JPH0937596A - 巻線形誘導機の制御装置 - Google Patents

巻線形誘導機の制御装置

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JPH0937596A
JPH0937596A JP7201832A JP20183295A JPH0937596A JP H0937596 A JPH0937596 A JP H0937596A JP 7201832 A JP7201832 A JP 7201832A JP 20183295 A JP20183295 A JP 20183295A JP H0937596 A JPH0937596 A JP H0937596A
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JP
Japan
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speed
limit value
induction machine
optimum
band
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JP7201832A
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Inventor
Kazuhiko Okamura
和彦 岡村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線形誘導機が同期速度の近辺であっても、
その有効電力の変動時間を最小限に抑え、かつ、回転速
度が同期速度の近辺に滞留することを防ぐように制御す
ることである。 【解決手段】 リミッタ切換判別器8aは、最適速度演
算器7で演算された巻線形誘導機1の最適速度NSに基
づいてリミッタ切換器8bに切換指令を出力する。リミ
ッタ切換器8bは、巻線形誘導機1の最適速度NSが同
期速度N0近辺の速度禁止帯内に入らないようにリミッ
ト値を切換え、速度指令リミッタ9は最適速度NSがリ
ミッタ切換器8aで切換えられたリミット値に制限され
るように動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻線形誘導機の制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の巻線形誘導機の制御装置
の構成図である。図9において、巻線形誘導機1は周波
数変換器2により2次励磁されている。周波数変換器2
は電源変圧器3から電力を供給される。巻線形誘導機1
の有効電力PLは有効電力検出器4で検出され、最適速
度演算器7に入力される。最適速度演算器7は、巻線形
誘導機1の最適速度NSを演算するもので、巻線形誘導
機1の有効電力PL及び有効電力指令PR、さらには有
効落差又は揚程Hに基づき、巻線形誘導機1の最適速度
NSを演算する。その最適速度NSは速度指令演算器2
0に入力される。一方、巻線形誘導機1の回転数Nは回
転速度検出器5で検出され、電流指令演算器10に入力
される。また、周波数変換器2の出力電流Iは出力電流
検出器6で検出され、電圧指令演算器11に入力され
る。
【0003】速度指令演算器20には、バイアス演算器
19からのバイアス値も入力される。すなわち、バイア
ス判定器18は最適速度NSに基づいてバイアスを掛け
る必要が有るか否かを判定し、バイアスを掛ける必要が
有るときはそのバイアス値をバイアス演算器19で演算
し、速度指令演算器20に入力する。そして、速度指令
演算器20により速度指令NRを求め、その速度指令N
Rと巻線形誘導機1の回転速度Nにより、電流指令演算
器10で周波数変換器2の電流指令IRを求め、この電
流指令と周波数変換器2の出力電流Iとから、電圧指令
演算器11により電圧指令VRを求める。この電圧指令
VRを基に、ゲートパルス発生器12により周波数変換
器2を制御するゲートパルスGを発生する。
【0004】一般に、巻線形誘導機1の回転速度Nを同
期速度N0の近辺に制御しようとする場合、周波数変換
器2の出力電流Iの周波数をほぼ零にしなければならな
いので、周波数変換器2を構成する特定の素子に電流が
継続して流れる時間が長くなる。このことから、周波数
変換器2の熱容量を大きくするか、特定の素子に電流が
継続して流れる時間を制限するようにしなければならな
い。
【0005】そこで、従来の巻線形誘導機1の制御装置
においては、バイアス判定器18及びバイアス演算器1
9を設け、巻線形誘導機1の回転速度Nが同期速度N0
の近辺になったときは、特定の素子に電流が継続して流
れる時間を制限するようにしている。すなわち、巻線形
誘導機1の回転速度Nを同期速度N0の近辺に滞留させ
ないように制御し、周波数変換器2の熱容量を小さくで
きるようにしている。
【0006】図10は、その場合の従来の運転波形を示
す特性図である。図10において、NSは最適速度演算
器7の出力である最適速度、aはバイアス判定器18の
出力信号、bはバイアス演算器19の出力信号である速
度指令バイアス値、NRは速度指令演算器20の出力で
ある。また、N0は同期速度、Nuは速度禁止帯の下限
値、Ndは速度禁止帯の上限値である。
