JPH0936047A - 半導体処理装置のガス供給制御方法及び半導体素子 - Google Patents

半導体処理装置のガス供給制御方法及び半導体素子

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JPH0936047A
JPH0936047A JP18406195A JP18406195A JPH0936047A JP H0936047 A JPH0936047 A JP H0936047A JP 18406195 A JP18406195 A JP 18406195A JP 18406195 A JP18406195 A JP 18406195A JP H0936047 A JPH0936047 A JP H0936047A
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cleaning
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Tomoji Watanabe
智司 渡辺
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敏幸 内野
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厚 藤沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】反応容器内におけるガス速度分布を制御するこ
とにより、ウエハに均一に成膜し、また付着した堆積膜
をオーバーエッチングすることなく全面クリーニングで
きる半導体処理装置のガス供給制御方法を提供する。 【構成】反応管2に流す成膜ガス流量を固定し、成膜時
間の経過と共に、反応管2内の圧力を減少させながら成
膜ガス分圧を増加させる。これにより、最大成膜速度を
低下させることなく、その成膜速度が最大となる位置だ
けを上流側から下流側に向かって移動させることができ
成膜量を均一にすることができる。反応管2に流すクリ
ーニングガス流量を固定し、クリーニング時間の経過と
共に、反応管2内の圧力を減少させながらクリーニング
ガス分圧を増加させる。これにより、最大クリーニング
速度を低下させることなく、そのクリーニング速度が最
大となる位置だけを上流側から下流側に向かって移動さ
せることができ、オーバーエッチングで反応管2にダメ
ージを与えず全面クリーニングできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造プロセスに
おいてウエハに回路作成を行うために用いられる半導体
処理装置に係わり、特に、ウエハ表面への成膜を行うた
めに供給される成膜ガスや、反応容器壁面に付着堆積す
る反応生成物をクリーニングするために供給されるクリ
ーニングガス等を制御する、半導体処理装置のガス供給
制御方法及びこのガス供給制御方法を用いて成膜された
半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の製造に用いる半導体
処理装置において、ウエハ表面に金属膜、金属シリサイ
ド膜、酸化膜、窒化膜、あるいは不純物などをドープし
たシリコン膜などの薄膜を形成する熱CVD装置、ウエ
ハに単結晶層を成長させるエピタキシャル成長装置等
の、種々の真空処理装置が用いられている。これら装置
によるウエハの処理過程において、ウエハ表面上の膜厚
が不均一になったり、反応容器内に発生する反応生成物
等による微小塵埃がウエハ表面に付着したりすると、半
導体素子製造過程の歩留まりや装置稼働率低下の原因と
なっている。
【0003】そこで、まず、ウエハへの成膜量の均一化
を図ることにより、ウエハに成膜する膜の膜厚を均一に
する公知技術として、例えば、以下の2つがある。
【0004】温度分布に傾斜をつけるもの この方法は、縦型減圧気相成長装置において、成膜速度
が低下する排気側で反応容器内の温度を高く、かつガス
導入口側で低くするように、温度分布に傾斜をつけるこ
とにより、ウエハ間の膜厚の均一性を向上させるもので
ある。
【0005】ガスの導入方向を切り替えるもの この方法は、例えば特開平4−343412号公報記載
のように、2系統のガス導入・排気管を設け、ガスの導
入方向を交互に切り替えることにより、膜厚の均一性の
向上を図るものである。
【0006】一方、製造装置内の塵埃を適切に除去・排
除し(=クリーニング)、反応容器内を常に清浄にして
おくことにより、ウエハ表面に付着する塵埃を低減する
公知技術としては、例えば、以下のものがある。
【0007】特開平4−155827号公報 この公知技術は、希釈されたClF3を含むクリーニン
グガスを処理容器内に供給し、反応容器のエッチングを
抑えつつ、処理容器内に付着したSi34系被膜を短時
間で効率良くかつ安全にクリーニングすることにより、
装置稼働率の大幅な向上を図るものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
知技術には、以下の課題がある。すなわち、一般に、成
膜時にウエハに形成される膜の厚さや特性は、反応容器
の温度やガス(原料ガス・反応生成物・中間体・ラジカ
ル等)の濃度に大きく依存するので、反応容器内で大き
な分布を持つ。公知技術及びにおいては、この点に
配慮されていないので、反応容器内の成膜厚さ分布をな
くし特性が均一な幕を成膜することが困難である。ま
た、これに加え、公知技術においては、成長温度の違
いによる膜質の相違が同一バッチ内で発生し、歩留まり
の低下をまねくという問題もある。そして公知技術に
おいても、ウエハへの成膜量を均一にするために成膜ガ
スの供給位置を切り替えるとき、反応容器内に堆積した
塵埃が舞い上がり、ガス輸送によってウエハへ付着する
可能性がある。
【0009】一方、上記のような厚さ分布を持つ膜と同
様に、クリーニングガスによるクリーニング速度も、反
応容器の温度やガス(原料ガス・反応生成物・中間体・
ラジカル等)の濃度に大きく依存して反応容器内で大き
な分布を持つ。そして、公知技術はこの点に特に配慮
されず、単純にクリーニングガスを流すだけであるの
で、反応容器内の壁面堆積膜を均一にクリーニングする
ことができない。したがって、壁面堆積膜を全面クリー
ニングしようとすれば、必然的にオーバーエッチング
(=反応容器の全壁面の堆積膜が除去されるまで、過剰
にエッチングするために、部分的に反応容器壁面がエッ
チングされる)を行わざるを得ない。このとき、公知技
術においては、反応容器(石英ガラス製)と堆積膜と
のエッチング速度に大きな差があるので、オーバーエッ
チングを実施しても、クリーニング時の反応容器に対す
るダメージは少ない。しかしながら、堆積膜が酸化膜系
の場合には、反応容器と堆積膜の組成・物性がほぼ同じ
でエッチング速度がほぼ同様の値を示すので、オーバー
エッチングを行うと、反応容器に対するダメージが非常
に大きくなり、圧力容器としての強度が低下するととも
に、成膜速度が変化するなど、成膜への影響が生ずる。
【0010】本発明の第1の目的は、半導体処理装置の
反応容器内におけるガス分布を制御することができる半
導体処理装置のガス供給制御方法を提供することであ
る。本発明の第2の目的は、半導体処理装置の反応容器
内におけるガス分布を制御することにより、ウエハに均
一に成膜することができる半導体処理装置のガス供給制
御方法及び半導体素子を提供することである。本発明の
第3の目的は、半導体処理装置の反応容器内におけるガ
ス分布を制御することにより、反応容器内に付着した堆
積膜をオーバーエッチングすることなく全面クリーニン
グできる半導体処理装置のガス供給制御方法を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1〜第3の目的を
達成するために、本発明によれば、反応容器の内部に収
納した半導体ウエハを加熱し、前記反応容器内にガスを
供給しながら排気することにより、前記半導体ウエハ表
