JPH0938227A - 張設ロープへの掛止補助具 - Google Patents

張設ロープへの掛止補助具

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JPH0938227A
JPH0938227A JP21290995A JP21290995A JPH0938227A JP H0938227 A JPH0938227 A JP H0938227A JP 21290995 A JP21290995 A JP 21290995A JP 21290995 A JP21290995 A JP 21290995A JP H0938227 A JPH0938227 A JP H0938227A
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hooking
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で外れ難い張設ロープへの掛止補
助具を提供する。 【解決手段】 上部に直線状の縦溝11が設けられ、下
部には掛止部17が設けられた外管12と、外管12の
内側に摺動回転可能に配置され略360度又はこれの整
数倍の螺旋溝22が一方向に形成された中管13と、中
管13の内部に摺動回転可能に配置され、略360度又
はこれの整数倍の螺旋溝23が中管13の螺旋溝22と
は反対方向に形成された内管14とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、張設ロープへ物を
移動可能に掛止する場合に使用する張設ロープへの掛止
補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】橋梁工事、屋根上工事、清掃作業等の高
所工事においては、作業者の落下防止の為に命綱が使用
されている。この命綱は一端を作業者に固定し、他端は
移動して作業を行う場合には掛止金具を使用し、張設ロ
ープに掛止されるが、張設ロープに弛み防止の支持具あ
るいは曲がる場合のガイド用の支持具が取付けられてい
る場合には、前記命綱の端部の掛止金具を付け替える必
要がある。そこで、前記張設ロープの支持金具を特別な
形状として、所定ピッチの噛合車と該噛合車の先端部を
移動するロープ当接金具と、命綱等の掛止部とを有する
掛止補助具が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記掛
止補助具は装置が複雑であるので、使用し難く、ロープ
支持具に所定の寸法の物を使用しないと使用できないと
いう問題点があった。本発明は、このような事情に鑑み
てなされたもので、その構造が簡単で外れ難い張設ロー
プへの掛止補助具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の張設ロープへの掛止補助具は、上部に直線状の縦
溝が設けられ、下部には掛止部が設けられた外管と、該
外管の内側に摺動回転可能に配置され略360度又はこ
れの整数倍の螺旋溝が一方向に形成された中管と、該中
管の内部に摺動回転可能に配置され、略360度又はこ
れの整数倍の螺旋溝が前記中管の螺旋溝とは反対方向に
形成された内管とを有している。請求項2記載の張設ロ
ープへの掛止補助具は、上部に直線状の縦溝が設けら
れ、下部には掛止部が設けられた外管と、該外管の内側
に摺動回転可能に配置され、一端から中央部まで略18
0度の一方向の螺旋溝が、中央部から他端までは前記一
方向の螺旋溝に円滑に連通する略180度の逆方向の螺
旋溝が形成された中管と、該中管の内部に摺動回転可能
に配置され、該中管とは逆方向に一端から他端までに中
央部が円滑に連結する逆方向の螺旋溝及び一方向の螺旋
溝が形成された内管とを有している。請求項3記載の張
設ロープへの掛止補助具は、請求項1又は2記載の張設
ロープへの掛止補助具において、前記外管、前記中管、
及び前記内管は中央から両端部方向に徐々に拡径し、更
に該外管に形成された縦溝、前記中管及び内管にそれぞ
れ形成された螺旋溝の端部の溝幅が徐々に広がってい
る。そして、請求項4記載の張設ロープへの掛止補助具
は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の張設ロープへ
の掛止補助具において、前記外管の下部中央には、前記
中管の螺旋溝、及び前記内管の螺旋溝にそれぞれ部分的
に嵌入するボールと、該ボールを前記内管の中心方向に
押圧するスプリングを有する一時掛止手段が設けられて
いる。
【0005】
【作用】請求項1〜4記載の張設ロープへの掛止補助具
は、外管には直線状の縦溝が設けられ、これに摺動回転
可能に装着された中管及び内管には、それぞれ逆向きの
螺旋溝が形成されているので、この掛止補助具を張設ロ
ープに取付けて移動させると、ロープ支持具は、外管の
縦溝、中管及び内管の螺旋溝を通過するが、この場合、
中管及び内管は逆方向に回転するので、それぞれの螺旋
溝が交叉し、張設ロープを安定して支持できる。そし
て、前記中管及び内管に形成されている螺旋溝は、逆方
向に形成されているので、張設ロープが仮に細い場合で
あっても螺旋溝から飛び出すことがない。そして、最初
にそれぞれの螺旋溝の入口を外管に合わせて上方に向け
ておくと、ロープ支持具が通過した後も、螺旋溝の入口
が上方を向いている。特に、請求項3記載の張設ロープ
への掛止補助具においては、外管、中管、及び内管は中
央から両端部方向に徐々に拡径し、更に外管に形成され
