上記間仕切壁は、壁芯に沿って延在する天井ランナ
を有し、上記間仕切壁構成パネルは、天井ランナを受入
れ可能な上方開口溝を上端縁に備え、該天井ランナの案
内により壁芯に沿ってスライド運動する。好ましくは、
上記間仕切壁構成パネルは、両側の壁面構成ボード、中
実又は中空の芯材および内部中空領域を有する中空パネ
ル又はハニカム状パネルからなり、上下方向に延びる突
出部又は突条が、パネルの一方の側縁から突出し、該突
出部又は突条を受入れ可能な引込み部、溝又は凹部が、
パネルの他方の側縁に形成される。更に好ましくは、上
記突出部は、上下方向に延びる中実の芯材の突出部分か
らなり、上記引込み部は、上下方向に延びる中実の芯材
の引込み領域からなる。或る実施形態において、パネル
の剛性を向上させる中間補強芯材がパネルの中空領域に
配設される。他の好適な実施形態において、上記間仕切
壁構成パネルは、両側の壁面構成ボードを相互連結する
変形可能な連結部材を備える。連結部材は、折り畳み可
能又は屈曲可能な連結板により構成され、パネルの全体
厚は、所望により圧縮される。本発明の好ましい実施形
態において、上記間仕切壁構成パネルの幅員は、450
mm乃至900mmに設定され、更に好ましくは、600mm
程度に設定され、また、間仕切壁構成パネルの全長(全
高)は、2100mm乃至3000mmに設定され、更に好
ましくは、2400mm乃至2700mm程度に設定され
る。本発明の好ましい実施形態において、上記ランナ構
成部材は、一般に使用される軽鉄床ランナ部材の切断
片、例えば、所定長に切断された溝形軽鉄部材からな
り、上記硬化材料は、左官工事又はGL工法等の湿式工
法にて使用される石膏系接着材又はセメント系硬化材料
からなる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る間
仕切壁施工方法の実施例について、詳細に説明する。図
1及び図2は、本発明の第1実施例に係る間仕切壁施工
方法において使用し得る間仕切壁構成パネルを例示する
横断面図及び側面図である。図1に示す間仕切壁構成パ
ネル1(以下、パネル1という)は、間仕切壁の両側の
室空間又は所定領域の壁面を構成する壁面構成ボード2
を両側面に備える。壁面構成ボード2(以下、ボード2
という)として、例えば、石膏ボード、珪酸カルシウム
板、フレキシブルボード、石膏スラグ板、大平板、石膏
繊維板、合板等の各種の建築内装工事用ボードを好まし
く使用し得る。各ボード2は、所定間隔を隔てて互いに
平行に配置され、中実の芯材又はリブ構成部材3、4に
よって相互に一体的に連結される。両側のボード2及び
芯材3、4によって画成された中間帯域又は中空領域Z
が、パネル1の内部に形成され、パネル1は、全体的に
軽量な構造を有する。また、実質的にパネル1の全長に
亘って上下方向に延在する芯材3、4は、パネル1を全
体的に補強し、曲げ応力、圧縮応力又は剪断応力に対す
るパネル1の剛性、或いは、パネル1の耐壁面衝撃強度
等を向上させる。
仕切壁施工方法の実施例について、詳細に説明する。図
1及び図2は、本発明の第1実施例に係る間仕切壁施工
方法において使用し得る間仕切壁構成パネルを例示する
横断面図及び側面図である。図1に示す間仕切壁構成パ
ネル1(以下、パネル1という)は、間仕切壁の両側の
室空間又は所定領域の壁面を構成する壁面構成ボード2
を両側面に備える。壁面構成ボード2(以下、ボード2
という)として、例えば、石膏ボード、珪酸カルシウム
板、フレキシブルボード、石膏スラグ板、大平板、石膏
繊維板、合板等の各種の建築内装工事用ボードを好まし
く使用し得る。各ボード2は、所定間隔を隔てて互いに
平行に配置され、中実の芯材又はリブ構成部材3、4に
よって相互に一体的に連結される。両側のボード2及び
芯材3、4によって画成された中間帯域又は中空領域Z
が、パネル1の内部に形成され、パネル1は、全体的に
軽量な構造を有する。また、実質的にパネル1の全長に
亘って上下方向に延在する芯材3、4は、パネル1を全
体的に補強し、曲げ応力、圧縮応力又は剪断応力に対す
るパネル1の剛性、或いは、パネル1の耐壁面衝撃強度
等を向上させる。
【0010】所望により、中間補強芯材5が、ボード2
の幅員方向中央領域に更に配設され、各ボード2の壁面
剛性又は壁面衝撃強度を増大させる。芯材3、4、5
は、互いに平行に上下方向に延び、各芯材3、4、5
は、両側のボード2の間に形成された中間帯域を分割
し、パネル1内にハニカム型中空領域Zを画成する。一
方の側縁(第1側縁1a)に配置された第1芯材3は、
第1側縁1aから部分的に外方に突出し、上下方向に延
びる突出部又は突条9を形成する。他方、第2芯材4
は、第1側縁1aの反対側に位置する側縁(第2側縁1
b)に配置され、第2側縁1bからパネル内方に引込ん
だ位置に配置され、上下方向に延びる引込み部又は連続
溝8を形成する。第1芯材3の突出量(突出距離)Sa
は、第2芯材4の引込み量(引込み距離)Sbよりも若干
小さい値に設定され、或いは、第1及び第2芯材3、4
の突出量Sa及び引込み量Sbは、実質的に一致するように
