JPH0933741A - 石英系光導波路及びその製造方法 - Google Patents
石英系光導波路及びその製造方法Info
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- JPH0933741A JPH0933741A JP17858595A JP17858595A JPH0933741A JP H0933741 A JPH0933741 A JP H0933741A JP 17858595 A JP17858595 A JP 17858595A JP 17858595 A JP17858595 A JP 17858595A JP H0933741 A JPH0933741 A JP H0933741A
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- Japan
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- core
- pattern
- core layer
- etching
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 光学特性の安定した石英系光導波路を得るた
めに、連続してコア層のエッチングを行っても、バッチ
数を問わず、再現性良くコア層のエッチング深さを制御
することができる石英系光導波路の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 反応性イオンエッチングによりコアパタ
ーンが形成されてなる石英系光導波路において、コア層
の反応性イオンエッチング時の自己バイアス電圧を一定
になるように制御することによりコアパターンが形成さ
れてなることを特徴とする石英系光導波路、及びその製
造方法。
めに、連続してコア層のエッチングを行っても、バッチ
数を問わず、再現性良くコア層のエッチング深さを制御
することができる石英系光導波路の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 反応性イオンエッチングによりコアパタ
ーンが形成されてなる石英系光導波路において、コア層
の反応性イオンエッチング時の自己バイアス電圧を一定
になるように制御することによりコアパターンが形成さ
れてなることを特徴とする石英系光導波路、及びその製
造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は石英系光導波路及び
その製造方法に関するものである。
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、石英系光導波路コア部の形成は、
アンダークラッド層上にコア層を形成し、コアパターン
を形成する、下記の方法が知られている。すなわち、コ
ア層を形成するには、Si基板上に火炎堆積法により、
アンダークラッド層用多孔質膜及びその膜上に屈折率制
御用添加物(GeあるいはTi等)を含んだ石英ガラス
からなるコア用多孔質膜を形成し、加熱透明化によりア
ンダークラッド層及びコア層を形成する(M.Kawati、 Op
tical and Quantum Electronics、 22、 391〜416、199
0)、またはアンダークラッド層を兼ねた石英ガラス基
板上にSiO2 と屈折率制御用添加物(Ti等)を含ん
だ蒸発材料を用いて電子ビーム蒸着法によりコア層を形
成する(K.Imoto 他、APPLIED OPTICS、 Vol.26、No.19、
4214 〜4219、1987 )。
アンダークラッド層上にコア層を形成し、コアパターン
を形成する、下記の方法が知られている。すなわち、コ
ア層を形成するには、Si基板上に火炎堆積法により、
アンダークラッド層用多孔質膜及びその膜上に屈折率制
御用添加物(GeあるいはTi等)を含んだ石英ガラス
からなるコア用多孔質膜を形成し、加熱透明化によりア
ンダークラッド層及びコア層を形成する(M.Kawati、 Op
tical and Quantum Electronics、 22、 391〜416、199
0)、またはアンダークラッド層を兼ねた石英ガラス基
板上にSiO2 と屈折率制御用添加物(Ti等)を含ん
だ蒸発材料を用いて電子ビーム蒸着法によりコア層を形
成する(K.Imoto 他、APPLIED OPTICS、 Vol.26、No.19、
4214 〜4219、1987 )。
【0003】コアパターンの形成方法としては、以下の
方法(方法1)が知られている。フォトリソグラフィー
によりコア層上にポジ型フォトレジストパターンを厚さ
3ミクロン形成し、CHF3 とC2 F6 の混合ガスを用
いた反応性イオンエッチングによりコアパターンを形成
する(J.Allen、OPTICAL ENGINEERING、 Vol.32、 No.5、
1011〜1014、1993)。
方法(方法1)が知られている。フォトリソグラフィー
によりコア層上にポジ型フォトレジストパターンを厚さ
3ミクロン形成し、CHF3 とC2 F6 の混合ガスを用
いた反応性イオンエッチングによりコアパターンを形成
する(J.Allen、OPTICAL ENGINEERING、 Vol.32、 No.5、
1011〜1014、1993)。
【0004】次に、以下の方法(方法2)が知られてい
る。真空蒸着法によりTi層をコア層上に成膜し、フォ
トリソグラフィーによりフォトレジストパターンを形成
し、Ti膜の不要部分を除去しコアパターン形成用マス
クパタ−ンを形成し、C2 H4 とC2 F6 との混合ガス
を用いた反応性イオンエッチングによりコアパターンを
形成する(T.Izawa、 Appl.Phys.Lett、 Vol.38、 No.7、3
91〜416、1990)。
る。真空蒸着法によりTi層をコア層上に成膜し、フォ
トリソグラフィーによりフォトレジストパターンを形成
し、Ti膜の不要部分を除去しコアパターン形成用マス
クパタ−ンを形成し、C2 H4 とC2 F6 との混合ガス
を用いた反応性イオンエッチングによりコアパターンを
形成する(T.Izawa、 Appl.Phys.Lett、 Vol.38、 No.7、3
91〜416、1990)。
【0005】また、以下の方法(方法3)が知られてい
る。アモルファスSi膜をコア層上に成膜し、フォトリ
ソグラフィーによりフォトレジストパターンを形成し、
CBrF3 ガスを用いた反応性イオンエッチングにより
コアパターン形成用アモルファスSiマスクパタ−ンを
形成し、C2 H4 とC2 F6 との混合ガスを用いた反応
性イオンエッチングによりコアパターンを形成する(M.
