JPH0935019A - 携帯可能情報記録媒体およびそのアクセス方法 - Google Patents
携帯可能情報記録媒体およびそのアクセス方法Info
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- JPH0935019A JPH0935019A JP7202854A JP20285495A JPH0935019A JP H0935019 A JPH0935019 A JP H0935019A JP 7202854 A JP7202854 A JP 7202854A JP 20285495 A JP20285495 A JP 20285495A JP H0935019 A JPH0935019 A JP H0935019A
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Abstract
ドに対する外部アクセスを効率的に行う。 【解決手段】 CPU12に実行させるべき複数のコマ
ンドを羅列してなるバッチファイルを用意し、これを書
込コマンドを用いてICカード内のEEPROM15に
書込む。続いて、所定のバッチ処理実行コマンドを与え
る。ROM13内には、このコマンドが与えられたとき
に、EEPROM15内に格納されているバッチファイ
ル内の各コマンドを、あたかもI/Oライン30から与
えられたコマンドとして実行するルーチンを付加してお
く。CPU12は、このルーチンに基いて、バッチファ
イル内のコマンドを順次実行し、個々のレスポンスをR
AM14内に一時的に蓄積しておく。全コマンドの実行
が完了したら、蓄積されていたレスポンスを、一括して
リーダライタ装置20へ返信する。
Description
体およびそのアクセス方法、特に、CPUを内蔵したI
Cカードに対して利用するのに適した新規なアクセス方
法に関する。
報記録媒体として、ICカードが注目を集めている。最
近では、半導体集積回路の小型化、低コスト化のための
技術進歩により、実社会の種々のシステムにおいてIC
カードが実用されるに至っている。
単なる情報記録媒体としての機能だけではなく、情報処
理機能が付加されるため、高度なセキュリティを必要と
する情報処理システムへの利用が期待されている。現在
普及している一般的なICカードは、CPUと、このC
PUによってアクセスされる3種類のメモリ、すなわ
ち、ROM,RAM,EEPROMを有している。RO
M内には、CPUによって直接実行可能なインストラク
ションコードからなるプログラムが記憶されており、C
PUはこのプログラムに基いて、ICカードを統括制御
する機能を有する。RAMは、CPUがこのような統括
制御を行う上での作業領域として使用されるメモリであ
る。一方、EEPROMは、CPUを介してデータの読
出しおよび書き込みが可能な不揮発性メモリであり、こ
のICカードに記録すべき本来のデータを格納するため
に用いられる。
てCPUを介して行われ、外部からEEPROMを直接
アクセスすることはできない。このため、EEPROM
内に格納される個々のファイルごとに様々なアクセス権
を設定することができ、高度なセキュリティを確保する
ことが可能になる。ICカード内のEEPROMに対し
て、外部から何らかのアクセスを行いたい場合には、必
ずCPUに対して、外部から所定のコマンドを与えると
いう方法をとることになる。たとえば、EEPROM内
の所定のファイルへデータの書き込みを行う場合は、所
定の書込コマンドとともに書込対象となるデータをCP
Uに与え、CPUによる書込コマンドの実行という形式
で書込処理が行われることになる。また、EEPROM
内の所定のファイルからデータの読出しを行う場合は、
所定の読出コマンドをCPUに与え、CPUによる読出
コマンドの実行という形式で読出処理が行われることに
なる。外部からICカードに対して所定のコマンドを与
えると、このコマンドに対するレスポンスがICカード
から外部に対して返送される。たとえば、書込コマンド
を与えた場合には、書込処理が支障なく実行されたか否
かを示すレスポンスが返送され、読出コマンドを与えた
場合には、読出対象となったデータがレスポンスという
形で返送されることになる。
した場合には、特定のコマンドの実行に特定のキーが要
求されるようになる。このようなキーが要求されるコマ
ンドを実行させるためには、その前に、キーの照合を行
っておく必要がある。このようなキーの照合は、外部か
らICカードに対して、照合コマンドとともに所定のキ
ーを与えることによって行われる。ICカード内部で、
与えられたキーと、EEPROM内に記録されていたキ
ーとが照合され、両者が一致していれば、特定のコマン
ドの実行が許可される。
を内蔵した携帯可能情報記録媒体では、通常、外部から
所定のコマンドを送信し、これに対するレスポンスの返
送を受ける、という方法でアクセスが行われる。別言す
れば、携帯可能情報記録媒体にどのようなアクセスを行
わせる場合であっても、コマンド送信/レスポンス返送
/コマンド送信/レスポンス返送/…という処理を繰り
返し実行する必要がある。このようなコマンド送信およ
びレスポンス返送処理は、外部装置と携帯可能情報記録
媒体との間に形成されたI/Oラインを介して行われる
が、このI/Oラインを介したデータ転送速度は、媒体
内部におけるCPU・メモリ間のデータ転送速度に比べ
て非常に遅くなる。このため、媒体内部のCPUの性能
に比して、外部から媒体をアクセスする処理には非常に
時間がかかることになる。このように、長い時間にわた
って、I/Oライン上に大量のデータが流れるというこ
とは、セキュリティの観点からも好ましくない。すなわ