設定される。第1及び第2芯材3、4、5の全長(全
高)は、パネル1の全長(全高)Hよりも所定長だけ短
く設定され、この結果、パネル1の副員全体に連続的に
延在する下方開口溝6及び上方開口溝7が、パネル1の
下端縁及び上端縁に形成される。下方開口溝6の深さ
(高さ)haは、床ランナ(図示せず)の高さ(フランジ
幅)よりも僅かに大きく設定され、上方開口溝7の深さ
(高さ)hbは、天井ランナ(図示せず)の高さ(フラン
ジ幅)よりも僅かに大きく設定される。かくして、パネ
ル1は、第1及び第2芯材3、4を介してボード2を両
面に太鼓張りしてなる自立可能な中空の壁体構成板を構
成する。しかも、パネル1は、突出部9を第1側縁1a
に備えるとともに、引込み部8、下方開口溝6及び上方
開口溝7を第1側縁1a以外のパネル1の3辺、即ち、
第2側縁1b、下端縁及び上端縁に夫々備える。
の幅員方向中央領域に更に配設され、各ボード2の壁面
剛性又は壁面衝撃強度を増大させる。芯材3、4、5
は、互いに平行に上下方向に延び、各芯材3、4、5
は、両側のボード2の間に形成された中間帯域を分割
し、パネル1内にハニカム型中空領域Zを画成する。一
方の側縁(第1側縁1a)に配置された第1芯材3は、
第1側縁1aから部分的に外方に突出し、上下方向に延
びる突出部又は突条9を形成する。他方、第2芯材4
は、第1側縁1aの反対側に位置する側縁(第2側縁1
b)に配置され、第2側縁1bからパネル内方に引込ん
だ位置に配置され、上下方向に延びる引込み部又は連続
溝8を形成する。第1芯材3の突出量(突出距離)Sa
は、第2芯材4の引込み量(引込み距離)Sbよりも若干
小さい値に設定され、或いは、第1及び第2芯材3、4
の突出量Sa及び引込み量Sbは、実質的に一致するように
設定される。第1及び第2芯材3、4、5の全長(全
高)は、パネル1の全長(全高)Hよりも所定長だけ短
く設定され、この結果、パネル1の副員全体に連続的に
延在する下方開口溝6及び上方開口溝7が、パネル1の
下端縁及び上端縁に形成される。下方開口溝6の深さ
(高さ)haは、床ランナ(図示せず)の高さ(フランジ
幅)よりも僅かに大きく設定され、上方開口溝7の深さ
(高さ)hbは、天井ランナ(図示せず)の高さ(フラン
ジ幅)よりも僅かに大きく設定される。かくして、パネ
ル1は、第1及び第2芯材3、4を介してボード2を両
面に太鼓張りしてなる自立可能な中空の壁体構成板を構
成する。しかも、パネル1は、突出部9を第1側縁1a
に備えるとともに、引込み部8、下方開口溝6及び上方
開口溝7を第1側縁1a以外のパネル1の3辺、即ち、
第2側縁1b、下端縁及び上端縁に夫々備える。
【0011】上記パネル1と異なる形式の間仕切壁構成
パネル50が、図2(a)(b)に例示されている。間
仕切壁構成パネル50(以下、パネル50という)は、
所定間隔を隔てて平行に配置された壁面構成ボード52
(以下、ボード52という)と、両側のボード52を構
造的に架橋ないし相互連結する複数の連結板53とを備
える。各連結板53は、各ボード52の裏面に貼着又は
接着された基板55と、基板55同士を相互連結する帯
板54とからなり、基板55及び帯板54の相互連接部
51は、屈曲又は折曲可能な回動手段、或いは、弾性的
に曲げ変形可能な変位手段を構成する。連結板53の全
長(全高)は、上記芯材3、4、5(図1)と実質的に
同じ全長(全高)を有し、上記芯材3、4、5と同様
に、下方開口溝56及び上方開口溝57をパネル50の
下端縁及び上端縁に夫々形成する。また、左右の側縁部
領域の近傍に配置された左右の連結板53は、第1及び
第2側縁からパネル内方に所定距離引込んだ位置に配置
され、上記芯材4と同様に、上下方向に延びる引込み部
ないし連続溝58を左右の側縁領域に夫々形成する。な
お、図2(a)(b)に示すパネル50の連接部51
は、資材輸送時又は資材搬送時に回動ないし折曲げら
れ、図3(C)に示す如く、パネル1の中空領域Zを圧
縮する。連結板53は展開し、中空領域Zは縮小し、両
側のボード52は相互接近し、この結果、パネル50の
全体厚は、工場発送から現場搬入に至る資材搬送経路又
は輸送経路において大きく低下し、輸送資材の嵩又は容
積、或いは、輸送費用は大幅に低減する。
パネル50が、図2(a)(b)に例示されている。間
仕切壁構成パネル50(以下、パネル50という)は、
所定間隔を隔てて平行に配置された壁面構成ボード52
(以下、ボード52という)と、両側のボード52を構
造的に架橋ないし相互連結する複数の連結板53とを備
える。各連結板53は、各ボード52の裏面に貼着又は
接着された基板55と、基板55同士を相互連結する帯
板54とからなり、基板55及び帯板54の相互連接部
51は、屈曲又は折曲可能な回動手段、或いは、弾性的
に曲げ変形可能な変位手段を構成する。連結板53の全
長(全高)は、上記芯材3、4、5(図1)と実質的に
同じ全長(全高)を有し、上記芯材3、4、5と同様
に、下方開口溝56及び上方開口溝57をパネル50の
下端縁及び上端縁に夫々形成する。また、左右の側縁部