Kawati、 Optical and Quantum Electronics、 22、 391〜
416、1990)。
る。アモルファスSi膜をコア層上に成膜し、フォトリ
ソグラフィーによりフォトレジストパターンを形成し、
CBrF3 ガスを用いた反応性イオンエッチングにより
コアパターン形成用アモルファスSiマスクパタ−ンを
形成し、C2 H4 とC2 F6 との混合ガスを用いた反応
性イオンエッチングによりコアパターンを形成する(M.
Kawati、 Optical and Quantum Electronics、 22、 391〜
416、1990)。
【0006】さらに、以下の方法(方法4)が知られて
いる。コア層にRFスパッタリング法によりWSiX 膜
を成膜し、フォトリソグラフィーによりフォトレジスト
パターンを形成し、NF3 ガスを用いた反応性イオンエ
ッチングによりコアパターン形成用WSiX マスクを形
成し、CHF3 とC2F6 の混合ガスを用いた反応性イ
オンエッチングによりコアパターンを形成する(K.Imot
o 他、APPLIED OPTICS、 Vol.26、 No.19、 4214 〜4219、1
987 )。
いる。コア層にRFスパッタリング法によりWSiX 膜
を成膜し、フォトリソグラフィーによりフォトレジスト
パターンを形成し、NF3 ガスを用いた反応性イオンエ
ッチングによりコアパターン形成用WSiX マスクを形
成し、CHF3 とC2F6 の混合ガスを用いた反応性イ
オンエッチングによりコアパターンを形成する(K.Imot
o 他、APPLIED OPTICS、 Vol.26、 No.19、 4214 〜4219、1
987 )。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記コアパタ
ーンの形成方法により作製した石英系光導波路には次の
ような問題点があった。方法1の形成方法では、コア層
のエッチング速度とコアパターン形成用マスクパターン
であるフォトレジストとのエッチング速度の比である選
択比が、ガス種にかかわらず、3から4と小さいため、
コア層を10μmエッチングしようとした場合、フォト
レジストの厚さは2.5μmから3.3μmが必要とな
る。しかしながら、フォトレジスト層が2.5μmから
3.3μmと厚い場合、フォトレジストの断面形状が台
形となる。台形形状のフォトレジストをマスクとして反
応性イオンエッチングによりコアパターンを形成する
と、コアパターンも台形形状になってしまうため、石英
系光導波路型分波器を作製した場合、良好な合分波特性
を得ることができないことや、偏波依存性を生じること
等の問題があった。
ーンの形成方法により作製した石英系光導波路には次の
ような問題点があった。方法1の形成方法では、コア層
のエッチング速度とコアパターン形成用マスクパターン
であるフォトレジストとのエッチング速度の比である選
択比が、ガス種にかかわらず、3から4と小さいため、
コア層を10μmエッチングしようとした場合、フォト
レジストの厚さは2.5μmから3.3μmが必要とな
る。しかしながら、フォトレジスト層が2.5μmから
3.3μmと厚い場合、フォトレジストの断面形状が台
形となる。台形形状のフォトレジストをマスクとして反
応性イオンエッチングによりコアパターンを形成する
と、コアパターンも台形形状になってしまうため、石英
系光導波路型分波器を作製した場合、良好な合分波特性
を得ることができないことや、偏波依存性を生じること
等の問題があった。
【0008】上記問題を解決する手段としては、方法2
〜4のような金属マスクを使用してコアパターンを形成
することにより金属マスク側面及びコアパターン側面を
垂直に形成できるため、石英系光導波路合分波器を作製
した場合、偏波依存性のない、良好な合分波特性を得る
ことができる。特に金属マスクとしてWSiX を用い、
エッチングガスとして、CHF3 の単独ガスまたはCH
F3 とC2 F6 との混合ガスを用いた場合(方法4)、
コア層のエッチング速度とWSiX マスクのエッチング
速度の比である選択比が20以上と、Ti、アモルファ
スSiを用いた場合に比べて大きい。選択比が大きいこ
とにより金属マスクの膜厚が小さくてよく、製造コスト
を大幅に削減できるという長所を有する。
〜4のような金属マスクを使用してコアパターンを形成