ち、外部装置と媒体との間に形成されるI/Oライン
は、外部から物理的にアクセスすることが容易であり、
I/Oライン上を流れるデータは、外部から不正に観測
される可能性が高く、長時間にわたってデータ転送を行
うことは、セキュリティ確保の上から問題になる。ま
た、I/Oラインを介したデータ転送を行う場合、本来
転送すべきデータに、所定の伝送プロトコルに従った制
御情報(いわゆるヘッダ、フッタ情報)を付加する必要
があり、冗長性が高くなるという問題もある。このよう
に、I/Oラインを介したコマンド送信/レスポンス返
送という手順による媒体のアクセスは、必ずしも効率的
なものにはなっていない。
体に対するアクセス内容に応じて、その都度、インスト
ラクションコードからなるプログラムを書き、このプロ
グラムをバイナリデータとしてEEPROM内にファイ
ルとして書き込み、媒体内のCPUには、このEEPR
OM内のインストラクションコードを直接実行させると
いうアクセス方法も提案されている。この方法によれ
ば、I/Oラインを介したデータ転送は、プログラムを
バイナリデータとして転送するだけの短時間ですむ。以
後は、CPUはEEPROM内のプログラムを実行すれ
ばよいので媒体内だけの処理ですみ、非常に高速な処理
が可能になる。しかしながら、この方法は、セキュリテ
ィの点で大きな問題がある。すなわち、CPUの制御
は、ROM内に用意された通常のルーチンの支配を離
れ、EEPROM内に転送されたインストラクションコ
ードのルーチンによって完全に支配されることになる。
このため、不正利用者が、不正なプログラムをインスト
ラクションコードで記述してこの方法を利用すれば、C
PUはこの不正なプログラムを忠実に実行してしまうこ
とになる。
保しつつ、外部からのアクセスを効率的に行うことがで
きる携帯可能情報記録媒体およびそのアクセス方法を提
供することを目的とする。
よって直接実行可能なインストラクションコードからな
るプログラムを記憶したROMと、CPUの作業領域と
して使用されるRAMと、CPUを介してデータの読出
しおよび書き込みが可能な不揮発性メモリと、を備え、
外部から与えられたコマンドに基いて、CPUがROM
内の所定のプログラムを実行する機能を有する携帯可能
情報記録媒体において、不揮発性メモリ内に書き込まれ
たデータを、外部から与えられたコマンドと解釈して実
行するバッチ処理実行機能を設けたものである。
の態様に係る携帯可能情報記録媒体において、不揮発性
メモリ内にバッチファイルとして複数のコマンドからな
るデータが書き込まれている場合に、バッチ処理実行機
能により、この複数のコマンドを書き込み順に順次実行
できるようにしたものである。
または第2の態様に係る携帯可能情報記録媒体をアクセ
スする方法において、携帯可能情報記録媒体に対して与
える複数のコマンドを羅列してなるバッチファイルを用
意し、携帯可能情報記録媒体に対して、所定の書込コマ
ンドとともに用意したバッチファイルを与え、このバッ
チファイルを不揮発性メモリ内に書き込み、携帯可能情
報記録媒体に対して、所定のバッチ処理実行コマンドを
与えることにより、不揮発性メモリ内に書き込まれたバ
ッチファイル内の各コマンドを、外部から与えられたコ
マンドと解釈して実行させるようにしたものである。
の態様に係る携帯可能情報記録媒体のアクセス方法にお
いて、バッチファイル内の各コマンドの実行によって生
じるレスポンスを、RAM内に一時蓄積しておき、バッ
チファイル内の全コマンドの実行が終了した後、RAM
内に蓄積されているレスポンスをバッチ処理実行コマン
ドに対するレスポンスとして外部へ一括して送出させる
ようにしたものである。
体には、不揮発性メモリ内に書き込まれたデータを、外
部から与えられたコマンドと解釈して実行するバッチ処
理実行機能が備わっている。したがって、複数のコマン
ドを羅列してなるバッチファイルを用意し、このバッチ
ファイルを外部から媒体に書込コマンドとともに与えて
不揮発性メモリ内に書き込めば、このバッチ処理実行機
能によって、バッチファイルを構成するコマンドを、外
部から与えられたコマンドと解釈して実行させることが
可能になる。すなわち、媒体内のCPUは、同じ媒体内
の不揮発性メモリに格納されているバッチファイル内の
コマンドを、あたかも外部から与えられたコマンドであ
るかのように取り扱い、これを実行することになる。
データ転送は、バッチファイルを媒体に転送するだけの
短時間ですむ。以後、CPUはEEPROM内のコマン
ドを実行すればよいので媒体内だけの処理ですみ、非常
に高速な処理が可能になる。また、バッチファイル内の
個々のコマンドについては、所定の伝送プロトコルに従
った制御情報(いわゆるヘッダ、フッタ情報)は不要で
あり、冗長性も低減させることができる。しかも、CP
Uが実行するのは、あくまでもコマンドであり、インス
トラクションコードそのものではない。したがって、I
/Oラインを介したコマンド送信/レスポンス返送とい
う手順によるアクセスと同じセキュリティを維持させる
ことができる。
リティを確保しつつ、外部からのアクセスを効率的に行
うことができるようになる。
する。
法 はじめに、現在普及しているICカードに対する一般的
なアクセス方法を説明する。図1は、一般的なICカー
ド10に、外部装置としてのリーダライタ装置20を接
続し、アクセスを行っている状態を示すブロック図であ
る。ICカード10とリーダライタ装置20とはI/O
ライン30によって相互に接続されている。ここで、I
Cカード10には、I/Oインタフェース11、CPU
12、ROM13、RAM14、EEPROM15が内
蔵されている。I/Oインタフェース11は、I/Oラ
イン30を介してデータを送受するための入出力回路で
あり、CPU12はこのI/Oインタフェース11を介
して、リーダライタ装置20と交信することになる。R
OM13内には、CPU12によって直接実行可能なイ
ンストラクションコードからなるプログラムが記憶され
ており、CPU12はこのプログラムに基いて、ICカ
ード10を統括制御する機能を有する。RAM14は、
CPU12がこのような統括制御を行う上での作業領域
として使用されるメモリである。一方、EEPROM1
5は、このICカード10に記録すべき本来のデータを
格納するメモリである。
リーダライタ装置20から電源やクロックが供給され
る。したがって、ICカード10がリーダライタ装置2
0と切り離されると、ICカード10への電源およびク
ロックの供給は停止する。しかしながら、EEPROM
15は不揮発性メモリであるため、電源供給が停止した
後もその記録内容はそのまま保持される。ただ、RAM
14内のデータは、電源供給の停止によりすべて失われ
る。
15へのアクセスは、すべてCPU12を介して行わ
れ、外部からこれらメモリを直接アクセスすることはで
きない。すなわち、リーダライタ装置20からCPU1
2に対して所定の「コマンド」を与えると、CPU12
はこの「コマンド」を解釈実行し、その結果を、リーダ
ライタ装置20に対して「レスポンス」として返送する
ことになる。たとえば、EEPROM15内の所定のフ
ァイルに書き込みを行う場合には、「書込コマンド」と
ともに書込対象となるデータをCPU12に与え、CP
U12による「書込コマンド」の実行という形式で書込
処理が行われることになる。逆に、EEPROM15内
の所定のファイルからデータの読出しを行う場合は、所
定の「読出コマンド」をCPU12に与え、CPU12
による「読出コマンド」の実行という形式で読出処理が
行われることになる。このように、ICカード10内に
おいて「コマンド」の実行が終了すると、実行した「コ
マンド」に対する「レスポンス」が外部に対して返送さ
れる。たとえば、「書込コマンド」を与えた場合には、
書込処理が支障なく実行されたか否かを示す「レスポン
ス」返送され、「読出コマンド」を与えた場合には、読
出対象となったデータがレスポンスという形で返送され
ることになる。
単位でデータが格納され、個々のファイルごとにそれぞ
れアクセス権が設定される。この場合、特定のファイル
に対して特定の「コマンド」を実行する場合には、所定
のキーの入力が要求される。したがって、「書込コマン
ド」や「読出コマンド」を実行する前に、所定の「照合
コマンド」を実行してキー照合を行わなければならな
い。このため、EEPROM15内に格納されたデータ
に対して、高度なセキュリティを確保することが可能に
なる。
を説明するブロック図である。ICカード10に対する
アクセスを行う場合、まず、リーダライタ装置20から
I/Oライン30を介してCPU12へ、送信データ3
1を転送する。この送信データ31は、CPU12に与
えるべき本来の「コマンド」の前後に、「ヘッダ」およ
び「フッタ」を付加したものである。この「ヘッダ」お
よび「フッタ」は、I/Oライン30を介した伝送を行
う上での所定の伝送プロトコルに従った制御情報であ
る。こうして「コマンド」が転送されてくると、CPU
12はこれを解釈して実行し、「レスポンス」を発生さ
せる。この「レスポンス」は、返送データ32としてリ
ーダライタ装置20へと返送される。この返送データ3
2は、「レスポンス」の前後に、「ヘッダ」および「フ
ッタ」を付加したものである。
めに、ROM13内には、個々の「コマンド」ごとにプ
ログラムルーチンが用意されている。たとえば、「書込
コマンド」、「読出コマンド」、「照合コマンド」のそ
れぞれに対応して、ROM13内には、「書込処理ルー
チン」、「読出処理ルーチン」、「照合処理ルーチン」
が用意されている。実際には、この他にもいくつかの
「コマンド」が定義されており、定義された「コマン
ド」には、それぞれ固有のサブルーチンがROM13内
に用意されていることになる。このROM13内のサブ
ルーチンは、CPU12が直接実行可能なインストラク
ションコード、すなわち、いわゆる「機械語」で記述さ
れたプログラムである。CPU12は、I/Oライン3
0を介して「コマンド」を受信すると、まず、ROM1
3内の「共通コマンド処理ルーチン」を実行して受信し
た「コマンド」を解釈し、その「コマンド」に応じたサ
ブルーチンを選択する。そして、個々の「コマンド」に
応じたサブルーチンの先頭のインストラクションコード
へのジャンプが起こり、所定の処理が実行される。この
処理が完了すると、再び「共通コマンド処理ルーチン」
へと戻り、所定の「レスポンス」を返送する処理が行わ
れる。以上が、CPU12に対して1つの「コマンド」
が与えられたときの全体の処理の流れである。
アクセスは、コマンド送信/レスポンス返送/コマンド
送信/レスポンス返送/…という処理を繰り返すことに
よって行われる。このため、アクセスに長時間かか
る、伝送中のセキュリティが低下する、冗長性が高
くなる、といった問題が生じることは既に述べたとおり
である。すなわち、I/Oライン30を介しての「コマ
ンド」および「レスポンス」の転送速度は、CPU12
の演算処理速度に比べて非常に遅く、アクセスに時間
がかかる、という問題が生じることになる。また、I/
Oライン30上を流れるデータは、外部から不正に観測
される可能性が高く、長時間にわたってデータ転送を行
うと、伝送中のセキュリティが低下する、という問題
が生じることになる。更に、I/Oライン30を介した
伝送には、所定の伝送プロトコルに従った「ヘッダ」お
よび「フッタ」といった制御情報を付加する必要性が出
てくるので、冗長性が高くなる、といった問題も生じ
る。このように、I/Oライン30を介したコマンド送
信/レスポンス返送という手順によるICカード10の
アクセスは、必ずしも効率的なものにはなっていない。
たアクセス方法 このような問題に対する解決法として、インストラクシ
ョンコードを用いたアクセス方法も従来から提案されて
いる。この方法を、図3および図4のブロック図を参照
して説明しよう。まず、ICカード10に対するアクセ
ス内容に応じて、その都度、インストラクションコード
からなるプログラムを用意する。前述のように、このイ
ンストラクションコードは、CPU12が直接実行可能
な、いわゆる「機械語」で記述されたプログラムであ
る。もっとも、通常は、高級言語で記述したソースプロ
グラムをコンパイルすることによって、このインストラ
クションコードからなるプログラムを用意することにな
る。
コードからなるプログラムを、バイナリデータとしてE
EPROM15内に書き込む処理を行う。図3は、この
書込処理を示している。図示の例では、送信データ31
として、「WRITE BINARY」なる「書込コマ
ンド」をCPU12に送信している。ここで、「書込コ
マンド」は、「書込コマンドコード」と「書込対象とな
るデータ」とによって構成されており、「書込対象とな
るデータ」の部分に、用意したインストラクションコー
ドからなるプログラムを入れている。このプログラム
は、バイナリデータとして取り扱われるため、結局、図
4に示すように、EEPROM15内の所定のファイル
内に、このインストラクションコードからなるプログラ
ムがそのまま書き込まれることになる。
として、「GO PROG」なる「プログラム実行コマ
ンド」をCPU12に送信する。この「プログラム実行
コマンド」は、ここで述べるインストラクションコード
を用いたアクセス方法を行うために特別に定義されたコ
マンドであり、EEPROM15内に書き込まれたイン
ストラクションコード群をそのまま実行すべきことを指
示するコマンドである。このようなコマンドを実行させ
るためには、ROM13内に、この「プログラム実行コ
マンド」に対応したサブルーチンを用意しておく必要が
あるが、そのサブルーチンは非常に単純である。すなわ
ち、EEPROM15内に書き込まれたインストラクシ
ョンコードの先頭アドレスへのジャンプ命令によって構
成しておけばよい。
実行されると、CPU12は、EEPROM15内に書
き込まれたインストラクションコードを直接実行するこ
とになる。このようなアクセス方法によれば、I/Oラ
イン30を介したデータ転送は、プログラムをバイナリ
データとして転送するだけの短時間ですむ。以後、CP
U12はEEPROM15内のプログラムを実行すれば
よいので、ICカード10内部の処理だけですみ、非常
に高速な処理が可能になり、§1で述べた一般的なアク
セス方法に比べて、非常に効率的なアクセスが可能にな
る。
述べたように、セキュリティの点で大きな問題がある。
「プログラム実行コマンド」が実行された後は、CPU
12の制御は、EEPROM15内に書き込んだインス
トラクションコードによって完全に支配されてしまうこ
とになる。このため、不正利用者が、不正なプログラム
をインストラクションコードで記述してこの方法を利用
すれば、CPUはこの不正なプログラムを忠実に実行し
てしまうことになる。すなわち、「コマンド」の形式で
与えられた命令をCPU12が実行する限りは、ROM
13内に用意した正規のセキュリティチェックが機能す
るが、「インストラクションコード」の形式で与えられ
た原始的な命令をCPU12が実行する場合には、もは
やこのようなセキュリティチェックは機能しなくなって
しまうのである。
も、§2で述べたインストラクションコードを用いたア
クセス方法にも、それぞれ一長一短がある。本発明は、
これらの方法の問題点を解決した新規なアクセス方法を
提案するものである。以下、この方法を図5および図6
のブロック図を参照して説明する。
容に応じて、その都度、コマンドの羅列からなるバッチ
ファイルを用意する。すなわち、§1で述べた一般的な
アクセス方法において、送信データ31として送信して
いた「コマンド」を、いくつか並べることによりバッチ
ファイルを作成するのである。ただし、伝送プロトコル
に基いて付加していた「ヘッダ」および「フッタ」は、
ここでは必要なく、用意するバッチファイルとしては、
「コマンド」の部分だけを羅列したものでよい。
EEPROM15内に書き込む処理を行う。図5は、こ
の書込処理を示している。図示の例では、送信データ3
1として、「WRITE BINARY」なる「書込コ
マンド」をCPU12に送信している。ここで、「書込
コマンド」は、「書込コマンドコード」と「書込対象と
なるデータ」とによって構成されており、「書込対象と
なるデータ」の部分に、用意したバッチファイルを入れ
ている。このバッチファイルは、多数の「コマンド」か
ら構成されているが、ここでは、「コマンド」としてで
はなく単なるデータとして取り扱われるため、結局、図
6に示すように、EEPROM15内に、このバッチフ
ァイルがそのまま書き込まれることになる。
として、「BATCH」なる「バッチ処理実行コマン
ド」をCPU12に送信する。この「バッチ処理実行コ
マンド」は、本発明に係るアクセス方法を行うために特
別に定義されたコマンドであり、EEPROM15内に
書き込まれたバッチファイル内の「コマンド」を、I/
Oライン30を介して外部から与えられた「コマンド」
と解釈して実行する処理を行わせるためのコマンドであ
る。このようなコマンドを実行させるためには、ROM
13内に、この「バッチ処理実行コマンド」に対応した
サブルーチンを用意しておく必要があるが、そのサブル
ーチンは比較的簡単に追加できる。なぜなら、既に述べ
たように、ROM13内には、I/Oライン30を介し
て外部から与えられた「コマンド」を解釈して実行させ
る「共通コマンド処理ルーチン」が既に用意されている
ので、この「共通コマンド処理ルーチン」において、外
部から与えられた「コマンド」の代わりに、バッチファ
イル内の「コマンド」を解釈実行するように変更を加え
るようにすれば、「バッチ処理実行コマンド」に対応し
たルーチンを容易に作成することができる。
ド」を実行中には、バッファポインタBPによって、E
EPROM15に格納されているバッチファイル内の
「コマンド」を指し示すようにすればよい。この基本概
念を、図7を参照して説明しよう。§1で述べた一般的
なアクセス方法では、I/Oライン30を介して与えら
れた「コマンド」は、図7(a) に示すように、RAM1
4内のバッファに一時的に格納され、バッファポインタ
BPによって、このバッファ内の「コマンド」の先頭位
置が指し示される。CPU12は、このバッファポイン
タBPを順次移動させながら、この「コマンド」を解釈
実行する。すなわち、与えられた「コマンド」に応じた
サブルーチンを実行した後、所定の「コマンド」を生成
して返送する処理を行うことになる。これに対し、本発
明に係るアクセス方法では、「バッチ処理実行コマン
ド」が与えられると、図7(b) に示すように、EEPR
OM15内のバッチファイルの先頭位置がバッファポイ
ンタBPによって指し示される。そして、このバッファ
ポインタBPを順次移動させながら、この「コマンド」
を解釈実行することになる。
示すメモリ領域は、一方はRAM14内のバッファ領域
であり、他方はEEPROM15内のバッチファイル格
納領域である点において異なるものの、「コマンド」の
実質的な解釈実行処理に関しては、§1で述べた一般的
なアクセス方法と本発明によるアクセス方法との間に本
質的な差はない。
しては、若干の相違がある。すなわち、I/Oライン3
0を介して与えられ、RAM14内のバッファに格納さ
れた「コマンド」を実行した場合には、この「コマン
ド」に対する「レスポンス」が直ちに返送されることに
なるが、EEPROM15内のバッチファイルに格納さ
れた「コマンド」を実行した場合には、個々の「コマン
ド」に対する「レスポンス」は、RAM14内に一時的
に蓄積され、バッチファイル内のすべての「コマンド」
の処理が完了した時点で、RAM14内に蓄積されてい
た「レスポンス」を一括して返送することになる。した
がって、リーダライタ装置20側から見れば、「BAT
CH」なる「バッチ処理実行コマンド」をCPU12に
送信すると、この「バッチ処理実行コマンド」に対する
「レスポンス」として、バッチファイル内の個々の「コ
マンド」についての「レスポンス」が一括して得られる
ことになる。
常に、コマンド送信/レスポンス返送という手順の繰り
返しにより、CPU12に所定のコマンドを順次実行さ
せていたが、本発明に係るアクセス方法では、まず、複
数の「コマンド」を羅列して記述したバッチファイルを
用意し、このバッチファイルをEEPROM15内に書
き込んだ後、「バッチ処理実行コマンド」をCPU12
に与えればよい。CPU12は、バッチファイル内の個
々の「コマンド」を、I/Oライン30を介して外部か
ら与えられた「コマンド」と解釈して順次実行するの
で、一般的なアクセス方法と同様の処理をCPU12に
実行させることができる。この方法によれば、I/Oラ
イン30を介したデータ転送は、バッチファイルをバイ
ナリデータとして転送するだけの短時間ですむ。以後、
CPU12はEEPROM15内の「コマンド」を実行
すればよいので、ICカード10内部の処理だけです
み、非常に高速な処理が可能になる。また、I/Oライ
ン30を介したデータ転送時間は比較的短くなるため、
I/Oライン30を介してデータが外部に不正流出する
可能性も低減する。更に、バッチファイル内の個々の
「コマンド」には、「ヘッダ」および「フッタ」といっ
た伝送プロトコルに応じた制御情報を付加する必要はな
いため(このバッチファイルをI/Oライン30を介し
て転送するときの「書込コマンド」には、「ヘッダ」お
よび「フッタ」を付加する必要はあるが、バッチファイ
ルを構成する個々の「コマンド」のそれぞれに「ヘッ
ダ」および「フッタ」を付加する必要はない)、冗長性
も低下することになる。
ラクションコードを用いたアクセス方法とは異なり、セ
キュリティの問題も生じない。図4(§2の方法の説明
図)と図6(§3の方法の説明図)とを比較すると、両
者は、「CPU12がEEPROM15内に書き込まれ
た命令を実行する」という点で共通するが、前者の命令
はインストラクションコード、すなわちCPU12が直
接実行可能な「機械語」レベルの命令であるのに対し、
後者の命令はI/Oライン30を介して与えられる「コ
マンド」レベルの命令である点で大きく異なる。すなわ
ち、本発明に係るアクセス方法では、CPU12の実行
対象は、あくまでも「コマンド」であり、CPU12が
直接実行するインストラクションコードは、ROM13
内に用意されたインストラクションコードである。した
がって、ROM13内に用意された正規のセキュリティ
チェックが十分に機能し、インストラクションコードの
レベルでの不正アクセスが行われることはない。
説明する。ここでは、図8に示すように、EEPROM
15内に存在する6つのファイルに関連したアクセス処
理を例にとった説明を行うことにする。これら6つのフ
ァイルには、それぞれ固有のファイルID(この例で
は、16進数による2バイトコード)、すなわち、「2
F10」,「2F11」,「2F12」,「2F1
3」,「2F14」,「2F15」が付与されている。
ここで、ファイル「2F10」は、このICカードの所
有者であるユーザに関する何らかのユーザデータを格納
したデータファイルであり、他の5つのファイルは、こ
のデータファイル「2F10」からユーザデータを読み
出すために必要なキーが格納されたキーファイルである
とする。たとえば、第1のキーファイル「2F11」に
は、第1のキー「1111」が格納されている。データ
ファイル「2F10」からユーザデータを読み出すに
は、CPU12に対してこのデータファイルを選択する
「選択コマンド」を与えた後に「読出コマンド」を与え
ればよいが、その前に、5つのキーについての照合が完
了していなければ、この「読出コマンド」は実行されず
に拒絶される。したがって、データファイル「2F1
0」に対するアクセスを行うためには、「照合コマン
ド」を繰り返し実行し、5つのキーすべてについての照
合を行っておく必要がある。
的なアクセス方法によって、データファイル「2F1
0」内のユーザデータを読み出すための方法を説明しよ
う。この場合は、図9に示すような12種類の「コマン
ド」が必要になる。これら12種類の「コマンド」は、
1つずつ、リーダライタ装置20からI/Oライン30
を介してCPU12へ送信される。1つの「コマンド」
の実行が完了すると、これに対する「レスポンス」がC
PU12からI/Oライン30を介してリーダライタ装
置20へと返送される。リーダライタ装置20は、この
「レスポンス」が返送された後に、次の「コマンド」を
送信することになる。こうして、I/Oライン30を介
して、「コマンド」と「レスポンス」の往復転送を12
回繰り返すと、データファイル「2F10」内のユーザ
データがリーダライタ装置20側に読み出されることに
なる。
1ステップずつ簡単に説明しておくと、まず、ステップ
1の「SELECT FILE 2F11」なる「選択
コマンド」は、第1のキーファイル「2F11」を選択
するためのコマンドである。CPU12は、このキーフ
ァイル「2F11」を選択する処理を行った後、正しく
選択が行われたことを示す「レスポンス」を返送する。
続くステップ2の「VERIFY 1111」なる「照
合コマンド」は、直前に選択されたキーファイル内のキ
ーと、暗証コード「1111」とを比較照合するコマン
ドである。CPU12は、この照合を実行し、両者が一
致しているか否かの結果を「レスポンス」として返送す
る。また、両者が一致していた場合には、RAM14内
にこのキーについての解錠フラグを立てる。続く、ステ
ップ3の「SELECT FILE 2F12」なる
「選択コマンド」は、第2のキーファイル「2F12」
を選択するためのコマンドであり、ステップ4の「VE
RIFY 2222」なる「照合コマンド」は、直前に
選択されたキーファイル内のキーと、暗証コード「22
22」とを比較照合するコマンドである。以下、同様
に、ステップ5〜10までの「コマンド」により、5種
類のすべてのキーについての照合が行われる。
FILE 2F10」なる「選択コマンド」によって、
目的とするデータファイル「2F10」が選択される。
続く、ステップ12の「READ BINARY」なる
「読出コマンド」が与えられると、CPU12は、RA
M14内の解錠フラグを参照して、データファイル「2
F10」に対して「読出コマンド」を実行するために設
定されたアクセス権条件が満たされているか否かを判断
する。この時点では、既に第1〜第5のすべてのキーに
ついて照合一致が得られているので、CPU12は、こ
の「読出コマンド」を実行することになる。これによ
り、「レスポンス」として、データファイル「2F1
0」内のユーザデータがバイナリデータの形でリーダラ
イタ装置20側へ返送されることになる。
アクセス方法によって、データファイル「2F10」に
対する読出処理を実行するには、I/Oライン30を介
して、図9に示すような12種類の「コマンド」を1つ
ずつ送信し、「レスポンス」の返信を待って次の「コマ
ンド」を送信する、という操作を行わねばならない。こ
のような操作は、CPU12の演算処理速度に比べて非
常に遅いことは既に述べたとおりであり、この「コマン
ド」および「レスポンス」のやりとりは、I/Oライン
30から不正に傍受されやすい。しかも、図9に示した
各「コマンド」や、これに対する「レスポンス」を伝送
する場合には、所定の伝送プロトコルに従った「ヘッ
ダ」や「フッタ」を、個々の「コマンド」や「レスポン
ス」ごとに付加する必要があり、冗長性が高くなるとい
う問題もある。
は、次のようにすればよい。まず、図10に示すよう
に、EEPROM15内には、前述した6つのファイル
の他に、本発明を実施するための専用のデータファイル
「2F16」およびキーファイル「2F17」を用意し
ておく。ここで、データファイル「2F16」は、バッ
チファイルを格納するためのファイルである。また、キ
ーファイル「2F17」は、このバッチファイルに対し
て「バッチ処理実行コマンド」を実行するために必要な
キーを格納したキーファイルであり、この実施例では、
「7777」なるキーが予め書き込まれている。なお、
キーファイル「2F17」は本発明の実施に必ずしも必
要なものではないが、セキュリティを高めるためには、
このようなキーファイルを設けるのが好ましい。
に示すような12種類の「コマンド」を羅列してなるバ
ッチファイルを用意する。そして、図11に示すような
6種類の「コマンド」を、1つずつ、リーダライタ装置
20からI/Oライン30を介してCPU12へ送信す