【0007】いま、最適速度演算器7で算出した最適速
度NSが上昇方向に変化して、同期速度N0を超える場
合を考える。最適速度NSが、時刻t1で禁止帯境界線
下側Ndを上回ったら、バイアス判定器18が動作しバ
イアス演算器19の動作を許可する。バイアス演算器1
9はバイアス判定器18が動作すると速度指令バイアス
値bを増加させる。そして、時刻t2で速度指令バイア
ス値bが上限に達したら、速度指令バイアス値bを減少
させる。時刻t3で速度指令バイアス値bが下限に達し
たら、速度指令バイアス値bを増加させる。このよう
に、最適速度NSが速度禁止帯の境界線上側Ndを超え
るまで、速度指令バイアス値bを鋸波状に増減させる。
これにより、特定の素子に電流が継続して流れるのを防
止するようにしている。
【0008】このように求められた速度指令バイアス値
bと最適速度NSとから、速度指令演算器20により速
度指令NRを求める。速度指令NRと巻線形誘導機1の
回転速度Nにより、電流指令演算器10で周波数変換器
2の電流指令IRを求め、この電流指令IRと周波数変
換器2の出力電流Iとから、電圧指令演算器11により
電圧指令VRを求める。この電圧指令VRを基に、ゲー
トパルス発生器12により周波数変換器2を制御するゲ
ートパルスGを発生することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の巻線形誘導機1の制御装置では、最適速度NSが
速度禁止帯の中にいる間は、速度指令NRに鋸波状の三
角波をバイアスして変動させているため、巻線形誘導機
1が出力する有効電力も三角波状に継続して変動し、巻
線形誘導機1が接続された系統に悪影響を及ぼしてい
た。
【0010】本発明の目的は、巻線形誘導機が同期速度
の近辺であっても、その有効電力の変動時間を最小限に
抑え、かつ、回転速度が同期速度の近辺に滞留すること
を防ぐように制御することができる巻線形誘導機の制御
装置を得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、巻線
形誘導機の最適速度が同期速度近辺の速度禁止帯内に入
らないようにリミット値を切換えるためのリミッタ切換
器と、最適速度演算器で演算された巻線形誘導機の最適
速度に基づいてリミッタ切換器に切換指令を出力するリ
ミッタ切換判別器と、最適速度をリミッタ切換器で切換
えられたリミット値に制限する速度指令リミッタと備え
ている。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、リミッタ切換器は、最適速度が速度禁止帯の下限値
未満から上昇方向のときは、最適速度が速度禁止帯のし
きい値上限値となるまで速度禁止帯の下限値を出力し、
最適速度が速度禁止帯のしきい値上限値から速度禁止帯
の上限値までは速度禁止帯の上限値を出力し、最適速度
が速度禁止帯の上限値を超えた状態から下降方向のとき
は、最適速度が速度禁止帯のしきい値下限値となるまで
速度禁止帯の上限値を出力し、最適速度が速度禁止帯の
しきい値下限値から速度禁止帯の下限値までは速度禁止
帯の下限値を出力するようにしている。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、速度禁止帯の上下限値を、周波数変換
器の出力電流の大きさに基づいて変動させるようにした
ものである。
【0014】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、速度禁止帯の上下限値を、周波数変換
器の出力電流指令の大きさに基づいて変動させるように
したものである。
【0015】請求項5の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、速度禁止帯の上下限値を、巻線形誘導
機が出力する有効電力と無効電力の大きさに基づいて変
動させるようにしたものである。
【0016】請求項6の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、巻線形誘導機の回転速度に基づいて、
リミッタ切換器のリミット値を切換えるようにしたもの
である。
【0017】請求項7の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、最適速度とその最適速度変化率によ
り、リミッタ切換器のリミット値を切換えるようにした
ものである。
【0018】請求項8の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、最適速度が速度禁止帯を速やかに通過
すると判定したときは、速度禁止帯により速度制限を行
わないようにしたものである。
【0019】請求項1の発明においては、リミッタ切換
判別器は、最適速度演算器で演算された巻線形誘導機の
最適速度に基づいてリミッタ切換器に切換指令を出力す
る。リミッタ切換器は、巻線形誘導機の最適速度が同期
速度近辺の速度禁止帯内に入らないようにリミット値を
切換え、速度指令リミッタは最適速度がリミッタ切換器
で切換えられたリミット値に制限されるように動作す
る。
【0020】請求項2の発明においては、請求項1の発
明の作用に加え、リミッタ切換器は、最適速度が速度禁
止帯内に入ると、速度指令を速度禁止帯の上限値または
速度禁止帯の下限値になるように設定する。この速度指
命と回転速度から求められた電流指令で周波数変換器を
制御する。これにより、同期速度近辺での回転速度の滞
留を防ぐことができ、この間は速度指令が速度禁止帯の
上限値または速度禁止帯の下限値に固定されているの
で、有効電力が変動するのは、速度指令が速度禁止帯の
上限値から速度禁止帯の下限値に、またはその逆の場合
のみであり、有効電力の変動が最小限に抑えられる。
【0021】請求項3の発明においては、請求項1又は
請求項2の発明の作用に加え、周波数変換器の出力電流
が小さい場合は、速度禁止帯の上下限値の幅を小さく
し、周波数変換器の出力電流が大きい場合は、速度禁止
帯の上下限値の幅を大きくする。従って、周波数変換器
の出力電流が小さい場合は、周波数変換器の特定の素子
に電流が継続して流れる時間が長くなってもよいことか
ら、回転速度の変動幅を狭くできる。このため、周波数
変換器の出力電流が小さい場合は、有効電力の変動幅を
狭くできる。
【0022】請求項4の発明においては、請求項1又は
請求項2の発明の作用に加え、周波数変換器の出力電流
指令が小さい場合は、速度禁止帯の上下限値の幅を小さ
くし、周波数変換器の出力電流指令が大きい場合は、速
度禁止帯の上下限値の幅を大きくする。従って、周波数
変換器の出力電流指令が小さい場合は、周波数変換器の
特定の素子に電流が継続して流れる時間が長くなっても
よいことから、回転速度の変動幅を狭くできる。このた
め、周波数変換器の出力電流が小さい場合は、有効電力
の変動幅を小さくできる。
【0023】請求項5の発明においては、請求項1又は
請求項2の発明の作用に加え、有効電力と無効電力の大
きさが小さい場合は、速度禁止帯の上下限値の幅を小さ
くし、有効電力と無効電力の大きさが大きい場合は、速
度禁止帯の上下限値の幅を大きくする。従って、回転速
度の変動幅を狭くできるため、有効電力の変動幅を小さ
くできる。
【0024】請求項6の発明においては、請求項1又は
請求項2の発明作用に加え、回転速度が速度禁止帯内に
入ると、リミッタ切換器は、速度指令を速度禁止帯の上
限値または速度禁止帯の下限値になるように設定し、こ
の速度指令と回転速度から求められた電流指令で周波数
変換器を制御する。これにより、同期速度近辺での回転
速度の滞留を防ぐことができ、この間は速度指令が速度
禁止帯の上限値又は速度禁止帯の下限値に固定されてい
るので、有効電力が変動するのは、速度指令が速度禁止
帯の上限値から速度禁止帯の下限値に、またはその逆の
場合のみであり、有効電力の変動が最小限に抑えられ
る。
【0025】請求項7の発明においては、請求項1又は
請求項2の発明の作用に加え、最適速度と最適速度の変
化率とから将来の最適速度を予測し、将来の最適速度に
より速度制限上下限値(リミッタ値)を切り換えるタイ
ミングを調整することができる。これにより有効電力の
変動回数を低減させることができる。
【0026】請求項8の発明においては、請求項1又は
請求項2の発明の作用に加え、最適速度が、同期速度の
近辺を速やかに通過することがわかっている場合、速度
禁止帯がなくなるので、通常の制御ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は、本発明の第1の実施例を示すブロック
構成図である。巻線形誘導機1は周波数変換器2により
2次励磁され可変速運転がなされる。この巻線形誘導機
1は、揚水発電所のポンプ水車に直結され、揚水発電所
における最高効率点で発電運転や揚水運転が行えるよう
に、可変速運転ができるようにするためである。すなわ
ち、周波数変換器2には電源変圧器3を介して励磁用の
電力が供給され、この周波数変換器2で所定の周波数の
2次励磁電流に制御し、巻線形誘導機1の回転数が変動
しても、その出力電圧は系統の電圧周波数と同期した周
波数が得られるように制御される。このことから、巻線
形誘導機1が系統周波数と同期した同期速度近傍では、
励磁電流の周波数はほぼ零となる。また、周波数変換器
2はサイリスタ変換器で構成され、ゲートパルス発生器
12からのゲートパルスGにより制御される。
【0028】巻線形誘導機1の回転数Nは回転速度検出
器5で検出され、電流指令演算器10に入力される。ま
た、周波数変換器2の出力電流Iは出力電流検出器6で
検出され、電圧指令演算器11に入力される。
【0029】一方、巻線形誘導機1の有効電力PLは有
効電力検出器4で検出され、最適速度演算器7に入力さ
れる。最適速度演算器7は、巻線形有効機1の最適速度
NSを演算するもので、巻線形誘導機1の有効電力PL
及び有効電力指令PR、さらには有効落差又は揚程Hに
基づき、巻線形誘導機1の最適速度NSを演算する。す
なわち、揚水発電所の効率が良くなるように、巻線形誘
導機1の最適速度NSを最適速度演算器7で演算し、そ
の演算された最適速度NSはリミッタ切換判別器8a及
び速度指令リミッタ9に入力される。
【0030】ここで、リミッタ切換判別器8aは最適速
度演算器7で求められた最適速度NSにより速度制限の
上下限値(リミッタ値)を切り換える切換信号を出力す
るものであり、リミッタ切換器8bはリミッタ判別器8
aで出力される切換信号により、速度制限の上下限値を
切り換えるものである。また、速度指令リミッタ9はリ
ミッタ切換器8bで出力された速度制限の上下限値(リ
ミッタ値)により最適速度NSを制限して速度指令NR
を求めるものである。
【0031】そして、その速度指令NRと巻線形誘導機
1の回転速度Nにより、電流指令演算器10で周波数変
換器2の電流指令IRを求め、この電流指令IRと周波
数変換器2の出力電流Iとから、電圧指令演算器11に
より電圧指令VRを求める。この電圧指令VRを基に、
ゲートパルス発生器12により周波数変換器2を制御す
るゲートパルスGを発生する。
【0032】次に、図2は、本発明の第1の実施例にお
ける最適速度NSと速度指令NRとの関係を表わす特性
図である。まず、最適速度NSが上昇する場合を考え
る。最適速度NSが速度禁止帯の境界下側つまり下限値
Nd以下の時は、リミッタ切換判別器8aは切換信号Y
chをオン状態にしている。リミッタ切換器8bは、切
換信号Ychがオンの状態であると、リミッタ値として
速度制限の上限値NRmaxを速度禁止帯の下限値Nd
に、速度制限の下限値NRminを下限速度Nminに
設定する。そして、最適速度NSが速度禁止帯の下限値
Ndを上回ったら、速度指令リミッタ9により、速度指
令NRは速度禁止帯の下限値Ndに固定される。
【0033】次に、最適速度NSがしきい値上側、すな
わちしきい値上限値Npuを上回ったら、リミッタ切換
判別器8aは切換信号Ychをオフする。リミッタ切換
器8bは、切換信号Ychがオフすると速度制限の上限
値NRmaxを上限速度Nmaxに、速度制限の下限値
NRminを禁止帯境界上側すなわち速度禁止帯の上限
値Nuに切り換える。速度指令リミッタ9は、切り換え
られた上下限値により、最適速度NRを速度禁止帯の上
限値Nuに固定する。さらに、最適速度NSが速度禁止
帯の上限値Nuを超えたら最適速度NSは速度指令NR
と等しくなる。
【0034】同様に、最適速度NSが下降する場合は、
最適速度NSが速度禁止帯の上限値Nu以上の時は、リ
ミッタ切換判別器8aは切換信号Ychをオフする。リ
ミッタ切換器8bは、切換信号Ychがオフすると速度
制限の上限値NRmaxを上限速度Nmaxに、速度制
限の下限値NRminを速度禁止帯の上限値Nuに切換
える。最適速度NSが速度禁止帯の上限値Nuを下回っ
たら、速度指令リミッタ9により、速度指令NRは速度
禁止帯の上限値Nuに固定される。
【0035】最適速度NSがしきい値下側、すなわちし
きい値下限値Ndoを下回ったら、リミッタ切換判別器
8aは、切換信号Ychをオンする。リミッタ切換器8
bは、切換信号Ychがオンすると速度制限の上限値N
Rmaxを速度禁止帯の下限値Ndに、速度制限の下限
値NRminを下限値Nminに設定する。速度指令リ
ミッタ9は、切り換えられた上下限値により、速度指令
NRを速度禁止帯の下限値Ndに固定する。さらに、最
適速度NSが速度禁止帯の下限値Nd未満となったら最
適速度NSは速度指令NRと等しくなる。
【0036】これら各速度の関係(可変速幅)を以下に
示す。
【0037】Nmin≦Nd<N0<Nu≦Nmax 以上のようにして求められた速度指令NSは、同期速度
N0近辺の速度禁止帯外の値に設定されることになる。
この速度指令NSと巻線形誘導機1の回転速度Nによ
り、電流指令演算器10で周波数変換器の電流指令IR
を求め、この電流指令IRと周波数変換器2の出力電流
Iから、電圧指令演算器11により電圧指令VRを求め
る。この電圧指令VRを基に、ゲートパルス発生器12
によりゲートパルスGをつくり、周波数変換器2を制御
することにより、回転速度Nの同期速度N0近辺での滞
留を防ぐことができる。
【0038】さらに、この間は速度指令NSが速度禁止
帯の上限値Nuまたは速度禁止帯の下限値Ndに固定さ
れているので、有効電力PLが変動するのは、速度指令
NSが速度禁止帯上限値Nuから速度禁止帯下限値Nd
に、またはその逆の場合のみであり、有効電力PLの変
動が最小限に抑えられる。
【0039】このように、この第1の実施例では、リミ
ッタ切換判別器8aにて、最適速度演算器7で演算され
た巻線形誘導機1の最適速度NSに基づいてリミッタ切
換器8bに切換指令を出力し、リミッタ切換器8bは、
巻線形誘導機1の最適速度NSが同期速度N0近辺の速
度禁止帯内に入らないようにリミット値を切換える。そ
して、速度指令リミッタ9は、最適速度NRをリミッタ
切換器8bで切換えられたリミット値に制限する。
【0040】すなわち、リミッタ切換器8bでは、最適
速度NSが速度禁止帯の下限値Nd未満から上昇方向の
ときは、最適速度NSが速度禁止帯のしきい値上限値N
puとなるまで速度禁止帯の下限値Ndを出力し、最適
速度NSが速度禁止帯のしきい値上限値Npuから速度
禁止帯の上限値Nuまでは速度禁止帯の上限値Nuを出
力する。
【0041】一方、最適速度NSが速度禁止帯の上限値
Nuを超えた状態から下降方向のときは、最適速度NS
が速度禁止帯のしきい値下限値Ndoとなるまで速度禁
止帯の上限値Nuを出力し、最適速度NSが速度禁止帯
のしきい値下限値Ndoから速度禁止帯の下限値Ndま
では速度禁止帯の下限値Ndを出力する。
【0042】これにより、最適速度NSが速度禁止帯内
に入ると、速度指令NRは速度禁止帯の上限値Nuまた
は速度禁止帯の下限値Ndになるように設定され、この
速度指命NSと回転速度Nから求められた電流指令IR
で周波数変換器2を制御することになる。したがって、
同期速度N0近辺での巻線形誘導機1の回転速度Nの滞
留を防ぐことができる。また、この間は速度指令NSが
速度禁止帯の上限値Nuまたは速度禁止帯の下限値Nd
に固定されているので、有効電力PLが変動するのは、
速度指令NSが速度禁止帯の上限値Nuから速度禁止帯
の下限値Ndに、またはその逆の場合のみである。この
ことから、有効電力PLの変動が最小限に抑えられるこ
とになる。
【0043】以上述べたように、この第1の実施例によ
れば、最適速度NSが同期速度N0近辺の速度禁止帯内
にあるとき、最適速度NSの値によって速度リミッタの
上下限値を切り換えて速度制限を行うので、有効電力P
Lの変動を最小限に抑えながら、同期速度N0近辺での
回転速度Nの滞留を防ぐことができる。
【0044】また、最適速度NSが速度禁止帯内に入る
と、速度指令NRを速度禁止帯上限値Nuまたは速度禁
止帯下限値Ndになるように設定し、この速度指命NR
と回転速度Nから求められた電流指令IRで周波数変換
器2を制御するので、同期速度N0近辺での回転速度N
の滞留を防ぐことができる。さらに、この間は速度指令
NSが速度禁止帯上限値Nuまたは速度禁止帯下限値N
dに固定されているので、有効電力PLの変動が最小限
に抑えられる。
【0045】次に、図3は、本発明の第2の実施例を示
すブロック構成図である。この第2の実施例は、図1に
示した第1の実施例に対し、速度禁止帯演算器13aを
設け、速度禁止帯の上限値Nu及び下限値Ndを、周波
数変換器2の出力電流Iの大きさに基づいて変動させる
ようにしたものである。その他の構成は図1に示した第
1の実施例と同一であるので、その説明は省略する。
【0046】速度禁止帯演算器13aは、周波数変換器
2の出力電流検出器6により検出された周波数変換器2
の出力電流Iの値により速度禁止帯を演算する。周波数
変換器2の発熱量は出力電流Iが小さいほど少なくなる
ので、出力電流Iが小さい場合は、周波数変換器2の特
定の素子に電流が継続して流れる時間が長くなってもよ
い。即ち、周波数変換器2は出力電流Iの大きさにより
出力周波数を変動させてもよい。従って、速度禁止帯幅
を周波数変換器2の出力電流Iの大きさにより変動させ
る。これにより、出力電流Iが小さいときは回転速度N
の変動幅を狭くできるため、有効電力PLの変動幅を小
さくできる。
【0047】つまり、速度禁止帯演算器13aでは、周
波数変換器2の出力電流検出器6で検出した周波数変換
器2の出力電流Iの値に比例して速度禁止帯幅を変化さ
せてある。出力電流Iが小さいときは速度禁止帯幅を狭
めることになるので、速度禁止帯下限値Ndと速度禁止
帯上限値Nuとが同期速度N0に近づく。したがって、
最適速度NSがリミッタ値で制限を受ける期間が短くな
り、最適速度NSが速度指令NRと等しくない期間が短
くなる。
【0048】この第2の実施例によれば、周波数変換器
2の出力電流Iの大きさによって速度禁止帯を狭くする
ことができるので、巻線形誘導機1の回転速度Nの変動
幅が小さくなり、これにより有効電力PLの変動幅も小
さくできる。
【0049】図4は、本発明の第3の実施例を示すブロ
ック構成図である。この第3の実施例は、図1に示した
第1の実施例に対し、速度禁止帯演算器13bを設け、
速度禁止帯の上限値Nu及び下限値Ndを周波数変換器
2の出力電流指令IRの大きさに基づいて変動させるよ
うにしたものである。その他の構成は図1に示した第1
の実施例と同一であるので、その説明は省略する。
【0050】速度禁止帯演算器13bは速度指令演算器
10で演算した出力電流指令IRの値により速度禁止帯
を演算する。周波数変換器2の発熱量は出力電流Iが小
さいほど少なくなるので、出力電流Iが小さい場合は周
波数変換器2の特定の素子に電流が継続して流れる時間
が長くなってもよい。また、周波数変換器2の出力電流
Iは出力電流指令IRに追従するので、出力電流指令I
Rの大きさにより出力周波数を変動させてもよい。従っ
て、速度禁止帯幅を周波数変換器2の出力電流指令IR
の大きさにより変動させ、出力電流Iが小さい場合は回
転速度Nの変動幅を狭くする。
【0051】速度禁止帯演算器13bでは、電流指令演
算器10で算出した周波数変換器2の出力電流指令IR
の値に比例して、速度禁止帯幅を変化させる。出力電流
Iが小さい場合は速度禁止帯幅を狭めることになるの
で、即ち、速度禁止帯下限値Ndと速度禁止帯上限値N
uとが狭くなり同期速度N0に近づくので、最適速度N
Sがリミッタ値で制限を受ける期間が短くなる。これに
より、有効電力PLの変動幅を小さくできる。
【0052】この第3の実施例によれば、周波数変換器
2の出力電流指令IRの大きさが小さいときは、速度禁
止帯を狭くすることができるので、回転速度Nの変動幅
が小さくなり、これにより有効電力の変動幅も小さくで
きる。
【0053】次に、図5に本発明の第4の実施例のブロ
ック構成図を示す。この第4の実施例は、図1に示した
第1の実施例に対し、速度禁止帯演算器13cを設け、
速度禁止帯の上限値Nu及び下限値Ndを巻線形誘導機
1が出力する有効電力PLと無効電力QLの大きさに基
づいて変動させるようにしたものである。その他の構成
は図1に示した第1の実施例と同一であるので、その説
明は省略する。
【0054】巻線形誘導機1の有効電力PLは有効電力
検出器4で検出され、無効電力QLは無効電力検出器1
4で検出される。速度禁止帯演算器13cは、有効電力
検出器4で検出した有効電力PLと無効電力検出器14
で検出した無効電力QLの値により速度禁止帯を演算す
る。
【0055】周波数変換器2の発熱量は出力電流Iが小
さいほど少なくなるので、出力電流Iが小さい場合は周
波数変換器2の特定の素子に電流が継続して流れる時間
が長くなってもよい。また、周波数変換器2の出力電流
Iに応じて有効電力PLと無効電力QLも変動するの
で、有効電力PLと無効電力QLとの大きさにより出力
周波数を変動させてもよい。従って、速度禁止帯幅を周
波数変換器2の有効電力PLと無効電力QLとの大きさ
により速度禁止帯幅を変動させる。この場合、有効電力
PLと無効電力QLとの大きさが小さい場合は、出力電
流Iも小さいので、回転速度Nの変動幅を狭くできる。
有効電力の変動幅を小さくできる。
【0056】速度禁止帯演算器13cでは、有効電力検
出器4により検出した有効電力PLの値と無効電力検出
器14により検出した無効電力QLの値に比例して速度
禁止帯幅を変化させる。有効電力PLと無効電力QLと
の大きさが小さい場合は、速度禁止帯幅を狭せばめるこ
とになるので、速度禁止帯下限値Ndと速度禁止帯上限
値Nuとの間が狭くなり同期速度N0 に近づく。したが
って、最適速度NSがリミッタ値で制限を受ける期間が
短くなり、有効電力PLの変動幅を小さくできる。
【0057】この第4の実施例によれば、有効電力PL
と無効電力QLとの大きさによって速度禁止帯を狭くす
ることができるので、回転速度Nの変動幅が小さくな
り、これにより有効電力PLの変動幅も小さくできる。
【0058】図6は、本発明の第5の実施例のブロック
構成図である。この第5の実施例は、図1に示した第1
の実施例に対し、リミッタ切換判別器8aは巻線形誘導
機1の回転速度Nに基づいて、リミッタ切換器8bのリ
ミット値を切換えるか否かを判定するようにしたもので
ある。その他の構成は図1に示した第1の実施例と同一
であるので、その説明は省略する。
【0059】リミッタ切換判別器8aは回転速度検出器
5で検出した回転速度Nにより速度制限のリミッタ値の
設定を切り換える。回転速度Nが速度禁止帯内に入る
と、速度指令NRを速度禁止帯上限値Nuまたは速度禁
止帯下限値Ndになるように設定し、この速度指令NR
と回転速度Nから求められた出力電流指令IRで周波数
変換器2を制御する。これにより、同期速度N0近辺で
の回転速度Nの滞留を防ぐことができる。さらに、この
間は速度指令が速度禁止帯上限値Nuまたは速度禁止帯
下限値Ndに固定されているので、有効電力Plが変動
するのは、速度指令NRが速度禁止帯上限値Nuから速
度禁止帯下限値Ndに、またはその逆の場合のみであ
り、有効電力PLの変動が最小限に抑えられる。
【0060】つまり、リミッタ切換判別器8aの入力を
巻線形誘導機1の回転速度Nとすることにより、巻線形
誘導機1の回転速度Nの変動時間は最小限に抑えられて
いるので、有効電力PLの変動時間も最小限に抑えられ
る。
【0061】図7は、本発明の第6の実施例のブロック
構成図である。この第6の実施例は、図1に示した第1
の実施例に対し、最適速度変化率演算器15を設け、最
適速度NSとその最適速度変化率により、リミッタ切換
器8bのリミット値を切換えるようにしたものである。
その他の構成は図1に示した第1の実施例と同一である
ので、その説明は省略する。
【0062】最適速度変化率演算器15は,最適速度演
算器7で算出された最適速度NRから最適速度変化率を
求める。最適速度NSと最適速度変化率とから将来の最
適速度NSを予測し、将来の最適速度NSにより速度制
限上下限値(リミッタ値)を切り換えるタイミングを調
整する。これにより有効電力PLの変動回数を低減させ
ることができる。
【0063】最適速度変化率演算器15では、最適速度
演算器7で算出された最適速度NSから最適速度変化率
を求める。リミッタ切換判別器8aは、最適速度NSと
最適速度変化率から将来の最適速度NSを予測し、将来
の最適速度NSにより速度制限上下限値を切り換えるタ
イミングを調整する。例えば、最適速度NSが上昇して
しきい値上限Npuをこえても、最適速度変化率が負の
場合には、最適速度NSが下がってくると予測し、速度
制限上下限値を切り換えない。これにより有効電力PL
の変動回数を減らすことができる。
【0064】この第6の実施例によれば、最適速度NS
と最適速度変化率により速度制限の上下限値の切換回数
を減らすことができるので、有効電力PLの変動回数を
減らすことができる。
【0065】次に、図8は、本発明の第7の実施例を示
すブロック構成図である。この第6の実施例は、図1に
示した第1の実施例に対し、速度指令切換判別器16及
び速度指令切換器17を設け、最適速度NSが速度禁止
帯を速やかに通過すると判定したときは、速度禁止帯に
より速度制限を行わないようにしたものである。これに
より、最適速度NSが、同期速度N0近辺を速やかに通
過することがわかっている場合、速度禁止帯がなくなる
ので通常の制御ができる。その他の構成は図1に示した
第1の実施例と同一であるので、その説明は省略する。
【0066】速度指令切換判別器16は有効電力検出器
4から検出された有効電力PLと有効電力指令値PRか
ら速度指令切換信号を作成する。速度指令切換器17は
速度指令切換判別器16で作成された速度指令切換信号
により最適速度演算器7の出力と速度指令リミッタ9の
出力を切換えて出力する。
【0067】有効電力検出器4から検出された有効電力
PLの値と有効電力指令値PRの値の偏差が基準よりも
大きい場合、最適速度NSは同期速度N0近辺を速やか
に通過するものとみなし、速度指令切換器17により、
速度制限のかかっていない最適速度NSをそのまま速度
指令として出力する。
【0068】この第7の実施例によれば、最適速度NS
が同期速度N0近辺を速やかに通過することがわかって
いる場合、速度禁止帯がなくなるので、通常の制御がで
き、系統の有効電力PLの変動を与えない。
【0069】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1の
発明によれば、最適速度が同期速度近辺の速度禁止帯内
にあるとき、最適速度の値によって速度リミッタの上下
限値を切り換えて速度制限を行うので、有効電力の変動
を最小限に抑えながら、同期速度近辺での回転速度の滞
留を防ぐことができる。
【0070】請求項2の発明によれば、速度指令が速度
禁止帯の上限値または速度禁止帯の下限値に固定されて
いるので、有効電力が変動するのは、速度指令が速度禁
止帯の上限値から速度禁止帯の下限値に、またはその逆
に変化するときだけであり、有効電力の変動が最小限に
抑えられることになる。
【0071】請求項3の発明によれば、周波数変換器の
出力電流の大きさによって速度禁止帯を狭くすることが
できるので、回転速度の変動幅が小さくなり、これによ
り有効電力の変動幅も小さくできる。
【0072】請求項4の発明によれば、周波数変換器の
電流指令の大きさによって速度禁止帯を狭くすることが
できるので、回転速度の変動幅が小さくなり、これによ
り有効電力の変動幅も小さくできる。
【0073】請求項5の発明によれば、巻線形誘導機が
出力する有効電力と無効電力の大きさによって速度禁止
帯を狭くすることができるので、回転速度の変動幅が小
さくなり、これにより有効電力の変動幅も小さくでき
る。
【0074】請求項6の発明によれば、最適速度が同期
速度近辺の速度禁止帯内にある時、回転速度の値によっ
て速度リミッタの上下限値を切り換えて速度制限を行う
ことにより、有効電力の変動を最小限に抑えながら、同
期速度近辺での回転速度の滞留を防ぐことができる。
【0075】請求項7の発明によれば、最適速度と最適
速度の変化率により速度制限の上下限値の切換回数を減
らすことができるので、有効電力の変動回数を減らすこ
とができる。
【0076】請求項8の発明によれば、最適速度が、同
期速度近辺を速やかに通過することがわかっている場
合、速度禁止帯がなくなるので、通常の制御ができ、有
効電力の変動を引き起こさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック構成図。
【図2】本発明による最適速度と速度指令の関係を表わ
す特性図。
【図3】本発明の第2の実施例のブロック構成図。
【図4】本発明の第3の実施例のブロック構成図。
【図5】本発明の第4の実施例のブロック構成図。
【図6】本発明の第5の実施例のブロック構成図。
【図7】本発明の第6の実施例のブロック構成図。
【図8】本発明の第7の実施例のブロック構成図。
【図9】従来例のブロック構成図。
【図10】従来例の運転波形の特性図。
【符号の説明】
1 巻線形誘導機 2 周波数変換装置 3 周波数変換装置電源変圧器 4 有効電力検出器 5 回転速度検出器 6 周波数変換器出力電流検出器 7 最適速度演算器 8a リミッタ切換判別器 8b リミッタ切換器 9 速度指令リミッタ 10 電流指令演算器 11 電圧指令演算器 12 ゲートパルス発生器 13 速度禁止帯演算器 14 無効電力検出器 15 最適速度変化率演算器 16 速度切換指令判別器 17 速度指令切換器 18 バイアス判定器 19 バイアス演算器 20 速度指令演算器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線形誘導機の二次側に接続され交流励
    磁を与える周波数変換器と、前記周波数変換器に接続さ
    れ前記周波数変換器に電力を供給する電源変圧器と、前
    記巻線形誘導機の有効電力を検出する有効電力検出器
    と、前記巻線形誘導機の回転速度を検出する回転速度検
    出器と、前記周波数変換器の出力電流を検出する電流検
    出器と、前記巻線形誘導機の有効電力とその有効電力指
    令と有効落差または揚程とにより前記巻線形誘導機の最
    適速度を算出する最適速度演算器と、前記最適速度から
    速度指令を作成する速度指令演算器と、前記速度指令と
    前記巻線形誘導機の回転速度と前記周波数変換器の出力
    電流とから前記周波数変換器を構成する半導体素子を点
    弧する信号を出力するゲートパルス発生器とで構成され
    る巻線形誘導機の制御装置において、前記巻線形誘導機
    の最適速度が同期速度近辺の速度禁止帯内に入らないよ
    うにリミット値を切換えるためのリミッタ切換器と、前
    記最適速度演算器で演算された前記巻線形誘導機の最適
    速度に基づいて前記リミッタ切換器に切換指令を出力す
    るリミッタ切換判別器と、前記最適速度を前記リミッタ
    切換器で切換えられたリミット値に制限する速度指令リ
    ミッタと備えたことを特徴とする巻線形誘導機の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記リミッタ切換器は、前記最適速度が
    前記速度禁止帯の下限値未満から上昇方向のときは、前
    記最適速度が前記速度禁止帯のしきい値上限値となるま
    で前記速度禁止帯の下限値を出力し、前記最適速度が前
    記速度禁止帯のしきい値上限値から前記速度禁止帯の上
    限値までは前記速度禁止帯の上限値を出力し、前記最適
    速度が前記速度禁止帯の上限値を超えた状態から下降方
    向のときは、前記最適速度が前記速度禁止帯のしきい値
    下限値となるまで前記速度禁止帯の上限値を出力し、前
    記最適速度が前記速度禁止帯のしきい値下限値から前記
    速度禁止帯の下限値までは前記速度禁止帯の下限値を出
    力するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の巻
    線形誘導機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記速度禁止帯の上下限値を前記周波数
    変換器の出力電流の大きさに基づいて変動させるように
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の巻
    線形誘導機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記速度禁止帯の上下限値を前記周波数
    変換器の出力電流指令の大きさに基づいて変動させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の巻線形誘導機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記速度禁止帯の上下限値を、前記巻線
    形誘導機が出力する有効電力と無効電力の大きさに基づ
    いて変動させるようにしたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の巻線形誘導機の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記巻線形誘導機の回転速度に基づい
    て、前記リミッタ切換器のリミット値を切換えるように
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の巻
    線形誘導機の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記最適速度とその最適速度変化率によ
    り、前記リミッタ切換器のリミット値を切換えるように
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の巻
    線形誘導機の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記最適速度が前記速度禁止帯を速やか
    に通過すると判定したときは、前記速度禁止帯により速
    度制限を行わないようにしたこと特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の巻線形誘導機の制御装置。
JP7201832A 1995-07-17 1995-07-17 巻線形誘導機の制御装置 Pending JPH0937596A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272191A (ja) * 2001-03-12 2002-09-20 Toshiba Corp 可変速制御装置
US9344015B2 (en) 2013-05-24 2016-05-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Variable speed control apparatus and operation method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272191A (ja) * 2001-03-12 2002-09-20 Toshiba Corp 可変速制御装置
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