領域の近傍に配置された左右の連結板53は、第1及び
第2側縁からパネル内方に所定距離引込んだ位置に配置
され、上記芯材4と同様に、上下方向に延びる引込み部
ないし連続溝58を左右の側縁領域に夫々形成する。な
お、図2(a)(b)に示すパネル50の連接部51
は、資材輸送時又は資材搬送時に回動ないし折曲げら
れ、図3(C)に示す如く、パネル1の中空領域Zを圧
縮する。連結板53は展開し、中空領域Zは縮小し、両
側のボード52は相互接近し、この結果、パネル50の
全体厚は、工場発送から現場搬入に至る資材搬送経路又
は輸送経路において大きく低下し、輸送資材の嵩又は容
積、或いは、輸送費用は大幅に低減する。
【0012】図3及び図4は、図1に示すパネル1によ
って形成された間仕切壁Wの縦断面図及び横断面図であ
る。パネル1は、床又は下位ランナ10及び天井又は上
位ランナ20によって支持される。床ランナ10及び天
井ランナ20として、一般的な軽鉄間仕切壁下地を構成
する溝型の軽鉄製ランナ部材、角型鋼材、チャンネル型
鋼材、或いは、木製角材等の有形部材又は成形部材を好
適に使用し得る。本例において、ランナ10、20は、
ウェブ部11、21及び左右のフランジ部12、22を
備えた溝型の軽鉄製ランナ部材からなる。床ランナ10
のウェブ部11は、壁芯WC上において、打込みピン等に
より床コンクリートスラブ又は床モルタル下地等の床下
地Fに固定され、実質的に水平に床基盤F上に延在し、
他方、天井ランナ20のウェブ部21は、壁芯WC上にお
いて、溶接、タッピング螺子又はアンカー等によって軽
量鉄骨天井下地、上階コンクリートスラブ又は木製天井
下地等の天井下地Cに固定され、床ランナー2と対向
し、実質的に水平に天井下地Cの下面に沿って延在す
る。パネル1の下方開口溝6及び上方開口溝7は、床ラ
ンナ10及び天井ランナ20を夫々受入れ、床及び天井
ランナ10、20は、パネル1の下端部及び上端部を支
持し、パネル1は、壁芯WCを中心に垂直に固定される。
床下地F及び天井下地Cの間の距離(天井高)は、パネ
ル1の全高Hと実質的に同一に設定されており、パネル
1の下端縁及び上端縁は、実質的に床下地F及び天井下
地Cに夫々接触し、所定幅を有する目地、或いは、シー
リング処理又はコーキング処理等を要する間隙は、パネ
ル1の各端縁と各下地F、Cとの間に形成されない。
って形成された間仕切壁Wの縦断面図及び横断面図であ
る。パネル1は、床又は下位ランナ10及び天井又は上
位ランナ20によって支持される。床ランナ10及び天
井ランナ20として、一般的な軽鉄間仕切壁下地を構成
する溝型の軽鉄製ランナ部材、角型鋼材、チャンネル型
鋼材、或いは、木製角材等の有形部材又は成形部材を好
適に使用し得る。本例において、ランナ10、20は、
ウェブ部11、21及び左右のフランジ部12、22を
備えた溝型の軽鉄製ランナ部材からなる。床ランナ10
のウェブ部11は、壁芯WC上において、打込みピン等に
より床コンクリートスラブ又は床モルタル下地等の床下
地Fに固定され、実質的に水平に床基盤F上に延在し、
他方、天井ランナ20のウェブ部21は、壁芯WC上にお
いて、溶接、タッピング螺子又はアンカー等によって軽
量鉄骨天井下地、上階コンクリートスラブ又は木製天井
下地等の天井下地Cに固定され、床ランナー2と対向
し、実質的に水平に天井下地Cの下面に沿って延在す
る。パネル1の下方開口溝6及び上方開口溝7は、床ラ
ンナ10及び天井ランナ20を夫々受入れ、床及び天井
ランナ10、20は、パネル1の下端部及び上端部を支
持し、パネル1は、壁芯WCを中心に垂直に固定される。
床下地F及び天井下地Cの間の距離(天井高)は、パネ
ル1の全高Hと実質的に同一に設定されており、パネル
1の下端縁及び上端縁は、実質的に床下地F及び天井下
地Cに夫々接触し、所定幅を有する目地、或いは、シー
リング処理又はコーキング処理等を要する間隙は、パネ
ル1の各端縁と各下地F、Cとの間に形成されない。
【0013】図4に示す如く、パネル1を壁芯WC上に直
列に連結してなる間仕切壁Wは、壁芯WCに沿って、他の
構造体T、例えば、既設の壁体、軽鉄間仕切壁、或い
は、柱又は耐震壁等の躯体又は主要構造部等から延在す
る。構造体Tに隣接する端部パネル1’は、両側縁に引
込み部8を備えた形式の中空パネルである。パネル1’
に隣接して、上記パネル1が壁芯WC上に連続的に配置さ
れる。パネル1の突出部9は、パネル1’又はパネル1
の引込み部8に挿入され、隣接するパネル1、1’は、
上記芯材3を介して相互係止される。
列に連結してなる間仕切壁Wは、壁芯WCに沿って、他の
構造体T、例えば、既設の壁体、軽鉄間仕切壁、或い
は、柱又は耐震壁等の躯体又は主要構造部等から延在す
る。構造体Tに隣接する端部パネル1’は、両側縁に引
込み部8を備えた形式の中空パネルである。パネル1’
に隣接して、上記パネル1が壁芯WC上に連続的に配置さ
れる。パネル1の突出部9は、パネル1’又はパネル1
の引込み部8に挿入され、隣接するパネル1、1’は、
上記芯材3を介して相互係止される。
【0014】図5は、パネル1、1’、床ランナ10及
