JPH0936727A - 信号出力方法、その回路及び半導体集積回路 - Google Patents
信号出力方法、その回路及び半導体集積回路Info
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- JPH0936727A JPH0936727A JP7187527A JP18752795A JPH0936727A JP H0936727 A JPH0936727 A JP H0936727A JP 7187527 A JP7187527 A JP 7187527A JP 18752795 A JP18752795 A JP 18752795A JP H0936727 A JPH0936727 A JP H0936727A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スイッチング雑音の影響を排除する信号出力
技術を提供する。 【構成】 入力電圧の変化に応答して出力電圧が変化す
る信号出力回路において、出力電圧が遷移を開始した時
から所定の切換電圧に達するまでの遷移期間において第
1電源が供給される第1信号出力回路(トランジスタQ
1a及びQ1c)と、遷移期間の終了後の定常状態において
第2電源が供給される第2信号出力回路(トランジスタ
Q1b及びQ1d)とを備えて構成される。出力電流の遷移
により、電源経路にスイッチング雑音が発生する前に、
信号出力回路が切り替わり、スイッチング雑音の混入し
ない電源により電圧が保持される。
技術を提供する。 【構成】 入力電圧の変化に応答して出力電圧が変化す
る信号出力回路において、出力電圧が遷移を開始した時
から所定の切換電圧に達するまでの遷移期間において第
1電源が供給される第1信号出力回路(トランジスタQ
1a及びQ1c)と、遷移期間の終了後の定常状態において
第2電源が供給される第2信号出力回路(トランジスタ
Q1b及びQ1d)とを備えて構成される。出力電流の遷移
により、電源経路にスイッチング雑音が発生する前に、
信号出力回路が切り替わり、スイッチング雑音の混入し
ない電源により電圧が保持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリ、インターフェ
ース回路などの半導体集積回路において、信号出力の最
終段を構成する信号出力回路の改良に関する。
ース回路などの半導体集積回路において、信号出力の最
終段を構成する信号出力回路の改良に関する。
【0002】半導体集積回路において、入力された信号
は、所定の処理が行われ最終段の信号出力回路から出力
される。信号出力は、シリコンチップからボンディング
ワイヤ等でICパッケージの出力用ピンに接続される。
出力信号の論理が反転し、出力信号レベルが遷移する
時、これら半導体集積回路の信号出力用の回路には、遷
移電流が流れる。このとき、ボンディングワイヤや出力
用ピンのインダクタンスにより、出力信号にスイッチン
グ雑音が発生することがあった。
は、所定の処理が行われ最終段の信号出力回路から出力
される。信号出力は、シリコンチップからボンディング
ワイヤ等でICパッケージの出力用ピンに接続される。
出力信号の論理が反転し、出力信号レベルが遷移する
時、これら半導体集積回路の信号出力用の回路には、遷
移電流が流れる。このとき、ボンディングワイヤや出力
用ピンのインダクタンスにより、出力信号にスイッチン
グ雑音が発生することがあった。
【0003】ワイヤの接続方法等、製造上の改良により
かかるスイッチング雑音を低減させることもできるが、
回路構成についての改良が種々検討されている。
かかるスイッチング雑音を低減させることもできるが、
回路構成についての改良が種々検討されている。
【0004】
【従来の技術】図8に、従来の半導体集積回路における
信号出力回路の概要を示す。半導体集積回路の出力段
は、所定の電力を供給可能なインバータ回路を構成する
ことが多い。図8において、トランジスタQ10及びQ11
はインバータを構成し、Cは配線容量である。入力電圧
INが変化すると、トランジスタのスイッチング速度に
対応する遅れ時間を経て、出力電圧OUTが入力電圧の
論理とは反対の論理レベルに変化する。L10及びL
11は、シリコンチップと半導体集積回路のパッケージ間
を接続するワイヤーフレームやリードピン(出力端子)
の存在によって発生するインダクタである。インダクタ
ンスが存在すると、短時間に出力レベルが遷移し急激に
遷移電流が流れるディジタルICでは、インダクタンス
による誘導起電力VL =−L・di/dt(Lはインダ
クタンス)が生ずる。
信号出力回路の概要を示す。半導体集積回路の出力段
は、所定の電力を供給可能なインバータ回路を構成する
ことが多い。図8において、トランジスタQ10及びQ11
はインバータを構成し、Cは配線容量である。入力電圧
INが変化すると、トランジスタのスイッチング速度に
対応する遅れ時間を経て、出力電圧OUTが入力電圧の
論理とは反対の論理レベルに変化する。L10及びL
11は、シリコンチップと半導体集積回路のパッケージ間
を接続するワイヤーフレームやリードピン(出力端子)
の存在によって発生するインダクタである。インダクタ
ンスが存在すると、短時間に出力レベルが遷移し急激に
遷移電流が流れるディジタルICでは、インダクタンス
による誘導起電力VL =−L・di/dt(Lはインダ
クタンス)が生ずる。
【0005】図9は、一つの電源端子J0 について複数
の出力回路C1 〜Cn を接続した構成である。このよう
な回路構成では、リードピンJ1 〜Jn の出力電圧が一
度に変化すると大きな出力電流が電源配線に流れるた
め、上記したインダクタンスの影響が大きい。
の出力回路C1 〜Cn を接続した構成である。このよう
な回路構成では、リードピンJ1 〜Jn の出力電圧が一
度に変化すると大きな出力電流が電源配線に流れるた
め、上記したインダクタンスの影響が大きい。
【0006】これらインダクタンスによる誘導起電力は
逆起電力であるため、出力電圧の遷移に遅延が生ずる。
このため、インダクタンスLと配線容量成分Cとの遅れ
要素の影響により、遷移期間中の出力電圧は、論理レベ
ルが変化した直後に電圧レベルが振動する、いわゆるリ
ンギングが生ずる(図10参照。破線がリンギング)。
リンギングは、同一の電源に接続される前段の回路にお
いて、電源供給点の電圧変動を起こし、スイッチング雑
