JPH093416A - 粘着テープもしくはシート及びそれによる接続方法 - Google Patents

粘着テープもしくはシート及びそれによる接続方法

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JPH093416A
JPH093416A JP15459395A JP15459395A JPH093416A JP H093416 A JPH093416 A JP H093416A JP 15459395 A JP15459395 A JP 15459395A JP 15459395 A JP15459395 A JP 15459395A JP H093416 A JPH093416 A JP H093416A
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JP
Japan
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adhesive tape
sheet
pressure
sensitive adhesive
adhesive
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JP15459395A
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Inventor
Takahiro Fukushima
孝弘 福島
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 一年を通した環境温度のいずれの時期、時間
帯においても、常に、初期粘着力と十分な剪断強度を有
する粘着テープもしくはシート及び該粘着テープもしく
はシートを用いて、作業場の温度変化に拘わらず接続不
良による工程トラブルのない長尺シートの接続方法を提
供する。 【構成】 基材の少なくとも一面に粘着剤層を有する粘
着テープもしくはシートであって、その粘着剤層に異な
るガラス転移温度(Tg)を有する2種類以上の粘着剤
が露出するように設けられている粘着テープもしくはシ
ート及び巻き出し終了間際の巻重されたシート状物の終
端部と、他の巻重されたシート状物の始端部とを接続す
る際に、接続部の幅方向に亘って粘着テープもしくはシ
ートを貼付することにより接続する接続方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粘着テープもしくはシー
ト及びそれによる接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロール状に巻重された織布、不織布、
紙、合成樹脂等の長尺シートは、粘着加工、離型処理、
下塗加工、印刷加工、ラミネート加工等の各種加工がな
されるが、その終端部は適宜芯体に巻重されており、該
長尺シートが上記の如き各種加工がなされて、終に近づ
かないと、次のロール状に巻重された新たな長尺シート
の始端部と接続することはできない。
【0003】このようなロール状に巻重された長尺シー
ト同士の接続は、その加工速度にもよるが、一般に高速
で処理されるものであるので、自動接続装置によって行
われる。上記自動接続装置の例としては、例えば、特開
昭56−37947号公報に、旧紙基材に重ねた新紙基
材先端の接着剤層を旧紙基材の送り出し側で検知する光
電管と、光電管の指令により接着剤層と旧紙基材を固着
するための近接離反自在な上下一対のプレスと、プレス
と連動して新紙基材と旧紙基材を上下に引き離すための
上下引き離し装置と、新紙基材から引き離された旧紙基
材を切断するためのカッターとを具備して成る自動紙継
装置が開示されている。
【0004】上記特開昭56−37947号公報に記載
されている自動紙継装置においては、接着剤層としてホ
ットメルト型粘着剤を用いている。前記する如く、旧紙
基材、新紙基材の長尺シートは、前記する粘着加工、離
型処理、下塗加工、印刷加工、ラミネート加工等の各種
加工工程において、乾燥や貼合わせのために50〜20
0℃に加熱されるので、該接続に用いられる粘着剤に
は、上記温度の加熱に耐え得る耐熱性と、該温度に加熱
された状態で上記長尺シートの長手方向に負荷される剪
断力に耐え得る接着強度が要求される。
【0005】上記耐熱性と剪断力を要求される粘着剤と
しては、一般的に、0℃以上の高いガラス転移温度(T
g)と上記各種加工工程における温度域において高い剪
断強度を発現する高い凝集力を有する粘着剤が選択使用
される。しかし、このような粘着剤は、0℃付近の温度
で殆どタックがなくなり、初期接着力が低下するので、
作業場が空気調和されていなくて冬期等の低温時や、段
ボールの製箱や封緘、発泡スチロール製箱の封緘等を各
々の専用機で機械貼りする場合、貼付の圧着力が低いた
めに上記低温時に、しばしば前記接続作業において接続
不良や貼付不良による工程トラブルが頻発することにな
る。
【0006】一般に粘着剤のTgが高くなると、粘着力
及び凝集力は高くなるが、初期粘着力に影響するタック
が低下する傾向にある。逆に、粘着剤のTgが低くなる
と、タックは高くなるが、粘着力及び凝集力は低下して
しまう。上記の粘着力及び凝集力とタックの関係から、
両者の調和をはかるため、例えば、ゴム系粘着剤におい
ては、ロジン、ロジン誘導体、ポリテルペン樹脂、テル
ペンフェノール樹脂、石油系樹脂、クマロン−インデン
系樹脂等の粘着付与樹脂を添加し、アクリル系粘着剤に
おいては、Tgの低いポリマーを与えるC4 〜C 9 のア
クリル酸アルキルエステルやC10〜C12のメタクリル酸
アルキルエステルに、Tgの高いポリマーを与える側鎖
の短いアクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸アル
キルエステル、酢酸ビニル、スチレン等を共重合し、且
つ、架橋を行うことにより、凝集力を高め、粘着特性を
維持していた。然るに、上記の如く1種類の粘着剤では
その配合によってTgが限定されてしまい、粘着力及び
凝集力とタックの関係からどうしても使用温度範囲を常
温付近に限定する傾向にあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の事実
に鑑みなされたものであって、その目的とするところ
は、一年を通した環境温度のいずれの時期、時間帯にお
いても、常に、初期粘着力と十分な剪断強度を有する粘
着テープもしくはシート及び該粘着テープもしくはシー
トを用いて、作業場の温度変化に拘わらず接続不良によ
る工程トラブルのない長尺シートの接続方法を提供する
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、基材の少なくとも一面に粘着剤層を有する粘着テー
プもしくはシートであって、その粘着剤層に異なるガラ
ス転移温度(Tg)を有する2種類以上の粘着剤が露出
するように設けられていることを特徴とする粘着テープ
もしくはシートをその要旨とするものであり、
【0009】又、請求項2記載の本発明は、巻き出し終
了間際の巻重されたシート状物の終端部と、他の巻重さ
れたシート状物の始端部とを接続する際に、接続部の幅
方向に亘って請求項1記載の粘着テープもしくはシート
を貼付することにより接続することを特徴とする接続方
法をその要旨とするものである。
【0010】請求項1記載の本発明の粘着テープもしく
はシートに用いられる基材は、ロール状に巻重されたシ
ート状物の始端部と現在使用されているロール状に巻重
されたシート状物の終端部とを幅方向に容易に接着で
き、加工工程に供給し、該加工工程での温度雰囲気中に
おいて十分な接続強度を与えるものであれば特に限定さ
れるものではないが、例えば、可塑化塩化ビニル系樹脂
フィルム、2軸延伸ポリプロピレンフィルム、2軸延伸
ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエステル繊
維織布、片面ポリエチレンフィルムラミネートクラフト
紙等が挙げられる。
【0011】上記基材の少なくとも一面に設けられる異
なるガラス転移温度(Tg)を有する複数種の粘着剤層
は、特にその材質を限定されるものではないが、例え
ば、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤等が挙げられる。
就中、C4 〜C9 のアクリル酸アルキルエステルやC10
〜C12のメタクリル酸アルキルエステル等は低いTgを
与える粘着剤として好適に使用できる。又、上記Tgの
値は、冬期0℃付近の作業環境を考慮し、Tgが−15
℃以下の粘着剤と、加工等の各種加工工程での加熱とロ
ール状に巻重されたシート状物品の引出し方向に対して
接続部の粘着テープもしくはシートに負荷される剪断力
に耐え得るものであるために、Tgが0℃以上で且つ上
記加熱雰囲気においても十分高い凝集力を有する粘着剤
からなるものが好適に使用される。
【0012】上記複数種の粘着剤層のTgは、わが国本
州では−20℃と0℃の組み合わせ、より寒冷な北海道
地区等では−30℃と0℃の組み合わせ、より温暖な九
州地区等では若干高温側にシフトする等地域毎に若干の
調整がなされる。上記複数種の粘着剤層のTgの差とし
ては、地域や取り扱う被着物の性状、その他加工の条件
等を考慮して15〜30℃程度、好ましくは15〜20
℃程度で設定される。本発明における上記Tgは、動的
粘弾性測定(測定周波数10Hz)によるtanδ値か
ら求められる。
【0013】上記の粘着剤を用いて、基材の少なくとも
一面に設けられる異なるガラス転移温度(Tg)を有す
る複数種の粘着剤層は、基材の長手方向に交互に細い帯
条で設けられてもよく、又、上記基材の長手方向に直交
する幅方向に交互に細い帯条で設けられてもよく、又、
上記基材の長手方向に斜交する交互に細い帯条で設けら
れてもよく、小さな丸や三角や星印等の独立した形状の
網点状模様とこれらを埋める連続した部分をほぼ同面積
にして設けられてもよい。
【0014】上記粘着剤層は基材の一面のみに設けられ
たものである場合、ロール状に巻重されたシート状物の
始端部の幅方向に貼付される粘着テープもしくはシート
は、上記ロール状に巻重されたシート状物の始端部の幅
方向に貼付された部分の面積にほぼ等しい面積を上記ロ
ール状に巻重されたシート状物の始端部の先端に、加工
工程に既にあるロール状に巻重されたシート状物の終端
部付近に貼着される粘着剤層として舌片状に残して貼付
されればよく、上記粘着剤層が基材の両面に設けられた
ものである場合は、ロール状に巻重されたシート状物の
始端部の幅方向に貼付された面の反対の面で、加工工程
に既にあるロール状に巻重されたシート状物の終端部付
近に貼着すればよい。
【0015】
【作用】請求項1記載の本発明の粘着テープもしくはシ
ートは、基材の少なくとも一面に粘着剤層を有する粘着
テープもしくはシートであって、その粘着面に異なるガ
ラス転移温度(Tg)を有する2種類以上の粘着剤が露
出するように設けられているものであるので、通常保管
倉庫内部の一年を通した環境温度−10〜40℃のいず
れの時期、時間帯においても、常に、初期粘着力と十分
な剪断強度を有する粘着テープもしくはシートとして使
用できる。就中、例えば、段ボール箱の組み立てや封緘
等の重包装分野の粘着テープや後述する請求項2記載の
本発明の接続方法に用いられる長尺シート巻重体の各種
加工工程における継ぎ用粘着テープとして好適に使用で
きる。
【0016】請求項1記載の本発明の粘着テープもしく
はシートが上記重包装分野の粘着テープとして、例え
ば、段ボール箱の組み立てや封緘に使用され、商品を容
入した状態で保管倉庫に長期間保管された場合でも、寒
冷時に粘着剤層が硬くなり、粘着力が低下し、もしくは
夏季高温時に粘着剤層が軟化して、粘着力が低下して粘
着テープが剥離したり、浮き上がったりして段ボール箱
内の商品を汚損する等、環境温度の予測可能な変動範囲
におけるトラブルの発生を防止できる。特に、上記の如
く請求項1記載の本発明の粘着テープもしくはシートの
使用温度範囲が著しく拡大できるので、例えば、段ボー
ル製函機の場合、Iシールで十分な封緘強度を有するも
のとなり、材料費及び製箱工数ともにコストダウンに大
いに貢献する。
【0017】請求項2記載の接続方法は、巻き出し終了
間際の巻重されたシート状物の終端部と、他の巻重され
たシート状物の始端部とを接続する際に、接続部の幅方
向に亘って請求項1記載の粘着テープもしくはシートを
貼付することにより接続するものであるので、作業場の
一年を通した環境温度−10〜40℃のいずれの時期、
時間帯においても、接着不良による工程トラブルを起こ
すことなく長尺シートを接続することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0019】(実施例1)図1に示す如く、厚さ50μ
m×幅50mmの2軸延伸ポリプロピレンフィルムを基
材1とし、その一面をコロナ放電処理し、該コロナ放電
処理面上に下塗剤2を塗布し、粘着剤層3として、上記
基材の長手方向に厚さ30μm×幅5mmのTg0℃の
ゴム系粘着剤からなる粘着剤層31とTg−20℃のゴ
ム系粘着剤からなる異なるTgを有する粘着剤層32と
を交互に設けた粘着テープ4を作製した。
【0020】得られた粘着テープの性能を評価するた
め、表1に示すSP粘着力、ボールタック、紙む
しり性、及び段ボール封緘性について測定、評価し
た。猶、SP粘着力及びボールタックの試験は、J
IS Z 0237に準拠して測定した。又、紙むし
り性については、表1に示す測定条件において、図2に
示す如く、被検粘着テープ4を段ボール5の平板部分に
貼付し、2kgローラーで1往復して圧着し、直ちに粘
着テープ4を180°剥離して、段ボールの紙むしり性
を評価した。評価は、◎:粘着テープの粘着剤層全面に
段ボールの表面の紙を強く接着してむしり取ったもの、
○:粘着テープの粘着剤層面の70%程度(100未満
〜50%)に段ボールの表面の紙を接着してむしり取っ
たもの、△:粘着テープの粘着剤層面の30%程度(5
0%未満〜10%)に段ボールの表面の紙を接着してむ
しり取ったもの、×:実質的に段ボールの表面の紙のむ
しりのないもの、の4段階で行った。
【0021】段ボール封緘性については、これとは別
に、粘着力及び凝集力を評価するために、表1に示す測
定条件において、図3に示す如く、段ボール箱6の底部
フラップ61、62の継ぎ目に跨がって100gのロー
ラーで圧着してIシールを行い、粘着テープ4の端部4
1は両側面に50mm延長して貼付した。上記の如く調
製された試料について上記各測定条件にIシール面を側
方に向けて48時間放置した後、段ボール箱6自体の反
発力による上記圧着した粘着テープ4の状態の変化を観
察評価した。評価は、◎:段ボールの底部フラップ6
1、62と共に粘着テープ4の浮きがなかったもの、
○:上記テープの粘着テープ4の浮きの程度が小さく、
平均して30%程度のものに発生したもの、△:上記テ
ープの粘着テープ4の浮きの程度が大きく、平均して7
0%程度のものに発生したもの、×:全く接着しないも
のもしくは一旦接着したが上記時間経過中に剥離したも
の、の4段階で行った。評価結果は表1に示す。
【0022】(実施例2)実施例1のゴム系粘着剤に替
えて、Tg0℃のアクリル系粘着剤とTg−20℃のア
クリル系粘着剤とを使用したこと以外、実施例1と同様
にして粘着テープを作製した。得られた粘着テープの性
能評価は、実施例1と同様に行った。
【0023】(実施例3)実施例1のTg−20℃のゴ
ム系粘着剤と実施例2のTg0℃のアクリル系粘着剤を
用いたこと以外、実施例1と同様にして粘着テープを作
製した。得られた粘着テープの性能評価は、実施例1と
同様に行った。
【0024】(比較例1)実施例1のTg0℃のゴム系
粘着剤のみを用いたこと以外、実施例1と同様にして粘
着テープを作製した。得られた粘着テープの性能評価
は、実施例1と同様に行った。
【0025】(比較例2)実施例1のTg−20℃のゴ
ム系粘着剤のみを用いたこと以外、実施例1と同様にし
て粘着テープを作製した。得られた粘着テープの性能評
価は、実施例1と同様に行った。
【0026】(比較例3)実施例2のTg0℃のアクリ
ル系粘着剤のみを用いたこと以外、実施例2と同様にし
て粘着テープを作製した。得られた粘着テープの性能評
価は、実施例1と同様に行った。
【0027】(比較例4)実施例2のTg−20℃のア
クリル系粘着剤のみを用いたこと以外、実施例2と同様
にして粘着テープを作製した。得られた粘着テープの性
能評価は、実施例1と同様に行った。
【0028】
【表1】
【0029】(実施例4)実施例1の厚さ50μm×幅
50mmの2軸延伸ポリプロピレンフィルムからなる基
材に替えて、厚さ50μm×幅200mmの2軸延伸ポ
リエチレンテレフタレートフィルムを基材とし、その両
面をコロナ放電処理し、該コロナ放電処理面上に下塗剤
を塗布し、粘着剤層として、上記基材の長手方向に厚さ
30μm×幅20mmのTg0℃のゴム系粘着剤層とT
g−20℃のゴム系粘着剤層とを交互に設けた両面粘着
テープを作製した。
【0030】(実施例5)実施例4のTg0℃のゴム系
粘着剤とTg−20℃のゴム系粘着剤に替えて、Tg0
℃のアクリル系粘着剤とTg−20℃のアクリル系粘着
剤を用いたこと以外、実施例4と同様にして両面粘着テ
ープを作製した。
【0031】(比較例5)実施例4のTg0℃のゴム系
粘着剤とTg−20℃のゴム系粘着剤に替えて、Tg0
℃のゴム系粘着剤のみを使用し厚さ30μmの粘着剤層
を形成し、両面粘着テープを作製した。
【0032】(比較例6)実施例4のTg0℃のゴム系
粘着剤とTg−20℃のゴム系粘着剤に替えて、Tg−
20℃のゴム系粘着剤のみを使用し厚さ30μmの粘着
剤層を形成し、両面粘着テープを作製した。
【0033】(実施例6)図4に示される新原反ロール
8は、幅1335mm、長さ10,000mのポリエス
テル繊維織布が芯体81に巻重されたものである。上記
新原反ロール8のポリエステル繊維織布巻重体の巻終わ
り端部82に、実施例4で得られた両面粘着テープ7の
一面を図4に示す如く貼付し、反対の面を図5に示す如
く加工中の同種、同サイズのポリエステル繊維織布の終
端部に接続し得るように、該両面粘着テープの粘着力よ
り小さい粘着力の細幅の仮止め粘着テープ83、83、
・・・で巻終わり端部82に貼付された両面粘着テープ
7を新原反ロール8に仮止めした。
【0034】上記の如く準備された新原反ロール8は、
加工中の旧原反ロールの図5中の矢印で示す巻き戻し方
向と同方向に回転可能に原反繰出装置にセットされ、旧
原反ロールのポリエステル繊維織布9の巻終わり端部付
近91を、接続時に下降するタッチロール10によっ
て、原反繰出装置にセットされた新原反ロール8の巻終
わり端部82に貼付された両面粘着テープ7の粘着剤層
に押圧し、上記旧原反ロールの巻終わり端部の不要部分
を必要に応じてカッター11によって切断し、新旧原反
ロールのポリエステル繊維織布を工程を中断することな
く接続した。
【0035】(実施例7)実施例5で得られた両面粘着
テープを、実施例6と同様に新原反ロールに貼付し、実
施例6と同様に旧原反ロールの巻終わり端部付近に接続
し、新旧原反ロールのポリエステル繊維織布を工程を中
断することなく接続した。
【0036】(比較例7〜8)比較例5及び6で得られ
た両面粘着テープを、実施例6と同様に新原反ロールに
各々貼付し、実施例6と同様に旧原反ロールの巻終わり
端部付近に接続し、新旧原反ロールのポリエステル繊維
織布を工程を中断することなく各々接続した。
【0037】上記実施例4〜5、比較例5〜6で得られ
た両面粘着テープ用いた上記実施例6〜7、比較例7〜
8の接続方法の評価は、表2に示す作業場の各温度条件
において各々連続する72時間の粘着加工工程において
なされた。評価結果は表2に示す。評価の◎は評価期間
中、両面粘着テープの性能に起因するポリエステル繊維
織布新旧原反の継ぎ失敗がなかったもの、○は上記継ぎ
失敗が1%未満であったもの、△は20%未満であった
もの、×は上記継ぎ失敗が20%以上であったもの又は
接続ができなかったもの、の4段階で評価した。
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】本発明の粘着テープもしくはシート及び
それによる接続方法は、叙上の如く構成されているの
で、一年を通した環境温度のいずれの時期、時間帯にお
いても、常に、初期粘着力と十分な剪断強度を有する粘
着テープもしくはシートして使用できる。就中、例え
ば、段ボール箱の組み立てや封緘等の重包装分野の粘着
テープや請求項2記載の本発明の接続方法に用いられる
長尺シート巻重体の各種加工工程における継ぎ用粘着テ
ープ及びそれによる接続方法として好適に使用できる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の本発明の粘着テープもしくはシ
ートの一実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図2】請求項1記載の本発明の粘着テープもしくはシ
ートの性能評価の一実施態様を説明するための説明図で
ある。
【図3】請求項1記載の本発明の粘着テープもしくはシ
ートの性能評価の他の実施態様を説明するための説明図
である。
【図4】請求項2記載の本発明のの粘着テープもしくは
シートによる接続方法の一実施例を説明するための斜視
図である。
【図5】図4に示す本発明の請求項1記載の粘着テープ
もしくはシートによる接続方法の説明図である。
【符号の説明】
1 基材 2 下塗剤 3 粘着剤層 31 特定Tgを有する粘着剤層 32 異なるTgを有する粘着剤層 4 粘着テープ 41 粘着テープ端部 5 段ボール 6 段ボール箱 61、62 底部フラップ 7 両面粘着テープ 8 新原反ロール 81 芯体 82 巻終わり端部 83 仮止め粘着テープ 9 旧原反ロールに巻重された織布 10 タッチロール 11 カッター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の少なくとも一面に粘着剤層を有す
    る粘着テープもしくはシートであって、その粘着剤層に
    異なるガラス転移温度(Tg)を有する2種類以上の粘
    着剤が露出するように設けられていることを特徴とする
    粘着テープもしくはシート。
  2. 【請求項2】 巻き出し終了間際の巻重されたシート状
    物の終端部と、他の巻重されたシート状物の始端部とを
    接続する際に、接続部の幅方向に亘って請求項1記載の
    粘着テープもしくはシートを貼付することにより接続す
    ることを特徴とする接続方法。
JP15459395A 1995-06-21 1995-06-21 粘着テープもしくはシート及びそれによる接続方法 Pending JPH093416A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0906377A4 (en) * 1997-03-11 2001-11-21 Avery Dennison Corp COMPOSITE STICKER
JP2008089838A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Sharp Corp 表示装置の筐体構造及びそれを備えた携帯機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0906377A4 (en) * 1997-03-11 2001-11-21 Avery Dennison Corp COMPOSITE STICKER
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