び天井ランナ20からなる間仕切壁Wの全体側面図であ
る。図5に示す如く、長尺の天井ランナ20が天井下地
Cに固定される。天井ランナ20は、壁芯WC上に連続的
に延び、パネル上端の線型支持部材を形成する。壁芯WC
上に直線的に配列された床ランナ10は、各パネル1、
1’に夫々対応する複数のランナ部材15、30に分割
される。第1ランナ部材15は、構造体Tの近傍にて床
下地Fに固定され、第2ランナ部材30は、壁芯WC上に
直列に整列配置され、第1及び第2ランナ部材15、3
0は、壁芯WC上にて連続的に延在する床ランナ10を形
成する。
び天井ランナ20からなる間仕切壁Wの全体側面図であ
る。図5に示す如く、長尺の天井ランナ20が天井下地
Cに固定される。天井ランナ20は、壁芯WC上に連続的
に延び、パネル上端の線型支持部材を形成する。壁芯WC
上に直線的に配列された床ランナ10は、各パネル1、
1’に夫々対応する複数のランナ部材15、30に分割
される。第1ランナ部材15は、構造体Tの近傍にて床
下地Fに固定され、第2ランナ部材30は、壁芯WC上に
直列に整列配置され、第1及び第2ランナ部材15、3
0は、壁芯WC上にて連続的に延在する床ランナ10を形
成する。
【0015】図6乃至図8は、上記間仕切壁Wの施工工
程を示す間仕切壁Wの概略側面図及び概略縦断面図であ
る。図6(B)(C)(D)、図7(B)(C)及び図
8(B)(C)は夫々、図6(A)、図7(A)及び図
8(A)のA─A線、B─B線及びC─C線における断
面図である。図6(A)に示す如く、天井ランナ20及
び第1ランナ部材15は、間仕切壁Wの施工初期工程に
おいて、天井下地C及び床下地Fに固定され、壁芯WC上
に配設される。図6(B)に示す如く、端部パネル1’
は、第1ランナ部材15の延長線上の領域において、上
端縁が壁芯WC側に傾斜した姿勢にて壁芯WCの側方から建
込まれ、パネル1’の上方開口溝7は、天井ランナ20
を受入れ、天井ランナ20に係合する。図6(C)に示
すように、パネル1’は、垂直な起立姿勢に位置決めさ
れ、図6(A)に示す如く、壁芯WCに沿って横方向にス
ライド又は摺動され、下方開口溝6にて第1ランナ部材
15に係合するとともに、構造体Tに当接する。第1ラ
ンナ部材15は、パネル1’の側縁から距離Lだけ突出
する。第1ランナ部材15の突出距離Lは、隣接配置す
べきパネル1の幅員Pよりも小さく設定される。パネル
1は、パネル1’と同様に、傾斜姿勢にて壁芯WCの側方
から建込まれ、パネル1の上方開口溝7は、天井ランナ
20に係合する(図6(B))。パネル1は、垂直な起
立姿勢に位置決めされ(図6(C))、図6(A)に示
す如く、天井ランナ20及び第1ランナ部材15の案内
により壁芯WCに沿って横方向に距離Mに亘ってスライド
又は摺動され、パネル1’に当接する。パネル1の突出
部9は、パネル1’の引込み部8に挿入され、パネル
1、1’は、相互連接する。突出距離Lがパネル1の幅
員Pよりも小さく設定されているので、パネル1の側縁
下部には、下方開口溝6の開放端が開口する。図6
(A)(D)に示す如く、第2ランナ部材30が、パネ
ル1の下方開口溝6の開放端に挿入される。第2ランナ
部材30の全長Rは、パネル1の幅員Pと実質的に同一
長に設定され、或いは、パネル1の幅員Pよりも僅かに
小さく設定され、第2ランナ部材30は、図7(A)に
示すように、パネル1の側縁から距離Lだけ壁芯WC上に
て突出する。
程を示す間仕切壁Wの概略側面図及び概略縦断面図であ
る。図6(B)(C)(D)、図7(B)(C)及び図
8(B)(C)は夫々、図6(A)、図7(A)及び図
8(A)のA─A線、B─B線及びC─C線における断
面図である。図6(A)に示す如く、天井ランナ20及
び第1ランナ部材15は、間仕切壁Wの施工初期工程に
おいて、天井下地C及び床下地Fに固定され、壁芯WC上
に配設される。図6(B)に示す如く、端部パネル1’
は、第1ランナ部材15の延長線上の領域において、上
端縁が壁芯WC側に傾斜した姿勢にて壁芯WCの側方から建
込まれ、パネル1’の上方開口溝7は、天井ランナ20
を受入れ、天井ランナ20に係合する。図6(C)に示
すように、パネル1’は、垂直な起立姿勢に位置決めさ
れ、図6(A)に示す如く、壁芯WCに沿って横方向にス
ライド又は摺動され、下方開口溝6にて第1ランナ部材
15に係合するとともに、構造体Tに当接する。第1ラ
ンナ部材15は、パネル1’の側縁から距離Lだけ突出
する。第1ランナ部材15の突出距離Lは、隣接配置す
べきパネル1の幅員Pよりも小さく設定される。パネル
1は、パネル1’と同様に、傾斜姿勢にて壁芯WCの側方
から建込まれ、パネル1の上方開口溝7は、天井ランナ
20に係合する(図6(B))。パネル1は、垂直な起
立姿勢に位置決めされ(図6(C))、図6(A)に示
す如く、天井ランナ20及び第1ランナ部材15の案内
により壁芯WCに沿って横方向に距離Mに亘ってスライド
又は摺動され、パネル1’に当接する。パネル1の突出
部9は、パネル1’の引込み部8に挿入され、パネル
1、1’は、相互連接する。突出距離Lがパネル1の幅