音として誤動作を引き起こす原因となる。
逆起電力であるため、出力電圧の遷移に遅延が生ずる。
このため、インダクタンスLと配線容量成分Cとの遅れ
要素の影響により、遷移期間中の出力電圧は、論理レベ
ルが変化した直後に電圧レベルが振動する、いわゆるリ
ンギングが生ずる(図10参照。破線がリンギング)。
リンギングは、同一の電源に接続される前段の回路にお
いて、電源供給点の電圧変動を起こし、スイッチング雑
音として誤動作を引き起こす原因となる。
【0007】スイッチング雑音を防止する信号出力回路
の公知技術として、例えば特開平4−253420号公
報に記載されている発明がある。当該発明は、インバー
タ回路を並列して設け、一方のインバータ回路は低いオ
ン抵抗、他のインバータ回路は高いオン抵抗を備えるも
のである。当該発明は、論理状態の遷移により比較的第
電流が流れるときと定常状態とで抵抗率を異ならせて、
スイッチング雑音の影響を少なくするというものであっ
た。
の公知技術として、例えば特開平4−253420号公
報に記載されている発明がある。当該発明は、インバー
タ回路を並列して設け、一方のインバータ回路は低いオ
ン抵抗、他のインバータ回路は高いオン抵抗を備えるも
のである。当該発明は、論理状態の遷移により比較的第
電流が流れるときと定常状態とで抵抗率を異ならせて、
スイッチング雑音の影響を少なくするというものであっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
信号出力回路では、トランジスタのオン抵抗の相違によ
り、スイッチング雑音を軽減するものの、遷移電流によ
るスイッチング雑音の影響が電源に残存するため、完全
にスイッチング雑音から集積回路が防御されるものでは
なかった。
信号出力回路では、トランジスタのオン抵抗の相違によ
り、スイッチング雑音を軽減するものの、遷移電流によ
るスイッチング雑音の影響が電源に残存するため、完全
にスイッチング雑音から集積回路が防御されるものでは
なかった。
【0009】すなわち、上記従来の発明によれば、リン
ギング等のスイッチング雑音が発生しても、トランジス
タのオン抵抗を大きくしたので、出力電流の流れが抑え
られるという効果は奏するものの、電源から供給される
電流に若干のスイッチング雑音が伝達されることは否定
できないのである。
ギング等のスイッチング雑音が発生しても、トランジス
タのオン抵抗を大きくしたので、出力電流の流れが抑え
られるという効果は奏するものの、電源から供給される
電流に若干のスイッチング雑音が伝達されることは否定
できないのである。
【0010】そこで、本願発明は、スイッチング雑音の
影響を排除する信号出力方法及び回路を提供することを
課題とする。
影響を排除する信号出力方法及び回路を提供することを
課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、入力電圧の変化に応答して出力電圧が変化する信号
出力回路に電源を供給するにあたり、出力電圧が遷移を
開始した時から所定の切換電圧に達するまでの遷移期間
における電源を第1電源から供給し、遷移期間の終了後
の定常状態における電源を第2電源から供給する。
は、入力電圧の変化に応答して出力電圧が変化する信号
出力回路に電源を供給するにあたり、出力電圧が遷移を
開始した時から所定の切換電圧に達するまでの遷移期間
における電源を第1電源から供給し、遷移期間の終了後
の定常状態における電源を第2電源から供給する。
【0012】なお、第1電源と第2電源とは、同一の電
圧供給源から出力されるものであってよく、第1電源の
供給経路に存在するインダクタンスによる誘導起電力
が、第2電源の供給経路に影響を与えなければよい。
圧供給源から出力されるものであってよく、第1電源の
供給経路に存在するインダクタンスによる誘導起電力
が、第2電源の供給経路に影響を与えなければよい。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の信号出力方法において、所定の切換電圧は、出力電圧
の変化が終了した後の定常状態における定常電圧に対応
する電圧(例えば、定常電圧の100%又は90%)と
し、遷移期間は、出力信号が遷移を開始した時から定常
電圧に対応する電圧に最初に達する時までの期間とす
る。
の信号出力方法において、所定の切換電圧は、出力電圧
の変化が終了した後の定常状態における定常電圧に対応
する電圧(例えば、定常電圧の100%又は90%)と
し、遷移期間は、出力信号が遷移を開始した時から定常
電圧に対応する電圧に最初に達する時までの期間とす
る。
【0014】請求項3に記載の発明は、入力電圧の変化
に応答して出力電圧が変化する信号出力回路において、
出力電圧が遷移を開始した時から所定の切換電圧に達す
るまでの遷移期間において第1電源が供給される第1信
号出力回路と、遷移期間の終了後の定常状態において第
2電源が供給される第2信号出力回路とを備えて構成さ
れる。
に応答して出力電圧が変化する信号出力回路において、
出力電圧が遷移を開始した時から所定の切換電圧に達す
るまでの遷移期間において第1電源が供給される第1信
号出力回路と、遷移期間の終了後の定常状態において第
2電源が供給される第2信号出力回路とを備えて構成さ
れる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の信号出力回路において、所定の切換電圧は、出力電圧
の変化が終了した後の定常状態における定常電圧に対応
する電圧とし、遷移期間は、出力信号の変化が開始した
時から定常電圧に対応する電圧に最初に達する時までの
期間とする。
の信号出力回路において、所定の切換電圧は、出力電圧
の変化が終了した後の定常状態における定常電圧に対応
する電圧とし、遷移期間は、出力信号の変化が開始した
時から定常電圧に対応する電圧に最初に達する時までの
期間とする。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項3又は請
求項4に記載の信号出力回路において、第1信号出力回
路は、出力電圧の立上がり時に相当する遷移期間を検出
し、第1信号出力回路の出力端を第1電源に接続する第
1スイッチ手段と、出力電圧の立下がり時の遷移期間に
相当する期間を検出し、第1信号出力回路の出力端を所
定の基準電位に接続する第2スイッチ手段と、を備えて
構成され、第2信号出力回路は、出力電圧の立上がり時
