JPH09329040A - 内燃機関出力制御装置 - Google Patents

内燃機関出力制御装置

Info

Publication number
JPH09329040A
JPH09329040A JP8151301A JP15130196A JPH09329040A JP H09329040 A JPH09329040 A JP H09329040A JP 8151301 A JP8151301 A JP 8151301A JP 15130196 A JP15130196 A JP 15130196A JP H09329040 A JPH09329040 A JP H09329040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
combustion engine
output
supercharging
tack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8151301A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Fujita
耕造 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP8151301A priority Critical patent/JPH09329040A/ja
Publication of JPH09329040A publication Critical patent/JPH09329040A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はタックイン現象を防止し得る内燃機
関出力制御装置に関し、過給が実行された場合にも走行
安定性を良好に維持し得る内燃機関出力制御装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 ステップ104において旋回走行中にタ
ックイン現象が生ずる可能性があると判別されると、ス
テップ106以後、スロットル開度の減少速度を抑制す
るタックイン現象を防止するための制御が行われる。こ
の場合、過給が行われている場合(ステップ110)に
は、スロットル開度の減少速度は、過給中でない場合
(ステップ112)に比して増加される。これにより、
上記タックイン現象防止制御による出力増大と、過給に
よる出力増大とが重畳することに起因して出力が過大と
なることが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関出力制御
装置に係わり、特に、タックイン現象の防止を目的とす
る内燃機関出力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の旋回中にアクセルペダ
ルへの踏み込みが急激に解除された場合に、車両の旋回
角度が増大するタックイン現象が生ずることが知られて
いる。タックイン現象は、アクセルペダルの踏み込みの
解除に伴って内燃機関の出力が減少し、車両にエンジン
ブレーキが作用することに起因して生ずる現象である。
即ち、車両の旋回走行中にエンジンブレーキが作用する
と、車両の減速に伴って前輪に荷重が移動することや、
後輪駆動車においては後輪にエンジンブレーキが作用す
ること等に起因して、前輪の発生するコーナリングフォ
ースが後輪の発生するコーナリングフォースに比して大
きくなり、この前後輪でのコーナリングフォースの差異
が所定量を越えた場合に、車両の旋回角度が増大してタ
ックイン現象が生ずることになる。
【0003】かかるタックイン現象の発生を防止するこ
とを目的とする内燃機関出力制御装置として、例えば、
特開昭62−153533に開示される装置が知られて
いる。上記従来の内燃機関出力制御装置においては、車
両の旋回走行中にアクセルペダルの踏み込みが解除され
た場合には、スロットルバルブの閉じ速度を減少させる
こととしている。このため、かかる場合には、内燃機関
の出力減少の度合が低減されることになり、車両に作用
するエンジンブレーキは抑制される。従って、上記従来
の内燃機関出力制御装置によれば、車両の旋回走行中に
アクセルペダルの踏み込みが解除された場合に、タック
イン現象が生ずるのを防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の内燃機関出力制御装置は、内燃機関の出力の減少度合
いを低減することにより、即ち、内燃機関の出力を通常
時に比して増加させることにより、タックイン現象が生
ずるのを防止するものである。従って、上記従来の内燃
機関出力制御装置が、過給装置を備える内燃機関に適用
された場合、過給装置が作動することにより内燃機関の
出力が増大された状態で、タックイン現象を防止するた
めの処理が実行されると、内燃機関の出力が過大となっ