面への成膜処理、及び前記反応容器内壁に付着堆積した
反応生成物のクリーニング処理のうちいずれか一方の処
理を行う半導体処理装置のガス供給制御方法において、
処理時間の経過に従って前記反応容器内ガス流れ方向に
おける反応速度の分布が変化するように、前記ガスを前
記反応容器内に供給することを特徴とする半導体処理装
置のガス供給制御方法が提供される。
【0012】好ましくは、上記第1及び第3の目的を達
成するために、前記半導体処理装置のガス供給制御方法
において、前記反応容器内で行われる処理はクリーニン
グ処理であり、クリーニング時間の経過に従って前記反
応容器内ガス流れ方向におけるクリーニング速度の分布
が変化するように、クリーニングガスを前記反応容器内
に供給することを特徴とする半導体処理装置のガス供給
制御方法が提供される。
【0013】さらに好ましくは、前記半導体処理装置の
ガス供給制御方法において、クリーニング時間の経過に
従って前記反応容器内における前記クリーニングガスの
平均流速を変化させることを特徴とする半導体処理装置
のガス供給制御方法が提供される。
【0014】さらに好ましくは、前記半導体処理装置の
ガス供給制御方法において、前記クリーニングガスの流
量を一定に保持しつつ、クリーニング時間の経過に従っ
て前記反応容器内の圧力を変化させることにより、前記
クリーニングガスの平均流速を変化させることを特徴と
する半導体処理装置のガス供給制御方法が提供される。
【0015】さらに好ましくは、前記半導体処理装置の
ガス供給制御方法において、クリーニング時間の経過に
従って、前記反応容器内の圧力を低下させるとともに前
記クリーニングガスの分圧を増加させることを特徴とす
る半導体処理装置のガス供給制御方法が提供される。
【0016】また好ましくは、前記半導体処理装置のガ
ス供給制御方法において、前記反応容器内の圧力を一定
に保持しつつ、クリーニング時間の経過に従って前記ク
リーニングガスの流量を変化させることにより、前記ク
リーニングガスの平均流速を変化させることを特徴とす
る半導体処理装置のガス供給制御方法が提供される。
【0017】さらに好ましくは、前記半導体処理装置の
ガス供給制御方法において、クリーニング時間の経過に
従って前記クリーニングガスの流量を増加させることを
特徴とする半導体処理装置のガス供給制御方法が提供さ
れる。
【0018】また好ましくは、前記半導体処理装置のガ
ス供給制御方法において、クリーニング時間の経過に従
って、前記クリーニングガスを前記反応容器内に導入す
る導入位置を移動させることを特徴とする半導体処理装
置のガス供給制御方法が提供される。
【0019】さらに好ましくは、前記半導体処理装置の
ガス供給制御方法において、クリーニング時間の経過に
従って、前記導入位置を、ガス流れ方向上流側から下流
側に向かって移動させることを特徴とする半導体処理装
置のガス供給制御方法が提供される。
【0020】また好ましくは、上記第1及び第2の目的
を達成するために、前記半導体処理装置のガス供給制御
方法において、前記反応容器内で行われる処理は成膜処
理であり、成膜時間の経過に従って前記反応容器内ガス
流れ方向における成膜速度の分布が変化するように、成
膜ガスを前記反応容器内に供給することを特徴とする半
導体処理装置のガス供給制御方法が提供される。
【0021】さらに好ましくは、前記半導体処理装置の
ガス供給制御方法において、成膜時間の経過に従って前
記反応容器内における前記成膜ガスの平均流速を変化さ
せることを特徴とする半導体処理装置のガス供給制御方
法が提供される。
【0022】さらに好ましくは、前記半導体処理装置の
ガス供給制御方法において、前記成膜ガスの流量を一定
に保持しつつ、成膜時間の経過に従って前記反応容器内
の圧力を変化させることにより、前記成膜ガスの平均流
速を変化させることを特徴とする半導体処理装置のガス
供給制御方法が提供される。
【0023】さらに好ましくは、前記半導体処理装置の
ガス供給制御方法において、成膜時間の経過に従って、
前記反応容器内の圧力を低下させるとともに前記成膜ガ
スの分圧を増加させることを特徴とする半導体処理装置
のガス供給制御方法が提供される。
【0024】また好ましくは、前記半導体処理装置のガ
ス供給制御方法において、前記反応容器内の圧力を一定
に保持しつつ、成膜時間の経過に従って前記成膜ガスの
流量を変化させることにより、前記成膜ガスの平均流速
を変化させることを特徴とする半導体処理装置のガス供
給制御方法が提供される。
【0025】さらに好ましくは、前記半導体処理装置の
ガス供給制御方法において、成膜時間の経過に従って前
記成膜ガスの流量を増加させることを特徴とする半導体
処理装置のガス供給制御方法が提供される。
【0026】また好ましくは、前記半導体処理装置のガ
ス供給制御方法において、成膜時間の経過に従って、前
記成膜ガスを前記反応容器内に導入する導入位置を移動
させることを特徴とする半導体処理装置のガス供給制御
方法が提供される。
【0027】さらに好ましくは、前記半導体処理装置の
ガス供給制御方法において、成膜時間の経過に従って、
前記導入位置を、ガス流れ方向上流側から下流側に向か
って移動させることを特徴とする半導体処理装置のガス
供給制御方法が提供される。
【0028】また上記第1〜第3の目的を達成するため
に、本発明によれば、反応容器の内部に収納した半導体
ウエハを加熱し、前記反応容器内にガスを供給しながら
排気することにより、前記半導体ウエハ表面への成膜処
理、及び前記反応容器内壁に付着堆積した反応生成物の
クリーニング処理のうちいずれか一方の処理を行う半導
体処理装置のガス供給制御方法において、処理時間の経
過に従って前記反応容器内の反応速度が最大となる位置
が移動するように、前記ガスを前記反応容器内に供給す
ることを特徴とする半導体処理装置のガス供給制御方法
が提供される。
【0029】また上記第1及び第2の目的を達成するた
めに、本発明によれば、ゲート電極配線のポリシリコン
膜、リンドープポリシリコン膜、層間絶縁のための酸化
膜・リンガラス膜、及びキャパシタ絶縁のためのSi3
4膜のうち少なくとも1つの膜を備えた半導体素子に
おいて、前記少なくとも1つの膜を、請求項10又は1
1記載の半導体処理装置のガス供給制御方法によって成
膜したことを特徴とする半導体素子が提供される。
【0030】
【作用】一般に、半導体ウエハを加熱し、ガスを供給し
つつ排気して、表面への成膜処理又は反応容器内壁のク
リーニング処理を行う場合には、成膜速度やクリーニン
グ速度が反応容器温度・ガス濃度等に大きく依存し、反
応容器内である分布を持つ。すなわち例えば、ガス流量
を一定に保持した条件で、反応容器内を比較的高圧にし
た場合、ガス平均流速が比較的小さくなる。ここで、成
膜ガスは成膜反応・によってガス流れ方向に消費される
ことやクリーニングガスが熱分解し反応するためには一
定の時間を必要とすることから、この場合には、上流側
の反応速度が比較的速く、下流側の反応速度が比較的遅
くなるが提供される。逆に反応容器内を比較的低圧にし
てガス平均流速を比較的大きくした場合には、上流側の
反応速度が比較的遅く、下流側の反応速度が比較的速く
なるという反応速度分布を示す。同様に、反応容器内圧
力を一定に保持した条件で、ガス流量を比較的小さくす
ると、上流側の反応速度が比較的速く、下流側の反応速
度が比較的遅くなる。逆にガス流量を比較的大きくする
と、上流側の反応速度が比較的遅く、下流側の反応速度
が比較的速くなるという反応速度分布を示す。ここにお
いて、本発明においては、クリーニング時間・成膜時間
の経過に従ってクリーニングガス・成膜ガスの平均流速
を変化させることで、反応容器内ガス流れ方向における
反応速度分布を変化させる。すなわち、クリーニング・
成膜をガス流れ方向全域にわたって均一に行わせたい場
合には、例えば、クリーニングガス・成膜ガスの流量を
一定に保持しつつ、クリーニング時間・成膜時間の経過
に従って反応容器内の圧力を低下させたり、反応容器内
の圧力を一定に保持しつつ、クリーニング時間・成膜時
