JPH0934534A - プラントシミュレーションシステム - Google Patents
プラントシミュレーションシステムInfo
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- JPH0934534A JPH0934534A JP20516295A JP20516295A JPH0934534A JP H0934534 A JPH0934534 A JP H0934534A JP 20516295 A JP20516295 A JP 20516295A JP 20516295 A JP20516295 A JP 20516295A JP H0934534 A JPH0934534 A JP H0934534A
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- Japan
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- plant
- control device
- simulation
- program
- simulation program
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被検証対象である制御装置の検証に要する時
間を短縮して、作業効率を向上させるに好適なプラント
シミュレーションシステムを提供することにある。 【構成】 制御装置を検証装置1単体でシミュレーショ
ンする時は、切替手段8を閉、切替手段10を開として
制御装置11を検証装置1から切離し、制御装置模擬プ
ログラム7とプラント模擬プログラム5を実時間より短
時間で高速でシミュレーションするようにプログラム起
動調整手段3が働き、制御装置を検証する際の参照用の
応答特性を短時間で得る。制御装置を検証する際は、切
替手段8を開、切替手段10を閉にし、プログラム起動
調整手段がプラント模擬プログラムを制御装置の演算周
期に対応させて起動させ、実時間で制御装置を検証試験
し、この際に事前に得られている参照用の応答特性と比
較することにより、制御装置の良否の検証を行う。
間を短縮して、作業効率を向上させるに好適なプラント
シミュレーションシステムを提供することにある。 【構成】 制御装置を検証装置1単体でシミュレーショ
ンする時は、切替手段8を閉、切替手段10を開として
制御装置11を検証装置1から切離し、制御装置模擬プ
ログラム7とプラント模擬プログラム5を実時間より短
時間で高速でシミュレーションするようにプログラム起
動調整手段3が働き、制御装置を検証する際の参照用の
応答特性を短時間で得る。制御装置を検証する際は、切
替手段8を開、切替手段10を閉にし、プログラム起動
調整手段がプラント模擬プログラムを制御装置の演算周
期に対応させて起動させ、実時間で制御装置を検証試験
し、この際に事前に得られている参照用の応答特性と比
較することにより、制御装置の良否の検証を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントの制御装置の
検証を行うプラントシミュレーションシステムに関す
る。
検証を行うプラントシミュレーションシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プラントの制御装置には専用の計
算機が使用され、この専用の計算機には、制御装置が制
御の仕様に従った所定の制御機能を発揮すべくソフトウ
ェアが搭載されている。ところで、この専用の計算機
は、汎用の計算機に比べて、アナログ信号やディジタル
信号の入出力処理等の制御に係る部分で優れているが、
使用するソフトウェアが汎用の計算機と比べて制約が多
い。このため、例えば、べき乗計算、指数関数計算や対
数計算等において、設計者が近似式や近似的な関数を作
成して制御機能に組み込む必要がある。この結果、制御
装置固有のソフトウェア(マクロ命令等)を組み合わせ
て、その制御機能を作成することになる。しかし、この
作成の際に、バッグが入ったりして仕様通りの機能を実
現できない場合がある。これに対して、シミュレータ装
置においては、汎用的な計算機を用いることが多く、上
記の様な問題を発生することはない。また、制御機能に
係る仕様は大型計算機等による解析結果を基に決定する
ことが一般的であり、解析に用いたプログラムをそのま
まシミュレータ装置に移植することは容易である。従っ
て、シミュレータ装置によって作成される目標レファレ
ンス特性を正解として扱って、これと比較して制御装置
の機能を検証することが行われている。この種、制御装
置の機能を検証するシミュレーションシステムとして
は、例えば特開平2−154290号公報に記載されて
いるように、被検証対象である制御装置と接続してプラ
ントの特性をシミュレーションするシミュレータ装置が
ある。このシミュレータ装置においては、制御装置が備
えるべき機能と同等機能のソフトウェアを具備し、これ
を実行させて目標レファレンス特性を得、制御装置の検
証結果と目標レファレンス特性とを比較して実機の良否
の判定をより明確にするようにしている。
算機が使用され、この専用の計算機には、制御装置が制
御の仕様に従った所定の制御機能を発揮すべくソフトウ
ェアが搭載されている。ところで、この専用の計算機
は、汎用の計算機に比べて、アナログ信号やディジタル
信号の入出力処理等の制御に係る部分で優れているが、
使用するソフトウェアが汎用の計算機と比べて制約が多
い。このため、例えば、べき乗計算、指数関数計算や対
数計算等において、設計者が近似式や近似的な関数を作
成して制御機能に組み込む必要がある。この結果、制御
装置固有のソフトウェア(マクロ命令等)を組み合わせ
て、その制御機能を作成することになる。しかし、この
作成の際に、バッグが入ったりして仕様通りの機能を実
現できない場合がある。これに対して、シミュレータ装
置においては、汎用的な計算機を用いることが多く、上
記の様な問題を発生することはない。また、制御機能に
係る仕様は大型計算機等による解析結果を基に決定する
ことが一般的であり、解析に用いたプログラムをそのま
まシミュレータ装置に移植することは容易である。従っ
て、シミュレータ装置によって作成される目標レファレ
ンス特性を正解として扱って、これと比較して制御装置
の機能を検証することが行われている。この種、制御装
置の機能を検証するシミュレーションシステムとして
は、例えば特開平2−154290号公報に記載されて
いるように、被検証対象である制御装置と接続してプラ
ントの特性をシミュレーションするシミュレータ装置が
ある。このシミュレータ装置においては、制御装置が備
えるべき機能と同等機能のソフトウェアを具備し、これ
を実行させて目標レファレンス特性を得、制御装置の検
証結果と目標レファレンス特性とを比較して実機の良否
の判定をより明確にするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシミュ
レータ装置においては、制御装置の検証時間を短縮して
作業効率の向上を図ることは何ら考慮されていない。制
御装置の検証においては、各種の事象に対して正しく制
御がなされるか、あるいはプラント起動から定格出力ま
での各種運転モード毎に正しく制御がなされるか等、非
常に多くの検証項目があり、これらの検証に費やす時間
は数千時間にも及ぶ場合が多い。このため、従来例にお
いては、目標レファレンス特性を得るための作業と、実
機の制御装置を検証するための作業により、検証作業の
時間が2倍にも及び、作業効率が悪いという問題があ
る。
レータ装置においては、制御装置の検証時間を短縮して
作業効率の向上を図ることは何ら考慮されていない。制
御装置の検証においては、各種の事象に対して正しく制
御がなされるか、あるいはプラント起動から定格出力ま
での各種運転モード毎に正しく制御がなされるか等、非
常に多くの検証項目があり、これらの検証に費やす時間
は数千時間にも及ぶ場合が多い。このため、従来例にお
いては、目標レファレンス特性を得るための作業と、実
機の制御装置を検証するための作業により、検証作業の
時間が2倍にも及び、作業効率が悪いという問題があ
る。
【0004】本発明の目的は、上述した事情に鑑み、被
検証対象である制御装置の検証に要する時間を短縮し
て、作業効率を向上させるに好適なプラントシミュレー
ションシステムを提供することにある。
検証対象である制御装置の検証に要する時間を短縮し
て、作業効率を向上させるに好適なプラントシミュレー
ションシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、制御装置と信号を授受するインタフェー
ス手段と、プラントの特性を模擬するプラント模擬プロ
グラム及び制御装置の機能を模擬する制御装置模擬プロ
グラムを有するプラント及び制御装置模擬手段と、プラ
ント模擬プログラムと制御装置模擬プログラムを用いて
プラントの振舞いをシミュレーションする場合には、両
模擬プログラムを機能的に接続する第1の切替手段と、
プラント模擬プログラムを用いてプラントの振舞いをシ
ミュレーションする場合には、制御装置を前記インタフ
ェース手段に接続する第2の切替手段と、プラント模擬
プログラムと制御装置模擬プログラムのシミュレーショ
ンの演算周期を調整するプログラム起動調整手段とを備
えることを特徴とする。また、プラントの振舞いをシミ
