JPH093812A - 人工芝グランド - Google Patents

人工芝グランド

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JPH093812A
JPH093812A JP14868095A JP14868095A JPH093812A JP H093812 A JPH093812 A JP H093812A JP 14868095 A JP14868095 A JP 14868095A JP 14868095 A JP14868095 A JP 14868095A JP H093812 A JPH093812 A JP H093812A
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JP
Japan
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breathable
resin
resin sheet
artificial turf
artificial
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JP14868095A
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English (en)
Inventor
Yoshitomo Kitamura
義友 北村
Masayuki Suganami
政行 菅浪
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、秋冬季の霜立ちせずグランドの芝が
硬化せず、さらに砂入りグランドの砂も硬化しない、春
夏秋冬式を通じて常時プレーのできる凍上防止性に優れ
た人工芝グランドを提供せんとするものである。 【構成】本発明の人工芝グランドは、基盤上に、非通気
性発泡体樹脂シートと、該発泡体樹脂シートより密度が
大きい非通気性樹脂シートとを積層し、その上に人工芝
を積層したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、秋冬季の霜立ちによる
グランドの硬化現象、砂入りグランドの砂の硬化現象を
解消した凍上防止性に優れた人工芝グランドに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、人工芝グランドは、秋冬季になれ
ば霜立ちによって硬化して使いものにならず、霜が解け
るまで、たとえば昼すぎからでないとプレーができなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
人工芝の課題に鑑み、秋冬季にもグランドが霜立ちせ
ず、芝が硬化せず、さらに砂入りグランドの砂も硬化し
ない、春夏秋冬四季を通じて常時プレーのできる凍上防
止性に優れた人工芝グランドを提供せんとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために次のような構成を採用する。
【0005】すなわち、本発明の人工芝グランドは、基
盤上に、非通気性発泡体樹脂シートと、該発泡体樹脂シ
ートより密度が大きい非通気性樹脂シートとを積層し、
その上に人工芝を積層したことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】本発明は、折角敷設施工した人工芝グランド
も、寒冷地や秋冬季では霜立ちによりグランドが硬化し
てプレーできないとか、実用できない事態をしばしば惹
起しており、そのため予定していたゲームは愚か、大会
運営すらままならないこととなり、かかる霜立ちの問題
を早急に解決すべく鋭意検討したものである。
【0007】本発明者らは、まず、土壌基盤から発生す
る湿気および蒸気を含む水分そのものを該グランド内に
引き入れないこと、さらに該土壌上の人工芝の雰囲気温
度を露点以下に低下させないこと、すなわち、霜形成の
根幹を絶つ点に着目し、該土壌表面に2種の非通気性シ
ートを積層することによって、地熱を保持して有効利用
することができ、かつ、土壌中に含まれる水分をグラン
ド表面に引き出さず封じ込めることができ、霜立ち凍上
を確実に防止することができることを究明したものであ
る。
【0008】本発明の人工芝グランドは、土壌基盤上
に、非通気性樹脂の発泡体シートと非通気性樹脂シート
という2種のシートを展張、被覆した後、人工芝を敷設
したものである。この土壌基盤は、該敷設施工する前
に、たとえばローラがけなどの平滑、平坦化処理が施さ
れて、表面が均されるとともに固められる。なお、本発
明でいう基盤とは、土壌基盤が主であるが、別にコンク
リートやアスファルトコンクリートからなる基盤も、そ
の表面温度が著しく低下しやすい欠点があるので、やは
り霜立てや凍上の問題が惹起するものであり、本発明の
人工芝グランドは、かかる基盤においても、極めて有効
に使用されるものである。
【0009】本発明でいう非通気性樹脂発泡体シートと
非通気性樹脂シートは、合成樹脂、たとえば熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、合成ゴム系樹脂などで構成すること
ができるが、前者の発泡体シートは、合成ゴム系樹脂ま
たはオレフイン系樹脂が専ら使用され、また、後者の樹
脂シート(非発泡体)は、熱可塑性樹脂または合成ゴム
系樹脂から選ばれた少なくとも1種が専ら使用される。
【0010】かかる非通気性樹脂発泡体シートは、地熱
の保持特性、クッション性および強靭性を満足するも
の、とくに独立気泡構造の発泡体で、もちろん非通気性
のものが使用される。すなわち、密度が好ましくは0.