員Pよりも小さく設定されているので、パネル1の側縁
下部には、下方開口溝6の開放端が開口する。図6
(A)(D)に示す如く、第2ランナ部材30が、パネ
ル1の下方開口溝6の開放端に挿入される。第2ランナ
部材30の全長Rは、パネル1の幅員Pと実質的に同一
長に設定され、或いは、パネル1の幅員Pよりも僅かに
小さく設定され、第2ランナ部材30は、図7(A)に
示すように、パネル1の側縁から距離Lだけ壁芯WC上に
て突出する。
【0016】図7(A)乃至(C)に示す如く、建込み
工程及びスライド工程が完了した上記パネル1に連接す
べき新たなパネル1が、傾斜姿勢にて壁芯WCの側方から
建込まれ、パネル1の上方開口溝7は、天井ランナ20
に係合する(図7(B))。パネル1は、天井ランナ2
0を中心に起立姿勢に回動され(図7(C))、図7
(A)に示す如く、天井ランナ20及び第2ランナ部材
30の案内により、壁芯WC上にて横方向にスライドされ
る。パネル1の突出部9は、既施工パネル1の引込み部
8に挿入され、隣接するパネル1、1は、相互連接す
る。更に、第2ランナ部材30が、図7(A)に示すよ
うに、パネル1の下方開口溝6の開放端に挿入され、パ
ネル1の側縁から距離Lだけ壁芯WC上にて突出する。こ
のようなパネル1の建込み工程、スライド工程及び第2
ランナ部材30の挿入工程が、図8に示す如く、反復実
施され、図5に示す連続的な間仕切壁Wが形成される。
工程及びスライド工程が完了した上記パネル1に連接す
べき新たなパネル1が、傾斜姿勢にて壁芯WCの側方から
建込まれ、パネル1の上方開口溝7は、天井ランナ20
に係合する(図7(B))。パネル1は、天井ランナ2
0を中心に起立姿勢に回動され(図7(C))、図7
(A)に示す如く、天井ランナ20及び第2ランナ部材
30の案内により、壁芯WC上にて横方向にスライドされ
る。パネル1の突出部9は、既施工パネル1の引込み部
8に挿入され、隣接するパネル1、1は、相互連接す
る。更に、第2ランナ部材30が、図7(A)に示すよ
うに、パネル1の下方開口溝6の開放端に挿入され、パ
ネル1の側縁から距離Lだけ壁芯WC上にて突出する。こ
のようなパネル1の建込み工程、スライド工程及び第2
ランナ部材30の挿入工程が、図8に示す如く、反復実
施され、図5に示す連続的な間仕切壁Wが形成される。
【0017】このように、上記間仕切壁Wの施工方法に
よれば、床ランナ10は、複数の第1及び第2ランナ部
材15、30に分割される。各第2ランナ部材30の全
長は、パネル1の幅員Pと実質的に同一に設定され、或
いは、パネル1の幅員Pよりも小さく設定される。第2
ランナ部材30は、建込み工程及びスライド工程が完了
したパネル1の下方開口溝6に挿入され、パネル1の開
放側縁から所定距離Lだけ突出する。新たに起立姿勢に
建込まれたパネル1は、天井ランナ20及び第2ランナ
部材30の突出部分の案内にてスライドし、既に所定位
置に配置されたパネル1に連接する。このような間仕切
壁の施工方法によれば、長尺の床ランナを予め床下地F
上に固定せずに、建込み工程、スライド工程及びランナ
挿入工程を反復実施することより、順送り方式に間仕切
壁W全体を施工することができる。しかも、パネル1の
建込み工程を第2ランナ部材30の突出端の前方、即
ち、第2ランナ部材30の延長領域にて実施し、引き続
くパネル1のスライド運動又は横移動距離を実質的に上
記突出距離Lの範囲に制限ないし限定することができ
る。また、長尺の床ランナを設けずに建込み工程(パネ
ル1の起立工程)を実行し得るので、パネル1の全長
(全高)を天井高と実質的に一致させ、壁面と天井面と
の接続領域における目地又は間隙等の形成を回避するこ
とができる。
よれば、床ランナ10は、複数の第1及び第2ランナ部
材15、30に分割される。各第2ランナ部材30の全
長は、パネル1の幅員Pと実質的に同一に設定され、或
いは、パネル1の幅員Pよりも小さく設定される。第2
ランナ部材30は、建込み工程及びスライド工程が完了
したパネル1の下方開口溝6に挿入され、パネル1の開
放側縁から所定距離Lだけ突出する。新たに起立姿勢に
建込まれたパネル1は、天井ランナ20及び第2ランナ
部材30の突出部分の案内にてスライドし、既に所定位
置に配置されたパネル1に連接する。このような間仕切
壁の施工方法によれば、長尺の床ランナを予め床下地F
上に固定せずに、建込み工程、スライド工程及びランナ
挿入工程を反復実施することより、順送り方式に間仕切
壁W全体を施工することができる。しかも、パネル1の
建込み工程を第2ランナ部材30の突出端の前方、即
ち、第2ランナ部材30の延長領域にて実施し、引き続
くパネル1のスライド運動又は横移動距離を実質的に上
記突出距離Lの範囲に制限ないし限定することができ
る。また、長尺の床ランナを設けずに建込み工程(パネ
ル1の起立工程)を実行し得るので、パネル1の全長
(全高)を天井高と実質的に一致させ、壁面と天井面と
の接続領域における目地又は間隙等の形成を回避するこ
とができる。
【0018】更に、上記施工方法によれば、床ランナ1