することにより金属マスク側面及びコアパターン側面を
垂直に形成できるため、石英系光導波路合分波器を作製
した場合、偏波依存性のない、良好な合分波特性を得る
ことができる。特に金属マスクとしてWSiX を用い、
エッチングガスとして、CHF3 の単独ガスまたはCH
F3 とC2 F6 との混合ガスを用いた場合(方法4)、
コア層のエッチング速度とWSiX マスクのエッチング
速度の比である選択比が20以上と、Ti、アモルファ
スSiを用いた場合に比べて大きい。選択比が大きいこ
とにより金属マスクの膜厚が小さくてよく、製造コスト
を大幅に削減できるという長所を有する。
【0009】しかしながら、金属マスクとしてWSiX
を用い、エッチングガスとしてCHF3 の単独ガスまた
はCHF3 とC2 F6 との混合ガスを用いた場合(方法
4)、連続してコア層の反応性イオンエッチングを行う
と、同一時間エッチングを行った場合でも、バッチごと
にコア層のエッチング深さが異なるという問題を有して
いた。顕著な場合には、コア層のエッチング深さが設定
の半分程度となる場合もあった。さらに、方法3ではア
モルファスSiの反応性イオンエッチングのガスとして
CBrF3 を用いているが、CBrF3 ガスはフロン規
制対象ガスであるため使用規制があるという問題も有し
ていた。
を用い、エッチングガスとしてCHF3 の単独ガスまた
はCHF3 とC2 F6 との混合ガスを用いた場合(方法
4)、連続してコア層の反応性イオンエッチングを行う
と、同一時間エッチングを行った場合でも、バッチごと
にコア層のエッチング深さが異なるという問題を有して
いた。顕著な場合には、コア層のエッチング深さが設定
の半分程度となる場合もあった。さらに、方法3ではア
モルファスSiの反応性イオンエッチングのガスとして
CBrF3 を用いているが、CBrF3 ガスはフロン規
制対象ガスであるため使用規制があるという問題も有し
ていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記問題
を詳細に調査した結果、自己バイアス電圧に着目し、本
発明を完成させた。すなわち、本発明は、反応性イオン
エッチングによりコアパターンが形成されてなる石英系
光導波路において、コア層の反応性イオンエッチング時
の自己バイアス電圧を一定になるように制御することに
よりコアパターンが形成されてなることを特徴とする石
英系光導波路で、その製造方法は、コア層の反応性イオ
ンエッチング時の自己バイアス電圧を一定になるように
制御することによりコアパターンが形成されることを特
徴とする製造方法を要旨とするものである。以下にこれ
をさらに詳述する。
を詳細に調査した結果、自己バイアス電圧に着目し、本
発明を完成させた。すなわち、本発明は、反応性イオン
エッチングによりコアパターンが形成されてなる石英系
光導波路において、コア層の反応性イオンエッチング時
の自己バイアス電圧を一定になるように制御することに
よりコアパターンが形成されてなることを特徴とする石
英系光導波路で、その製造方法は、コア層の反応性イオ
ンエッチング時の自己バイアス電圧を一定になるように
制御することによりコアパターンが形成されることを特
徴とする製造方法を要旨とするものである。以下にこれ
をさらに詳述する。
【0011】図1に、高周波電力を300W一定として
CHF3 によりコア層の反応性イオンエッチングを行っ
た場合の自己バイアス電圧の、累積エッチング時間によ
る変化を示す。図1に示すように、エッチング時の高周
波電力が印加される陰極の自己バイアス電圧は時間経過
と共に小さくなる。また、同一時間エッチングを行った
場合、後バッチのウェーハほどコア層のエッチング深さ
は小さくなる。
CHF3 によりコア層の反応性イオンエッチングを行っ
た場合の自己バイアス電圧の、累積エッチング時間によ
る変化を示す。図1に示すように、エッチング時の高周
波電力が印加される陰極の自己バイアス電圧は時間経過
と共に小さくなる。また、同一時間エッチングを行った
場合、後バッチのウェーハほどコア層のエッチング深さ
は小さくなる。
【0012】SiO2 のエッチング速度には下記の式
(1)の関係があることが知られている(松尾、第1回
ドライプロセスシンポジウム、(電気学会)東京、1
3、1979)。 V ∝ I・exp(−E0 /E) ‥‥(1) ただし、式(1)においてVはエッチング速度、Iはイ