て、車両の走行安定性の向上が困難となることがある。
この点、上記従来の内燃機関出力制御装置は過給装置を
備えた内燃機関へ適用する上で最適な構成ではなかった
ことになる。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、過給装置を備えた内燃機関に適用された場合に
も、車両の走行安定性を常に良好に維持することが可能
な内燃機関出力制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、過給装置を備える内燃機関に設けら
れ、該内燃機関の出力をアクセルペダルの踏み込み量に
応じて制御する通常制御と、車両の旋回走行中にアクセ
ルペダルの踏み込みが解除された場合に、前記内燃機関
の出力の減少度合を前記通常制御時に比して低減させる
ことによりタックイン現象が生ずるのを防止するタック
イン防止制御とを実行する内燃機関出力制御装置におい
て、前記過給装置の作動中には、前記タックイン防止制
御における前記内燃機関の出力の減少度合を通常制御時
に近づけるタックイン防止制御抑制手段を備える内燃機
関出力制御装置により達成される。
【0007】本発明において、過給装置が作動すると内
燃機関の出力は増加される。また、タックイン防止制御
時には、内燃機関の出力の減少度合は前記通常制御時に
比して低減され、従って、内燃機関の出力は通常制御時
に比して増加される。本発明によれば、タックイン防止
制御抑制手段により、過給装置の作動中には、タックイ
ン防止制御における内燃機関出力の減少度合は通常制御
時に近づけられる。従って、過給装置の作動中にタック
イン防止制御が実行された場合に、内燃機関の出力が過
大となることが防止される。
【0008】また、上記の目的は、請求項2に記載する
如く、過給装置を備える内燃機関に設けられ、該内燃機
関の出力をアクセルペダルの踏み込み量に応じた値とな
るように制御する通常制御と、車両の旋回走行中にアク
セルペダルの踏み込みが解除された場合に、前記内燃機
関の出力の減少度合を前記通常制御時に比して減少させ
ることによりタックイン現象が生ずるのを防止するタッ
クイン防止制御とを実行する内燃機関出力制御装置にお
いて、前記過給装置の作動中には、前記タックイン防止
制御の実行を禁止するタックイン防止制御禁止手段を備
える内燃機関出力制御装置によっても達成される。
【0009】本発明において、過給装置が作動すると内
燃機関の出力は増加される。また、タックイン防止制御
時には、内燃機関の出力の減少度合は前記通常制御時に
比して低減され、従って、内燃機関の出力は通常制御時
に比して増加される。本発明によれば、タックイン防止
制御禁止手段により、過給装置の作動中には、タックイ
ン防止制御の実行は禁止される。従って、過給装置の作
動中にタックイン防止制御が実行されることに起因し
て、内燃機関の出力が過大となることが防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例のシス
テム構成図を示す。本システムは電子スロットルECU
10、及び、エンジンECU12により制御される。図
1において、内燃機関20はシリンダブロック22を備
えている。シリンダブロック22の内部にはピストン2
4が液密かつ摺動可能に配設されている。シリンダブロ
ック22内部の、ピストン24の上方側には燃焼室26
が形成されている。燃焼室26には点火プラグ30の先
端が露出されている。
【0011】燃焼室26には、吸気マニホールド32及
び排気マニホールド34が連通している。吸気マニホー
ルド32は、内燃機関20が備える複数の気筒とサージ
タンク36とを連通する複数の枝管を備えている。吸気
マニホールド32の各枝管には電磁弁式のインジェクタ
38が配設されている。インジェクタ38はエンジンE
CU12に接続されている。内燃機関20においては、
エンジンECU12がインジェクタ38に供給する駆動
信号を制御することで、燃料噴射量を制御することがで
きる。吸気マニホールド32及び排気マニホールド34
の各枝管の、燃焼室26への開口部には、それぞれ、吸
気バルブ40及び排気バルブ41が配設されている。吸
気バルブ40及び排気バルブ41は、それぞれ、ピスト
ン24が連結されたクランク軸(図示せず)の回転角に
応じた適正なタイミングで開閉動作を行うように構成さ
れている。
【0012】内燃機関20は、サージタンク36の内圧
に応じた電気信号を出力するターボブレッシャセンサ4
2を備えている。ターボブレッシャセンサ42は電子ス
ロットルECU10に接続されており、電子スロットル
ECU10はターボプレッシャセンサ42の出力信号に
基づいて吸気圧PMを検出する。サージタンク36の上
流側には吸気管43が連通している。吸気管43の内部
には、スロットルバルブ44が配設されている。スロッ
トルバルブ44にはサーボモータ46が接続されてい
