JPH0937214A - 順次走査変換方法及び順次走査変換装置 - Google Patents

順次走査変換方法及び順次走査変換装置

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JPH0937214A
JPH0937214A JP7178482A JP17848295A JPH0937214A JP H0937214 A JPH0937214 A JP H0937214A JP 7178482 A JP7178482 A JP 7178482A JP 17848295 A JP17848295 A JP 17848295A JP H0937214 A JPH0937214 A JP H0937214A
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Application number
JP7178482A
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English (en)
Inventor
恵一 ▲くず▼本
Keiichi Kuzumoto
Tsutomu Muraji
努 連
Satoshi Hirotsune
聡 広常
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to US08/761,431 priority patent/US5796437A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 斜めエッジや斜め線に対しても有効な走査線
補間を行うことができる順次走査変換方法および順次走
査変換装置を提供することを目的とする。 【構成】 インターレース走査の映像信号を順次走査の
映像信号に変換する場合には、原画素選択回路101
が、画素値の差分絶対値を求める原画素の組の候補を、
補間画素を中心とした点対称関係の原画素の組のうちか
ら選択し、これらの画素値の差分絶対値を求め、原画素
のエッジ情報に基づいて、これらの差分絶対値を補正
し、補正された差分絶対値が最小となる原画素の組を検
出し、この原画素の組に基づいて、フィルタ回路108
が補間画素を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターレース走査の
映像信号を順次走査の映像信号に変換する順次走査変換
方法および順次走査変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、2:1インターレース走査(飛び
越し走査)の映像信号を1:1順次走査の映像信号に変
換する順次走査変換技術における順次走査変換装置とし
ては、IDTV(improved definiti
on television)受信回路に採用されてい
る動き適応型走査線補間回路がある。動き適応型走査線
補間回路の詳細については、参考文献、テレビジョン学
会編、テレビジョン画像情報工学ハンドブック、P.8
99〜P.900(1990)に説明されている。その
内、ライン走査線補間回路として、隣接走査線をそのま
ま用いる2度書きライン走査線補間回路と、隣接走査線
の平均を用いる平均ライン走査線補間回路とが提案され
ている。また、特開平6−153169号公報には、斜
めエッジの解像度劣化を防ぐ目的で相関性の高い斜め方
向に画素値を平均するライン走査線補間回路が開示され
ている。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来の順次走
査変換装置の動作について説明する。
【0004】図6はディスプレイ上に表示した画像を見
た図である。a〜tはインターレース走査の映像信号を
表示した原ライン上の原画素であり、p0〜p9は順次
走査の映像信号を得るために作成する補間ライン上の補
間画素である。ここで、原画素の画素値(ディスプレイ
上の輝度値に相当)を、a=b=c=d=e=100、
f=g=h=i=j=0、k=l=m=100、n=o
=p=q=r=s=t=0とする。図6に示す画像はf
−nの傾きを持つ斜めエッジ(以下、f−nエッジと略
称する)であり、f−nエッジより左上方向が白色、右
下方向が黒色である。このような場合に、上記に示す3
方式の回路で補間した場合の画素値を考える。
【0005】まず、2度書きライン走査線補間回路の場
合は、隣接走査線をそのまま用いるため、補間画素の画
素値は、p0=p1=p2=p3=p4=100、p5
=p6=p7=p8=p9=0となり補間ラインが作成
される。次に、平均ライン走査線補間回路の場合は、隣
接走査線の平均を用いるため、補間画素の画素値は、p
0=p1=p2=100、p3=p4=50、p5=p
6=p7=p8=p9=0となる。また、相関性の高い
斜め方向に画素値を平均するライン走査線補間回路の場
合は、相関性の評価を補間画素を中心とした垂直方向お
よび斜め方向の原画素間の差分値によって行い、この差
分値が最も小さくなる方向を相関性の高い方向とし、そ
の方向の原画素の平均値を補間画素の画素値とする。そ
のとき評価する方向は、垂直方向を中心として、左右に
5方向を考える。したがって、p0=p1=100とな
り、p2はc−m方向または、d−l方向のいずれかを
選択しp2=100、p3はe−m方向を選択しp3=
100、p4はf−n方向を選択しp4=0、p5=p
6=0となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の3方式によるライン走査線補間回路を用い
た順次走査変換装置では、画像のエッジ部分において、
以下のような画質劣化が発生するという問題点を有して
いた。
【0007】2度書きライン走査線補間回路の場合、図
6に示すようなf−nエッジで、p3=p4=100、
すなわち白色となるためにギザギザが生じる。その結
果、インターレース表示の時に発生していたラインフリ
ッカは全く軽減されない。
【0008】平均ライン走査線補間回路の場合、p3=
p4=50、すなわち灰色となる。その結果、ラインフ
リッカは若干軽減されるものの、斜め方向の解像度が劣
化しf−nエッジにボケが生じる。
【0009】これらに対して、相関性の高い斜め方向に
画素値を平均するライン走査線補間回路の場合、p3=
100、p4=0となりf−nエッジが完全に補間され
る。ところが、図7に示す画像のような斜め線Aの場
合、p0、p1、p2、p3、p5、p6、p7、p
8、p9の補間画素の画素値は100となるが、p4は
b−r方向、c−q方向、d−p方向、d−p方向、f
−n方向、h−l方向ともに原画素の差分値、すなわち
相関性の評価結果が等しくなり方向が特定できない。た
とえ、このような場合、中間的な方向を選択するような
アルゴリズムにしていたとしても、d−p方向を選択す
ることでp3の画素値は100となる。p5も同様に、
c−s方向、d−r方向、e−q方向、g−o方向、i
−m方向の相関性の評価結果が等しくなり、p4=10
0となる。その結果、斜め線Aは切断されてしまい、全
く補間されない。
【0010】図7の斜め線Aの場合、平均ライン走査線
補間回路の方が、p4=p5=50となりボケは生じる
ものの切断は起こらない。以上のように、相関性の高い
斜め方向に画素値を平均するライン走査線補間回路は、
比較的面積の大きな図形の斜めエッジ部分には非常に有
効に補間が行われるが、細い斜め線に対しては有効に補
間できない場合が発生する。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決し、面によ
って生じた斜めエッジや斜め線に対しても有効な走査線
補間を行うことができる順次走査変換方法および順次走
査変換装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の順次走査変換装置は、インターレース走査