た縦溝、前記中管及び内管にそれぞれ形成された螺旋溝
の端部は溝幅が徐々に広がっているので、ロープ支持具
が嵌入し易く、更に多少の張設ロープに多少のカーブが
あっても円滑に曲がることができる。そして、請求項4
記載の張設ロープへの掛止補助具においては、中管及び
内管を所定角度に保持する一時掛止手段が設けられてい
るので、該張設ロープへの掛止補助具がロープ支持具を
通過しない場合も所定の角度に保持される。
【0006】
【発明の効果】従って、請求項1〜4記載の張設ロープ
への掛止補助具は、外管、中管及び内管の組合せという
比較的簡単な構造からなって、張設ロープにロープ支持
具が取付けられていても、円滑にその部分を交わすこと
ができる。そして、仮にこの張設ロープへの掛止補助具
を付けた作業者が落下した場合であっても、螺旋溝方向
の異なる内管及び中管内を張設ロープが挿通するので、
従来の張設ロープへの掛止補助具より安全で、外れるこ
とがないという利点を有する。特に、請求項3記載の張
設ロープへの掛止補助具においては、ロープ支持具の嵌
入が容易で、しかも張設ロープに多少のカーブがあって
も容易に交わすことができる。また、請求項4記載のロ
ープ支持具においては、常時、ロープ支持具の端部とな
る出入口部が上を向いた状態が保持されるので、張設ロ
ープへの掛止補助具の移動が極めて容易となる。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の第1の実施
の形態に係る張設ロープへの掛止補助具の断面図、図2
は同分解図、図3(A)、(B)は使用状態を示す平面
図、図4は本発明の第2の実施の形態に係る張設ロープ
への掛止補助具の分解図である。
【0008】図1〜図3に示すように、本発明の第1の
実施の形態に係る張設ロープへの掛止補助具10(第2
の実施の形態も同様)は、鉄(特殊鋼を含む)又はステ
ンレス、アルミニウム等のように十分強度を有する金属
材料からなって、上部に縦溝11が形成された外管12
と、外管12内に摺動回転可能に配置された中管13及
び内管14と、外管12の中央下部に取付けられた一時
掛止手段15とを有している。以下、これらについて詳
しく説明する。
【0009】前記外管12は、比較的厚みを有する強度
の大きい管からなって、上部には縦溝11がその端から
端まで形成され、その直径が中間部から徐々に拡径して
いる。図3に示すようにこの縦溝11の幅wは通過する
ロープ支持具16の厚みtより10〜30%程度広くな
っている。そして、ロープ支持具16の入口部及び出口
部では外方向に徐々に拡幅し、ロープ支持具16が円滑
に嵌入するようになっている。また、外管12の両端部
は内側に少し折れ曲がってストッパー12a、12bが
形成され、内部に装着した中管13及び内管14が抜け
ないようになっている。この外管12の下部中央には半
円状の金具を外管12の下部に溶接して形成された掛止
部17が設けられ、使用にあっては、これに命綱の一端
が固定される。
【0010】外管12の下部中心位置には一時掛止手段
15が設けられているが、この一時掛止手段15は、図
1に示すように、外管12に固定される筒形ケーシング
18と、この中に配置されたボール19及びこれを押圧
するコイルスプリング20と、筒形ケーシング18のキ
ャップ21とを有している。前記ボール19の直径は、
後述する内管14の螺旋溝23及び中管13の螺旋溝2
2の幅よりやや大きくなっている。そして、その一部が
内管14の螺旋溝23内に嵌入し、それぞれの螺旋溝2
2、23の中間が下部位置(180度位置)になる角度
で内管14及び中管13を保持している。
【0011】前記中管13は、外管12より肉薄のパイ
プからなって、周囲に右回転方向の螺旋溝22が形成さ
れている。この螺旋溝22の幅は前記縦溝11と同一の
幅を有し、螺旋溝22の入口部及び出口部は拡幅して、
ロープ支持具16の嵌入が容易となっている。また、中
管13はその直径が中間部から徐々に拡径して、外管1
2の内側に沿うようになっていると共に、前記螺旋溝2
2は360度形成されて、入口部からロープ支持具16
が嵌入して出口部から出た場合には、中管13が外管1
2内を360度摺動回転するようになっている。
【0012】中管13内に摺動回転可能に装着されてい
る内管14も、中管13と同一構造となっているが、形
成されている螺旋溝23が左螺旋となって、その入口部
及び出口部はロープ支持具16の嵌入が容易となるよう
に徐々に拡幅している。そして、内管14の両側方向に
徐々に拡径し、中管13内に摺動可能に回転するように
なっている。なお、この張設ロープへの掛止補助具10
の製造にあっては、それぞれ螺旋溝23、22、縦溝1
1を形成した内管14、中管13及び外管12を直管
(直径が同一で真っ直ぐな管をいう)によって作ってお
き、これらを嵌め込んだ後、両側から徐々に均等に拡径
し、更に外管12の端部を折り曲げて形成している。
【0013】従って、この張設ロープへの掛止補助具1
0を使用する場合には、内管14に張設ロープ24を挿
通して、命綱の端部を掛止部17に固定した状態で、張
設ロープへの掛止補助具10を移動させると、張設ロー
プ24に沿って移動するが、この場合、外管12の縦溝
11、中管13の螺旋溝22の端部となる出入口部、内
管14の螺旋溝23の端部となる出入口部は上を向いて
いるので、適当間隔で設けられたロープ支持具16が円
滑に入り込む。これによって、中管13及び内管14は
一時掛止手段15のボール19の掛止から外れて逆方向
に360度回って、ロープ支持具16が通過する。そし
