JPH0932943A - アンブレラバルブ - Google Patents
アンブレラバルブInfo
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- JPH0932943A JPH0932943A JP18537595A JP18537595A JPH0932943A JP H0932943 A JPH0932943 A JP H0932943A JP 18537595 A JP18537595 A JP 18537595A JP 18537595 A JP18537595 A JP 18537595A JP H0932943 A JPH0932943 A JP H0932943A
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 41
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 16
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンブレラバルブ自体にリリーフ機能を持た
せ、逆圧の開放に別途リリーフ弁を設ける必要をなく
し、さらに、リリーフ機能が働いたとき、逆圧がそのま
ま順圧側流路に及ぼされることをなくす。 【構成】 アンブレラバルブの弁柱に、一定距離離れた
第一、第二の傘状部を設け、流路を閉塞する隔壁に、こ
の第一の傘状部によって常時は閉塞され正圧が作用した
ときに該第一の傘状部を変形させて開く連通路と、第二
の傘状部によって常時は閉塞される外部連通路を設け、
さらに、第一傘状部に一定以上の逆圧が作用したとき弁
柱の移動を許す手段と、弁柱が移動したとき、隔壁の前
後を連通させるリリーフ手段と、弁柱が移動したとき第
二の傘状部により外部連通路を開き該外部連通路及びリ
リーフ手段を介して逆圧側流路を外部に連通させる手段
とを備えたアンブレラバルブ。
せ、逆圧の開放に別途リリーフ弁を設ける必要をなく
し、さらに、リリーフ機能が働いたとき、逆圧がそのま
ま順圧側流路に及ぼされることをなくす。 【構成】 アンブレラバルブの弁柱に、一定距離離れた
第一、第二の傘状部を設け、流路を閉塞する隔壁に、こ
の第一の傘状部によって常時は閉塞され正圧が作用した
ときに該第一の傘状部を変形させて開く連通路と、第二
の傘状部によって常時は閉塞される外部連通路を設け、
さらに、第一傘状部に一定以上の逆圧が作用したとき弁
柱の移動を許す手段と、弁柱が移動したとき、隔壁の前
後を連通させるリリーフ手段と、弁柱が移動したとき第
二の傘状部により外部連通路を開き該外部連通路及びリ
リーフ手段を介して逆圧側流路を外部に連通させる手段
とを備えたアンブレラバルブ。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、リリーフ機能と逆流防止機能を
持つアンブレラバルブに関する。
持つアンブレラバルブに関する。
【0002】
【0003】弾性材料から傘状部とその中心の軸柱とを
一体に成形したアンブレラバルブは、小型軽量安価な逆
止弁(一方向弁)として広く用いられている。アンブレ
ラ弁体を装着する流路の隔壁には、軸柱を挿通支持する
軸柱支持孔と、傘状部によって閉塞される流通孔とが穿
設される。このアンブレラバルブは、流通孔を介して傘
状部に流体圧(正圧)が作用すると、傘状部が変形して
隔壁から離れて流通孔を開き流体流を許容する。逆に傘
状部に隔壁に押し付けられる方向の流体圧(逆圧)が作
用すると、傘状部は隔壁との密着力を高めて、その流体
流を阻止する。
一体に成形したアンブレラバルブは、小型軽量安価な逆
止弁(一方向弁)として広く用いられている。アンブレ
ラ弁体を装着する流路の隔壁には、軸柱を挿通支持する
軸柱支持孔と、傘状部によって閉塞される流通孔とが穿
設される。このアンブレラバルブは、流通孔を介して傘
状部に流体圧(正圧)が作用すると、傘状部が変形して
隔壁から離れて流通孔を開き流体流を許容する。逆に傘
状部に隔壁に押し付けられる方向の流体圧(逆圧)が作
用すると、傘状部は隔壁との密着力を高めて、その流体
流を阻止する。
【0004】以上の逆流防止機能は、傘状部に作用す
る、隔壁に押し付けられる方向の流体圧の大きさに拘ら
ず維持される。この機能は、一面ではアンブレラバルブ