の映像信号を順次走査の映像信号に変換するに際し、前
記インターレース走査の1フィールドの映像信号を格子
状にサンプリングした原画素に基づいて、前記変換のた
めの補間画素を作成する順次走査変換装置において、作
成する前記補間画素を中心とした点対称関係の原画素の
組を選択する原画素選択手段と、前記原画素選択手段に
より選択された原画素の組の画素値の相関値を算出する
相関値算出手段と、前記原画素の組の各原画素における
エッジ情報を検出するエッジ情報検出手段と、前記エッ
ジ情報検出手段で検出されたエッジ情報を用いて、前記
相関値算出手段で算出された相関値を補正する相関値補
正手段と、前記相関値補正手段から得られる補正された
相関値のうち、最も相関性が高い原画素の組の傾き方向
を検出する傾き検出手段と、前記変換のための補間画素
を作成するフィルタ手段とを備え、前記傾き検出手段で
検出された前記傾き方向の所定数の原画素に基づいて、
前記フィルタ手段により、前記変換のための補間画素を
作成するよう構成する。
【0013】
【作用】本発明の構成によると、インターレース走査の
映像信号を順次走査の映像信号に変換する場合には、画
素値の相関値を求める原画素の組の候補を、補間画素を
中心とした点対称関係の原画素の組のうちから選択し、
各原画素の組において、画素値の相関値を算出し、各原
画素の組のそれぞれの原画素のエッジ情報に基づいて、
相関値を補正し、その補正された相関値が最も高い相関
性を示す原画素の組に基づいて補間画素を作成する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例の順次走査変換方法及
び順次走査変換装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0015】はじめに、本実施例の順次走査変換方法に
ついて説明する。図4にディスプレイ上に表示した補間
画素を中心とした2次元画像を示し、図4に基づいて、
補間画素を中心とした垂直方向および斜め方向の定義を
説明する。図4に示すような2次元画像に対しては、エ
ッジ情報は、水平方向及び垂直方向の2次元的な広がり
を持つ。しかしながら、2次元のエッジ情報について
は、水平方向のエッジ情報、垂直方向のエッジ情報それ
ぞれ1次元のエッジ情報に分解できるため、説明簡略化
のために、1次元のエッジ情報について説明する。図5
に1次元のエッジ情報の種類を示し、図5に基づいて、
エッジ情報の定義を説明する。また、図6に示すディス
プレイ上に表示された2次元画像に基づいて、本実施例
の順次走査変換方法の補間画素作成手順を説明する。
【0016】図4において、順次走査変換信号を得るた
めの補間画素をp、インターレース走査の映像信号を格
子状にサンプルした原画素をa〜nとする。補間画素p
に対して、垂直方向に存在する原画素d、kの方向を傾
き0、右に1画素分傾斜した方向に存在する原画素e、
jの方向を傾き+1と定義する。同様に、原画素f、i
の方向を傾き+2、原画素g、hの方向を傾き+3、原
画素c、lの方向を傾き−1、原画素b、mの方向を傾
き−2、原画素a、nの方向を傾き−3と定義する。
【0017】図5において、a、bは、インターレース
走査の映像信号を、水平方向に対しては、ドットクロッ
クfs(MHz)で、垂直方向に対しては、ラインクロ
ックfh(kHz)で、格子状にサンプルした原画素に
おける画素値(ディスプレイ上の輝度値に相当する)で
ある。原画素aは、水平方向に対しては、原画素bに対
して、1ドットクロック前の画素、垂直方向に対して
は、1ライン前の画素にあたる。原画素bにおけるエッ
ジ情報Edge(b)を、原画素bの画素値に対する原
画素aの画素値の差分値として定義する。また、原画素
bの画素値が、原画素aの画素値より大きい場合、すな
わち、エッジ情報Edge(b)が正の場合をエッジ
1、原画素bの画素値が、原画素aの画素値より小さい
場合、すなわち、エッジ情報Edge(b)が負の場合
をエッジ2、原画素bの画素値と原画素aの画素値とに
差がない場合、すなわち、エッジ情報Edge(b)が
0の場合をエッジ3と定義する。エッジ1及びエッジ2
においては、エッジ情報Edge(b)の絶対値が大き
いほど、エッジの傾きが大きくなり、小さいほど、エッ
ジの傾きが小さくなる。すなわち、エッジの傾きが大き
いということは、その画像は急峻なエッジを有し、エッ
ジの傾きが小さいということは、緩やかなエッジを有す
ることを意味する。
【0018】図6において、a〜tはインターレース走
査の映像信号を格子状にサンプルした原画素、p0〜p
9は順次走査の映像信号を得るために作成する補間ライ
ン上の補間画素である。ここで、原画素の画素値(ディ
スプレイ上の輝度値に相当する)を、a=b=c=d=
e=100、f=g=h=i=j=0、k=l=m=1
00、n=o=p=q=r=s=t=0とする。図6に
示す画像は、f−nの傾きを持つ斜めエッジ(以下、f
−nエッジと略称する)であり、f−nエッジより左上
方向が白色、右下方向が黒色である。
【0019】このような画像に対して、順次、補間画素
p0〜p9を作成していくが、作成手順は次のようなス
テップで行う。
【0020】ステップ1においては、傾き−3〜+3ま
での合計7方向を傾き候補とする。ステップ2において
は、ステップ1で特定した7つの傾き候補の方向に存在
し、補間画素を中心とした点対称関係にある原画素の組
の差分絶対値をそれぞれ求める。ステップ3において
は、差分絶対値を求めた原画素について、エッジ情報を
求める。エッジ情報は、水平方向に対しては、1クロッ
ク前の原画素との差分値を、垂直方向に対しては、1ラ
イン前の原画素との差分値をそれぞれ求める。ステップ
4においては、ステップ2で求めた差分絶対値に対し
て、ステップ3で求めたエッジ情報に基づいて、補正を
行う。差分絶対値を求めたのと同様に、ステップ1で特
定した7つの傾き候補の方向に存在し、補間画素を中心
とした点対称関係にある原画素の組の水平方向、垂直方
向のエッジ情報の差分絶対値をそれぞれ求める。斜めエ
ッジが存在する方向における原画素においては、原画素
の画素値が類似しているばかりではなく、エッジ情報に
ついても類似している。また、エッジ情報の類似性にお
いては、エッジの有無について考えた場合、エッジ有の
場合の方が類似性、すなわち相関性が高いはずである。
また、エッジの方向性までもが類似していれば、一層相
関性が高くなるはずである。このような理由から、エッ
ジ有で、方向性までもが類似している場合、エッジ情報
差分絶対値を求める原画素のエッジ情報が、図5のエッ
ジ1同士やエッジ2同士のような場合、エッジ情報の差
分絶対値に対してある値αを減算するような補正を施
し、エッジ無の場合、すなわち図5のエッジ3のような
場合、エッジ情報の差分絶対値に対する補正は施さな
い。以上のように求められたエッジ情報の差分絶対値を
ステップ2で求めた差分絶対値に加算する。ステップ5
においては、ステップ4で補正された差分絶対値が最小
となる原画素の組を、最も相関性の高い原画素の組とし
て評価する。最小となる組が1つに特定できない場合
は、傾き0である原画素の組を採用する。ステップ6に
おいては、ステップ5で求めた最も相関性の高い原画素
の組の画素値を平均して、補間画素の画素値とする。
【0021】以上のようなステップ1〜ステップ6の手
順に従って、補間画素p0〜p9の画素値を求める。
【0022】まず、補間画素p3の作成手順について、
図6を参照しながら、詳しく説明する。まず、傾き−3
〜+3までの合計7方向を傾き候補とする。以上7つの
傾き候補の原画素の組は、傾き−3のa、qと、傾き−
2のb、pと、傾き−1のc、oと、傾き0のd、n
と、傾き+1のe、mと、傾き+2のf、lと、傾き+
3のg、kとになる。7つの傾き候補の原画素の組それ
ぞれで差分絶対値を求めると、傾き−3〜0及び傾き+
2〜+3では100、傾き+1のみ0となる。原画素a
〜g、k〜qにおけるエッジ情報であるが、原画素a〜
e、k〜m、p〜qについては、水平方向、垂直方向と
もに、差分値は0で、原画素f及びnについては、水平
方向、垂直方向ともに、差分値は−100、原画素g及
びoについては、水平方向は0、垂直方向は−100と
なる。7つの傾き候補の原画素の組におけるエッジ情報
の差分絶対値は、傾き−3〜−2、+1については水平
方向、垂直方向ともに0、傾き−1〜0及び+3につい
ては水平方向は0であるが、垂直方向は100、傾き+
2については水平方向、垂直方向ともに100となる。
これらのエッジ情報差分絶対値それぞれを、7つの傾き
候補の原画素の組それぞれの差分絶対値に加算すると、
傾き−3〜−2は変わらずに100、傾き−1〜0、+
3は垂直方向のエッジ情報差分値が加算されて200、
傾き+1は変わらずに0、傾き+2は水平方向、垂直方
向のエッジ情報差分値が加算されて300、傾き0及び
+2は200、傾き+1は0となる。以上から、このよ
うにエッジ情報により補正された差分絶対値のうち最小
となるのは、傾き+1の原画素eと原画素mの組とな
る。したがって、補間画素p3の画素値は、原画素eと
原画素mの画素値の平均値である100となる。
【0023】以下、同様の手順で補間画素p4、p5も
作成される。補間画素p4については、7つの傾き候補
の原画素の組は、傾き−3のb、rと、傾き−2のc、
qと、傾き−1のd、pと、傾き0のe、oと、傾き+
1のf、nと、傾き+2のg、mと、傾き+3のh、l
とになる。7つの傾き候補の原画素の組それぞれで差分
絶対値を求めると、傾き−3〜0及び傾き+2〜+3で
は100、傾き+1のみ0となる。エッジ情報差分絶対
値で補正を行う。しかしながら、補間画素p4の作成に
おいては、傾き+1に対しては、原画素f及び原画素n
のエッジ情報が、水平方向、垂直方向ともに図4のエッ
ジ2であるため、水平方向、垂直方向のエッジ情報それ
ぞれに対してエッジ情報の差分絶対値からある値αを減
算する。ここでは、説明簡便化のために、α=5とする
が、αは正の数であれば、どのような数でもよい。この
ようなことから、傾き+1に対するエッジ情報差分絶対
値は、水平方向のエッジ情報、垂直方向のエッジ情報そ
れぞれに対して5が減算されるから、−10となる。ま
た、傾き−3〜−1、+3は100、傾き0及び+2は
200となる。以上から、傾き+1の原画素fと原画素
nの組が採用され、補間画素p4の画素値は、原画素f
と原画素nの画素値の平均値である0となる。補間画素
p5については、エッジ情報により補正された原画素間
差分絶対値は、傾き−3〜−1、+3では100、傾き
0、+2では200、傾き+1では−5となり、傾き+
1の原画素gと原画素oの組が採用され、補間画素p5
の画素値は、原画素gと原画素oの画素値の平均値であ
る0となる。他の補間画素p0〜p2、p6〜p9につ
いても同様の手順で作成され、補間画素p0〜p2の画
素値は100、補間画素p6〜p9の画素値は0とな
る。
【0024】以上のようにしてf−nエッジが完全に補
間される。図7に示す画像のように、斜め線Aの場合の
補間画素p0〜p9を求める。
【0025】まず、補間画素p3〜p6に対する補間画
素作成手順について述べる。補間画素p3については、
原画素間差分絶対値は、傾き−3〜−2、+1は0、傾
き−1〜0、+2〜+3は100となる。これに対して
エッジ情報による補正を施すと、傾き−3に対しては原
画素aはエッジ無であるが、原画素qは垂直方向に図4
のエッジ1が存在するため100が加算されて100、
傾き−2に対しては原画素bはエッジ無であるが、原画
素pは垂直方向、水平方向ともにエッジ1が存在するた
め200が加算されて200、傾き−1に対しては原画
素cはエッジ無であるが、原画素oは垂直方向にエッジ
2が存在するため100が加算されて200、傾き0に
対しては原画素dはエッジ無であるが、原画素nは垂直
方向、水平方向ともにエッジ2が存在するため200が
加算されて300、傾き+1に対しては原画素e、原画
素mともにエッジ無であるため、変わらず0、傾き+2
に対しては原画素fは垂直方向、水平方向ともにエッジ
2が存在し、原画素lはエッジ無であるため200が加
算されて300、傾き+3に対しては原画素gは垂直方
向にのみエッジ2が存在し、原画素kはエッジ無である
ため100が加算されて200となる。以上から、傾き
+1である原画素eと原画素mの組が採用され、補間画
素p3の画素値は、原画素eと原画素mの画素値の平均
値である100となる。
【0026】補間画素p4については、原画素間差分絶
対値は、傾き−3〜−1、+1、+3は0、傾き0、+
2は100となる。これに対してエッジ情報による補正
を施すと、傾き−3に対しては変わらずに0、傾き−2
に対しては原画素cはエッジ無であるが、原画素qは垂
直方向にエッジ1が存在するため100が加算されて1
00、傾き−1に対しては原画素dはエッジ無である
が、原画素pは垂直方向、水平方向ともにエッジ1が存
在するため200が加算されて200、傾き0に対して
は、原画素eはエッジ無であるが、原画素oは垂直方向
にエッジ2が存在するため100が加算されて200、
傾き+1に対しては、原画素fは垂直方向、水平方向と
もにエッジ2が存在し、原画素nも同様に垂直方向、水
平方向ともにエッジ2が存在するため10が減算されて
−10、傾き+2に対しては原画素gは垂直方向にのみ
エッジ2が存在し、原画素mはエッジ無であるため10
0が加算されて200となり、傾き+3に対しては原画
素hは垂直方向、水平方向ともにエッジ1が存在し、原
画素lはエッジ無であるため200が加算されて200
となる。以上から、傾き+1である原画素fと原画素n
の組が採用され、補間画素p4の画素値は、原画素fと
原画素nの画素値の平均値である0となる。
【0027】補間画素p5については、エッジ情報によ
る補正後の原画素間差分絶対値は、傾き−3、−2が
0、傾き−1が100、傾き0が500、傾き+1が−
5、傾き+2が500、傾き+3が100となり、傾き
+1である原画素gと原画素oの組が採用され、補間画
素p5の画素値は、原画素gと原画素oの画素値の平均
値である0となる。
【0028】補間画素p6については、エッジ情報によ
る補正後の原画素間差分絶対値は、傾き−3、−2が
0、傾き−1が300、傾き0が300、傾き+1が−
10、傾き+2が300、傾き+3が300となり、傾
き+1である原画素hと原画素pの組が採用され、補間
画素p6の画素値は、原画素hと原画素pの画素値の平
均値である100となる。
【0029】他の補間画素p0〜p2、p7〜p9につ
いても同様の手順で作成され、補間画素p0〜p2、p
7〜p9の画素値は100となる。
【0030】以上のようにして斜め線Aが完全に補間さ
れる。さらに、図8に示す画像のように、斜め線Aより
傾斜のきつい斜め線Bの場合の補間画素p0〜p9を求
める。
【0031】まず、補間画素p3〜p6に対する補間画
素作成手順について述べる。補間画素p3については、
原画素間差分絶対値は、傾き−3〜−1、+2は0、傾
き0〜+1、+3は100となる。これに対してエッジ
情報による補正を施すと、傾き−3に対しては原画素a
はエッジ無であるが、原画素qは垂直方向に図4のエッ
ジ1が存在するため100が加算されて100、傾き−
2に対しては原画素b、原画素pともにエッジ無である
ため変わらず0、傾き−1に対しては原画素cはエッジ
無であるが、原画素oは水平方向にエッジ1が存在する
ため100が加算されて100、傾き0に対しては原画
素dはエッジ無であるが、原画素nは垂直方向にエッジ
2が存在するため100が加算されて200、傾き+1
に対しては原画素eはエッジ無であるが、原画素mは垂
直方向、水平方向ともにエッジ2が存在するため200
が加算されて300、傾き+2に対しては原画素f、原
画素lともにエッジ無であるため変わらず0、傾き+3
に対しては原画素gは垂直方向、水平方向ともにエッジ
2が存在し、原画素kはエッジ無であるため200が加
算されて300となる。この場合、傾き−2と傾き+2
の差分絶対値がともに0となり、特定することできない
ため、傾き−2である原画素bと原画素pの組、傾き+
2である原画素fと原画素lの組のどちらも採用する。
補間画素p3の画素値は、原画素b、原画素p、原画素
f、原画素lの合計4画素の画素値の平均値である10
0となる。
【0032】補間画素p4については、原画素間差分絶
対値は、傾き−3〜0、+2は0、傾き+1、+3は1
00となる。これに対してエッジ情報による補正を施す
と、傾き−3に対しては原画素bはエッジ無であるが、
原画素rは垂直方向にエッジ1が存在するため100が
加算されて100、傾き−2に対しては原画素cはエッ
ジ無であるが、原画素qは垂直方向にエッジ1が存在す
るため100が加算されて100、傾き−1に対しては
原画素d、原画素pともにエッジ無であるため変わらず
に0、傾き0に対しては、原画素eはエッジ無である
が、原画素oは水平方向にエッジ1が存在するため10
0が加算されて100、傾き+1に対しては、原画素f
はエッジ無であるが、原画素nは垂直方向にエッジ2が
存在するため100が加算されて200、傾き+2に対
しては原画素gは垂直方向、水平方向ともにエッジ2が
存在し、原画素mは同様に垂直方向、水平方向ともにエ
ッジ2が存在するため10が減算されて−10、傾き+
3に対しては原画素hは垂直方向にエッジ2が存在し、
原画素lはエッジ無であるため100が加算されて20
0となる。以上から、傾き+2である原画素gと原画素
mの組が採用され、補間画素p4の画素値は、原画素g
と原画素mの画素値の平均値である0となる。
【0033】補間画素p5については、エッジ情報によ
る補正後の原画素間差分絶対値は、傾き−3が0、傾き
−2が100、傾き−1が100、傾き0が0、傾き+
1が400、傾き+2が−5、傾き+3が400とな
り、傾き+2である原画素hと原画素nの組が採用さ
れ、補間画素p5の画素値は、原画素hと原画素nの画
素値の平均値である0となる。
【0034】補間画素p6については、エッジ情報によ
る補正後の原画素間差分絶対値は、傾き−3が0、傾き
−2が0、傾き−1が100、傾き0が300、傾き+
1が200、傾き+2が−5、傾き+3が200とな
り、傾き+2である原画素iと原画素oの組が採用さ
れ、補間画素p6の画素値は、原画素iと原画素oの画
素値の平均値である100となる。
【0035】他の補間画素p0〜p2、p7〜p9につ
いても同様の手順で作成され、補間画素p0〜p2、p
7〜p9の画素値は100となる。
【0036】以上のようにして斜め線Bが完全に補間さ
れる。以上の方法により、面によって生じた斜めエッジ
や斜め線に対しても有効な走査線補間を行うことができ
る。
【0037】なお、上記の実施例では、補間画素の画素
値を求める際に、最も相関性が高いと判断された補間方
向に存在する補間画素に最も近い原画素の画素値を平均
したが、補間方向に存在する原画素の画素数を増やすこ
とで、さらに、高精度に補間画素の画素値を求めること
ができる。すなわち、補間方向に存在する上方2ライン
上の2つの原画素と下方2ライン上の2つの原画素の合
計4つの原画素の画素値に、それぞれ所定の係数を掛け
合わせ加算することで補間画素の画素値を求めればよ
い。
【0038】さらに、相関性の評価を原画素の画素値の
差分値より行ったが、原画素の画素数を増やすことも、
同様に実施できる。
【0039】次に、本実施例の順次走査変換装置につい
て説明する。この順次走査変換装置の説明を行う前に、
まず、後で用いる傾き方向について、図3にしたがって
定義する。
【0040】図3は、順次走査の映像信号を得るための
補間信号を中心にして、フィールド内のインターレース
走査の映像信号を2次元で見た図である。図3におい
て、補間信号をp、インターレース走査の映像信号を原
信号a〜nとする。補間信号pに対して垂直方向に存在
する原信号d、kの方向を傾き0、右に1画素分傾斜し
た方向に存在する原信号e、jの方向を傾き+1、原信
号f、iの方向を傾き+2、原信号g、hの方向を傾き
+3、原信号c、lの方向を傾き−1、原信号b、mの
方向を傾き−2、原信号a、nの方向を傾き−3と定義
する。
【0041】図1に、順次走査変換方法を実現するため
の本実施例の順次走査変換装置の要部の構成図を示し、
図2に、第1の実施例としてのフィールド内補間回路1
14の動作の詳細を説明するためのブロック図を、図3
に、第2の実施例としてのフィールド内補間回路114
の動作の詳細を説明するためのブロック図を示す。
【0042】図1において、入力信号は、2:1インタ
ーレース走査の映像信号をサンプリング周波数fs(M
Hz)でサンプリングしたディジタル映像信号(原信
号)であり、出力信号は、サンプリング周波数が2×f
s(MHz)の1:1順次走査の映像信号である。
【0043】入力信号が1Hメモリ(1Hはインターレ
ース走査の映像信号の1ラインに相当)110、11
1、112で遅延され、(y−1)ライン、yライン、
(y+1)ライン、(y+2)ラインの4ライン上の原
信号が同時に得られる。それぞれのライン上の原信号は
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)107に記憶さ
れる。同時に、原信号選択回路101では、yラインと
(y+1)ラインの原信号から傾き候補となる原信号が
選択される。選択された傾き候補の原信号間での相関値
を、相関値算出回路102で算出する。それと同時に、
エッジ情報検出回路103では、yライン及び(y+
1)ラインの原信号それぞれの水平方向及び垂直方向の
エッジ情報を検出する。検出されたエッジ情報に基づい
て、相関値算出回路102で算出された相関値に対して
補正を相関値補正回路104で施す。補正が施された相
関値は傾き検出回路105に入力され、最も相関性の高
い傾き方向が検出され、補間方向として出力される。検
出された補間方向は、アドレス算出回路106に入力さ
れる。
【0044】アドレス算出回路106は、補間信号を算
出するために必要な原信号が記憶されているRAM10
7のアドレスを算出する。補間信号を算出するために必
要な原信号は、(y−1)ライン、yライン、(y+
1)ライン、(y+2)ライン上にあり、算出する補間
信号を中心として、傾き検出回路105で検出された補
間方向の4つの原信号である。アドレス算出回路106
によって、RAM107から呼び出だされた4つの原信
号は、フィルタ手段としてのフィルタ回路108でフィ
ルタ係数メモリ109の所定の係数と重み付け加算さ
れ、補間信号となって時間軸変換回路113へ入力され
る。時間軸変換回路113では、原信号と補間信号がそ
れぞれ2倍に時間軸圧縮され、1ライン毎に交互に出力
することで順次走査の映像信号が得られる。
【0045】次に、図2を用いて、第1の実施例として
のフィールド内補間回路114の動作について詳細に説
明する。
【0046】図2において、1Hメモリ111で遅延さ
れた入力信号は、yライン上の原信号であり、1D遅延
器(1Dはインターレース走査の1画素に相当)201
〜206で遅延され、原信号a〜gが得られる。原信号
a〜gは図4に示す原ラインy上のa〜gに相当する。
1Hメモリ112で遅延された入力信号は、(y+1)
ライン上の原信号であり、1D遅延器208〜213で
遅延され、原信号h〜nが得られる。原信号h〜nは図
4に示す原ライン(y+1)上のh〜nに相当する。減
算器221〜227によって、図4に示す傾き−3〜+
3の原信号の組に対する差分値を求める。求められた差
分値を絶対値回路228により絶対値化し、相関性を示
す相関値として、相関値補正回路229〜235に入力
する。
【0047】一方、yライン上の原信号の水平方向のエ
ッジ情報を、減算器236〜242を用いて、隣接原信
号との差分値として算出する。また、(y+1)ライン
上の原信号の水平方向のエッジ情報も、減算器243〜
249を用いて、差分値を算出する。yライン上の原信
号の水平方向のエッジ情報と、(y+1)ライン上の原
信号の水平方向のエッジ情報に基づいて、絶対値回路2
28で算出された相関値を、相関値補正回路229〜2
35で補正する。
【0048】相関値補正回路229〜235における相
関値の補正処理内容は、傾き−3〜+3の原信号の組に
対する差分値を算出する場合と同様に、傾き−3〜+3
の原信号の組それぞれに対応する水平方向のエッジ情報
の差分値を算出する。算出された水平方向のエッジ情報
の差分値を絶対値化し、この差分絶対値に基づいて、相
関値の補正を行う。相関値の補正は、相関値に対して水
平方向のエッジ情報の差分絶対値を加算するだけである
が、水平方向のエッジ情報の差分絶対値が小さい場合、
補正方法が若干異なる。エッジ情報の差分絶対値が小さ
いということは、同様のエッジが存在していることを意
味する。しかしながら、同じエッジ情報の差分絶対値が
小さくとも、エッジの有無により、相関性の意味合いが
若干異なる。エッジ情報の差分絶対値が同じで、一方
は、エッジ無、もう一方は、エッジ有の場合、隣接した
原信号間で、エッジの傾き、すなわちエッジの方向性を
検索している以上、エッジ有の場合の方が、相関性が高
いはずである。このようなことから、エッジ情報の差分
絶対値が小さくて、エッジ有の場合は、そのエッジ情報
の差分絶対値が加算された相関値からある値αを減算す
る。この処理内容に即した回路構成であれば、どのよう
な構成であってもよい。また、この相関値補正回路をル
ックアップテーブルメモリで構成したとしても、同様の
効果が得られる。
【0049】このように相関値補正回路229〜235
において補正された相関値は、垂直方向のエッジ情報に
より補正を行う相関値補正回路250〜256に入力さ
れる。
【0050】また、yライン上の原信号の垂直方向のエ
ッジ情報を、減算器257〜263を用いて、yライン
上の原信号の直上に位置する(y−1)ライン上の原信
号との差分値として算出する。さらに、(y+1)ライ
ン上の原信号の垂直方向のエッジ情報を、減算器264
〜270を用いて、差分値を算出する。yライン上の原
信号の垂直方向のエッジ情報と、(y+1)ライン上の
原信号の垂直方向のエッジ情報に基づいて、水平方向の
エッジ情報により補正された相関値を、相関値補正回路
250〜256で補正する。
【0051】相関値補正回路250〜256における相
関値の補正処理内容は、水平方向エッジ情報による相関
値補正処理内容と同様である。
【0052】評価回路271では、水平方向エッジ情報
及び垂直方向エッジ情報により補正された相関値Dr-3
〜Dr3の最小値が評価される。相関値Dr-3が最小値と
して評価された場合は、補間方向は、図4に示す傾き−
3であり、補間方向Pとして−3が出力される。以下同
様に、相関値Dr-2の場合は、補間方向P=−2、相関
値Dr-1の場合は、補間方向P=−1、相関値Dr0の場
合は、補間方向P=0、相関値Dr1の場合は、補間方向
P=1、相関値Dr2の場合は、補間方向P=2、相関値
Dr3の場合は、補間方向P=3が出力される。
【0053】アドレス算出回路272は、補間方向Pを
うけて、RAM273〜276のアドレスを算出する。
RAM273には(y−1)ライン上の原信号、RAM
274にはyライン上の原信号、RAM275には(y
+1)ライン上の原信号、RAM276には(y+2)
ライン上の原信号が記憶されており、補間方向Pに存在
する4つの原信号のアドレスを算出する。アドレス算出
回路272によって、RAM273〜276から呼び出
だされた4つの原信号は、それぞれ乗算器277〜28
0でフィルタ係数メモリ281の所定の係数が掛けあわ
せられ、加算器282で加算されて補間信号が得られ
る。
【0054】図6に示す画像のp3を求める過程を用い
て具体的な動作を説明する。p3を求めるときの原信号
a〜gは図6のa〜gに、原信号h〜nは図6のk〜q
に一致する。傾き−3のaとn、傾き−2のbとm、傾
き−1のcとl、傾き0のdとk、傾き+1のeとj、
傾き+2のfとi、傾き+3のgとhそれぞれ原信号の
組の差分値を減算器221〜227で算出し、絶対値回
路228で絶対値化する。絶対値回路228から出力さ
れる差分絶対値、すなわち相関値は、傾き−3〜0及び
傾き+2〜+3では100、傾き+1のみ0となる。
【0055】一方、yライン上の原信号a〜gの水平方
向のエッジ情報は、減算器236〜242で算出され、
原信号a〜e、gは0、原信号fのみ−100となる。
(y+1)ライン上の原信号h〜nの水平方向のエッジ
情報は、減算器243〜249で算出され、原信号l〜
n、h〜jは0、原信号kのみ−100となる。
【0056】相関値補正回路229〜235において、
傾き−3〜+3に応じた原信号の水平方向のエッジ情報
の差分絶対値を求める。傾き−3〜−1、+1、+3に
おいて、エッジ情報の差分絶対値は0となり、傾き0、
+2においては、100となる。ここで求めた水平方向
のエッジ情報の差分絶対値を絶対値回路228から出力
される相関値に加算する。傾き−3〜−1、+1、+3
においては、yライン上の原信号も(y+1)ライン上
の原信号も水平方向にはエッジが存在しないため、相関
値の値には変化がないが、傾き0、+2においては、ど
ちらか一方のラインの原信号に水平方向のエッジが存在
するため、水平方向のエッジ情報の差分絶対値を加算さ
れ、傾き0、+2ともに200となる。
【0057】yライン上の原信号a〜gの垂直方向のエ
ッジ情報は、減算器257〜263で算出され、原信号
a〜eは0、原信号f〜gは−100となる。(y+
1)ライン上の原信号h〜nの垂直方向のエッジ情報
は、減算器264〜270で算出され、原信号m〜n、
h〜jは0、原信号k〜lは−100となる。
【0058】相関値補正回路250〜256において、
傾き−3〜+3に応じた原信号の垂直方向のエッジ情報
の差分絶対値を求める。傾き−3〜−2、+1は0、傾
き−1〜0、+2〜+3は100となる。ここで求めた
垂直方向のエッジ情報の差分絶対値を、相関値補正回路
229〜235で補正された相関値に加算すると、傾き
−3〜−2は100、傾き−1、+3は200、傾き
0、+2は300、傾き+1は0となる。
【0059】評価回路271では、相関値補正回路25
0〜256で補正された相関値Dr- 3〜Dr3の最小値の
評価を行うと、傾き+1の相関値Dr1=0が評価され、
補間方向Pとして1が出力される。
【0060】アドレス算出回路272では、補間方向P
=1をうけて、p3を中心として、傾き+1の方向にあ
る4つの原信号のアドレスを算出する。アドレス算出回
路272によって、RAM273〜276から呼び出だ
された4つの原信号は、それぞれ掛け算器277〜28
0でフィルタ係数メモリ281の所定の係数が掛けあわ
せられ、加算器282で加算されて補間信号が得られ
る。
【0061】係数メモリ281の係数として、例えば、
乗算器277に0を、乗算器278に0.5を、乗算器
279に0.5を、乗算器280に0を、それぞれ用い
れば、補間方向Pに上下2ライン上に存在する原信号の
平均値補間され、また、乗算器277に−0.212
を、乗算器278に0.637を、乗算器279に0.
