JPH09329391A - 横型回転加熱装置 - Google Patents
横型回転加熱装置Info
- Publication number
- JPH09329391A JPH09329391A JP8168685A JP16868596A JPH09329391A JP H09329391 A JPH09329391 A JP H09329391A JP 8168685 A JP8168685 A JP 8168685A JP 16868596 A JP16868596 A JP 16868596A JP H09329391 A JPH09329391 A JP H09329391A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- partition wall
- tubular body
- heating
- horizontal rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型で熱効率の高い横型回転加熱装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 回転軸線2がほぼ水平で少なくとも該軸
線2方向の一端に開口部1Aを有し外周面にて加熱を受
ける回転自在な筒状体1と、該筒状体1の内部空間を区
分して複数の被加熱空間を形成する上記軸線2にほぼ平
行な仕切壁4と、軸線2に対して傾斜して該軸線方向の
複数位置で該仕切壁4に取り付けられた複数のガイド板
6とを有し、加熱処理されるべき物質を上記開口部1か
ら筒状体1内へ送入して加熱処理後にこれを取り出す横
形回転加熱装置において、上記仕切壁14を境界壁とし
て被加熱空間に隣接する通路空間20,21を形成し、
上記筒状体1の外周面の加熱のための加熱用流体が該通
路空間20,21をも流通することが可能となってい
る。
することを目的とする。 【解決手段】 回転軸線2がほぼ水平で少なくとも該軸
線2方向の一端に開口部1Aを有し外周面にて加熱を受
ける回転自在な筒状体1と、該筒状体1の内部空間を区
分して複数の被加熱空間を形成する上記軸線2にほぼ平
行な仕切壁4と、軸線2に対して傾斜して該軸線方向の
複数位置で該仕切壁4に取り付けられた複数のガイド板
6とを有し、加熱処理されるべき物質を上記開口部1か
ら筒状体1内へ送入して加熱処理後にこれを取り出す横
形回転加熱装置において、上記仕切壁14を境界壁とし
て被加熱空間に隣接する通路空間20,21を形成し、
上記筒状体1の外周面の加熱のための加熱用流体が該通
路空間20,21をも流通することが可能となってい
る。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は固体もしくは固体と
液体の混合体の産業上の原料、中間原料あるいは廃棄物
(以下「原料等」という)を加熱して原料等の物理的あ
るいは化学的変化を効率良く行わせる間接加熱形式の横
型回転加熱装置に関するものである。
液体の混合体の産業上の原料、中間原料あるいは廃棄物
(以下「原料等」という)を加熱して原料等の物理的あ
るいは化学的変化を効率良く行わせる間接加熱形式の横
型回転加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような原料等を効率良く間接的に
加熱することを目的として出願人は、原料等を加熱する
ための横型の筒状体の内部空間を軸体と平行な仕切壁に
より区分し、軸体に対して傾斜する複数のガイド板を上
記仕切壁に取りつけることとした横型回転加熱装置を提
案した。かかる装置は、特開平5−264170、特開
平5−26577、特開平6−238160、特開平7
−144909そして特開平定8−28836にて開示
されている。これらの装置は、添付図面の図16に示さ
れるような構成となっている。
加熱することを目的として出願人は、原料等を加熱する
ための横型の筒状体の内部空間を軸体と平行な仕切壁に
より区分し、軸体に対して傾斜する複数のガイド板を上
記仕切壁に取りつけることとした横型回転加熱装置を提
案した。かかる装置は、特開平5−264170、特開
平5−26577、特開平6−238160、特開平7
−144909そして特開平定8−28836にて開示
されている。これらの装置は、添付図面の図16に示さ
れるような構成となっている。
【0003】図16に示される装置において、符号51
は耐熱金属板製の横型の回転せる筒状体であり、該筒状
体51は両端付近にて軸受(図示せず)により支持され
ており、図示しない駆動手段により実質的に水平な軸線
52のまわりに回転駆動を受けている。図16は加熱用
の熱源として高温の燃焼ガスを用いる場合の例であり、
高温ガスは炉筒53と筒状体51の間の環状空間の燃焼
ガス入口54から流入し、筒状体51の外周表面に沿っ
て上記環状空間内を左方へ流動して該筒状体51を加熱
した後、出口55から流出する。
は耐熱金属板製の横型の回転せる筒状体であり、該筒状
体51は両端付近にて軸受(図示せず)により支持され
ており、図示しない駆動手段により実質的に水平な軸線
52のまわりに回転駆動を受けている。図16は加熱用
の熱源として高温の燃焼ガスを用いる場合の例であり、
高温ガスは炉筒53と筒状体51の間の環状空間の燃焼
ガス入口54から流入し、筒状体51の外周表面に沿っ
て上記環状空間内を左方へ流動して該筒状体51を加熱
した後、出口55から流出する。
【0004】図16において、筒状体51にはその内部
空間を仕切るようにして軸線52に平行な板状の仕切壁
56が設けられており、該仕切壁56の両面には軸線5
2に対して傾斜するガイド板57が複数位置に設けられ
ている。原料等は筒状体51の一端に設けられた送入口
58から該筒状体51の内部に送り込まれる。送入され
た原料等は筒状体51内で転動しながらガイド板57を
滑落するので、筒状体51が図16において左端からみ
て時計方向回転の場合には、右方向に進行しながら加熱
されて所期の物理的あるいは化学的変化を終了して、筒
状体51の出口59から排出される。この場合、仕切壁
56の反対側の面に設置されたガイド板は180度回転
したときにその傾斜が図16に示されているガイド板と
同じになるので、ここでも原料等は筒状体51を転動し
ながら右方へ進行する。
空間を仕切るようにして軸線52に平行な板状の仕切壁
56が設けられており、該仕切壁56の両面には軸線5
2に対して傾斜するガイド板57が複数位置に設けられ
ている。原料等は筒状体51の一端に設けられた送入口
58から該筒状体51の内部に送り込まれる。送入され
た原料等は筒状体51内で転動しながらガイド板57を
滑落するので、筒状体51が図16において左端からみ
て時計方向回転の場合には、右方向に進行しながら加熱