に相当する遷移期間が終了したことを検出し、第2信号
出力回路の出力端を第2電源に接続する第3スイッチ手
段と、出力電圧の立下がり時に相当する遷移期間が終了
したことを検出し、第2信号出力の出力端を基準電位に
接続する第4スイッチ手段と、を備えて構成される。
求項4に記載の信号出力回路において、第1信号出力回
路は、出力電圧の立上がり時に相当する遷移期間を検出
し、第1信号出力回路の出力端を第1電源に接続する第
1スイッチ手段と、出力電圧の立下がり時の遷移期間に
相当する期間を検出し、第1信号出力回路の出力端を所
定の基準電位に接続する第2スイッチ手段と、を備えて
構成され、第2信号出力回路は、出力電圧の立上がり時
に相当する遷移期間が終了したことを検出し、第2信号
出力回路の出力端を第2電源に接続する第3スイッチ手
段と、出力電圧の立下がり時に相当する遷移期間が終了
したことを検出し、第2信号出力の出力端を基準電位に
接続する第4スイッチ手段と、を備えて構成される。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項3乃至請
求項5に記載の信号出力回路において、第1電源と第2
電源との間に介装され、第1電源の供給電圧と第2電源
の供給電圧との差が所定のレベル以上になったときに導
通する放電回路を備えて構成される。
求項5に記載の信号出力回路において、第1電源と第2
電源との間に介装され、第1電源の供給電圧と第2電源
の供給電圧との差が所定のレベル以上になったときに導
通する放電回路を備えて構成される。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項3乃至請
求項6に記載の信号出力回路を信号処理の最終段に備え
た半導体集積回路において、前記信号出力回路に供給さ
れる電源のうち第2電源を当該信号出力回路の前段を構
成する他の回路の電源とする。
求項6に記載の信号出力回路を信号処理の最終段に備え
た半導体集積回路において、前記信号出力回路に供給さ
れる電源のうち第2電源を当該信号出力回路の前段を構
成する他の回路の電源とする。
【0019】
【作用】本願発明によれば、出力電圧の変化開始時から
所定の切換電圧に達するまでの遷移期間は信号出力回路
に遷移電流が流れるため、出力配線や電源供給線に存在
するインダクタンスに誘導起電力が生ずる。インダクタ
ンスは配線容量とともに遅れ要素を形成するので、論理
レベル確定後には遅れ要素による電流の変動の影響によ
り、電源の供給点の電圧にリンギングが生ずる(図10
の破線で示す振動の波形参照)。
所定の切換電圧に達するまでの遷移期間は信号出力回路
に遷移電流が流れるため、出力配線や電源供給線に存在
するインダクタンスに誘導起電力が生ずる。インダクタ
ンスは配線容量とともに遅れ要素を形成するので、論理
レベル確定後には遅れ要素による電流の変動の影響によ
り、電源の供給点の電圧にリンギングが生ずる(図10
の破線で示す振動の波形参照)。
【0020】遷移期間中は第1電源から電源を供給する
ので、第1電源の経路のインダクタンスの影響が存在す
る。しかし、所定の切換電圧、すなわち、信号出力電圧
にリンギングが生ずる前段階で信号出力回路に供給する
電源を第2電源に切り換える。第1電源に発生するリン
ギングは、第2電源とは切り離された後、第1電源の経
路のインピーダンスにより減衰する。一方、第2電源は
遷移期間の終了後では信号出力を維持するためのプルア
ップ用(又はプルダウン用)の電源供給源として働くの
みなので、スイッチング雑音が発生しない。信号出力回
路の前段の電源を第2電源から供給していても、スイッ
チング雑音の影響から排除される(図10の実線で示す
波形を参照)。
ので、第1電源の経路のインダクタンスの影響が存在す
る。しかし、所定の切換電圧、すなわち、信号出力電圧
にリンギングが生ずる前段階で信号出力回路に供給する
電源を第2電源に切り換える。第1電源に発生するリン
ギングは、第2電源とは切り離された後、第1電源の経
路のインピーダンスにより減衰する。一方、第2電源は
遷移期間の終了後では信号出力を維持するためのプルア
ップ用(又はプルダウン用)の電源供給源として働くの
みなので、スイッチング雑音が発生しない。信号出力回
路の前段の電源を第2電源から供給していても、スイッ
チング雑音の影響から排除される(図10の実線で示す
波形を参照)。
【0021】なお、第1電源と第2電源とは、同一の電
圧供給源から出力されるものであってよく、第1電源の
供給経路に存在するインダクタンスによる誘導起電力
が、第2電源の供給経路に影響を与えなければよい。
圧供給源から出力されるものであってよく、第1電源の
供給経路に存在するインダクタンスによる誘導起電力
が、第2電源の供給経路に影響を与えなければよい。
【0022】特に、請求項2又は請求項4に記載の発明
によれば、上記した切換電圧を出力電圧の変化が終了し
た後の定常状態における定常電圧に対応する電圧(例え
ば、定常電圧の100%又は90%)とし、遷移期間を
出力信号が遷移を開始した時から定常電圧に対応する電
圧に最初に達する時までの期間とするので、スイッチン
グ雑音が発生する前に電源が切り換えられる。
によれば、上記した切換電圧を出力電圧の変化が終了し
た後の定常状態における定常電圧に対応する電圧(例え
ば、定常電圧の100%又は90%)とし、遷移期間を
出力信号が遷移を開始した時から定常電圧に対応する電
圧に最初に達する時までの期間とするので、スイッチン
グ雑音が発生する前に電源が切り換えられる。
【0023】請求項3に記載の発明によれば、第1信号
出力回路に第1電源が供給されるので、電源の切換後は
当該出力回路が切り離されて、当該出力回路においてス
イッチング雑音の減衰が行われ、第2電源が供給される
第2信号出力回路には影響が現れない。
出力回路に第1電源が供給されるので、電源の切換後は
当該出力回路が切り離されて、当該出力回路においてス
イッチング雑音の減衰が行われ、第2電源が供給される
第2信号出力回路には影響が現れない。
【0024】請求項5に記載の発明によれば、第1信号
出力回路は、出力電圧の立上がり時において、第1スイ
ッチ手段により検出された遷移期間に第1電源が供給さ
れ、信号出力の立下がり時において、第2スイッチ手段
により、定常状態に以降後に第2電源に接続される。一
方、第2信号出力回路は、定常状態の論理に応じて、第
3スイッチ手段により第2電源に、あるいは、第4スイ
