JPH0935448A - テープリール及び該リールを用いるテープカセット - Google Patents
テープリール及び該リールを用いるテープカセットInfo
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- JPH0935448A JPH0935448A JP17705695A JP17705695A JPH0935448A JP H0935448 A JPH0935448 A JP H0935448A JP 17705695 A JP17705695 A JP 17705695A JP 17705695 A JP17705695 A JP 17705695A JP H0935448 A JPH0935448 A JP H0935448A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープを高速で巻く時に、リール内の空気の
流れをスムーズにしてテープの巻乱れを確実に防ぐテー
プリールを提供する。 【解決手段】 テープリール1L及び1Rは、合成樹脂
製のリール2と、このリール2に巻装されるテープ7と
で構成されている。このリール2は、合成樹脂製で円筒
状のハブ3と、このハブ3を中央部に一体突出形成した
合成樹脂製で円板状の下フランジ4と、ハブ3の上端に
所定手段により固定された合成樹脂製で円板状の上フラ
ンジ5とを備えている。下フランジ4のテープ接触面4
aには、空気流調整手段としてのスリット穴状の溝6
を、下フランジ4の径方向とは平行で且つハブ3の接線
方向に延びるように90°間隔で4箇所形成してある。
そして、巻取り側のリール2のハブ3にテープ7を高速
で巻くと、各溝6によりリール2内の空気の流れはスム
ーズになり、テープ7の巻乱れは発生しない。
流れをスムーズにしてテープの巻乱れを確実に防ぐテー
プリールを提供する。 【解決手段】 テープリール1L及び1Rは、合成樹脂
製のリール2と、このリール2に巻装されるテープ7と
で構成されている。このリール2は、合成樹脂製で円筒
状のハブ3と、このハブ3を中央部に一体突出形成した
合成樹脂製で円板状の下フランジ4と、ハブ3の上端に
所定手段により固定された合成樹脂製で円板状の上フラ
ンジ5とを備えている。下フランジ4のテープ接触面4
aには、空気流調整手段としてのスリット穴状の溝6
を、下フランジ4の径方向とは平行で且つハブ3の接線
方向に延びるように90°間隔で4箇所形成してある。
そして、巻取り側のリール2のハブ3にテープ7を高速
で巻くと、各溝6によりリール2内の空気の流れはスム
ーズになり、テープ7の巻乱れは発生しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気記録再生装
置の記録再生媒体として使用される磁気テープ等のテー
プを高速で巻いてもテープの巻乱れが発生しないように
したテープリール及び該リールを用いるテープカセット
に関する。
置の記録再生媒体として使用される磁気テープ等のテー
プを高速で巻いてもテープの巻乱れが発生しないように
したテープリール及び該リールを用いるテープカセット
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオテープレコーダ(VT
R)では、記録再生媒体用の磁気テープをリールに巻装
したテープリールが用いられている。このビデオテープ
レコーダに用いられる例えばオープンリール型のテープ
リールを、図12によって具体的に説明すると、図12
は、ビデオテープレコーダに用いられる一対のテープリ
ール1L,1Rの供給側のテープリール1Lからテープ
7を供給して巻取り側のテープリール1Rで巻取る前の
状態を示している。
R)では、記録再生媒体用の磁気テープをリールに巻装
したテープリールが用いられている。このビデオテープ
レコーダに用いられる例えばオープンリール型のテープ
リールを、図12によって具体的に説明すると、図12
は、ビデオテープレコーダに用いられる一対のテープリ
ール1L,1Rの供給側のテープリール1Lからテープ
7を供給して巻取り側のテープリール1Rで巻取る前の
状態を示している。
【0003】図12に示すように、各テープリール1
L,1Rは、リール2と、このリール2に巻装されるテ
ープ7とで構成されている。リール2は、円筒状のハブ
3と、このハブ3を中央部に突出形成した円板状の下フ
ランジ4と、上記ハブ3の上端に所定手段により固定さ
れた円板状の上フランジ5とを備えている。図12,図
13及び図14(a)に示すように、下フランジ4の内
面(テープ接触面)4aには、スリット穴状の溝4bを
該下フランジ4の径方向の外周端まで放射状に延びるよ
うに数箇所形成してある(尚、このスリット穴状の溝4
bの代わりに、図14(b)に示すように、貫通したス
リット孔状の溝4cを放射状に形成してもよい)。ま
た、テープ7は、記録再生媒体用の磁気テープ8と、こ
の磁気テープ8の両端部に接続された透明リーダーテー
プ部9とを備えている。
L,1Rは、リール2と、このリール2に巻装されるテ
ープ7とで構成されている。リール2は、円筒状のハブ
3と、このハブ3を中央部に突出形成した円板状の下フ
ランジ4と、上記ハブ3の上端に所定手段により固定さ
れた円板状の上フランジ5とを備えている。図12,図
13及び図14(a)に示すように、下フランジ4の内
面(テープ接触面)4aには、スリット穴状の溝4bを
該下フランジ4の径方向の外周端まで放射状に延びるよ
うに数箇所形成してある(尚、このスリット穴状の溝4
bの代わりに、図14(b)に示すように、貫通したス
リット孔状の溝4cを放射状に形成してもよい)。ま
た、テープ7は、記録再生媒体用の磁気テープ8と、こ
の磁気テープ8の両端部に接続された透明リーダーテー