されて所期の物理的あるいは化学的変化を終了して、筒
状体51の出口59から排出される。この場合、仕切壁
56の反対側の面に設置されたガイド板は180度回転
したときにその傾斜が図16に示されているガイド板と
同じになるので、ここでも原料等は筒状体51を転動し
ながら右方へ進行する。
【0005】筒状体51が180度回転したときに、仕
切壁56の反対側の面に設置した複数のガイド板の傾き
が図16のものと反対になるように設置すれば、原料等
は加熱を受けたあとに左方に移動するので、筒状体51
の両端近傍にて仕切壁56の両側の空間を連通せしめる
連通部60,61を経て上記両空間を循環し、送入口5
8からの送入量に対応する量だけ排出口59から逐次排
出される。
切壁56の反対側の面に設置した複数のガイド板の傾き
が図16のものと反対になるように設置すれば、原料等
は加熱を受けたあとに左方に移動するので、筒状体51
の両端近傍にて仕切壁56の両側の空間を連通せしめる
連通部60,61を経て上記両空間を循環し、送入口5
8からの送入量に対応する量だけ排出口59から逐次排
出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図16に
図示した従来の装置は、目的たる加熱を効率良く遂行す
るかにあたり、熱源たる高温燃焼ガスからの加熱が、回
転筒状体51の外周面だけを通じて行われるため、装置
の単位体積あたりの伝熱面積があまり大きくなく、した
がって大容量の加熱を行うためには大型の装置が必要と
なり、装置の建設費が大きくなる。
図示した従来の装置は、目的たる加熱を効率良く遂行す
るかにあたり、熱源たる高温燃焼ガスからの加熱が、回
転筒状体51の外周面だけを通じて行われるため、装置
の単位体積あたりの伝熱面積があまり大きくなく、した
がって大容量の加熱を行うためには大型の装置が必要と
なり、装置の建設費が大きくなる。
【0007】本発明は、かかる従来装置がかかえていた
問題を解決し、原料等を間接的に加熱する場合に、装置
単位体積あたりの伝熱面積が大きく、安全安定で高能率
な連続操業ができて、しかも建設費の廉価な横型回転加
熱装置を提供することを目的としている。
問題を解決し、原料等を間接的に加熱する場合に、装置
単位体積あたりの伝熱面積が大きく、安全安定で高能率
な連続操業ができて、しかも建設費の廉価な横型回転加
熱装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る横型回転加
熱装置は、回転軸線がほぼ水平で少なくとも該軸線方向
の一端に開口部を有し外周面にて加熱を受ける回転自在
な筒状体と、該筒状体の内部空間を区分して複数の被加
熱空間を形成する上記軸線にほぼ平行な仕切壁と、軸線
に対して傾斜して該軸線方向の複数位置で該仕切壁に取
り付けられた複数のガイド板とを有し、加熱処理される
べき物質を上記開口部から筒状体内へ送入して加熱処理
後にこれを取り出すようになっている。
熱装置は、回転軸線がほぼ水平で少なくとも該軸線方向
の一端に開口部を有し外周面にて加熱を受ける回転自在
な筒状体と、該筒状体の内部空間を区分して複数の被加
熱空間を形成する上記軸線にほぼ平行な仕切壁と、軸線
に対して傾斜して該軸線方向の複数位置で該仕切壁に取
り付けられた複数のガイド板とを有し、加熱処理される
べき物質を上記開口部から筒状体内へ送入して加熱処理
後にこれを取り出すようになっている。
【0009】本発明は、かかる装置において、上記仕切
壁を境界壁として被加熱空間に隣接する通路空間を形成
し、上記筒状体の外周面の加熱のためのの加熱用流体が
該通路空間内をも流通することが可能となっていること
により、上記目的が達成される。
壁を境界壁として被加熱空間に隣接する通路空間を形成
し、上記筒状体の外周面の加熱のためのの加熱用流体が
該通路空間内をも流通することが可能となっていること
により、上記目的が達成される。
【0010】かかる構成の本発明にあっては、先ず、加
熱されるべき原料等が送入口から筒状体内に供給され
る。筒状体はほぼ水平な軸線まわりに回転しており、こ
の回転中に被加熱空間内の上記原料等は、ガイド板が設
けられた仕切壁の作用により、一方向に進行するか、若
しくは筒状体内で仕切壁によって区切られた複数の被加
熱空間の間を循環している間に、筒状体の外周面に沿っ
てそして通路空間内を流れる燃焼ガス等の高温の加熱用
流体によって加熱され、所期の物理的あるいは化学的変
化を終了、しかる後に排出口から装置外に排出される。
熱されるべき原料等が送入口から筒状体内に供給され
る。筒状体はほぼ水平な軸線まわりに回転しており、こ
の回転中に被加熱空間内の上記原料等は、ガイド板が設
けられた仕切壁の作用により、一方向に進行するか、若
しくは筒状体内で仕切壁によって区切られた複数の被加
熱空間の間を循環している間に、筒状体の外周面に沿っ
てそして通路空間内を流れる燃焼ガス等の高温の加熱用
流体によって加熱され、所期の物理的あるいは化学的変
化を終了、しかる後に排出口から装置外に排出される。
【0011】
【発明の実施形態】以下、添付図面にもとづき本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0012】(第一の実施形態)図1において、符号1
は耐熱金属製の筒状体1であり、本例ではほぼ水平な軸
線2を中心とする円筒状をなしてるが、角筒状であって
もよい。筒状体1は両端部が小径に形成され、左端側が
原料等の送入口1A、右端側が筒状体1内で加熱された
原料等を排出する排出口1Bとなっている。該筒状体1
は耐熱材からなる円筒状の炉筒3内に配され、該炉筒3
との間に環状空間3Aを形成している。かかる筒状体1
及び炉筒3は周方向の一部で互いに連結されていて一体
となって上記軸線2のまわりに回転自在に軸受(開示せ
ず)により支持され、開示しない駆動手段によって回転
駆動を受ける。
は耐熱金属製の筒状体1であり、本例ではほぼ水平な軸
線2を中心とする円筒状をなしてるが、角筒状であって
もよい。筒状体1は両端部が小径に形成され、左端側が
原料等の送入口1A、右端側が筒状体1内で加熱された
原料等を排出する排出口1Bとなっている。該筒状体1
は耐熱材からなる円筒状の炉筒3内に配され、該炉筒3
との間に環状空間3Aを形成している。かかる筒状体1
及び炉筒3は周方向の一部で互いに連結されていて一体
となって上記軸線2のまわりに回転自在に軸受(開示せ
ず)により支持され、開示しない駆動手段によって回転
駆動を受ける。
【0013】図1におけるII−II断面図である図2にも
見られるように、筒状体1は軸線2に平行な仕切壁4に
より内部空間が図2において左右の二つの被加熱空間に
区分されている。該仕切壁4は中空になっており、中空