ッチ手段により基準電位に接続される。
出力回路は、出力電圧の立上がり時において、第1スイ
ッチ手段により検出された遷移期間に第1電源が供給さ
れ、信号出力の立下がり時において、第2スイッチ手段
により、定常状態に以降後に第2電源に接続される。一
方、第2信号出力回路は、定常状態の論理に応じて、第
3スイッチ手段により第2電源に、あるいは、第4スイ
ッチ手段により基準電位に接続される。
【0025】したがって、第1信号出力回路にのみ遷移
期間の電流が流れ、第2信号出力回路は第1電源に生ず
るスイッチング雑音から切り離される。請求項6に記載
の発明によれば、放電回路は、第1電源に発生したスイ
ッチング雑音が、電源切り離し後に減衰しないような所
定のレベル以上の大きさであるとき、すなわち、所定の
しきい値以上の振幅値のとき第1電源と第2電源とを接
続する。両電源が接続されれば、経路のインピーダンス
等が減少する。
期間の電流が流れ、第2信号出力回路は第1電源に生ず
るスイッチング雑音から切り離される。請求項6に記載
の発明によれば、放電回路は、第1電源に発生したスイ
ッチング雑音が、電源切り離し後に減衰しないような所
定のレベル以上の大きさであるとき、すなわち、所定の
しきい値以上の振幅値のとき第1電源と第2電源とを接
続する。両電源が接続されれば、経路のインピーダンス
等が減少する。
【0026】したがって、所定レベルのスイッチング雑
音に由来する電流が減衰する。なお、第2電源に通電す
る期間はごく短時間なので、第2電源により電源を供給
される回路に及ぼす影響は少ない。
音に由来する電流が減衰する。なお、第2電源に通電す
る期間はごく短時間なので、第2電源により電源を供給
される回路に及ぼす影響は少ない。
【0027】請求項7に記載の発明によれば、遷移期間
は、第1電源が信号出力回路に接続され、遷移期間の終
了後、スイッチング雑音は第1電源の経路で減衰する。
遷移期間終了後、前段の他の集積回路は、スイッチング
雑音の影響を受けない第2電源で動作を継続する。
は、第1電源が信号出力回路に接続され、遷移期間の終
了後、スイッチング雑音は第1電源の経路で減衰する。
遷移期間終了後、前段の他の集積回路は、スイッチング
雑音の影響を受けない第2電源で動作を継続する。
【0028】
【実施例】本発明の装置に係る好適な実施例を図面を参
照して説明する。(I)第1実施例 図1に、第1実施例の信号出力回路の構成図を示す。
照して説明する。(I)第1実施例 図1に、第1実施例の信号出力回路の構成図を示す。
【0029】トランジスタQ1a及びQ1cは、第1信号出
力回路としてのインバータを構成する。L1 及びL
3 は、第1信号出力回路の経路に存在するインダクタン
スである。
力回路としてのインバータを構成する。L1 及びL
3 は、第1信号出力回路の経路に存在するインダクタン
スである。
【0030】インバータINV1 、ディレイ(遅延素
子)D2 、NAND2 及びトランジスタQ1aは第1スイ
ッチ手段として動作する。ディレイD2 の遅延時間は、
第1信号出力回路を構成するインバータの立上がり時の
遷移期間に相当する時間である。NAND2 は二入力の
時間差に相当する期間、Lレベルとなる。したがって、
オン信号1aは立上がり期間に相当する時間、トランジ
スタQ1aをオンさせる信号となる。
子)D2 、NAND2 及びトランジスタQ1aは第1スイ
ッチ手段として動作する。ディレイD2 の遅延時間は、
第1信号出力回路を構成するインバータの立上がり時の
遷移期間に相当する時間である。NAND2 は二入力の
時間差に相当する期間、Lレベルとなる。したがって、
オン信号1aは立上がり期間に相当する時間、トランジ
スタQ1aをオンさせる信号となる。
【0031】インバータINV2 、ディレイD3 、NO
R1 及びトランジスタQ1cは第2スイッチ手段として動
作する。ディレイD3 の遅延時間は、第1信号出力回路
を構成するインバータの立下がり時の遷移期間に相当す
る時間である。NOR1 は二入力の時間差に相当する期
間、Hレベルとなる。したがって、オン信号1cは立下
がり期間に相当する時間、トランジスタQ1cをオンさせ
る信号となる。
R1 及びトランジスタQ1cは第2スイッチ手段として動
作する。ディレイD3 の遅延時間は、第1信号出力回路
を構成するインバータの立下がり時の遷移期間に相当す
る時間である。NOR1 は二入力の時間差に相当する期
間、Hレベルとなる。したがって、オン信号1cは立下
がり期間に相当する時間、トランジスタQ1cをオンさせ
る信号となる。
【0032】トランジスタQ1b及びQ1dは、第2信号出
力回路としてのインバータを構成する。L2 及びL
4 は、第2信号出力回路の経路に存在するインダクタン
スである。
力回路としてのインバータを構成する。L2 及びL
4 は、第2信号出力回路の経路に存在するインダクタン
スである。
【0033】ディレイD1 は、第2信号出力回路を構成
するインバータの立上がり時の遷移期間、入力信号を遅
延する。NAND1 は、二入力がともにHレベルのとき
のみ出力をLレベルにする。したがって、オン信号1b
は、遷移期間を終了したHレベルの定常状態のとき、ト
ランジスタQ1bをオンさせる信号である。
するインバータの立上がり時の遷移期間、入力信号を遅
延する。NAND1 は、二入力がともにHレベルのとき
のみ出力をLレベルにする。したがって、オン信号1b
は、遷移期間を終了したHレベルの定常状態のとき、ト
ランジスタQ1bをオンさせる信号である。
【0034】ディレイD4 は、第2信号出力回路を構成
するインバータの立下がり時の遷移期間、入力信号を遅
延する。NOR2 は、二入力がともにLレベルのときの
み出力をHレベルにする。したがって、オン信号1d
は、遷移期間を終了したLレベルの定常状態のとき、ト
ランジスタQ1dをオンさせる信号である。
するインバータの立下がり時の遷移期間、入力信号を遅
延する。NOR2 は、二入力がともにLレベルのときの
み出力をHレベルにする。したがって、オン信号1d
は、遷移期間を終了したLレベルの定常状態のとき、ト
ランジスタQ1dをオンさせる信号である。
【0035】なお、各トランジスタの特性が同等であっ
て、第1信号出力回路を構成するインバータと、第2信
号出力回路を構成するインバータとが同一の遷移期間を
有しているのならば、ディレイD1 とD2 及びD3 とD