ュレーションする範囲内であって、その全範囲の途中ま
では、プラント模擬プログラムと制御装置模擬プログラ
ムを用いてプラントの振舞いを制御装置の演算周期より
短い周期でシミュレーションし、その後は第1の切替手
段により制御装置求擬プログラムがプラント模擬プログ
ラムから切り離され、かつ第2の切替手段により制御装
置がインタフェース手段に接続された状態でプラント模
擬プログラムを用いて制御装置の演算周期と同一周期で
シミュレーションして制御装置を検証することを特徴と
する。また、制御装置と信号を授受するインタフェース
手段と、プラントの特性を模擬するプラント模擬プログ
ラムを有する第1及び第2のプラント模擬手段と、制御
装置の機能を模擬する制御装置模擬プログラムを有する
制御装置模擬手段と、プラント模擬プログラムと制御装
置模擬プログラムのシミュレーションの演算周期を調整
するプログラム起動調整手段とを備え、プラント模擬プ
ログラムと制御装置模擬プログラムを用いてプラントの
振舞いをシミュレーションする場合には、第1のプラン
ト模擬手段と制御装置模擬手段をプログラム起動調整手
段により起動し、プラント模擬プログラムを用いてプラ
ントの振舞いをシミュレーションする場合には、第2の
プラント模擬手段をプログラム起動調整手段により起動
すると共に、制御装置をインタフェース手段に接続する
ことを特徴とする。
に、本発明は、制御装置と信号を授受するインタフェー
ス手段と、プラントの特性を模擬するプラント模擬プロ
グラム及び制御装置の機能を模擬する制御装置模擬プロ
グラムを有するプラント及び制御装置模擬手段と、プラ
ント模擬プログラムと制御装置模擬プログラムを用いて
プラントの振舞いをシミュレーションする場合には、両
模擬プログラムを機能的に接続する第1の切替手段と、
プラント模擬プログラムを用いてプラントの振舞いをシ
ミュレーションする場合には、制御装置を前記インタフ
ェース手段に接続する第2の切替手段と、プラント模擬
プログラムと制御装置模擬プログラムのシミュレーショ
ンの演算周期を調整するプログラム起動調整手段とを備
えることを特徴とする。また、プラントの振舞いをシミ
ュレーションする範囲内であって、その全範囲の途中ま
では、プラント模擬プログラムと制御装置模擬プログラ
ムを用いてプラントの振舞いを制御装置の演算周期より
短い周期でシミュレーションし、その後は第1の切替手
段により制御装置求擬プログラムがプラント模擬プログ
ラムから切り離され、かつ第2の切替手段により制御装
置がインタフェース手段に接続された状態でプラント模
擬プログラムを用いて制御装置の演算周期と同一周期で
シミュレーションして制御装置を検証することを特徴と
する。また、制御装置と信号を授受するインタフェース
手段と、プラントの特性を模擬するプラント模擬プログ
ラムを有する第1及び第2のプラント模擬手段と、制御
装置の機能を模擬する制御装置模擬プログラムを有する
制御装置模擬手段と、プラント模擬プログラムと制御装
置模擬プログラムのシミュレーションの演算周期を調整
するプログラム起動調整手段とを備え、プラント模擬プ
ログラムと制御装置模擬プログラムを用いてプラントの
振舞いをシミュレーションする場合には、第1のプラン
ト模擬手段と制御装置模擬手段をプログラム起動調整手
段により起動し、プラント模擬プログラムを用いてプラ
ントの振舞いをシミュレーションする場合には、第2の
プラント模擬手段をプログラム起動調整手段により起動
すると共に、制御装置をインタフェース手段に接続する
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明では、プログラム起動調整手段によりプ
ラント模擬プログラム及び制御装置模擬プログラムの演
算周期を調整するため、制御装置の検証試験前に、プラ
ント模擬プログラムと制御装置模擬プログラムで実時間
より短い時間で高速にシミュレーションして、短時間で
プラントの応答特性結果を得ることができ、この結果と
制御装置の実時間における検証結果とを照合し、制御装
置の良否の判定を行うので、制御装置の良否の検証を短
時間でかつ効率よく実施することが可能となる。また、
プラントの振舞いをシミュレーションする範囲内であっ
て、その全範囲の途中までは、プラント模擬プログラム
と制御装置模擬プログラムを用いてプラントの振舞いを
制御装置の演算周期より短い時間で高速にシミュレーシ
ョンし、その後は制御装置模擬プログラムをプラント模
擬プログラムから切離し、プラント模擬プログラムを制
御装置の演算周期に合わせて実行させて制御装置の検証
試験をすることにより、短時間でプラントの模擬状態を
制御装置の検証を開始する状態にもっていくことが可能
となるので、何度も同じプラントの模擬状態から検証を
開始する際の作業時間を短縮でき、制御装置の検証作業
効率を高めることが可能である。
ラント模擬プログラム及び制御装置模擬プログラムの演
算周期を調整するため、制御装置の検証試験前に、プラ
ント模擬プログラムと制御装置模擬プログラムで実時間
より短い時間で高速にシミュレーションして、短時間で
プラントの応答特性結果を得ることができ、この結果と
制御装置の実時間における検証結果とを照合し、制御装
置の良否の判定を行うので、制御装置の良否の検証を短
時間でかつ効率よく実施することが可能となる。また、
プラントの振舞いをシミュレーションする範囲内であっ
て、その全範囲の途中までは、プラント模擬プログラム
と制御装置模擬プログラムを用いてプラントの振舞いを
制御装置の演算周期より短い時間で高速にシミュレーシ
ョンし、その後は制御装置模擬プログラムをプラント模
擬プログラムから切離し、プラント模擬プログラムを制
御装置の演算周期に合わせて実行させて制御装置の検証
試験をすることにより、短時間でプラントの模擬状態を
制御装置の検証を開始する状態にもっていくことが可能
となるので、何度も同じプラントの模擬状態から検証を
開始する際の作業時間を短縮でき、制御装置の検証作業
効率を高めることが可能である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すプラントシミュレ
ーションシステムの全体構成である。本プラントシミュ
レーションシステムは、基本的には被検証対象を検証す
るために必要な検証装置と被検証対象からなる。検証装
置1は、シミュレーション結果を表示する表示手段2、
プログラムの起動周期を調整するプログラム起動調整手
段3、プラント全体模擬手段9、被検証対象とのインタ
フェースをとるインタフェース手段6及び伝送路4から
なる。プラント全体模擬手段9は、プラントの特性を模
擬するプラント模擬プログラム5と制御装置111〜1
1Nの機能をそれぞれ模擬する制御装置模擬プログラム
71〜7N及び第1の切替手段8からなる。第1の切替手
段8は、スイッチ81〜8Nが各制御装置模擬プログラム
71〜7N毎に設けられ、各制御装置模擬プログラム71
〜7N毎にプラント模擬プログラム5への接続を開閉す
る。プラント模擬プログラム5は、プラント全体構成の
うちから被検証対象の部分の機能を除いた部分を模擬す
るプログラムである。プログラム起動調整手段3は、プ
ログラムの起動周期つまりプラント模擬プログラム5及
び制御装置模擬プログラム71〜7Nの演算周期を調整す
る機能を有し、プラント模擬プログラム5によりプラン
トの振舞いをシミュレーションする場合には、制御装置
111〜11Nの演算周期と同一周期でシミュレーション
を実行させ、プラント模擬プログラム5と制御装置模擬
プログラム71〜7Nによりプラントの振舞いをシミュレ
ーションする場合には、制御装置111〜11Nの演算周
期より短い周期でシミュレーションを実行させる。ま
た、プログラム起動調整手段3は、被検証対象である複
数台の前記制御装置111〜11Nに対応して複数の制御
装置模擬プログラム71〜7Nを設け、それぞれの制御装
置模擬プログラム71〜7Nの演算周期に基づいて複数の
制御装置模擬プログラム71〜7Nの周期をそれぞれ調整
する。制御装置111〜11Nは本実施例の被検証対象で
あり、操作盤12は検証装置1と制御装置111〜11N
に操作情報を入力する。だだし、検証装置1が予め操作
盤12の機能を模擬しており、この操作情報を備えてい
る場合には操作盤12は必ずしも必要としない。検証装
置1と被検証対象である制御装置111〜11Nは伝送路
13を介して接続し、第2の切替手段10によってその
接続を開閉する。第2の切替手段10は、スイッチ10
1〜10N,10Zが各制御装置111〜11N及び操作盤
12毎に設けられ、各制御装置111〜11N及び操作盤
12毎に伝送路13への接続を開閉する。なお、本実施
例では制御装置111〜11Nを複数として扱っている
が、本発明においては、それを1台のみとした場合でも
何ら問題なく同様に扱える。
る。図1は、本発明の一実施例を示すプラントシミュレ
ーションシステムの全体構成である。本プラントシミュ
レーションシステムは、基本的には被検証対象を検証す
るために必要な検証装置と被検証対象からなる。検証装
置1は、シミュレーション結果を表示する表示手段2、
プログラムの起動周期を調整するプログラム起動調整手
段3、プラント全体模擬手段9、被検証対象とのインタ
フェースをとるインタフェース手段6及び伝送路4から
なる。プラント全体模擬手段9は、プラントの特性を模
擬するプラント模擬プログラム5と制御装置111〜1