間の経過に従ってクリーニングガス・成膜ガスの流量を
増加させる。これらにより、クリーニング速度・成膜速
度が最大となる位置を、流れ方向上流側から下流側へ向
かって移動させることができるので、全域にわたってま
んべんなく成膜・クリーニングを行うことができる。な
お、さらにクリーニングに関し、局所的に不均一に反応
生成物が堆積している反応容器内壁をクリーニングする
場合等においては、上記したような反応速度分布を利用
し、反応生成物が厚く付着している部分のクリーニング
速度が大きくなるようにクリーニングガスを供給してや
ればよい。すなわち例えば、上流側に厚く付着している
場合には、クリーニングガス流量を一定に保持して反応
容器内を比較的高圧にするか、反応容器内圧力を一定に
保持してクリーニングガス流量を比較的小さくすればよ
い。このようにすることにより、堆積膜の厚さに応じた
クリーニングを行えるので、オーバーエッチングを行う
ことなく、低ダメージで反応容器内壁を全面クリーニン
グすることができる。
【0031】一方、本発明においてはまた、クリーニン
グ時間・成膜時間の経過に従って、クリーニングガス・
成膜ガスを反応容器内に導入する位置を移動させる。す
なわち、クリーニング・成膜を、ガス流れ方向全域にわ
たって均一に行わせたい場合には、反応容器内への導入
位置を、例えば、ガス流れ方向上流側から下流側に向か
って移動させる。これにより、クリーニング速度・成膜
速度が最大となる位置を、流れ方向上流側から下流側へ
向かって移動させることができるので、全域にわたって
まんべんなくクリーニング・成膜を行うことができる。
なお、さらにクリーニングに関しては、局所的に不均一
に反応生成物が堆積している反応容器内壁をクリーニン
グする場合には、反応生成物が厚く付着している部分を
中心にクリーニングガスを導入してやればよい。すなわ
ち例えば、上流側に厚く付着している場合には、クリー
ニングガスの導入位置を移動させるときに、上流側のそ
の部分でしばらくの時間停止させたり、あるいは移動速
度を他の部分よりも遅くすればよい。このようにして、
堆積膜の厚さに応じたクリーニングを行えるので、オー
バーエッチングを行うことなく、低ダメージで反応容器
内壁を全面クリーニングすることができる。
【0032】また、クリーニングガスの流量を一定に保
持しつつ、クリーニング時間の経過に従って、反応容器
内の圧力を低下させるとともにクリーニングガスの分圧
を増加させることにより、反応容器内の圧力低下でクリ
ーニングガス分圧が低下しクリーニング速度の絶対値が
低下するのを防止することができる。すなわち、最大ク
リーニング速度を低下させることなく、その最大位置だ
けを流れ方向に移動させることができる。また、反応容
器内の圧力を一定に保持しつつ、クリーニング時間の経
過に従ってクリーニングガスの流量を増加させることに
より、この場合、クリーニングガスの分圧が変化しない
ので、クリーニングガスの分圧を低下させることなくク
リーニングすることができる。よって、クリーニング速
度の絶対値が低下するのを防止するので、最大クリーニ
ング速度を低下させることなく、その最大位置だけを流
れ方向に移動させることができる。また、クリーニング
時間の経過に従って、クリーニングガスを反応容器内に
導入する導入位置を、ガス流れ方向上流側から下流側に
向かって移動させることにより、堆積膜がクリーニング
された反応容器壁面をクリーニングガスが流れることが
なく、ダメージを確実に低減できる。
【0033】また、成膜ガスの流量を一定に保持しつ
つ、成膜時間の経過に従って、前記反応容器内の圧力を
低下させるとともに前記成膜ガスの分圧を増加させるこ
とにより、反応容器内の圧力低下で成膜ガス分圧が低下
し成膜速度の絶対値が低下するのを防止することができ
る。よってすなわち、最大成膜速度を低下させることな
く、その最大位置だけを移動させることができる。ま
た、反応容器内の圧力を一定に保持しつつ、成膜時間の
経過に従って前記成膜ガスの流量を増加させることによ
り、この場合、成膜ガスの分圧が変化しないので、成膜
ガスの分圧を低下させることなく成膜することができ
る。よってすなわち、成膜速度の絶対値が低下するのを
防止するので、最大成膜速度を低下させることなく、そ
の最大位置だけを移動させることができる。また、成膜
時間の経過に従って、成膜ガスを反応容器内に導入する
導入位置を、ガス流れ方向上流側から下流側に向かって
移動させることにより、成膜された反応容器壁面を成膜
ガスが流れることがなく、成膜不均一を確実に防止でき
る。
【0034】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図19を用いて説明
する。本発明の第1の実施例を図1〜図6により説明す
る。本実施例は、熱CVD装置の一種であるホットウォ
ール式枚葉CVD装置で行われる成膜・クリーニング手
順における、ガス供給制御方法の実施例である。本実施
例によるガス供給制御方法が適用されるホットウォール
式CVD装置を図1及び図2に示す。図1は、CVD装
置の要部である加熱炉の水平断面図であり、図2は、図
1に示された加熱炉の側断面図である。図1及び図2に
おいて、CVD装置100は、軸線をほぼ水平にして配
置され、両端が開放されている偏平な反応管2と、その
反応管2の内部にほぼ水平に上下2層に配置された矩形
の支持板8と、その反応管2の上下に反応管2を挟んで
対向して配置され、加熱炉を形成する平板状のヒータ1
と、ウエハ3を均一に加熱するためにヒータ1のすぐ内
側に取り付けられたSiC板6と、反応管2の両端に結
合されたフランジ9a,9bと、そのフランジ9a,9
bの肉厚内においてフランジ9a,bの中心から反応管
2の軸線と垂直方向上方に向かって形成されたガス供給
口4a,4bと、これらガス供給口4a,4bと同様に
フランジ9a,9bの中心から下方に向かって形成され
た排気口5a,5bと、ヒータ1の外側に設けられた断
熱材7と、フランジ9a,9bの外側に結合されそのフ
ランジ9a,9bの中心開口に当面するゲートバルブ1
0a,10b等により構成されている。
【0035】ヒータ1は、複数に分割され、ウエハ3の
温度分布が均一になる様に、各々の発熱量が調整され
る。そしてヒータ1の外側に設けられた断熱材7で、周
囲への放熱を減らし、消費電力を低減できるように配慮
されている。支持板8は、フォーク14(後述)が動く
領域を切り欠いてある。また支持板8は上下2段に設け
られており、各支持板8にそれぞれ1枚のウエハ3が載
置されるようになっている。これによってウエハ3が1
枚あるいは2枚同時に処理される。
【0036】(I)成膜処理 次に、このようなCVD装置100において行われる成
膜処理手順について説明する。まず、一方のゲートバル
ブ10aを開放した状態で、フォーク14に載せられた
ウエハ3が、ゲートバルブ10aを介して反応管2の内
部に水平状態で挿入される。挿入されたウエハ3をフォ
ーク14から支持板8に移し替えた後、フォーク14を
引き抜いてゲートバルブ10aを閉める。
【0037】次に、載置されたウエハ3をヒータ1によ
り加熱しつつ、同時にガス供給口4a(又は4b)から
成膜ガスを供給し排気口5b(又は5a)から排気す
る。これにより、成膜ガスがウエハ3の表面にほぼ平行
に黒矢印(又は白矢印)のように流れ、ウエハ3の表面
に熱反応により膜を形成したり、エピタキシャル成長
(これも広い意味では成膜に含まれる。以下適宜、「成
膜」「膜」というときはこのエピタキシャル成長も含
む)を行う。上記の成膜処理が終了したら、ゲートバル
ブ10aを開放して、ゲートバルブ10aを介し再びフ
ォーク14を反応管2の内部に挿入し、ウエハ3を支持
板8からフォーク14に移し替える。そして、フォーク
14を引き抜いてウエハ3を反応管2から取り出す。
【0038】以上のような成膜手順において行われる本
実施例のガス供給制御方法は、ガス供給口4a(又は4
b)からの成膜ガスの供給に対して適用されるものであ
り、成膜速度の成膜ガス流れ方向への分布によるウエハ