0は、複数のランナ部材15、30に分割されるので、
床下地Fの表面の不陸又は床ランナ自体の変位・変形等
に対する対策を考慮することなく、パネル1のスライド
工程を実施し得るとともに、スライド工程におけるパネ
ル1の歪み、捩り又は損傷等を確実に防止することがで
きる。なお、図2に示す間仕切壁構成パネル50も又、
上記パネル1の施工方法と実質的に同じ施工方法に従っ
て、施工される。しかしながら、引込み部58内に挿入
可能な断面性状を有する芯材(図示せず)が、隣接する
パネル50の連接部に介挿される。該芯材は、上記パネ
ル1の芯材3と同様の位置にて隣接パネル50同士を相
互連結する。
0は、複数のランナ部材15、30に分割されるので、
床下地Fの表面の不陸又は床ランナ自体の変位・変形等
に対する対策を考慮することなく、パネル1のスライド
工程を実施し得るとともに、スライド工程におけるパネ
ル1の歪み、捩り又は損傷等を確実に防止することがで
きる。なお、図2に示す間仕切壁構成パネル50も又、
上記パネル1の施工方法と実質的に同じ施工方法に従っ
て、施工される。しかしながら、引込み部58内に挿入
可能な断面性状を有する芯材(図示せず)が、隣接する
パネル50の連接部に介挿される。該芯材は、上記パネ
ル1の芯材3と同様の位置にて隣接パネル50同士を相
互連結する。
【0019】図9は、本発明に係る間仕切壁施工方法の
第2実施例を示す間仕切壁の断面図であり、間仕切壁W
は、壁芯における縦断面図として示されている。なお、
図9において、図1乃至図8に示す実施例と実質的に同
一の構成要素については、同一の参照符号が付されてい
る。本例において、間仕切壁Wの床ランナは、壁芯に沿
って間隔を隔てて配置された湿式硬化材料40により形
成される。湿式硬化材料40は、隣接するパネル1の間
において壁芯上に延在し、材料の乾燥硬化又は化学反応
硬化等により、硬質の床ランナ構成部材をパネル1の下
方開口溝6内に形成するとともに、パネル1を床下地F
の上面に対して接着する。間仕切壁Wの施工において、
図1に示すパネル1が、間仕切壁Wの端部領域から順送
り方式の上記建込み工程及びスライド工程にて施工され
る。各パネル1のスライド工程の直後に、湿式硬化材料
40が、パネル1の下方開口溝6の開口端に導入され
る。湿式硬化材料40は、壁芯に沿ってパネル1の側縁
から所定距離Lだけ突出する。突出距離Lは、パネル1
の幅員よりも小さく設定され、好ましくは、パネル1の
幅員の1/2以下程度に設定される。
第2実施例を示す間仕切壁の断面図であり、間仕切壁W
は、壁芯における縦断面図として示されている。なお、
図9において、図1乃至図8に示す実施例と実質的に同
一の構成要素については、同一の参照符号が付されてい
る。本例において、間仕切壁Wの床ランナは、壁芯に沿
って間隔を隔てて配置された湿式硬化材料40により形
成される。湿式硬化材料40は、隣接するパネル1の間
において壁芯上に延在し、材料の乾燥硬化又は化学反応
硬化等により、硬質の床ランナ構成部材をパネル1の下
方開口溝6内に形成するとともに、パネル1を床下地F
の上面に対して接着する。間仕切壁Wの施工において、
図1に示すパネル1が、間仕切壁Wの端部領域から順送
り方式の上記建込み工程及びスライド工程にて施工され
る。各パネル1のスライド工程の直後に、湿式硬化材料
40が、パネル1の下方開口溝6の開口端に導入され
る。湿式硬化材料40は、壁芯に沿ってパネル1の側縁
から所定距離Lだけ突出する。突出距離Lは、パネル1
の幅員よりも小さく設定され、好ましくは、パネル1の
幅員の1/2以下程度に設定される。
【0020】湿式硬化材料の延長領域において建込み工
程を経た隣接パネル1が、天井ランナ20の案内にて壁
芯に沿ってスライドされ、既施工パネル1に当接し、該
パネル1の下方開口溝6は、未硬化ないし半硬化状態の
湿式硬化材料40を受入れる。湿式硬化材料40の硬化
により、各パネル1は、床下地Fに接着し、隣接するパ
ネル1同士は、相互連結される。このように湿式硬化材
料40を使用した間仕切壁Wの施工方法によれば、上記
第1実施例における床ランナを変形可能又は流動可能な
湿式材料にて形成することができるので、間仕切壁Wの
施工性又は施工自由度を更に改善し得る。しかも、湿式
硬化材料40は、パネル1と床下地Fとを相互接着する
ことができるので、パネル1の固定作業又は仮固定作業
を省略することが可能となるので、実用的に極めて有利
である。なお、上記湿式硬化材料40として、例えば、
GLボンド、石膏系接着材、セメント系材料、或いは、
合成樹脂系材料等の硬化材料を好適に使用することがで
きる。
程を経た隣接パネル1が、天井ランナ20の案内にて壁
芯に沿ってスライドされ、既施工パネル1に当接し、該
パネル1の下方開口溝6は、未硬化ないし半硬化状態の
湿式硬化材料40を受入れる。湿式硬化材料40の硬化
により、各パネル1は、床下地Fに接着し、隣接するパ
ネル1同士は、相互連結される。このように湿式硬化材
料40を使用した間仕切壁Wの施工方法によれば、上記
第1実施例における床ランナを変形可能又は流動可能な