4 とは同一の遅延時間を設定すればよい。また、トラン
ジスタQ1a−Q1cの中間点と、トランジスタQ1b−Q 1d
の中間点とは図1のように接続してもよいが、インバー
タの特性が揃っていれば接続しなくてもよい。第1電源
VCC1 と第2電源VCC2 は、互いに同一な電圧を供給す
る。
て、第1信号出力回路を構成するインバータと、第2信
号出力回路を構成するインバータとが同一の遷移期間を
有しているのならば、ディレイD1 とD2 及びD3 とD
4 とは同一の遅延時間を設定すればよい。また、トラン
ジスタQ1a−Q1cの中間点と、トランジスタQ1b−Q 1d
の中間点とは図1のように接続してもよいが、インバー
タの特性が揃っていれば接続しなくてもよい。第1電源
VCC1 と第2電源VCC2 は、互いに同一な電圧を供給す
る。
【0036】図2のタイミングチャートは、本第1実施
例の構成による各オン信号の変化を示すものである。L
レベルの定常状態(期間i)から入力電圧INが立ち上
がると、第1信号出力回路の立上がり期間に対応する期
間、オン信号1aがオンになり、遷移電流が第1電源V
CC1 から配線容量Cへ供給される(期間ii)。
例の構成による各オン信号の変化を示すものである。L
レベルの定常状態(期間i)から入力電圧INが立ち上
がると、第1信号出力回路の立上がり期間に対応する期
間、オン信号1aがオンになり、遷移電流が第1電源V
CC1 から配線容量Cへ供給される(期間ii)。
【0037】出力電圧OUTがHレベルの定常状態にな
るとオン信号1bが供給され、出力回路の出力端は第2
電源VCC2 にプルアップされる(期間iii)。このと
き、電流の遷移は終了しているので、第2電源にはスイ
ッチング雑音が混入しない。
るとオン信号1bが供給され、出力回路の出力端は第2
電源VCC2 にプルアップされる(期間iii)。このと
き、電流の遷移は終了しているので、第2電源にはスイ
ッチング雑音が混入しない。
【0038】再び入力電圧INが立ち下がると、第1信
号出力回路の立上がり期間に対応する期間、オン信号1
cがオンになり、遷移電流が配線容量Cから接地端へ放
電される(期間iv)。
号出力回路の立上がり期間に対応する期間、オン信号1
cがオンになり、遷移電流が配線容量Cから接地端へ放
電される(期間iv)。
【0039】出力電圧OUTがLレベルの定常状態にな
るとオン信号1dが供給され、出力端は接地端にプルダ
ウンされる(期間v)。上記のように、本第1実施例に
よれば、第1信号出力回路の遷移電流がインダクタンス
L1 及びL3 に流れることにより、スイッチング雑音が
発生する。しかし、遷移期間の終了後は第2信号出力回
路の第2電源(又は接地端)により電圧が保持され電流
が流れないので、第2電源は、経路に存在するインダク
タンスL 2 及びL4 の影響を受けない。第1電源に発生
したスイッチング雑音は、第1信号出力回路内で次第に
減衰する。(II)第2実施例 図2に、本第2実施例の信号出力回路の構成図を示す。
るとオン信号1dが供給され、出力端は接地端にプルダ
ウンされる(期間v)。上記のように、本第1実施例に
よれば、第1信号出力回路の遷移電流がインダクタンス
L1 及びL3 に流れることにより、スイッチング雑音が
発生する。しかし、遷移期間の終了後は第2信号出力回
路の第2電源(又は接地端)により電圧が保持され電流
が流れないので、第2電源は、経路に存在するインダク
タンスL 2 及びL4 の影響を受けない。第1電源に発生
したスイッチング雑音は、第1信号出力回路内で次第に
減衰する。(II)第2実施例 図2に、本第2実施例の信号出力回路の構成図を示す。
【0040】本第2実施例の信号出力回路200は、第
1実施例の信号出力回路100の構成において、トラン
ジスタQ1a及びQ1bの出力端をプルアップするブロック
と、トランジスタQ1c及びQ1dの出力端をプルダウンす
るブロックとの間に、インバータ回路を設けた構成であ
る。
1実施例の信号出力回路100の構成において、トラン
ジスタQ1a及びQ1bの出力端をプルアップするブロック
と、トランジスタQ1c及びQ1dの出力端をプルダウンす
るブロックとの間に、インバータ回路を設けた構成であ
る。
【0041】インバータ回路は、トランジスタQ2e1 及
びQ2e2 とインバータINV3 とにより構成される。出
力電圧は、トランジスタQ2e1 とQ2e2 との間から取り
出す。
びQ2e2 とインバータINV3 とにより構成される。出
力電圧は、トランジスタQ2e1 とQ2e2 との間から取り
出す。
【0042】各トランジスタQ2a〜Q2dは、第1実施例
のトランジスタQ1a〜Q1dに各々対応する。その他の構
成については、第1実施例の構成と同様である。しがた
って、本実施例のオン信号2a〜2dは、第1実施例で
説明した各オン信号1a〜1dに各々対応する。
のトランジスタQ1a〜Q1dに各々対応する。その他の構
成については、第1実施例の構成と同様である。しがた
って、本実施例のオン信号2a〜2dは、第1実施例で
説明した各オン信号1a〜1dに各々対応する。
【0043】図4に、本第2実施例によるタイミングチ
ャートを示す。本第2実施例の動作は、基本的には第1
実施例と同様の順序で動作する。但し、トランジスタQ
2e1 及びQ2e2 によるインバータか挿入さているので、
オン抵抗が第1実施例より増加し、電源切換後に第1電
源VCC1 に発生しているリンギングの振幅の減衰をトラ
ンジスタのオン抵抗が早める。
ャートを示す。本第2実施例の動作は、基本的には第1
実施例と同様の順序で動作する。但し、トランジスタQ
2e1 及びQ2e2 によるインバータか挿入さているので、
オン抵抗が第1実施例より増加し、電源切換後に第1電
源VCC1 に発生しているリンギングの振幅の減衰をトラ
ンジスタのオン抵抗が早める。
【0044】したがって、本第2実施例によれば、第1
実施例のように遷移期間中と定常状態時とで電源を切り
換えるという技術的思想を共通としながらも、さらにオ
ン抵抗を上昇させ、スイッチング雑音の影響を少なくす
る効果を奏する。(III)第3実施例 図5に、本第3実施例の信号出力回路の構成図を示す。
実施例のように遷移期間中と定常状態時とで電源を切り
換えるという技術的思想を共通としながらも、さらにオ
ン抵抗を上昇させ、スイッチング雑音の影響を少なくす
る効果を奏する。(III)第3実施例 図5に、本第3実施例の信号出力回路の構成図を示す。