3への成膜量不均一を防止するものである。以下、その
詳細を説明する。まず、成膜速度が成膜ガス流れ方向に
分布をもつ原理について説明する。例えば、いま、上記
成膜手順において、成膜ガスの流量を一定に保持した条
件で、反応管2内の圧力を比較的高圧にすると、反応管
2内の平均流速は比較的小さくなる。このとき、成膜ガ
スは成膜反応によってガス流れ方向に消費されることか
ら、成膜ガス流れ方向上流側の成膜速度が比較的速く、
下流側の成膜速度は比較的遅くなる。逆に反応管2内の
圧力が比較的低くなって平均流速が比較的大きくなる
と、下流側の成膜速度が速くなる。
【0039】したがって、上記の原理より以下のことが
考察される。すなわち、成膜ガスの流量を一定に保持
しつつ反応管2内の圧力を変化させて成膜ガスの流速を
変えることにより、成膜ガスの流れ方向の成膜速度分布
を制御できる。ただし、反応管2の圧力を低下させると
成膜ガスの分圧も低下し成膜速度の絶対値も低下するの
で、その分の補償が必要となる。これに対し、上記よ
り、反応管2内の圧力を一定に保持しつつ成膜ガスの
流量を変化させても、成膜ガスの流速を変えられること
が容易に考えられる。そしてこの場合、成膜ガスの分圧
は変化しないので、成膜速度の絶対値が低下することは
ない。なお、本願発明者等は、特に図示しないが、反
応管2内の圧力を固定して成膜ガスの分圧を変化させた
場合であっても、成膜速度の成膜ガス流れ方向の分布が
変化しないことを確認した。
【0040】次に、上記〜に基づく、本実施例の要
部の1つである成膜手順におけるガス供給制御方法を以
下に説明する。 (1-1)成膜ガス流量を一定に保持する場合のガス供給制
御方法 反応管2に流す成膜ガス流量を一定に保持する場合に
は、上記及びに基づき、図3に示すように、成膜時
間の経過と共に、反応管2内の圧力を減少させながら、
成膜ガス分圧を増加させる。このようにすることによ
り、最大成膜速度を低下させることなく、その成膜速度
が最大となる位置だけを、ウエハ3の成膜ガスの流れ方
向上流側から下流側に向かって移動させることができ
る。したがって、ウエハ3への成膜量を成膜ガスの流れ
方向に均一にすることができる。なお、図3では、反応
管2内の圧力と成膜ガス分圧とを直線的に変化させた
が、これに限られず、図4に示すようにこれらをステッ
プ状に変化させても良いし、また特に図示しないが、曲
線状に変化させても良い。また、ここでは、反応管2内
の圧力を減少させるとともに、成膜ガス分圧を増加させ
たが、この逆、つまり、反応管2内の圧力を増加させる
とともに、成膜ガス分圧を低下させても良い。これらの
場合も、同様の効果を得ることができる。
【0041】(1-2)反応管2内の圧力を一定に保持する
場合のガス供給制御方法 反応管2内の圧力を一定に保持する場合には、上記に
基づき、図5に示すように、成膜時間の経過と共に、成
膜ガスの流量を増加させる。このとき成膜ガスの分圧を
変化させる必要はない。このようにすることにより、最
大成膜速度を低下させることなく、その成膜速度が最大
となる位置だけを、ウエハ3の成膜ガスの流れ方向上流
側から下流側に向かって移動させることができる。した
がって、ウエハ3への成膜量を成膜ガスの流れ方向に均
一にすることができる。なお、図5では、成膜ガス流量
を直線的に変化させたが、これに限られず、特に図示し
ないが、成膜ガス流量をステップ状・曲線状に増加させ
ても良い。またここでは、成膜ガス流量を増加させた
が、逆に減少させても良い。これらの場合も、同様の効
果を得る。
【0042】(II)クリーニング処理 以上(I)で説明したようなウエハ3への成膜処理を繰
り返すと、反応管2の内壁面には、図6に示すように、
ウエハ3の表面に成膜された膜と同種の膜が堆積し壁面
堆積膜11を生成する。そして、この壁面堆積膜11が
ある厚み以上になると、剥がれ落ちてウエハ3の表面に
付着して異物となり、歩留まりや装置稼働率の低下を招
く恐れがある。これを防止するために、適宜、壁面堆積
膜11のクリーニングを行う。CVD装置100におい
て行われるこのクリーニング手順について再び図2を参
照し説明する。図2において(但しこのときウエハ3は
既に取り外されている)、まず、ガス供給口4a(又は
4b)からクリーニングガス(若しくはクリーニングガ
ス+キャリアガス)を供給し排気口5b(又は5a)か
ら排気する。これにより、ガスが反応管2内を黒矢印
(又は白矢印)のように流れ、反応管2の壁面の壁面堆
積膜11をガス熱反応エッチングによってクリーニング
する。
【0043】以上のようなクリーニング手順において行
われる本実施例のガス供給制御方法は、ガス供給口4a
(又は4b)から供給されるクリーニングガスに対して
適用されるものであり、クリーニング速度のクリーニン
グガス流れ方向の分布をなくし、不均一なクリーニング
を防止するものである。以下、その詳細を説明する。ま
ず、クリーニング速度がクリーニングガス流れ方向に分
布を持つ原理について説明する。すなわち、上記クリー
ニング手順において、クリーニングガス流量・反応管2
内の圧力・クリーニングガス分圧をすべて一定にした場
合を考えると、反応管2内において特定の領域のクリー
ニング速度が相対的に速くなったり遅くなったりする。
このことを具体的に以下に示す。クリーニングガスの流
量を一定に保持した条件で反応管2内の圧力を変化させ
た場合の、クリーニングガス流れ方向のクリーニング速
度の実験結果を図7に示す。この実験は、反応管2から
フォーク14及びウエハ3を取り去り、クリーニングガ
ス流量を1500sccm(Standard Cubic Centimete
r per Minute:0℃、1気圧における流量(cc/分))に
保持しつつクリーニングガス圧力65Pa〜350Pa
まで変化させ、ウエハ3(全長180mm)の設置箇所
に相当する位置(ウエハ3の上流側端を基準としたガス
流れ方向0mm,30mm,60mm,90mm,12
0mm,150mm,180mmの位置)におけるクリ
ーニング速度の測定を行ったものである。このクリーニ
ング速度の測定は、被クリーニング膜が付着した試料を
前記した所定位置に設置してクリーニングを行い、クリ
ーニング後に試料を取り出して膜厚測定器で膜厚減少量
を計測することによって行った。図7に示されるよう
に、クリーニングガスの流量を一定に保持した条件で、
反応管内2の圧力を比較的高圧にすると、反応管2内の
平均流速が比較的小さくなる。このとき、クリーニング
ガスが熱分解しエッチング反応するためには、一定の時
間を必要とすることから、クリーニングガス流れ上流側
のクリーニング速度が比較的速く、下流側のクリーニン
グ速度は比較的遅くなる。逆に反応管2内の圧力が比較
的低くなって平均流速が比較的大きくなると、下流側の
クリーニング速度が速くなる。
【0044】従来は、上記のような傾向が考慮されてお
らず、クリーニング速度の分布を持ったままでクリーニ
ングを行っていたので、反応管2の全壁面の壁面堆積膜
をクリーニングするためには、オーバーエッチングを行
わざるを得なかった。これにより、反応管2に大きなク
リーニングダメージが発生し、反応管2の圧力容器とし
ての強度が低下したり、ウエハ3への成膜の均一性や成
膜速度への悪影響が発生していた。
【0045】そこで、これらを防止する観点から、図7
の結果を基に、以下のことが考察される。すなわち、
クリーニングガスの流量を一定に保持しつつ反応管2内
の圧力を変化させてクリーニングガスの流速を変化させ
ることにより、クリーニングガスの流れ方向のクリーニ
ング速度分布を制御できる。ただしこの場合、反応管2
内の圧力を低下させるとクリーニングガスの分圧も低下
しクリーニング速度の絶対値が低下するので、その分の
補償が必要となる。これに対し、上記より、反応管
2内の圧力を一定に保持しつつクリーニングガスの流量
を変化させても、クリーニングガスの流速を変えられる
ことが容易に考えられる。そしてこの場合、クリーニン
グガスの分圧は変化しないので、クリーニング速度の絶