て、ロープ支持具16の通過中は中管13及び内管14
によって張設ロープ24が保持されるので、極めて安全
性が高い。また、図3に示すように張設ロープ24が多
少曲がっている場合であっても、円滑に張設ロープへの
掛止補助具10を移動させることができる。
【0014】続いて、図4を参照しながら、本発明の第
2の実施の形態に係る張設ロープへの掛止補助具30に
ついて説明するが、前記実施の形態と同一の構成要素に
ついては同一の番号を付してその詳しい説明を省略す
る。第2の実施の形態に係る張設ロープへの掛止補助具
30は、縦溝11が形成された外管12と、左右対称に
約180度の螺旋溝31、32が形成された中管33
と、中管33の螺旋溝31、32とは逆方向に螺旋溝3
4、35が形成された内管36とを有している。
【0015】前記中管33の一方向の螺旋溝31は略1
80度となって、中央部でこれに円滑に他方の螺旋溝3
2が連結されている。それぞれの螺旋溝31、32の両
側の入口部は拡幅して、前記したロープ支持具16が円
滑に入ることができるようになっている。また、前記内
管36の他方向の螺旋溝34も略180度となって、内
管36の中間部で一方向の螺旋溝35が円滑に連結して
いる。そして、組立にあっては、外管12の内側に中管
33が回転可能に、中管33の内側に内管36が回転可
能に装着され、しかも外管12の下部中央に設けられた
一時掛止手段15のボール19の一部が内管36の螺旋
溝内まで突出して、軽いロックを掛けるようになってい
る。従って、通常の位置では、外管12の縦溝11の端
部となる出入口部、中管33の螺旋溝31、32の端部
となる出入口部、及び内管36の螺旋溝34、35の端
部となる出入口部が常時上を向いて、円滑にロープ支持
具16が嵌入するようになっている。
【0016】前記実施の形態は、外管、中管及び内管を
両側方向に向けて拡径したが、ストレートとすることも
可能である。この場合には、中管及び内管が外管から抜
けないストッパーを設けておく。次に、前記第1の実施
の形態においては、中管、内管には360度の螺旋溝を
形成したが、その整数倍とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る張設ロープへ
の掛止補助具の断面図である。
【図2】同分解図である。
【図3】(A)、(B)は使用状態を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る張設ロープへ
の掛止補助具の断面図である。
【符号の説明】
10 張設ロープへの掛止補助具 11 縦溝 12 外管 12a ストッ
パー 12b ストッパー 13 中管 14 内管 15 一時掛止
手段 16 ロープ支持具 17 掛止部 18 筒形ケーシング 19 ボール 20 コイルスプリング 21 キャップ 22 螺旋溝 23 螺旋溝 24 張設ロープ 30 張設ロー
プへの掛止補助具 31 螺旋溝 32 螺旋溝 33 中管 34 螺旋溝 35 螺旋溝 36 内管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に直線状の縦溝が設けられ、下部に
    は掛止部が設けられた外管と、 該外管の内側に摺動回転可能に配置され略360度又は
    これの整数倍の螺旋溝が一方向に形成された中管と、 該中管の内部に摺動回転可能に配置され、略360度又
    はこれの整数倍の螺旋溝が前記中管の螺旋溝とは反対方
    向に形成された内管とを有することを特徴とする張設ロ
    ープへの掛止補助具。
  2. 【請求項2】 上部に直線状の縦溝が設けられ、下部に
    は掛止部が設けられた外管と、 該外管の内側に摺動回転可能に配置され、一端から中央
    部まで略180度の一方向の螺旋溝が、中央部から他端
    までは前記一方向の螺旋溝に円滑に連通する略180度
    の逆方向の螺旋溝が形成された中管と、 該中管の内部に摺動回転可能に配置され、該中管とは逆
    方向に一端から他端までに中央部が円滑に連結する逆方
    向の螺旋溝及び一方向の螺旋溝が形成された内管とを有
    することを特徴とする張設ロープへの掛止補助具。
  3. 【請求項3】 前記外管、前記中管、及び前記内管は中
    央から両端部方向に徐々に拡径し、更に該外管に形成さ
    れた縦溝、前記中管及び内管にそれぞれ形成された螺旋
    溝の端部の溝幅が徐々に広がっている請求項1又は2記
    載の張設ロープへの掛止補助具。
  4. 【請求項4】 前記外管の下部中央には、前記中管の螺
    旋溝、及び前記内管の螺旋溝にそれぞれ部分的に嵌入す
    るボールと、該ボールを前記内管の中心方向に押圧する
    スプリングを有する一時掛止手段が設けられている請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の張設ロープへの掛止補
    助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271507A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 East Japan Railway Co 水平移動用金具
WO2017183844A1 (ko) * 2016-04-19 2017-10-26 강명석 구명줄 이송장치

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