湿式材料にて形成することができるので、間仕切壁Wの
施工性又は施工自由度を更に改善し得る。しかも、湿式
硬化材料40は、パネル1と床下地Fとを相互接着する
ことができるので、パネル1の固定作業又は仮固定作業
を省略することが可能となるので、実用的に極めて有利
である。なお、上記湿式硬化材料40として、例えば、
GLボンド、石膏系接着材、セメント系材料、或いは、
合成樹脂系材料等の硬化材料を好適に使用することがで
きる。
【0021】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、一
体的パネルとして成形又は形成された間仕切壁構成パネ
ルを壁芯に沿ってスライドさせる間仕切壁の施工方法に
おいて、間仕切壁構成パネルの上端縁に沿って形成され
る目地又は間隙の幅寸法を低減し、或いは、かかる目地
又は間隙の形成を実質的に解消するとともに、間仕切壁
構成パネルのスライド距離又は横移動距離を大幅に低減
することができる間仕切壁構成パネルの施工方法を提供
することが可能となる。
体的パネルとして成形又は形成された間仕切壁構成パネ
ルを壁芯に沿ってスライドさせる間仕切壁の施工方法に
おいて、間仕切壁構成パネルの上端縁に沿って形成され
る目地又は間隙の幅寸法を低減し、或いは、かかる目地
又は間隙の形成を実質的に解消するとともに、間仕切壁
構成パネルのスライド距離又は横移動距離を大幅に低減
することができる間仕切壁構成パネルの施工方法を提供
することが可能となる。
【0022】更に、本発明の間仕切壁施工方法によれ
ば、間仕切壁構成パネルのスライド運動に対する床下地
の不陸又は床ランナの変位等の影響を実質的に回避し、
施工作業を簡素化するとともに、間仕切壁構成パネルの
歪み、捩り又は損傷等を防止し得る間仕切壁の施工方法
を提供することが可能となる。
ば、間仕切壁構成パネルのスライド運動に対する床下地
の不陸又は床ランナの変位等の影響を実質的に回避し、
施工作業を簡素化するとともに、間仕切壁構成パネルの
歪み、捩り又は損傷等を防止し得る間仕切壁の施工方法
を提供することが可能となる。
【図1】本発明の第1実施例に係る間仕切壁施工方法に
おいて使用し得る間仕切壁構成パネルを例示する横断面
図及び側面図である。
おいて使用し得る間仕切壁構成パネルを例示する横断面
図及び側面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る間仕切壁施工方法に
おいて使用可能な他の構造の間仕切壁構成パネルを例示
する横断面図及び側面図である。
おいて使用可能な他の構造の間仕切壁構成パネルを例示
する横断面図及び側面図である。
【図3】図1に示す間仕切壁構成パネルによって形成さ
れた間仕切壁の縦断面図である。
れた間仕切壁の縦断面図である。
【図4】図1に示す間仕切壁構成パネルによって形成さ
れた間仕切壁の横断面図である。
れた間仕切壁の横断面図である。
【図5】図1乃至図4に示す間仕切壁構成パネル、床ラ
ンナ及び天井ランナからなる間仕切壁の全体側面図であ
る。
ンナ及び天井ランナからなる間仕切壁の全体側面図であ
る。
【図6】本発明の第1実施例に係る間仕切壁の施工工程
を示す間仕切壁の概略側面図及び概略縦断面図であり、
図6(B)(C)(D)は夫々、図6(A)のA─A線
における断面図であり、間仕切壁構成パネルの建込み工
程、スライド工程及びランナ部材挿入工程を示す。
を示す間仕切壁の概略側面図及び概略縦断面図であり、
図6(B)(C)(D)は夫々、図6(A)のA─A線
における断面図であり、間仕切壁構成パネルの建込み工
程、スライド工程及びランナ部材挿入工程を示す。
【図7】図6に示す施工工程に連続する施工工程を示す
間仕切壁の概略側面図及び概略縦断面図であり、図7
(B)(C)は夫々、図7(A)のB─B線における断
面図であり、間仕切壁構成パネルの建込み工程及びスラ
イド工程を示す。
間仕切壁の概略側面図及び概略縦断面図であり、図7
(B)(C)は夫々、図7(A)のB─B線における断
面図であり、間仕切壁構成パネルの建込み工程及びスラ
イド工程を示す。
【図8】図7に示す施工工程に後続する間仕切壁中央領
域の施工工程を示す間仕切壁の概略側面図及び概略縦断
面図であり、図8(B)(C)は夫々、図8(A)のC
─C線における断面図であり、間仕切壁構成パネルの建
込み工程及びスライド工程を示す。
域の施工工程を示す間仕切壁の概略側面図及び概略縦断
面図であり、図8(B)(C)は夫々、図8(A)のC
─C線における断面図であり、間仕切壁構成パネルの建
込み工程及びスライド工程を示す。
【図9】本発明に係る間仕切壁施工方法の第2実施例を
示す間仕切壁の断面図である。
示す間仕切壁の断面図である。
1、50 間仕切壁構成パネル 2、 52 壁面構成ボード 3、4 芯材又はリブ構成部材 5 中間補強芯材 53 連結板 6、56 下方開口溝 7、57 上方開口溝 8、58 引込み部又は連続溝 9 突出部 10 床ランナ又は下位ランナ 15 第1ランナ部材 20 天井ランナ又は上位ランナ 30 第1ランナ部材 40 湿式硬化材料 Z 中空領域 H パネル全長(全高) P パネル幅員 W 間仕切壁 WC 壁芯 F 床下地 C 天井下地 R 第2ランナ部材の全長 L 突出距離