としての必要不可欠な機能であるが、逆圧が著しく大き
くなった場合にも、傘状部が破れない限り、逆流防止作
用が働く。このため、逆圧が著しく大きくなる可能性の
ある場合には、アンブレラバルブと並列に、逆圧が一定
値を越したときに開くリリーフ弁を設ける必要があっ
た。
る、隔壁に押し付けられる方向の流体圧の大きさに拘ら
ず維持される。この機能は、一面ではアンブレラバルブ
としての必要不可欠な機能であるが、逆圧が著しく大き
くなった場合にも、傘状部が破れない限り、逆流防止作
用が働く。このため、逆圧が著しく大きくなる可能性の
ある場合には、アンブレラバルブと並列に、逆圧が一定
値を越したときに開くリリーフ弁を設ける必要があっ
た。
【0005】
【発明の目的】本発明は、アンブレラバルブ自体にリリ
ーフ機能を持たせ、逆圧の開放に別途リリーフ弁を設け
る必要をなくすことを目的とする。さらに本発明は、リ
リーフ機能が働いたときにも、逆圧がそのまま順圧側流
路に作用することがないアンブレラバルブを得ることを
目的とする。
ーフ機能を持たせ、逆圧の開放に別途リリーフ弁を設け
る必要をなくすことを目的とする。さらに本発明は、リ
リーフ機能が働いたときにも、逆圧がそのまま順圧側流
路に作用することがないアンブレラバルブを得ることを
目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明のアンブレラバルブは、第一の態
様によると、アンブレラバルブの弁柱に、一定距離離れ
た第一、第二の傘状部を設け、流路を閉塞する隔壁に、
この第一の傘状部によって常時は閉塞され正圧が作用し
たときに該第一の傘状部を変形させて開く連通路と、第
二の傘状部によって常時は閉塞される外部連通路を設
け、さらに、第一傘状部に一定以上の逆圧が作用したと
き弁柱の移動を許す手段と、弁柱が移動したとき、隔壁
の前後を連通させるリリーフ手段と、弁柱が移動したと
き第二の傘状部により外部連通路を開き該外部連通路及
びリリーフ手段を介して逆圧側流路を外部に連通させる
手段とを備えたことを特徴としている。このバルブには
さらに、弁体が移動したとき、逆圧側流路と順圧側流路
との連通を断つ弁体を設けることが好ましい。
様によると、アンブレラバルブの弁柱に、一定距離離れ
た第一、第二の傘状部を設け、流路を閉塞する隔壁に、
この第一の傘状部によって常時は閉塞され正圧が作用し
たときに該第一の傘状部を変形させて開く連通路と、第
二の傘状部によって常時は閉塞される外部連通路を設
け、さらに、第一傘状部に一定以上の逆圧が作用したと
き弁柱の移動を許す手段と、弁柱が移動したとき、隔壁
の前後を連通させるリリーフ手段と、弁柱が移動したと
き第二の傘状部により外部連通路を開き該外部連通路及
びリリーフ手段を介して逆圧側流路を外部に連通させる
手段とを備えたことを特徴としている。このバルブには
さらに、弁体が移動したとき、逆圧側流路と順圧側流路
との連通を断つ弁体を設けることが好ましい。
【0007】本発明は、より具体的な態様によると、弾
性材料からなるバルブ本体と、このバルブ本体を支持す
る流路内の弁支持部とを備えたアンブレラバルブにおい
て、バルブ本体が、第一傘状部と;この第一傘状部の軸
部に一体に形成された軸柱と;この軸柱に設けられた上
記第一傘状部と対をなす第二傘状部と;軸柱に一体の弁
部と;を順次を有し、弁支持部が、順圧側の流路と逆圧
側の流路との間に形成された逆流防止室と;この逆流防
止室と順圧側流路を連通させ、バルブ本体の弁部によっ
て開閉される連通孔と;逆流防止室と順圧側通路を隔て
る隔壁と;この隔壁に穿設されバルブ本体の軸柱を移動
自在に支持する軸柱支持孔と;第一傘状部によって閉塞
される流通孔と;第一傘状部を隔壁に押し付ける方向の
一定以上の逆圧が作用したとき、該第一傘状部及び軸柱
の同方向への移動を許す凹部と;第一傘状部が凹部内に
移動したとき、隔壁の前後を連通させるリリーフ通路
と;逆流防止室を外部に連通させる、一端部が隔壁に開
口する外部連通路と;を備えている。そしてバルブ本体
の第二傘状部は、常時は外部連通路の一端開口部を閉塞
し、逆圧によって軸柱が移動したとき該一端開口部を開
放し、バルブ本体の弁部は、常時は上記連通孔を開放
し、逆圧によって軸柱が移動したとき該連通孔を閉じる
ものである。リリーフ通路は、例えば、凹部の内面に穿
設したリリーフ溝と、このリリーフ溝に連通する上記連