る。サーボモータ46は電子スロットルECU10に接
続されている。内燃機関20においては、電子スロット
ルECU10がサーボモータ46に供給する駆動信号を
制御することで、スロットルバルブ44の開度を制御す
ることができる。
【0013】吸気管43はインタークーラー48に連通
している。また、インタークーラー48には共通過給通
路50を介して第1過給通路52及び第2過給通路54
が連通している。第1過給通路52は第1ターボチャー
ジャー56が備えるコンプレッサ56aの吐出口に連通
している。また、第2過給通路54は、第2ターボチャ
ージャー58が備えるコンプレッサ58aの吐出口に連
通している。コンプレッサ56a及び58aの吸入口
は、それぞれ第1吸気管60及び62を介して、共に吸
気管64に連通している。吸気管64はその端部におい
て、エアクリーナ66と連通している。
【0014】第2吸気管62と第2過給通路54とは、
コンプレッサ58aをバイパスする吸気バイパス通路6
6により連通されている。吸気バイパス通路66はバイ
パス制御弁68を備えている。バイパス制御弁68は、
スロットルバルブ44が開弁状態である場合には吸気バ
イパス通路66を遮断状態とし、また、スロットルバル
ブ44が全閉状態である場合には吸気バイパス通路66
を導通状態とするように構成されている。スロットルバ
ルブ44が開弁されている場合、第1ターボチャージャ
ー56は第1過給通路52に空気を圧送し、第2ターボ
チャージャー58は第2過給通路54に空気を圧送す
る。かかる状況下でスロットルバルブ44が全閉状態と
され、その結果、圧縮空気の流通が遮断されると、第1
ターボチャージャー56、及び第2ターボチャージャー
58において大きなサージ音が発生する。本実施例のシ
ステムでは、スロットルバルブ44が全閉状態とされる
と、バイパス制御弁68が開弁し、圧縮空気が、第1過
給通路52及び第2過給通路54から、それぞれ第1吸
気管60及び第2吸気管62に向けて環流されるため、
サージ音の発生が抑制される。
【0015】内燃機関20の排気マニホールド34は、
第1排気通路72及び第2排気通路74を介して、それ
ぞれ、第1ターボチャージャー56の備えるタービン5
6bの流入口、及び、第2ターボチャージャー58の備
えるタービン58bの流入口58bに連通している。タ
ービン56bの流出口は、第1排気管76を介して排気
管78に連通している。また、タービン58bの流出口
は、第2排気管80を介して排気管78に連通してい
る。
【0016】第1ウェストゲート通路82は第1排気通
路72と第1排気管76とを連通している。また、第2
ウェストゲート通路84は第2排気通路74と第2排気
管80とを連通している。第1ウェストゲート通路82
及び第2ウェストゲート通路84には、それぞれ第1ウ
ェストゲートバルブ86及び第2ウェストゲートバルブ
88が配設されている。第1ウェストゲートバルブ86
及び第2ウェストゲートバルブ88には、それぞれ第1
過給通路52及び第2過給通路54の圧力を駆動源とし
て動作するアクチュエータ90及び92が接続されてい
る。第1ウェストゲートバルブ82とアクチュエータ9
0、及び、第2ウェストゲートバルブ84とアクチュエ
ータ92は、それぞれ、第1過給通路52及び第2過給
通路54の圧力が所定値を越えた場合に、第1ウェスト
ゲート通路82及び第2ウェストゲート通路84を導通
状態とするように構成されている。第1ウェストゲート
通路82が遮断状態であると、第1ターボチャージャは
56は、高い効率で吸入空気の圧送を行う。一方、第1
ウェストゲート82が導通状態であると、排気マニホー
ルド34を流れる排気ガスが、タービン56bを流れる
ことなく第1排気通路76に流出する。この場合、第1
ターボチャージャーによる過給が停止され、過給圧の更
なる上昇が防止される。第2ウェストゲート通路84に
ついても、第1ウェストゲート通路82の場合と同様
に、その導通あるいは遮断の状態に応じて、第2ターボ
チャージャー58による過給の作動及び停止が制御され
る。
【0017】次に、図2に、スロットルバルブ44の開
度(以下、単にスロットル開度と称する)を制御する制
御装置のシステム構成図を示す。上述の如く、電子スロ
ットルECU10は、サーボモータ46へ供給する駆動
信号を制御することにより、スロットル開度を制御す
る。サーボモータ46は、例えばステップモータ等の、
その回転位置が外部からの位置指令に応じて変化するモ
ータである。電子スロットルECU10には、アクセル
ペダルの踏み込みストローク量を検出するアクセルスト
ロークセンサ94が接続されている。電子スロットルE
CU10は、アクセルストロークセンサの出力信号、及
び、ターボプレッシャセンサ42の出力信号に基づい
て、スロットルバルブの目標開度θc を算出する。
【0018】ARS(Active Rear Steering; 後輪操舵