ればよい。まず、ステップ1の「SELECT FIL
E 2F16」なる「選択コマンド」は、バッチファイ
ル格納用のデータファイル「2F16」を選択するため
のコマンドである。CPU12は、このデータファイル
「2F16」を選択する処理を行った後、正しく選択が
行われたことを示す「レスポンス」を返送する。次のス
テップ2の「WRITE BINARY(バッチファイ
ル)」なる「書込コマンド」は、用意したバッチファイ
ルをバイナリデータとして、直前に選択されたデータフ
ァイルに書き込む処理を行うコマンドである。この実施
例では、データファイル「2F16」に対する書込処理
については、何らキー照合を必要としていないので、こ
のステップ2の「書込コマンド」の実行により、図9に
示す12種類の「コマンド」を羅列してなるバッチファ
イルが、データファイル「2F16」にそのまま書込ま
れることになる。
ILE 2F17」なる「選択コマンド」によって、キ
ーファイル「2F17」が選択され、ステップ4の「V
ERIFY 7777」なる「照合コマンド」によっ
て、選択されたキーファイル内のキーと、暗証コード
「7777」とが比較照合される。CPU12は、この
照合を実行し、両者が一致しているか否かの結果を「レ
スポンス」として返送し、両者が一致していた場合に
は、RAM14内にこのキーについての解錠フラグを立
てる。続く、ステップ5の「SELECT FILE
2F16」なる「選択コマンド」によって、バッチファ
イルを格納したデータファイル「2F16」が再び選択
される。そして、最後のステップ6において、「BAT
CH」なる「バッチ処理実行コマンド」がCPU12に
与えられる。CPU12は、RAM14内の解錠フラグ
を参照して、キー「7777」が既に解錠されているこ
とを確認した上で、「バッチ処理実行コマンド」を実行
する。すなわち、バッチファイル内に格納されている図
9に示す「コマンド」を、あたかもI/Oライン30を
介して順次与えられた「コマンド」として実行し、「レ
スポンス」をRAM14内に一時的に蓄積しておく。こ
うして、図9に示すステップ12の「READ BIN
ARY」なる「コマンド」の実行を完了したら、RAM
14内に一時的に蓄積しておいた「レスポンス」を、
「バッチ処理実行コマンド」の「レスポンス」として返
送する。結局、リーダライタ装置20側から見れば、図
11のステップ6の「BATCH」なる「コマンド」の
「レスポンス」として、データファイル「2F10」内
のユーザデータを読み出すことができる。
では、図9に示すような12種類の「コマンド」を順次
I/Oライン30を介して転送し、それぞれについて
「レスポンス」を待つという操作を行う必要があったの
に対し、本発明に係るアクセス方法では、図11に示す
6種類の「コマンド」について、同様の操作を行えばす
む。しかも、図9に示す「コマンド」の数がいくつに増
えようとも、図11に示す「コマンド」の数は常に6で
すむ(ステップ2における「WRITE BINAR
Y」なる「書込コマンド」で書込まれるバッチファイル
の容量が増えるだけである)。したがって、よりたくさ
んのステップからなる一連の「コマンド」群を用いたア
クセスを行う場合には、本発明の効果はより顕著にな
る。また、バッチファイル内のデータは、あくまでも
「コマンド」レベルの命令であり、§2で述べた方法で
用いた「インストラクションコード」レベルの命令では
ないので、セキュリティの面での問題も生じない。たと
えば、上述の例では、不正使用者は、「1111」,
「2222」,…といった5つのキーを知り得ない限
り、データファイル「2F10」内のユーザデータを読
み出すことはできない。
ァイルを構成する場合のフォーマットの一例を図12に
示しておく。この例では、2バイトからなるコマンド長
を示す部分(図に「XX」と記した部分)に続いて「コ
マンド」のコードを並べるようにしてあり、最後に、2
バイトからなる終端コード「0000」を付加するよう
にしている。図11のステップ2における「書込コマン
ド」中のバッチファイルには、この図12に示すような
フォーマットで「コマンド」を羅列したバイナリコード
が入ることになる。このバッチファイルのフォーマット
としては、この他どのようなものを用いてもよいが、予
め所定のフォーマットを定義しておき、ROM13内の
「バッチ処理実行コマンド」に対応する処理ルーチン
が、この所定のフォーマットに基いて、バッチファイル
内の各「コマンド」を解釈できるようにしておく必要が
ある。
明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
く、この他にも種々の態様で実施可能である。たとえ
ば、上述の実施例では、バッチファイル内の個々の「コ
マンド」についての「レスポンス」を、RAM14内に
一時的に蓄積しておき、最後に一括して返送するように
しているが、必ずしもすべての「レスポンス」を返送す
る必要はなく、重要性の低い「レスポンス」については
返送を省略するようにしてもかまわない。たとえば、図
9に示す12種類の「コマンド」については、ステップ
12の「読出コマンド」に対する「レスポンス」は、読
出対象となるユーザデータを含む重要なものであるが、
それ以外の「コマンド」についての「レスポンス」は、
単に、ファイルの選択や照合が支障なく実行されたこと
を確認するためのものであるから、RAM14内に一時
的に蓄積せずにそのまま捨ててしまってもかまわない。
ド」を実行中に、何らかのエラー(たとえば、照合の不
一致)が発生した場合には、その時点で、「バッチ処理
実行コマンド」の実行を中断し、「BATCH」なる
「コマンド」に対する「レスポンス」として、エラーの
発生を示すステータスを返送するようにすればよい。
ードに適用した例を述べたが、本発明の適用は、ICカ
ードに限定されるものではなく、CPUを内蔵した携帯
可能情報記録媒体に広く及ぶものである。
報記録媒体では、不揮発性メモリ内に書き込まれたデー
タを、外部から与えられたコマンドと解釈して実行する
バッチ処理実行機能を備えているため、複数のコマンド
を羅列してなるバッチファイルを用意し、このバッチフ
ァイルを外部から媒体に書込コマンドとともに与えて不
揮発性メモリ内に書き込めば、このバッチ処理実行機能
によって、バッチファイルを構成するコマンドを、外部
から与えられたコマンドと解釈して実行させることが可
能になる。このため、十分なセキュリティを確保しつ
つ、外部からのアクセスを効率的に行うことができるよ
うになる。
ダライタ装置を接続し、アクセスを行っている状態を示
すブロック図である。
法を説明するブロック図である。
を用いたアクセス方法の前段の操作を説明するブロック
図である。
を用いたアクセス方法の後段の操作を説明するブロック
図である。
の前段の操作を説明するブロック図である。
の後段の操作を説明するブロック図である。
方法とにおけるコマンド解釈処理の相違を説明する図で
ある。
れているファイル群の一例を示す概念図である。
ユーザデータを読み出す操作を行うために必要な「コマ
ンド」群を示す図である。
ル群に更に別なファイルを付加した状態を示す概念図で
ある。
ル「2F10」から、ユーザデータを読み出す操作を行
うために必要な「コマンド」群を示す図である。
トの一例を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 CPUと、このCPUによって直接実行
可能なインストラクションコードからなるプログラムを
記憶したROMと、前記CPUの作業領域として使用さ
れるRAMと、前記CPUを介してデータの読出しおよ
び書き込みが可能な不揮発性メモリと、を備え、外部か
ら与えられたコマンドに基いて、前記CPUが前記RO
M内の所定のプログラムを実行する機能を有する携帯可
能情報記録媒体において、 前記不揮発性メモリ内に書き込まれたデータを、外部か
ら与えられたコマンドと解釈して実行するバッチ処理実
行機能を有することを特徴とする携帯可能情報記録媒
体。 - 【請求項2】 請求項1に記載の媒体において、 不揮発性メモリ内にバッチファイルとして複数のコマン
ドからなるデータが書き込まれている場合に、バッチ処
理実行機能により、この複数のコマンドを書き込み順に
順次実行できるようにしたことを特徴とする携帯可能情
報記録媒体。 - 【請求項3】 CPUと、このCPUによって直接実行
可能なインストラクションコードからなるプログラムを
記憶したROMと、前記CPUの作業領域として使用さ
れるRAMと、前記CPUを介してデータの読出しおよ
び書き込みが可能な不揮発性メモリと、を備え、外部か
ら与えられたコマンドに基いて、前記CPUが前記RO
M内の所定のプログラムを実行する機能を有する携帯可
能情報記録媒体、をアクセスする方法において、 前記携帯可能情報記録媒体に対して与える複数のコマン
ドを羅列してなるバッチファイルを用意し、 前記携帯可能情報記録媒体に対して、所定の書込コマン
ドとともに前記バッチファイルを与え、前記バッチファ
イルを前記不揮発性メモリ内に書き込み、 前記携帯可能情報記録媒体に対して、所定のバッチ処理
実行コマンドを与えることにより、前記不揮発性メモリ
内に書き込まれたバッチファイル内の各コマンドを、外
部から与えられたコマンドと解釈して実行させるように
したことを特徴とする携帯可能情報記録媒体のアクセス
方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載のアクセス方法におい
て、 バッチファイル内の各コマンドの実行によって生じるレ
スポンスを、RAM内に一時蓄積しておき、バッチファ
イル内の全コマンドの実行が終了した後、RAM内に蓄
積されているレスポンスをバッチ処理実行コマンドに対
するレスポンスとして外部へ一括して送出させることを
特徴とする携帯可能情報記録媒体のアクセス方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20285495A JP3657315B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 携帯可能情報記録媒体およびそのアクセス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20285495A JP3657315B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 携帯可能情報記録媒体およびそのアクセス方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP3657315B2 JP3657315B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
ID=16464300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20285495A Expired - Lifetime JP3657315B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 携帯可能情報記録媒体およびそのアクセス方法 |
Country Status (1)
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