通孔とから構成することができる。
性材料からなるバルブ本体と、このバルブ本体を支持す
る流路内の弁支持部とを備えたアンブレラバルブにおい
て、バルブ本体が、第一傘状部と;この第一傘状部の軸
部に一体に形成された軸柱と;この軸柱に設けられた上
記第一傘状部と対をなす第二傘状部と;軸柱に一体の弁
部と;を順次を有し、弁支持部が、順圧側の流路と逆圧
側の流路との間に形成された逆流防止室と;この逆流防
止室と順圧側流路を連通させ、バルブ本体の弁部によっ
て開閉される連通孔と;逆流防止室と順圧側通路を隔て
る隔壁と;この隔壁に穿設されバルブ本体の軸柱を移動
自在に支持する軸柱支持孔と;第一傘状部によって閉塞
される流通孔と;第一傘状部を隔壁に押し付ける方向の
一定以上の逆圧が作用したとき、該第一傘状部及び軸柱
の同方向への移動を許す凹部と;第一傘状部が凹部内に
移動したとき、隔壁の前後を連通させるリリーフ通路
と;逆流防止室を外部に連通させる、一端部が隔壁に開
口する外部連通路と;を備えている。そしてバルブ本体
の第二傘状部は、常時は外部連通路の一端開口部を閉塞
し、逆圧によって軸柱が移動したとき該一端開口部を開
放し、バルブ本体の弁部は、常時は上記連通孔を開放
し、逆圧によって軸柱が移動したとき該連通孔を閉じる
ものである。リリーフ通路は、例えば、凹部の内面に穿
設したリリーフ溝と、このリリーフ溝に連通する上記連
通孔とから構成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図示実施例について本発明を
説明する。流路11内には、該流路を遮断する形で第
一、第二の隔壁12A、12Bが形成されている。第一
隔壁12Aには、テーパ状凹部13、軸柱支持孔14、
リリーフ溝15、及び連通孔16が形成されている。テ
ーパ状凹部13は、隔壁12の表面側(図の上側)から
奥部にかけて徐々に径を縮小するテーパ状内壁13a
と、第一隔壁12Aの表面と平行な底壁13bとを有し
ており、その中心部に、軸柱支持孔14が穿設されてい
る。リリーフ溝15は、テーパ状内壁13aにその傾斜
に沿わせて形成したもので、その上端部は第一隔壁12
Aの表面(逆圧側流路11B)に達している。図示例で
は、このリリーフ溝15は、90゜間隔で4本形成され
ている。連通孔16は、その一端部がこのリリーフ溝1
5の中間部分に連通し、他端部が第一隔壁12Aの裏面
に開口している。このリリーフ溝15と連通孔16は、
第一隔壁12Aの裏面側から表面側に流れる正流の流路
であると同時に、逆圧が一定値を越えたときに流体を表
面側から裏面側に流す逆流のリリーフ通路でもある。
説明する。流路11内には、該流路を遮断する形で第
一、第二の隔壁12A、12Bが形成されている。第一
隔壁12Aには、テーパ状凹部13、軸柱支持孔14、
リリーフ溝15、及び連通孔16が形成されている。テ
ーパ状凹部13は、隔壁12の表面側(図の上側)から
奥部にかけて徐々に径を縮小するテーパ状内壁13a
と、第一隔壁12Aの表面と平行な底壁13bとを有し
ており、その中心部に、軸柱支持孔14が穿設されてい
る。リリーフ溝15は、テーパ状内壁13aにその傾斜
に沿わせて形成したもので、その上端部は第一隔壁12
Aの表面(逆圧側流路11B)に達している。図示例で
は、このリリーフ溝15は、90゜間隔で4本形成され
ている。連通孔16は、その一端部がこのリリーフ溝1
5の中間部分に連通し、他端部が第一隔壁12Aの裏面
に開口している。このリリーフ溝15と連通孔16は、
第一隔壁12Aの裏面側から表面側に流れる正流の流路
であると同時に、逆圧が一定値を越えたときに流体を表
面側から裏面側に流す逆流のリリーフ通路でもある。
【0009】第一隔壁12Aと第二隔壁12Bとの間に
は、逆流防止室17が形成されている。この逆流防止室
17と順圧側流路11Aとの間は、第二隔壁12Bの中
心部に穿けた連通孔18によって連通している。連通孔
18の逆流防止室17側の端縁は、環状弁座18aを構
成する。
は、逆流防止室17が形成されている。この逆流防止室
17と順圧側流路11Aとの間は、第二隔壁12Bの中
心部に穿けた連通孔18によって連通している。連通孔
18の逆流防止室17側の端縁は、環状弁座18aを構
成する。
【0010】第一隔壁12Aには、一端部が逆流防止室