角制御)用ECU100には、上記したアクセルストロ
ークセンサ94の他、内燃機関20の回転数Neを検出
する回転数センサ、アクセルペダルの踏み込みの有無を
検出するアイドルスイッチ、前輪の操舵角δf を検出す
る前輪操舵角センサ、後輪の操舵角δr を検出する前輪
操舵角センサ、車両のヨーレートyrを検出するヨーレ
ートセンサ、及び車両の速度Vを検出する車速センサ
(何れも図示せず)が接続されている。ARS用ECU
100は、これらのセンサあるいはスイッチが出力する
内燃機関の回転数Ne、アクセルペダルのオン・オフ、
前輪操舵角δf 、ヨーレートyr、及び車速Vを示す信
号に基づいて、後輪操舵用アクチュエータに駆動信号を
供給することで、後輪の操舵角δrを制御する。これに
より、車両の旋回特性が変更制御され、車両の走行安定
性が向上される。
【0019】ところで、上述の如く、車両の旋回走行中
にアクセルペダルが急激に開放されると、車両に作用す
るエンジンブレーキに起因して、タックイン現象が生ず
ることがある。このタックイン現象を防止するため、従
来より、車両の旋回走行中にアクセルペダルが開放され
て、タックインが生ずる可能性があると判断された場合
に、内燃機関出力の減少度合を抑制する、すなわち、ス
ロットルバルブの閉じ速度を減少させることが行われて
いる。しかしながら、上述の如く、内燃機関20におい
ては、第1ターボチャージャー56及び第2ターボチャ
ージャー58による過給を行うことで、内燃機関20の
出力増加が図られている。従って、かかる過給が行われ
ている際に、上述の如く、タックイン現象を防止するた
めにスロットルバルブの閉じ速度が減少されると、内燃
機関の出力が過大となって、車両の走行安定性の向上が
困難となる事態が生ずることがある。
【0020】これに対して、本実施例のシステムは、第
1ターボチャージャー56及び第2ターボチャージャー
58による過給が行われている場合には、上述の如きタ
ックイン現象を防止するために実行される、スロットル
バルブの閉じ速度の減少量を抑制することにより、内燃
機関の出力が過大となるのを防止し得る点に特徴を有し
ている。以下、図3を参照して、ARS用ECU100
が実行するスロットル開度決定ルーチンの内容を説明す
る。
【0021】図3は、ARS用ECU100が実行する
スロットル開度決定ルーチンのフローチャートを示す。
本ルーチンは内燃機関20の作動中には一定時間間隔で
繰り返し起動される。本ルーチンが起動されると、先
ず、ステップ102において、現在のスロットルバルブ
44の開度θ0 が読み込まれる。ステップ102の処理
が終了されると、次に、ステップ104の処理が実行さ
れる。
【0022】ステップ104では、タックイン現象が生
じ得る状態にあるか否かが判別される。かかる判別は、
「アクセルペダルが開放されており、かつ、前輪操
舵角の絶対値が所定値Aより大きく、かつ、後輪の操
舵角δrが所定値Bよりも大きく、かつ、内燃機関の
回転数Neの変化量ΔNeの絶対値が所定値Cより大き
く、かつ、車速Vが所定値Dよりも大きい」が成立す
るか否かを判別することにより行われる。即ち、本ルー
チンにおいては、〜の条件がすべて成立する場合
に、タックイン現象が生ずる可能性があると判断するこ
ととしている。
【0023】上述の如く、タックイン現象は、旋回走行
中においてエンジンブレーキが作用することにより、前
輪の発生するコーナリングフォースが後輪に対して相対
的に大きくなることに起因して生ずる。従って、ステッ
プ104での判断にあたっては、上記〜の如く、車
両の操舵角が所定値以上である場合にアクセルペダルの
踏み込みが解除されていることを条件とすると共に、上
記の条件を付すことにより、内燃機械の回転数Neの
変化量が所定値以下の場合には、エンジンブレーキの大
きさは十分小さく、従って、タックイン現象が生ずる可
能性は無いと判断することとしている。また、車速Vが
所定値以下の場合には、旋回走行中であっても車両に作
用する遠心力は十分小さいため、前後輪の発生するコー
ナリングフォースは何れも小さいと判断することができ
る。従って、かかる場合には、旋回走行中にエンジンブ
レーキが作用しても、これに起因して生ずる前後輪のコ
ーナリングフォースの差異は小さく、タックイン現象が
生ずることはないと判断することができる。そこで、上
記の条件により、車速Vが所定値以下の場合には、タ
ックイン現象が生ずる可能性は無いと判断することとし
ている。
【0024】ステップ104においてタックイン現象が
生ずる可能性があると判別された場合には、以後、ステ
ップ106以降において、タックイン現象を防止するた
めの処理が実行される。一方、ステップ104において
タックイン現象が生ずる可能性はないと判別されると、
次に、ステップ108の処理が実行される。
【0025】ステップ106においては、第1ターボチ
ャージャー56及び第2ターボチャージャー58による
過給が行われているか否かが判別される。かかる判別
は、ターボプレッシャセンサ42が出力する吸気圧PM
が所定値Eより大きいか否かを判別することにより行わ
れる。即ち、PMが所定値Eよりも大きい場合に、ター
ボチャージャーによる過給が行われていると判別され
る。ステップ106において、過給が行われていると判
別されると、次に、ステップ110において、スロット
ル開度の目標値θt が、θt =θ0 −Δθ1 により算出
される。一方、ステップ106において過給が行われて
いないと判別されると、次に、ステップ112におい
て、θt が、θt =θ0 −Δθ2 により算出される。こ
れらΔθ1 及びΔθ2 は、Δθ1 >Δθ2 なる関係が成
立するように設定されている。従って、ステップ106
において過給が行われていると判別された場合には、過
給が行われていないと判別された場合に比して、スロッ
トル開度の目標値θt は小さく設定されることになる。
【0026】このように、本ルーチンによれば、タック
イン現象が生ずる可能性があると判別された場合には、
アクセルペダルへの踏み込みの解除に応じてスロットル
ペダルを急閉するのではなく、本ルーチンが実行される
毎に、スロットル開度をΔθ1 あるいはΔθ2 ずつ徐々
に減少させることとしている。これにより、アクセルペ
ダルへの踏み込みの解除に伴って生ずるエンジンブレー
キが抑制され、タックイン現象が防止される。
【0027】この場合、上述の如く、過給が行われてい
る場合のスロットル開度の減少量Δθ1 を、過給が行わ
れていない場合のスロットル開度の減少量Δθ2 に比し
て大きくすることで、過給が行われている場合のスロッ
トルバルブ44の閉じ速度を増加させている。これによ
り、過給が行われている場合には、内燃機関20の出力
の減少の度合が大きくされ、ターボチャージャーによる
過給と、タックイン防止のための制御とが同時に実行さ
れた場合に、内燃機関20の出力が過大となることが防
止されている。なお、タックイン防止のために行われる
内燃機関20の出力の抑制は、過給による内燃機関20
の出力増加により補われるため、かかる場合にも、タッ
クイン現象の発生は適切に防止される。
【0028】このように、本実施例のシステムによれ
ば、タックイン現象が生ずるのを防止しつつ、ターボチ
ャージャーによる過給の実行に伴って内燃機関20の出
力が過大となることを防止することができ、従って、車
両の走行安定性を常に良好に維持することができる。
【0029】ステップ110及び112の処理が終了さ
れると、次にステップ114の処理が実行される。ステ
ップ114では、上述の如く決定された、タックイン現
象の防止を考慮したスロットル開度の目標値θt が電子
スロットルECU10に対して送信される。
【0030】一方、ステップ108においては、本ルー
チンの前回の実行時に、タックイン現象が発生する可能
性があると判別されていたか否かが判別される。ステッ
プ108において上記条件が成立すると判別された場合
には、次に、ステップ116の処理が実行される。一
方、ステップ108において上記条件が成立しないと判
別された場合には、次に、ステップ118の処理が実行
される。
【0031】ステップ116においては、アクセルペダ
ルが踏み込まれているか否かが判別される。ステップ1
16において、アクセルペダルが踏み込まれていると判
別された場合、本ルーチンの前回の実行時において、タ
ックイン現象を防止するためスロットル開度の減少の度
合が抑制された状態で、今回、アクセルペダルが踏み込
まれたことになる。かかる状態で過給が行われると、内
燃機関20の出力が過大となって、走行安定性の向上が
困難となる場合がある。このため、ステップ116にお
いてかかる判別が行われた場合には、以後、ステップ1
20以降において、スロットル開度の目標値θt を、現
在のスロットル開度θ0 よりも減少させるための処理が
実行される。一方、ステップ116において、アクセル
ペダルが踏み込まれていないと判別された場合には、次
に、ステップ118の処理が実行される。
【0032】ステップ120においては、ターボチャー
ジャーによる過給が行われているか否かが判別される。
ステップ120において過給が行われていると判別され
た場合には、次に、ステップ122において、θt =θ
0 −Δθ3 なる処理が実行される。一方、ステップ12
0において過給が行われていないと判別された場合に
は、次に、ステップ124においてθt =θ0 −Δθ4
なる処理が実行される。これらΔθ3 及びΔθ4 は、Δ
θ4 <Δθ3 なる関係が成立するように設定されてい
る。従って、過給が行われていない場合には、ステップ
122においてスロットル開度がΔθ3 だけ減少される
ことにより、過給が開始されるのが抑制される一方、既
に過給が開始されている場合には、ステップ124にお
いて、スロットル開度は過給が行われていない場合に比
して大きく減少される。これにより、内燃機関20の出
力が過大となることを防止され、車両の走行安定性が良
好に維持される。
【0033】このように、本実施例のシステムによれ
ば、タックイン現象を防止するためにスロットル開度の
減少の度合が抑制された後、アクセルペダルが踏み込ま
れた場合に、ターボチャージャーによる過給が行われる
のを抑制されると共に、既に過給が行われている場合に
は、スロットル開度がより大きく減少される。これによ
り、内燃機関20の出力が過大となるのを防止すること
ができる。
【0034】また、車両が旋回走行を行っている途中
で、路面が、例えば乾いた状態から濡れた状態に変化す
ること等により、路面の摩擦係数が高い状態から低い状
態に変化する場合がある。路面の摩擦係数が減少する
と、タイヤの発生し得る摩擦力、即ち、タイヤの発生し
得る駆動力とコーナリングフォースとの合力は減少す
る。一方、この場合、車両が高摩擦係数の路面を走行し
ている時にアクセルペダルの踏み込みが解除され、タッ
クイン現象を防止するために、内燃機関の出力減少を抑
制する措置が行われた後、低摩擦係数の路面に達した時
にアクセルペダルが踏み込まれると、タイヤへ付与され
る駆動力が増加する。従って、かかる場合には、タイヤ
の発生し得るコーナリングフォースが減少することにな
り、車両の走行安定性の向上が困難になることがある。
【0035】これに対して、本実施例のシステムにおい
ては、かかる場合には、上記ステップ122あるいは1
24において、スロットル開度が減少される。従って、
上述の如く、旋回走行中において路面の摩擦係数が減少
した場合にも、車両の走行安定性を良好に維持すること
ができる。
【0036】次に、ステップ118での処理について説
明する。上述の如く、ステップ118の処理が実行され
るのは、本ルーチンの前回の実行時において、タック
イン現象を防止するための措置がなされておらず、か
つ、今回も、タックイン現象を防止するための措置は不
要であると判断された場合、及び、アクセルペダルの
踏み込みが解除された状態が維持されつつ、前回の実行
時にはタックイン現象を防止するための措置がなされ、
今回はタックイン現象を防止するための措置は不要であ
ると判断された場合である。の場合には、タックイン
現象の防止を考慮した措置を行うことは不要である。ま
た、の場合には、前回の実行時におけるスロットル開
度の減少度合を抑制する措置によって、タックイン現象
が生ずる可能性が解消されたことになる。従って、この
場合には、タックイン現象の防止のための措置を引き続
いて講ずることは不要である。そこで、本ステップ11
8においては、スロットル開度の目標値θt を現在のア
クセルペダルの踏み込みストローク量に応じたスロット
ル開度に設定することとしている。
【0037】上記ステップ122、124、118の処
理が終了されると、次に、ステップ114において、ス
ロットル開度の目標値θt が電子スロットルECU10
に送信された後、今回のルーチンは終了される。電子ス
ロットルECU10は、アクセルペダルの踏み込みスト
ローク量に基づいて、スロットル開度の目標値θc を算
出し、このθc をARS用ECU100から送信された
θt と比較して、これらの値が異なる場合には、θtの
値を優先してサーボモータ46へ出力する。従って、A
RS用ECU100が上記ルーチンを実行することによ
り、タックイン現象が発生する可能性がある場合には、
スロットルバルブ44の閉じ速度を減少させることによ
りタックイン現象を防止することができると共に、かか
る場合に過給が行われている場合には、スロットルバル
ブの閉じ速度の減少度合を抑制することにより、走行安
定性を良好に維持することができる。
【0038】なお、上記実施例においては、ARS用E
CU100が上記ルーチンのステップ110を実行する
ことで、請求項1に記載したタックイン防止制御抑制手
段が実現されている。また、上記実施例においては、ス
テップ106において過給が行われていると判別された
場合に、ステップ110において、スロットルバルブの
閉じ速度を、過給が行われていない場合に比して増加さ
せることとしているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、過給が行われていると判別された場合には、
スロットル開度をアクセルペダルの踏み込み量に応じた
値に設定することにより、タックイン現象を防止するた
めの処置を禁止することとしてもよい。
【0039】また、上記実施例においては、本発明に係
る内燃機関出力制御装置が、ARS制御装置が設けられ
た車両に搭載された内燃機関に適用されるものとした
が、本発明はこれに限定されるものではなく、ARS制
御装置が設けられていない場合にも適用することができ
る。この場合には、上記スロットル開度決定ルーチン