部は隔板5によって図2において上下の二つの区画に区
分されている。上記仕切壁4の両外面にはガイド板6が
設けられている。
見られるように、筒状体1は軸線2に平行な仕切壁4に
より内部空間が図2において左右の二つの被加熱空間に
区分されている。該仕切壁4は中空になっており、中空
部は隔板5によって図2において上下の二つの区画に区
分されている。上記仕切壁4の両外面にはガイド板6が
設けられている。
【0014】ガイド板6は、図1及び図2に見られるよ
うに軸線2に対して傾斜した状態で該軸線2方向に所定
間隔をおいて互いに平行となるように上記仕切壁4に複
数取りつけられている。本実施形態の場合、仕切壁4の
一方の面に取りつけられているガイド板と他方の面に取
りつけられているガイド板とは、図1で示す場合には逆
方向に傾斜している。すなわち、他方の面に取りつけら
れているガイド板は、筒状体1が軸線2まわりに180
°回転して、上記一方の間に取りつけられているガイド
板と同じ位置にきたときには、傾斜も同方向となる。
うに軸線2に対して傾斜した状態で該軸線2方向に所定
間隔をおいて互いに平行となるように上記仕切壁4に複
数取りつけられている。本実施形態の場合、仕切壁4の
一方の面に取りつけられているガイド板と他方の面に取
りつけられているガイド板とは、図1で示す場合には逆
方向に傾斜している。すなわち、他方の面に取りつけら
れているガイド板は、筒状体1が軸線2まわりに180
°回転して、上記一方の間に取りつけられているガイド
板と同じ位置にきたときには、傾斜も同方向となる。
【0015】上記ガイド板6が取り付けられている仕切
壁4は、筒状体1の両端域7,8には設けられておら
ず、該仕切壁4で区分された筒状体1内の両空間は該両
端域7,8では連通している。
壁4は、筒状体1の両端域7,8には設けられておら
ず、該仕切壁4で区分された筒状体1内の両空間は該両
端域7,8では連通している。
【0016】上記筒状体1の送入口1A内には、原料等
を筒状体1内へ送入するための手段、例えばスクリュー
フィーダ9が進入して配設されている。該スクリューフ
ィーダ9は非回転であり、回転する筒状体1の送入口1
Aに対して半径方向の隙間をもって配設されている。
を筒状体1内へ送入するための手段、例えばスクリュー
フィーダ9が進入して配設されている。該スクリューフ
ィーダ9は非回転であり、回転する筒状体1の送入口1
Aに対して半径方向の隙間をもって配設されている。
【0017】上記筒状体1の左端壁には開口10A,1
0Bが形成されており、開口10Aは連結ダクト11に
より環状空間3Aと連通している。一方、上記送入口1
Aの周囲には排気ダクト12が設けられ上記開口10B
に連通している。スクリューフィーダ9には、これをと
りまき上方に延びる燃焼ガス排出筒13が設けられ、回
転する筒状体1に連結された排気ダクト12との間に回
転シール14を介して互いの相対回転を許容する状態で
該排気ダクト12と接続されている。
0Bが形成されており、開口10Aは連結ダクト11に
より環状空間3Aと連通している。一方、上記送入口1
Aの周囲には排気ダクト12が設けられ上記開口10B
に連通している。スクリューフィーダ9には、これをと
りまき上方に延びる燃焼ガス排出筒13が設けられ、回
転する筒状体1に連結された排気ダクト12との間に回
転シール14を介して互いの相対回転を許容する状態で
該排気ダクト12と接続されている。
【0018】上記筒状体1の右端壁には燃焼ガス送入筒
15が環状空間3Aと連通するように設けられている。
該燃焼ガス送入筒15は回転シール16,17を介して
筒状体1との間の相対回転を許容する状態で接続されて
いる。又、上記筒状体1の排出口1Bの右端部にはフー
ド18が接続されている。該フード18は、回転シール
19を介して筒状体1との間の相対回転を許容するよう
に接続されており、排気管18A、そして原料等の取出
管18Bがそれぞれ上方そして下方に向け延びるように
設けられている。
15が環状空間3Aと連通するように設けられている。
該燃焼ガス送入筒15は回転シール16,17を介して
筒状体1との間の相対回転を許容する状態で接続されて
いる。又、上記筒状体1の排出口1Bの右端部にはフー
ド18が接続されている。該フード18は、回転シール
19を介して筒状体1との間の相対回転を許容するよう
に接続されており、排気管18A、そして原料等の取出
管18Bがそれぞれ上方そして下方に向け延びるように
設けられている。
【0019】上記仕切壁4は中空になっていて、その中
空空間は図2にみられるように隔板5によって二つの空
間20,21に区分されている。この二つの空間20,
21は図1において仕切壁4の左端部で筒状体1の外側
にある連結ダクト11および排気ダクトにそれぞれ連結
するようにそれぞれ開口され、仕切壁4の右端部では閉
じられているが仕切壁4の内部で互いに連通している。
かくして、空間20,21は開口10Aから流入する加
熱用流体としての燃焼ガスが仕切壁4内に入り流通後に
開口10Bから出て行く往復通路空間を形成するように
なる。
空空間は図2にみられるように隔板5によって二つの空
間20,21に区分されている。この二つの空間20,
21は図1において仕切壁4の左端部で筒状体1の外側
にある連結ダクト11および排気ダクトにそれぞれ連結
するようにそれぞれ開口され、仕切壁4の右端部では閉
じられているが仕切壁4の内部で互いに連通している。
かくして、空間20,21は開口10Aから流入する加
熱用流体としての燃焼ガスが仕切壁4内に入り流通後に
開口10Bから出て行く往復通路空間を形成するように
なる。
【0020】かかる本実施形態にあっては、加熱源たる
高温の燃焼ガスは燃焼ガス送入筒15より、筒状体1と
炉筒3との間の環状空間3Aへ流入し、回転する筒状体
1の外表面に沿って図1において左方へ流動しながら該
筒状体1を加熱して、空間3Aの左端部に到達する。
高温の燃焼ガスは燃焼ガス送入筒15より、筒状体1と
炉筒3との間の環状空間3Aへ流入し、回転する筒状体
1の外表面に沿って図1において左方へ流動しながら該
筒状体1を加熱して、空間3Aの左端部に到達する。
【0021】図1において環状空間3Aの左端部から出
る燃焼ガスは、連結ダクト11を経て筒状体1の内部に
設置されている仕切壁4内の中空部へ至る。該仕切壁4
内では燃焼ガスは、図2に示す仕切壁の中空部の一方の
空間20の中を、図1において環状空間3A内の燃焼ガ
ス流と逆方向に流動し、仕切壁4の右端側に到達する。
仕切壁4の右端側においては図2に示される隔板5は設
置されておらず、したがって燃焼ガス流は仕切壁4の右
端において他方の中空部21に流入し、環状空間3A内
の燃焼ガスと同じ方向に流れる。
る燃焼ガスは、連結ダクト11を経て筒状体1の内部に