オン入射流、E0 は活性化エネルギー、Eは自己バイア
ス電圧である。
(1)の関係があることが知られている(松尾、第1回
ドライプロセスシンポジウム、(電気学会)東京、1
3、1979)。 V ∝ I・exp(−E0 /E) ‥‥(1) ただし、式(1)においてVはエッチング速度、Iはイ
オン入射流、E0 は活性化エネルギー、Eは自己バイア
ス電圧である。
【0013】式(1)の関係からはエッチング速度を制
御するためにはイオン入射流、自己バイアス電圧を制御
する必要があることがわかる。さらに反応性イオンエッ
チングの高周波電力をXとすると、I∝X1/2 、E∝X
1/2 と近似できることが知られている。したがって、式
(1)は式(2)のように表される。 V = A・X1/2 ・exp(−B / X1/2 ) ‥‥(2) ただし、式(2)においてA、Bは定数である。
御するためにはイオン入射流、自己バイアス電圧を制御
する必要があることがわかる。さらに反応性イオンエッ
チングの高周波電力をXとすると、I∝X1/2 、E∝X
1/2 と近似できることが知られている。したがって、式
(1)は式(2)のように表される。 V = A・X1/2 ・exp(−B / X1/2 ) ‥‥(2) ただし、式(2)においてA、Bは定数である。
【0014】式(1)、(2)より、エッチング速度を
一定に制御するには次の4種類の方法が考えられる。 (a)イオン入射量、自己バイアス電圧をそれぞれ独立
に逐次制御する。 (b)イオン入射量を一定に保ち、自己バイアス電圧を
逐次制御する。 (c)自己バイアス電圧を一定に保ち、イオン入射量を
逐次制御する。 (d)イオン入射量、自己バイアス電圧を同時に一定に
保つ。 通常の反応性イオンエッチングではエッチング速度を一
定に保つための制御方法として、高周波電力を制御する
ことが一般的である。高周波電力を制御することはエッ
チング速度を(2)式に従って制御していることであ
り、SiO2 の反応性エッチングの場合、上記(d)を
行っていることであると考えられる。しかしながら、C
HF3 の単独ガスまたはCHF3 とC2 F6 との混合ガ
スを用いたコア層の反応性イオンエッチングの場合、高
周波電力を一定に制御しても図1に示すように、自己バ
イアス電圧が累積エッチング時間と共に変化してしま
う。そこで自己バイアス電圧の変化が原因でエッチング
速度を一定に制御することができないと考えられた。
一定に制御するには次の4種類の方法が考えられる。 (a)イオン入射量、自己バイアス電圧をそれぞれ独立
に逐次制御する。 (b)イオン入射量を一定に保ち、自己バイアス電圧を
逐次制御する。 (c)自己バイアス電圧を一定に保ち、イオン入射量を
逐次制御する。 (d)イオン入射量、自己バイアス電圧を同時に一定に
保つ。 通常の反応性イオンエッチングではエッチング速度を一
定に保つための制御方法として、高周波電力を制御する
ことが一般的である。高周波電力を制御することはエッ
チング速度を(2)式に従って制御していることであ
り、SiO2 の反応性エッチングの場合、上記(d)を
行っていることであると考えられる。しかしながら、C
HF3 の単独ガスまたはCHF3 とC2 F6 との混合ガ
スを用いたコア層の反応性イオンエッチングの場合、高
周波電力を一定に制御しても図1に示すように、自己バ
イアス電圧が累積エッチング時間と共に変化してしま
う。そこで自己バイアス電圧の変化が原因でエッチング
速度を一定に制御することができないと考えられた。
【0015】上記から、コア層のエッチング深さを一定
にしようとする、すなわちコア層のエッチング速度を一
定になるようにしようとする場合、上記(a)〜(c)
の制御を行うことにより実現可能であると考えられる。
しかしながら、高周波電源を用いた反応性イオンエッチ
ングでは(a)、(c)は不可能であるが、一定流量、
一定圧力に制御されている場合には、イオン入射量はほ
ぼ一定であると近似できることから、高周波電源を用い
た反応性イオンエッチングでは、上記(b)の制御を行
うことが可能で、自己バイアス電圧を一定になるように
制御することによりCHF3 の単独ガスまたはCHF3
とC2 F6 との混合ガスを用いたコア層のエッチング速
度を制御することが可能となると考えられる。ここで自