637を、乗算器280に−0.212を、それぞれ用
いれば、補間方向Pに3次畳み込み内挿補間される。ど
ちらの補間係数を用いた場合でも補間信号p3=100
となる。
【0062】同様にして、p4を求める。上記と同様
に、傾き−3〜+3の原信号の組の相関値を求める。水
平方向のエッジ情報の差分絶対値を求めると、全て0と
なる。しかしながら、傾き−3〜0、+2〜+3におい
ては、yライン上の原画素及び(y+1)ライン上の原
画素には、エッジが存在しないが、傾き+1において
は、yライン上、(y+1)ライン上ともに、類似した
エッジが存在する。そのため、傾き+1の相関値対して
のみ、ある値α1を減算する。ここでは、α1=5とし
て説明を続ける。よって、水平方向のエッジ情報により
補正された相関値は、傾き−3〜0、+2〜+3は10
0、傾き+1は−5となる。続いて、減算器257〜2
63で垂直方向のエッジ情報を求め、それぞれの傾きに
対する垂直方向エッジ情報の差分絶対値を求めると、傾
き−3〜−1、+1、+3は0、傾き0、+2は100
となる。この差分絶対値を水平方向のエッジ情報により
補正された相関値に加算すると、傾き−3〜−1、+3
は100、傾き0、+2は200、傾き+1は−5とな
る。傾き+1に対しては、yライン上の原信号、(y+
1)ライン上の原信号にそれぞれにエッジが存在し、類
似しているため、相関値に対して、ある値α2を減算す
る。ここでも、水平方向エッジ情報による相関値補正と
同様、α2=5として説明を続ける。よって、相関値
は、傾き+1のみ−10となる。以上のように求められ
た相関値Dr-3〜Dr3の最小値を評価すると、相関値Dr
1が最小となり、評価回路271からは補間方向Pとし
て1が出力される。その求めた相関値を、yライン上の
原信号の水平方向及び垂直方向のエッジ情報と(y+
1)ライン上の原信号の水平方向及び垂直方向のエッジ
情報との差分絶対値により、補正すると、相関値Dr-3
〜Dr3は、傾き−3〜−1、+3では100、傾き+1
では−10、傾き0及び+2では200となる。従っ
て、相関値Dr1が最小となり、評価回路271からは補
間方向Pとして1が出力される。その結果、p4を中心
とした傾き+1の方向に存在する原信号よりp4=0と
なる。
【0063】次に、図3を用いて、第2の実施例として
のフィールド内補間回路114の動作について詳細に説
明する。
【0064】第2の実施例においては、入力信号、補間
方向に対する原信号の差分絶対値算出、垂直方向のエッ
ジ情報算出については、図2の第1の実施例と同様であ
る。
【0065】図3において、1Hメモリ111で遅延さ
れた入力信号は、yライン上の原信号であり、1D遅延
器(1Dはインターレース走査の1画素に相当)301
〜306で遅延され、原信号a〜gが得られる。原信号
a〜gは図4に示す原ラインy上のa〜gに相当する。
1Hメモリ112で遅延された入力信号は、(y+1)
ライン上の原信号であり、1D遅延器307〜312で
遅延され、原信号h〜nが得られる。原信号h〜nは図
4に示す原ライン(y+1)上のh〜nに相当する。減
算器319〜325によって、図4に示す傾き−3〜+
3の原信号の組に対する差分値を求める。求められた差
分値を絶対値回路326により絶対値化し、相関性を示
す相関値として、相関値補正回路327〜333に入力
する。
【0066】一方、yライン上の原信号の垂直方向のエ
ッジ情報を、減算器335〜341を用いて、直上に位
置する(y−1)ライン上の隣接原信号との差分値とし
て算出する。また、(y+1)ライン上の原信号の垂直
方向のエッジ情報も、減算器342〜348を用いて、
差分値を算出する。以上、yライン上の原信号の垂直方
向のエッジ情報と、(y+1)ライン上の原信号の垂直
方向のエッジ情報とに基づいて、絶対値回路326で算
出された相関値を、相関値補正回路327〜333で補
正する。
【0067】相関値補正回路327〜333における相
関値の補正処理内容は、傾き−3〜−1、+1〜+3に
ついては、第1の実施例の垂直方向のエッジ情報におけ
る補正手段と同様である。
【0068】相関値補正回路327〜329、331〜
333で補正された相関値、すなわち、傾き−3〜−
1、+1〜+3の相関値については、評価回路349に
入力されるが、相関値補正回路330、すなわち、傾き
0の相関値については、傾き0の原画素の組の垂直方向
エッジ情報を用いて、補正を行う。
【0069】斜めエッジの補間においては、垂直方向の
エッジ情報のみでも、十分な補間信号が得られる。しか
しながら、図9に示す垂直線ように、水平方向のエッジ
のみの画像では、垂直方向のエッジ情報のみによる相関
値の補正では、所望の補間方向が特定できないばかり
か、誤った補間方向が選択されて、大きな画質劣化を生
じる可能性がある。垂直方向エッジ情報のみによる相関
値の補正を図9のような画像に対して施した場合、補間
画素p3においては、傾き−1、+1を除いて、垂直方
向エッジ情報による補正後の相関値は0となり、傾き方
向を特定することができない。傾き−3〜−2、+2〜
+3を用いて補間画素p3を作成する場合は、p3=1
00となり、所望の値である0とは大きく異なる。ま
た、傾き−3〜−2、0。+2〜+3に属する原画素の
平均値を補間画素p3の画素値とした場合でも、p3=
80となり、この値も所望の値とは大きく異なるものと
なる。
【0070】そこで、本実施例では、傾き0の原画素の
組の垂直方向エッジ情報により、相関値補正回路330
で補正された相関値を、もう一度、相関値補正回路33
4で補正する。その処理内容について、以下に、詳しく
説明する。
【0071】相関値補正回路327〜333において
は、垂直方向エッジが存在し、垂直方向エッジ情報の相
関性が高い場合は、絶対値回路326で算出された相関
値に対して、ある値αを減算する補正処理を施す。相関
値補正回路334では、傾き0の原画素の組の各原画素
に垂直方向エッジが存在せず、垂直方向エッジ情報の相
関性が高い場合は、相関値補正回路330で補正された
相関値に対して、ある値βを減算する。傾き0の原画素
の組に限定した場合、垂直方向エッジが存在せずに、垂
直方向エッジ情報の相関性が高い場合は、補間画素は、
ある画像の内部に存在している可能性が高い。そのよう
な理由から、傾き0における相関値に対してのみ、ある
値βを減算する。
【0072】評価回路349では、相関値補正回路32
7〜329で垂直方向エッジ情報により補正された相関
値Dr-3〜Dr-1、相関値補正回路331〜333で垂直
方向エッジ情報により補正された相関値Dr1〜Dr3、相
関値補正回路330と相関値補正回路334で垂直方向
エッジ情報により補正されたDr0の最小値が評価され、
最適な補間方向Pが出力される。
【0073】アドレス算出回路350は、補間方向Pを
うけて、RAM351〜354のアドレスを算出する。
RAM351には(y−1)ライン上の原信号、RAM
352にはyライン上の原信号、RAM353には(y
+1)ライン上の原信号、RAM354には(y+2)
ライン上の原信号が記憶されており、補間方向Pに存在
する4つの原信号のアドレスを算出する。アドレス算出
回路350によって、RAM351〜354から呼び出
だされた4つの原信号は、それぞれ乗算器355〜35
8でフィルタ係数メモリ359の所定の係数が掛けあわ
せられ、加算器360で加算されて補間信号が得られ
る。
【0074】図6に示す画像のp3を求める過程を用い
て、本第2の実施例のフィールド内補間回路における具
体的な動作を説明する。p3を求めるときの原信号a〜
gは図6のa〜gに、原信号h〜nは図6のk〜qに一
致する。傾き−3のaとn、傾き−2のbとm、傾き−
1のcとl、傾き0のdとk、傾き+1のeとj、傾き
+2のfとi、傾き+3のgとhそれぞれ原信号の組の
差分値を減算器319〜325で算出し、絶対値回路3
26で絶対値化する。絶対値回路326から出力される
差分絶対値、すなわち相関値は、傾き−3〜0及び傾き
+2〜+3では100、傾き+1のみ0となる。
【0075】一方、yライン上の原信号a〜gの垂直方
向のエッジ情報は、減算器335〜341で算出され、
原信号a〜eは0、原信号f〜gは−100となる。
(y+1)ライン上の原信号h〜nの垂直方向のエッジ
情報は、減算器342〜348で算出され、原信号h〜
j、m〜nは0、原信号k〜lは−100となる。
【0076】相関値補正回路327〜333において、
傾き−3〜+3に応じた原信号の垂直方向のエッジ情報
の差分絶対値を求める。傾き−3〜−2、+1におい
て、エッジ情報の差分絶対値は0、傾き−1〜0、+2
〜+3においては、100となる。ここで求めた垂直方
向エッジ情報の差分絶対値を絶対値回路326から出力
される相関値に加算すると、傾き−3〜−2は100、
傾き−1〜0、+2〜+3は200、傾き+1は0とな
る。相関値補正回路334では、傾き0における原信号
の垂直方向エッジ情報、特にエッジの有無について注目
する。図6の補間信号p3においては、直上に位置する
原信号がエッジ無、直下に位置する原信号がエッジ有の
ため、相関値に対する補正は行わない。
【0077】評価回路349では、相関値補正回路32
7〜329で補正された相関値Dr- 3〜Dr-1、相関値補
正回路334で補正されたDr0、相関値補正回路331
〜333で補正されたDr1〜Dr3の最小値の評価を行う
と、傾き+1の相関値Dr1=0が評価され、補間方向P
として1が出力される。
【0078】アドレス算出回路350では、補間方向P
=1をうけて、p3を中心として、傾き+1の方向にあ
る4つの原信号のアドレスを算出する。アドレス算出回
路350によって、RAM351〜354から呼び出だ
された4つの原信号は、それぞれ掛け算器355〜35
8でフィルタ係数メモリ359の所定の係数が掛けあわ
せられ、加算器360で加算されて補間信号が得られ
る。この得られる補間信号p3は、平均値補間でも、3
次畳み込み内挿補間でも、100となる。
【0079】同様にして、p4を求める。上記と同様
に、傾き−3〜+3の原信号の組の相関値を求め、その
求めた相関値に対して、yライン上の原信号の垂直方向
のエッジ情報と(y+1)ライン上の原信号の垂直方向
のエッジ情報との差分絶対値を加算すると、傾き−3〜
−1、+3では100、傾き0及び2では200、傾き
+1では0となる。傾き+1に対しては、yライン上の
原信号、(y+1)ライン上の原信号それぞれにエッジ
が存在し、類似しているため、相関値に対してある値α
1(=5)を減算する。それにより、傾き+1では−5
となる。相関値補正回路334では、傾き0におけるy
ライン上の原信号の垂直方向エッジは存在しないが、
(y+1)ライン上の原信号の垂直方向のエッジは存在
するため、相関値に対する補正は行わない。従って、相
関値Dr-3〜Dr-1、Dr3は100、Dr0及びDr2は20
0、Dr1は−5となり、相関値Dr1が最小となり、評価
回路349からは補間方向Pとして1が出力される。そ
の結果、p4を中心とした傾き+1の方向に存在する原
信号よりp4=0となる。
【0080】続いて、図9に示す画像のp3を求める過
程を用いて、相関値補正回路334の効果について、具
体的に説明する。p3を求めるときの原信号a〜gは図
9のa〜gに、原信号h〜nは図9のk〜qに一致す
る。傾き−3のaとn、傾き−2のbとm、傾き−1の
cとl、傾き0のdとk、傾き+1のeとj、傾き+2
のfとi、傾き+3のgとhそれぞれ原信号の組の差分
値を減算器319〜325で算出し、絶対値回路326
で絶対値化する。絶対値回路326から出力される差分
絶対値、すなわち相関値は、傾き−3〜−2、0、+2
〜+3では0、傾き−1、+1では100となる。
【0081】yライン上の原信号、(y+1)ライン上
の原信号ともに、垂直方向にエッジが存在しないため、
傾き−3〜+3に対する垂直方向エッジ情報差分絶対値
は、0となり、相関値補正回路327〜333では、相
関値の補正は行われない。ところが、相関値補正回路3
34においては、傾き0に対するyライン上の原信号、
(y+1)ライン上の原信号ともにエッジが存在しない
ため、ある値βを減算する。ここでは、β=3として説
明を続ける。従って、傾き0に対する相関値は−3とな
る。従って、相関値Dr-3〜Dr-2、Dr2〜Dr3は0、D
r-1及びDr1は100、Dr0は−3となり、相関値Dr0
が最小となり、評価回路349からは補間方向Pとして
1が出力される。その結果、p3を中心とした傾き+1
の方向に存在する原信号を用いて、平均値補間、または
3次畳み込み補間され、補間信号p4として0が得られ
る。
【0082】以上のようにして、第1の実施例、第2の
実施例ともに、順次補間信号が求められる。
【0083】以上の動作により、第1の実施例、第2の
実施例ともに、面によって生じた斜めエッジや斜め線、
さらに垂直線に対しても有効な走査線補間を行うことが
できる。
【0084】さらに、相関性の評価を原信号の差分値よ
り行ったが、原信号の数を増やして構成することも同様
に実施できる。
【0085】また、相関値補正回路をルックアップテー
ブルメモリで構成したとしても、同様の効果が得られ
る。
【0086】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、インター
レース走査の映像信号を順次走査の映像信号に変換する
場合には、画素値の差分絶対値を求める原画素の組の候
補を、補間画素を中心とした点対称関係の原画素の組の
うちから選択し、このうちの、画素値の差分絶対値を算
出し、算出された差分絶対値を、原画素のエッジ情報に
基づいて、補正し、補正された差分絶対値が最小となる
原画素の組に基づいて補間画素を作成することができ
る。
【0087】そのため、面によって生じた斜めエッジや
斜め線に対しても有効な走査線補間を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の順次走査変換装置の構成図
【図2】本発明の第1の実施例のフィールド内補間回路
のブロック図
【図3】本発明の第2の実施例のフィールド内補間回路
のブロック図
【図4】本発明の実施例の垂直方向および斜め方向を定
義する説明図
【図5】同実施例のエッジ情報を定義する説明図
【図6】同実施例の斜めエッジに対する補間画素作成手
順の説明図
【図7】同実施例の斜め線に対する補間画素作成手順の
説明図
【図8】同実施例の別の斜め線に対する補間画素作成手
順の説明図
【図9】同実施例の垂直線に対する補間画素作成手順の
説明図
【符号の説明】 101 原画素選択回路 102 相関値算出回路 103 エッジ情報検出回路 104 相関値補正回路 105 傾き検出回路 106 アドレス算出回路 107 RAM 108 フィルタ回路 109 フィルタ係数メモリ 110〜112 1Hメモリ 113 時間軸変換回路 114 フィールド内補間回路 201〜220 1D遅延器 221〜227、236〜249、257〜270 減
算器 228 絶対値回路 229〜235、250〜256 相関値補正回路 271 評価回路 272 アドレス算出回路 273〜276 RAM 277〜280 乗算器 281 フィルタ係数メモリ 282 加算器 283 フィルタ回路 301〜318 1D遅延器 319〜325、335〜348 減算器 326 絶対値回路 327〜334 相関値補正回路 349 評価回路 350 アドレス算出回路 351〜354 RAM 355〜358 乗算器 359 フィルタ係数メモリ 360 加算器 361 フィルタ回路

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターレース走査の映像信号を順次走査
    の映像信号に変換するに際し、前記インターレース走査
    の1フィールドの映像信号を格子状にサンプリングした
    原画素に基づいて、前記変換のための補間画素を作成す
    る順次走査変換方法において、前記補間画素を中心とし
    た点対称関係の原画素の組を選択し、前記選択された原
    画素の組の画素値の相関値を算出した後に、前記原画素
    の組をなすそれぞれの原画素におけるエッジ情報の相関
    性に基づいて、前記相関値に対して補正を行い、前記補
    正された相関値に基づいて、前記補間画素を作成する原
    画素の組を選択する順次走査変換方法。
  2. 【請求項2】補間画素をはさむ原画素の組の画素値の相
    関値は、前記原画素の組の画素値の差分絶対値であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の順次走査変換方法。
  3. 【請求項3】原画素におけるエッジ情報は、垂直方向に
    隣接する画素との差分値であることを特徴とする請求項
    1記載の順次走査変換方法。
  4. 【請求項4】原画素におけるエッジ情報は、水平方向に
    隣接する画素との差分値であることを特徴とする請求項
    1記載の順次走査変換方法。
  5. 【請求項5】エッジ情報の相関性を、エッジ情報の差分
    絶対値で算出することを特徴とする請求項1記載の順次
    走査変換方法。
  6. 【請求項6】画素値の相関値による相関性が最も高くな
    る原画素の組の補間方向が1つに特定できない場合に
    は、いくつかの候補となる補間方向に存在する原画素に
    基づいて、補間画素を作成する請求項1記載の順次走査
    変換方法。
  7. 【請求項7】作成する補間画素の画素値を、画素値の差
    分絶対値が最小となる原画素の組の画素値の平均値とす
    る請求項1記載の順次走査変換方法。
  8. 【請求項8】補間画素の作成を、前記補間画素をはさむ
    上下複数ライン上の補間方向の原画素に基づいて行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の順次走査変換方法。
  9. 【請求項9】インターレース走査の映像信号を順次走査
    の映像信号に変換するに際し、前記インターレース走査
    の1フィールドの映像信号を格子状にサンプリングした
    原画素に基づいて、前記変換のための補間画素を作成す
    る順次走査変換装置において、作成する前記補間画素を
    中心とした点対称関係の原画素の組を選択する原画素選
    択手段と、前記原画素選択手段により選択された原画素
    の組の画素値の相関値を算出する相関値算出手段と、前
    記原画素の組の各原画素におけるエッジ情報を検出する
    エッジ情報検出手段と、前記エッジ情報検出手段で検出
    されたエッジ情報を用いて、前記相関値算出手段で算出
    された相関値を補正する相関値補正手段と、前記相関値
    補正手段から得られる補正された相関値のうち、最も相
    関性が高い原画素の組の傾き方向を検出する傾き検出手
    段と、前記変換のための補間画素を作成するフィルタ手
    段とを備え、前記傾き検出手段で検出された前記傾き方
    向の所定数の原画素に基づいて、前記フィルタ手段によ
    り、前記変換のための補間画素を作成するよう構成した
    順次走査変換装置。
  10. 【請求項10】相関値補正手段を、ルックアップテーブ
    ルメモリで構成したことを特徴とする請求項9記載の順
    次走査変換装置。
  11. 【請求項11】傾き検出手段を、補間画素をはさむ原画
    素の組の画素値の差分絶対値に基づいて、前記原画素の
    組に対する相関性の評価を行い、前記差分絶対値が最小
    となる原画素の組を、最も相関性が高い原画素の組と評
    価するよう構成したことを特徴とする請求項9記載の順
    次走査変換装置。
  12. 【請求項12】フィルタ手段を、画素値の差分絶対値が
    最小となる原画素の組の画素値の平均値を補間画素の画
    素値とするよう構成したことを特徴とする請求項9記載
    の順次走査変換装置。
  13. 【請求項13】フィルタ手段を、前記補間画素をはさむ
    上下複数ライン上の補間方向の原画素に基づいて補間画
    素を作成するよう構成したことを特徴とする請求項9記
    載の順次走査変換装置。
  14. 【請求項14】インターレース走査の映像信号を順次走
    査の映像信号に変換するに際し、前記インターレース走
    査の1フィールドの映像信号を格子状にサンプリングし
    た原画素に基づいて、前記変換のための補間画素を作成
    する順次走査変換装置において、作成する前記補間画素
    を中心とした点対称関係の原画素の組を選択する原画素
    選択手段と、前記原画素選択手段により選択された原画
    素の組の画素値の相関値を算出する相関値算出手段と、
    前記原画素の組の各原画素における垂直方向のエッジ情
    報を検出する垂直方向エッジ情報検出手段と、前記垂直
    方向エッジ情報検出手段で検出された垂直方向エッジ情
    報を用いて、前記相関値算出手段で算出された相関値を
    補正する第1の相関値補正手段と、前記補間画素に対し
    て上下に位置する原画素の組の各原画素における前記垂
    直方向エッジ情報検出手段で検出された垂直方向のエッ
    ジ情報を用いて、前記第1の相関値補正手段より得られ
    る前記原画素の組の相関値を補正する第2の相関値補正
    手段と、前記第1の相関値補正手段及び第2の相関値補
    正手段から得られる補正された相関値のうち、最も相関
    性が高い原画素の組の傾き方向を検出する傾き検出手段
    と、前記変換のための補間画素を作成するフィルタ手段
    とを備え、前記傾き検出手段で選択された補間方向の所
    定数の原画素に基づいて、前記フィルタ手段により、前
    記変換のための補間画素を作成するよう構成した順次走
    査変換装置。
  15. 【請求項15】第1の相関値補正手段を、ルックアップ
    テーブルメモリで構成したことを特徴とする請求項14
    記載の順次走査変換装置。
  16. 【請求項16】第2の相関値補正手段を、ルックアップ
    テーブルメモリで構成したことを特徴とする請求項14
    記載の順次走査変換装置。
  17. 【請求項17】傾き検出手段を、補間画素をはさむ原画
    素の組の画素値の差分絶対値に基づいて、前記原画素の
    組に対する相関性の評価を行い、前記差分絶対値が最小
    となる原画素の組を、最も相関性が高い原画素の組と評
    価するよう構成したことを特徴とする請求項14記載の
    順次走査変換装置。
  18. 【請求項18】フィルタ手段を、画素値の差分絶対値が
    最小となる原画素の組の画素値の平均値を補間画素の画
    素値とするよう構成したことを特徴とする請求項14記
    載の順次走査変換装置。
  19. 【請求項19】フィルタ手段を、前記補間画素をはさむ
    上下複数ライン上の補間方向の原画素に基づいて補間画
    素を作成するよう構成したことを特徴とする請求項14
    記載の順次走査変換装置。
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