対値が低下することはない。
【0046】ここで、本願発明者等がクリーニングガス
の分圧がクリーニング速度に与える影響を調べるために
行った実験結果を図8に示す。この実験は、図7の実験
同様、反応管2からフォーク14及びウエハ3を取り去
り、反応管2内の圧力を固定しつつクリーニングガスの
分圧を17Pa,33Pa,50Paに変化させた場合
の、ウエハ3(全長180mm)の設置箇所に相当する
位置(ウエハ3の上流側端を基準としたガス流れ方向0
mm,30mm,60mm,90mm,120mm,1
50mm,180mmの位置)におけるクリーニング速
度の測定を行ったものである。このクリーニング速度の
測定は、図7に示したものと同様、被クリーニング膜が
付着した試料を前記した所定位置に設置してクリーニン
グを行い、クリーニング後に試料を取り出して膜厚測定
器で膜厚減少量を計測することによって行ったものであ
る。図8に示されるように、クリーニングガス分圧が1
7Pa,33Pa,50Paのいずれの場合でも、60m
m位置付近のクリーニング速度がほぼ平均値となり、
0,30mm位置はそれよりもクリーニング速度が低
く、また90,120,150,180mm位置は平均
よりもクリーニング速度が高く、クリーニング速度分布
がほぼ同様の傾向を示している。
【0047】よって、上記の結果より、反応管2内の
圧力を固定してクリーニングガスの分圧を変化させた場
合であっても、クリーニング速度のクリーニングガス流
れ方向の分布がほとんど変化しないことが分かる。
【0048】次に、上記〜に基づく、本実施例の要
部の1つであるクリーニング手順におけるガス供給制御
方法を以下に説明する。 (1-3)クリーニングガス流量を一定に保持する場合のガ
ス供給制御方法 反応管2に流すクリーニングガス流量を一定に保持する
場合には、上記及びに基づき、図9に示すように、
クリーニング時間の経過と共に、反応管2内の圧力を減
少させながら、クリーニングガス分圧を増加させる。こ
のようにすることにより、最大クリーニング速度を低下
させることなく、そのクリーニング速度が最大となる位
置だけを、反応管2のクリーニングガスの流れ方向上流
側から下流側に向かって移動させることができる。した
がって、オーバーエッチングで反応管2にダメージを与
えることなく、反応管2内の壁面堆積膜11を全面的に
クリーニングすることができる。なお、図9では、反応
管2内の圧力とクリーニングガス分圧とを直線的に変化
させたが、これに限られず、図10に示すようにこれら
をステップ状に変化させても良いし、また特に図示しな
いが、曲線状に変化させても良い。また、ここでは、反
応管2内の圧力を減少させるとともに、クリーニングガ
ス分圧を増加させたが、この逆、つまり、反応管2内の
圧力を増加させるとともに、クリーニングガス分圧を低
下させても良い。これらの場合も、同様の効果を得るこ
とができる。
【0049】(1-4)反応管2内の圧力を一定に保持する
場合のガス供給制御方法 反応管2内の圧力を一定に保持する場合には、上記に
基づき、図11に示すように、クリーニング時間の経過
と共に、クリーニングガスの流量を増加させる。このと
きクリーニングガスの分圧を変化させる必要はない。こ
のようにすることにより、最大クリーニング速度を低下
させることなく、そのクリーニング速度が最大となる位
置だけを、反応管2内のクリーニングガスの流れ方向上
流側から下流側に向かって移動させることができ、オー
バーエッチングで反応管2にダメージを与えることな
く、反応管2内の壁面堆積膜11を全面クリーニングで
きる。
【0050】なお、図11では、クリーニングガス流量
を直線的に変化させたが、これに限られず、特に図示し
ないが、クリーニングガスの流量をステップ状・曲線状
に増加させても良い。またここでは、クリーニングガス
流量を増加させたが、逆に減少させても良い。
【0051】これらの場合も、同様の効果を得る。
【0052】なお、以上のクリーニング手順におけるガ
ス供給制御方法では、主としてガス流れ方向におけるク
リーニング速度を均一化することに主眼をおいて説明し
たが、これに限られない。すなわち、反応管2内に局所
的に不均一に壁面堆積膜11が存在している場合等にお
いては、図7を用いて説明したようなクリーニング反応
速度分布に基づき、壁面堆積膜11が厚く付着している
部分のクリーニング速度が大きくなるようにクリーニン
グガスを供給してやればよい。すなわち例えば、上流側
に厚く付着している場合には、上記の方法でクリーニ
ングガス流量を一定に保持して反応管2内を比較的高圧
にするか、上記の方法で反応管2内圧力を一定に保持
してクリーニングガス流量を比較的小さくすればよい。
これにより、局所的に不均一に壁面堆積膜11が存在し
ている場合であっても、壁面堆積膜11の厚さに応じた
クリーニングを行えるので、オーバーエッチングを行う
ことなく、低ダメージで反応管2内壁を全面クリーニン
グすることができる。
【0053】また次に、上記(1-3)(1-4)のようにクリー
ニングガス流量・反応管2内圧力によって供給制御を行
う方法のほか、クリーニングガスの導入位置を変化させ
ることによってクリーニング速度分布を変化させる方法
もある。この方法を図12を用いて説明する。 (1-5)クリーニングガスの導入位置を変化させる場合の
ガス供給制御方法 この方法においては、図12に示すように、例えばゲー
トバルブ10b側に、反応管2の横方向(図示左右方
向)に移動可能なクリーニングガス供給管12と、反応
管2外部に設けられガス供給管12を任意の速度で移動
させる供給管移動装置13とを用いる。すなわちまず、
ガス供給管12の先端を反応管2のゲートバルブ10b
側端部近傍に位置決めしてクリーニングガスの導入を開
始し、排気口5aから排気する。これにより、ガスが反
応管2内を黒矢印のように流れ、反応管2の壁面の壁面
堆積膜11をガス熱反応エッチングによってクリーニン
グする。その後、クリーニングガスを供給しつつ、供給
管移動装置13で、ゲートバルブ10b側からゲートバ
ルブ10a側に向かって反応管2を移動させる。このよ
うにして、クリーニングガスの供給位置をクリーニング
ガスの流れ方向上流側から下流側に向かって等速度で移
動させ、反応管2の壁面堆積膜11を順次クリーニング
していく。これにより、オーバーエッチングで反応管2
にダメージを与えることなく、反応管2の壁面堆積膜1
1を全面的にクリーニングすることができる。
【0054】なお、上記図12では、ゲートバルブ10
b側にクリーニングガス供給管12及び供給管移動装置
13を配置し、クリーニングガス供給管12を図中左か
ら右へと移動させるとともにクリーニングガスを図中左
から右へと流したが、これに限られず、逆に、ゲートバ
ルブ10a側にクリーニングガス供給管12及び供給管
移動装置13を配置し、クリーニングガス供給管12を
図中右から左へと移動させるとともにクリーニングガス
を図中右から左へと流してもよい。この場合も、同様の
効果を得ることができる。
【0055】また、上記は、主としてガス流れ方向にお
けるクリーニング速度を均一化することに主眼をおいて
説明したが、これに限られない。すなわち、反応管2内
に局所的に不均一に壁面堆積膜11が存在している場合
等においては、壁面堆積膜11が厚く付着している部分
のクリーニング速度が大きくなるようにクリーニングガ
スを導入してやればよい。すなわち例えば、上流側に厚
く付着している場合には、ガス供給管12を供給管移動
装置13で移動させるときに、上流側のその付着部分で
しばらくの時間停止させたり、あるいは移動速度を他の
部分よりも遅くすればよい。このようにして、局所的に
不均一に壁面堆積膜11が存在している場合であって
も、壁面堆積膜11の厚さに応じたクリーニングを行え
るので、オーバーエッチングを行うことなく、低ダメー
ジで反応管2内壁を全面クリーニングすることができ
る。
【0056】さらに、上記図12による供給管移動装置
13によってガス供給管12による供給位置を移動させ
る構成は、上記したようなクリーニング処理手順に限ら
