JPH093544A - 中空鋼管の加熱設備 - Google Patents
中空鋼管の加熱設備Info
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- JPH093544A JPH093544A JP14931695A JP14931695A JPH093544A JP H093544 A JPH093544 A JP H093544A JP 14931695 A JP14931695 A JP 14931695A JP 14931695 A JP14931695 A JP 14931695A JP H093544 A JPH093544 A JP H093544A
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- Japan
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- heating
- steel pipe
- furnace
- hollow steel
- heating furnace
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 中空鋼管を均一に加熱し得る中空鋼管の加熱
設備を提供する。 【構成】 下部加熱バーナー43からの炎を一側下部から
他側下部へと流しのち他側上部へ流し、上部加熱バーナ
ー45からの炎を他側上部から一側上部へと流したのち一
側下部へ流すことで、炎全体の流れを、旋回状に、かつ
内部を攪拌することなくスムースに行える。これによ
り、炉内温度差をなくして炉内全域の温度均一化を促進
でき、中空鋼管1の加熱を均一的に行え、熱効率を高め
る。加熱バーナー43,45を、その炎が中空鋼管1やロー
ラ51に直接に当たらない位置として、中空鋼管1の均一
的な加熱をより促進できる。常温で加熱炉21に搬入した
中空鋼管1を、加熱炉21内での搬送中に除々に加熱し、
周方向ならびに長さ方向において均一温度でかつ曲げな
ど生じることなく、高温で加熱できる。
設備を提供する。 【構成】 下部加熱バーナー43からの炎を一側下部から
他側下部へと流しのち他側上部へ流し、上部加熱バーナ
ー45からの炎を他側上部から一側上部へと流したのち一
側下部へ流すことで、炎全体の流れを、旋回状に、かつ
内部を攪拌することなくスムースに行える。これによ
り、炉内温度差をなくして炉内全域の温度均一化を促進
でき、中空鋼管1の加熱を均一的に行え、熱効率を高め
る。加熱バーナー43,45を、その炎が中空鋼管1やロー
ラ51に直接に当たらない位置として、中空鋼管1の均一
的な加熱をより促進できる。常温で加熱炉21に搬入した
中空鋼管1を、加熱炉21内での搬送中に除々に加熱し、
周方向ならびに長さ方向において均一温度でかつ曲げな
ど生じることなく、高温で加熱できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば建築用の柱材
に使用される正方体形状や直方体形状などの大径鋼管を
製造する際に使用されるところの、中空鋼管を、その長
さ方向に搬送して加熱炉に搬入し、この加熱炉内での搬
送中に高温加熱したのち、加熱炉から搬出する中空鋼管
の加熱設備に関するものである。
に使用される正方体形状や直方体形状などの大径鋼管を
製造する際に使用されるところの、中空鋼管を、その長
さ方向に搬送して加熱炉に搬入し、この加熱炉内での搬
送中に高温加熱したのち、加熱炉から搬出する中空鋼管
の加熱設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築用の柱材などに使用される大
径角形鋼管は、たとえば特公昭58−13245 号公報に見ら
れる製造方法で得られていた。すなわち、この従来方法
は、一枚の厚肉鋼板を長さ方向に移送して両側の開先加
工を行ったのち、プレスにて、角形鋼管の四隅に相当す
る部分を曲げ加工して角形鋼管近似の形状に成形し、次
いで近似角形鋼管を複数段の成形ロールに通して角形鋼
管形状に成形しつつ、開先突き合わせ面を順次仮付け溶
接し、そして開先部材内外面を自動溶接によって溶接し
たのち、歪み取りを行うことで、大径角形鋼管を得てい
る。
径角形鋼管は、たとえば特公昭58−13245 号公報に見ら
れる製造方法で得られていた。すなわち、この従来方法
は、一枚の厚肉鋼板を長さ方向に移送して両側の開先加
工を行ったのち、プレスにて、角形鋼管の四隅に相当す
る部分を曲げ加工して角形鋼管近似の形状に成形し、次
いで近似角形鋼管を複数段の成形ロールに通して角形鋼
管形状に成形しつつ、開先突き合わせ面を順次仮付け溶
接し、そして開先部材内外面を自動溶接によって溶接し
たのち、歪み取りを行うことで、大径角形鋼管を得てい
る。
【0003】しかし、上記した冷間成形により製造され
た大径角形鋼管によると、角部およびシーム溶接部の硬
さが平板部(母材)に比べてかなり高い値となるため、
角部およびシーム溶接部の降伏強さが増大し、延性の低
下をきたすことになり、以て二次溶接などを施工する際
に割れを引き起こす恐れがあることから、特別な管理を
必要とし、また機械的性質が不均一で残留応力が発生し
ていることから、切削加工などを容易に行えない。
た大径角形鋼管によると、角部およびシーム溶接部の硬
さが平板部(母材)に比べてかなり高い値となるため、
角部およびシーム溶接部の降伏強さが増大し、延性の低
下をきたすことになり、以て二次溶接などを施工する際
に割れを引き起こす恐れがあることから、特別な管理を
必要とし、また機械的性質が不均一で残留応力が発生し
ていることから、切削加工などを容易に行えない。
【0004】また角部、シーム溶接部および平板部の全
てに降伏点が表れないことから、局部的な応力分布がし
ばしば生じる構造物の場合には、最大降伏比が80%を越