02〜0.2、さらに好ましくは0.06〜0.1の範
囲にある非通気性発泡体樹脂シートである。かかる発泡
体の発泡倍率は、好ましくは2〜40倍、さらに好まし
くは10〜15倍までの発泡倍率のものが好ましく使用
される。なお、連続気泡構造の発泡体でも、該シート全
体(表裏面、さらには両サイド)を合成樹脂皮膜で被覆
して密閉構造にしたものでも、本発明の発泡体シートと
して使用可能である。
【0011】本発明で使用されるもう一方の非通気性樹
脂シートは、該発泡体樹脂シートの密度より大きい密度
を有するもので、特に非通気性と強度に優れたものが好
ましく、具体的には、好ましくは密度が0.9〜1.7
の範囲にある熱可塑性樹脂シートが使用される。かかる
可撓性を有する熱可塑性樹脂としては、好ましくはオレ
フィン系樹脂、ビニル系樹脂およびそれらの共重合体か
ら選ばれた1種が使用される。ここでいうオレフィン系
樹脂としては、オレフィンを基本骨格とする樹脂からな
るものであれば特に制限されるものではなく、たとえ
ば、エチレン、プロピレン、ブチレン、さらにビニル系
モノマー等からなる樹脂、およびこれらの共重合体や混
合体等を使用することができる。かかるオレフイン樹脂
の中でも特に好ましくはエチレン−酢酸ビニル共重合体
が、柔軟性、フィット性、強靭性およびガスバリア性な
どの性能を有するので好ましく使用される。
【0012】本発明の非通気性樹脂の発泡体シートと非
通気性樹脂シートは、その組み合わせで積層すること
が、土壌基盤からの湿気および蒸気を含む水分そのもの
を遮断し、該グランドに引き入れない上で重要である。
すなわち、かかる2種のシートをどのように組み合わせ
て積層してもよく、たとえば該2種のシートを複数枚、
サンドイッチしても、交互に積層してもよい。要は、湿
気および蒸気を含む水分そのものを遮断すればよいので
ある。かかるシートによって、グランドとして要求され
るソフト性、クッション性、反撥弾性などを好都合に調
整することができる。ただ地熱を保持する上からは、基
盤側に非通気性樹脂発泡体シートを配置するのが好まし
いので、第1層目を非通気性樹脂発泡体シートとし、第
2層以降を各種の積層構造のものを使用して、要求特性
に合った人工芝グランドを形成すればよい。
【0013】ところで、本発明でいう該積層とは、湿気
および蒸気を含む水分そのものを遮断たは封じ込める形
であれば、置き敷きであっても、また、接着剤、接着テ
ープおよび融着など、いずれの手段によるものであって
もよい。もちろん、該非通気性発泡体樹脂シートまたは
非通気性樹脂シートも、上述の機能を達成するために、
接着剤、接着テープおよび融着から選ばれた少なくとも
1種の手段により、平面方向に接合されていることが好
ましい。
【0014】本発明の該基盤には、周囲の少なくとも一
部に排水溝を有するものが、やはり上述の機能を達成す
るために好ましい。さらにはかかる排水溝を、少なくと
も一方向に傾斜させて水はけをよくしたものが好ましく
使用される。いる請求項9さらに、本発明の人工芝グラ
ンドの凍上防止性機能をより明確に達成するために、該
基盤を、該グランド面のみならずその法面まで含めて被
覆する形で、該非通気性発泡体樹脂シートおよび該非通
気性樹脂シートの少なくとも一方のシートにより被覆す
る。かくすることにより、該基盤の側面からの湿気およ
び蒸気を含む水分の侵入を阻止することができる。
【0015】本発明でいう人工芝は、通常の基布(織
物)にパイルをタフティングしたものが主体であるが、
ダブルラッセル編みのニッティングによる人工芝や成形
人工芝などが使用される。なお、立毛部の形状として
も、カットパイル状のものが主体であるが、ループ状ま
たはこれらの混合など各種の立毛形状のものを使用する
ことができる。
【0016】かかるパイルは、ナイロン(ポリアミド系
樹脂)またはポリオレフィン系樹脂を素材とするものが
主であるが、これらのパイルの中でもグランド用として
はナイロンヤーン(フィルムスプリットヤーン、モノフ
ィラメント)で、熱履歴の少ない、たとえば沸騰水収縮
率でいえば、好ましくは8%以上、さらに好ましくは9
%以上、特に好ましくは10%以上という高収縮の部類
に入るパイルど構成されているものが、パイル特性がソ
フトであり、また砂入り人工芝にあっては、砂の硬化現
象を制御する機能を発揮し、グランド硬化を防止するの
でよい。このような効果は、該パイルとしてカール程度
以上の捲縮を有するものを使用することでも発揮され、
もちろんこれらが相乗的に効果を発揮し得る構成を採用
するのが好ましい。
【0017】かかる人工芝は、基布裏面にバッキング層
を有するものや、さらにアンダーパッド層またはクッシ
ョン層などを有するものであってもよい。特にアンダー
パッド層やクッション層は、ソフトで弾性に富んだプレ
ーヤーに優しいグランド造りには必須の構成であるが、