己バイアス電圧は設定値に対して±10Vの範囲内に制
御することとし、好ましくは±5Vである。
にしようとする、すなわちコア層のエッチング速度を一
定になるようにしようとする場合、上記(a)〜(c)
の制御を行うことにより実現可能であると考えられる。
しかしながら、高周波電源を用いた反応性イオンエッチ
ングでは(a)、(c)は不可能であるが、一定流量、
一定圧力に制御されている場合には、イオン入射量はほ
ぼ一定であると近似できることから、高周波電源を用い
た反応性イオンエッチングでは、上記(b)の制御を行
うことが可能で、自己バイアス電圧を一定になるように
制御することによりCHF3 の単独ガスまたはCHF3
とC2 F6 との混合ガスを用いたコア層のエッチング速
度を制御することが可能となると考えられる。ここで自
己バイアス電圧は設定値に対して±10Vの範囲内に制
御することとし、好ましくは±5Vである。
【0016】上記から、石英系光導波路のコア層の反応
性イオンエッチング工程において、イオン入射量を一定
に保ち自己バイアス電圧を逐次制御することにより、コ
ア層のエッチング速度を制御できるため、コア層のエッ
チング深さを制御することが可能となる。
性イオンエッチング工程において、イオン入射量を一定
に保ち自己バイアス電圧を逐次制御することにより、コ
ア層のエッチング速度を制御できるため、コア層のエッ
チング深さを制御することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態につい
て、実施例、比較例を挙げ、図2に沿って説明する。 実施例 まず、アンダークラッド層を兼ねた直径100mmの石英
ガラス基板1上に、屈折率制御用添加物であるGeO2
を含んだSiO2 ガラス蒸発材料を用いた電気ビーム蒸
着法により、8μmのコア層2を形成した(図2
(a))。コア層2の屈折率制御用添加物の濃度はコア
層2の屈折率がアンダークラッド層を兼ねた石英ガラス
基板1の屈折率よりも0.3%高くなるように予め蒸発
材料中の屈折率制御用添加物濃度を調整した。
て、実施例、比較例を挙げ、図2に沿って説明する。 実施例 まず、アンダークラッド層を兼ねた直径100mmの石英
ガラス基板1上に、屈折率制御用添加物であるGeO2
を含んだSiO2 ガラス蒸発材料を用いた電気ビーム蒸
着法により、8μmのコア層2を形成した(図2
(a))。コア層2の屈折率制御用添加物の濃度はコア
層2の屈折率がアンダークラッド層を兼ねた石英ガラス
基板1の屈折率よりも0.3%高くなるように予め蒸発
材料中の屈折率制御用添加物濃度を調整した。
【0018】次に、コア層2上にスパッタリング法によ
りコアパターン形成用WSiX マスク層3を厚さ450
nm形成した(図2(b))。
りコアパターン形成用WSiX マスク層3を厚さ450
nm形成した(図2(b))。
【0019】次に、コアパターン形成用WSiX マスク
パターン5を形成するために、通常のフォトリソグラフ
ィーにより、コアパターン形成用WSiX マスク層3上
に、ポジ型レジストパターン4を500nm形成した(図
2(c))。
パターン5を形成するために、通常のフォトリソグラフ
ィーにより、コアパターン形成用WSiX マスク層3上
に、ポジ型レジストパターン4を500nm形成した(図
2(c))。
【0020】次に、コアパターン形成用WSiX マスク
パターン5を形成するために、NF3 ガスを用いた反応
性イオンエッチングにより、図5に示した装置によって
コアパターン形成用WSiX マスクパターン5を形成す
る。チャンバー21内にある高周波電源22が接続され
た下部電極23上に、コア層2、コアパターン形成用W
SiX マスク層3、レジストパターン4を積層した石英
ガラス基板1からなる被エッチング基板7を配置し、チ
ャンバー21に接続されたターボ分子ポンプ24及び油
回転ポンプ25により、5×10-5Paまでチャンバー2
1内を排気した。この後、NF3 ガスを10sccmチャン
バー21内に導入し、自動圧力コントローラーによりチ
ャンバー21内を0.3Paに保ち、13.56MH
z、高周波電力が20Wで一定となるように制御を行い
ながら下部電極23に高周波電力を印加し、10分間の
反応性イオンエッチングを行って、コアパターン形成用
WSiX マスクパターン5を形成した(図2(d))。
パターン5を形成するために、NF3 ガスを用いた反応
