JPH0934770A - 分散型データベースシステム - Google Patents

分散型データベースシステム

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JPH0934770A
JPH0934770A JP7178844A JP17884495A JPH0934770A JP H0934770 A JPH0934770 A JP H0934770A JP 7178844 A JP7178844 A JP 7178844A JP 17884495 A JP17884495 A JP 17884495A JP H0934770 A JPH0934770 A JP H0934770A
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JP
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Application number
JP7178844A
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English (en)
Inventor
Yasumitsu Tanaka
保光 田中
Katsunori Komatsuzaki
勝徳 小松崎
Junji Akiyama
順次 秋山
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、データサーバ装置に障害を生じて
もデータを復元でき、もって、転送要求に対する応答性
及び信頼性を向上させることができる。 【構成】 保存ブロック生成手段が保存対象のファイル
を分割して複数の保存ブロックを生成し、冗長ブロック
生成手段が各保存ブロックにパリティ演算を施して冗長
ブロックを生成し、ブロック転送手段が各保存ブロック
及び冗長ブロックを各データサーバ装置に分散させて転
送し、ブロック復元手段が、各保存ブロックの転送され
た各データサーバ装置のいずれか1つが読出不可のと
き、他の各データサーバ装置から読出される各保存ブロ
ック及び冗長ブロックにパリティ演算を施して読出不可
の保存ブロックを復元し、ファイル再生手段が、ブロッ
ク復元手段により復元された保存ブロックと他の各デー
タサーバ装置の各保存ブロックとを統合してファイルを
再生する分散型データベースシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大容量記憶装置を有す
る分散型データベースシステムに係わり、特に転送要求
に対する応答性及び信頼性を向上し得るデータベースシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、銀行の勘定システムや座席予約
システムといった定型業務では、大容量記憶装置を有す
る1つのサーバ装置を備えた集中型データベースシステ
ムが広く用いられている。
【0003】この集中型データベースシステムは、デー
タを一元的に管理する形態でシステムが運用され、ネッ
トワーク化によって複数のクライアント装置から個別に
データが読出/書込可能となっている。
【0004】しかしながら、各クライアント装置からあ
る程度以上の数の転送要求を受けた場合、これら転送要
求への対応が不十分となり、応答性を低下させる問題が
ある。
【0005】また、サーバ装置に何らかの障害が生じて
機能停止となる場合、データベースシステム全体が機能
停止に陥ってしまうため、信頼性を低下させる問題があ
る。一方、この種の問題を解決する観点から、複数のサ
ーバ装置を備えた分散型データベースシステムが期待さ
れている。
【0006】分散型データベースシステムは、各サーバ
装置にデータを分散させて管理するので、かなりの数の
転送要求にも十分に対応可能となっている。また、ある
サーバ装置が機能停止となった場合であっても、データ
ベースシステム全体としては処理を継続可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな分散型データベースシステムでは、あるサーバ装置
が機能停止となる場合、システム全体としては処理を継
続可能ではあるものの、該サーバ装置内のデータが使用
不可となるため、転送要求に対する応答性及び信頼性を
低下させる問題がある。
【0008】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、データサーバ装置に障害を生じてもデータを復元で
き、もって、転送要求に対する応答性及び信頼性を向上
し得る分散型データベースシステムを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、複数のクライアント装置と、複数のデータサーバ装
置とが互いにネットワークを介して接続された分散型デ
ータベースシステムにおいて、前記各クライアント装置
としては、保存対象のファイルを分割して複数の保存ブ
ロックを生成する保存ブロック生成手段と、前記保存ブ
ロック生成手段により生成された各保存ブロックにパリ
ティ演算を施して冗長ブロックを生成する冗長ブロック
生成手段と、前記保存ブロック生成手段により生成され
た各保存ブロック及び前記冗長ブロック生成手段により
生成された冗長ブロックを前記各データサーバ装置に分
散させて転送するブロック転送手段と、前記ブロック転
送手段により各保存ブロックの転送された各データサー
バ装置のいずれか1つが読出不可のとき、他の各データ
サーバ装置から読出される各保存ブロック及び冗長ブロ
ックに前記パリティ演算を施して前記読出不可の保存ブ
ロックを復元するブロック復元手段と、前記ブロック復
元手段により復元された保存ブロックと前記他の各デー
タサーバ装置の各保存ブロックとを統合して前記ファイ
ルを再生するファイル再生手段とを備えた分散型データ
ベースシステムである。
【0010】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する分散型データベースシステムにおいて、前
記ネットワークに接続され、前記ファイル毎に、ファイ
ル名、各保存ブロック並びに冗長ブロックの分散記憶さ
れた各データサーバ装置名及びこれら各データサーバ装
置における各保存開始ブロックアドレスが記憶される保
存サーバ情報記憶手段と、前記各データサーバ装置に設
けられ、複数のブロック記憶領域を有し、前記ファイル
毎に、該当する各保存ブロック及び冗長ブロックのアド
レスを示す各ブロックアドレスが連鎖的に前記各ブロッ
ク記憶領域に分散記憶されるファイル配置情報記憶手段
と、あるファイルの読出要求が前記各クライアント装置
のいずれかに入力されたとき、この読出要求に対応して
前記保存サーバ情報記憶手段を参照し、当該ファイルに
対応する各データサーバ装置及び各保存開始ブロックア
ドレスを検索するサーバ検索手段と、前記サーバ検索手
段の検索結果に基づいて、各データサーバ装置に保存開
始ブロックアドレスを指定してファイルの読出を開始す
る読出開始手段と、前記各データサーバ装置に設けら
れ、前記読出開始手段から保存開始ブロックアドレスを
指定されたとき、前記ファイル配置情報記憶手段から当
該保存開始ブロックに連鎖した各ブロックアドレスを検
索すると共に、これら保存開始ブロックアドレス又は各
ブロックアドレスに指定される保存ブロック又は冗長ブ
ロックを読出し、これら各保存ブロック又は冗長ブロッ
クを前記読出要求の入力されたクライアント装置に転送
するブロック読出手段とを備えた分散型データベースシ
ステムである。
【0011】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1又は請求項2に対応する分散型データベースシステ
ムにおいて、前記パリティ演算が排他的論理和演算であ
る分散型データベースシステムである。
【0012】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、保存ブロック生成手段が保
存対象のファイルを分割して複数の保存ブロックを生成
し、冗長ブロック生成手段が保存ブロック生成手段によ
り生成された各保存ブロックにパリティ演算を施して冗
長ブロックを生成し、ブロック転送手段が保存ブロック
生成手段により生成された各保存ブロック及び冗長ブロ
ック生成手段により生成された冗長ブロックを各データ
サーバ装置に分散させて転送し、ブロック復元手段が、
ブロック転送手段により各保存ブロックの転送された各
データサーバ装置のいずれか1つが読出不可のとき、他
の各データサーバ装置から読出される各保存ブロック及
び冗長ブロックにパリティ演算を施して読出不可の保存
ブロックを復元し、ファイル再生手段が、ブロック復元
手段により復元された保存ブロックと他の各データサー
バ装置の各保存ブロックとを統合してファイルを再生す
るので、データサーバ装置に障害を生じてもデータを復
元でき、もって、転送要求に対する応答性及び信頼性を
向上させることができる。
【0013】また、請求項2に対応する発明は、ネット
ワークに接続され、ファイル毎に、ファイル名、各保存
ブロック並びに冗長ブロックの分散記憶された各データ
サーバ装置名及びこれら各データサーバ装置における各
保存開始ブロックアドレスが記憶される保存サーバ情報
記憶手段と、各データサーバ装置に設けられ、複数のブ
ロック記憶領域を有し、ファイル毎に、該当する各保存
ブロック及び冗長ブロックのアドレスを示す各ブロック
アドレスが連鎖的に各ブロック記憶領域に分散記憶され
るファイル配置情報記憶手段とを設け、サーバ検索手段
が、あるファイルの読出要求が前記各クライアント装置
のいずれかに入力されたとき、この読出要求に対応して
保存サーバ情報記憶手段を参照し、当該ファイルに対応
する各データサーバ装置及び各保存開始ブロックアドレ
スを検索し、読出開始手段が、サーバ検索手段の検索結
果に基づいて、各データサーバ装置に保存開始ブロック
アドレスを指定してファイルの読出を開始し、ブロック
読出手段が、各データサーバ装置に設けられ、読出開始
手段から保存開始ブロックアドレスを指定されたとき、
ファイル配置情報記憶手段から当該保存開始ブロックに
連鎖した各ブロックアドレスを検索すると共に、これら
保存開始ブロックアドレス又は各ブロックアドレスに指
定される保存ブロック又は冗長ブロックを読出し、これ
ら各保存ブロック又は冗長ブロックを読出要求の入力さ
れたクライアント装置に転送するので、請求項1に対応
する作用に加え、簡易な構成により、容易に実現させる
ことができる。
【0014】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1又は請求項2に対応するパリティ演算が排他的論理
和演算であるため、容易かつ確実に動作させることがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の一実施例に係る分散型
データベースシステムの構成図である。この分散型デー
タベースシステムは、4台のクライアント装置11〜1
4、1台の管理サーバ装置21及び5台のデータサーバ
装置S1〜S5が互いにネットワーク31を介して接続
されている。なお、各クライアント装置11〜14、管
理サーバ装置21及び各データサーバ装置S1〜S5は
夫々個別にハードディスク(以下、HDという)を有し
ている。
【0016】ここで、各クライアント装置11〜14
は、図2に示す手順により、例えば図3及び図4に示す
ように、転送される保存対象のファイルを15個の保存
ブロックに分割し、5つの保存ブロック毎にパリティ演
算としての排他的論理和を演算し、演算結果に基づいて
1つの冗長ブロックを生成する機能と、これら各保存ブ
ロック並びに各冗長ブロックを順次個別に各データサー
バ装置S1〜S5に転送する機能とをもっている。
【0017】パリティ演算は、各保存ブロック及び冗長
ブロックの互いに対応するアドレスの各ビットの“1”
の総数を偶数個とする偶数パリティの演算であり、具体
的には、図5の一般的な真理値表に示すように、各保存
ブロックの互いに対応するアドレスの各ビットに対して
“1”のビットの個数が奇数個のときに演算結果を
“1”とする排他的論理和を用いている。なお、パリテ
ィ演算は所望により、奇数パリティのための演算として
もよい。
【0018】また、各クライアント装置11〜14は、
図6に示す手順により、管理サーバ装置21を介して各
データサーバ装置S1〜S5から各保存ブロック並びに
各冗長ブロックを読出す機能と、正常のときには読出し
た各保存ブロックを統合して元のファイルを再生する機
能と、あるデータサーバ装置Si の障害のときにはこれ
ら読出した各保存ブロック並びに各冗長ブロックからパ
リティ演算としての排他的論理和を演算し、この演算結
果に基づいて、障害により失われた保存ブロックのデー
タを復元する機能と、読出した各保存ブロック及び復元
した保存ブロックを統合して元のファイルを再生する機
能とをもっている。
【0019】なお、復元のためのパリティ演算は、図7
に示すように、冗長ブロックの作成と同様の排他的論理
和演算であるが、冗長ブロックが奇数パリティのための
演算にて作成された場合には奇数パリティのための演算
が用いられる。
【0020】管理サーバ装置21は、ファイルを管理す
るための登録保存サーバ情報及びシステムを管理するた
めの管理情報をHDに有し(保存サーバ情報記憶手
段)、各クライアント装置11〜14及び各データサー
バ装置S1〜S5からアクセス可能となっている。登録
保存サーバ情報は、ファイル毎に該ファイルの一部であ
る各保存ブロック並びに各保存ブロックからの演算結果
である冗長ブロックの夫々のアドレスを示すものであ
り、具体的には図8に示すように、ファイル名、保存し
たデータサーバ装置名(保存サーバ)及びその保存した
データサーバ装置におけるHDの保存開始ブロックアド
レスの組をファイル毎に備えている。一方、管理情報
は、例えば5つの保存ブロック毎に1つの冗長ブロック
を生成する旨を示すパリティ生成単位及びデータサーバ
装置の個数の項目がある。
【0021】各データサーバ装置S1〜S5は、ファイ
ル毎の保存ブロックのアドレスを示すファイル・アロケ
ーション・テーブル(以下、FATという:ファイル配
置情報記憶手段)を備え、管理サーバ装置21から受け
るファイルの転送指示に基づいて、クライアント装置1
1〜14のいずれかから転送される各保存ブロックをH
Dに書込むと共に、書込んだブロックアドレスをFAT
に記録する機能と、管理サーバ装置21から受けるファ
イルの転送指示に基づいて、FATを参照しながら該当
するファイルの各保存ブロックをクライアント装置に向
けてネットワークに送出する機能とをもっている。
【0022】FATは、データサーバ装置S1〜S5に
個別に設けられ、自装置のHD内の連鎖するブロックア
ドレスを示すものである。例えば、図9(a)に示すよ
うに、データサーバ装置S1におけるFATでは、ブロ
ックアドレス“0”の領域に“1”とあるが、この
“1”は次のブロックアドレスが“1”であることを示
し、ブロックアドレス“1”の領域を読出すと“2”と
あり、次のブロックアドレス“2”の領域を読出すと
“3”とあり、次のブロックアドレス“3”を読出すと
“−1”とあり、ブロックアドレス“−1”が無いので
連鎖を終了する。すなわち、所望のファイルは、図9
(b)に示すように、データサーバ装置S1のHDにお
けるブロックアドレス“0”〜“3”に記憶されてい
る。なお、所望のファイルの保存開始ブロックアドレス
が“0”であることは、前述した管理サーバ装置21の
登録保存サーバ情報に記憶されている。
【0023】次に、以上のように構成された分散型デー
タベースシステムの動作を図2及び図6のフローチャー
トを用いて説明する。 (データの書込み)いま、あるクライアント装置11の
有するファイルF2をデータサーバ装置S1〜S5に登
録したいとする。
【0024】クライアント装置11は、操作者の入力操
作により、ファイルF2の転送要求を管理サーバ装置2
1に与える(ST1)。管理サーバ装置21は、転送先
の各データサーバ装置S1〜S5の稼働状態を確認する
と共に、転送可能な状態のデータサーバ装置S1〜S5
に転送受入指示を与え(ST2)、しかる後、転送先の
データサーバ装置S1〜S5を指定した転送許可をクラ
イアント装置11に与える。
【0025】クライアント装置11は、転送許可を受け
ると、管理サーバ装置21からパリティ生成単位を読出
すと共に、転送データとしてのファイルF2を所定の記
憶容量をもつ保存ブロックに分割し(ST3:保存ブロ
ック生成手段)、図10に示すように、パリティ生成単
位毎に各保存ブロックから排他的論理和を算出して冗長
ブロックを生成する(ST4:冗長ブロック生成手
段)。
【0026】しかる後、クライアント装置11は各保存
ブロック及び冗長ブロックを転送許可の与えられた各デ
ータサーバ装置S1〜S5に1ブロック単位で順次巡回
的に転送する(ST5:ブロック転送手段)。各データ
サーバ装置S1〜S5はこれら保存ブロック又は冗長ブ
ロックを受取る毎に、図11(a)に示すように、この
受取ったブロックを記憶するHDのブロックアドレスを
FATに書込むと共に、図11(b)に示すように、該
ブロックアドレスを指定して当該受取ったブロックをH
Dに書込む(ST6)。
【0027】クライアント装置11は、ファイルF2の
各保存ブロック及び各冗長ブロックの転送を完了する
と、該ファイルF2のファイル名と、該ファイルF2の
先頭の保存ブロックを転送したデータサーバ装置名を管
理サーバ装置21に転送する。
【0028】管理サーバ装置21は、該当するデータサ
ーバ装置S1〜S5から該先頭の保存ブロックの記憶さ
れたHDの保存開始ブロックアドレスを検索し、この保
存開始ブロックアドレスと前述したファイル名及びデー
タサーバ装置名との組からなる登録保存サーバ情報を自
己のHDに書込む(ST7)。
【0029】これにより、ファイルF2の書込及び登録
が完了する。 (データの読出し)いま、各データサーバ装置S1〜S
5では、前述した図11(b)のように、ファイルF
1,F2を保存しているとする。
【0030】ここで、クライアント装置11は、例えば
ファイルF1の転送要求を管理サーバ装置21に送出す
る(ST11)。管理サーバ装置21は、前述した図8
に示す自己のHDの登録保存サーバ情報からファイルF
1の記憶された各データサーバ装置名及び保存開始ブロ
ックアドレスを検索し(ST12:サーバ検索手段)、
これら各データサーバ装置S1〜S5の稼働状態及び障
害の有無状態からなる転送可否状態を判定すると共に
(ST13)、転送可能な状態の各データサーバ装置S
1〜S5に保存開始ブロックアドレスを指定して順次、
巡回的に転送指示を与えるが(ST14:読出開始手
段)、障害有のときには障害有のデータサーバ装置名を
クライアント装置11に通知して(ST15)ステップ
ST14の処理を実行する。
【0031】一方、各データサーバ装置S1〜S5は、
管理サーバ装置21から転送指示を受けると、前述した
図11(a)に示すFATに記憶されたブロックアドレ
スを指定してHDからファイルF1の保存ブロックを1
ブロックだけ読出すと共に(ST16:ブロック読出手
段)、この保存ブロックをクライアント装置11に転送
し(ST17:ブロック読出手段)、再度、FATを参
照しながら同様にファイルF1の次の保存ブロック又は
冗長ブロックを1ブロックだけ転送する。なお、この次
のブロックの転送はファイルF1の最終の保存ブロック
又は冗長ブロックまで周期的に実行される。
【0032】クライアント装置11は、ステップST1
4の通知の有無により各データサーバ装置S1〜S5の
状態が正常であるか障害があるかを判定し(ST1
8)、判定結果に基づいて各データサーバ装置S1〜S
5から巡回的に転送される各保存ブロックを統合してフ
ァイルF1を再生する。
【0033】このとき、クライアント装置11がファイ
ルF1を再生する手順は以下の通りである。 (各データサーバ装置S1〜S5が正常のとき) (1a)図12に示すように、1番目から5番目に受け
た各保存ブロックを統合し、6番目に受けた冗長ブロッ
クを無視する(ST19)。 (2a)(1a)を偶数パリティの組数だけ繰り返す。 (3a)(1a)〜(2a)の手順で統合された各統合
ブロックをさらに統合してファイルF1を再生する(S
T20)。 (データサーバ装置S4が破損したとき) (1b)図13の破線の矢印に示すように、1番目から
4番目に受けた各保存ブロック及び5番目に受けた冗長
ブロックに排他的論理和演算を施し(ST21:ブロッ
ク復元手段)、演算結果に基づいて、破損した保存ブロ
ックを復元する(ST22:ブロック復元手段)。 (2b)復元した保存ブロックを、図13の実線の矢印
に示すように、1番目から4番目に受けた保存ブロック
の順番のなかに割込ませて各保存ブロックを統合する
(ST23)。なお、割込ませる順位は破損ブロック順
位Dblで示され、破損ブロック順位Dblは次の(1)式
にて求められる。 Dbl(n)=(Snu−Bnu)(n−1)+Dsa …(1) 但し、 n:偶数パリティの組の順番 (n=1〜3 …ファイルF1の場合)、 Snu:ブロックの記憶されたサーバ個数 (Snu=5 …S1、S2、S3、S4、S5)、 Bnu:偶数パリティを形成する1組のブロック個数 (Bnu=6 … n-1、 n-2、 n-3、 n-4、 n-5、 n-
P)、 Dsa:破損サーバ順位 (Dsa=4 …データサーバ装置S4の破損)。
【0034】次に、以上の条件を(1)式に代入して
(2)式を得る。 Dbl(n)=(5−6)(n−1)+4 =−n+5 …(2) (2)式から、n=1のとき、Dbl=4番目、n=2の
とき、Dbl=3番目、n=3のとき、Dbl=2番目を得
る。
【0035】但し、ここではn=1であるので、Dbl=
4番目とする。次の(3b)の繰返しにてn=2、n=
3を順次用いる。 (3b)ここは(1b)〜(2b)を繰返す。 (4b)図14に示すように、(1b)〜(3b)の手
順で統合されて得られた各統合ブロックをさらに統合し
てファイルF1を再生する(ST20:ファイル再生手
段)。
【0036】上述したように本実施例によれば、クライ
アント装置11が保存対象のファイルF2を分割して複
数の保存ブロックを生成し、各保存ブロックにパリティ
演算を施して冗長ブロックを生成し、各保存ブロック及
び冗長ブロックを各データサーバ装置S1〜S5に分散
させて転送することにより、ファイルF2を各データサ
ーバ装置S1〜S5に分散記憶させている。
【0037】また、クライアント装置11が、各保存ブ
ロックの転送された各データサーバ装置S1〜S5のい
ずれか1つのデータサーバ装置S4が読出不可のとき、
他の各データサーバ装置S1〜S3,S5から読出され
る各保存ブロック及び冗長ブロックにパリティ演算を施
して読出不可の保存ブロックを復元し、復元された保存
ブロックと他の各データサーバ装置S1〜S3,S5の
各保存ブロックとを統合してファイルF1を再生するの
で、データサーバ装置に障害を生じてもデータを復元で
き、もって、転送要求に対する応答性及び信頼性を向上
させることができる。
【0038】また、本実施例によれば、管理サーバ装置
21がファイル毎に、ファイル名、各保存ブロック並び
に冗長ブロックの分散記憶された各データサーバ装置名
及びこれら各データサーバ装置における各保存開始ブロ
ックアドレスからなる登録保存サーバ情報を記憶し、各
データサーバ装置S1〜S5が、複数のブロック記憶領
域を有し、ファイル毎に、該当する各保存ブロック及び
冗長ブロックのアドレスを示す各ブロックアドレスが連
鎖的に各ブロック記憶領域に分散記憶されるFATを有
し、管理サーバ装置21が、あるファイルの転送要求
(読出要求)が各クライアント装置のいずれかに入力さ
れたとき、この転送要求に対応して登録保存サーバ情報
を参照し、当該ファイルに対応する各データサーバ装置
名及び各保存開始ブロックアドレスを検索し、各データ
サーバ装置S1〜S5に保存開始ブロックアドレスを指
定してファイルの読出を開始させ、各データサーバ装置
S1〜S5が、保存開始ブロックアドレスを指定された
とき、FATから当該保存開始ブロックに連鎖した各ブ
ロックアドレスを検索すると共に、これら保存開始ブロ
ックアドレス又は各ブロックアドレスに指定される保存
ブロック又は冗長ブロックを読出し、これら各保存ブロ
ック又は冗長ブロックを転送要求の入力されたクライア
ント装置11に転送するので、簡易な構成により、容易
に実現させることができる。
【0039】さらに、本実施例によれば、パリティ演算
が排他的論理和演算であるため、容易かつ確実に動作さ
せることができる。なお、上記実施例では、データ読出
の際に、各データサーバ装置S1〜S5が順次巡回的、
且つ周期的に保存ブロック又は冗長ブロックを1ブロッ
ク毎にクライアント装置11に転送する場合を説明した
が、これに限らず、クライアント装置11が1ブロック
毎に順次巡回的に各データサーバ装置S1〜S5に転送
指示を送出する構成としても、本発明を同様に実施でき
ると共に、動作の確実性を向上させることができる。
【0040】また、上記実施例では、データ読出の際
に、正常時であっても冗長ブロックを転送する場合を説
明したが、これに限らず、例えばFATに保存ブロック
又は冗長ブロックの別を示すフラグを付加し、このフラ
グを参照して正常時には冗長ブロックの転送を省略する
構成としても、本発明を同様に実施できると共に、転送
効率を一層向上させることができる。
【0041】さらに、上記実施例では、特にデータの内
容を述べなかったが、本発明で扱われるデータはどのよ
うなものでもよく、例えば印刷用データベースの場合、
画像データ、文字データ、画像や文字の配置を指定する
ためのレイアウトのデータ等を使用することができる。
その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、保存ブロック生成手段が保存対象のファイルを分
割して複数の保存ブロックを生成し、冗長ブロック生成
手段が保存ブロック生成手段により生成された各保存ブ
ロックにパリティ演算を施して冗長ブロックを生成し、
ブロック転送手段が保存ブロック生成手段により生成さ
れた各保存ブロック及び冗長ブロック生成手段により生
成された冗長ブロックを各データサーバ装置に分散させ
て転送し、ブロック復元手段が、ブロック転送手段によ
り各保存ブロックの転送された各データサーバ装置のい
ずれか1つが読出不可のとき、他の各データサーバ装置
から読出される各保存ブロック及び冗長ブロックにパリ
ティ演算を施して読出不可の保存ブロックを復元し、フ
ァイル再生手段が、ブロック復元手段により復元された
保存ブロックと他の各データサーバ装置の各保存ブロッ
クとを統合してファイルを再生するので、データサーバ
装置に障害を生じてもデータを復元でき、もって、転送
要求に対する応答性及び信頼性を向上できる分散型デー
タベースシステムを提供できる。
【0043】また、請求項2の発明によれば、ネットワ
ークに接続され、ファイル毎に、ファイル名、各保存ブ
ロック並びに冗長ブロックの分散記憶された各データサ
ーバ装置名及びこれら各データサーバ装置における各保
存開始ブロックアドレスが記憶される保存サーバ情報記
憶手段と、各データサーバ装置に設けられ、複数のブロ
ック記憶領域を有し、ファイル毎に、該当する各保存ブ
ロック及び冗長ブロックのアドレスを示す各ブロックア
ドレスが連鎖的に各ブロック記憶領域に分散記憶される
ファイル配置情報記憶手段とを設け、サーバ検索手段
が、あるファイルの読出要求が各クライアント装置のい
ずれかに入力されたとき、この読出要求に対応して保存
サーバ情報記憶手段を参照し、当該ファイルに対応する
各データサーバ装置及び各保存開始ブロックアドレスを
検索し、読出開始手段が、サーバ検索手段の検索結果に
基づいて、各データサーバ装置に保存開始ブロックアド
レスを指定してファイルの読出を開始し、ブロック読出
手段が、各データサーバ装置に設けられ、読出開始手段
から保存開始ブロックアドレスを指定されたとき、ファ
イル配置情報記憶手段から当該保存開始ブロックに連鎖
した各ブロックアドレスを検索すると共に、これら保存
開始ブロックアドレス又は各ブロックアドレスに指定さ
れる保存ブロック又は冗長ブロックを読出し、これら各
保存ブロック又は冗長ブロックを読出要求の入力された
クライアント装置に転送するので、請求項1の効果に加
え、簡易な構成により、容易に実現できる分散型データ
ベースシステムを提供できる。
【0044】さらに、請求項3の発明によれば、請求項
1又は請求項2のパリティ演算が排他的論理和演算であ
るため、容易かつ確実に動作できる分散型データベース
システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る分散型データベースシ
ステムの構成図、
【図2】同実施例における書込動作を説明するためのフ
ローチャート、
【図3】同実施例におけるファイルの分割を説明するた
めの模式図、
【図4】同実施例における冗長ブロックの生成を説明す
るための模式図、
【図5】一般的な排他的論理和の真理値表を示す図、
【図6】同実施例における読出動作を説明するためのフ
ローチャート、
【図7】一般的な排他的論理和の真理値表を示す図、
【図8】同実施例における登録保存情報を示す模式図、
【図9】同実施例におけるブロックの保存方式を示す模
式図、
【図10】同実施例における冗長ブロックの生成を示す
模式図、
【図11】同実施例におけるFAT及びHDの構成を示
す模式図、
【図12】同実施例における正常時の保存ブロックの統
合を示す模式図、
【図13】同実施例における障害時の保存ブロックの統
合を示す模式図、
【図14】同実施例におけるファイルの再生を示す模式
図。
【符号の説明】
11〜14…クライアント装置、21…管理サーバ装
置、31…ネットワーク、S1〜S5…データサーバ装
置、HD…ハードディスク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアント装置と、複数のデー
    タサーバ装置とが互いにネットワークを介して接続され
    た分散型データベースシステムにおいて、 前記各クライアント装置は、 保存対象のファイルを分割して複数の保存ブロックを生
    成する保存ブロック生成手段と、 前記保存ブロック生成手段により生成された各保存ブロ
    ックにパリティ演算を施して冗長ブロックを生成する冗
    長ブロック生成手段と、 前記保存ブロック生成手段により生成された各保存ブロ
    ック及び前記冗長ブロック生成手段により生成された冗
    長ブロックを前記各データサーバ装置に分散させて転送
    するブロック転送手段と、 前記ブロック転送手段により各保存ブロックの転送され
    た各データサーバ装置のいずれか1つが読出不可のと
    き、他の各データサーバ装置から読出される各保存ブロ
    ック及び冗長ブロックに前記パリティ演算を施して前記
    読出不可の保存ブロックを復元するブロック復元手段
    と、 前記ブロック復元手段により復元された保存ブロックと
    前記他の各データサーバ装置の各保存ブロックとを統合
    して前記ファイルを再生するファイル再生手段とを備え
    たことを特徴とする分散型データベースシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の分散型データベースシ
    ステムにおいて、 前記ネットワークに接続され、前記ファイル毎に、ファ
    イル名、各保存ブロック並びに冗長ブロックの分散記憶
    された各データサーバ装置名及びこれら各データサーバ
    装置における各保存開始ブロックアドレスが記憶される
    保存サーバ情報記憶手段と、 前記各データサーバ装置に設けられ、複数のブロック記
    憶領域を有し、前記ファイル毎に、該当する各保存ブロ
    ックのアドレス及び冗長ブロックのアドレスを示す各ブ
    ロックアドレスが連鎖的に前記各ブロック記憶領域に分
    散記憶されるファイル配置情報記憶手段と、 あるファイルの読出要求が前記各クライアント装置のい
    ずれかに入力されたとき、この読出要求に対応して前記
    保存サーバ情報記憶手段を参照し、当該ファイルに対応
    する各データサーバ装置名及び各保存開始ブロックアド
    レスを検索するサーバ検索手段と、 前記サーバ検索手段の検索結果に基づいて、各データサ
    ーバ装置に保存開始ブロックアドレスを指定してファイ
    ルの読出を開始する読出開始手段と、 前記各データサーバ装置に設けられ、前記読出開始手段
    から保存開始ブロックアドレスを指定されたとき、前記
    ファイル配置情報記憶手段から当該保存開始ブロックに
    連鎖した各ブロックアドレスを検索すると共に、これら
    保存開始ブロックアドレス又は各ブロックアドレスに指
    定される保存ブロック又は冗長ブロックを読出し、これ
    ら各保存ブロック又は冗長ブロックを前記読出要求の入
    力されたクライアント装置に転送するブロック読出手段
    とを備えたことを特徴とする分散型データベースシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の分散型デ
    ータベースシステムにおいて、 前記パリティ演算は排他的論理和演算であることを特徴
    とする分散型データベースシステム。
JP7178844A 1995-07-14 1995-07-14 分散型データベースシステム Pending JPH0934770A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005502096A (ja) * 2001-01-11 2005-01-20 ゼット−フォース コミュニケイションズ インコーポレイテッド ファイルスイッチ及び交換ファイルシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005502096A (ja) * 2001-01-11 2005-01-20 ゼット−フォース コミュニケイションズ インコーポレイテッド ファイルスイッチ及び交換ファイルシステム

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