れず、成膜処理手順においても適用できる。この場合す
なわち、成膜ガスを供給しつつ、供給管移動装置13
で、例えばゲートバルブ10b側からゲートバルブ10
a側に向かって反応管2を移動させ、成膜ガスの導入位
置をガス流れ方向上流側から下流側に向かって等速度で
移動させ、ウエハ3上に順次成膜していく。これによ
り、ウエハ3への成膜量を成膜ガスの流れ方向に均一に
することができる効果がある。
【0057】本発明の第2の実施例を図13〜図19に
より説明する。本実施例は、一度に、数十から百数十枚
のウエハに成膜を行うバッチ式の縦型減圧気相成長装置
で行われる成膜・クリーニング手順における、ガス供給
制御方法の実施例である。本実施例によるガス供給制御
方法が適用されるバッチ式縦型減圧気相成長装置の概略
構造を表す鉛直断面図を図13に示す。図13におい
て、減圧気相成長装置200は、内筒51を含む反応管
50と、反応管50内を所定の温度に加熱するためのヒ
ータ52と、複数枚のウエハ54を積載するボート55
と、反応管50を密閉するためのハッチ56と、ガス供
給管57及びガス排気管58等により構成されている。
【0058】(I)成膜処理 次に、このような減圧気相成長装置200において行わ
れる成膜処理手順について説明する。まず、ハッチ56
を開放した状態で、ウエハ54を積載したボート55
を、反応管50内に移送し、ハッチ56を閉じる。次
に、ヒータ52により反応管50内を所望の温度に加熱
した後、ガス供給管58から成膜ガスを反応管50内に
導入しガス排気管58から排気する。これにより、成膜
ガスが、図中矢印で示すように反応管50内を流れ、ウ
エハ54の表面にエピタキシャル成長(広い意味で成膜
に含まれるので、以下「成膜」「膜」というときはこの
エピタキシャル成長も含む)を行う。上記の成膜処理が
終了したら、ハッチ56を開放し、ウエハ54を積載し
たボート55を反応管50から取り出す。
【0059】以上のような成膜手順においても、第1の
実施例と同様、ガス流れ方向(内筒51内の下方から上
方に向かって)に成膜厚さの分布が生じる。すなわち例
えば、成膜ガスの流量を一定に保持した条件で、反応管
2内の圧力を比較的高圧にすると反応管2内の平均流速
が比較的小さくなって下流側(図中上端近傍)のウエハ
54の成膜速度が比較的遅くなり、逆に反応管2内の圧
力が比較的低くなって平均流速が比較的大きくなると下
流側(図中下端近傍)のウエハ54の成膜速度が速くな
る。そしてこれにより各々のウエハ54への成膜量が不
均一になる。これに対して、第1の実施例での考察〜
が本実施例でも適用できることから、これら〜に
基づき、成膜手順における同様のガス供給制御方法が行
われる。本実施例の要部の1つである、これらのガス供
給制御方法を以下に説明する。 (2-1)成膜ガス流量を一定に保持する場合のガス制御方
法 反応管50に流す成膜ガス流量を一定に保持する場合に
は、第1の実施例で説明した及びに基づき、図14
に示すように、成膜時間の経過と共に、反応管50内の
圧力を減少させながら、成膜ガス分圧を増加させる。こ
のようにすることにより、最大成膜速度を低下させるこ
となく、その成膜速度が最大となる位置だけを、上流側
(図13中下端近傍)のウエハ54から下流側(図13
中上端近傍)のウエハ54に向かって移動させることが
できる。したがって、各ウエハ54への成膜量を均一に
することができる。なお、図14では、反応管50内の
圧力と成膜ガス分圧とを直線的に変化させたが、これに
限られず、図15に示すようにこれらをステップ状に変
化させても良いし、また特に図示しないが、曲線状に変
化させても良い。また、ここでは、反応管50内の圧力
を減少させるとともに、成膜ガス分圧を増加させたが、
この逆、つまり、反応管50内の圧力を増加させるとと
もに、成膜ガス分圧を低下させても良い。これらの場合
も、同様の効果を得ることができる。
【0060】(2-2)反応管50内の圧力を一定に保持す
る場合のガス供給制御方法 反応管50内の圧力を一定に保持する場合には、第1の
実施例で説明したに基づき、図16に示すように、成
膜時間の経過と共に、成膜ガスの流量を増加させる。こ
のとき成膜ガスの分圧を変化させる必要はない。このよ
うにすることにより、最大成膜速度を低下させることな
く、その成膜速度が最大となる位置だけを、上流側(図
13中下端近傍)のウエハ54から下流側(図13中上
端近傍)に向かって移動させることができ、各ウエハ5
4への成膜量を均一にすることができる。なお、図16
では、成膜ガス流量を直線的に変化させたが、これに限
られず、特に図示しないが、成膜ガス流量をステップ状
・曲線状に増加させても良い。またここでは、成膜ガス
流量を増加させたが、逆に減少させても良い。これらの
場合も、同様の効果を得る。
【0061】(II)クリーニング処理 以上説明したようなウエハ54への成膜処理を繰り返す
と、第1の実施例のCVD装置100と同様、反応管5
0内壁面にウエハ54の表面に成膜された膜と同種の膜
が堆積し壁面堆積塵埃を生成するので、適宜、壁面堆積
塵埃のクリーニングが行われる。減圧気相成長装置20
0において行われるこのクリーニング手順について再び
図13を参照し説明する。図13において、まず、ハッ
チ56を開放して、ウエハ54を取り除いたボート55
を反応管50内に移送し、ハッチ56を閉じる。その
後、ヒータ52で反応管50内を所望の温度に加熱した
後、ガス供給管58からクリーニングガスを反応管50
内に導入しガス排気管58から排気する。これにより、
クリーニングガスが、図中矢印で示すように反応管50
内を流れ、これによって反応管50の壁面堆積塵埃をガ
ス熱反応エッチングによってクリーニングする。
【0062】以上のようなクリーニング手順において
も、第1の実施例と同様、クリーニング速度ガス流れ方
向に分布を持つ。すなわち例えば、クリーニングガスの
流量を一定に保持した条件で、反応管50内の圧力を比
較的高圧にすると反応管50内の平均流速が比較的小さ
くなって下流側の成膜速度が比較的遅くなり、逆に反応
管50内の圧力が比較的低くなって平均流速が比較的大
きくなると下流側の成膜速度が速くなる。そしてこれに
より反応管50内のクリーニング速度及びクリーニング
量が不均一になる。これに対して、第1の実施例での考
察〜が本実施例でも適用できることから、これら
〜に基づき、クリーニング手順における同様のガス供
給制御方法が行われる。本実施例の要部の1つである、
このガス供給制御方法を以下に説明する。 (2-3)クリーニングガス流量を一定に保持する場合のガ
ス供給制御方法 反応管50に流すクリーニングガス流量を一定に保持す
る場合には、第1の実施例で説明したに基づき、図1
7に示すように、クリーニング時間の経過と共に、反応
管50内の圧力を減少させながら、クリーニングガス分
圧を増加させる。このようにすることにより、最大クリ
ーニング速度を低下させることなく、そのクリーニング
速度が最大となる位置だけを、反応管50のクリーニン
グガスの流れ方向上流側から下流側に向かって移動させ
ることができる。したがって、オーバーエッチングで反
応管50・内筒51・ボート55等にダメージを与える
ことなく、反応管50内の壁面堆積塵埃を全面的にクリ
ーニングすることができる。なお、図17では、反応管
50内の圧力とクリーニングガス分圧とを直線的に変化
させたが、これに限られず、図18に示すようにこれら
をステップ状に変化させても良いし、また特に図示しな
いが、曲線状に変化させても良い。また、ここでは、反
応管50内の圧力を減少させるとともに、クリーニング
ガス分圧を増加させたが、この逆、つまり、反応管50
内の圧力を増加させるとともに、クリーニングガス分圧
を低下させても良い。
【0063】これらの場合も、同様の効果を得ることが
できる。
【0064】(2-4)反応管50内の圧力を一定に保持す
る場合のガス供給制御方法 反応管50内の圧力を一定に保持する場合には、第1の
実施例で説明したに基づき、図19に示すように、ク