17に開口し、他端部が外部に開口する外部連通路19
が形成されている。この外部連通路19の逆流防止室1
7側の開口端部19aは、軸柱支持孔14の周囲に位置
している。
17に開口し、他端部が外部に開口する外部連通路19
が形成されている。この外部連通路19の逆流防止室1
7側の開口端部19aは、軸柱支持孔14の周囲に位置
している。
【0011】アンブレラ弁体20は、ゴム等の弾性材料
からなるもので、第一傘状部21と、その中心の厚肉部
22と、厚肉部22の中心から延びる軸柱23と、この
軸柱23の環状溝23aに嵌合固定した第二傘状部24
と、軸柱23に一体に設けた弁体突起25とを図の上方
から順次有している。第一傘状部21と第二傘状部24
は、その先端部が第一隔壁12Aに強く接触する逆向き
の傘状をしていて、第一傘状部21の径は、テーパ状凹
部13の径及びリリーフ溝15の先端部の外接円の径よ
り十分に大きく、第二傘状部24は、外部連通路19の
開口端部19aをその内側に位置させるに十分大きい。
また、弁体突起25は、連通孔18の環状弁座18aに
着座したときには、順圧側流路11Aと逆流防止室17
との連通を断つ。
からなるもので、第一傘状部21と、その中心の厚肉部
22と、厚肉部22の中心から延びる軸柱23と、この
軸柱23の環状溝23aに嵌合固定した第二傘状部24
と、軸柱23に一体に設けた弁体突起25とを図の上方
から順次有している。第一傘状部21と第二傘状部24
は、その先端部が第一隔壁12Aに強く接触する逆向き
の傘状をしていて、第一傘状部21の径は、テーパ状凹
部13の径及びリリーフ溝15の先端部の外接円の径よ
り十分に大きく、第二傘状部24は、外部連通路19の
開口端部19aをその内側に位置させるに十分大きい。
また、弁体突起25は、連通孔18の環状弁座18aに
着座したときには、順圧側流路11Aと逆流防止室17
との連通を断つ。
【0012】組立時には、このアンブレラ弁体20の軸
柱23をテーパ状凹部13側から軸柱支持孔14に挿入
し、第一隔壁12Aの裏面から引っ張る。すると、弁体
突起25が変形して軸柱支持孔14内に入り、やがて第
一隔壁12Aの裏面に突出して原形に復帰し、抜け止め
られる。第二傘状部24は、この状態において、軸柱2
3の環状溝23aに嵌合係止される。軸柱支持孔14の
入口部には、弁体突起25の変形を容易にするテーパ面
14aが形成されている。図1はこの組立状態を示して
おり、第一傘状部21の先端部は、テーパ状凹部13及
びリリーフ溝15を覆う。流路11を構成する部材は、
図では一部材であるが、アンブレラ弁体20の以上の組
立を可能にするため、適宜分割構造とする。
柱23をテーパ状凹部13側から軸柱支持孔14に挿入
し、第一隔壁12Aの裏面から引っ張る。すると、弁体
突起25が変形して軸柱支持孔14内に入り、やがて第
一隔壁12Aの裏面に突出して原形に復帰し、抜け止め
られる。第二傘状部24は、この状態において、軸柱2
3の環状溝23aに嵌合係止される。軸柱支持孔14の
入口部には、弁体突起25の変形を容易にするテーパ面
14aが形成されている。図1はこの組立状態を示して
おり、第一傘状部21の先端部は、テーパ状凹部13及
びリリーフ溝15を覆う。流路11を構成する部材は、
図では一部材であるが、アンブレラ弁体20の以上の組
立を可能にするため、適宜分割構造とする。
【0013】上記構成の本アンブレラバルブは、逆圧側
流路11Bの逆圧P’がアンブレラ弁体20に作用す
る。この逆圧P’が一定値より小さいときには、第一傘
状部21は単に第一隔壁12Aの表面に押し付けられ
て、逆流を阻止する(図1)。一方、連通孔18、逆流
防止室17、連通孔16及びリリーフ溝15を介して、
順圧側流路11Aの正圧Pが第一傘状部21の裏面に作
用すると、第一傘状部21は弾性変形して流路を開く
(図2)。すなわち、正流を流す。このときには、軸柱
23の弁体突起25が軸柱支持孔14の端部に係合し、
厚肉部22の移動を防ぐ。以上はアンブレラバルブの通
常の逆止弁(一方向弁)の機能である。
流路11Bの逆圧P’がアンブレラ弁体20に作用す
る。この逆圧P’が一定値より小さいときには、第一傘
状部21は単に第一隔壁12Aの表面に押し付けられ
て、逆流を阻止する(図1)。一方、連通孔18、逆流
防止室17、連通孔16及びリリーフ溝15を介して、
順圧側流路11Aの正圧Pが第一傘状部21の裏面に作
用すると、第一傘状部21は弾性変形して流路を開く
(図2)。すなわち、正流を流す。このときには、軸柱
23の弁体突起25が軸柱支持孔14の端部に係合し、
厚肉部22の移動を防ぐ。以上はアンブレラバルブの通
常の逆止弁(一方向弁)の機能である。
【0014】これに対し、一定値を越える逆圧PPがア
ンブレラ弁体20に作用すると、図3ように、その中心
部の厚肉部22がテーパ状凹部13内に落ち込み始め
る。しかし、軸柱23の移動量が一定値を越える迄は、
第一傘状部21はリリーフ溝15の閉塞を継続し、第二
傘状部24は外部連通路19の開口端部19aの閉塞を
継続する(図3)。軸柱23の移動量が一定値を越える
と、図4のように、第一傘状部21はテーパ状内壁13
aに沿って弾性変形し、第一傘状部21によって覆われ
ていたリリーフ溝15の端部が開く。すると、リリーフ
溝15と連通孔16によるリリーフ通路が連通し、第一
隔壁12Aの表面(逆圧側流路11B)側から裏面(逆
流防止室17)側に流体が流れる。この第一傘状部21
によるリリーフ作用とほぼ同時に、アンブレラ弁体20
の弁体突起25は、連通孔18の環状弁座18aに着座
して順圧側流路11Aと逆流防止室17との連通を断
つ。弁体突起25による閉路を確実にするため、厚肉部
22の下面とテーパ状凹部13の底壁13bとの間に
は、弁体突起25が環状弁座18aに着座した状態でク
リアランスc(図4)が設定されている。
ンブレラ弁体20に作用すると、図3ように、その中心
部の厚肉部22がテーパ状凹部13内に落ち込み始め
る。しかし、軸柱23の移動量が一定値を越える迄は、
第一傘状部21はリリーフ溝15の閉塞を継続し、第二
傘状部24は外部連通路19の開口端部19aの閉塞を
継続する(図3)。軸柱23の移動量が一定値を越える
と、図4のように、第一傘状部21はテーパ状内壁13
aに沿って弾性変形し、第一傘状部21によって覆われ
ていたリリーフ溝15の端部が開く。すると、リリーフ
溝15と連通孔16によるリリーフ通路が連通し、第一
隔壁12Aの表面(逆圧側流路11B)側から裏面(逆
流防止室17)側に流体が流れる。この第一傘状部21
によるリリーフ作用とほぼ同時に、アンブレラ弁体20
の弁体突起25は、連通孔18の環状弁座18aに着座
して順圧側流路11Aと逆流防止室17との連通を断
つ。弁体突起25による閉路を確実にするため、厚肉部
22の下面とテーパ状凹部13の底壁13bとの間に
は、弁体突起25が環状弁座18aに着座した状態でク
リアランスc(図4)が設定されている。
【0015】よって、逆圧側流路11B側の高圧の流体
はリリーフ溝15、連通孔16、逆流防止室17及び外
部連通路19を介して外部に導かれ、逆圧側流路11B
側の大きい逆圧が順圧側流路11A側に作用することが
ない。よって、逆圧側流路11B側の圧力が一定値を越
えることによる危険を除くことができばかりか、その逆
圧側流路11B側の高圧力が順圧側流路11A側に及ぼ
されるのも防止できる。そして逆圧が一定値以下になれ
ば、第一傘状部21の弾性によりアンブレラ弁体20は
再び図1の状態に復する。
はリリーフ溝15、連通孔16、逆流防止室17及び外
部連通路19を介して外部に導かれ、逆圧側流路11B
側の大きい逆圧が順圧側流路11A側に作用することが
ない。よって、逆圧側流路11B側の圧力が一定値を越
えることによる危険を除くことができばかりか、その逆
圧側流路11B側の高圧力が順圧側流路11A側に及ぼ
されるのも防止できる。そして逆圧が一定値以下になれ
ば、第一傘状部21の弾性によりアンブレラ弁体20は
再び図1の状態に復する。
【0016】アンブレラ弁体20の弁体突起25は、設
けることが好ましいが、省略することも可能である。ア
ンブレラ弁体20によるリリーフ機能が働いたとき、逆
流防止室17が外部に連通すれば、順圧側流路11A側
の圧力上昇は抑えることができる。また、より確実に順
圧側流路11A側の高圧流体が流れることを防止する必
要がある場合には、第二隔壁12Bに、別途通常のアン
ブレラバルブを設けることも可能である。
けることが好ましいが、省略することも可能である。ア
ンブレラ弁体20によるリリーフ機能が働いたとき、逆
流防止室17が外部に連通すれば、順圧側流路11A側
の圧力上昇は抑えることができる。また、より確実に順