設置されている仕切壁4内の中空部へ至る。該仕切壁4
内では燃焼ガスは、図2に示す仕切壁の中空部の一方の
空間20の中を、図1において環状空間3A内の燃焼ガ
ス流と逆方向に流動し、仕切壁4の右端側に到達する。
仕切壁4の右端側においては図2に示される隔板5は設
置されておらず、したがって燃焼ガス流は仕切壁4の右
端において他方の中空部21に流入し、環状空間3A内
の燃焼ガスと同じ方向に流れる。
【0022】仕切壁4の上記中空空間21を流れる燃焼
ガスは図1における仕切壁4の左端に形成された開口1
0Bから、回転シール14によって接続する燃焼ガス排
出筒13を経て装置外に排出される。
ガスは図1における仕切壁4の左端に形成された開口1
0Bから、回転シール14によって接続する燃焼ガス排
出筒13を経て装置外に排出される。
【0023】一方、原料等は、筒状体1の左端側に設け
られた公知の供給方法,例えばスクーリューフィーダ9
から筒状体に形成された被加熱空間1の内部に供給され
る。筒状体1は軸線2のまわりに回転しており、この回
転中にガイド板6が設けられた仕切壁4の作用により粉
粒塊状の原料等は一方向に進行するか、若しくはガイド
板の傾斜方向の設定方法により筒状体1の内部で仕切壁
4によって区切られた複数の被加熱空間の間を循環し、
図1にて右端側に設けられた排出口1Bと取出管18B
を経て装置外に排出される。筒状体1内で発生した気体
はフード18に設けられた排出管18Aから装置外に排
出される。
られた公知の供給方法,例えばスクーリューフィーダ9
から筒状体に形成された被加熱空間1の内部に供給され
る。筒状体1は軸線2のまわりに回転しており、この回
転中にガイド板6が設けられた仕切壁4の作用により粉
粒塊状の原料等は一方向に進行するか、若しくはガイド
板の傾斜方向の設定方法により筒状体1の内部で仕切壁
4によって区切られた複数の被加熱空間の間を循環し、
図1にて右端側に設けられた排出口1Bと取出管18B
を経て装置外に排出される。筒状体1内で発生した気体
はフード18に設けられた排出管18Aから装置外に排
出される。
【0024】原料等は回転に伴う上記の運動中に接触す
る筒状体1の内表面および仕切壁4の外表面からの熱伝
導によって加熱を受け、所期の物理的、そして化学的変
化を達成して排出口1Bと取出管18Bを経て排出され
る。10加熱によって筒状体1内で原料等から発生した
気体もしくは蒸気は排気管18Aを経て排出される。
る筒状体1の内表面および仕切壁4の外表面からの熱伝
導によって加熱を受け、所期の物理的、そして化学的変
化を達成して排出口1Bと取出管18Bを経て排出され
る。10加熱によって筒状体1内で原料等から発生した
気体もしくは蒸気は排気管18Aを経て排出される。
【0025】図1は本発明の一実施形態を示したもので
あって、仕切壁の構造と数、およびガイド板の傾角、幅
および数に関しては加熱条件に合わせて適宜設定でき
る。
あって、仕切壁の構造と数、およびガイド板の傾角、幅
および数に関しては加熱条件に合わせて適宜設定でき
る。
【0026】又、図1は仕切壁が図2に示すように一枚
の例であるが、必ずしもこれに拘束されるものではな
く、例えば図3に示すごとく交叉するように二枚設け
て、筒状体1内の被加熱空間が四つに区分される場合で
あっても差し支えなく、更に5つ以上に区分されるよう
にしてもよい。
の例であるが、必ずしもこれに拘束されるものではな
く、例えば図3に示すごとく交叉するように二枚設け
て、筒状体1内の被加熱空間が四つに区分される場合で
あっても差し支えなく、更に5つ以上に区分されるよう
にしてもよい。
【0027】(第二の実施形態)図1の例は筒状体1の
左端側から原料等を供給し、右端側から加熱された原料
等を製品として排出するものであったが、本発明はガイ
ド板付仕切壁を有するものであればこれに限定されず、
図4に示されるように原料等を供給する一端側から製品
を排出する形式のものであっても差し支えない。なお、
図4において図1のものを共通する部分については同一
符号を付しその説明を省略する。
左端側から原料等を供給し、右端側から加熱された原料
等を製品として排出するものであったが、本発明はガイ
ド板付仕切壁を有するものであればこれに限定されず、
図4に示されるように原料等を供給する一端側から製品
を排出する形式のものであっても差し支えない。なお、
図4において図1のものを共通する部分については同一
符号を付しその説明を省略する。
【0028】図4の装置は、筒状体1の内部に二重同心
体からなる中空の内筒30を設置し、図5に示すごとく
四枚の仕切壁31によって筒状体1と内筒30との間の
環状空間30Aを四つに区分する場合の例である。図5
は図4の V-V断面図であり、四枚の上記仕切壁31は、
図5に見られるように中空になっていて、筒状体1と炉
筒3の間の環状空間3Aと連通する筒状体1内部での燃
焼ガス往路32を形成し、内筒30内への環状の中空空
間が燃焼ガス復路33を形成する。
体からなる中空の内筒30を設置し、図5に示すごとく
四枚の仕切壁31によって筒状体1と内筒30との間の
環状空間30Aを四つに区分する場合の例である。図5
は図4の V-V断面図であり、四枚の上記仕切壁31は、
図5に見られるように中空になっていて、筒状体1と炉
筒3の間の環状空間3Aと連通する筒状体1内部での燃
焼ガス往路32を形成し、内筒30内への環状の中空空
間が燃焼ガス復路33を形成する。
【0029】図4において原料等は、筒状体1の左端側
に内筒30との間に設けられた原料等の送入口1Aから
筒状体1内の被加熱空間に供給され、筒状体1の回転に
伴い仕切壁31とガイド板34の作用により、筒状体1
が左端からみて時計まわりに回転する場合には、原料等
は被加熱空間内を右端側に向け移動しながら、筒状体1
の内表面、仕切壁31の外表面および内筒30の外表面
に接触して加熱を受け所期の物理的及び化学的変化の大
部分を達成する。
に内筒30との間に設けられた原料等の送入口1Aから
筒状体1内の被加熱空間に供給され、筒状体1の回転に
伴い仕切壁31とガイド板34の作用により、筒状体1
が左端からみて時計まわりに回転する場合には、原料等
は被加熱空間内を右端側に向け移動しながら、筒状体1
の内表面、仕切壁31の外表面および内筒30の外表面
に接触して加熱を受け所期の物理的及び化学的変化の大
部分を達成する。
【0030】図4において筒状体1の右端側近傍の空間
に到達する間に加熱を受けた原料等は、必要があれば公
知の掻き上げ構造(図示せず)を用いて、内筒30の内
側空間35に導入され、内筒30内に設けられた、例え
ば図5に見られる仕切壁36及びガイド板37あるいは
他の公知の送り構造の作用により、回転に伴って図4に
て左方向へ内筒30の内側空間35中を移送され、内筒