リーニング時間の経過と共に、クリーニングガスの流量
を増加させる。このときクリーニングガスの分圧を変化
させる必要はない。このようにすることにより、最大ク
リーニング速度を低下させることなく、そのクリーニン
グ速度が最大となる位置だけを、反応管50内のクリー
ニングガスの流れ方向上流側から下流側に向かって移動
させることができ、オーバーエッチングで反応管50・
内筒51・ボート55等にダメージを与えることく、反
応管50内の壁面堆積塵埃を全面クリーニングすること
ができる。
【0065】なお、図19では、クリーニングガス流量
を直線的に変化させたが、これに限られず、特に図示し
ないが、クリーニングガスの流量をステップ状・曲線状
に増加させても良い。またここでは、クリーニングガス
流量を増加させたが、逆に減少させても良い。
【0066】これらの場合も、同様の効果を得る。
【0067】なお、以上のクリーニング手順におけるガ
ス供給制御方法では、主としてガス流れ方向におけるク
リーニング速度を均一化することに主眼をおいて説明し
たが、これに限られない。すなわち、反応管50内に局
所的に不均一に壁面堆積塵埃が存在している場合等にお
いては、第1の実施例と同様、壁面堆積塵埃が厚く付着
している部分のクリーニング速度が大きくなるようにク
リーニングガスを供給してやればよい。これにより、局
所的に不均一に壁面堆積塵埃が存在している場合であっ
ても、壁面堆積塵埃の厚さに応じたクリーニングを行え
るので、オーバーエッチングを行うことなく、低ダメー
ジで反応管50内を全面クリーニングすることができ
る。
【0068】また、第1の実施例で図12を用いて説明
した、クリーニングガスの導入位置を変化させることに
よってクリーニング速度分布を変化させる方法を、本実
施例に適用できる。そして、反応管50内に局所的に不
均一に壁面堆積膜塵埃が存在している場合等において
は、壁面堆積塵埃が厚く付着している部分のクリーニン
グ速度が大きくなるように供給管移動装置13を移動さ
せれば、壁面堆積膜11の厚さに応じたクリーニングを
行え、オーバーエッチングを行うことなく、低ダメージ
で反応管50内を全面クリーニングすることができる。
そしてこの方法はクリーニング手順に限られず、成膜手
順においても適用できることは言うまでもなく、このと
きにはウエハ54への成膜量を成膜ガスの流れ方向に均
一にすることができる効果がある。
【0069】以上、第1及び第2の実施例においては、
半導体製造装置として、特に、成膜ガス・クリーニング
ガスがウエハに対して水平方向に流れる枚葉熱CVD装
置、及びバッチ式の縦型減圧気相成長装置を例にとって
説明したが、これに限られず、本発明は、他の構造のC
VD装置等の半導体製造装置への適用も可能である。そ
して、これらの場合も同様の効果を得る。そして、この
ときの具体的な成膜対象としては、ゲート電極配線のポ
リシリコン膜、リンドープポリシリコン膜、層間絶縁の
ための酸化膜・リンガラス膜、及びキャパシタ絶縁のた
めのSi34膜のうち少なくとも1つの膜を備えた半導
体素子が考えられる。このようにして成膜した半導体素
子は、品質に優れたものを提供することができることは
言うまでもない。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、クリーニング時間・成
膜時間の経過に従ってクリーニングガス・成膜ガスの平
均流速を変化させることで反応容器内ガス流れ方向にお
ける反応速度分布を変化させ、また、クリーニング時間
・成膜時間の経過に従ってクリーニングガス・成膜ガス
を反応容器内に導入する位置を移動させるので、クリー
ニング速度・成膜速度が最大となる位置を、流れ方向上
流側から下流側へ向かって移動させることができるの
で、全域にわたってまんべんなく成膜・クリーニングを
行うことができる。なお、さらにクリーニングに関し、
局所的に不均一に反応生成物が堆積している反応容器内
壁をクリーニングする場合等においても、反応生成物が
厚く付着している部分のクリーニング速度が大きくなる
ようにクリーニングガスを供給するので、堆積膜の厚さ
に応じたクリーニングを行い、オーバーエッチングを行
うことなく、低ダメージで反応容器内壁を全面クリーニ
ングすることができる。よって、半導体製造装置を長期
にわたって安定的に稼働させることができ、装置稼働率
及び歩留まりの向上を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるガス供給制御方法
が適用されるCVD装置の、要部である加熱炉の水平断
面図である。
【図2】図1に示された加熱炉の側断面図である。
【図3】成膜手順におけるガス供給制御方法の一例を示
す図である。
【図4】成膜手順におけるガス供給制御方法の一例を示
す図である。
【図5】成膜手順におけるガス供給制御方法の一例を示
す図である。
【図6】反応管内に壁面堆積膜が生成した状態を示した
図である。
【図7】クリーニングガス流量一定で反応管内圧力を変
化させた場合のクリーニング速度の流れ方向分布を示す
図である。
【図8】反応管内圧力一定でクリーニングガス分圧を変
化させた場合のクリーニング速度の流れ方向分布を示す
図である。
【図9】クリーニング手順におけるガス供給制御方法の
一例を示す図である。
【図10】クリーニング手順におけるガス供給制御方法
の一例を示す図である。
【図11】クリーニング手順におけるガス供給制御方法
の一例を示す図である。
【図12】クリーニング手順におけるガス供給制御方法
の一例を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施例によるガス供給制御方
法が適用されるバッチ式縦型減圧気相成長装置の概略構
造を表す鉛直断面図である。
【図14】成膜手順におけるガス供給制御方法の一例を
示す図である。
【図15】成膜手順におけるガス供給制御方法の一例を
示す図である。
【図16】成膜手順におけるガス供給制御方法の一例を
示す図である。
【図17】クリーニング手順におけるガス供給制御方法
の一例を示す図である。
【図18】クリーニング手順におけるガス供給制御方法
の一例を示す図である。
【図19】クリーニング手順におけるガス供給制御方法
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ヒータ 2 反応管 3 ウエハ 4a,4b ガス供給口 5a,5b 排気口 6 SiC板 7 断熱材 8 支持板 9a,9b フランジ 10a,10b ゲートバルブ 11 壁面堆積膜 12 供給管 13 供給管移動装置 50 反応管 51 内筒 52 ヒータ 54 ウエハ 55 ボート 56 ハッチ 57 ガス供給管 58 ガス排気管 100 CVD装置 200 減圧気相成長装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤沢 厚 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応容器の内部に収納した半導体ウエハ
    を加熱し、前記反応容器内にガスを供給しながら排気す
    ることにより、前記半導体ウエハ表面への成膜処理、及
    び前記反応容器内壁に付着堆積した反応生成物のクリー
    ニング処理のうちいずれか一方の処理を行う半導体処理
    装置のガス供給制御方法において、 処理時間の経過に従って前記反応容器内ガス流れ方向に
    おける反応速度の分布が変化するように、前記ガスを前
    記反応容器内に供給することを特徴とする半導体処理装
    置のガス供給制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体処理装置のガス供
    給制御方法において、前記反応容器内で行われる処理は
    クリーニング処理であり、クリーニング時間の経過に従
    って前記反応容器内ガス流れ方向におけるクリーニング
    速度の分布が変化するように、クリーニングガスを前記