圧側流路11A側の高圧流体が流れることを防止する必
要がある場合には、第二隔壁12Bに、別途通常のアン
ブレラバルブを設けることも可能である。
【0017】また以上の実施例では、リリーフ溝15と
連通孔16でリリーフ通路ができるようにしたが、リリ
ーフ通路は、連通孔16とは独立させて設けることもで
きる。例えば、図1に鎖線で示す位置に、リリーフ通路
15’を設け、リリーフ溝15を廃止しても、全く同様
の作用を得ることができる。
連通孔16でリリーフ通路ができるようにしたが、リリ
ーフ通路は、連通孔16とは独立させて設けることもで
きる。例えば、図1に鎖線で示す位置に、リリーフ通路
15’を設け、リリーフ溝15を廃止しても、全く同様
の作用を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明のアンブレラバルブ
は、一定の逆圧迄は逆止弁の機能を有し、逆圧が一定値
を越えるとリリーフ弁として作用するので、特別なリリ
ーフ弁を設けることなくリリーフ作用が得られ、しか
も、リリーフ作用が働いても逆圧がそのまま順圧側流路
に作用することがないという利点がある。
は、一定の逆圧迄は逆止弁の機能を有し、逆圧が一定値
を越えるとリリーフ弁として作用するので、特別なリリ
ーフ弁を設けることなくリリーフ作用が得られ、しか
も、リリーフ作用が働いても逆圧がそのまま順圧側流路
に作用することがないという利点がある。
【図1】本発明によるアンブレラバルブの実施例を示す
組立状態の断面図である。
組立状態の断面図である。
【図2】図1のアンブレラバルブにおいて正圧によりア
ンブレラバルブが開いた状態の断面図である。
ンブレラバルブが開いた状態の断面図である。
【図3】図1のアンブレラバルブにおいて逆圧により弁
柱が移動を開始した状態の断面図である。
柱が移動を開始した状態の断面図である。
【図4】図1のアンブレラバルブにおいて逆圧によりリ
リーフ作用が生じた状態の断面図である。
リーフ作用が生じた状態の断面図である。
11 流路 11A 順圧側流路 11B 逆圧側流路 12A 第一隔壁 12B 第二隔壁 13 テーパ状凹部 14 軸柱支持孔 15 リリーフ溝 15’リリーフ通路 16 連通孔 17 逆流防止室 18 連通孔 20 アンブレラ弁体 21 第一傘状部 22 厚肉部 23 軸柱 24 第二傘状部 25 弁体突起
Claims (4)
- 【請求項1】 アンブレラバルブの弁柱に、一定距離離
れた第一、第二の傘状部を設け、 流路を閉塞する隔壁に、この第一の傘状部によって常時
は閉塞され正圧が作用したときに該第一の傘状部を変形
させて開く連通路と、第二の傘状部によって常時は閉塞
される外部連通路を設け、 さらに、 第一傘状部に一定以上の逆圧が作用したとき弁柱の移動
を許す手段と、 弁柱が移動したとき、隔壁の前後を連通させるリリーフ
手段と、 弁柱が移動したとき第二の傘状部により外部連通路を開
き該外部連通路及びリリーフ手段を介して逆圧側流路を
外部に連通させる手段と、を備えたことを特徴とするア
ンブレラバルブ。 - 【請求項2】 請求項1において、弁体が移動したと
き、逆圧側流路と正圧側流路との連通を断つ弁体がさら
に設けられているアンブレラバルブ。 - 【請求項3】 弾性材料からなるバルブ本体と、このバ
ルブ本体を支持する流路内の弁支持部とを備え、 バルブ本体は、 第一傘状部と;この第一傘状部の軸部に一体に形成され
た軸柱と;この軸柱に設けられた上記第一傘状部と対を
なす第二傘状部と;軸柱に一体の弁部と;を順次を有
し、 弁支持部は、 順圧側の流路と逆圧側の流路との間に形成された逆流防
止室と;この逆流防止室と順圧側流路を連通させ、バル
ブ本体の弁部によって開閉される連通孔と;逆流防止室
と順圧側通路を隔てる隔壁と;この隔壁に穿設されバル
ブ本体の軸柱を移動自在に支持する軸柱支持孔と;第一
傘状部によって閉塞される流通孔と;第一傘状部を隔壁
に押し付ける方向の一定以上の逆圧が作用したとき、該
第一傘状部及び軸柱の同方向への移動を許す凹部と;第
一傘状部が凹部内に移動したとき、隔壁の前後を連通さ
せるリリーフ通路と;逆流防止室を外部に連通させる、
一端部が隔壁に開口する外部連通路と;を備え、 バルブ本体の第二傘状部は、常時は外部連通路の一端開
口部を閉塞し、逆圧によって軸柱が移動したとき該一端
