JPH09331307A - スペクトル拡散復調装置 - Google Patents
スペクトル拡散復調装置Info
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- JPH09331307A JPH09331307A JP8152294A JP15229496A JPH09331307A JP H09331307 A JPH09331307 A JP H09331307A JP 8152294 A JP8152294 A JP 8152294A JP 15229496 A JP15229496 A JP 15229496A JP H09331307 A JPH09331307 A JP H09331307A
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- spread spectrum
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 同期検波用のキャリア再生ループにおける位
相比較特性の改善を図り、以って、キャリアの周波数偏
差が非常に大きい場合においても、安定した再生ループ
制御を行えるようにすること。 【解決手段】 スペクトル拡散復調装置において、受信
信号を受信機のローカル信号と乗算し、同相成分(I成
分)・直交成分(Q成分)のベースバンド信号を得る乗
算器(ミキサー)と、得られたI成分・Q成分それぞれ
を送信側と同一のPN符号(システム固有の擬似雑音符
号)により逆拡散を行う逆拡散器と、1/Nシンボル区
間(N:2以上の整数)の積分を行い、1シンボル区間
にI成分・Q成分それぞれN個の相関値が算出可能な相
関器と、得られた2N個の相関値から位相比較特性を算
出する位相比較器とを有し、ループフィルタ、電圧制御
発振器(VCO)を介してキャリア再生ループを構成す
る。
相比較特性の改善を図り、以って、キャリアの周波数偏
差が非常に大きい場合においても、安定した再生ループ
制御を行えるようにすること。 【解決手段】 スペクトル拡散復調装置において、受信
信号を受信機のローカル信号と乗算し、同相成分(I成
分)・直交成分(Q成分)のベースバンド信号を得る乗
算器(ミキサー)と、得られたI成分・Q成分それぞれ
を送信側と同一のPN符号(システム固有の擬似雑音符
号)により逆拡散を行う逆拡散器と、1/Nシンボル区
間(N:2以上の整数)の積分を行い、1シンボル区間
にI成分・Q成分それぞれN個の相関値が算出可能な相
関器と、得られた2N個の相関値から位相比較特性を算
出する位相比較器とを有し、ループフィルタ、電圧制御
発振器(VCO)を介してキャリア再生ループを構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトル拡散復調装
置の同期捕捉回路及びキャリア再生ループに関するもの
であり、特に、衛星通信等のキャリア周波数変動が問題
となる分野に適用して好適な技術に関する。
置の同期捕捉回路及びキャリア再生ループに関するもの
であり、特に、衛星通信等のキャリア周波数変動が問題
となる分野に適用して好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトル拡散復調装置が、基地局と移
動局との間の衛星通信において、基地局側に用いられた
場合のシステム構成を、図8の上側部分に示す。
動局との間の衛星通信において、基地局側に用いられた
場合のシステム構成を、図8の上側部分に示す。
【0003】この例では、下り回線(基地局→移動局)
を時分割多元接続(TDMA)、上り回線(移動局→基
地局)を符号分割多元接続(CDMA)により、多重化
を行っている。
を時分割多元接続(TDMA)、上り回線(移動局→基
地局)を符号分割多元接続(CDMA)により、多重化
を行っている。
【0004】衛星通信では、衛星における周波数変動が
非常に大きいため、基地局において、送信した信号を自
ら受信し、衛星における周波数偏差を算出することで、
移動局からの受信信号に対し衛星での周波数偏差の補正
を行うAFC回路を設けている。
非常に大きいため、基地局において、送信した信号を自
ら受信し、衛星における周波数偏差を算出することで、
移動局からの受信信号に対し衛星での周波数偏差の補正
を行うAFC回路を設けている。
【0005】基地局の構成例を、図8の下側部分に示
す。回線接続制御部31からの送信データは、時分割多
重変調器(TDM−MOD)32においてディジタル変
調され、周波数変換器(アップコンバーター:U/C)
33により中間周波数へ変換される。周波数変換後の送
信信号は、低雑音電力増幅器(LNA)34において電
力増幅された後、U/C35により送信周波数へ変換さ
れ、大電力増幅器(HPA)36において電力増幅され
てアンテナより送信される。
す。回線接続制御部31からの送信データは、時分割多
重変調器(TDM−MOD)32においてディジタル変
調され、周波数変換器(アップコンバーター:U/C)
33により中間周波数へ変換される。周波数変換後の送
信信号は、低雑音電力増幅器(LNA)34において電
力増幅された後、U/C35により送信周波数へ変換さ
れ、大電力増幅器(HPA)36において電力増幅され
てアンテナより送信される。
【0006】移動局からの受信信号は、LNA37にお
いて電力増幅された後、周波数変換器(ダウンコンバー
ター:D/C)38により中間周波数へ変換される。変
換された受信信号は、自動利得制御器(AGC)39に
よって利得の調整がなされた後、D/C40においてベ
ースバンド帯域へ変換される。ここで、D/C40に用
いられる受信機のローカル信号は、周波数制御装置(衛
星の周波数変動を補正するための自局折り返し周波数制
御装置:AFC)42によって衛星における周波数偏差
を補正したものとなっている。
いて電力増幅された後、周波数変換器(ダウンコンバー
ター:D/C)38により中間周波数へ変換される。変
換された受信信号は、自動利得制御器(AGC)39に
よって利得の調整がなされた後、D/C40においてベ
ースバンド帯域へ変換される。ここで、D/C40に用
いられる受信機のローカル信号は、周波数制御装置(衛
星の周波数変動を補正するための自局折り返し周波数制
御装置:AFC)42によって衛星における周波数偏差
を補正したものとなっている。
【0007】ベースバンド帯域へ変換された受信信号
は、スペクトル拡散復調装置(SS−DEM)41にお
いて検波され、回線接続制御部31にデータが出力され
る。
は、スペクトル拡散復調装置(SS−DEM)41にお
いて検波され、回線接続制御部31にデータが出力され
る。
【0008】SS−DEMの構成例を、図9に示す。こ
れは、1次変調が2相位相変調(BPSK)によって行
われた場合の復調装置の構成例である。
れは、1次変調が2相位相変調(BPSK)によって行
われた場合の復調装置の構成例である。
【0009】受信されたスペクトル拡散信号は、直交変
換器1においてI成分・Q成分に変換され、低域通過ろ
波器(LPF)2.1、2.2によってそれぞれベース
バンド信号が抽出された後、アナログ・ディジタル変換
器(A/D)3.1、3.2においてディジタル信号に
変換される。
換器1においてI成分・Q成分に変換され、低域通過ろ
波器(LPF)2.1、2.2によってそれぞれベース
バンド信号が抽出された後、アナログ・ディジタル変換
器(A/D)3.1、3.2においてディジタル信号に
変換される。
【0010】I成分・Q成分のベースバンド信号は分配
器4によって3つに分配され、PN符号発生器13から
出力される中心位相・1/2chip進み位相・1/2chip
遅れ位相のPN符号により、逆拡散器5.1〜5.3に
おいてそれぞれ逆拡散が行われた後、積分器6.1〜
6.3においてそれぞれ1シンボル区間(周期T)の相
関がとられる。ここで、chipとは、拡散符号1bit を表
す単位であり、データ1bit と区別するために用いられ
る。
器4によって3つに分配され、PN符号発生器13から
出力される中心位相・1/2chip進み位相・1/2chip
遅れ位相のPN符号により、逆拡散器5.1〜5.3に
おいてそれぞれ逆拡散が行われた後、積分器6.1〜
6.3においてそれぞれ1シンボル区間(周期T)の相
関がとられる。ここで、chipとは、拡散符号1bit を表
す単位であり、データ1bit と区別するために用いられ
る。
【0011】初期同期捕捉過程においては、2乗加算器
7.1において、I成分・Q成分の2乗和により相関ベ
クトルの大きさが算出され、同期判定器8において相関
の有無が判定される。同期判定器8は、PN符号発生器
13のPN符号位相を離散的にシフトさせ、高い相関が
得られるまでこの操作を繰り返す(スライディング相
関)。
7.1において、I成分・Q成分の2乗和により相関ベ
クトルの大きさが算出され、同期判定器8において相関
の有無が判定される。同期判定器8は、PN符号発生器
13のPN符号位相を離散的にシフトさせ、高い相関が
得られるまでこの操作を繰り返す(スライディング相
関)。
【0012】初期同期捕捉後の同期追従過程において
は、1/2chip進み位相及び1/2chip遅れ位相の相関
ベクトルの大きさを、それぞれ2乗加算器7.2及び
7.3で算出し、減算器9で相関値の差をとることでP
N符号位相差が求められる。減算器9の出力(位相差成
分)は、ループフィルタ10.1により平滑化された
後、ディジタル・アナログ変換器(D/A)11.1に
おいて電圧に変換され、PN符号発生器13のクロック
発生用VCO12.1の周波数制御を行う。このPN位
相制御ループは遅延ロックループ(DLL)と呼ばれ、
横山光雄著「スペクトル拡散通信システム」(科学技術
出版社)p300〜311に詳しい。
は、1/2chip進み位相及び1/2chip遅れ位相の相関
ベクトルの大きさを、それぞれ2乗加算器7.2及び
7.3で算出し、減算器9で相関値の差をとることでP
N符号位相差が求められる。減算器9の出力(位相差成
分)は、ループフィルタ10.1により平滑化された
後、ディジタル・アナログ変換器(D/A)11.1に
おいて電圧に変換され、PN符号発生器13のクロック
発生用VCO12.1の周波数制御を行う。このPN位
相制御ループは遅延ロックループ(DLL)と呼ばれ、
横山光雄著「スペクトル拡散通信システム」(科学技術
出版社)p300〜311に詳しい。
【0013】スペクトル拡散通信システムにおけるキャ
リア再生ループは、DLLによりPN符号位相が完全に
引き込まれて初めて制御を行うことが出来る。この時、
積分器6.1の出力には、I成分・Q成分それぞれ以下
に示す信号成分が現れる。
リア再生ループは、DLLによりPN符号位相が完全に
引き込まれて初めて制御を行うことが出来る。この時、
積分器6.1の出力には、I成分・Q成分それぞれ以下
に示す信号成分が現れる。
【0014】I成分: aj・cos(Δθj) Q成分: aj・sin(Δθj) ここで、aj :j番目の送信データ(1or−1) Δθj:送信キャリアと、受信機ローカルとの絶対位相
差 である。このI成分・Q成分から位相差Δθj を抽出す
るには、I成分とQ成分の乗算を行い、sin2Δθj
位相比較特性とする方法が用いられる。位相差算出器1
4の構成を、図10に示す。
差 である。このI成分・Q成分から位相差Δθj を抽出す
るには、I成分とQ成分の乗算を行い、sin2Δθj
位相比較特性とする方法が用いられる。位相差算出器1
4の構成を、図10に示す。
【0015】位相差算出器14の出力により、ループフ
ィルタ10.2及びD/A11.2を通してローカル信
号発生用VCO12.2の周波数制御が行われ、VCO
12.2の出力を直交変換器1のローカル信号入力とす
ることで、同期検波用のキャリア再生ループが形成され
る。
ィルタ10.2及びD/A11.2を通してローカル信
号発生用VCO12.2の周波数制御が行われ、VCO
12.2の出力を直交変換器1のローカル信号入力とす
ることで、同期検波用のキャリア再生ループが形成され
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、位相
差算出器の位相比較特性がsin2θとなってしまうた
め、完全積分2次型によりキャリア再生ループを構成し
た場合でも、周波数引き込み範囲はループゲインにより
制限される。つまり、キャリアの引き込み範囲を広げる
ためにはループゲインをある程度大きくする必要があ
り、その分ループ雑音帯域が広がることとなるので、安
定したループ制御を行うことが難しい。
差算出器の位相比較特性がsin2θとなってしまうた
め、完全積分2次型によりキャリア再生ループを構成し
た場合でも、周波数引き込み範囲はループゲインにより
制限される。つまり、キャリアの引き込み範囲を広げる
ためにはループゲインをある程度大きくする必要があ
り、その分ループ雑音帯域が広がることとなるので、安
定したループ制御を行うことが難しい。
【0017】さらに、ループゲインを上げた場合でも、
位相比較電圧が位相差0、π/2、π、3π/2の点で
0となってしまうため、1シンボル区間でnπ/2
(n:正の整数)ずつ位相が変化してしまうと、見か
け、上位相比較電圧が得られなくなるフォールスロック
現象に陥る可能性が高い。
位相比較電圧が位相差0、π/2、π、3π/2の点で
0となってしまうため、1シンボル区間でnπ/2
(n:正の整数)ずつ位相が変化してしまうと、見か
け、上位相比較電圧が得られなくなるフォールスロック
現象に陥る可能性が高い。
【0018】また、1シンボル区間の積分を行っている
ため、1/T(Hz)以上の周波数偏差が生じてしまう
と、PN符号位相が同期した状態においても相関値が得
られなくなり、PN符号同期の捕捉及び追従が不可能と
なるという問題があった。
ため、1/T(Hz)以上の周波数偏差が生じてしまう
と、PN符号位相が同期した状態においても相関値が得
られなくなり、PN符号同期の捕捉及び追従が不可能と
なるという問題があった。
【0019】したがって本発明の解決すべき技術的課題
は、上記した従来技術のもつ問題点を解消することにあ
り、その目的とするところは、同期検波用のキャリア再
生ループにおける位相比較特性の改善を図り、以って、
キャリアの周波数偏差が非常に大きい場合においても、
安定した再生ループ制御を行えるようにすることにあ
る。
は、上記した従来技術のもつ問題点を解消することにあ
り、その目的とするところは、同期検波用のキャリア再
生ループにおける位相比較特性の改善を図り、以って、
キャリアの周波数偏差が非常に大きい場合においても、
安定した再生ループ制御を行えるようにすることにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明によるスペクトル拡散復調装置において
は、逆拡散後の積分区間をT/N(N:2以上の整数)
とし、1シンボル区間にN個の相関ベクトルを得るもの
とする。
ために、本発明によるスペクトル拡散復調装置において
は、逆拡散後の積分区間をT/N(N:2以上の整数)
とし、1シンボル区間にN個の相関ベクトルを得るもの
とする。
【0021】図11に、N=4とし、1/T(Hz)の
周波数偏差が生じた場合において1シンボル区間に得ら
れた4つの相関ベクトルを、I−Q軸上にプロットした
図を示す。
周波数偏差が生じた場合において1シンボル区間に得ら
れた4つの相関ベクトルを、I−Q軸上にプロットした
図を示す。
【0022】図11において、1シンボル区間に相関値
のベクトルが(1)→(2)→(3)→(4)の順に変
化したとすると、1シンボル区間の積分を行った場合は
相関値のベクトルは0になってしまうが、得られた4つ
のベクトルの絶対値をそれぞれ算出し、4つのベクトル
の絶対値和を求めれば、1シンボルのベクトル和を求め
た場合に対して、N倍の周波数偏差に対して相関値の検
出が可能となる。
のベクトルが(1)→(2)→(3)→(4)の順に変
化したとすると、1シンボル区間の積分を行った場合は
相関値のベクトルは0になってしまうが、得られた4つ
のベクトルの絶対値をそれぞれ算出し、4つのベクトル
の絶対値和を求めれば、1シンボルのベクトル和を求め
た場合に対して、N倍の周波数偏差に対して相関値の検
出が可能となる。
【0023】また、本発明は1次変調に位相変調を想定
しているため、周波数偏差がないとすれば1シンボル内
において位相の変化は生じない。つまり、1シンボル区
間に(1)→(2)→(3)→(4)のように位相が変
化したのであれば、(1)−(2)間、(2)−(3)
間、(3)−(4)間の位相差の合計が、周波数偏差分
とみなすことが出来る。
しているため、周波数偏差がないとすれば1シンボル内
において位相の変化は生じない。つまり、1シンボル区
間に(1)→(2)→(3)→(4)のように位相が変
化したのであれば、(1)−(2)間、(2)−(3)
間、(3)−(4)間の位相差の合計が、周波数偏差分
とみなすことが出来る。
【0024】図12に位相差算出方法を示す。この図で
相関ベクトルが(I1,Q1)から(I2,Q2)へと変化
したとすると、位相差Δφは、次式により近似的に算出
できる。 Δφ ≒ I1・Q2−Q1・I2 ……式 位相差算出器では、1シンボル内での位相変化Δφと、
1シンボル区間の相関ベクトルから求めた絶対位相Δθ
とを位相比較電圧として出力する。ここで、Δθは、1
次変調にBPSKを用いた場合はI軸との位相差とな
り、従来技術でも述べたように、I成分とQ成分を乗算
することでsin2θ位相比較特性が得られる。
相関ベクトルが(I1,Q1)から(I2,Q2)へと変化
したとすると、位相差Δφは、次式により近似的に算出
できる。 Δφ ≒ I1・Q2−Q1・I2 ……式 位相差算出器では、1シンボル内での位相変化Δφと、
1シンボル区間の相関ベクトルから求めた絶対位相Δθ
とを位相比較電圧として出力する。ここで、Δθは、1
次変調にBPSKを用いた場合はI軸との位相差とな
り、従来技術でも述べたように、I成分とQ成分を乗算
することでsin2θ位相比較特性が得られる。
【0025】以上の構成により、周波数偏差が大きい場
合にはΔφが、周波数偏差が小さいときはΔθが支配的
となる位相比較特性が得られる。この場合、ループゲイ
ンを下げてループの安定化を図った場合でも、PN符号
同期追従の限界周波数偏差まで周波数引き込み範囲を広
げることが可能となる。
合にはΔφが、周波数偏差が小さいときはΔθが支配的
となる位相比較特性が得られる。この場合、ループゲイ
ンを下げてループの安定化を図った場合でも、PN符号
同期追従の限界周波数偏差まで周波数引き込み範囲を広
げることが可能となる。
【0026】ただし、Nをあまり大きくすると、積分区
間が短くなるために雑音帯域の広がりを招き、スペクト
ル拡散システム特有の処理利得もあまり得られなくなる
ため、Nは2〜4の範囲とするのが最適と思われる。
間が短くなるために雑音帯域の広がりを招き、スペクト
ル拡散システム特有の処理利得もあまり得られなくなる
ため、Nは2〜4の範囲とするのが最適と思われる。
【0027】図13の(a)、(b)、(c)に、それ
ぞれΔφ>π、Δφ≒0、Δφ<−πにおける位相比較
特性を示す。この図から分かるように、周波数偏差が存
在する場合には、Δφ分のオフセットを持った位相比較
特性が得られるため、従来技術で問題となったフォール
スロックを回避することができる。
ぞれΔφ>π、Δφ≒0、Δφ<−πにおける位相比較
特性を示す。この図から分かるように、周波数偏差が存
在する場合には、Δφ分のオフセットを持った位相比較
特性が得られるため、従来技術で問題となったフォール
スロックを回避することができる。
【0028】
〈第1実施形態〉図4の下側部分に、以上の手段をSS
−DEMに対して用いた場合の基地局の構成例を示す。
−DEMに対して用いた場合の基地局の構成例を示す。
【0029】この構成は、従来技術において説明した図
8の構成から、AFC42を除いたものとなっている。
これは、SS−DEM41における周波数引き込み範囲
の広がりにより、衛星における周波数偏差の補正を行う
必要が無くなったことによる。これにより、回路規模の
縮小を図ることが可能となった。
8の構成から、AFC42を除いたものとなっている。
これは、SS−DEM41における周波数引き込み範囲
の広がりにより、衛星における周波数偏差の補正を行う
必要が無くなったことによる。これにより、回路規模の
縮小を図ることが可能となった。
【0030】図1は、1次変調にBPSKを用い、N=
2(1シンボル区間に2つの相関ベクトルを得る)とし
た場合のSS−DEMの構成である。
2(1シンボル区間に2つの相関ベクトルを得る)とし
た場合のSS−DEMの構成である。
【0031】この図で、初期同期捕捉ループ及びDLL
は従来技術での構成と同一であるので、ここでは、キャ
リア再生ループ(図の点線で囲った部分)についてのみ
説明する。
は従来技術での構成と同一であるので、ここでは、キャ
リア再生ループ(図の点線で囲った部分)についてのみ
説明する。
【0032】スペクトル拡散された受信信号は、直交変
換器1及びLPF2.1、2.2によってベースバンド
の直交成分(I成分,Q成分)に変換され、A/D3.
1、3.2により、ディジタル信号化される。
換器1及びLPF2.1、2.2によってベースバンド
の直交成分(I成分,Q成分)に変換され、A/D3.
1、3.2により、ディジタル信号化される。
【0033】I成分・Q成分は分配器4によって3つに
分配された後、PN符号発生器13から出力される中心
位相・1/2chip進み位相・1/2chip遅れ位相のPN
符号により、逆拡散器5.1〜5.3において逆拡散さ
れる。ここで、キャリア再生ループは、中心位相のPN
符号によって逆拡散された出力を用いて形成する。
分配された後、PN符号発生器13から出力される中心
位相・1/2chip進み位相・1/2chip遅れ位相のPN
符号により、逆拡散器5.1〜5.3において逆拡散さ
れる。ここで、キャリア再生ループは、中心位相のPN
符号によって逆拡散された出力を用いて形成する。
【0034】逆拡散器5.1の出力は、積分器15.
1、15.2によって1/2シンボル区間の積分が行わ
れ、1シンボル区間に2つの相関ベクトルが得られる。
また、算出された2つの相関値は、加算器16.1、1
6.2によってI成分、Q成分それぞれ加算され、1シ
ンボル区間の相関値が求められる。
1、15.2によって1/2シンボル区間の積分が行わ
れ、1シンボル区間に2つの相関ベクトルが得られる。
また、算出された2つの相関値は、加算器16.1、1
6.2によってI成分、Q成分それぞれ加算され、1シ
ンボル区間の相関値が求められる。
【0035】位相差算出器17には、積分器15.1、
15.2及び加算器16.1、16.2の出力が入力さ
れ、位相差の算出が行われる。
15.2及び加算器16.1、16.2の出力が入力さ
れ、位相差の算出が行われる。
【0036】ここで、1シンボル区間の2つのベクトル
をI−Q軸上にプロットした図を、図3に示す。この図
で、前半1/2シンボル分の積分結果を(1)、後半1
/2シンボル分の積分結果を(2)とする。また、加算
器16.1、16.2の出力結果、即ち(1)と(2)
のベクトル和を(3)とする。
をI−Q軸上にプロットした図を、図3に示す。この図
で、前半1/2シンボル分の積分結果を(1)、後半1
/2シンボル分の積分結果を(2)とする。また、加算
器16.1、16.2の出力結果、即ち(1)と(2)
のベクトル和を(3)とする。
【0037】位相差算出器17では、まず(1)と
(2)のベクトルの位相差Δφを算出する。これは、
式により、近似的に求めることが出来る。ここで求めた
Δφは、受信した信号の搬送波(直交変換器1の入力f
1)と、受信機ローカル信号(直交変換器1の入力f
2)の周波数ずれの成分を表す。つまり、f1とf2が
全く同一の周波数であれば、Δφ=0となり、ベクトル
(1)と(2)は同じ位置に現れる。なぜなら、一次変
調に位相変調を用いた場合を想定しているため、1シン
ボル内における位相の変化は理論上、無いものと考えら
れるからである。
(2)のベクトルの位相差Δφを算出する。これは、
式により、近似的に求めることが出来る。ここで求めた
Δφは、受信した信号の搬送波(直交変換器1の入力f
1)と、受信機ローカル信号(直交変換器1の入力f
2)の周波数ずれの成分を表す。つまり、f1とf2が
全く同一の周波数であれば、Δφ=0となり、ベクトル
(1)と(2)は同じ位置に現れる。なぜなら、一次変
調に位相変調を用いた場合を想定しているため、1シン
ボル内における位相の変化は理論上、無いものと考えら
れるからである。
【0038】また、(3)のベクトルからI軸との位相
差Δθを算出する。これは、従来技術でも述べたよう
に、I成分とQ成分の乗算により求められる。ただし、
ここで得られる位相比較特性はsin2θとなってしま
うため、位相の安定点が位相差0、πの2ヶ所存在し、
180゜の位相不確定性を持つことになる。これを許容
するためには、送信側において差動符号化を行い、受信
側において差動複合化を行えばよい。
差Δθを算出する。これは、従来技術でも述べたよう
に、I成分とQ成分の乗算により求められる。ただし、
ここで得られる位相比較特性はsin2θとなってしま
うため、位相の安定点が位相差0、πの2ヶ所存在し、
180゜の位相不確定性を持つことになる。これを許容
するためには、送信側において差動符号化を行い、受信
側において差動複合化を行えばよい。
【0039】位相比較器17では、周波数差成分Δφと
位相差成分Δθとを加算し、位相比較値として出力す
る。図2に、位相比較器17の構成を示す。
位相差成分Δθとを加算し、位相比較値として出力す
る。図2に、位相比較器17の構成を示す。
【0040】算出された位相比較値は、ループフィルタ
10.2により平滑化された後、D/A11.2により
電圧に変換され、再生キャリア生成用VCO12.2の
制御電圧として使用される。VCO12.2の出力は直
交変換器1へ入力され、キャリア再生ループが形成され
る。
10.2により平滑化された後、D/A11.2により
電圧に変換され、再生キャリア生成用VCO12.2の
制御電圧として使用される。VCO12.2の出力は直
交変換器1へ入力され、キャリア再生ループが形成され
る。
【0041】以上の構成により、キャリア再生ループの
周波数引き込み範囲及び引き込み時間の改善を図ること
が出来る。
周波数引き込み範囲及び引き込み時間の改善を図ること
が出来る。
【0042】〈第2実施形態〉図5に、1次変調を4相
位相変調(QPSK)により行った場合の構成を示す。
この例では、N=2とし、キャリア再生ループ全体をデ
ィジタル回路にて構成している。
位相変調(QPSK)により行った場合の構成を示す。
この例では、N=2とし、キャリア再生ループ全体をデ
ィジタル回路にて構成している。
【0043】まず、受信されたスペクトル拡散信号は、
A/D3.3によってアナログ信号からディジタル信号
への変換が行われる。
A/D3.3によってアナログ信号からディジタル信号
への変換が行われる。
【0044】ディジタル化された受信信号は、直交変換
器1において、受信機ローカル信号発生用発振器24か
ら出力されるローカル信号(受信信号のキャリアと同一
周波数)と乗算され、I成分・Q成分への変換が行われ
た後、LPF2.1、2.2によってベースバンド信号
の抽出が行われる。
器1において、受信機ローカル信号発生用発振器24か
ら出力されるローカル信号(受信信号のキャリアと同一
周波数)と乗算され、I成分・Q成分への変換が行われ
た後、LPF2.1、2.2によってベースバンド信号
の抽出が行われる。
【0045】ここで抽出されたI成分・Q成分には、受
信キャリアと受信機ローカルとの位相差成分が現れるた
め、位相回転器18において、キャリア再生ループによ
って再生された位相差情報φの位相回転補正が行われ
る。
信キャリアと受信機ローカルとの位相差成分が現れるた
め、位相回転器18において、キャリア再生ループによ
って再生された位相差情報φの位相回転補正が行われ
る。
【0046】図6に位相回転器の構成を示す。LPF
2.1、2.2通過後のI成分・Q成分は位相差をφj
として、それぞれ以下に示す信号が現れる(ただし、P
N符号は完全に同期がとれているものと仮定する)。 I成分:aj・cosφj−bj・sinφj Q成分:aj・sinφj−bj・cosφj aj :Iデータ(1or−1) bj :Qデータ(1or−1) 位相回転器18では、再生された位相をφとして、以下
に示す行列式により位相回転が行われる。
2.1、2.2通過後のI成分・Q成分は位相差をφj
として、それぞれ以下に示す信号が現れる(ただし、P
N符号は完全に同期がとれているものと仮定する)。 I成分:aj・cosφj−bj・sinφj Q成分:aj・sinφj−bj・cosφj aj :Iデータ(1or−1) bj :Qデータ(1or−1) 位相回転器18では、再生された位相をφとして、以下
に示す行列式により位相回転が行われる。
【0047】
【数1】
【0048】位相回転後のI成分・Q成分は、分配器4
によってそれぞれ3つに分配され、互いに1/2chipず
つの位相差を持ったPN符号によりそれぞれ逆拡散が行
われるが、1/2chip進み位相及び1/2chip遅れ位相
のPN符号により逆拡散し、PN符号の位相差算出を行
うDLL用位相差算出部21に関する記述は、従来技
術、第1実施形態と同様であるのでここでは省略する。
によってそれぞれ3つに分配され、互いに1/2chipず
つの位相差を持ったPN符号によりそれぞれ逆拡散が行
われるが、1/2chip進み位相及び1/2chip遅れ位相
のPN符号により逆拡散し、PN符号の位相差算出を行
うDLL用位相差算出部21に関する記述は、従来技
術、第1実施形態と同様であるのでここでは省略する。
【0049】分配器4から出力されるI成分・Q成分
は、PN符号も考慮に入れると、 I成分:PNi・aj・cosφj − PNq・bj・si
nφj Q成分:PNi・aj・sinφj + PNq・bj・co
sφj と記述できる。ここで、PNi、PNqに互いに直交する
符号を割り当てれば、以下の性質によりI成分・Q成分
の分離が行える。 PNi・PNi=1 PNi・PNq=0 この性質に従い、分配器4から出力されるI成分・Q成
分を、PN符号発生器20において生成されるPNi、
PNqによって逆拡散器5.4、5.5にてそれぞれ逆
拡散を行う。
は、PN符号も考慮に入れると、 I成分:PNi・aj・cosφj − PNq・bj・si
nφj Q成分:PNi・aj・sinφj + PNq・bj・co
sφj と記述できる。ここで、PNi、PNqに互いに直交する
符号を割り当てれば、以下の性質によりI成分・Q成分
の分離が行える。 PNi・PNi=1 PNi・PNq=0 この性質に従い、分配器4から出力されるI成分・Q成
分を、PN符号発生器20において生成されるPNi、
PNqによって逆拡散器5.4、5.5にてそれぞれ逆
拡散を行う。
【0050】いま、I成分をPNi によって逆拡散した
信号をII成分、I成分をPNq によって逆拡散した信
号をIQ成分、Q成分をPNi によって逆拡散した信号
をQI成分、Q成分をPNq によって逆拡散した信号を
QQ成分と定義すれば、 II : aj・cosφj IQ : −bj・sinφj QI : aj・sinφj QQ : bj・cosφj それぞれ上記に示す信号が抽出される。
信号をII成分、I成分をPNq によって逆拡散した信
号をIQ成分、Q成分をPNi によって逆拡散した信号
をQI成分、Q成分をPNq によって逆拡散した信号を
QQ成分と定義すれば、 II : aj・cosφj IQ : −bj・sinφj QI : aj・sinφj QQ : bj・cosφj それぞれ上記に示す信号が抽出される。
【0051】抽出された各成分は、積分器15.3〜1
5.6において1/2シンボルずつの積分が行われた
後、加算器16.3〜16.6にてそれぞれ加算され、
1シンボル分の積分値が求められる。
5.6において1/2シンボルずつの積分が行われた
後、加算器16.3〜16.6にてそれぞれ加算され、
1シンボル分の積分値が求められる。
【0052】積分器15.3〜15.6及び加算器1
6.3〜16.6の出力は、位相差算出器22に入力さ
れ、位相比較値の算出が行われる。
6.3〜16.6の出力は、位相差算出器22に入力さ
れ、位相比較値の算出が行われる。
【0053】図7に、各積分値から得られたベクトルを
I−Q軸上にプロットした図を示す。ここで、前半1/
2シンボルの積分値をXX1 、後半1/2シンボルの積
分値をXX2 (XX:II、IQ、QI、QQ)と表し
ている。
I−Q軸上にプロットした図を示す。ここで、前半1/
2シンボルの積分値をXX1 、後半1/2シンボルの積
分値をXX2 (XX:II、IQ、QI、QQ)と表し
ている。
【0054】I成分の2つのベクトルが(i1)から
(i2)へと移動し、Q成分の2つのベクトルが(q1)
から(q2)へと移動し、1シンボル分の積分値から得
られたベクトルがそれぞれ(i3)、(q3)のように得
られたとすれば、位相差算出器22では、まず(i1)
・(i2)間及び(q1)・(q2)間の位相差Δφi、Δ
φqを算出する。次に、(i3)とI軸、(q3)とQ軸
との位相差Δθi、Δθqを算出し、得られた全ての位相
情報(Δφi、Δφq、Δθi、Δθq)を加算した結果を
位相比較値としている。
(i2)へと移動し、Q成分の2つのベクトルが(q1)
から(q2)へと移動し、1シンボル分の積分値から得
られたベクトルがそれぞれ(i3)、(q3)のように得
られたとすれば、位相差算出器22では、まず(i1)
・(i2)間及び(q1)・(q2)間の位相差Δφi、Δ
φqを算出する。次に、(i3)とI軸、(q3)とQ軸
との位相差Δθi、Δθqを算出し、得られた全ての位相
情報(Δφi、Δφq、Δθi、Δθq)を加算した結果を
位相比較値としている。
【0055】キャリア再生ループでは、全ての位相情報
が0となるように制御が行われ、I成分はI軸、Q成分
はQ軸上に収束する。
が0となるように制御が行われ、I成分はI軸、Q成分
はQ軸上に収束する。
【0056】位相差算出器22において算出された位相
比較値は、ループフィルタ10.2において平滑化され
た後、ディジタルVCO(DVCO)23に位相差情報
として入力される。得られた位相差情報φは、位相回転
器18に入力され、再生された位相差分の位相回転補正
が行われる。
比較値は、ループフィルタ10.2において平滑化され
た後、ディジタルVCO(DVCO)23に位相差情報
として入力される。得られた位相差情報φは、位相回転
器18に入力され、再生された位相差分の位相回転補正
が行われる。
【0057】以上の構成により、キャリア再生ループ全
体をディジタル処理のみで構成することが出来る。
体をディジタル処理のみで構成することが出来る。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1シンボ
ルをN区間に分けて積分を行うことで、同期検波用のキ
ャリア再生ループにおける位相比較特性の改善を図るこ
とができ、キャリアの周波数偏差が非常に大きい場合に
おいても、安定した再生ループ制御を行うことを可能に
するという効果がある。
ルをN区間に分けて積分を行うことで、同期検波用のキ
ャリア再生ループにおける位相比較特性の改善を図るこ
とができ、キャリアの周波数偏差が非常に大きい場合に
おいても、安定した再生ループ制御を行うことを可能に
するという効果がある。
【図1】本発明の第1実施形態に係るスペクトル拡散復
調装置の構成図である。
調装置の構成図である。
【図2】図1中の位相差算出器の構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態における位相差の算出方
法を示す説明図である。
法を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るスペクトル拡散復
調装置を衛星通信に適用した場合のシステムと、その基
地局との構成図である。
調装置を衛星通信に適用した場合のシステムと、その基
地局との構成図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るスペクトル拡散復
調装置の構成図である。
調装置の構成図である。
【図6】図5中の位相回転器の構成図である。
【図7】本発明の第2実施形態における位相差の算出方
法を示す説明図である。
法を示す説明図である。
【図8】従来の衛星通信におけるシステムと、その基地
局との構成図である。
局との構成図である。
【図9】従来の技術によるスペクトル拡散復調装置の構
成図である。
成図である。
【図10】図9中の位相差算出器の構成図である。
【図11】1シンボルを4つに分けて積分を行った場合
の位相ベクトル配置図である。
の位相ベクトル配置図である。
【図12】2つのベクトル間の位相差算出方法を示す説
明図である。
明図である。
【図13】本発明における位相比較特性の例を示す説明
図である。
図である。
1 直交変換器 2.1、2.2 低域通過ろ波器 3.1〜3.3:アナログ・ディジタル変換器 4 分配器 5.1〜5.5 逆拡散器 6.1〜6.3 1シンボル区間積分器 7.1〜7.3、19 2乗加算器 8 同期判定器 9 減算器 10.1、10.2 ループフィルタ 11.1、11.2 ディジタル・アナログ変換器 12.1、12.2 電圧制御発振器 13、20 拡散符号発生器 14、17、22 位相差算出器 15.1〜15.6 1/2シンボル区間積分器 16.1〜16.6 加算器 18 位相回転器 21 遅延ロックループ用位相差算出部 23 ディジタル電圧制御発振器 31 回線接続制御部 32 時分割多重変調器 33、35 周波数変換器(アップコンバーター) 34、37 低雑音増幅器 36 大電力増幅器 38、40 周波数変換器(ダウンコンバーター) 39 自動利得制御器 41 スペクトル拡散復調装置 42 周波数制御装置
フロントページの続き (72)発明者 北川 恵司 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内
Claims (3)
- 【請求項1】 ベースバンド信号をM相位相変調(M:
2,4,8,16)により1次変調し、システム固有の
擬似雑音符号(以下、PN符号と称す)により直接拡散
された信号を受信し、検波を行うスペクトル拡散復調装
置において、 受信信号を受信機のローカル信号と乗算し、同相成分
(I成分)・直交成分(Q成分)のベースバンド信号を
得る乗算器(ミキサー)と、得られたI成分・Q成分そ
れぞれを送信側と同一のPN符号により逆拡散を行う逆
拡散器と、1/Nシンボル区間(N:2以上の整数)の
積分を行い、1シンボル区間にI成分・Q成分それぞれ
N個の相関値が算出可能な相関器と、得られた2N個の
相関値から位相比較特性を算出する位相比較器とを有
し、ループフィルタ、電圧制御発振器(VCO)を介し
てキャリア再生ループを構成することで、周波数引き込
み範囲の改善を図ったスペクトル拡散復調装置。 - 【請求項2】 請求項1記載において、 1シンボル区間内に算出したN個の相関ベクトルの大き
さを求め、その絶対値和を1シンボル区間の相関値とす
ることで、1/T(Hz)(T:シンボル周期)以上の
周波数誤差が生じた場合でも同期の捕捉を可能とするス
ペクトル拡散復調装置。 - 【請求項3】 請求項1記載において、 前記スペクトル拡散復調装置を周波数変動の激しい衛星
通信等の基地局システムに適用し、衛星の周波数変動を
補正するための自局折り返し周波数制御装置(AFC)
を削除したシステム構成をとることを可能とさせるスペ
クトル拡散復調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8152294A JPH09331307A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | スペクトル拡散復調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8152294A JPH09331307A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | スペクトル拡散復調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09331307A true JPH09331307A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15537392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8152294A Pending JPH09331307A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | スペクトル拡散復調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09331307A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6587523B1 (en) | 1998-06-12 | 2003-07-01 | Nec Corporation | Radio signal receiving apparatus and a method of radio signal reception |
| EP1109313A3 (en) * | 1999-12-15 | 2003-10-15 | Nec Corporation | AFC apparatus and method used a in mobile communication system |
| CN114301744A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-04-08 | 苏州云芯微电子科技有限公司 | 一种本地载波恢复电路 |
| CN114978358A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-08-30 | 福建福大北斗通信科技有限公司 | 一种应用于北斗三号通信基带的抗带内干扰处理方法 |
| CN115037331A (zh) * | 2022-08-10 | 2022-09-09 | 中国电子科技集团公司第十研究所 | 一种基于逆向外推的异步突发信号定时同步方法 |
| JP2023001699A (ja) * | 2021-06-21 | 2023-01-06 | 日本電信電話株式会社 | 受信局、無線通信システム、及び無線通信方法 |
| CN116744234A (zh) * | 2023-06-13 | 2023-09-12 | 电子科技大学长三角研究院(湖州) | 一种地基导航信号接收的锁频环方法及系统 |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP8152294A patent/JPH09331307A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6587523B1 (en) | 1998-06-12 | 2003-07-01 | Nec Corporation | Radio signal receiving apparatus and a method of radio signal reception |
| EP1109313A3 (en) * | 1999-12-15 | 2003-10-15 | Nec Corporation | AFC apparatus and method used a in mobile communication system |
| US6816540B2 (en) | 1999-12-15 | 2004-11-09 | Nec Corporation | AFC control apparatus and method in mobile communication system and mobile communication equipment using the apparatus and method |
| JP2023001699A (ja) * | 2021-06-21 | 2023-01-06 | 日本電信電話株式会社 | 受信局、無線通信システム、及び無線通信方法 |
| CN114301744A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-04-08 | 苏州云芯微电子科技有限公司 | 一种本地载波恢复电路 |
| CN114978358A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-08-30 | 福建福大北斗通信科技有限公司 | 一种应用于北斗三号通信基带的抗带内干扰处理方法 |
| CN114978358B (zh) * | 2022-07-12 | 2023-05-12 | 福建福大北斗通信科技有限公司 | 一种应用于北斗三号通信基带的抗带内干扰处理方法 |
| CN115037331A (zh) * | 2022-08-10 | 2022-09-09 | 中国电子科技集团公司第十研究所 | 一种基于逆向外推的异步突发信号定时同步方法 |
| CN116744234A (zh) * | 2023-06-13 | 2023-09-12 | 电子科技大学长三角研究院(湖州) | 一种地基导航信号接收的锁频环方法及系统 |
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