【0045】本実施例の信号出力回路300は、上記各
実施例で使用した第1電源と第2電源との間に、請求項
6に係る放電回路3を備えて構成される。符号1は内部
回路であり、ここでは半導体集積回路のうち、最終段の
信号出力回路以外の回路部分を意味する。C1 〜C
n は、例えば上記実施例で説明した信号出力回路が適用
される。内部回路1は、例えばリードピンJbを介して
第2電源VCC2 の供給を受けるものとする。
実施例で使用した第1電源と第2電源との間に、請求項
6に係る放電回路3を備えて構成される。符号1は内部
回路であり、ここでは半導体集積回路のうち、最終段の
信号出力回路以外の回路部分を意味する。C1 〜C
n は、例えば上記実施例で説明した信号出力回路が適用
される。内部回路1は、例えばリードピンJbを介して
第2電源VCC2 の供給を受けるものとする。
【0046】符号2はICパッケージの外形であり、第
1電源を供給するリードピンJa、第2電源を供給する
リードピンJbと、各信号出力回路C1 〜Cn の出力信
号が接続されるリードピンJ1 〜Jn とを備える。
1電源を供給するリードピンJa、第2電源を供給する
リードピンJbと、各信号出力回路C1 〜Cn の出力信
号が接続されるリードピンJ1 〜Jn とを備える。
【0047】図6に、放電回路3に使用するのに適する
トランジスタ回路の例を示す。図6に示す回路は、トラ
ンジスタQ1 及びQ2 のアノードとカソードとを互いに
接続することによって、逆極性のダイオードを接続した
ことと等価なリミッタ回路を構成している。
トランジスタ回路の例を示す。図6に示す回路は、トラ
ンジスタQ1 及びQ2 のアノードとカソードとを互いに
接続することによって、逆極性のダイオードを接続した
ことと等価なリミッタ回路を構成している。
【0048】上記の構成において、各信号出力回路C1
〜Cn は上記各実施例の信号出力回路としての動作を行
う。つまり、出力電圧の遷移期間にリードピンJaを介
して第1電源VCC1 から電源供給を受け、出力電圧の遷
移期間後にはリードピンJbを介して第2電源VCC2 か
ら電源供給を受ける。
〜Cn は上記各実施例の信号出力回路としての動作を行
う。つまり、出力電圧の遷移期間にリードピンJaを介
して第1電源VCC1 から電源供給を受け、出力電圧の遷
移期間後にはリードピンJbを介して第2電源VCC2 か
ら電源供給を受ける。
【0049】ところが、本実施例のように、複数の信号
出力回路が同一電源に接続され、出力電圧の遷移が同時
に生ずるような場合には、一時に大電流が電源から流れ
る。流れる電流値が大きいと経路のインダクタンスによ
る逆極性の誘導起電力も大きいものとなり、スイッチン
グ雑音の振幅も増加する。スイッチング雑音の振幅が大
きいと、第1信号出力回路によるスイッチング雑音の減
衰が十分に行われないため、次の遷移期間が開始し信号
出力回路の電源が第2電源から第1電源へ切り換えられ
たときにリンギングの影響が出力回路に及ぼされる。
出力回路が同一電源に接続され、出力電圧の遷移が同時
に生ずるような場合には、一時に大電流が電源から流れ
る。流れる電流値が大きいと経路のインダクタンスによ
る逆極性の誘導起電力も大きいものとなり、スイッチン
グ雑音の振幅も増加する。スイッチング雑音の振幅が大
きいと、第1信号出力回路によるスイッチング雑音の減
衰が十分に行われないため、次の遷移期間が開始し信号
出力回路の電源が第2電源から第1電源へ切り換えられ
たときにリンギングの影響が出力回路に及ぼされる。
【0050】そこで、本実施例では、放電回路3により
所定の振幅以上のスイッチング雑音が電源経路に混入し
たときにスイッチング雑音を低減させる。すなわち、放
電回路3は、第1電源電圧と第2電源電圧との差が所定
のしきい値以上になると導通する作用を有するので、リ
ンギングによる振幅がこのしきい値以上のとき両電源が
短絡されることになる。両電源が短絡されると、インダ
クタンス成分が減少し、スイッチング雑音の減衰を早め
るのである。
所定の振幅以上のスイッチング雑音が電源経路に混入し
たときにスイッチング雑音を低減させる。すなわち、放
電回路3は、第1電源電圧と第2電源電圧との差が所定
のしきい値以上になると導通する作用を有するので、リ
ンギングによる振幅がこのしきい値以上のとき両電源が
短絡されることになる。両電源が短絡されると、インダ
クタンス成分が減少し、スイッチング雑音の減衰を早め
るのである。
【0051】なお、図6のような回路によれば、両電源
の電圧差がn型トランジスタの閾値電圧(ゲート−カソ
ード間電圧)となった場合に両電源が短絡される。上記
のように、本第3実施例によれば、スイッチング雑音が
大きい場合に、より早くスイッチング雑音を減少させる
ことができる。(IV)第4実施例 本第4実施例では、コンピュータ機器等の通常のインタ
ーフェース回路に本発明を適用するものである。
の電圧差がn型トランジスタの閾値電圧(ゲート−カソ
ード間電圧)となった場合に両電源が短絡される。上記
のように、本第3実施例によれば、スイッチング雑音が
大きい場合に、より早くスイッチング雑音を減少させる
ことができる。(IV)第4実施例 本第4実施例では、コンピュータ機器等の通常のインタ
ーフェース回路に本発明を適用するものである。
【0052】図7に、本第4実施例のコンピュータ回路
の構成を示す。図7に示すように、本実施例のコンピュ
ータ回路400は、CPU4とメモリ7とを接続するた
めに、インターフェース回路5及び6が接続されてい
る。インターフェース回路5には第1電源VCC1 が接続
され、インターフェース回路6には第2電源VCC2 が接
続されている。インターフェース回路5及び6は、実質
的には同一の回路動作を行う。但し、インターフェース
回路5は出力電圧が遷移する期間中電源が供給され、出
力電流が出力される。インターフェース回路6は出力電
圧が確定している場合に電源が供給され、出力電圧を維
持する。
の構成を示す。図7に示すように、本実施例のコンピュ
ータ回路400は、CPU4とメモリ7とを接続するた
めに、インターフェース回路5及び6が接続されてい
る。インターフェース回路5には第1電源VCC1 が接続
され、インターフェース回路6には第2電源VCC2 が接
続されている。インターフェース回路5及び6は、実質
的には同一の回路動作を行う。但し、インターフェース
回路5は出力電圧が遷移する期間中電源が供給され、出