30の左端に開口する排出口38を経て装置外に製品と
して排出される。その際、原料等が加熱中に粉粒塊状の
固体となった製品は内筒30の内表面に接触してさらに
加熱を受け、所期の物理的及び化学的変化を終了させ
る。図5には、内筒30内の送り機構の例としてガイド
板37を付ける仕切壁36を用いたものを示したが、ス
クリュー羽根であっても差し支えない。
に到達する間に加熱を受けた原料等は、必要があれば公
知の掻き上げ構造(図示せず)を用いて、内筒30の内
側空間35に導入され、内筒30内に設けられた、例え
ば図5に見られる仕切壁36及びガイド板37あるいは
他の公知の送り構造の作用により、回転に伴って図4に
て左方向へ内筒30の内側空間35中を移送され、内筒
30の左端に開口する排出口38を経て装置外に製品と
して排出される。その際、原料等が加熱中に粉粒塊状の
固体となった製品は内筒30の内表面に接触してさらに
加熱を受け、所期の物理的及び化学的変化を終了させ
る。図5には、内筒30内の送り機構の例としてガイド
板37を付ける仕切壁36を用いたものを示したが、ス
クリュー羽根であっても差し支えない。
【0031】図4における燃焼ガスの流路を説明するた
めに図4のガイド板を取り外し、中空の内筒30の断面
を示したのが図6である。
めに図4のガイド板を取り外し、中空の内筒30の断面
を示したのが図6である。
【0032】図4と図6において高温燃焼ガスは筒状体
1と炉筒3の間の環状空間3Aの右端側から該環状空間
3Aに送入され、筒状体1の外表面を加熱して上記環状
空間の3Aの左端部に到達し、連結ダクト11内の空間
を経て仕切壁31の燃焼ガス入口部39に入り、図5に
おける仕切壁31の燃焼ガス往路32内を流れ、その外
側に接触する原料等を加熱する。
1と炉筒3の間の環状空間3Aの右端側から該環状空間
3Aに送入され、筒状体1の外表面を加熱して上記環状
空間の3Aの左端部に到達し、連結ダクト11内の空間
を経て仕切壁31の燃焼ガス入口部39に入り、図5に
おける仕切壁31の燃焼ガス往路32内を流れ、その外
側に接触する原料等を加熱する。
【0033】図6における及びVII-VII及びVIII-VII断
面を図7及び図8にそれぞれ示す。図及び図8において
符号31は中空の仕切壁、符号39は仕切壁31の燃焼
ガス入口部である。図7は説明のために図4及び図5に
おけるガイド板34および内筒30内の仕切壁36及び
ガイド板37を取りはずした状態で示されている。
面を図7及び図8にそれぞれ示す。図及び図8において
符号31は中空の仕切壁、符号39は仕切壁31の燃焼
ガス入口部である。図7は説明のために図4及び図5に
おけるガイド板34および内筒30内の仕切壁36及び
ガイド板37を取りはずした状態で示されている。
【0034】図4、図5、図6、図7そして図8に示さ
れる本実施形態では筒状体1内の空間を四つの被加熱空
間に区画する仕切壁を有する場合の例であるが、これ
を、二つ、六つ、八つ等の数に区画することができる。
れる本実施形態では筒状体1内の空間を四つの被加熱空
間に区画する仕切壁を有する場合の例であるが、これ
を、二つ、六つ、八つ等の数に区画することができる。
【0035】本実施形態では、図4と図6における原料
等の移動方向は、筒状体1が左端側からみて時計まわり
に回転するする場合を示したものであるが、図4、図
5、図6に示されるような構造の装置であれば原料等の
移動方向は必ずしも上記のものとは限定されない。すな
わち図4、図6の装置において、筒状体が左端側から見
て時計方向と逆の回転を行う場合には原料等が内筒30
の左の内側に配されたスクリューフィーダ9から送入さ
れ、内筒22内では右端側に移動した後に右端域8の空
間から左方に転向移動し、左端域7の空間から開口1A
を経て装置外に排出されるようにしてもよい。
等の移動方向は、筒状体1が左端側からみて時計まわり
に回転するする場合を示したものであるが、図4、図
5、図6に示されるような構造の装置であれば原料等の
移動方向は必ずしも上記のものとは限定されない。すな
わち図4、図6の装置において、筒状体が左端側から見
て時計方向と逆の回転を行う場合には原料等が内筒30
の左の内側に配されたスクリューフィーダ9から送入さ
れ、内筒22内では右端側に移動した後に右端域8の空
間から左方に転向移動し、左端域7の空間から開口1A
を経て装置外に排出されるようにしてもよい。
【0036】筒状体1の外表面および仕切壁4あるいは
31の内部を流れる高温の加熱用流体は燃焼ガスに限定
されず、例えば高温空気および水蒸気であってもよい。
31の内部を流れる高温の加熱用流体は燃焼ガスに限定
されず、例えば高温空気および水蒸気であってもよい。
【0037】(第三の実施形態)第一の実施形態及び第
二の実施形態では、筒状体1と炉筒3間の環状空間3A
を流通する燃焼ガス等の高温の加熱用流体の殆ど全量が
筒状体1の内部に設置されている仕切壁の内部を流通し
たのちに装置外に排出されるようになっていたが、必ず
しもこれに制限されるものではない。
二の実施形態では、筒状体1と炉筒3間の環状空間3A
を流通する燃焼ガス等の高温の加熱用流体の殆ど全量が
筒状体1の内部に設置されている仕切壁の内部を流通し
たのちに装置外に排出されるようになっていたが、必ず
しもこれに制限されるものではない。
【0038】図9は本発明の第三の実施形態を示すもの
であり、高温の加熱用流体、例えば燃焼ガスは送入筒1
5から回転シール16を経て、環状空間3A及び開口1
0Aにそれぞれ送入される。環状空間3Aを流れる燃焼
ガスは図1の場合と同様に筒状体1を外面から加熱した
後、適宜排出される。一方、開口10Aに入った燃焼ガ
スは仕切壁4の内部の燃焼ガス通路(図2で示される2
0,21)を経て開口10Bに到達し、導管41を通り
回転シール42を経て燃焼ガス排出管43から装置外に
排出される。
であり、高温の加熱用流体、例えば燃焼ガスは送入筒1
5から回転シール16を経て、環状空間3A及び開口1
0Aにそれぞれ送入される。環状空間3Aを流れる燃焼
ガスは図1の場合と同様に筒状体1を外面から加熱した
後、適宜排出される。一方、開口10Aに入った燃焼ガ
スは仕切壁4の内部の燃焼ガス通路(図2で示される2
0,21)を経て開口10Bに到達し、導管41を通り
回転シール42を経て燃焼ガス排出管43から装置外に
排出される。
【0039】上記の加熱用流体は、高温燃焼ガスのみに
限らず、ガス燃料を筒状体内へ導入して開口10A近傍
で燃焼させ上記燃焼ガスの温度を高めてから加熱に供す
るようにすることもできる。
限らず、ガス燃料を筒状体内へ導入して開口10A近傍
で燃焼させ上記燃焼ガスの温度を高めてから加熱に供す
るようにすることもできる。
【0040】(第四の実施形態)第一ないし第三の実施