1Nの機能をそれぞれ模擬する制御装置模擬プログラム
71〜7N及び第1の切替手段8からなる。第1の切替手
段8は、スイッチ81〜8Nが各制御装置模擬プログラム
71〜7N毎に設けられ、各制御装置模擬プログラム71
〜7N毎にプラント模擬プログラム5への接続を開閉す
る。プラント模擬プログラム5は、プラント全体構成の
うちから被検証対象の部分の機能を除いた部分を模擬す
るプログラムである。プログラム起動調整手段3は、プ
ログラムの起動周期つまりプラント模擬プログラム5及
び制御装置模擬プログラム71〜7Nの演算周期を調整す
る機能を有し、プラント模擬プログラム5によりプラン
トの振舞いをシミュレーションする場合には、制御装置
111〜11Nの演算周期と同一周期でシミュレーション
を実行させ、プラント模擬プログラム5と制御装置模擬
プログラム71〜7Nによりプラントの振舞いをシミュレ
ーションする場合には、制御装置111〜11Nの演算周
期より短い周期でシミュレーションを実行させる。ま
た、プログラム起動調整手段3は、被検証対象である複
数台の前記制御装置111〜11Nに対応して複数の制御
装置模擬プログラム71〜7Nを設け、それぞれの制御装
置模擬プログラム71〜7Nの演算周期に基づいて複数の
制御装置模擬プログラム71〜7Nの周期をそれぞれ調整
する。制御装置111〜11Nは本実施例の被検証対象で
あり、操作盤12は検証装置1と制御装置111〜11N
に操作情報を入力する。だだし、検証装置1が予め操作
盤12の機能を模擬しており、この操作情報を備えてい
る場合には操作盤12は必ずしも必要としない。検証装
置1と被検証対象である制御装置111〜11Nは伝送路
13を介して接続し、第2の切替手段10によってその
接続を開閉する。第2の切替手段10は、スイッチ10
1〜10N,10Zが各制御装置111〜11N及び操作盤
12毎に設けられ、各制御装置111〜11N及び操作盤
12毎に伝送路13への接続を開閉する。なお、本実施
例では制御装置111〜11Nを複数として扱っている
が、本発明においては、それを1台のみとした場合でも
何ら問題なく同様に扱える。
【0008】以下、本プラントシミュレーションシステ
ムの動作を説明する。まず、検証装置1単体でシミュレ
ーションする場合を説明する。第1の切替手段8を閉状
態にして制御装置模擬プログラム71〜7Nとプラント模
擬プログラム5を機能的に接続する。プログラム起動調
整手段3は、これらの模擬プログラム71〜7Nと5に周
期的に演算を実行させる。この結果プラントの応答特性
であるシミュレーション結果が得られ、これを表示手段
2に表示する。この場合、第2の切替手段10は開状態
あるいはインタフェース手段6は動作停止の状態にあ
り、検証装置1は、制御装置71〜7N及び操作盤12と
のデータ伝送はなされない。また、この時には操作盤1
2の機能はプラント模擬プログラム5に入っているもの
とする。シミュレーションの実行は、例えば図2のよう
になっており、一定の演算周期T1毎にシミュレーショ
ンした結果が表示処理に従って表示される。ここで、S
IM1#1とは制御装置模擬プログラム71〜7Nとプラ
ント模擬プログラム5が1回演算することであり、SI
M1#2は引き継いでもう一回演算することである。以
下同様であり、SIM1#1からSIM1#4全体でこ
れらの模擬プログラム71〜7N及び5が4回演算される
ことになる。これらの模擬プログラム71〜7N及び5が
4回演算して演算結果を表示するまでが演算周期T1で
あり、これが以降繰り返される。例えば、これらの模擬
プログラム71〜7N及び5が25ミリ秒の物理現象を5
ミリ秒でシミュレーションできるようにし、表示処理が
5ミリ秒で完了するとすれば、SIM1#1からSIM
1#4の演算に20ミリ秒、表示処理に5ミリ秒かかる
ので、演算周期T1は25ミリ秒になる。つまり、これ
らの模擬プログラム71〜7N及び5を4回演算すること
は、100ミリ秒の物理現象を25ミリ秒でシミュレー
ションできることになる。これは、100ミリ秒の物理
現象を25ミリ秒周期でシミュレーションすることが可
能ということになる。このように、制御装置模擬プログ
ラム71〜7Nとプラント模擬プログラム5によるシミュ
レーションを実行することにより、実時間(100ミリ
秒)よりも短い時間(25ミリ秒)で、制御装置の機能
を含めてプラントの特性を求めることが可能である。な
お、図2ではそれぞれの模擬プログラムを4回演算させ
た後に、演算結果を表示させるようにしたが、1回演算
させる毎に演算結果を表示させてもよい。
ムの動作を説明する。まず、検証装置1単体でシミュレ
ーションする場合を説明する。第1の切替手段8を閉状
態にして制御装置模擬プログラム71〜7Nとプラント模
擬プログラム5を機能的に接続する。プログラム起動調
整手段3は、これらの模擬プログラム71〜7Nと5に周
期的に演算を実行させる。この結果プラントの応答特性
であるシミュレーション結果が得られ、これを表示手段
2に表示する。この場合、第2の切替手段10は開状態
あるいはインタフェース手段6は動作停止の状態にあ
り、検証装置1は、制御装置71〜7N及び操作盤12と
のデータ伝送はなされない。また、この時には操作盤1
2の機能はプラント模擬プログラム5に入っているもの
とする。シミュレーションの実行は、例えば図2のよう
になっており、一定の演算周期T1毎にシミュレーショ
ンした結果が表示処理に従って表示される。ここで、S
IM1#1とは制御装置模擬プログラム71〜7Nとプラ
ント模擬プログラム5が1回演算することであり、SI
M1#2は引き継いでもう一回演算することである。以
下同様であり、SIM1#1からSIM1#4全体でこ
れらの模擬プログラム71〜7N及び5が4回演算される
ことになる。これらの模擬プログラム71〜7N及び5が
4回演算して演算結果を表示するまでが演算周期T1で
あり、これが以降繰り返される。例えば、これらの模擬
プログラム71〜7N及び5が25ミリ秒の物理現象を5
ミリ秒でシミュレーションできるようにし、表示処理が
5ミリ秒で完了するとすれば、SIM1#1からSIM
1#4の演算に20ミリ秒、表示処理に5ミリ秒かかる
ので、演算周期T1は25ミリ秒になる。つまり、これ
らの模擬プログラム71〜7N及び5を4回演算すること
は、100ミリ秒の物理現象を25ミリ秒でシミュレー
ションできることになる。これは、100ミリ秒の物理
現象を25ミリ秒周期でシミュレーションすることが可
能ということになる。このように、制御装置模擬プログ
ラム71〜7Nとプラント模擬プログラム5によるシミュ
レーションを実行することにより、実時間(100ミリ
秒)よりも短い時間(25ミリ秒)で、制御装置の機能
を含めてプラントの特性を求めることが可能である。な
お、図2ではそれぞれの模擬プログラムを4回演算させ
た後に、演算結果を表示させるようにしたが、1回演算
させる毎に演算結果を表示させてもよい。
【0009】上述の動作を処理フローとして示すと、図
4のステップS1からS8になる。ステップS1で第1
の切替手段8を閉状態とし、第2の切替手段10を開状
態とすることにより、検証装置1単体の動作を可能とす
る。ステップS2でシミュレーションの実行時間を設定
する。次に、ステップS3でSIM1#1の演算、ステ
ップS4でSIM1#2の演算、ステップS5でSIM
1#3の演算、ステップS6でSIM1#4の演算を実
行して、物理現象を解く。続いて、ステップS7の表示
処理を実行することにより、物理現象を解いたシミュレ
ーション結果を表示手段2に表示する。ステップS8で
シミュレーションの時間が設定時間に達したかを判定
し、NOであればステップS3に戻る。YESであれ
ば、ステップS9(後述する。)に移り、被検証対象で
ある制御装置111〜11Nの検証を実行するモードに移
ることになる。ここで、ステップS3からステップS8
までの処理時間が演算周期T1である。なお、ステップ
S8からS9に自動的に移るのではなく、シミュレーシ
ョンを一度終了し、再度ステップS9から起動するよう
にしてもよい。これは、表示手段2に表示されている結
果をハードコピーなどを使って、シミュレーション結果
をプリントアウトするような時に有効である。また、ス
テップS2及びS8を削除し、ステップS7を終了する
と、ステップS3に進むようにして、キーボード等の外
部からの指令でシミュレーションを停止させ、次に起動
した場合には、ステップS9から実行するようにしても
よい。
4のステップS1からS8になる。ステップS1で第1
の切替手段8を閉状態とし、第2の切替手段10を開状
態とすることにより、検証装置1単体の動作を可能とす
る。ステップS2でシミュレーションの実行時間を設定
する。次に、ステップS3でSIM1#1の演算、ステ
ップS4でSIM1#2の演算、ステップS5でSIM
1#3の演算、ステップS6でSIM1#4の演算を実
行して、物理現象を解く。続いて、ステップS7の表示
処理を実行することにより、物理現象を解いたシミュレ
ーション結果を表示手段2に表示する。ステップS8で
シミュレーションの時間が設定時間に達したかを判定
し、NOであればステップS3に戻る。YESであれ
ば、ステップS9(後述する。)に移り、被検証対象で
ある制御装置111〜11Nの検証を実行するモードに移
ることになる。ここで、ステップS3からステップS8
までの処理時間が演算周期T1である。なお、ステップ
S8からS9に自動的に移るのではなく、シミュレーシ
ョンを一度終了し、再度ステップS9から起動するよう
にしてもよい。これは、表示手段2に表示されている結
果をハードコピーなどを使って、シミュレーション結果
をプリントアウトするような時に有効である。また、ス
テップS2及びS8を削除し、ステップS7を終了する
と、ステップS3に進むようにして、キーボード等の外
部からの指令でシミュレーションを停止させ、次に起動
した場合には、ステップS9から実行するようにしても
よい。
【0010】次に、制御装置111〜11Nを検証する場
合のシミュレーションについて説明する。第1の切替手
段8を開状態にして制御装置模擬プログラム111〜1
1Nをプラント模擬プログラム5から切り離す。これ
は、制御装置111〜11Nを検証するために、この機能
を模擬している制御装置模擬プログラム71〜7Nを起動
しない様にするためである。従って、プラント全体模擬
手段9はプラント模擬プログラム5のみで構成されるこ
とになる。この状態の時はプラント模擬プログラム5は
操作盤12の機能を有していない。これは、例えば操作
盤12の機能を有していないプラント模擬プログラムが
別途具備されており、これが起動されることにより達成
される。第2の切替手段10を閉状態にして制御装置1
11〜11N及び操作盤12は伝送路13に接続される。
制御装置111〜11Nは、それぞれの演算周期で信号を
入力し、制御プログラムに従って演算して結果を出力す
る。そのため、検証装置1は、これらの演算周期に対応
して制御装置111〜11Nからの出力に対する応答結果
を返送するようにしなければならない。そこで、制御装
置111〜11Nの演算周期に対応してプラント模擬プロ
グラム5を起動する必要がある。これはプログラム起動
調整手段3によって制御される。ここでは、理解を容易
にするため制御装置111〜11Nのうちシミュレーショ
ンとして一番厳しい最も短い演算周期に対応させてシミ
ュレーションする例を説明する。この演算周期をT2と
する。プログラム起動調整手段3は、制御装置111〜
11Nに対するプラントの応答結果を出力するために、
この演算周期T2に対応して、これと同一の演算周期で
シミュレーション結果を出力するようにプラント模擬プ
ログラム5を起動する。そのシミュレーションにおいて
は、この演算周期T2分の現象を演算する必要がある。
つまり、例えば図3に示すように演算を実行させる必要
がある。図3において、SIM2#1とはプラント模擬
プログラム5を1回演算することであり、SIM2#2
は引き継いでもう1回演算することである。以下同様で
あり、SIM2#1からSIM2#4全体でプラント模
擬プログラム5を4回演算することになる。その後、伝
送処理により演算結果がインタフェース手段6を介して
制御装置111〜11N及び操作盤12に出力される。ま
た、この伝送処理においては、次の演算のために必要な
制御装置111〜11Nや操作盤12からのデータを入力
する。表示処理は上記演算結果を表示手段2に出力する
ための処理である。ここで、SIM2#1からSIM2
#4の4回の演算をすることにより、制御装置の演算周
期T2に対応した物理現象をシミュレーションできるよ
うにしている。例えば、プラント模擬プログラム5が2
5ミリ秒の物理現象を4ミリ秒でシミュレーションでき
るとする(図1においては、プラント模擬プログラム5
と制御装置模擬プログラム71〜7Nを用いてシミュレー
ションするため、25ミリ秒の物理現象をシミュレーシ
ョンするのに5ミリ秒要していた。)。このため、プラ
ント模擬プログラム5を4回演算することは、100ミ
リ秒の物理現象を16ミリ秒でシミュレーションできる
ことになる。さらに、伝送処理が1ミリ秒要し、表示処
理が5ミリ秒要するとすると、SIM2#1の演算を開
始してから、表示処理が完了するまでの合計時間は22
ミリ秒になる。制御装置の演算周期であるT2が100
ミリ秒であるとすると、検証装置1から制御装置111
〜11Nに伝送するデータは、この実時間である100
ミリ秒に一致した時間で伝送しなければ、シミュレーシ
ョンで扱っている時間と実時間が対応しなくなる。この
両者の時間が異なると、制御装置1の制御アルゴリズム
が正しくてもプラント模擬プログラム5の演算によって
得られるプラントの振舞いが正常時からずれ、正しく制
御装置1を検証することができなくなる。このために、
図3に示すように、待ち時間処理が必要であり、プログ
ラム起動調整手段3によって待ち時間を調整する。この
場合には、T2が100ミリ秒であり、SIM2#1か
ら表示処理までの所要時間が22ミリ秒であるので、こ
の待ち時間は78ミリ秒になる。このように、プログラ
ム起動調整手段3は、制御装置111〜11Nの演算周期
に合わせた時間で、その時間分のシミュレーションを実
行し、結果を出力するようにプラント模擬プログラム5
の起動回数及び待ち時間を調整する。これらの調整は予
めプラント模擬プログラム5の演算処理時間及び制御装
置111〜11Nの演算処理時間を評価して把握しておく
ことにより、プログラム起動調整手段3に事前に設定す
ることにより達成できる。
合のシミュレーションについて説明する。第1の切替手
段8を開状態にして制御装置模擬プログラム111〜1
1Nをプラント模擬プログラム5から切り離す。これ
は、制御装置111〜11Nを検証するために、この機能
を模擬している制御装置模擬プログラム71〜7Nを起動
しない様にするためである。従って、プラント全体模擬
手段9はプラント模擬プログラム5のみで構成されるこ
とになる。この状態の時はプラント模擬プログラム5は
操作盤12の機能を有していない。これは、例えば操作
盤12の機能を有していないプラント模擬プログラムが
別途具備されており、これが起動されることにより達成
される。第2の切替手段10を閉状態にして制御装置1
11〜11N及び操作盤12は伝送路13に接続される。
制御装置111〜11Nは、それぞれの演算周期で信号を
入力し、制御プログラムに従って演算して結果を出力す
る。そのため、検証装置1は、これらの演算周期に対応
して制御装置111〜11Nからの出力に対する応答結果
を返送するようにしなければならない。そこで、制御装
置111〜11Nの演算周期に対応してプラント模擬プロ
グラム5を起動する必要がある。これはプログラム起動
調整手段3によって制御される。ここでは、理解を容易
にするため制御装置111〜11Nのうちシミュレーショ
ンとして一番厳しい最も短い演算周期に対応させてシミ
ュレーションする例を説明する。この演算周期をT2と
する。プログラム起動調整手段3は、制御装置111〜
11Nに対するプラントの応答結果を出力するために、
この演算周期T2に対応して、これと同一の演算周期で
シミュレーション結果を出力するようにプラント模擬プ
ログラム5を起動する。そのシミュレーションにおいて
は、この演算周期T2分の現象を演算する必要がある。
つまり、例えば図3に示すように演算を実行させる必要
がある。図3において、SIM2#1とはプラント模擬
プログラム5を1回演算することであり、SIM2#2
は引き継いでもう1回演算することである。以下同様で
あり、SIM2#1からSIM2#4全体でプラント模
擬プログラム5を4回演算することになる。その後、伝
送処理により演算結果がインタフェース手段6を介して
制御装置111〜11N及び操作盤12に出力される。ま
た、この伝送処理においては、次の演算のために必要な
制御装置111〜11Nや操作盤12からのデータを入力
する。表示処理は上記演算結果を表示手段2に出力する
ための処理である。ここで、SIM2#1からSIM2
#4の4回の演算をすることにより、制御装置の演算周
期T2に対応した物理現象をシミュレーションできるよ
うにしている。例えば、プラント模擬プログラム5が2
5ミリ秒の物理現象を4ミリ秒でシミュレーションでき
るとする(図1においては、プラント模擬プログラム5
と制御装置模擬プログラム71〜7Nを用いてシミュレー
ションするため、25ミリ秒の物理現象をシミュレーシ
ョンするのに5ミリ秒要していた。)。このため、プラ
ント模擬プログラム5を4回演算することは、100ミ
リ秒の物理現象を16ミリ秒でシミュレーションできる
ことになる。さらに、伝送処理が1ミリ秒要し、表示処
理が5ミリ秒要するとすると、SIM2#1の演算を開
始してから、表示処理が完了するまでの合計時間は22
ミリ秒になる。制御装置の演算周期であるT2が100
ミリ秒であるとすると、検証装置1から制御装置111
〜11Nに伝送するデータは、この実時間である100
ミリ秒に一致した時間で伝送しなければ、シミュレーシ
ョンで扱っている時間と実時間が対応しなくなる。この
両者の時間が異なると、制御装置1の制御アルゴリズム
が正しくてもプラント模擬プログラム5の演算によって
得られるプラントの振舞いが正常時からずれ、正しく制
御装置1を検証することができなくなる。このために、
図3に示すように、待ち時間処理が必要であり、プログ
ラム起動調整手段3によって待ち時間を調整する。この
場合には、T2が100ミリ秒であり、SIM2#1か
ら表示処理までの所要時間が22ミリ秒であるので、こ
の待ち時間は78ミリ秒になる。このように、プログラ
ム起動調整手段3は、制御装置111〜11Nの演算周期
に合わせた時間で、その時間分のシミュレーションを実
行し、結果を出力するようにプラント模擬プログラム5
の起動回数及び待ち時間を調整する。これらの調整は予
めプラント模擬プログラム5の演算処理時間及び制御装
置111〜11Nの演算処理時間を評価して把握しておく
ことにより、プログラム起動調整手段3に事前に設定す
ることにより達成できる。
【0011】上述の動作を処理フローとして示すと、図
4のステップS9からS18になる。ステップS9で第
1の切替手段8を開状態にし、第2の切替手段10を閉
状態にする。これにより、検証装置1と制御装置111
〜11Nを組合わせて、制御装置111〜11Nの検証試
験が可能になる。ステップS10でシミュレーションの
実行時間を設定する。次に、ステップS11でSIM2
#1の演算、ステップS12でSIM2#2の演算、ス
テップS13でSIM2#3の演算、ステップS14で
SIM2#4の演算を実行して物理現象を解く。ステッ
プS15で物理現象を解いたシミュレーション結果に対
して検証装置1と制御装置111〜11Nや操作盤12と
の送受信のための処理を実行する。ステップS16にお
いて、シミュレーション結果の表示処理を実行し、この
シミュレーション結果を表示手段2に表示する。続い
て、ステップS17で待ち時間処理を実行し、ステップ
S18に進む。ステップS18でシミュレーションの時
間が設定時間に達したかを判定し、NOであればステッ
プS11に戻る。YESであれば終了する。ステップS
11からステップS18までの処理時間が演算周期T2
である。
4のステップS9からS18になる。ステップS9で第
1の切替手段8を開状態にし、第2の切替手段10を閉
状態にする。これにより、検証装置1と制御装置111
〜11Nを組合わせて、制御装置111〜11Nの検証試
験が可能になる。ステップS10でシミュレーションの
実行時間を設定する。次に、ステップS11でSIM2
#1の演算、ステップS12でSIM2#2の演算、ス
テップS13でSIM2#3の演算、ステップS14で
SIM2#4の演算を実行して物理現象を解く。ステッ
プS15で物理現象を解いたシミュレーション結果に対
して検証装置1と制御装置111〜11Nや操作盤12と
の送受信のための処理を実行する。ステップS16にお
いて、シミュレーション結果の表示処理を実行し、この
シミュレーション結果を表示手段2に表示する。続い
て、ステップS17で待ち時間処理を実行し、ステップ
S18に進む。ステップS18でシミュレーションの時
間が設定時間に達したかを判定し、NOであればステッ
プS11に戻る。YESであれば終了する。ステップS
11からステップS18までの処理時間が演算周期T2
である。
【0012】上述したように、本実施例では、制御装置
111〜11Nの検証試験前に、制御装置模擬プログラム
71〜7Nとプラント模擬プログラム5によるシミュレー
ションを実行することにより、これらの制御装置の機能
を含めたプラント全体の特性を実時間より短い時間で高
速にシミュレーションして結果を事前に得ることがで
き、これを制御装置の検証試験時の結果と照合する比較
用として用いることにより、制御装置の良否判定を効率
よくかつ短時間で作業することが可能になる。
111〜11Nの検証試験前に、制御装置模擬プログラム
71〜7Nとプラント模擬プログラム5によるシミュレー
ションを実行することにより、これらの制御装置の機能
を含めたプラント全体の特性を実時間より短い時間で高
速にシミュレーションして結果を事前に得ることがで
き、これを制御装置の検証試験時の結果と照合する比較
用として用いることにより、制御装置の良否判定を効率
よくかつ短時間で作業することが可能になる。
【0013】図5は、検証試験結果の一例を示した図で
あり、検証装置1単体でシミュレーションした時の結果
と制御装置111〜11Nの検証試験の結果を示す。これ
らの結果は、表示手段2の表示結果をプリントアウトし
たり、検証装置1内のメモリ(図示しない)に格納され
ているそれぞれの結果を同時に表示することによって得
られる。図5では、時刻t1からt2にかけて、制御装置
111〜11Nの検証試験の結果が圧力と温度で共にフラ
ットになっており、検証装置1単体のシミュレーション
結果と異なっている。このため、試験員あるいは設計者
等は、制御装置111〜11Nのこれらの変数(圧力、温
度)を制御する部分に不具合があることに気付き、不具
合部の検出と修正を行う。つまりデバック作業がこのよ
うにして容易かつ速やかに実施できることになる。ま
た、検証装置1単体でシミュレーションした時の結果と
制御装置111〜11Nの検証試験の結果が検証装置1内
のメモリ(図示しない)に格納されている場合、このメ
モリに格納されているそれぞれの結果を予め定めた誤差
範囲内で互いに比較照合することにより、一致している
かあるいは不一致であるかを示すことが可能である。そ
して、不一致の場合には、不一致が発生している変数の
値を経過時間の情報と共に示すことにより、制御系の不
具合箇所を試験者や設計者が容易に推定することが可能
となる。また、比較結果が一致していることは、その試
験に係わる制御装置の機能が健全であることを示してお
り、容易に検証試験を遂行し、完了することが可能であ
る。
あり、検証装置1単体でシミュレーションした時の結果
と制御装置111〜11Nの検証試験の結果を示す。これ
らの結果は、表示手段2の表示結果をプリントアウトし
たり、検証装置1内のメモリ(図示しない)に格納され
ているそれぞれの結果を同時に表示することによって得
られる。図5では、時刻t1からt2にかけて、制御装置
111〜11Nの検証試験の結果が圧力と温度で共にフラ
ットになっており、検証装置1単体のシミュレーション
結果と異なっている。このため、試験員あるいは設計者
等は、制御装置111〜11Nのこれらの変数(圧力、温
度)を制御する部分に不具合があることに気付き、不具
合部の検出と修正を行う。つまりデバック作業がこのよ
うにして容易かつ速やかに実施できることになる。ま
た、検証装置1単体でシミュレーションした時の結果と
制御装置111〜11Nの検証試験の結果が検証装置1内
のメモリ(図示しない)に格納されている場合、このメ
モリに格納されているそれぞれの結果を予め定めた誤差
範囲内で互いに比較照合することにより、一致している
かあるいは不一致であるかを示すことが可能である。そ
して、不一致の場合には、不一致が発生している変数の
値を経過時間の情報と共に示すことにより、制御系の不
具合箇所を試験者や設計者が容易に推定することが可能
となる。また、比較結果が一致していることは、その試
験に係わる制御装置の機能が健全であることを示してお
り、容易に検証試験を遂行し、完了することが可能であ
る。
【0014】図6は、本発明の他の実施例を示す。図1
に示す実施例は、第1の切替手段8により制御装置模擬
プログラム71〜7Nとプラント模擬プログラム5の接続
を開閉させるようにしていたが、本実施例では、プログ
ラム起動調整手段3にその機能を持たせることにある。
つまり、本実施例において、プログラム起動調整手段3
は、検証装置1単体でシミュレーションする時には、制
御装置模擬プログラム71〜7Nとプラント模擬プログラ
ム5(操作盤12の機能の模擬を含む。)の両方を起動
し、制御装置111〜11Nを検証する時には、プラント
模擬プログラム5(この場合は、操作盤12の機能の模
擬を含まない。)のみを起動する。図6において、プラ
ント全体模擬手段9'は、プラント模擬プログラム5と
プラント・制御装置模擬プログラム14からなり、プラ
ント・制御装置模擬プログラム14は、プラント模擬プ
ログラム5'と制御装置模擬プログラム7'1〜7'Nから
なる。5'は5と同一内容であり、7'1〜7'Nは71〜7
Nと同一内容である。検証装置1単体でシミュレーショ
ンするときには、プラント・制御装置模擬プログラム1
4が起動され、演算される。制御装置111〜11Nを検
証するときには、プラント模擬プログラム5が起動さ
れ、演算される。本シミュレーションシステムの動作
は、検証装置1単体でシミュレーションする場合、制御
装置111〜11Nを検証する場合のシミュレーションに
ついて、図1に示す実施例と同じである。
に示す実施例は、第1の切替手段8により制御装置模擬
プログラム71〜7Nとプラント模擬プログラム5の接続
を開閉させるようにしていたが、本実施例では、プログ
ラム起動調整手段3にその機能を持たせることにある。
つまり、本実施例において、プログラム起動調整手段3
は、検証装置1単体でシミュレーションする時には、制
御装置模擬プログラム71〜7Nとプラント模擬プログラ
ム5(操作盤12の機能の模擬を含む。)の両方を起動
し、制御装置111〜11Nを検証する時には、プラント
模擬プログラム5(この場合は、操作盤12の機能の模
擬を含まない。)のみを起動する。図6において、プラ
ント全体模擬手段9'は、プラント模擬プログラム5と
プラント・制御装置模擬プログラム14からなり、プラ
ント・制御装置模擬プログラム14は、プラント模擬プ
ログラム5'と制御装置模擬プログラム7'1〜7'Nから
なる。5'は5と同一内容であり、7'1〜7'Nは71〜7
Nと同一内容である。検証装置1単体でシミュレーショ
ンするときには、プラント・制御装置模擬プログラム1
4が起動され、演算される。制御装置111〜11Nを検
証するときには、プラント模擬プログラム5が起動さ
れ、演算される。本シミュレーションシステムの動作
は、検証装置1単体でシミュレーションする場合、制御
装置111〜11Nを検証する場合のシミュレーションに
ついて、図1に示す実施例と同じである。
【0015】なお、図1の実施例において、プログラム
起動調整手段3は、プラント模擬プログラム5と制御装
置模擬プログラム71〜7Nのシミュレーションの演算周
期を別手段により外部から入力し、この外部から入力し
た演算周期に従った周期でプラント模擬プログラム5と
制御模擬プログラム71〜7Nを演算させてシミュレーシ
ョンすることも可能である。また、図6の実施例おいて
も、プログラム起動調整手段3は、プラント模擬プログ
ラム5とプラント・制御装置模擬プログラム14のシミ
ュレーションの演算周期を別手段により外部から入力
し、この外部から入力した演算周期に従った周期でプラ
ント模擬プログラム5とプラント・制御装置模擬プログ
ラム14を演算させてシミュレーションすることが可能
である。また、図1及び図6の実施例いずれにおいて
も、操作盤12を検証装置1に接続した状態あるいは切
離した状態でシミュレーションできる構成としているた
めに、実時間で制御装置111〜11Nを検証するとき
に、操作盤12を用いて操作することによって、タイミ
ングのずれなどが生じた場合、実時間で制御装置111
〜11Nを検証するシミュレーションと、検証装置1単
体でシミュレーションした時とでプラントの応答がどの
程度差があるかを評価することができ、制御装置の制御
性能に対するマージンも評価することが可能である。さ
らに、操作盤12による操作がプラントの状態に対して
常に定まった操作であれば、これらの機能をすべてプラ
ント模擬プログラム5あるいは5'に模擬させることに
より、操作盤12を不要とした状態で制御装置111〜
11Nを検証することが可能であり、ハードウェアーの
削減ができるばかりか、操作盤12の操作が不要にな
り、作業時間を短縮及び操作者を不要にできる。
起動調整手段3は、プラント模擬プログラム5と制御装
置模擬プログラム71〜7Nのシミュレーションの演算周
期を別手段により外部から入力し、この外部から入力し
た演算周期に従った周期でプラント模擬プログラム5と
制御模擬プログラム71〜7Nを演算させてシミュレーシ
ョンすることも可能である。また、図6の実施例おいて
も、プログラム起動調整手段3は、プラント模擬プログ
ラム5とプラント・制御装置模擬プログラム14のシミ
ュレーションの演算周期を別手段により外部から入力
し、この外部から入力した演算周期に従った周期でプラ
ント模擬プログラム5とプラント・制御装置模擬プログ
ラム14を演算させてシミュレーションすることが可能
である。また、図1及び図6の実施例いずれにおいて
も、操作盤12を検証装置1に接続した状態あるいは切
離した状態でシミュレーションできる構成としているた
めに、実時間で制御装置111〜11Nを検証するとき
に、操作盤12を用いて操作することによって、タイミ
ングのずれなどが生じた場合、実時間で制御装置111
〜11Nを検証するシミュレーションと、検証装置1単
体でシミュレーションした時とでプラントの応答がどの
程度差があるかを評価することができ、制御装置の制御
性能に対するマージンも評価することが可能である。さ
らに、操作盤12による操作がプラントの状態に対して
常に定まった操作であれば、これらの機能をすべてプラ
ント模擬プログラム5あるいは5'に模擬させることに
より、操作盤12を不要とした状態で制御装置111〜
11Nを検証することが可能であり、ハードウェアーの
削減ができるばかりか、操作盤12の操作が不要にな
り、作業時間を短縮及び操作者を不要にできる。
【0016】図7は、本発明の他の実施例を示す。制御
装置111〜11Nの検証試験において、制御装置に不具
合があって、その不具合を見つけ出すために、その不具
合の現象が現われる状態までプラントの模擬状態を進め
なければならない場合がある。このような場合に、検証
装置1に制御装置111〜11Nを接続した状態で、実時
間でその状態まで進めようとすると、その状態が各制御
モードの初期の検証開始状態から離れていればいるほ
ど、その準備に要する時間が長くなる。この問題を解決
するために、制御装置111〜11Nの検証試験を開始し
たいプラントの模擬状態(上記不具合の現象が現われる
状態)までは、検証装置1単体で実時間より短い時間で
高速シミュレーションを実行し、それ以降は制御装置1
11〜11Nを検証装置1に接続して実時間で検証試験を
進める。これにより、所定のプラント模擬状態までは実
時間より短い時間でシミュレーションして状態を進展さ
せることが可能となり、その後は実時間でシミュレーシ
ョンして制御装置111〜11Nの検証試験を進めること
になるので、検証作業の効率を向上させることが可能で
ある。図7は、これを実現するための全体の構成図であ
る。図1と異なる点は、図1のプログラム起動調整手段
3がシミュレーション状態調整手段3’に変わっている
ことである。また、図示していないが、図6においてプ
ログラム調整手段3をシミュレーション状態調整手段
3’に変更することにより、図6においても同様に対応
可能である。
装置111〜11Nの検証試験において、制御装置に不具
合があって、その不具合を見つけ出すために、その不具
合の現象が現われる状態までプラントの模擬状態を進め
なければならない場合がある。このような場合に、検証
装置1に制御装置111〜11Nを接続した状態で、実時
間でその状態まで進めようとすると、その状態が各制御
モードの初期の検証開始状態から離れていればいるほ
ど、その準備に要する時間が長くなる。この問題を解決
するために、制御装置111〜11Nの検証試験を開始し
たいプラントの模擬状態(上記不具合の現象が現われる
状態)までは、検証装置1単体で実時間より短い時間で
高速シミュレーションを実行し、それ以降は制御装置1
11〜11Nを検証装置1に接続して実時間で検証試験を
進める。これにより、所定のプラント模擬状態までは実
時間より短い時間でシミュレーションして状態を進展さ
せることが可能となり、その後は実時間でシミュレーシ
ョンして制御装置111〜11Nの検証試験を進めること
になるので、検証作業の効率を向上させることが可能で
ある。図7は、これを実現するための全体の構成図であ
る。図1と異なる点は、図1のプログラム起動調整手段
3がシミュレーション状態調整手段3’に変わっている
ことである。また、図示していないが、図6においてプ
ログラム調整手段3をシミュレーション状態調整手段
3’に変更することにより、図6においても同様に対応
可能である。
【0017】図8は、シミュレーション状態調整手段
3’の処理フローを示す。まず、ステップS1で検証装
置1単体で実時間より短い時間で高速にシミュレーショ
ンを実行する。シミュレーションの実行は、図1におい
てはプラント全体模擬手段9(第1の切替手段8は閉状
態)を起動し、図6においてはプラント・制御装置模擬
プログラム14を起動し、演算させることによって実行
する。その動作は図2と同様である。ステップS2で演
算結果が目標値に達っしたかを判定し、NOであればス
テップS1に戻り、YESであればステップS3に進
む。この目標値とは不具合の現象が生じた時の各変数の
値であり、前述した所望の状態にすること(例えば、不
具合の現象を再現させるために、その直前の状態まで進
めること)であり、ステップS2で各変数がこの値にな
るかを判断するようにしている。ステップS3では、図
1においては第1の切替手段8を開状態にし、図6にお
いてはプログラム起動調整手段3によりプラント・制御
装置模擬プログラム14の代わりにプラント模擬プログ
ラム5を起動するようにする。つまり、検証装置1にお
いてはプラント模擬プログラム5が起動される状態にな
ることである。第2の切替手段10を閉状態にして検証
装置1に制御装置111〜11N及び操作盤12を接続す
る。次に、ステップS4において、これまで検証装置1
単体でシミュレーションしたことによって得られたシミ
ュレーション結果のうち、制御装置111〜11Nに係わ
る各種パラメータの値を制御装置111〜11Nに入力す
る。これにより、制御装置111〜11Nはこれらの値を
ベースに、次のステップS5からは前の制御状態から引
き継いで、実時間で制御することになる。ステップS5
において、検証装置1は、図3の動作と同様に演算を実
行して、制御装置111〜11Nを検証するための実時間
のシミュレーションを実行する。なお、図8において
は、ステップS2で演算結果が目標値に達っした時にス
テップS4にて、検証装置1の単体のシミュレーション
結果を制御装置111〜11Nに入力させるようにしてい
るが、これを図2の演算周期毎に制御装置111〜11N
に別手段により入力させるようにしてもよい。
3’の処理フローを示す。まず、ステップS1で検証装
置1単体で実時間より短い時間で高速にシミュレーショ
ンを実行する。シミュレーションの実行は、図1におい
てはプラント全体模擬手段9(第1の切替手段8は閉状
態)を起動し、図6においてはプラント・制御装置模擬
プログラム14を起動し、演算させることによって実行
する。その動作は図2と同様である。ステップS2で演
算結果が目標値に達っしたかを判定し、NOであればス
テップS1に戻り、YESであればステップS3に進
む。この目標値とは不具合の現象が生じた時の各変数の
値であり、前述した所望の状態にすること(例えば、不
具合の現象を再現させるために、その直前の状態まで進
めること)であり、ステップS2で各変数がこの値にな
るかを判断するようにしている。ステップS3では、図
1においては第1の切替手段8を開状態にし、図6にお
いてはプログラム起動調整手段3によりプラント・制御
装置模擬プログラム14の代わりにプラント模擬プログ
ラム5を起動するようにする。つまり、検証装置1にお
いてはプラント模擬プログラム5が起動される状態にな
ることである。第2の切替手段10を閉状態にして検証
装置1に制御装置111〜11N及び操作盤12を接続す
る。次に、ステップS4において、これまで検証装置1
単体でシミュレーションしたことによって得られたシミ
ュレーション結果のうち、制御装置111〜11Nに係わ
る各種パラメータの値を制御装置111〜11Nに入力す
る。これにより、制御装置111〜11Nはこれらの値を
ベースに、次のステップS5からは前の制御状態から引
き継いで、実時間で制御することになる。ステップS5
において、検証装置1は、図3の動作と同様に演算を実
行して、制御装置111〜11Nを検証するための実時間
のシミュレーションを実行する。なお、図8において
は、ステップS2で演算結果が目標値に達っした時にス
テップS4にて、検証装置1の単体のシミュレーション
結果を制御装置111〜11Nに入力させるようにしてい
るが、これを図2の演算周期毎に制御装置111〜11N
に別手段により入力させるようにしてもよい。
【0018】以上のように、本実施例によれば、所望の
プラント状態までは実時間より短い時間で高速にシミュ
レーションを実行し、その後は被検証対象である制御装
置111〜11Nを実時間で検証することが可能であるた
め、所望のプラントの模擬状態から検証試験をする際
に、そのために必要な作業時間を短縮することが可能で
あり、作業効率の向上を図ることが可能である。また、
上述の場合とは逆に、所望の状態までは実時間で制御装
置を検証し、その後実時間より短い時間で高速にシミュ
レーションして、その後の応答特性がどのようになるか
を短時間で評価することも可能である。この場合には、
制御装置111〜11Nの演算結果を制御装置模擬プログ
ラム71〜7N,7'1〜7'Nに入力するようにすればよ
い。
プラント状態までは実時間より短い時間で高速にシミュ
レーションを実行し、その後は被検証対象である制御装
置111〜11Nを実時間で検証することが可能であるた
め、所望のプラントの模擬状態から検証試験をする際
に、そのために必要な作業時間を短縮することが可能で
あり、作業効率の向上を図ることが可能である。また、
上述の場合とは逆に、所望の状態までは実時間で制御装
置を検証し、その後実時間より短い時間で高速にシミュ
レーションして、その後の応答特性がどのようになるか
を短時間で評価することも可能である。この場合には、
制御装置111〜11Nの演算結果を制御装置模擬プログ
ラム71〜7N,7'1〜7'Nに入力するようにすればよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プログラム起動調整手段によりプラント模擬プログラム
及び制御装置模擬プログラムの演算周期を調整すること
が可能であるため、制御装置の検証試験前に、プラント
模擬プログラムと制御装置模擬プログラムを用いて実時
間より短い時間で高速にシミュレーションして、短時間
でプラントの応答特性結果を得、この結果と制御装置の
実時間の検証結果とを照合して制御装置の良否の判定を
短時間で効率よく実施することが可能である。また、プ
ラントの振舞いをシミュレーションする範囲内であっ
て、その全範囲の途中までは、プラント模擬プログラム
と制御装置模擬プログラムでプラントの振舞いと制御装
置の演算周期より短い時間で高速にシミュレーション
し、その後は制御装置模擬プログラムをプラント模擬プ
ログラムから切離し、プラント模擬プログラムを制御装
置の演算周期に合わせて実行させて制御装置の検証試験
をすることにより、短時間でプラント状態を制御装置の
検証を開始する状態にもっていくことが可能であり、何
度も同じプラント状態から検証を開始する際の作業時間
を短縮でき、制御装置の検証作業効率を高めることが可
能である。さらに、所望の状態までは実時間で制御装置
を検証し、その後実時間より短い時間で高速にシミュレ
ーションして、その後の応答特性がどのようになるかを
短時間で評価することも可能であり、制御装置の検証作
業効率を高めることが可能である。
プログラム起動調整手段によりプラント模擬プログラム
及び制御装置模擬プログラムの演算周期を調整すること
が可能であるため、制御装置の検証試験前に、プラント
模擬プログラムと制御装置模擬プログラムを用いて実時
間より短い時間で高速にシミュレーションして、短時間
でプラントの応答特性結果を得、この結果と制御装置の
実時間の検証結果とを照合して制御装置の良否の判定を
短時間で効率よく実施することが可能である。また、プ
ラントの振舞いをシミュレーションする範囲内であっ
て、その全範囲の途中までは、プラント模擬プログラム
と制御装置模擬プログラムでプラントの振舞いと制御装
置の演算周期より短い時間で高速にシミュレーション
し、その後は制御装置模擬プログラムをプラント模擬プ
ログラムから切離し、プラント模擬プログラムを制御装
置の演算周期に合わせて実行させて制御装置の検証試験
をすることにより、短時間でプラント状態を制御装置の
検証を開始する状態にもっていくことが可能であり、何
度も同じプラント状態から検証を開始する際の作業時間
を短縮でき、制御装置の検証作業効率を高めることが可
能である。さらに、所望の状態までは実時間で制御装置
を検証し、その後実時間より短い時間で高速にシミュレ
ーションして、その後の応答特性がどのようになるかを
短時間で評価することも可能であり、制御装置の検証作
業効率を高めることが可能である。
【図1】本発明の一実施例を示すプラントシミュレーシ
ョンシステムの全体構成
ョンシステムの全体構成
【図2】検証装置単体でシミュレーションする場合の演
算周期の一例
算周期の一例
【図3】制御装置を検証する場合の検証装置の演算周期
の一例
の一例
【図4】プログラム起動調整手段3の処理フロー図
【図5】検証試験結果の一例
【図6】本発明の他の実施例
【図7】本発明の他の実施例
【図8】図7のシミュレーション状態調整手段の処理フ
ロー図
ロー図
1 検証装置 3 プログラム起動調整手段 3' シミュレーション状態調整手段 5,5' プラント模擬プログラム 6 インタフェース手段 71〜7N,7'1〜7'N 制御装置模擬プログラム 8 第1の切替手段 9,9' プラント全体模擬手段 10 第2の切替手段 111〜11N 制御装置(被検証対象) 14 プラント・制御装置模擬プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 一彦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内
Claims (11)
- 【請求項1】 プラントの振舞いをシミュレーションし
て制御装置の検証を行うプラントシミュレーションシス
テムにおいて、前記制御装置と信号を授受するインタフ
ェース手段と、前記プラントの特性を模擬するプラント
模擬プログラム及び前記制御装置の機能を模擬する制御
装置模擬プログラムを有するプラント及び制御装置模擬
手段と、前記プラント模擬プログラムと前記制御装置模
擬プログラムを用いてプラントの振舞いをシミュレーシ
ョンする場合には、両模擬プログラムを機能的に接続す
る第1の切替手段と、前記プラント模擬プログラムを用
いてプラントの振舞いをシミュレーションする場合に
は、前記制御装置を前記インタフェース手段に接続する
第2の切替手段と、前記プラント模擬プログラムと前記
制御装置模擬プログラムのシミュレーションの演算周期
を調整するプログラム起動調整手段とを備えることを特
徴とするプラントシミュレーションシステム。 - 【請求項2】 プラントの振舞いをシミュレーションし
て制御装置の検証を行うプラントシミュレーションシス
テムにおいて、前記制御装置と信号を授受するインタフ
ェース手段と、前記プラントの特性を模擬するプラント
模擬プログラムを有する第1及び第2のプラント模擬手
段と、前記制御装置の機能を模擬する制御装置模擬プロ
グラムを有する制御装置模擬手段と、前記プラント模擬
プログラムと前記制御装置模擬プログラムのシミュレー
ションの演算周期を調整するプログラム起動調整手段と
を備え、前記プラント模擬プログラムと前記制御装置模
擬プログラムを用いてプラントの振舞いをシミュレーシ
ョンする場合には、第1のプラント模擬手段と制御装置
模擬手段を前記プログラム起動調整手段により起動し、
前記プラント模擬プログラムを用いてプラントの振舞い
をシミュレーションする場合には、第2のプラント模擬
手段を前記プログラム起動調整手段により起動すると共
に、前記制御装置を前記インタフェース手段に接続する
ことを特徴とするプラントシミュレーションシステム。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、プラ
ント模擬プログラムを用いてプラントの振舞いをシミュ
レーションする場合には、前記プラント模擬プログラム
に操作情報を与える操作盤と制御装置とをインタフェー
ス手段に接続し、前記プラント模擬プログラムを用いて
プラントの振舞いをシミュレーションすることを特徴と
するプラントシミュレーションシステム。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2において、プロ
グラム起動調整手段は、プラント模擬プログラムにより
プラントの振舞いをシミュレーションする場合には、制
御装置の演算周期と同一周期でシミュレーションを実行
させ、プラント模擬プログラムと制御装置模擬プログラ
ムによりプラントの振舞いをシミュレーションする場合
には、前記制御装置の演算周期より短い周期でシミュレ
ーションを実行させることを特徴とするプラントシミュ
レーションシステム。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかにおい
て、被検証対象である前記制御装置が複数台ある場合に
は、これらの制御装置に対応して複数の制御装置模擬プ
ログラムを設け、このときプログラム起動調整手段は、
それぞれの制御装置模擬プログラムの演算周期に基づい
て複数の制御装置模擬プログラムの周期をそれぞれ調整
することを特徴とするプラントシミュレーションシステ
ム。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかにおい
て、プログラム起動調整手段は、プラント模擬プログラ
ムと制御装置模擬プログラムのシミュレーションの演算
周期が外部から入力され、この演算周期に従った周期で
前記プラント模擬プログラムと前記制御装置模擬プログ
ラムを演算してシミュレーションすることを特徴とする
プラントシミュレーションシステム。 - 【請求項7】 請求項1において、プラントの振舞いを
シミュレーションする範囲内であって、その全範囲の途
中までは、プラント模擬プログラムと制御装置模擬プロ
グラムを用いてプラントの振舞いを制御装置の演算周期
より短い周期でシミュレーションし、その後は第1の切
替手段により前記制御装置求擬プログラムが前記プラン
ト模擬プログラムから切り離され、かつ第2の切替手段
により前記制御装置がインタフェース手段に接続された
状態で前記プラント模擬プログラムを用いて前記制御装
置の演算周期と同一周期でシミュレーションして制御装
置を検証することを特徴とするプラントシミュレーショ
ンシステム。 - 【請求項8】 請求項2において、プラントの振舞いを
シミュレーションする範囲内であって、その全範囲の途
中までは、第1のプラント模擬手段が有するプラント模
擬プログラムと制御装置模擬プログラムを用いてプラン
トの振舞いを制御装置の演算周期より短い周期でシミュ
レーションし、その後は前記両模擬プログラムを切り離
し、前記制御装置をインタフェース手段に接続すると共
に、第2のプラント模擬手段が有するプラント模擬プロ
グラムを用いて前記制御装置の演算周期と同一周期でシ
ミュレーションして制御装置を検証することを特徴とす
るプラントシミュレーションシステム。 - 【請求項9】 請求項6または請求項7において、制御
装置がインタフェース手段に接続された状態で、プラン
ト模擬プログラムを用いて前記制御装置の演算周期と同
一周期でシミュレーションする前に、既に前記制御装置
の演算周期より短い周期でシミュレーションして得られ
ている前記制御装置模擬プログラムに係わる各種パラメ
ータの値を前記制御装置に入力し、これらの値を用いて
シミュレーションすることを特徴とするプラントシミュ
レーションシステム。 - 【請求項10】 請求項1において、プラントの振舞い
をシミュレーションする範囲内であって、その全範囲の
途中までは、第1の切替手段により制御装置模擬プログ
ラムがプラント模擬プログラムから切り離され、かつ第
2の切替手段により制御装置がインタフェース手段に接
続された状態で、前記プラント模擬プログラムを用いて
前記制御装置の演算周期と同一周期でシミュレーション
して制御装置を検証し、その後は前記プラント模擬プロ
グラムと前記制御装置模擬プログラムを用いてプラント
の振舞いを前記制御装置の演算周期より短い周期でシミ
ュレーションすることを特徴とするプラントシミュレー
ションシステム。 - 【請求項11】 請求項2において、プラントの振舞い
をシミュレーションする範囲内であって、その全範囲の
途中までは、第1のプラント模擬手段が有するプラント
模擬プログラムと制御装置模擬プログラムが切り離さ
れ、かつ制御装置がインタフェース手段に接続された状
態で、第2のプラント模擬手段が有するプラント模擬プ
ログラムを用いて前記制御装置の演算周期と同一周期で
シミュレーションして制御装置を検証し、その後は前記
第1のプラント模擬手段が有するプラント模擬プログラ
ムと制御装置模擬プログラムを用いてプラントの振舞い
を前記制御装置の演算周期より短い周期でシミュレーシ
ョンすることを特徴とするプラントシミュレーションシ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20516295A JPH0934534A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | プラントシミュレーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20516295A JPH0934534A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | プラントシミュレーションシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0934534A true JPH0934534A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16502457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20516295A Pending JPH0934534A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | プラントシミュレーションシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0934534A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2272177A1 (es) * | 2005-03-02 | 2007-04-16 | Electricidad Dinamica, S.L. | Simulador del funcionamiento de una planta de hormigon. |
| JP2008242572A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Hitachi Ltd | 制御処理シミュレーション装置 |
| JP2017194995A (ja) * | 2017-07-11 | 2017-10-26 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 生産ラインのシミュレーション装置 |
| JP2023082751A (ja) * | 2021-12-03 | 2023-06-15 | 三菱重工業株式会社 | プラント運転シミュレーションシステム及びプラント運転シミュレーション方法 |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP20516295A patent/JPH0934534A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2272177A1 (es) * | 2005-03-02 | 2007-04-16 | Electricidad Dinamica, S.L. | Simulador del funcionamiento de una planta de hormigon. |
| ES2272177B1 (es) * | 2005-03-02 | 2008-09-16 | Electricidad Dinamica, S.L. | Simulador del funcionamiento de una planta de hormigon. |
| JP2008242572A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Hitachi Ltd | 制御処理シミュレーション装置 |
| US8170696B2 (en) | 2007-03-26 | 2012-05-01 | Hitachi, Ltd. | Process control simulator and process control simulating method |
| JP2017194995A (ja) * | 2017-07-11 | 2017-10-26 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 生産ラインのシミュレーション装置 |
| JP2023082751A (ja) * | 2021-12-03 | 2023-06-15 | 三菱重工業株式会社 | プラント運転シミュレーションシステム及びプラント運転シミュレーション方法 |
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