Claims (2)
- 【請求項1】 両側に内装壁面を有する一体的パネルと
して形成された間仕切壁構成パネルを床ランナに沿って
スライドさせ、連続的な壁体を形成する間仕切壁の施工
方法において、 前記間仕切壁構成パネルの全幅に亘って延びる下方開口
溝を該パネルの下端縁に形成し、 前記床ランナを複数のランナ構成部材に分割し、該ラン
ナ構成部材の全長は夫々、前記間仕切壁構成パネルの幅
員と実質的に同一又は該幅員よりも小さく設定され、 所定位置に位置決めされた第1の間仕切壁構成パネルの
下方開口溝に前記ランナ構成部材を挿入し、該ランナ構
成部材を該第1パネルの開放側縁から所定距離突出せし
め、 前記ランナ構成部材の突出方向前方の開放領域にて第2
の間仕切壁構成パネルを建込み、該第2パネルの下方開
口溝を前記ランナ構成部材の突出部分に係合させ、該ラ
ンナ構成部材の案内にて前記第2パネルをスライドさ
せ、前記第1パネルに連接することを特徴とする間仕切
壁の施工方法。 - 【請求項2】 両側に内装壁面を有する一体的パネルと
して形成された間仕切壁構成パネルを床ランナに沿って
スライドさせ、連続的な壁体を形成する間仕切壁の施工
方法において、 前記間仕切壁構成パネルの全幅に亘って延びる下方開口
溝を該パネルの下端縁に形成し、 壁芯に沿って間隔を隔てて床下地上に配置された複数の
硬化材料によって前記床ランナを形成し、該硬化材料の
全長は夫々、前記間仕切壁構成パネルの幅員と実質的に
同一又は該幅員よりも小さく設定され、 所定位置に位置決めされた第1の間仕切壁構成パネルの
下方開口溝に対して、変形可能な未硬化状態の前記硬化
材料を導入し、該硬化材料を壁芯に沿って該第1パネル
の開放側縁から所定距離突出せしめ、 前記硬化材料の突出方向前方の開放領域にて第2の間仕
切壁構成パネルを建込み、該第2パネルの下方開口溝を
前記硬化材料の突出部分に係合させるとともに、前記第
2パネルを前記第1パネルに向かってスライドさせ、該
第1及び第2パネル同士を相互連接することを特徴とす
る間仕切壁の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14707996A JPH09328849A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 間仕切壁の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14707996A JPH09328849A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 間仕切壁の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09328849A true JPH09328849A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15422002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14707996A Pending JPH09328849A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 間仕切壁の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09328849A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001182200A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Daiwa House Ind Co Ltd | 間仕切り壁の施工方法、構造及び間仕切りランナーの構造 |
| JP2014156770A (ja) * | 2014-04-22 | 2014-08-28 | Kyowa-Seisan Co Ltd | 間仕切壁及び間仕切壁の施工方法 |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP14707996A patent/JPH09328849A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001182200A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Daiwa House Ind Co Ltd | 間仕切り壁の施工方法、構造及び間仕切りランナーの構造 |
| JP2014156770A (ja) * | 2014-04-22 | 2014-08-28 | Kyowa-Seisan Co Ltd | 間仕切壁及び間仕切壁の施工方法 |
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