形態にあっては通路空間が仕切壁の内部に形成されてい
たが、本発明ではこれに限定されず、通路空間が互に対
面する二つの仕切壁の間に形成され半径方向に開口され
て環状空間と半径方向で連通しているものとすることも
できる。この場合には、加熱用流体は分流して一方が環
状空間をそして他方が通路区間を流通するようになる。
その一例を図10及び図11に示す。なお図では、前出
の図1ないし図9と共通部分には同一符号を付してその
説明を省略している。
形態にあっては通路空間が仕切壁の内部に形成されてい
たが、本発明ではこれに限定されず、通路空間が互に対
面する二つの仕切壁の間に形成され半径方向に開口され
て環状空間と半径方向で連通しているものとすることも
できる。この場合には、加熱用流体は分流して一方が環
状空間をそして他方が通路区間を流通するようになる。
その一例を図10及び図11に示す。なお図では、前出
の図1ないし図9と共通部分には同一符号を付してその
説明を省略している。
【0041】図10及び図11に見られるように、本実
施形態では、筒状体1はこの平行な仕切壁4により二つ
の被加熱空間を有するように区分され、仕切壁4同士の
間に形成された通路空間20Aは半径方向外方に開口さ
れていて環状空間3Aと連通している。したがって、燃
焼ガス送入筒15から供給された加熱用流体としての燃
焼ガスは、二つに分流し、一方は環状空間3Aを流れて
筒状体1の円周外面を加熱し、他方は環状空間3Aから
上記通路空間を流れて筒状体1の仕切壁4の面を加熱す
る。この二つの流れは筒状体1を加熱した後に合流し排
気ダクト12を経て燃焼ガス排出筒13から排出され
る。
施形態では、筒状体1はこの平行な仕切壁4により二つ
の被加熱空間を有するように区分され、仕切壁4同士の
間に形成された通路空間20Aは半径方向外方に開口さ
れていて環状空間3Aと連通している。したがって、燃
焼ガス送入筒15から供給された加熱用流体としての燃
焼ガスは、二つに分流し、一方は環状空間3Aを流れて
筒状体1の円周外面を加熱し、他方は環状空間3Aから
上記通路空間を流れて筒状体1の仕切壁4の面を加熱す
る。この二つの流れは筒状体1を加熱した後に合流し排
気ダクト12を経て燃焼ガス排出筒13から排出され
る。
【0042】本実施形態では、前出の実施形態に比し通
路空間20Aと環状空間3Aとが広い面積で連通してい
るので、燃焼ガスの通路空間20Aへの流入の際の抵抗
が小さくより効果的に被加熱空間を加熱する。
路空間20Aと環状空間3Aとが広い面積で連通してい
るので、燃焼ガスの通路空間20Aへの流入の際の抵抗
が小さくより効果的に被加熱空間を加熱する。
【0043】又、本実施形態では、対向せる二つの仕切
壁4は、軸線方向の両端域7,8の壁部で連結されてい
るが、その中間にて連絡部材4Aにより連結されるなら
ばその強度も向上する。さらに、上記二つの仕切壁4同
士の間の通路空間20A内に軸線方向に延びる可動部材
としてのバー部材4Bを移動自在に配するようにするこ
とができる。こうすることにより装置の回転に伴い上記
通路空間20A内での該バー部材の上昇・落下の繰返し
により、仕切壁4の面の付着物が剥離され又付着の防止
の効果をもたらす。さらには、燃焼ガスをより効果的に
上記通路区間20Aに導引するには、端部域8にて、同
方向の複数位置に導引管8Aを設けて上記通路空間20
Aと燃焼ガス送入筒15側の空間とを連通させることも
一策である。あるいは、仕切壁4に半径方向の一方へ突
出する突出部4Cを設け、燃焼ガスに旋回流を生じせし
めることにより燃焼ガスを通路空間20Aに入り易くし
てもよく、燃焼ガスの供給方向を筒状体1に対する接線
方向成分をもつように設定してもよい。又、燃焼ガスを
通路空間により入り易くするために、該通路空間を環状
空間寄りの部分で幅を広げておくこともよい。そして伝
達効率を上げるために通路空間を形成する対向せる二つ
の仕切壁の面に凸凹を設けてもよい。
壁4は、軸線方向の両端域7,8の壁部で連結されてい
るが、その中間にて連絡部材4Aにより連結されるなら
ばその強度も向上する。さらに、上記二つの仕切壁4同
士の間の通路空間20A内に軸線方向に延びる可動部材
としてのバー部材4Bを移動自在に配するようにするこ
とができる。こうすることにより装置の回転に伴い上記
通路空間20A内での該バー部材の上昇・落下の繰返し
により、仕切壁4の面の付着物が剥離され又付着の防止
の効果をもたらす。さらには、燃焼ガスをより効果的に
上記通路区間20Aに導引するには、端部域8にて、同
方向の複数位置に導引管8Aを設けて上記通路空間20
Aと燃焼ガス送入筒15側の空間とを連通させることも
一策である。あるいは、仕切壁4に半径方向の一方へ突
出する突出部4Cを設け、燃焼ガスに旋回流を生じせし
めることにより燃焼ガスを通路空間20Aに入り易くし
てもよく、燃焼ガスの供給方向を筒状体1に対する接線
方向成分をもつように設定してもよい。又、燃焼ガスを
通路空間により入り易くするために、該通路空間を環状
空間寄りの部分で幅を広げておくこともよい。そして伝
達効率を上げるために通路空間を形成する対向せる二つ
の仕切壁の面に凸凹を設けてもよい。
【0044】なお、本実施形態においても、図12のご
とく仕切壁4によって筒状体1を四つの被加熱空間に区
分することも可能である。
とく仕切壁4によって筒状体1を四つの被加熱空間に区
分することも可能である。
【0045】(第五の実施形態)図13及び図14のご
とく、対向せる二枚の仕切壁4の間に形成される通路空
間20Bを軸方向の一端側のみにて環状空間3Aと連通
せしめ半径方向では環状空間3Aから仕切られているよ
うにすることも可能である。こうすることにより、燃焼
ガスは環状空間3Aを流れた後に上記通路空間20Bに
流入して、両空間で筒状体1を加熱した後に燃焼ガス排
出筒13Aから排出される。この場合も、図15のごと
く仕切壁4によって筒状体1を四つの被加熱空間に区分
することも可能である。
とく、対向せる二枚の仕切壁4の間に形成される通路空
間20Bを軸方向の一端側のみにて環状空間3Aと連通
せしめ半径方向では環状空間3Aから仕切られているよ
うにすることも可能である。こうすることにより、燃焼
ガスは環状空間3Aを流れた後に上記通路空間20Bに
流入して、両空間で筒状体1を加熱した後に燃焼ガス排
出筒13Aから排出される。この場合も、図15のごと
く仕切壁4によって筒状体1を四つの被加熱空間に区分
することも可能である。
【0046】本発明においては通路空間内に粉粒状の熱
媒体を納めるようにすることも可能である。その場合、
熱媒体は筒状体の回転に伴い通路空間内で移動できるよ
うにその量が決定される。熱媒体としては、例えば、硅
砂、石灰石粉粒体、川砂、シャモット粒等が使用可能で
ある。
媒体を納めるようにすることも可能である。その場合、
