JPH09329334A - 抵抗入りスパークプラグ - Google Patents
抵抗入りスパークプラグInfo
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- JPH09329334A JPH09329334A JP14704996A JP14704996A JPH09329334A JP H09329334 A JPH09329334 A JP H09329334A JP 14704996 A JP14704996 A JP 14704996A JP 14704996 A JP14704996 A JP 14704996A JP H09329334 A JPH09329334 A JP H09329334A
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- Japan
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- resistance
- aggregate
- glass
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 抵抗素材が骨材から剥離しても抵抗素材の偏
析が起こり難く、安定した負荷寿命特性が得られる抵抗
入りスパークプラグの提供。 【解決手段】 抵抗入りスパークプラグPは、円筒状の
主体金具1と、主体金具1内に固定される軸孔21付き
の絶縁碍子2と、軸孔21内に挿嵌される端子電極3
と、先端部42が碍子先端面221から突出する様に軸
孔21内に固定される中心電極4と、端子電極3のシー
ル部31及び中心電極4の基部41を、各々、軸孔21
内で封着する導電性のシールガラス5、6と、シールガ
ラス5、6間に位置し、骨材(ホウケイ酸リチウムガラ
ス)と抵抗素材(導電材、封着ガラス、セラミック微粒
子、バインダー等)との混合物を溶融凝固させた抵抗体
7とを有し、骨材の最大粒径は150μm以下である。
析が起こり難く、安定した負荷寿命特性が得られる抵抗
入りスパークプラグの提供。 【解決手段】 抵抗入りスパークプラグPは、円筒状の
主体金具1と、主体金具1内に固定される軸孔21付き
の絶縁碍子2と、軸孔21内に挿嵌される端子電極3
と、先端部42が碍子先端面221から突出する様に軸
孔21内に固定される中心電極4と、端子電極3のシー
ル部31及び中心電極4の基部41を、各々、軸孔21
内で封着する導電性のシールガラス5、6と、シールガ
ラス5、6間に位置し、骨材(ホウケイ酸リチウムガラ
ス)と抵抗素材(導電材、封着ガラス、セラミック微粒
子、バインダー等)との混合物を溶融凝固させた抵抗体
7とを有し、骨材の最大粒径は150μm以下である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスシール式の
抵抗入りスパークプラグに関する。
抵抗入りスパークプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】抵抗入りスパークプラグのガラスシール
は、通常、以下の方法により実施される。中心電極を絶
縁碍子の軸孔内に嵌め込み、軸孔内に、導電性ガラス粉
末、抵抗材組成物、更に導電性ガラス粉末を順に流し込
み、加熱により前記ガラス粉末等を溶融させ、端子部に
下向きの力を加えながら端子電極を押圧し、冷却して前
記ガラス粉末等を凝固させ、端子電極及び中心電極のガ
ラスシールが完了する。抵抗材組成物は、骨材と抵抗素
材{導電材、封着ガラス、セラミック微粒子、その他の
添加物(バインダー等)}の混合物である。尚、特開昭
62- 18001号公報には100μm〜800μmの
セラミック骨材の使用例が記載されている。
は、通常、以下の方法により実施される。中心電極を絶
縁碍子の軸孔内に嵌め込み、軸孔内に、導電性ガラス粉
末、抵抗材組成物、更に導電性ガラス粉末を順に流し込
み、加熱により前記ガラス粉末等を溶融させ、端子部に
下向きの力を加えながら端子電極を押圧し、冷却して前
記ガラス粉末等を凝固させ、端子電極及び中心電極のガ
ラスシールが完了する。抵抗材組成物は、骨材と抵抗素
材{導電材、封着ガラス、セラミック微粒子、その他の