    反応容器内に供給することを特徴とする半導体処理装置
    のガス供給制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体処理装置のガス供
    給制御方法において、クリーニング時間の経過に従って
    前記反応容器内における前記クリーニングガスの平均流
    速を変化させることを特徴とする半導体処理装置のガス
    供給制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体処理装置のガス供
    給制御方法において、前記クリーニングガスの流量を一
    定に保持しつつ、クリーニング時間の経過に従って前記
    反応容器内の圧力を変化させることにより、前記クリー
    ニングガスの平均流速を変化させることを特徴とする半
    導体処理装置のガス供給制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体処理装置のガス供
    給制御方法において、クリーニング時間の経過に従っ
    て、前記反応容器内の圧力を低下させるとともに前記ク
    リーニングガスの分圧を増加させることを特徴とする半
    導体処理装置のガス供給制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の半導体処理装置のガス供
    給制御方法において、前記反応容器内の圧力を一定に保
    持しつつ、クリーニング時間の経過に従って前記クリー
    ニングガスの流量を変化させることにより、前記クリー
    ニングガスの平均流速を変化させることを特徴とする半
    導体処理装置のガス供給制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体処理装置のガス供
    給制御方法において、クリーニング時間の経過に従って
    前記クリーニングガスの流量を増加させることを特徴と
    する半導体処理装置のガス供給制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の半導体処理装置のガス供
    給制御方法において、クリーニング時間の経過に従っ
    て、前記クリーニングガスを前記反応容器内に導入する
    導入位置を移動させることを特徴とする半導体処理装置
    のガス供給制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体処理装置のガス供
    給制御方法において、クリーニング時間の経過に従っ
    て、前記導入位置を、ガス流れ方向上流側から下流側に
    向かって移動させることを特徴とする半導体処理装置の
    ガス供給制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の半導体処理装置のガス
    供給制御方法において、前記反応容器内で行われる処理
    は成膜処理であり、成膜時間の経過に従って前記反応容
    器内ガス流れ方向における成膜速度の分布が変化するよ
    うに、成膜ガスを前記反応容器内に供給することを特徴
    とする半導体処理装置のガス供給制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の半導体処理装置のガ
    ス供給制御方法において、成膜時間の経過に従って前記
    反応容器内における前記成膜ガスの平均流速を変化させ
    ることを特徴とする半導体処理装置のガス供給制御方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半導体処理装置のガ
    ス供給制御方法において、前記成膜ガスの流量を一定に
    保持しつつ、成膜時間の経過に従って前記反応容器内の
    圧力を変化させることにより、前記成膜ガスの平均流速
    を変化させることを特徴とする半導体処理装置のガス供
    給制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の半導体処理装置のガ
    ス供給制御方法において、成膜時間の経過に従って、前
    記反応容器内の圧力を低下させるとともに前記成膜ガス
    の分圧を増加させることを特徴とする半導体処理装置の
    ガス供給制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項11記載の半導体処理装置のガ
    ス供給制御方法において、前記反応容器内の圧力を一定
    に保持しつつ、成膜時間の経過に従って前記成膜ガスの
    流量を変化させることにより、前記成膜ガスの平均流速
    を変化させることを特徴とする半導体処理装置のガス供
    給制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の半導体処理装置のガ
    ス供給制御方法において、成膜時間の経過に従って前記
    成膜ガスの流量を増加させることを特徴とする半導体処
    理装置のガス供給制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項10記載の半導体処理装置のガ
    ス供給制御方法において、成膜時間の経過に従って、前
    記成膜ガスを前記反応容器内に導入する導入位置を移動
    させることを特徴とする半導体処理装置のガス供給制御
    方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の半導体処理装置のガ
    ス供給制御方法において、成膜時間の経過に従って、前
    記導入位置を、ガス流れ方向上流側から下流側に向かっ
    て移動させることを特徴とする半導体処理装置のガス供
    給制御方法。
  18. 【請求項18】 反応容器の内部に収納した半導体ウエ
    ハを加熱し、前記反応容器内にガスを供給しながら排気
    することにより、前記半導体ウエハ表面への成膜処理、
    及び前記反応容器内壁に付着堆積した反応生成物のクリ
    ーニング処理のうちいずれか一方の処理を行う半導体処
    理装置のガス供給制御方法において、 処理時間の経過に従って前記反応容器内の反応速度が最
    大となる位置が移動するように、前記ガスを前記反応容
    器内に供給することを特徴とする半導体処理装置のガス
    供給制御方法。
  19. 【請求項19】 ゲート電極配線のポリシリコン膜、リ
    ンドープポリシリコン膜、層間絶縁のための酸化膜・リ
    ンガラス膜、及びキャパシタ絶縁のためのSi3N4
    のうち少なくとも1つの膜を備えた半導体素子におい
    て、 前記少なくとも1つの膜を、請求項10又は11記載の
    半導体処理装置のガス供給制御方法によって成膜したこ
    とを特徴とする半導体素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006222468A (ja) * 2002-03-26 2006-08-24 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置、基板処理方法、クリーニング方法
JP2008218984A (ja) * 2007-02-06 2008-09-18 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体装置の製造方法及び基板処理装置
JP2011258943A (ja) * 2010-05-14 2011-12-22 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 薄膜の作製方法、およびトランジスタの作製方法

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