熱媒体は筒状体の回転に伴い通路空間内で移動できるよ
うにその量が決定される。熱媒体としては、例えば、硅
砂、石灰石粉粒体、川砂、シャモット粒等が使用可能で
ある。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明は、筒状体の内部
空間を仕切る仕切壁を中空とし、その中に筒状体加熱用
の高温流体を流通させ、回転せる筒状体の外部のみなら
ず内部からも原料等を加熱して物理的、化学的変化を進
行させることができるので、処理能力が大きく高効率か
つ小型で建設費の低廉な間接加熱型の回転加熱装置を提
供することができるという効果を奏する。特に、雰囲気
温度の調整を要する消石灰の製造及び生石灰、ドロマイ
ト等の製造工程に使用すると効果的である。
空間を仕切る仕切壁を中空とし、その中に筒状体加熱用
の高温流体を流通させ、回転せる筒状体の外部のみなら
ず内部からも原料等を加熱して物理的、化学的変化を進
行させることができるので、処理能力が大きく高効率か
つ小型で建設費の低廉な間接加熱型の回転加熱装置を提
供することができるという効果を奏する。特に、雰囲気
温度の調整を要する消石灰の製造及び生石灰、ドロマイ
ト等の製造工程に使用すると効果的である。
【0048】又、本発明では被加熱空間が加熱される仕
切壁で区分されているので、空間容積に対する原料等の
占める容積が大きいにも拘らず受熱性及び転動性が良
く、原料等が汚泥等の粘稠物の場合には、造粒効果が良
くなる。そのため、原料等は強度の高い粒状となり、そ
の後の取り扱いがきわめて容易となる。
切壁で区分されているので、空間容積に対する原料等の
占める容積が大きいにも拘らず受熱性及び転動性が良
く、原料等が汚泥等の粘稠物の場合には、造粒効果が良
くなる。そのため、原料等は強度の高い粒状となり、そ
の後の取り扱いがきわめて容易となる。
【図1】本発明の第一の実施形態装置の軸線を含む面で
の断面図である。
の断面図である。
【図2】図1における II-II断面図である。
【図3】図1装置において四つの被加熱空間に区画する
仕切壁を用いる場合の軸線に直角な断面図である。
仕切壁を用いる場合の軸線に直角な断面図である。
【図4】本発明の第二の実施形態において外側の筒状体
だけを、軸線を含む断面図として内部構造の外観を示し
た図である。
だけを、軸線を含む断面図として内部構造の外観を示し
た図である。
【図5】図4における V−V断面図である。
【図6】図4装置でガイド板を取り外し、軸線を含む断
面を示した説明図である。
面を示した説明図である。
【図7】図6におけるVII-VII断面図である。
【図8】図6におけるVIII-VIII断面図である。
【図9】本発明の第三の実施形態装置の軸線を含む面で
の断面図である。
の断面図である。
【図10】本発明の第四の実施形態装置の軸線を含む面
での断面図である。
での断面図である。
【図11】図10におけるXI-XI断面図である。
【図12】図10装置において四つの被加熱空間に区画
する仕切壁を用いる場合の軸線に直角な断面図である。
する仕切壁を用いる場合の軸線に直角な断面図である。
【図13】本発明の第五の実施形態装置の軸線を含む面
での断面図である。
での断面図である。
【図14】図13におけるXIV-XIV断面図である。
【図15】図13装置において四つの被加熱空間に区画
する仕切壁を用いる場合の軸線に直角な断面図である。
する仕切壁を用いる場合の軸線に直角な断面図である。
【図16】従来装置の縦断図面である。
1 筒状体 2 軸線 3 炉筒 4 仕切壁 4B 可動部材(バー部材) 6 ガイド板 20,20A,20B,21 通路空間 31 仕切壁 32,33 通路空間 31 ガイド板
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F27B 7/30 B09B 3/00 303H
Claims (10)
- 【請求項1】 回転軸線がほぼ水平で少なくとも該軸線
方向の一端に開口部を有し外周面にて加熱を受ける回転
自在な筒状体と、該筒状体の内部空間を区分して複数の
被加熱空間を形成する上記軸線にほぼ平行な仕切壁と、
軸線に対して傾斜して該軸線方向の複数位置で該仕切壁
に取り付けられた複数のガイド板とを有し、加熱処理さ
れるべき物質を上記開口部から筒状体内へ送入して加熱
処理後にこれを取り出す横型回転加熱装置において、上
記仕切壁を境界壁として被加熱空間に隣接する壁通路空
間を形成し、上記筒状体の外周面の加熱のための加熱用
流体が該通路空間をも流通することが可能となっている
ことを特徴とする横型回転加熱装置。 - 【請求項2】 筒状体が炉筒内に配され、該筒状体と炉
筒との間の環状空間に筒状体の加熱用流体が流通するよ
うになっており、該環状空間と通路空間とが連通してい
て、加熱用流体の一部あるいは全部が上記通路空間内を
流通することが可能となっていることとする請求項1に
記載の横型回転加熱装置。 - 【請求項3】通路空間は仕切壁内に形成され軸線方向端
部近傍にて開口し、加熱用流体が筒状体の外周面を加熱
後に該通路空間に流入、もしくは加熱用流体の一部が分
流して該通路空間を流通することが可能となっているこ
ととする請求項1又は請求項2に記載の横型回転加熱装
置。 - 【請求項4】通路空間は互に対面する二つの仕切壁の間
に形成され半径方向外方に開口されており、加熱用流体
の一部が分流して該通路空間を流通することが可能とな
っていることとする請求項1又は請求項2に記載の横型
回転加熱装置。 - 【請求項5】加熱用流体が環状空間に対して接線方向成
分をもって該環状空間へ供給されるようになっているこ
ととする請求項2に記載の横型回転加熱装置。 - 【請求項6】通路空間に自由移動可能な可動部材が、配
材されていることとする請求項4に記載の横型回転加熱
装置。 - 【請求項7】可動部材が軸線方向に延びるバー材である
こととする請求項6に記載の横型回転加熱装置。 - 【請求項8】通路空間内に、該通路空間の一部を占める
ように、粉粒状の熱媒体が納められていることとする請
求項2に記載の横型回転加熱装置。 - 【請求項9】加熱用流体が燃焼ガスであることとする請
求項1ないし請求項5のうちの一つに記載の横型回転装
置。 - 【請求項10】 加熱用流体が高温水蒸気であることと
する請求項1ないし請求項5のうちの一つに記載の横型