力電流が出力される。インターフェース回路6は出力電
圧が確定している場合に電源が供給され、出力電圧を維
持する。
【0053】上記構成において、各電源経路は、インダ
クタンスL5 及びL6 の影響により、遷移電流が流れる
と上記各実施例の信号出力回路と同様にスイッチング雑
音が発生する。遷移期間中にはインターフェース回路5
が動作し、遷移電流により第1電源VCC1 の経路にスイ
ッチング雑音が発生する。しかし、遷移期間が終了する
時、使用するインターフェース回路がインターフェース
回路5からインターフェース回路6に切り替わる。イン
ターフェース回路6は、遷移電流を流すことなく出力電
圧を維持するので、出力確定後のスイッチング雑音がメ
モリ7に入力され、誤ったアドレスがアクセスされ、又
は誤ったデータが格納等されることがない。第1電源の
経路に発生したスイッチング雑音は、インターフェース
回路5の内部で減衰する。
クタンスL5 及びL6 の影響により、遷移電流が流れる
と上記各実施例の信号出力回路と同様にスイッチング雑
音が発生する。遷移期間中にはインターフェース回路5
が動作し、遷移電流により第1電源VCC1 の経路にスイ
ッチング雑音が発生する。しかし、遷移期間が終了する
時、使用するインターフェース回路がインターフェース
回路5からインターフェース回路6に切り替わる。イン
ターフェース回路6は、遷移電流を流すことなく出力電
圧を維持するので、出力確定後のスイッチング雑音がメ
モリ7に入力され、誤ったアドレスがアクセスされ、又
は誤ったデータが格納等されることがない。第1電源の
経路に発生したスイッチング雑音は、インターフェース
回路5の内部で減衰する。
【0054】上記のように、本第4実施例によれば、遷
移期間中と出力確定後とでインターフェース回路を切り
換えるので、コンピュータ機器の誤動作を防止できる。(V)その他の変形例 本発明の上記実施例に限らず種々の変形が可能である。
移期間中と出力確定後とでインターフェース回路を切り
換えるので、コンピュータ機器の誤動作を防止できる。(V)その他の変形例 本発明の上記実施例に限らず種々の変形が可能である。
【0055】信号出力回路やコンピュータ回路に限ら
ず、出力信号の遷移により急激な遷移電流が流れ、イン
ダクタンスの影響により電源の供給端子に生ずる電源電
圧にスイッチング雑音が発生するおそれのあるディジタ
ル回路であれば、本発明を適用できる。
ず、出力信号の遷移により急激な遷移電流が流れ、イン
ダクタンスの影響により電源の供給端子に生ずる電源電
圧にスイッチング雑音が発生するおそれのあるディジタ
ル回路であれば、本発明を適用できる。
【0056】すなわち、ほぼ同等の二つの回路を並行し
て動作させ、一方に供給する電源と他方に供給する電源
とを分離する。そして、出力電圧の遷移期間中に一方の
回路を動作させ、遷移期間の終了と同時に他方の回路に
動作を切り換えればよい。
て動作させ、一方に供給する電源と他方に供給する電源
とを分離する。そして、出力電圧の遷移期間中に一方の
回路を動作させ、遷移期間の終了と同時に他方の回路に
動作を切り換えればよい。
【0057】また、上記各実施例では、電源は二つの電
源を用いたが、電源の供給源は共通のものでよい。但
し、電源の供給源から各信号出力回路等への電源供給端
までの経路を異ならせ、一方の経路のインピーダンスが
他方の経路のインピーダンスと共通することがないよう
に、電源の供給源から放射状の電源配線等を行う。この
ような配慮をして電源配線を行えば、実質的には二つの
電源を設けたことと等価となる。
源を用いたが、電源の供給源は共通のものでよい。但
し、電源の供給源から各信号出力回路等への電源供給端
までの経路を異ならせ、一方の経路のインピーダンスが
他方の経路のインピーダンスと共通することがないよう
に、電源の供給源から放射状の電源配線等を行う。この
ような配慮をして電源配線を行えば、実質的には二つの
電源を設けたことと等価となる。
【0058】
【発明の効果】本願発明によれば、第1電源の経路にス
イッチング雑音によるリンギングが発生する前に遷移電
流の流れていない第2電源に切り換えるので、出力電圧
及び第2電源等に接続される他の回路は、電源供給線に
存在するスイッチング雑音により誤動作することがな
い。
イッチング雑音によるリンギングが発生する前に遷移電
流の流れていない第2電源に切り換えるので、出力電圧
及び第2電源等に接続される他の回路は、電源供給線に
存在するスイッチング雑音により誤動作することがな
い。
【0059】特に、請求項2又は請求項4に記載の発明
によれば、定常電圧に達する近傍で電源の切換が行われ
るので、スイッチング雑音を効果的に排除できる。ま
た、請求項6に記載の発明によれば、放電回路が所定の
しきい値以上の振幅を有するスイッチング雑音が発生し
たとき、第1電源と第2電源とを接続するので、複数の
信号出力回路に一時に遷移電流が流れた場合に、スイッ
チング雑音自体の減衰を早めることができる。
によれば、定常電圧に達する近傍で電源の切換が行われ
るので、スイッチング雑音を効果的に排除できる。ま
た、請求項6に記載の発明によれば、放電回路が所定の
しきい値以上の振幅を有するスイッチング雑音が発生し
たとき、第1電源と第2電源とを接続するので、複数の
信号出力回路に一時に遷移電流が流れた場合に、スイッ
チング雑音自体の減衰を早めることができる。
【0060】請求項7に記載の発明によれば、他の集積
回路はスイッチング雑音の影響を受けない第2電源で動
作するので、スイッチング雑音が電源に混入することに
よる誤動作を防止できる。
回路はスイッチング雑音の影響を受けない第2電源で動
作するので、スイッチング雑音が電源に混入することに
よる誤動作を防止できる。
【図1】第1実施例の信号出力回路の構成図である。
【図2】第1実施例の信号出力回路についてのタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図3】第2実施例の信号出力回路の構成図である。
【図4】第2実施例の信号出力回路についてのタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図5】第3実施例の信号出力回路の構成図である。
【図6】放電回路の構成例である。
【図7】第4実施例のコンピュータ回路の構成図であ
る。
る。
【図8】従来の信号出力回路の第1例である。