性イオンエッチングにより、図5に示した装置によって
コアパターン形成用WSiX マスクパターン5を形成す
る。チャンバー21内にある高周波電源22が接続され
た下部電極23上に、コア層2、コアパターン形成用W
SiX マスク層3、レジストパターン4を積層した石英
ガラス基板1からなる被エッチング基板7を配置し、チ
ャンバー21に接続されたターボ分子ポンプ24及び油
回転ポンプ25により、5×10-5Paまでチャンバー2
1内を排気した。この後、NF3 ガスを10sccmチャン
バー21内に導入し、自動圧力コントローラーによりチ
ャンバー21内を0.3Paに保ち、13.56MH
z、高周波電力が20Wで一定となるように制御を行い
ながら下部電極23に高周波電力を印加し、10分間の
反応性イオンエッチングを行って、コアパターン形成用
WSiX マスクパターン5を形成した(図2(d))。
【0021】次に、コアパターン形成用WSiX マスク
パターン5上に残ったフォトレジストパターン4の除去
を行う。チャンバー21内にある高周波電源22が接続
された下部電極23上に、コア層2、コアパターン形成
用WSiX マスクパターン5、フォトレジストパターン
4を積層した石英ガラス基板1からなる被エッチング基
板7を配置し、チャンバー21に接続されたターボ分子
ポンプ24及び油回転ポンプ25により、5×10-5Pa
までチャンバー21内を排気した。この後、O2 ガスを
50sccmチャンバー21内に導入し、自動圧力コントロ
ーラーによりチャンバー21内を0.9Paに保ち、1
3.56MHz、高周波電力が80Wで一定となるよう
に制御を行いながら下部電極23に高周波電力を印加
し、5分間の反応性イオンエッチングを行って、フォト
レジストパターンの除去を行った(図2(e))。
パターン5上に残ったフォトレジストパターン4の除去
を行う。チャンバー21内にある高周波電源22が接続
された下部電極23上に、コア層2、コアパターン形成
用WSiX マスクパターン5、フォトレジストパターン
4を積層した石英ガラス基板1からなる被エッチング基
板7を配置し、チャンバー21に接続されたターボ分子
ポンプ24及び油回転ポンプ25により、5×10-5Pa
までチャンバー21内を排気した。この後、O2 ガスを
50sccmチャンバー21内に導入し、自動圧力コントロ
ーラーによりチャンバー21内を0.9Paに保ち、1
3.56MHz、高周波電力が80Wで一定となるよう
に制御を行いながら下部電極23に高周波電力を印加
し、5分間の反応性イオンエッチングを行って、フォト
レジストパターンの除去を行った(図2(e))。
【0022】次にコアパターン形成用WSiX マスクパ
ターン5を用いてコアパターン6を形成する。チャンバ
ー21内にある高周波電源22が接続された下部電極2
3上に、コア層2、コアパターン形成用WSiX マスク
パターン5を積層した石英ガラス基板1からなる被エッ
チング基板7を配置し、チャンバー21に接続されたタ
ーボ分子ポンプ24及び油回転ポンプ25により、5×
10-5Paまでチャンバー21内を排気した。この後、C
HF3 ガスを100sccmチャンバー21内に導入し、自
動圧力コントローラーによりチャンバー21内を0.3
Paに保ち、13.56MHz、自己バイアス電圧が1
kVで一定となるように制御を行いながら下部電極23
に高周波電力を印加し、120分間の反応性イオンエッ
チングを行って、コアパターン6を形成した(図2
(f))。この時のコア層2のエッチング速度とコアパ
ターン形成用WSiX マスクパターン5のエッチング速
度との比である選択比は25であった。
ターン5を用いてコアパターン6を形成する。チャンバ
ー21内にある高周波電源22が接続された下部電極2
3上に、コア層2、コアパターン形成用WSiX マスク
パターン5を積層した石英ガラス基板1からなる被エッ
チング基板7を配置し、チャンバー21に接続されたタ
ーボ分子ポンプ24及び油回転ポンプ25により、5×
10-5Paまでチャンバー21内を排気した。この後、C
HF3 ガスを100sccmチャンバー21内に導入し、自
動圧力コントローラーによりチャンバー21内を0.3
Paに保ち、13.56MHz、自己バイアス電圧が1
kVで一定となるように制御を行いながら下部電極23
に高周波電力を印加し、120分間の反応性イオンエッ
チングを行って、コアパターン6を形成した(図2
(f))。この時のコア層2のエッチング速度とコアパ
ターン形成用WSiX マスクパターン5のエッチング速
度との比である選択比は25であった。
【0023】次に、コアパターン6上に残ったコアパタ
ーン形成用WSiX マスクパターン5の除去を行う。チ
ャンバー21内にある高周波電源22が接続された下部
電極23上に、コアパターン6、コアパターン形成用W
SiX マスクパターン5を積層した石英ガラス基板1か
らなる被エッチング基板7を配置し、チャンバー21に
接続されたターボ分子ポンプ24及び油回転ポンプ25
により、5×10-5Paまでチャンバー21内を排気し
た。この後、NF3 ガスを10sccmチャンバー21内に
導入し、自動圧力コントローラーによりチャンバー21
内を0.3Paに保ち、13.56MHz、高周波電力
が20Wで一定となるように制御を行いながら下部電極
23に高周波電力を印加し、10分間の反応性イオンエ
ッチングを行って、コアパターン形成用WSiX マスク
パターン5の除去を行った(図2(g))。
ーン形成用WSiX マスクパターン5の除去を行う。チ
ャンバー21内にある高周波電源22が接続された下部
電極23上に、コアパターン6、コアパターン形成用W
SiX マスクパターン5を積層した石英ガラス基板1か
らなる被エッチング基板7を配置し、チャンバー21に
接続されたターボ分子ポンプ24及び油回転ポンプ25
により、5×10-5Paまでチャンバー21内を排気し
た。この後、NF3 ガスを10sccmチャンバー21内に
導入し、自動圧力コントローラーによりチャンバー21
内を0.3Paに保ち、13.56MHz、高周波電力
が20Wで一定となるように制御を行いながら下部電極
23に高周波電力を印加し、10分間の反応性イオンエ
ッチングを行って、コアパターン形成用WSiX マスク
パターン5の除去を行った(図2(g))。
【0024】以上の方法により10バッチ、反応性イオ
ンエッチングによるコアパターンの製造を行い、コア層
のエッチング深さの測定を、走査型電子顕微鏡の形状観
察からの寸法計測により行った。図3に10バッチの製
造におけるコア層のエッチング深さを示す。バッチ数に
かかわらずエッチング深さの減少は見られなかった。
ンエッチングによるコアパターンの製造を行い、コア層
のエッチング深さの測定を、走査型電子顕微鏡の形状観
察からの寸法計測により行った。図3に10バッチの製
造におけるコア層のエッチング深さを示す。バッチ数に
かかわらずエッチング深さの減少は見られなかった。
【0025】比較例 比較のために、コアパターン形成用WSiX マスクパタ
ーン5を用いてコアパターン6を形成する工程におい
て、高周波電力を300Wで一定とした以外は、実施例
と同様に行った。このコアパターン6の形成工程では、
自己バイアス電圧は730Vから160Vへ、徐々に変
化した。また、この時のコア層2のエッチング速度とコ
アパターン形成用WSiX マスクパターン5のエッチン
グ速度との比である選択比も、25から13へ、徐々に
変化した。図4に10バッチの製造におけるコア層のエ
ッチング深さを示す。バッチ数が多くなるに従って、エ
ッチング深さの減少が見られた。
ーン5を用いてコアパターン6を形成する工程におい
て、高周波電力を300Wで一定とした以外は、実施例
と同様に行った。このコアパターン6の形成工程では、
自己バイアス電圧は730Vから160Vへ、徐々に変
化した。また、この時のコア層2のエッチング速度とコ
アパターン形成用WSiX マスクパターン5のエッチン
グ速度との比である選択比も、25から13へ、徐々に
変化した。図4に10バッチの製造におけるコア層のエ
ッチング深さを示す。バッチ数が多くなるに従って、エ
ッチング深さの減少が見られた。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、連続してコア層のエッ
チングを行っても、バッチ数を問わず、再現性良くコア
層のエッチング深さを制御することができ、安定して石
英系光導波路を製造することができる。さらに、上記製
造方法により形成した石英系光導波路を使用することに
より、光学特性の安定した光部品を提供することができ
る。
チングを行っても、バッチ数を問わず、再現性良くコア
層のエッチング深さを制御することができ、安定して石
英系光導波路を製造することができる。さらに、上記製
造方法により形成した石英系光導波路を使用することに
より、光学特性の安定した光部品を提供することができ
る。
【図1】自己バイアス電圧の、累積エッチング時間によ
る変化を示す図である。
る変化を示す図である。
【図2】コア層のエッチング工程を示す概略図である。
(a)〜(g)は、各工程における断面概略図である。
(a)〜(g)は、各工程における断面概略図である。
【図3】本発明の実施例における各バッチのコア層のエ
ッチング深さを示す図である。
ッチング深さを示す図である。
【図4】本発明の比較例における各バッチのコア層のエ
ッチング深さを示す図である。
ッチング深さを示す図である。
【図5】反応性イオンエッチング装置の概略図である。
1 石英ガラス基板 2 コア層 3 コアパターン形成用WSiX マスク層 4 レジストパターン 5 コアパターン形成用WSiX マスクパターン 6 コアパターン 7 被エッチング基板 21 チャンバー 22 高周波電源 23 下部電極 24 ターボ分子ポンプ 25 油回転ポンプ
Claims (2)
- 【請求項1】 反応性イオンエッチングによりコアパタ
ーンが形成されてなる石英系光導波路において、コア層
の反応性イオンエッチング時の自己バイアス電圧を一定
になるように制御することによりコアパターンが形成さ
れてなることを特徴とする石英系光導波路。 - 【請求項2】 反応性イオンエッチングによりコアパタ
ーンを形成する石英系光導波路の製造方法において、コ
ア層の反応性イオンエッチング時の自己バイアス電圧を
一定になるように制御することを特徴とする石英系光導
波路の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17858595A JPH0933741A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 石英系光導波路及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17858595A JPH0933741A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 石英系光導波路及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0933741A true JPH0933741A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16051053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17858595A Pending JPH0933741A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 石英系光導波路及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0933741A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990035454A (ko) * | 1997-10-31 | 1999-05-15 | 윤종용 | 단일 챔버내에서 평면 광 도파로를 제작하는 방법 |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP17858595A patent/JPH0933741A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990035454A (ko) * | 1997-10-31 | 1999-05-15 | 윤종용 | 단일 챔버내에서 평면 광 도파로를 제작하는 방법 |
| US6177290B1 (en) | 1997-10-31 | 2001-01-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of fabricating planar optical waveguides in one chamber |
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