添加物(バインダー等)}の混合物である。尚、特開昭
62- 18001号公報には100μm〜800μmの
セラミック骨材の使用例が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記抵抗材組成物は、
抵抗素材と骨材を所定重量比に秤量し、PVA等のバイ
ンダを加え、ミキサー等で混合(造粒)して製造される
が、この造粒時に、抵抗素材が骨材から剥離し易い。こ
こで、従来の骨材粒度では、剥離した抵抗素材が抵抗材
組成物から分離し易く、分離すると、抵抗体内で抵抗素
材の偏析が起こる為、局所的に電流が集中し導電材の焼
損を招く。尚、導電材が焼損すると、抵抗体の抵抗値が
増大し、負荷寿命特性が悪化する。
抵抗素材と骨材を所定重量比に秤量し、PVA等のバイ
ンダを加え、ミキサー等で混合(造粒)して製造される
が、この造粒時に、抵抗素材が骨材から剥離し易い。こ
こで、従来の骨材粒度では、剥離した抵抗素材が抵抗材
組成物から分離し易く、分離すると、抵抗体内で抵抗素
材の偏析が起こる為、局所的に電流が集中し導電材の焼
損を招く。尚、導電材が焼損すると、抵抗体の抵抗値が
増大し、負荷寿命特性が悪化する。
【0004】本発明の目的は、抵抗素材が骨材から剥離
しても抵抗素材の偏析が起こり難く、安定した負荷寿命
特性が得られる抵抗入りスパークプラグの提供にある。
しても抵抗素材の偏析が起こり難く、安定した負荷寿命
特性が得られる抵抗入りスパークプラグの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)筒状の主体金具と、該主体金具内に固定される軸
孔付の絶縁碍子と、該絶縁碍子の軸孔内に挿嵌される端
子電極と、前記軸孔内に固定される中心電極と、前記端
子電極のシール部及び前記中心電極の基部を、夫々、前
記軸孔内で封着する導電性のシールガラスと、これらシ
ールガラス間に位置し、骨材と抵抗素材との混合物を溶
融凝固させた抵抗体とを有する抵抗入りスパークプラグ
において、前記骨材の最大粒径は150μm以下であ
る。
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)筒状の主体金具と、該主体金具内に固定される軸
孔付の絶縁碍子と、該絶縁碍子の軸孔内に挿嵌される端
子電極と、前記軸孔内に固定される中心電極と、前記端
子電極のシール部及び前記中心電極の基部を、夫々、前
記軸孔内で封着する導電性のシールガラスと、これらシ
ールガラス間に位置し、骨材と抵抗素材との混合物を溶
融凝固させた抵抗体とを有する抵抗入りスパークプラグ
において、前記骨材の最大粒径は150μm以下であ
る。
【0006】(2)上記(1) の構成を有し、前記骨材
は、ガラスである。 (3)上記(1) の構成を有し、前記骨材は、ガラスとセ
ラミック粉末とを混合したものである。
は、ガラスである。 (3)上記(1) の構成を有し、前記骨材は、ガラスとセ
ラミック粉末とを混合したものである。
【0007】(4)上記(1) 乃至(3) の何れかの構成を
有し、前記骨材の粒度分布は、σ=55μm以下であ
る。
有し、前記骨材の粒度分布は、σ=55μm以下であ
る。
【0008】
〔請求項1について〕抵抗材組成物の骨材の最大粒径を
150μm以下にしているので骨材の粒度分布が小さく
なり、抵抗素材が骨材から剥離しても、剥離した抵抗素
材が抵抗材組成物から分離し難く、抵抗素材の偏析が防
止できる。この為、導電材の焼損が防止でき、抵抗体の
抵抗値が変動せず、安定した負荷寿命特性が得られる。
150μm以下にしているので骨材の粒度分布が小さく
なり、抵抗素材が骨材から剥離しても、剥離した抵抗素
材が抵抗材組成物から分離し難く、抵抗素材の偏析が防
止できる。この為、導電材の焼損が防止でき、抵抗体の
抵抗値が変動せず、安定した負荷寿命特性が得られる。
【0009】〔請求項2について〕骨材がガラスである
と、ガラスシールの作業性が良く、端子部に下向きの力
を加えながら端子電極を押圧する際に端子部が浮き上が
らないとともに、絶縁碍子の破損も防止できる。
と、ガラスシールの作業性が良く、端子部に下向きの力
を加えながら端子電極を押圧する際に端子部が浮き上が
らないとともに、絶縁碍子の破損も防止できる。