これらの層は、上述の非通気性発泡体樹脂シートとの関
係からどの程度のものを取り付けるかを決めるのが好ま
しい。
【0018】本発明の人工芝グランドは、たとえば野球
用、バレーボール用、バドミントン用、ドッヂボール
用、ゲートボール用、サッカー用、さらにテニス用など
各種のスポーツグランドとして使用できる。かかるスポ
ーツグランドにおいて、それぞれのスポーツには特定な
ラインを引いたグランドやコートを必要とするが、かか
るライン入り人工芝を本発明の人工芝ユニット構造体に
取り入れることができる。
【0019】本発明を図面により、さらに説明する。図
1は、本発明の人工芝グランドの一例を示す断面図であ
る。この例は、表面をローラがけした土壌基盤4上に、
非通気性発泡体樹脂シート5を展張し、その上に非通気
性樹脂シート6を展張、積層して、該土壌基盤全体を被
覆し、その上に、基布3にパイル2をタフティングされ
た、バッキング層7を有する人工芝1を積層したもので
ある。
【0020】ここでバッキング層7として塩化ビニル系
樹脂をコーティングして、パイル抜け防止と形態安定性
を付与した。
【0021】
【実施例】以下に本発明を実施例により、さらに説明す
る。
【0022】実施例1 ナイロン66モノフィラメント(450d)で、かつ、
捲縮付与してなるパイルを使用し、基布としてポリエス
テル繊維製平織物(目付350g/m2 :タテ27本/
in、ヨコ25本/in)を使用し、該パイルをタフティン
グして人工芝生機を得た。
【0023】この生機の裏面に塩化ビニル樹脂(溶剤溶
液)をプレコーティングし乾燥した後、さらにその上に
塩化ビニル樹脂溶剤溶液をナイフコーティングし、乾燥
して、600g/m2 、厚さ2mmのバッキング層を形
成し人工芝を製造した。
【0024】一方、土壌基盤の周囲に、深さ70cm、
幅40cmの排水用の溝を掘り巡らし、さらに該基盤の
表面をローラがけして平滑、平坦化してグランドを造成
した。このグランドの上に、厚さ3mmのポリエチレン
発泡体シート(独立気泡、発泡倍率=10倍;密度=
0..095)を展張し、軽目のローラで、再度平滑、
平坦化した。次に、この発泡体シートの上に、厚さ2m
mの軟質塩化ビニルシート(密度=1.525)を展張
した。このシートは、図1のように、該基盤全面はもち
ろん法面部分も被覆する形に、ウレタン系接着剤を介し
て部分的に貼着した。なお、塩化ビニルシートの平面方
向の接合は、市販の粘着テープを使用した。
【0025】最後に、上記人工芝をウレタン系接着剤を
介して部分的に貼着した後、該芝面に砂を散布、充填し
て、砂入り人工芝グランドを製造した。
【0026】実施例2 実施例1において、グランド造成後、まず、厚さ2mm
の軟質塩化ビニルシートを展張することと、砂を充填し
なかったこと以外は同様に積層、被覆して、人工芝グラ
ンドを製造した。すなわち、基盤の全被覆体の構造は、
塩ビシート/発泡シート/塩ビシート/人工芝の4層構
造体である。
【0027】実施例3 実施例1において、土壌基盤を、アスファルトコンクリ
ートに変更することと、砂を充填しなかったこと以外
は、同様にして人工芝グランドを製造した。これら実施
例の人工芝グランドについて、晩秋の霜立ちの惹起しそ
うな頃を見計らって、それぞれ凍上状態の観察をした。
なお、比較例として、実施例1において透水性の人工芝
グランドを敷設施工した。
【0028】その結果、実施例1、2のグランドは凍上
現象は見事に解消されていた。また、実施例3のグラン
ドは、芝の先端部部においてやや凍上現象が観察され
た。比較例のものは芝全体に凍上現象が観察され、危険
を感じた。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、秋冬季にもグランドの
芝が硬化せず、さらに砂入りグランドの砂も硬化しない
ので、春夏秋冬四季を通じて常時プレーのできる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は、本発明の人工芝グランドの一例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1:人工芝 2:パイル 3:基布 4:非通気性発泡体樹脂シート 5:非通気性樹脂シート 6:排水溝 7:基盤

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤上に、非通気性発泡体樹脂シート
    と、該発泡体樹脂シートより密度が大きい非通気性樹脂
    シートとを積層し、その上に人工芝を積層したことを特
    徴とする人工芝グランド。
  2. 【請求項2】 非通気性発泡体樹脂シートの密度が、
    0.02〜0.2の範囲にある請求項1記載の人工芝グ
    ランド。
  3. 【請求項3】 該非通気性樹脂シートが、0.9〜1.
    7の範囲の密度を有するものである請求項1記載の人工
    芝グランド。
  4. 【請求項4】 基盤が、土壌基盤である請求項1記載の
    人工芝グランド。
  5. 【請求項5】 該非通気性発泡体樹脂シートおよび非通
    気性樹脂シートを構成する樹脂が、合成樹脂である請求
    項1記載の人工芝グランド。
  6. 【請求項6】 該合成樹脂が、熱可塑性樹脂または合成
    ゴム系樹脂である請求項3記載の人工芝グランド。
  7. 【請求項7】 該非通気性発泡体樹脂シートが、合成ゴ
    ム系樹脂またはオレフィン系樹脂の発泡体である請求項
    1記載の人工芝グランド。
  8. 【請求項8】 該非通気性樹脂シートが、熱可塑性樹脂
    または合成ゴム系樹脂から選ばれた少なくとも1種であ
    る請求項1記載の人工芝グランド。
  9. 【請求項9】 該熱可塑性樹脂が、塩化ビニル系樹脂、
    ポリオレフィン系樹脂およびこれらの共重合体から選ば
    れた少なくとも1種である請求項5または7記載の人工
    芝グランド。
  10. 【請求項10】 該積層が、置き敷き、接着剤、接着テ
    ープおよび融着から選ばれた少なくとも1種の手段によ
    るものである請求項1記載の人工芝グランド。
  11. 【請求項11】 該非通気性発泡体樹脂シートまたは非
    通気性樹脂シートが、接着剤、接着テープおよび融着か
    ら選ばれた少なくとも1種の手段により、平面方向に接
    合されているものである請求項1記載の人工芝グラン
    ド。
  12. 【請求項12】 該基盤が、周囲の少なくとも一部に排
    水溝を有するものである請求項1記載の人工芝グラン
    ド。
  13. 【請求項13】 該排水溝が、少なくとも一方向に傾斜
    している請求項12記載の人工芝グランド。
  14. 【請求項14】 該基盤が、該非通気性発泡体樹脂シー
    トおよび該非通気性樹脂シートの少なくとも一方のシー
    トにより被覆されている請求項12〜13記載の人工芝
    グランド。
  15. 【請求項15】 該基盤が、平滑処理されたものである
    請求項1記載の人工芝グランド。
  16. 【請求項16】 該平滑処理が、ローラがけである請求
    項15記載の人工芝グランド。
  17. 【請求項17】 該人工芝が、砂入り人工芝である請求
    項1〜16のいずれかに記載の人工芝グランド。
  18. 【請求項18】 該人工芝グランドが、野球用、バレー
    ボール用、バドミントン用、ゲートボール用、サッカー
    用またはテニス用である請求項1〜17のいずれかに記
    載の人工芝グランド。
JP14868095A 1995-06-15 1995-06-15 人工芝グランド Pending JPH093812A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008046912A1 (de) * 2006-10-20 2008-04-24 Trocellen Gmbh Polsterschicht unter kunstrasen und verfahren zum verlegen einer polsterschicht
JP2024002344A (ja) * 2022-06-24 2024-01-11 株式会社イノアックコーポレーション 積層部材

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