開口部を開放し、 バルブ本体の弁部は、常時は上記連通孔を開放し、逆圧
によって軸柱が移動したとき該連通孔を閉じることを特
徴とするアンブレラバルブ。 - 【請求項4】 請求項3において、リリーフ通路は、凹
部の内面に穿設したリリーフ溝と、このリリーフ溝に連
通する上記連通孔とから構成されているアンブレラバル
ブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18537595A JPH0932943A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | アンブレラバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18537595A JPH0932943A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | アンブレラバルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0932943A true JPH0932943A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16169707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18537595A Withdrawn JPH0932943A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | アンブレラバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0932943A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011519402A (ja) * | 2008-02-29 | 2011-07-07 | イーストマン コダック カンパニー | デュアルシーティングクイック接続弁 |
| CN102835929A (zh) * | 2012-09-12 | 2012-12-26 | 奉化市威优特电器有限公司 | 一种电动刮窗机 |
| JP2017009238A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | 株式会社ノーリツ | 逆流防止装置および風呂給湯器 |
| JP2017166505A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 株式会社ノーリツ | 逆流防止装置および風呂給湯器 |
| CN112298787A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-02-02 | 山东北钛河陶瓷有限公司 | 容器双向阀组 |
| USD931721S1 (en) | 2019-06-17 | 2021-09-28 | Custom Fabricating & Supplies | Vent plug |
| US11674610B2 (en) | 2019-06-17 | 2023-06-13 | Custom Fabricating & Supplies | Vent plug and method |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP18537595A patent/JPH0932943A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US11674610B2 (en) | 2019-06-17 | 2023-06-13 | Custom Fabricating & Supplies | Vent plug and method |
| CN112298787A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-02-02 | 山东北钛河陶瓷有限公司 | 容器双向阀组 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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