は、例えば、電子スロットルECU10により実行され
る。
【0040】なお、上記したタックイン防止制御抑制手
段及びタックイン防止制御禁止手段は、過給装置の作動
開始と同時に機能を始めるのみならず、過給装置の作動
が予想された時点から機能を始めることとしてもよい。
【0041】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る内燃機関出力
制御装置によれば、タックイン現象を防止しつつ、過給
装置を備える内燃機関に適用された場合にも走行安定性
を常に良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である内燃機関出力制御装置
が適用される内燃機関の構成図である。
【図2】本実施例においてスロットル開度の制御を実行
する制御装置のシステム構成図である。
【図3】本実施例においてARS用ECUが実行するス
ロットル開度決定ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
10 電子スロットルECU 20 内燃機関 42 ターボプレッシャーセンサー 44 スロットルバルブ 56 第1ターボチャージャー 58 第2ターボチャージャー 94 アクセルストロークセンサ 100 ARS用ECU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過給装置を備える内燃機関に設けられ、
    該内燃機関の出力をアクセルペダルの踏み込み量に応じ
    て制御する通常制御と、車両の旋回走行中にアクセルペ
    ダルの踏み込みが解除された場合に、前記内燃機関の出
    力の減少度合を前記通常制御時に比して低減させること
    により、タックイン現象が生ずるのを防止するタックイ
    ン防止制御とを実行する内燃機関出力制御装置におい
    て、 前記過給装置の作動中には、前記タックイン防止制御に
    おける前記内燃機関の出力の減少度合を通常制御時に近
    づけるタックイン防止制御抑制手段を備えることを特徴
    とする内燃機関出力制御装置。
  2. 【請求項2】 過給装置を備える内燃機関に設けられ、
    該内燃機関の出力をアクセルペダルの踏み込み量に応じ
    て制御する通常制御と、車両の旋回走行中にアクセルペ
    ダルの踏み込みが解除された場合に、前記内燃機関の出
    力の減少度合を前記通常制御時に比して低減させること
    により、タックイン現象が生ずるのを防止するタックイ
    ン防止制御とを実行する内燃機関出力制御装置におい
    て、 前記過給装置の作動中には、前記タックイン防止制御の
    実行を禁止するタックイン防止制御禁止手段を備えるこ
    とを特徴とする内燃機関出力制御装置。
JP8151301A 1996-06-12 1996-06-12 内燃機関出力制御装置 Pending JPH09329040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8151301A JPH09329040A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 内燃機関出力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8151301A JPH09329040A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 内燃機関出力制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09329040A true JPH09329040A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15515694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8151301A Pending JPH09329040A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 内燃機関出力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09329040A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005264799A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Nissan Motor Co Ltd 減速制御装置
CN106347354A (zh) * 2015-07-15 2017-01-25 丰田自动车株式会社 车辆的控制装置
CN107084059A (zh) * 2016-02-15 2017-08-22 马自达汽车株式会社 带涡轮增压器的发动机的控制装置