【図9】従来の信号出力回路の第2例である。
【図10】信号出力回路の出力電圧の様子を説明する図
である。
である。
1…内部回路 2…ICパッケージ 3…放電回路 Q…トランジスタ INV…インバータ NAND…NANDゲート NOR…NORゲート C…配線容量 C1 〜Cn …信号出力回路
Claims (7)
- 【請求項1】 入力電圧の変化に応答して出力電圧が変
化する信号出力回路に電源を供給するにあたり、前記出
力電圧が遷移を開始した時から所定の切換電圧に達する
までの遷移期間における電源を第1電源から供給し、前
記遷移期間の終了後の定常状態における電源を第2電源
から供給することを特徴とする信号出力方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の信号出力方法におい
て、 前記所定の切換電圧は、前記出力電圧の変化が終了した
後の定常状態における定常電圧に対応する電圧とし、前
記遷移期間は、前記出力信号が遷移を開始した時から前
記定常電圧に対応する電圧に最初に達する時までの期間
とすることを特徴とする信号出力方法。 - 【請求項3】 入力電圧の変化に応答して出力電圧が変
化する信号出力回路において、 前記出力電圧が遷移を開始した時から所定の切換電圧に
達するまでの遷移期間において第1電源が供給される第
1信号出力回路と、 前記遷移期間の終了後の定常状態において第2電源が供
給される第2信号出力回路とを備えたことを特徴とする
信号出力回路。 - 【請求項4】 請求項3に記載の信号出力回路におい
て、 前記所定の切換電圧は、前記出力電圧の変化が終了した
後の定常状態における定常電圧に対応する電圧とし、前
記遷移期間は、前記出力信号の変化が開始した時から前
記定常電圧に対応する電圧に最初に達する時までの期間
とすることを特徴とする信号出力回路。 - 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の信号出力
回路において、 前記第1信号出力回路は、前記出力電圧の立上がり時に
相当する前記遷移期間を検出し、当該第1信号出力回路
の出力端を前記第1電源に接続する第1スイッチ手段
と、前記出力電圧の立下がり時の前記遷移期間に相当す
る期間を検出し、当該第1信号出力回路の出力端を所定
の基準電位に接続する第2スイッチ手段と、を備えて構
成され、 前記第2信号出力回路は、前記出力電圧の立上がり時に
相当する遷移期間が終了したことを検出し、当該第2信
号出力回路の出力端を前記第2電源に接続する第3スイ
ッチ手段と、前記出力電圧の立下がり時に相当する遷移
期間が終了したことを検出し、当該第2信号出力の出力
端を前記基準電位に接続する第4スイッチ手段と、を備
えて構成されることを特徴とする信号出力回路。 - 【請求項6】 請求項3乃至請求項5に記載の信号出力
回路において、 前記第1電源と前記第2電源との間に介装され、前記第
1電源の供給電圧と前記第2電源の供給電圧との差が所
定のレベル以上になったときに導通する放電回路を備え
たことを特徴とする信号出力回路。 - 【請求項7】 請求項3乃至請求項6に記載の信号出力
回路を信号処理の最終段に備えた半導体集積回路におい
て、 前記信号出力回路に供給される電源のうち第2電源を当
該信号出力回路の前段を構成する他の回路の電源とする
ことを特徴とする半導体集積回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7187527A JPH0936727A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 信号出力方法、その回路及び半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7187527A JPH0936727A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 信号出力方法、その回路及び半導体集積回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0936727A true JPH0936727A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16207651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7187527A Withdrawn JPH0936727A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 信号出力方法、その回路及び半導体集積回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0936727A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013021597A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Fujitsu Semiconductor Ltd | インターフェース回路 |
| US8922241B2 (en) | 2011-09-30 | 2014-12-30 | Renesas Electronics Corporation | Logic circuit and semiconductor integrated circuit |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP7187527A patent/JPH0936727A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013021597A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Fujitsu Semiconductor Ltd | インターフェース回路 |
| US8922241B2 (en) | 2011-09-30 | 2014-12-30 | Renesas Electronics Corporation | Logic circuit and semiconductor integrated circuit |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |