JPH0937153A - キー信号生成装置および画像合成装置、並びにキー信号生成方法および画像合成方法 - Google Patents
キー信号生成装置および画像合成装置、並びにキー信号生成方法および画像合成方法Info
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- JPH0937153A JPH0937153A JP9787896A JP9787896A JPH0937153A JP H0937153 A JPH0937153 A JP H0937153A JP 9787896 A JP9787896 A JP 9787896A JP 9787896 A JP9787896 A JP 9787896A JP H0937153 A JPH0937153 A JP H0937153A
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Abstract
る。 【解決手段】 画像のうち、キー信号αを生成する対象
とする部分を前景Fとし、それ以外の部分を背景Bとす
るとともに、その画像を構成する画素の画素値をCとす
るとき、式C’=(F−B)α’を満足するように、キ
ー信号αが生成される(但し、’は微分を表す)。即
ち、変化検出部1では、画像を構成する画素間の画素値
の変化C’が算出され、F−B検出部3では、前景と背
景との差分F−Bが算出される。積分値計算部4では、
C’がF−Bで除算され、その除算結果が積分されるこ
とにより、キー信号αが求められる。
Description
および画像合成装置、並びにキー信号生成方法および画
像合成方法に関する。特に、画像を構成する画素間の画
素値の変化を検出し、その画素値の変化に基づいて、キ
ー信号を生成することにより、正確なキー信号を得るこ
とができるようにしたキー信号生成装置および画像合成
装置、並びにキー信号生成方法および画像合成方法に関
する。
て、画像(映像)の各種シミュレーションを行ったり、
あるいは画像に特殊効果を与えたりする場合には、画像
から、注目する部分(物体)を抜き出したり、その抜き
出した部分を、他の画像に合成することが行われる。こ
のような画像からの抜き出し、合成は、キー信号を用い
て行われる。
とソフトキーと呼ばれるものとがある。例えば、いま、
キー信号を生成するのに用いる画像のうちの注目する部
分を前景(前景画像)とするとともに、それ以外の部分
を背景(背景画像)とする場合、図38(a)に示すよ
うに、画像における前景の範囲を1とするとともに、背
景の範囲を0とした2値のキー信号(マスク画像)が、
ハードキーと呼ばれる。これに対し、画像には、後述す
るエイリアスやモーションブラーが生じるが、これらを
考慮して、0および1の2値だけではなく、図38
(b)に示すように、0乃至1の範囲の連続した実数値
をとることのできるキー信号が、ソフトキーと呼ばれ
る。ここで、以下、適宜、キー信号が0から1までの間
の値をとる領域を、グレー領域という。
る信号(キー信号が0(または1)から1(または0)
に変わる境目の傾斜が急峻になっている信号)であり、
またソフトキーは、滑らかな境目を有する信号(キー信
号が0(または1)から1(または0)に変わる境目の
傾斜が滑らかな信号)ということができる。
ァ値)は、連続したキー信号の値を表すが、ここでは、
同時に、画素単位のキー信号の値も表すものとする。実
際には、画素単位のキー信号としては、例えば、連続し
たキー信号を、画素の範囲などでフィルタリングし、そ
の画素の中心におけるフィルタリング結果などが用いら
れる。なお、画像において、前景と背景との境界部分の
画素の画素値は、前景および背景の信号成分どうしを重
畳したものとなるが、このことから、αは、各画素につ
いて、前景がどれだけ寄与しているかを示す寄与率を表
しているということができる。
背景のいずれも静止している場合において、その画像を
構成している画素の境目に、前景と背景との境界が位置
していることは稀で、通常は、図39(a)に示すよう
に、前景と背景との境界は、有限の大きさを有する画素
の内部に存在する。しかしながら、画素は、画像を構成
する最小単位であるから、その内部に、上述のような前
景と背景との境界が存在しても、その画素は、図39
(b)に示すように、前景または背景のうちのいずれか
一方の色(画素値)とされる。このため、前景と背景と
の境界は、図39(c)に示すように、画素の境目に沿
って引かれ、このような画像全体を見た場合には、その
前景と背景との境界(画素の境目)部分に、不自然なち
らつき、即ちエイリアスが生じる。
境界線を滑らかに表すものが得られたとしても、そのキ
ー信号を用いて画像合成を行った結果得られる合成画像
には、エイリアスが生じる。
止する方法として、例えば特開昭60−232787号
公報や特開平4−340671号公報に開示されている
ものがある。特開昭60−232787号公報に開示さ
れている方法では、ハードキーを用いて、前景と背景と
の境界部分だけにLPFをかけ、その境界部分をぼかし
て、見た目に滑らかにするようになされている。この方
法においては、ハードキーが用いられるが、前景と背景
との境界部分にLPFをかけるので、キー信号に傾斜を
つけたもの、即ち、実質的には、ソフトキーを用いて、
画像合成が行われているということができる。
示されている方法では、前景と背景との境界上の注目画
素を中心とするブロックを設定し、そのブロック内の前
景および背景を構成する画素パターンから、キー信号
(ソフトキー)を算出し、これを用いて、前景の抜き出
し、合成を行うことで、エイリアスを低減するようにな
されている。
フトキーは、その傾斜部分(図38(b)において、0
<α<1の部分)、即ち、グレー領域における値が一様
なものであるため、例えば前景が動いている場合に生じ
るモーションブラーに対処することが困難な課題があっ
た。
ついて、簡単に説明する。動画像は、画像(静止画像)
が、例えばフレーム単位などで連続して表示されること
で実現される。例えば、いま、画像の中を、左から右方
向へ動く円形状の物体があったとして、その物体の移動
速度に対し、フレーム周期が無限小とみなすことのでき
るほど短い時間であるとした場合には、その物体は、図
40(a)に示すように、各フレームにおいて円形状の
物体として表示される。しかしながら、円形状の物体の
移動速度に対し、フレーム周期が無限小とみなすことの
できるほど短い時間ではない場合、ある時刻t2におけ
るフレームの画像は、図40(b)に示すように、その
1つ前のフレームの時刻t1から、時刻t2までの物体
の動きを反映した画像となる。即ち、時刻t2における
フレームの画像の中の物体は、円形状のものではなく、
その動きの方向に薄く伸びた、輪郭のぼやけたものとな
る。このような現象がモーションブラーと呼ばれる。
景のいずれか一方だけが動いている場合の他、両者が独
立に動いている場合も生じるが、背景だけが動いている
場合および両者が独立に動いている場合は、背景を基準
とすれば、いずれも前景だけが動いている場合と同様に
考えることができる。また、モーションブラーが生じて
いる場合には、前景と背景との明確な境界は存在しな
い。
キー信号を生成する方法としては、例えば特開平5−1
53493号公報や特開平5−236347号公報に開
示されているものがある。特開平5−153493号公
報に開示されている方法では、現在のフレームと、その
1つ前のフレームとを比較することにより、現在のフレ
ーム(またはその1つ前のフレーム)の前景を構成する
画素の画素値と、その画素の、1つ前のフレーム(また
は現在のフレーム)の画素値との変化量(大きさ)のフ
レーム全体についての総和を求め、その総和値から、ソ
フトキーのグレー領域を決定するようになされている。
しかしながら、この方法においては、ソフトキーが、上
述した画素値の変化量(同一の画素の画素値の差分)に
依存して求められるため、前景の動きの方向が考慮され
ておらず、その動きに対応した、正確なソフトキーが得
られるのかどうかが不明であった。
示されている方法では、まずハードキーを生成し、前景
と背景との境界上の各点において、そのハードキーの側
面(図38(a)に示したα=1の部分を底面とする円
柱の側面)を楕円錘で削り取ることで、ソフトキーを生
成するようになされており、この場合において、楕円錘
の底面を構成する楕円の長軸および短軸は、注目してい
る部分の動きベクトルとエッジ強度の大きさとから決定
されるようになされている。しかしながら、この方法に
おいては、エッジ強度の方向が正しく考量されておら
ず、やはり、前景の動きに対応した、正確なソフトキー
が得られるかどうかが不明であった。
たものであり、モーションブラーを正確に反映し、さら
に、エイリアスの影響を低減するキー信号を生成するこ
とができるようにするものである。
号生成装置は、画像を構成する画素間の画素値の変化を
検出する変化検出手段と、変化検出手段より出力される
画素値の変化に基づいて、キー信号を生成するキー信号
生成手段とを有することを特徴とする。
の画像を構成する画素間の画素値の変化を検出する変化
検出手段と、変化検出手段より出力される画素値の変化
に基づいて、キー信号を生成するキー信号生成手段と、
キー信号生成手段により生成されたキー信号を用いて、
第1の画像の前景画像と、第2の画像の背景画像とを合
成する合成手段とを有することを特徴とする。
画像を構成する画素間の画素値の変化を検出し、画素値
の変化に基づいて、キー信号を生成することを特徴とす
る。
の画像を構成する画素間の画素値の変化を検出し、画素
値の変化に基づいて、キー信号を生成し、そのキー信号
を用いて、第1の画像の前景画像と、第2の画像の背景
画像とを合成することを特徴とする。
ては、変化検出手段は、画像を構成する画素間の画素値
の変化を検出し、キー信号生成手段は、変化検出手段よ
り出力される画素値の変化に基づいて、キー信号を生成
するようになされている。
は、変化検出手段は、第1の画像を構成する画素間の画
素値の変化を検出し、キー信号生成手段は、変化検出手
段より出力される画素値の変化に基づいて、キー信号を
生成するようになされている。合成手段は、キー信号生
成手段により生成されたキー信号を用いて、第1の画像
の前景画像と、第2の画像の背景画像とを合成するよう
になされている。
いては、画像を構成する画素間の画素値の変化を検出
し、画素値の変化に基づいて、キー信号を生成するよう
になされている。
は、第1の画像を構成する画素間の画素値の変化を検出
し、画素値の変化に基づいて、キー信号を生成し、その
キー信号を用いて、第1の画像の前景画像と、第2の画
像の背景画像とを合成するようになされている。
るが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段
と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各
手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を
付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようにな
る。
は、画像からキー信号を生成するキー信号生成装置にお
いて、画像を構成する画素間の画素値の変化を検出する
変化検出手段(例えば、図7や、図27、図30に示す
変化検出部1など)と、変化検出手段より出力される画
素値の変化に基づいて、キー信号を生成するキー信号生
成手段(例えば、図7や図27に示す積分値計算部4
や、図30に示す積分値計算部21、およびキー信号生
成部5など)とを有することを特徴とする。
像が、前景画像と背景画像とからなり、前景画像と背景
画像との差分を検出し、その差分を示す差分情報を出力
する差分検出手段(例えば、図7や図27に示すF−B
検出部3など)をさらに有し、変化検出手段が、画素値
の変化を示す変化情報を出力し、キー信号生成手段が、
差分情報および変化情報に基づいて、キー信号を生成す
ることを特徴とする。
ー信号生成手段が、差分情報により、変化情報を規格化
し、その結果得られる規格化情報を出力する規格化手段
(例えば、図21に示す規格化実行部4−2など)と、
所定の積分経路に沿って、規格化情報を積分する積分実
行手段(例えば、図21に示す積分実行部4−3など)
とを備えることを特徴とする。
キー信号生成手段が、積分範囲を検出する範囲検出手段
(例えば、図33に示す積分経路決定部21−1など)
と、積分範囲において、変化情報を所定の積分経路に沿
って積分し、その積分範囲における変化情報の定積分情
報を生成する定積分情報生成手段(例えば、図33に示
す定積分値算出部21−2など)と、定積分情報によ
り、変化情報を規格化し、その結果得られる規格化情報
を出力する規格化手段(例えば、図33に示す規格化実
行部21−3など)と、規格化情報を積分することによ
り、キー信号を生成する積分実行手段(例えば、図33
に示す積分実行部21−4など)とを備えることを特徴
とする。
くとも前景画像および背景画像からなる第1の画像と、
少なくとも背景画像からなる第2の画像とを受信し、第
1の画像の前景画像と、第2の画像の背景画像とを合成
する画像合成装置において、第1の画像を構成する画素
間の画素値の変化を検出する変化検出手段(例えば、図
7や、図27、図30に示す変化検出部1など)と、変
化検出手段より出力される画素値の変化に基づいて、キ
ー信号を生成するキー信号生成手段(例えば、図7や図
27に示す積分値計算部4や、図30に示す積分値計算
部21など)と、キー信号生成手段により生成されたキ
ー信号を用いて、第1の画像の前景画像と、第2の画像
の背景画像とを合成する合成手段(例えば、図35に示
すミキサ65や、図36に示すミキサ72など)とを有
することを特徴とする。
の画像の前景画像と背景画像との差分を検出し、その差
分を示す差分情報を出力する差分検出手段(例えば、図
7や図27に示すF−B検出部3など)をさらに有し、
変化検出手段が、画素値の変化を示す変化情報を出力
し、キー信号生成手段が、差分情報および変化情報に基
づいて、キー信号を生成することを特徴とする。
ものに限定することを意味するものではない。
て説明する。なお、説明を簡単にするために、ここで
は、画像は1次元の画像であるとする。
(座標)xにおける画素の画素値をC(x)とする。そ
して、画像Cが、前景(前景画像)Fおよび背景(背景
画像)Bで構成されるとし、前景Fまたは背景Bを構成
する、位置xの画素の画素値を、それぞれF(x)また
はB(x)とする。さらに、画像Cから前景Fを抜き出
すためのキー信号の位置xにおける値(位置xにおける
前景Fの寄与率)を、α(x)とする。但し、α(x)
は、0以上1以下の範囲をとり、完全に、前景Fまたは
背景Bを構成する画素の位置では、それぞれ1または0
となるものとする。そして、前景Fと背景Bとが混じり
合っている画素の位置では、前景Fの画素値の寄与の程
度に応じた値となるものとする。
C(x)は、前景Fを構成する画素の画素値F(x)と
背景Bを構成する画素の画素値B(x)とが、キー信号
α(x)に対応した割合で合成されたものと考えること
ができ、従って、画素値C(x)は、次式で表すことが
できる。
限の大きさを有するために生じ、また、モーションブラ
ーは、前景Fまたは背景Bのうちのいずれか一方が動い
ている場合、およびその両方が独立して動いている場合
に生じる。そこで、以下では、[1]前景Fおよび背景
Bが静止していて、画素が無限小とみなせる場合、
[2]前景Fまたは背景Bが動いていて、画素が無限小
とみなせる場合、[3]前景Fおよび背景Bが静止して
いて、画素が有限の大きさを有する場合、および[4]
前景Fまたは背景Bが動いていて、画素が有限の大きさ
を有する場合の4つの場合に分けて説明を行う。
て、画素が無限小とみなせる場合 この場合は、前景Fおよび背景Bが静止しているので、
モーションブラーは生じず、また画素が無限小とみなせ
るので、エイリアスも生じない。従って、キー信号α
(x)は、0または1のいずれかの値をとり、その値が
1となる位置xは、前景Fの存在範囲と一致する。
(2)が得られる。なお、以下では、適宜、関数の引数
(x)の記載は省略する。
景Bのテクスチャ(画素値)は一様ではなく、図1に示
すように変化している。しかしながら、前景Fおよび背
景Bを、例えば画素単位などで局所的に見た場合には、
同図に示すように、そのテクスチャは一様であると考え
ることができる。従って、局所的には、FおよびBは定
数とみなすことができ、その結果、F’およびB’は、
いずれも0と考えることができる。このことから、式
(2)は、次のように書き直すことができる。
画素値C(x)を、xで微分したものであるから、画像
Cを構成する画素間の画素値の変化を表している。式
(3)から、画像Cの画素間の画素値の変化C(x)’
と、キー信号の微分値α(x)’とは、前景Fと背景B
との差分F(x)−B(x)を比例定数とする比例関係
にあることが分かる。
画素が無限小とみなせる場合 いま、物体が動いている画像を考えた場合、図40で説
明したように、現フレームの画像にはモーションブラー
が生じる。即ち、現フレームの画像は、現フレームの1
つ前のフレームから現フレームまでの間の物体の動きを
反映したものとなる。従って、現フレームまたはその1
つ前のフレームの時刻をそれぞれt2またはt1とし、
画像Cの、ある位置xの画素の、時刻tにおける画素値
をCt(x)とした場合、時刻t2における位置xの画
素の画素値Ct2(x)は、図2(a)に示すように、時
刻t1乃至t2の間に、位置xの画素を通過した画像S
x(t)の時間積分で表すことができる。即ち、画素値
Ct2(x)は、次式で表すことができる。
位置xの画素を通過した画像Sx(t)は、現フレーム
の画像またはその1つ前のフレームの画像からは知りよ
うがない。そこで、いま、現フレームの時刻t2におい
て、位置xにある画像をSt2(x)とすると、位置x1
乃至x2の範囲にある画像それぞれは、St2(x1)乃
至St2(x2)となる。この場合において、時刻t1乃
至t2の間に、画像St2(x1)乃至St2(x2)が、
位置xにある画素を通過し、これにより、時刻t2にお
ける位置xの画像の画素値Ct2(x)が、画像St2(x
1)乃至St2(x2)の影響を受けたとすると、図2
(b)に示すように、画素値Ct2(x)は、時刻t1乃
至t2の間に、位置xの画素を通過した画像Sx(t)
の時間積分に等しい、時刻t2において位置x1乃至x
2の範囲にある画像St2(x1)乃至St2(x2)の空
間積分で表すことができる。即ち、画素値Ct2(x)
は、次式で表すことができる。
ーションブラーが生じていない画像)をS(x)とし、
静止画像に対し、モーションブラーの効果を与えるフィ
ルタをR(x)とすると、式(5)の右辺は、図3に示
すように、S(x)とR(x)との畳み込み積分に等し
い。従って、式(5)は、式(6)のように書き直すこ
とができる。
ブラーの効果を与えるフィルタを、それぞれRf(x)
またはRb(x)とする。そして、本実施例において
は、キー信号α(x)は、前景Fとともに動くので、図
4(a)に示すように、前景Fに対し、フィルタRf
(x)によりモーションブラーの効果を与える場合に
は、図4(b)に示すように、キー信号α(x)にも、
同一のフィルタRf(x)によりモーションブラーの効
果を与える必要があることを考慮して、前景F、背景
B、キー信号αに、モーションブラーの効果を与えて、
式(1)を書き直すと、次のようになる。
(8)のようになる。
ョンブラーの効果を与えた前景F、即ち前景Fをフィル
タRfでフィルタリングして得られる画像のテクスチャ
は、局所的に見れば、図1における場合と同様に、やは
り一様とみなすことができる。そして、このことは、背
景Bについても同様のことがいえる。
Rbは定数とみなすことができ、その結果、(F*R
f)’および(B*Rb)’は、いずれも0と考えるこ
とができる。このことから、式(8)は、次のように書
き直すことができる。
変化C’と、モーションブラーの効果を考慮したキー信
号の微分値(α*Rf)’とは、同じくモーションブラ
ーの効果を考慮した前景F*Rfと背景B*Rbとの差
分F*Rf−B*Rbを比例定数とする比例関係にある
ことが分かる。
て、画素が有限の大きさを有する場合 画素の大きさが無限小とみなせる場合には、図6(a)
に示すように、画素値は、位置xに対して滑らかに変化
するが、画素が有限の大きさを有する場合には、画素値
は、図6(b)に示すように、位置xに対してステップ
状に変化するため、図6(a)に示す信号を単にサンプ
リングしただけでは、前景Fと背景Bとの境界では、前
述したようにエイリアスを生じる。このエイリアスを低
減するには、同図(a)に示すように、画素値を算出す
るためにローパスフィルタG(x)でフィルタリングし
た後にサンプリングする方法、即ち画素位置において、
ローパスフィルタG(x)との畳み込み積分の結果得ら
れる値を、新たな画素値とする方法がある。そこで、こ
のようにローパスフィルタG(x)によってエイリアス
を低減した画像を考えた場合、その画素値(新たな画素
値)C(x)は、式(1)から、次式で表すことができ
る。
のようになる。
ィルタRでフィルタリングした結果得られる画像のテク
スチャは、いずれも局所的に見れば、図1における場合
と同様に、やはり一様とみなすことができる。
はいずれも定数とみなすことができ、その結果、(F*
G)’および(B*G)’は、いずれも0と考えること
ができる。このことから、式(11)は、次のように書
き直すことができる。
れば、FおよびBはいずれも定数とみなすことができる
ので、式(12)は、さらに、次のように書き直すこと
ができる。
の変化C’と、エイリアスを低減するキー信号の微分値
(α*G)’とは、前景Fと背景Bとの差分F−Bを比
例定数とする比例関係にあることが分かる。
画素が有限の大きさを有する場合 この場合は、上述した式(1),(7)、および(1
0)から、画素値Cは、次式で表すことができる。
なる。 C’=((F*Rf−B*Rb)(α’*Rf) +(F’*Rf−B’*Rb)(α*Rf)+B’*Rb)*G ・・・(15)
リングし、さらにそれをローパスフィルタGでフィルタ
リングして得られる画像のテクスチャは、局所的に見れ
ば、図1における場合と同様に、やはり一様とみなすこ
とができる。そして、このことは、背景Bについても同
様のことがいえる。
B*Rb*Gは定数とみなすことができ、その結果、
(F*Rf*G)’および(B*Rb*G)’は、いず
れも0と考えることができる。さらに、図1で説明した
ように、局所的に見れば、FおよびBはいずれも定数と
みなすことができる。このことから、式(15)は、次
のように書き直すことができる。
の変化C’と、モーションブラーの効果を考慮し、かつ
エイリアスを低減するキー信号の微分値(α*Rf*
G)’とは、モーションブラーの効果を考慮した前景F
*Rfと背景B*Rbとの差分F*Rf−B*Rbを比
例定数とする比例関係にあることが分かる。
び(16)から、上述の[1]乃至[4]のいずれの場
合も、画像Cの画素間の画素値の変化C’と、キー信号
の微分値α’との間には比例関係があり、その比例定数
は、画像Cを構成する前景と背景との差分F−Bである
ことが分かる。即ち、画像Cにモーションブラーやエイ
リアスが生じていなくても、C’とα’との比例関係は
成立し、また、画像Cにモーションブラーまたはエイリ
アスが生じている場合には、そのモーションブラーの影
響を考慮したキー信号αまたはエイリアスを低減するキ
ー信号αと画素値Cとの間についても、C’とα’との
比例関係は成立する。そして、いずれの場合も、比例定
数は、画像Cを構成する前景と背景との差分F−Bとな
る。
キー信号αは、画像Cにモーションブラーが生じている
場合には、そのモーションブラーの影響を考慮したもの
となり、また、画像Cにエイリアスが生じている場合に
は、そのエイリアスを低減するものとなることになる。
本発明は、以上の理論的根拠(原理)に基づくものであ
る。
を生成するキー信号生成装置の一実施例の構成を示して
いる。変化検出部1には、キー信号を生成するための画
像Cが入力されるようになされている。そして、変化検
出部1は、画像Cの画素間の画素値の変化C’(変化情
報)を算出(検出)し、特徴点検出部2および積分値計
算部4に出力するようになされている。
素値の変化C’に基づいて、後述する経路決定用閉曲線
および特徴点を検出し、F−B検出部3および積分値計
算部4に供給するようになされている。
素値の変化C’が、特徴点検出部2から経路決定用閉曲
線および特徴点が、それぞれ供給される他、変化検出部
1に入力される画像と同一の画像Cが入力されるように
なされている。そして、F−B検出部3は、画像Cの前
景Fと背景Bとの差分F−B(差分情報)を演算(検
出)し、積分値計算部4に出力するようになされてい
る。
素値の変化C’、特徴点検出部2からの経路決定用閉曲
線および特徴点、並びにF−B検出部3からの差分F−
Bに基づいて、画像C全体に対応するキー信号αのうち
の、後述する骨組み部分を算出し、キー信号生成部5に
出力するようになされている。
力を用いて、画像Cから前景Fを抜き出し、また、その
抜き出した前景Fを、他の画像に合成するためのキー信
号を生成するようになされている。即ち、積分値計算部
4が出力するキー信号は、画像C全体に対応するキー信
号αのうちの骨組み部分だけであり、キー信号生成部5
は、キー信号の骨組み部分以外の部分を補間し、これに
より、画像C全体に対応するキー信号αを生成するよう
になされている。
その動作について説明する。なお、以下では、画像C
は、xy平面上の画像、即ち2次元の画像であるものと
する。
れると、その画像Cは、変化検出部1およびF−B検出
部3に供給される。変化検出部1では、画像Cが入力さ
れると、ステップS1において、その画像Cの画素間の
画素値の変化C’が算出される。即ち、ステップS1で
は、画像Cを構成する各画素について、その隣接画素と
の、例えば色空間上の距離が算出され、これが画像Cの
画素間の画素値の変化(この場合は、色変化)C’とし
て出力される。
例を示している。画像Cは、RGB分解部1−1に供給
されるようになされており、RGB分解部1−1は、画
像Cを、例えばRGB(Red, Green, Blue)空間の各軸
方向の成分、つまり、R,G,B成分に分解するように
なされている。R,G,B成分は、1次微分値計算部1
−2R,1−2G,1−2Bにそれぞれ供給されるよう
になされている。
−2Bは、R,G,B成分それぞれの1次微分値R’,
G’,B’を計算し、これにより、各成分の変化(勾
配)(画像Cが存在するxy平面に、これに垂直な画素
値を表す軸を加えた空間上において、画像Cの画素値
(各成分)で構成される曲面を考えた場合の、その曲面
の勾配(gradient))の方向および大きさを算出するよ
うになされている。
きさは、ベクトル合成部1−3に供給されるようになさ
れており、ベクトル合成部1−3は、1次微分値計算部
1−2R,1−2G,1−2BからのR,G,B成分そ
れぞれの変化の方向を合成するとともに、それぞれの大
きさを合成し、これにより、画像Cの画素間の画素値の
変化(色変化)C’(従って、C’はベクトルである)
を算出するようになされている。
て、その動作について説明する。変化検出部1では、ま
ず最初に、ステップS1−1において、RGB分解部1
−1によって、画像Cが、RGB空間の各軸方向の成
分、即ち、R,G,B成分に分解される。なお、画像C
は、RGB以外の色空間である、例えば、YUV空間に
おけるY,U,V成分などに分解するようにしても良
い。即ち、用いる色空間は、特に限定されるものではな
い。また、画像Cは、色空間の各軸方向の成分に分解す
る他、そこから、輝度成分のみを抽出し、この輝度成分
だけを対象に、後段の処理を行うようにしても良い。
G,B成分は、RGB分解部1−1から1次微分計算部
1−2R,1−2G,1−2Bそれぞれに出力される。
1次微分計算部1−2R,1−2G,1−2Bは、R,
G,B成分を受信すると、ステップS1−2において、
そのR,G,B成分の1次微分値R’,G’,B’を計
算する。
は、例えば各成分とソーベルオペレータなどとの畳み込
みを行うことによって求められるようになされている。
即ち、1次微分計算部1−2R,1−2G,1−2Bで
は、R,G,B成分それぞれのxまたはy方向成分と、
図11に示すソーベルオペレータSOxまたはSOyと
の畳み込みを行うことにより得られる値fx,fyが、
xまたはy方向の1次微分値とされる。
分の1次微分値、即ち、R,G,B成分の変化は、その
大きさ(勾配)が、各画素において最大となるものであ
り、従って、各成分の変化の方向は、エッジ強度が最大
となる方向に一致する。つまり、ステップS1−2で
は、図12に示すように、注目画素(同図において、斜
線を付してある部分)に対して360°のうちのいずれ
かの方向のうち、エッジ強度が最大となる方向に一致す
る方向についてのR,G,B成分の変化が求められる。
2Bそれぞれで求められたR,G,B成分の1次微分値
R’,G’,B’(これらは、上述したように、大きさ
と方向を有するからベクトルである)は、いずれもベク
トル合成部1−3に供給される。ベクトル合成部1−3
では、ステップS1−3において、1次微分値R’,
G’,B’が合成され、これにより、画像Cの画素間の
画素値の変化(色変化)C’が算出される。即ち、1次
微分値R’,G’,B’を、それぞれ(rx,ry),
(gx,gy),(bx,by)と表すとともに、C’
を(cx,cy)と表すとすれば((a,b)のaまた
はbは、それぞれxまたはy成分を表す)、ステップS
1−3では、画素値の変化C’のx成分cx、またはy
成分cyが、式rx+gx+bx、またはry+gy+
byそれぞれによって与えられ、処理を終了する。
求められた画素値の変化C’は、特徴点検出部2および
積分値計算部4に供給される。特徴点検出部2は、変化
検出部1から画素値の変化C’を受信すると、ステップ
S2(図8)において、その画素値の変化C’から、経
路決定用閉曲線および特徴点を検出する。
を示している。境界検出部2−1には、変化検出部1か
らの画素値の変化C’が供給されるようになされてい
る。そして、境界検出部2−1は、画素値の変化C’か
ら、画像Cを構成する前景(物体)Fと背景Bとの境界
を検出するようになされている。即ち、境界検出部21
は、例えば、画素値の変化C’が大きい点(画素)を検
出し、そのような点を接続することにより構成される、
例えば、図14(a)に示すような閉曲線(この閉曲線
は、後述する積分経路を決定するために用いられるの
で、以下、適宜、経路決定用閉曲線という)を、前景F
と背景Bとの境界(画像Cにおける物体の境界)として
検出するようになされている。
閉曲線は、特徴点決定部2−2に供給されるようになさ
れており、特徴点決定部2−2は、図14(b)に示す
ように、境界検出部2−1からの経路決定用閉曲線上の
所定の点を、特徴点として決定するようになされてい
る。即ち、特徴点決定部2−2は、例えば、経路決定用
閉曲線を構成する点のうち、その曲率が高い点を検出
し、その点を、特徴点として決定する。
例えば、図14(c)に示すように、経路決定用閉曲線
を囲む閉曲線(同図(c)において点線で示す部分)を
考え、その閉曲線と、経路決定用閉曲線とで囲まれる背
景Bの領域を、その画素値の変化C’が比較的一定な、
幾つかの領域(以下、適宜、背景一定領域という)に分
割する。さらに、特徴点決定部2−2は、経路決定用閉
曲線を、背景一定領域単位に区切り、これにより微小区
間に分割する。そして、特徴点決定部2−2は、各微小
区間における中点を検出し、その点を、特徴点として決
定する。
出願人が先に出願した、例えば特願平7−140932
号などに、その詳細が開示されている。
て、その動作について説明する。境界検出部2−1は、
変化検出部1から画素値の変化C’を受信すると、ステ
ップS2−1において、その画素値の変化C’が大きい
点(画素)を検出し、そのような点を接続することで、
経路決定用閉曲線を構成する。この経路決定用閉曲線
は、特徴点決定部2−2に供給され、特徴点決定部2−
2は、経路決定用閉曲線を受信すると、ステップS2−
2において、上述したように、その経路決定用閉曲線上
の所定の点を、特徴点として決定し、処理を終了する。
部2−2においてそれぞれ得られた経路決定用閉曲線ま
たは特徴点は、F−B検出部3および積分値計算部4に
供給される。
のようにして経路決定用閉曲線および特徴点が検出され
ると、ステップS3に進み、F−B検出部3において、
画像Cを構成する前景Fと背景Bとの差分F−B(前景
Fと背景Bとの画素値の差分)が演算(検出)される。
構成例を示している。微小領域検出部3−1には、画像
C(画像値)の他、特徴点検出部2が出力する特徴点お
よび経路決定用閉曲線が供給されるようになされてお
り、微小領域検出部3−1は、例えば、図17(a)に
示すように、特徴点を含む微小領域を検出するようにな
されている。即ち、微小領域検出部3−1は、図17
(a)の一部を拡大した図17(b)に示すように、例
えば、特徴点から等距離にある点で、経路決定用閉曲線
を微小な線分に分割し、その線分から、前景Fまたは背
景B側に所定の距離(例えば、4画素分の距離など)に
ある範囲を、微小領域(図17(b)において斜線を付
してある部分)として検出する。
領域について、その領域に含まれる前景Fを構成する画
素(経路決定用閉曲線より前景F側にある画素)(同図
(b)において左下がりの斜線を付してある部分)を抽
出し、その画素の画素値(以下、適宜、F境界画素値と
いう)を色分布形成部3−2Fに供給するとともに、背
景Bを構成する画素(経路決定用閉曲線より背景B側に
ある画素)(同図(b)において右下がりの斜線を付し
てある部分)を抽出し、その画素の画素値(以下、適
宜、B境界画素値という)を色分布形成部3−2Bに供
給するようになされている。
微小領域検出部3−1から供給される各微小領域ごとの
F境界画素値またはB境界画素値の、例えばRGB空間
などの色空間上における色分布を求め、重心検出部3−
3Fまたは3−3Bにそれぞれ供給するようになされて
いる。重心検出部3−3Fまたは3−3Bは、色分布形
成部3−2Fまたは3−2BからのF境界画素値または
B境界画素値の色分布の重心を求め、それぞれを、グレ
ー領域における画素の、前景Fまたは背景Bの画素値と
して(擬制して)、差分演算部3−4に供給するように
なされている。差分演算部3−4は、図18に示すよう
に、重心検出部3−3Fより供給されるF境界画素値の
色分布の重心から、重心検出部3−3Bより供給される
B境界画素値の色分布の重心を減算し、これを、微小領
域(あるいは、その微小領域に含まれる特徴点)におけ
る前景Fと背景Bとの差分F−B(前景Fと背景Bとの
画素値の差分)(従って、これもC’と同様、ベクトル
である)として出力するようになされている。
チャートを参照して説明する。まず最初に、ステップS
3−1では、微小領域検出部3−1において、特徴点お
よび経路決定用閉曲線に基づいて、図17で説明した微
小領域が検出され、さらに、その微小領域におけるF境
界画素値およびB境界画素値が抽出され、それぞれが、
色分布形成部3−2Fまたは3−2Bに供給される。
は、ステップS3−2において、ある微小領域における
F境界画素値またはB境界画素値のRGB空間上におけ
る色分布が求められ、重心検出部3−3Fまたは3−3
Bにそれぞれ供給され、ステップS3−3に進む。ステ
ップS3−3では、重心検出部3−3Fまたは3−3B
それぞれにおいて、F境界画素値またはB境界画素値の
色分布の重心が算出(検出)され、差分演算部3−4に
供給される。差分演算部3−4では、ステップS3−4
において、F境界画素値の色分布の重心と、B境界画素
値の色分布の重心との差分値が求められ、これが、微小
領域に含まれる特徴点における前景Fと背景Bとの差分
F−Bとして出力される。
る特徴点における前景Fと背景Bとの差分F−Bが得ら
れた後は、ステップS3−5に進み、微小領域検出部3
−1において検出されたすべての微小領域(特徴点検出
部2で検出されたすべての特徴点)について、差分F−
Bが求められたかどうかが判定される。ステップS3−
5において、差分F−Bが、まだ、すべての微小領域に
ついて求められていないと判定された場合、ステップS
3−2に戻り、差分F−Bが求められていない微小領域
を対象に、ステップS3−2以下の処理が行われる。一
方、ステップS3−5において、差分F−Bが、すべて
の微小領域について求められたと判定された場合、処理
を終了する。
背景Bとの差分(ベクトル)F−Bの方向は、エッジ強
度が最大となる方向に一致(ほぼ一致)し、従って、F
−Bの方向とC’の方向とは一致(ほぼ一致)する。
化C’から得られた経路決定用閉曲線(前景Fと背景B
との境界)から、微小領域を求め、この微小領域から、
差分F−Bを求めるようにしたが、F−B検出部3に
は、差分F−Bを、その他、例えば次のようにして求め
させるようにすることも可能である。即ち、例えば、F
−B検出部3に対しては、画像Cのフレームだけではな
く、その前後の、動画像を構成するフレームも時系列に
入力するようにし、F−B検出部3には、いま入力され
たフレームを、次のフレームが入力されるまで記憶させ
るようにする。さらに、F−B検出部3には、キー信号
を生成するための画像Cが入力された場合に、その画像
Cのフレームと、記憶していた、その1つ前のフレーム
とを、いわゆるブロックマッチングさせ、その結果およ
び必要ならばそれ以前のブロックマッチングの結果に基
づいて、前景Fと背景Bとの境界を検出させる。そし
て、その境界から推測される経路決定用閉曲線上の特徴
点を決定させ、図19のステップS3−1,S3−2に
おける場合と同様にして各特徴点を含む微小領域を検出
させる。その後、この検出した各微小領域ごとに、画像
Cを構成する前景Fまたは背景Bそれぞれの色分布を認
識させ、以下、図19のステップS3−3,S3−4に
おける場合と同様に、前景Fまたは背景Bそれぞれの色
分布の重心を求めさせ、さらに、背景Bの色分布の重心
の位置に対する背景Fの色分布の重心の位置の方向、お
よび両者の色空間上での距離、即ち、前景Fと背景Bと
の差分F−Bを求めさせる。
部3に対しては、経路決定用閉曲線および特徴点を供給
する必要がない。
用いて、前景Fと背景Bとの境界を検出する方法につい
ては、例えば特願平7−164792号などに、その詳
細が開示されている。
方法は、上述したような、画素値の変化C’を用いる方
法や、ブロックマッチングを用いる方法に限定されるも
のではなく、前景Fと背景Bとの境界の検出は、例えば
図27において後述するように、ユーザにより指示して
もらうことによって行うようにすることなども可能であ
る。さらに、前景Fと背景Bとの境界は、例えば、ユー
ザにより指示してもらう方法と、画素値の変化C’を用
いる方法とを併用して検出することも可能である。ま
た、前景Fと背景Bとの境界は、例えば、ユーザにより
指示してもらう方法と、ブロックマッチングを用いる方
法とを併用して検出するようにすることも可能である。
即ち、例えば、最初のフレームについては、前景Fと背
景Bとの境界を、ユーザに指示してもらい、その後のフ
レームについては、ブロックマッチングにより、前景F
と背景Bとの境界を検出するようにすることができる。
述した方法に限定されるものではなく、その他の方法を
用いることも可能である。
ステップS3の処理を行うようにしたが、特徴点検出部
2からF−B検出部3に対して、経路決定用閉曲線およ
び特徴点を供給する必要がない場合には、ステップS2
とS3の処理は、その逆の順序で行うようにすることも
できるし、同時に行うようにすることもできる。
のようにして求められた差分F−Bは、F−B検出部3
から積分値計算部4に供給される。積分値計算部4で
は、ステップS4において、変化検出部1からの画素値
の変化C’が、F−B検出部3からの差分F−Bの絶対
値|F−B|により規格化され、ステップS5に進み、
その規格値C’/|F−B|が、例えば、画素値の変化
C’を算出(検出)した方向などに沿って積分されるこ
とにより、キー信号αの骨組み部分が算出される。
画素値の変化C’と、キー信号の微分値α’との間には
比例関係があり、その比例定数は、画像Cを構成する前
景と背景との差分F−Bであること、即ち、式C’=
(F−B)α’が成立することから、キー信号は、次式
によって求めることができる。
(x,y)における画素に対するキー信号を意味し、F
(p)またはB(p)それぞれは、画像Cを構成する前
景Fまたは背景Bの、位置p(x,y)における画素の
画素値を意味する。さらに、C(p)は、画像Cを構成
する、位置p(x,y)における画素の画素値を意味す
る。なお、以下、適宜、関数の引数(p)の記載は省略
する。
右辺を構成するC’/|F−B|、即ちC’を|F−B
|で規格化した規格値が求められ、ステップS5では、
式(17)の右辺における積分、即ち、例えば、画素値
の変化C’を検出した方向に沿っての、規格値C’/|
F−B|の積分が行われる。C’をそのまま積分せず、
これを|F−B|で規格化したものを積分することで、
その結果得られる値、即ちαは、0乃至1の範囲の値を
とることになる。
いて、さらに説明する。いま、図20に示すように、画
像Cが存在するxy平面に、それと垂直なz軸を設けた
空間を考え、z軸方向に画素値をとると、その空間に
は、画素値でなる平面(曲面)Vが形成される。なお、
画像Cがカラーの画像であれば、画素値には、上述した
ようにRGBやYUVなどの3成分があるが、ここで
は、説明を簡単にするために、画素値が1成分でなると
する。
y平面と垂直な直線と、平面Vとの交点における勾配、
即ち、位置pにある画素の画素値C(p)の変化は、そ
の点C(p)から平面Vを見た場合の最大傾斜方向のベ
クトル(点C(p)における平面Vのgradientを計算す
ることにより得られるベクトル)として表すことができ
る。
無限小の大きさのボールを置いた場合に、そのボールが
転がっていく方向である。
ボールが、点C(p0)まで落下した(転がった)とし
た場合に、そのボールが、平面V上に描いた軌跡(経
路)をUとすると、式(17)の積分は、この経路(以
下、適宜、最大傾斜方向経路という)Uに沿っての積分
を意味し、また、式(17)は、この積分を行うこと
で、位置pにある画素に対するキー信号α(p)が求め
られることを意味している。
信号α(p0)が分かれば、式(17)から、次式にし
たがって、位置pにある画素に対するキー信号α(p)
を求めることができる。
Uに沿っての積分を意味する。
右辺の計算が行われることなどによって、キー信号(キ
ー信号の骨組み部分)が求められる。
も最大傾斜方向経路Uに沿って行う必要はない。即ち、
点C(p)から点C(p0)までの経路として、最大傾
斜方向経路Uでない経路U1(図20)に沿って積分を
行うことも可能である。即ち、式(18)の右辺の積分
は、最大傾斜方向経路U上の各点の勾配を積分すること
を意味するから、その他の経路U1に沿って積分してい
く場合には、その経路U1上の各点の勾配のうちの、最
大傾斜方向経路Uの方向の成分を積分(従って、この積
分も、結局は、最大傾斜方向経路Uに沿っての積分と同
一であるということができる)していくことで、最大傾
斜方向経路Uに沿って積分を行った場合と同一のキー信
号を求めることができる。
って積分を行う場合は、最大傾斜方向経路Uに沿って積
分を行う場合に比較して演算量が増加するので、積分
は、最大傾斜方向経路Uに、できるだけ沿って行うのが
好ましい。
の積分値計算部4の構成例を示している。特徴点検出部
2からの経路決定用閉曲線および特徴点は、積分経路決
定部4−1に供給されるようになされており、また、変
化検出部1からの画素値の変化C’およびF−B検出部
3からの差分F−Bは、規格化実行部4−2に供給され
るようになされている。
からの経路決定用閉曲線および特徴点に基づいて、式
(18)の積分を行うための積分経路を決定するように
なされている。即ち、積分経路決定部4−1は、図22
(a)に示すように、経路決定用閉曲線の法線方向の直
線であって、特徴点を通るものを、その特徴点について
の積分経路として決定する。以上のようにして求められ
た特徴点についての積分経路は、規格化実行部4−2お
よび積分実行部4−3に供給されるようになされてい
る。
は、ほぼ、最大傾斜方向経路Uに沿ったものとなる。
−1から供給される積分経路上にある画素の画素値の変
化C’を、差分F−Bの絶対値|F−B|で規格化した
規格値C’/|F−B|(規格化情報)を求め、積分実
行部4−3に供給するようになされている。積分実行部
4−3は、式(18)にしたがい、規格値C’/|F−
B|の積分を、積分経路決定部4−1からの積分経路に
沿って行い、これにより、その積分経路上のキー信号を
求めるようになされている。この積分経路上のキー信号
は、閉曲線生成部4−4に供給されるようになされてお
り、閉曲線生成部4−4は、積分実行部4−3より供給
されるキー信号から、後述するp1閉曲線およびp2閉
曲線を生成するようになされている。
(a)に示した積分経路に沿って、式(18)にしたが
った積分が行われることにより、その積分経路上のキー
信号αが得られるが、そのキー信号は、グレー領域と背
景Bとの境界で0となり、また、グレー領域と前景Fと
の境界で1となる。閉曲線生成部4−4では、図22
(a)に示すように、各積分経路上のキー信号が0とな
る点(α=0となる点)(以下、適宜、点p1という)
が求められるとともに、キー信号が1となる点(α=1
となる点)(以下、適宜、点p2という)が求められ、
各積分経路上の点p1またはp2どうしがそれぞれ接続
される。そして、図22(b)に示すように、点p1ど
うしを接続して得られる閉曲線がp1閉曲線として、ま
た、点p2どうしを接続して得られる閉曲線がp2閉曲
線として、それぞれ出力される。
びに閉曲線生成部4−4で得られたp1曲線およびp2
曲線は、キー信号生成部5(図7)に供給されるように
なされている。
チャートを参照して説明する。まず最初に、ステップS
4−1において、積分経路決定部4−1は、特徴点検出
部2から受信した特徴点のうちのいずれかを注目特徴点
とし、その注目特徴点を通る直線であって、特徴点検出
部2からの経路決定用閉曲線の法線方向のものを、その
注目特徴点についての積分経路として決定する。この注
目特徴点についての積分経路は、規格化実行部4−2お
よび積分実行部4−3に供給される。
実行部4−2において、積分経路決定部4−1からの積
分経路上にある画素の画素値の変化C’が、F−B検出
部3から供給される差分F−Bであって、注目特徴点を
含む微小領域(図17)から求められたものの絶対値|
F−B|で除算され、その結果得られる規格値C’/|
F−B|が、積分実行部4−3に供給される。積分実行
部4−3は、積分経路およびその積分経路上にある画素
についての規格値C’/|F−B|を受信すると、ステ
ップS4−3において、式(18)にしたがい、規格値
C’/|F−B|を、積分経路決定部4−1からの積分
経路に沿って積分し、これにより、その積分経路上のキ
ー信号αを算出する。このキー信号は、閉曲線生成部4
−4に供給される。
注目特徴点が、α=0.5となる点とみなされ、この注
目特徴点を始点として、式(18)の積分が行われる。
従って、ここでは、式(18)の積分は、α(p0)を
0.5として行われる。
路決定部4−1は、特徴点検出部2からの特徴点すべて
を、注目特徴点としたかどうかを判定する。ステップS
4−4において、特徴点検出部2からの特徴点すべて
を、まだ、注目特徴点としていないと判定された場合、
ステップS4−1に戻り、積分経路決定部4−1におい
て、まだ注目特徴点とされていない特徴点が、新たに注
目特徴点とされ、以下、上述した処理が繰り返される。
すべてを、注目特徴点としたと判定された場合、即ち、
特徴点検出部2から供給された各特徴点を通る積分経路
すべてに沿っての、式(18)の積分が行われ、これに
より、それらの積分経路上のキー信号(以下、適宜、キ
ー信号の骨組み部分という)が求められた場合、ステッ
プS4−5に進み、閉曲線生成部4−4において、p1
閉曲線およびp2閉曲線が生成され、処理を終了する。
4−3からの各積分経路上のキー信号から、点p1(α
=0の点)およびp2(α=1の点)を検出し、点p1
どうし、または点p2どうしを接続することで、p1閉
曲線またはp2閉曲線をそれぞれ生成する。
定部4−1から供給される積分経路に沿っての積分は、
例えば、その積分経路のうち、キー信号αが0となる点
(点p1)と、1となる点(点p2)との間の線分(以
下、適宜、経路線分という)、即ち、グレー領域内にあ
る積分経路を対象に行われるようになされている(これ
は、グレー領域以外の領域におけるキー信号αは、0ま
たは1のうちのいずれかの値をとるから、そのような領
域についてのαは、式(18)にしたがって求める必要
がないからである)。従って、積分実行部4−3では、
経路線分上におけるキー信号αだけが算出されるように
なされており、上述の骨組み部分とは、積分経路決定部
4−1から供給される積分経路すべてにおける経路線分
を意味する。
部4において得られたキー信号の骨組み部分、並びにp
1閉曲線およびp2閉曲線は、キー信号生成部5に供給
される。
いて、キー信号の骨組み部分に対して補間が行われ、こ
れにより、画像C全体に対応するキー信号が生成され、
処理を終了する。
例を示している。グレー領域内補間部5−1には、積分
値計算部4からキー信号の骨組み部分が、後述する0/
1割当部5−2からp1閉曲線およびp2閉曲線上のキ
ー信号が、それぞれ供給されるようになされており、グ
レー領域内補間部5−1は、図25(a)に斜線を付し
て示す、グレー領域のうちの、骨組み部分、p1閉曲
線、およびp2閉曲線を除く領域(骨組み部分、p1閉
曲線、およびp2閉曲線で囲まれる領域)におけるキー
信号の補間を行うようになされている。
上に配置し、そのxy平面に垂直な軸(α軸)をとった
xyα空間を示している。いま、このxyα空間におい
て、そのα軸方向に、画像C上の各点におけるキー信号
をプロットするものとすると、グレー領域内補間部5−
1に供給されるキー信号は、キー信号の骨組み部分(経
路線分上のキー信号)、並びにp1閉曲線上のキー信号
(p1閉曲線は、α=0の点である点p1が接続された
ものであるから、そこにおけるキー信号の値は0)およ
びp2閉曲線上のキー信号(p2閉曲線は、α=1の点
である点p2が接続されたものであるから、そこにおけ
るキー信号の値は1)であるから、経路線分上に、キー
信号の骨組み部分に対応する点がプロットされるととも
に、p1閉曲線またはp2曲線上に、α=0またはα=
1の点がそれぞれプロットされ、これにより、xyα空
間上に、同図(a)に太線で示すような枠(以下、適
宜、骨組み枠というが形成される。
組み枠の内部を補間する曲面Qを生成し、この曲面Qが
与えるαを、曲面Qをxy平面に射影したときに形成さ
れる領域(図25(a)において斜線を付してある部
分)(以下、適宜、パッチ領域という)内の各点におけ
るキー信号とするようになされている。
5(b)に示すように、p1閉曲線およびp2閉曲線、
並びに経路線分によって囲まれる領域、即ち、パッチ領
域すべてについて、上述したようなキー信号の補間を行
うようになされている。
ー信号(α=0)、p2閉曲線上のキー信号(α=
1)、および補間により得られたパッチ領域のキー信号
は、グレー領域内補間部5−1から合成部5−4に供給
されるようになされている。
からp1閉曲線およびp2閉曲線が供給されるようにな
されており、0/1割当部5−2は、p1閉曲線または
p2閉曲線上のキー信号αとして、それぞれ0または1
を割り当て、グレー領域内補間部5−1に供給するよう
になされている。グレー領域外補間部5−3には、p1
閉曲線およびp2閉曲線が供給されるようになされてお
り、グレー領域外補間部5−3は、図25(b)に示す
ように、画像Cの画枠とp1閉曲線とに挟まれる領域
(完全に、背景Bである領域)(以下、適宜、α0領域
という)内の各点におけるキー信号として0を補間する
とともに、p2閉曲線に囲まれる領域(完全に、前景F
である領域)(以下、適宜、α1領域という)内の各点
におけるキー信号として1を補間し、合成部5−4に供
給するようになされている。
1からのキー信号の骨組み部分、p1閉曲線上のキー信
号、p2閉曲線上のキー信号、および補間により得られ
たパッチ領域のキー信号、並びにグレー領域外補間部5
−3からのα0領域のキー信号、およびα1領域のキー
信号を合成し(画像Cの画枠内の、対応する位置に配置
し)、これにより、画像C全体に対応するキー信号を生
成するようになされている。
て、その動作について説明する。まず最初にステップS
5−1では、0/1割当部5−2において、p1閉曲線
またはp2閉曲線に0または1がそれぞれ割り当てら
れ、これにより、p1閉曲線上のキー信号とp2閉曲線
上のキー信号とが生成される。このp1閉曲線上のキー
信号およびp2閉曲線上のキー信号は、グレー領域内補
間部5−1に供給される。グレー領域内補間部5−1
は、0/1割当部5−2からp1閉曲線上のキー信号お
よびp2閉曲線上のキー信号を受信すると、ステップS
5−2において、図25(a)で説明したように、骨組
み枠を形成し、さらに、その骨組み枠内を補間する曲面
(補間曲面)Qを生成する。そして、グレー領域内補間
部5−1は、ステップS5−3に進み、その曲面Qに基
づいて、パッチ領域のキー信号を生成し、合成部5−4
に出力する。
ー領域外補間部5−3は、α0領域内の各点におけるキ
ー信号として0を補間するとともに、α1領域内の各点
におけるキー信号として1を補間し、合成部5−4に供
給する。そして、合成部5−4では、ステップS5−5
において、グレー領域内補間部5−1からのキー信号の
骨組み部分、p1閉曲線上のキー信号、p2閉曲線上の
キー信号、および補間により得られたパッチ領域のキー
信号、並びにグレー領域外補間部5−3からのα0領域
のキー信号、およびα1領域のキー信号が合成され、こ
れにより、画像C全体に対応するキー信号が生成され
る。そして、合成部5−4は、このキー信号(連続した
キー信号)を、例えば、前述したようにフィルタリング
することなどによって、画素単位のキー信号に変換し、
これを、画像Cから前景Fを抜き出し、また、その抜き
出した前景Fを他の画像に合成(キーイング)するため
のキー信号として出力し、処理を終了する。
プS5−1乃至S5−3の処理より先行して行うように
することもできるし、また、同時に行うようにすること
もできる。
域のキー信号を、骨組み枠を補間する曲面Qから得るよ
うにしたが、パッチ領域のキー信号は、その他、例えば
次のようにして求めるようにすることも可能である。即
ち、まず、グレー領域であって、経路線分、p1閉曲
線、またはp1閉曲線それぞれに隣接する点のキー信号
を、既に得られているキー信号の骨組み部分、p1閉曲
線上のキー信号、およびp2閉曲線上のキー信号に基づ
いて求め、以下、キー信号を求めた点に隣接する点のキ
ー信号を、既に求められているキー信号に基づいて求め
ていくようにすることが可能である。
ー信号の骨組み部分に対応する点をプロットすととも
に、p1閉曲線またはp2曲線上に、α=0またはα=
1の点をそれぞれプロットすることにより形成される骨
組み枠を補間する曲面Qから、パッチ領域のキー信号を
求めるようにしたが、パッチ領域のキー信号は、その
他、例えば、さらに、経路決定用閉曲線上に、α=0.
5の点をもプロットすることにより得られる枠を補間す
る曲面から求めるようにすることも可能である。
線、即ち、前景Fと背景Bとの境界を、画素値の変化
C’から求めるようにしたが、経路決定用閉曲線は、装
置の使用者(ユーザ)からの指示に基づいて求めるよう
にすることも可能である。
いて、経路決定用閉曲線を算出するキー信号生成装置の
構成例を示している。なお、図中、図7における場合と
対応する部分については、同一の符号を付してあり、以
下では、その説明は、適宜省略する。即ち、このキー信
号生成装置は、特徴点検出部2に代えて特徴点検出部1
2が設けられ、さらに、操作部11が新たに設けられて
いる他は、図7のキー信号生成装置と同様に構成されて
いる。
ペンや、マウスなどでなり、図示せぬディスプレイに表
示された画像Cを見ながら、その前景Fと背景Bとの境
界を指示するときに操作されるようになされており、そ
の操作に対応する操作信号は、特徴点検出部12に供給
されるようになされている。
作信号に基づいて、経路決定用閉曲線および特徴点を検
出するようになされている。即ち、図28は、特徴点検
出部12の構成例を示している。なお、図中、図13に
おける特徴点検出部2における場合と対応する部分につ
いては、同一の符号を付してあり、以下では、その説明
は、適宜省略する。即ち、特徴点検出部12は、境界検
出部2−1に代えて、細線化部12−1が設けられてい
る他は、特徴点検出部2と同様に構成されている。
される操作信号に基づいて、前景Fと背景Bとの境界に
対応する、ユーザにより指示された線(以下、適宜、指
示線という)を認識し、その細線化を行うことで、経路
決定用閉曲線を検出するようになされている。即ち、指
示線は、例えば、画像Cが表示されたディスプレイに、
その画像Cに重ねて表示されるようになされており、従
って、図29(a)に示すように、1画素以上の幅を有
する線となる。そこで、細線化部12−1は、このよう
な幅を有する指示線から、幅のない理想的な線としての
経路決定用閉曲線を求めるため、例えば図29(b)に
示すように、指示線を構成する画素の中心(同図(b)
において、×印で示す部分)からの距離の2乗誤差を最
小にする線(曲線)が、最小2乗法により求められ、こ
れが、経路決定用閉曲線とされる。
1から特徴点決定部2−2に供給されるようになされて
いる。
法に限定されるものではなく、その他の方法を用いるこ
とも可能である。即ち、例えば、指示線を構成する画素
を、外側のものから取り除いていくことで、幅が1画素
でなる細線を生成し、さらに、その細線を構成する画素
の中心を通る線を最も良く近似する線を求め、これを、
経路決定用閉曲線とするようにすることなどが可能であ
る。
では、ユーザによって操作部11が操作されることによ
り、前景Fと背景Bとの境界(境界を構成する画素)に
対応する指示線が指示されると、特徴点検出部12の細
線化部12−1において、その指示線の細線化が行われ
ることにより、経路決定用閉曲線が求められ、特徴点決
定部2−2に供給される。以下、図7における場合と同
様の処理が行われ、画像C全体に対応するキー信号αが
求められる。
ユーザの指示(指示線)に基づいて求められるので、そ
れを求めるのに、画素値の変化C’は必要なくなる。即
ち、この場合、変化検出部1から特徴点検出部12に対
し、画素値の変化C’を供給する必要はない。
で、差分F−Bを求め、これにより画素値の変化C’を
規格化した後に、キー信号を求めるようにしたが、キー
信号生成装置は、F−B検出部3を設けずに構成するこ
とが可能である。
号生成装置の他の実施例の構成を示している。なお、図
中、図7における場合と対応する部分については、同一
の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略
する。即ち、このキー信号生成装置は、F−B検出部3
が削除され、積分値計算部4に代えて、積分値計算部2
1が設けられている他は、図7のキー信号生成装置と同
様に構成されている。
量(大きさ)が所定の閾値K以上となる範囲(以下、適
宜、積分範囲という)において、その変化量を、例え
ば、画素値C’の変化を検出した方向などに沿って積分
し、その積分値に基づいて、キー信号(キー信号の骨組
み部分)を算出するようになされている。
最大傾斜方向経路U(但し、上述したように、経路自体
は、最大傾斜方向経路U以外の経路であっても良い)上
の点pのうち、グレー領域の境界上の点、即ち、キー信
号αが0または1となる点である点p1またはp2を求
める。具体的には、積分値計算部21は、例えば、図3
1(a)に示すように、変化検出部1より供給される画
素値の変化C’の大きさが、所定の閾値Kとなる2つの
点を求め、それぞれを点p1またはp2とする(例え
ば、背景B側から前景F側に、画素値の変化C’を見て
いった場合には、最初に、画素値の変化C’が閾値Kと
なる点が、点p1とされ、その後、画素値の変化C’が
閾値Kとなる点が、点p2とされる)。
大傾斜方向経路Uに沿って、点p1乃至p2の範囲(積
分範囲)の画素値C’の変化の積分値(定積分値)D
(定積分情報)を次式にしたがって算出する。
化C’を定積分値Dで規格化することにより、規格値
C’/Dを求め、この規格値C’/Dを、例えば、式
(20)にしたがって積分することで、点(位置)pの
画素に対するキー信号αを求める。
の差分F−Bの絶対値|F−B|に相当し、従って、こ
の定積分値Dにより、画素値の変化C’の規格化し、式
(20)による積分を行うようにすることで、図31
(b)に示すように、0乃至1の範囲の値をとるキー信
号αを、容易に得ることができる。なお、この場合、点
(位置)p1乃至p2の範囲(同図(b)において「有
効な幅」と記載してある部分)におけるキー信号αが得
られるが、その他の範囲、即ち、図中、点p1より左側
の範囲または点p2より右側の範囲におけるキー信号α
の値は、それぞれ0または1とされる(この0および1
の補間は、上述したように、キー信号生成部5において
行われる)。
B検出部3を設ける必要がないので、図7の場合に比較
して、装置を小型に構成することができる。
号生成装置の動作について説明する。まず最初に、ステ
ップS21では、変化検出部1において、図8のステッ
プS1における場合と同様にして、画像(入力画像)C
の画素間の画素値の変化C’が算出され、特徴点検出部
2および積分値計算部21に供給される。
値の変化C’を受信すると、ステップS22において、
図8のステップS2における場合と同様にして、経路決
定用閉曲線および特徴点を検出し、積分値計算部21に
出力する。
素値の変化C’を、特徴点検出部2より経路決定用閉曲
線および特徴点を、それぞれ受信すると、ステップS2
3において、例えば、図7の積分値計算部4における場
合と同様に積分経路を決定し、さらに、その積分経路上
において、図31(a)で説明したように、画素値の変
化C’の大きさが、所定の閾値Kとなる点p1およびp
2を求める。そして、積分値計算部21は、式(19)
にしたがって、点p1乃至p2の間にある、積分経路上
の点の画素値C’の変化量の積分値Dを算出し、ステッ
プS24に進む。ステップS24では、積分値計算部2
1は、その積分値Dで、画素値の変化C’を規格化し、
規格値C’/Dを算出する。その後、積分値計算部21
は、ステップS25において、積分経路(経路線分)を
構成する点pに対するキー信号、即ち、キー信号の骨組
み部分を、式(20)にしたがって求め、キー信号生成
部5に出力する。さらに、積分値計算部21は、図7の
積分値計算部4と同様に、p1閉曲線およびp2閉曲線
を生成し、キー信号生成部5に出力する。
おいて、図8のステップS6における場合と同様の処理
が行われ、これにより、画像C全体に対応するキー信号
αが生成されて、処理を終了する。
1の構成例を示している。
よび特徴点は、積分経路決定部21−1に、変化検出部
1からの画素値の変化C’は、積分経路決定部21、定
積分値算出部21−2、および規格化実行部21−3に
供給されるようになされている。なお、積分経路決定部
21−1には、さらに、図示せぬ回路より所定の閾値K
も供給されるようになされている。
経路決定用閉曲線に基づいて、図21の積分経路決定部
4−1における場合と同様にして、各特徴点を通る積分
経路を決定し、定積分値算出部21−2、規格化実行部
21−3、および積分実行部21−4に供給するように
なされている。さらに、積分経路決定部21−1は、各
特徴点を通る積分経路上の点pのうち、画素値の変化
C’の大きさが、所定の閾値Kとなる点、即ち、点p1
およびp2を求め、定積分値算出部21−2、積分実行
部21−4、および閉曲線生成部21−5に供給するよ
うにもなされている。
したがった演算を行うようになされている。即ち、定積
分値算出部21−2は、積分経路決定部21−1から供
給される各特徴点を通る積分経路に沿って、同じく積分
経路決定部21−1から供給される点p1からp2まで
の、画素値の変化C’の定積分を行い、その結果得られ
る、各積分経路ごとの積分値(定積分値)Dを、規格化
実行部21−3に供給するようになされている。
21−1からの各積分経路上の画素値の変化C’を、定
積分値算出部21−1から供給される、各積分経路につ
いて定積分値Dで規格化し、その結果得られる規格値
C’/Dを、積分実行部21−4に供給するようになさ
れている。
がった演算を行うようになされている。即ち、積分実行
部21−4は、積分経路決定部32からの各積分経路に
沿っての、規格化実行部21−3から供給される規格値
C’/Dの積分を行うようになされており、その結果得
られる各積分経路(経路線分)上の積分値としてのキー
信号の骨組み部分を出力するようになされている。な
お、積分実行部21−4において、各積分経路に沿って
積分は、式(20)によれば、積分経路決定部21−1
から供給される各積分経路上の点p1を始点として行わ
れるようになされているが、この積分は、点p2を始点
として行うことも可能である。
21−1より、すべての積分経路上の点p1およびp2
を受信すると、その点p1どうし、またはp2どうしを
接続することにより、それぞれp1閉曲線、またはp2
閉曲線を生成するようになされている。
て、その動作について説明する。積分値計算部21で
は、ステップS21−1において、積分経路決定部21
−1により、図23のステップS4−1における場合と
同様の処理が行われ、注目特徴点を通る積分経路が決定
され、定積分値算出部21−2、規格化実行部21−
3、および積分実行部21−4に供給される。さらに、
積分経路決定部21−1は、ステップS21−2におい
て、注目特徴点を通る積分経路上の点のうち、変化検出
部1より供給される画素値の変化C’の大きさが、所定
の閾値Kとなる点p1およびp2を検出し、定積分値算
出部21−2、積分実行部21−4、および閉曲線生成
部21−5に供給する。
部21−1より注目特徴点についての積分経路およびそ
の積分経路上の点p1およびp2を受信すると、ステッ
プS21−3において、式(19)にしたがい、その積
分経路に沿った、点p1からp2までの、画素値の変化
C’の積分を行い、その結果得られる定積分値Dを、規
格化実行部21−3に出力する。規格化実行部21−3
では、ステップS21−4において、注目特徴点につい
ての積分経路上の画素の画素値の変化C’が、定積分値
算出部21−2からの定積分値Dで規格化され、その結
果得られる規格値C’/Dが、積分実行部21−4に供
給される。
−5において、式(20)にしたがい、規格化実行部2
1−3からの規格値C’/Dが、例えば、積分経路決定
部21−1からの点p1を始点として、同じく積分経路
決定部4−1からの積分経路に沿って積分され、これに
より、その積分経路上のキー信号、即ち、キー信号の骨
組み部分が算出される。
経路決定部21−1は、特徴点検出部2からの特徴点す
べてを、注目特徴点としたかどうかを判定する。ステッ
プS21−6において、特徴点検出部2からの特徴点す
べてを、まだ、注目特徴点としていないと判定された場
合、ステップS21−1に戻り、積分経路決定部21−
1において、まだ注目特徴点とされていない特徴点が、
新たに注目特徴点とされ、以下、上述した処理が繰り返
される。
点すべてを、注目特徴点としたと判定された場合、即
ち、特徴点検出部2から供給された各特徴点を通る積分
経路すべてに沿っての、式(20)の積分が行われ、こ
れにより、それらの積分経路上のキー信号(キー信号の
骨組み部分)が求められた場合、ステップS21−7に
進み、閉曲線生成部21−5において、p1閉曲線およ
びp2閉曲線が生成され、処理を終了する。
決定部21−1より供給されたすべての積分経路上の点
p1どうし、またはp2どうしを接続することにより、
それぞれp1閉曲線、またはp2閉曲線を生成する。
は、図21における積分実行部4−3における場合と同
様に、積分経路のうちの経路線分のみを対象に行われる
ようになされている。
成装置の一実施例の構成を示している。
オテーププレーヤ、あるいはハードディスク装置などの
ディスクプレーヤなどで、所定の画像を再生して出力す
るようになされている。なお、ここでは、画像提供装置
61が再生する、前景または背景をそれぞれFまたはB
とする画像T1(第1の画像)が、キー信号生成装置6
4およびミキサ65に供給されるようになされており、
この画像T1が、キー信号を生成する対象とされてい
る。また、画像提供装置62が再生する画像T2(第2
の画像)は、ミキサ65に供給されるようになされてお
り、この画像T2に対し、画像T1の前景Fが合成され
るようになされている。さらに、画像提供装置63から
は、画像提供装置61が再生する画像T1の背景Bだけ
を撮影した画像T3が再生されるようになされている。
即ち、例えば、画像T1が、ある風景の中を、人物が歩
いている状態のものだとすると、その人物(前景F)を
排除した状態で、その風景(背景B)を撮影した画像T
3が、画像提供装置63からは再生されるようになされ
ている。この画像提供装置63が再生する画像T3は、
ミキサ65に供給されるようになされている。
または図30のキー信号生成装置と同様に構成されてお
り、上述したようにしてキー信号αを生成し、ミキサ6
5に出力するようになされている。ミキサ65は、キー
信号生成装置64からのキー信号αを用いて、そこに入
力される画像T1とT2とを合成するようになされてい
る。即ち、ミキサ65は、画像T1から前景Fを抜き出
し、その前景Fを、画像T2に合成(はめ込む)するよ
うになされている。
供装置61乃至63では、画像T1乃至T3がそれぞれ
再生され、ミキサ65に供給される。さらに、画像提供
装置61が再生する画像T1は、キー信号生成装置64
にも供給される。キー信号生成装置64では、上述した
ようにしてキー信号αが生成され、ミキサ65に出力さ
れる。ミキサ65では、キー信号αを用いて、そこに入
力される画像T1から前景Fが抜き出され、さらにその
前景Fが、画像T2に合成され、これにより、画像T2
に前景Fを合成した画像(合成画像)T4が生成され
る。
る各位値pの画素の画素値を、それぞれP(p)または
Q(p)と表すとするとともに、画像T1の前景または
背景を構成する各位置pの画素の画素値それぞれF
(p)またはB(p)とし、合成画像T4を構成する各
位置pの画素の画素値をR(p)とすると、次式が成立
する。 P(p)=αF(p)+(1−α)B(p) ・・・(21) R(p)=αF(p)+(1−α)Q(p) ・・・(22)
を、式(21)により除去すると、式(22)は、次の
ようになる。 R(p)=P(p)−(1−α)B(p)+(1−α)Q(p) ・・・(23)
て、合成画像T4が生成される。即ち、画素値P
(p),Q(p),B(p)は、画像提供装置61乃至
63それぞれからミキサ65に供給され、キー信号α
(p)も、キー信号生成装置64からミキサ65に供給
される。ミキサ65では、これらの各画素値およびキー
信号を用いて、式(23)の演算が行われ、これによ
り、画素値R(p)でなる画像T4、即ち、画像T2に
前景Fを合成した画像T4が生成される。
置(例えば、ビデオテープレコーダ、あるいはハードデ
ィスク装置などの書き込み可能なディスクレコーダな
ど)に供給されて記録される。
うに、正確なキー信号、即ちモーションブラーの影響を
考慮し、かつエイリアスを低減するキー信号が出力され
るので、これを用いて画像の合成を行った場合には、正
確な合成画像(見た目に違和感のない画像)を得ること
ができる。
63によって背景Bが提供されるから、キー信号生成装
置64が、F−B検出部3を有する図7または図27に
示したようなキー信号生成装置で構成される場合には、
同図において点線で示すように、背景Bを、キー信号生
成装置64に供給するようにし、キー信号生成装置64
には、この背景Bから、差分F−Bを求めさせるように
することが可能である。
は、画像提供装置62から得られ、キー信号αは、キー
信号生成装置64から得られるから、前景Fの画素値F
(p)がわかれば(画素値F(p)を推定することがで
きれば)、式(22)によっても、画像T2に前景Fを
合成した画像T4を生成することができる。
て、画像T4を生成する画像合成装置の一実施例の構成
を示している。なお、図中、図35における場合と対応
する部分については、同一の符号を付してあり、以下で
は、その説明は、適宜省略する。即ち、この画像合成装
置は、画像提供装置63またはミキサ65に代えて、情
報生成装置71またはミキサ72がそれぞれ設けられて
いる他は、図35の画像合成装置と同様に構成されてい
る。
が出力する画像T1が供給されるようになされている。
情報生成装置71は、画像T1から、その前景Fの画素
値F(p)を推定し(生成し)、ミキサ72に供給する
ようになされている。ミキサ72は、画像情報提供装置
61または62がそれぞれ出力する画像T1またはT2
(画素値P(p)またはQ(p))、キー信号生成装置
64が出力するキー信号α(p)、情報生成装置71が
出力する前景F(画素値F(p))を用い、式(22)
にしたがった演算を行うことにより、画像T2に前景F
を合成した画像T4を生成するようになされている。
は、画像提供装置61または62において、画像T1ま
たはT2がそれぞれ再生され、ミキサ72に供給され
る。さらに、画像提供装置61が再生する画像T1は、
情報生成装置71およびキー信号生成装置64にも供給
される。キー信号生成装置64では、上述したようにし
てキー信号αが生成され、ミキサ72に出力される。
ら、その前景Fの画素値F(p)が求められる。
例を示している。この情報生成装置71は、変化検出部
71−1、境界検出部71−2、境界分割部71−3、
色分布形成部71−4、重心検出部71−5から構成さ
れている。変化検出部71−1は、図7(図27または
図30)の変化検出部1と同様に構成されおり、境界検
出部71−2は、図13の境界検出部2−1と同様に構
成されている。また、微小領域検出部71−3、色分布
形成部71−4、または重心検出部71−5は、図16
の微小領域検出部3−1、色分布形成部3−2F、また
は重心検出部3−3Fとそれぞれ同様に構成されてい
る。但し、微小領域検出部71−3は、各微小領域につ
いての前景Fを構成する画素のみを抽出し、その画素の
画素値、即ち、F境界画素値のみを色分布形成部71−
4に供給するようになされている。
部71−1において、画像T1の画素値Pの変化P’が
求められ、境界検出部71−2において、その変化P’
に基づいて、経路決定用閉曲線および特徴点が求められ
る。さらに、微小領域検出部71−3において、各特徴
点を含む微小領域が検出され、その各微小領域につい
て、F境界画素値が抽出される。そして、色分布形成部
71−4において、各微小領域におけるF境界画素値
の、色空間上における色分布が求められ、さらに、重心
検出部71−5において、その色分布の重心が求めら
れ、それが、グレー領域における、各特徴点周辺にある
画素の、前景Fの画素値F(p)として出力される。
Fのうちの、グレー領域以外の部分(完全に、前景Fの
部分)については、その前景Fの画素値F(p)が、そ
のまま出力される。
提供装置61または62がそれぞれ出力する画素値P
(p)またはQ(p)、キー信号生成装置64が出力す
るキー信号α(p)、情報生成装置71が出力する画素
値F(p)を用い、式(22)にしたがって、画像T2
に前景Fを合成した画像T4の画素値R(p)が求めら
れる。
ることができる。
生成させるのではなく、背景Bを生成させるようにする
ことも可能である。この場合、ミキサ72には、情報生
成装置71によって生成される背景Bを用い、式(2
3)にしたがって、合成画像T4の画素値R(p)を求
めさせるようにすることが可能である。
画像の合成方法は、上述した方法に限定されるものでは
なく、他の合成方法を用いることも可能である。
よび21)において積分を行うようにしたが、この積分
に代えて、積分と等価な演算、即ち、積分を行う経路に
サンプル点を設定し、各サンプル点におけるサンプル値
を加算するようにすることも可能である。
るキー信号のうち、その骨組み部分以外については、補
間により求めるようにしたが、キー信号の骨組み部分以
外も、補間ではなく、例えば、式(18)や(20)に
よる積分を行うことで求めるようにすることが可能であ
る。
び請求項16に記載のキー信号生成方法によれば、画像
を構成する画素間の画素値の変化が検出され、その画素
値の変化に基づいて、キー信号が生成される。従って、
正確なキー信号を得ることが可能となる。
求項28に記載の画像合成方法によれば、第1の画像を
構成する画素間の画素値の変化が検出され、その画素値
の変化に基づいて、キー信号が生成される。そして、そ
のキー信号を用いて、第1の画像の前景画像と、第2の
画像の背景画像とが合成される。従って、正確な合成画
像を得ることが可能となる。
られることを示す図である。
を説明するための図である。
を示す図である。
ー信号αを示す図である。
的なテクスチャが一様であると考えられることを示す図
である。
が生じることを示す図である。
例の構成を示すブロック図である。
のフローチャートである。
である。
フローチャートである。
ための図である。
ク図である。
めの図である。
めのフローチャートである。
ク図である。
するための図である。
ための図である。
めのフローチャートである。
図である。
ク図である。
めの図である。
めのフローチャートである。
ック図である。
ための図である。
ためのフローチャートである。
施例の構成を示すブロック図である。
ロック図である。
ための図である。
施例の構成を示すブロック図である。
ための図である。
ためのフローチャートである。
ロック図である。
ためのフローチャートである。
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
ロック図である。
の図である。
る。
R,1−2G,1−2B1次微分値計算部, 1−3
ベクトル合成部, 2 境界検出部, 2−2特徴点決
定部, 3 F−B検出部, 3−1 微小領域検出
部, 3−2F,3−2B 色分布形成部, 3−3
F,3−3B 重心検出部, 3−4 差分演算部,
4 積分値計算部, 4−1 積分経路決定部, 4−
2 規格化実行部, 4−3 積分実行部, 4−4
閉曲線生成部, 5 キー信号生成部, 5−1 グレ
ー領域内補間部, 5−2 0/1割当部, 5−3
グレー領域外補間部, 5−4 合成部, 11 操作
部, 12 特徴点検出部,12−1 細線化部, 2
1 積分値計算部, 21−1 積分経路決定部,21
−2 定積分値算出部, 21−3 規格化実行部,
21−4 積分実行部, 21−5 閉曲線生成部,
61乃至63 情報提供装置, 64 キー信号生成装
置, 65 ミキサ, 71 情報生成装置, 72
ミキサ,71−1 変化検出部, 71−2 境界検出
部, 71−3 微小領域検出部, 71−4 色分布
形成部, 71−5 重心検出部
Claims (30)
- 【請求項1】 画像からキー信号を生成するキー信号生
成装置において、 上記画像を構成する画素間の画素値の変化を検出する変
化検出手段と、 上記変化検出手段より出力される上記画素値の変化に基
づいて、上記キー信号を生成するキー信号生成手段とを
有することを特徴とするキー信号生成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のキー信号生成装置にお
いて、 上記キー信号生成手段は、上記画像にモーションブラー
が生じている場合に、そのモーションブラーを反映した
上記キー信号を生成することを特徴とするキー信号生成
装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のキー信号生成装置にお
いて、 上記キー信号生成手段は、上記画像にエイリアスが生じ
ている場合に、そのエイリアスの影響を低減する上記キ
ー信号を生成することを特徴とするキー信号生成装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載のキー信号生成装置にお
いて、 上記画像は、前景画像と背景画像とからなり、 上記前景画像と背景画像との差分を検出し、その差分を
示す差分情報を出力する差分検出手段をさらに有し、 上記変化検出手段は、上記画素値の変化を示す変化情報
を出力し、 上記キー信号生成手段は、上記差分情報および変化情報
に基づいて、上記キー信号を生成することを特徴とする
キー信号生成装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載のキー信号生成装置にお
いて、 上記キー信号生成手段は、上記画素値の変化を示す変化
情報を積分することにより、上記キー信号を生成するこ
とを特徴とするキー信号生成装置。 - 【請求項6】 請求項4に記載のキー信号生成装置にお
いて、 上記キー信号生成手段は、 上記差分情報により、上記変化情報を規格化し、その結
果得られる規格化情報を出力する規格化手段と、 所定の積分経路に沿って、上記規格化情報を積分する積
分実行手段とを備えることを特徴とするキー信号生成装
置。 - 【請求項7】 請求項6に記載のキー信号生成装置にお
いて、 上記所定の積分経路は、上記変化検出手段により上記画
素値の変化が検出された方向に沿った経路であることを
特徴とするキー信号生成装置。 - 【請求項8】 請求項1に記載のキー信号生成装置にお
いて、 上記変化検出手段は、上記画素値の変化を示す変化情報
を出力し、 上記キー信号生成手段は、上記変化情報が所定の閾値以
上となる範囲である積分範囲において、その変化情報を
積分することにより、上記キー信号を生成することを特
徴とするキー信号生成装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載のキー信号生成装置にお
いて、 上記キー信号生成手段は、所定の積分経路に沿って上記
変化情報を積分することを特徴とするキー信号生成装
置。 - 【請求項10】 請求項9に記載のキー信号生成装置に
おいて、 上記所定の積分経路は、上記変化検出手段により上記画
素値の変化が検出された方向に沿った経路であることを
特徴とするキー信号生成装置。 - 【請求項11】 請求項8に記載のキー信号生成装置に
おいて、 上記キー信号生成手段は、 上記積分範囲を検出する範囲検出手段と、 上記積分範囲において、上記変化情報を所定の積分経路
に沿って積分し、その積分範囲における上記変化情報の
定積分情報を生成する定積分情報生成手段と、 上記定積分情報により、上記変化情報を規格化し、その
結果得られる規格化情報を出力する規格化手段と、 上記規格化情報を積分することにより、上記キー信号を
生成する積分実行手段とを備えることを特徴とするキー
信号生成装置。 - 【請求項12】 請求項11に記載のキー信号生成装置
において、 上記所定の積分経路は、上記変化検出手段により上記画
素値の変化が検出された方向に沿った経路であることを
特徴とするキー信号生成装置。 - 【請求項13】 少なくとも前景画像および背景画像か
らなる第1の画像と、少なくとも背景画像からなる第2
の画像とを受信し、上記第1の画像の前景画像と、上記
第2の画像の背景画像とを合成する画像合成装置におい
て、 上記第1の画像を構成する画素間の画素値の変化を検出
する変化検出手段と、 上記変化検出手段より出力される上記画素値の変化に基
づいて、キー信号を生成するキー信号生成手段と、 上記キー信号生成手段により生成された上記キー信号を
用いて、上記第1の画像の前景画像と、上記第2の画像
の背景画像とを合成する合成手段とを有することを特徴
とする画像合成装置。 - 【請求項14】 請求項13に記載の画像合成装置にお
いて、 上記第1の画像の前景画像と背景画像との差分を検出
し、その差分を示す差分情報を出力する差分検出手段を
さらに有し、 上記変化検出手段は、上記画素値の変化を示す変化情報
を出力し、 上記キー信号生成手段は、上記差分情報および変化情報
に基づいて、上記キー信号を生成することを特徴とする
画像合成装置。 - 【請求項15】 請求項13に記載の画像合成装置にお
いて、 上記変化検出手段は、上記画素値の変化を示す変化情報
を出力し、 上記キー信号生成手段は、上記変化情報が所定の閾値以
上となる範囲である積分範囲において、その変化情報を
積分することにより、上記キー信号を生成することを特
徴とする画像合成装置。 - 【請求項16】 画像からキー信号を生成するキー信号
生成方法において、 上記画像を構成する画素間の画素値の変化を検出し、 上記画素値の変化に基づいて、上記キー信号を生成する
ことを特徴とするキー信号生成方法。 - 【請求項17】 請求項16に記載のキー信号生成方法
において、 上記画像にモーションブラーが生じている場合に、その
モーションブラーを反映した上記キー信号を生成するこ
とを特徴とするキー信号生成方法。 - 【請求項18】 請求項16に記載のキー信号生成方法
において、 上記画像にエイリアスが生じている場合に、そのエイリ
アスの影響を低減する上記キー信号を生成することを特
徴とするキー信号生成方法。 - 【請求項19】 請求項16に記載のキー信号生成方法
において、 上記画像は、前景画像と背景画像とからなり、 上記前景画像と背景画像との差分を検出して、その差分
を示す差分情報を出力し、 上記画素値の変化を示す変化情報と、上記差分情報とに
基づいて、上記キー信号を生成することを特徴とするキ
ー信号生成方法。 - 【請求項20】 請求項16に記載のキー信号生成方法
において、 上記画素値の変化を示す変化情報を積分することによ
り、上記キー信号を生成することを特徴とするキー信号
生成方法。 - 【請求項21】 請求項19に記載のキー信号生成方法
において、 上記差分情報により、上記変化情報を規格化し、その結
果得られる規格化情報を出力し、 所定の積分経路に沿って、上記規格化情報を積分するこ
とにより、上記キー信号を生成することを特徴とするキ
ー信号生成方法。 - 【請求項22】 請求項21に記載のキー信号生成方法
において、 上記所定の積分経路は、上記画素値の変化が検出された
方向に沿った経路であることを特徴とするキー信号生成
方法。 - 【請求項23】 請求項16に記載のキー信号生成方法
において、 上記画素値の変化を示す変化情報が所定の閾値以上とな
る範囲である積分範囲において、その変化情報を積分す
ることにより、上記キー信号を生成することを特徴とす
るキー信号生成方法。 - 【請求項24】 請求項23に記載のキー信号生成方法
において、 所定の積分経路に沿って上記変化情報を積分することに
より、上記キー信号を生成することを特徴とするキー信
号生成方法。 - 【請求項25】 請求項24に記載のキー信号生成方法
において、 上記所定の積分経路は、上記画素値の変化が検出された
方向に沿った経路であることを特徴とするキー信号生成
方法。 - 【請求項26】 請求項23に記載のキー信号生成方法
において、 上記積分範囲を検出し、 上記積分範囲において、上記変化情報を所定の積分経路
に沿って積分して、その積分範囲における上記変化情報
の定積分情報を生成し、 上記定積分情報により、上記変化情報を規格化し、その
結果得られる規格化情報を出力し、 上記規格化情報を積分することにより、上記キー信号を
生成することを特徴とするキー信号生成方法。 - 【請求項27】 請求項26に記載のキー信号生成方法
において、 上記所定の積分経路は、上記画素値の変化が検出された
方向に沿った経路であることを特徴とするキー信号生成
方法。 - 【請求項28】 少なくとも前景画像および背景画像か
らなる第1の画像と、少なくとも背景画像からなる第2
の画像とを受信し、上記第1の画像の前景画像と、上記
第2の画像の背景画像とを合成する画像合成方法におい
て、 上記第1の画像を構成する画素間の画素値の変化を検出
し、 上記画素値の変化に基づいて、キー信号を生成し、 そのキー信号を用いて、上記第1の画像の前景画像と、
上記第2の画像の背景画像とを合成することを特徴とす
る画像合成方法。 - 【請求項29】 請求項28に記載の画像合成方法にお
いて、 上記第1の画像の前景画像と背景画像との差分を検出
し、 その差分を示す差分情報、および上記画素値の変化を示
す変化情報に基づいて、上記キー信号を生成することを
特徴とする画像合成方法。 - 【請求項30】 請求項28に記載の画像合成方法にお
いて、 上記画素値の変化を示す変化情報が所定の閾値以上とな
る範囲である積分範囲において、その変化情報を積分す
ることにより、上記キー信号を生成することを特徴とす
る画像合成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09787896A JP3804836B2 (ja) | 1995-05-12 | 1996-04-19 | キー信号生成装置および画像合成装置、並びにキー信号生成方法および画像合成方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11348295 | 1995-05-12 | ||
| JP7-113482 | 1995-05-12 | ||
| JP09787896A JP3804836B2 (ja) | 1995-05-12 | 1996-04-19 | キー信号生成装置および画像合成装置、並びにキー信号生成方法および画像合成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0937153A true JPH0937153A (ja) | 1997-02-07 |
| JP3804836B2 JP3804836B2 (ja) | 2006-08-02 |
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ID=26439018
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09787896A Expired - Fee Related JP3804836B2 (ja) | 1995-05-12 | 1996-04-19 | キー信号生成装置および画像合成装置、並びにキー信号生成方法および画像合成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3804836B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000353239A (ja) * | 1999-04-26 | 2000-12-19 | Adobe Syst Inc | 不確定なピクセルからなる領域における固有のピクセル色の識別 |
| JP2001250119A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-09-14 | Sony Corp | 信号処理装置および方法、並びに記録媒体 |
| JP2002190028A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-05 | Sony Corp | 信号処理装置および方法、並びに記録媒体 |
| JP2003018564A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-17 | Sony Corp | 通信装置および方法、通信システム、記録媒体、並びにプログラム |
| US7792361B2 (en) | 1999-04-26 | 2010-09-07 | Adobe Systems Incorporated | Identifying intrinsic pixel colors in a region of uncertain pixels |
| US8164638B2 (en) | 2001-06-27 | 2012-04-24 | Sony Corporation | Communication system and method thereof |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP09787896A patent/JP3804836B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000353239A (ja) * | 1999-04-26 | 2000-12-19 | Adobe Syst Inc | 不確定なピクセルからなる領域における固有のピクセル色の識別 |
| US7792361B2 (en) | 1999-04-26 | 2010-09-07 | Adobe Systems Incorporated | Identifying intrinsic pixel colors in a region of uncertain pixels |
| JP2001250119A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-09-14 | Sony Corp | 信号処理装置および方法、並びに記録媒体 |
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| JP2003018564A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-17 | Sony Corp | 通信装置および方法、通信システム、記録媒体、並びにプログラム |
| US8164638B2 (en) | 2001-06-27 | 2012-04-24 | Sony Corporation | Communication system and method thereof |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3804836B2 (ja) | 2006-08-02 |
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