プ部9とを備えている。
【0004】そして、テープ7の早送り(FF)時に
は、図12中左側のテープリール1Lが供給側に、右側
のテープリール1Rが巻取り側になって、テープ7はテ
ープリール1Lのリール2から供給されてテープリール
1Rのリール2に巻取られる。また、テープ7の巻戻し
(REW)時には、図12中右側のテープリール1Rが
供給側に、左側のテープリール1Lが巻取り側になっ
て、テープ7はテープリール1Rのリール2から供給さ
れてテープリール1Lのリール2に巻取られる。
は、図12中左側のテープリール1Lが供給側に、右側
のテープリール1Rが巻取り側になって、テープ7はテ
ープリール1Lのリール2から供給されてテープリール
1Rのリール2に巻取られる。また、テープ7の巻戻し
(REW)時には、図12中右側のテープリール1Rが
供給側に、左側のテープリール1Lが巻取り側になっ
て、テープ7はテープリール1Rのリール2から供給さ
れてテープリール1Lのリール2に巻取られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のオープンリール型の一対のテープリール1L,1R
では、テープ7の早送り時或は巻戻し時に、該テープ7
を高速で巻くと、図15及び図16(b)〜(d)に示
すように、テープ7の巻乱れが発生し易かった。即ち、
図16(b)は細かい上下動のテープ7の巻乱れ(レコ
ード盤の溝のように上下に山と谷のある乱れ)がある状
態を示し、リール2の1回転ごとにテープ7が上下し、
多数の細かい縞に見え、図16(c)は段差状のテープ
7の巻乱れがある状態を示し、数十から数百回転程度の
まとまったテープ7が上下して帯に見え、図16(d)
はテープ7の巻緩みがある状態を示し、テープ7が軽く
ハブ3に巻かれており、巻いた状態で本来は引き出せな
いテープ7を引っ張り出せ、一見巻乱れがないようにも
見える。
来のオープンリール型の一対のテープリール1L,1R
では、テープ7の早送り時或は巻戻し時に、該テープ7
を高速で巻くと、図15及び図16(b)〜(d)に示
すように、テープ7の巻乱れが発生し易かった。即ち、
図16(b)は細かい上下動のテープ7の巻乱れ(レコ
ード盤の溝のように上下に山と谷のある乱れ)がある状
態を示し、リール2の1回転ごとにテープ7が上下し、
多数の細かい縞に見え、図16(c)は段差状のテープ
7の巻乱れがある状態を示し、数十から数百回転程度の
まとまったテープ7が上下して帯に見え、図16(d)
はテープ7の巻緩みがある状態を示し、テープ7が軽く
ハブ3に巻かれており、巻いた状態で本来は引き出せな
いテープ7を引っ張り出せ、一見巻乱れがないようにも
見える。
【0006】このように、テープ7が巻乱れた部分で
は、該テープ7が上下方向に引っ張れており、巻乱れた
状態で例えばテープリール1L,1Rの運搬中などにお
いて強い衝撃を受けると、テープ7のエッジ(特に磁気
テープ8の上下エッジ側)が折れたりして損傷し易かっ
た。このような状態で長期間保存すると、テープ7が蛇
行したり変形し、また、テープ走行時に正しい信号の記
録や再生ができなくなる虞れがあった。さらに、テープ
7に巻緩みがあると、次にテープ7を走行させたときに
極端に低いテープテンションと極端に高いテープテンシ
ョンとが順に発生してテープ7の変形や切断等の破損を
招き、さらに、ビデオテープレコーダ自体を破損させる
虞れがあった。
は、該テープ7が上下方向に引っ張れており、巻乱れた
状態で例えばテープリール1L,1Rの運搬中などにお
いて強い衝撃を受けると、テープ7のエッジ(特に磁気
テープ8の上下エッジ側)が折れたりして損傷し易かっ
た。このような状態で長期間保存すると、テープ7が蛇
行したり変形し、また、テープ走行時に正しい信号の記
録や再生ができなくなる虞れがあった。さらに、テープ
7に巻緩みがあると、次にテープ7を走行させたときに
極端に低いテープテンションと極端に高いテープテンシ
ョンとが順に発生してテープ7の変形や切断等の破損を
招き、さらに、ビデオテープレコーダ自体を破損させる
虞れがあった。
【0007】尚、図17に示すように、磁気トラックを
有する映画フィルム等のテープを巻き取るテープリール
として、リール2′の下フンラジ4′に扇形状の複数の
孔4dを形成したものがあるが、この下フンラジ4′の
多数の孔4dにテープが落ち込んで該テープの変形が生
じたり、また、例えば、テープリールの搬送中などの衝
撃でテープのエッジを痛め易く、さらに、下フンラジ
4′の強度が弱く、リール2′自体が変形し易い欠点が
った。
有する映画フィルム等のテープを巻き取るテープリール
として、リール2′の下フンラジ4′に扇形状の複数の
孔4dを形成したものがあるが、この下フンラジ4′の
多数の孔4dにテープが落ち込んで該テープの変形が生
じたり、また、例えば、テープリールの搬送中などの衝
撃でテープのエッジを痛め易く、さらに、下フンラジ
4′の強度が弱く、リール2′自体が変形し易い欠点が
った。
【0008】また、テープリールが筐型のカセット本体
に収められたテープカセットの場合には、カセット本体
内で空気の流れが滞り易い状態にあり、さらに近年の長
時間化に伴ってテープが薄く且つ長くなってリールも大
型化する一方で、テープの巻取りの高速化に伴い、空気
の乱れはますます激しくなり、テープの巻乱れが発生し
易くなっている。また、テープの記録の高密度化に伴
い、テープの変形の影響は更に大きくなってしまう。
に収められたテープカセットの場合には、カセット本体
内で空気の流れが滞り易い状態にあり、さらに近年の長
時間化に伴ってテープが薄く且つ長くなってリールも大
型化する一方で、テープの巻取りの高速化に伴い、空気
の乱れはますます激しくなり、テープの巻乱れが発生し
易くなっている。また、テープの記録の高密度化に伴
い、テープの変形の影響は更に大きくなってしまう。
【0009】そこで、この発明は、テープを高速で巻く
時に、リール内の空気の流れをスムーズにしてテープの
巻乱れを確実に防止することができるテープリール及び
該リールを用いるテープカセットを提供するものであ
る。
時に、リール内の空気の流れをスムーズにしてテープの
巻乱れを確実に防止することができるテープリール及び
該リールを用いるテープカセットを提供するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】テープと、このテープを
巻装するハブ及びフランジを備えたリールとから成るテ
ープリール、及び、該テープリールを筐型のカセット本
体に回転自在に収納したテープカセットにおいて、上記
フランジのテープ接触面に、該フランジの径方向とは平
行で且つ上記ハブの接線方向に延びる空気流調整手段を
設けてある。これにより、テープが高速で早送りされた
り、或は高速で巻戻されても、上記空気流調整手段を介
してリール内の空気の流れはスムーズになり、テープは
リールのハブに巻乱れを生じることなく確実に巻かれ
る。
巻装するハブ及びフランジを備えたリールとから成るテ
ープリール、及び、該テープリールを筐型のカセット本
体に回転自在に収納したテープカセットにおいて、上記
フランジのテープ接触面に、該フランジの径方向とは平
行で且つ上記ハブの接線方向に延びる空気流調整手段を
設けてある。これにより、テープが高速で早送りされた
り、或は高速で巻戻されても、上記空気流調整手段を介
してリール内の空気の流れはスムーズになり、テープは
リールのハブに巻乱れを生じることなく確実に巻かれ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を用いて詳細に説明する。
図面を用いて詳細に説明する。
【0012】図1〜図6は、この発明の第1の実施形態
を示す。この第1の実施形態は、磁気記録再生装置とし
てのビデオテープレコーダ(VTR)に用いられる一対
のテープリール1L,1Rである。
を示す。この第1の実施形態は、磁気記録再生装置とし
てのビデオテープレコーダ(VTR)に用いられる一対
のテープリール1L,1Rである。
【0013】図2,3及び図5に示すように、各テープ
リール1L,1Rは、合成樹脂製のリール2と、このリ
ール2に巻装されるテープ7とで構成されている。この
リール2は、合成樹脂製で円筒状のハブ3と、このハブ
3を中央部に一体突出形成した合成樹脂製で円板状の下
フランジ4と、上記ハブ3の上端に所定手段により固定
された合成樹脂製で円板状の上フランジ5とを備えてい
る。
リール1L,1Rは、合成樹脂製のリール2と、このリ
ール2に巻装されるテープ7とで構成されている。この
リール2は、合成樹脂製で円筒状のハブ3と、このハブ
3を中央部に一体突出形成した合成樹脂製で円板状の下
フランジ4と、上記ハブ3の上端に所定手段により固定
された合成樹脂製で円板状の上フランジ5とを備えてい
る。
【0014】図1〜4及び図6(a)に示すように、下
フランジ4の内面(テープ接触面)4aには、空気流調
整手段としてのスリット穴状の溝6を、該下フランジ4
の径方向とは平行で且つ上記ハブ3の接線方向に延びる
ように90°間隔で4箇所形成してある。これら相隣接
する各スリット孔状の溝6,6の幅は、リブ3側より下
フランジ4の外周側のテープ7を巻取る方向(図2,3
中矢印M方向)に向かって幅広になるように設けてあ
り、図1〜図3に示すように、一対のテープリール1
L,1Rでは、各スリット孔状の溝6の向きが逆向きと
なっている。また、上記空気流調整手段は、上記スリッ
ト穴状の溝6に限らず、図6(b)に示すように、貫通
したスリット孔状の溝6′を、該下フランジ4の径方向
とは平行で且つ上記ハブ3の接線方向に延びるように9
0°間隔で4箇所形成することにより構成してもよい。
フランジ4の内面(テープ接触面)4aには、空気流調
整手段としてのスリット穴状の溝6を、該下フランジ4
の径方向とは平行で且つ上記ハブ3の接線方向に延びる
ように90°間隔で4箇所形成してある。これら相隣接
する各スリット孔状の溝6,6の幅は、リブ3側より下
フランジ4の外周側のテープ7を巻取る方向(図2,3
中矢印M方向)に向かって幅広になるように設けてあ
り、図1〜図3に示すように、一対のテープリール1
L,1Rでは、各スリット孔状の溝6の向きが逆向きと
なっている。また、上記空気流調整手段は、上記スリッ
ト穴状の溝6に限らず、図6(b)に示すように、貫通
したスリット孔状の溝6′を、該下フランジ4の径方向
とは平行で且つ上記ハブ3の接線方向に延びるように9
0°間隔で4箇所形成することにより構成してもよい。
【0015】また、テープ7は、記録再生媒体用の磁気
テープ8と、この磁気テープ8の両端部に接続された透
明リーダーテープ部9とを備えている。この磁気テープ
8の両端部と各透明リーダーテープ部9の終端部とは接
着テープ(図示省略)等により接続してあり、各透明リ
ーダーテープ部9の始端部は各リール2のハブ3に接着
テープ(図示省略)等により連結してある。
テープ8と、この磁気テープ8の両端部に接続された透
明リーダーテープ部9とを備えている。この磁気テープ
8の両端部と各透明リーダーテープ部9の終端部とは接
着テープ(図示省略)等により接続してあり、各透明リ
ーダーテープ部9の始端部は各リール2のハブ3に接着
テープ(図示省略)等により連結してある。
【0016】以上発明の第1の実施形態の一対のテープ
リール1L,1Rによれば、テープ7の早送り(FF)
時に、図1中左側のテープリール1Lが供給側に、右側
のテープリール1Rが巻取り側になって、テープ7はテ
ープリール1Lのリール2から供給されてテープリール
1Rのリール2に巻取られる。また、テープ7の巻戻し
(REW)時には、図1中右側のテープリール1Rが供
給側に、左側のテープリール1Lが巻取り側になって、
テープ7はテープリール1Rのリール2から供給されて
テープリール1Lのリール2に巻取られる。
リール1L,1Rによれば、テープ7の早送り(FF)
時に、図1中左側のテープリール1Lが供給側に、右側
のテープリール1Rが巻取り側になって、テープ7はテ
ープリール1Lのリール2から供給されてテープリール
1Rのリール2に巻取られる。また、テープ7の巻戻し
(REW)時には、図1中右側のテープリール1Rが供
給側に、左側のテープリール1Lが巻取り側になって、
テープ7はテープリール1Rのリール2から供給されて
テープリール1Lのリール2に巻取られる。
【0017】このテープ7の早送り時或は巻戻し時に、
該テープ7を高速で巻いても従来のようにテープ7の巻
乱れが発生することがない。即ち、テープ7を高速で巻
く時に、リール2の上,下フランジ4,5間内の空気
は、下フランジ4のテープ接触面4aに設けられた各ス
リット穴状の溝6(或はスリット孔状の溝6′)により
スムーズに流れ、図16(a)に示すように、テープ7
の磁気テープ8はリール2のハブ3に巻乱れを発生させ
ることなく巻かれる。特に、巻取り側のテープリール1
R(或は1L)の下フランジ4のテープ接触面4aに、
該下フランジ4の径方向とは平行で且つ上記ハブ3の接
線方向に延びるように90°間隔で4箇所形成された各
スリット穴状の溝6(或は各スリット孔状の溝6′)間
の幅は、リブ3側より下フランジ4の外周側のテープ7
を巻取る方向(図2,3中矢印M方向)に向かって幅広
になっているため、高速巻取り時の上記空気の流れは、
テープ7をハブ3側に押し付けるようにスムーズに流
れ、テープ7はハブ3に巻緩み及び巻乱れなく確実に巻
取られる。
該テープ7を高速で巻いても従来のようにテープ7の巻
乱れが発生することがない。即ち、テープ7を高速で巻
く時に、リール2の上,下フランジ4,5間内の空気
は、下フランジ4のテープ接触面4aに設けられた各ス
リット穴状の溝6(或はスリット孔状の溝6′)により
スムーズに流れ、図16(a)に示すように、テープ7
の磁気テープ8はリール2のハブ3に巻乱れを発生させ
ることなく巻かれる。特に、巻取り側のテープリール1
R(或は1L)の下フランジ4のテープ接触面4aに、
該下フランジ4の径方向とは平行で且つ上記ハブ3の接
線方向に延びるように90°間隔で4箇所形成された各
スリット穴状の溝6(或は各スリット孔状の溝6′)間
の幅は、リブ3側より下フランジ4の外周側のテープ7
を巻取る方向(図2,3中矢印M方向)に向かって幅広
になっているため、高速巻取り時の上記空気の流れは、
テープ7をハブ3側に押し付けるようにスムーズに流
れ、テープ7はハブ3に巻緩み及び巻乱れなく確実に巻
取られる。
【0018】このように、テープ7を高速でリール2に
巻いても、従来のようにテープ7の巻乱れの発生を防ぐ
ことができるので、例えば、テープ7をリール2に巻い
た状態でテープリール1L,1Rを運搬等する最中に強
い衝撃を受けても、テープ7のエッジ(特に磁気テープ
8の上下エッジ部分側)が折れたりして損傷することが
ない。従って、リール2にテープ7が巻かれた状態でテ
ープリール1L,1Rを長期間保存してもテープ7が蛇
行したり変形等したりすることがなく、また、この長期
間保存した後で、ビデオテープレコーダによりテープ7
を走行させてもテープ7が変形等してないので、常に正
しい信号の記録や再生ができる。さらに、テープ7の巻
緩みも確実に防ぐことができるので、次にテープ7を走
行させたときに従来のように極端に低いテープテンショ
ンと極端に高いテープテンションとが順に発生するよう
なこともなくなる。これにより、テープ7の変形や切断
等の破損を確実に防止することができると共に、ビデオ
テープレコーダ自体の破損も確実に防止することができ
る。
巻いても、従来のようにテープ7の巻乱れの発生を防ぐ
ことができるので、例えば、テープ7をリール2に巻い
た状態でテープリール1L,1Rを運搬等する最中に強
い衝撃を受けても、テープ7のエッジ(特に磁気テープ
8の上下エッジ部分側)が折れたりして損傷することが
ない。従って、リール2にテープ7が巻かれた状態でテ
ープリール1L,1Rを長期間保存してもテープ7が蛇
行したり変形等したりすることがなく、また、この長期
間保存した後で、ビデオテープレコーダによりテープ7
を走行させてもテープ7が変形等してないので、常に正
しい信号の記録や再生ができる。さらに、テープ7の巻
緩みも確実に防ぐことができるので、次にテープ7を走
行させたときに従来のように極端に低いテープテンショ
ンと極端に高いテープテンションとが順に発生するよう
なこともなくなる。これにより、テープ7の変形や切断
等の破損を確実に防止することができると共に、ビデオ
テープレコーダ自体の破損も確実に防止することができ
る。
【0019】また、下フランジ4のテープ接触面4aに
形成されるスリット穴状の溝6(或は各スリット孔状の
溝6′)は4箇所と数が少なく、また、各溝6(6′)
の幅をスリット状に細くすることにより、テープ7の磁
気テープ8の下エッジ側を痛めたりして破損することは
ない。このように、各溝6(6′)の溝幅が細く且つ数
が少ないのでリール2の強度に与える影響も小さく、汎
用性の高いリール2を低コストで製造することができ
る。特に、上記スリット穴状の溝6(或は各スリット孔
状の溝6′)の下フランジ4の外周端側の端は、図6
(a),(b)に示すように、下フランジ4の外周端の
手前まで形成され、従来のように、下フランジ4の外周
端まで完全に延びていないので、従来のものより下フラ
ンジ4の強度を十分に保つことができ、リール2自体が
変形することがない。
形成されるスリット穴状の溝6(或は各スリット孔状の
溝6′)は4箇所と数が少なく、また、各溝6(6′)
の幅をスリット状に細くすることにより、テープ7の磁
気テープ8の下エッジ側を痛めたりして破損することは
ない。このように、各溝6(6′)の溝幅が細く且つ数
が少ないのでリール2の強度に与える影響も小さく、汎
用性の高いリール2を低コストで製造することができ
る。特に、上記スリット穴状の溝6(或は各スリット孔
状の溝6′)の下フランジ4の外周端側の端は、図6
(a),(b)に示すように、下フランジ4の外周端の
手前まで形成され、従来のように、下フランジ4の外周
端まで完全に延びていないので、従来のものより下フラ
ンジ4の強度を十分に保つことができ、リール2自体が
変形することがない。
【0020】図11は、この発明の第2の実施形態を示
す。この第2の実施形態は、上記第1の実施形態の一対
のテープリール1L,1Rを内蔵したテープカセット1
0であり、磁気記録再生装置としてのビデオテープレコ
ーダ(VTR)のカセット装着位置(一対のリール台)
に装着されて使用されるものである。このテープカセッ
ト10は、前面側にテープ7を露出させる図示しない前
側開口部を有した合成樹脂製で筐型のカセット本体11
と、この筐型のカセット本体11の前側開口部を開閉す
る合成樹脂製の蓋体12と、上記筐型のカセット本体1
1内に回転自在に収納された一対のテープリール1L,
1Rとで構成されている。
す。この第2の実施形態は、上記第1の実施形態の一対
のテープリール1L,1Rを内蔵したテープカセット1
0であり、磁気記録再生装置としてのビデオテープレコ
ーダ(VTR)のカセット装着位置(一対のリール台)
に装着されて使用されるものである。このテープカセッ
ト10は、前面側にテープ7を露出させる図示しない前
側開口部を有した合成樹脂製で筐型のカセット本体11
と、この筐型のカセット本体11の前側開口部を開閉す
る合成樹脂製の蓋体12と、上記筐型のカセット本体1
1内に回転自在に収納された一対のテープリール1L,
1Rとで構成されている。
【0021】各テープリール1L,1Rの各下フランジ
4の内面(テープ接触面)4aには、空気流調整手段と
してのスリット穴状の溝6(或はスリット孔状の溝
6′)を、該下フランジ4の径方向とは平行で且つ上記
ハブ3の接線方向に延びるように90°間隔で4箇所形
成してあり、他の構成は、前記第1の実施形態と同様に
構成してある。
4の内面(テープ接触面)4aには、空気流調整手段と
してのスリット穴状の溝6(或はスリット孔状の溝
6′)を、該下フランジ4の径方向とは平行で且つ上記
ハブ3の接線方向に延びるように90°間隔で4箇所形
成してあり、他の構成は、前記第1の実施形態と同様に
構成してある。
【0022】尚、テープカセット10がVTRのカセッ
ト装着位置に装着されると、カセット本体11の前側開
口部の略中央には光検出用の光源ランプ(発光部)20
が挿入されるようになっている。また、カセット本体1
1の両側部の光検出光路C0上には矩形の窓孔11bを
それぞれ形成してある。そして、カセット本体11の窓
孔11bに透明リーダーテープ部9が来ると、光源ラン
プ20から出た光線C0が透明リーダーテープ部9を通
って受光部としてのフォトトランジスタ21で検出され
ることにより、テープ7の磁気テープ8の走行が自動停
止されるようになっている。
ト装着位置に装着されると、カセット本体11の前側開
口部の略中央には光検出用の光源ランプ(発光部)20
が挿入されるようになっている。また、カセット本体1
1の両側部の光検出光路C0上には矩形の窓孔11bを
それぞれ形成してある。そして、カセット本体11の窓
孔11bに透明リーダーテープ部9が来ると、光源ラン
プ20から出た光線C0が透明リーダーテープ部9を通
って受光部としてのフォトトランジスタ21で検出され
ることにより、テープ7の磁気テープ8の走行が自動停
止されるようになっている。
【0023】以上発明の第2の実施形態のテープカセッ
ト10によれば、フォトトランジスタ21でランプ20
の光線C0を検出していないときは、テープ7の磁気テ
ープ8が走行していて、光線C0を検出したら透明リー
ダーテープ部9が走行している。即ち、磁気テープ8の
走行が終わったと判断して磁気テープ8の走行を止め
る。そして、テープ7の早送り(FF)時、或は巻き戻
し(REW)時に、該テープ7を高速で巻いても前記第
2の実施形態と同様にテープ7を高速で巻くときにテー
プ7の巻乱れが発生することがない。
ト10によれば、フォトトランジスタ21でランプ20
の光線C0を検出していないときは、テープ7の磁気テ
ープ8が走行していて、光線C0を検出したら透明リー
ダーテープ部9が走行している。即ち、磁気テープ8の
走行が終わったと判断して磁気テープ8の走行を止め
る。そして、テープ7の早送り(FF)時、或は巻き戻
し(REW)時に、該テープ7を高速で巻いても前記第
2の実施形態と同様にテープ7を高速で巻くときにテー
プ7の巻乱れが発生することがない。
【0024】また、一対のテープリール1L,1Rが筐
型のカセット本体11に収められたテープカセット10
の場合には、カセット本体11内で空気の流れが滞り易
い状態にあるが、下フランジ4のスリット穴状の溝6
(或はスリット孔状の溝6′)によりカセット本体11
内の空気の流れはスムーズとなり、テープ7の巻取りの
高速化をより一層図っても、空気の乱れは少なくてテー
プ7の巻乱れは発生しない。さらに、近年の長時間化に
伴ってテープ7が薄く且つ長くなってリール2も大型化
してもテープ7の巻乱れを確実に防ぐことができ、ま
た、テープ7の磁気テープ8の記録の高密度化にも十分
に対応することができる。
型のカセット本体11に収められたテープカセット10
の場合には、カセット本体11内で空気の流れが滞り易
い状態にあるが、下フランジ4のスリット穴状の溝6
(或はスリット孔状の溝6′)によりカセット本体11
内の空気の流れはスムーズとなり、テープ7の巻取りの
高速化をより一層図っても、空気の乱れは少なくてテー
プ7の巻乱れは発生しない。さらに、近年の長時間化に
伴ってテープ7が薄く且つ長くなってリール2も大型化
してもテープ7の巻乱れを確実に防ぐことができ、ま
た、テープ7の磁気テープ8の記録の高密度化にも十分
に対応することができる。
【0025】尚、前記発明の各実施形態によれば、磁気
記録再生装置としてのビデオテープレコーダ用のテープ
リールとテープカセットについて説明したが、オーディ
オテープレコーダやディジタルオーディオテープレコー
ダ等の他の磁気記録再生装置用のテープリール及びテー
プカセットに前記発明の各実施形態を適用できることは
勿論である。また、テープの巻乱れを防止する空気流調
整手段はスリット穴状に窪んだ溝或はスリット孔状に貫
通した溝に限らず、これらのスリット穴状の溝とスリッ
ト孔状の溝を交互等に組み合わせて設けたり、さらに、
凸状の複数本のリブ等をフランジの直径方向とは平行で
且つハブの接線方向に延びるように突設することにより
空気流調整手段を構成してもよい。また、空気流調整手
段の数は4箇所に限らず、さらに、上フランジ側に設け
てもよい。さらにまた、テープは業務用のラージテープ
等に限らず、家庭VTR用の磁気テープや、磁気トラッ
クを有する映画フィルム等のテープでもよいことは勿論
である。
記録再生装置としてのビデオテープレコーダ用のテープ
リールとテープカセットについて説明したが、オーディ
オテープレコーダやディジタルオーディオテープレコー
ダ等の他の磁気記録再生装置用のテープリール及びテー
プカセットに前記発明の各実施形態を適用できることは
勿論である。また、テープの巻乱れを防止する空気流調
整手段はスリット穴状に窪んだ溝或はスリット孔状に貫
通した溝に限らず、これらのスリット穴状の溝とスリッ
ト孔状の溝を交互等に組み合わせて設けたり、さらに、
凸状の複数本のリブ等をフランジの直径方向とは平行で
且つハブの接線方向に延びるように突設することにより
空気流調整手段を構成してもよい。また、空気流調整手
段の数は4箇所に限らず、さらに、上フランジ側に設け
てもよい。さらにまた、テープは業務用のラージテープ
等に限らず、家庭VTR用の磁気テープや、磁気トラッ
クを有する映画フィルム等のテープでもよいことは勿論
である。
【0026】また、前記第2の実施形態では、透明リー
ダーテープ部の有無を光検出する家庭VTR用のテープ
カセットについて説明したが、磁性を有する不透明リー
ダーテープ部を備えた業務用のテープカセットにおい
て、該不透明リーダーテープ部の有無を磁気検出するも
のに、前記第2の実施形態を適用できることは勿論であ
る。
ダーテープ部の有無を光検出する家庭VTR用のテープ
カセットについて説明したが、磁性を有する不透明リー
ダーテープ部を備えた業務用のテープカセットにおい
て、該不透明リーダーテープ部の有無を磁気検出するも
のに、前記第2の実施形態を適用できることは勿論であ
る。
【0027】
【実施例】以下、前記発明の第1の実施形態における実
施例としての実験例を図7〜図10を用いて説明する。
施例としての実験例を図7〜図10を用いて説明する。
【0028】実験用のテープ7としてVTR(例えば、
ソニー社製の業務用DigitalBetacam)に
使用されるラージテープを用いると共に、下フランジ4
のテープ接触面4aに4本のスリット孔状の溝6′を9
0°間隔で形成したリール2を用いた。
ソニー社製の業務用DigitalBetacam)に
使用されるラージテープを用いると共に、下フランジ4
のテープ接触面4aに4本のスリット孔状の溝6′を9
0°間隔で形成したリール2を用いた。
【0029】実験の結果、市販されている標準状態のリ
ールを使って、高速でFF/REWを繰り返したところ
テープの巻乱れが発生した。その巻乱れは、テープを走
行させるごとに変わっていく不安定なものであった。し
かし、本形態の下フランジ4のテープ接触面4aにスリ
ット孔状の溝6′を設けたリール2を用いて同様に高速
でFF/REWを繰り返したところ、テープ7の巻乱れ
は皆無であった。
ールを使って、高速でFF/REWを繰り返したところ
テープの巻乱れが発生した。その巻乱れは、テープを走
行させるごとに変わっていく不安定なものであった。し
かし、本形態の下フランジ4のテープ接触面4aにスリ
ット孔状の溝6′を設けたリール2を用いて同様に高速
でFF/REWを繰り返したところ、テープ7の巻乱れ
は皆無であった。
【0030】図7はテープ7の巻位置を示し、Lはテー
プ7の巻径、Tはテープ7の巻初め、Rはテープ7の巻
中、Eはテープ7の巻終わりであり、図8はテープ直近
の空気の流れに有効な溝の範囲を示し、θ′は本形態の
溝6′を有したリール2の回転角、θ″は従来の放射状
の溝4bを有したリール2の回転角、Dはテープ7がリ
ール2内を走行している部分(この部分にある溝4b,
6′が有効)、S′は本形態の溝6′のテープ7の巻途
中部分から端部までの長さ、S″は従来の放射状の溝4
bのテープ7の巻途中部分から端部までの長さである。
また、表1には、従来の放射状の溝4bと本形態の溝
6′の方向の違いによる有効範囲の比較値を示す。この
表1において、従来の放射状の溝4bの各項目(巻初
め、巻中、巻終わり)での値を1とした場合の本形態の
溝6′の値を示し、巻初めの()内の数値は同時に有効
な2本目の溝6′の長さを加えた場合の値を示す。
プ7の巻径、Tはテープ7の巻初め、Rはテープ7の巻
中、Eはテープ7の巻終わりであり、図8はテープ直近
の空気の流れに有効な溝の範囲を示し、θ′は本形態の
溝6′を有したリール2の回転角、θ″は従来の放射状
の溝4bを有したリール2の回転角、Dはテープ7がリ
ール2内を走行している部分(この部分にある溝4b,
6′が有効)、S′は本形態の溝6′のテープ7の巻途
中部分から端部までの長さ、S″は従来の放射状の溝4
bのテープ7の巻途中部分から端部までの長さである。
また、表1には、従来の放射状の溝4bと本形態の溝
6′の方向の違いによる有効範囲の比較値を示す。この
表1において、従来の放射状の溝4bの各項目(巻初
め、巻中、巻終わり)での値を1とした場合の本形態の
溝6′の値を示し、巻初めの()内の数値は同時に有効
な2本目の溝6′の長さを加えた場合の値を示す。
【0031】
【表1】
【0032】図8及び表1に示すように、本形態の溝
6′は、従来の放射状の溝4bに比較して、溝の長さを
より長くでき(S′>S″)、リール2の回転に伴う溝
の移動においても長い時間効果があることが判る。即
ち、テープ7の高速巻取り時に、リール2内において空
気の流れる量が多く、且つスムーズに流れる。
6′は、従来の放射状の溝4bに比較して、溝の長さを
より長くでき(S′>S″)、リール2の回転に伴う溝
の移動においても長い時間効果があることが判る。即
ち、テープ7の高速巻取り時に、リール2内において空
気の流れる量が多く、且つスムーズに流れる。
【0033】また、テープ7の巻初め付近は下フランジ
4の奥のハブ3付近のため、空気の流れの悪い部分であ
るが、本形態の溝6′は特にテープ7の巻初めでその優
位差が顕著である。さらに、図9に示すように、テープ
7の巻初め付近では、本形態の溝6′の有効なリール2
の回転角θ′は90°を越えている。この90°を越え
ている部分では次の溝6′がすでにテープ7にかかり有
効に働いている。その分溝6′の有効長は、図12に示
すように、長いといえる。
4の奥のハブ3付近のため、空気の流れの悪い部分であ
るが、本形態の溝6′は特にテープ7の巻初めでその優
位差が顕著である。さらに、図9に示すように、テープ
7の巻初め付近では、本形態の溝6′の有効なリール2
の回転角θ′は90°を越えている。この90°を越え
ている部分では次の溝6′がすでにテープ7にかかり有
効に働いている。その分溝6′の有効長は、図12に示
すように、長いといえる。
【0034】このように、本形態の溝6′はテープ7の
巻初めにおいて、極めて高い効果が得られる。また、本
形態の溝6′を従来の放射状の溝4bと同じ面積とする
ならば、溝6′の有効長が従来の溝4bに比較して長い
分、本形態の溝6′を細いスリット状の溝孔にすること
ができ、よりテープ7のエッジを痛めることが少なくな
る。
巻初めにおいて、極めて高い効果が得られる。また、本
形態の溝6′を従来の放射状の溝4bと同じ面積とする
ならば、溝6′の有効長が従来の溝4bに比較して長い
分、本形態の溝6′を細いスリット状の溝孔にすること
ができ、よりテープ7のエッジを痛めることが少なくな
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、テー
プと、このテープを巻装するハブ及びフランジを備えた
リールとから成るテープリール、及び、該テープリール
を筐型のカセット本体に回転自在に収納したテープカセ
ットにおいて、上記フランジのテープ接触面に、該フラ
ンジの径方向とは平行で且つ上記ハブの接線方向に延び
る空気流調整手段を設けたことにより、上記テープを高
速で巻いてもテープの巻乱れの発生を確実に防止するこ
とができる。これにより、テープの変形,破損等を確実
に防止することができる。
プと、このテープを巻装するハブ及びフランジを備えた
リールとから成るテープリール、及び、該テープリール
を筐型のカセット本体に回転自在に収納したテープカセ
ットにおいて、上記フランジのテープ接触面に、該フラ
ンジの径方向とは平行で且つ上記ハブの接線方向に延び
る空気流調整手段を設けたことにより、上記テープを高
速で巻いてもテープの巻乱れの発生を確実に防止するこ
とができる。これにより、テープの変形,破損等を確実
に防止することができる。
【図1】この発明の第1の実施形態である一対のテープ
リールを示す斜視図。
リールを示す斜視図。
【図2】上記第1の実施形態の左側のテープリールの斜
視図。
視図。
【図3】上記第1の実施形態の右側のテープリールの斜
視図。
視図。
【図4】上記第1の実施形態の右側のテープリールの平
面図。
面図。
【図5】図4中AーA線に沿う断面図。
【図6】(a)は図4中B−B線に沿う下フランジの断
面図、(b)は同下フランジの他の態様の断面図。
面図、(b)は同下フランジの他の態様の断面図。
【図7】上記第1の実施形態のテープリールのテープの
巻位置を示す説明図。
巻位置を示す説明図。
【図8】上記第1の実施形態のテープリールと従来のテ
ープリールのテープ直近の空気の流れに有効な溝の範囲
を示す説明図。
ープリールのテープ直近の空気の流れに有効な溝の範囲
を示す説明図。
【図9】上記第1の実施形態のテープリールと従来のテ
ープリールの溝が有効であるリールの回転角の比較実験
データを示すグラフ。
ープリールの溝が有効であるリールの回転角の比較実験
データを示すグラフ。
【図10】上記第1の実施形態のテープリールと従来の
テープリールの溝が有効な長さの比較実験データを示す
グラフ。
テープリールの溝が有効な長さの比較実験データを示す
グラフ。
【図11】この発明の第2の実施形態であるテープカセ
ットを示す斜視図。
ットを示す斜視図。
【図12】従来例の一対のテープリールの斜視図。
【図13】上記従来例のテープリールの下フランジ側の
平面図。
平面図。
【図14】(a)は、上記従来例のテープリールの下フ
ランジ部分の側面図、(b)は同下フランジ部分の他の
態様の側面図。
ランジ部分の側面図、(b)は同下フランジ部分の他の
態様の側面図。
【図15】上記従来例のテープリールのテープの巻乱れ
状態を示す拡大断面図。
状態を示す拡大断面図。
【図16】(a)はテープの巻乱れがない巻取り状態を
示す斜視図、(b)は細かい上下動のテープの巻乱れが
ある状態を示す斜視図、(c)は段差状のテープの巻乱
れがある状態を示す斜視図、(d)はテープの巻緩みが
ある状態を示す斜視図。
示す斜視図、(b)は細かい上下動のテープの巻乱れが
ある状態を示す斜視図、(c)は段差状のテープの巻乱
れがある状態を示す斜視図、(d)はテープの巻緩みが
ある状態を示す斜視図。
【図17】従来例のテープリールの他の態様の下フラン
ジを示す平面図。
ジを示す平面図。
1L,1R…テープリール 2…リール 3…ハブ 4,5…上,下フランジ 4a…内面(テープ接触面) 6…スリット穴状の溝(空気流調整手段) 6′…スリット孔状の溝(空気流調整手段) 7…テープ 8…磁気テープ 9…リーダーテープ部 10…テープカセット 11…カセット本体
Claims (4)
- 【請求項1】 テープと、 このテープを巻装するハブ及びフランジを備えたリール
とから成るテープリールにおいて、 上記フランジのテープ接触面に、該フランジの径方向と
は平行で且つ上記ハブの接線方向に延びる空気流調整手
段を設けたことを特徴とするテープリール。 - 【請求項2】 請求項1記載のテープリールにおいて、 上記テープを、記録再生媒体用の磁気テープと、この磁
気テープの端部に接続されたリーダーテープ部とで構成
したことを特徴とするテープリール。 - 【請求項3】 テープと、このテープを巻装するハブ及
びフランジを備えたリールとから成るテープリールと、 このテープリールを回転自在に収納した筐型のカセット
本体とから構成されたテープカセットにおいて、 上記フランジのテープ接触面に、該フランジの径方向と
は平行で且つ上記ハブの接線方向に延びる空気流調整手
段を設けたことを特徴とするテープカセット。 - 【請求項4】 請求項3記載のテープカセットにおい
て、 上記テープを、記録再生媒体用の磁気テープと、この磁
気テープの端部に接続されたリーダーテープ部とで構成
すると共に、 上記カセット本体内に、供給側と巻取り側の一対のテー
プリールをそれぞれ回転自在に収納したことを特徴とす
るテープカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17705695A JPH0935448A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | テープリール及び該リールを用いるテープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17705695A JPH0935448A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | テープリール及び該リールを用いるテープカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0935448A true JPH0935448A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16024367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17705695A Pending JPH0935448A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | テープリール及び該リールを用いるテープカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0935448A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7533848B2 (en) | 2004-08-03 | 2009-05-19 | Hitachi Maxell, Ltd. | Tape reel and magnetic tape cartridge |
| US20140339131A1 (en) * | 2013-05-15 | 2014-11-20 | International Business Machines Corporation | Solid state storage media cartridge |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP17705695A patent/JPH0935448A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7533848B2 (en) | 2004-08-03 | 2009-05-19 | Hitachi Maxell, Ltd. | Tape reel and magnetic tape cartridge |
| US20140339131A1 (en) * | 2013-05-15 | 2014-11-20 | International Business Machines Corporation | Solid state storage media cartridge |
| US9060414B2 (en) * | 2013-05-15 | 2015-06-16 | International Business Machines Corporation | Solid state storage media cartridge |
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