回転加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8168685A JPH09329391A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 横型回転加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8168685A JPH09329391A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 横型回転加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09329391A true JPH09329391A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15872582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8168685A Pending JPH09329391A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 横型回転加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09329391A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001311583A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-11-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ロータリーキルン |
| JP2009006219A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Central Glass Co Ltd | 機能性気体の製造装置 |
| JP2009127947A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Ihi Corp | 分円型ロータリーキルンの原料分配装置 |
| JP2011075155A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Tdk Corp | 反応炉及び磁性材料用粉末の製造方法 |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP8168685A patent/JPH09329391A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001311583A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-11-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ロータリーキルン |
| JP2009006219A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Central Glass Co Ltd | 機能性気体の製造装置 |
| JP2009127947A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Ihi Corp | 分円型ロータリーキルンの原料分配装置 |
| JP2011075155A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Tdk Corp | 反応炉及び磁性材料用粉末の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5822881A (ja) | ロータリキルン | |
| CN105112575A (zh) | 一种高温熔渣显热回收装置及方法 | |
| SU1243618A3 (ru) | Способ подготовки шихты дл варки стекла и устройство дл его осуществлени | |
| CN107957189A (zh) | 一种摆动窑炉 | |
| US3740184A (en) | High temperature rabble design | |
| KR102316553B1 (ko) | 내외부 복합 열교환식 반탄화 장치 | |
| CN109731898A (zh) | 一种带非规则转筒的有机污染土壤间接热脱附装置 | |
| JPH09329391A (ja) | 横型回転加熱装置 | |
| JP4066262B2 (ja) | 廃棄物の乾燥熱分解装置 | |
| KR100283682B1 (ko) | 열풍건조장치 | |
| CN109622587A (zh) | 一种带有内管束的外热回转式有机污染土壤热脱附装置 | |
| US4684342A (en) | Method and apparatus for the thermal treatment of a batch of raw material | |
| US11674755B2 (en) | Method for treating pourable, inorganic grain, and rotary tube suitable for performing the method | |
| US2798693A (en) | Rotary heat exchangers | |
| JP3115633B2 (ja) | 横型回転炉装置 | |
| KR20230100671A (ko) | 로터리 킬른 | |
| CN215209158U (zh) | 一种磷石膏煅烧用预热旋转窑 | |
| JPH1047630A (ja) | 湿潤物質の回転乾燥燃焼装置 | |
| JP3162474B2 (ja) | 間接加熱型横型回転炉 | |
| JP3558358B2 (ja) | 横型回転賦活装置 | |
| JP7602871B2 (ja) | 粉粒体の加熱処理装置及び加熱処理方法 | |
| US5906483A (en) | Rotary film calciner | |
| JP3257853B2 (ja) | 横型回転加熱装置 | |
| CN208296582U (zh) | 节能高效热管回转窑 | |
| CN100538242C (zh) | 刮板式气体传热器及其实施传热工艺 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040630 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061212 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070123 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080123 |