えると、構造物としての局部的な伸び能力が低下し、破
壊に至る危険性が高くなる恐れがあり、特に耐震性が望
まれる建築用に不十分となる。
てに降伏点が表れないことから、局部的な応力分布がし
ばしば生じる構造物の場合には、最大降伏比が80%を越
えると、構造物としての局部的な伸び能力が低下し、破
壊に至る危険性が高くなる恐れがあり、特に耐震性が望
まれる建築用に不十分となる。
【0005】さらに、特に角部やシーム溶接部には降伏
点に近い引張および圧縮残留応力が発生して、座屈強度
は低いものになり、したがって、溶接施工、切断加工あ
るいは溶融亜鉛メッキ処理などを実施する際に、これら
残留応力の開放に伴って生じる割れやコントロールでき
ないような変形を引き起こす恐れがある。しかも、特に
角部は、曲げ加工によって局部的に大きな靱性ひずみが
残留するため、この箇所が著しく脆化し、遷移温度が常
温をはるかに越えることがあり、低温域において破壊に
至る恐れがある。
点に近い引張および圧縮残留応力が発生して、座屈強度
は低いものになり、したがって、溶接施工、切断加工あ
るいは溶融亜鉛メッキ処理などを実施する際に、これら
残留応力の開放に伴って生じる割れやコントロールでき
ないような変形を引き起こす恐れがある。しかも、特に
角部は、曲げ加工によって局部的に大きな靱性ひずみが
残留するため、この箇所が著しく脆化し、遷移温度が常
温をはるかに越えることがあり、低温域において破壊に
至る恐れがある。
【0006】そこで最近では、大径角形鋼管に見合う所
定の径、板厚、長さの丸形鋼管を原管として、この原管
を加熱炉で加熱し、次いで加熱した原管を丸形鋼管成形
ミルで熱間成形して精製原管とし、そして精製原管を角
形鋼管成形ミルで熱間成形して大径角形鋼管とすること
で、上述の諸問題を解決した大径角形鋼管を製造するこ
とが提供されている。
定の径、板厚、長さの丸形鋼管を原管として、この原管
を加熱炉で加熱し、次いで加熱した原管を丸形鋼管成形
ミルで熱間成形して精製原管とし、そして精製原管を角
形鋼管成形ミルで熱間成形して大径角形鋼管とすること
で、上述の諸問題を解決した大径角形鋼管を製造するこ
とが提供されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の丸形鋼
管を原管とする製造方法においては、加熱炉における原
管の加熱が周方向や長さ方向において均一に行われなか
ったとき、この原管に曲がりが発生する恐れがあり、こ
の原管を加熱炉において如何に均一に加熱するかが課題
となる。
管を原管とする製造方法においては、加熱炉における原
管の加熱が周方向や長さ方向において均一に行われなか
ったとき、この原管に曲がりが発生する恐れがあり、こ
の原管を加熱炉において如何に均一に加熱するかが課題
となる。
【0008】本発明の目的とするところは、中空鋼管を
均一に加熱し得る中空鋼管の加熱設備を提供する点にあ
る。
均一に加熱し得る中空鋼管の加熱設備を提供する点にあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、中空鋼管を、その長さ方向に搬送して加熱炉に
搬入し、この加熱炉内での搬送中に高温加熱したのち、
加熱炉から搬出する中空鋼管の加熱設備であって、加熱
炉内に中空鋼管搬送用のローラコンベヤを配設し、加熱
炉の一側下部でかつローラコンベヤのローラ間の位置に
下部加熱バーナーを配設し、また加熱炉の他側上部でか
つ前記下部加熱バーナーに対して千鳥状に対峙する位置
に上部加熱バーナーを配設している。
発明は、中空鋼管を、その長さ方向に搬送して加熱炉に
搬入し、この加熱炉内での搬送中に高温加熱したのち、
加熱炉から搬出する中空鋼管の加熱設備であって、加熱
炉内に中空鋼管搬送用のローラコンベヤを配設し、加熱
炉の一側下部でかつローラコンベヤのローラ間の位置に
下部加熱バーナーを配設し、また加熱炉の他側上部でか
つ前記下部加熱バーナーに対して千鳥状に対峙する位置
に上部加熱バーナーを配設している。
【0010】
【作用】上記した本発明の構成によると、加熱炉内に搬
入した中空鋼管を、ローラコンベヤのローラ群により支
持して加熱炉内で搬送させ、その搬送中に各バーナーの
燃焼熱により高温加熱し得る。その際に下部加熱バーナ
ーからの炎は、一側下部から他側下部へと流れたのち他
側上部へ流れ、また下部加熱バーナーに対して千鳥状に
対峙する上部加熱バーナーからの炎は、他側上部から一
側上部へと流れたのち一側下部へ流れる。したがって炎
全体の流れは、加熱炉を縦断正面から見たとき、旋回状
に、かつ内部を攪拌することなくスムースに行われる。
これにより、炉内温度差をなくし、炉内全域の温度均一
化を促進し得、以て中空鋼管の加熱を均一的に行え、さ
らに熱効率を高め得る。
入した中空鋼管を、ローラコンベヤのローラ群により支
持して加熱炉内で搬送させ、その搬送中に各バーナーの
燃焼熱により高温加熱し得る。その際に下部加熱バーナ
ーからの炎は、一側下部から他側下部へと流れたのち他
側上部へ流れ、また下部加熱バーナーに対して千鳥状に
対峙する上部加熱バーナーからの炎は、他側上部から一
側上部へと流れたのち一側下部へ流れる。したがって炎
全体の流れは、加熱炉を縦断正面から見たとき、旋回状
に、かつ内部を攪拌することなくスムースに行われる。
これにより、炉内温度差をなくし、炉内全域の温度均一
化を促進し得、以て中空鋼管の加熱を均一的に行え、さ
らに熱効率を高め得る。
【0011】また各加熱バーナーを、その炎が中空鋼管
に直接に当たらない位置に配設していることで、中空鋼
管の均一的な加熱を促進し得る。さらに各加熱バーナー
を、その炎がローラに直接に当たらない位置に配設して
いることで、中空鋼管の均一的な加熱をより促進し得
る。したがって、常温で加熱炉に搬入した中空鋼管を、
この加熱炉内での搬送中に除々に加熱し、そして周方向
ならびに長さ方向において均一温度でかつ曲げなど生じ
ることなく、高温で加熱し得る。
に直接に当たらない位置に配設していることで、中空鋼
管の均一的な加熱を促進し得る。さらに各加熱バーナー
を、その炎がローラに直接に当たらない位置に配設して
いることで、中空鋼管の均一的な加熱をより促進し得
る。したがって、常温で加熱炉に搬入した中空鋼管を、
この加熱炉内での搬送中に除々に加熱し、そして周方向
ならびに長さ方向において均一温度でかつ曲げなど生じ
ることなく、高温で加熱し得る。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図9に示すように、たとえば大径角形鋼管を製造
するに当たり、この大径角形鋼管に見合う所定の径、板
厚、長さでかつ丸形の中空鋼管が、原管1として搬入床
10上に準備される。ここで原管1は、高周波溶接やアー
ク溶接などによるシーム溶接部2を有する状態で製造さ
れているが、これはシームレスの原管1であってもよ
い。搬入床10はコンベヤ形式であって、複数本の原管1
を平行させて支持し、そして長さ方向に対して横方向へ
と搬送させる。
する。図9に示すように、たとえば大径角形鋼管を製造
するに当たり、この大径角形鋼管に見合う所定の径、板
厚、長さでかつ丸形の中空鋼管が、原管1として搬入床
10上に準備される。ここで原管1は、高周波溶接やアー
ク溶接などによるシーム溶接部2を有する状態で製造さ
れているが、これはシームレスの原管1であってもよ
い。搬入床10はコンベヤ形式であって、複数本の原管1
を平行させて支持し、そして長さ方向に対して横方向へ
と搬送させる。
【0013】搬入床10の終端部に搬送された原管1は、
加熱設備20に搬入され、この加熱設備20において長さ方
向に搬送されて、その搬送中に高温加熱される。所定の
温度に加熱された原管1は、加熱設備20から搬出され、
そして溶接シーム位置調整装置11へ渡される。
加熱設備20に搬入され、この加熱設備20において長さ方
向に搬送されて、その搬送中に高温加熱される。所定の
温度に加熱された原管1は、加熱設備20から搬出され、
そして溶接シーム位置調整装置11へ渡される。
【0014】この溶接シーム位置調整装置11は、支持ロ
ール12や押えロール13などにより構成され、これらロー
ル12,13を介して原管1を管軸心の回りに回転させて、
シーム溶接部2の位置を一定の方向に揃える。この一定
の方向とは、最終の大径角形鋼管を得たとき、シーム溶
接部2を常に平板部の中央付近に存在させる位置とな
る。なお、シームレスの原管1が搬送されてきたとき、
この溶接シーム位置調整装置11の部分はパスされ、また
シームレスの原管1のみを使用する場合、溶接シーム位
置調整装置11による工程は削除される。
ール12や押えロール13などにより構成され、これらロー
ル12,13を介して原管1を管軸心の回りに回転させて、
シーム溶接部2の位置を一定の方向に揃える。この一定
の方向とは、最終の大径角形鋼管を得たとき、シーム溶
接部2を常に平板部の中央付近に存在させる位置とな
る。なお、シームレスの原管1が搬送されてきたとき、
この溶接シーム位置調整装置11の部分はパスされ、また
シームレスの原管1のみを使用する場合、溶接シーム位
置調整装置11による工程は削除される。
【0015】溶接シーム位置調整装置11からの原管1
は、丸形鋼管成形ミル14に搬入される。ここでは、複数
のサイジングロール15などを介して原管1を絞り状に熱
間成形させるもので、最終の大径角形鋼管(製品)が所
定の寸法で仕上がるように、原管1を所定の直径に精製
する。丸形鋼管成形ミル14の周辺で、必要する箇所(丸
形鋼管成形ミル14の前後、前のみ、後ろのみ、スタンド
間など)には、必要とする数のデスケーラー装置16が設
けられている。このデスケーラー装置16は、精製原管1
Aに対して水圧をかけた水を噴射するもので、この水噴
射によりミルスケールなどを除去し、表面肌を良くし得
る。
は、丸形鋼管成形ミル14に搬入される。ここでは、複数
のサイジングロール15などを介して原管1を絞り状に熱
間成形させるもので、最終の大径角形鋼管(製品)が所
定の寸法で仕上がるように、原管1を所定の直径に精製
する。丸形鋼管成形ミル14の周辺で、必要する箇所(丸
形鋼管成形ミル14の前後、前のみ、後ろのみ、スタンド
間など)には、必要とする数のデスケーラー装置16が設
けられている。このデスケーラー装置16は、精製原管1
Aに対して水圧をかけた水を噴射するもので、この水噴
射によりミルスケールなどを除去し、表面肌を良くし得
る。
【0016】このようにして丸形鋼管成形ミル14群によ
り精製された精製原管1Aは、角形鋼管成形ミル17に搬
入される。ここでは、複数のつづみ形ロール18などを介
して最終の熱間成形(成形温度A3 変態点以上)を行う
もので、その際に熱間成形直後の大径角形鋼管3は、各
平板部がつづみ面に沿った外方への円弧面に成形されて
いる。
り精製された精製原管1Aは、角形鋼管成形ミル17に搬
入される。ここでは、複数のつづみ形ロール18などを介
して最終の熱間成形(成形温度A3 変態点以上)を行う
もので、その際に熱間成形直後の大径角形鋼管3は、各
平板部がつづみ面に沿った外方への円弧面に成形されて
いる。
【0017】次いで角形鋼管成形ミル17において熱間成
形された大径角形鋼管3は、冷却床19に受け取られる。
この冷却床19はコンベヤ形式であって複数本の大径角形
鋼管3を平行させて支持し、そして長さ方向に対して横
方向へと搬送させる。この冷却床19での搬送中に、大径
角形鋼管3は空冷形式で徐冷される。この徐冷により大
径角形鋼管3は、各平板部が収縮されて円弧面が直状面
となり、また角部のRはシャープとなって、断面係数が
高くなる。
形された大径角形鋼管3は、冷却床19に受け取られる。
この冷却床19はコンベヤ形式であって複数本の大径角形
鋼管3を平行させて支持し、そして長さ方向に対して横
方向へと搬送させる。この冷却床19での搬送中に、大径
角形鋼管3は空冷形式で徐冷される。この徐冷により大
径角形鋼管3は、各平板部が収縮されて円弧面が直状面
となり、また角部のRはシャープとなって、断面係数が
高くなる。
【0018】冷却床19での大径角形鋼管3群の搬送は、
隣接した大径角形鋼管3の間を離した状態で、または隣
接した大径角形鋼管3どうしを接触させ両側よりクラン
プした状態で搬送される。これにより大径角形鋼管3
は、同じ雰囲気温度下で徐冷されることになり、以て冷
却時の曲がりを少なくし得る。冷却床19の終端に達した
大径角形鋼管3は、図示していない矯正装置、先端切断
装置、後端切断装置、洗浄装置、防錆装置へと搬送さ
れ、それぞれで処理されたのち、製品としてストレージ
される。
隣接した大径角形鋼管3の間を離した状態で、または隣
接した大径角形鋼管3どうしを接触させ両側よりクラン
プした状態で搬送される。これにより大径角形鋼管3
は、同じ雰囲気温度下で徐冷されることになり、以て冷
却時の曲がりを少なくし得る。冷却床19の終端に達した
大径角形鋼管3は、図示していない矯正装置、先端切断
装置、後端切断装置、洗浄装置、防錆装置へと搬送さ
れ、それぞれで処理されたのち、製品としてストレージ
される。
【0019】以上のようにして、丸管から角管へ熱間成
形するのであり、その際に加熱設備20は、加熱炉21と、
この加熱炉21内に配設された中空鋼管搬送用のローラコ
ンベヤ50と、前記搬入床10からの原管1を加熱炉21に搬
入させる搬入コンベヤ75と、前記加熱炉21からの原管1
を下手へ搬出させる搬出コンベヤ76などにより構成され
ている。
形するのであり、その際に加熱設備20は、加熱炉21と、
この加熱炉21内に配設された中空鋼管搬送用のローラコ
ンベヤ50と、前記搬入床10からの原管1を加熱炉21に搬
入させる搬入コンベヤ75と、前記加熱炉21からの原管1
を下手へ搬出させる搬出コンベヤ76などにより構成され
ている。
【0020】前記加熱炉21は図1〜図6、図9に示すよ
うに、その長さ方向において複数に分割された分割炉体
22の集合体からなり、そして各分割炉体22は縦断正面図
において、逆U字状の上位炉部22Aと、この上位炉部22
Aの両下端から下方へ伸びる左右の側位炉部22Bと、こ
れら側位炉部22Bの下端間に位置される下方へ凸で円弧
状の下位炉部22Cとにより形成される。ここで左右の側
位炉部22Bと下位炉部22Cとは一体化され、そして下位
炉部22Cは、ベース枠23を介して床側に支持されてい
る。
うに、その長さ方向において複数に分割された分割炉体
22の集合体からなり、そして各分割炉体22は縦断正面図
において、逆U字状の上位炉部22Aと、この上位炉部22
Aの両下端から下方へ伸びる左右の側位炉部22Bと、こ
れら側位炉部22Bの下端間に位置される下方へ凸で円弧
状の下位炉部22Cとにより形成される。ここで左右の側
位炉部22Bと下位炉部22Cとは一体化され、そして下位
炉部22Cは、ベース枠23を介して床側に支持されてい
る。
【0021】前記上位炉部22Aは、左右の側位炉部22B
に対して上方から着脱自在に構成される。すなわち左右
の側位炉部22Bの上面に対して上位炉部22Aの下面が上
方から載置自在に構成され、そして載置させるために、
上位炉部22Aの上面側には複数のフック24が設けられ、
クレーンなどにより持ち上げ自在に構成されている。ま
た載置時の位置決めを行うために、側位炉部22Bの上端
外面から受けブラケット25が外方に連設されるととも
に、上位炉部22Aの下端外面から当てブラケット26が外
方に連設され、これらブラケット25,26に形成されたピ
ン孔27,28間に亘って上方から打ち込み自在な位置決め
ピン29が設けられる。
に対して上方から着脱自在に構成される。すなわち左右
の側位炉部22Bの上面に対して上位炉部22Aの下面が上
方から載置自在に構成され、そして載置させるために、
上位炉部22Aの上面側には複数のフック24が設けられ、
クレーンなどにより持ち上げ自在に構成されている。ま
た載置時の位置決めを行うために、側位炉部22Bの上端
外面から受けブラケット25が外方に連設されるととも
に、上位炉部22Aの下端外面から当てブラケット26が外
方に連設され、これらブラケット25,26に形成されたピ
ン孔27,28間に亘って上方から打ち込み自在な位置決め
ピン29が設けられる。
【0022】前記位置決めピン29は、加熱炉21の長さ方
向の複数箇所に設けられ、そして位置決めピン29を避け
た複数箇所には、前記ブラケット25,26に形成されたボ
ルト孔30,31間に亘って上下方向から作用自在なボルト
・ナット32が設けられる。
向の複数箇所に設けられ、そして位置決めピン29を避け
た複数箇所には、前記ブラケット25,26に形成されたボ
ルト孔30,31間に亘って上下方向から作用自在なボルト
・ナット32が設けられる。
【0023】前記分割炉体22群により形成された加熱炉
21において、その前後方向の両端は端部炉壁33,34によ
り閉塞され、これら端部炉壁33,34に設けられた貫通孔
により、上手側(前端側)に搬入口35が、また下手側
(後端側)に搬出口36が形成される。そして、これら搬
入口35や搬出口36には、それぞれ開閉扉37,38が設けら
れている。
21において、その前後方向の両端は端部炉壁33,34によ
り閉塞され、これら端部炉壁33,34に設けられた貫通孔
により、上手側(前端側)に搬入口35が、また下手側
(後端側)に搬出口36が形成される。そして、これら搬
入口35や搬出口36には、それぞれ開閉扉37,38が設けら
れている。
【0024】前記左右の側位炉部22Bの所定間隔置きの
部分はブロック体40により形成され、このブロック体40
は側位炉部22Bに対して左右方向で差し込み離脱自在に
構成される。そして、差し込み時には隙間が生じないよ
うに施工される。各ブロック体40には貫通孔41が形成さ
れ、これら貫通孔41を通して、前記ローラコンベヤ50の
後述するローラが配設される。その際に貫通孔41は、一
個の分割炉体22に対して前後方向の二箇所に形成され、
それに基づいて、複数のローラが前後方向において所定
ピッチP置きに配設される。
部分はブロック体40により形成され、このブロック体40
は側位炉部22Bに対して左右方向で差し込み離脱自在に
構成される。そして、差し込み時には隙間が生じないよ
うに施工される。各ブロック体40には貫通孔41が形成さ
れ、これら貫通孔41を通して、前記ローラコンベヤ50の
後述するローラが配設される。その際に貫通孔41は、一
個の分割炉体22に対して前後方向の二箇所に形成され、
それに基づいて、複数のローラが前後方向において所定
ピッチP置きに配設される。
【0025】前記加熱炉21の一側下部でかつローラコン
ベヤ50のローラ間の位置に下部加熱バーナー43が配設さ
れる。すなわち左右の一側における側位炉部22B群に
は、前述したブロック体40間に位置するように取り付け
孔44が形成され、この取り付け孔44を利用して下部加熱
バーナー43が配設されている。その際に取り付け孔44の
軸心は、前記貫通孔41の軸心に対して少し下位に設定さ
れている。
ベヤ50のローラ間の位置に下部加熱バーナー43が配設さ
れる。すなわち左右の一側における側位炉部22B群に
は、前述したブロック体40間に位置するように取り付け
孔44が形成され、この取り付け孔44を利用して下部加熱
バーナー43が配設されている。その際に取り付け孔44の
軸心は、前記貫通孔41の軸心に対して少し下位に設定さ
れている。
【0026】そして、前記加熱炉21の他側上部でかつ前
記下部加熱バーナー43に対して千鳥状に対峙する位置に
は上部加熱バーナー45が配設されている。すなわち、上
位炉部22Aにおける左右の他側の部分には、前記貫通孔
41の真上に位置するように取り付け孔46が形成され、こ
の取り付け孔46を利用して上部加熱バーナー45が配設さ
れている。なお前記搬出口36に隣接した分割炉体22でそ
の下位炉部22Cには、上下方向の排煙口47が形成されて
いる。以上の22〜47により加熱炉21が構成される。
記下部加熱バーナー43に対して千鳥状に対峙する位置に
は上部加熱バーナー45が配設されている。すなわち、上
位炉部22Aにおける左右の他側の部分には、前記貫通孔
41の真上に位置するように取り付け孔46が形成され、こ
の取り付け孔46を利用して上部加熱バーナー45が配設さ
れている。なお前記搬出口36に隣接した分割炉体22でそ
の下位炉部22Cには、上下方向の排煙口47が形成されて
いる。以上の22〜47により加熱炉21が構成される。
【0027】前記ローラコンベヤ50は、前後方向におい
て所定ピッチP置きで複数のローラ51を有する。すなわ
ちローラ51は、ローラ軸部52と、このローラ軸部52に外
嵌された中空鋼管支持部53と、前記ローラ軸部52の両端
に一体化されたローラ軸受け部54などにより構成されて
いる。そして前記中空鋼管支持部53は、その外面がロー
ラ軸心55の方向において凹入支持面56に形成されてい
る。
て所定ピッチP置きで複数のローラ51を有する。すなわ
ちローラ51は、ローラ軸部52と、このローラ軸部52に外
嵌された中空鋼管支持部53と、前記ローラ軸部52の両端
に一体化されたローラ軸受け部54などにより構成されて
いる。そして前記中空鋼管支持部53は、その外面がロー
ラ軸心55の方向において凹入支持面56に形成されてい
る。
【0028】このローラ51は、前述した側位炉部22Bの
貫通孔41を通して配設され、そして外方へ突出されたロ
ーラ軸受け部54が、軸受装置57を介してベース枠23側に
支持されている。また他側で突出されるローラ軸受け部
54は回転駆動装置(モータなど)58に連動され、これら
回転駆動装置58群は同期駆動されるべく構成されてい
る。
貫通孔41を通して配設され、そして外方へ突出されたロ
ーラ軸受け部54が、軸受装置57を介してベース枠23側に
支持されている。また他側で突出されるローラ軸受け部
54は回転駆動装置(モータなど)58に連動され、これら
回転駆動装置58群は同期駆動されるべく構成されてい
る。
【0029】図1〜図3、図7、図8に示すように、前
記排煙口47に接続される排煙装置60が設けられる。すな
わち加熱炉21の側部で床内には主煙道61が形成され、こ
の主煙道61の始端が、第1煙管62を介して前記排煙口47
に接続されている。そして、主煙道61の終端に第2煙管
63が接続され、この第2煙管63がファン64を介して煙突
65の下部に接続されている。前記第2煙管63の中間には
ダンパー66が設けられ、このダンパー66の操作により、
前記加熱炉21内の気圧が大気圧よりも低くなるように制
御される。以上の61〜66により排煙装置60が構成され
る。
記排煙口47に接続される排煙装置60が設けられる。すな
わち加熱炉21の側部で床内には主煙道61が形成され、こ
の主煙道61の始端が、第1煙管62を介して前記排煙口47
に接続されている。そして、主煙道61の終端に第2煙管
63が接続され、この第2煙管63がファン64を介して煙突
65の下部に接続されている。前記第2煙管63の中間には
ダンパー66が設けられ、このダンパー66の操作により、
前記加熱炉21内の気圧が大気圧よりも低くなるように制
御される。以上の61〜66により排煙装置60が構成され
る。
【0030】前記主煙道61内には熱交換器70が配設さ
れ、ここで排煙と熱交換された空気は、配管群71を介し
て各バーナー43,45に供給される。前記搬入コンベヤ75
は搬入床10からの原管1をローラコンベヤ50に渡すもの
であり、また前記搬出コンベヤ76はローラコンベヤ50か
らの原管1を受け取るものである。ここで両コンベヤ7
5,76はローラ形式などにより構成されている。
れ、ここで排煙と熱交換された空気は、配管群71を介し
て各バーナー43,45に供給される。前記搬入コンベヤ75
は搬入床10からの原管1をローラコンベヤ50に渡すもの
であり、また前記搬出コンベヤ76はローラコンベヤ50か
らの原管1を受け取るものである。ここで両コンベヤ7
5,76はローラ形式などにより構成されている。
【0031】以下に、上記加熱設備20の作用を説明す
る。搬入床10から搬入コンベヤ75を介して搬送されてき
た原管1が搬入口35に到達する直前に、この搬入口35の
開閉扉37が開動される。そして原管1は搬入口35を通っ
て加熱炉21内に搬入されるとともに、ローラコンベヤ50
のローラ51群によって支持される。すなわち原管1は、
ローラ51群の凹入支持面56を介して支持されて搬送さ
れ、そして終端が完全に搬入されたときに、搬入口35の
開閉扉37が閉動される。
る。搬入床10から搬入コンベヤ75を介して搬送されてき
た原管1が搬入口35に到達する直前に、この搬入口35の
開閉扉37が開動される。そして原管1は搬入口35を通っ
て加熱炉21内に搬入されるとともに、ローラコンベヤ50
のローラ51群によって支持される。すなわち原管1は、
ローラ51群の凹入支持面56を介して支持されて搬送さ
れ、そして終端が完全に搬入されたときに、搬入口35の
開閉扉37が閉動される。
【0032】このように原管1は、ローラ51群により支
持されて加熱炉21内で搬送され、その搬送中に高温加熱
される。その際に原管1の端面間に間隔Lを置くこと
で、加熱時の原管1の伸びや搬送速度差によって端面ど
うしが接触(衝突)などすることを防止し得る。なお間
隔Lが長過ぎたときには効率が悪いものとなり、したが
って間隔Lは500mm 以下に制御される。
持されて加熱炉21内で搬送され、その搬送中に高温加熱
される。その際に原管1の端面間に間隔Lを置くこと
で、加熱時の原管1の伸びや搬送速度差によって端面ど
うしが接触(衝突)などすることを防止し得る。なお間
隔Lが長過ぎたときには効率が悪いものとなり、したが
って間隔Lは500mm 以下に制御される。
【0033】前述した加熱は、各バーナー43,45の燃焼
熱により行われるのであるが、その際に、下部加熱バー
ナー43からの炎は一側下部から他側下部へと流れたのち
他側上部へ流れることになり、また下部加熱バーナー43
に対して千鳥状に対峙する位置に配設された上部加熱バ
ーナー45からの炎は、他側上部から一側上部へと流れた
のち一側下部へ流れることになる。したがって炎の全体
は、加熱炉21を縦断正面から見たとき旋回状に流れ、し
かも旋回状の流れは、上位炉部22Aや下位炉部22Cの円
状内面によって、内部を攪拌させることなくスムースに
行われる。これにより、炉内温度差をなくし、炉内全域
の温度均一化を促進し得、以て原管1の加熱を均一的に
行え、さらに熱効率を高め得る。
熱により行われるのであるが、その際に、下部加熱バー
ナー43からの炎は一側下部から他側下部へと流れたのち
他側上部へ流れることになり、また下部加熱バーナー43
に対して千鳥状に対峙する位置に配設された上部加熱バ
ーナー45からの炎は、他側上部から一側上部へと流れた
のち一側下部へ流れることになる。したがって炎の全体
は、加熱炉21を縦断正面から見たとき旋回状に流れ、し
かも旋回状の流れは、上位炉部22Aや下位炉部22Cの円
状内面によって、内部を攪拌させることなくスムースに
行われる。これにより、炉内温度差をなくし、炉内全域
の温度均一化を促進し得、以て原管1の加熱を均一的に
行え、さらに熱効率を高め得る。
【0034】また、下部加熱バーナー43や上部加熱バー
ナー45は、その炎が原管1に直接に当たらない位置に配
設されていることで、原管1の均一的な加熱を促進し得
る。さらに、下部加熱バーナー43や上部加熱バーナー45
は、その炎がローラ51に直接に当たらない位置に配設さ
れていることで、原管1の均一的な加熱をより促進し得
る。
ナー45は、その炎が原管1に直接に当たらない位置に配
設されていることで、原管1の均一的な加熱を促進し得
る。さらに、下部加熱バーナー43や上部加熱バーナー45
は、その炎がローラ51に直接に当たらない位置に配設さ
れていることで、原管1の均一的な加熱をより促進し得
る。
【0035】これらのことにより、常温で加熱炉21に搬
入された原管1は、この加熱炉21内での搬送中に徐々に
加熱され、そして800 ℃〜950 ℃(A3 変態点以上)の
高温を維持しながら、かつ周方向ならびに長さ方向にお
いて均一温度でかつ曲げなど生じることなく加熱される
ことになる。このようにして所定の温度に加熱された原
管1は、開閉扉38を開動させることで、搬出口36を通し
て加熱炉21から搬出したのち、溶接シーム位置調整装置
11へ搬入し得る。そして原管1の終端が完全に搬出され
たときに、搬出口36の開閉扉38が閉動される。
入された原管1は、この加熱炉21内での搬送中に徐々に
加熱され、そして800 ℃〜950 ℃(A3 変態点以上)の
高温を維持しながら、かつ周方向ならびに長さ方向にお
いて均一温度でかつ曲げなど生じることなく加熱される
ことになる。このようにして所定の温度に加熱された原
管1は、開閉扉38を開動させることで、搬出口36を通し
て加熱炉21から搬出したのち、溶接シーム位置調整装置
11へ搬入し得る。そして原管1の終端が完全に搬出され
たときに、搬出口36の開閉扉38が閉動される。
【0036】加熱炉21内で発生した熱い煙は排煙装置60
により排出し得る。すなわちファン64の作動により排煙
口47に吸引力が作用し、これにより煙は、排煙口47を通
して第1煙管62に吸引され、そして主煙道61、第2煙管
63へと流れたのち、ファン64を介して煙突65へ吐き出さ
れる。このような吸引排煙により加熱炉21内が負圧化、
すなわち大気圧よりも低くなることで、原管1に曲げな
どが生じることを防止し得る。その際に大気圧よりも低
い程度は、ダンパー66を調整操作することで制御し得
る。
により排出し得る。すなわちファン64の作動により排煙
口47に吸引力が作用し、これにより煙は、排煙口47を通
して第1煙管62に吸引され、そして主煙道61、第2煙管
63へと流れたのち、ファン64を介して煙突65へ吐き出さ
れる。このような吸引排煙により加熱炉21内が負圧化、
すなわち大気圧よりも低くなることで、原管1に曲げな
どが生じることを防止し得る。その際に大気圧よりも低
い程度は、ダンパー66を調整操作することで制御し得
る。
【0037】また熱い煙が主煙道61を流れるときに、熱
交換器70によって空気が熱交換され、これにより加熱さ
れた空気は、配管群71を介して各バーナー43,45に供給
される。したがって各バーナー43,45は、この加熱され
た空気を燃焼用空気として、効率のよい燃焼が行われ
る。通常、各バーナー43,45の燃焼には、燃焼用空気と
燃料(ガス、天然ガス、LPGなどの気体燃料、重油、
灯油などの液体燃料、石炭などの固形燃料)が必要で、
これらにより燃焼効率を上げている。
交換器70によって空気が熱交換され、これにより加熱さ
れた空気は、配管群71を介して各バーナー43,45に供給
される。したがって各バーナー43,45は、この加熱され
た空気を燃焼用空気として、効率のよい燃焼が行われ
る。通常、各バーナー43,45の燃焼には、燃焼用空気と
燃料(ガス、天然ガス、LPGなどの気体燃料、重油、
灯油などの液体燃料、石炭などの固形燃料)が必要で、
これらにより燃焼効率を上げている。
【0038】たとえば加熱炉21内の保守点検などを行う
とき、上位炉部22Aが分解される。これは、ボルト・ナ
ット32を螺脱させ、そして位置決めピン29を抜出させた
のち、フック24を介してクレーンなどにより持ち上げる
ことで行える。なお組み立ては、逆操作により行える。
とき、上位炉部22Aが分解される。これは、ボルト・ナ
ット32を螺脱させ、そして位置決めピン29を抜出させた
のち、フック24を介してクレーンなどにより持ち上げる
ことで行える。なお組み立ては、逆操作により行える。
【0039】上記実施例では、中空鋼管として円状の原
管1を示したが、これは正方形状や長方形状の中空鋼管
であってもよい。また上記実施例では、加熱した原管1
を大径角形鋼管3としているが、これは精製原管1Aそ
のものを製品としてもよい。
管1を示したが、これは正方形状や長方形状の中空鋼管
であってもよい。また上記実施例では、加熱した原管1
を大径角形鋼管3としているが、これは精製原管1Aそ
のものを製品としてもよい。
【0040】上記実施例では、隣接したローラ51間の全
てに下部加熱バーナー43を配設しているが、これは一つ
飛や二つ飛に配設してもよい。また上記実施例では、加
熱炉21を着脱形式で分解可能としているが、これは非着
脱形式で分解できない構成であってもよい。
てに下部加熱バーナー43を配設しているが、これは一つ
飛や二つ飛に配設してもよい。また上記実施例では、加
熱炉21を着脱形式で分解可能としているが、これは非着
脱形式で分解できない構成であってもよい。
【0041】上記実施例において、搬入コンベヤ75と搬
出コンベヤ76、特に搬出コンベヤ76は、ローラ51と同様
なローラを使用することが好適である。
出コンベヤ76、特に搬出コンベヤ76は、ローラ51と同様
なローラを使用することが好適である。
【0042】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、中空鋼管
を、各加熱バーナーの燃焼熱により高温加熱する際に、
各加熱バーナーからの炎全体の流れを、加熱炉を縦断正
面から見たとき、旋回状に、かつ内部を攪拌することな
くスムースに行うことができ、これにより、炉内温度差
をなくし、炉内全域の温度均一化を促進でき、以て中空
鋼管の加熱を均一的に行うことができるとともに、熱効
率を高めることができる。また各加熱バーナーからの炎
が、中空鋼管やローラに直接に当たらないことから、中
空鋼管の均一的な加熱をより促進できる。
を、各加熱バーナーの燃焼熱により高温加熱する際に、
各加熱バーナーからの炎全体の流れを、加熱炉を縦断正
面から見たとき、旋回状に、かつ内部を攪拌することな
くスムースに行うことができ、これにより、炉内温度差
をなくし、炉内全域の温度均一化を促進でき、以て中空
鋼管の加熱を均一的に行うことができるとともに、熱効
率を高めることができる。また各加熱バーナーからの炎
が、中空鋼管やローラに直接に当たらないことから、中
空鋼管の均一的な加熱をより促進できる。
【0043】このように本発明によると、常温で加熱炉
に搬入した中空鋼管を、この加熱炉内での搬送中に除々
に加熱でき、そして周方向ならびに長さ方向において均
一温度でかつ曲げなど生じることなく、高温に加熱でき
る。したがって熱間成形を、容易に精度よく実現でき
る。
に搬入した中空鋼管を、この加熱炉内での搬送中に除々
に加熱でき、そして周方向ならびに長さ方向において均
一温度でかつ曲げなど生じることなく、高温に加熱でき
る。したがって熱間成形を、容易に精度よく実現でき
る。
【図1】本発明の一実施例を示し、中空鋼管の加熱設備
における加熱炉の一部切り欠き側面図である。
における加熱炉の一部切り欠き側面図である。
【図2】同中空鋼管の加熱設備における加熱炉の要部の
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図3】同中空鋼管の加熱設備における加熱炉部分の縦
断正面図である。
断正面図である。
【図4】同中空鋼管の加熱設備における加熱炉の要部の
横断平面図である。
横断平面図である。
【図5】同中空鋼管の加熱設備における炉連結部分の縦
断正面図である。
断正面図である。
【図6】同中空鋼管の加熱設備における炉連結部分の縦
断側面図である。
断側面図である。
【図7】同中空鋼管の加熱設備における排煙設備の平面
図である。
図である。
【図8】同中空鋼管の加熱設備における排煙設備の側面
図である。
図である。
【図9】同中空鋼管の熱間成形の工程斜視図である。
1 原管(中空鋼管) 1A 精製原管 3 大径角形鋼管 14 丸形鋼管成形ミル 17 角形鋼管成形ミル 20 加熱設備 21 加熱炉 22 分割炉体 22A 上位炉部 22B 側位炉部 22C 下位炉部 35 搬入口 36 搬出口 37 開閉扉 38 開閉扉 40 ブロック体 43 下部加熱バーナー 45 上部加熱バーナー 50 ローラコンベヤ 51 ローラ 58 回転駆動装置 60 排煙装置 64 ファン 66 ダンパー 70 熱交換器 75 搬入コンベヤ 76 搬出コンベヤ P ローラの所定ピッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】これらのことにより、常温で加熱炉21に搬
入された原管1は、この加熱炉21内での搬送中に徐々に
加熱され、そして723 ℃〜950 ℃(A3 変態点以上)の
高温を維持しながら、かつ周方向ならびに長さ方向にお
いて均一温度でかつ曲げなど生じることなく加熱される
ことになる。このようにして所定の温度に加熱された原
管1は、開閉扉38を開動させることで、搬出口36を通し
て加熱炉21から搬出したのち、溶接シーム位置調整装置
11へ搬入し得る。そして原管1の終端が完全に搬出され
たときに、搬出口36の開閉扉38が閉動される。
入された原管1は、この加熱炉21内での搬送中に徐々に
加熱され、そして723 ℃〜950 ℃(A3 変態点以上)の
高温を維持しながら、かつ周方向ならびに長さ方向にお
いて均一温度でかつ曲げなど生じることなく加熱される
ことになる。このようにして所定の温度に加熱された原
管1は、開閉扉38を開動させることで、搬出口36を通し
て加熱炉21から搬出したのち、溶接シーム位置調整装置
11へ搬入し得る。そして原管1の終端が完全に搬出され
たときに、搬出口36の開閉扉38が閉動される。
Claims (1)
- 【請求項1】 中空鋼管を、その長さ方向に搬送して加
熱炉に搬入し、この加熱炉内での搬送中に高温加熱した
のち、加熱炉から搬出する中空鋼管の加熱設備であっ
て、加熱炉内に中空鋼管搬送用のローラコンベヤを配設
し、加熱炉の一側下部でかつローラコンベヤのローラ間
の位置に下部加熱バーナーを配設し、また加熱炉の他側
上部でかつ前記下部加熱バーナーに対して千鳥状に対峙
する位置に上部加熱バーナーを配設したことを特徴とす
る中空鋼管の加熱設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14931695A JPH093544A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 中空鋼管の加熱設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14931695A JPH093544A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 中空鋼管の加熱設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH093544A true JPH093544A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15472462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14931695A Pending JPH093544A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 中空鋼管の加熱設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH093544A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103397157A (zh) * | 2013-08-01 | 2013-11-20 | 新兴能源装备股份有限公司 | 一种单蓄能钢瓶淬火炉 |
| CN107214321A (zh) * | 2017-08-01 | 2017-09-29 | 浙江华业塑料机械有限公司 | 一种机筒耐磨层的加工装置 |
| CN114749534A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-07-15 | 泉州市方森机械工贸有限公司 | 高频自动烧管机 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP14931695A patent/JPH093544A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103397157A (zh) * | 2013-08-01 | 2013-11-20 | 新兴能源装备股份有限公司 | 一种单蓄能钢瓶淬火炉 |
| CN107214321A (zh) * | 2017-08-01 | 2017-09-29 | 浙江华业塑料机械有限公司 | 一种机筒耐磨层的加工装置 |
| CN114749534A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-07-15 | 泉州市方森机械工贸有限公司 | 高频自动烧管机 |
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