CN107084064A (zh) * 2016-02-15 2017-08-22 马自达汽车株式会社 带涡轮增压器的发动机的控制装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005264799A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Nissan Motor Co Ltd 減速制御装置
CN106347354A (zh) * 2015-07-15 2017-01-25 丰田自动车株式会社 车辆的控制装置
JP2017024434A (ja) * 2015-07-15 2017-02-02 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
US10137786B2 (en) 2015-07-15 2018-11-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle control device
CN107084059A (zh) * 2016-02-15 2017-08-22 马自达汽车株式会社 带涡轮增压器的发动机的控制装置
CN107084064A (zh) * 2016-02-15 2017-08-22 马自达汽车株式会社 带涡轮增压器的发动机的控制装置
JP2017145708A (ja) * 2016-02-15 2017-08-24 マツダ株式会社 ターボ過給機付きエンジンの制御装置
JP2017145707A (ja) * 2016-02-15 2017-08-24 マツダ株式会社 ターボ過給機付きエンジンの制御装置
US10125670B2 (en) 2016-02-15 2018-11-13 Mazda Motor Corporation Turbocharged engine control device
US10138824B2 (en) 2016-02-15 2018-11-27 Mazda Motor Corporation Turbocharged engine control device
CN107084059B (zh) * 2016-02-15 2020-06-05 马自达汽车株式会社 带涡轮增压器的发动机的控制装置
CN107084064B (zh) * 2016-02-15 2020-06-30 马自达汽车株式会社 带涡轮增压器的发动机的控制装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4843621B2 (ja) ターボ過給式のピストン内燃機関に新空気を供給するための装置および該装置を運転する方法
JP4389739B2 (ja) 過給機付き内燃機関
US7634348B2 (en) Ejector system for a vehicle and ejector system controller
EP3406880B1 (en) Waste gate valve control method and control device
JP3218997B2 (ja) 内燃機関の負圧制御装置
JP6431508B2 (ja) エアバイパスバルブ制御装置
JP2003201849A (ja) 可変容量ターボチャージャの制御装置
JP4434174B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
CN101268265A (zh) 用于内燃机的增压系统
JP6330836B2 (ja) エンジンの排気装置
JPH09329040A (ja) 内燃機関出力制御装置
JP6103359B2 (ja) 内燃機関の過給機制御装置
JP4013816B2 (ja) 電動機付過給機の制御装置
JP2014169648A (ja) 内燃機関の過給機制御装置
JP2006105026A (ja) 内燃機関用過給制御装置
JP6990551B2 (ja) エンジン制御装置
KR100911526B1 (ko) 엔진의 터보차져 시스템 및 그 제어방법
JP4518045B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JPH10196381A (ja) 可変ノズル型ターボチャージャを搭載する内燃機関の制御装置
JP3450765B2 (ja) エアコンカット制御方法
EP1367237B1 (en) Vehicular control apparatus and vehicular control method
JP5565378B2 (ja) 内燃機関の制御システム
JP3714390B2 (ja) 過給機を備えた内燃機関
JP5811033B2 (ja) エンジンの制御装置
JP3349849B2 (ja) 自動車用エンジンの過給装置