【0010】〔請求項3について〕骨材がガラスとセラ
ミックであると、有効な抵抗体長が長くとれ、電波雑音
の発生防止に有利である。
ミックであると、有効な抵抗体長が長くとれ、電波雑音
の発生防止に有利である。
【0011】〔請求項4について〕骨材の粒度分布が、
σ=55μm以下であるので、抵抗素材が骨材から剥離
しても、剥離した抵抗素材が抵抗材組成物から分離し難
く、抵抗素材の偏析が防止できる。この為、導電材の焼
損が防止でき、抵抗体の抵抗値が変動せず、安定した負
荷寿命特性が得られる。
σ=55μm以下であるので、抵抗素材が骨材から剥離
しても、剥離した抵抗素材が抵抗材組成物から分離し難
く、抵抗素材の偏析が防止できる。この為、導電材の焼
損が防止でき、抵抗体の抵抗値が変動せず、安定した負
荷寿命特性が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例(請求項1、
2、4に対応)を図1に基づいて説明する。サンプルN
o.1〜No.3の何れかの抵抗材組成物を採用した抵
抗入りスパークプラグP(発明品)は,以下の構造を有
する。尚、サンプルNo.4、5の抵抗材組成物を採用
した抵抗入りスパークプラグ(比較品)も同様の構造を
有する。
2、4に対応)を図1に基づいて説明する。サンプルN
o.1〜No.3の何れかの抵抗材組成物を採用した抵
抗入りスパークプラグP(発明品)は,以下の構造を有
する。尚、サンプルNo.4、5の抵抗材組成物を採用
した抵抗入りスパークプラグ(比較品)も同様の構造を
有する。
【0013】図1に示す様に、抵抗入りスパークプラグ
Pは、円筒状の主体金具1と、主体金具1内に固定され
る軸孔21付の絶縁碍子2と、軸孔21内に挿設される
端子電極3と、先端部が碍子先端面221から突出する
様に軸孔21内に固定される中心電極4と、端子電極3
のシール部31及び中心電極4の基部41を、夫々、軸
孔21内で封着するシールガラス5、6と、シールガラ
ス5、6間に位置する抵抗体7とを具備する。この抵抗
入りスパークプラグPは、ガスケット11を介して内燃
機関のシリンダヘッド(図示せず)に螺着され、端子部
32にプラグキャップ(図示せず)が嵌合されて高電圧
が給電される。
Pは、円筒状の主体金具1と、主体金具1内に固定され
る軸孔21付の絶縁碍子2と、軸孔21内に挿設される
端子電極3と、先端部が碍子先端面221から突出する
様に軸孔21内に固定される中心電極4と、端子電極3
のシール部31及び中心電極4の基部41を、夫々、軸
孔21内で封着するシールガラス5、6と、シールガラ
ス5、6間に位置する抵抗体7とを具備する。この抵抗
入りスパークプラグPは、ガスケット11を介して内燃
機関のシリンダヘッド(図示せず)に螺着され、端子部
32にプラグキャップ(図示せず)が嵌合されて高電圧
が給電される。
【0014】主体金具1は、低炭素鋼で形成され、外周
にネジ121を形成したねじ部12と、前側にガスケッ
ト11を配設した胴部13と、プラグレンチを嵌合させ
る為の六角部14とからなる。尚、141はパッキン、
142、143はリング、144は滑石である。
にネジ121を形成したねじ部12と、前側にガスケッ
ト11を配設した胴部13と、プラグレンチを嵌合させ
る為の六角部14とからなる。尚、141はパッキン、
142、143はリング、144は滑石である。
【0015】絶縁碍子2は、アルミナを主体とするセラ
ミック焼結体で形成され、ねじ部12の内側に位置する
脚長部22と、主体金具1の六角部14から胴部13の
内側に位置する径大部23と、外周にコルゲーション2
41を形成した頭部24とからなる。又、絶縁碍子2の
軸に沿って軸孔21が形成されている。尚、頭部24か
ら径大部23間に位置する軸孔21の直径は径大(φ
4.5)に形成され、脚長部22に位置する軸孔21の
直径は中心電極径(φ2.6)よりやや大きく設定され
ている。
ミック焼結体で形成され、ねじ部12の内側に位置する
脚長部22と、主体金具1の六角部14から胴部13の
内側に位置する径大部23と、外周にコルゲーション2
41を形成した頭部24とからなる。又、絶縁碍子2の
軸に沿って軸孔21が形成されている。尚、頭部24か
ら径大部23間に位置する軸孔21の直径は径大(φ
4.5)に形成され、脚長部22に位置する軸孔21の
直径は中心電極径(φ2.6)よりやや大きく設定され
ている。
【0016】端子電極3は、低炭素鋼(表面にニッケル
鍍金)で形成され、軸孔21内でガラスシールされるシ
ール部31と、絶縁碍子2の頭部端面242から突出す
る端子部32と、端子部32とシール部31とを接続す
る棒状部33とからなる。
鍍金)で形成され、軸孔21内でガラスシールされるシ
ール部31と、絶縁碍子2の頭部端面242から突出す
る端子部32と、端子部32とシール部31とを接続す
る棒状部33とからなる。
【0017】端子部32は、嵌合状態のプラグキャップ
の抜けを防止する為、中央部を径小に形成している。シ
ール部31は、外周が螺子又はローレット状に加工さ
れ、シールガラス5により軸孔21内に封着されてい
る。
の抜けを防止する為、中央部を径小に形成している。シ
ール部31は、外周が螺子又はローレット状に加工さ
れ、シールガラス5により軸孔21内に封着されてい
る。
【0018】中心電極4は、ニッケル合金製の鞘材と、
該鞘材内に封入される芯材(銅等の良熱伝導性金属)と
で構成され、先端部42が碍子先端面221から突出す
る様に軸孔21内に嵌め込まれ、基部41がシールガラ
ス6を介して軸孔21内に封着されている。
該鞘材内に封入される芯材(銅等の良熱伝導性金属)と
で構成され、先端部42が碍子先端面221から突出す
る様に軸孔21内に嵌め込まれ、基部41がシールガラ
ス6を介して軸孔21内に封着されている。
【0019】シールガラス5、6は、銅粉末とガラス粉
末とを混合(1:1)した導電性ガラス粉末が溶融凝固
したものであり、導電性を有する。そして、シールガラ
ス6→後述する抵抗体7→シールガラス5を介して中心
電極4が端子電極3に電気接続される。
末とを混合(1:1)した導電性ガラス粉末が溶融凝固
したものであり、導電性を有する。そして、シールガラ
ス6→後述する抵抗体7→シールガラス5を介して中心
電極4が端子電極3に電気接続される。
【0020】抵抗体7の抵抗材組成物(造粒品)は、以
下の様にして製造される。 (1) ZrO2 (粒径5μm以下)、カーボンブラック
(一次粒子径0.5μm以下、二次粒子径150μm以
下)、金属アルミニウム(粒径50μm)、及び微粒ガ
ラスを秤量し、振動ミルにて乾式粉砕混合(5Hr)し
て抵抗素材を製造する。 (2) 上記抵抗素材と、表1に示す粒径のガラス原料(骨
材;サンプルNo.1〜No.5)とを重量比30:7
0程度に秤量し、PVAバインダー4%水溶液を適量加
え、ミキサーにて所定時間混合して調製する。尚、造粒
時において、抵抗素材の骨材からの剥離が生じ易い加速
度試験的な条件にする為、上記所定時間を、通常の混合
時間(数十分)より厳しい2時間に設定した。
下の様にして製造される。 (1) ZrO2 (粒径5μm以下)、カーボンブラック
(一次粒子径0.5μm以下、二次粒子径150μm以
下)、金属アルミニウム(粒径50μm)、及び微粒ガ
ラスを秤量し、振動ミルにて乾式粉砕混合(5Hr)し
て抵抗素材を製造する。 (2) 上記抵抗素材と、表1に示す粒径のガラス原料(骨
材;サンプルNo.1〜No.5)とを重量比30:7
0程度に秤量し、PVAバインダー4%水溶液を適量加
え、ミキサーにて所定時間混合して調製する。尚、造粒
時において、抵抗素材の骨材からの剥離が生じ易い加速
度試験的な条件にする為、上記所定時間を、通常の混合
時間(数十分)より厳しい2時間に設定した。
【0021】
【表1】
【0022】端子電極3及び中心電極4のガラスシール
は、以下の様に行われる。 (1) 脚長部22が下になる様に絶縁碍子2を固定した状
態で中心電極4を絶縁碍子2の頭部24側の軸孔21か
ら嵌め込んで段座222に係止させ、先端部42を絶縁
碍子2の先端面221から突出させる。
は、以下の様に行われる。 (1) 脚長部22が下になる様に絶縁碍子2を固定した状
態で中心電極4を絶縁碍子2の頭部24側の軸孔21か
ら嵌め込んで段座222に係止させ、先端部42を絶縁
碍子2の先端面221から突出させる。
【0023】(2) 脚長部22が下になる様に絶縁碍子2
を固定した状態で、導電性ガラス粉末(シールガラス6
となる)適量、抵抗材組成物(抵抗体7となる)を0.
5g、導電性ガラス粉末(シールガラス5となる)を適
量を、順に、絶縁碍子2の頭部24側の軸孔21に流し
込む。 (3) 脚長部22が下になる様に絶縁碍子2を固定した状
態で端子電極3を絶縁碍子2の頭部24側から軸孔21
内に嵌め込む。
を固定した状態で、導電性ガラス粉末(シールガラス6
となる)適量、抵抗材組成物(抵抗体7となる)を0.
5g、導電性ガラス粉末(シールガラス5となる)を適
量を、順に、絶縁碍子2の頭部24側の軸孔21に流し
込む。 (3) 脚長部22が下になる様に絶縁碍子2を固定した状
態で端子電極3を絶縁碍子2の頭部24側から軸孔21
内に嵌め込む。
【0024】(4) 脚長部22が下になる様に絶縁碍子2
を固定した状態で、絶縁碍子2を900℃で20分間加
熱し(導電性ガラス粉末及び抵抗材組成物が溶融)、端
子部32に下向きの力を加えながら端子電極3を押圧
し、端子部32の底面を絶縁碍子2の頭部端面242に
当接させる。
を固定した状態で、絶縁碍子2を900℃で20分間加
熱し(導電性ガラス粉末及び抵抗材組成物が溶融)、端
子部32に下向きの力を加えながら端子電極3を押圧
し、端子部32の底面を絶縁碍子2の頭部端面242に
当接させる。
【0025】(5) 絶縁碍子2を冷却して溶融状態のシー
ルガラス等を凝固させ、端子電極3及び中心電極4のガ
ラスシールが完了する。尚、ガラスシールが完了した絶
縁碍子2は、パッキン141を介して主体金具1内に嵌
め込まれ、リング142、143、滑石144が装入さ
れ、加締部145を加締める事により主体金具1に組み
付けられる。
ルガラス等を凝固させ、端子電極3及び中心電極4のガ
ラスシールが完了する。尚、ガラスシールが完了した絶
縁碍子2は、パッキン141を介して主体金具1内に嵌
め込まれ、リング142、143、滑石144が装入さ
れ、加締部145を加締める事により主体金具1に組み
付けられる。
【0026】つぎに、各サンプルNo.の抵抗材組成物
を用いて製造した各抵抗入りスパークプラグの評価につ
いて述べる。サンプルNo.1、2、3の抵抗材組成物
を用いて製造した(各100本)抵抗入りスパークプラ
グP(発明品)、及びサンプルNo.4、5の抵抗材組
成物を用いて製造した(各100本)抵抗入りスパーク
プラグ(比較品)について、各々の抵抗値を測定し、各
々、平均5kΩを確認の上、抵抗値3σを算出した。
又、No.1〜5の抵抗材組成物の骨材の骨材粒度分布
σを測定した。
を用いて製造した各抵抗入りスパークプラグの評価につ
いて述べる。サンプルNo.1、2、3の抵抗材組成物
を用いて製造した(各100本)抵抗入りスパークプラ
グP(発明品)、及びサンプルNo.4、5の抵抗材組
成物を用いて製造した(各100本)抵抗入りスパーク
プラグ(比較品)について、各々の抵抗値を測定し、各
々、平均5kΩを確認の上、抵抗値3σを算出した。
又、No.1〜5の抵抗材組成物の骨材の骨材粒度分布
σを測定した。
【0027】各100本の内、無作為に選んだ各10本
について、JIS B8031- 1995に従って負荷
寿命試験を実施して負荷寿命変化率(表1のに示す)
を求めた。更に、50Hr、時間延長して負荷寿命試験
を行ない負荷寿命変化率(表1のに示す)を求めた。
について、JIS B8031- 1995に従って負荷
寿命試験を実施して負荷寿命変化率(表1のに示す)
を求めた。更に、50Hr、時間延長して負荷寿命試験
を行ない負荷寿命変化率(表1のに示す)を求めた。
【0028】つぎに、サンプルNo.1、2、3の抵抗
材組成物を用いて製造した抵抗入りスパークプラグPの
利点を述べる。 〔ア〕抵抗材組成物の骨材(ホウケイ酸系ガラス)の最
大粒径を150μm以下にしているので骨材粒度分布σ
が小さくなり(骨材粒度σ≦55μm)、抵抗素材が骨
材から剥離しても、剥離した抵抗素材が抵抗材組成物か
ら分離し難く、抵抗素材の偏析が防止できる。この為、
抵抗素材中の導電材の焼損が防止でき、抵抗体7の抵抗
値の変動は少なく、抵抗入りスパークプラグPは、安定
した負荷寿命特性(表1の、参照)を示す。
材組成物を用いて製造した抵抗入りスパークプラグPの
利点を述べる。 〔ア〕抵抗材組成物の骨材(ホウケイ酸系ガラス)の最
大粒径を150μm以下にしているので骨材粒度分布σ
が小さくなり(骨材粒度σ≦55μm)、抵抗素材が骨
材から剥離しても、剥離した抵抗素材が抵抗材組成物か
ら分離し難く、抵抗素材の偏析が防止できる。この為、
抵抗素材中の導電材の焼損が防止でき、抵抗体7の抵抗
値の変動は少なく、抵抗入りスパークプラグPは、安定
した負荷寿命特性(表1の、参照)を示す。
【0029】〔イ〕骨材がガラス(ホウケイ酸系ガラ
ス)であるのでガラスシールの作業性が良く、端子部3
2に下向きの力を加えながら端子電極3を押圧する際に
端子部32が浮き上がらないとともに、絶縁碍子2の破
損も防止できる。
ス)であるのでガラスシールの作業性が良く、端子部3
2に下向きの力を加えながら端子電極3を押圧する際に
端子部32が浮き上がらないとともに、絶縁碍子2の破
損も防止できる。
【0030】つぎに、本発明の第2実施例(請求項1、
3、4に対応)を説明する。サンプルNo.6〜No.
8の何れかの抵抗材組成物を採用した抵抗入りスパーク
プラグQ(発明品)の製造方法(ガラスシールも含む)
や構造は、抵抗入りスパークプラグPと同一(以下に示
す事項以外)である。尚、サンプルNo.9、10の抵
抗材組成物を採用した抵抗入りスパークプラグ(比較
品)も同一の構造を有する。
3、4に対応)を説明する。サンプルNo.6〜No.
8の何れかの抵抗材組成物を採用した抵抗入りスパーク
プラグQ(発明品)の製造方法(ガラスシールも含む)
や構造は、抵抗入りスパークプラグPと同一(以下に示
す事項以外)である。尚、サンプルNo.9、10の抵
抗材組成物を採用した抵抗入りスパークプラグ(比較
品)も同一の構造を有する。
【0031】抵抗体7の抵抗材組成物(造粒品)は、以
下の様にして調製される。ZrO2 (粒径5μm以
下)、カーボンブラック(一次粒子径0.5μm以下、
二次粒子径150μm以下)、金属アルミニウム(粒径
50μm)、及び微粒ガラスを秤量し、振動ミルにて5
Hr乾式粉砕混合して抵抗素材を製造する。
下の様にして調製される。ZrO2 (粒径5μm以
下)、カーボンブラック(一次粒子径0.5μm以下、
二次粒子径150μm以下)、金属アルミニウム(粒径
50μm)、及び微粒ガラスを秤量し、振動ミルにて5
Hr乾式粉砕混合して抵抗素材を製造する。
【0032】上記抵抗素材と、表2に示す粒径の、ガラ
ス・アルミナ原料(骨材;サンプルNo.6〜No.
8)とを、重量比30:70程度に秤量し、PVAバイ
ンダー4%水溶液を適量加え、ミキサーにて所定時間混
合して調製する。尚、同様の理由で、上記所定時間を通
常の混合時間(数十分)より厳しい2時間に設定した。
尚、ガラス・アルミナ原料は、同一粒度分布の、ホウケ
イ酸リチウムガラスとアルミナ粉末とを3:1の割合で
混合したものである。
ス・アルミナ原料(骨材;サンプルNo.6〜No.
8)とを、重量比30:70程度に秤量し、PVAバイ
ンダー4%水溶液を適量加え、ミキサーにて所定時間混
合して調製する。尚、同様の理由で、上記所定時間を通
常の混合時間(数十分)より厳しい2時間に設定した。
尚、ガラス・アルミナ原料は、同一粒度分布の、ホウケ
イ酸リチウムガラスとアルミナ粉末とを3:1の割合で
混合したものである。
【0033】
【表2】
【0034】つぎに、各サンプルNo.の抵抗材組成物
を用いて製造した各抵抗入りスパークプラグの評価につ
いて述べる。サンプルNo.6〜8の抵抗材組成物を用
いて製造した(各100本)抵抗入りスパークプラグQ
(発明品)、及びサンプルNo.9、10の抵抗材組成
物を用いて製造した(各100本)抵抗入りスパークプ
ラグ(比較品)について、各々の抵抗値を測定し、各
々、平均5kΩを確認の上、抵抗値3σを算出した。
又、No.6〜10の抵抗材組成物の骨材の骨材粒度分
布σを測定した。
を用いて製造した各抵抗入りスパークプラグの評価につ
いて述べる。サンプルNo.6〜8の抵抗材組成物を用
いて製造した(各100本)抵抗入りスパークプラグQ
(発明品)、及びサンプルNo.9、10の抵抗材組成
物を用いて製造した(各100本)抵抗入りスパークプ
ラグ(比較品)について、各々の抵抗値を測定し、各
々、平均5kΩを確認の上、抵抗値3σを算出した。
又、No.6〜10の抵抗材組成物の骨材の骨材粒度分
布σを測定した。
【0035】各100本の内、無作為に選んだ各10本
について、JIS B8031- 1995に従って負荷
寿命試験を実施して負荷寿命変化率(表2のに示す)
を求めた。更に、50Hr、時間延長して負荷寿命試験
を行ない負荷寿命変化率(表2のに示す)を求めた。
について、JIS B8031- 1995に従って負荷
寿命試験を実施して負荷寿命変化率(表2のに示す)
を求めた。更に、50Hr、時間延長して負荷寿命試験
を行ない負荷寿命変化率(表2のに示す)を求めた。
【0036】つぎに、サンプルNo.6、7、8の抵抗
材組成物を用いて製造した抵抗入りスパークプラグPの
利点を述べる。 〔ウ〕抵抗材組成物の骨材(ホウケイ酸系ガラス+アル
ミナ)の最大粒径を150μm以下にしているので骨材
粒度分布σが小さくなり(骨材粒度分布σ≦55μ
m)、抵抗素材が骨材から剥離しても、剥離した抵抗素
材が抵抗材組成物から分離し難く、抵抗素材の偏析が防
止できる。この為、抵抗素材中の導電材の焼損が防止で
き、抵抗体の抵抗値の変動は少なく、抵抗入りスパーク
プラグQは、安定した負荷寿命特性(表2の、参
照)を示す。
材組成物を用いて製造した抵抗入りスパークプラグPの
利点を述べる。 〔ウ〕抵抗材組成物の骨材(ホウケイ酸系ガラス+アル
ミナ)の最大粒径を150μm以下にしているので骨材
粒度分布σが小さくなり(骨材粒度分布σ≦55μ
m)、抵抗素材が骨材から剥離しても、剥離した抵抗素
材が抵抗材組成物から分離し難く、抵抗素材の偏析が防
止できる。この為、抵抗素材中の導電材の焼損が防止で
き、抵抗体の抵抗値の変動は少なく、抵抗入りスパーク
プラグQは、安定した負荷寿命特性(表2の、参
照)を示す。
【0037】〔エ〕抵抗材組成物の骨材が、ホウケイ酸
系ガラスとアルミナであるので、有効な抵抗体長が長く
とれ、電波雑音の発生防止に有利である。
系ガラスとアルミナであるので、有効な抵抗体長が長く
とれ、電波雑音の発生防止に有利である。
【0038】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.ガラス原料は、ホウケイ酸ガラス以外に、ホウ酸バ
リウムガラス、ホウ酸リチウム- カルシウムガラス等で
も良い。
態様を含む。 a.ガラス原料は、ホウケイ酸ガラス以外に、ホウ酸バ
リウムガラス、ホウ酸リチウム- カルシウムガラス等で
も良い。
【0039】b.ガラスシールの際の、加熱温度及び加
熱時間は、ガラス材料等に対応して適宜、決めれば良
い。例えば、800℃〜950℃、5分〜40分。 c.骨材に用いるセラミック粉末は、アルミナ以外のセ
ラミック粉末でも良い。 d.抵抗材組成物の調製時における、ミキサーの混合時
間は、適宜、決めれば良い。例えば、2分〜2時間
熱時間は、ガラス材料等に対応して適宜、決めれば良
い。例えば、800℃〜950℃、5分〜40分。 c.骨材に用いるセラミック粉末は、アルミナ以外のセ
ラミック粉末でも良い。 d.抵抗材組成物の調製時における、ミキサーの混合時
間は、適宜、決めれば良い。例えば、2分〜2時間
【図1】本発明の抵抗材組成物を採用した抵抗入りスパ
ークプラグの断面図である。
ークプラグの断面図である。
1 主体金具 2 絶縁碍子 3 端子電極 4 中心電極 5、6 シールガラス 7 抵抗体 21 軸孔 31 シール部 41 後端部(基部) 221 碍子先端面 P、Q 抵抗入りスパークプラグ
Claims (4)
- 【請求項1】 筒状の主体金具と、 該主体金具内に固定される軸孔付の絶縁碍子と、 該絶縁碍子の軸孔内に挿嵌される端子電極と、 前記軸孔内に固定される中心電極と、 前記端子電極のシール部及び前記中心電極の基部を、夫
々、前記軸孔内で封着する導電性のシールガラスと、 これらシールガラス間に位置し、骨材と抵抗素材との混
合物を溶融凝固させた抵抗体とを有する抵抗入りスパー
クプラグにおいて、 前記骨材の最大粒径は150μm以下であることを特徴
とする抵抗入りスパークプラグ。 - 【請求項2】 前記骨材は、ガラスである請求項1記載
の抵抗入りスパークプラグ。 - 【請求項3】 前記骨材は、ガラスとセラミック粉末と
を混合したものである請求項1記載の抵抗入りスパーク
プラグ。 - 【請求項4】 前記骨材の粒度分布は、σ=55μm以
下である請求項1乃至請求項3の何れかに記載の抵抗入
りスパークプラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14704996A JPH09329334A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 抵抗入りスパークプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14704996A JPH09329334A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 抵抗入りスパークプラグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09329334A true JPH09329334A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15421352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14704996A Pending JPH09329334A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 抵抗入りスパークプラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09329334A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110236840A1 (en) * | 2010-03-25 | 2011-09-29 | Whirlpool Corporation | Attachment system for an igniter electrode for a gas burner |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP14704996A patent/JPH09329334A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110236840A1 (en) * | 2010-03-25 | 2011-09-29 | Whirlpool Corporation | Attachment system for an igniter electrode for a gas burner |
| US9341380B2 (en) * | 2010-03-25 | 2016-05-17 | Whirlpool Corporation | Attachment system for an igniter electrode for a gas burner |
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